JP4608166B2 - コンピュータ化されたプリプレスおよび印刷システム - Google Patents

コンピュータ化されたプリプレスおよび印刷システム Download PDF

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  • Manufacture Or Reproduction Of Printing Formes (AREA)
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  • Feedback Control In General (AREA)
  • Printing Methods (AREA)
  • Character Spaces And Line Spaces In Printers (AREA)

Description

【0001】
発明の属する技術分野
本発明は、印刷およびグラフィックアートに関し、特にページの組付けおよび印刷するための装置、並びにイメージコンテンツによるアーティファクトを推定して排除するための方法に関する。
【0002】
用語の解説
本明細書に用いる用語は以下に定義する意味を持つものとする。
【0003】
「カラーイメージ」は、白黒のイメージなどのモノトーンのぼかしを含むイメージを含むものとする。
【0004】
「カラーイメージのアナログ表現」は、元のカラーイメージに似たカラーイメージの表現のことである。この表現は、印刷されたページ、校正刷り、またはその他の任意の好適な基板上に表すことができる。
【0005】
「カラーイメージのディジタル表現」は、コンピュータファイルなどの個別の記号(discrete symbol)で表されるカラーイメージの任意の表現のことである。
【0006】
「カラーイメージの色特性」は、カラーイメージの表現の個々の要素によって決まる、色や色の成分を直接表すカラーイメージの特性である。
【0007】
「カラーイメージの空間的特性」は、ピクセルなどのカラーイメージのディジタル表現の要素の配置やそれらの要素間の関係を決定する特性であり、色や色の成分を直接表す特性ではない。空間的特性には、限定するものではないが、ピクセル毎のコード化などの解像度特性やフォーマット特性が含まれる。
【0008】
「ゴースト」は、インキローラーが1回転した後に、その前に印刷されたイメージが繰り返されることである。
【0009】
「ゴースト防止バー」或いはインキ収集バーは、通常は色で満たされた長方形の領域であって、ゴーストの発生を防止するためにシグネチャ/版上に配置される。
【0010】
「版、シグネチャ(signature)、組付け」は、分解したページイメージ、レジストレーションマーク、色制御バー、インキ収集バー、および水のトラッピング防止バー(water trapping prevention bar)を含む完全なオフセット版パターンにおける版、シグネチャ、組付けに通常は関連し、同じ意味を有する。
【0011】
「プリンタスプレッド(printer spread)」は、印刷物のためにページ間の相対的な向きが一定に保たれた、同じ印刷型(printing form)/版に属する組付けされたページのことである。
【0012】
発明の背景
書籍や雑誌の製本には様々な工程がある。これらの工程は、プリプレス、版の準備、印刷セットアップ(press set-up)即ち「印刷準備」、印刷制御、およびポストプレスの5つの工程に分けることができる。
【0013】
プリプレスの主な工程は、グラフィックス、イメージ、およびテキストの編集および組版である。近年、この分野ではコンピュータ技術が利用されるようになり、劇的な変化が起こっている。グラフィックス、イメージの編集および組版のための最新式システムや、スキャン、イメージ処理、およびフィルムや版の調整などの特殊な機能のための最新式システムが入手可能である。このような装置は、例えば、イスラエル国のHerzliaに所在するScitex Corporation Ltd.が「EverSmart Scanner」、「Dolev」、および「Lotem」という登録商標で製造販売している。版の準備には、組付けまたはシグネチャアセンブリ(signature assembly)として知られる技術が含まれる。この組付けまたはシグネチャアセンブリは、コンピュータ−フィルム・システムではフィルム上に、コンピュータ−プレート・システムにでは版上に、またコンピュータ−プレス・システムでは版上にページを配置することを指す。現在の最新技術では、シグネチャアセンブリに、イスラエル国のHerzliaに所在するScitex Corporation Ltd.が販売する「Brisquelmpose」という名称で販売されているシステムなどのコンピュータ化されたシステムが用いられている。組付けをフィルムに対して行なう場合、そのフィルムを用いて露光し、版を作成する。組付けが版で行なわれる場合、版のための露光ステップが省略される。印刷セットアップまたは「印刷準備」は、版を準備した後に行なわれ、通常は版の台付けステップ、版に対するインキフローの供給を決定するインキキーの設定ステップ、溶液や水の設定ステップなどのステップを含む。組付けがコンピュータ−プレス・システムにおける版上で行なわれる場合、版の台付けは必要ない。インキキー設定のデータは、コンピュータ化されたシグネチャアセンブリのステップで生成される版上のイメージの範囲の情報に従って得られる。インキキー設定データは、イスラエル国のHerzliaに所在するScitex Corporation Ltd.が販売する商品名「InkPro」というシステムなどのコンピュータ化されたシステムによって生成される。プリプレスシステムから得られる印刷セットアップ情報は通常、インターネットのサイト(http://www.cip3.org/documents/technical info/index.html)に記載されているCIP3と呼ばれる標準Print Production Format通信プロトコルを用いて、印刷機に送信される。しかしながら、このようなコンピュータ化されたシステムによって生成されたインキキー設定データは、ウェットインキのトラッピングを考慮していないため、各色についての正しいインキキー設定がなされていない。
【0014】
Bronsteinらに付与された米国特許第5,875,288号には、カラー印刷に用いるためのコンピュータ化された統合システムが開示されている。このコンピュータ化統合システムは、印刷される少なくとも1ページの色特性の少なくとも1つのディジタル表現と、該ディジタル表現をストアするためのディジタル記憶装置とを有する。組付け装置は、この記憶装置に接続されており、ディジタル表現を受け取って目的の版レイアウトに従ってディジタル表現を配置し、それによって版イメージを決定する。印刷セットアップ装置が、版イメージから色特性を抽出し、その抽出した色特性に従ってインキフロー・セットアップデータを印刷機に供給する。
【0015】
最新式の印刷機がPensavecchiaらに付与された米国特許第4,936,211号に開示されている。この特許には、全ての印刷工程の完全なコンピュータ化を達成するための印刷機が開示されており、その工程には、版作製、インキの調節、および実際の印刷工程の開始、印刷、維持、停止、清掃などが含まれる。Pensavecchiaらはまた、印刷される元の絵のディジタル表現を操作者が入力できるワークステーションについても言及している。ワークステーションに、CRTディスプレイ、およびイメージデータをストアするための内部記憶装置を含め、印刷を開始する前に印刷される刷りを下見することができる。また、キーボードを含め、操作者が、例えば印刷部数や印刷に用いる色の数などの特定の印刷作業に関する命令をキー入力できるようにすることも可能である。ワークステーションの目的はまた、印刷機の運転モードの制御を全て可能にすることである。印刷機の運転モードには、版のイメージング、印刷開始手順、インキフローの調節、湿し、印刷、休止、停止、および清掃の一連の流れが含まれる。
【0016】
高度にコンピュータ化されたプリプレスシステムや印刷機があるにも拘わらず、印刷機の操作者は、目的の印刷の質を保つために印刷工程に介入しなければならない場合がよくある。印刷されるイメージの特性を考慮することによって、印刷の質が目的の印刷の質より低下することを著しく減らすことができる。典型的な印刷の欠陥の例には、ゴースト、不適切なインキの転移、ウェットインキのトラッピング、溶液または水のバラスなどがある。印刷の欠陥は通常、印刷工程中においてのみ発見可能であるため、極端な場合には、印刷を完全に停止してシグネチャの再組付け及び新しい版の作製をしなければならず、相当な時間とコストがかかる。
【0017】
これらのイメージに起因する問題、特に機械的なゴースト発生と印刷機のインキング能力とが組み合わさった問題を解決するために様々な対策が講じられてきた。機械的なゴーストは、ジョブレイアウト(job lauout)によって生じる低濃度または高濃度の望ましくないパターンのことである。機械的なゴーストは、単色印刷およびカラー印刷の双方におけるベタ即ちインキ量の多い部分に見られる。
【0018】
機械的なゴーストには2種類あり、「ポジティブ」および「ネガティブ」と呼ぶこともある。図1Aに示されているように、ネガティブのゴーストの場合、やや明るい色調のスポット20(ゴースト)が平坦なベタ22に現れる。これは、ゴーストの前方250〜300mm(10〜12インチ)の版26上の別のベタ24によって生じる。実際の距離は印刷機の構造によって異なる。図1Bに例示されているように、ポジティブのゴーストは、大きなベタ28がその境界内に大きな白抜き部(非印刷領域)30を有する場合に生じる。インキローラーが白抜き部を通り過ぎたため残ったインキが蓄積され、それによって暗いゴーストパターン32が生じる。
【0019】
ゴーストの発生は、オフセット印刷工程のみを妨害するものではない。その程度は小さいが、活版印刷の印刷機にもこの問題がある。機械的なゴーストを低減するために、これまでに様々な処置がとられてきた。
【0020】
Faddisらに付与された米国特許第4,223,603号、同第4,621,574号、Greinerに付与された米国特許第4,397,235号、Lemasterに付与された米国特許第4,777,877号、Germannらに付与された米国特許第4,584,940号、およびKempに付与された米国特許第5,062,362号には、オフセット印刷インキング部の様々な改良が開示されている。これらの改良によって、インキローラー列の駆動方式が影響を受けている。一般に、ローラー列はインキフィルムを平滑にするために必要な多数のローラーからなる。また、これらの改良によって、振動ローラーまたは幾つかのインキローラーの振幅および周波数も影響を受けている。
【0021】
上記特許に開示されている様々な方法は全て機械的な解決方法であって、印刷機が複雑になると共にコストが嵩み、さらに複雑な較正が必要である。これらの方法は、印刷機の物理的構造において具現されて各印刷に適用されているが、ゴースト発生の可能性を考慮していない。
【0022】
水も印刷工程である役割を果たしている。水は、画線部と非画線部とを分けるために印刷工程に用いられている。版の感度を十分に低くして保持される水を最少にすると、ゴーストの発生が抑えられる。しかしながら、イメージが存在しない版の領域に水がトラッピングされ上手く排水されない場合、印刷物上でのインキが乳化し、ブラインドスポット(blind spot)が生じ、印刷されたイメージの質が全体的に低下する。図2は、4つの組付けされたページ192を含む版組付けパターンの例であって、版には、イメージの存在しない大きな領域やテキストのみで満たされた大きな領域がある。インキをあまり必要としないこれらの領域から過剰なインキを取り除きインキの酸化を防止するために、ベタインキ除去バー36が、プリンタによって版上のこの領域の近傍に配置される。しかしながら、ベタインキ除去バー36は、水の出口を塞ぐため版上に水がトラッピングされる傾向にある。
【0023】
所定のイメージを印刷するために必要な水の量を決定することは、インキの量を決定することより複雑である。供給過程で水の一部が蒸発し、さらに実際の印刷の前にも水の一部が蒸発する。
【0024】
精巧なオフセットカラー印刷機は、インキの設定に用いたものに類似の水事前設定装置を有するが、印刷機の水或いは溶液の量を事前設定するコンピュータ化されたプログラムは利用していない。
【0025】
メタルカラーやベタの水のバランスは、プロセスカラーの印刷に通常選択される水のバランスとは本質的に異なっている。一般に、これらのインキ付着量の多い領域は、低密度のプロセスカラー印刷よりも出しローラーにおける水の層が厚い。
【0026】
印刷機の操作者は、上記の問題に対処するべく経験則(規則や原理の基本知識)に従って作業を進める。これらの経験則にはシグネチャのレイアウトが含まれる。シグネチャのレイアウトには、ベタおよびハーフトーンの配置、およびゴーストを発生しないようにするタイプがある。可能であれば、ベタ領域をくわえ代34付近に配置して版のインキ必要量を等分にする。
【0027】
ゴーストが発生する可能性が高い場合、版を僅かな角度或いは180度回転させる。この方法は、オフセット版を印刷機に装着して初めの刷りをした後に、オフセット版を実際に回転させることを含む。場合によっては、余分なインキを除去するべく、インキ除去バーを印刷型上に配置してもよい。これらの方法はすべて印刷中に問題が見出された後に行なわれるものであり、時間がかかり、かつ高い精度および操作者の高い技術が必要である。
【0028】
図3Aには、機械的ゴーストが生じやすい版組付けパターン190の例が示されている。この版190は、8枚の組付けられたページ192と、制御ストリップ194と、随意選択のゴースト防止バー196からなる。このような版によって生じるゴーストパターンは、幾枚か刷られた後に操作者によって発見されるのが普通である。このような問題を解決する1つの方法は、印刷機の版の向きを僅かな角度α手動で変えることである。この角度αは、通常は約1度〜約1.5度である。CMYK分解(「スクリーンカルテット(screen quartet)」とも呼ばれる)のスクリーン角度は、紙の辺に対してそれぞれ15度、75度、0度、および45度にして、推奨される最小モアレパターンとなるように選択されるのが普通である。イエロー分解によって生成されたスクリーン構造198および0度の角度が強調されて図3Aに示されている。紙の辺に対する「スクリーンカルテット」の向きが一定に維持されない場合、階段型視覚効果(staircase visual effect)がイメージの端に現れることがある。
【0029】
図3Bには、印刷機上で手動で角度が変えられた図3Aのオフセット版190の例が示されている。印刷機上で版の角度が手動で角度α変えられる場合、紙の辺に対するスクリーン角度が一定に維持される。次に、紙が、(包装用の場合を除いて)イメージが形成された紙の辺に通常は平行に、折り/切断のマークの向きに合わせて切断される。このような手動による角度の変更によって、紙の辺に対する「スクリーンカルテット」の相対的な向きが維持され、イメージの端に階段型効果が現れるのが防止できる。
【0030】
図3Cは、先行技術によって電子的に角度が変えられたオフセット版190のイメージの例であって、組付けパターンに機械的なゴーストが発生し易い。この場合、印刷機上の版190の向きは変わらないが、各ページ192が角度α傾いている。通常、角度αは約1度〜約1.5度である。しかしながら、CMYK分解のスクリーン角度は、イメージ生成装置の軸に対して向きが維持される。イエロー分解によって生成されるスクリーン構造198および角度αが強調されて図3Cに示されている。紙の辺に対するスクリーンカルテットの相対的な向きが維持されない場合、イメージの端に現れる階段型視覚効果は避けられない。別のページ192の回転によって、プリンタースプレッドの整合がずれ(破線で示されている)、それぞれのページの底辺/上辺の位置間に差200が生じる。制御ストリップ194が回転せず、その寸法が調整されない場合、印刷イメージ領域の全体は覆われず、制御ストリップ194の両端にギャップ202が生じる。
【0031】
図3Dには、先行技術に従って制御ストリップを電子的に回転させた図3Cの版190の例が示されている。普通は約1mもの長さであるストリップを回転させると、たとえ僅か1度であっても、ストリップの端部における変位は比較的大きな距離204であって17mmを超える。このように大きく変位すると、ゴースト防止バーを配置する十分な空間の確保が困難となり、ゴースト防止機構が複雑になってしまう。
【0032】
ScenicSoft社(Everett, WA, U.S.A.)の販売するBrisquelmposeまたはPreps Proなどの最新式の組付けシステムには幾つかの問題点がある。これらのシステムは、ゴーストの発生、並びに最小ドットサイズやスクリーン構造などの質に関係するその他のパラメータ、紙の質、コーティング、表面の粗さに対する適合性、特定の印刷機のインキファウンテンの解決法(fountain solution)を考慮していない。従って、印刷されたイメージの質が低下しうる。
本発明の要約
本発明は、プリプレスおよび印刷システムに関し、印刷に関連する問題点の推定およびそれらをディジタル的に解決する手段および方法を包含する。
【0033】
本発明の第1の実施態様に従って、組付け手段およびゴースト発生推定手段を備えたコンピュータ化されたプリプレスおよび印刷システムを提供する。組付け手段は、ディジタル記憶手段から少なくとも1ページの少なくとも1つのディジタル表現を受け取り、目的の版レイアウトイメージに従って少なくとも2つのディジタル表現を配置し、それによってディジタル版イメージを生成する。ゴースト発生推定手段は組付け手段に接続されており、ディジタル版イメージデータの1つおよび比較的解像度の低い該ディジタル版イメージデータに基づいて、プリントされたイメージにおいてゴーストが発生する位置を推定する。前記ゴースト発生推定手段および前記組付け手段に接続され、前記ゴースト発生推定手段を用いてゴースト発生防止バーのための位置および色の値を計算してゴーストを防止するゴースト防止手段と、を含み、前記ゴースト防止手段は、印刷物のためにページ間の相対的な向きが一定に保たれ、同じ印刷型又は版に属する組付けされた前記ディジタル版イメージのページであるプリンタスプレッドの少なくとも1つのプリンタスプレッドを回転させる手段と、前記少なくとも1つのプリンタスプレッドのスクリーンパターンを前記回転角と同じ角度回転する手段と、を含む。
【0034】
本発明の別の実施態様に従って、ゴースト発生推定手段および組付け手段に接続されたゴースト発生防止手段を提供する。ゴースト発生防止手段は、ゴースト発生の推定を利用してゴースト発生防止バーの位置および色の値を計算する。
【0035】
本発明の更なる実施態様に従って、ディジタル版イメージの中にゴースト発生防止バーを自動的に挿入するための手段を提供する。
【0036】
本発明の更なる実施態様に従って、ゴースト発生推定手段および組付け手段に接続された水トラッピング推定手段を提供する。水トラッピング手段は、ディジタル版イメージデータに基づいて版において水トラッピングが起こる位置を推定する。
【0037】
本発明の更なる実施態様に従って、水トラッピング手段に接続された、水トラッピングの推定を利用して水トラッピング防止バーの位置および大きさを計算する水トラッピング補償手段を提供する。
【0038】
本発明の更なる実施態様に従って、組付け手段に接続された、ウエットインキトラッピングのゾーンインキキー設定(zonal ink key setting)を補正するウエットインキトラップ補正手段を提供する。
【0039】
本発明の更なる実施態様に従って、自動水設定を計算するための手段を提供する。
【0040】
本発明の更なる実施態様に従って、スポットカラーに対する自動水設定を計算するための手段を含む自動水設定を計算するための手段を提供する。
【0041】
本発明の更なる実施態様に従って、メタルカラーに対する自動水設定を計算するための手段を含む自動水設定を計算するための手段を提供する。
【0042】
本発明の更なる実施態様に従って、自動水設定を印刷機の印刷セットアップ手段に転送するための手段を提供する。
【0043】
別の実施態様では、本発明は印刷版のディジタルイメージを生成するための方法を提供する。この方法は、少なくとも1つのディジタル表現および印刷版上のその座標を用いて、印刷版の第1のディジタルイメージを生成するステップを含む。この方法はまた、印刷版の第1のディジタルイメージの1つおよび比較的解像度の低いその第1のディジタルイメージを用いて、印刷版上においてゴーストが発生する位置を推定するステップを含む。この方法はさらに、印刷版の第1のディジタルイメージ及びゴースト発生の推定を利用して、ゴースト発生防止バーを含む第2のディジタルイメージを印刷版上に生成するステップを含む。
【0044】
本発明の更なる実施態様では、ゴーストの発生を防止するステップが、第1のディジタルイメージの中にゴースト発生防止バーを挿入するステップを含む。
【0045】
本発明の更なる実施態様では、ゴースト発生防止バーがセグメントに分割されている。
【0046】
本発明の更なる実施態様では、ゴースト発生防止ステップが、第1のディジタルイメージの少なくとも1ページを回転させ、少なくとも1ページのスクリーンパターンを前記回転角と同じ角度回転するステップを含む。
【0047】
本発明の更なる実施態様では、ゴースト発生防止ステップが、第1のディジタルイメージの少なくとも1つのプリンタスプレッドを回転させ、少なくとも1つのプリンタスプレッドのスクリーンパターンを前記回転角と同じ角度回転するステップを含む。
【0048】
本発明の更なる実施態様では、印刷版のディジタルイメージを生成する方法がさらに、ディジタルイメージの色制御バーをセグメントに分割するステップを含む。
【0049】
本発明の更なる実施態様では、印刷版のディジタルイメージを生成する方法がさらに、印刷版のディジタルイメージを用いて、印刷版上において水トラッピングが起こる位置を推定するステップと、印刷版のディジタルイメージおよび水トラッピングの推定を用いて、ディジタル水除去バーを含む印刷版の新しいディジタルイメージを生成するステップとを含む。
【0050】
本発明の詳細な説明
添付の図面を用いた以下の詳細な説明によって、本発明をより理解できるであろう。同一或いは類似の参照符号および文字は、同一或いは対応する要素またはステップを示すものとする。
【0051】
図4を参照すると、印刷に用いられるコンピュータ化された統合システムの例が示されている。このシステムは、米国特許出願第07/650,249号(現在は、Bronsteinらに付与された米国特許第5,875,288号)に開示されたシステムに詳細および構成要素を追加して後述する。このシステムは、単一ページディジタル表現42を複数ページ供給する装置40を含む。装置40は通常、IllustratorまたはPageMakerおよびPhotoShop(Adobe System社(California, USA)より入手できる)、またはQuarkXpress(Quark社(Denver, Colorado, USA)より入手可能)などのソフトウエアアプリケーションを備えたApple G-3ワークステーションやパワーPCワークステーションなどの少なくとも1つの従来技術のコンピュータ化されたページレイアウトシステム及びアセンブリシステムを含む。これらは、Scitex社(Herzlia, Israel)が販売しているBrisqueなどのインタプリタと共に用いても良い。1或いは複数のこのようなコンピュータ化されたページレイアウトシステムは、本発明のシステムと接続したり、或いは好適なデータ通信技術や手段によって実現して、残りのシステムとは離れて設置したりすることもできる。別法では、単一ページディジタル表現を、サーバーのディスクなどの大容量記憶装置によって供給してもよい。
【0052】
色/空間統合装置44は装置40から、それぞれが異なった空間特性および色特性を有しうる単一ページディジタル表現42を複数ページ受け取る。色/空間統合装置44は、単一ページディジタル表現42の空間特性と色特性とを統合し、好ましくはピクセル-インターリーブ・データ(pixel-interleaved data)を含む単一ページのそれぞれに対するデータを出力する。米国特許出願第07/650,249号(現在は、米国特許第5,875,288号)に開示されているように、単一ページデータは一旦、中間記憶装置(図示せず)にストアされてから、ディジタルシグネチャアセンブリ発生器46に送られる。用語「ピクセル-インターリーブ・データ」は、Breslerに付与された米国特許第5,296,935号で定義されている。
【0053】
色/空間統合装置44は、Scitex社が販売するTrans/4装置を含んでも良い。別法では、米国特許第5,296,935号に記載されている色/空間変換装置を含んでも良い。色/空間統合装置44によって供給された統合されたページデータは、Scitex社が市販するBrisquelmpositionなどのディジタルシグネチャアセンブリ発生器46に送られる。
シグネチャアセンブリ発生器48は、組付けられるファイルのリストを生成する。好ましくは、各カラーイメージファイルおよび各シグネチャマーキングファイルに対する、シグネチャ上のそれらの所望の位置についての情報が含まれる。この所望の配置につていの情報は、折り、断裁、および製本などのポストプレス装置の特性を考慮するのが好ましい。従って、シグネチャアセンブリ発生器48は、ポストプレス装置についての情報をストアするのが好ましい。組付けられるファイルのリストは、ディジタルシグネチャアセンブリ発生器46に送られる。
【0054】
ディジタルシグネチャアセンブリ発生器46は、レジストレーションマーク、折りマーク、断裁マーク、および制御ストリップを含む統合されたページデータにおいて完全に自動化されたページ組付け機能を実行して、シグネチャの仮ディジタル表現を供給する。詳細を後述するように、この仮ディジタル表現が、完全なシグネチャの完全なディジタル表現となるのが好ましい。
【0055】
図5を参照すると、本発明の好適な実施例に従って構成され動作する、カラー印刷に用いられるコンピュータ化された統合システムの例が示されている。このシステムは、図4のシステムに類似しており、同一の構成要素の説明はすでに説明したため、追加したおよび/または変更した要素についてのみ以下説明する。
【0056】
シグネチャの仮ディジタル表現が、機械的ゴーストの推定および補償ユニット64に送られる。機械的ゴースト推定および補償ユニット64は、組付けパターンを解析し、シグネチャにゴーストが発生し易いか否かを決定する。検査したシグネチャに機械的ゴーストが発生し易い場合、補償パターンが自動的にシグネチャに導入される。機械的なゴースト発生防止パターンには、インキ除去/収集バー、スクリーンパターンの変更、完全なシグネチャの回転、或いは極端な場合には改変シグネチャの生成が含まれる。
【0057】
シグネチャのゴースト発生が補正されたディジタル表現は、版上の水のトラッピングの推定および補償ユニット66にも送られる。版上に水がトラッピングされ易い典型的な組付けシグネチャが図2示されている。版上に水がトラッピングされ易い組付けシグネチャであると分かった場合は、版上の水のトラッピングの推定および補償ユニット66が、水除去バーを自動的に挿入させるための命令を出し、最終的なシグネチャデータがディジタルシグネチャアセンブリ発生器46によって生成される。
【0058】
ディジタルシグネチャアセンブリ発生器46は、ゴーストおよび版上の水のトラッピングが補償された最終的なシグネチャデータ、およびスクリーン制御パラメータをスクリーン発生器ユニット50に送る。スクリーン発生器ユニット50からのデータは、版54および印刷されたシートの準備のために、互いに接続されたディジタル出力装置50およびオン−プレスディジタルイメージング装置53のそれぞれに受け取られる。別法では、ディジタルシグネチャアセンブリ発生器46は、ゴーストおよび版上の水のトラッピングが補償された最終的なシグネチャデータを、例えばScitex社が販売するImproofなどの校正ユニット59に送る。ディジタルシグネチャアセンブリ発生器46はまた、ゴーストおよび版上の水のトラッピングが補償された最終的なシグネチャデータを、ウェットインキトラッピングに対するゾーンインキキー設定を補正するウェットインキトラッピング解析ユニット60に送る。
【0059】
色/空間統合装置44によって、ディジタルシグネチャアセンブリ発生器46に送られる統合されたページデータは、特殊なスポットカラー(spot (solid) color)やメタルカラー(metal color)などの非プロセスカラーの存在を示すものを含むのが好ましい。ディジタルシグネチャアセンブリ発生器46は、シグネチャ上における特殊なスポットカラーやメタルカラーの位置を示すものを有する、ゴーストおよび版上の水のトラッピングが補償された最終的なシグネチャデータを供給する。メタルカラー/スポットカラー水解析ユニット62が、これらの特定のシグネチャに対する好適な水/溶液設定についての印刷セットアップデータ情報を加える。
【0060】
シグネチャアセンブリ発生器48は、ディジタルページ42の少なくとも1ページにおける体裁が忠実に再生される操作者が選択する重要なゾーン(本明細書では「目的の領域」と呼ぶことにする)を装置40から受け取る。カラーイメージの体裁を保存する好適な方法及び装置が米国特許第5,296,935号に記載されている。別法では、目的の領域がスポットカラーまたはメタルカラーであっても良い。
【0061】
シグネチャアセンブリ発生器48は、シグネチャの座標によって目的の領域についての情報を識別し、これらの座標を印刷制御装置49に送る。また、ディジタルシグネチャアセンブリ発生器46を介してメタルカラー/スポットカラー水解析ユニット62にも送る。メタルカラー/スポットカラー水解析ユニット62が、これらの特定のシグネチャに対する好適な水/溶液設定についての印刷セットアップデータ情報を加える。目的の領域についての上記した情報が、ディジタルシグネチャアセンブリ発生器46に供給されるファイルリストに含まれるのが好ましい。
【0062】
ディジタルシグネチャアセンブリ発生器46はまた、ウェットインキトラッピングおよびスポットカラー/メタルカラー制御に対して補正された印刷セットアップデータを印刷セットアップ装置56に送る。この印刷セットアップ装置56は、印刷シート70を生成する印刷機58をセットアップ、即ち使用できるようにする。ディジタルシグネチャアセンブリ発生器46からのこの印刷セットアップ情報は、通常はCIP3と呼ばれる標準的なPPF(Print Production Format)プロトコルを用いて印刷機に送信される。
【0063】
印刷制御装置49の動作方法は、印刷されたシート70の少なくとも1つの位置の検査を含むことが望ましい。その位置は、装置40によって決定され、シグネチャアセンブリ発生器48によってシグネチャ座標から識別される。この検査は、少なくとも指定位置において、少なくともそのカラー内容を含むイメージの視覚的外観を示すものを得ることが目的であって、米国特許出願第07/650,249号(現在は、米国特許第5,875,288号)に開示されている。
【0064】
図5の装置は、装置40のメモリなどの任意の好適な位置に存在するデータベースを含むのが好ましい。このデータベースは、印刷色ICCプロファイルを含む印刷、インキ、および用紙のパラメータの好適な組み合わせをストアする。好適な組み合わせは、カラーイメージを忠実に再現する既知の組み合わせが好ましい。データベースの情報は、色/空間統合装置44および/または印刷セットアップ装置56の動作を調整するために用いるのが好ましい。
【0065】
次に、印刷機58によって印刷された印刷シート70が、従来の技術を用いる折り装置、断裁装置、及び綴じ装置(図示せず)などのポストプレスに搬送され、限定するものではないが書籍、新聞、雑誌などの複数の印刷シートからなる最終的な印刷物に仕上げられる。
図6を参照すると、機械的なゴーストが生じやすい物体を含む印刷型(printing form)/版のパターンの例が示されている。版80はイメージ82を含み、その一部が物体84である。物体84によって、印刷工程中にゴーストパターンが生じる。
【0066】
図7Aおよび図7Bを参照すると、機械的なゴーストの発生を検出および防止する方法の例が示されている。
【0067】
図7Aには、図5のシステムの機械的ゴーストの推定および補正ユニット64の動作の詳細が示されている。このシステムは、本発明に従って構成され動作するアルゴリズムと共に用いると有用な処理手順を提供する。このアルゴリズムは、機械的なゴーストが生じやすい物体の検出を支援すると共に、印刷に用いるコンピュータ化された統合システムの実施に有用である。機械的なゴーストは1つの分解した版における現象であるため、ゴーストが生じやすい物体とその近傍との高コントラストによって明らかとなる。つまり、具体的には、物体の最も左の座標と最も右の座標によって画定される印刷胴に沿った領域が、近傍の領域と較べ異なった量のインキを消費するということである。
【0068】
コントラスト勾配の検査は、図6の矢印86に示されているように、例えば右から左に、版シリンダーに印刷されるイメージをスキャンして行なう。上記したように、機械的なゴーストは分解した1つの版における現象であるために、ゴーストを検出するためには分解した各版を個別に検査しなければならない。この分解検査は、任意のイメージ解像度で行ってよい。イメージ処理時間を短縮できるように、表示の解像度と同様に低い版イメージの解像度で分解検査を行なうのが好ましい。
【0069】
図7Aのステップ100では、ディジタルシグネチャアセンブリ発生器46によって生成された版のイメージ/データが、矢印86の方向に検査/スキャンされる。検出された物体/領域と近接領域とのコントラスト(例えば、暗い部分から明るい部分へ、或いは明るい部分から暗い部分への移行)をステップ102で分析し、コントラストの値を求める。物体に対して隣接した移行領域は、図6に参照符号90および92で示されている。ステップ102で分析した領域に際立ったコントラストの移行が含まれない場合は、ステップ116で次の物体のスキャンを行なう。コントラストの移行が、通常は印刷機の構造によって異なる所定値Aを超えた場合、ステップ106でプログラムが機械的なゴーストが発生し易いとして版のイメージにマークをつけ、その領域の左右の境界の座標を検出する。ステップ106で物体84の左右の境界の座標が検出されて、物体84によって占有されているストリップ88の幅が分かると、ステップ108でプログラムがストリップ88のインキ消費量を計算する。ステップ110で、隣接するストリップ90およびストリップ92のインキ消費量を計算する。両隣接ストリップのインキ消費量のデータと標的の物体のインキ消費量のデータとを比較し、ステップ112で検査された消費量の差が、通常は印刷機の構造によって異なる所定値Bを超える場合、印刷型/版が機械的なゴーストを発生し易いと決定される。ステップ114でプログラムが、プリプレス/印刷の操作者に対する警告であるゴースト発生の警告を出し、図7Bに示されているステップ120に進み、そこでゴースト防止用インキ収集バーの値およびそれらの位置が自動的に決定される。隣接領域と標的の物体との間のインキ消費量の差が所定値Bを超えない場合は、プログラムは版上の全ての物体が検出されるまで、ステップ116で次の物体の検出を続ける。ステップ120−ステップ128は、機械的なゴーストが発生し易い物体を含む印刷型/版上に、機械的なゴーストの発生を防止するパターンを導入する手順である。図8Aを参照すると、機械的なゴースト発生防止パターン/バーが自動的に導入された図6の印刷型/版の例が示されている。ステップ120では、図8Aに示されているように、プログラムがシグネチャ/版を版シリンダーの周囲に沿って均等のストリップ140となるように均等に分割する。ストリップの幅は任意の幅に選択することができ、特定の印刷機のインキキーゾーンの幅に等しくする必要はない。ストリップは、ゴースト発生防止バー142の領域を含む。ステップ122でプログラムが各ストリップに対するインキ付着量を計算し、次にステップ124で最もインキ付着量の多いストリップが検出される。ステップ126で、ゴースト発生防止バー142の容量および位置が計算される。ゴースト発生防止バー142の容量は、可能な最良のインキ付着量に計算される。この最良のインキ付着量とは、すなわち、任意のストリップにおけるゴースト発生防止バーのインキ容量が、そのストリップのインキ付着量と全てのストリップの中で最大のインキ付着量との差をなくすインキ容量である。プログラムは、全てのストリップにゴースト発生防止バーが導入されるまでステップ128を続ける。補正された組付けデータを、印刷設定に必要なインキ付着量のデータが生成される図5のディジタル版アセンブリ発生器46に戻す。補正された組付けデータはまた、水トラッピング推定および補償ユニット66に送られる。
【0070】
図8Aにおけるバー142の密度の分布は、上記したゴースト発生の検出および自動補正パターン挿入アルゴリズムの動作の模式的な例である。
【0071】
図8Bには、自動的に導入された機械的なゴースト発生防止パターン/バー146を含む別の印刷型/版の例が示されている。
【0072】
図9に示されているのは、本発明の好適な実施例に従った、機械的なゴーストが発生し易い組付けパターンを有するオフセット版190のイメージを電子的に傾斜させた例である。この実施例では、システムが版/イメージを傾斜させる必要があると決定した場合、この傾斜させる方法には、スクリーンカルテット(CMYK)全てを同じ方向に同じ角度α回転させることが含まれる。イエロー分解することによって生成されたスクリーン構造206及び0度の角度が図9に強調されて示されている。イメージに対してスクリーンを0度または90度に維持するスクリーンカルテットの回動で好ましくない階段型視覚効果の発生を防止できる。
【0073】
ページ192はプリンタスプレッドの対で回転しているため、それぞれの上辺と底辺との整列が保たれている。制御ストリップは、セグメント208とセグメント210に分割され、それぞれのセグメントは何れか一方の特定のページ或いはプリンタスプレッドに対応する。これらのセグメントは所望の角度及び配置にすることができる。セグメント化およびそれに続くセグメントの回転によって、各ページに対する各制御ストリップのそれぞれの向きおよび位置が保たれると共に、ゴースト発生防止バー212を挿入するのに十分な空間が確保される。制御ストリップおよびゴースト発生防止バーの位置は、図9に示されている例と一致しなくてもよい。プログラムは、上記したゴースト発生防止基準を満たせば、版上の任意の自由空間にゴースト発生防止バーを配置することができる。ゴースト発生防止バーを自由に配置できるため、用紙を有効に使用できるという効果も生じる。
すでに説明したように、図2はイメージの存在しない広範な領域を含み、版上に水がトラッピングされ易い版組付けパターンの例を示している。
【0074】
図10は、図5に示したシステムにおける水のトラッピングの推定および補正ユニット66の動作の詳細であって、版上に水がトラッピングされ易い版組付けパターン上へのインキ除去バーの自動的な挿入を助けるアルゴリズムと共に用いるのに有用な手順を示す。ステップ220で、図5のディジタルシグネチャアセンブリ発生器46または機械的ゴースト推定および補正ユニット64から組付けパターンを受け取り、ステップ222でイメージのない領域が存在するか分析する。イメージのない領域が検出されない場合は、プログラムは図5のスクリーン発生器ユニット50に進む。この領域は、イメージが存在しない領域でなくてもよい。版は、領域のかなりの部分がテキストのみで満たされてもよい。テキスト領域のインキ付着量は、通常は5%或いは6%を超えない。版上のイメージの存在しない領域(即ちテキスト領域のみ)が検出され、その領域の大きさが、ステップ224に示されているように、例えば所定寸法M×Nmmを超えた場合は、プログラムはステップ226に進み、ページ/版の境界を分析する。イメージの存在しない領域の寸法M×Nmmが、圧力特性、用紙の表面、および使用するインキによって異なるが、通常は経験的に決定することができ、好適な位置に配置されたデータベースにストアされることに注意されたい。このデータベースは、例えばシグネチャアセンブリ発生器48のメモリ、またはより大きなサーバー系のデータベースなどの好適な場所に設けることができる。イメージの存在しない領域の大きさがM×Nmmより小さい場合は、プログラムは図5のスクリーン発生器ユニット50に進む。その他の場合は、プログラムはステップ228でイメージの存在しない領域、即ち版54の所定の位置に水除去バーを挿入し、スクリーン発生器50(図5)によって実行されるステップを続ける。しかしながら、ベタインキ除去バーによって、この領域が版上の水がトラッピングされ易い領域になり得る。版上の水のトラッピングを回避するべく、印刷型の移動の向きに対して45度或いは任意の角度傾斜したベタバーのセグメントとしてベタインキ除去バーが自動的に形成される。前縁インキ除去バーを構成するパターンは、図11に示されているように、後縁インキ除去バーのパターンに対して90度の角度をなすのが好ましい。このように自動的に形成された両インキ除去バーの相互の向き、並びにそれらの形態によって版上の水のトラッピングが防止される。
図11に例が示されているように、版上に水がトラッピングされ易い版組付けパターンに、上記したアルゴリズムに従って自動的に水除去バー230が設けられている。
【0075】
従来のインキキー設定アルゴリズムは、主に特定のインキによる表面付着量のパーセンテージに基づいており、ウェットインキのトラッピングについて考慮する必要がなかった。実際には、特にドットパーセンテージの値が高い場合には、いわゆるスクリーンロゼット内のスクリーンセル間の著しいオーバーラップが見られる。従って、実際のインキ設定の値が異なる場合があり、印刷する色の順番によって影響を受け得る。すなわち、カラー印刷の順番がKCMYまたはYCMKでは、インキの値が異なる場合がある。図5のウェットインキトラッピング分析ユニット60は、ディジタルシグネチャアセンブリ発生器46から第1の印刷カラーを受け取り、第1の印刷インキキーの設定を計算する。第1の印刷カラーインキキー設定の命令が、図5の印刷セットアップ装置56に対して発行される。プログラムは、Erik Nikkanenによる記事「Why the offset is lithographic process must be changed to meet print-on-demand requirements with respect to color control」(発行元:Fountech Inc., Canada)に記載された方法に従って実行され、第2のカラーに対するスクリーンのオーバーラップの値を計算し、その値に従ってインキキー設定が生成される。また、前記記事に言及することを持って本明細書の一部とする。プログラムは、残りのカラーについても同様の方法で実行する。
【0076】
図12は、メタルカラー/ソリッドカラー(solid color)水分析ユニット62(図5)によって実行される詳細なステップを示す。これは、メタルカラーおよび/またはスポットカラーが版に存在する場合に、ディジタルシグネチャアセンブリの実現および水若しくは溶液の設定データの計算に有用な改良アルゴリズムである。図5のディジタルシグネチャアセンブリ発生器46またはウェットインキトラッピング分析ユニット60から組付けパターンおよびカラーコンテンツのデータを受け取り、ステップ240で同一のイメージに4色を超えるカラーインキが存在するか否かを分析する。ステップ242でプログラムが、イメージに4色(通常はプロセスカラーインキ)を超えるカラーインキを検出した場合は、ステップ244に進み、そこでスポットカラーまたはメタルカラーについてのインキの種類を決定する。イメージにメタルカラーまたはスポットカラーが存在しない場合、プログラムはステップ236で通常のインキ設定値を発行し、図5の印刷セットアップ装置56に対するデータを生成する。メタルカラーまたはスポットカラーが検出された場合、ステップ248で、プログラムは色がメタルカラーかスポットカラーかを決定するべくイメージをさらに分析する。検出された追加の色がメタルカラーでない場合、ステップ252でプログラムはスポットカラーインキ設定値を発行し、図5の印刷セットアップ装置56に対するデータを生成する。検出された色がメタルカラーの場合は、ステップ254でプログラムはメタルカラーインキ設定値を発行し、図5の印刷セットアップ装置56に対するデータを生成する。
【0077】
本明細書において、用語「ページ」は、本のページなどの実際のページの表現およびシグネチャマーキングや制御ストリップの表現を含み得るシグネチャ内に含まれる任意の単位を含むものとする。また、用語「版」は、印刷機などの印刷装置の任意の製造ユニットを指し、印刷型を含むがそれのみに限定されるものではない。
【0078】
本明細書に開示した方法及び装置は、特定のハードウエアやソフトウエアに言及しないで、むしろ、当業者が市販のハードウエアやソフトウエアを容易に利用できるように説明をしてきた。これは、過度の実験をせず従来の技術を用いて本発明を実施するためには、実施例の数を減らす必要があったためでもある。
【0079】
上記した方法は、CPU、PC、または類似のデータプロセッサ、マイクロプロセッサ、組込み型プロセッサ、マイクロコンピュータ、およびマイクロコントローラなどの演算手段上で実行可能なソフトウエアやソフトウエア手段(データ)によって実施可能であることを当業者であれば理解できるであろう。演算手段は、目的の結果を得るためにやりとり可能な装置から入力されたデータを処理する。処理には、好ましくは本発明の詳細な方法を実行するためのアルゴリズムの形態での動作の実行が含まれる。
【0080】
当業者であれば、本発明は上記した特定の図面や説明に限定されるものではなく、請求の範囲によってのみ規定されることを理解できるであろう。
【0081】
【図面の簡単な説明】
【図1A】 ネガティブの機械的なゴースト発生の例を示す模式図である。
【図1B】 ポジティブの機械的なゴースト発生の例を示す模式図である。
【図2】 イメージの存在しない大きな領域を有し、版上に水がトラッピングされやすい版組付けパターンの例を示す図である。
【図3A】 機械的なゴーストが発生し易い版組付けパターンの一例を示す図である。
【図3B】 印刷機上で手動で角度が付けられた、機械的なゴーストが発生し易い版組付けパターンを有するオフセット版の先行技術のイメージの例を示す図である。
【図3C】 電子的に角度が付けられた、機械的なゴーストが発生し易い版組付けパターンを有するオフセット版の先行技術のイメージの別の例を示す図である。
【図3D】 電子的に角度が付けられた、機械的なゴーストが発生し易い版組付けパターンを有するオフセット版の先行技術のイメージの別の例を示す図である。
【図4】 印刷に用いられる従来技術のコンピュータ化された統合システムの単純化したブロック図である。
【図5】 印刷に用いられるコンピュータ化された統合システムの実施に有用なアルゴリズムの好適な実施例のフローチャートであって、本発明の好適な実施例に従って構成され動作する。
【図6】 機械的なゴーストが発生し易い物体を含む印刷型/版パターンの例を示す図である。
【図7A】 図5に示すシステムのフローチャートであって、機械的なゴーストが発生し易い物体の検出を支援するアルゴリズムに有用な方法である。
【図7B】 図5に示すシステムのフローチャートであって、機械的なゴーストが発生し易い物体を備えた印刷型/版における機械的ゴースト発生防止パターンを自動的に挿入するための方法である。
【図8A】 図6の印刷型/版の例を示す図であって、本発明の好適な実施低に従って機械的ゴースト発生防止パターン/バーが自動的に挿入されている。
【図8B】 本発明の好適な実施低に従って機械的ゴースト発生防止パターン/バーが自動的に挿入された、ゴーストが発生し易い印刷型/版の別の例を示す図である。
【図9】 本発明の好適な実施例に従って電子的に角度が付けられた、機械的ゴーストが発生し易い組付けパターンを有するオフセット版のイメージの例を示す図である。
【図10】 図5の水トラッピング防止および補正ユニットの動作の詳細を示すフローチャートであって、版上に水がトラッピングされ易い版組付けパターン上への水除去バーの自動的な挿入を助けるアルゴリズムに有用な方法を実現する。
【図11】 水除去バーが自動的に挿入された、版上に水がトラッピングされ易い版組付けパターンの例を示す図である。
【図12】 図5のシステムのメタルカラー/ソリッドカラー水分析ユニットによって実行される詳細なステップを示し、版上にメタルカラーおよび/またはスポットカラーが存在する場合に、ディジタルシグネチャアセンブリの実施および水または溶液の設定データの計算に有用な改良したアルゴリズムを実現する。

Claims (10)

  1. コンピュータ化されたプリプレスおよび印刷システムであって、
    ディジタル記憶手段から少なくとも1ページの少なくとも1つのディジタル表現を受け取り、所望の版レイアウトに従って前記少なくとも1つのディジタル表現を配置し、それによってディジタル版イメージを生成するための組付け手段と、
    前記組付け手段に接続され、少なくとも1つの前記ディジタル版イメージからのデータおよび比較的解像度の低い該データに基づいて、ゴーストが発生する位置を推定するべく動作するゴースト発生推定手段と、
    前記ゴースト発生推定手段および前記組付け手段に接続され、前記ゴースト発生推定手段を用いてゴースト発生防止バーのための位置および色の値を計算してゴーストを防止するゴースト防止手段と、
    を含み、
    前記ゴースト防止手段は、印刷物のためにページ間の相対的な向きが一定に保たれ、同じ印刷型又は版に属する組付けされた前記ディジタル版イメージのページであるプリンタスプレッドの少なくとも1つのプリンタスプレッドを回転させる手段と、
    前記少なくとも1つのプリンタスプレッドのスクリーンパターンを前記回転角と同じ角度回転する手段と、
    を含むことを特徴とするシステム。
  2. 前記ディジタル版イメージに前記ゴースト発生防止バーを自動的に挿入するための手段を更に含むことを特徴とする請求項1に記載のシステム。
  3. 前記ゴースト発生推定手段および前記組付け手段に接続された、前記データに基づいて水トラッピングが起こる版上の位置を推定する水トラッピング推定手段を更に含むことを特徴とする請求項1に記載のシステム。
  4. 前記水トラッピング推定手段に接続された、前記水トラッピング推定を用いて水トラッピング防止バーの位置および大きさを計算する水トラッピング補償手段を更に含むことを特徴とする請求項3に記載のシステム。
  5. 前記組付け手段に接続された、ウェットインキトラッピングの補正したゾーンインキキー設定を生成するウェットインキトラッピング補正手段を更に含むことを特徴とする請求項1に記載のシステム。
  6. 前記補正したゾーンインキキー設定を印刷機の印刷セットアップ手段に転送するための手段を更に含むことを特徴とする請求項5に記載のシステム。
  7. 自動水設定を計算するための手段を更に含むことを特徴とする請求項1に記載のシステム。
  8. 前記自動水設定を計算するための手段が、スポットカラーの自動水設定を計算するための手段を含むことを特徴とする請求項7に記載のシステム。
  9. 前記自動水設定を計算するための手段が、メタルカラーの自動水設定を計算するための手段を含むことを特徴とする請求項7に記載のシステム。
  10. 前記自動水設定を印刷機の印刷セットアップ手段に転送するための手段を更に含むことを特徴とする請求項7に記載のシステム。
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