JP2003346974A - レバー式コネクタ - Google Patents

レバー式コネクタ

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JP2003346974A JP2002149484A JP2002149484A JP2003346974A JP 2003346974 A JP2003346974 A JP 2003346974A JP 2002149484 A JP2002149484 A JP 2002149484A JP 2002149484 A JP2002149484 A JP 2002149484A JP 2003346974 A JP2003346974 A JP 2003346974A
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  • Details Of Connecting Devices For Male And Female Coupling (AREA)
  • Connector Housings Or Holding Contact Members (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 カムピンとカム溝の側面との間で砂などを噛
み込み難くすること。 【解決手段】 雄コネクタ1にはカムピン2が設けら
れ、雌コネクタ5のレバー15にはカム溝25が設けら
れている。カム溝25のカム部27の底面30には離脱
用カム面28側に逃がし孔32がカム板部17の外壁面
に貫通して形成されている。カム部27の溝幅は、カム
ピン2の外径よりも大きく形成されている。雌雄コネク
タ1、5の嵌合状態において、カム溝25内に砂などが
侵入しても、逃がし孔32からコネクタ外部へ排出され
る。また逃がし孔32に落されずにカム部27内に残っ
た砂があっても、カム部27の溝幅がカムピン2外径よ
り大きいためカムピン2の移動が阻害され難い。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、レバー式コネクタ
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のレバー式コネクタの一例として、
特開平10−334986号公報に記載されたものが知
られている。これは、互いに嵌合可能な雌雄コネクタの
うち、雌コネクタ側にレバーが設けられ、雌コネクタの
側面の軸ピンを中心に回動可能になっている。レバーの
内壁面側には、雄コネクタのカムピンを受け入れ可能な
カム溝が円弧状に凹設され、カム溝の入口にカムピンを
嵌め入れた状態でレバーを回動させれば、カムピンがカ
ム溝の奥部まで案内され両コネクタが引き寄せられるよ
うに嵌合されるようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このようなレバー式コ
ネクタは、二輪や四輪のバギー車などに搭載されること
がある。ところが、バギー車などでは、コネクタ自体が
砂・泥などに曝されやすい状況下にあるため、レバー式
コネクタのカム溝の入口から奥部まで砂などが入りこん
でしまうことがある。すると、例えばメンテナンス時な
どに両コネクタを離脱させる際にレバーを回動させよう
としても、カム溝内部に入りこんだ砂の逃げ場がないた
め、カムピンとカム溝の溝面との間に砂が噛みこまれて
しまう。したがって、レバーの回動操作に支障をきた
し、両コネクタの離脱を困難にするという問題が生じて
いた。
【0004】本発明は上記のような事情に基づいて完成
されたものであって、カム溝内部に入りこんだ砂をカム
ピンが噛み込み難いレバー式コネクタを提供することを
目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めの手段として、請求項1の発明は、互いに嵌合可能な
一対のコネクタのうち、一方側のコネクタにはカムピン
が設けられ、他方側のコネクタにはレバーが設けられる
と共にこのレバーの内壁面には前記カムピンを受け入れ
可能なカム溝が凹設され、前記レバーの操作に伴って前
記カムピンが誘導されることにより前記両コネクタの嵌
合が可能なレバー式コネクタであって、このカム溝の内
面には、カム溝内部に侵入した異物を逃がすことが可能
な逃がし部が前記カム溝の内面に凹設されている構成と
したところに特徴を有する。
【0006】請求項2の発明は、請求項1に記載のもの
において、前記逃がし部は、前記レバーの外壁面に貫通
して設けられているところに特徴を有する。
【0007】請求項3の発明は、請求項1または請求項
2に記載のものにおいて、前記カム溝において互いに対
向する一対の溝面のうち、一方側の溝面は前記両コネク
タ嵌合時に前記カムピンと摺動し合う挿入用カム面とな
り、他方側の溝面は前記両コネクタ離脱時に前記カムピ
ンと摺動し合う離脱用カム面となっており、前記逃がし
部は、前記離脱用カム面寄りの位置に設けられていると
ころに特徴を有する。
【0008】請求項4の発明は、請求項1ないし請求項
3のいずれかに記載のものにおいて、前記カム溝の溝幅
は、前記カムピンの外径寸法より大きく形成され、且つ
このカム溝の奥端に向かうにつれて幅狭となっていると
ころに特徴を有する。
【0009】
【発明の作用及び効果】<請求項1の発明>カム溝内部
に砂などの異物が侵入したとしても、カム溝内には逃が
し部がカム溝内面に凹設されているため、異物はカム溝
内面から逃がし部内に落し込まれる。したがって、両コ
ネクタを離脱する際に、レバーを回動させても、カムピ
ンが異物を噛み込むことがないため円滑にカム溝内を移
動可能となる。よって、レバー操作が可能となり、両コ
ネクタの離脱作業を行うことができる。
【0010】<請求項2の発明>逃がし部がレバーの外
壁面に貫通しているため、カム溝内面から逃がし部内に
落し込まれた異物をレバー式コネクタの外部へ排出可能
となり、より確実に異物をカム溝内から逃がすことがで
きる。
【0011】<請求項3の発明>逃がし部を離脱用カム
面側に偏らせて設けたことで、両コネクタの離脱時にお
ける異物の噛みこみを解消するために最小限のスペース
で逃がし部を形成することができ、レバーの強度を確保
することが可能となる。
【0012】<請求項4の発明>逃がし部に落されずに
カム溝内に位置する異物があったとしても、カム溝の溝
幅がカムピンの外径より大きいため、カムピンの移動が
阻害され難い。さらに、カム溝の溝幅は、カム溝の奥端
に向けて幅狭となっているため、この奥端にカムピンが
位置する両コネクタの正規嵌合状態において、カムピン
がカム溝内でがたつき難い。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図1な
いし図7に基づいて説明する。図1にはレバー式コネク
タを示す。1は図示しない雄端子金具が内部に収容され
た雄コネクタ(一方側のコネクタ)であり、この両外壁
面には、台部4が突出され、さらにこの上面から一対の
カムピン2が突出している。台部4の前端縁は円弧状に
形成され、後述する解除部3となっている。
【0014】次に雌コネクタ5(他方側のコネクタ)に
ついて説明する。雌コネクタ5は、本体部6と、本体部
6の前側に設けられたフード部11と、フード部11に
回動可能に取り付けられたレバー15とから構成されて
いる。図3に示すように、本体部6内には、雌端子金具
(図示せず)を収容可能なキャビティ7が前後(以後、
両コネクタの嵌合方向を前側とする)に貫通して複数個
設けられ、後側の開口から雌端子金具を挿入可能となっ
ている。
【0015】前記したフード部11は、図3に示すよう
に、本体部6の外壁面との間に雄コネクタ1を挿入可能
な嵌合空間12を保有しつつ、本体部6の外壁面を取り
囲むようにして設けられている。フード部11の両側面
には、一対の支持軸13が突設され、前記したレバー1
5を取り付けるようになっている。レバー15は、図2
ないし図4のように、一対のカム板部17と、これらを
連結する操作部16とからなり、フード部11を跨ぐよ
うに配されている。両カム板部17の一方側の側縁(図
1における後側の側縁)寄りの位置には、軸孔18が設
けられ、支持軸13が回動可能に差し込まれている。
【0016】両カム板部17の内側面には、カムピン2
を嵌め込み可能なカム溝25が凹設されている。レバー
15の回動操作に伴って、カムピン2をカム溝25に沿
って案内することで、雌雄コネクタ1、5の嵌合を可能
としている。このカム溝25は、導入部26とカム部2
7とからなっている。導入部26は、カム板部17にお
ける軸孔18の形成位置とは反対側の側縁に開口し、雌
雄コネクタ1、5の嵌合方向に沿ったストレート状とな
っている。カム部27は、導入部26の後端から連続し
ており、奥端にいくにつれて軸孔18に近づくような円
弧状に形成されている。
【0017】ところで、雌雄コネクタ1、5の嵌合に際
し、カムピン2がカム溝25の導入部26に対向するよ
うになることが望ましく、そうした位置でレバー15を
仮保持するための構造が雌コネクタ5には設けられてい
る。即ち、両カム板部17には、幅方向に2条の切り溝
22を設けることで、内外方向へ撓み可能なL字形状を
なす係止部19が設けられている。係止部19の中央部
分の内面側には突部20が形成されている(図4及び図
7参照)。
【0018】一方、フード部11には、この前端縁から
嵌合方向に沿って切り欠き部14が設けられている。操
作前のレバー15は、図4のように突部20が切り欠き
部14の上端縁に係止することで当該位置に固定される
ようになっている。なお、レバー15が仮保持された状
態では、雌雄コネクタ1、5は軽く嵌め合わされた仮嵌
合状態であり、雌雄端子金具はまだ互いに接触していな
い状態にある。
【0019】また、雌雄コネクタ1、5同士が軽く嵌め
合わされてカムピン2が導入部26内に位置すると、前
記した解除部3が突部20を外方へ押しやってフード部
11との係止を解除し(図7参照)、レバー15の操作
を可能とする。なお、突部20の前面側は面取りが施さ
れており、解除部3との摺接に際して係止部19の撓み
動作が円滑になされるようにしてある。また、上述した
切り欠き部14は、雄コネクタが嵌合空間12に嵌め込
まれた際のカムピン2及び解除部3の逃がしになってい
る。
【0020】さらに、両カム板部17にはロック孔21
が設けられ、一方、本体部6の後端部にはロック突部1
0が設けられている。雌雄コネクタ1、5が嵌め合わさ
れた状態でレバー15を図1に示す矢印A方向に回動
し、ロック孔21とロック突部10とが嵌まり合うと、
図5のように雌雄コネクタ1、5が正規嵌合状態にロッ
クされると共に、レバー15の戻りが規制される。
【0021】上述したカム部27の互いに対向する溝面
のうち、軸孔18に近い側の面は離脱用カム面28とな
り、もう一方の面は、挿入用カム面29となっている。
即ち、雌雄コネクタ1、5嵌合時には、挿入用カム面2
9がカムピン2と摺接し、雌雄コネクタ1、5の離脱時
には、カムピン2と離脱用カム面28とが摺接すること
で、前記したカムピン2の案内がなされる。
【0022】この両カム面28、29間の距離、即ちカ
ム部27の溝幅は、カムピン2の外径寸法より大きい幅
で形成されているが、カム部27の奥端へ向かうにつれ
て幅狭となるようにしてある。したがって、雌雄コネク
タ1、5の正規嵌合位置であるカム部27の奥端では、
カムピン2ががたつきなくカム部27内に収まる。
【0023】また、導入部26においては、この溝幅が
カムピン2の外径寸法よりも大きく、且つ同じ幅で形成
されている。さらに、導入部26の入口部分はラッパ状
に形成され、カムピン2の受け入れを容易にしている。
カム部27の底面30には、ほぼ方形状の逃がし孔32
(逃がし部)がカム板部17を貫通して設けられてい
る。逃がし孔32は、カム部27の奥端に到達した状態
のカムピン2の位置より手前に設けられ、かつ、底面3
0における離脱用カム面28側の端縁から、カム部27
の溝幅のほぼ中央の位置まで開口している。
【0024】次に、上記した実施形態における作用効果
を説明する。雌雄コネクタ1、5の嵌合時においては、
詳しくは図示しないが、まず雌雄コネクタ1、5を軽く
嵌め合わせると、カムピン2が導入部26に挿入され
る。カムピン2が導入部26の奥端まで差し込まれる
と、解除部3により係止部19が外方へ押し撓まされる
ことにより係止部19の突部20と切り欠き部14との
係止が外れ、レバー15の回動操作が可能となる(図7
の状態参照)。そこで、レバー15を図1の矢印A方向
に回動させると、このレバー15の操作に伴い、カムピ
ン2の周面と挿入用カム面29とが摺接しつつカムピン
2がカム部27内を案内される。カムピン2がカム部2
7の奥端まで到達すると、ロック孔21とロック突部1
0によりレバー15がロックされ、雌雄コネクタ1、5
は正規嵌合状態に保持される。
【0025】また、雌雄コネクタ1、5を離脱するに
は、両カム部27を外方へ若干撓ませてロック孔21と
ロック突部10の係止を外した後、図5の矢印B方向
(嵌合時とは反対方向)へレバー15を戻し操作する。
この時、カムピン2はカム部27の離脱用カム面28と
摺接しつつカム部27の奥端から導入部26側へ案内さ
れ、図7のようにカムピン2が導入部26に至ると雌雄
コネクタ1、5を離脱することが可能となる。
【0026】このレバー式コネクタがバギー車などに搭
載された場合には、カム溝25内に砂や泥などが侵入す
ることがある。従来のレバー式コネクタにおいては、例
えばメンテナンス時などに雌雄コネクタ1、5を離脱さ
せようとしてもカムピン2がカム部27の側面との間に
砂を噛みこんでしまい、レバー15の操作に支障を来た
し、雌雄コネクタ1、5の離脱が困難となる。しかし、
この実施形態では逃がし孔32がカム部27に形成され
ているため、砂がカム部27の奥端まで侵入しようとし
ても逃がし孔32に落ち、コネクタ外部へ排出される。
また、逃がし孔32に落されずにカム部27内に残って
いる砂があったとしても、カム部27の溝幅がカムピン
2の外径より大きいため、溝幅がカムピン2の外径寸法
と同等程度に狭い場合に比べてカムピン2の移動が阻害
され難い。さらにこの溝幅は、カム部27の奥端へ向か
うにつれて狭くなっているため、雌雄コネクタ1、5の
正規嵌合状態においては、カムピン2がカム部27内で
がたつき難い。
【0027】また仮に、カムピン2が導入部26の手前
で砂を噛みこんでしまい(図6に示すカムピンQ)、レ
バー15操作に支障が生じた場合でも、導入部26の溝
幅がカムピン2の外径よりも大きく形成されているた
め、レバー15操作をしなくても雌雄コネクタ1、5を
互いに離間する側へ引っ張り操作すれば、カムピン2を
カム溝25から抜き出すことができ、雌雄コネクタ1、
5を離脱することができる。
【0028】したがって、カム溝25内に砂などが侵入
した場合であっても、砂が噛み込まれにくく、雌雄コネ
クタ1、5の離脱作業を円滑に行える。また、前記した
逃がし孔32を形成するにあたり、離脱用カム面28側
に偏らせて設けているが、これは雌雄コネクタ1、5の
離脱時の砂の噛み込みを解消するのに最小限の開口面積
とするためである。よって、カム板部17の強度を低下
させずに逃がし孔32を形成することができる。
【0029】<他の実施形態>本発明は上記記述及び図
面によって説明した実施形態に限定されるものではな
く、例えば次のような実施形態も本発明の技術的範囲に
含まれ、さらに、下記以外にも要旨を逸脱しない範囲内
で種々変更して実施することができる。
【0030】(1)上記した実施形態では、逃がし孔3
2を貫通孔としたが、砂などを落し込ませる事が可能で
あれば、非貫通孔であっても良い。 (2)上記した実施形態では、逃がし孔をカム部の底面
に設けたが、カムピンの摺動に支障が生じなければカム
部のどの側面あるいは側縁でもよく、例えば底面と離脱
用カム面との境界縁に設けても良い。
【0031】(3)上記した実施形態では、逃がし孔を
離脱用カム面側に設けたが、カム板部の強度が充分確保
されていればカム部の全溝幅に亘るようなものであって
もよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態における嵌合前の雌雄コネク
タの側面図
【図2】雌コネクタの上面図
【図3】雌コネクタの正面図
【図4】雌コネクタの一部横断面図
【図5】雌雄コネクタが嵌合状態にあるときの側面図
【図6】雌雄コネクタの離脱途中を示す側面図
【図7】雌雄コネクタが離脱可能な位置にある状態を示
す側面図
【符号の説明】
1…雄コネクタ(一方側のコネクタ) 2…カムピン 5…雌コネクタ(他方側のコネクタ) 15…レバー 25…カム溝 28…離脱用カム面 29…挿入用カム面 32…逃がし孔(逃がし部)

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 互いに嵌合可能な一対のコネクタのう
    ち、一方側のコネクタにはカムピンが設けられ、他方側
    のコネクタにはレバーが設けられると共にこのレバーの
    内壁面には前記カムピンを受け入れ可能なカム溝が凹設
    され、前記レバーの操作に伴って前記カムピンが誘導さ
    れることにより前記両コネクタの嵌合が可能なレバー式
    コネクタであって、 このカム溝の内面には、カム溝内部に侵入した異物を逃
    がすことが可能な逃がし部が前記カム溝の内面に凹設さ
    れていることを特徴とするレバー式コネクタ。
  2. 【請求項2】 前記逃がし部は、前記レバーの外壁面に
    貫通して設けられていることを特徴とする請求項1記載
    のレバー式コネクタ。
  3. 【請求項3】 前記カム溝において互いに対向する一対
    の溝面のうち、一方側の溝面は前記両コネクタ嵌合時に
    前記カムピンと摺動し合う挿入用カム面となり、他方側
    の溝面は前記両コネクタ離脱時に前記カムピンと摺動し
    合う離脱用カム面となっており、 前記逃がし部は、前記離脱用カム面寄りの位置に設けら
    れていることを特徴とする請求項1または請求項2記載
    のレバー式コネクタ。
  4. 【請求項4】 前記カム溝の溝幅は、前記カムピンの外
    径寸法より大きく形成され、且つこのカム溝の奥端に向
    かうにつれて幅狭となっていることを特徴とする請求項
    1ないし請求項3に記載のレバー式コネクタ。
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