JP2911550B2 - リポソーム製剤 - Google Patents

リポソーム製剤

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    • A61K9/00Medicinal preparations characterised by special physical form
    • A61K9/10Dispersions; Emulsions
    • A61K9/127Liposomes

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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は酸化を受けることにより治療薬を放出する薬
物送達システムに関する。
〔従来の技術〕
薬物の送達システムは、薬物の特徴に応じて薬物の必
要な作用点に必要な量を必要な時間供給することを理想
とする。しかしながら、従来の製剤では、吸収・分布・
代謝・排泄の諸過程において薬物自身の生体内における
空間的及び時間的な特異性が不十分であること並びに薬
物の生体内における空間的、時間的及び量的な分配の製
剤による制御が不十分であるため、薬効を発現させるた
めにほとんどの場合において過剰な薬物量が投与され
る。したがって、組織中の薬物量が適切な治療領域を超
えて毒性領域にまで上昇したり、薬物が不必要な部位に
おいて作用したり又は不必要な期間まで作用が持続した
りするために、しばしば副作用が問題となる。これらの
点を改善すべく、さまざまな剤形が考案されている。例
えば、炎症部位に特異性を高めた製剤である脂肪小球に
抗炎症剤を封入した製剤、血中濃度を治療領域に保ち持
続性を持たせた各種薬剤の経皮治療システムなどがこれ
に該当する。
〔発明が解決すべき課題〕
近年、生体内における過剰な活性酸素が種々の疾患に
関与することが明らかとなってきた。例えば、未熟児の
網膜症や呼吸器障害を起こす酸素中毒、虚血再還流障
害、移植の拒絶反応、急性膵炎などの急性炎症、関節リ
ューマチなどの慢性炎症、制癌剤の副作用や放射線によ
る障害、熱傷などが挙げられる。病態も様々であるが、
使用される薬剤も抗酸化剤、ステロイド剤、非ステロイ
ド性抗炎症剤や免疫抑制剤など様々で未だ有効な薬剤が
無いものも多い。更にこれらの薬剤のなかには副作用の
大きいものがあり、優れた薬物送達システムの開発が望
まれていた。
〔課題を解決するための手段〕
本発明者等は上記の活性酸素による疾患に対する薬物
の送達システムに関して鋭意研究の結果、不飽和脂肪酸
を含むリン脂質(以下、不飽和脂肪酸リン脂質と呼
ぶ。)を膜の一構成成分としたリポソームは、脂質が活
性酸素により酸化を受けると内に包含した物質を放出す
ることを見出し本発明に到達したものである。本発明の
リポソームを薬物の担体として用いることにより、薬物
を活性酸素が発生する疾患部位で放出して疾病を治療す
ることが可能となる。即ち、本発明の目的は生体に投与
したときに酸化を受けることにより内包していた治療薬
を放出する有用な薬物送達システムを提供することにあ
る。
本発明に使用する不飽和脂肪酸リン脂質はその脂肪酸
鎖に不飽和結合を有することに特徴がある。不飽和脂肪
酸リン脂質はリポソームの調製において脂肪幕の相転移
点を低下させ、幕の流動性を上げる目的で使用されるこ
とが一般的であり、ジオレオイルホスファチジルコリン
(C18:1,C18:1)等が使用されるが、本目的のために
は、脂肪酸鎖の不飽和結合は1側鎖あたり2個以上であ
り、かつリン脂質1分子あたり3個以上であることが好
ましい。これらのリン脂質の例としてはジリノレオイル
ホスファチジルコリン(C18:2,C18:2)、パルミトイル
アラキドノイルホスファチジルコリン(C16:0,C20:4
やジアラキドノイルホスファチジルコリン(C20:4,C
20:4)が挙げられる。これらのリン脂質の極性基はコリ
ン基に限る必要はなく、通常リポソームの調製に使用さ
れるリン脂質であれば構わない。このリン脂質には上記
のホスファチジルコリンのほか、ホスファチジルエタノ
ールアミン、ホスファチジン酸、ホスファチジルセリ
ン、ホスファチジルグリセロール、ホスファチジルイノ
シトールやカルジオリピンなどのグリセロリン脂質が挙
げられる。
リポソームの調製は特許請求の範囲に記載した不飽和
脂肪酸リン脂質に加えて、一般的にリポソームの調製に
用いられる脂質類が配合される。脂質は天然由来の脂質
又は合成の脂質のいずれでも良い。天然の脂質として
は、例えば精製した卵黄リン脂質、大豆リン脂質又はこ
れらの脂質に水素添加したリン脂質或いは牛脳より抽出
したスフィンゴミエリンなどが使用される。合成リン脂
質としては、例えばジミリストイルホスファチジルコリ
ン、ジペルミトイルホスファチジルコリンやジステアロ
イルホスファチジルコリンなどの飽和脂肪酸を有したリ
ン脂質及びジオレオイルホスファチジルコリンなどの不
飽和脂肪酸を有したリン脂質が用いられる。これらの合
成リン脂質類の極性基もコリン基に限られる必要はな
く、リポソームの調製が可能なリン脂質であれば構わな
い。更にこれらのリン脂質の他に膜の安定化などを目的
としてコレステロール、膜に荷電を与えることを目的と
してジセチルホスフェートやステアリルアミンなどを加
えても良い。
リポソームを構成する脂質のうち、特許請求の範囲に
記載の不飽和脂肪酸リン脂質の分量は本発明の目的を達
成するためには全脂質に対し21モル%以上好ましくは25
モル%以上である。この分量を調節することにより内包
薬物の放出特性を調節することが可能である。また、不
飽和脂肪酸鎖の不飽和結合の数を選択することにより薬
物の放出特性を調節することも可能である。更に不飽和
脂肪酸リン脂質を使用するうえで、1種の不飽和脂肪酸
リン脂質を用いても良いし、2種以上の不飽和脂肪酸リ
ン脂質を併用しても良い。2種以上の不飽和脂肪酸リン
脂質を用いることにより薬物の放出特性を調節すること
が可能である。不飽和脂肪酸リン脂質の分量が大きいほ
ど放出が速く、また不飽和結合の数が多いほど放出量
(バーストの量)が大きい。用いる脂質の種類及び脂質
組成は内包し放出すべき薬物及び疾病の治療において好
ましい放出特性に依存して選択するべきである。それぞ
れ相異なる不飽和脂肪酸リン脂質を構成成分として相異
なる放出特性を有した複数のリポソーム製剤を混合して
放出特性を調節することも可能である。
リポソームの調製法は特に限定されず、公知の方法に
従って調製することが可能である。例えば、逆相蒸発
法、脂肪薄膜法(ボルテクスィング法)、界面活性剤透
析法等があげられる。逆相蒸発法の概略は以下のようで
ある。まず、脂質をエーテル、クロロホルム、塩化メチ
レン等の水と界面を形成する溶媒に溶解又は分散し、こ
れに含有すべき物質を含む水溶液を加え、超音波分散機
や乳化機等で処理して油中水滴型エマルジョンを作り、
減圧下、20〜40℃で有機溶媒のみを留去してゲル化させ
る。次に外相となる水相を加えて軽く振盪後さらに残っ
た有機溶媒を留去してリポソームを調製する。脂肪薄膜
法の概略が以下のようである。まず脂質を有機溶媒に溶
解し、ナス型フラスコ中で有機溶媒を留去して薄膜を作
る。次に含有すべき物質を含む水溶液を加え、脂質の相
転移温度以上に加温して振盪機等で機械的振動を与えて
リポソームを調製する。また、必要ならばこれらの方法
により調製したリポソームを無菌化や粒子径の調製のた
めに一定の孔径を有したメンブランフィルターなどでろ
過したり、リポソームに取り込まれなかった外水相にあ
る薬物を除去するためにカラムクロマトグラフィーを通
過させたり、遠心して再分散することも行われる。
本発明は活性酸素による障害及び疾病の治療薬の有用
な送達システムを提供することを目的としているので、
内包する薬物は該当する治療薬が好ましい。この例とし
て、スーパーオキサイドディスムターゼ、カタラーゼの
ような活性酸素を処理する酵素、フェニルブタゾンやテ
ノキシカムのような抗炎症剤などが挙げられる。しかし
ながら、活性酸素はマクロファージの異物処理の際等に
も発生するものであり、正常な生体内において存在する
ものである。したがって、本発明をこのような正常な生
体内に存在する活性酸素を利用して薬物の放出を制御す
る徐放性担体として用いることも可能であるので、内包
する薬物は上記の薬物に限られるものではない。
〔発明の効果〕
本発明による効果を以下実験例により示す。
実験例1.放出性に対する脂肪酸不飽和結合数の影響 本発明の不飽和脂肪酸リン脂質リポソーム及び対照に
不飽和結合数の少ないリン脂質のみで調製したリポソー
ムにフロオレッセインイソチオシアネート(FITC)で蛍
光ラベルしたスーパーオキサイドディスムターゼ(SO
D)を内包させ、活性酸素による脂質の過酸化とFITC−S
ODの放出性を比較した。
使用したリン脂質は次のとおりである。
DAPC−Liposome(C20:4,C20:4)本発明試料1 DAPC−Liposome(C16:0,C20:4)本発明試料2 DLPC−Liposome(C18:2,C18:2)本発明試料3 DLPC−Liposome(C16:0,C18:2)対照試料1 △:DEPC−Liposome(C20:1,C20:1)対照試料2 ▲:DPPC−Liposome(C16:0,C16:0)対照試料3 上記カッコ内の例えばC20:4とは、脂肪酸がC数20で
不飽和結合の数が4このものであることを示す。
DAPC:ジアラキドノイルホスファチジルコリン PAPC:1−パルミトイル−2−アラキドノイルホスファチ
ジルコリン DLPC:ジリノレオイルホスファチジルコリン PLPC:1−パルミトイル−2−リノレオイルホスファチジ
ルコリン DEPC:ジイコセノイルホスファチジルコリン DPPC:ジパルミトイルホスファチジルコリン リポソームは脂質組成を脂肪酸組成の異なったホスフ
ァチジルコリン(PC):ホスファチジン酸(PA):コレ
ステロール(Chol)を6:3:1の比率として、逆相蒸発(R
EV)法により調製し、リポソームに取り込まれなかった
FITC−SODはゲルカラムクロマトグラフィーにより除い
た。
活性酸素はFe2+とアスコルビン酸による系(Marina S
carpaほか、J.Biol.Chem.,258,6695,(1983)を用いて
発生させた。
FITC−SODのリポソームからの放出は蛍光法により測
定した。また過酸化脂質はチオバルビツール酸(TBA)
法により生ずるマロンジアルデヒドを532nmの吸光度を
測定することにより定量した。
FITC−SODの放出率及び過酸化脂質量を経時的に測定
した結果を図1−1及び図1−2に示す。
図1−1から明らかなように本発明試料では時間の経
過に伴ない脂質の過酸化が起こっているが対照試料では
過酸化が認められない。また、図1−2から明らかなよ
うに本発明試料では時間の経過に伴ってFITC−SODの放
出が認められるが、対照試料では認められない。即ち、
本発明によるリポソームは脂質の過酸化と共にFITC−SO
Dを速やかに放出した。これに対し対照のリポソームはF
ITC−SODを放出しなかった。
実験例2.放出性に対する不飽和脂肪酸リン脂質のモル分
率の影響 リポソームを構成する脂質中の不飽和脂肪酸リン脂質
の分量を変えて、活性酸素による脂質の酸化とFITC−SO
Dの放出性を比較した。
リポソームの脂質組成は、本発明品の不飽和脂肪酸リ
ン脂質としてパルミトイルアラキドノイルホスファチジ
ルコリン(PAPC)を用い、その全脂質中のモル分率を0
〜60%まで変化させ、PAを10%、Cholを30%とし、残り
をジパルミトイルホスファチジルコリン(DPPC)とし
た。
試料の具体例は次のとおりである。
その他の実験条件は(1)の実験と同様に行った。FI
TC−SODの放出率及び過酸化脂質量を経時的に測定した
結果を図2−2及び図2−1に示す。
図2−1から明らかなように不飽和脂肪酸リン脂質の
含有率が大きくなるにつれて脂質の過酸化が速くなっ
た。又、図2−2から明らかなように不飽和脂肪酸リン
脂質の含有率の低下とともにFITC−SODの放出までにタ
イムラグが認められたが、その含有率が20%以下の場合
にはFITC−SODの放出は認められなかった。即ち、本発
明試料では脂質の過酸化が起こり、過酸化がある水準に
達すると、FITC−SODの放出が起こる。しかしながら、
対照試料では脂質の過酸化とFITC−SODの放出は認めら
れない。
〔実施例〕
以下に実施例により、本発明品の調製法を示す。
実施例1.逆相蒸発法によるリポソーム(REV) 脂質(パルミトイルアラキドノイルホスファチジルコ
リン:ジパルミトイルホスファチジルコリン:ホスファ
チジン酸:コレステロール=2.4:3.6:1:3)25.4mgのエ
ーテル溶液をナスフラスコ中でロータリーエバポレータ
ーにより減圧下溶媒を留去し、ガラス壁に脂質薄膜を形
成させる。これに4mlのクロロホルム及び10,000単位/ml
のrh−SODを1ml加え、窒素気流下で振り混ぜて乳濁液と
する。この乳濁液を45℃で5分間超音波分散し逆相(W/
O)のエマルジョンとする。この逆相エマルジョンをロ
ータリーエバポレーターで45℃,400mmHgに減圧し、窒素
ガスを吹き込みながらクロロホルムを留去する。留去後
1分超音波照射して転相させ、更に45℃、730mmHgの条
件で窒素気流下で残留したクロロホルムを留去させる。
得られた乳濁液を0.2μmの孔径のポリカーボネート・
メンプランフィルターを通過させてリポソームの粒径を
均一化する。この液をゲルクロマトグラフィー(Sephar
ose CL−2B)を通してリポソームに取り込まれなかった
rh−SODを分離して、本発明によるrh−SODを内包したリ
ポソーム(REV)を得た。(rh−SOD取り込み率39%) なお、実施例に示した本発明試料及び対照試料も実施
例1と同様の方法により調製した。
〔図面の簡単な説明〕
図1はFe2+−アスコルビン酸系で発生させた活性酸素
によるリポソーム中の過酸化脂質量及びリポソームから
のFITC−SODの放出量に及ぼす脂質中の不飽和結合の数
の影響を経時的にみたものである。このうち図1−1は
過酸化脂質量との関係を、図1−2はFITC−SODの放出
量との関係を示している。
○:本発明試料1 ●:本発明試料2 □:本発明試料3 ■:対照試料1 △:対照試料2 ▲:対照試料3 図2はFe2+−アスコルビン酸系で発生させた活性酸素
によるリポソーム中の過酸化脂質量及びリポソームから
のFITC−SODの放出量に及ぼす不飽和脂肪酸リン脂質の
含有率の影響を経時的にみたものである。このうち図2
−1は過酸化脂質量との関係を、図2−2はFITC−SOD
の放出量との関係を示している。
●:本発明試料4 ○:本発明試料5 △:本発明試料6 □:対照試料4 ■:対照試料5
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭61−155336(JP,A) 特開 平2−129119(JP,A) 特開 平3−291216(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) A61K 9/127

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】活性酸素による障害及び疾病の治療薬を内
    包し,かつ不飽和脂肪酸を構成成分とするリン脂質を21
    モル%以上含有する脂質膜からなるリポソーム製剤
  2. 【請求項2】リン脂質中に含まれる脂肪酸鎖のうち1本
    の脂肪酸鎖中に不飽和結合を2個以上含み,かつリン脂
    質1分子中に含まれる不飽和結合が総計3個以上である
    ことを特徴とする特許請求の範囲第1項のリポソーム製
    剤。
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