JP2677893B2 - 柱型枠の施工法 - Google Patents
柱型枠の施工法Info
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- JP2677893B2 JP2677893B2 JP2058160A JP5816090A JP2677893B2 JP 2677893 B2 JP2677893 B2 JP 2677893B2 JP 2058160 A JP2058160 A JP 2058160A JP 5816090 A JP5816090 A JP 5816090A JP 2677893 B2 JP2677893 B2 JP 2677893B2
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- column
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- shaped column
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Description
【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明は建築物等の柱型枠の施工法に係るものであ
る。
る。
（従来の技術） 従来、この種の施工法としては、（ｉ）堰板に合板を
使用して、所定柱寸法の一面を覆うように棧木によって
結合してパネル化された合板型枠を柱位置に建込み、同
型枠間をセパレータによって所定の間隔に保持し、横端
太を配置して前記セパレータと型枠締付金具とによって
締付け、柱型枠を組立てる方法、（ii）堰板をアルミニ
ウム合金や鋼板を用いて小型化された金属製型枠によっ
て構成されたパネルを柱位置に建込み、同パネル外周を
コラムクランプで組建てる方法が多く採用されている。
使用して、所定柱寸法の一面を覆うように棧木によって
結合してパネル化された合板型枠を柱位置に建込み、同
型枠間をセパレータによって所定の間隔に保持し、横端
太を配置して前記セパレータと型枠締付金具とによって
締付け、柱型枠を組立てる方法、（ii）堰板をアルミニ
ウム合金や鋼板を用いて小型化された金属製型枠によっ
て構成されたパネルを柱位置に建込み、同パネル外周を
コラムクランプで組建てる方法が多く採用されている。
（発明が解決しようとする課題） しかしながら（ｉ）の方法は、加工、組立て、解体の
工数が多く、多大な手間と時間を要し、また、（ii）の
方法は転用性はよいが、金属製の小パネルの組立、解体
を繰り返すので、やはり施工性が悪いという問題があっ
た。
工数が多く、多大な手間と時間を要し、また、（ii）の
方法は転用性はよいが、金属製の小パネルの組立、解体
を繰り返すので、やはり施工性が悪いという問題があっ
た。
本発明は前記従来例の有する問題点に鑑みて提案され
たもので、その目的とする処は、作用の簡素化と工程の
短縮化が図られ、転用性のよい柱型枠の施工法を提供す
る点にある。
たもので、その目的とする処は、作用の簡素化と工程の
短縮化が図られ、転用性のよい柱型枠の施工法を提供す
る点にある。
（課題を解決するための手段） 前記の目的を達成するため、本発明に係る柱型枠の施
工法によれば、柱構築床における柱位置に敷き棧を固定
し、次いで外周面にＬ型コラムクランプが締着された一
双のＬ型柱型枠片のうち、一方のＬ型柱型枠片を建込ん
で前記敷き棧に固定するとともに床上に垂直に支持し、
次いで他方のＬ型柱型枠片を建込んで前記敷き棧に固定
し、相隣る前記一双のＬ型柱型枠片をコーナー型枠を介
して締着するとともに、前記Ｌ型柱型枠片の各Ｌ型コラ
ムクランプ相互を締結するものである。
工法によれば、柱構築床における柱位置に敷き棧を固定
し、次いで外周面にＬ型コラムクランプが締着された一
双のＬ型柱型枠片のうち、一方のＬ型柱型枠片を建込ん
で前記敷き棧に固定するとともに床上に垂直に支持し、
次いで他方のＬ型柱型枠片を建込んで前記敷き棧に固定
し、相隣る前記一双のＬ型柱型枠片をコーナー型枠を介
して締着するとともに、前記Ｌ型柱型枠片の各Ｌ型コラ
ムクランプ相互を締結するものである。
（作用） 本発明によれば前記したように、外周面にＬ型コラム
クラップが締着された一双のＬ型柱型枠片を使用し、柱
構築床における柱位置に固定された敷き棧に一方のＬ型
柱型枠片を建込んで同敷き棧に固定して床上に垂直に支
持し、次いで他方のＬ型柱型枠片を所定位置に建込んで
前記敷き棧に固定するとともに、前記両Ｌ型柱型枠片を
コーナー型枠を介して締着することによって、同両Ｌ型
柱型枠片によって所要の寸法形状の柱型枠本体を組立
て、更に同両Ｌ型柱型枠片の各Ｌ型クランプ相互間を締
結することによって、前記両Ｌ型柱型枠片を組立位置に
保持し、打設コンクリート圧に対抗しうるようにしたも
のである。
クラップが締着された一双のＬ型柱型枠片を使用し、柱
構築床における柱位置に固定された敷き棧に一方のＬ型
柱型枠片を建込んで同敷き棧に固定して床上に垂直に支
持し、次いで他方のＬ型柱型枠片を所定位置に建込んで
前記敷き棧に固定するとともに、前記両Ｌ型柱型枠片を
コーナー型枠を介して締着することによって、同両Ｌ型
柱型枠片によって所要の寸法形状の柱型枠本体を組立
て、更に同両Ｌ型柱型枠片の各Ｌ型クランプ相互間を締
結することによって、前記両Ｌ型柱型枠片を組立位置に
保持し、打設コンクリート圧に対抗しうるようにしたも
のである。
なお脱型時には前とは逆の工程によって簡単に前記両
Ｌ型柱型枠片を解体しうるものである。
Ｌ型柱型枠片を解体しうるものである。
（実施例） 以下本発明を図示の実施例について説明する。
（Ａ）は一双のＬ型柱型枠片で、Ｌ型に組立てられた
金属製堰板（１）の外周に、所定間隔毎にＬ型コラムク
ランプ（２）が締着されている。
金属製堰板（１）の外周に、所定間隔毎にＬ型コラムク
ランプ（２）が締着されている。
第５図はＬ型コラムクランプ（２）の取付部を示し、
同コラムクランプ（２）は上下一双のＬ型鋼より構成さ
れ、堰板（１）の外周面に突設されたリブ（３）に設け
た係止孔に一端フック部を係止されたフックボルト
（４）を、前記一双のＬ型鋼の間隙に挿貫し、同フック
ボルト（４）の先端ねじ部を座金（５）及びナット
（６）を介して前記両Ｌ型鋼に締結することによってＬ
型コラムクランプ（２）が堰板（１）に締着されてい
る。
同コラムクランプ（２）は上下一双のＬ型鋼より構成さ
れ、堰板（１）の外周面に突設されたリブ（３）に設け
た係止孔に一端フック部を係止されたフックボルト
（４）を、前記一双のＬ型鋼の間隙に挿貫し、同フック
ボルト（４）の先端ねじ部を座金（５）及びナット
（６）を介して前記両Ｌ型鋼に締結することによってＬ
型コラムクランプ（２）が堰板（１）に締着されてい
る。
前記Ｌ型コラムクランプ（２）の一端部には、締付ボ
ルト（７）の基端部がピン（８）を介して回動自在に枢
支され、他端部には前記締付ボルト（７）の先端ねじ部
が嵌入する二叉状の締着用受片（９）が溶着されてい
る。
ルト（７）の基端部がピン（８）を介して回動自在に枢
支され、他端部には前記締付ボルト（７）の先端ねじ部
が嵌入する二叉状の締着用受片（９）が溶着されてい
る。
而して柱構築床（Ｂ）上に柱位置を示す墨出しをした
のち、同位置に敷き棧（Ｃ）を固定し、同敷き棧（Ｃ）
に回転式アタッチメント付フォークリフト（図示せず）
によって一方のＬ型柱型枠片（Ａ）を吊込み、同型枠片
（Ａ）の下部を前記敷き棧（Ｃ）に釘着し、サポート
（図示せず）によって前記床（Ｂ）上に一方のＬ型柱型
枠片（Ａ）を垂直に支持する。
のち、同位置に敷き棧（Ｃ）を固定し、同敷き棧（Ｃ）
に回転式アタッチメント付フォークリフト（図示せず）
によって一方のＬ型柱型枠片（Ａ）を吊込み、同型枠片
（Ａ）の下部を前記敷き棧（Ｃ）に釘着し、サポート
（図示せず）によって前記床（Ｂ）上に一方のＬ型柱型
枠片（Ａ）を垂直に支持する。
次いで他方のＬ型柱型枠片（Ａ）を前記フォークリフ
トによって吊込み、同型枠片（Ａ）の下部を前記敷き棧
（Ｃ）に釘着して固定し、相隣る前記両Ｌ型柱型枠片
（Ａ）（Ａ）をコーナー型枠（Ｄ）を介してボルト（1
0）、ナット（11）で締結するとともに、前記Ｌ型柱型
枠片（Ａ）の締付ボルト（７）を回動して、同ボルト
（７）の先端ねじ部を相隣るＬ型柱型枠片（Ａ）の締着
用受片（９）の二叉状部に嵌入してナット（12）を螺着
緊締して、前記両Ｌ型柱型枠片（Ａ）で柱型枠本体を組
立て、上部梁型（Ｅ）を除く上部補助合板型枠（Ｆ）を
組立て、コンクリートを打設し、同打設コンクリートの
硬化後、前記と逆の工程で型枠を解体し、次位の作業現
場に転用する。
トによって吊込み、同型枠片（Ａ）の下部を前記敷き棧
（Ｃ）に釘着して固定し、相隣る前記両Ｌ型柱型枠片
（Ａ）（Ａ）をコーナー型枠（Ｄ）を介してボルト（1
0）、ナット（11）で締結するとともに、前記Ｌ型柱型
枠片（Ａ）の締付ボルト（７）を回動して、同ボルト
（７）の先端ねじ部を相隣るＬ型柱型枠片（Ａ）の締着
用受片（９）の二叉状部に嵌入してナット（12）を螺着
緊締して、前記両Ｌ型柱型枠片（Ａ）で柱型枠本体を組
立て、上部梁型（Ｅ）を除く上部補助合板型枠（Ｆ）を
組立て、コンクリートを打設し、同打設コンクリートの
硬化後、前記と逆の工程で型枠を解体し、次位の作業現
場に転用する。
（発明の効果） 本発明によれば前記したように、外周面にＬ型コラム
クランプが締着された一双のＬ型柱型枠片を使用し、一
方のＬ型柱型枠片を柱構築床上に建込んで、同床におけ
る柱位置に固定された敷き棧に固定するとともに、床上
に垂直に支持し、次いで他方のＬ型柱型枠片を建込んで
相隣る前記一双のＬ型柱型枠片をコーナー型枠を介して
締着することによって柱型枠を組立て、前記両Ｌ型柱型
枠片の各Ｌ型コラムクランプ相互を締結して柱型枠を保
形するようにしたことによって、迅速且つ簡単に柱型枠
を組立てることができ、また前記と逆の工程によって型
枠が簡単に解体され、省力化が図られ、工程が短縮され
るとともに、型枠の転用が可能となる。
クランプが締着された一双のＬ型柱型枠片を使用し、一
方のＬ型柱型枠片を柱構築床上に建込んで、同床におけ
る柱位置に固定された敷き棧に固定するとともに、床上
に垂直に支持し、次いで他方のＬ型柱型枠片を建込んで
相隣る前記一双のＬ型柱型枠片をコーナー型枠を介して
締着することによって柱型枠を組立て、前記両Ｌ型柱型
枠片の各Ｌ型コラムクランプ相互を締結して柱型枠を保
形するようにしたことによって、迅速且つ簡単に柱型枠
を組立てることができ、また前記と逆の工程によって型
枠が簡単に解体され、省力化が図られ、工程が短縮され
るとともに、型枠の転用が可能となる。
第１図は本発明に係る柱型枠の施工方法の一実施例の実
施状況を示す正面図、第２図はその横断平面図、第３図
は第２図の部分拡大図、第４図はＬ型柱型枠片の斜視
図、第５図は同Ｌ型柱型枠片におけるＬ型コラムクラン
プの取付部を示す斜視図である。 （Ａ）……Ｌ型柱型枠片、（Ｂ）……柱構築床、（Ｃ）
……敷き棧、（Ｄ）……コーナー型枠、（１）……堰
板、（２）……Ｌ型コラムクランプ、（３）……リブ、
（４）……フックボルト、（５）……座金、（６）……
ナット、（７）……締付ボルト、（８）……ピン、
（９）……締着用受片、（10）……ボルト、（11）……
ナット、（12）……ナット。
施状況を示す正面図、第２図はその横断平面図、第３図
は第２図の部分拡大図、第４図はＬ型柱型枠片の斜視
図、第５図は同Ｌ型柱型枠片におけるＬ型コラムクラン
プの取付部を示す斜視図である。 （Ａ）……Ｌ型柱型枠片、（Ｂ）……柱構築床、（Ｃ）
……敷き棧、（Ｄ）……コーナー型枠、（１）……堰
板、（２）……Ｌ型コラムクランプ、（３）……リブ、
（４）……フックボルト、（５）……座金、（６）……
ナット、（７）……締付ボルト、（８）……ピン、
（９）……締着用受片、（10）……ボルト、（11）……
ナット、（12）……ナット。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 加門 隆生 兵庫県尼崎市大西町３丁目８番17号 株 式会社加門組内 (56)参考文献 特開 昭56−34856（ＪＰ，Ａ)
Claims (1)
- 【請求項１】柱構築床における柱位置に敷き棧を固定
し、ついで外周面にＬ型コラムクランプが締着された一
双のＬ型柱型枠片のうち、一方のＬ型柱型枠片を建込ん
で前記敷き棧に固定するとともに床上に垂直に支持し、
次いで他方のＬ型柱型枠片を建込んで前記敷き棧に固定
し、相隣る前記一双のＬ型柱型枠片をコーナー型枠を介
して締着するとともに、前記Ｌ型柱型枠片の各Ｌ型コラ
ムクランプ相互を締結することを特徴とする柱型枠の施
工法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2058160A JP2677893B2 (ja) | 1990-03-12 | 1990-03-12 | 柱型枠の施工法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2058160A JP2677893B2 (ja) | 1990-03-12 | 1990-03-12 | 柱型枠の施工法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH03260264A JPH03260264A (ja) | 1991-11-20 |
| JP2677893B2 true JP2677893B2 (ja) | 1997-11-17 |
Family
ID=13076241
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2058160A Expired - Lifetime JP2677893B2 (ja) | 1990-03-12 | 1990-03-12 | 柱型枠の施工法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2677893B2 (ja) |
Families Citing this family (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2611917B2 (ja) * | 1993-06-15 | 1997-05-21 | 戸田建設株式会社 | 柱の型枠装置 |
| JP2678568B2 (ja) * | 1994-05-27 | 1997-11-17 | 日本仮設株式会社 | スライド式ノンセパ転用柱型枠 |
| US6865859B2 (en) | 1999-11-23 | 2005-03-15 | Dayton Superior Corporation | Conversion corner chamfer for form work |
| US6419204B1 (en) * | 1999-11-23 | 2002-07-16 | Safway Formwork Systems, Llc | Outside conversion corner for form work |
| US7632437B2 (en) | 2005-10-25 | 2009-12-15 | Jon Michael Gullette | Column form with chamfer forming elements and method of producing a column having chamfered edges |
| US8544227B2 (en) | 2005-10-25 | 2013-10-01 | Jon Michael Gullette | Structural support column with base embedded within a foundation and method of forming |
| CN113530222A (zh) * | 2021-07-23 | 2021-10-22 | 中建一局华江建设有限公司 | 一种异形柱模板 |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5634856A (en) * | 1980-08-14 | 1981-04-07 | Matsugashita Nobuyuki | Form for pillarrshaped or block concrete or like |
-
1990
- 1990-03-12 JP JP2058160A patent/JP2677893B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH03260264A (ja) | 1991-11-20 |
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