JP2003341017A - 印刷機における見当合せ方法及び印刷機 - Google Patents

印刷機における見当合せ方法及び印刷機

Info

Publication number
JP2003341017A
JP2003341017A JP2002152672A JP2002152672A JP2003341017A JP 2003341017 A JP2003341017 A JP 2003341017A JP 2002152672 A JP2002152672 A JP 2002152672A JP 2002152672 A JP2002152672 A JP 2002152672A JP 2003341017 A JP2003341017 A JP 2003341017A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
printing
reference mark
print
color
printed
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2002152672A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4131128B2 (ja
Inventor
Toshiaki Okajima
敏昭 岡島
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Murata Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Murata Manufacturing Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Murata Manufacturing Co Ltd filed Critical Murata Manufacturing Co Ltd
Priority to JP2002152672A priority Critical patent/JP4131128B2/ja
Publication of JP2003341017A publication Critical patent/JP2003341017A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4131128B2 publication Critical patent/JP4131128B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【課題】 基準マーク検出時における基準マークの縁の
凹凸の影響を小さくすることができ、高精度で色ずれ補
正を行うことができるようにする。 【解決手段】 印刷対象物12に印刷された1色目の基
準マーク35aと2色目の基準マーク35bをCCDカ
メラによって同時に撮影する。基準マーク35a、35
bはそれぞれ搬送方向に平行な特徴線(対称軸)36
a、36bと搬送方向に垂直な特徴線(対称軸)37
a、37bを有している。CCDカメラにより撮影され
た画像から演算した特徴線37aと37bの間の相対距
離Dを所定距離Doと比較することで搬送方向の色ずれ
を判定し、特徴線36aと36bのずれ量Gから搬送方
向と垂直な方向の色ずれを判定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、グラビア印刷、オ
フセット印刷、グラビアオフセット印刷等の印刷機にお
ける見当合せ方法と当該印刷機に関するものである。
【0002】
【従来技術】カラー印刷機や多色印刷機等においては、
複数色のインキ、複数種類の導体ペーストや絶縁体ペー
ストなどの印刷材料を印刷対象物の同一領域に1色又は
1種類(以下、色や種類を色で総称する。)毎に重ねて
印刷しており、色ずれを防止するためには各色の印刷材
料どうしを正確に位置合わせして印刷する必要がある。
それゆえ、各色の印刷材料の印刷位置を正確に合わせる
ことは、印刷物の品質上極めて重要である。この印刷位
置を合わせることを、一般的には「見当合せ」といい、
各色の印刷位置の誤差(見当誤差)を検出して調整する
方法が種々考案されている。
【0003】印刷機において見当合せを行なう方法とし
ては、例えば、特開平11−28805号のように印刷
対象物に印刷された基準マークを検出する方法がある。
図1に示す従来例は、印刷対象物に印刷された基準マー
クを光電センサによって検出し、基準マークどうしの相
対的な位置関係から各版胴による印刷位置の誤差を検出
し、この誤差を補正することで各色間の見当合せを行な
うものである。
【0004】図1(a)は印刷図形を印刷された印刷対象
物の概略平面図、図1(b)は図1(a)のA1部(基
準マーク)を拡大した図である。連続した帯状の印刷対
象物1は、図1(a)の矢印方向に一定速度Vで搬送さ
れており、印刷対象物1の印刷面には、所定の印刷領域
2内に各色の印刷図形が印刷され、印刷領域2外の余白
においては、各色の印刷図形と同時に各色の基準マーク
3a、3bが搬送方向に位置をずらせて印刷されてい
る。各基準マーク3a、3bは直交する2辺の長さL、
Bが等しい直角二等辺三角形をしており、長さLの辺が
搬送方向(縦方向)と平行となり、長さBの辺が搬送方
向に垂直な方向(幅方向)と平行となるように印刷され
る。印刷対象物1に印刷された直後、基準マーク3a、
3bは、光電センサ4により、搬送方向と平行な図2
(a)の走査線Sに沿って検出される。
【0005】基準マーク3a、3bは、各色の印刷図形
どうしが搬送方向と平行な方向で色ずれなく印刷された
とき、搬送方向に垂直な方向の辺(長さBの辺)どうし
の相対距離Dが所定距離Doとなるように設定されてい
る。また、基準マーク3a、3bは、各色の印刷図形ど
うしが搬送方向と垂直な方向で色ずれなく印刷されたと
き、幅方向で同じ位置に並び、従って、光電センサ4に
よって検出される基準マーク3a、3bの検出長l1、
l2が等しくなるように設定されている。
【0006】光電センサ4の出力が、基準マーク3a、
3bを検出している期間中はオン信号となり、検出して
いない期間中はオフ信号となるとすれば、1組の基準マ
ーク3a、3bを検出した光電センサ4から出力される
信号は、例えば図2(b)のタイムチャートのようにな
る。ここで、基準マーク3aの検出信号5aと基準マー
ク3bの検出信号5bとの間の間隔(相対時間)Ts
は、基準マーク3a、3b間の相対距離Dに対応するも
のであって、印刷対象物1の搬送速度をVとすれば、T
s=D/Vである。よって、検出した基準マーク3a、
3bの検出信号5a、5b間の時間Tsが所定値Do/V
に等しければ、各色が色ずれなく印刷されていることが
分かり、時間Tsが所定値Do/Vに等しくない場合に
は、TsとDo/Vの大小を比較することによって縦方向
における色ずれの方向と色ずれの程度を判断することが
できる。
【0007】また、基準マーク3aの検出信号5aの幅
T1は基準マーク3aの検出長l1に対応するもの、基
準マーク3bの検出信号5bの幅T2は基準マーク3b
の検出長l2に対応するものであって、T1=l1/
V、T2=l2/Vである。よって、検出した基準マー
ク3a、3bの検出信号5a、5bの幅T1、T2が、
T1>T2であれば2色目の基準マーク3bが相対的に
左にずれており、T1<T2であれば2色目の基準マー
ク3bが相対的に右にずれていることが分かり、T1と
T2の差から幅方向の色ずれの程度も判断することがで
きる。
【0008】このようにして1色目の基準マーク3aと
2色目の基準マーク3bとの色ずれの方向と色ずれの程
度が検出されると、印刷機は、幅方向の色ずれに応じて
各色の印刷材料を印刷する各版胴の軸方向位置を調整
し、縦方向の色ずれに応じて各印刷ユニット間に配置さ
れたコンペンセータローラの位置を調整したり各版胴の
回転方向位相を調整したりすることにより、各方向の色
ずれを補正し、印刷位置を合わせている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、写真製
版法により作った凹版の版面上に細かい網目状のセル
(窪み)を形成し、このセルの深さによってインク層の
厚薄を作り、これを紙などに転写して写真や絵画などの
階調を再現するグラビア印刷等では、版面のセル形状の
ため、微細に見ると基準マークのエッジ部(縁)が直線
にはなっていない。図3(b)は図3(a)に示した基
準マーク3a(3b)のエッジ部を拡大した図であり、
図3(a)では基準マーク3a(3b)のエッジ部は直
線に見えているが、これを拡大した図3(b)では基準
マーク3a(3b)のエッジ部の凹凸が表れている。ま
た、印刷対象物1の種類によっては、印刷材料の滲みな
どによって基準マーク3a及び3bのエッジ部に凹凸が
生じる場合がある。そのため、このような基準マーク3
a、3bを光電センサ4で検出したとき、光電センサ4
の走査線Sが基準マーク3a、3bのエッジ部のどの位
置を通過するか(例えば、エッジ部の凹凸のうち凸部の
先端を通過するか、凹部の最深部を通過するか)によっ
て検出タイミングにバラツキが生じ、基準マーク3aと
基準マーク3bの間の距離Dや基準マーク3a、3bの
検出長l1、l2に誤差が発生し、高精度の印刷位置合
せを行えないという問題があった。
【0010】本発明は上記の従来例の欠点に鑑みてなさ
れたものであり、その目的とするところは、基準マーク
検出時における基準マークのエッジ部の凹凸の影響を小
さくすることができ、高精度で色ずれ補正を行うことが
できる印刷機における見当合せ方法及び印刷機を提供す
ることにある。
【0011】
【発明の開示】本発明の請求項1にかかる印刷機におけ
る見当合せ方法は、それぞれの印刷材料により印刷図形
と同時に基準マークを印刷対象物に印刷する複数回の工
程と、前記印刷対象物に印刷された基準マークを撮影す
る工程と、前記撮影工程により取得された基準マークの
画像に基づいて各印刷図形どうしの印刷位置のずれを判
定する工程と、前記判定工程において判定された印刷位
置ずれの方向及び位置ずれの量に基づいていずれかの印
刷材料による印刷位置を調整する工程とを備えたもので
ある。
【0012】本発明の見当合せ方法によれば、基準マー
クを撮影し、基準マークの画像全体に基づいて基準マー
ク間の相対距離やずれ量を求めることができるので、従
来例のように基準マークのエッジ部に凹凸や滲み等があ
っても、それらの影響を受けることなく、画像全体から
基準マーク間の相対距離やずれ量を高精度に検出するこ
とができる。この結果、印刷図形の色ずれを正確に修正
することが可能になり、色ずれのない印刷を高精度で行
なうことが可能になる。
【0013】本発明の請求項2にかかる実施態様は、請
求項1に記載の印刷機における見当合せ方法における前
記基準マークが、それぞれ印刷対象物の搬送方向に対し
て平行な第1の特徴線と、印刷対象物の搬送方向に対し
て垂直な第2の特徴線とを有し、各基準マークの第1の
特徴線どうしの相対距離を検出することによって搬送方
向と平行な方向における印刷位置の相対的なずれを検出
し、各基準マークの第2の特徴線どうしの相対的なずれ
を検出することによって搬送方向と垂直な方向における
印刷位置の相対的なずれを検出することを特徴としてい
る。このような特徴線としては、基準マークの対称軸、
基準マークのもっとも幅の広い箇所を横断する直線、基
準マークのもっとも長さの長い箇所を通過する縦直線な
どを用いることができる。このような特徴線を基準マー
クから抽出して基準マーク間の距離やずれを検出するよ
うにすれば、より高精度に色ずれを検出することができ
る。その結果、高精度で色ずれのない印刷を行なうこと
が可能になる。
【0014】本発明の請求項3にかかる実施態様は、請
求項1又は2に記載の印刷機における見当合せ方法にお
いて、一組の前記基準マークに短時間の照明光を照射し
て基準マークの画像を前記撮像手段により撮影すること
を特徴としている。この実施態様によれば、印刷対象物
が高速で搬送されている場合でも、照明光を例えばスト
ロボ発光させることでブレのない静止画像を得ることが
できる。よって、基準マークのくっきりとした画像を得
ることができ、微小な印刷ずれ量も高精度で検出するこ
とができる。
【0015】本発明の請求項4にかかる実施態様は、請
求項3に記載の印刷機における見当合せ方法における前
記照明光が、印刷対象物を隔てて前記撮像手段と反対側
から照射される透過光であることを特徴としている。こ
の実施態様によれば、撮像手段と同じ側から照明して反
射光により基準マークを観察する場合と比較して、印刷
対象物と印刷材料の色などが似通っている場合に基準マ
ークの観察が容易になる。すなわち、基準マークを透過
光で照明すれば、背景色(印刷対象物)と基準マーク
(印刷材料)との間に輝度差が生じるので、印刷対象物
と印刷材料の色などが似通っている場合でも、基準マー
ク位置の検出が可能になる。
【0016】本発明の請求項5にかかる実施態様は、請
求項3に記載の印刷機における見当合せ方法における前
記印刷対象物の前記基準マーク近傍にタイミング取り用
マークが印刷され、該タイミング取り用マークを検出す
るための検出手段を備え、タイミング取り用マークが検
出された時を基準として所定の時間に前記照明器を発光
させることを特徴としている。この実施態様によれば、
検出手段(例えば、光電センサ)でタイミング取り用マ
ークを検出すると同時に、あるいは所定時間後に照明器
を短時間発光させるようにしているので、自動的に照明
器を発光させることができる。また、一定間隔で照明器
を発光させる場合のように、印刷対象物の搬送速度のバ
ラツキなどによって発光タイミングが基準マークからず
れる恐れもない。なお、このタイミング取り用マーク
は、基準マークに対して搬送方向にほぼ所定の距離に配
置されていることが望ましい。
【0017】本発明の請求項6にかかる印刷機は、それ
ぞれの印刷材料により印刷図形と同時に基準マークを印
刷対象物に印刷する複数の版胴と、前記印刷対象物に印
刷された基準マークを撮影する撮像装置と、前記撮影工
程により取得された基準マークの画像に基づいて各印刷
図形どうしの印刷位置のずれを判定する判定手段と、前
記判定手段において判定された印刷位置ずれの方向及び
位置ずれの量に基づいていずれかの印刷材料による印刷
位置を調整する手段とを備えたものである。
【0018】本発明の印刷機によれば、撮像装置で基準
マークの画像を撮影し、基準マークの画像全体に基づい
て基準マーク間の相対距離やずれ量を求めることができ
るので、従来例のように基準マークのエッジ部に凹凸や
滲み等があっても、それらの影響を受けることなく、画
像全体から基準マーク間の相対距離やずれ量を高精度に
検出することができ、印刷図形の色ずれを正確に修正す
ることが可能になる。
【0019】本発明の請求項7にかかる実施態様は、請
求項6に記載の印刷機における前記印刷位置調整手段
が、前記版胴間における印刷対象物の長さを調整するも
のであることを特徴としている。この実施形態の具体例
としては、検出した印刷位置の位置ずれ量に応じて印刷
対象物を掛け回しているローラ(コンペンセータロー
ラ)を移動させる方法が挙げられる。
【0020】本発明の請求項8にかかる実施態様は、請
求項6に記載の印刷機における前記印刷位置調整手段
が、いずれかの前記版胴と印刷対象物の相対位置を変化
させるものであることを特徴としている。この具体例と
しては、検出した印刷位置の位置ずれ量に応じて印刷対
象物に対して版胴を一瞬空回しする方法や版胴を印刷対
象物の搬送方向に対し垂直な方向に移動させる方法が挙
げられる。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態による
印刷機を説明する。ここでは2色印刷の場合を説明する
が、3色以上の多色印刷の場合でも同様である。また、
ここでは積層セラミック電子部品の製造に用いた場合を
例に挙げて説明する。図4はこの印刷機11の構成を説
明する概略図である。この印刷機11にあっては、図4
における左方向から右方向に向けてセラミック製のグリ
ーンシート等の帯状をした印刷対象物12が連続的に送
り込まれており、印刷対象物12はガイドローラ13〜
17、コンペンセータローラ18、ガイドローラ19〜
21を経由して走行している。ここで、ガイドローラ1
3〜17及び19〜21は所定位置で軸が固定されてお
り、コンペンセータローラ18は所定位置で軸が上下に
昇降できるようになっている。ガイドローラ13には、
1色目の印刷材料(例えば、内部電極となる導体ペース
ト)を転写させるための転写ローラ22が対向してお
り、印刷対象物12はガイドローラ13と転写ローラ2
2との間を通過することによって1色目の印刷材料を所
定パターンに印刷されると同時に1色目の基準マークと
タイミング取り用マークを印刷される。23は、転写ロ
ーラ22に1色目の印刷材料を供給する供給部である。
同様に、ガイドローラ20には、2色目の印刷材料(例
えば、内部電極以外の部分に印刷される段差吸収層とな
る誘電体ペースト)を所定パターンに転写させるための
転写ローラ24が対向しており、印刷対象物12はガイ
ドローラ20と転写ローラ24との間を通過することに
よって2色目の印刷材料を所定パターンに印刷されると
同時に2色目の基準マークを印刷される。25は、転写
ローラ24に2色目の印刷材料を供給する供給部であ
る。
【0022】ガイドローラ21の搬送方向前方には、印
刷対象物12に印刷されたタイミング取り用マークを検
出するためのタイミング検出用センサ26、1色目及び
2色目の基準マークを同時に撮像するCCDカメラ2
7、短時間発光(ストロボ)発光の可能な照明器28が
設置されている。コンペンセータローラ18の軸は、ロ
ーラ昇降装置29によって昇降駆動されるようになって
いる。また、転写ローラ22及び転写ローラ24は、そ
れぞれシフト機構30、31によって軸方向に移動させ
られるようになっている。画像処理装置32は、CCD
カメラ27によって撮像された画像を取り込み、その画
像を処理することによって色ずれの方向と色ずれの大き
さを演算し、ローラ昇降装置29を駆動してコンペンセ
ータローラ18を昇降させたり、シフト機構30、31
によって転写ローラ22又は転写ローラ24を軸方向に
シフトさせたりすることにより1色目と2色目の色ずれ
を補正する。
【0023】図5(a)は上記印刷機11によって印刷
図形を印刷された印刷対象物12の一例を示している。
印刷対象物12の印刷面には、所定の印刷領域33内に
各色の印刷図形が印刷され、印刷領域33外の余白にお
いては、1色目の印刷材料によるタイミング取り用マー
ク34が印刷され、その後方に1色目及び2色目の印刷
材料による各基準マーク35a、35bが印刷されてい
る。タイミング取り用マーク34の形状は特に問わない
が、基準マーク35a、35bは搬送方向に平行な方向
に延びた特徴線36a、36bと搬送方向に垂直な方向
に延びた特徴線37a、37bを有する形状となってい
る。このような特徴線としては対称軸を用いるのが簡便
であるから、図5(a)(b)には矩形状(正方形、長
方形)をした基準マーク35a、35bを示している
が、基準マーク35a、35bとしては図7(a)に示
すような円形、図7(b)に示すような菱形、あるいは
楕円形や六角形などでもよい。
【0024】基準マーク35a、35bは、1色目と2
色目の印刷図形どうしが搬送方向と平行な方向で色ずれ
なく印刷されたとき、特徴線37aと37bの間の相対
距離Dが所定距離Doとなるように設定されている。ま
た、基準マーク35a、35bは、各色の印刷図形どう
しが搬送方向と垂直な方向で色ずれなく印刷されたと
き、特徴線36aと36bが一直線上に並ぶように設定
されている。
【0025】次に、この印刷機11における見当合せの
動作を説明する。印刷対象物12のある印刷領域33が
ガイドローラ13と転写ローラ22の間を通過すると、
1色目の印刷材料によって印刷領域33に印刷図形が転
写されると同時に1色目の印刷材料によって印刷領域3
3外にタイミング取り用マーク34と基準マーク35a
が印刷される。ついで、その印刷領域33がガイドロー
ラ20と転写ローラ24の間を通過すると、2色目の印
刷材料によって印刷領域33に印刷図形が転写されると
同時に2色目の印刷材料によって印刷領域33外に基準
マーク35bが印刷される。
【0026】タイミング検出用センサ26は、基準マー
ク35a及び35bがCCDカメラ27の撮影領域に入
ったときに、タイミング取り用マーク34を検出するよ
うに配置されている。照明器28は、CCDカメラ27
の撮影領域をストロボ照明できるように配置されてお
り、通常は消えているが、タイミング検出用センサ26
がタイミング取り用マーク34を検出すると、その検出
タイミングに同期して瞬間的に発光する。
【0027】しかして、1色目の印刷材料と2色目の印
刷材料を重ね印刷された印刷領域33がガイドローラ2
1を通過した後、タイミング検出用センサ26によって
タイミング取り用マーク34が検出されると、照明器2
8がストロボ発光する。照明器28が瞬間的にストロボ
発光すると、CCDカメラ27によってその瞬間の静止
画像が撮影され、ブレの無い鮮明な静止画像が得られ
る。
【0028】図6はこのようにして得られた基準マーク
35a、35bの静止画像の一例を表している。このよ
うな静止画像が得られると、画像処理装置32において
各基準マーク35a、35bからは特徴線36a、36
b、37a、37bが抽出され、当該画像の縮小率など
に基づいて基準マーク35aの特徴線37aと基準マー
ク35bの特徴線37bの間の相対距離Dが演算される
と共に、基準マーク35aの特徴線36aと基準マーク
35bの特徴線36bの間のずれ量Gが演算される。
【0029】こうして演算された特徴線37aと37b
との間の相対距離Dが所定距離Doに等しい場合には、
搬送方向に平行な方向では色ずれがないので、この方向
では色ずれを補正する必要はない。しかし、相対距離D
が所定距離Doよりも大きい場合には、2色目の印刷タ
イミングがD−Doだけ遅いので、画像処理装置32か
らローラ昇降装置29に制御信号を送ってコンペンセー
タローラ18を(D−Do)/2だけ下降させる。逆
に、相対距離Dが所定距離Doよりも小さい場合には、
2色目の印刷タイミングがDo−Dだけ早いので、画像
処理装置32からローラ昇降装置29に制御信号を送っ
てコンペンセータローラ18を(Do−D)/2だけ上
昇させる。
【0030】また、特徴線36aと特徴線36bが一直
線上に並んでいる場合には、幅方向の色ずれがないの
で、この方向では色ずれを補正する必要はない。しか
し、特徴線36aと特徴線36bとがずれている場合に
は、画像処理装置32からシフト機構30又は31に制
御信号を送り、転写ローラ22又は転写ローラ24を色
ずれを補正する方向(転写ローラ22又は24の軸方
向)にそのずれ量Gだけシフトさせる。この結果、つぎ
の印刷領域33からは搬送方向と平行な方向及び搬送方
向と垂直な方向における色ずれが補正され、色ずれのな
い印刷結果が得られる。
【0031】本発明の印刷機においては、上記のように
CCDカメラ27で基準マーク35a、35bの画像を
撮影し、基準マーク35a、35bの画像全体に基づい
て基準マーク35a、35b間の相対距離やずれ量を求
めているので、従来例のように基準マーク35a、35
bのエッジ部に凹凸や滲み等があっても、それらの影響
を受けることなく、画像全体から基準マーク35a、3
5b間の相対距離やずれ量を高精度に検出することがで
き、印刷図形の色ずれを正確に修正することが可能にな
る。特に、上記実施形態のように基準マーク35a、3
5bの対称軸等の特徴線を抽出して特徴線間の相対距離
やずれ量を検出すれば、より精密に色ずれの補正を行う
ことができる。なお、特徴線は、基準マーク35a、3
5bの対称軸に限るものではなく、例えば基準マーク3
5a、35bの凹凸を有するエッジ部の凸部間に引いた
接線などでもよい。
【0032】印刷図形の色ずれの修正(フィードバック)
は、色ずれ量を計測する毎にその都度行なってもよい
が、色ずれ量を計測する毎のデータを蓄積しておき、所
定回数の色ずれ量データの平均値を用いて色ずれを修正
するようにしてもよい。後者の方法によれば、1回1回
の色ずれ量のバラツキによる影響を軽減できるので、色
ずれ量の修正が安定する。
【0033】また、上記実施形態では、搬送方向に平行
な方向の色ずれはコンペンセータローラ18を昇降させ
ることによって補正したが、相対距離のずれD−Doに
応じて転写ローラ22又は24の回転方向の位相をシフ
トさせるようにしてもよい。即ち、転写ローラ22又は
24を印刷対象物12に対して所望角度だけ滑らせるこ
とにより印刷位置をずらせるようにしてもよい。
【0034】上記実施形態においては、反射光を用いて
基準マークを撮影したが、印刷対象物が透明ないし半透
明である場合には、図8に示す印刷機38のように、C
CDカメラ27と照明器28を印刷対象物12を挟んで
互いに反対側に配置し、透過光を用いて基準マーク35
a、35bを撮影するようにしても差し支えない。印刷
対象物12と印刷材料の色などが似通っている場合で
も、基準マーク35a、35bを透過光で照明すること
で、背景色(印刷対象物)と基準マーク35a、35b
(印刷材料)とに輝度差が生じ、基準マーク位置の検出
が可能になる。
【0035】また、色の異なる基準マーク毎に基準マー
クの形状が異なっていても差し支えない。
【0036】
【発明の効果】本発明の印刷装置における見当合せ方法
及び印刷装置によれば、基準マークを画像として取り込
んで画像全体から基準マークどうしの相対位置のずれを
検出することにより色ずれの方向や色ずれの程度を精度
よく判断することができるので、グラビア印刷等で基準
マークのエッジ部に凹凸があっても、印刷された基準マ
ークのエッジ部の影響を小さくできる。その結果、各色
の印刷材料どうしの相対位置(色ずれ)を高精度に検出
することができ、色ずれの小さい複数色ないし多色印刷
が可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)は従来例の印刷機により印刷図形を印刷さ
れた印刷対象物の概略平面図、(b)は(a)のA1部
を拡大した図である。
【図2】(a)は光電センサにより搬送方向と平行な走
査線Sに沿って基準マークを検出する様子を説明する
図、(b)は光電センサから出力される信号波形の一例
を示すタイムチャートである。
【図3】(a)は基準マークを示す図、(b)は基準マ
ークのエッジ部を拡大した図である。
【図4】図4は本発明の一実施形態による印刷機の構成
を説明する概略図である。
【図5】(a)は上記印刷機によって印刷図形を印刷さ
れた印刷対象物の一例を示す図、(b)は(a)のA2
部を拡大した図である。
【図6】タイミング取り用マーク及び基準マークの画像
の一例を示す図である。
【図7】(a)(b)はそれぞれ異なる形状の基準マー
クを示す図である。
【図8】本発明の別な実施形態による印刷機の構成を示
す概略図である。
【符号の説明】
11 印刷機 12 印刷対象物 18 コンペンセータローラ 22 転写ローラ 24 転写ローラ 26 タイミング検出用センサ 27 CCDカメラ 28 照明器 33 印刷領域 34 タイミング取り用マーク 35a、35b 基準マーク

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 それぞれの印刷材料により印刷図形と同
    時に基準マークを印刷対象物に印刷する複数回の工程
    と、 前記印刷対象物に印刷された基準マークを撮影する工程
    と、 前記撮影工程により取得された基準マークの画像に基づ
    いて各印刷図形どうしの印刷位置のずれを判定する工程
    と、 前記判定工程において判定された印刷位置ずれの方向及
    び位置ずれの量に基づいていずれかの印刷材料による印
    刷位置を調整する工程と、を備えた印刷機における見当
    合せ方法。
  2. 【請求項2】 前記基準マークは、それぞれ印刷対象物
    の搬送方向に対して平行な第1の特徴線と、印刷対象物
    の搬送方向に対して垂直な第2の特徴線とを有し、各基
    準マークの第1の特徴線どうしの相対距離を検出するこ
    とによって搬送方向と平行な方向における印刷位置の相
    対的なずれを検出し、各基準マークの第2の特徴線どう
    しの相対的なずれを検出することによって搬送方向と垂
    直な方向における印刷位置の相対的なずれを検出するよ
    うにしたことを特徴とする、請求項1に記載の印刷機に
    おける見当合せ方法。
  3. 【請求項3】 一組の前記基準マークに短時間の照明光
    を照射して基準マークの画像を前記撮像手段により撮影
    することを特徴とする、請求項1又は2に記載の印刷機
    における見当合せ方法。
  4. 【請求項4】 前記照明光は、印刷対象物を隔てて前記
    撮像手段と反対側から照射される透過光であることを特
    徴とする、請求項3に記載の印刷機における見当合せ方
    法。
  5. 【請求項5】 前記印刷対象物の前記基準マーク近傍に
    タイミング取り用マークが印刷され、該タイミング取り
    用マークを検出するための検出手段を備え、タイミング
    取り用マークが検出された時を基準として所定の時間に
    前記照明器を発光させることを特徴とする、請求項3に
    記載の印刷機における見当合せ方法。
  6. 【請求項6】 それぞれの印刷材料により印刷図形と同
    時に基準マークを印刷対象物に印刷する複数の版胴と、 前記印刷対象物に印刷された基準マークを撮影する撮像
    装置と、 前記撮影工程により取得された基準マークの画像に基づ
    いて各印刷図形どうしの印刷位置のずれを判定する判定
    手段と、 前記判定手段において判定された印刷位置ずれの方向及
    び位置ずれの量に基づいていずれかの印刷材料による印
    刷位置を調整する手段と、を備えた印刷機。
  7. 【請求項7】 前記印刷位置調整手段は、前記版胴間に
    おける印刷対象物の長さを調整するものであることを特
    徴とする、請求項6に記載の印刷機。
  8. 【請求項8】 前記印刷位置調整手段は、いずれかの前
    記版胴と印刷対象物の相対位置を変化させるものである
    ことを特徴とする、請求項6に記載の印刷機。
JP2002152672A 2002-05-27 2002-05-27 印刷機における見当合せ方法及び印刷機 Expired - Lifetime JP4131128B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002152672A JP4131128B2 (ja) 2002-05-27 2002-05-27 印刷機における見当合せ方法及び印刷機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002152672A JP4131128B2 (ja) 2002-05-27 2002-05-27 印刷機における見当合せ方法及び印刷機

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2003341017A true JP2003341017A (ja) 2003-12-03
JP4131128B2 JP4131128B2 (ja) 2008-08-13

Family

ID=29769952

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2002152672A Expired - Lifetime JP4131128B2 (ja) 2002-05-27 2002-05-27 印刷機における見当合せ方法及び印刷機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4131128B2 (ja)

Cited By (14)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005324386A (ja) * 2004-05-13 2005-11-24 Dainippon Printing Co Ltd グラビア印刷機、追刷見当制御装置、および追刷方法
EP1691544A2 (en) * 2005-02-10 2006-08-16 Komori Corporation Misregistration amount detection method and apparatus
KR100749224B1 (ko) 2005-11-30 2007-08-13 한봉석 인쇄 교정 장치
JP2008183902A (ja) * 2007-01-30 2008-08-14 Muller Martini Holding Ag 印刷物の加工用の設備を設定、調節および/または検査するための装置
CN100451856C (zh) * 2005-05-23 2009-01-14 三星电子株式会社 图像配准的装置与方法
JP2010121941A (ja) * 2008-11-17 2010-06-03 Dainippon Printing Co Ltd 印刷位置ずれ検査装置および方法
US8009024B2 (en) 2008-01-25 2011-08-30 Denso Corporation Automotive display device showing virtual image spot encircling front obstacle
JP2016120639A (ja) * 2014-12-24 2016-07-07 株式会社小森コーポレーション 電子回路の印刷方法および装置
JP2016120634A (ja) * 2014-12-24 2016-07-07 株式会社小森コーポレーション 電子回路の印刷方法および装置
JP2016120632A (ja) * 2014-12-24 2016-07-07 株式会社小森コーポレーション 電子回路の印刷方法および装置
JP2016122714A (ja) * 2014-12-24 2016-07-07 株式会社小森コーポレーション 電子回路の印刷方法および装置
JP2016120631A (ja) * 2014-12-24 2016-07-07 株式会社小森コーポレーション 電子回路の印刷方法および装置
JP2016155331A (ja) * 2015-02-25 2016-09-01 住友重機械工業株式会社 見当制御ユニット、見当制御ユニットを備える多色刷印刷システムおよび見当マークの検出方法
JP2020116953A (ja) * 2020-03-31 2020-08-06 旭化成株式会社 可撓性基板

Cited By (16)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005324386A (ja) * 2004-05-13 2005-11-24 Dainippon Printing Co Ltd グラビア印刷機、追刷見当制御装置、および追刷方法
EP1691544A2 (en) * 2005-02-10 2006-08-16 Komori Corporation Misregistration amount detection method and apparatus
EP1691544A3 (en) * 2005-02-10 2010-09-15 Komori Corporation Misregistration amount detection method and apparatus
CN100451856C (zh) * 2005-05-23 2009-01-14 三星电子株式会社 图像配准的装置与方法
KR100749224B1 (ko) 2005-11-30 2007-08-13 한봉석 인쇄 교정 장치
JP2008183902A (ja) * 2007-01-30 2008-08-14 Muller Martini Holding Ag 印刷物の加工用の設備を設定、調節および/または検査するための装置
US8009024B2 (en) 2008-01-25 2011-08-30 Denso Corporation Automotive display device showing virtual image spot encircling front obstacle
JP2010121941A (ja) * 2008-11-17 2010-06-03 Dainippon Printing Co Ltd 印刷位置ずれ検査装置および方法
JP2016120639A (ja) * 2014-12-24 2016-07-07 株式会社小森コーポレーション 電子回路の印刷方法および装置
JP2016120634A (ja) * 2014-12-24 2016-07-07 株式会社小森コーポレーション 電子回路の印刷方法および装置
JP2016120632A (ja) * 2014-12-24 2016-07-07 株式会社小森コーポレーション 電子回路の印刷方法および装置
JP2016122714A (ja) * 2014-12-24 2016-07-07 株式会社小森コーポレーション 電子回路の印刷方法および装置
JP2016120631A (ja) * 2014-12-24 2016-07-07 株式会社小森コーポレーション 電子回路の印刷方法および装置
JP2016155331A (ja) * 2015-02-25 2016-09-01 住友重機械工業株式会社 見当制御ユニット、見当制御ユニットを備える多色刷印刷システムおよび見当マークの検出方法
JP2020116953A (ja) * 2020-03-31 2020-08-06 旭化成株式会社 可撓性基板
JP6998417B2 (ja) 2020-03-31 2022-01-18 旭化成株式会社 可撓性基板

Also Published As

Publication number Publication date
JP4131128B2 (ja) 2008-08-13

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4131128B2 (ja) 印刷機における見当合せ方法及び印刷機
US6796240B2 (en) Printing press register control using colorpatch targets
US6860202B2 (en) Printing press equipped with color chart measuring apparatus
US20200034672A1 (en) Printed object management apparatus and management method
US20110126729A1 (en) Register apparatus of printing press and register method for printing press
CN110382239B (zh) 控制装置和检查装置
JP3934473B2 (ja) パッチ測定装置およびそれを組み込んだ印刷装置
US20110265676A1 (en) Method and system for adjusting and controlling a printing machine by employing minute marks
JP2006256216A (ja) 多色刷り印刷装置、多色刷り印刷方法ならびに印刷見当マーク
JP2006346955A (ja) 印刷管理スケール、印刷システムおよび印刷方法
JP2003311933A (ja) パッチ測定装置およびそれを組み込んだ印刷装置
US7219606B2 (en) Method and apparatus for measuring, setting and controlling longitudinal and lateral register as well as parallelness of the printing register in a multicolor printing machine
EP1273444A2 (en) Patch measurement device
JP2006007659A (ja) 印刷物欠陥表示方法および印刷物欠陥表示装置
JP3952095B2 (ja) 多色刷り印刷機における自動見当調整方法
JP4365735B2 (ja) 印刷物測定装置
JP2006256205A (ja) 多色刷り印刷装置、多色刷り印刷方法ならびに印刷見当マーク
JP2003341016A (ja) 検出マーク、見当ずれ量測定装置、印刷装置、見当ずれ量測定方法、印刷方法およびプログラム
JP7239766B1 (ja) 見当ずれ検出装置、印刷機、印刷物の製造方法、及び見当ずれ検出プログラム
EP1832421B1 (en) Ink feeding rates control method and representative point determining apparatus
JP2008229874A (ja) 印刷装置
JP2006256214A (ja) 多色刷り印刷装置、多色刷り印刷方法ならびに印刷見当マーク
DE10241609A1 (de) Verfahren und Steuerungseinrichtung zum Bestimmen eines Registerfehlers
JP4226988B2 (ja) 印刷機における湿し水制御方法および印刷機
JP3822070B2 (ja) 基準マーク検出装置およびその方法並びに当該方法を実行するためのプログラム

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20050317

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20070615

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20070626

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20070827

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20071002

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20071203

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20080129

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20080327

A911 Transfer to examiner for re-examination before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911

Effective date: 20080404

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20080430

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20080513

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110606

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4131128

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120606

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130606

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130606

Year of fee payment: 5

EXPY Cancellation because of completion of term