JP2003342599A - 非引火性の三成分系クリーニング溶剤 - Google Patents

非引火性の三成分系クリーニング溶剤

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JP2003342599A
JP2003342599A JP2003138678A JP2003138678A JP2003342599A JP 2003342599 A JP2003342599 A JP 2003342599A JP 2003138678 A JP2003138678 A JP 2003138678A JP 2003138678 A JP2003138678 A JP 2003138678A JP 2003342599 A JP2003342599 A JP 2003342599A
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cleaner
concentration
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propellant
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JP2003138678A
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James M Fitzgerald
エム.フィッツジェラルド ジェイムズ
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Illinois Tool Works Inc
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    • C11ANIMAL OR VEGETABLE OILS, FATS, FATTY SUBSTANCES OR WAXES; FATTY ACIDS THEREFROM; DETERGENTS; CANDLES
    • C11DDETERGENT COMPOSITIONS; USE OF SINGLE SUBSTANCES AS DETERGENTS; SOAP OR SOAP-MAKING; RESIN SOAPS; RECOVERY OF GLYCEROL
    • C11D7/00Compositions of detergents based essentially on non-surface-active compounds
    • C11D7/50Solvents
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    • C11D7/5018Halogenated solvents
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C11ANIMAL OR VEGETABLE OILS, FATS, FATTY SUBSTANCES OR WAXES; FATTY ACIDS THEREFROM; DETERGENTS; CANDLES
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    • C11D7/00Compositions of detergents based essentially on non-surface-active compounds
    • C11D7/22Organic compounds
    • C11D7/28Organic compounds containing halogen

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 非引火性(不燃性ないしは難燃性)および良
好なクリーニング特性(溶解力、攻撃性)を有する液状
クリーナーを提供する。 【解決手段】 この三成分系液状クリーナーは、ハイド
ロフルオロカーボンである第一溶剤と、ジクロロエチレ
ンである第二溶剤と、可燃性が低いハイドロクロロフル
オロカーボンである第三溶剤を含んでなり、当該クリー
ナーの重量を基準として、第一溶剤が10%〜80%、
第二溶剤が10%〜60%、第三溶剤が10%〜40%
の濃度で存在する。この第三溶剤が当該クリーナー全体
を不燃性にする。このクリーナーはそれ自体で液体とし
て使用できるが、噴射剤をさらに含むことによりエアゾ
ールとして配合することもできる。このクリーナーはオ
ゾン破壊能力が低い。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はクリーナーに関す
る。より詳しくは、本発明は精密清浄化用の非引火性
(不燃性ないしは難燃性)の三成分系クリーニング溶剤
に関する。
【0002】
【従来の技術】電子機器、通信機器及びその他の電気的
機器の製造時及び修理時に、最終組立に先立ってその部
品を清浄化するために、クリーニング溶剤又はクリーナ
ーが使用されている。これらのクリーナーは、電気的機
器のメンテナンス操作時にも適当な導電性を与えるため
に使用され、二つの導体(例えば金属)表面が電気接点
で互いに接続されるようにする。
【0003】例えば、これらのクリーナーは、プリント
回路基板、コネクター、リレー接点(継電器接点)、ソ
レノイド、モーター及びモーター巻線、回路遮断器、回
路遮断器パネル、変圧器、電気的コネクター及びスィッ
チング装置ならびにデータ通信コネクター及びスィッチ
ング装置、電子制御装置、タイマー、ケーブル組立体、
接続端子、油圧機器及び空気圧機器、磁気読取/書込機
器、光学機器等の製造時、メンテナンス時、修理時及び
組立時に使用される。
【0004】通常、これらのクリーナーは、最終組立に
先立って、又は機器や部品のメンテナンス時もしくはメ
ンテナンス後に、汚れ(汚染物)、特にフラックス、グ
リース、軽油、腐食性汚れ、酸化生成物等を除去するた
めに使用される。
【0005】このようなクリーナーの多くはエアゾール
の形態で提供される。これらのエアゾールクリーナーは
溶剤と噴射剤を含む。多くのエアゾール配合物は、当該
配合物を比較的に可燃性とする構成成分を含有してい
る。すなわち、溶剤はそれ自体で(噴射剤なしで)比較
的に可燃性である。このことは、製造設備において二次
加工時に、又は作業場において機器や部品のメンテナン
スを行う時に問題となる。さらに、これらの溶剤の多く
は、その攻撃性の強さに起因して一定の種類のプラスチ
ックに使用することができない。一般に、フラックス、
グリース等の汚れを除去するためには溶解力または攻撃
性が強いことが望ましいが、強すぎる攻撃性は基材(プ
ラスチック材料)を分解するなど有害となる傾向がある
ために望ましくない。これらの問題点にもかかわらず、
これらの配合物の強い又は攻撃的なクリーニング特性の
ために、依然として多くの用途に使用されている。
【0006】比較的低い可燃性傾向を示す他の配合物も
知られている。しかしながら、これらの配合物のクリー
ニング特性は通常は十分な攻撃性を有しないので、それ
自体では重要性または用途が大きくない。さらに、上記
クリーナー(溶剤)は二重の適用用途がない。すなわ
ち、これらの配合物の多くは液体又はエアゾールのいず
れか一方として使用できるが、液体とエアゾールの両方
としては必ずしも使用できない。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、非引
火性(不燃性ないしは難燃性)だけでなく、良好なクリ
ーニング特性(例えば攻撃性、溶解力)をも有するクリ
ーニング溶剤を提供することである。そのようなクリー
ニング溶剤はオゾン破壊能力(ODP)が低いか又は無
く、また高度のプラスチック相容性を有することが望ま
しい。そのようなクリーナーはまた、それ自体で液体と
して使用でき、また適当な噴射剤を加えればエアゾール
として使用できるように配合されることが更に望まし
い。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決すべ
く、本発明は、第一溶剤、第二溶剤及び第三溶剤から配
合された非引火性の三成分系液状クリーナーを提供する
ものである。第一溶剤はハイドロフルオロカーボンであ
り、第二溶剤はジクロロエチレンであり、第三溶剤はハ
イドロクロロフルオロカーボンである。このハイドロク
ロロフルオロカーボンが当該クリーナーの可燃性を抑制
または低減する。
【0009】第一溶剤すなわちハイドロフルオロカーボ
ンは当該クリーナーの重量を基準として10%〜80%
の濃度で存在し、第二溶剤すなわちジクロロエチレンは
当該クリーナーの重量を基準として10%〜60%の濃
度で存在し、第三溶剤すなわちハイドロクロロフルオロ
カーボンは当該クリーナーの重量を基準として10%〜
40%の濃度で存在する。このクリーナーは低い残留可
燃性しか示さないか、ないしは残留可燃性を全く示さな
い。
【0010】本発明の配合物において、第一溶剤は好ま
しくは1,1,1,3,3−ペンタフルオロブタンであ
り、第二溶剤は好ましくはトランス−1,2−ジクロロ
エチレンであり、第三溶剤は好ましくは3,3−ジクロ
ロ−1,1,1,2,2−ペンタフルオロプロパン及び
/又は1,3−ジクロロ−1,1,2,2,3−ペンタ
フルオロプロパンである。本発明の配合物において、こ
の第三溶剤は好ましくは12%〜15%の濃度で存在す
る。
【0011】本発明のクリーナーは、それ自体で液体と
して使用でき、また噴射剤を加えればエアゾールとして
使用できるように配合することができる。このクリーナ
ーは液体として直接使用することができる。別の用途と
して、このクリーナーはエアゾールとして配合すること
ができ、噴射剤を含む。エアゾールとして配合する場合
には、好適な噴射剤が当該クリーナー及び当該噴射剤の
全重量を基準として5%未満〜30%の濃度で存在す
る。好適な噴射剤はハイドロフルオロカーボン(HF
C)液化ガス、例えばテトラフルオロエタンである。最
も好適なテトラフルオロエタンは1,1,1,2−テト
ラフルオロエタンである。
【0012】本発明の他の態様及び利点は、特許請求の
範囲の記載と共に以下の詳細な説明から明らかになるで
あろう。
【0013】
【発明の実施の形態】本発明は種々の形態で実施され得
るものであるが、現在の好適な実施形態を以下に記載す
る。この開示は本発明の好適例と考えられるべきであ
り、また記載される特定の実施形態に本発明を限定する
ことを意図していないということが理解される。さら
に、本願明細書のこの欄の記載が本願に開示される主題
を限定することを意味するものでなく、また本願に開示
される主題を限定するものと解釈されるべきでない。
【0014】本願において、溶剤、噴射剤その他の種々
の成分、並びに当該成分を構成する化合物その他の種々
の物質が開示されているが、これらの成分及び物質は、
特に明示しない限り、単数及び複数の両方を包含する。
【0015】本発明によれば、非引火性の三成分系液状
クリーナーが第一溶剤、第二溶剤及び第三溶剤から配合
される。第一溶剤はハイドロフルオロカーボン、好まし
くは1,1,1,3,3−ペンタフルオロブタンであ
り、第二溶剤はジクロロエチレン、好ましくはトランス
−1,2−ジクロロエチレンであり、第三溶剤はハイド
ロクロロフルオロカーボン、好ましくは3,3−ジクロ
ロ−1,1,1,2,2−ペンタフルオロプロパン及び
/又は1,3−ジクロロ−1,1,2,2,3−ペンタ
フルオロプロパンである.この第三溶剤成分は可燃性抑
制剤として作用し、これが比較的可燃性のある第一溶剤
成分および第二溶剤成分と所定の組成で組み合わされた
ときに、クリーナー配合物全体としての可燃性を完全に
抑制し得ることが判った。さらに、このクリーナー配合
物は、不燃性ないしは難燃性であるだけでなく、共沸混
合物であることも判った。
【0016】本発明の配合物において、第一溶剤は当該
クリーナーの重量を基準として約10%〜約80%の濃
度で存在し、第二溶剤であるジクロロエチレンは当該ク
リーナーの重量を基準として約10%〜約60%の濃度
で存在し、第三溶剤であるハイドロクロロフルオロカー
ボンは当該クリーナーの重量を基準として約10%〜約
40%の濃度で存在する。
【0017】当該クリーナーは、液体として使用、例え
ば直接適用するために配合することができ、またエアゾ
ールとして使用するために配合することもできる。ある
エアゾール配合物において、噴射剤はハイドロフルオロ
カーボン(HFC)液化ガスである。好ましくは、HF
C液化ガスは、1,1,1,2−テトラフルオロエタン
であり、当該クリーナー及び当該噴射剤の全重量を基準
として約5%未満〜約50%の濃度で存在する。本発明
のクリーナー配合物において、当該噴射剤は、当該クリ
ーナー及び当該噴射剤の全重量を基準として約5%未満
〜約30%、最も好ましくは当該クリーナー及び当該噴
射剤の全重量を基準として約25%の濃度で存在する。
しかしながら、エアゾールクリーナーが呈し得る「フリ
ージング(freezing)」効果(または凍結効果)を低減
するために、噴射剤の濃度を約5%以下まで減少させる
ことができる。このような場合には、当該炭化水素系噴
射剤を補助するために同時に二酸化炭素を使用してもよ
い。
【0018】本発明による三成分系クリーナーは、多種
多様な用途に使用できることが判った。例えば、本発明
のクリーナーは、プリント回路基板、コネクター、回路
遮断器、回路遮断器パネル、変圧器、電気通信及びデー
タ通信用コネクター及びスィッチング装置、電子制御装
置、タイマー、ケーブル組立体、接続端子、油圧機器及
び空気圧機器、磁気的機器、光ファイバーなどを包含す
る種々の電気部品及び電子部品を清浄化するために使用
できる。
【0019】種々の溶剤濃度範囲を与える本発明のクリ
ーナーは、非引火性の特性を維持すると同時に、種々の
程度の攻撃性を有するように配合できることが判った。
当業者は、第一溶剤すなわちハイドロフルオロカーボン
が比較的良好な溶剤特性を示すが、一般には攻撃性に欠
けることを理解するであろう。このことはハイドロフル
オロカーボンがプリント回路基板及び部品の製造におけ
る基板として使用され得るようなプラスチック及び他の
高分子物質の分解を制限し又は不可能にするという用途
を与える。
【0020】他方、第二溶剤すなわちジクロロエチレン
は強い攻撃性の溶剤特性を示す。ジクロロエチレンはそ
れ自体では十分な高濃度において特定のプラスチック及
び高分子物質の一体性に有害な効果を示し得るが、ジク
ロロエチレンを当該選択されたハイドロフルオロカーボ
ンと組み合わせて使用した場合には、当該溶剤の攻撃性
傾向が緩和され、配合された溶剤は本質的に上記の電気
的用途、電気機械的用途及び機械的用途の全てに使用す
るために許容できるものであることが判った。
【0021】当業者によって理解されるように、ハイド
ロフルオロカーボン(例えば1,1,1,3,3−ペン
タフルオロブタン)及びジクロロエチレン(例えばトラ
ンス−1,2−ジクロロエチレン)は両方とも可燃性で
ある。そのため、この二成分の組合せの一つの欠点は、
これらの成分の組合せが「電気を帯びている(live)」
電気機器で使用するために推奨されない可燃性の混合物
を生じることである。
【0022】しかしながら、第三溶剤すなわちハイドロ
クロロフルオロカーボン(例えば3,3−ジクロロ−
1,1,1,2,2−ペンタフルオロプロパン及び/又
は1,3−ジクロロ−1,1,2,2,3−ペンタフル
オロプロパン)を使用することにより、追加的な溶剤特
性が与えられると同時に、当該クリーナー全体の可燃性
が減少して当該クリーナーが非引火性(不燃性または難
燃性)となることが判った。そのため、この特異な溶剤
の組合せにより、当該クリーナーの攻撃性を所望の用途
に適するように変化させることができ、かつ、「電気を
帯びている」電気機器での使用を可能とするように可燃
性が減少したクリーナー配合物が得られることが判っ
た。
【0023】第三溶剤は実際に溶剤特性を示すが、これ
は第一溶剤及び第二溶剤よりも攻撃性が少ない。他方、
第三溶剤は溶剤全体の可燃性を減少させる利点をもたら
す。このため完全な可燃性の抑制を与えるのに必要な第
三溶剤の濃度を決定するための評価を行った。
【0024】その結果、第一溶剤すなわちハイドロフロ
オロカーボンだけを使用する場合、最少濃度15%の第
三溶剤すなわちハイドロクロロフルオロカーボンが必要
であることが判った。すなわち、85%のハイドロフロ
オロカーボンと15%のハイドロクロロフルオロカーボ
ンにより、完全な可燃性の抑制が生じた。また、第二溶
剤すなわちジクロロエチレンを使用する場合、最少濃度
12%の第三溶剤すなわちハイドロクロロフルオロカー
ボンが必要であることが判った。すなわち、88%のジ
クロロエチレンと12%のハイドロクロロフルオロカー
ボンにより、完全な可燃性の抑制が生じた。また、43
%の第一溶剤(ハイドロフロオロカーボン)と43%の
第二溶剤(ジクロロエチレン)の配合物は、完全な可燃
性の抑制のために15%の第三溶剤(ハイドロクロロフ
ルオロカーボン)が必要であることが判った。この関係
は直線的であると考えられ、第一溶剤及び第二溶剤の濃
度を(相互に対し0%と100%との間で)変えること
により、完全な可燃性の抑制のために必要とされる第三
溶剤の最少濃度が12%と14%の間で生じると考えら
れる。
【0025】本発明の三成分系クリーナーにおいて、好
適に使用される第一溶剤すなわちハイドロフルオロカー
ボンは、米国ミズーリー州セントルイスのソルベイ・フ
ルオライズ・インク(Solvay Fluorides, Inc)より商品
名ソルカン(Solkane:登録商標)365mfcで市販さ
れている1,1,1,3,3−ペンタフルオロブタンで
ある。好適に使用される第二溶剤すなわちジクロロエチ
レンは、米国ペンシルベニア州ピッツバーグのPPGイ
ンダストリーズ・インク(PPG Industries, Inc)より市
販されているトランス−1,2−ジクロロエチレンであ
る。好適に使用される第三溶剤である3,3−ジクロロ
−1,1,1,2,2−ペンタフルオロプロパン及び/
又は1,3−ジクロロ−1,1,2,2,3−ペンタフ
ルオロプロパンは旭硝子株式会社より商品名アサヒクリ
ン(Asahiklin)AK−225で市販されている。
【0026】上述のように、本発明のクリーナーは液体
の形態で使用することができ、またエアゾールとして提
供することもできる。エアゾールとして提供する場合
に、当該クリーナーに使用するための好適な噴射剤はH
FC液化ガスである。最も好ましくは、この噴射剤はテ
トラフルオロエタン(HFC−134a)である。噴射
剤として使用される場合に、HFC−134aは当該ク
リーナー及び当該噴射剤の全重量を基準として約5%未
満〜約50%の濃度で存在する。エアゾールとして提供
する場合の本発明のクリーナー配合物において、当該噴
射剤は、当該クリーナー及び当該噴射剤の全重量を基準
として約5%〜約30%、最も好ましくは当該クリーナ
ー及び当該噴射剤の全重量を基準として約25%の濃度
で存在する。この噴射剤はフリージング効果を生じ得る
ことから、特定の用途のためには噴射剤の濃度を約5%
未満の合理的に実現し得る低濃度に維持することが望ま
しい場合があり、その場合には当該炭化水素噴射剤を補
助するために二酸化炭素を使用してよい。
【0027】
【実施例】非引火性の三成分系クリーナーの種々のサン
プルをエアゾールの形態で作り、それらのクリーニング
特性について評価した。第一のクリーナー配合物(番号
99A)において、第一溶剤(1,1,1,3,3−ペ
ンタフルオロブタン)は19.7%の濃度で存在し、第
二溶剤(トランス−1,2−ジクロロエチレン)は4
2.2%の濃度で存在し、第三溶剤(3,3−ジクロロ
−1,1,1,2,2−ペンタフルオロプロパン及び/
又は1,3−ジクロロ−1,1,2,2,3−ペンタフ
ルオロプロパン)は10.2%の濃度で存在した。この
配合物には噴射剤(1,1,1,2−テトラフルオロエ
タン)が25%の濃度で存在し、二酸化炭素が2.0%
の濃度で含まれていた。このクリーナー配合物は痕跡量
0.9%のメタノールも含んでいた。噴射剤を除けば、
第一溶剤、第二溶剤及び第三溶剤の濃度は、それぞれ2
7%、57.8%及び14.0%であった。
【0028】第二のクリーナー配合物(番号98A)に
おいて、第一溶剤(1,1,1,3,3−ペンタフルオ
ロブタン)は28.4%の濃度で存在し、第二溶剤(ト
ランス−1,2−ジクロロエチレン)は35.2%の濃
度で存在し、第三溶剤(3,3−ジクロロ−1,1,
1,2,2−ペンタフルオロプロパン及び/又は1,3
−ジクロロ−1,1,2,2,3−ペンタフルオロプロ
パン)は10.5%の濃度で存在した。この配合物には
噴射剤(1,1,1,2−テトラフルオロエタン)が2
5%の濃度で存在していた。このクリーナー配合物は痕
跡量0.9%のメタノールも含んでいた。噴射剤を除け
ば、第一溶剤、第二溶剤及び第三溶剤の濃度は、それぞ
れ37.9%、46.9%及び14.0%であった。
【0029】第三のクリーナー配合物(番号100A)
において、第一溶剤(1,1,1,3,3−ペンタフル
オロブタン)は24.2%の濃度で存在し、第二溶剤
(トランス−1,2−ジクロロエチレン)は47.2%
の濃度で存在し、第三溶剤(3,3−ジクロロ−1,
1,1,2,2−ペンタフルオロプロパン及び/又は
1,3−ジクロロ−1,1,2,2,3−ペンタフルオ
ロプロパン)は11.6%の濃度で存在した。この配合
物には噴射剤(1,1,1,2−テトラフルオロエタ
ン)が15%の濃度で存在し、二酸化炭素が2.0%の
濃度で含まれていた。噴射剤を除けば、第一溶剤、第二
溶剤及び第三溶剤の濃度は、それぞれ29.2%、5
6.8%及び14.0%であった。
【0030】第四のクリーナー配合物(番号97A)に
おいて、第一溶剤(1,1,1,3,3−ペンタフルオ
ロブタン)は42.9%の濃度で存在し、第二溶剤(ト
ランス−1,2−ジクロロエチレン)は12.3%の濃
度で存在し、第三溶剤(3,3−ジクロロ−1,1,
1,2,2−ペンタフルオロプロパン及び/又は1,3
−ジクロロ−1,1,2,2,3−ペンタフルオロプロ
パン)は34.8%の濃度で存在した。この配合物には
噴射剤(1,1,1,2−テトラフルオロエタン)が5
%の濃度で存在し、二酸化炭素が2.0%の濃度で含ま
れていた。このクリーナー配合物はさらに2.9%の濃
度のイソヘキサン及び0.1%の濃度のニトロエタンも
含んでいた。イソヘキサンは当該クリーナーのクリーニ
ング特性を向上させ、ニトロエタンは当該クリーナーの
種々の成分間の反応を阻害することが判った。噴射剤
(二酸化炭素を含む)、イソヘキサン及びニトロエタン
を除けば、第一溶剤、第二溶剤及び第三溶剤の濃度は、
それぞれ46.1%、13.2%及び37.4%であっ
た。
【0031】これらの配合物の各々が共沸性の溶剤とし
て良好に機能すると同時に、ポリマー基材等に有害とな
り得る過度の攻撃性傾向が無く、さらに完全な可燃性の
抑制が生じることが判った。
【0032】炭化水素の溶解力(solvency)の一つの尺
度として、カウリ・ブタノール(kauri-butanol)価又は
KB価と称されるものがある。KB価が高くなる程、炭
化水素溶解力が大きくなることを意味する。米国材料試
験協会(ASTM)基準D1133は炭化水素のKB価
を決定する方法を与えている。
【0033】この方法では、炭化水素サンプルをブチル
アルコール(ブタノール)中のカウリゴムの標準溶液に
添加していき、フラスコを通じて見て10ポイント型の
ぼんやりした見え方となるのに十分なカウリゴムの沈殿
が生じるまで添加する。ワニス配合物、ラッカー配合物
及びエナメル配合物で使用する場合には、比較的高いK
B価をもった炭化水素希釈液が比較的多量の固体を溶解
する。
【0034】上記の種々の非引火性の三成分系配合物を
調製する際に、第一溶剤及び第二溶剤のKB価が第一に
留意された。ハイドロフルオロカーボン及びジクロロエ
チレンのKB価はそれぞれ14及び117である。広範
囲の溶解力及びプラスチック相容性を生じるような配合
比率とすることが考慮された。しかしながら、これら各
物質は可燃性であるので、二成分系配合物は全てある程
度の可燃性を示すことになる。
【0035】このため、KB価10のメトキシ−ノナフ
ルオロブタン(HFE−7100)やKB価9のデカフ
ルオロペンタン(ヴェルトレル(Vertrel))等のような
物質により可燃性を緩和し得ることが考慮された。しか
しながら、そのためには比較的多量のこれらの物質が必
要となる。このことは溶解力の顕著な減少を生じること
になる。
【0036】次に、第一溶剤及び第二溶剤すなわち1,
1,1,3,3−ペンタフルオロブタン及びトランス−
1,2−ジクロロエチレンの配合物に、比較的少量の第
三溶剤すなわち3,3−ジクロロ−1,1,1,2,2
−ペンタフルオロプロパン及び/又は1,3−ジクロロ
−1,1,2,2,3−ペンタフルオロプロパンを加え
ることによって非引火性とすることができ、遥かに広範
囲の有用な溶解力範囲を生じることが判った。約12%
〜約15%程度の低い濃度の3,3−ジクロロ−1,
1,1,2,2−ペンタフルオロプロパン及び/又は
1,3−ジクロロ−1,1,2,2,3−ペンタフルオ
ロプロパンであっても、これと組み合わされる他の溶剤
を非引火性にすることができることが判った。さらに、
3,3−ジクロロ−1,1,1,2,2−ペンタフルオ
ロプロパン及び/又は1,3−ジクロロ−1,1,2,
2,3−ペンタフルオロプロパンは約31のKB価を有
する。したがって、本発明のクリーナー配合物は非引火
性であるだけでなく、所望の用途に応じて調製できる種
々の配合物において比較的高いKB価(したがって良好
な溶解力)をも提供することが判った。
【0037】上述のような種々の配合物を調製し、その
KB価をASTM基準D1133に従って測定した。8
6%の第一溶剤と14%の第三溶剤の配合物に対応して
最小のKB価11.5をとることが判った。86%の第
二溶剤と14%の第三溶剤の配合物に対応して最大のK
B価86.9をとることが判った。これらの配合物は両
方とも非引火性であることが判った。
【0038】中間の種々の三成分系配合物(上述)を調
製し、そのKB価を評価した。一つの配合物(番号98
A)は39%の第一溶剤、47%の第二溶剤及び14%
の第三溶剤を含んでいた。この配合物はKB価が40で
あり、良好な汎用クリーナー/脱脂剤として機能するこ
とが判った。
【0039】別の中間の三成分系配合物(番号99A)
は27%の第一溶剤、59%の第二溶剤及び14%の第
三溶剤を含んでいた。この配合物はKB価が56であ
り、非常に攻撃的なフラックス除去剤であることが判っ
た。
【0040】本発明の非引火性の三成分系クリーナーに
ついて他の利点も判明した。第一に、第一溶剤又は第二
溶剤に関連してオゾン破壊能力(ODP)がなく、また
第三溶剤に関連して低いODP(約0.03のODP)
しかなく、さらに第三溶剤の濃度は可燃性抑制に必要な
量に制限されるので、クリーナー組成物全体のODPを
効果的に最小化することができる。
【0041】さらに、第一溶剤及び第三溶剤の両方とも
現時点で米国の揮発性有機化合物(VOC)規制から免
除されており、また現時点で第二溶剤についても免除が
係属中である。このため、本発明の溶剤が有し得る環境
への悪影響をさらに制限する。
【0042】以上の説明から、本発明の新規な概念の真
の精神及び範囲から逸脱することなく多数の改良及び変
更を行い得ることが認識されるだろう。本願明細書で例
示される特定の実施形態に何ら限定されないことが理解
されるべきである。本願の開示は、全てのそのような改
良が特許請求の範囲に属するものとして特許請求の範囲
に包含することが意図される。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 4H003 BA12 DA15 DB02 DB03 DC03 ED08 ED19 ED20 4K053 PA17 QA04 RA08 RA36 RA37 RA38 SA04

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ハイドロフルオロカーボンである第一溶
    剤と、ジクロロエチレンである第二溶剤と、可燃性が低
    いハイドロクロロフルオロカーボンである第三溶剤を含
    んでなる非引火性の三成分系液状クリーナーにおいて、
    第一溶剤が当該クリーナーの重量を基準として10%〜
    80%の濃度で存在し、第二溶剤が当該クリーナーの重
    量を基準として10%〜60%の濃度で存在し、第三溶
    剤が当該クリーナーの重量を基準として10%〜40%
    の濃度で存在する、非引火性のクリーナー。
  2. 【請求項2】 第一溶剤が1,1,1,3,3−ペンタ
    フルオロブタンである請求項1に記載のクリーナー。
  3. 【請求項3】 第二溶剤がトランス−1,2−ジクロロ
    エチレンである請求項1に記載のクリーナー。
  4. 【請求項4】 第三溶剤が3,3−ジクロロ−1,1,
    1,2,2−ペンタフルオロプロパン及び/又は1,3
    −ジクロロ−1,1,2,2,3−ペンタフルオロプロ
    パンである請求項1に記載のクリーナー。
  5. 【請求項5】 第三溶剤が12%〜40%の濃度で存在
    する請求項4に記載のクリーナー。
  6. 【請求項6】 第三溶剤が12%〜15%の濃度で存在
    する請求項5に記載のクリーナー。
  7. 【請求項7】 第三溶剤が30%〜40%の濃度で存在
    する請求項5に記載のクリーナー。
  8. 【請求項8】 当該クリーナーがエアゾールとして配合
    され、噴射剤を含む請求項1に記載のクリーナー。
  9. 【請求項9】 噴射剤が当該クリーナー及び当該噴射剤
    の全重量を基準として5%未満〜30%の濃度で存在す
    る請求項8に記載のクリーナー。
  10. 【請求項10】 噴射剤がハイドロフルオロカーボン
    (HFC)液化ガスである請求項9に記載のクリーナ
    ー。
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