JP4226988B2 - 印刷機における湿し水制御方法および印刷機 - Google Patents

印刷機における湿し水制御方法および印刷機 Download PDF

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Description

この発明は、印刷機における湿し水制御方法およびこの湿し水制御方法を適用する印刷機に関する。
印刷機においては、湿し水の供給量は、インキの供給量と同様、印刷結果に大きな影響を与える。このため、印刷機においては、インキの供給量のみならず、湿し水の供給量を適正に調整する必要がある。従来より、湿し水の供給量を制御するために各種の方法が提案されている(特許文献1、特許文献2参照)。
特開平6−23939号 特開平11−268231号
印刷の実行中に湿し水の供給量が不足した場合には、インキからみと呼称される印刷汚れが発生する。この印刷汚れの発生は、画像の種類によって左右される。すなわち、印刷汚れが発生しやすい画像と印刷汚れが発生しにくい画像とが存在する。しかしながら、上述した従来技術においては、印刷汚れが発生しやすいか否かは考慮されていなかった。
また、印刷汚れが発生したか否かを、絵柄と共に印刷される検出パッチに基づいて判定することも考えられるが、この場合には、検出パッチにおいては印刷汚れが発生せずに絵柄部分でのみ印刷汚れが発生した場合には、これを検出することが困難となる。
さらに、印刷汚れの確認作業は、オペレータが抜き取り紙と呼称される印刷機より排出される印刷用紙を抜き取ったものを目視で確認することにより行っている。しかしながら、印刷用紙における全画像を目視で迅速に確認することは困難である。
この発明は上記課題を解決するためになされたものであり、印刷汚れの発生しやすい領域を特定することにより、印刷汚れの発生を有効に防止することができる印刷機における湿し水制御方法および印刷機を提供することを目的とする。
請求項1に記載の発明は、検出パッチを利用して湿し水の制御を行う印刷機における湿し水制御方法であって、印刷を行うべき絵柄の各インキ色毎の画像データに基づいて、各インキ色毎に、前記検出パッチの面積以上の面積を有し、かつ、前記検出パッチの濃度以上の濃度を有する領域のうち、隣接画素との濃度差が最も大きな領域を含む領域を前記検出パッチより印刷汚れの発生しやすい領域として特定する特定工程と、前記特定工程において特定した印刷汚れの発生しやすい領域を表示する表示工程と、前記特定工程で特定した前記検出パッチより印刷汚れの発生しやすい領域を利用して湿し水の供給量を制御する制御工程とを備えたことを特徴とする。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、前記制御工程においては、オペレータが表示工程で表示した領域に注目して印刷用紙を確認し、この領域で印刷汚れが発生したときには湿し水の供給量を調整する。
請求項3に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、前記制御工程においては、検出パッチの濃度と予め設定したしきい値とを比較することにより湿し水の供給量を制御する。
請求項4に記載の発明は、請求項3に記載の発明において、前記制御工程においては、前記特定工程で特定した領域と隣接画素との最大濃度差に基づいて前記しきい値を補正する。
請求項5に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、前記制御工程においては、前記特定工程で特定した領域と隣接画素との最大濃度差に基づいて湿し水の予備供給量を補正する。
請求項に記載の発明は、検出パッチを利用して湿し水の制御を行う印刷機における湿し水制御方法であって、印刷を行うべき絵柄の各インキ色毎の画像データに基づいて、各インキ色毎に、前記検出パッチの面積以上の面積を有し、かつ、前記検出パッチの濃度以上の濃度を有する領域のうち、隣接画素との濃度差が最も大きな領域を含む領域を前記検出パッチより印刷汚れの発生しやすい領域として特定する特定工程と、前記特定工程において特定した前記検出パッチより印刷汚れの発生しやすい領域と隣接画素との濃度差に基づいて湿し水の供給量を演算する演算工程と、前記演算工程において演算した湿し水の供給量に基づいて湿し水を供給する湿し水供給工程とを備えたことを特徴とする。
請求項7に記載の発明は、検出パッチを利用して湿し水の制御を行う印刷機であって、印刷を行うべき絵柄の各インキ色毎の画像データに基づいて、各インキ色毎に、前記検出パッチの面積以上の面積を有し、かつ、前記検出パッチの濃度以上の濃度を有する領域のうち、隣接画素との濃度差が最も大きな領域を含む領域を前記検出パッチより印刷汚れの発生しやすい領域として特定する特定手段と、前記特定工程において特定した印刷汚れの発生しやすい領域を表示する表示手段と、前記特定工程で特定した前記検出パッチより印刷汚れの発生しやすい領域を利用して湿し水の供給量を制御する制御手段とを備えたことを特徴とする。
請求項8に記載の発明は、検出パッチを利用して湿し水の制御を行う印刷機であって、印刷を行うべき絵柄の各インキ色毎の画像データに基づいて、各インキ色毎に、前記検出パッチの面積以上の面積を有し、かつ、前記検出パッチの濃度以上の濃度を有する領域のうち、隣接画素との濃度差が最も大きな領域を含む領域を前記検出パッチより印刷汚れの発生しやすい領域として特定する特定手段と、前記特定工程において特定した前記検出パッチより印刷汚れの発生しやすい領域と隣接画素との濃度差に基づいて湿し水の供給量を演算する演算手段と、前記演算工程において演算した湿し水の供給量に基づいて湿し水を供給する湿し水供給手段とを備えたことを特徴とする。
請求項1乃至請求項および請求項7に記載の発明によれば、印刷汚れの発生しやすい領域を表示することにより、オペレータがその領域に着目して印刷汚れの有無を確認することが可能となる。このため、印刷汚れの発生を迅速に確認して湿し水の供給量を調整することで、その後の印刷汚れの発生を有効に防止することが可能となる。
請求項および請求項8に記載の発明によれば、汚れの生じやすい領域と隣接領域との濃度差に基づいて湿し水の供給量を調整することから、印刷汚れの発生を有効に防止することが可能となる、
以下、この発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。先ず、この発明を適用する印刷機の構成について説明する。図1はこの発明を適用する印刷機の概要図である。
この印刷機は、第1、第2の版胴11、12に保持された画像が記録されていない印刷版に画像を記録して製版した後、この印刷版に供給されたインキを第1、第2のブランケット胴13、14を介して第1、第2の圧胴15、16に保持された印刷用紙に転写することにより4色の印刷を行うものである。
この印刷機は、第1の版胴11と、第2の版胴12と、第1の版胴11と当接可能に設けられた第1のブランケット胴13と、第2の版胴12と当接可能に設けられた第2のブランケット胴14と、第1のブランケット胴13に対して当接可能に設けられた第1の圧胴15と、第2のブランケット胴14に対して当接可能に設けられた第2の圧胴16と、給紙部31から供給された印刷用紙を第1の圧胴15に渡すための給紙胴17と、第1の圧胴15から受け取った印刷用紙を第2の圧胴16に渡すための渡し胴18と、第2の圧胴16から受け取った印刷用紙を排紙部32に排出するためのチェーン23をスプロケット22との間で巻回した排紙胴19と、印刷用紙に印刷された画像を撮像するとともに検出パッチの濃度を測定するための撮像部60と、タッチパネル方式のコントロールパネル100とを有する。
第1の版胴11および第2の版胴12は、その外周部に各々異なる2色分の印刷版を保持する所謂2倍胴となっている。また、第1のブランケット胴13および第2のブランケット胴14は、第1の版胴11および第2の版胴12と同径であり、各々2色分の画像を転写し得るブランケット面を有する。
第1のブランケット胴13および第2のブランケット胴14と各々当接可能に設けられた第1の圧胴15および第2の圧胴16は、第1、第2の版胴11、12および第1、第2のブランケット胴13、14の直径の1/2の直径を有する。また、これら第1、第2の圧胴15、16は、印刷用紙の先端を保持して搬送するための図示しないグリッパを有する。
圧胴15に隣接して配設された給紙胴17は、第1、第2の圧胴15、16と同一の直径を有する。この給紙胴17は、その隔回転毎に、給紙部31から1枚ずつ供給された印刷用紙の先端部を図示しないグリッパにより保持して搬送する。グリッパにより保持された印刷用紙の先端部は、給紙胴17から第1の圧胴15への印刷用紙の受け渡し時に、第1の圧胴15のグリッパにより保持される。
第1の圧胴15と第2の圧胴16との間に配設された渡し胴18は、第1、第2の版胴11、12および第1、第2のブランケット胴13、14の直径と同一の直径を有する。この渡し胴18は、第1の圧胴15から受け取った印刷用紙の先端を図示しないグリッパにより保持して搬送し、この印刷用紙の先端を第2の圧胴16のグリッパに受け渡す。
第2の圧胴16に隣接して配設された排紙胴19は、第1、第2の版胴11、12および第1、第2のブランケット胴13、14の直径と同一の直径を有する。この排紙胴19は、その両端部に一対のチェーン23を巻回した構造を有し、この一対のチェーン23を連結する図示しない連結部材上に、グリッパ30(図5参照)が配設されている。第2の圧胴16のグリッパにより保持された印刷用紙の先端部は、第2の圧胴16から排紙胴19への印刷用紙の受け渡し時に、排紙胴19のいずれかのグリッパ30により保持される。そして、この印刷用紙は、チェーン23の移動に伴って、排紙部32上に排出される。
前記給紙胴17の端部に付設されたギヤは、従動プーリ25と同芯状に配設されたギヤ26と連結している。そして、モータ27の駆動により回転する駆動プーリ28と従動プーリ25との間には、ベルト29が巻回されている。このため、給紙胴17は駆動モータ27の駆動により回転する。一方、第1、第2の版胴11、12、第1、第2のブランケット胴13、14、第1、第2の圧胴15、16、給紙胴17、渡し胴18および排紙胴19は、各々その端部に付設されたギヤにより連結されている。このため、駆動モータ27の駆動により、これらの給紙胴17、第1、第2の圧胴15、16、排紙胴19、第1、第2のブランケット胴13、14、第1、第2の版胴11、12および渡し胴18は、互いに同期して回転する。
第1の版胴11の周囲には、印刷版に例えばブラック(K)のインキを供給するためのインキ供給装置20aと、印刷版に例えばシアン(C)のインキを供給するためのインキ供給装置20bと、印刷版に湿し水を供給するための湿し水供給装置21a、21bとが配置されている。また、第2の版胴12の周囲には、印刷版に例えばマゼンタ(M)のインキを供給するためのインキ供給装置20cと、印刷版に例えばイエロー(Y)のインキを供給するためのインキ供給装置20dと、印刷版に湿し水を供給するための湿し水供給装置21c、21dとが配置されている。
さらに、第1の版胴11または第2の版胴12の周囲には、それぞれ、第1の版胴11の外周部に印刷版を供給するための給版部33と、第2の版胴の外周部に印刷版を供給するための給版部34と、第1の版胴11の外周部に装着された印刷版に画像を記録するための画像記録装置35と、第2の版胴12の外周部に装着された印刷版に画像を記録するための画像記録装置36とが配置されている。
図2は、上述したインキ供給装置20a、インキ供給装置20b、インキ供給装置20cおよびインキ供給装置20d(これらを総称する場合には「インキ供給装置20」という)の側面概要図であり、図3はその平面図である。なお、図3においては、インキ50の図示を省略している。
このインキ供給装置20は、その軸線方向が印刷物の幅方向(印刷機による印刷方向と直交する方向)に向けて配置されたインキ元ローラ51と、複数のインキローラ52(図2においては1本のみ図示している)と、インキ元ローラ51と先端に配置されたインキローラ52との間を揺動するインキ渡しローラ53とを備える。また、このインキ供給装置20は、印刷用紙の幅方向に対して分割されたL個の領域に対応してL個列設され、各々がインキ元ローラ51の外周面に対する開度を調整可能に構成されたインキキー54(1)、54(2)・・・54(L)(これらを総称する場合には「インキキー54」という)とを備え、これらのインキ元ローラ51とインキキー54とで構成されるインキつぼ内にインキ50を貯留可能な構成となっている。
各インキキー54の裏面側には、各インキキー54のインキ元ローラ51に対する開度を変更するために、インキキー54をインキ元ローラ51の表面に向けて各々押圧するための、L個の偏芯カム55が配設されている。これらの偏芯カム55は、各々、軸56を介して、偏芯カム55を回転駆動するためのL個のパルスモータ57と連結されている。
パルスモータ57に対し、インキキー駆動パルスを印加した場合には、パルスモータ57の駆動により軸5を中心に偏芯カム55が回転し、各インキキー54への押圧力が変更されることにより、各インキキー54のインキ元ローラ51に対する開度が変更され、印刷版へのインキの供給量が変更される。
図4は、上述した湿し水供給装置21aの側面概要図である。
この湿し水供給装置21aは、湿し水を貯留する水舟74と、後述するモータ78の駆動により回転する水元ローラ75とからなる湿し水供給部と、水元ローラ75により供給された湿し水を第1の版胴11の外周部に装着された印刷版の表面に転移させるための二本の水ローラ76、77とを備える。この湿し水供給装置においては、水元ローラ75の回転数を変更することにより、印刷版の表面に供給する湿し水の供給量を調整することができる。
なお、他の3個の湿し水供給装置21b、21c、21dも、この湿し水供給装置21aと同様の構成を有する。
図5は、印刷用紙に印刷された画像を撮像するとともに検出パッチの濃度等を測定するための上述した撮像部60を排紙胴19等の排紙機構とともに示す側面概要図である。
一対のチェーン23は、排紙胴19の両端部と一対のスプロケット22との間に無端状に掛け渡されている。そして、上述したように、一対のチェーン23を連結する図示しない連結部材上には、各々、印刷用紙の先端部を咥えて搬送するためのグリッパ30が配設されている。なお、図5においてはグリッパ30を2個のみ図示し、他のグリッパ30の図示を省略している。
一対のチェーン23の長さは、第1、第2の圧胴15、16の周長の整数倍の長さとなっており、チェーン23上におけるグリッパ30の配置間隔は、第1、第2の圧胴15、16の周長と等しくなるように設定されている。そして、各グリッパ30は、図示しないカム機構によって、排紙胴19に設けられたグリッパと同期して開閉するように構成されており、排紙胴19から印刷用紙を受け取り、チェーン23の回転に伴って印刷用紙を搬送した後、図示しないカム機構により開放されて印刷用紙を排紙部32上に排出する。
この印刷用紙の搬送時には、印刷用紙の先端部のみをグリッパ30により咥えて搬送するため、印刷用紙の後端は固定されていない状態で搬送されることになる。このため、この搬送時には、印刷用紙のばたつきが発生し、後述する撮像部60による画像の撮像や検出パッチの濃度等の測定動作に支障を来すことになる。これを防止するため、この印刷機においては、排紙部32の前方側において印刷用紙の搬送状態を安定させる吸着ローラ70が設けられている。
この吸着ローラ70は、その表面に微細な吸着孔を多数備えた中空状のローラから構成されており、その中空部は図示しない真空ポンプと接続されている。この吸着ローラ70の端部にはギヤ71が付設されている。このギヤ71は、アイドラギヤ72、73を介して排紙胴19の端部に付設されたギヤと連結されている。これにより、吸着ローラ70は、グリッパ30の通過速度に合わせて回転駆動される。このため、印刷用紙は、吸着ローラ70上を通過する際には吸着ローラ70の表面に吸着された状態となって搬送されることになり、吸着ローラ70上では印刷用紙のばたつきは発生しない。なお、吸着ローラ43に代えて、印刷用紙を平面的に吸着するような吸着板部材を使用してもよい。
上記撮像部60は、吸着ローラ70と平行に配設され吸着ローラ70上の印刷用紙を照明する一対の線状光源61と、一対の集光板62と、折り返しミラー63、64と、集光レンズ65と、CCDラインセンサ66とを備える。排紙胴19やチェーン23等からなる排紙機構により搬送された印刷用紙は、一対の線状光源61により照明され、CCDラインセンサ66により撮影される。そして、印刷用紙の画像や濃度のデータは、タッチパネル方式のコントロールパネル100に表示される。
図6は、この印刷機の主要な電気的構成を示すブロック図である。この印刷機は、装置の制御に必要な動作プログラムが格納されたROM81と、制御時にデータ等が一時的にストアされるRAM82と、論理演算を実行するCPU83とからなる制御部80を備える。この制御部は80は、インタフェース84を介して、インキ供給装置20、湿し水供給装置21、画像記録装置35、36等における駆動部等の駆動信号を発生させる駆動回路85と接続されている。上述した湿し水供給装置21のモータ78は、この駆動回路85と接続されている。また、この制御部80は、インタフェース84を介して撮像部60やタッチパネル方式のコントロールパネル100とも接続されている。さらに、この制御部80は、製版および印刷を行うべき画像のデータを記憶した画像データ供給部86とも接続されている。
印刷機はこの制御部140により制御され、後述する製版動作およびインキと湿し水の供給動作を含む印刷動作を実行する。なお、この制御部80は、後述する印刷汚れの発生しやすい領域を特定する特定手段および湿し水の供給量を演算する演算手段として機能する。
上述した構成を有する印刷機においては、給版部33における供給カセット41から引き出された印刷版はカッター42により所定のサイズに切断される。そして、切断されたシート状の印刷版の先端部は、図示しないガイドローラおよびガイド部材により案内され、第1の版胴11のくわえ爪にくわえられる。そして、第1の版胴11が図示しないモータの駆動により低速で回転し、印刷版が第1の版胴11の外周部に巻き付けられ、印刷版の後端部は他方のくわえ爪によりくわえられる。この状態において、第1の版胴11を低速で回転させながら、画像記録装置35により第1の版胴11の外周部に保持された印刷版の表面に変調されたレーザビームを照射し、画像を記録する。
同様に、給版部34における供給カセット43から引き出された印刷版はカッター44により所定のサイズに切断される。そして、切断されたシート状の印刷版の先端部は、図示しないガイドローラおよびガイド部材により案内され、第2の版胴12のくわえ爪にくわえられる。そして、第2の版胴12が図示しないモータの駆動により低速で回転し、印刷版が第2の版胴12の外周部に巻き付けられ、印刷版の後端部は他方のくわえ爪によりくわえられる。この状態において、第2の版胴12を低速で回転させながら、画像記録装置36により第2の版胴12の外周部に保持された印刷版の表面に変調されたレーザビームを照射し、画像を記録する。
なお、第1の版胴11の外周部には、ブラックのインキで印刷を行うための印刷版と、シアンのインキで印刷を行うための印刷版とが装着される。これら2枚の印刷版は、均等に振り分けられた状態(すなわち互いに180度離隔した状態)となる位置に配置され、画像記録装置35はこれらの印刷版に画像を記録する。同様に、第2の版胴12の外周部には、マゼンタのインキで印刷を行うための印刷版と、イエローのインキで印刷を行うための印刷版と装着される。これら2枚の印刷版も、均等に振り分けられた状態となる位置に配置され、画像記録装置36はこれらの印刷版に画像を記録して、製版工程が終了する。
製版工程が完了すれば、第1、第2の版胴11、12上の印刷版を用いて印刷用紙に印刷を行う印刷工程を実行する。この印刷工程は、次のようにして実行される。
すなわち、先ず、各湿し水供給装置21および各インキ供給装置20を第1、第2の版胴11、12上に保持された印刷版のうちの対応する印刷版とのみ当接させる。これにより、各印刷版には対応する各湿し水供給装置21および各インキ供給装置20から湿し水とインキとが供給される。そして、印刷版に供給されたインキは、第1、第2のブランケット胴13、14の対応する領域に転写される。
そして、印刷用紙を給紙胴17に供給する。この印刷用紙は、給紙胴17から第1の圧胴15に渡される。印刷用紙を受け取った第1の圧胴15が回転を続けると、第1の圧胴15は、第1の版胴11および第1のブランケット胴13の1/2の直径を有することから、第1の圧胴15の外周部に保持された印刷用紙には、その1回転目においてブラックのインキが、また、その2回転目においてシアンのインキが転写される。
第1の圧胴15が2回転すれば、印刷用紙は第1の圧胴15から渡し胴18を介して第2の圧胴に渡される。印刷用紙を受け取った第2の圧胴16が回転を続けると、第2の圧胴16は、第2の版胴12および第2のブランケット胴14の1/2の直径を有することから、第2の圧胴16の外周部に保持された印刷用紙には、その1回転目においてマゼンタのインキが、また、その2回転目においてイエローのインキが転写される。
このようにして、4色の印刷が終了した印刷用紙の先端部は、第2の圧胴16から排紙胴19に渡される。そして、4色の印刷が終了した印刷用紙は、一対のチェーン23の駆動により、排紙部28に向けて搬送されて排出される。
このとき、搬送中の印刷用紙は、撮像部60における一対の線状光源61により照明され、CCDラインセンサ66により撮影され、その画像はコントロールパネル100に表示される。
印刷工程が終了すれば、印刷に使用した印刷版を排出する。そして、図示しないブランケット胴洗浄装置により第1、第2のブランケット胴13、14を洗浄して印刷工程を終了する。
このような印刷機を使用して印刷を行う際には、オペレータが印刷機より排出された印刷直後の印刷用紙を目視により確認することで印刷汚れを検知し、湿し水の供給量が適正かどうかを確認するようにしている。このため、この発明に係る湿し水制御方法においては、印刷汚れが発生しやすい領域をコントロールパネル100上に表示することにより、オペレータによる印刷汚れの検出を容易にし、湿し水の供給量が適正かどうかを容易に確認しうるようにしている。さらに、この発明に係る湿し水制御方法においては、印刷汚れが発生しやすい領域と隣接画素との濃度差に基づいて湿し水の供給量を補正することにより、印刷汚れの発生を未然に防止することも可能としている。
以下、この発明に係る湿し水制御方法について説明する。図7は、この発明に係る湿し水制御方法を示すフローチャートである。また、図8乃至図10は、コントロールパネル100上に表示された画像を模式的に示す概要図である。
最初に、製版および印刷を行うべき画像のデータを、図6に示す画像データ供給部86から読み込む(ステップS1)。そして、この画像データをコントロールパネル100上に表示する。図8(a)は、このときにコントロールパネル100上に表示された画像を模式的に示している。この画像中には、印刷時にインキや湿し水の供給量を制御するために使用される複数の検出パッチ101と、複数の絵柄102、103、104、105が存在している。
なお、この実施形態においては、印刷時にインキや湿し水の供給量を制御するために使用される複数の検出パッチ101内に配置された50%の万線パッチを利用することにより、湿し水の供給量を制御するものとする。
次に、画像中から後述する印刷汚れの検出に不要な部分を削除する(ステップS2)。図8(b)は、このときにコントロールパネル100上に表示された画像を模式的に示している。この実施形態においては、図8(a)および図8(b)に示すように、不要な部分として、検出パッチ101等のアクセサリーおよび重要でないとオペレータが判断した絵柄105等を削除している。そして、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、ブラック(K)の各色毎のプレーン画像を作成する(ステップS3)。これ以降の工程は、Y、M、C、Kの各色毎に行われる。
なお、この実施形態においては、CCDラインセンサー66で読み取ったRGB画像をYMCK画像に変換し、このYMCK画像を用いて以下の演算を行うようにしているが、RGB画像をそのまま使用してもよく、また、その他の形式の画像を使用してもよい。
各色毎の工程においては、最初にぼかし処理を行う(ステップS4)。このぼかし処理は、画像をぼかす(平均化する)ことで、例えば検出パッチ101内に配置された50%の万線パッチ部分と絵柄部分とで同等の評価を行えるようにするためのものである。
次に、画像中から、検出パッチ101内に配置された50%の万線パッチより濃度の低い領域を除去する(ステップS5)。図9(a)は、このときにコントロールパネル100上に表示された画像を模式的に示している。印刷汚れは濃度の高い領域において発生しやすい。このため、検出パッチ101内に配置された50%の万線パッチより濃度の低い領域については、検出パッチ101内に配置された50%の万線パッチよりも先に印刷汚れが生ずることはないと判断し得ることからこれらの領域を画像中から除去しているのである。言い換えれば、検出パッチ101内に配置された50%の万線パッチより濃度の低い領域において印刷汚れが発生したときには、検出パッチ101内に配置された50%の万線パッチにおいても印刷汚れが発生しており、通常の湿し水の供給量の制御動作においてこれに対応することができるためである。但し、ステップS5において除去する領域の濃度は、上記に限らず適宜の値に設定してもよい。
次に、画像中から、検出パッチ101内に配置された50%の万線パッチより面積の大きな部分のみを抽出する(ステップS6)。図9(b)は、このときにコントロールパネル100上に表示された画像を模式的に示している。印刷汚れは面積の大きな領域において発生しやすい。このため、検出パッチ101内に配置された50%の万線パッチより面積の小さな領域については、検出パッチ101内に配置された50%の万線パッチよりも先に印刷汚れが生ずることはないと判断し得ることからこれらの領域を画像中から除去しているのである。言い換えれば、検出パッチ101内に配置された50%の万線パッチより面積の小さな領域において印刷汚れが発生したときには、検出パッチ101内に配置された50%の万線パッチにおいても印刷汚れが発生しており、通常の湿し水の供給量の制御動作においてこれに対応することができるためである。但し、ステップS6で抽出する領域の面積も、上記に限らず適宜の値に設定してもよい。
なお、この検出パッチ101内に配置された50%の万線パッチより面積の大きな部分のみの抽出動作は、例えば、マスク画像を作成し、縮小したマスク画像と、同倍率で縮小した元画像とをマスク処理する手法等を利用して実行される。
次に、図9(b)に示す画像のうち、隣接画素との濃度差が最も大きな領域を抽出する(ステップS7)。図10(a)は、このときにコントロールパネル100上に表示された画像(絵柄106)を模式的に示している。印刷汚れは、隣接画素との濃度差が最も大きな領域において最も発生しやすい。このため、コントロールパネル100上にこのような領域を印刷汚れの発生しやすい領域として表示することにより、オペレータが印刷機より排出された印刷直後の印刷用紙を目視により確認するときに確認すべき場所が特定できることから、確認作業を容易に実行することが可能となる。
なお、この実施形態においては、図10に示すように、隣接画素との濃度差が最も大きい領域のみを表示するようにしているが、濃度差が所定値以上の領域を全て表示するようにしてもよい。すなわち、図10(b)に示すように、濃度差が所定値以上あり印刷汚れが発生しやすいと判断された領域(図10(b)においてハッチングで示した領域)を元画像とともに表示するようにしてもよい。要するに、隣接画素との濃度差が最も大きな領域を含む領域を印刷汚れの発生しやすい領域として表示すればよい。
このように、コントロールパネル100上に印刷汚れの発生しやすい領域を表示した後には、オペレータがこの領域に注目して印刷用紙を確認し、この領域で印刷汚れが発生したときには湿し水の供給量を調整することにより、湿し水の制御を実行することができる。但し、この実施形態においては、さらに、この領域と隣接画素との最大濃度差に基づいて、湿し水の供給量を演算するようにしている。
すなわち、最初に、最大濃度差に基づいて湿し水の制御に使用されるしきい値を補正する(ステップS8)。印刷実行時の湿し水の供給量の制御は、例えば、検出パッチ101内に配置された50%の万線パッチの濃度の検出値と予め設定したしきい値とを比較することにより実行される。このしきい値を、最大濃度差に基づいて一次式により補正する。例えば、補正前のしきい値をT、補正後のしきい値をTc、最大濃度差をM、実験的に求めた係数をA、Bとしたとき、下記の式(1)を使用して補正後のしきい値を演算する。
Tc=A*M+T+B ・・・ (1)
次に、印刷前に湿し水供給ローラや印刷版に予備供給する湿し水の予備供給量を、最大濃度差に基づいて一次式により補正する(ステップS9)。例えば、補正前の予備供給量をW、補正後の予備供給量をWc、最大濃度差をM、実験的に求めた係数をC、Dとしたとき、下記の式(2)を使用して補正後の予備供給量を演算する。
Wc=C*M+W+D ・・・ (2)
なお、印刷開始前には、上記式(2)により演算した予備供給量Wcに基づいて湿し水を供給し、印刷実行中においては、上記式(1)により演算したしきい値Tcに基づいて湿し水を供給する。この湿し水供給量の制御は、図6に示すモータ76の駆動により図4に示す水元ローラ75の回転数を変更すること等により実行される。
最初の色について上記の動作を実行すれば、次に湿し水を制御すべき色があるか否かを判断する(ステップS10)。次の色がある場合には、ステップS4〜ステップS9の動作を繰り返す。そして、全ての色についての動作が完了すれば、制御作業を終了する。
なお、上述した実施形態においては、印刷汚れが発生しやすいと判断した領域における最大濃度差のみを使用して演算を実行しているが、例えば各濃度差の加重平均を利用する等、印刷汚れが発生しやすいと判断した領域における全ての濃度差を使用して演算を実行するようにしてもよい。
また、上述した実施形態においては、湿し水の供給量を制御するために使用される検出パッチ101内に配置された50%の万線パッチの面積や濃度を利用して印刷汚れの生じやすい領域を特定している。湿し水の制御にその他の検出パッチが使用される場合には、その検出パッチの面積や濃度を利用して印刷汚れの生じやすい領域を特定してもよい。また、検出パッチ以外のデータに基づいて印刷汚れの生じやすい領域を特定することも可能である。
この発明を適用する印刷機の概要図である。 インキ供給装置20の側面概要図である。 インキ供給装置20の平面図である。 湿し水供給装置21aの側面概要図である。 撮像部60を排紙胴19等の排紙機構とともに示す側面概要図である。 印刷機の主要な電気的構成を示すブロック図である。 この発明に係る湿し水制御方法を示すフローチャートである。 コントロールパネル100上に表示された画像を模式的に示す概要図である。 コントロールパネル100上に表示された画像を模式的に示す概要図である。 コントロールパネル100上に表示された画像を模式的に示す概要図である。
符号の説明
11 第1の版胴
12 第2の版胴
13 第1のブランケット胴
14 第2のブランケット胴
15 第1の圧胴
16 第2の圧胴
17 給紙胴
18 渡し胴
19 排紙胴
20 インキ供給装置
21 湿し水供給装置
23 チェーン
23 スプロケット
30 グリッパ
31 給紙部
32 排紙部
33 給版部
34 給版部
35 画像記録装置
36 画像記録装置
51 インキ元ローラ
52 インキローラ
53 インキ渡しローラ
54 インキキー
55 偏芯カム
57 パルスモータ
60 撮像部
74 水舟
75 水元ローラ
76 水ローラ
77 水ローラ
78 モータ
80 制御部
100 コントロールパネル
101 検出パッチ

Claims (8)

  1. 検出パッチを利用して湿し水の制御を行う印刷機における湿し水制御方法であって、
    印刷を行うべき絵柄の各インキ色毎の画像データに基づいて、各インキ色毎に、前記検出パッチの面積以上の面積を有し、かつ、前記検出パッチの濃度以上の濃度を有する領域のうち、隣接画素との濃度差が最も大きな領域を含む領域を前記検出パッチより印刷汚れの発生しやすい領域として特定する特定工程と、
    前記特定工程において特定した印刷汚れの発生しやすい領域を表示する表示工程と、
    前記特定工程で特定した前記検出パッチより印刷汚れの発生しやすい領域を利用して湿し水の供給量を制御する制御工程と、
    を備えたことを特徴とする印刷機における湿し水制御方法。
  2. 請求項1に記載の印刷機における湿し水制御方法において、
    前記制御工程においては、オペレータが表示工程で表示した領域に注目して印刷用紙を確認し、この領域で印刷汚れが発生したときには湿し水の供給量を調整する湿し水制御方法。
  3. 請求項1に記載の印刷機における湿し水制御方法において、
    前記制御工程においては、検出パッチの濃度と予め設定したしきい値とを比較することにより湿し水の供給量を制御する湿し水制御方法。
  4. 請求項3に記載の印刷機における湿し水制御方法において、
    前記制御工程においては、前記特定工程で特定した領域と隣接画素との最大濃度差に基づいて前記しきい値を補正する湿し水制御方法。
  5. 請求項1に記載の印刷機における湿し水制御方法において、
    前記制御工程においては、前記特定工程で特定した領域と隣接画素との最大濃度差に基づいて湿し水の予備供給量を補正する湿し水制御方法。
  6. 検出パッチを利用して湿し水の制御を行う印刷機における湿し水制御方法であって、
    印刷を行うべき絵柄の各インキ色毎の画像データに基づいて、各インキ色毎に、前記検出パッチの面積以上の面積を有し、かつ、前記検出パッチの濃度以上の濃度を有する領域のうち、隣接画素との濃度差が最も大きな領域を含む領域を前記検出パッチより印刷汚れの発生しやすい領域として特定する特定工程と、
    前記特定工程において特定した前記検出パッチより印刷汚れの発生しやすい領域と隣接画素との濃度差に基づいて湿し水の供給量を演算する演算工程と、
    前記演算工程において演算した湿し水の供給量に基づいて湿し水を供給する湿し水供給工程と、
    を備えたことを特徴とする印刷機における湿し水制御方法。
  7. 検出パッチを利用して湿し水の制御を行う印刷機であって、
    印刷を行うべき絵柄の各インキ色毎の画像データに基づいて、各インキ色毎に、前記検出パッチの面積以上の面積を有し、かつ、前記検出パッチの濃度以上の濃度を有する領域のうち、隣接画素との濃度差が最も大きな領域を含む領域を前記検出パッチより印刷汚れの発生しやすい領域として特定する特定手段と、
    前記特定工程において特定した印刷汚れの発生しやすい領域を表示する表示手段と、
    前記特定工程で特定した前記検出パッチより印刷汚れの発生しやすい領域を利用して湿し水の供給量を制御する制御手段と、
    を備えたことを特徴とする印刷機。
  8. 検出パッチを利用して湿し水の制御を行う印刷機であって、
    印刷を行うべき絵柄の各インキ色毎の画像データに基づいて、各インキ色毎に、前記検出パッチの面積以上の面積を有し、かつ、前記検出パッチの濃度以上の濃度を有する領域のうち、隣接画素との濃度差が最も大きな領域を含む領域を前記検出パッチより印刷汚れの発生しやすい領域として特定する特定手段と、
    前記特定工程において特定した前記検出パッチより印刷汚れの発生しやすい領域と隣接画素との濃度差に基づいて湿し水の供給量を演算する演算手段と、
    前記演算工程において演算した湿し水の供給量に基づいて湿し水を供給する湿し水供給手段と、
    を備えたことを特徴とする印刷機。
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