JP2922017B2 - 経口用脂質膜構造体 - Google Patents
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Description
化管内パイエル板に送達せしめる脂質膜構造体に関す
る。本発明により製された脂質膜構造体は、保持した薬
物を効率的に消化管内パイエル板に送達できるものであ
る。
上、使用性の向上を目的としたドラッグ・デリバリー・
システム(Drug Delivery Syste
m,DDS)の研究が盛んである。このDDSは、現在
学問的には、放出制御型DDS(第一世代DDS)と標
的指向型DDS(第二世代DDS)に区分されている。
経口剤に限って論ずれば、現在までのところ前者の放出
制御型DDSの研究が中心であり、後者の標的指向型D
DSの検討は一部を除いてはそれほどなされてこなかっ
た現状にあると言える。ところで、本発明にかかわる消
化管内パイエル板は、小腸粘膜内の隆起でありリンパ小
節の集合体で構成されており、近年その免疫学的な役割
の解明など学問的にも注目されている組織であり、ラテ
ックスビーズのパイエル板からの取り込み機構の解明
(クリニカル・イクスペリメンタル・イムノロジー、7
6巻、144頁、1989年)や生分解性ポリマーに封
入した薬物のパイエル板からの取り込み(欧州特許出願
番号第87309286.0号)などが検討されてきて
いる。しかしながら、これら従来技術においては、経口
投与後消化管内パイエル板に薬物を選択的に取り込ませ
ることまではできなかったと言える。リポソームを経口
剤として用いた検討も過去なされてきてはいる。例示す
れば、インシュリン(バイオキミカ・エト・バイオフィ
ジカ・アクタ、716巻、188頁、1982年)、血
液凝固第VII因子(ランセット、i、70頁、198
0年)、ヘパリン(ケミカル・アンド・ファーマシュー
ティカル・ブレタン、30巻、2245頁、1982
年)等の高分子薬物、ビタミンK1(ジャーナル・オブ
・ファーマシイ・アンド・ファーマコロジー、36巻、
527頁、1984年)、グリセオフルビン(ジャーナ
ル・オブ・ファーマシューティカル・サイエンスィズ、
73巻、757頁、1984年)などの水難溶性薬物な
どの他、腸管免疫を指向した(IgA抗体産生を目的と
した)連鎖球菌細胞壁抗原をリポソームに封入したもの
が検討されてきた。しかしながら、いずれの場合にも、
特にリポソームの膜を他の添加物により修飾することに
より、消化管内パイエル板に選択性を持たせたというも
のではなかった。一方、注射剤としてのリポソームにお
いては、その膜をホスファチジルセリン(キャンサー・
リサーチ、40巻、4460頁、1980年)で修飾す
ることにより、静脈内投与後、肺胞マクロファージが活
性化された抗腫瘍効果が高まったとするものや、マンノ
ース誘導体(バイオキミカ・エト・バイオフィジカ・ア
クタ、632巻、562頁、1980年)あるいはマン
ナン誘導体(病態生理、6巻、771頁、1985年)
で修飾することにより、肝臓や肺臓に対して集積性が認
められたとするものがある。いずれにしても、従来技術
においては、経口投与後効率的に消化管内パイエル板に
薬物を送達せしめるものはなかったといえる。
効率的に消化管内パイエル板に薬物を送達させることが
できる脂質膜構造体を提供することを目的とする。
の膜成分としてホスファチジルセリン、マンノース誘導
体及びマンナン誘導体から選ばれる少なくとも1種を使
用すると上記課題を解決できるとの知見に基づいてなさ
れたのである。すなわち、本発明にかかわる脂質膜構造
体とは、両親媒性脂質の極性基が界面の水相側に向かっ
て配列した膜構造を有する粒子を意味し、具体的にはリ
ポソーム、エマルジョンあるいは水溶性ミセル等が例示
される。本脂質膜構造体は、経口投与後効率的に消化管
内パイエル板に送達されるために、その膜成分としてホ
スファチジルセリン及び/またはマンノース誘導体及び
/またはマンナン誘導体が添加されていることを特徴と
する。本発明にかかわるホスファチジルセリンとして
は、天然由来の大豆または卵黄ホスファチジルセリン、
これらを水素添加した水素添加ホスファチジルセリン、
もしくは半合成のジミリストイルホスファチジルセリ
ン、ジパルミトイルホスファチジルセリン、ジステアロ
イルホスファチジルセリンなどが挙げられるが、好まし
くは水素添加ホスファチジルセリン、ジパルミトイルホ
スファチジルセリン、ジステアロイルホスファチジルセ
リンが良い。本発明にかかわるマンノース誘導体として
は、マンノース残基を有するホスファチジルエタノール
アミンの誘導体(バイオキミカ・エト・バイオフィジカ
・アクタ、632巻、562頁、1980年)やコレス
テロールの誘導体(プロシーディング・オブ・ナショナ
ル・アカデミック・サイエンスィズ・ユー・エス・エイ
・77巻、4430頁、1980年)、ジマンノシルジ
グリセリド(バイオケミカル・アンド・バイオフィジカ
ル・リサーチ・コミュニケーションズ、110巻、14
0頁、1983年)、マンノビオース脂肪酸エステル及
びアミド(特開平1−104088号)、ホスファチジ
ルマンノースなどが挙げられる。また本発明のマンナン
誘導体としては、多糖であるマンナンに脂肪酸やコレス
テロールが部分的に置換された誘導体(病態生理、6
巻、771頁、1985年)などが挙げられる。これら
膜成分としての添加物は、単品もしくは混合物として、
レシチン等の他の膜成分を主体とした脂質膜構造体に添
加されれば良いが、これら添加物単独で脂質膜構造体を
形成しても良い。即ち、ホスファチジルセリン類はこれ
単独でもリポソームやエマルジョンを形成することは可
能であるし、マンノビオース脂肪酸エステルやアミドの
如きマンノース誘導体はこれ単独でエマルジョンやミセ
ルを形成することは可能である。したがって、本発明に
おいては、本脂質膜構造体に膜成分として用いられるホ
スファチジルセリン、マンノース誘導体、マンナン誘導
体の添加比率は上限においては何ら限定されるものでは
ない。下限については、全脂質膜成分に対しモル分率で
1%以上とするのがよく、好ましくは5〜50%添加す
ることが望ましい。本発明の脂質膜構造体が保持しうる
薬物は脂質膜構造体の種類によって異なる。例えばリポ
ソームが保持しうるものとしては特に制限がなくインシ
ュリン、ホルモンや多糖類の如き高分子化合物、免疫賦
活剤、免疫抑制剤等の水溶性薬物及び脂溶性薬物を挙げ
ることができる。またエマルジョンの場合には脂溶性薬
物を、更にミセルの場合には水難溶性薬物を保持可能な
ものとして挙げることができる。これらは、以下に述べ
る脂質膜構造体の製造法において、通常の方法で製され
る脂質膜構造体中に保持させることができる。次に本発
明のホスファチジルセリン及び/またはマンノース誘導
体及び/またはマンナン誘導体が添加された脂質膜構造
体の製造法を説明する。 a)リポソームの製造法 レシチン、スフィンゴミエリン等の膜成分物質とホスフ
ァチジルセリン及び/またはマンノース誘導体及び/ま
たはマンナン誘導体の添加物質とを用いて、公知の方法
(アニュアル・レビュー・オブ・バイオフィジックス・
アンド・バイオエンジニアリング、9巻、467頁、1
980年)に従いリポソームの水分散液を調製する。か
かるリポソームは安定化剤としてコレステロール等のス
テロール類、ジアルキルホスフェート、ジアシルホスフ
ァチジン酸、ステアリルアミン等の荷電脂質及びα−ト
コフェロール等の酸化防止剤を含んでいても良い。 b)エマルジョンの製造法 レシチン、ポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸エステ
ル(Tween)等の両親媒性物質とホスファチジルセ
リン及び/またはマンノース誘導体及び/またはマンナ
ン誘導体の添加物質と大豆油等の油脂とを用い、公知の
エマルジョン調製方法に従ってエマルジョンを調製する
ことができる。 c)ミセルの製造法 ポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸エステル(Twe
en)、脂肪酸ナトリウム及びポリオキシエチレン硬化
ヒマシ油等のミセル形成界面活性物質(ミセル形成臨界
濃度以上の濃度で水性溶媒に加える)とホスファチジル
セリン及び/またはマンノース誘導体及び/またはマン
ナン誘導体の添加物質とを用い、公知のミセル調製方法
に従ってミセルの水分散液を調製することができる。
保持した薬物を効率的に消化管内パイエル板に送達でき
るものである。パイエル板は、小腸粘膜に存在するリン
パ1節の集合体であり、薬剤の吸収にかかわる組織の一
つであり、特に、高分子の薬物や、免疫活性の調節にか
かわる薬物あるいは吸収の観点から極めて重要な組織で
ある。従って、従来、経口投与での吸収性が良くなかっ
た薬物を本発明の脂質膜構造体に保持させることによ
り、その吸収性を改善することができる。
が、本発明はこれによって限定されるものではない。な
お、ここで説明するリポソームの基本的な調製方法、及
びリポソームのパイエル板への移行性の実験は共通なの
で、始めにまとめて例示しておく。リポソームの調製方法 (実施例1〜4、対照例3〜4) 下に示すモル比の脂質を、ナス型コルベンに全脂質量と
して50μモルとり、いったんクロロホルム−メタノー
ル混液で完全に溶解させた後、減圧下のエバポレーター
にて有機溶媒を留去した。更に減圧下のデシケーター中
で有機溶媒を完全に除去して脂質混合物を乾燥させた。
次に、内水相マーカーである6−カルボキシフルオレセ
イン(6−CF)10mg/mlまたはフェノールレッ
ド10mg/mlを含有するトリス−塩酸緩衝化生理食
塩液(pH7.4)を2ml加え、50℃にてポルテッ
クス・ミキサーで攪拌振盪した。次いで、0.4μmの
孔径を有するポリカーボネート製メンブランフィルター
を50℃にて通過させ、粒子径0.4μm以下のリポソ
ーム分散液とした。リポソームに封入されなかった内水
相マーカーは、上で得られたリポソーム分散液をセファ
デックスG−100カラム(3cmφ×45cm、溶離
液:トリス−塩酸緩衝化生理食塩液、pH7.4)に通
すことにより除去した。内水相マーカーが封入されたリ
ポソーム分画は、最終的にトリス−塩酸緩衝化生理食塩
液(pH7.4)で希釈し、6−CFの濃度として4.
0μg/mlあいはフェノールレッドとして400μg
/ml(最終全脂質濃度は約1mM=1μモル/ml)
となるように調整した。なお、実施例4のマンナン修飾
リポソームは、実施例2と同じPC/PS/CHOL=
7/3/2(モル比)のリポソームを調製した後、砂本
らの方法に従い、リポソームとマンナン−コレステロー
ル誘導体とを(リポソーム中のリン脂質1μモルに対
し、マンナン−コレステロール誘導体の添加量はマンナ
ンとして53.1μg)、4℃で2時間反応させて調製
した。 対照例3:PC/PS/CHOL=7/0/2(モル
比) 実施例1:PC/PS/CHOL=7/1/2(モル
比) 実施例2:PC/PS/CHOL=7/3/2(モル
比) 実施例3:PC/PS/CHOL=7/5/2(モル
比) 実施例4:PC/PS/CHOL/Man−CHOL 対照例4:PC/SA/CHOL:7/3/2(モル
比) 〔略号〕PC:卵黄ホスファチジルコリン PS:水素添加大豆ホスファチジルセリン CHOL:コレステロール Man−CHOL:マンナン−コレステロール誘導体
〔N−(2−N−コレステリルカルボキシアミノエチ
ル)カルバミルマンナン、商品名:Chol−AECM
−Mannan(和光純薬社製)〕 SA:ステアリルアミンリポソームのパイエル板への移行性実験 (試験例1〜
6) リポソームのパイエル板への移行は、in situル
ープ法により検討した。ウィスター系雄性ラット(25
0g前後)を18時間絶食し、ウレタン麻酔下開腹し小
腸を約15cmごとに4つの区分に結紮してループで作
成した。次いでこのループ内に種々の試験液1.0ml
(6−CFとして4.0μg、フェノールレッドとして
400μg、全脂質として約1μモル)を注入し、一定
時間後腸管を摘出し、生理食塩液で洗浄した。次にパイ
エル板及びパイエル板近傍の組織(非パイエル板)20
mm2を切除し、両組織に移行した内水相マーカーをイ
ソアミルアルコールで抽出し定量した。 試験例1 試験液として、対照例1(遊離の6−CF4.0μg/
ml)、対照例3(PC−リポソーム)及び実施例2
(PS−リポソーム)を用いて、パイエル板への移行性
実験を行った。試験液投与後2時間の結果を図1左及び
表1に示すが、遊離の6−CFに比べ、PC−リポソー
ム及びPS−リポソームに封入した6−CFのパイエル
板及び非パイエル板への移行は増加することがわかっ
た。更に、PS−リポソームにおいては、非パイエル板
に比べパイエル板への移行が有意に高くなることもわか
った。
0μg/ml)及び対照例4(SA−リポソーム)を用
いて、パイエル板への移行性実験を行った。試験液投与
後2時間の結果を図1右及び表2に示すが、パイエル板
及び非パイエル板いずれの移行も遊離のフェノールレッ
ドを投与した時の値と等しく、有意な差は認められなか
った。
添加量の影響について検討した。即ち、試験液として、
対照例3(PC−リポソーム)と実施例1、実施例2及
び実施例3のPS−リポソームを用いて、パイエル板へ
の移行性実験を行った。試験液投与後2時間の結果を図
2及び表3に示すが、PC−リポソームに比べPS−リ
ポソームでは、PS含量の増加にともない内封した6−
CFのパイエル板への移行は増加する傾向が認められ
た。なお、PS含量のことなる3種のPS−リポソーム
(実施例1、実施例2及び実施例3)の間での有意な差
は認められなかった。
行に及ぼすインキュベーション時間の検討を行った。即
ち、試験液として実施例2(PS−リポソーム)を用い
て、パイエル板への移行性実験を行った。試験液投与後
の経時変化を図3及び表4に示すが、パイエル板への移
行はインキュベーション時間とともに増加し約2時間で
飽和に達することがわかった。また非パイエル板への移
行は低くほぼ一定の値であった。
験液投与後2時間におけるパイエル板及び非パイエル板
への移行性における腸管部位特異性を検討した。結果を
図4に示すが、部位差は特に認められなかった。 試験例6 試験液として、実施例2(PS−リポソーム)及び実施
例4(マンナン修飾PS−リポソーム)を用いて、パイ
エル板への移行性実験を行った。結果を図5及び表5左
に示すが、PSリポソームを更にマンナンで修飾するこ
とにより、パイエル板への移行性は有意に増加し非パイ
エル板への移行性は有意に低下することがわかった。ま
た、このマンナン修飾PS−リポソームと共に過剰のマ
ンナン(リポソームに添加した量の100倍量)を同時
投与した対照例5、並びにマンナン修飾PS−リポソー
ムと共に内水相マーカーを封入しない空のPS−リポソ
ーム(膜組成は実施例2と同じで、100倍量の100
μモルの脂質を投与)を同時投与した対照例6の結果を
図6右及び表5右に示す。これらの併用によりマンナン
修飾PS−リポソームのパイエル板への移行性は有意に
阻害されたこと、並びに非パイエル板への移行性は特に
影響されなかったことから、本発明によるリポソームは
選択的にパイエル板に移行する性質を有することが証明
された。
ムを用いたパイエル板への移行結果を示す。
への移行に対するPS添加量の効果を示す。
への移行における、試験液投与後の経時変化を示す。
及び非パイエル板への移行性における腸管部位特異性を
示す。
ることによるパイエル板への移行性の増加を示す。
ることによるパイエル板への移行性を増加を示す。
Claims (1)
- 【請求項1】 膜成分にホスファチジルセリンおよびマ
ンナン誘導体を含有することを特徴とする経口投与用リ
ポソーム。
Priority Applications (2)
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JP3132385A JP2922017B2 (ja) | 1991-03-25 | 1991-03-25 | 経口用脂質膜構造体 |
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Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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Publications (2)
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EP1031347B1 (en) | 1999-01-27 | 2002-04-17 | Idea Ag | Transnasal transport/immunisation with highly adaptable carriers |
DE69901377T2 (de) | 1999-01-27 | 2003-01-02 | Idea Ag | Nichtinvasive Impfung durch die Haut |
WO2001001962A1 (en) | 1999-07-05 | 2001-01-11 | Idea Ag. | A method for the improvement of transport across adaptable semi-permeable barriers |
US20040105881A1 (en) | 2002-10-11 | 2004-06-03 | Gregor Cevc | Aggregates with increased deformability, comprising at least three amphipats, for improved transport through semi-permeable barriers and for the non-invasive drug application in vivo, especially through the skin |
JP2005119986A (ja) * | 2003-10-15 | 2005-05-12 | Japan Science & Technology Agency | 生理活性物質の投与方法、生理活性物質含有乳化液、及び生理活性物質含有乳化液の製造方法 |
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- 1991-03-25 JP JP3132385A patent/JP2922017B2/ja not_active Expired - Fee Related
- 1991-09-24 CA CA 2052164 patent/CA2052164A1/en not_active Abandoned
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