JPH0643352Y2 - 型枠建込み用治具 - Google Patents

型枠建込み用治具

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JPH0643352Y2
JPH0643352Y2 JP9498589U JP9498589U JPH0643352Y2 JP H0643352 Y2 JPH0643352 Y2 JP H0643352Y2 JP 9498589 U JP9498589 U JP 9498589U JP 9498589 U JP9498589 U JP 9498589U JP H0643352 Y2 JPH0643352 Y2 JP H0643352Y2
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JP
Japan
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bolt
jig
formwork
corner
bolts
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JP9498589U
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JPH0333145U (ja
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毅 高崎
猛 宮崎
憲一 多比良
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Tokyu Construction Co Ltd
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Tokyu Construction Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、特にRC(鉄筋コンクリート)造またはSRC
(鉄骨鉄筋コンクリート)造の躯体の、特に柱のような
角部を有するコンクリート躯体を打設するための型枠建
込み用の治具に関するものである。
[従来の技術] 従来、この種の型枠の建込みは、第5図に示すように、
柱筋15並びにフープ16等を配筋した後、その周囲に合板
パネル等の型枠17を建込み、該型枠17の外側に丸パイプ
等から成る横端太材18並びに縦端太材19を取付けると共
に、相い対する型枠17,17の間にセパレータ20を配置し
て、該セパレータ20の両端部に連結したコーン21、フォ
ームタイ(登録商標)22、丸パイプ用リブ座金23、締付
ナット24等により緊結し、型枠17を組み付けていた。ま
た、上記横端太材18が交差する角部には角材等の端太材
25を添え付けて、チエーン26等により角締めして堅固に
組み付けていた。
しかしながら、上記のような従来方法では、角締め用の
端太材25を特別に必要とし、チエーン26等により緊締す
る必要があるばかりでなく、セパレータ20の取付け作業
も必要とし、建込みが繁雑で手間がかかる等の問題点が
あった。
[考案が解決しようとする課題] 本考案は、上記従来の問題点を解決するためになされた
もので、その目的とするところは、角締め用の端太材お
よびセパレータが不用で、角締め等を行う必要がなく、
確実かつ迅速に型枠角部を組み付けることができる型枠
建込み用治具を提供するものである。
[課題を解決するための手段] 本考案の型枠建込み用治具は、中心線が相互に所定角度
で交差するように支持杆の両端部にボルトを固着し、該
ボルトにボルト付袋ナットを螺着せしめると共に、該ボ
ルト付袋ナットにコーンを外挿固定して成ることを特徴
とするものである。
また、上記支持杆には剥離防止片を突設してもよい。
[実施例] 以下、本考案の一実施例について図面を参照しながら説
明する。
第1図において、1は支持杆であって、帯鋼材の両端部
を折曲げてコーン取付部1aを形成している。
第2図からも明らかなように、上記コーン取付部1aには
ボルト穴があけられていて、内側からボルト2が挿設さ
れ溶接等により固着されている。該ボルト2にはボルト
付袋ナット3が外側から螺着されている。該ボルト付袋
ナット3にはプラスチック等から成るコーン4が外挿し
て固定されている。
本実施例では、上記2つのボルト2,2の中心線を相互に
直交せしめて、型枠の角部が直交状態で接合するように
しているが、本考案はこれに限定するものではなく、打
設するコンクリート躯体の角部の角度に応じて、中心線
が適宜角度で交差するようにボルト2,2を取付けてあれ
ばよい。
尚、上記支持杆1も上記実施例のものに限定するもので
はなく、鉄筋等の棒材を折り曲げて形成してもよい。支
持杆1を棒材により構成した場合には、その両端部を折
曲げてボルト2,2を一体的に形成することができる。ま
た、支持杆1の折曲げ態様も、上記実施例のものに限定
するものではなく、要するに、特に角部の柱筋を避けな
がら、その両端部のボルト2,2を上記所定角度でもって
配向するものであればよい。該支持杆1に相当の剛性を
持たせるために、補強リブ等の補強手段を設けてもよ
い。
次に、上記治具により型枠建込み方法について説明す
る。
まず、第3図に示すように、柱筋5並びにフープ6等を
配筋した後、一側の型枠7を建込む。この型枠7の端部
内側には、予め上記治具を取り付けておく。即ち、型枠
7の端部にあけた穴に一方のボルト付袋ナット3のボル
ト部3aを挿通せしめて、外側からフォームタイ8により
型枠7を締付け固定する。該フォームタイ8には丸パイ
プ用リブ座金11を取り付けて、横端太材9および縦端太
材10を締め付け挟持する。
続いて、別の型枠12の端部にあけた穴に他方のボルト付
袋ナット3のボルト部3aを挿通せしめて、第4図に示す
ように、2枚の型枠7,7が相互に直交する状態で取り付
ける。
柱の周囲の型枠の建込みが完了したら、コンクリートを
打ち込み、硬化後、従来と同様にして脱型する。
尚、上記支持杆1の中間部には剥離防止片1bを突設して
おき、角部C(第4図参照)のコンクリートの剥離を防
止するようにするとよい。
[考案の効果] 両型枠の角部を強固に連結するので、角締めのための端
太材が不用となり、角締め作業が不要となるばかりでな
く、セパレータも不用となって、型枠の組み付け作業を
迅速かつ確実に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案治具の一実施例を示す斜視図、第2図は
その一部を断面にした平面図、第3図は角部の型枠建込
みの途中の状態を示す断面図、第4図は角部型枠の組付
け完了状態を示す断面図、第5図は従来の角部の型枠建
込み状態の断面図である。 1……支持杆、1a……両端部、1b……剥離防止片、2…
…ボルト、3……ボルト付袋ナット、3a……ボルト部、
4……コーン、5……柱筋、6……フープ、7……型
枠、8……フォームタイ(登録商標)、9……横端太
材、10……縦端太材、11……丸パイプ用リブ座金、12…
…型枠。

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】中心線が相互に所定角度で交差するように
    支持杆の両端部にボルトを固着し、該ボルトにボルト付
    袋ナットを螺着せしめると共に、該ボルト付袋ナットに
    コーンを外挿固定して成ることを特徴とする型枠建込み
    用治具。
  2. 【請求項2】上記支持杆に剥離防止片を突設したことを
    特徴とする請求項1に記載の型枠建込み用治具。
JP9498589U 1989-08-11 1989-08-11 型枠建込み用治具 Expired - Lifetime JPH0643352Y2 (ja)

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JPH0333145U JPH0333145U (ja) 1991-04-02
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JP5259321B2 (ja) * 2008-09-26 2013-08-07 岡部株式会社 型枠角締め金具

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JPH0333145U (ja) 1991-04-02

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