JP2003511277A - オフセット印刷の問題の推定及び防止 - Google Patents
オフセット印刷の問題の推定及び防止Info
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Abstract
Description
印刷するための装置、並びにイメージコンテンツによるアーティファクトを推定
して排除するための方法に関する。
ージを含むものとする。
ージの表現のことである。この表現は、印刷されたページ、校正刷り、またはそ
の他の任意の好適な基板上に表すことができる。
記号(discrete symbol)で表されるカラーイメージの任意の表現のことである
。
決まる、色や色の成分を直接表すカラーイメージの特性である。
タル表現の要素の配置やそれらの要素間の関係を決定する特性であり、色や色の
成分を直接表す特性ではない。空間的特性には、限定するものではないが、ピク
セル毎のコード化などの解像度特性やフォーマット特性が含まれる。
ージが繰り返されることである。
の領域であって、ゴーストの発生を防止するためにシグネチャ/版上に配置され
る。
ジストレーションマーク、色制御バー、インキ収集バー、および水のトラッピン
グ防止バー(water trapping prevention bar)を含む完全なオフセット版パタ
ーンにおける版、シグネチャ、組付けに通常は関連し、同じ意味を有する。
対的な向きが一定に保たれた、同じ印刷型(printing form)/版に属する組付
けされたページのことである。
準備、印刷セットアップ(press set-up)即ち「印刷準備」、印刷制御、および
ポストプレスの5つの工程に分けることができる。
および組版である。近年、この分野ではコンピュータ技術が利用されるようにな
り、劇的な変化が起こっている。グラフィックス、イメージの編集および組版の
ための最新式システムや、スキャン、イメージ処理、およびフィルムや版の調整
などの特殊な機能のための最新式システムが入手可能である。このような装置は
、例えば、イスラエル国のHerzliaに所在するScitex Corporation Ltd.が「Ever
Smart Scanner」、「Dolev」、および「Lotem」という登録商標で製造販売して
いる。版の準備には、組付けまたはシグネチャアセンブリ(signature assembly
)として知られる技術が含まれる。この組付けまたはシグネチャアセンブリは、
コンピュータ−フィルム・システムではフィルム上に、コンピュータ−プレート
・システムにでは版上に、またコンピュータ−プレス・システムでは版上にペー
ジを配置することを指す。現在の最新技術では、シグネチャアセンブリに、イス
ラエル国のHerzliaに所在するScitex Corporation Ltd.が販売する「Brisquelmp
ose」という名称で販売されているシステムなどのコンピュータ化されたシステ
ムが用いられている。組付けをフィルムに対して行なう場合、そのフィルムを用
いて露光し、版を作成する。組付けが版で行なわれる場合、版のための露光ステ
ップが省略される。印刷セットアップまたは「印刷準備」は、版を準備した後に
行なわれ、通常は版の台付けステップ、版に対するインキフローの供給を決定す
るインキキーの設定ステップ、溶液や水の設定ステップなどのステップを含む。
組付けがコンピュータ−プレス・システムにおける版上で行なわれる場合、版の
台付けは必要ない。インキキー設定のデータは、コンピュータ化されたシグネチ
ャアセンブリのステップで生成される版上のイメージの範囲の情報に従って得ら
れる。インキキー設定データは、イスラエル国のHerzliaに所在するScitex Corp
oration Ltd.が販売する商品名「InkPro」というシステムなどのコンピュータ化
されたシステムによって生成される。プリプレスシステムから得られる印刷セッ
トアップ情報は通常、インターネットのサイト(http://www.cip3.org/document
s/technical info/index.html)に記載されているCIP3と呼ばれる標準Print
Production Format通信プロトコルを用いて、印刷機に送信される。しかしなが
ら、このようなコンピュータ化されたシステムによって生成されたインキキー設
定データは、ウェットインキのトラッピングを考慮していないため、各色につい
ての正しいインキキー設定がなされていない。
に用いるためのコンピュータ化された統合システムが開示されている。このコン
ピュータ化統合システムは、印刷される少なくとも1ページの色特性の少なくと
も1つのディジタル表現と、該ディジタル表現をストアするためのディジタル記
憶装置とを有する。組付け装置は、この記憶装置に接続されており、ディジタル
表現を受け取って目的の版レイアウトに従ってディジタル表現を配置し、それに
よって版イメージを決定する。印刷セットアップ装置が、版イメージから色特性
を抽出し、その抽出した色特性に従ってインキフロー・セットアップデータを印
刷機に供給する。
号に開示されている。この特許には、全ての印刷工程の完全なコンピュータ化を
達成するための印刷機が開示されており、その工程には、版作製、インキの調節
、および実際の印刷工程の開始、印刷、維持、停止、清掃などが含まれる。Pens
avecchiaらはまた、印刷される元の絵のディジタル表現を操作者が入力できるワ
ークステーションについても言及している。ワークステーションに、CRTディ
スプレイ、およびイメージデータをストアするための内部記憶装置を含め、印刷
を開始する前に印刷される刷りを下見することができる。また、キーボードを含
め、操作者が、例えば印刷部数や印刷に用いる色の数などの特定の印刷作業に関
する命令をキー入力できるようにすることも可能である。ワークステーションの
目的はまた、印刷機の運転モードの制御を全て可能にすることである。印刷機の
運転モードには、版のイメージング、印刷開始手順、インキフローの調節、湿し
、印刷、休止、停止、および清掃の一連の流れが含まれる。
、印刷機の操作者は、目的の印刷の質を保つために印刷工程に介入しなければな
らない場合がよくある。印刷されるイメージの特性を考慮することによって、印
刷の質が目的の印刷の質より低下することを著しく減らすことができる。典型的
な印刷の欠陥の例には、ゴースト、不適切なインキの転移、ウェットインキのト
ラッピング、溶液または水のバラスなどがある。印刷の欠陥は通常、印刷工程中
においてのみ発見可能であるため、極端な場合には、印刷を完全に停止してシグ
ネチャの再組付け及び新しい版の作製をしなければならず、相当な時間とコスト
がかかる。
キング能力とが組み合わさった問題を解決するために様々な対策が講じられてき
た。機械的なゴーストは、ジョブレイアウト(job lauout)によって生じる低濃
度または高濃度の望ましくないパターンのことである。機械的なゴーストは、単
色印刷およびカラー印刷の双方におけるベタ即ちインキ量の多い部分に見られる
。
ぶこともある。図1Aに示されているように、ネガティブのゴーストの場合、や
や明るい色調のスポット20(ゴースト)が平坦なベタ22に現れる。これは、
ゴーストの前方250〜300mm(10〜12インチ)の版26上の別のベタ
24によって生じる。実際の距離は印刷機の構造によって異なる。図1Bに例示
されているように、ポジティブのゴーストは、大きなベタ28がその境界内に大
きな白抜き部(非印刷領域)30を有する場合に生じる。インキローラーが白抜
き部を通り過ぎたため残ったインキが蓄積され、それによって暗いゴーストパタ
ーン32が生じる。
度は小さいが、活版印刷の印刷機にもこの問題がある。機械的なゴーストを低減
するために、これまでに様々な処置がとられてきた。
74号、Greinerに付与された米国特許第4,397,235号、Lemasterに付
与された米国特許第4,777,877号、Germannらに付与された米国特許第
4,584,940号、およびKempに付与された米国特許第5,062,362
号には、オフセット印刷インキング部の様々な改良が開示されている。これらの
改良によって、インキローラー列の駆動方式が影響を受けている。一般に、ロー
ラー列はインキフィルムを平滑にするために必要な多数のローラーからなる。ま
た、これらの改良によって、振動ローラーまたは幾つかのインキローラーの振幅
および周波数も影響を受けている。
機が複雑になると共にコストが嵩み、さらに複雑な較正が必要である。これらの
方法は、印刷機の物理的構造において具現されて各印刷に適用されているが、ゴ
ースト発生の可能性を考慮していない。
ために印刷工程に用いられている。版の感度を十分に低くして保持される水を最
少にすると、ゴーストの発生が抑えられる。しかしながら、イメージが存在しな
い版の領域に水がトラッピングされ上手く排水されない場合、印刷物上でのイン
キが乳化し、ブラインドスポット(blind spot)が生じ、印刷されたイメージの
質が全体的に低下する。図2は、4つの組付けされたページ192を含む版組付
けパターンの例であって、版には、イメージの存在しない大きな領域やテキスト
のみで満たされた大きな領域がある。インキをあまり必要としないこれらの領域
から過剰なインキを取り除きインキの酸化を防止するために、ベタインキ除去バ
ー36が、プリンタによって版上のこの領域の近傍に配置される。しかしながら
、ベタインキ除去バー36は、水の出口を塞ぐため版上に水がトラッピングされ
る傾向にある。
を決定することより複雑である。供給過程で水の一部が蒸発し、さらに実際の印
刷の前にも水の一部が蒸発する。
設定装置を有するが、印刷機の水或いは溶液の量を事前設定するコンピュータ化
されたプログラムは利用していない。
る水のバランスとは本質的に異なっている。一般に、これらのインキ付着量の多
い領域は、低密度のプロセスカラー印刷よりも出しローラーにおける水の層が厚
い。
)に従って作業を進める。これらの経験則にはシグネチャのレイアウトが含まれ
る。シグネチャのレイアウトには、ベタおよびハーフトーンの配置、およびゴー
ストを発生しないようにするタイプがある。可能であれば、ベタ領域をくわえ代
34付近に配置して版のインキ必要量を等分にする。
せる。この方法は、オフセット版を印刷機に装着して初めの刷りをした後に、オ
フセット版を実際に回転させることを含む。場合によっては、余分なインキを除
去するべく、インキ除去バーを印刷型上に配置してもよい。これらの方法はすべ
て印刷中に問題が見出された後に行なわれるものであり、時間がかかり、かつ高
い精度および操作者の高い技術が必要である。
れている。この版190は、8枚の組付けられたページ192と、制御ストリッ
プ194と、随意選択のゴースト防止バー196からなる。このような版によっ
て生じるゴーストパターンは、幾枚か刷られた後に操作者によって発見されるの
が普通である。このような問題を解決する1つの方法は、印刷機の版の向きを僅
かな角度α手動で変えることである。この角度αは、通常は約1度〜約1.5度
である。CMYK分解(「スクリーンカルテット(screen quartet)」とも呼ば
れる)のスクリーン角度は、紙の辺に対してそれぞれ15度、75度、0度、お
よび45度にして、推奨される最小モアレパターンとなるように選択されるのが
普通である。イエロー分解によって生成されたスクリーン構造198および0度
の角度が強調されて図3Aに示されている。紙の辺に対する「スクリーンカルテ
ット」の向きが一定に維持されない場合、階段型視覚効果(staircase visual e
ffect)がイメージの端に現れることがある。
の例が示されている。印刷機上で版の角度が手動で角度α変えられる場合、紙の
辺に対するスクリーン角度が一定に維持される。次に、紙が、(包装用の場合を
除いて)イメージが形成された紙の辺に通常は平行に、折り/切断のマークの向
きに合わせて切断される。このような手動による角度の変更によって、紙の辺に
対する「スクリーンカルテット」の相対的な向きが維持され、イメージの端に階
段型効果が現れるのが防止できる。
イメージの例であって、組付けパターンに機械的なゴーストが発生し易い。この
場合、印刷機上の版190の向きは変わらないが、各ページ192が角度α傾い
ている。通常、角度αは約1度〜約1.5度である。しかしながら、CMYK分
解のスクリーン角度は、イメージ生成装置の軸に対して向きが維持される。イエ
ロー分解によって生成されるスクリーン構造198および角度αが強調されて図
3Cに示されている。紙の辺に対するスクリーンカルテットの相対的な向きが維
持されない場合、イメージの端に現れる階段型視覚効果は避けられない。別のペ
ージ192の回転によって、プリンタースプレッドの整合がずれ(破線で示され
ている)、それぞれのページの底辺/上辺の位置間に差200が生じる。制御ス
トリップ194が回転せず、その寸法が調整されない場合、印刷イメージ領域の
全体は覆われず、制御ストリップ194の両端にギャップ202が生じる。
版190の例が示されている。普通は約1mもの長さであるストリップを回転さ
せると、たとえ僅か1度であっても、ストリップの端部における変位は比較的大
きな距離204であって17mmを超える。このように大きく変位すると、ゴー
スト防止バーを配置する十分な空間の確保が困難となり、ゴースト防止機構が複
雑になってしまう。
Proなどの最新式の組付けシステムには幾つかの問題点がある。これらのシステ
ムは、ゴーストの発生、並びに最小ドットサイズやスクリーン構造などの質に関
係するその他のパラメータ、紙の質、コーティング、表面の粗さに対する適合性
、特定の印刷機のインキファウンテンの解決法(fountain solution)を考慮し
ていない。従って、印刷されたイメージの質が低下しうる。 本発明の要約 本発明は、プリプレスおよび印刷システムに関し、印刷に関連する問題点の推
定およびそれらをディジタル的に解決する手段および方法を包含する。
備えたコンピュータ化されたプリプレスおよび印刷システムを提供する。組付け
手段は、ディジタル記憶手段から少なくとも1ページの少なくとも1つのディジ
タル表現を受け取り、目的の版レイアウトイメージに従って少なくとも2つのデ
ィジタル表現を配置し、それによってディジタル版イメージを生成する。ゴース
ト発生推定手段は組付け手段に接続されており、ディジタル版イメージデータの
1つおよび比較的解像度の低い該ディジタル版イメージデータに基づいて、プリ
ントされたイメージにおいてゴーストが発生する位置を推定する。
続されたゴースト発生防止手段を提供する。ゴースト発生防止手段は、ゴースト
発生の推定を利用してゴースト発生防止バーの位置および色の値を計算する。
防止バーを自動的に挿入するための手段を提供する。
接続された水トラッピング推定手段を提供する。水トラッピング手段は、ディジ
タル版イメージデータに基づいて版において水トラッピングが起こる位置を推定
する。
ッピングの推定を利用して水トラッピング防止バーの位置および大きさを計算す
る水トラッピング補償手段を提供する。
トラッピングのゾーンインキキー設定(zonal ink key setting)を補正するウ
エットインキトラップ補正手段を提供する。
る。
するための手段を含む自動水設定を計算するための手段を提供する。
るための手段を含む自動水設定を計算するための手段を提供する。
段に転送するための手段を提供する。
法を提供する。この方法は、少なくとも1つのディジタル表現および印刷版上の
その座標を用いて、印刷版の第1のディジタルイメージを生成するステップを含
む。この方法はまた、印刷版の第1のディジタルイメージの1つおよび比較的解
像度の低いその第1のディジタルイメージを用いて、印刷版上においてゴースト
が発生する位置を推定するステップを含む。この方法はさらに、印刷版の第1の
ディジタルイメージ及びゴースト発生の推定を利用して、ゴースト発生防止バー
を含む第2のディジタルイメージを印刷版上に生成するステップを含む。
ディジタルイメージの中にゴースト発生防止バーを挿入するステップを含む。
ている。
ルイメージの少なくとも1ページを回転させ、少なくとも1ページのスクリーン
パターンを前記回転角と同じ角度回転するステップを含む。
ルイメージの少なくとも1つのプリンタスプレッドを回転させ、少なくとも1つ
のプリンタスプレッドのスクリーンパターンを前記回転角と同じ角度回転するス
テップを含む。
さらに、ディジタルイメージの色制御バーをセグメントに分割するステップを含
む。
さらに、印刷版のディジタルイメージを用いて、印刷版上において水トラッピン
グが起こる位置を推定するステップと、印刷版のディジタルイメージおよび水ト
ラッピングの推定を用いて、ディジタル水除去バーを含む印刷版の新しいディジ
タルイメージを生成するステップとを含む。
ろう。同一或いは類似の参照符号および文字は、同一或いは対応する要素または
ステップを示すものとする。
が示されている。このシステムは、米国特許出願第07/650,249号(現
在は、Bronsteinらに付与された米国特許第5,875,288号)に開示され
たシステムに詳細および構成要素を追加して後述する。このシステムは、単一ペ
ージディジタル表現42を複数ページ供給する装置40を含む。装置40は通常
、IllustratorまたはPageMakerおよびPhotoShop(Adobe System社(California,
USA)より入手できる)、またはQuarkXpress(Quark社(Denver, Colorado, US
A)より入手可能)などのソフトウエアアプリケーションを備えたApple G-3ワー
クステーションやパワーPCワークステーションなどの少なくとも1つの従来技
術のコンピュータ化されたページレイアウトシステム及びアセンブリシステムを
含む。これらは、Scitex社(Herzlia, Israel)が販売しているBrisqueなどのイ
ンタプリタと共に用いても良い。1或いは複数のこのようなコンピュータ化され
たページレイアウトシステムは、本発明のシステムと接続したり、或いは好適な
データ通信技術や手段によって実現して、残りのシステムとは離れて設置したり
することもできる。別法では、単一ページディジタル表現を、サーバーのディス
クなどの大容量記憶装置によって供給してもよい。
特性を有しうる単一ページディジタル表現42を複数ページ受け取る。色/空間
統合装置44は、単一ページディジタル表現42の空間特性と色特性とを統合し
、好ましくはピクセル-インターリーブ・データ(pixel-interleaved data)を
含む単一ページのそれぞれに対するデータを出力する。米国特許出願第07/6
50,249号(現在は、米国特許第5,875,288号)に開示されている
ように、単一ページデータは一旦、中間記憶装置(図示せず)にストアされてか
ら、ディジタルシグネチャアセンブリ発生器46に送られる。用語「ピクセル-
インターリーブ・データ」は、Breslerに付与された米国特許第5,296,9
35号で定義されている。
別法では、米国特許第5,296,935号に記載されている色/空間変換装置
を含んでも良い。色/空間統合装置44によって供給された統合されたページデ
ータは、Scitex社が市販するBrisquelmpositionなどのディジタルシグネチャア
センブリ発生器46に送られる。 シグネチャアセンブリ発生器48は、組付けられるファイルのリストを生成す
る。好ましくは、各カラーイメージファイルおよび各シグネチャマーキングファ
イルに対する、シグネチャ上のそれらの所望の位置についての情報が含まれる。
この所望の配置につていの情報は、折り、断裁、および製本などのポストプレス
装置の特性を考慮するのが好ましい。従って、シグネチャアセンブリ発生器48
は、ポストプレス装置についての情報をストアするのが好ましい。組付けられる
ファイルのリストは、ディジタルシグネチャアセンブリ発生器46に送られる。
折りマーク、断裁マーク、および制御ストリップを含む統合されたページデータ
において完全に自動化されたページ組付け機能を実行して、シグネチャの仮ディ
ジタル表現を供給する。詳細を後述するように、この仮ディジタル表現が、完全
なシグネチャの完全なディジタル表現となるのが好ましい。
印刷に用いられるコンピュータ化された統合システムの例が示されている。この
システムは、図4のシステムに類似しており、同一の構成要素の説明はすでに説
明したため、追加したおよび/または変更した要素についてのみ以下説明する。
64に送られる。機械的ゴースト推定および補償ユニット64は、組付けパター
ンを解析し、シグネチャにゴーストが発生し易いか否かを決定する。検査したシ
グネチャに機械的ゴーストが発生し易い場合、補償パターンが自動的にシグネチ
ャに導入される。機械的なゴースト発生防止パターンには、インキ除去/収集バ
ー、スクリーンパターンの変更、完全なシグネチャの回転、或いは極端な場合に
は改変シグネチャの生成が含まれる。
ピングの推定および補償ユニット66にも送られる。版上に水がトラッピングさ
れ易い典型的な組付けシグネチャが図2示されている。版上に水がトラッピング
され易い組付けシグネチャであると分かった場合は、版上の水のトラッピングの
推定および補償ユニット66が、水除去バーを自動的に挿入させるための命令を
出し、最終的なシグネチャデータがディジタルシグネチャアセンブリ発生器46
によって生成される。
ラッピングが補償された最終的なシグネチャデータ、およびスクリーン制御パラ
メータをスクリーン発生器ユニット50に送る。スクリーン発生器ユニット50
からのデータは、版54および印刷されたシートの準備のために、互いに接続さ
れたディジタル出力装置50およびオン−プレスディジタルイメージング装置5
3のそれぞれに受け取られる。別法では、ディジタルシグネチャアセンブリ発生
器46は、ゴーストおよび版上の水のトラッピングが補償された最終的なシグネ
チャデータを、例えばScitex社が販売するImproofなどの校正ユニット59に送
る。ディジタルシグネチャアセンブリ発生器46はまた、ゴーストおよび版上の
水のトラッピングが補償された最終的なシグネチャデータを、ウェットインキト
ラッピングに対するゾーンインキキー設定を補正するウェットインキトラッピン
グ解析ユニット60に送る。
に送られる統合されたページデータは、特殊なスポットカラー(spot (solid) c
olor)やメタルカラー(metal color)などの非プロセスカラーの存在を示すも
のを含むのが好ましい。ディジタルシグネチャアセンブリ発生器46は、シグネ
チャ上における特殊なスポットカラーやメタルカラーの位置を示すものを有する
、ゴーストおよび版上の水のトラッピングが補償された最終的なシグネチャデー
タを供給する。メタルカラー/スポットカラー水解析ユニット62が、これらの
特定のシグネチャに対する好適な水/溶液設定についての印刷セットアップデー
タ情報を加える。
ージにおける体裁が忠実に再生される操作者が選択する重要なゾーン(本明細書
では「目的の領域」と呼ぶことにする)を装置40から受け取る。カラーイメー
ジの体裁を保存する好適な方法及び装置が米国特許第5,296,935号に記
載されている。別法では、目的の領域がスポットカラーまたはメタルカラーであ
っても良い。
ついての情報を識別し、これらの座標を印刷制御装置49に送る。また、ディジ
タルシグネチャアセンブリ発生器46を介してメタルカラー/スポットカラー水
解析ユニット62にも送る。メタルカラー/スポットカラー水解析ユニット62
が、これらの特定のシグネチャに対する好適な水/溶液設定についての印刷セッ
トアップデータ情報を加える。目的の領域についての上記した情報が、ディジタ
ルシグネチャアセンブリ発生器46に供給されるファイルリストに含まれるのが
好ましい。
ングおよびスポットカラー/メタルカラー制御に対して補正された印刷セットア
ップデータを印刷セットアップ装置56に送る。この印刷セットアップ装置56
は、印刷シート70を生成する印刷機58をセットアップ、即ち使用できるよう
にする。ディジタルシグネチャアセンブリ発生器46からのこの印刷セットアッ
プ情報は、通常はCIP3と呼ばれる標準的なPPF(Print Production Forma
t)プロトコルを用いて印刷機に送信される。
置の検査を含むことが望ましい。その位置は、装置40によって決定され、シグ
ネチャアセンブリ発生器48によってシグネチャ座標から識別される。この検査
は、少なくとも指定位置において、少なくともそのカラー内容を含むイメージの
視覚的外観を示すものを得ることが目的であって、米国特許出願第07/650
,249号(現在は、米国特許第5,875,288号)に開示されている。
ースを含むのが好ましい。このデータベースは、印刷色ICCプロファイルを含
む印刷、インキ、および用紙のパラメータの好適な組み合わせをストアする。好
適な組み合わせは、カラーイメージを忠実に再現する既知の組み合わせが好まし
い。データベースの情報は、色/空間統合装置44および/または印刷セットア
ップ装置56の動作を調整するために用いるのが好ましい。
折り装置、断裁装置、及び綴じ装置(図示せず)などのポストプレスに搬送され
、限定するものではないが書籍、新聞、雑誌などの複数の印刷シートからなる最
終的な印刷物に仕上げられる。 図6を参照すると、機械的なゴーストが生じやすい物体を含む印刷型(printi
ng form)/版のパターンの例が示されている。版80はイメージ82を含み、
その一部が物体84である。物体84によって、印刷工程中にゴーストパターン
が生じる。
する方法の例が示されている。
の動作の詳細が示されている。このシステムは、本発明に従って構成され動作す
るアルゴリズムと共に用いると有用な処理手順を提供する。このアルゴリズムは
、機械的なゴーストが生じやすい物体の検出を支援すると共に、印刷に用いるコ
ンピュータ化された統合システムの実施に有用である。機械的なゴーストは1つ
の分解した版における現象であるため、ゴーストが生じやすい物体とその近傍と
の高コントラストによって明らかとなる。つまり、具体的には、物体の最も左の
座標と最も右の座標によって画定される印刷胴に沿った領域が、近傍の領域と較
べ異なった量のインキを消費するということである。
から左に、版シリンダーに印刷されるイメージをスキャンして行なう。上記した
ように、機械的なゴーストは分解した1つの版における現象であるために、ゴー
ストを検出するためには分解した各版を個別に検査しなければならない。この分
解検査は、任意のイメージ解像度で行ってよい。イメージ処理時間を短縮できる
ように、表示の解像度と同様に低い版イメージの解像度で分解検査を行なうのが
好ましい。
よって生成された版のイメージ/データが、矢印86の方向に検査/スキャンさ
れる。検出された物体/領域と近接領域とのコントラスト(例えば、暗い部分か
ら明るい部分へ、或いは明るい部分から暗い部分への移行)をステップ102で
分析し、コントラストの値を求める。物体に対して隣接した移行領域は、図6に
参照符号90および92で示されている。ステップ102で分析した領域に際立
ったコントラストの移行が含まれない場合は、ステップ116で次の物体のスキ
ャンを行なう。コントラストの移行が、通常は印刷機の構造によって異なる所定
値Aを超えた場合、ステップ106でプログラムが機械的なゴーストが発生し易
いとして版のイメージにマークをつけ、その領域の左右の境界の座標を検出する
。ステップ106で物体84の左右の境界の座標が検出されて、物体84によっ
て占有されているストリップ88の幅が分かると、ステップ108でプログラム
がストリップ88のインキ消費量を計算する。ステップ110で、隣接するスト
リップ90およびストリップ92のインキ消費量を計算する。両隣接ストリップ
のインキ消費量のデータと標的の物体のインキ消費量のデータとを比較し、ステ
ップ112で検査された消費量の差が、通常は印刷機の構造によって異なる所定
値Bを超える場合、印刷型/版が機械的なゴーストを発生し易いと決定される。
ステップ114でプログラムが、プリプレス/印刷の操作者に対する警告である
ゴースト発生の警告を出し、図7Bに示されているステップ120に進み、そこ
でゴースト防止用インキ収集バーの値およびそれらの位置が自動的に決定される
。隣接領域と標的の物体との間のインキ消費量の差が所定値Bを超えない場合は
、プログラムは版上の全ての物体が検出されるまで、ステップ116で次の物体
の検出を続ける。ステップ120−ステップ128は、機械的なゴーストが発生
し易い物体を含む印刷型/版上に、機械的なゴーストの発生を防止するパターン
を導入する手順である。図8Aを参照すると、機械的なゴースト発生防止パター
ン/バーが自動的に導入された図6の印刷型/版の例が示されている。ステップ
120では、図8Aに示されているように、プログラムがシグネチャ/版を版シ
リンダーの周囲に沿って均等のストリップ140となるように均等に分割する。
ストリップの幅は任意の幅に選択することができ、特定の印刷機のインキキーゾ
ーンの幅に等しくする必要はない。ストリップは、ゴースト発生防止バー142
の領域を含む。ステップ122でプログラムが各ストリップに対するインキ付着
量を計算し、次にステップ124で最もインキ付着量の多いストリップが検出さ
れる。ステップ126で、ゴースト発生防止バー142の容量および位置が計算
される。ゴースト発生防止バー142の容量は、可能な最良のインキ付着量に計
算される。この最良のインキ付着量とは、すなわち、任意のストリップにおける
ゴースト発生防止バーのインキ容量が、そのストリップのインキ付着量と全ての
ストリップの中で最大のインキ付着量との差をなくすインキ容量である。プログ
ラムは、全てのストリップにゴースト発生防止バーが導入されるまでステップ1
28を続ける。補正された組付けデータを、印刷設定に必要なインキ付着量のデ
ータが生成される図5のディジタル版アセンブリ発生器46に戻す。補正された
組付けデータはまた、水トラッピング推定および補償ユニット66に送られる。
び自動補正パターン挿入アルゴリズムの動作の模式的な例である。
46を含む別の印刷型/版の例が示されている。
が発生し易い組付けパターンを有するオフセット版190のイメージを電子的に
傾斜させた例である。この実施例では、システムが版/イメージを傾斜させる必
要があると決定した場合、この傾斜させる方法には、スクリーンカルテット(C
MYK)全てを同じ方向に同じ角度α回転させることが含まれる。イエロー分解
することによって生成されたスクリーン構造206及び0度の角度が図9に強調
されて示されている。イメージに対してスクリーンを0度または90度に維持す
るスクリーンカルテットの回動で好ましくない階段型視覚効果の発生を防止でき
る。
と底辺との整列が保たれている。制御ストリップは、セグメント208とセグメ
ント210に分割され、それぞれのセグメントは何れか一方の特定のページ或い
はプリンタスプレッドに対応する。これらのセグメントは所望の角度及び配置に
することができる。セグメント化およびそれに続くセグメントの回転によって、
各ページに対する各制御ストリップのそれぞれの向きおよび位置が保たれると共
に、ゴースト発生防止バー212を挿入するのに十分な空間が確保される。制御
ストリップおよびゴースト発生防止バーの位置は、図9に示されている例と一致
しなくてもよい。プログラムは、上記したゴースト発生防止基準を満たせば、版
上の任意の自由空間にゴースト発生防止バーを配置することができる。ゴースト
発生防止バーを自由に配置できるため、用紙を有効に使用できるという効果も生
じる。 すでに説明したように、図2はイメージの存在しない広範な領域を含み、版上
に水がトラッピングされ易い版組付けパターンの例を示している。
ユニット66の動作の詳細であって、版上に水がトラッピングされ易い版組付け
パターン上へのインキ除去バーの自動的な挿入を助けるアルゴリズムと共に用い
るのに有用な手順を示す。ステップ220で、図5のディジタルシグネチャアセ
ンブリ発生器46または機械的ゴースト推定および補正ユニット64から組付け
パターンを受け取り、ステップ222でイメージのない領域が存在するか分析す
る。イメージのない領域が検出されない場合は、プログラムは図5のスクリーン
発生器ユニット50に進む。この領域は、イメージが存在しない領域でなくても
よい。版は、領域のかなりの部分がテキストのみで満たされてもよい。テキスト
領域のインキ付着量は、通常は5%或いは6%を超えない。版上のイメージの存
在しない領域(即ちテキスト領域のみ)が検出され、その領域の大きさが、ステ
ップ224に示されているように、例えば所定寸法M×Nmm2を超えた場合は
、プログラムはステップ226に進み、ページ/版の境界を分析する。イメージ
の存在しない領域の寸法M×Nmm2が、圧力特性、用紙の表面、および使用す
るインキによって異なるが、通常は経験的に決定することができ、好適な位置に
配置されたデータベースにストアされることに注意されたい。このデータベース
は、例えばシグネチャアセンブリ発生器48のメモリ、またはより大きなサーバ
ー系のデータベースなどの好適な場所に設けることができる。イメージの存在し
ない領域の大きさがM×Nmm2より小さい場合は、プログラムは図5のスクリ
ーン発生器ユニット50に進む。その他の場合は、プログラムはステップ228
でイメージの存在しない領域、即ち版54の所定の位置に水除去バーを挿入し、
スクリーン発生器50(図5)によって実行されるステップを続ける。しかしな
がら、ベタインキ除去バーによって、この領域が版上の水がトラッピングされ易
い領域になり得る。版上の水のトラッピングを回避するべく、印刷型の移動の向
きに対して45度或いは任意の角度傾斜したベタバーのセグメントとしてベタイ
ンキ除去バーが自動的に形成される。前縁インキ除去バーを構成するパターンは
、図11に示されているように、後縁インキ除去バーのパターンに対して90度
の角度をなすのが好ましい。このように自動的に形成された両インキ除去バーの
相互の向き、並びにそれらの形態によって版上の水のトラッピングが防止される
。 図11に例が示されているように、版上に水がトラッピングされ易い版組付け
パターンに、上記したアルゴリズムに従って自動的に水除去バー230が設けら
れている。
パーセンテージに基づいており、ウェットインキのトラッピングについて考慮す
る必要がなかった。実際には、特にドットパーセンテージの値が高い場合には、
いわゆるスクリーンロゼット内のスクリーンセル間の著しいオーバーラップが見
られる。従って、実際のインキ設定の値が異なる場合があり、印刷する色の順番
によって影響を受け得る。すなわち、カラー印刷の順番がKCMYまたはYCM
Kでは、インキの値が異なる場合がある。図5のウェットインキトラッピング分
析ユニット60は、ディジタルシグネチャアセンブリ発生器46から第1の印刷
カラーを受け取り、第1の印刷インキキーの設定を計算する。第1の印刷カラー
インキキー設定の命令が、図5の印刷セットアップ装置56に対して発行される
。プログラムは、Erik Nikkanenによる記事「Why the offset is lithographic
process must be changed to meet print-on-demand requirements with respec
t to color control」(発行元:Fountech Inc., Canada)に記載された方法に
従って実行され、第2のカラーに対するスクリーンのオーバーラップの値を計算
し、その値に従ってインキキー設定が生成される。また、前記記事に言及するこ
とを持って本明細書の一部とする。プログラムは、残りのカラーについても同様
の方法で実行する。
2(図5)によって実行される詳細なステップを示す。これは、メタルカラーお
よび/またはスポットカラーが版に存在する場合に、ディジタルシグネチャアセ
ンブリの実現および水若しくは溶液の設定データの計算に有用な改良アルゴリズ
ムである。図5のディジタルシグネチャアセンブリ発生器46またはウェットイ
ンキトラッピング分析ユニット60から組付けパターンおよびカラーコンテンツ
のデータを受け取り、ステップ240で同一のイメージに4色を超えるカラーイ
ンキが存在するか否かを分析する。ステップ242でプログラムが、イメージに
4色(通常はプロセスカラーインキ)を超えるカラーインキを検出した場合は、
ステップ244に進み、そこでスポットカラーまたはメタルカラーについてのイ
ンキの種類を決定する。イメージにメタルカラーまたはスポットカラーが存在し
ない場合、プログラムはステップ236で通常のインキ設定値を発行し、図5の
印刷セットアップ装置56に対するデータを生成する。メタルカラーまたはスポ
ットカラーが検出された場合、ステップ248で、プログラムは色がメタルカラ
ーかスポットカラーかを決定するべくイメージをさらに分析する。検出された追
加の色がメタルカラーでない場合、ステップ252でプログラムはスポットカラ
ーインキ設定値を発行し、図5の印刷セットアップ装置56に対するデータを生
成する。検出された色がメタルカラーの場合は、ステップ254でプログラムは
メタルカラーインキ設定値を発行し、図5の印刷セットアップ装置56に対する
データを生成する。
およびシグネチャマーキングや制御ストリップの表現を含み得るシグネチャ内に
含まれる任意の単位を含むものとする。また、用語「版」は、印刷機などの印刷
装置の任意の製造ユニットを指し、印刷型を含むがそれのみに限定されるもので
はない。
及しないで、むしろ、当業者が市販のハードウエアやソフトウエアを容易に利用
できるように説明をしてきた。これは、過度の実験をせず従来の技術を用いて本
発明を実施するためには、実施例の数を減らす必要があったためでもある。
ロセッサ、組込み型プロセッサ、マイクロコンピュータ、およびマイクロコント
ローラなどの演算手段上で実行可能なソフトウエアやソフトウエア手段(データ
)によって実施可能であることを当業者であれば理解できるであろう。演算手段
は、目的の結果を得るためにやりとり可能な装置から入力されたデータを処理す
る。処理には、好ましくは本発明の詳細な方法を実行するためのアルゴリズムの
形態での動作の実行が含まれる。
く、請求の範囲によってのみ規定されることを理解できるであろう。
版組付けパターンの例を示す図である。
パターンを有するオフセット版の先行技術のイメージの例を示す図である。
を有するオフセット版の先行技術のイメージの別の例を示す図である。
を有するオフセット版の先行技術のイメージの別の例を示す図である。
ブロック図である。
ズムの好適な実施例のフローチャートであって、本発明の好適な実施例に従って
構成され動作する。
ある。
い物体の検出を支援するアルゴリズムに有用な方法である。
い物体を備えた印刷型/版における機械的ゴースト発生防止パターンを自動的に
挿入するための方法である。
的ゴースト発生防止パターン/バーが自動的に挿入されている。
的に挿入された、ゴーストが発生し易い印刷型/版の別の例を示す図である。
発生し易い組付けパターンを有するオフセット版のイメージの例を示す図である
。
ートであって、版上に水がトラッピングされ易い版組付けパターン上への水除去
バーの自動的な挿入を助けるアルゴリズムに有用な方法を実現する。
パターンの例を示す図である。
される詳細なステップを示し、版上にメタルカラーおよび/またはスポットカラ
ーが存在する場合に、ディジタルシグネチャアセンブリの実施および水または溶
液の設定データの計算に有用な改良したアルゴリズムを実現する。
Claims (19)
- 【請求項1】 コンピュータ化されたプリプレスおよび印刷システムであ
って、 ディジタル記憶手段から少なくとも1ページの少なくとも1つのディジタル表
現を受け取り、所望の版レイアウトに従って前記少なくとも1つのディジタル表
現を配置し、それによってディジタル版イメージを生成するための組付け手段と
、 前記組付け手段に接続され、少なくとも1つの前記ディジタル版イメージから
のデータおよび比較的解像度の低い該データに基づいて、ゴーストが発生する位
置を推定するべく動作するゴースト推定手段とを含むことを特徴とするシステム
。 - 【請求項2】 前記ゴースト推定手段および前記組付け手段に接続された
、前記ゴースト推定を用いてゴースト発生防止バーのための位置および色の値を
計算するゴースト防止手段を更に含むことを特徴とする請求項1に記載のシステ
ム。 - 【請求項3】 前記ディジタル版イメージに前記ゴースト発生防止バーを
自動的に挿入するための手段を更に含むことを特徴とする請求項2に記載のシス
テム。 - 【請求項4】 前記ゴースト推定手段および前記組付け手段に接続された
、前記データに基づいて水トラッピングが起こる版上の位置を推定する水トラッ
ピング推定手段を更に含むことを特徴とする請求項1に記載のシステム。 - 【請求項5】 前記水トラッピング推定手段に接続された、前記水トラッ
ピング推定を用いて水トラッピング防止バーの位置および大きさを計算する水ト
ラッピング補償手段を更に含むことを特徴とする請求項に記載4のシステム。 - 【請求項6】 前記組付け手段に接続された、ウェットインキトラッピン
グの補正したゾーンインキキー設定を生成するウェットインキトラッピング補正
手段を更に含むことを特徴とする請求項1に記載のシステム。 - 【請求項7】 前記補正したゾーンインキキー設定を印刷機の印刷セット
アップ手段に転送するための手段を更に含むことを特徴とする請求項6に記載の
システム。 - 【請求項8】 自動水設定を計算するための手段を更に含むことを特徴と
する請求項1に記載のシステム。 - 【請求項9】 前記自動水設定を計算するための手段が、スポットカラー
の自動水設定を計算するための手段を含むことを特徴とする請求項8に記載のシ
ステム。 - 【請求項10】 前記自動水設定を計算するための手段が、メタルカラー
の自動水設定を計算するための手段を含むことを特徴とする請求項8に記載のシ
ステム。 - 【請求項11】 前記自動水設定を印刷機の印刷セットアップ手段に転送
するための手段を更に含むことを特徴とする請求項8に記載のシステム。 - 【請求項12】 印刷版のディジタルイメージを生成するための方法であ
って、 少なくとも1ページのディジタル表現および前記印刷版上の前記ディジタル表
現の所定の座標を用いて、前記印刷版の第1のディジタルイメージを生成するス
テップと、 前記印刷版の前記第1のディジタルイメージを用いて、前記プリントされたイ
メージにおいてゴーストが発生する位置を推定するステップと、 前記印刷版の前記第1のディジタルイメージおよび前記推定を用いて、前記印
刷版の第2のディジタルイメージを生成するステップであって、ゴーストの発生
を防止するステップを含む、該ステップとを含むことを特徴とする方法。 - 【請求項13】 前記ゴースト発生防止ステップが、前記第1のディジタ
ルイメージの中にゴースト発生防止バーを挿入するステップを含むことを特徴と
する請求項12に記載の方法。 - 【請求項14】 前記ゴースト発生防止バーがセグメントに分割されてい
ることを特徴とする請求項13に記載の方法。 - 【請求項15】 前記ゴースト発生防止ステップが、ことを特徴とする請
求項12に記載の方法。 - 【請求項16】 前記ゴースト発生防止ステップが、前記第1のディジタ
ルイメージの少なくとも1つのプリンタスプレッドを回転させるステップと、前
記少なくとも1つのプリンタスプレッドのスクリーンパターンを前記回転角と同
じ角度回転するステップとを含むことを特徴とする請求項12に記載の方法。 - 【請求項17】 前記ディジタルイメージの色制御バーをセグメントに分
割するステップを更に含むことを特徴とする請求項12に記載の方法。 - 【請求項18】 前記印刷版のディジタルイメージを用いて、前記印刷版
上の水トラッピングが起こる位置を推定するステッップと、 前記印刷版の前記ディジタルイメージと前記水トラッピングの推定とを用いて
、ディジタル水除去バーを含む前記印刷版の新規のディジタルイメージを生成す
るステップとを含むことを特徴とする請求項12に記載の方法。 - 【請求項19】 前記第1のディジタルイメージを用いて、前記プリント
されたイメージにおいてゴーストが発生する位置を推定するステップが、前記第
1のディジタルイメージの比較的解像度が低いイメージを用いることを含むこと
を特徴とする請求項12に記載の方法。
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