JP4475217B2 - レバー式コネクタ - Google Patents
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Description
コネクタハウジングの後端面には端子金具が挿入される端子挿入口が開口して形成され、コネクタハウジング内には端子挿入口に通じて端子金具を収容するためのキャビティが貫通して形成されている。レバーは、その操作部等がコネクタハウジングの後端面から突出状態で配されている。
レバーの後端面がコネクタハウジングの後端面から突出した位置にあったり引っ込んだ位置にあったりすると、コネクタハウジングの後端面にて開口する端子挿入口へ端子金具を自動機により挿入する作業が困難となる。しかるに請求項1の発明によれば、レバーの後端面がコネクタハウジングの後端面に面一で連なった状態でレバーがコネクタハウジングに留め置かれるから、かかる状態でレバーを留め置くことにより、自動機による端子挿入作業を円滑に行うことができるようになる。
また、レバーは、リテーナが本係止位置にないときに(リテーナが仮係止位置から本係止位置へ向かう途中で留め置かれているときに)、その回動方向で側板とリテーナとが当たり合うことによってその回動操作が規制されるようになっているから、レバーの回動操作が規制されることをもって、リテーナが押し込み不足で本係止位置へ至らず途中に置かれていることを検知することができる。
レバーの後端面がコネクタハウジングの後端面に面一で連なるときは、レバーが嵌合完了位置に至ったときであるから、このレバーの面一状態を確認することにより、レバーが嵌合完了位置に至って両コネクタハウジングが正規嵌合したことを検知することができる。
コネクタハウジングの外側面には、この外側面の一部を覆うようにしてレバーの側板が配されるとともにリテーナが装着されているので、リテーナがコネクタハウジングの外側面から浮いた状態となる仮係止位置において、リテーナと側板が相互に干渉して両者の変位動作に不具合を起こすことが懸念される。しかるに請求項3の発明によれば、側板の内側面とリテーナの押し込み面のいずれか一方に、リテーナが仮係止位置にあるときにリテーナとレバーの相互の干渉を回避するための逃がし凹部が形成されているから、リテーナとレバーの変位動作を支障なく円滑に行うことができる。なお、レバーの側板をリテーナから嵌合方向に引き離して配すれば、リテーナと側板との干渉を回避可能であるが、そうすると、レバーがコネクタハウジングの後端面から突出状態で配されて、レバーの後端面とコネクタハウジングの後端面とを面一で連ねることができないので、かかる不具合を解消するために請求項3の発明がなされたものである。
本発明の実施形態1を図1ないし図26によって説明する。本実施形態のコネクタは、エアバッグ用コネクタに適用した場合を例示するものであって、互いに嵌合可能な雌雄一対のコネクタハウジング10,80を備えて構成されている。なお、以下の説明において上下方向については図1を基準とし、前後方向については両コネクタハウジング10,80の互いの嵌合面側を前方とする。
さらに、フード部81の下壁の内面には、各嵌合凹部83の幅方向中心軸から左右両側へ寄った位置でかつこのフード部81の前端位置に、レバー40に設けられた引っ掛け部43と係合して両コネクタハウジング10,80の嵌合姿勢を矯正する受け部91が突設されている。さらにまた、フード部81の上壁の内面には、各嵌合凹部83の幅方向中心軸から左右両側へ寄った位置に、前後方向に延びる縦板状の解除突部92が突設されている。
また、ハウジング本体11の一側端には検知端子収容部16が形成されている。検知端子収容部16は、上段に位置する雌側端子金具97のキャビティ12群と隣接して平行に配置されており、ここに後方から検知端子60が収容可能とされている。
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような実施形態も本発明の技術的範囲に含まれ、さらに、下記以外にも要旨を逸脱しない範囲内で種々変更して実施することができる。
(1)本発明によれば、レバーの後端面が雌側のコネクタハウジングの後端面に面一で連なるときは、レバーが嵌合完了位置に至った場合に限らず、例えば、レバーが嵌合初期位置にあるときでもよく、また嵌合途中でレバーを停止状態に保持可能であればその嵌合途中位置であってもよい。
(2)本発明によれば、逃がし凹部はレバー側の姿勢矯正アームの内側面に形成されていてもよい。
(3)本発明によれば、リテーナとカム板が重なり合う位置関係にあってもよく、その場合は、カム板に逃がし凹部が設けられていてもよい。
(4)本発明によれば、レバーは操作部とその両端から突出するアーム板によって構成され、両アーム板がいずれもカム溝を有する形態であってもよい。
(5)本発明は、レバーが雄側のコネクタハウジングに装着されているものにも適用可能である。
11…ハウジング本体
21…収容空間
22B…ガイド溝
23…レバー装着面
40…レバー
41…カム溝
42…係止片
43…引っ掛け部
44…押圧部
45…先行押圧部
46…姿勢矯正アーム
47…カム板
60…検知端子
62…第1ばね部
63…第2ばね部
66…被押圧部
80…雄側のコネクタハウジング
81…フード部
89…ロック突部
93…リテーナ
96…逃がし凹部
97…雌側端子金具
98…接点用端子
99…雄側端子金具
Claims (3)
- コネクタハウジングは、相手側コネクタハウジングと嵌合可能とされるとともに、その後端面に、後方から端子金具を挿入するための端子挿入口が開口して形成され、かつ、このコネクタハウジングにはカム溝を有するレバーが回動可能に装着され、このレバーの回動操作によって前記相手側コネクタハウジングに設けられたカムピンが前記カム溝に沿って変位することで両コネクタハウジングが嵌合・離脱されるようになっているレバー式コネクタであって、
前記レバーは、前記コネクタハウジングに対し、このレバーの後端面が前記コネクタハウジングの後端面に面一で連なった状態で留め置かれるようになっており、かつ、
前記レバーは、このレバーの回動中心軸を含んで前記コネクタハウジングの外側面の一部を覆うように配される側板を備えており、
前記コネクタハウジングには前記端子挿入口を通して前記端子金具を挿入するためのキャビティが形成されており、
前記コネクタハウジングにおいて前記側板が配される外側面には、前記キャビティ内への前記端子金具の挿抜を許容する仮係止位置とそこから押し込まれて前記キャビティ内に正規挿入された前記端子金具を抜け止めする本係止位置との間を移動可能とされたリテーナが装着され、
前記リテーナの押し込み面は、前記仮係止位置では前記コネクタハウジングの外側面から浮いた状態で配されており、
前記レバーは、前記リテーナが前記仮係止位置から前記本係止位置へ向かう途中で留め置かれているときに、その回動方向で前記側板と前記リテーナとが当たり合うことによりその回動操作が規制されることを特徴とするレバー式コネクタ。 - 前記レバーの後端面が前記コネクタハウジングの後端面に面一で連なるときは、前記レバーが嵌合完了位置に至ったときであることを特徴とする請求項1に記載のレバー式コネクタ。
- 前記側板の内側面と前記リテーナの押し込み面のいずれか一方には、前記リテーナが仮係止位置にあるときに、前記レバーと前記リテーナの相互の干渉を回避するための逃がし凹部が形成されていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載のレバー式コネクタ。
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- 2005-10-12 JP JP2005297748A patent/JP4475217B2/ja active Active
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