JP2003507553A - 組成物 - Google Patents

組成物

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JP2003507553A JP2001518788A JP2001518788A JP2003507553A JP 2003507553 A JP2003507553 A JP 2003507553A JP 2001518788 A JP2001518788 A JP 2001518788A JP 2001518788 A JP2001518788 A JP 2001518788A JP 2003507553 A JP2003507553 A JP 2003507553A
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Abstract

(57)【要約】 本発明は、組成物に関する。詳細には、本発明は、熱可塑性ポリマーおよび可塑剤として作用する化合物を含む組成物に関する。i)熱可塑性ポリマー、ii)式(I)を有する化合物であって、 【化1】 ここで、R1、R2およびR3は、独立してアシル基または水素原子から選択され、ここで、R1、R2およびR3のうちの少なくとも1つは、2〜6個の炭素原子を有するアシル基(短いアシル基)であり、ここで、R1、R2およびR3のうちの少なくとも1つは、10〜20個の炭素原子を有する飽和鎖および親水性分枝基からなる分枝鎖アシル基(長いアシル基)である化合物、を含む組成物が提供される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 本発明は、組成物に関する。詳細には、本発明は、熱可塑性ポリマーおよび可
塑剤として作用する化合物を含む組成物に関する。
【0002】 熱可塑性特性のポリマーを製造すること(例えば、そのようなポリマーの特性
を押し出すこと)は、しばしば、それらへの可塑剤の添加によって改変/増強さ
れる。当該分野で理解されるように(例えば、US−A−4426477)、通
常使用されるアジピン酸ジオクチル(DOA)のような可塑剤およびフタル酸ジ
オクチル(DOP)のようなフタレート可塑剤を回避する傾向がある。これらの
可塑剤の安全性は、特に特定の適用において疑問を呼んでいる。
【0003】 US−A−4426477は、グリセロールエステルに基づく可塑剤を開示す
る。この可塑剤は、グリセロールのアシル化によって調製された化合物からなる
。この化合物は、トリエステルを含み、ここで、おおよそ2つのアシルは、2個
の炭素を有し、そして残り1個のアシルは、10〜14個の炭素を有する。US
−A−4426477の化合物は、可塑性効果を与える。しかし、特定の適用に
おいて、この可塑剤は、揮発性を有し、その結果、これらは、これらが組み込ま
れるPVCのような熱可塑性ポリマーの外に移動し得る。
【0004】 第1の局面において、本発明は、i)熱可塑性ポリマー、ii)以下の式を有
する化合物であって、
【0005】
【化14】
【0006】 ここで、R1、R2およびR3は、独立してアシル基または水素原子から選択され
、 ここで、R1、R2およびR3のうちの少なくとも1つは、2〜6個の炭素原子を
有するアシル基(短いアシル基)であり、ここで、R1、R2およびR3のうちの
少なくとも1つは、10〜20個の炭素原子を有する飽和鎖および親水性分枝基
からなる分枝鎖アシル基(長いアシル基)である化合物、を含む組成物を提供す
る。
【0007】 好ましくは、R1、R2およびR3のうちの2つは上記のような短いアシル基で
あり、そして他方のR1、R2およびR3は上記のような長いアシル基である。こ
の局面において、この化合物は、以下:
【0008】
【化15】
【0009】 の式のものであり得る。
【0010】 好ましくは、親水性分枝基は、アシルおよびその誘導体から選択される基であ
る。好ましい誘導体は、式−O−アシルの基を含む。
【0011】 好ましくは、親水性分枝基は、以下の式の基であって:
【0012】
【化16】
【0013】 ここで、pは、0〜4または0〜3である。
【0014】 本発明の好ましい局面において、長いアシル基の鎖は、14〜20個の炭素原
子を有する飽和鎖からなる。より好ましい局面において、長いアシル基の鎖は、
16〜20個の炭素原子を有する飽和鎖からなる。
【0015】 好ましくは、長いアシル基は、以下の式の基であって:
【0016】
【化17】
【0017】 ここで、nは10〜20であり、mは2nであり、そしてpは、0〜4または0
〜3である。
【0018】 好ましくは、nは、16〜20、より好ましくは16〜18、さらにより好ま
しくは17である。
【0019】 好ましくは、基CnHmは、直鎖炭化水素基である。
【0020】 非常に好ましい局面において、長いアシル基は、以下の式の基であって:
【0021】
【化18】
【0022】 ここで、xは7〜10であり、好ましくは、xは10であり、そして、yは2x
であり、そしてpは、0〜4または0〜3であり、好ましくは、pは0である。
【0023】 好ましくは、基CxHyは、直鎖炭化水素基である。
【0024】 非常に好ましい局面において、長いアシル基は、以下:
【0025】
【化19】
【0026】 の式の基である。
【0027】 本発明の好ましい局面において、短いアシル基は、2〜5個の炭素原子を有す
るアシル基である。より好ましい局面において、短いアシル基は、2個の炭素原
子を有するアシル基である。短いアシル基は、好ましくは、以下:
【0028】
【化20】
【0029】 の式のものである。
【0030】 好ましくは、短いアシル基および親水性分枝基は、同じ数の炭素原子を含む。
非常に好ましい局面において、親水性分枝基は、以下の式の基であり:
【0031】
【化21】
【0032】 そして短いアシル基は、以下の式のものであり:
【0033】
【化22】
【0034】 ここで、p=qであり、p、qは、0〜4または0〜3である。
【0035】 特定の局面において、短いアシル基が、この組成物中に存在するグリセロール
およびそのエステルの総量に関して、最大の量で存在することが望ましい。好ま
しくは、短いアシル基は、平均、この組成物中に存在する1モルのグリセロール
およびそのエステル当たり、2モル以下の量で存在する。
【0036】 特定の局面において、長いアシル基が、この組成物中に存在するグリセロール
およびそのエステルの総量に関して、最小の量で存在することが望ましい。好ま
しくは、長いアシル基は、平均、この組成物中に存在する1モルのグリセロール
およびそのエステル当たり、少なくとも0.4モル、好ましくは0.9〜2モル
、より好ましくは0.9〜1モルの量で存在する。
【0037】 この組成物中に存在する大多数のグリセロールが、完全にアシル化されている
ことがまた、好ましくあり得る。従って、好ましい局面において、アシル基の総
量は、平均、1モルのグリセロールおよびそのエステル当たり、2.7〜3.0
モルである。
【0038】 本発明の化合物は、グリセロールと1つ以上のオイル(天然の油および硬化天
然油を含む)との間のエステル交換、続くアシル化によって調製され得る。従っ
て、本発明の化合物は、2部分のプロセスの生成物であり得、このプロセスは、
(i)グリセロールと硬化ヒマシ油、非飽和ヒマシ油およびこれらの混合物を含
むヒマシ油から選択される油との間のエステル交換、ならびに(ii)アシル化
を含む。
【0039】 従って、さらなる局面において、本発明は、以下の式を有する化合物の調製の
ためのプロセスであって:
【0040】
【化23】
【0041】 ここで、R1、R2およびR3は、独立してアシル基または水素原子から選択され
;ここで、R1、R2およびR3のうちの少なくとも1つは、2〜6個の炭素原子
または2〜5個の炭素を有するアシル基(短いアシル基)であり;ここで、R1
、R2およびR3のうちの少なくとも1つは、10〜20個の炭素原子を有する鎖
および親水性分枝基からなる分枝鎖アシル基(長いアシル基)であり; このプロセスは、以下: (i)グリセロールと式:
【0042】
【化24】
【0043】 (ここで、R1、R2およびR3の各々は、10〜20個の炭素原子を有する鎖か
らなる脂肪酸基である)を有するトリグリセリド化合物との間のエステル交換を
して、グリセロール、モノグリセリド、ジグリセリド、および/またはトリグリ
セリドを含む組成物を得る工程; (ii)必要に応じて、この組成物からモノグリセリドおよび/またはジグ
リセリドを単離する工程; (iii)モノグリセリドおよび/もしくはジグリセリドまたはこれらを含
むこの組成物をアシル化する工程、 を包含する、プロセスを提供する。
【0044】 本発明のプロセスにおいて、10〜20個の炭素を有する鎖は、飽和されてい
ても、飽和されていなくてもよい。
【0045】 本発明のプロセスは、例えば、ヒマシ油または硬化ヒマシ油を利用し得る。本
発明の化合物は、硬化ヒマシ油から調製され得る。ヒマシ油および硬化ヒマシ油
の代表的な脂肪酸プロフィールが、以下に提供される。
【0046】
【表1】
【0047】 丸括弧の命名法は、Cxx:yであり、xxは脂肪酸の炭素数であり、そして
yは2重結合の数を示す。リシノール酸、硬化物(これはまた、12−ヒドロキ
システアリン酸として公知である)は、12番目の炭素上にヒドロキシ基(OH
)を有する。
【0048】 この局面において、ヒマシ油に基づく生成物、または実際に別の油に基づく生
成物は、以下のように合成され得る。これらの合成経路は、例としてのみ提供さ
れる。他の経路は、当業者によって理解される。
【0049】 (経路1) ヒマシ油およびグリセロールは、異なるグリセロールエステルの平衡混合物を
産生するために反応される。この混合物は、蒸留され、引き続いてアセチル化さ
れて、所望の目的生成物を提供し得る。この経路は、以下に例示される。
【0050】
【表2】
【0051】 グリセロールの除去、引き続く蒸留を含む第2工程は、任意である。言い換え
れば、グリセロール、グリセロールモノエステル、グリセロールジエステル、お
よびグリセロールトリエステルの混合物は、無水酢酸で直接アセチル化され得、
アセチル化生成物の混合物を形成する。このアセチル化モノグリセリドまたはア
セチル化生成物の混合物は、黄色を有し得る。この黄色の生成物を蒸留し得る。
この蒸留された生成物は、透明である。
【0052】 ヒマシ油とグリセロールとの間の比に依存および反応条件に依存して、所望の
プロセスは、異なるグリセロールエステル混合物を提供する。このグリセロール
モノエステルは、代表的に45〜65%であり、そして65%までであり得る。
これは、代表的な反応混合物中で達成される。次いで、このような組成物は必要
に応じてさらに処理され、より高い純度(例えば、90%を超えるモノエステル
内容物)を有する生成物を提供し得る。
【0053】 代表的なさらなる処理は、グリコールの除去および引き続く得られる混合物の
蒸留を含む。このさらなる処理により、90%を超える代表的なグリセロールエ
ステル内容物を有する目的生成物が提供され得る。目的生成物の脂肪酸プロフィ
ールは、ヒマシ油出発物質の脂肪酸プロフィールに影響を与える。このプロセス
(いわゆる、グリセロールモノエステルの生成物)は、Bailey’s In
dustrial Oil & Fat Products,第4巻、第5版、
572頁ffに記載される。
【0054】 次いで、このグリセロールエステルは過剰の無水酢酸と反応し得、グリセロー
ルエステルでエステル化された酢酸が得られる。任意の過剰の無水酢酸は、反応
混合物から除去される。この目的の生成物は、ヒマシ油(これは、硬化ヒマシ油
または未硬化ヒマシ油であり得る)に基づいて完全にアセチル化されたモノグリ
セリドである。
【0055】 (経路2) 経路2は、例えば、硬化ヒマシ油および未硬化ヒマシ油に基づいてアセチル化
されたモノグリセリドが合成され得るさらなる方法を提供する。アセチル化され
たモノグリセリドは、アセチル化されたヒマシ油を提供するために、ヒマシ油と
無水酢酸とを反応させることによって生成され得る。次いで、このアセチル化さ
れたヒマシ油は、硬化ヒマシ油および未硬化ヒマシ油に基づいてアセチル化され
たモノグリセリドを生成するためにトリアセチンと反応される。このプロセスを
、以下に例示する。
【0056】
【表3】
【0057】 ヒマシ油を無水酢酸と反応させて、アセチル化されたヒマシ油を生成する。こ
のアセチル化の程度は、ヒマシ油1モル当たり少なくとも1個の酢酸基およ平均
3個までの酢酸基を含むヒマシ油として規定され得る。次いで、このアセチル化
されたヒマシ油をトリセチンと反応させて、ヒマシ油出発物質のものと類似の脂
肪酸プロフィールを有する、主にアセチル化されたグリセロールエステルの反応
混合物を得る。この混合物を蒸留によって精製する。この目的生成物は、硬化ヒ
マシ油または未硬化ヒマシ油に基づいてアセチル化されたモノグリセリドである
【0058】 トリグリセリドとトリアセチンとの反応からアセチル化されたグリセロールエ
ステルを得るためのプロセスは、デンマーク特許第93786号に記載される。
出発物質(アセチル化ヒマシ油およびトリアセチン)由来のヒマシ油に基づいた
アセチル化モノグリセリドの合成は、このプロセスと類似している。
【0059】 高度に好ましい局面において、本発明の化合物は、以下の式の化合物:
【0060】
【化25】
【0061】 から選択される。これらの好ましい化合物が好ましく、好ましくは、上記の経路
1または経路2に従って調製される。
【0062】 上記の化合物は、本発明によって提供され得る特定の化合物である。広範な局
面において、本発明は以下の式の化合物:
【0063】
【化26】
【0064】 をさらに提供する。ここで、R4、R5、およびR6の2個は、以下の式:
【0065】
【化27】
【0066】 であり、ここで、R4、R5、およびR6の2個の各々は、独立して、0〜4、ま
たは0〜3から選択され;そして他のR4、R5、およびR6は、以下の式:
【0067】
【化28】
【0068】 の分枝基である。ここで、nは、10〜20であり、そしてmは、2nであり、
そしてここで、pは、0〜4または0〜3である。
【0069】 好ましくは、qは、0である。よりこの好ましくは、R4、R5、およびR6
2個の両方について、qは0である。
【0070】 好ましくは、nは、16〜20であり、より好ましくは、16〜18であり、
なおより好ましくは、17である。
【0071】 好ましくは、CnHm基は、直鎖炭化水素基である。
【0072】 好ましい局面において、この分枝基は、以下の式:
【0073】
【化29】
【0074】 の基であり、ここで、xは、7〜10であり、好ましくは、xは、10であり、
そしてyは、2xであり、そしてここでpは、0〜4であるか、または0〜3で
あり、好ましくは、pは、0である。
【0075】 好ましくは、CxHy基は、直鎖炭化水素基である。
【0076】 本発明によって提供される化合物は、熱可塑性ポリマーを含む組成物中に取り
込まれ得る。従って、さらなる局面において、本発明は、上に規定されるような
化合物および熱可塑性ポリマーを含む組成物を提供する。
【0077】 本発明の組成物の熱可塑性ポリマーは、塩化ビニルポリマーまたは塩化ビニル
コポリマー(この塩化ビニルコポリマーは、塩化ビニル/酢酸ビニルコポリマー
、塩化ビニル/塩化ビニリデンコポリマー、塩化ビニル/エチレンコポリマー、
および塩化ビニルをエチレン/酢酸ビニルコポリマー上にグラフトすることによ
って調製されたコポリマー、またはそれらの混合物から選択される)であるか、
またはそれらを含み得る。
【0078】 好ましい局面において、熱可塑性ポリマーは、熱可塑性ポリマー(好ましくは
、上記に定義されるような熱可塑性ポリマー)と第2ポリマーとのポリマーブレ
ンドであるか、そのポリマーブレンドを含む。好ましくは、この第2ポリマーは
、メタクリルポリマーまたはアクリロニトリルブタジエンスチレンポリマーであ
る。
【0079】 本発明の組成物は、この化合物の必要とされる可塑特性(plasticis
ing properties)を提供するために任意の方法で処方され得る。
特定の局面において、本発明の組成物は、熱可塑性ポリマーの100重量部当た
り1〜100重量部の量の化合物を含む。
【0080】 (発明のプロセス) 上記のように、本発明は、以下の式:
【0081】
【化30】
【0082】 を有する化合物の調製のためのプロセスを提供する。ここで、R1、R2、および
3は、独立して、アシル基または水素原子から選択され、ここで、R1、R2
およびR3の少なくとも1個は、2〜5または2〜6個の炭素原子を有するアシ
ル基(短いアシル基)であり、ここで、R1、R2、およびR3の少なくとも1個
は、10〜20個の炭素原子を有する鎖からなる分枝鎖アシル基(長いアシル基
)および親水性分枝基であり、このプロセスは、以下の工程を包含する:(i)
以下の式:
【0083】
【化31】
【0084】 を有するグリセロールとトリグリセリド化合物との間のエステル交換する工程(
ここで、R1、R2、およびR3の各々は、10〜20個の炭素原子を有する鎖か
らなる脂肪酸基であり、グリセロール、モノグリセリド、ジグリセリド、および
/またはトリグリセリドを含む化合物を提供する);(ii)この組成物からモ
ノグリセリドおよび/またはジグリセリドを必要に応じて単離する工程;(ii
i)モノグリセリドおよび/またはジグリセリドあるいはモノグリセリドおよび
/またはジグリセリドを含有する組成物をアシル化する工程。
【0085】 本発明のプロセスにおいて、10〜20個の炭素原子を有する鎖は、直鎖でも
分枝鎖であってもよい。
【0086】 好ましい局面において、このプロセスによって調製される化合物は、本明細書
中に記載されるような本発明の化合物である。より広範な局面において、 ・長いアシル鎖は、以下の式:
【0087】
【化32】
【0088】 であり、ここで、nは、10〜20であり、そしてmは、2n、2n−2、2n
−4、および2n−6から選択され、そしてここで、pは、0〜4または0〜3
である。
【0089】 ・好ましくは、mは、2nまたは2n−2である。
【0090】 ・好ましくは、CnHm基は、直鎖炭化水素基である。この直鎖炭化水素基は
、飽和であっても、不飽和であってもよい。この直鎖炭化水素基は、単一の−C
=C−を含み得る。 ・長いアシル基は、以下の式:
【0091】
【化33】
【0092】 の基であり、ここで、xは、7〜10であり、好ましくは、xは、10であり、
そしてyは、2x−2であり、そしてここで、pは、0〜4または0〜3であり
、好ましくは、pは、0である。
【0093】 ・好ましくは、CxHy基は、直鎖炭化水素基である。この直鎖炭化水素基は
、飽和であっても、不飽和であってもよい。この直鎖炭化水素基は、単一の−C
=C−を含み得る。 ・長いアシル基は、以下の式:
【0094】
【化34】
【0095】 の基である。 ・この化合物は、以下の式:
【0096】
【化35】
【0097】 である。 ・この化合物は、以下の式:
【0098】
【化36】
【0099】 である。ここで、R4、R5、およびR6の2個は、以下の式:
【0100】
【化37】
【0101】 であり、ここで、R4、R5、およびR6の2個の各々に対して、qは、独立して
、0〜4または0〜3から選択され、そして他のR4、R5、およびR6は、以下
の式:
【0102】
【化38】
【0103】 の分枝基であり、ここで、nは、10〜20であり、そしてmは、2n、2n−
2、2n−4および2n−6から選択され、そしてここで、pは、0〜4または
0〜3である。好ましくは、qは、0である。より好ましくは、R4、R5、およ
びR6の2個の両方に対して、qは、0である。好ましくは、nは、16〜20
であり、より好ましくは、16〜18であり、なおより好ましくは17である。
好ましくは、mは、2n−2である。
【0104】 分枝状の基は、以下の式:
【0105】
【化39】
【0106】 の基であり、ここで、xは7〜10であり、好ましくはxは10であり、そして
yは2x−2であり、ここでpは0〜4または0〜3であり、好ましくはpは0
である。
【0107】 本発明はここで、以下の実施例においてさらに詳細に記載される。
【0108】 (実施例) (評価した可塑剤) 6つの可塑剤を評価した。これらは以下である: 1.ジオクチルフタレート(DOP)−従来のフタレートベースの可塑剤。DO
Pは、PVCについて最も広く使用される可塑剤である。DOPは、Monsa
nto Europe,Belgiumから入手可能である。 2.ジイソノニルフタレート(DINP)−Monsanto Europe,
Belgiumからの従来のフタレートベースの可塑剤。 3.化合物A−以下の構造:
【0109】
【化40】
【0110】 を有する化合物。 4.化合物B−以下の構造:
【0111】
【化41】
【0112】 を有する化合物。 5.化合物C−以下の構造:
【0113】
【化42】
【0114】 を有する化合物。 6.化合物D−以下の構造:
【0115】
【化43】
【0116】 を有する化合物。
【0117】 DOP、DINPおよび化合物Aは、本発明の化合物/組成物に従わない比較
化合物である。化合物B、CおよびDは、本発明に従う飽和長鎖を含む化合物で
ある。
【0118】 (合成) 化合物を以下のように調製した。
【0119】 (化合物Aの合成(本発明のプロセス)) 100グラムのヒマシ油、30グラムのグリセロールおよび0.3gの50%
水酸化ナトリウムを、250℃まで加熱し、そして60分間反応させた。水酸化
ナトリウムを、0.5グラムの85%リン酸で中和した。グリセロールを、14
0℃および0.05mbarでの水蒸気蒸留によって除去した。モノグリセリド
を、200℃および5×10-3mbar未満の圧力での短経路(short p
ath)蒸留によって濃縮する。次いで、40グラムのモノグリセリドを、40
グラムの無水酢酸と、140℃で60分間反応させ、そして形成した酢酸を減圧
蒸留によって除去する。化合物Aの収量は50グラムである。
【0120】 この合成は、約90wt.%の可塑剤化合物Aを含む組成物(組成物A)を提
供した。
【0121】 (化合物Bの合成(本発明の化合物)) 100グラムの硬化ヒマシ油を、32グラムの無水酢酸と140℃で60分間
反応させ、そして形成した酢酸を減圧蒸留によって除去する。100グラムの完
全にアセチル化した硬化ヒマシ油を、100グラムのトリアセチン、0.004
5のナトリウムメトキシドおよび0.825グラムのステアリン酸アルミニウム
と、250℃で60分間反応させる。未反応のトリアセチンを、135℃および
0.01mbarでの減圧蒸留によって除去する。化合物Bを、200℃および
5×10-3mbar未満の圧力での短経路蒸留によって濃縮する。化合物Bの収
量は40グラムである。
【0122】 この合成は、約90wt.%の可塑剤化合物Bを含む組成物(組成物B)を提
供した。
【0123】 (化合物Cの合成(本発明の化合物およびプロセス)) 100グラムの硬化ヒマシ油、30グラムのグリセロールおよび0.3グラム
の50%水酸化ナトリウムを、250℃まで加熱し、そして60分間反応させる
。水酸化ナトリウムを、0.5グラムの85%リン酸で中和する。グリセロール
を、140℃および0.05mbarで、水蒸気蒸留によって除去する。モノグ
リセリドを、200℃および5×10-3mbar未満の圧力で、短経路蒸留によ
って濃縮する。次いで、40グラムのモノグリセリドを、54グラムの無水酪酸
と、150℃で90分間反応させ、そして形成した酪酸を減圧蒸留によって除去
する。化合物Cの収量は、61グラムである。
【0124】 この合成は、可塑剤化合物Cを含む組成物(組成物C)を提供した。
【0125】 (化合物Dの合成(本発明の化合物およびプロセス)) 100グラムの硬化ヒマシ油、30グラムのグリセロールおよび0.3グラム
の50%水酸化ナトリウムを250℃まで加熱し、そして60分間反応させる。
水酸化ナトリウムを、0.5グラムの85%リン酸で中和する。グリセロールを
、140℃および0.05mbarで水蒸気蒸留によって除去する。モノグリセ
リドを、200℃および5×10-3mbar未満の圧力で、短経路蒸留によって
濃縮する。次いで、40グラムのモノグリセリドを74グラムの無水ヘキサン酸
と160℃で90分間反応させ、そして形成したヘキサン酸を減圧蒸留によって
除去する。化合物Dの収量は67グラムである。
【0126】 この合成は、可塑剤化合物Dを含む組成物(組成物D)を提供した。
【0127】 (実施例1) 可塑剤組成物Bを、その可塑剤としての機能について、以下の処方を使用して
試験する。
【0128】 (処方) PVC(K=70),Vestolit S7054* 100重量部 Ca−Zn安定剤 1重量部 エポキシド化ダイズ油 3重量部 可塑剤組成物 50重量部* −Huls AG,Germanyから入手可能。
【0129】 (試験手順) 所定量の可塑剤組成物を、上記の処方に添加し、そしてこの混合物を150〜
155℃で5分間、20cmテストローラーの間で練った。このロールドシート
を、160℃および150kg/cm2で、圧縮モールディング機械を使用して
さらにプレスし、1mm厚のシートを形成する。
【0130】 この試験手順は、組成物Bが可塑化効果を提供することを実証する。
【0131】 (実施例2) 可塑剤組成物BおよびUS4426477の実施例2の4つの可塑剤を、PV
Cペースト樹脂処方物を使用して、その可塑剤としての機能を試験する。
【0132】 (処方) PVC(K=78),Vestolit P1348K* 100重量部 Ca−Zn液体安定剤 3重量部 可塑剤組成物 60重量部* −Huls AG,Germanyから入手可能。
【0133】 (試験手順) にじみ特性−デアレーション(dearation)の後、この組成物をガラ
スプレート上にスプレーして、1mm厚のフィルムを形成する。このフィルムを
、オーブン中180℃で15分間ゲル化する。得られたシートを室温で1週間放
置する。にじみ出る物質を、アセトン/IPA混合物で洗浄する。このシートを
乾燥させて、その質量損失を測定する。
【0134】 この試験手順は、US4426477の組成物の各々よりも組成物Bのにじみ
が少ないことを実証する。
【0135】 (実施例3) 可塑剤組成物Bを、エチレン/ビニルクロリドコポリマーシート処方物を使用
して評価する。
【0136】 (処方) エチレン/ビニルコポリマー(K=55)* 100重量部 Ca−Zn安定剤 2.0重量部 メチルメタクリル−ブタジエン−スチレン樹脂 5.0重量部 潤滑剤,ステアリン酸モノグリセリド 1.0重量部 ポリエチレンワックス 0.3重量部 可塑剤組成物 3.0重量部* −Huls AG,Germanyから入手可能。
【0137】 (試験手順) 上記の処方物を、180〜190℃で5分間、20cmテストローラーの間で
練る。プロセス可能性(processability)を、この点で判断する
。次に、ロールドシートを180℃および100kg/cm2でさらにプレスし
て、1mm厚のシートを形成し、次いで透明度を測定する。
【0138】 この試験手順は、組成物Bが、良好なプロセス可能性および良好な透明度を有
するポリマー組成物を提供することを実証する。
【0139】 (実施例4) 可塑剤組成物Bを、PVCラップ処方物を使用することによって評価する。
【0140】 (処方) PVC(K=70),Vestolit S7054 100重量部 エポキシド化ダイズ油 10重量部 Ca−Zn安定剤 2重量部 キレート剤 0.5重量部 くもり止め剤ソルビタンラウレート 1.0重量部 ポリオキシエチレンアルキルエーテル 1.0重量部 可塑剤組成物 35重量部 (試験手順) 上記の処方物を、19mmの押し出し形成機の使用によってラップフィルム中
に形作り、そしてこのフィルムを、性質の評価のための試験に供する。
【0141】 (押し出し形成機の規格) Brabenderエクストルジオグラフ(extrusiograph)タイ
プ19/25D スクリュー直径 19mm,L/D=25,ダイ 25mmワイドダイ スクリュー圧縮比 2:1 (押し出し条件) シリンダーヘッド温度 195℃ ダイ温度 205℃ スクリュー速度 35rpm テイクオフ速度 12m/分 この試験手順は、組成物Bが、良好なプロセス可能性、良好な透明度、にじみ
およびくもり止め特性を有するポリマー組成物を提供することを実証する。
【0142】 (実施例5) 評価した6つの組成物の各々を、PVCに取り込んだ。
【0143】 これらの化合物を、以下の量でPVCに取り込んだ。 PVC(K=70),Solvic S271GC* 100重量部 可塑剤 40重量部* −Solvay&Cie,Belgiumから入手可能。
【0144】 PVCと可塑剤化合物とをBrabender Planetary Mix
er Type P600中で混合した。このミキサーを88℃および100R
PMで操作した。この手順は、ISO/DIS4574に従う。
【0145】 個々の化合物を、ISO293−1974に従って、約4mmの厚さを有する
シートに圧縮成形する。条件は190℃および7.5barの適用圧力であった
。成形時間は、150秒に設定した。
【0146】 Dumbbell試験試料を、DIN53457(Dumbbell番号4)
に従って、圧縮成形シートから切り取った。可塑剤効果を評価するために測定し
た特性を、以下の表に示す。ショアーAをDIN53505に従って測定した。
他のすべての特性を、DIN53457に従って記録した。
【0147】 (結果)
【0148】
【表4】
【0149】 可塑化効果を記載するために代表的に使用されるパラメータは、ヤング率およ
びショアーA値である。 ・ヤング率は、弾性率ともいわれ、そしてこのパラメータの値が低くなるにつれ
て可塑化効果が良好になる。 ・ショアーAは、生成物の硬度の尺度である。この値は、一般的に可能な限り低
くあるべきである。
【0150】 試験試料の100%伸長に必要とされる応力(SASE、100%)はまた、
可塑剤の特性を評価するために使用される。このパラメータにおける低い値は、
良好な可塑化効果を示す。
【0151】 「破断における歪み」および「破断における応力」は、可塑化PVCを記載す
るために使用される2つのさらなる力学的特性である。
【0152】 工業規格の可塑剤DOPと比較すると、化合物Bは、DOPと同様の性能を提
供した。化合物Bは、化合物AおよびDINPと比較した場合、優れた性能を提
供した。化合物Cおよび化合物Dは可塑化効果を示したが、化合物Bと比べると
劣る性能を示した。
【0153】 (実施例6) 評価する6つの化合物の各々を、PVCに組み込んだ。
【0154】 これらの化合物を実施例5に従って調製し、以下の量でPVCに組み込んだ。
【0155】
【表5】
【0156】 60部の可塑剤を含むこの調合物の結果は、実施例5の調合物(40部の可塑
剤)を用いて得られた結果と比較して、すべての生成物についてより良好な可塑
化効果を示す。
【0157】 工業規格のDOPと比較した実施例5に関しては、化合物Bは、特にヤング率
、SASE(100%)およびショアーAに関して、DOPと同様の性能を提供
した。化合物Bは、化合物AおよびDINPと比較した場合、優れた性能を提供
した。化合物Cおよび化合物Dは、可塑化効果を示したが、化合物Bよりも劣る
性能を示す。
【0158】 上記の明細書中に記載されるすべての刊行物は、本明細書中に参考として援用
される。本発明の記載された方法およびシステムの種々の変更および変形は、本
発明の範囲および趣旨から逸脱することなく、当業者に明らかである。本発明は
特定の好ましい実施形態と関連して記載されてきたが、特許請求される本発明は
、このような特定の実施形態に過度に限定されるべきではないことが理解される
べきである。実際に、本発明を実施するために記載された様式の種々の変更は、
化学分野または関連分野の当業者に明らかであり、上記の特許請求の範囲の範囲
内にあることが意図される。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) C08L 27/06 C08L 27/06 27/24 27/24 33/12 33/12 33/20 33/20 C11C 3/00 C11C 3/00 3/06 3/06 3/08 3/08 (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GW,ML, MR,NE,SN,TD,TG),AP(GH,GM,K E,LS,MW,MZ,SD,SL,SZ,TZ,UG ,ZW),EA(AM,AZ,BY,KG,KZ,MD, RU,TJ,TM),AE,AG,AL,AM,AT, AU,AZ,BA,BB,BG,BR,BY,BZ,C A,CH,CN,CR,CU,CZ,DE,DK,DM ,DZ,EE,ES,FI,GB,GD,GE,GH, GM,HR,HU,ID,IL,IN,IS,JP,K E,KG,KP,KR,KZ,LC,LK,LR,LS ,LT,LU,LV,MA,MD,MG,MK,MN, MW,MX,MZ,NO,NZ,PL,PT,RO,R U,SD,SE,SG,SI,SK,SL,TJ,TM ,TR,TT,TZ,UA,UG,US,UZ,VN, YU,ZA,ZW (72)発明者 クリスティアンセン, ヨルゲン キルク デンマーク国 ディーケイ−7100 フェイ レ, フェスターガーデ 24.2 Fターム(参考) 4H006 AA01 AA02 AB50 AC48 4H059 BA13 BA26 BA33 BA34 BB02 CA36 CA48 4J002 AC072 BD061 BD081 BD101 BD181 BG052 BG101 EH046 EH056 FD026

Claims (40)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 組成物であって、以下: i)熱可塑性ポリマー ii)以下の式を有する化合物であって、 【化1】 ここで、R1、R2およびR3は、独立してアシル基または水素原子から選択され
    、 ここで、R1、R2およびR3のうちの少なくとも1つは、2〜6個の炭素原子を
    有するアシル基(短いアシル基)であり、 ここで、1つのR1、R2およびR3のうちの少なくとも1つは、10〜20個の
    炭素原子を有する飽和鎖および親水性分枝基からなる分枝鎖アシル基(長いアシ
    ル基)である、化合物、 を含む、組成物。
  2. 【請求項2】 前記親水性分枝基が、アシル基またはその誘導体である、請
    求項1に記載の組成物。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載の組成物であって、前記親水性分枝基は、以
    下の式の基であって: 【化2】 ここで、pは0〜4である、 組成物。
  4. 【請求項4】 請求項1〜3のいずれか1項に記載の組成物であって、ここ
    で、R1、R2およびR3のうちの2つが前記短いアシル基であり、そして他方の
    1、R2およびR3が長いアシル基である、組成物。
  5. 【請求項5】 前記長いアシル基の鎖が、14〜20個の炭素原子を有する
    鎖からなる、請求項1〜4のいずれか1項に記載の組成物。
  6. 【請求項6】 前記長いアシル基の鎖が、16〜20個の炭素原子を有する
    鎖からなる、請求項5に記載の組成物。
  7. 【請求項7】 前記短いアシル基が、2〜5個の炭素原子を有するアシル基
    である、請求項1〜6のいずれか1項に記載の組成物。
  8. 【請求項8】 前記短いアシル基が、2個の炭素原子を有するアシル基であ
    る、請求項7に記載の組成物。
  9. 【請求項9】 請求項1〜8のいずれか1項に記載の組成物であって、ここ
    で、前記短いアシル基は、平均、1モルのグリセロールおよびそのエステル当た
    り、2モル以下の量で存在する、組成物。
  10. 【請求項10】 請求項1〜9のいずれか1項に記載の組成物であって、こ
    こで、前記長いアシル基は、平均、1モルのグリセロールおよびそのエステル当
    たり、少なくとも0.4モル、好ましくは0.9〜2モル、より好ましくは0.
    9〜1モルの量で存在する、組成物。
  11. 【請求項11】 請求項1〜10のいずれか1項に記載の組成物であって、
    ここで、前記アシル基の総量は、平均、1モルのグリセロールおよびそのエステ
    ル当たり、2.7〜3.0モルである、組成物。
  12. 【請求項12】 請求項1〜11のいずれか1項に記載の組成物であって、
    ここで、前記化合物は、グリセロールと硬化ヒマシ油、未硬化ヒマシ油およびこ
    れらの混合物を含むヒマシ油から選択される油とのアセチル化されたエステル交
    換生成物である、組成物。
  13. 【請求項13】 請求項1〜12のいずれか1項に記載の組成物であって、
    ここで、前記熱可塑性ポリマーは、塩化ビニルポリマーまたは塩化ビニル/酢酸
    ビニルコポリマー、塩化ビニル/塩化ビニリデンコポリマー、塩化ビニル/エチ
    レンコポリマーおよびエチレン/酢酸ビニルコポリマー上に塩化ビニルをグラフ
    とすることによって調製されるコポリマーならびにこれらの混合物から選択され
    る塩化ビニルコポリマーであるか、あるいはこれらを含む、組成物。
  14. 【請求項14】 請求項1〜13のいずれか1項に記載の組成物であって、
    ここで、前記熱可塑性ポリマーが、熱可塑性ポリマーと第2のポリマーとのポリ
    マーブレンドであるか、または該ブレンドを含む、組成物。
  15. 【請求項15】 前記第2のポリマーが、メタクリルポリマーまたはアクリ
    ロニトリル−ブタジエン−スチレンポリマーである、請求項14に記載の組成物
  16. 【請求項16】 請求項1〜15のいずれか1項に記載の組成物であって、
    ここで該組成物は、100重量部の前記熱可塑性ポリマー当たり1〜100重量
    部の量の前記化合物を含む、組成物。
  17. 【請求項17】 前記化合物が、式: 【化3】 を有する、 請求項1〜16のいずれか1項に記載の組成物。
  18. 【請求項18】 前記化合物が、式: 【化4】 を有する、 請求項1〜16のいずれか1項に記載の組成物。
  19. 【請求項19】 前記化合物が、式: 【化5】 を有する、 請求項1〜16のいずれか1項に記載の組成物。
  20. 【請求項20】 以下の式の化合物: 【化6】 ここで、R4、R5、およびR6のうちの2つは、以下の式のものであり: 【化7】 ここで、R4のq、R5のq、およびR6のqのうちの2つのうちの各々は、独立
    して0〜3から選択され、そして他方のR4、R5、およびR6は、以下の式の分
    枝基であり: 【化8】 ここで、nは10〜20であり、mは2nであり、pは0〜4であり、そして、
    pおよびqのうちの1つは0より大きい。
  21. 【請求項21】 nが16〜20である、請求項20に記載の化合物。
  22. 【請求項22】 nが16〜18である、請求項20に記載の化合物。
  23. 【請求項23】 nが17である、請求項20に記載の化合物。
  24. 【請求項24】 請求項20〜23のいずれか1項に記載の化合物であって
    、ここで、前記分枝基は、以下の式の基であり: 【化9】 ここで、xは7〜10であり、yは2xである、 化合物。
  25. 【請求項25】 xが10である、請求項24に記載の化合物。
  26. 【請求項26】 pが1〜4である、請求項20〜25のいずれか1項に記
    載の化合物。
  27. 【請求項27】 pが2または4である、請求項20〜25のいずれか1項
    に記載の化合物。
  28. 【請求項28】 pが1〜3である、請求項20〜25のいずれか1項に記
    載の化合物。
  29. 【請求項29】 qが1〜4である、請求項20〜28のいずれか1項に記
    載の化合物。
  30. 【請求項30】 qが2〜4である、請求項20〜28のいずれか1項に記
    載の化合物。
  31. 【請求項31】 qが1〜3である、請求項20〜28のいずれか1項に記
    載の化合物。
  32. 【請求項32】 qが0である、請求項20〜29のいずれか1項に記載の
    化合物。
  33. 【請求項33】 式: 【化10】 の化合物。
  34. 【請求項34】 式: 【化11】 の化合物。
  35. 【請求項35】 請求項20〜34のいずれか1項に規定される化合物およ
    び熱可塑性ポリマーを含む、組成物。
  36. 【請求項36】 以下の式を有する化合物の調製のためのプロセスであって
    : 【化12】 ここで、R1、R2およびR3は、独立してアシル基または水素原子から選択され
    、 ここで、R1、R2およびR3のうちの少なくとも1つは、2〜6個の炭素原子を
    有するアシル基(短いアシル基)であり;ここで、R1、R2およびR3のうちの
    少なくとも1つは、10〜20個の炭素原子を有する鎖および親水性分枝基から
    なる分枝鎖アシル基(長いアシル基)であり; 該プロセスは、以下: (i)グリセロールと式: 【化13】 (ここで、R1、R2およびR3の各々は、10〜20個の炭素原子を有する鎖か
    らなる脂肪酸基である)を有するトリグリセリド化合物との間のエステル交換に
    より、グリセロール、モノグリセリド、ジグリセリド、および/またはトリグリ
    セリドを含む組成物を得る工程; (ii)必要に応じて、該組成物から該モノグリセリドおよび/または該ジ
    グリセリドを単離する工程; (iii)該モノグリセリドおよび/もしくは該ジグリセリドまたはこれら
    を含む該組成物をアシル化する工程、 を包含する、プロセス。
  37. 【請求項37】 請求項36に記載のプロセスであって、ここで、前記化合
    物が、請求項20〜34のいずれか1項に規定されるような化合物である、プロ
    セス。
  38. 【請求項38】 実質的に本明細書以下に記載されるような、請求項1に記
    載の組成物。
  39. 【請求項39】 実質的に本明細書以下に記載されるような、請求項20に
    記載の組成物。
  40. 【請求項40】 実質的に本明細書以下に記載されるような、請求項36に
    記載のプロセス。
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