JP2003503442A5 - - Google Patents

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JP2003503442A5
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【特許請求の範囲】
【請求項1】適応可能な半透過性の多孔性障壁を横断する透過物の流れを制御する方法であって、
−凝集する傾向のある少なくとも2つの種類または形態の両親媒性物質を含む1層または数層の膜様コーティングで囲まれた液体小滴の形態で、透過物を極性液体に懸濁または分散させることにより、製剤を調製するステップと、
−障壁を横断する透過物の流れを制御するために、障壁の所定面積の上に投与しようとする透過物の用量を選択するステップと、
−前記多孔性障壁の前記面積上に、透過物を含む選択された用量の製剤を投与するステップとから成り、但し、
−前記少なくとも2つの物質は、極性液体中での溶解度が少なくとも10倍異なり、かつ
−透過物は、障壁の孔を通過する薬剤輸送を可能にするか、もしくは透過物が孔に入った後に薬剤が障壁の孔を透過するのを可能にする、方法。
【請求項2】透過物の投与用量を増やすことにより、障壁を横断する透過物の流れが増大されることを特徴とする請求項1に記載の方法。
【請求項3】製剤のpHが3〜10であり、より好ましくは4〜9であり、最も好ましくは5〜8であることを特徴とする請求項1又は2に記載の方法。
【請求項4】前記製剤が、
−製剤の粘度が最大5Nm/sまで、より好ましくは1Nm/sまで、最も好ましくは0.2Nm/sまで増大し、その結果、製剤が投与部位に広がり、投与部位で薬物が保持されるような量の少なくとも1つの増粘剤、および/または
−酸化指数の増加を6ヶ月あたり100%未満まで、より好ましくは12ヶ月あたり100%未満まで、最も好ましくは12ヶ月あたり50%未満まで小さくする量の少なくとも1つの抗酸化剤、および/または
−製剤の総重量の1gあたりに添加された100万個の細菌数を、4日後に、好気性細菌の場合では100個未満まで、腸内細菌の場合では10個未満まで、Pseudomonas aeruginosaもしくはStaphilococcus aureusの場合では1個未満まで減少させる量の少なくとも1つの殺菌剤
を含むことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一項に記載の方法。
【請求項5】前記少なくとも1つの殺菌剤は、製剤の総重量の1gあたりに添加され
た100万個の細菌数を、3日後に、より好ましくは1日後に、好気性細菌の場合では100個未満まで、腸内細菌の場合では10個未満まで、Pseudomonas aeruginosaもしくはStaphilococcus aureusの場合では1個未満まで減少させる量で添加されることを特徴とする請求項4に記載の方法。
【請求項6】前記増粘剤は、部分的にエーテル化されたセルロース誘導体(例えば、カルボキシメチルセルロース、ヒドロキシエチルセルロース、ヒドロキシプロピルセルロース、ヒドロキシプロピルメチルセルロース、もしくはメチルセルロース);完全に合成の親水性ポリマー(例えば、ポリアクリレート、ポリメタクリレート、ポリ(ヒドロキシエチル)メタクリレート、ポリ(ヒドロキシプロピル)メタクリレート、ポリ(ヒドロキシプロピルメチル)メタクリレート、ポリアクリロニトリル、メタリルスルホネート、ポリエチレン、ポリオキシエチレンポリエチレングリコール、ポリエチレングリコール−ラクチド、ポリエチレングリコール−ジアクリレート、ポリビニルピロリドン、ポリビニルアルコール、ポリ(プロピルメタクリルアミド)、ポリ(プロピレンフマレート−co−エチレングリコール)、ポロキサマー、ポリアスパルトアミド、(ヒドラジン架橋)ヒアルロン酸、シリコーン);天然ゴム(アルギン酸塩、カラギーナン、グアガム、ゼラチン、トラガカント、(アミド化)ペクチン、キサンタン、キトサンコラーゲン、アガロースを含む);これらの混合物およびさらなる誘導体またはコポリマーならびに/あるいは他の薬学的または少なくとも生物学的に許容可能なポリマーなどの、薬学的に許容可能な親水性ポリマーからなるクラスより選択されることを特徴とする請求項4に記載の方法。
【請求項7】ポリマーの濃度は、好ましくは0.01重量%〜10重量%の範囲内に、より好ましくは0.1重量%〜5重量%の範囲内に、さらにより好ましくは0.25重量%〜3.5重量%の範囲内に、最も好ましくは0.5重量%〜2重量%の範囲内にあることを特徴とする請求項6に記載の方法。
【請求項8】前記抗酸化剤は、合成フェノール系抗酸化剤(例えば、ブチルヒドロキシアニソール(BHA)、ブチルヒドロキシトルエン(BHT)、およびジ−tert−ブチルフェノール(LY178002、LY256548、HWA−131、BF−389、CI−986、PD−127443、E−5119、BI−L−239XXなど)、tert−ブチルヒドロキノン(TBHQ)、没食子酸プロピル(PG)、1−O−ヘキシル−2,3,5−トリメチルヒドロキノン(HTHQ));芳香族アミン(例えば、ジフェニルアミン、p−アルキルチオ−o−アニシジン、エチレンジアミン誘導体、カルバゾール、テトラヒドロインデノインドール);フェノールおよびフェノール酸(例えば、グアヤコール、ヒドロキノン、バニリン、没食子酸およびこのエステル、プロトカテキュ酸、キナ酸、シリンギン酸、エラグ酸、サリチル酸、ノルジヒドログアイアレチン酸(NDGA)、オイゲノール);トコフェロール(トコフェロール(α、β、γ、δ)およびその誘導体(例えば、アクリル酸(例えば、酢酸、ラウリン酸、ミリスチン酸、パルミチン酸、オレイン酸、リノール酸)トコフェリルもしくは他の任意の適切なリポ酸トコフェリル、トコフェリル−POE−サクシネート)を含む);トロロックスならびに対応するアミドアナログおよびチオカルボキシアミドアナログ;アルコルビン酸およびその塩、イソアスコルビン酸塩、(2または3または6)−o−アルキルアルコルビン酸、アスコルビン酸エステル(例えば、6−o−ラウロイル、ミリストイル、パルミトイル、オレオイル、またはリノレオイル−L−アスコルビン酸など);非ステロイド系抗炎症剤(NSAID)(例えば、インドメタシン、ジクロフェナク、メフェナム酸、フルフェナム酸、フェニルブタゾン、オキシフェンブタゾン、アセチルサリチル酸、ナプロキセン、ジフルニサル、イブプロフェン、ケトプロフェン、ピロキシカム、ペニシラミンジスルフィド、プリマキン、キナクリン、クロロキン、ヒドロキシクロロキン、アザチオプリン、フェノバルビタール、アセトアミンフェン);アミノサリチル酸およびその誘導体;メトトレキセート、プロブコール、抗不整脈剤(例えば、アミオダロン、アプリンジン、アソカイノール)、アンブロキソール、タモキシフェン、b−ヒドロキシタモキシフェン;カルシウム拮抗薬(例えば、ニフェジピン、ニソルジピン、ニモジピン、ニカルジピン、ニルバジピン)、β受容体遮断薬(例えば、アテノロール、プロプラノロール、ネビボロール);重
亜硫酸ナトリウム、メタ重亜硫酸ナトリウム、チオ尿素;キレート剤(例えば、EDTA、GDTA、デスフェラール);内因性防御系(例えば、トランスフェリン、ラクトフェリン、フェリチン、セルロプラスミン、ハプトグロビン、ヘモペキシン、アルブミン、グルコース、ユビキノール−10);酵素抗酸化剤(例えば、スーパーオキシドジスムターゼ)および同様の活性を有する金属複合体(カタラーゼ、グルタチオンペルオキシターゼを含む)、ならびに複雑でない分子(例えば、β−カロテン、ビリルビン、尿酸);フラボノイド(例えば、フラボン、フラボノール、フラボノン、フラバノナール、シャコン、アントシアニン)、N−アセチルシステイン、メスナ、グルタチオン、チオヒスチジン誘導体、トリアゾール;タンニン、ケイ皮酸、ヒドロキシケイ皮酸およびそのエステル(例えば、クマル酸およびエステル、コーヒー酸およびそのエステル、フェルラ酸、(イソ)クロロゲン酸、シナピン酸);香辛料(例えば、チョウジ、シナモン、セージ、ローズマリー、メース、オレガノ、オールスパイス、ナツメグ)抽出物;カルノシン酸、カルノソール、カルソリン酸(carsolic acid);ロスマリン酸、ロスマリンジフェノール、ゲンチジン酸、フェルラ酸;エンバク粉の抽出物(例えば、アベナンスラマイド1および2);チオエーテル、ジチオエーテル、スルホキシド、テトラアルキルチウラムジスルフィド;フィチン酸、ステロイド誘導体(例えば、U74006F);トリプトファン代謝産物(例えば、3−ヒドロキシキヌレニン、3−ヒドロキシアントラニル酸)および有機カルコゲニドから選択されるか、あるいは酸化を抑制する酵素であることを特徴とする請求項4に記載の方法。
【請求項9】BHAまたはBHTの濃度は、0.001重量%〜2重量であり、より好ましくは0.0025重量%〜0.2重量%であり、最も好ましくは0.005重量%〜0.02重量%であり、TBHQおよびPGの濃度は、0.001重量%〜2重量%であり、より好ましくは0.005重量%〜0.2重量%であり、最も好ましくは0.01重量%〜0.02重量%であり、トコフェロールの濃度は、0.005重量%〜5重量%であり、より好ましくは0.01重量%〜0.5重量%であり、最も好ましくは0.05重量%〜0.075重量%であり、アスコルビン酸エステルの濃度は、0.001重量%〜5重量%であり、より好ましくは0.005重量%〜0.5重量%であり、最も好ましくは0.01重量%〜0.15重量%であり、アスコルビン酸の濃度は、0.01重量%〜5重量%であり、より好ましくは0.005重量%〜0.5重量%であり、最も好ましくは0.01重量%〜0.1重量%であり、重亜硫酸ナトリウムまたはメタ重亜硫酸ナトリウムの濃度は、0.001重量%〜5重量%であり、より好ましくは0.005重量%〜0.5重量%であり、最も好ましくは0.01重量%〜0.15重量%であり、チオ尿素の濃度は、0.0001重量%〜2重量%であり、より好ましくは0.0005重量%〜0.2重量%であり、最も好ましくは0.001重量%〜0.01重量%であり、最も一般的には0.005重量%であり、システインの濃度は、0.01重量%〜5重量%であり、より好ましくは0.05重量%〜2重量%であり、最も好ましくは0.1重量%〜1.0重量%であり、最も一般的には0.5重量%であり、モノチオグリセロールの濃度は、0.01重量%〜5重量%であり、より好ましくは0.05重量%〜2重量%であり、最も好ましくは0.1重量%〜1.0重量%であり、最も一般的には0.5重量%であり、NDGAの濃度は、0.0005重量%〜2重量%であり、より好ましくは0.001重量%〜0.2重量%であり、最も好ましくは0.005重量%〜0.02重量%であり、最も一般的には0.01重量%であり、グルタチオンの濃度は、0.005重量%〜5重量%であり、より好ましくは0.01重量%〜0.5重量%であり、最も好ましくは0.05重量%〜0.2重量%であり、最も一般的には0.1重量%であり、EDTAの濃度は、0.001重量%〜5重量%であり、さらにより好ましくは0.005重量%〜0.5重量%であり、最も好ましくは0.01重量%〜0.2重量%であり、最も一般的には0.05重量%〜0.975重量%であり、クエン酸の濃度は、0.001重量%〜5重量%であり、さらにより好ましくは0.005重量%〜3重量%であり、最も好ましくは0.01重量%〜0.2重量%であり、最も一般的には0.3重量%〜2重量%であることを特徴とする請求項8に記載の方法。
【請求項10】前記殺菌剤は、短鎖アルコール(例えば、エチルアルコールおよびイソプロピルアルコール、クロロブタノール、ベンジルアルコール、クロロベンジルアルコール、ジクロロベンジルアルコール);ヘキサクロロフェン;フェノール化合物(例えば、クレゾール、4−クロロ−m−クレゾール、p−クロロ−m−キシレノール、ジクロロフェン、ヘキサクロロフェン、ポビドンヨード);パラベン、特にアルキルパラベン(例えば、メチルパラベン、エチルパラベン、プロピルパラベン、またはブチルパラベン)、ベンジルパラベン;酸(例えば、ソルビン酸、安息香酸およびその塩);アルコニウム塩(例えば、ベンズアルコニウム塩(特に、塩化ベンズアルコニウムおよび臭化ベンズアルコニウム)、セトリモニウム塩(例えば、臭化セトリモニウム)などの第4級アンモニウム化合物;フェノアルケシニウム塩(例えば、臭化フェノドデシニウム、塩化セチルピリジニウム、または他の塩;水銀化合物(例えば、酢酸フェニル水銀、ホウ酸フェニル水銀、または硝酸フェニル水銀、チメロサール;クロルヘキシジンまたはそのグルコン酸塩;生物起源の抗菌活性化合物、あるいはその混合物から選択されることを特徴とする請求項4に記載の方法。
【請求項11】短鎖アルコールのバルク濃度は、エチルアルコール、プロピルアルコール、ブチルアルコール、またはベンジルアルコールの場合、好ましくは10重量%までであり、より好ましくは5重量%までであり、最も好ましくは0.5重量%〜3重量%の範囲内であり、クロロブタノールの場合、0.3重量%〜0.6重量%の範囲内であり;パラベンのバルク濃度は、特にメチルパラベンの場合、0.05重量%〜0.2重量%の範囲内であり、プロピルパラベンの場合、0.002重量%〜0.02重量%の範囲内であり;ソルビン酸のバルク濃度は、0.05重量%〜0.2重量%の範囲内であり、安息香酸の場合、0.1重量%〜0.5重量%の範囲内であり;フェノールであるトリクロサンのバルク濃度は、0.1重量%〜0.3重量%の範囲内であり、クロルヘキシジンのバルク濃度は、0.01重量%〜0.05重量%の範囲内であることを特徴とする請求項10に記載の方法。
【請求項12】凝集物質のうち溶解度の小さい方の物質は脂質もしくは脂質様物質(特に、極性脂質)であるのに対して、懸濁液中での溶解度が大きく、かつ小滴の平均弾性エネルギーを小さくする物質は界面活性剤であるかもしくは界面活性剤に似た特性を有し、および/または界面活性剤もしくは界面活性剤様物質に匹敵するくらいの溶解度がある脂質もしくは脂質様物質の形態であることを特徴とする請求項1乃至11のいずれか一項に記載の方法。
【請求項13】脂質または脂質様物質は、生物供給源に由来する脂質もしくはリポイド、または対応する合成脂質もしくはこれらを改良したもののいずれかであることが好ましく、脂質は、好ましくは以下の一般式に対応する純粋なリン脂質のクラスに属することを特徴とする請求項12に記載の方法。
【化1】
Figure 2003503442
(式中、R1およびR2は、脂肪族鎖(一般的に、C10-20アシルまたはアルキル
もしくは部分的に不飽和な脂肪酸残基(特に、オレオイル、パルミトエロイル、エライドイル、リノレイル、リノレニル、リノレノイル、アラキドイル、バクシニル、ラウロイル、ミリストイル、パルミトイル、もしくはステアロイル鎖))であり、R3は、水素、2−トリメチルアミノ−1−エチル、2−アミノ−1−
エチル、C1-4アルキル、カルボキシで置換されたC1-5アルキル、ヒドロキシで置換され
たC2-5アルキル、カルボキシおよびヒドロキシで置換されたC2-5アルキル、またはカルボキシおよびアミノで置換されたC2-5アルキル、イノシトール、スフィンゴシン、または前記物質の塩であり、前記脂質はまた、硫黄もしくは炭水化物を含む脂質または他の任意の二重層形成脂質(特に、半プロトン化液体脂肪酸)のグリセリド、イソプレノイド脂質、ステロイド、ステリンまたはステロールを含み、前記脂質は、ホスファチジルコリン、ホスファチジルエタノールアミン、ホスファチジルグリセロール、ホスファチジルイノシトール、ホスファチジン酸、ホスファチジルセリン、スフィンゴミエリン、または他のスフィンゴリン脂質、スフィンゴ糖脂質(セレブロシド、セラミドポリヘキソシド、スルファチド、スフィンゴプラスマローゲンを含む)、ガングリオシド、および他の糖脂質または合成脂質(特に、対応するスフィンゴシン誘導体を含むのもの)、または他の任意の糖脂質からなる群より選択され、ここで、2つの類似する鎖または異なる鎖が、(ジアシル化合物およびジアルケノイル化合物のように)バックボーンとエステル結合しているか、ジアルキル脂質のようにバックボーンとエーテル結合している。)
【請求項14】界面活性剤または界面活性剤様物質が、好ましくは、非イオン界面活性剤、両性イオン界面活性剤、陰イオン界面活性剤、または陽イオン界面活性剤、特に、脂肪酸、脂肪アルコール、アルキル−トリ/ジ/メチル−アンモニウム塩、アルキル硫酸塩、コール酸塩、デオキシコール酸塩、グリココール酸塩、グリコデオキシコール酸塩、タウロデオキシコール酸塩、タウロコール酸塩などの一価の塩、アシル−もしくはアルカノイル−ジメチル−アミノキシド(特に、ドデシル−ジメチル−アミノキシド)、アルキル−もしくはアルカノイル−N−メチルグルカミド、N−アルキル−N,N−ジメチルグリシン、3−(アシルメチルアンモニオ)−アルカンスルホン酸塩、N−アシル−スルホベタイン、ポリエチレン−グリコール−オクチルフェニルエーテル(特に、ノナエチレン−グリコール−オクチルフェニルエーテル)、ポリエチレン−アシルエーテル(特に、ノナエチレン−ドデシルエーテル)、ポリエチレン−グリコール−イソアシルエーテル(特に、オクタエチレン−グリコール−イソトリデシルエーテル)、ポリエチレン−アシルエーテル(特に、オクタエチレンドデシルエーテル)、ポリエチレン−グリコール−ソルビタン−アシルエーテル(例えば、ポリエチレングリコール−20−モノラウレート(Tween 20)もしくはポリエチレングリコール−20−ソルビタン−モノオレエート(Tween 80))、ポリヒドロキシエチレン−アシルエーテル(特に、ポリヒドロキシエチレン−ラウリルエーテル、−ミリストイルエーテル、−セチルステアリルエーテル、もしくは−オレオイルエーテル(例えば、ポリヒドロキシエチレン−4もしくは6もしくは8もしくは10もしくは12などのラウリルエーテル(Brijシリーズ)、または例えば、ポリヒドロキシエチレン−8−ステアレート(Myrj45)、−ラウレート、もしくは−オレエート型の対応するエステル、またはポリエトキシル化ヒマシ油40))、ソルビタン−モノアルキレート(例えば、ArlacelもしくはSpan)(特に、ソルビタン−モノラウレート)、アシル−またはアルカノイル−N−メチルグルカミド(特に、デカノイル−またはドデカノイル−N−メチルグルカミド)、アルキル硫酸塩(塩)(例えば、ラウリル硫酸塩またはオレオイル硫酸塩)、デオキシコール酸ナトリウム、グリコデオキシコール酸ナトリウム、オレイン酸ナトリウム、タウリン酸ナトリウム、脂肪酸塩(例えば、エライジン酸ナトリウム、リノール酸ナトリウム、ラウリン酸ナトリウム)、リゾリン脂質(例えば、n−オクタデシレン(=オレオイル)−グリセロホスファチジン酸、−ホスホリルグリセロール、または−ホスホリルセリン、n−アシル(例えば、ラウリルまたはオレオイル)−グリセロ−ホスファチジン酸、−ホスホリルグリセロール、または−ホスホリルセリン、n−テトラデシル−グリセロ−ホスファチジン酸、−ホスホリルグリセロール、または−ホスホリルセリン、対応するパルミテロイル−、エライドイル−、ワクセニル−リゾリン脂質または対応する短鎖リン脂質)、あるいは界面活性ポリペプチドであることを特徴とする請求項12に記載の方法。
【請求項15】透過物の平均直径は、30nm〜500nmであり、より好ましくは40nm〜250nmであり、さらにより好ましくは50nm〜200nmであり、特に好ましくは60nm〜150nmであることを特徴とする請求項1乃至14のいずれか一
項に記載の方法。
【請求項16】製剤中の小滴の総乾燥重量は、製剤総重量の0.01重量%(w%)〜40重量%であり、より好ましくは0.1重量%〜30重量%であり、最も好ましくは0.5重量%〜20重量%であることを特徴とする請求項1乃至15のいずれか一項に記載の方法。
【請求項17】少なくとも1つの両親媒性物質および/または少なくとも1つの界面活性物質もしくは界面活性剤ならびに/あるいは少なくとも1つの親水性の液体と薬剤とを(必要であれば別個に)混合して溶液を生成する場合に、好ましくは、従来の駆動圧を使用した機械的エネルギー(例えば、振盪、攪拌、振動、ホモジナイゼーション、超音波処理、剪断、凍結融解、または濾過)の作用により、薬剤と会合するかおよび/または薬剤を取り込む透過物の形成が後に誘導されるように、得られる(部分的な)混合物または溶液を合一させることを特徴とする請求項1乃至16のいずれか一項に記載の方法。
【請求項18】前記両親媒性物質を、揮発性溶媒(例えば、アルコール、特に、エタノール)または他の薬学的に許容可能な有機溶媒(例えば、エタノール、1−プロパノールおよび2−プロパノール、ベンジルアルコール、プロピレングリコール、ポリエチレングリコール(分子量200〜400D)もしくはグリセロール)、他の薬学的に許容可能な有機溶媒(例えば、過冷却気体、特に、超臨界CO2))に溶解し、次に、最終調製物を作成する前に、これらの溶媒を、
特に、蒸発または希釈により除去することを特徴とする請求項17に記載の方法。
【請求項19】液相への必要とされる物質の添加、逆相からの蒸発、注入または透析により(必要に応じて、従来の(特に、低い(1MPa)かまたは中間(10MPaまで)の)駆動圧を使用した機械的ストレス(例えば、振盪、攪拌(特に、高速攪拌)、振動、ホモジナイゼーション、超音波処理、剪断、凍結融解、または濾過)の作用により)、透過物の形成が誘導されることを特徴とする請求項17又は18に記載の方法。
【請求項20】透過物の形成は、濾過により誘導され、濾過材の孔径は、0.01μm〜0.8μmであり、より好ましくは0.02μm〜0.3μmであり、最も好ましくは0.05μm〜0.15μmであり、いくつかのフィルターを連続して使用してもよく、並列で使用してもよいことを特徴とする請求項19に記載の方法。
【請求項21】薬剤と透過物は、
−透過物が形成した後に(例えば、薬学的に許容可能な液体(例えば、エタノール、1−プロパノールおよび2−プロパノール、ベンジルアルコール、プロピレングリコール、ポリエチレングリコール(分子量200〜400D)またはグリセロール)に溶解した薬物の溶液を懸濁媒質に注入した後に)、
−透過物の形成と同時に(必要に応じて、薬物共溶液と少なくともいくらかの透過物成分を使用する)、
少なくとも部分的に会合されることを特徴とする請求項17乃至20のいずれか一項に記載の方法。
【請求項22】薬剤と会合する透過物は、製剤を投与する直前に、都合に応じて、適切な濃縮物または凍結乾燥物から調製されることを特徴とする請求項17乃至21のいずれか一項に記載の方法。
【請求項23】製剤は、特に、適宜、定量噴霧器、スペンダー、ローラー、スポンジ、または非閉塞性パッチを使用することにより、投与部位上での噴霧、塗布、引き延ばし、または拭き取りにより投与されることを特徴とする請求項1乃至22のいずれか一項に記載の方法。
【請求項24】障壁は、哺乳動物の身体および/または植物の一部であり、好ましくは、皮膚および/または少なくとも部分的に角質化した内皮および/または鼻粘膜もしくは他の任意の粘膜であることを特徴とする請求項1乃至23のいずれか一項に記載の方法。
【請求項25】透過物が、皮膚および/または少なくとも部分的に角質化した内皮の上に投与される場合、透過物の用量/面積は、好ましくは0.1mg/cm2(1平方セ
ンチメートルあたり0.1mg)〜40mg/cm2であり、より好ましくは0.25mg/cm2〜30mg/cm2であり、さらにより好ましくは0.5mg/cm2〜15mg/cm2であることを特徴とする請求項24に記載の方法。
【請求項26】透過物が、鼻粘膜または他の粘膜の上に投与される場合、透過物の用量/面積は、好ましくは0.05mg/cm2〜20mg/cm2であり、より好ましくは0.1mg/cm2〜15mg/cm2であり、さらにより好ましくは0.5mg/cm2〜10mg/cm2であることを特徴とする請求項24に記載の方法。
【請求項27】透過物が、植物体、植物の葉、または植物の針状葉の上に投与される場合、透過物の用量/面積は、好ましくは0.0001mg/cm2
0.1mg/cm2であり、より好ましくは0.0005mg/cm2〜0.05mg/cm2であり、さらにより好ましくは0.001mg/cm2〜0.01mg/cm2であることを特徴とする請求項26に記載の方法。
【請求項28】 所望の対応する用量/面積を生じる量の、請求項1乃至27のいずれか一項に記載の製剤を含むパッチ。
【請求項29】非閉塞性裏当てライナーと、
内部ライナーとを備え、裏当てライナーおよび内部ライナーはリザーバーを形成することを特徴とする請求項28に記載のパッチ。

【請求項30】非閉塞性裏当てライナーと、
トリックス層とを備えることを特徴とする請求項28に記載のパッチ。

【請求項31】非閉塞性裏当てライナーは、1000g/cm2日を超える
、好ましくは5,000g/cm2日を超える、最も好ましくは10,000g/cm2日を超える平均蒸発速度(MVTR)を示すことを特徴とする請求項29又は30に記載のパッチ。
【請求項32】 前記障壁を横断する透過物の流れは、非閉塞性裏当てライナーを横切る溶媒消失により制御される請求項30または31に記載のパッチ。
【請求項33】非閉塞性裏当てライナーは、100nmより小さい、好ましくは70nmより小さい、より好ましくは30nmより小さい、最も好ましくは裏当て材料の分子間距離と同じくらいの孔を有することを特徴とする請求項28又は32に記載のパッチ。
【請求項34】非閉塞性裏当てライナーは、ポリウレタン膜、好ましくはポリエステルトラックエッチング多孔性膜、より好ましくはポリカーボネートトラックエッチング多孔性膜、最も好ましくはポリエチレン細孔性膜を備えることを特徴とする請求項28乃至33のいずれか一項に記載のパッチ。
【請求項35】内部ライナーは、貯蔵中でのパッチからの望ましくない製剤放出を妨げ、皮膚に接触した時に急速な皮膚の湿潤を可能にすることを特徴とする請求項28乃至34のいずれか一項に記載のパッチ。
【請求項36】内部ライナーは、均質な膜、好ましくはポリエステルトラックエッチング多孔性膜またはポリカーボネートトラックエッチング多孔性膜を備えることを特徴とする請求項28乃至35のいずれか一項に記載のパッチ。
【請求項37】内部ライナー膜は、5%までの、好ましくは15%までの、より好ましくは25%までの、最も好ましくは25%を超える孔密度と、および/または20nm〜200nmの範囲内の、好ましくは50nm〜140nmの範囲内の、最も好ましくは80nm〜120nmの範囲内の孔径を有することを特徴とする請求項36に記載のパッチ。
【請求項38】内部ライナーは、疎水性メッシュ膜および/または疎水性の糸で作られたメッシュ開口部を有する不織フリースを含むことを特徴とする請求項28乃至37のいずれか一項に記載のパッチ。
【請求項39】内部ライナーは、50nm〜3000nmの範囲内の、好ましくは、500nm〜2000nmの範囲内の、最も好ましくは約1500nmの平均孔径を有す
る細孔性ポリエチレン膜であることを特徴とする請求項28乃至38のいずれか一項に記載のパッチ。
【請求項40】パッチは、感圧性接着層(好ましくは、ポリアクリレート、ポリイソブチレン、シリコーン、エチレン酢酸ビニルコポリマー、ポリビニルピロリドン、またはポリエチレンオキシドヒドロゲルを含む接着層)を備えることを特徴とする請求項28乃至39のいずれか一項に記載のパッチ。
【請求項41】パッチは、乾燥剤を含む層、マトリックス層、フォームテープ層、および/または保護層を含めた、1または複数のさらなる層を備えることを特徴とする請求項28乃至40のいずれか一項に記載のパッチ。
【請求項42】 薬物を放出する膜の面積は、0.5cm 2 〜250cm 2 であり、より好ましくは1cm 2 〜100cm 2 であり、さらにより好ましくは2cm 2 〜50cm 2 であり、最も好ましくは4cm 2 〜25cm 2 である請求項28〜41のいずれか一項に記載のパッチ。
【請求項43】パッチは、貯蔵中に互いに分離されている少なくとも2つの区画を備えることを特徴とする請求項28乃至42のいずれか一項に記載のパッチ。
【請求項44】前記区画の少なくとも1つはパッチの内部および/または外部にあることを特徴とする請求項28乃至43のいずれか一項に記載のパッチ。
【請求項45】貯蔵中に、製剤および/または個々の製剤成分および/または薬剤および/または薬剤および/または薬剤を含まない透過物の懸濁液/分散液は、いくつかの(好ましくは5未満の、より好ましくは3つの、最も好ましくは2つの)分離したパッチ区画で保持され、これらのパッチ区画は、場合に応じて、パッチ貼り付ける前または間またはパッチを貼り付けた後に合一されることを特徴とする請求項28乃至44のいずれか一項に記載のパッチ。
【請求項46】外側区画は、リザーバーとつながっている注入システムを備えることを特徴とする請求項28乃至45のいずれか一項に記載のパッチ。
【請求項47】前記区画は、裏当てライナーおよび内部ライナーにより形成されるリザーバー内にあることを特徴とする請求項28乃至45のいずれか一項に記載のパッチ。
【請求項48】前記区画は縦に積み重ねられているか、および/または横に並んで配置されているか、ならびに/あるいは1つの区画が第2の区画の中に(好ましくは、第2の区画に固定されることなく)組み込まれていることを特徴とする請求項28乃至45のいずれか一項に記載のパッチ。
【請求項49】前記区画は、制御可能に開閉できる障壁(好ましくは、膜)により、および/またはプラグにより、および/または区画を形成する積層により、互いに分けられていることを特徴とする請求項47又は48に記載のパッチ。
【請求項50】機械的作用(例えば、加圧、摩擦、混練、加撚、引き裂き)により直接的に、および/または温度、浸透圧、もしくは電位を間接的に変え、それにより分離障壁を除去もしくは破壊することにより間接的に、前記区画の成分を組み合わせ、混合することを特徴とする請求項43乃至49のいずれか一項に記載のパッチ。
【請求項51】−請求項31乃至34のいずれか一項に記載の非閉塞性裏当てライナーと、
−少なくとも2つの区画に分けられているリザーバーを形成する膜とを備えたパッチにおいて、
製剤がリザーバーから放出する時、製剤は皮膚に直接接触していることを特徴とする請求項28に記載のパッチ。
【請求項52】機械的作用(例えば、加圧、摩擦、混練、加撚、引き裂き)により直接的に、および/または温度、浸透圧、もしくは電位を間接的に変え、それにより分離障壁を除去もしくは破壊することにより間接的に、前記区画の成分を組み合わせ、混合することを含む請求項43乃至51のいずれか一項に記載のパッチを使用する方法。
【請求項53】製剤を請求項1乃至27のいずれか一項に記載の方法に従って選択された用量/面積で投与できる量の製剤を含むキット。
【請求項54】製剤は、瓶または他の任意の容器に入っていることを特徴とする請求項53に記載のキット。
【請求項55】キットは製剤を投与するための装置を含むことを特徴とする請求項53又は54に記載のキット。
【請求項56】 前記製剤を投与するための装置が請求項28〜51のいずれか一項に記載のパッチからなる請求項55に記載のキット。
【請求項57】 前記製剤を投与するための装置が前記パッチのリザーバーに接続された注射システム、好ましくは注射器からなる請求項55に記載のキット。
【請求項58】 前記製剤を投与するための装置が定量噴霧器、スペンダー、ローラー、またはスポンジからなる請求項55に記載のキット。
【請求項59】障壁を通過して薬剤を輸送することにより、薬剤を哺乳動物の身体または植物に投与する方法であって、障壁は、哺乳物の身体または植物の無傷の皮膚(皮)、粘膜、および/またはクチクラであり、薬剤は透過物と会合し、透過物は、皮膚の孔または粘膜内もしくはクチクラ内の通路を通過する薬剤輸送を可能にするか、あるいは透過物が孔を開いた後、および/または孔に入った後に、皮膚の孔への薬剤透過を可能にする方法において、
−凝集する傾向のある少なくとも2つの種類または形態の両親媒性物質を含む1層または数層の膜様コーティングで囲まれた液体小滴の形態で、透過物を極性液体に懸濁または分散させることにより、製剤を調製するステップと、
−障壁を横断する透過物の流れを制御するために、障壁の所定面積上に投与しようとする透過物の用量を選択するステップと、
−前記多孔性障壁の前記面積の上に、透過物を含む選択された用量の製剤を投与するステップから成り、但し、
−前記少なくとも2つの物質は、極性液体中での溶解度が少なくとも10倍、異なり、かつ
−透過物は、障壁の孔を通過する薬剤輸送を可能にするか、もしくは透過物が孔に入った後に、薬剤が障壁の孔を透過するのを可能にする、方法。
【請求項60】障壁の面積あたりの投与される用量の透過物を増やすことにより、障壁を横断する透過物の流れが増大されることを特徴とする請求項59に記載の方法。
【請求項61】製剤のpHは、3〜10であり、より好ましくは4〜9、最も好ましくは5〜8であることを特徴とする請求項59又は60に記載の方法。
【請求項62】製剤は、
−製剤の粘度が最大5Nm/sまで、より好ましくは1Nm/sまで、最も好ましくは0.2Nm/sまで増大し、その結果、製剤が投与部位に広がり、投与部位で薬物が保持されるような量の少なくとも1つの増粘剤、および/または
−酸化指数の増加を6ヶ月あたり100%未満まで、より好ましくは12ヶ月あたり100%未満まで、最も好ましくは12ヶ月あたり50%未満まで小さくする量の少なくとも1つの抗酸化剤、および/または
−製剤の総重量の1gあたりに添加された100万個の細菌数を、4日後に、好気性細菌の場合では100個未満まで、腸内細菌の場合では10個未満まで、Pseudomonas aeruginosaもしくはStaphilococcus aureusの場合では1個未満まで減少させる量の少なくとも1つの殺菌剤、
を含むことを特徴とする請求項59乃至61に記載の方法。
【請求項63】前記少なくとも1つの殺菌剤は、製剤の総重量の1gあたりに添加された100万個の細菌数を、3日後に、より好ましくは1日後に、好気性細菌の場合では100個未満まで、腸内細菌の場合では10個未満まで、Pseudomonas aeruginosaもしくはStaphilococcus aureusの場合では1個未満まで減少させる量で添加されることを特徴とする請求項62に記載の方法。
【請求項64】前記増粘剤は、部分的にエーテル化されたセルロース誘導体(例えば、カルボキシメチルセルロース、ヒドロキシエチルセルロース、ヒドロキシプロピルセル
ロース、ヒドロキシプロピルメチルセルロース、もしくはメチルセルロース);完全に合成の親水性ポリマー(例えば、ポリアクリレート、ポリメタクリレート、ポリ(ヒドロキシエチル)メタクリレート、ポリ(ヒドロキシプロピル)メタクリレート、ポリ(ヒドロキシプロピルメチル)メタクリレート、ポリアクリロニトリル、メタリルスルホネート、ポリエチレン、ポリオキシエチレン、ポリエチレングリコール、ポリエチレングリコール−ラクチド、ポリエチレングリコール−ジアクリレート、ポリビニルピロリドン、ポリビニルアルコール、ポリ(プロピルメタクリルアミド)、ポリ(プロピレンフマレート−co−エチレングリコール)、ポロキサマー、ポリアスパルトアミド、(ヒドラジン架橋)ヒアルロン酸、シリコーン);天然ゴム(アルギン酸塩、カラギーナン、グアガム、ゼラチン、トラガカント、(アミド化)ペクチン、キサンタン、キトサンコラーゲン、アガロースを含む);これらの混合物およびさらなる誘導体またはコポリマーならびに/あるいは他の薬学的または少なくとも生物学的に許容可能なポリマーなどの、薬学的に許容可能な親水性ポリマーからなるクラスより選択されることを特徴とする請求項62に記載の方法。
【請求項65】ポリマーの濃度は、0.01重量%〜10重量%の範囲内に、より好ましくは0.1重量%〜5重量%の範囲内に、さらにより好ましくは0.25重量%〜3.5重量%の範囲内に、最も好ましくは0.5重量%〜2重量%の範囲内であることを特徴とする請求項64に記載の方法。
【請求項66】前記抗酸化剤は、好ましくは、合成フェノール系抗酸化剤(例えば、ブチルヒドロキシアニソール(BHA)、ブチルヒドロキシトルエン(BHT)、およびジ−tert−ブチルフェノール(LY178002、LY256548、HWA−131、BF−389、CI−986、PD−127443、E−5119、BI−L−239XXなど)、tert−ブチルヒドロキノン(TBHQ)、没食子酸プロピル(PG)、1−O−ヘキシル−2,3,5−トリメチルヒドロキノン(HTHQ));芳香族アミン(例えば、ジフェニルアミン、p−アルキルチオ−o−アニシジン、エチレンジアミン誘導体、カルバゾール、テトラヒドロインデノインドール);フェノールおよびフェノール酸(例えば、グアヤコール、ヒドロキノン、バニリン、没食子酸およびこのエステル、プロトカテキュ酸、キナ酸、シリンギン酸、エラグ酸、サリチル酸、ノルジヒドログアイアレチン酸(NDGA)、オイゲノール);トコフェロール(トコフェロール(α、β、γ、δ)およびその誘導体(例えば、アクリル酸(例えば、酢酸、ラウリン酸、ミリスチン酸、パルミチン酸、オレイン酸、リノール酸)トコフェリルもしくは他の任意の適切なリポ酸トコフェリル)、トコフェリル−POE−サクシネート)を含む);トロロックスならびに対応するアミドアナログおよびチオカルボキシアミドアナログ;アルコルビン酸およびその塩、イソアスコルビン酸塩、(2または3または6)−o−アルキルアルコルビン酸、アスコルビン酸エステル(例えば、6−o−ラウロイル、ミリストイル、パルミトイル、オレオイル、またはリノレオイル−L−アスコルビン酸など);非ステロイド系抗炎症剤(NSAID)(例えば、インドメタシン、ジクロフェナク、メフェナム酸、フルフェナム酸、フェニルブタゾン、オキシフェンブタゾン、アセチルサリチル酸、ナプロキセン、ジフルニサル、イブプロフェン、ケトプロフェン、ピロキシカム、ペニシラミン、ペニシラミンジスルフィド、プリマキン、キナクリン、クロロキン、ヒドロキシクロロキン、アザチオプリン、フェノバルビタール、アセトアミンフェン);アミノサリチル酸およびその誘導体;メトトレキセート、プロブコール、抗不整脈剤(例えば、アミオダロン、アプリンジン、アソカイノール)、アンブロキソール、タモキシフェン、b−ヒドロキシタモキシフェン;カルシウム拮抗薬(例えば、ニフェジピン、ニソルジピン、ニモジピン、ニカルジピン、ニルバジピン)、β受容体遮断薬(例えば、アテノロール、プロプラノロール、ネビボロール);重亜硫酸ナトリウム、メタ重亜硫酸ナトリウム、チオ尿素;キレート剤(例えば、EDTA、GDTA、デスフェラール);内因性防御系(例えば、トランスフェリン、ラクトフェリン、フェリチン、セルロプラスミン、ハプトグロビン、ヘモペキシン、アルブミン、グルコース、ユビキノール−10);酵素抗酸化剤(例えば、スーパーオキシドジスムターゼ)および同様の活性を有する金属複合体(カタラーゼ
、グルタチオンペルオキシターゼを含む)、ならびに複雑でない分子(例えば、β−カロテン、ビリルビン、尿酸);フラボノイド(例えば、フラボン、フラボノール、フラボノン、フラバノナール、シャコン、アントシアニン)、N−アセチルシステイン、メスナ、グルタチオン、チオヒスチジン誘導体、トリアゾール;タンニン、ケイ皮酸、ヒドロキシケイ皮酸およびそのエステル(例えば、クマル酸およびエステル、コーヒー酸およびそのエステル、フェルラ酸、(イソ)クロロゲン酸、シナピン酸);香辛料(例えば、チョウジ、シナモン、セージ、ローズマリー、メース、オレガノ、オールスパイス、ナツメグ)抽出物;カルノシン酸、カルノソール、カルソリン酸(carsolic acid);ロスマリン酸、ロスマリンジフェノール、ゲンチジン酸、フェルラ酸;エンバク粉の抽出物(例えば、アベナンスラマイド1および2);チオエーテル、ジチオエーテル、スルホキシド、テトラアルキルチウラムジスルフィド;フィチン酸、ステロイド誘導体(例えば、U74006F);トリプトファン代謝産物(例えば、3−ヒドロキシキヌレニン、3−ヒドロキシアントラニル酸)および有機カルコゲニドから選択されるか、あるいは酸化を抑制する酵素であることを特徴とする請求項62に記載の方法。
【請求項67】BHAまたはBHTの濃度は、0.001重量%〜2重量であり、より好ましくは0.0025重量%〜0.2重量%であり、最も好ましくは0.005重量%〜0.02重量%であり、TBHQおよびPGの濃度は、0.001重量%〜2重量%であり、より好ましくは0.005重量%〜0.2重量%であり、最も好ましくは0.01重量%〜0.02重量%であり、トコフェロールの濃度は、0.005重量%〜5重量%であり、より好ましくは0.01重量%〜0.5重量%であり、最も好ましくは0.05重量%〜0.075重量%であり、アスコルビン酸エステルの濃度は、0.001重量%〜5重量%であり、より好ましくは0.005重量%〜0.5重量%であり、最も好ましくは0.01重量%〜0.15重量%であり、アスコルビン酸の濃度は、0.01重量%〜5重量%であり、より好ましくは0.005重量%〜0.5重量%であり、最も好ましくは0.01重量%〜0.1重量%であり、重亜硫酸ナトリウムまたはメタ重亜硫酸ナトリウムの濃度は、0.001重量%〜5重量%であり、より好ましくは0.005重量%〜0.5重量%であり、最も好ましくは0.01重量%〜0.15重量%であり、チオ尿素の濃度は、0.0001重量%〜2重量%であり、より好ましくは0.0005重量%〜0.2重量%であり、最も好ましくは0.001重量%〜0.01重量%であり、最も一般的には0.005重量%であり、システインの濃度は、0.01重量%〜5重量%であり、より好ましくは0.05重量%〜2重量%であり、最も好ましくは0.1重量%〜1.0重量%であり、最も一般的には0.5重量%であり、モノチオグリセロールの濃度は、0.01重量%〜5重量%であり、より好ましくは0.05重量%〜2重量%であり、最も好ましくは0.1重量%〜1.0重量%であり、最も一般的には0.5重量%であり、NDGAの濃度は、0.0005重量%〜2重量%であり、より好ましくは0.001重量%〜0.2重量%であり、最も好ましくは0.005重量%〜0.02重量%であり、最も一般的には0.01重量%であり、グルタチオンの濃度は、0.005重量%〜5重量%であり、より好ましくは0.01重量%〜0.5重量%であり、最も好ましくは0.05重量%〜0.2重量%であり、最も一般的には0.1重量%であり、EDTAの濃度は、0.001重量%〜5重量%であり、さらにより好ましくは0.005重量%〜0.5重量%であり、最も好ましくは0.01重量%〜0.2重量%であり、最も一般的には0.05重量%〜0.975重量%であり、クエン酸の濃度は、0.001重量%〜5重量%であり、さらにより好ましくは0.005重量%〜3重量%であり、最も好ましくは0.01重量%〜0.2重量%であり、最も一般的には0.3重量%〜2重量%であることを特徴とする請求項66に記載の方法。
【請求項68】前記殺菌剤は、短鎖アルコール(例えば、エチルアルコールおよびイソプロピルアルコール、クロロブタノール、ベンジルアルコール、クロロベンジルアルコール、ジクロロベンジルアルコール);ヘキサクロロフェン;フェノール化合物(例えば、クレゾール、4−クロロ−m−クレゾール、p−クロロ−m−キシレノール、ジクロロフェン、ヘキサクロロフェン、ポビドンヨード);パラベン、特にアルキルパラベン(例
えば、メチルパラベン、エチルパラベン、プロピルパラベン、またはブチルパラベン)、ベンジルパラベン;酸(例えば、ソルビン酸、安息香酸およびその塩);アルコニウム塩(例えば、ベンザルコニウム塩(特に、塩化ベンズアルコニウムおよび臭化ベンズアルコニウム)、セトリモニウム塩(例えば、臭化セトリモニウム)などの第4級アンモニウム化合物;フェノアルケシニウム塩(例えば、臭化フェノドデシニウム、塩化セチルピリジニウム、または他の塩;水銀化合物(例えば、酢酸フェニル水銀、ホウ酸フェニル水銀、または硝酸フェニル水銀、チメロサール);クロルヘキシジンまたはそのグルコン酸塩;生物起源の抗菌活性化合物、あるいはその混合物から選択されることを特徴とする請求項62に記載の方法。
【請求項69】短鎖アルコールのバルク濃度は、エチルアルコール、プロピルアルコール、ブチルアルコール、またはベンジルアルコールの場合、10重量%までであり、より好ましくは5重量%までであり、最も好ましくは0.5重量%〜3重量%の範囲内であり、クロロブタノールの場合、0.3重量%〜0.6重量%の範囲内であり;パラベンのバルク濃度は、特にメチルパラベンの場合、0.05重量%〜0.2重量%の範囲内であり、プロピルパラベンの場合、0.002重量%〜0.02重量%の範囲内であり;ソルビン酸のバルク濃度は、0.05重量%〜0.2重量%の範囲内であり、安息香酸の場合、0.1重量%〜0.5重量%の範囲内である。フェノールであるトリクロサンのバルク濃度は、0.1重量%〜0.3重量%の範囲内であり、クロルヘキシジンのバルク濃度は、0.01重量%〜0.05重量%の範囲内であることを特徴とする請求項68に記載の方法。
【請求項70】凝集物質のうち溶解度の小さい方の物質は脂質もしくは脂質様物質(特に、極性脂質)であるのに対して、懸濁液中での溶解度が大きく、かつ小滴の平均弾性エネルギーを小さくする物質は界面活性剤であるか、もしくは界面活性剤に似た特性を有し、および/または界面活性剤もしくは界面活性剤様物質に匹敵するくらいの溶解度がある脂質もしくは脂質様物質の形態であることを特徴とする請求項59乃至69のいずれかに記載の方法。
【請求項71】脂質または脂質様物質は、生物供給源に由来する脂質もしくはリポイドまたは対応する合成脂質もしくはこれらを改良したもののいずれかであることが好ましく、脂質は、好ましくは以下の一般式に対応する純粋なリン脂質のクラスに属することを特徴とする請求項70に記載の方法。
【化2】
Figure 2003503442
(式中、R1およびR2は、脂肪族鎖(一般的に、C10-20アシルまたはアルキル
もしくは部分的に不飽和な脂肪酸残基(特に、オレオイル、パルミトエロイル、エライドイル、リノレイル、リノレニル、リノレノイル、アラキドイル、バクシニル、ラウロイル、ミリストイル、パルミトイル、もしくはステアロイル鎖))であり、R3は、水素、2−トリメチルアミノ−1−エチル、2−アミノ−1−
エチル、C1-4アルキル、カルボキシで置換されたC1-5アルキル、ヒドロキシで置換されたC2-5アルキル、カルボキシおよびヒドロキシで置換されたC2-5アルキル、またはカルボキシおよびアミノで置換されたC2-5アルキル、イノシトー
ル、スフィンゴシン、または前記物質の塩であり、前記脂質はまた、硫黄もしくは炭水化物を含む脂質または他の任意の二重層形成脂質(特に、半プロトン化液体脂肪酸)のグリセリド、イソプレノイド脂質、ステロイド、ステリンまたはステロールを含み、前記脂質
は、ホスファチジルコリン、ホスファチジルエタノールアミン、ホスファチジルグリセロール、ホスファチジルイノシトール、ホスファチジン酸、ホスファチジルセリン、スフィンゴミエリン、または他のスフィンゴリン脂質、スフィンゴ糖脂質(セレブロシド、セラミドポリヘキソシド、スルファチド、スフィンゴプラスマローゲンを含む)、ガングリオシド、および他の糖脂質もしくは合成脂質(特に、対応するスフィンゴシン誘導体を含むのもの)、または任意の糖脂質からなる群より選択され、ここで、2つの類似する鎖または異なる鎖が、(ジアシル化合物およびジアルケノイル化合物のように)バックボーンとエステル結合しているか、ジアルキル脂質のようにエーテル結合によりバックボーンに結合している。)
【請求項72】界面活性剤または界面活性剤様物質は、好ましくは、非イオン界面活性剤、両性イオン界面活性剤、陰イオン界面活性剤、または陽イオン界面活性剤、特に、脂肪酸、脂肪アルコール、アルキル−トリ/ジ/メチル−アンモニウム塩、アルキル硫酸塩、コール酸塩、デオキシコール酸塩、グリココール酸塩、グリコデオキシコール酸塩、タウロデオキシコール酸塩、タウロコール酸塩などの一価の塩、アシル−もしくはアルカノイル−ジメチル−アミノキシド(特に、ドデシル−ジメチル−アミノキシド)、アルキル−もしくはアルカノイル−N−メチルグルカミド、N−アルキル−N,N−ジメチルグリシン、3−(アシルメチルアンモニオ)−アルカンスルホン酸塩、N−アシル−スルホベタイン、ポリエチレン−グリコール−オクチルフェニルエーテル(特に、ノナエチレン−グリコール−オクチルフェニルエーテル)、ポリエチレン−アシルエーテル(特に、ノナエチレン−ドデシルエーテル)、ポリエチレン−グリコール−イソアシルエーテル(特に、オクタエチレン−グリコール−イソトリデシルエーテル)、ポリエチレン−アシルエーテル(特に、オクタエチレンドデシルエーテル)、ポリエチレン−グリコール−ソルビタン−アシルエーテル(例えば、ポリエチレングリコール−20−モノラウレート(Tween 20)もしくはポリエチレングリコール−20−ソルビタン−モノオレエート(Tween 80))、ポリヒドロキシエチレン−アシルエーテル(特に、ポリヒドロキシエチレン−ラウリルエーテル、−ミリストイルエーテル、−セチルステアリルエーテル、もしくはオレオイルエーテル(例えば、ポリヒドロキシエチレン−4もしくは6もしくは8もしくは10もしくは12などのラウリルエーテル(Brijシリーズ)、または例えば、ポリヒドロキシエチレン−8−ステアレート(Myrj45)、−ラウレート、もしくは−オレエート型の対応するエステル、またはポリエトキシル化ヒマシ油40))、ソルビタン−モノアルキレート(例えば、ArlacelもしくはSpan)(特に、ソルビタン−モノラウレート)、アシル−またはアルカノイル−N−メチルグルカミド(特に、デカノイル−またはドデカノイル−N−メチルグルカミド)、アルキル硫酸塩(塩)(例えば、ラウリル硫酸塩またはオレオイル硫酸塩)、デオキシコール酸ナトリウム、グリコデオキシコール酸ナトリウム、オレイン酸ナトリウム、タウリン酸ナトリウム、脂肪酸塩(例えば、エライジン酸ナトリウム、リノール酸ナトリウム、ラウリン酸ナトリウム)、リゾリン脂質(例えば、n−オクタデシレン(=オレオイル)−グリセロホスファチジン酸、−ホスホリルグリセロール、または−ホスホリルセリン、n−アシル(例えば、ラウリルまたはオレオイル)−グリセロ−ホスファチジン酸、−ホスホリルグリセロール、または−ホスホリルセリン、n−テトラデシル−グリセロ−ホスファチジン酸、−ホスホリルグリセロール、または−ホスホリルセリン、対応するパルミトエロイル−、エライドイル−、バクセニル−リゾリン脂質または対応する短鎖リン脂質)、あるいは界面活性ポリペプチドであることを特徴とする請求項70に記載の方法。
【請求項73】透過物の平均直径は、30nm〜500nmであり、より好ましくは40nm〜250nmであり、さらにより好ましくは50nm〜200nmであり、特に好ましくは60nm〜150nmであることを特徴とする請求項59乃至72に記載の方法。
【請求項74】製剤中の小滴の総乾燥重量は、製剤総重量の0.01重量%(w%)〜40重量%であり、より好ましくは0.1重量%〜30重量%であり、最も好ましくは0.5重量%〜20重量%の範囲であることを特徴とする請求項59乃至73に記載の方
法。
【請求項75】少なくとも1つの界面活性(edge−active)物質もしくは界面活性剤および/または少なくとも1つの両親媒性物質ならびに/あるいは少なくとも1つの親水性の液体と薬剤とを(必要であれば別個に)混合して溶液を生成する場合、好ましくは、従来の駆動圧を使用した力学的エネルギー(例えば、振盪、攪拌、振動、ホモジナイゼーション、超音波処理、剪断、凍結融解、または濾過)の作用により、薬剤と会合するおよび/または薬剤を取り込む透過物の形成を後で誘導するように、得られる(部分的な)混合物または溶液は混ざり合うことを特徴とする請求項59乃至74に記載の方法。
【請求項76】この両親媒性物質を、揮発性溶媒(例えば、アルコール、特に、エタノール)または他の薬学的に許容可能な有機溶媒(例えば、エタノール、1−プロパノールおよび2−プロパノール、ベンジルアルコール、プロピレングリコール、ポリエチレングリコール(分子量200〜400D)もしくはグリセロール)、他の薬学的に許容可能な有機溶媒(例えば、過冷却気体、特に、超臨界CO2))に溶解し、次に、最終調製物を作成する前に、これらの溶媒を、特に、蒸発または希釈により除去することを特徴とする請求項75に記載の方法。
【請求項77】透過物の形成は、液相への必要とされる物質の添加、逆相からの蒸発、注入または透析により(必要に応じて、従来の(特に、低い(1MPa)または中間の(10MPaまで))駆動圧を使用した機械的ストレス(例えば、振盪、攪拌(特に、高速攪拌)、振動、ホモジナイゼーション、超音波処理、剪断、凍結融解、または濾過)の作用により)誘導されることを特徴とする請求項73乃至76のいずれか一項に記載の方法。
【請求項78】透過物の形成は、濾過により誘導され、濾過材の孔径は、0.01μm〜0.8μmであり、より好ましくは0.02μm〜0.3μmであり、最も好ましくは0.05μm〜0.15μmであり、いくつかのフィルターを連続して使用してもよく、並列で使用してもよいことを特徴とする請求項77に記載の方法。
【請求項79】薬剤と透過物は、
−透過物が形成した後に(例えば、薬学的に許容可能な液体(例えば、エタノール、1−プロパノールおよび2−プロパノール、ベンジルアルコール、プロピレングリコール、ポリエチレングリコール(分子量200〜400D)またはグリセロール)に溶解した薬物の溶液を懸濁媒質に注入した後に)、
−透過物の形成と同時に(必要に応じて、薬物共溶液と少なくともいくらかの透過物勾配を使用する)、
少なくとも部分的に会合されることを特徴とする請求項60乃至78のいずれか一項に記載の方法。
【請求項80】薬剤と会合する透過物は、製剤を投与する直前に、都合に応じて、適切な濃縮物または凍結乾燥物から調製されることを特徴とする請求項60乃至79のいずれか一項に記載の方法。
【請求項81】製剤は、特に、適宜、定量噴霧器、スペンダー、ローラー、スポンジ、または非閉塞性パッチを使用することにより、投与部位上での噴霧、塗布、回転、または拭き取りにより投与されることを特徴とする請求項60乃至80のいずれか一項に記載の方法。
【請求項82】障壁は、皮膚もしくは少なくとも部分的に角質化した内皮および/または鼻粘膜もしくは他の任意の粘膜であることがさらに好ましいことを特徴とする請求項60乃至81のいずれか一項に記載の方法。
【請求項83】透過物が、皮膚および/または少なくとも部分的に角質化した内皮の上に投与される場合、透過物の用量/面積は、好ましくは0.1mg/cm2(1平方センチメートルあたり0.1mg)〜40mg/cm2であり、より好ましくは0.25mg/cm2〜30mg/cm2であり、さらにより好ましくは0.5mg/cm2〜15mg/cm2であることを特徴とする請求項82に記載の方法。
【請求項84】透過物が、鼻粘膜または他の粘膜の上に投与される場合、透過物の用量/面積は、0.05mg/cm2(好ましくは1平方センチメートルあたり0.05mg)〜20mg/cm2であり、より好ましくは0.1mg/cm2〜15mg/cm2であり、さらにより好ましくは0.5mg/cm2〜1
0mg/cm2であることを特徴とする請求項82に記載の方法。
【請求項85】透過物が、植物体、植物の葉、または植物の針状葉の上に投与される場合、透過物の用量/面積は、好ましくは1平方センチメートルあたり0.0001mg(mg/cm2)〜0.1mg/cm2であり、より好ましくは0.0005mg/cm2〜0.05mg/cm2であり、さらにより好ましくは0.001mg/cm2〜0.01mg/cm2であることを特徴とする請求項82に記載の方法。
【請求項86】予防接種によりヒトまたは他の哺乳動物に免疫応答を生じさせるために用いられる請求項82に記載の方法。
【請求項87】ヒトまたは他の哺乳動物において治療効果を生じさせるために用いられる請求項59に記載の方法。
【請求項88】炎症性疾患、皮膚病、腎不全または肝不全、副腎機能不全、吸引症候群、ベーチェット症候群、咬傷および刺創、血液疾患(例えば、寒冷赤血球凝集素病、溶血性貧血、過好酸球増加症、再生不良性貧血、マクログロブリン血症、血小板減少性紫斑病)の治療のために、さらに、骨疾患、脳浮腫、コーガン症候群、先天性副腎皮質過形成、結合組織疾患(例えば、苔癬、紅斑性狼瘡、リウマチ性多発性筋痛、多発性筋炎および皮膚筋炎)、癲癇、眼疾患(例えば、白内障、グレーブス眼症、血管腫、ヘルペス感染、ニューロパシー、網膜血管炎、強膜炎)のために、いくつかの胃腸病(例えば、炎症性腸疾患、悪心および食道損傷)のために、高カルシウム血症、感染症(例えば、眼の感染症(伝染性単核球症の場合))のために、川崎病、重症筋無力症、様々な疼痛症候群(例えば、帯状疱疹後神経痛)のために、多発性神経炎、膵炎、呼吸器障害(例えば、喘息)のために、リウマチ性疾患および変形性関節症、鼻炎、サルコイドーシス、皮膚病(例えば、脱毛、湿疹、多形性紅斑、苔癬、天疱瘡および類天疱瘡、乾癬、壊疽性膿皮症、じんま疹)(甲状腺障害および血管障害の場合)の管理のために、用いられる請求項59に記載の方法。
本発明によれば、前記の目的は、適応可能な半透過性の多孔性障壁を横断する透過物の流れを制御する方法により達成される。この方法は、
−凝集する傾向のある少なくとも2つの種類または形態の両親媒性物質を含む1層または数層の膜様コーティングで囲まれた液体小滴の形態で、透過物を極性液体に懸濁または分散させることにより、製剤を調製するステップと、
−障壁を横断する透過物の流れを制御するために、障壁の所定面積の上に投与しようとする透過物の用量を選択するステップと、
−前記多孔性障壁の前記面積上に、透過物を含む選択された用量の製剤を投与するステップとから成り、但し、
−前記少なくとも2つの物質は、極性液体中での溶解度が少なくとも10倍異なり、かつ
−透過物は、障壁の孔を通過する薬剤輸送を可能にするか、もしくは透過物が孔に入った後に薬剤が障壁の孔を透過するのを可能にする。
本発明の別の重要な態様では、障壁を通過して薬剤を輸送することにより、薬剤を哺乳動物の身体または植物に投与する方法が提供される。ここで、障壁は、哺乳物の身体または植物の無傷の皮膚(皮)、粘膜、および/またはクチクラであり、薬剤は透過物と会合し、透過物は、皮膚の孔または粘膜内もしくはクチクラ内の通路を通過する薬剤輸送を可能にするか、あるいは透過物が孔を開いた後、および/または孔に入った後に、皮膚の孔への薬剤透過を可能にする。前記の方法は、
−凝集する傾向のある少なくとも2つの種類または形態の両親媒性物質を含む1層または数層の膜様コーティングで囲まれた液体小滴の形態で、透過物を極性液体に懸濁または分散させることにより、製剤を調製するステップと、
−障壁を横断する透過物の流れを制御するために、障壁の所定面積上に投与しようとする透過物の用量を選択するステップと、
−前記多孔性障壁の前記面積の上に、透過物を含む選択された用量の製剤を投与するステップから成り、但し、
−前記少なくとも2つの物質は、極性液体中での溶解度が少なくとも10倍、異なり、かつ
−透過物は、障壁の孔を通過する薬剤輸送を可能にするか、もしくは透過物が孔に入った後に、薬剤が障壁の孔を透過するのを可能にする。
透過物の平均直径は、30nm〜500nmであり、より好ましくは40nm〜250nmであり、さらにより好ましくは50nm〜200nmであり、特に好ましくは60nm〜150nmである。
次に、製剤中の小滴の総乾燥重量は、製剤総重量の0.01重量%(w%)〜40重量%であり、より好ましくは0.1重量%〜30重量%であり、最も好ましくは0.5重量%〜20重量%の範囲になるように選択される
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