JPS63275721A - 巻糸機構の停止方法並びに装置 - Google Patents
巻糸機構の停止方法並びに装置Info
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- JPS63275721A JPS63275721A JP10891887A JP10891887A JPS63275721A JP S63275721 A JPS63275721 A JP S63275721A JP 10891887 A JP10891887 A JP 10891887A JP 10891887 A JP10891887 A JP 10891887A JP S63275721 A JPS63275721 A JP S63275721A
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- 238000004804 winding Methods 0.000 title claims abstract description 39
- 230000007246 mechanism Effects 0.000 title claims description 24
- 238000000034 method Methods 0.000 title claims description 6
- 230000001360 synchronised effect Effects 0.000 claims abstract description 4
- 238000009987 spinning Methods 0.000 claims description 12
- 238000001514 detection method Methods 0.000 claims description 7
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 4
- 230000009471 action Effects 0.000 description 2
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 description 1
- 230000008859 change Effects 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
- 230000006870 function Effects 0.000 description 1
- 230000006872 improvement Effects 0.000 description 1
Classifications
-
- D—TEXTILES; PAPER
- D01—NATURAL OR MAN-MADE THREADS OR FIBRES; SPINNING
- D01H—SPINNING OR TWISTING
- D01H1/00—Spinning or twisting machines in which the product is wound-up continuously
- D01H1/14—Details
- D01H1/20—Driving or stopping arrangements
- D01H1/22—Driving or stopping arrangements for rollers of drafting machines; Roller speed control
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B65—CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
- B65H—HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
- B65H63/00—Warning or safety devices, e.g. automatic fault detectors, stop-motions ; Quality control of the package
- B65H63/02—Warning or safety devices, e.g. automatic fault detectors, stop-motions ; Quality control of the package responsive to reduction in material tension, failure of supply, or breakage, of material
- B65H63/024—Warning or safety devices, e.g. automatic fault detectors, stop-motions ; Quality control of the package responsive to reduction in material tension, failure of supply, or breakage, of material responsive to breakage of materials
- B65H63/036—Warning or safety devices, e.g. automatic fault detectors, stop-motions ; Quality control of the package responsive to reduction in material tension, failure of supply, or breakage, of material responsive to breakage of materials characterised by the combination of the detecting or sensing elements with other devices, e.g. stopping devices for material advancing or winding mechanism
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B65—CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
- B65H—HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
- B65H2701/00—Handled material; Storage means
- B65H2701/30—Handled filamentary material
- B65H2701/31—Textiles threads or artificial strands of filaments
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Quality & Reliability (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Textile Engineering (AREA)
- Filamentary Materials, Packages, And Safety Devices Therefor (AREA)
- Spinning Or Twisting Of Yarns (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、ロータ式オーブンエンド精紡機において紡出
糸を巻き取る巻糸機構等のように、紡糸ユニットから糸
を引き出す送り出しローラと、これをパッケージ上に引
き取る巻取リローラとが、別々の単独モータ及び伝導系
統で駆動される装置に関する。更に詳しくは、瞬間停電
等の突発的な事故による巻糸操作の中断時に、両ローラ
の速度変化を調和させて、糸切れを防止する方法と装置
に関する。
糸を巻き取る巻糸機構等のように、紡糸ユニットから糸
を引き出す送り出しローラと、これをパッケージ上に引
き取る巻取リローラとが、別々の単独モータ及び伝導系
統で駆動される装置に関する。更に詳しくは、瞬間停電
等の突発的な事故による巻糸操作の中断時に、両ローラ
の速度変化を調和させて、糸切れを防止する方法と装置
に関する。
前述のタイプの従来の巻糸機構においては、第3図に示
すように、紡糸ユニット(図示しない)から紡出される
糸Yは送り出しローラ1によって一定速度で取り出され
、引き続いてトラバース機構2で綾振りされながら巻取
リローラ3上に接触して回転するパッケージP上に引き
取られる6両ローラ1,3の周速度は完全に同期して糸
が適度の巻取り張力でパフケージ上に巻かれることが肝
要であり、もし張力が低過ぎると形成されるパッケージ
が崩れやすくなり、又高過ぎると糸質を傷めたり糸切れ
を生じたりして好ましくない。両ローラの完全な同期を
とるためには、両者の駆動系統を一本化して、共通のモ
ータからの動力によって運転することが望ましいが、最
近はパッケージが大型化され、5 kg以上のものも多
くなってきたため、両ローラを単一のモータで駆動する
にはモータの大型化が避けられず、不経済となってきた
。
すように、紡糸ユニット(図示しない)から紡出される
糸Yは送り出しローラ1によって一定速度で取り出され
、引き続いてトラバース機構2で綾振りされながら巻取
リローラ3上に接触して回転するパッケージP上に引き
取られる6両ローラ1,3の周速度は完全に同期して糸
が適度の巻取り張力でパフケージ上に巻かれることが肝
要であり、もし張力が低過ぎると形成されるパッケージ
が崩れやすくなり、又高過ぎると糸質を傷めたり糸切れ
を生じたりして好ましくない。両ローラの完全な同期を
とるためには、両者の駆動系統を一本化して、共通のモ
ータからの動力によって運転することが望ましいが、最
近はパッケージが大型化され、5 kg以上のものも多
くなってきたため、両ローラを単一のモータで駆動する
にはモータの大型化が避けられず、不経済となってきた
。
そこで各ローラ毎に独立した駆動系統を設け、それぞれ
別々のモータ4,5を使用して運転することが行われて
いる。
別々のモータ4,5を使用して運転することが行われて
いる。
このように各ローラ毎に独立した駆動系統によって運転
する場合の問題点は、前述のように両ローラの周速度間
の同期の不一致である。勿論、両モータの回転速度を予
め好適な値に設定しておけば、通常の運転時においては
実際上支障は生じないが、特に瞬間停電等の突発的な事
故の際に、不都合が起こる場合がある。即ち、巻取リロ
ーラの駆動系統には、パッケージPの重量が付加されて
いるため、送り出しローラに比して過大な負荷が加わっ
ており、しかもこの負荷の値は各錘のパッケージの成長
度合に応じて変化する。従って、所定の速度で定常運転
中に、瞬間停電等のため両方のモータ4,5からの駆動
力が遮断された場合、再駆動系統の速度は徐々に低下す
るが、その低下の度合は両者の間で同一ではなく、慣性
の小さい送り出しローラ1の方が巻取りローラ1よりも
大きく、早く完全停止に至る。そのため、両ローラ間で
糸が緊張され、極端な場合には糸切れが生じる。そして
運転が再開される場合に口出しのために多大な手間を要
することになる。
する場合の問題点は、前述のように両ローラの周速度間
の同期の不一致である。勿論、両モータの回転速度を予
め好適な値に設定しておけば、通常の運転時においては
実際上支障は生じないが、特に瞬間停電等の突発的な事
故の際に、不都合が起こる場合がある。即ち、巻取リロ
ーラの駆動系統には、パッケージPの重量が付加されて
いるため、送り出しローラに比して過大な負荷が加わっ
ており、しかもこの負荷の値は各錘のパッケージの成長
度合に応じて変化する。従って、所定の速度で定常運転
中に、瞬間停電等のため両方のモータ4,5からの駆動
力が遮断された場合、再駆動系統の速度は徐々に低下す
るが、その低下の度合は両者の間で同一ではなく、慣性
の小さい送り出しローラ1の方が巻取りローラ1よりも
大きく、早く完全停止に至る。そのため、両ローラ間で
糸が緊張され、極端な場合には糸切れが生じる。そして
運転が再開される場合に口出しのために多大な手間を要
することになる。
本発明はこの問題点を解決することを目的とするもので
、その第1の態様によれば、紡出糸を多数の紡糸ユニッ
トから引き出すための送り出しローラと、引き出された
紡出糸を各紡糸ユニットに対応する多数のパッケージ上
に巻き取るための巻取りローラとを具え、前記送り出し
ローラと巻取りローラとをそれぞれ独立のモータによっ
て駆動するように構成された巻糸機構において、前記両
モータへの給電が遮断された場合、前記送り出しローラ
と巻取りローラのうち、運転時の慣性が大きい方のロー
ラの駆動系統に制動をかけることによって、両ローラの
減速度合を同期させることを特徴とする巻糸機構の停止
方法が提供される。
、その第1の態様によれば、紡出糸を多数の紡糸ユニッ
トから引き出すための送り出しローラと、引き出された
紡出糸を各紡糸ユニットに対応する多数のパッケージ上
に巻き取るための巻取りローラとを具え、前記送り出し
ローラと巻取りローラとをそれぞれ独立のモータによっ
て駆動するように構成された巻糸機構において、前記両
モータへの給電が遮断された場合、前記送り出しローラ
と巻取りローラのうち、運転時の慣性が大きい方のロー
ラの駆動系統に制動をかけることによって、両ローラの
減速度合を同期させることを特徴とする巻糸機構の停止
方法が提供される。
この停止方法において、前記両ローラの回転速度を検出
し、その差を解消するように制動力及び/又は制動時間
を制御することが望ましい。
し、その差を解消するように制動力及び/又は制動時間
を制御することが望ましい。
又、第2M様として、紡出糸を多数の紡糸ユニットから
引き出すための送り出しローラと、引き出された紡出糸
を各紡糸ユニットに対応する多数のパッケージ上に巻き
取るための巻取りローラとを具え、前記送り出しローラ
と巻取りローラとをそれぞれ独立のモータによって駆動
するように構成された巻糸機構において、前記送り出し
ローラと巻取りロエラのうち、運転時の慣性が大きい方
のローラの駆動系統に制動手段を組み込んだことを特徴
とする巻糸機構の停止装置が提案される。
引き出すための送り出しローラと、引き出された紡出糸
を各紡糸ユニットに対応する多数のパッケージ上に巻き
取るための巻取りローラとを具え、前記送り出しローラ
と巻取りローラとをそれぞれ独立のモータによって駆動
するように構成された巻糸機構において、前記送り出し
ローラと巻取りロエラのうち、運転時の慣性が大きい方
のローラの駆動系統に制動手段を組み込んだことを特徴
とする巻糸機構の停止装置が提案される。
前記各モータにはインバータが接続されてその回転速度
を調節可能になされていることが望ましい。
を調節可能になされていることが望ましい。
又、各ローラの回転速度を検出する手段が組み込まれ、
且つ該検出手段からの検出信号を演算して、両ローラの
減速度合を同期させるように前記制動手段の作動時間及
び/又は作動力を制御する手段を具えていることが望ま
しい。
且つ該検出手段からの検出信号を演算して、両ローラの
減速度合を同期させるように前記制動手段の作動時間及
び/又は作動力を制御する手段を具えていることが望ま
しい。
以下、図面に示す好適実施例に基づいて、本発明を更に
詳細に説明する。
詳細に説明する。
第1図(a)、 (b)は本発明の第1実施例にかか
る停止装置を具えた巻糸機構の概略図を示す。
る停止装置を具えた巻糸機構の概略図を示す。
この機構は、第3図に関して述べた従来技術の機構と同
じように、機台の長手方向に沿って並列された多数の図
示しない紡糸ユニットから紡出される糸Yを一定の速度
で引き出すための送り出しローラ1と、引き出された糸
Yを引き続いて引き取って、トラバース機構2によって
綾振りしつつ、各紡糸ユニットに対応するパッケージP
を形成する巻取りローラ3とを具えている0両ローラ1
゜3はそれぞれ専用の独立したモータ4,5によって、
半千期中≠6,7等の駆動系統を経て、予め設定された
所定の回転速度で別々に駆動されている。
じように、機台の長手方向に沿って並列された多数の図
示しない紡糸ユニットから紡出される糸Yを一定の速度
で引き出すための送り出しローラ1と、引き出された糸
Yを引き続いて引き取って、トラバース機構2によって
綾振りしつつ、各紡糸ユニットに対応するパッケージP
を形成する巻取りローラ3とを具えている0両ローラ1
゜3はそれぞれ専用の独立したモータ4,5によって、
半千期中≠6,7等の駆動系統を経て、予め設定された
所定の回転速度で別々に駆動されている。
前述の通り、惰性運転時には巻取リローラ3の慣性が送
り出しローラ1のそれよりも大きいので、これを制御す
るために該巻取りローラ3の軸端にはブレーキドラム8
が固定され、更にこれに対応するブレーキシュー9を具
えたアクチュエータ10が支軸11を中心に枢支されて
いる。ブレーキドラム8とシュー9とからなるこの制動
手段は、シュー9の一端に係合している、モータと同じ
電源からの電力により励磁されるソレノイド12によっ
て、互いに開離するように付勢されている。
り出しローラ1のそれよりも大きいので、これを制御す
るために該巻取りローラ3の軸端にはブレーキドラム8
が固定され、更にこれに対応するブレーキシュー9を具
えたアクチュエータ10が支軸11を中心に枢支されて
いる。ブレーキドラム8とシュー9とからなるこの制動
手段は、シュー9の一端に係合している、モータと同じ
電源からの電力により励磁されるソレノイド12によっ
て、互いに開離するように付勢されている。
従って、巻糸機構の定常運転時には、制動はかがらない
ようになっているが、停電時には前記スレノイド12と
並列的に設けられているスプリング13の作用によって
、ブレーキドラム8とシュー9とが接触して巻取リロー
ラ3に制動がかかるように構成されている。
ようになっているが、停電時には前記スレノイド12と
並列的に設けられているスプリング13の作用によって
、ブレーキドラム8とシュー9とが接触して巻取リロー
ラ3に制動がかかるように構成されている。
この装置の作用について説明すると、定常運転時には、
巻取りローラ3は送り出しローラーの周速度よりも、ト
ラバース機構2の綾振り分だけ僅かに遅い所定速度で回
転して糸の巻取りを行い、糸は好適な一定張力でパッケ
ージ上に巻き上げられる。瞬間停電等の突発的な事故が
発生して、両モータ4.5への電力が遮断されると、両
ローラ1.3は惰性運転に入る。同時に、ソレノイド毛 12への給電も断た釦憾で、ブレーキシュー9はブレー
キドラム8に接触し、スプリング13の付勢力によって
巻取りローラ3には制動力が働く。
巻取りローラ3は送り出しローラーの周速度よりも、ト
ラバース機構2の綾振り分だけ僅かに遅い所定速度で回
転して糸の巻取りを行い、糸は好適な一定張力でパッケ
ージ上に巻き上げられる。瞬間停電等の突発的な事故が
発生して、両モータ4.5への電力が遮断されると、両
ローラ1.3は惰性運転に入る。同時に、ソレノイド毛 12への給電も断た釦憾で、ブレーキシュー9はブレー
キドラム8に接触し、スプリング13の付勢力によって
巻取りローラ3には制動力が働く。
事前に実験によって所定の弾発力を有するスプリング1
3を選定しておけば、制動力も一定となり、両ローラー
、3の減速度合は同期して同じ時間経過後に完全に停止
する。従って、両ローラー、3の間の糸Yにかかる張力
は定常運転時に比較して大きく変化することなく、糸の
切断等の不都合が避けられ、運転再開時にもそのまま円
滑に始動が可能となる。
3を選定しておけば、制動力も一定となり、両ローラー
、3の減速度合は同期して同じ時間経過後に完全に停止
する。従って、両ローラー、3の間の糸Yにかかる張力
は定常運転時に比較して大きく変化することなく、糸の
切断等の不都合が避けられ、運転再開時にもそのまま円
滑に始動が可能となる。
次に本発明の第2実施例について説明する。
第2図(a)、(b)に示す巻糸機構も本質的には前述
の第1図のものと同じである。前者との差異は両ローラ
1,3の駆動系統6.7にその回転速度を検出するセン
サ14.15が設けられ、更に検出信号を比較演算して
制動手段への操作信号を出力する制御器16が設置され
ている点と、ブレーキシュー9が前述の例と逆に、モー
タの定常運転時にはスプリング13の付勢力によってブ
レーキドラム8と開離し、モータへの給電停止時にバッ
テリ等の別の電源からの給電によって励磁されてこれに
係合して制動作用を行うように構成されている点である
。
の第1図のものと同じである。前者との差異は両ローラ
1,3の駆動系統6.7にその回転速度を検出するセン
サ14.15が設けられ、更に検出信号を比較演算して
制動手段への操作信号を出力する制御器16が設置され
ている点と、ブレーキシュー9が前述の例と逆に、モー
タの定常運転時にはスプリング13の付勢力によってブ
レーキドラム8と開離し、モータへの給電停止時にバッ
テリ等の別の電源からの給電によって励磁されてこれに
係合して制動作用を行うように構成されている点である
。
次に、この作用について説明すると、瞬間停電等によっ
てモータへの電力の供給が遮断されると、同時にセンサ
14.15が各ローラ1.3の回転速度の測定を開始し
、その検出信号が制御器16に入力される。ここで両信
号は比較演算され、予め実験によって求められ該制御器
16のメモリに記憶しである資料に基づいて、ソレノイ
ド12への給電時間が決定される。即ち、両ローラの回
転速度の差が大きい場合にはより長い給電時間が選択さ
れ、差が小さい場合はその逆となる。演算結果はブレー
キシュー9のソレノイド12に操作信号として出力され
、これを所定時間だけ作動させる。これによって前記第
1実施例の場合よりも精密な制御が可能となる。この回
転速度の検出及びそれに基づくブレーキシューの制御は
一度だけでなく、ローラが停止するまでの間に繰り返し
て実゛行されてもよい。又、制動時間を制御する代わり
に、又はこれと共に制動力自体を制御してもよい。
てモータへの電力の供給が遮断されると、同時にセンサ
14.15が各ローラ1.3の回転速度の測定を開始し
、その検出信号が制御器16に入力される。ここで両信
号は比較演算され、予め実験によって求められ該制御器
16のメモリに記憶しである資料に基づいて、ソレノイ
ド12への給電時間が決定される。即ち、両ローラの回
転速度の差が大きい場合にはより長い給電時間が選択さ
れ、差が小さい場合はその逆となる。演算結果はブレー
キシュー9のソレノイド12に操作信号として出力され
、これを所定時間だけ作動させる。これによって前記第
1実施例の場合よりも精密な制御が可能となる。この回
転速度の検出及びそれに基づくブレーキシューの制御は
一度だけでなく、ローラが停止するまでの間に繰り返し
て実゛行されてもよい。又、制動時間を制御する代わり
に、又はこれと共に制動力自体を制御してもよい。
両実施例を通じて、各ローラ用のモータにはインバータ
を付属させ、定常運転時の速度の変更を容易に行えるよ
うにすることが望ましい。
を付属させ、定常運転時の速度の変更を容易に行えるよ
うにすることが望ましい。
又、上に述べた各実施例においては、たまたま巻取りロ
ーラの方の惰力が大きかったので、これに制動をかける
例を示したが、巻糸機構の構成によっては、送り出しロ
ーラの方の惰力が大きいこともあり、その場合にはこれ
に制動をかけることは当然である。
ーラの方の惰力が大きかったので、これに制動をかける
例を示したが、巻糸機構の構成によっては、送り出しロ
ーラの方の惰力が大きいこともあり、その場合にはこれ
に制動をかけることは当然である。
以上、詳述したように、本発明によれば、瞬間停電等の
事故によって、本来同期して駆動されるべき送り出しロ
ーラと巻取りローラとの相対回転速度に乱れが生じた場
合、直ちに回転慣性の大きい方のローラに制動をかけて
両ローラの減速度合を同期させるようにしたので、従来
生じていた張力の差による糸切れが防止され、機械効率
の大幅な向上が期待できる。
事故によって、本来同期して駆動されるべき送り出しロ
ーラと巻取りローラとの相対回転速度に乱れが生じた場
合、直ちに回転慣性の大きい方のローラに制動をかけて
両ローラの減速度合を同期させるようにしたので、従来
生じていた張力の差による糸切れが防止され、機械効率
の大幅な向上が期待できる。
第1図(a)、 (b)は本発明の第1実施例にかか
る制動装置を具えた巻糸機構の概略図、第2図(a)、
(b)は同じく第2実施例の概略図、 第3図は従来の巻糸機構の概略図である。 1−送り出しローラ 2− トラバース機構3−・・
巻取リローラ 4,5・−・モータ6.7・−ベル
ト−プーリ機構
る制動装置を具えた巻糸機構の概略図、第2図(a)、
(b)は同じく第2実施例の概略図、 第3図は従来の巻糸機構の概略図である。 1−送り出しローラ 2− トラバース機構3−・・
巻取リローラ 4,5・−・モータ6.7・−ベル
ト−プーリ機構
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、紡出糸を多数の紡糸ユニットから引き出すための送
り出しローラと、引き出された紡出糸を各紡糸ユニット
に対応する多数のパッケージ上に巻き取るための巻取り
ローラとを具え、前記送り出しローラと巻取りローラと
をそれぞれ独立のモータによって駆動するように構成さ
れた巻糸機構において、前記両モータへの給電が遮断さ
れた場合、前記送り出しローラと巻取りローラのうち、
運転時の慣性が大きい方のローラの駆動系統に制動をか
けることによって、両ローラの減速度合を同期させるこ
とを特徴とする巻糸機構の停止方法。 2、前記両ローラの回転速度を検出し、その差を解消す
るように制動力及び/又は制動時間を制御することを特
徴とする特許請求の範囲第1項に記載された方法。 3、紡出糸を多数の紡糸ユニットから引き出すための送
り出しローラと、引き出された紡出糸を各紡糸ユニット
に対応する多数のパッケージ上に巻き取るための巻取り
ローラとを具え、前記送り出しローラと巻取りローラと
をそれぞれ独立のモータによって駆動するように構成さ
れた巻糸機構において、前記送り出しローラと巻取りロ
ーラのうち、運転時の慣性が大きい方のローラの駆動系
統に制動手段を組み込んだことを特徴とする巻糸機構の
停止装置。 4、前記各モータにはインバータが接続されてその回転
速度を調節可能になされていることを特徴とする特許請
求の範囲第3項に記載された装置。 5、前記各ローラの回転速度を検出する手段が組み込ま
れ、且つ該検出手段からの検出信号を演算して、両ロー
ラの減速度合を同期させるように前記制動手段の作動時
間及び/又は作動力を制御する手段を具えていることを
特徴とする特許請求の範囲第3項に記載された装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10891887A JPS63275721A (ja) | 1987-05-06 | 1987-05-06 | 巻糸機構の停止方法並びに装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10891887A JPS63275721A (ja) | 1987-05-06 | 1987-05-06 | 巻糸機構の停止方法並びに装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63275721A true JPS63275721A (ja) | 1988-11-14 |
Family
ID=14496951
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10891887A Pending JPS63275721A (ja) | 1987-05-06 | 1987-05-06 | 巻糸機構の停止方法並びに装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS63275721A (ja) |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4828362A (ja) * | 1971-06-23 | 1973-04-14 | ||
JPS4872435A (ja) * | 1971-12-29 | 1973-09-29 | ||
JPS5747932A (en) * | 1980-09-05 | 1982-03-19 | Toray Eng Co Ltd | Driving of stretching false twisting machine |
-
1987
- 1987-05-06 JP JP10891887A patent/JPS63275721A/ja active Pending
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4828362A (ja) * | 1971-06-23 | 1973-04-14 | ||
JPS4872435A (ja) * | 1971-12-29 | 1973-09-29 | ||
JPS5747932A (en) * | 1980-09-05 | 1982-03-19 | Toray Eng Co Ltd | Driving of stretching false twisting machine |
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