JP2003500551A - 耐蝕性容器およびガス供給システム - Google Patents

耐蝕性容器およびガス供給システム

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JP2003500551A JP2001500177A JP2001500177A JP2003500551A JP 2003500551 A JP2003500551 A JP 2003500551A JP 2001500177 A JP2001500177 A JP 2001500177A JP 2001500177 A JP2001500177 A JP 2001500177A JP 2003500551 A JP2003500551 A JP 2003500551A
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ズーネック、アラン・ディー
カーナーマン、ユージン・エー
コルゼニオウスキー、ウイリアム
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レール・リキード−ソシエテ・アノニム・ア・ディレクトワール・エ・コンセイユ・ドゥ・スールベイランス・プール・レテュード・エ・レクスプロワタシオン・デ・プロセデ・ジョルジュ・クロード
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    • C23CCOATING METALLIC MATERIAL; COATING MATERIAL WITH METALLIC MATERIAL; SURFACE TREATMENT OF METALLIC MATERIAL BY DIFFUSION INTO THE SURFACE, BY CHEMICAL CONVERSION OR SUBSTITUTION; COATING BY VACUUM EVAPORATION, BY SPUTTERING, BY ION IMPLANTATION OR BY CHEMICAL VAPOUR DEPOSITION, IN GENERAL
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Abstract

(57)【要約】 腐食耐性ガスシリンダー(12)およびガス供給システムは、鋼鉄合金シリンダーの内表面(32)上に設けられた無電解ニッケル−リン層(30)を含む。ニッケル−リン層(30)は、少なくとも約20マイクロメートルの厚さおよび約0.1%以下の多孔度を有する。無電解ニッケル−リン層(30)は、少なくとも約10重量%のリン含有量および約5マイクロメートル以下の表面粗さを有する。ガスシリンダーに液化ガスを導入する前に、ニッケル−リン層の表面を洗浄するために2工程ベーキングプロセスを用いて洗浄プロセスが実施される。ニッケル−リン層(30)は、ニッケル−リン層の下地の鋼鉄壁表面由来の金属によるガスシリンダーの中に蓄えられている液化腐食性ガスの汚染を実質的に減少させる。約55重量ppb以下の鉄、10重量ppb以下のクロム、5重量ppb以下のニッケルの金属汚染レベルが、無電解ニッケル−リンめっきガスシリンダーの中に長期間貯蔵される液化腐食性ガスにおいて維持され得る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 発明の分野 本発明は、一般的に、高圧ガス供給システムおよび収容容器に関し、特に、高
純度、腐食性、液化ガスの供給のためのガス供給システム及び収容容器に関する
【0002】 発明の背景 高純度、腐食性、液化ガスの供給のためのシステムは、様々の製造業において
重要な構成要素である。例えば、超高純度電子産業向け特殊ガスの信頼性のある
供給は、半導体産業において生産性と製造量を維持するために重要である。腐食
性液化ガスの供給は、それらのガスの高い腐食性と反応性のために問題を有しう
る。三塩化ホウ素(BCl3 )、塩化水素(HCl)などのようなハロゲン化ガ
スは、水分の存在下で加水分解しうるものであり、収容容器及びガス供給ライン
の金属表面と反応し得る。ガス供給システムの中で起こるいずれのガス−表面反
応も望ましからぬ粒子汚染を作り出し得る。
【0003】 電子産業における超高純度ガスについての需要は、供給者が、多くの製品補充
サイクルに渡って、収容されたガスと非反応性のままであることが可能であるガ
ス供給システム及び収容容器を提供することを要求する。ガスシリンダーは、安
全で制御された方式で高圧ガスを供給するために広く用いられる。典型的には、
ガスシリンダーは、低炭素鋼で構築されている。しかしながら、要求される純度
レベルおよび電子産業において要求される耐用年数を達成するためには、低炭素
鋼シリンダーは、シリンダー壁由来の金属汚染を最小化するために、特殊材料の
構造または付加的な処理を必要とする。特殊ガスの貯蔵について高純度レベルを
維持するために、鉄鋼表面の内表面は、汚染物質と残留湿分を除去するために研
磨され、ベークされる。例えば、電気研磨炭素鋼シリンダーの真空ベーキングプ
ロセスを実施することが知られている。電気研磨プロセスは、表面層を鉄分につ
いて減少させ、炭素とクロムについて増加させるように、クロム富化電解めっき
溶液で実施される。
【0004】 ガスシリンダーの電解研磨および真空ベークは、窒素のような非腐食性ガスに
ついての金属汚染を回避するのに十分であり得るけれども、きわめて腐食性のガ
スの貯蔵は、金属汚染を減少させるためにより徹底的なシリンダー準備(pre
paration)手順を必要とする。腐食性ガス供給システムにおける金属汚
染問題に対抗するために、電解めっきされたニッケル層が鋼鉄シリンダーの内表
面上に形成され得る。例えば、電解めっきニッケルライニングを有するガスシリ
ンダーを提供することが公知である。ニッケルは、BCl3 、HClなどのよう
な腐食性ガスと実質的に非反応性であるので、ニッケルは、腐食性ガスシリンダ
ーのための構造について好ましい材料を代表する。ニッケルはハロゲン化ガスと
きわめて低い反応速度を有するので、ニッケルのシリンダー壁は、半導体産業に
より必要とされる要求低金属汚染レベルを提供し得る。
【0005】 ニッケル被覆鋼鉄シリンダーは、腐食性ガスを供給するガス供給システムにお
いて長所を示すけれども、高品質ニッケルライニングを得ることはしばしば困難
である。例えば、ニッケルめっきは、下地の鋼鉄シリンダー表面を露出させるク
ラックおよびボイドを有しうる。加えて、従来のニッケルめっきは、汚染物質を
捕捉し得る粗表面トポグラフィーをもたらし得る。電解めっきされたニッケルは
、従来のようにめっきされたニッケルが遭遇する問題の多くを回避するけれども
、高品質電解めっきニッケルは、シリンダーのネックが形成される前にシリンダ
ー製造プロセスにおけるある点でニッケル被覆の適用をすることにより得られる
。これは、電極がシリンダーの内側に正確に配置されることが必要である。ニッ
ケル電解めっきプロセスの扱いにくさは製造経費を増加させ、ガスシリンダーを
製造するために必要な時間を増加させる。加えて、クラックとボイドが形成され
ないことを保証するために、電解めっきプロセスは、250〜500マイクロメ
ートルの厚さの層のニッケルを堆積させるのに十分に長い時間延長される。
【0006】 すでに形成されたシリンダーの内表面にニッケル層を電解めっきすることにお
ける固有の困難のために、プロセスは、シリンダーを形成するために用いられる
延伸プロセスの前にニッケル層を電解めっきするように開発されてきた。すでに
延伸されたシリンダーの中に電極を配置することの困難さを回避するけれども、
鋼鉄シート電解めっきプロセスは、潤滑剤付与および電解めっきされたニッケル
において誘発されるめっき応力を解放するための付加的な加工処理のような付加
的処理の適用を要求する。
【0007】 ニッケル被覆ガスシリンダーは、電子産業により要求される低金属汚染レベル
を達成するための実行可能な手段を保持している。しかしながら、現在のニッケ
ル被覆ガスシリンダーは、相対的に高価で複雑な製造プロセスによってのみ得ら
れる。加えて、現存するニッケル被覆シリンダーは、しばしば、露出鋼鉄表面が
暴露されている不均一ニッケル層を示す。したがって、改善されたガスシリンダ
ーおよび供給システムが、腐食性電子産業向け特殊ガスを扱うために用いられる
ガス供給システムにおいて低金属汚染を保証するために必要とされる。
【0008】 発明の概要 本発明は、シリンダーの内表面上に形成された無電解ニッケル−リン層を有す
る高圧鋼鉄(steel)ガスシリンダーのためのものである。無電解ニッケル
−リン被覆は、鋼鉄シリンダーの内表面上に形成される金属性のリン化ニッケル
ガラスである。無電解ニッケル−リン層は、アンダーカットに抵抗し、一定の厚
さを有する強力に結合する多孔性でない表面層を形成することにより鋼鉄表面を
不動態化する(passivate)。均一厚さを示すことに加えて、無電解ニ
ッケル−リン層は、平滑な表面トポグラフィーを有し、それは下地の鋼鉄表面を
擬態する(mimic)。加えて、無電解ニッケル−リン層は、腐食性環境にお
いて実質的に熱力学的に安定である。無電解ニッケル−リン層は、不動態化され
ていない316および304ステンレス鋼と比較したとき相対的に小さな腐食ポ
テンシャルを有する。無電解ニッケル−リンの相対的な無反応性は、材料を、塩
化物水溶液環境においてハステロイ(Hastelloy)BおよびCシリーズ
合金に対して無反応性において貴金属とほぼ同様にする。
【0009】 良好な形態学的特性を示すことに加えて、無電解ニッケル−リンめっきプロセ
スは、鋼鉄シリンダーが完全に延伸され、ねじ切りされた(threaded)
後実施され得る。めっきプロセスが完全に完了した後、洗浄プロセスが液化ガス
をシリンダーに注入するための準備としてニッケル−リン層の表面を洗浄するた
めに実施される。
【0010】 1形態において、本発明により形成される高圧ガスシリンダーは、内表面を有
するシリンダー壁を含む。ニッケル−リン層は、シリンダーの内表面上に設けら
れる。ニッケル−リン層は、少なくとも約20マイクロメートルの厚さを有し、
約0.10%以下の多孔度を有し、約5マイクロメートル以下の表面粗さを有す
る。無電解ニッケル−リン層は、酸洗浄および温脱イオン水洗浄に供され、つづ
いて、連続窒素流の下で第1のベーキングに供され、真空圧の下で第2のベーキ
ングに供される。
【0011】 なお、単純さと例示の明確さのために、図において示される要素は、尺度につ
いて正確に描写される必要はないことが理解されるであろう。例えば、要素のあ
るものの寸法は、明確さのために、互いに相対的に誇張されている。更に、適切
であるとみなされる場合、参照番号は、対応する要素を示すために図面間で反復
されている。
【0012】 好ましい態様の詳細な説明 図1において示されているのは、半導体加工処理設備(図示せず)に対して高
純度腐食性ガスの供給のために作られたガス供給システム10の模式図である。
ガス供給システム10は、ガスパネル13とバルブマニホールドボックス(VM
B)14に閉じ込められているガスマニホールドに連絡されているガスシリンダ
ー12を含む。レギュレーター15は、ガス供給システム10においてガス圧を
制御する。ガスパネル13において、窒素パージライン16および真空ライン1
7は、バルブ19および20のそれぞれを通して供給源ガスライン18に接続さ
れている。VMB14において、個々のライン21、22、および23は、製造
設備の1以上の部品に向けられ得る。マスフローコントローラー24、26、お
よび28は、ガスライン21、22、および23のそれぞれから加工処理設備に
ガスの流れを調節する。
【0013】 ガス供給システム10による高純度腐食性ガスの供給は、腐食性ガスに暴露さ
れる全ての内表面が相対的に非反応性であることを必要とする。本発明によれば
、少なくともガスシリンダー12の内表面は、少なくとも約20マイクロメート
ルの厚さを有する無電解ニッケル−リン層で覆われている。
【0014】 当業者は、ガス供給システム10が電子産業加工処理設備に対して腐食性ガス
を供給するために適切なガス供給システムの1つの可能な形態であることを認識
するであろう。典型的な形態が例示されているけれども、図1において例示され
る設計の様々の変形が提供され得るし、本発明の範囲にある。例えば、2以上の
ガスシリンダーがガスVMB14に連結されうるし、または、トン(ton)シ
リンダーもしくはチューブトレーラー(tube trailer)のようなよ
り大きな容器がVMB14に連結されうる。更に、ガスパネル13は、ともに譲
渡されたリトロシらに対する米国特許第5,749,389号およびともに譲渡
されたジャーシックらに対する米国特許第5,761,911号において開示さ
れているような広範な形状を有しうるものであり、それら特許の両方は、参照に
より本明細書に組み込まれる。更に、ガスマニホールド14それ自体も、多数の
個々のガスライン及び付加的なマスフローコントローラーを含む広範な形状を有
しうる。ガス供給システム10は、比較的高圧でエッチング設備の1以上の部品
に塩素(Cl2 )、臭化水素(HBr)、塩化ホウ素(BCl3 )、塩化水素(
HCl)などのようなエッチングガスを供給しうる。1態様において、ガスシリ
ンダー12は、HCl、HBr、BCl3 、HCl、Cl2 などのような約10
0lbs.の液化エッチングガスが充填され、適切な流量でエッチング機械にエ
ッチングガスを供給し、約200パーツ・パー・ビリオン(ppb)以下、好ま
しくは約100ppb以下の金属濃度を有する。好ましい態様において、液化エ
ッチングガスは、制御された示差圧力蒸気移行方法(controlled d
ifferential pressure vapor transfer
method)により得られる。この方法は、1999年1月28日に出願され
たシリアル番号第09/238,417号を有する「蒸気相トランスフィリング
(transfilling)による電子産業向け特殊ガスの精製」という表題
のT.ジャクシエおよびJ.ボルジオに対するともに譲渡され、ともに係属する
特許出願において開示され、それは本明細書に参照により組み込まれる。それら
のガスは全てアメリカン・エア・リキッドから商業的に入手可能である。そのガ
ス製造プロセスは、典型的には約100重量ppb以下の濃度で鉄、クロム、お
よびニッケルのような金属汚染物質を有する高純度のガスを産生する。
【0015】 ガス供給システム10から得られる低い金属汚染物質レベルは、部分的には、
好ましくは少なくとも約20マイクロメートルの厚さを有する、より好ましくは
約20から50マイクロメートルの厚さを有する、そして最も好ましくは約25
マイクロメートルの厚さを有する無電解ニッケル−リンコーティングによりガス
シリンダー12の内部金属表面をコートすることにより達成される。
【0016】 図2Aは、図1の切断線2−2に沿って取られたガスシリンダー12の断面図
を例示する。本発明の好ましい態様において、連続ニッケル−リン層30は、タ
ンク壁36の内表面32上に設けられる。ニッケル−リン層30は、ニッケル−
リンが好ましくは少なくとも約20マイクロメートルの厚さ、より好ましくは約
20から50マイクロメートルの厚さ、最も好ましくは約25マイクロメートル
の厚さに堆積する無電解めっきプロセスにより形成される。加えて、ニッケル−
リン層30は、約0.5%以下、好ましくは約0.1%以下、最も好ましくは約
0.02%以下の多孔度を有する。小さな多孔性は、液化腐食性ガスにおいて小
さな金属濃度を得る上で重要な要因であるので、理想的には、ニッケル−リン層
30の多孔性は、可能な限り小さくあるべきである。ガスシリンダー12は、ガ
スバルブの挿入のためにねじ切りされた開口38を有する。ねじ切りは、開口3
8の内表面または外表面のいずれかに位置しうる。
【0017】 均一な厚さ及び小さな多孔性にニッケル−リン層30を形成することは、ガス
シリンダー12の中に含まれる液化ガスに内表面32からの金属溶融を減少させ
る化学的に不活性のバリアを作り出す。典型的には、ガスシリンダー12のよう
なガスシリンダーは、タイプ4130、NE8630、9115、9125、炭
素−ホウ素鋼、中間濃度マンガン鋼(intermediate−mangan
ese steel)などのようなUSDOT仕様3AAにおいて列挙される鋼
鉄から構築される。本発明の好ましい態様において、ガスシリンダー12は、タ
イプ4130鋼または代わりに中間濃度マンガン鋼で構築される。したがって、
電子産業用途のために高純度ガスを提供するために減少しなければならない金属
汚染物質は、すでに記載された鉄鋼合金において典型的に見出されるものである
。上記パラメーターにニッケル−リン層30を形成することにより、鉄(Fe)
、クロム(Cr)、ニッケル(Ni)などのような金属汚染物質がガスシリンダ
ー12において貯蔵されるガスにおいて実質的に減少する。内表面32から発生
する他の金属汚染物質には、銅(Cu)、リン(P)、ヒ素(As)、カドミウ
ム(Cd)、ナトリウム(Na)、鉛(Pb)、錫(Sn)、亜鉛(Zn)等が
含まれ得る。
【0018】 内表面32上に少なくとも約20マイクロメートルの厚さおよび約0.1%以
下および好ましくは約0.02%以下の多孔度を有するニッケル−リン層を形成
することにより、好ましくは約100重量ppb以下、より好ましくは約60重
量ppb以下および最も好ましくは約55重量ppb以下のFe濃度しか含まな
い高純度腐食性ガスをガス供給システム10の中に貯蔵し、それにより供給しう
る。加えて、好ましくは約100重量ppb以下、より好ましくは約90重量p
pb以下、最も好ましくは、約10重量ppb以下のCr濃度および約100重
量ppb以下、より好ましくは、約40ppb重量以下、最も好ましくは約5重
量ppb以下のNi濃度を有する高純度ガスを貯蔵し、供給することができる。
更に、約2重量ppb以下のCu、P、As、Cd、Na、Pb、Sn、Fnな
どしか含まない高純度腐食性ガスをガスシリンダー12の中に貯蔵し、それによ
り供給することができる。
【0019】 均一な厚さと小さな多孔性を有することに加えて、ニッケル−リン層30は、
好ましくは約5マイクロメートル以下、より好ましくは約1マイクロメートル以
下の表面粗さを有する。本発明により形成された無電解ニッケル−リン層におい
て、表面粗さは、約0.33マイクロマートルから約4.62マイクロメートル
まで変化する。
【0020】 ニッケル−リン層30を形成するために用いられる無電解めっきプロセスにお
いて、プロセスパラメーターは、比較的広い組成範囲を有するニッケル−リン層
を堆積させるように調節され得る。例えば、無電解めっきプロセスは、約1重量
%から約15重量%の範囲のリン濃度を有するニッケル−リン層を堆積させうる
。好ましくは、ニッケル−リン層30は、少なくとも約10重量%リンのリン濃
度を有する高濃度リン層である。ニッケルとリンに加えて、ニッケル−リン層3
0は、ホウ素のような痕跡量の他の元素、溶媒和剤、pH調製剤、還元剤、キレ
ート剤、安定化剤などを含み得る。
【0021】 図2Bは、2末端トンシリンダー13の断面図を例示する。トンシリンダー1
3は、多量のガスの貯蔵のために用いられ、チューブトレーラー上に位置する多
数のそのようなシリンダーの1つであり得る。トンシリンダー13は、約2フィ
ートの直径および約6.5フィートの長さを有し、約600lbs.の液化ガス
を保持し得る。
【0022】 本発明によれば、ニッケル−リン層31は、トンシリンダー13のタンク壁3
7の内表面33上に設けられる。ニッケル−リン層31は、ガスシリンダー12
における層30と同様の厚さ及び多孔性を有する。液化ガスの除去を促進するた
めに、トンシリンダー13は、第1のねじ切りされた開口39および反対側の第
2のねじ切りされた開口40を有する。ねじ切りは、開口39及び40の内表面
または外表面のいずれかに位置しうる。
【0023】 当業者は、タンカーサイズのガスコンテナを含む他のタイプのガスシリンダー
も無電解ニッケル−リンコーティングによりコートされうることを認識するであ
ろう。全てのそのようなシリンダーサイズ及び設計がガス供給システム10にお
いて用いられることが本発明により考察される。
【0024】 以下のプロセスの記載は、ガスシリンダー12及びトンシリンダー13の両方
に適用されることが理解される。めっきプロセスは図2Aにおいて例示される特
定態様を参照して記載されるけれども、当業者は、以下の無電解めっき及び洗浄
プロセスが広範なガスシリンダーに対して適用され得ることを理解するであろう
【0025】 図3及び4は、断面として、内表面32上のニッケル−リン層30を形成する
ためのめっきプロセスを受けるタンク壁34の部分36を例示する。無電解めっ
きについてガスシリンダー12を準備するために、分あたり約60回転(rpm
)でシリンダーを回転させながら、シリンダー12は、スラリー混合物中のガラ
スビーズまたはスチールグリットを用いて機械的に研磨される。機械的研磨プロ
セスは、内表面32を平滑にし、内表面32から汚れ、崩壊物、鉄鋼のバリなど
を除去する。機械的研磨プロセスの完了の後、ガラスビーズまたはスチールグリ
ット及びスラリー混合物は除去され、シリンダーは水ですすがれる。
【0026】 鋼鉄内表面32へのニッケル−リン層30の付着を向上させるために、酸性溶
液、好ましくは塩酸が表面32に適用される。塩酸溶液は、約10から約50体
積%で変化し得る。加えて、硫酸が約2から約10体積%で変化して用いられ得
る。好ましくは、40体積%塩酸溶液が内表面32を活性化させるために用いら
れる。活性化は、無電解めっきプロセスのために必要な自己触媒反応を開始させ
るために重要である。加えて、有機キレート剤を含むアルカリ脱酸素剤、または
シアン化ナトリウムまたは両方もまた、活性化の前に内表面32から酸化物を除
去するために用いられ得る。
【0027】 表面の準備に続いて、ガスシリンダー12は、水で満たされた垂直タンクの中
に直接配置される。商業的に入手可能なポリプロピレンタンクは、無電解ニッケ
ル−リンめっき溶液を保持する。めっき溶液は、浴溶液の中の粒子を減らすため
にフィルターを通してポリプロピレンタンクから垂直タンクの中に立っているシ
リンダーにポンプ輸送される。もう1つのチューブは、めっき溶液がシリンダー
から流出してポリプロピレンタンクに逆流することを可能とする。
【0028】 めっきプロセスは浴中で実施され、浴は、好ましくは、硫酸ニッケル、次亜リ
ン酸ナトリウム、バッファー、安定化剤、および錯体形成剤を含む。浴は、好ま
しくは、約85℃から約88℃の温度で操作され、pHは、約4から5の範囲で
維持される。堆積厚さは、めっき浴中のガスシリンダー12の滞留時間により制
御される。上記好ましい厚さ範囲にニッケル−リン層30を堆積させるのに必要
な実際の滞留時間は、めっき浴の特定の堆積速度に依存する。上記パラメーター
により実施される典型的なめっきプロセスにおいて、1時間あたり約7から約2
5マイクロメートルのめっき速度が達成され得る。
【0029】 めっきプロセスの完了の後、ガスシリンダー12は、約10分から約20分、
より好ましくは約15分間「オーカイト(Oakite)」溶液中で酸性洗剤洗
浄に供され、続いて、脱イオン水ですすぐ。オーカイトは、オーカイト・プロダ
クツ,Inc.から入手可能なリン酸と洗剤の混合物である。次いで、ガスシリ
ンダー12は、約10分から約18分、より好ましくは約15分、約50ECか
ら約65EC、より好ましくは約60∀Cの温度および約16メガオームの抵抗
を有する温脱イオン水で洗浄される。次いで、ガスシリンダー12は、フィルタ
ーを通された窒素で乾燥され、ベークされる。パージ管がガスシリンダー12に
挿入され、フィルターを通された窒素の流れがベーキングプロセスの間維持され
る。プロセスは、約189ECから約210EC、より好ましくは約200∀C
で1時間実施される。
【0030】 一旦ベーキングプロセスが完了すると、締め付けられた隔壁型のバルブがガス
シリンダー12に挿入され、真空ベーキングプロセスが約55ECから約65E
C、より好ましくは約60∀Cで、約20ミクロンから約50ミクロン、より好
ましくは約20ミクロンの真空圧で約2時間実施される。
【0031】 ニッケル−リン無電解めっきおよび洗浄プロセスの完了の際に、ガスシリンダ
ー12は電子産業により用いられる広範な腐食性液化ガスをチャージされ得る。
重要なことに、ガスシリンダー12は、HCl、Cl2 、BCl3 、HBrなど
のような腐食性液化ガスでチャージされ得る。
【0032】 更なる詳述なしに、当業者は、上記記載を用いて、その最大限まで本発明を利
用し得ると思われる。それゆえ、以下の例は、単に例示することを意図し、本発
明を限定することを意図しない。
【0033】 以下の例において用いられるニッケル−リン層の厚さと多孔性を測定するため
の技術は、1997年7月1日に出願されたシリアル番号第08/885,35
1号を有する「コーティングの品質を測定するための方法及び装置」という表題
の、ともに譲渡され、ともに係属する特許出願において開示され、その開示は、
参照により本明細書に組み込まれる。測定技術は更に、A.ズドゥネックら、マ
イクロ、1998年2月、33ページの「腐食性特殊ガスシリンダーを品質測定
するための非破壊検査の使用」において記載され、その両方は、参照により本明
細書に組み込まれる。
【0034】 例1 44リットル水体積(44Lサイズ)シリンダーが、上記のように機械的研磨
プロセスにスチールシリンダーを供することにより無電解めっきのために準備さ
れた。シリンダーの鋼鉄表面は0.4体積パーセント塩酸洗により活性化され、
ニッケルめっき浴に配置された。めっきに続いて、シリンダーは洗浄され、乾燥
され、次いで、約2時間約190℃の温度でベークされた。
【0035】 無電解めっきプロセスにより形成されるニッケル−リン層の厚さ均一性は、鋼
鉄シリンダーへのプローブの挿入により測定された。厚さ測定は、シリンダーの
内壁表面に沿っていくつかの位置でなされた。図6において示されているのは、
ニッケル−リン層の厚さ対シリンダーの深さのプロットである。ガスシリンダー
の内表面におけるニッケル−リン層の平均厚さは、約18.8マイクロメートル
であった。範囲は、約±2.3マイクロメートルで変化していた。図5において
示されるポイント42は、ガスシリンダーの頂部から底部への縦方向におけるシ
リンダーの内壁表面に沿っての様々の位置でなされた26の別々の測定により定
量されたニッケル−リン層の厚さを表す。
【0036】 ニッケル−リン層の多孔性は、ガスシリンダーに電極アセンブリを挿入し、次
いで、シリンダーを電解質溶液で満たすことにより定量された。ニッケル−リン
層の測定された多孔性および表面粗さは、表1において示されている。
【表1】
【0037】 表1におけるデータは、全ての多孔性測定値が0.15%未満であり、表面粗
さが0.45マイクロメートル未満であることを示す。
【0038】 例2 本発明により製造されたガスシリンダーにおいて貯蔵された液化腐食性ガスに
おける金属汚染物質レベルを定量するために、25本のガスシリンダーを、約2
5マイクロメートルの厚さおよび約0.1%の多孔性を有するニッケル−リン層
でその内表面をコートすることにより調製した。全部で75本のシリンダーを無
電解ニッケル−リン層で内表面をコートすることにより調製した。シリンダーを
3つのグループに分け、それぞれのグループのシリンダーをそれぞれCl2 、B
Cl3 およびHBrで満たした。それぞれのシリンダーの中に含まれるガスの中
のCr、Fe、およびNiの濃度を、それぞれのシリンダーから約50グラムか
ら約200グラムの液化ガスを取り出し、約100mlから約200mlの水で
加水分解することにより定量した。金属濃度を誘導結合形高周波プラズマ質量分
析計(inductively−coupled plasma mass s
pectrometer)(ICPMS)を用いて測定した。加水分解された溶
液のそれぞれの試料の約1mlをICPMSに注入した。それぞれのグループに
ついての金属分析の結果を下の表2において示す。
【表2】
【0039】 結果は、実質的に全てのガスシリンダーにおいて、金属汚染物質濃度が十分に
100ppb未満であることを示す。
【0040】 したがって、上記長所を完全に提供する腐食耐性ガスシリンダーおよびガス供
給システムが開示されたことは明らかである。本発明は、その特定の例示態様を
参照して記載され、例示されてきたけれども、本発明は、それらの例示態様に限
定されることは意図されない。当業者は、変形と修正が本発明の精神から逸脱す
ることなくなされ得ることを認識するであろう。例えば、さまざまの脱酸化剤(
deoxidizing agent)の適用のような様々のめっき調製技術が
利用され得る。それゆえ、特許請求の範囲及びその均等に当てはまる全てのその
ような変形及び修正を本発明の中に含むことが意図される。
【図面の簡単な説明】
【図1】 図1は、本発明の1態様により配列された気体供給システムの模式図である。
【図2】 図2Aは本発明により配置されるガスシリンダーの断面図であり、図2Bは、
本発明により配置されるトンシリンダーの断面図である。
【図3】 図3は、断面として、本発明による無電解ニッケル−リン層の形成についての
シリンダー壁が被験する(undergoing)加工処理工程の部分を例示す
る。
【図4】 図4は、断面として、本発明による無電解ニッケル−リン層の形成についての
シリンダー壁が被験する加工処理工程の部分を例示する。
【図5】 図5は、本発明により形成される無電解ニッケル−リンコーティングについて
の厚さ対シリンダー深さのプロットである。
【符号の説明】
10…ガス供給システム、12…ガスシリンダー、13…ガスパネル、15
…レギュレーター、19,20…バルブ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GW,ML, MR,NE,SN,TD,TG),AP(GH,GM,K E,LS,MW,MZ,SD,SL,SZ,TZ,UG ,ZW),EA(AM,AZ,BY,KG,KZ,MD, RU,TJ,TM),AE,AG,AL,AM,AT, AU,AZ,BA,BB,BG,BR,BY,CA,C H,CN,CR,CU,CZ,DE,DK,DM,DZ ,EE,ES,FI,GB,GD,GE,GH,GM, HR,HU,ID,IL,IN,IS,JP,KE,K G,KP,KR,KZ,LC,LK,LR,LS,LT ,LU,LV,MA,MD,MG,MK,MN,MW, MX,MZ,NO,NZ,PL,PT,RO,RU,S D,SE,SG,SI,SK,SL,TJ,TM,TR ,TT,TZ,UA,UG,US,UZ,VN,YU, ZA,ZW (72)発明者 カーナーマン、ユージン・エー アメリカ合衆国、イリノイ州 60005 マ ウント・プロスペクト、エス・ブラウンス トーン・コート 1486 (72)発明者 コルゼニオウスキー、ウイリアム アメリカ合衆国、ニュージャージー州 08810 デイトン、セコイア・ドライブ 26 Fターム(参考) 3E072 AA03 BA06 CA03 4K022 AA02 AA51 BA14 BA16 BA32 CA02 DA01 DB02 EA02

Claims (30)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内表面を有するシリンダー壁、 前記内表面上に設けられ、少なくとも約20マイクロメーターの厚さおよび約
    0.1%以下の多孔度、および約5マイクロメーター以下の表面粗さを有する無
    電解ニッケル−リン層 を備える高圧鋼鉄ガスシリンダーであって、 無電解ニッケル−リン層が酸洗浄および温脱イオン水洗浄に供され、続いて連
    続窒素流の下での第1のベーキングおよび真空圧下での第2のベーキングに供さ
    れる 高圧鋼鉄ガスシリンダー。
  2. 【請求項2】 無電解ニッケル−リン層が約20から約50マイクロメータ
    ーの厚さを有するニッケル−リン層を包含する請求項1記載のガスシリンダー。
  3. 【請求項3】 無電解ニッケル−リン層が約25マイクロメーターの厚さを
    有するニッケル−リン層を備える請求項2記載のガスシリンダー。
  4. 【請求項4】 無電解ニッケル−リン層が約0.05%以下の多孔度を有す
    るニッケル−リン層を備える請求項1記載のガスシリンダー。
  5. 【請求項5】 無電解ニッケル−リン層が約0.01%以下の多孔度を有す
    るニッケル−リン層を備える請求項4記載のガスシリンダー。
  6. 【請求項6】 無電解ニッケル−リン層が約3マイクロメートル以下の表面
    粗さを有するニッケル−リン層を備える請求項1記載のガスシリンダー。
  7. 【請求項7】 シリンダー壁が低炭素研磨鋼を包含する請求項1記載のガス
    シリンダー。
  8. 【請求項8】 無電解ニッケル−リン層が少なくとも約10重量%のリンを
    有するニッケル−リン層を備える請求項1記載のガスシリンダー。
  9. 【請求項9】 内表面を有するシリンダー状本体、および 前記内表面上に設けられた連続無電解ニッケル−リン層 を備える高純度腐食性ガスの貯蔵と供給のための高圧ガスシリンダーであって、 無電解ニッケル−リン層は、少なくとも約20マイクロメーターの厚さおよび
    約0.1から約0.15%の多孔度および約5マイクロメーター以下の表面粗さ
    を有し、 無電解ニッケル−リン層が温脱イオン水洗浄に供され、続いて、連続窒素流の
    下での第1のベーキングおよび真空圧下での第2のベーキングに供される 高圧ガスシリンダー。
  10. 【請求項10】 ニッケル−リン層が少なくとも約10重量%のリンを有す
    るニッケル−リン層を備える請求項9記載のガスシリンダー。
  11. 【請求項11】 ニッケル−リン層が約3マイクロメーター以下の表面粗さ
    を有するニッケル−リン層を備える請求項9記載のガスシリンダー。
  12. 【請求項12】 シリンダー壁が低炭素研磨鋼を包含する請求項9記載のガ
    スシリンダー。
  13. 【請求項13】 ニッケル−リン層が約20から約50マイクロメーターの
    厚さを有するニッケル−リン層を備える請求項9記載のガスシリンダー。
  14. 【請求項14】 一方の末端で閉じられ、内表面を有するガスシリンダー、 前記内表面上に設けられた連続ニッケル−リン層 を備える高純度腐食性ガスの貯蔵と供給にとって適切なガス供給システムであっ
    て、 ニッケル−リン層は少なくとも約20マイクロメートルの平均厚さを有し、 無電解ニッケル−リン層は温脱イオン水洗浄に供され、続いて連続窒素流の下
    での第1のベーキングおよび真空圧下での第2のベーキングに供され、 高純度腐食性ガスは、約60重量ppb以下のFe濃度、約10重量ppb以
    下のCr濃度、および約5重量ppb以下のNi濃度しか含まない ガス供給システム。
  15. 【請求項15】 高純度腐食性ガスが約2重量ppb以下のCu、P、As
    、Cd、Na、Pb、Sn、およびZnしか含まないガスである請求項14記載
    のガス供給システム。
  16. 【請求項16】 高純度腐食性ガスがハロゲン化水素ガス、ハロゲン化ホウ
    素ガスおよびハロゲンガスからなる群より選択される液化ガスを包含する請求項
    14記載のガス供給システム。
  17. 【請求項17】 ニッケル−リン層が約0.1から約0.15%の多孔度を
    有するニッケル−リン層を備える請求項14記載のガス供給システム。
  18. 【請求項18】 ニッケル−リン層が約5マイクロメートル以下の表面粗さ
    を有するニッケル−リン層を備える請求項14記載のガス供給システム。
  19. 【請求項19】 ニッケル−リン層が少なくとも約10重量%のリンを有す
    るニッケル−リン層を包含する請求項14記載のガス供給システム。
  20. 【請求項20】 高純度腐食性ガスが塩素、臭素、塩化水素、臭化水素、三
    塩化ホウ素からなる群より選択される液化ガスを包含する請求項14記載のガス
    供給システム。
  21. 【請求項21】 共通ガスラインに接続された複数の個別のガスラインを含
    むガスマニホールド、 ガスシリンダー、 共通ガスラインにガスシリンダーを連結する圧力調節デバイス、 HCl、BCl3 、HBr、およびCl2 からなる群より選択されたガスシリ
    ンダーの中の腐食性液化ガス、 を備える腐食耐性ガス供給システムであって、 ガスシリンダーは無電解ニッケル−リン層を有する内壁表面を含み、 無電解ニッケル−リン層は約20から約50マイクロメーターの厚さおよび約
    0.10%以下の多孔度を有し、 無電解ニッケル−リン層は、温脱イオン水洗浄に供され、続いて、連続窒素流
    の下での第1のベーキングおよび真空圧下での第2のベーキングに供され、 腐食性液化ガスはFe濃度、Cr濃度および約5重量ppb以下のNi濃度を
    有する ガス供給システム。
  22. 【請求項22】 腐食性液化ガスが約60重量ppb以下のFe濃度、約1
    0重量ppb以下のCr濃度、および約5重量ppb以下のNi濃度しか有さな
    い請求項20記載のガス供給システム。
  23. 【請求項23】 内表面を有するシリンダー壁を提供する工程、 前記内表面上に設けられ、少なくとも約20マイクロメートルの厚さ、および
    約0.1%未満の多孔度、および約5マイクロメートル未満の表面粗さを有する
    無電解ニッケル−リン層を形成する工程、および シリンダーを温脱イオン水洗浄に供し、続いて連続窒素流の下での第1のベー
    キングおよび真空圧下での第2のベーキングに供する工程 を含むガスシリンダーを製造する方法。
  24. 【請求項24】 第1のベーキングが、 シリンダーにガス管を挿入する工程、 ガス管に窒素を流通させる工程、および シリンダーに窒素を連続流通させながらシリンダーをベーキングする工程 を含む請求項23記載の方法。
  25. 【請求項25】 第1のベーキング工程が約180℃から約210℃の温度
    で約0.75時間から約1.5時間ベーキングすることを含む請求項24記載の
    方法。
  26. 【請求項26】 第2のベーキングが、約55℃から約65℃の温度で約5
    0ミクロンから約20ミクロンの真空圧でベーキングすることを含む請求項23
    記載の方法。
  27. 【請求項27】 内表面を有するシリンダー壁を提供する工程、 内表面上に設けられた無電解ニッケル−リン層を形成する工程、 酸性洗剤で無電解ニッケル−リン層を洗浄する工程、 窒素ガスの連続流に内表面を暴露し、シリンダーをベーキングする第1のベー
    キング工程を実施する工程、 窒素の流れを停止させる工程、および 真空圧に内表面を暴露し、シリンダーをベーキングする第2のベーキング工程
    を実施する工程 を含むガスシリンダーを製造する方法。
  28. 【請求項28】 第1のベーキング工程が シリンダーにガス管を挿入する工程、 ガス管に窒素を流通させる工程、および シリンダーに窒素を連続的に流通させながらシリンダーをベーキングする工程
    を含む請求項27記載の方法。
  29. 【請求項29】 第1のベーキング工程が約180℃から約210℃の温度
    で約0.75時間から約1.5時間ベーキングすることを含む請求項28記載の
    方法。
  30. 【請求項30】 第2のベーキング工程が約55℃から約65℃の温度で約
    20ミクロンから約50ミクロンの真空圧でベーキングすることを含む請求項2
    7記載の方法。
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