JP2003343062A - 手摺支柱の取付装置およびその製造方法 - Google Patents

手摺支柱の取付装置およびその製造方法

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JP2003343062A JP2002151987A JP2002151987A JP2003343062A JP 2003343062 A JP2003343062 A JP 2003343062A JP 2002151987 A JP2002151987 A JP 2002151987A JP 2002151987 A JP2002151987 A JP 2002151987A JP 2003343062 A JP2003343062 A JP 2003343062A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 手摺支柱の取付装置において、錆の発生を極
力抑えることができ且つ手摺支柱の取付け強度も増大
し、耐久性に優れたものとする。 【解決手段】 中空の手摺支柱7を被せるジョイントス
リーブ体2と、ジョイントスリーブ体2の下端部側にボ
ルト・ネジ4をタッピング状に捩じ込ませて頭部をジョ
イントスリーブ体2下方側へ突出配置させるビスホール
部3とを備える。ビスホール部3は、アルミニウム材の
押出成型によって形成したジョイントスリーブ体2の内
壁面もしくは外壁面に一体形成する。そしてジョイント
スリーブ体2の一端側をビスホール部3を残して一部切
除することによりジョイントスリーブ体2の一端側から
ビスホール部3による脚部5を延設形成する。ビスホー
ル部3は、ボルト・ネジ4の軸部外径よりも小さな内径
を有し、ビスホール部3の長手方向に沿ってスリット部
6を形成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、建築物屋上の周縁
部・ベランダの外縁部等のコンクリート堰壁、施工後の
コンクリート躯体に形成された開口部等に手摺を後付工
法により設置するための手摺支柱の取付装置およびその
製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、後付工法により手摺を設置するた
めの手摺支柱の取付装置として、例えば特開平11−2
70092号公報に開示されているように、コンクリー
ト躯体上に穿設された取付穴内部に例えばエポキシ系の
接着剤を充填しておき、アングル状・角筒状・円筒状等
の種々の形状を呈する鋼材製のジョイントスリーブ体の
下端部に溶接した異形鋼棒を、取付穴に挿入させて硬化
養生させることによりコンクリート躯体上にジョイント
スリーブ体自体を立設固定させ、このジョイントスリー
ブ体の外周に中空の手摺支柱を被せ、両側でネジで締付
固定する技術がある。
【0003】また、実開昭64−26436号公報に開
示されているように、接着剤を充填した取付穴に鋼棒・
ボルト等の一端側を挿入し、他端側を外部に突出させる
ようにして硬化養生させることでコンクリート躯体上に
鋼棒・ボルト等を植設しておき、この突出した鋼棒・ボ
ルト等をジョイントスリーブ体の孔部に貫挿させ、上側
でナット等を用いて締結固定させることでコンクリート
躯体上にジョイントスリーブ体自体を立設固定させ、こ
のジョイントスリーブ体の外周に中空の手摺支柱を被
せ、両側でネジで締付固定する技術も提案されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながらこのよう
な従来提案の手摺支柱の取付装置では、例えば特開平1
1−270092号公報に開示されているように、鋼材
製のジョイントスリーブ体の下端部に異形鋼棒を溶接す
る場合では、溶接技術や溶接後の錆止め処理技術等の熟
練技術が必要となり、製作費用が大幅に嵩むものとな
る。
【0005】また、実開昭64−26436号公報に開
示されているように、鋼棒・ボルト等をジョイントスリ
ーブ体の孔部に貫挿させて、上側でナット等を用いて連
結固定させる場合では、ナット締着後の錆止め処理技術
や、貫挿されている鋼棒・ボルト等とジョイントスリー
ブ体の孔部との間の遊びを防止するための固定技術が必
要となり、製作費用が大幅に嵩むものとなる問題点を有
していた。
【0006】そこで本発明は叙上のような従来存した諸
事情に鑑み創出されたもので、溶接技術や溶接後の錆止
め処理技術等の熟練技術を必要とせずに低コストとなっ
て大幅な製作費の低減化を図ることができ、また錆の発
生を極力抑えることができ且つ手摺支柱の取付け強度も
増大させることのできる耐久性に優れた手摺支柱の取付
装置およびその製造方法を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上述した課題を達成する
ため、本発明に係る手摺支柱の取付装置にあっては、中
空の手摺支柱7を被せるジョイントスリーブ体2と、躯
体・堰壁P上に穿設され、内部に接着剤Sを充填した取
付穴Qに挿入され硬化養生してジョイントスリーブ体2
自体を立設固定させるよう当該ジョイントスリーブ体2
の下端部側にボルト・ネジ4をタッピング状に捩じ込ま
せて頭部をジョイントスリーブ体2下方側へ突出配置さ
せるビスホール部3とを備えたものである。ビスホール
部3はアルミニウム材の押出成型によって形成されたジ
ョイントスリーブ体2の内壁面もしくは外壁面に一体形
成されており、当該ジョイントスリーブ体2の一端側を
ビスホール部3を残して一部切除することによりジョイ
ントスリーブ体2の一端側からビスホール部3による脚
部5が延設形成されるものとできる。ビスホール部3
は、ボルト・ネジ4の軸部外径よりも小さな内径を有
し、ビスホール部3自体の断面が略C字形のリブ形状を
呈するよう長手方向に沿ってスリット部6が形成されて
成るものとできる。ビスホール部3は、角筒状に形成さ
れたジョイントスリーブ体2の相対向する側壁面の内面
もしくは外面にそれぞれ形成されたり、あるいは角筒状
に形成されたジョイントスリーブ体2の角部の内面もし
くは外面にそれぞれ形成されたりして構成することがで
きる。一方、手摺支柱の取付装置の製造方法にあって
は、アルミニウム材の押出成型工程によって、中空の手
摺支柱7を被せるジョイントスリーブ体2と、ジョイン
トスリーブ体2の内壁面もしくは外壁面のビスホール部
3とが押出形成され、ビスホール部3を残してジョイン
トスリーブ体2の一部分を、例えばプレス装置によって
切除して脚部5を形成した後、ビスホール部3の下端か
らボルト・ネジ4をタッピング状に捩じ込み、ボルト・
ネジ4の頭部をジョイントスリーブ体2下方側へ突出配
置させた状態に形成されるものである。
【0008】以上のように構成された本発明に係る手摺
支柱の取付装置において、アルミニウム材の押出成型に
よって形成されたジョイントスリーブ体2の内壁面もし
くは外壁面から脚部5にかけて連設形成されているビス
ホール部3は、ジョイントスリーブ体2の下端部側から
のボルト・ネジ4のタッピング状の捩じ込み固定による
脚部5とボルト・ネジ4との一体化を可能にさせ、従来
の如き溶接技術や溶接後の錆止め処理技術等の熟練技術
を不要にさせる。このときビスホール部3にボルト・ネ
ジ4をタッピング状に捩じ込ませて頭部をジョイントス
リーブ体2下方側へ突出配置させることにより脚部5と
ボルト・ネジ4とが一体化されて脚部5自体の強度を増
強させると共に、接着剤Sを充填した躯体・堰壁P上の
取付穴Qに脚部5が挿入されて硬化養生された際に、躯
体・堰壁Pに対するジョイントスリーブ体2の起立保持
における安定性を確保させる。ビスホール部3自体の断
面が略C字形のリブ形状を呈するよう長手方向に沿って
形成されたスリット部6は、ビスホール部3にボルト・
ネジ4をタッピング状に強制的に捩じ込むに際し当該ビ
スホール部3周辺に対し亀裂の発生を防止させる。角筒
状に形成されたジョイントスリーブ体2の相対向する側
壁面の内面もしくは外面、あるいは角部の内面もしくは
外面にそれぞれ形成されたビスホール部3は、当該ビス
ホール部3にボルト・ネジ4をタッピング状に捩じ込ま
せて頭部をジョイントスリーブ体2下方側へ突出配置さ
せて脚部5とボルト・ネジ4とが一体化された際に、手
摺支柱7が被せられたときのジョイントスリーブ体2自
体の強度を増強させる。一方、手摺支柱の取付装置の製
造方法において、アルミニウム材の押出成型工程によっ
て形成されたジョイントスリーブ体2の一部をビスホー
ル部3を残して切除することにより脚部5が形成され
る。このときジョイントスリーブ体2の長さを適宜変更
させることにより、ジョイントスリーブ体2に被さる中
空の手摺支柱7の強度を増強可能にさせる。またビスホ
ール部3の下端からボルト・ネジ4をタッピング状に捩
じ込み固定させることで、ジョイントスリーブ体2とボ
ルト・ネジ4との一体化製作が容易に行なえる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下図面を参照して本発明の実施
の形態を説明すると、図1乃至図6に示される第1の実
施の形態における符号1は、建築物屋上の周縁部・ベラ
ンダの外縁部等のコンクリート堰壁、施工後のコンクリ
ート躯体に形成された開口部等の種々の躯体・堰壁Pに
対し所定間隔おきに立設される手摺を後付工法により設
置するためのアルミニウム押出成型材製の手摺支柱7の
取付装置本体である。
【0010】この取付装置本体1は、図5に示すよう
に、中空の手摺支柱7を被せるための平行2辺の側壁板
2A同士を平行な2つのウエブ板2Bで連結して略I型
に形成されて成る略角筒状のジョイントスリーブ体2
と、ジョイントスリーブ体2の相対向する側壁板2Aの
内面に一体形成されているビスホール部3とを備えてい
る。そして、ジョイントスリーブ体2の一端側をビスホ
ール部3を残して一部切除することにより、縦幅員が約
70mm以上のジョイントスリーブ体2の一端側からビ
スホール部3による例えば長さが約40mm以上の棒状
の一対の脚部5が延設形成されるものとしてある。また
ビスホール部3自体には、断面が略C字形のリブ形状を
呈するようにスリット部6が互いに内側に向けて相対峙
するように長手方向に沿って形成されている。
【0011】ビスホール部3の内面にはボルト・ネジ4
を捩じ込む前の当初は雌ネジ溝が形成されておらず、し
かもビスホール部3の内径は、捩じ込まれるボルト・ネ
ジ4の軸部外径よりも若干小さく設定してあり、ジョイ
ントスリーブ体2の脚部5下端側にボルト・ネジ4をタ
ッピング状に強制的に捩じ込ませることでビスホール部
3内に雌ネジ溝が形成されながらボルト・ネジ4が脚部
5にしっかりと固定配置されるものとしてある。このよ
うに脚部5のビスホール部3にボルト・ネジ4をタッピ
ング状に捩じ込ませることで頭部をジョイントスリーブ
体2の脚部5下方側へ突出配置させることができるよう
にしてある。
【0012】図3にはジョイントスリーブ体2の若干太
めの脚部5において、六角レンチ等によって捩回操作す
るための例えば六角形状等の頭部を有する軸部の太いボ
ルトがビスホール部3に捩じ込まれた状態が示されてお
り、図4には若干細めの脚部5において、マイナス型・
プラス型いずれかのドライバー操作用溝付の丸型の頭部
を有する軸部の細いネジがビスホール部3に捩じ込まれ
た状態が示されている。このように脚部5の径の細太サ
イズに応じてボルトまたはネジのいずれかを使い分ける
こともできるが、これに限定されないことは勿論であ
る。
【0013】尚、ボルト・ネジ4はビスホール部3に捩
じ込まれるオネジ棒材となっていれば良く、ビスホール
部3に捩じ込まれた際にビスホール部3の外径に比し大
径な頭部分を備えている場合には、取付穴Qに挿入さ
れ、接着剤によって硬化されたときの抜脱等を一層確実
に阻止できる利点がある。
【0014】図6にはコンクリート製の躯体・堰壁P上
に設置されたジョイントスリーブ体2に被せられる中空
の手摺支柱7の具体的な構成が示されている。すなわ
ち、例えばアルミニウム材の押出成型により、手摺支柱
7は下向に開口された嵌着孔7Aを有する角筒状に形成
され、ジョイントスリーブ体2のウエブ板2Bに平行な
嵌着孔7Aの相対向する内壁面には、ジョイントスリー
ブ体2のビスホール部3に対向して2つの支柱側ビスホ
ール部30が形成されている。この嵌着孔7Aの内壁の
各辺の長さはジョイントスリーブ体2の側壁板2A、ウ
エブ板それぞれの長さに合致するように形成されてお
り、嵌着孔7A内にジョイントスリーブ体2が挿入配置
された際に、嵌着孔7Aの相対向する内壁面にジョイン
トスリーブ体2の相対向する側壁板2Aの外面側がそれ
ぞれ密着状に当接配置されるものとしてある。
【0015】また以上のように構成される手摺支柱の取
付装置本体1の製造方法の一例を説明するに、アルミニ
ウム材の押出成型工程によって、中空の手摺支柱7を被
せるための略角筒状のジョイントスリーブ体2と、ジョ
イントスリーブ体2の内壁面に一体形成されたビスホー
ル部3とが押出形成される。そして例えばプレス装置に
よってジョイントスリーブ体2の一部をビスホール部3
を残して切除することでジョイントスリーブ体2の下方
へ向けて棒状の脚部5が形成される。
【0016】この脚部5のビスホール部3からジョイン
トスリーブ体2の側壁板2A内面のビスホール部3の約
30mm以上までボルト・ネジ4をタッピング状に捩じ
込ませ、ボルト・ネジ4の頭部を脚部5の下方側へ若干
突出した状態となるように配置させる。このときアルミ
ニウム材の押出成型工程によって形成されるジョイント
スリーブ体2の長さを適宜変更させることにより、ジョ
イントスリーブ体2に被さる中空の手摺支柱7の強度を
増強させ得るものとなる。
【0017】このように脚部5の下端からビスホール部
3にボルト・ネジ4をタッピング状に捩じ込み固定させ
ることで、ジョイントスリーブ体2とボルト・ネジ4と
の一体化製作が容易となるのである。
【0018】次に以上のように構成された実施の形態に
ついての使用・組立の一例を説明するに、図1に示すよ
うに、先ず、コンクリート製の躯体・堰壁P上に例えば
ハンマードリル等で2つの円柱中空状の取付穴Qを穿設
し、両取付穴Q内部に例えば変性エポキシアクリレート
系樹脂等のエポキシ系の接着剤Sを充填しておく。そし
て脚部5のビスホール部3からジョイントスリーブ体2
の側壁板2A内面のビスホール部3の約30mm以上ま
でボルト・ネジ4をタッピング状に捩じ込ませることで
ボルト・ネジ4と一体となっている脚部5を取付穴Qに
挿入させて接着剤Sを注入し、硬化養生させる。こうし
てコンクリート製の躯体・堰壁P上にジョイントスリー
ブ体2自体を立設固定した後に、ジョイントスリーブ体
2に中空の手摺支柱7を被せてから手摺支柱7側面に穿
設されているネジ孔を介してジョイントスリーブ体2の
幅方向両側に捩じ込み貫通させる例えばタッピングネジ
8等によって手摺支柱7をジョイントスリーブ体2に締
付固定する。
【0019】尚、図示を省略したが、ビスホール部3内
にボルト・ネジ4を捩じ込むことなくビスホール部3自
体を躯体・堰壁P内に挿入固定する脚部として使用する
ことも可能である。ただビスホール部3内にボルト・ネ
ジ4を捩じ込むことで脚部分自体を一層強固なものとで
き、ジョイントスリーブ体2に被せられ連結される手摺
支柱7を安定性良く支持することができる。
【0020】尚、本実施の形態では、ジョイントスリー
ブ体2の一部をビスホール部3を残して切除することで
ジョイントスリーブ体2の下方へ向けて棒状の脚部5が
形成され、この脚部5のビスホール部3にボルト・ネジ
4を捩じ込み配置させるものとしてあるが、その他の構
成として図示を省略したが、ジョイントスリーブ体2下
部に脚部5を残さずにビスホール部3全てを切断し、ジ
ョイントスリーブ体2の内壁面のビスホール部3に捩じ
込まれたボルト・ネジ4だけで脚部5を代用することも
可能である。
【0021】また、図7には第2の実施の形態が示され
ており、第1の実施の形態を示した図1乃至図6と同一
の構成部分については同一の符号が付されている。この
第2の実施の形態にあっては第1の実施の形態における
中空の手摺支柱7を被せるためのジョイントスリーブ体
2をアルミニウム材の押出成型により、互いに対向する
長尺の側壁板2Aと短尺の側壁板2Aとによる長方形筒
状に形成し、ジョイントスリーブ体2の相対向する短尺
の側壁板2A内壁面にはビスホール部3が一体形成され
ている。そしてジョイントスリーブ体2の一端側をビス
ホール部3を残して一部切除することで、ジョイントス
リーブ体2の下方へ向けて棒状の一対の脚部5が延設形
成されるものとしてある。
【0022】尚、コンクリート製の躯体・堰壁P上に設
置されたジョイントスリーブ体2に被せられる中空の手
摺支柱7の具体的な構成としては、図7(c)に示すよ
うに、アルミニウム材の押出成型により、手摺支柱7は
下向に開口された嵌着孔7Aを有する角筒状に形成さ
れ、ジョイントスリーブ体2の長尺な側壁面に平行な嵌
着孔7Aの相対向する内壁面にはそれぞれ2つの断面で
略C字形の部材連結用のビスホール部10が形成されて
いる。この嵌着孔7Aの相対向する内壁のうち一方の間
隔長さはジョイントスリーブ体2の長尺の側壁板2Aの
長さに合致させ、手摺支柱7がジョイントスリーブ体2
に被せられた際に、ジョイントスリーブ体2の短尺な側
壁板2A外面が嵌着孔7Aの相対向する内壁に当接配置
されるようにしてある。
【0023】また、図8には第3の実施の形態が示され
ており、第1の実施の形態を示した図1乃至図6と同一
の構成部分については同一の符号が付されている。この
第3の実施の形態にあっては第1の実施の形態における
中空の手摺支柱7を被せるためのジョイントスリーブ体
2をアルミニウム材の押出成型により、平行2辺の略コ
字形を呈する側壁板2A同士をその開口を外向きにして
平行な2つのウエブ板2Bで連結すると共に、四隅に断
面でL字形を呈する突当部2Cを突設配置することで略
角筒状に形成してある。そしてジョイントスリーブ体2
の相対向するウエブ板2Bの外面にはビスホール部3が
それぞれ一体形成されている。このジョイントスリーブ
体2の一端側をビスホール部3を残して一部切除するこ
とで、ジョイントスリーブ体2の下方へ向けて棒状の一
対の脚部5が延設形成されるものとしてある。
【0024】また、図8(b)に示すように、中空の手
摺支柱7はアルミニウム材の押出成型により、下向に開
口された嵌着孔7Aを有する角筒状に形成され、ジョイ
ントスリーブ体2の略コ字形を呈する側壁板2Aに平行
な嵌着孔7Aの相対向する内壁面にはそれぞれ2つの断
面で略C字形のビスホール部10が形成されている。こ
の嵌着孔7Aの相対向する内壁のうち一方の間隔長さは
ジョイントスリーブ体2の略コ字形を呈する側壁板2A
の長さに合致させ、手摺支柱7がジョイントスリーブ体
2に被せられた際に、突当部2Cが手摺支柱7の内部の
四隅の角部内側面に例えばきっちりと嵌合するよう、ジ
ョイントスリーブ体2の略コ字形を呈する側壁板2Aの
突当部2C外面が嵌着孔7Aの相対向する内壁に当接配
置されるようにしてある。
【0025】また、図9には第4の実施の形態が示され
ており、第1の実施の形態を示した図1乃至図6と同一
の構成部分については同一の符号が付されている。この
第4の実施の形態にあっては第1の実施の形態における
ビスホール部3は、角筒状に形成されたジョイントスリ
ーブ体2の4箇所の角部の内面側に形成されているもの
である。すなわち、中空の手摺支柱7を被せるためのジ
ョイントスリーブ体2をアルミニウム材の押出成型によ
り、正方形筒状に形成してあり、ジョイントスリーブ体
2の4箇所の角部のそれぞれ内側にはビスホール部3が
一体形成されている。そして、ジョイントスリーブ体2
の互いに相対向する一方の側壁板2A外面は内側に向け
て略台形状の窪み部分9が形成されている。このジョイ
ントスリーブ体2の一端側をビスホール部3を残して一
部切除することで、ジョイントスリーブ体2の下方へ向
けて棒状の4本の脚部5が延設形成されるものとしてあ
る。尚、ビスホール部3はジョイントスリーブ体2の4
箇所の角部の外面側に形成されても良い。
【0026】また、ジョイントスリーブ体2に被せられ
る中空の手摺支柱7は、アルミニウム材の押出成型によ
り、下向に開口された嵌着孔7Aを有する角筒状に形成
され、正方形筒状のジョイントスリーブ体2の略台形状
に窪んだ側壁板2Aに平行な嵌着孔7Aの相対向する内
壁面にはそれぞれ2つの断面で略C字形の部材連結用の
ビスホール部10が形成され、手摺支柱7がジョイント
スリーブ体2に被せられた際には、ジョイントスリーブ
体2の側壁板2Aが嵌着孔7Aの内壁に当接配置される
と共に、側壁板2Aの窪み部分9にこのビスホール部1
0が嵌め込み配置されるようにしてある。
【0027】
【発明の効果】本発明は以上のように構成されているた
めに、溶接技術や溶接後の錆止め処理技術等の熟練技術
を必要とせずに低コストとなって大幅な製作費の低減化
を図ることができ、また錆の発生を極力抑えることがで
き且つ手摺支柱7の取付け強度も増大させ、耐久性に優
れたものとすることができる。
【0028】すなわちこれは本発明が、中空の手摺支柱
7を被せるジョイントスリーブ体2と、躯体・堰壁P上
に穿設され、内部に接着剤Sを充填した取付穴Qに挿入
され硬化養生してジョイントスリーブ体2自体を立設固
定させるよう当該ジョイントスリーブ体2の下端部側に
ボルト・ネジ4をタッピング状に捩じ込ませて頭部をジ
ョイントスリーブ体2下方側へ突出配置させるビスホー
ル部3とを備えたからであり、これにより、溶接技術や
溶接後の錆止め処理技術等の熟練技術を必要とせず、し
かも低コストでもってコンクリート製の躯体・堰壁P上
に手摺を設置することができる。
【0029】またビスホール部3は、このビスホール部
3自体が、アルミニウム材の押出成型によって形成され
たジョイントスリーブ体2の内壁面もしくは外壁面に一
体形成されており、当該ジョイントスリーブ体2の一端
側をビスホール部3を残して一部切除することによりジ
ョイントスリーブ体2の一端側からビスホール部3によ
る脚部5が延設形成されるので、脚部5のビスホール部
3にボルト・ネジ4をタッピング状に捩じ込ませて頭部
を脚部5の下方側へ突出配置させることにより脚部5と
ボルト・ネジ4とを容易に一体化させることができる。
これによって脚部5自体の強度を従来よりも一層増強さ
せることができると共に、接着剤Sを充填したコンクリ
ート製の躯体・堰壁P上の取付穴Qに脚部5が挿入され
て硬化養生された際に、躯体・堰壁Pに対するジョイン
トスリーブ体2の起立保持状態の安定性を十分に確保す
ることができる。特に、脚部5が対状に、さらには複数
に配設形成されることで、躯体・堰壁Pに対する取り付
け強度を一層増大でき、手摺りに付加される耐荷重性の
向上に大きく役立つのである。
【0030】さらにビスホール部3は、ボルト・ネジ4
の軸部外径よりも小さな内径を有し、ビスホール部3自
体の断面が略C字形のリブ形状を呈するよう長手方向に
沿ってスリット部6が形成されて成るので、ビスホール
部3に対するボルト・ネジ4の捩じ込み操作が容易に行
なえると共に、ビスホール部3にボルト・ネジ4をタッ
ピング状に強制的に捩じ込むに際し当該ビスホール部3
周辺に対し亀裂の発生を未然に防止することができる。
【0031】そしてビスホール部3は、角筒状に形成さ
れたジョイントスリーブ体2の相対向する側壁面の内面
もしくは外面にそれぞれ形成されているので、ビスホー
ル部3にボルト・ネジ4をタッピング状に捩じ込ませて
頭部をジョイントスリーブ体2下方側へ突出配置させて
脚部5とボルト・ネジ4とが一体化された際に、手摺支
柱7が被せられたときのジョイントスリーブ体2自体の
側圧に対する強度を一層増強させることができる。
【0032】あるいはビスホール部3は、角筒状に形成
されたジョイントスリーブ体2の角部の内面もしくは外
面にそれぞれ形成されているので、ビスホール部3にボ
ルト・ネジ4をタッピング状に捩じ込ませて頭部をジョ
イントスリーブ体2下方側へ突出配置させて脚部5とボ
ルト・ネジ4とが一体化された際に、手摺支柱7が被せ
られたときのジョイントスリーブ体2自体の角部を十分
に強化させることができ、角筒状に形成されたジョイン
トスリーブ体2に作用する剪断力に対する強度を一層増
強させることができる。
【0033】一方、手摺支柱の取付装置の製造方法にあ
っては、アルミニウム材の押出成型工程によって、中空
の手摺支柱7を被せるジョイントスリーブ体2と、ジョ
イントスリーブ体2の内壁面もしくは外壁面のビスホー
ル部3とが押出形成され、ビスホール部3を残してジョ
イントスリーブ体2の一部分を切除して脚部5を形成し
た後、ビスホール部3の下端からボルト・ネジ4をタッ
ピング状に捩じ込み、ボルト・ネジ4の頭部をジョイン
トスリーブ体2下方側へ突出配置させた状態に形成され
るので、アルミニウム材の押出成型工程によって形成さ
れたジョイントスリーブ体2の長さを適宜変更させるこ
とにより、ジョイントスリーブ体2に被さる中空の手摺
支柱7の強度を増強させることができる。また脚部5の
ビスホール部3からボルト・ネジ4をタッピング状に捩
じ込み装着させるため、ジョイントスリーブ体2とボル
ト・ネジ4との一体化製作が容易に行なえる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態における組付け手順
をも示す分解状態の断面図である。
【図2】同じく組付け後の状態の要部断面図である。
【図3】ボルトを捩じ込んだ取付装置本体を示すもの
で、(a)は正面図、(b)は側面図である。
【図4】ネジを捩じ込んだ取付装置本体を示す正面図で
ある。
【図5】取付装置本体の一例を示すもので、(a)は斜
視図、(b)は平面図である。
【図6】取付装置本体に手摺支柱を取り付けた状態を示
す平断面図である。
【図7】本発明の第2の実施の形態における取付装置本
体を示すもので、(a)は斜視図、(b)は平面図、
(c)は取付装置本体に手摺支柱を取り付けた状態を示
す平断面図である。
【図8】本発明の第3の実施の形態における取付装置本
体を示すもので、(a)は平面図、(b)は取付装置本
体に手摺支柱を取り付けた状態を示す平断面図である。
【図9】本発明の第4の実施の形態における取付装置本
体に手摺支柱を取り付けた状態を示す平断面図である。
【符号の説明】
P…躯体・堰壁 Q…取付穴 S…接着剤 1…取付装置本体 2…ジョイント
スリーブ体 2A…側壁板 2B…ウエブ板 2C…突当部 3…ビスホール
部 4…ボルト・ネジ 5…脚部 6…スリット部 7…手摺支柱 7A…嵌着孔 8…タッピング
ネジ 9…窪み部分 10…ビスホー
ル部

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 中空の手摺支柱を被せるジョイントスリ
    ーブ体と、躯体・堰壁上に穿設され、内部に接着剤を充
    填した取付穴に挿入され硬化養生してジョイントスリー
    ブ体自体を立設固定させるよう当該ジョイントスリーブ
    体の下端部側にボルト・ネジをタッピング状に捩じ込ま
    せて頭部をジョイントスリーブ体下方側へ突出配置させ
    るビスホール部とを備えたことを特徴とする手摺支柱の
    取付装置。
  2. 【請求項2】 ビスホール部はアルミニウム材の押出成
    型によって形成されたジョイントスリーブ体の内壁面も
    しくは外壁面に一体形成されており、当該ジョイントス
    リーブ体の一端側をビスホール部を残して一部切除する
    ことによりジョイントスリーブ体の一端側からビスホー
    ル部による脚部が延設形成されるものとしてある請求項
    1記載の手摺支柱の取付装置。
  3. 【請求項3】 ビスホール部は、ボルト・ネジの軸部外
    径よりも小さな内径を有し、ビスホール部自体の断面が
    略C字形のリブ形状を呈するよう長手方向に沿ってスリ
    ット部が形成されて成る請求項1または2記載の手摺支
    柱の取付装置。
  4. 【請求項4】 ビスホール部は、角筒状に形成されたジ
    ョイントスリーブ体の相対向する側壁面の内面もしくは
    外面にそれぞれ形成されている請求項1乃至3のいずれ
    か記載の手摺支柱の取付装置。
  5. 【請求項5】 ビスホール部は、角筒状に形成されたジ
    ョイントスリーブ体の角部の内面もしくは外面にそれぞ
    れ形成されている請求項1乃至4のいずれか記載の手摺
    支柱の取付装置。
  6. 【請求項6】 アルミニウム材の押出成型工程によっ
    て、中空の手摺支柱を被せるジョイントスリーブ体と、
    ジョイントスリーブ体の内壁面もしくは外壁面のビスホ
    ール部とが押出形成され、ビスホール部を残してジョイ
    ントスリーブ体の一部分を切除して脚部を形成した後、
    ビスホール部の下端からボルト・ネジをタッピング状に
    捩じ込み、ボルト・ネジの頭部をジョイントスリーブ体
    下方側へ突出配置させた状態に形成することを特徴とし
    た手摺支柱の取付装置の製造方法。
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