JP2003330590A - 携帯型情報処理装置および方法、記録媒体、並びにプログラム - Google Patents

携帯型情報処理装置および方法、記録媒体、並びにプログラム

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JP2003330590A
JP2003330590A JP2002082027A JP2002082027A JP2003330590A JP 2003330590 A JP2003330590 A JP 2003330590A JP 2002082027 A JP2002082027 A JP 2002082027A JP 2002082027 A JP2002082027 A JP 2002082027A JP 2003330590 A JP2003330590 A JP 2003330590A
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Hideki Hiraoka
英樹 平岡
Fumitake Yodo
文武 淀
Tatsuo Hayashi
達雄 林
Takao Ino
高雄 猪野
Naomasa Kobayashi
尚正 小林
Mayumi Uemura
真由美 植村
Saburo Takasaki
三郎 高嵜
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ユーザにとって適切な位置に画像を表示させ
ることができるようにする。 【解決手段】 PDA1は、軸12−1を中心として回動
して本体部13に対して開閉自在とされるとともに、軸
12−1に対して垂直な軸11−6を中心として本体部
13に対して回動自在に支持される表示部11を有して
いる。PDA1は、表示部11が軸11−6を中心として
回動されると、その表示部11の軸11−6を中心とす
る回動角度を検出し、検出した回動角度が180度とな
った場合、回動角度が180度になるまでの場合に表示
させる画像、例えば、図中示される文字「F」に対し
て、上下左右を反転させた画像をLCD28に表示させ
る。本発明は、例えば、PDA、モバイル端末、および、
携帯電話機等に適用することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、携帯型情報処理装
置および方法、記録媒体、並びにプログラムに関し、特
に、ユーザにとって適切な位置に画像を表示させること
ができるようにした携帯型情報処理装置および方法、記
録媒体、並びにプログラムに関する。
【0002】
【従来の技術】近年、情報処理装置が普及し、外出先で
も使用できる携帯型の情報処理装置が要求されるように
なり、PDA(Personal Digital Assistant)が登場して
きた。
【0003】このようなPDAとして、例えば、操作キー
等をその表面に設け、かつ、PDAの全体を制御する制御
部を内蔵する本体部、および、本体部に対して開閉かつ
回動自在に支持され、かつ、LCD(Liquid Crystal Disp
lay)等を有する表示部を設けるものが知られている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うなPDAにおいては、その表示部が回動されると、回動
後の状態によっては、画像の上方向とそのときのPDAの
上方向が一致しない、ユーザにとって不自然な画像が、
そのLCDに表示されることがあるという第1の課題があ
った。
【0005】また、ユーザは、PDAの表示面の所定の方
向が上方向となるように、PDAを保持して利用する。例
えば、LCDが長方形に形成されている場合、ユーザは、L
CDの短辺のうちの所定の1辺が上方向となるように、PD
Aを保持して利用する。なお、このようにPDAが配置(保
持)される位置を、以下、標準の使用位置と称する。即
ち、従来のPDAにおいては、標準の使用位置が規定され
ており、LCDに表示される画像も、その標準の使用位置
にあわせて表示されるようになされている。例えば、長
方形のLCDを有するPDAにおいては、LCDの短辺のうちの
上述した所定の1辺側が、表示される画像の上方向とな
るように、画像がLCDに表示されるようになされてい
る。
【0006】従って、ユーザが、例えば、PDAをその表
示面に対して略90度回動させて、長方形のLCDの長辺
が上方向となるように保持すると、そのPDAに表示され
る画像は、あたかも略90度回動されたように(画像の
上方向が、実際には水平方向に向いているように)LCD
に表示されてしまう。
【0007】このように、従来のPDAにおいては、標準
位置以外の状態で利用されると、画像の上方向と実際の
上方向が一致しない、ユーザにとって不自然な画像が、
そのLCDに表示されることがあるという第2の課題があ
った。換言すると、ユーザは、標準位置以外の状態でPD
Aを利用することは困難であるという第2の課題があっ
た。
【0008】本発明は、このような状況に鑑みてなされ
たものであり、ユーザにとって適切な位置に画像を表示
させることができるようにするものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の第1の携帯型情
報処理装置は、第1の軸を中心として回動して本体部に
対して開閉自在とされるとともに、第1の軸に対して垂
直な第2の軸を中心として本体部に対して回動自在に支
持される表示部の第2の軸を中心とする第1の回動角度
を検出する第1の検出手段と、第1の検出手段により検
出された第1の回動角度が、第1の範囲である場合、表
示部に画像を第1の状態で表示させ、第1の範囲から外
れた場合、表示部に画像を、第1の状態に対して、上下
左右を反転させた第2の状態で表示させるように制御す
る表示制御手段とを有することを特徴とする。
【0010】第1の範囲は、略0度以上略180度未満
までの範囲であるようにすることができる。
【0011】第1の軸と略平行な第3の軸を中心とし
て、本体部に対して回動自在に支持され、かつ、被写体
を撮像する撮像手段と、撮像手段の第3の軸を中心とす
る第2の回動角度を検出する第2の検出手段とをさらに
設け、表示制御手段は、さらに、第2の検出手段により
検出された第2の回動角度が、第2の範囲である場合、
表示部に、撮像手段により撮像された画像を第3の状態
で表示させ、第2の範囲から外れた場合、表示部に、撮
像手段により撮像された画像を、第3の状態に対して、
上下を反転させた第4の状態で表示させるように制御す
るようにすることができる。
【0012】第3の軸は、第1の軸と略同軸であるよう
にすることができる。
【0013】第2の範囲は、表示部が本体部に対して開
閉可能な範囲に略対応する範囲であるようにすることが
できる。
【0014】表示部の本体部に対する開閉状態を検出す
る第3の検出手段をさらに設け、表示制御手段は、さら
に、第3の検出手段により表示部が閉状態であることが
検出され、かつ、第1の検出手段により検出された第1
の回動角度が第1の範囲である場合、画像の表示を禁止
するようにすることができる。
【0015】第3の検出手段は、表示部が、第1の軸を
中心として回動して本体部に対して開閉される場合の、
表示部の第1の軸を中心とする第3の回動角度をさらに
検出し、第3の検出手段により検出された第3の回動角
度が、第3の範囲である場合、所定の機能の実行を禁止
する実行禁止手段をさらに有するようにすることができ
る。
【0016】第3の範囲は、略0度以上、略45度未満
までの範囲であるようにすることができる。さらに、第
3の範囲は、略0度、または、略0度以上、略30度以
下までの範囲であるようにすることができる。
【0017】表示部は、画像を表示する表示面上に積層
され、表示面に対する操作を検知するタッチパネルをさ
らに有し、本体部は、タッチパネルにより検出された操
作に対応する所定の情報を取得する取得手段をさらに有
し、表示制御手段は、表示部の表示面の所定の領域に、
タッチパネルを利用して情報を入力するための情報入力
用の画像を表示させるようにさらに制御するようにする
ことができる。
【0018】表示制御手段は、情報入力用の画像とし
て、所定の規則で規定されている文字群のうちの任意の
文字を入力するための文字入力エリアを表す画像を表示
させ、タッチパネルは、文字入力エリアに対する操作の
軌跡を検知し、取得手段は、文字群の中から、タッチパ
ネルにより検知された軌跡に対応する文字を取得するよ
うにすることができる。
【0019】表示制御手段は、情報入力用の画像とし
て、複数のキーから構成されるキーボードを表す画像を
表示させ、タッチパネルは、キーボードに対する操作に
対応する座標を検知し、取得手段は、キーボードの複数
のキーの中から、タッチパネルにより検知された座標に
対応するキーを認識し、認識したキーに割り当てられて
いる情報を取得するようにすることができる。
【0020】本体部の所定の位置であって、表示部が第
2の軸を中心として本体部に対して回動されても、表示
部が接触しない位置に配置される、所定の情報を入力す
る入力手段をさらに有するようにすることができる。
【0021】表示部に表示される画像を、第1の形式に
より記憶する記憶手段と、記憶手段に記憶された画像の
保存形式を、第1の形式から第2の形式に変換する変換
手段と、変換手段により第2の形式に変換された画像
を、他の情報処理装置に提供する提供手段とをさらに有
するようにすることができる。
【0022】表示制御手段は、提供手段により画像が他
の情報処理装置に提供される前に、画像を第2の形式で
提供することを表す情報を生成し、生成した情報を表示
させるように制御するようにすることができる。
【0023】本発明の第1の携帯型情報処理装置の情報
処理方法は、第1の軸を中心として回動して本体部に対
して開閉自在とされるとともに、第1の軸に対して垂直
な第2の軸を中心として本体部に対して回動自在に支持
される表示部の、第2の軸を中心とする回動角度を検出
する検出ステップと、第1の検出ステップの処理により
検出された回動角度が、所定の範囲である場合、表示部
に画像を第1の状態で表示させ、その範囲から外れた場
合、表示部に画像を、第1の状態に対して、上下左右を
反転させた第2の状態で表示させるように制御する表示
制御ステップとを含むことを特徴とする。
【0024】本発明の第1の記録媒体のプログラムは、
第1の軸を中心として回動して本体部に対して開閉自在
とされるとともに、第1の軸に対して垂直な第2の軸を
中心として本体部に対して回動自在に支持される表示部
の、第2の軸を中心とする回動角度を検出する検出ステ
ップと、第1の検出ステップの処理により検出された回
動角度が、所定の範囲である場合、表示部に画像を第1
の状態で表示させ、その範囲から外れた場合、表示部に
画像を、第1の状態に対して、上下左右を反転させた第
2の状態で表示させるように制御する表示制御ステップ
とを含むことを特徴とする。
【0025】本発明の第1のプログラムは、第1の軸を
中心として回動して本体部に対して開閉自在とされると
ともに、第1の軸に対して垂直な第2の軸を中心として
本体部に対して回動自在に支持される表示部の、第2の
軸を中心とする回動角度を検出する検出ステップと、第
1の検出ステップの処理により検出された回動角度が、
所定の範囲である場合、表示部に画像を第1の状態で表
示させ、その範囲から外れた場合、表示部に画像を、第
1の状態に対して、上下左右を反転させた第2の状態で
表示させるように制御する表示制御ステップとをコンピ
ュータに実行させることを特徴とする。
【0026】本発明の第1の携帯型情報処理装置および
方法、第1の記録媒体、並びに、第1のプログラムにお
いては、本体部に対して開閉する場合に利用する第1の
軸に対して垂直な第2の軸を中心として、表示部が回動
されると、その第2の軸を中心とする回動角度が検出さ
れ、検出された回動角度が所定の範囲から外れた場合、
表示部に画像が、その範囲を超えない場合に表示される
第1の状態に対して、上下左右を反転させた第2の状態
で表示される。
【0027】本発明の第2の携帯型情報処理装置は、所
定の条件が満たされた場合、所定の画像を、表示部の表
示面に対して平行に所定の角度だけ回動させて、表示面
に表示させるように制御する表示制御手段を備えること
を特徴とする。
【0028】携帯型情報処理装置が、表示面に対して平
行に略90度だけ回動されたことを表す情報を入力する
入力手段をさらに設け、表示制御手段は、入力手段によ
りその情報が入力された場合、画像を、表示面に対して
平行に略90度だけ回動させて、表示面に表示させるよ
うに制御するようにすることができる。
【0029】被写体を撮像する撮像手段と、撮像手段に
より撮像された被写体の画像を記憶する記憶手段と、上
述した所定の条件が満たされた場合、撮像手段により撮
像された被写体の画像を、表示面に対して、上述した所
定の角度だけ回動させて、記憶手段に記憶させるように
制御する記憶制御手段とをさらに設けるようにすること
ができる。
【0030】本発明の第2の携帯型情報処理装置の情報
処理方法は、所定の条件が満たされた場合、所定の画像
を、表示部の表示面に対して平行に所定の角度だけ回動
させて、表示面に表示させるように制御する表示制御手
段を含むことを特徴とする。
【0031】本発明の第2の記録媒体のプログラムは、
所定の条件が満たされた場合、所定の画像を、表示部の
表示面に対して平行に所定の角度だけ回動させて、表示
面に表示させるように制御する表示制御手段を含むこと
を特徴とする。
【0032】本発明の第2のプログラムは、所定の条件
が満たされた場合、所定の画像を、表示部の表示面に対
して平行に所定の角度だけ回動させて、表示面に表示さ
せるように制御する表示制御手段をコンピュータに実行
させることを特徴とする。
【0033】本発明の第2の携帯型情報処理装置および
方法、第2の記録媒体、並びに、第2のプログラムにお
いては、所定の条件が満たされた場合、所定の画像が、
表示部の表示面に対して平行に所定の角度だけ回動され
て、表示面に表示される。
【0034】本発明の携帯型情報処理装置は、単に静止
画を表示する装置であってもよいが、音声を含む動画を
再生する装置、または、静止画若しくは動画に対して所
定の画像処理を施す装置であってもよい。
【0035】
【発明の実施の形態】図1は、本発明が適用される携帯
型情報処理装置としてのPDAの正面の構成例を表してい
る。
【0036】図1に示されるように、PDA1は、中央の
ヒンジ部12を境に、表示部11と本体部13とに分け
られており、ヒンジ部12を介して折り畳み可能に形成
されている。
【0037】換言すると、表示部11は、後述する図6
に示されるように、軸12−1(仮想的なもの)を中心
として回動して本体部13に対して開閉自在とされてい
る。さらに、表示部11は、軸12−1に対して略垂直
な軸11−6(仮想的なもの)を中心として本体部13
に対して回動自在とされている。即ち、表示部11は、
ヒンジ部12と対向する面11−3(LCD28が設けら
れている面11−1と垂直な図6中下方の面)と平行
に、回動されるようになされている。
【0038】図1に戻り、表示部11の面11−1のほ
ぼ全面には、LCD(Liquid CrystalDisplay)28、およ
び、LCD28の表面上に積層された透明なタッチパネル
36が設けられている。即ち、タッチペン35が、LCD
28上の任意の位置に配置されると、その座標がタッチ
パネル36により検出され、検出された座標に対応する
所定の処理が行われる。
【0039】例えば、いま、LCD28に、図2に示され
るような画像が表示されているものとすると、ユーザ
は、タッチペン35を操作して、ソフトボタン41を押
下する(タッチペン35をソフトボタン41上に配置さ
せる)と、そのソフトボタン41に割り当てられている
アプリケーションソフトウェアが起動される。
【0040】また、タッチパネル36の所定の領域(図
1の例では、LCD28の図中下方の領域)には、文字を
入力するための文字入力エリア29が設けられており、
文字入力エリア29には、図2に示されるような種々の
ソフトボタン(例えば、後述するソフトキーボードを選
択するためのソフトボタン43)、および、所定の規則
に規定されている特殊文字(例えば、書き始めの点、お
よび、書き順が指定されており、かつ、一筆書きで書く
ことが可能な所定の形状の文字)を入力する領域として
の特殊文字入力エリア42が表示される。ユーザが、タ
ッチペン35を操作して、その特殊文字入力エリア42
上にそれらの特殊文字を書くと、その特殊文字が入力さ
れる。即ち、タッチペン35が移動した軌跡がタッチパ
ネル36により検知され、その軌跡に対応する文字が入
力される。
【0041】さらに、ユーザが、タッチペン35を操作
してソフトボタン43を押下すると、文字入力エリア2
9には、図3に示されるソフトキーボード50が表示さ
れる。ユーザが、タッチペン35を操作して、ソフトキ
ーボード上の任意のキーを押下すると、その押下された
キーに対応する文字(または記号等)が入力される。即
ち、タッチペン35が配置されている座標がタッチパネ
ル36により検知され、その座標に対応するキーが認識
され、認識されたキーに割り当てられている文字(また
は記号等)が入力される。
【0042】このように、ユーザは、タッチペン35、
および、ソフトウエアとしての文字入力エリア29を利
用して、容易、かつ迅速に文字を入力することができ
る。なお、LCD28の表示面上全体に渡ってタッチパネ
ル36が積層されているので、文字入力エリア29のLC
D28に対する位置は、図1に示される位置に限定され
ず、例えば、後述するように、図2に示される画像の上
下左右が反転されると、文字入力エリア29は、図1中
上方に配置され、上下逆に表示される。このような場合
においても、ユーザは、上述した例と同様に、文字を入
力することができる。
【0043】図1に戻り、ヒンジ部12には、図中右方
に、PDA1の電源をオンまたはオフ状態にする電源ボタ
ン31が、その左隣に、PDA1に内蔵されているバッテ
リ(図示せず)が充電中の場合には点灯し、充電が終了
すると消灯するLED(Light Emitting Diode)30が、
さらにその左隣に、CMOS(Complementary Metal OxideS
emiconductor)センサよりなる回動可能なカメラ22
が、左端には、カメラ22で被写体を撮像するとき操作
されるキャプチャーボタン23が、それぞれ設けられて
いる。
【0044】即ち、ユーザは、被写体を撮像する場合、
キャプチャーボタン23を1回押下して、カメラ機能
(被写体をカメラ22により撮像し、その撮像された被
写体の画像を記録する機能)を有するアプリケーション
ソフトウェアを起動させ、カメラ22の撮像方向を被写
体に向けるように回動させる。このとき、LCD28に
は、後述するように、カメラ22が撮像している画像
(被写体の画像)が表示されるので、ユーザは、LCD2
8を確認しながらカメラ22の位置を確定し、シャッタ
ーボタンとして機能するキャプチャーボタン23を再度
押下する。これにより、キャプチャーボタン23が押下
された時点のカメラ22により撮像された画像が、PDA
1のメモリ(後述する図24のRAM133等)に記憶さ
れる。
【0045】本体部13の折り畳んだとき表示部11に
対向する面13−1には、図中上方に、PDA1にインス
トールされているアプリケーションソフトウェアのそれ
ぞれを表すシンボルが印刷されたボタン32が設けられ
ており、ユーザがその指でボタン32を押下すると、そ
れに対応するアプリケーションソフトウェアが起動され
る。即ち、ボタン32は、上述した図2のソフトボタン
41に対応するハードウエアとしてのボタンである。
【0046】なお、ボタン32は、面13−1の図1中
上方に配置されているが、後述する図6に示されるよう
に、表示部11が、軸11−6を中心として回動されて
も、表示部11の面(端面)11−3側の左端、もしく
は右端により、押下、または、接触されることがないよ
うに配置されている。
【0047】これにより、表示部11が軸11−6を中
心として回動される場合、表示部11の面(端面)11
−3が、ボタン32に接触して、それを誤って押下して
しまうことを防止することが可能になる。
【0048】なお、ボタン32の配置位置は、図1の例
に限定されず、表示部11の面(端面)11−3の長辺
(面11−3と表示面11−1との接線)の長さなどに
よって任意に定められることが可能である。
【0049】図1に戻り、また、面13−1のボタン3
2が配置されている領域の中央部には、LCD28に表示
されている画像をスクロールするためのスクロールボタ
ン33が設けられている。
【0050】さらに、面13−1のボタン32の下方に
は、文字(記号等を含む)を入力するためのキーボード
34が設けられている。即ち、キーボード34は、上述
した図3のソフトキーボード50に対応するハードウエ
アとしてのキーボードである。
【0051】本体部13の面13−1と垂直な面(側
面)13−2の、図中上方には、後述する図21のリモ
ートコントローラ(以下、単にリモコンと称する)10
1、または、外部のヘッドホンと接続し、接続したそれ
らに音声を出力するためのヘッドホンジャック24が設
けられており、その下方には、押下および回転自在なジ
ョグダイヤル25が面13−2から僅かに突出した状態
で設けられており、その下方には、直前の操作を取り消
したりするためのバックボタン26が設けられており、
さらにその下方には、誤って他のボタンが押下された場
合、それに対応する機能の実行を禁止するためのホール
ドスイッチ27が設けられている。
【0052】本体部13の面13−1,13−3に垂直
な面(図中下側の端面)13−4の、中央部には、後述
する図19に示されるクレードル91等の付属機器を接
続するためのコネクタ67が設けられている。
【0053】図4は、PDA1の裏面の構成例を表してい
る。図4に示されるように、ヒンジ部12の図中左側上
部には、抜き差し自在なメモリスティック(商標)、ま
たは、後述する図22と図23に示される機能拡張モジ
ュール121が装着されるスロット64、メモリスティ
ック内のデータが読み書きされている場合に点灯するラ
ンプ63、および、赤外線で他の装置と通信するための
赤外線ポート62が設けられている。
【0054】本出願人であるソニー株式会社によって開
発されたメモリスティックは、小型薄型形状のプラスチ
ックケース内に電気的に書き換えや消去が可能な不揮発
性メモリであるEEPROM(Electrically Erasable and Pro
grammable Read オンly Memory)の一種であるフラッシ
ュメモリ素子を格納したものであり、画像や音声、音楽
等の各種情報(データ)の書き込みおよび読み出しが可
能となっている。
【0055】またメモリスティックは、大容量化等によ
る内蔵フラッシュメモリの仕様変更に対しても、使用す
る機器で互換性を確保することができる独自のシリアル
プロトコルを採用し、最大書込速度1.5[MB/S] 、最大読
出速度2.45[MB/S]の高速性能を実現していると共に、誤
消去防止スイッチを設けて高い信頼性を確保している。
【0056】従って、PDA1は、このようなメモリステ
ィックを挿着することができるために、メモリスティッ
クを介して他の装置との間でデータの共有化を図ること
ができる。
【0057】本体部13の面13−1の反対側の面13
−3の中央部の図中左側には、PDA1をリセットするた
めのリセットボタン65が設けられており、その下方に
は、音声を出力するためのスピーカ66が設けられてい
る。
【0058】本体部13の面13−1,13−3に垂直
な面(図中下側の端面)13−4の、中央部には、上述
したように、コネクタ67が設けられており、その図中
左方には、タッチペン35を収納する収納口68が設け
られている。
【0059】図5は、PDA1の内部の構成例を表してい
る。図5に示されるように、表示部11は、その外表面
を構成するキャビネット(筐体)71および72の内側
に、上述したLCD28を有している。
【0060】ヒンジ部12は、上述したように、表示部
11が軸12−1を中心として回動して本体部13に対
して開閉自在とされるように、表示部11と本体部13
を支持する支持部73,75、並びに、表示部11が軸
12−1に対して垂直な軸11−6を中心として本体部
13に対して回動自在とされるように、表示部11と本
体部13を支持する支持部74を有している。
【0061】本体部13は、その外表面を構成するキャ
ビネット76および78の内側に、PDA1の動作を制御
する各種の電子部品等が装着された回路基板77を有し
ている。
【0062】キャビネット76には、上述したキーボー
ド34等が配置され、また、回路基板77には、上述し
たカメラ22、スロット64、および、ジョグダイヤル
25等が配置される。
【0063】次に、表示部11の開閉および回動の操作
について、図面を参照して、以下、詳しく説明する。
【0064】図6に示されるように、ユーザは、表示部
11を、軸11−6を中心として回動させることができ
る。さらに、図7に示されるように、ユーザは、表示部
11を、軸11−6を中心として略180度回動させた
後、軸12−1を中心として回動させ、図8に示される
ように、本体部13に対して閉じることができる。即
ち、ユーザは、図1に示される状態のみならず、図8に
示されるような状態で、PDA1を利用することができ
る。
【0065】なお、図8に示される状態のPDA1の6面
図が、図9乃至図14に示されている。即ち、正面図が
図9に、裏面図が図10に、左側面図が図11に、右側
面図が図12に、上面図が図13に、下面図が図14
に、それぞれ示されている。
【0066】図1と図8に示される両方の状態で利用で
きるPDAは、従来にも存在したが、従来のPDAにおいて
は、上述したように、その表示部が回動されると、その
回動された位置によっては、ユーザにとって不自然な方
向に画像が表示されてしまう。
【0067】即ち、例えば、いま、LCD28には、図6
に示されるような文字「F」が表示されているものとす
る。即ち、文字「F」の上方向は、表示部の面11−4
側(図6中上方向)に表示されているものとする。この
場合、従来のPDAにおいては、そのPDAの状態が図8に示
されるような状態になると、面11−4は、図8中下方
向に配置されるので、図示はしないが、あたかも文字
「F」の上下左右が反転されたような画像が、LCD28に
表示されてしまう。
【0068】そこで、本発明のPDA1は、後述するよう
に、表示部11が所定の基準位置から回動された場合、
表示部11の軸11−6を中心とする回動角度を検出
し、その回動角度が、表示部11が回動可能な範囲(こ
の例では、図1に示されるように表示部11が配置され
た場合の回動角度が0度とされると、0度以上180度
以下の範囲)のうちの所定の範囲(この例では、0度以
上180度未満)に含まれる場合、画像(文字「F」)
の上方向を面11−4側とするように、文字「F」をLCD
28に表示させる。
【0069】一方、PDA1は、その回動角度が、その範
囲から外れると(この例では、180度になると)、文
字「F」の上方向を、面(端面)11−4の反対側の面
(端面)11−3側とするように、文字「F」をLCD28
に表示させる。換言すると、PDA1は、表示部11の回
動角度が所定の範囲から外れた場合、回動角度がその範
囲に含まれる場合の画像(例えば、上方向が面11−4
側となる文字「F」)に対して、上下左右を反転させた
画像(例えば、上方向が面11−3と反対側の面11−
3側となる文字「F」)を、LCD28に表示させる。
【0070】具体的には、図6に示される状態の場合、
表示部11の回動角度は180度未満であるので(上述
した所定の範囲に含まれるので)、文字「F」は、その
上方向が面11−4側(図6中上方向)とされるように
LCD28に表示される。
【0071】一方、図7と図8に示される状態の場合、
表示部11の回動角度は180度であるので(上述した
所定の範囲から外れるので)、文字「F」は、その上方
向が面11−4の反対側の面11−3側(図7中下方
向)とされるようにLCD28に表示される。
【0072】このように、PDA1は、その表示部11の
回動および開閉状態によらず、ユーザにとって自然な方
向に画像を表示させることが可能になる。
【0073】また、カメラ22が回動される場合も、そ
の回動された位置によっては、ユーザにとって不自然な
方向に画像が表示されてしまうことがある。そこで、こ
のPDA1は、後述するように、表示部11の回動角度の
みならず、カメラ22が所定の基準位置から回動された
場合、カメラ22の基準位置に対する回動角度をさらに
検出する。そして、PDA1は、検出した回動角度が所定
の範囲から外れた場合、その範囲に含まれる場合に表示
させる画像に対して、上下を反転させた画像をLCD28
に表示させる。
【0074】このように、PDA1は、表示部11の回動
および開閉状態、並びに、カメラ22の回動状態を検出
し、検出した状態を総合的に判断することで、画像の表
示方向を適切に制御している。
【0075】さらに、ユーザは、PDA1が図7に示され
る状態のみならず、図15に示される状態の場合も、表
示部11を、軸12−1を中心として回動させ、本体部
13に対して閉じることができる。即ち、ユーザは、PD
A1を持ち運びする場合等に、PDA1を図16に示される
ような状態(LCD28が本体部13と対向する状態)に
することで(図8に示されるようなLCD28が外側に露
出した状態にしないことで)、PDA1(特にLCD28)を
保護することができる。
【0076】なお、ユーザが、表示部11を、本体部1
3に対して所定の角度まで閉じた状態で、誤ってボタン
32(図1)等を押下した場合、PDA1は、押下された
ボタン32に対応する機能の実行を禁止する(ホールド
スイッチ27(図1)がオンされた場合に対応する機能
を実行する)ようにしてもよい。
【0077】この場合、このPDA1には、例えば、表示
部11が、本体部13と、軸12−1を中心として回動
して本体部13に対して開閉される場合、表示部11の
軸12−1を中心とする回動角度を検出する検出部、お
よび、その回動角度が所定の範囲である場合、所定の機
能の実行を禁止する実行禁止部のそれぞれが、さらに設
けられる。
【0078】検出部として、後述する図24のLCD回転
スイッチ145、または、カメラ回転スイッチ146が
利用可能であり、また、実行禁止部として、後述する図
24のCPU131が利用可能である。
【0079】また、実行禁止部により所定の操作の機能
の実行が禁止される範囲は、特に限定されないが、略0
度以上、略45度未満の所定の角度までの範囲が好適で
ある。
【0080】ただし、ここでは、略0度は、図8または
図16に示されるように、表示部11が、本体部13に
対して完全に閉じられた状態、即ち、PDA1が、図17
に示されるような状態の場合の、表示部11の軸12−
1を中心とする回動角度とされる。
【0081】さらに、略45度未満の所定の角度は、特
に限定されず、例えば、表示部11が本体部13に対し
て完全に閉じた状態(上述した図17に示される状態)
である略0度とされてもよいし(上述した範囲が、略0
度のみとされてもよいし)、PDA1が、図18に示され
るような略30度とされてもよい(上述した範囲が、略
0度以上略30度以下までの範囲とされてもよい)。
【0082】これにより、ユーザが、PDA1を持ち運びす
る場合等に、表示部11を本体部13に対して所定の角
度まで閉じれば、いかなる操作の実行も禁止され、ホー
ルドスイッチ27をわざわざ操作しなくとも、ホールド
スイッチ27を操作したときと同様の効果を奏すること
が可能になる。
【0083】以上、PDA1の基本構成について説明した
が、PDA1には、必要に応じて、さらに以下のような機
能を実現する装置が設けられる。
【0084】即ち、PDA1に対しては、図19に示され
るように、必要に応じて、クレードル91が用意され
る。クレードル91には、タッチペン35を収納するタ
ッチペンホルダ92、PDA1のコネクタ67と接続する
ための本体接続用コネクタ93、他の装置のUSBポート
と接続するためのUSBコネクタ95、USBコネクタ95に
他の装置が接続されている場合、PDA1の内部のデータ
と、他の装置に記録させたPDA1のデータを同期させる
ためのホットシンクボタン94、および、図20に示さ
れるように、AC(Alternating Current)アダプタ97
と接続するためのACアダプタ接続コネクタ96が設けら
れている。
【0085】クレードル91は、図20に示されるよう
に、そのACアダプタ接続コネクタ96に、所定のAC電源
98に接続されたACアダプタ97が接続され、かつ、PD
A1が装着されると(その本体接続用コネクタ93に、P
DA1のコネクタ67が接続されると)、PDA1に内蔵す
るバッテリに対して自動的に充電を開始する。
【0086】さらに、他の装置のUSBポートとUSBコネク
タ95が接続されると、PDA1は、他の装置と、クレー
ドル91を介して相互に通信することができる。換言す
ると、PDA1は、USBポートを有する装置との間におい
て、クレードル91を介してデータの共有化を図ること
ができる。
【0087】また、PDA1に対しては、図21に示され
るように、必要に応じて、音声または音声付動画等の再
生処理を制御するためのリモートコントローラ(リモコ
ン)101が用意される。リモコン101には、音声ま
たは音声付動画等の巻き戻しや早送り等を実行させるた
めのボタン111、再生されている音声の音量を調整す
るためのボタン112、音声または音声付動画等を再生
または停止させるためのボタン113、リモコン101
の誤動作を防止するために他のボタン111乃至113
に対応する動作を禁止するためのボタン114、外部の
ヘッドホン(図示せず)に接続するためのケーブル11
5、および、PDA1のヘッドホンジャック24に接続す
るためのケーブル116が設けられている。
【0088】このように、ユーザは、リモコン101を
利用して、音声または音声付動画等の再生に対する遠隔
操作を行うことができる。
【0089】さらに、PDA1には、図22と図23に示
されるように、必要に応じて、機能拡張モジュール12
1が装着される。
【0090】スロット64にメモリスティックが装着さ
れていない場合、ユーザは、スロット64に装着できる
形状を有する機能拡張モジュール121を、スロット6
4に装着することができる。これにより、機能拡張モジ
ュール121は、それが有する所定の機能を実行するこ
とができる。
【0091】機能拡張モジュール121の形状は、上述
したように、スロット64に装着できる形状、即ち、そ
の接続部がメモリスティック状の形状を有するものであ
れば限定されないが、それが装着される状態で、図23
に示されるように、表示部11が、本体部13に対して
開閉可能な形状を有するものが好適である。
【0092】また、機能拡張モジュール121が有する
機能は、特に限定されない。例えば、ユーザが、PDA1
の位置情報を受信するGPS(Global Positioning System)
受信装置等から構成される機能拡張モジュール(GPSモ
ジュール)121を、PDA1に装着した場合、ユーザ
は、PDA1を、いわゆるナビゲーションシステム装置
(位置の情報を受信し、その位置を地図上に表示させる
装置)として使用することができる。
【0093】例えば、ユーザが、所定の無線LAN通信シ
ステムで規定される通信方式により無線通信を行う通信
装置等から構成される機能拡張モジュール(無線LANモ
ジュール)121を、PDA1に装着した場合、ユーザ
は、PDA1を、その無線LANの通信端末として使用するこ
とができる。
【0094】このように、ユーザは、それぞれ異なる機
能を有する複数の機能拡張モジュール121を保持し、
それらを適宜PDA1に装着することで、PDA1を様々な機
能を有する装置として利用することができる。
【0095】図24は、PDA1の内部の構成例を示すブ
ロック図である。
【0096】CPU(Central Processing Unit)131
は、ROM(Read Only Memory)132に記憶されている
プログラム、または記憶部139からRAM(Random Acce
ss Memory)133にロードされたプログラムに従って
各種の処理を実行する。
【0097】RAM133にはまた、CPU131が各種の処
理を実行する上において必要なデータなども適宜記憶さ
れる。
【0098】CPU131、ROM132、およびRAM133
は、バス134を介して相互に接続されている。このバ
ス134にはまた、LCD28に表示させる画像を制御す
る表示制御部136が接続されている。
【0099】表示制御部136には、CPU131の制御
に基づいて、上述したカメラ22、および、LCD28の
他、VRAM138が接続されている。表示制御部136
は、カメラ22により撮像された画像を、VRAM138に
記憶させ、そのVRAM138に記憶されている画像や、他
のメモリ(RAM133、記憶部139、スロット64に
接続されたメモリスティック143)に記憶されている
画像を、LCD28に表示させる。
【0100】カメラ22は、図25に示されるように構
成される。図25に示されるように、カメラ22には、
所定の方向に走査して、被写体の画像をレンズ161を
介して取り込む撮像素子としてのCMOS(Complementary
Metal Oxide Semiconductor)センサ162、CPU131
の制御に基づいて、CMOSセンサ162による撮像動作を
開始させたり、終了させたりする他、走査方向等を適宜
制御するDSP(Digital Signal Processor)163、お
よび、DSP163の処理を実行させるプログラムや初期
値データを記憶しているEEPROM(Electrically Erasable
and Programmable Read only Memory)164を設けて
いる。
【0101】DSP163には、内蔵RAM165が設けられ
ており、DSP163は、CMOSセンサ162により取り込
まれた画像データを、CMOSセンサ162が走査した順
に、内蔵RAM165に順次記憶させ、CPU131の指示に
基づいて、内蔵RAM165に記憶させた画像データを、
アクセスユニット(フィールドまたはフレーム)を単位
として表示制御部136に供給する。
【0102】図24に戻り、バス134にはさらにま
た、入出力インタフェース135も接続されている。
【0103】入出力インタフェース135には、上述し
たキーボード34、各種ボタン22,32,33、およ
び、ジョグダイヤル25等からなる入力部137、タッ
チパネル36、赤外線通信ポート62、メモリスティッ
ク143若しくは機能拡張モジュール121が装着され
るスロット64、PDA1が内蔵するバッテリ(図示せ
ず)を充電させるとともに、他の外部装置152との通
信の中継装置となるクレードル91等が接続されるコネ
クタ67、並びに、リモコン101若しくはヘッドホン
153と接続される音声出力部としてのヘッドホンジャ
ック24が接続されている。
【0104】なお、タッチパネル36により検出された
座標は、入出力インタフェース135、バス134を介
してCPU131に提供され、CPU131は、提供されたそ
の座標に対応する所定の情報を取得する。
【0105】入出力インタフェース135にはまた、必
要に応じて、ハードディスクなどより構成される記憶部
139が接続される。外部装置152に適宜装着される
磁気ディスク、光ディスク、光磁気ディスク、或いは半
導体メモリなどから読み出されたコンピュータプログラ
ムは、赤外線ポート62を介する無線通信、無線LANモ
ジュール(機能拡張モジュール)121を介する無線通
信、または、クレードル91を介する有線通信等の手段
により、必要に応じてPDA1に対して供給され、記憶部
139にインストールされる。または、スロット64に
適宜装着されるメモリスティック143から読み出され
たコンピュータプログラムも、必要に応じて記憶部13
9にインストールされる。
【0106】入出力インタフェース135にはさらにま
た、表示部11が本体部13に対して閉状態の場合、オ
ン状態となり、かつ、表示部11が本体部13に対して
開状態の場合、オフ状態となるLCD開閉スイッチ14
4、表示部11が所定の回動角度以上回動された場合に
オン状態となるLCD回転スイッチ145、および、カメ
ラ22が所定の回動角度以上回動された場合にオン状態
となるカメラ回転スイッチ146が設けられている。
【0107】即ち、この例においては、CPU131は、L
CD開閉スイッチ144、LCD回転スイッチ145、およ
び、カメラ回転スイッチ146の、それぞれのオン状態
またはオフ状態に基づいて、表示部11の本体部13に
対する開閉の状態(以下、LCD開閉状態と称する)、お
よび回動状態、並びに、カメラ22の回動状態を認識す
る。
【0108】次に、図26のフローチャートを参照し
て、図1のPDA1の各種機能のうちの上述したカメラ機
能に対応する撮像処理について説明する。
【0109】いま、例えば、PDA1の電源がオンされて
いる状態で、ユーザが図1のキャプチャーボタン23を
押下したものとする。
【0110】このとき、図24のCPU131は、ROM13
2に記録されている、カメラ機能を実現するアプリケー
ションソフトを起動させ、カメラ22による撮像を開始
させる。これにより、撮像処理が開始される。
【0111】ステップS1において、CPU131は、表
示部11のLCD開閉状態、および、表示部11の、図6
に示される軸11−6を中心とする回動角度(以下、LC
D回動角と称する)、並びに、カメラ22の、図6に示
される軸12−1を中心とする回動角度(以下、カメラ
回動角と称する)を検出する。
【0112】LCD回動角およびカメラ回動角の基準は、
特に限定されないが、この例においては、PDA1が図1
5に示される状態である場合のLCD回動角が略0度(基
準位置)とされるものとする。また、PDA1が図27に
示される状態である場合、即ち、表示部11が本体部1
3に対して閉状態とされた場合に、表示部11と対向す
る本体部13の面13−1の法線171と、カメラ22
の撮像方向172とが垂直になるように、カメラ22が
配置されるとき、カメラ回動角が略0度(基準位置)と
されるものとする。
【0113】具体的には、ステップS1において、CPU
131は、LCD開閉スイッチ144、LCD回転スイッチ1
45、および、カメラ回転スイッチ146の、それぞれ
のオン状態またはオフ状態を、入出力インタフェース1
35およびバス134を介して取得することで、LCD開
閉状態、LCD回動角、および、カメラ回動角を検出す
る。
【0114】なお、LCD回転スイッチ145がオン状態
となるLCD回動角の範囲は、特に限定されないが、この
例においては、略180度以上とされるものとする。た
だし、この例においては、表示部11が回動可能な範囲
は、上述したように、略0度から略180度までの範囲
とされるので、LCD回転スイッチ145がオン状態とな
るのは、実際には、LCD回動角が180度の場合(表示
部11を折り畳んだ場合に、LCD28が外部に露出しな
い状態のとき)のみである。
【0115】即ち、表示部11が、図31、図32、図
33、図38、および、図39に示されるように配置さ
れている場合、LCD回転スイッチ145はオン状態とな
り、一方、表示部11が、図34、図35、図36、お
よび、図37に示されるように配置されている場合、LC
D回転スイッチ145はオフ状態となる。
【0116】また、カメラ22の回動可能な範囲も、特
に限定されないが、この例においては、図27と図28
に示されるように、略0度から略270度の範囲とされ
るものとする。さらに、カメラ回転スイッチ146がオ
ン状態となるカメラ回動角の範囲は、特に限定されない
が、表示部11の本体部13に対する最大開き角度と一
致する角度以上、略270度以下の範囲とされるものと
する。即ち、表示部11の本体部13に対する開き角度
が、図30に示されるように、略0度から略160度の
範囲とされた場合、カメラ回転スイッチ146は、その
範囲においてオフ状態となり、図29に示されるよう
に、その範囲を超えた、略160度から略270度まで
の範囲で、オン状態となる。
【0117】これにより、表示部11の開き角度によら
ず(開き角度が略160度であっても)、被写体がユー
ザ自身とされる場合、カメラ回転スイッチ146は必ず
オフ状態となる。
【0118】即ち、カメラ22が、図34、図36、お
よび、図38に示される位置に配置される場合、カメラ
回転スイッチ146はオフ状態となり、一方、カメラ2
2が、図31、図32、図35、図37、および、図3
9に示される位置に配置される場合、カメラ回転スイッ
チ146はオン状態となる。
【0119】CPU131は、LCD開閉スイッチ144、LC
D回転スイッチ145、および、カメラ回転スイッチ1
46のそれぞれのオン状態およびオフ状態を認識するこ
とで、PDA1が図31乃至図39のうちのいずれの状態
にあるのかを推定することができる。
【0120】このような、LCD開閉スイッチ144、LCD
回転スイッチ145、および、カメラ回転スイッチ14
6のそれぞれのオン状態およびオフ状態と、PDA1の状
態(図31乃至図39のそれぞれの状態)との関係が、
次の表1に示されている。
【0121】
【表1】
【0122】なお、表1の「表示」、「反転」、およ
び、「180度回動」の項目については、後述する。
【0123】図26に戻り、ステップS2において、CP
U131は、ステップS1の処理で検出したカメラ回動
角が所定の範囲から外れたか否かを判定する。
【0124】この例においては、図34に示されるPDA
1の状態を、PDA1の基本状態と称する。換言すると、L
CD開閉スイッチ144、LCD回転スイッチ145、およ
び、カメラ回転スイッチ146の全てがオフ状態である
場合のPDA1の状態が、基本状態とされる。ただし、こ
の基本状態は、単に、以下の説明を容易にすることを目
的として便宜上設定したものであり、例えば、図31に
示されるようなPDA1が通常利用される状態が基本状態
とされてもよい。
【0125】具体的には、CPU131は、ステップS2
において、カメラ回転スイッチ146がオフ状態である
場合(カメラ22の回動角が、略0度以上略160度未
満の範囲に含まれる場合)、カメラ回動角が所定の範囲
から外れていないと判定し、ステップS3の処理を行わ
ずに、ステップS4の処理を開始する。
【0126】例えば、図34に示されるように、ユーザ
182が、自分自身を被写体として撮影する場合、カメ
ラ22は、標準の方向、即ち、図中ユーザ182の頭部
から足の方向に走査して、ユーザ182の画像を取り込
むので、その取り込まれた画像は、特別の処理が施され
なくても、後述するステップS7の処理で、LCD28に
正常に表示される。従って、このような場合、CPU13
1は、画像を反転させる必要がないと認識し、画像の反
転処理を実行しない。
【0127】一方、CPU131は、ステップS2におい
て、カメラ回転スイッチ146がオフ状態である場合
(カメラ22の回動角が、略160度以上、略270度
未満の場合)、カメラ回動角が所定の範囲から外れたと
判定し、ステップS3において、画像の上下を反転させ
る。
【0128】例えば、図35に示されるように、ユーザ
182が、他人181を被写体として撮像する場合、カ
メラ22は、図34の位置に対して、ほぼ上下が反転さ
れるように配置されるので、上述した標準の方向のまま
走査すると、図35で、他人181の足から頭部の方向
に走査して、他人181の画像を取り込むことになる。
従って、このようにして取り込まれた他人181の画像
に対して、特に何の処理も施さないと、図示はしない
が、後述するステップS7の処理で、他人181の頭部
が下に配置され、足が上に配置された他人181の画像
が、LCD28に表示されてしまう。そこで、このよう
な場合、CPU131は、画像の上下を反転させる。
【0129】より具体的には、CPU131は、ステップ
S2において、カメラ回転スイッチ146がオフ状態か
らオン状態になると、それを検知して、ステップS3に
おいて、カメラ22のDSP163に対して、画像の上下
を反転させることを指示する。
【0130】このとき、図41に示されるように、CMOS
センサ162は、図中左上から右下に向かって順次走査
して、画像191を取り込み、DSP163に供給する。
【0131】DSP163は、その走査の順に供給されて
くる画像データを、内蔵RAM165に順次記憶させる。
即ち、DSP163は、走査線192−1乃至192−4
を、その順序で内蔵RAM165に順次記憶させる。DSP1
63は、通常の読み出しがCPU131から指令された場
合、内蔵RAM165から走査線192−1乃至192−
4を、その順番で左上から右下方向に読み出す。
【0132】これに対して、DSP163は、上下反転し
た読み出しが指令された場合(画像の上下を反転させる
指令がされた場合)、走査線192−4,192−3,
192−2,192−1の順番で、左下から右上方向に
画像データを読み出し、表示制御部136に順次供給す
る。
【0133】表示制御部136は、このような順番で供
給された走査線192−4乃至192−1を、画像19
3として、VRAM138に記憶させる。そして、後述する
ステップS7の処理で、表示制御部136が、CPU13
1の制御に基づいて、VRAM138よりその画像193を
標準の順序で読み出し、LCD28に表示させると、LCD2
8には、取り込まれた画像191に対して、上下が反転
された画像193が表示される。
【0134】このように、例えば、PDA1が図35に示
されるような状態である場合(他人181を撮像する場
合)、ステップS2とS3の処理で画像の上下が反転さ
れるので、後述するステップS7の処理で表示される画
像の上方向は、図中示されるように、実際の上方向(LC
D28を見るユーザ182の上方向)とほぼ一致する。
【0135】図26に戻り、ステップS4において、CP
U131は、ステップS1の処理で検出したLCD回動角が
所定の範囲から外れているか否かを判定する。
【0136】具体的には、CPU131は、LCD回転スイッ
チ145がオフ状態である場合(LCD回動角が、略0度
以上略180度未満である場合)、ステップS4におい
て、LCD回動角が所定の範囲から外れていないと判定
し、ステップS5の処理を実行せずに、ステップS6の
処理を開始する。
【0137】例えば、PDA1が図34に示されるような
状態である場合、撮像されたユーザ182の画像は、特
別の処理が施されなくても、後述するステップS7の処
理で、LCD28に正常に表示される。従って、このよう
な場合、CPU131は、画像を反転させる必要がないと
認識し、画像の反転処理を実行しない。
【0138】一方、CPU131は、LCD回転スイッチ14
5がオン状態である場合(表示部11の回動角が、略1
80度である場合)、ステップS4において、LCD回動
角が所定の範囲から外れたと判定し、ステップS5にお
いて、画像の上下左右を反転させる。換言すると、CPU
131は、画像を、表示部11の表示面11−1に対し
て平行に略180度回動させる。
【0139】例えば、ユーザが、PDA1の使用状態を、
図34に示される状態から図33に示される状態に変更
した場合(表示部11を図34に示される状態から、図
6、および図7に示される状態を経由して、図8(図3
3)に示される状態に変更した場合)、上述したよう
に、何の処理も施されないと、図示はしないが、後述す
るステップS7の処理で、ユーザ182の頭部が図33
中下に配置され、足が上に配置された画像が、LCD28
に表示されてしまう。そこで、このような場合、CPU1
31は、画像の上下左右を反転させる。
【0140】より具体的には、CPU131は、ステップ
S4において、LED回転スイッチ145がオフ状態から
オン状態になると、それを検知して、ステップS5にお
いて、図42に示されるように、表示制御部136に対
して、VRAM138に記憶されている画像201のデータ
を、標準の読み出し方向(左上から右下方向)とは逆方
向(右下から左上方向)に読み出すように指示する。
【0141】これにより、後述するステップS7の処理
で、表示制御部136が、CPU131の制御に基づい
て、VRAM138よりCPU131により指示された順序
(標準とは逆の順序)で読み出す。即ち、VRAM138
は、走査線202−4の図中右端の画素データから読み
出しを開始し、図中右から左方向に向かって走査線20
2−4を読み出し、次に、走査線202−3,202−
2,および202−1のそれぞれを、図中右から左に向
かって読み出し、LCD28に表示させる。これにより、L
CD28には、取り込まれた画像191(図41)に対し
て、上下左右が反転された画像が表示される。
【0142】このように、例えば、PDA1が図33に示
されるような状態である場合、ステップS4とS5の処
理で画像の上下左右が反転されるので、後述するステッ
プS7の処理で表示される画像の上方向は、図中示され
るように、実際の上方向とほぼ一致する。
【0143】なお、画像を、上下左右に反転させるか否
かが判定される場合(ステップS4の処理が実行される
場合)、上述したように、LCD回動角のみが参照され
て、LCD開閉状態は参照されない。
【0144】即ち、上述したように、ユーザが、PDA1
の状態を、図6の状態から図7の状態を経由して図8の
状態とさせた場合、図8の状態になって初めて画像(文
字「F」)の上下左右が反転されるのではなく、図7の
状態(表示部11が図7中水平方向に略180度回動さ
れたが、まだ表示部11が閉状態でない状態)とされた
ときに、画像(文字「F」)の上下左右が反転される。
これにより、例えば、図40に示されるように、ユーザ
182が自分自身を撮影する場合、PDA1を保持するこ
となく立て掛けて、撮影する場合、LCD28に正常に表
示された画像をモニタすることが可能になる。
【0145】なお、PDA1の使用状態が図31や図32
に示されるような場合においては、ステップS2とS3
の処理で、画像の上下が反転され、さらに、ステップS
4とS5の処理で、その画像の上下左右が反転される。
【0146】即ち、図43に示されるように、例えば、
いま、DSP163は、CMOSセンサ162により取り込ま
れた図41と同様の画像191を、内蔵RAM165に記
憶させたものとする。なお、図中「A」は、走査線19
2−1の左端の画像データ(CMOSセンサ162により最
初に取り込まれた画素データ)、「B」は、走査線19
2−1の右端の画像データ(CMOSセンサ162により、
走査線192−1のうちの最後に取り込まれた画素デー
タ)を、それぞれ表しているものとする。
【0147】この場合、PDA1の使用状態が図31や図
32に示されるような場合においては、ステップS2の
処理でカメラ回動角が所定の範囲から外れたと判定さ
れ、ステップS3の処理で、DSP163は、内蔵RAM16
5より、走査線192−4,192−3,192−2,
192−1の順番で、左下から右上方向に画像データを
読み出し、表示制御部136に順次供給する。表示制御
部136は、このような順番で供給された走査線192
−4乃至192−1を、画像193として、VRAM138
に記憶させる。
【0148】次に、ステップS4の処理でカメラ回動角
が所定の範囲から外れたと判定され、ステップS5の処
理で、CPU131は、表示制御部136に対して、VRAM
138に記憶されている画像193のデータを、標準の
読み出し方向(左上から右下方向)とは逆方向(右下か
ら左上方向)に読み出すように指示する。
【0149】そして、ステップS6の処理で、画像を表
示させると判定され、後述するステップS7の処理で、
表示制御部136は、VRAM138より、画像193を、
CPU131により指示された順序(標準とは逆の順序)
で読み出す。即ち、表示制御部136は、走査線192
−1の図中右端の画素データ(「B」の画素データ)か
ら読み出しを開始し、図中右から左方向に向かって走査
線192−1を読み出し、次に、走査線192−2,1
92−3,および、192−4のそれぞれを、図中右か
ら左に向かって読み出し、LCD28に表示させる。結
局、これにより、LCD28には、取り込まれた画像19
1に対して、上下は反転されず、左右のみが反転された
画像(「B」の画素データが左上に配置される画像)2
05が表示される。
【0150】従って、後述するステップS7の処理で表
示される他人181の画像の上方向は、図31や図32
に示されるように、実際の上方向とほぼ一致する。
【0151】図26に戻り、ステップS6において、CP
U131は、画像を表示させるか否かを判定する。
【0152】具体的には、CPU131は、LCD開閉スイッ
チ144がオン状態であり、かつ、LCD回転スイッチ1
45がオフ状態である場合(PDA1が図36または図3
7に示される状態である場合)、表示部11の表示面1
1−1は、ユーザに対して露出していないので、ステッ
プS6において、画像を表示させないと判定し、ステッ
プS11において、画像を表示させないように、表示制
御部136に指示する。そして、CPU131は、ステッ
プS10において、カメラ機能が解除されたか否かを判
定し、カメラ機能が解除されたと判定した場合、その処
理を終了するが、カメラ機能が解除されていないと判定
した場合、ステップS1に戻りそれ以降の処理を繰り返
す。
【0153】一方、CPU131は、PDA1が図36と図3
7に示される状態以外の場合(表示部11の表示部11
−1が外部に露出している場合)、ステップS6におい
て、画像を表示させると判定し、ステップS7におい
て、表示制御部136を制御して、カメラ22により撮
像された画像(必要に応じてステップS3やステップS
5の処理で反転された画像)をLCD28に表示させる。
【0154】具体的には、表示制御部136は、カメラ
22により撮像された画像を、VRAM138に記憶させ、
CPU131より表示の指示がなされると、VRAM138に
記憶された画像を読み出し、LCD28に表示させる。
【0155】ステップS8において、CPU131は、シ
ャッター(キャプチャーボタン23)が押されたか否か
を判定し、シャッターが押されていないと判定した場
合、ステップS10において、カメラ機能が解除された
か否かを判定し、それ以降の処理を繰り返す。即ち、カ
メラ機能が解除されるまで、CPU131は、カメラ22
により撮像された画像(必要に応じてステップS3やス
テップS5の処理で反転された画像)をLCD28に常時
表示させる。ただし、上述したように、PDA1が図36
または図37の状態である場合は、LCD28に画像は表
示されない。
【0156】いま、ユーザが、図1のキャプチャーボタ
ン23を押下したものとする。このとき、CPU131
は、ステップS8において、キャプチャーボタン23
(入力部137)が押されたことを表す情報を、入出力
インタフェース135、および、バス134を介して取
得し、これにより、シャッターが押されたと判定し、ス
テップS9において、いまカメラ22により撮像された
画像(CMOSセンサ162により取り込まれたままのオリ
ジナルの画像)を、RAM133等の所定の領域に記憶さ
せ、ステップS10において、カメラ機能が解除された
か否かを判定し、それ以降の処理を繰り返す。
【0157】このように、PDA1がいかなる状態であっ
ても、CPU31は、ステップS2およびS3の処理、並
びに、ステップS4およびS5の処理を組み合わせるこ
とで、LCD28に表示させる画像の上方向を、常に実際
の上方向にほぼ一致させることが可能になる。従って、
このようなPDA1は、上述した第1の課題を解決するこ
とが可能になる。
【0158】なお、上述した例においては、ステップS
2およびS3の処理、ステップS4およびS5の処理、
並びに、ステップS6の処理は、その順番で実行された
が、この順番に限定されず、CPU131は、それらの処
理を任意の順番で実行してもよい。さらに、CPU131
は、それぞれの処理を、独立、かつ、並行して実行して
もよいし、1つの処理として同時に実行してもよい。例
えば、上述した表1が予めROM132等に記録されてい
れば、CPU131は、その表1を参照して、画像の上下
を反転させるか否か、画像の上下左右を反転させるか否
か、および、画像を表示させるか否かを同時に判定する
ことができる。
【0159】なお、表1において、「表示」の項目に示
されている、「○」は、画像をLCD28に表示させるこ
とを意味しており、「×」は、画像をLCD28に表示さ
せないことを意味している。同様に、「反転」の項目に
示されている、「○」は、画像の上下を反転させること
を意味しており、「×」は、画像を反転させないことを
意味している。「180度回転」の項目に示されてい
る、「○」は、画像の上下左右を反転させることを意味
しており、「×」は、画像を反転させないことを意味し
ている。
【0160】なお、この例においては、LCD開閉状態、L
CD回動角、および、カメラ回動角の検出には、対応する
LCD開閉スイッチ144、LCD回転スイッチ145、また
は、カメラ回転スイッチ146が用いられたが、これら
に限定されるものでなく、PDA1に搭載され、かつ、表
示部11の開閉若しくは回動状態、または、カメラ22
の回動状態を検出できるものであればよい。さらに、こ
こにおける角度の検出としては、実際の絶対的または相
対的角度を検出するようにしてもよいし、所定の角度の
位置を検出するようにしてもよい。
【0161】また、表示部1の回動される方向および範
囲、カメラ22の回動される方向および範囲は、上述し
た例に限定されるものでなく、任意の方向および任意の
範囲とされてもよい。
【0162】さらに、この例においては、LCD回転スイ
ッチ145がオン状態とされた場合、CPU131は、画
像の上下左右を反転させるようにしているが、上下を反
転させるようにしてもよい。同様に、カメラ回転スイッ
チ146がオン状態とされた場合、CPU131は、画像
の上下を反転させるようにしているが、上下左右を反転
させるようにしてもよい。さらにまた、必要に応じて、
CPU131は、適宜任意の角度を設定して、その角度で
画像を回動させてもよいし、左右を反転させてもよい。
【0163】次に、図44のフローチャートを参照し
て、図1のPDA1の各種機能のうちの上述したカメラ機
能に対応する撮像処理の他の例を説明する。
【0164】この例においては、図45に示されるよう
に、カメラ22が上方向となるように配置される位置
が、標準の使用位置として規定されているものとする。
【0165】さらに、この例においては、PDA1は、標
準の使用位置のみならず、例えば、図46に示されるよ
うに、表示部11−1に対して平行に略90回動された
状態(カメラ22が右(または左)側に配置される状
態)でも利用可能とされる。
【0166】ユーザは、図45に示される標準の使用で
はなく、図46に示される、表示部11−1に対して平
行に略90度回動させた状態(以下、このような状態
を、90度回動位置と称する)で利用する場合、PDA1
に、それを指示するために、この例においては、図47
に示されるソフトボタン212を押下する。これによ
り、PDA1は、標準の使用位置で利用するモード(以
下、通常モードと称する)から、90度回動位置で利用
するモード(以下、回転モードと称する)に移行する。
【0167】このようにソフトボタン212は、通常モ
ードから回転モードに移行させるためのボタンであるの
で、以下、回転モードボタンと称する。
【0168】なお、標準の使用位置は、この例における
位置に限定されず、製造者等は、PDA1の任意の状態を標
準の使用位置として規定し、PDA1を製造することができ
る。
【0169】いま、例えば、PDA1の電源がオンされて
いる状態で、ユーザが図1のキャプチャーボタン23を
押下したものとすると、図24のCPU131は、ROM13
2に記録されている、カメラ機能を実現するアプリケー
ションソフトを起動させ、カメラ22による撮像を開始
させる。これにより、撮像処理が開始される。
【0170】このとき、LCD28には、例えば、図47
に示されるような画像が表示されるものとする。即ち、
この例では、領域201には、カメラ22により撮像さ
れた画像211が、その下方の領域202には、撮像処
理を実行するために必要な各種のソフトボタン212乃
至216が、また、さらにその下方の画像入力エリア2
9には、上述した各種の画像が、それぞれ表示されるも
のとする。ただし、図47においては、領域201およ
び202、並びに、文字入力エリア29に表示される各
画像の上方向は、標準位置の上方向(LCD28のヒンジ
部12側)とされる。
【0171】また、カメラ22により撮像された画像の
中で、撮像しているその時点の画像を、以下、モニタ画
像と称し、一方、後述するステップS36の処理で、シ
ャッターが押されて、メモリ(RAM133等)に記憶さ
れた画像を、記録画像と称する。即ち、図47におい
て、領域201に表示されている画像211は、モニタ
画像である。
【0172】図44に戻り、ステップS31において、
CPU131は、回転モードボタン212が押下されたか
否かを判定し、回転モードボタン212が押下されてい
ないと判定した場合、ステップS32において、通常モ
ード撮像処理を実行し、その後、ステップS40におい
て、カメラ機能が解除されたか否かを判定し、カメラ機
能が解除されたと判定したとき、その処理を終了する、
一方、CPU131は、カメラ機能が解除されていないと
判定したとき、ステップS31に戻り、回転モードボタ
ン212が押下されたか否かを再度判定し、それ以降の
処理を繰り返す。
【0173】なお、この例においては、上述した図26
のフローチャートのステップS1乃至S9の処理に対応
する処理を、「通常モード撮像処理」と称し、この「通
常モード撮像処理」においては、ユーザは、PDA1を通
常使用位置に配置し(保持し)、PDA1を利用するもの
とする。
【0174】いま、ユーザが、図46に示されるよう
に、PDA1を、90度回動位置に配置したものとする。
この場合、LCD28には、「通常モード撮像処理」と同
様に、図48に示されるような画像が表示される。この
とき、図に示されるように、カメラ22により撮像され
たモニタ画像221の上方向は、実際の上方向に一致す
るが、回転モードボタン212乃至216のそれぞれの
上方向は、実際の水平右方向になる。
【0175】そこで、ユーザは、90度回動位置で利用
するとき操作される回転モードボタン212を押下す
る。
【0176】図44に戻り、この場合、CPU131は、
ステップS31において、回転モードボタン212が押
下されたことを検知し(回転モードボタン212が押下
されたと判定し)、ステップS33において、ソフトボ
タン212乃至216を、表示面11−1に対して平行
に略90度回動させる。
【0177】ステップS34において、CPU131は、表
示制御部136を制御して、ステップS33の処理で回
動させたソフトボタン212乃至216、および、通常
方向のモニタ画像をLCD28に表示させる。
【0178】これにより、図49に示されるような画像
が表示される。このとき、図に示されるように、モニタ
画像221のみならず、ソフトボタン212乃至216
の上方向も、実際の上方向に一致する。
【0179】図44に戻り、ステップS35において、
CPU131は、シャッター(キャプチャーボタン23、
または、図49に「C」と表示されているソフトボタン
215)が押されたか否かを判定し、シャッターが押さ
れていないと判定した場合、ステップS40において、
カメラ機能が解除されたか否かを判定し、解除されてい
なければ、ステップS31に戻り、それ以降の処理を繰
り返す。即ち、カメラ機能が解除されるまで、CPU13
1は、モニタ画像、または、後述する記録画像をLCD2
8に常時表示させる。
【0180】いま、ユーザが、図1のキャプチャーボタ
ン23、または、ソフトボタン215を押下したものと
する。このとき、CPU131は、ステップS35におい
て、シャッターが押されたと判定し、ステップS36に
おいて、その時点においてカメラ22により撮像されて
いた画像(LCD28に表示されていたモニタ画像21
1)を、略90度回動させて、RAM133等の所定の領
域に記憶させる。
【0181】具体的には、例えば、いま、図50に示さ
れるような、画像231のデータがVRAM138に記憶さ
れているものとする。即ち、LCD28には、モニタ画像
として、画像231が表示されているものとする。
【0182】この場合、図51に示されるように、CPU
131は、表示制御部136を制御して、VRAM138に
記憶されているモニタ画像231のデータを、走査線2
41−1乃至241−3として、その順番で順次読み出
し、例えば、バス134を介してRAM133に記憶させ
る。または、CPU131は、必要に応じて、バス13
4、入出力インタフェース135、および、スロット6
4を介してメモリスティック143に記憶させる。
【0183】即ち、RAM133には(さらに、必要に応
じてメモリスティック143には)、図52に示される
ように、図50の画像231に対して、略90度回動さ
れた画像251が、記録画像として記憶される。例え
ば、いま、モニタ画像231の縦と横のサイズ比が24
0対320とされた場合、RAM133には、縦と横のサ
イズ比が320対240となる画像251が、記録画像
として記憶される。
【0184】図44に戻り、CPU131は、ステップS
37において、記録画像の表示が指示されたか否かを判
定し、記録画像の表示が指示されていないと判定した場
合、ステップS40に進み、それ以降の処理を繰り返
す。
【0185】一方、ステップS37において、CPU13
1は、記録画像の表示が指示されたと判定した場合、ス
テップS38において、ステップS36の処理でRAM1
33等に記憶させた記録画像を、表示制御部136を制
御して、LCD28に表示させる。
【0186】具体的には、CPU131は、図52に示さ
れるような、記録画像251のデータを、走査線241
−1乃至241−3として、その順番で順次読み出し、
表示制御部136に供給する。表示制御部136は、CP
U131の制御に基づいて、順次供給されてくる走査線
241−1乃至241−3のそれぞれを、VRAM138に
取り込んだ後、それを読み出してLCD28に表示させ
る。
【0187】ステップS39において、CPU131は、
記録画像の表示解除が指示されたか否かを判定し、記録
画像の表示解除が指示されていないと判定した場合、ス
テップS38に戻り、それ以降の処理を繰り返す。即
ち、LCD28には、記録画像が引き続き表示される。
【0188】一方、CPU131は、ステップS39にお
いて、記録画像の表示解除が指示されたと判定した場
合、ステップS40に進み、それ以降の処理を繰り返
す。即ち、LCD28には、記録画像の表示が消去され
て、モニタ画像が表示される。
【0189】このように、この例においては、ユーザ
は、PDA1を、標準の使用位置から、90度回動位置に
変更して利用する場合、回転モードボタン212を押下
する。これにより、PDA1の状態が90度回動位置であ
ることを表す情報(回転モードに移行させる指示を表す
情報)がPDA1に入力され、所定の画像(この例では、
ソフトボタン212乃至216)が、表示面11-1に
対して平行に略90度回動されて、LCD28に表示され
る。これにより、上述したように、ソフトボタン212
乃至216の上方向と、実際の上方向が一致する。
【0190】さらに、シャッターボタン(図1のキャプ
チャーボタン23、または、図47のソフトボタン21
5)が押下されると、モニタ画像を、略90度回動させ
てRAM133等に記録画像として記憶させる。
【0191】このように、ユーザは、標準の使用位置の
みならず90度回動位置においても、PDA1を利用でき
るので、上述した第2の課題を解決することが可能にな
る。
【0192】なお、この例においては、PDA1の状態が
90度回動位置とされる場合の例を説明したが、PDA1
は、その表示面11−1に対して平行に任意の角度だけ
回動された状態で、利用されてもよい。
【0193】また、利用可能なPDA1の状態として、この
例においては、標準の使用位置と90回動位置の2つの
状態とされたが、さらに多くの状態でも利用可能とされ
てもよい。
【0194】ただし、2つの状態(例えば、標準の使用
位置と90度回動位置)が利用可能である場合には、上
述したように、それら2つの状態の切換をPDA1に認識
させるために、回転モードボタン212のみが利用され
ればよいが、3つ以上の状態が利用可能である場合に
は、それら複数の状態の切換をPDA1に認識させるため
に、回転モードボタン212とは異なる入力手段が必要
とされる。例えば、このような入力手段として、上述し
た文字入力エリア29が適用されてもよい。この場合、
例えば、ユーザは、その文字入力エリア29に、PDA1
の回動角を書くことで、その回動角度を入力することが
可能になる。また、例えば、入力手段として、PDA1の
回動角を実際に測定するセンサが、PDA1に設けられる
ようになされてもよい。
【0195】次に、図53のフローチャートを参照し
て、図1のPDA1の各種機能のうちの上述したカメラ機
能に対応する撮像処理のさらに他の例を説明する。
【0196】いま、例えば、PDA1の電源がオンされて
いる状態で、ユーザが図1のキャプチャーボタン23を
押下したものとすると、図24のCPU131は、ROM13
2に記録されている、カメラ機能を実現するアプリケー
ションソフトを起動させ、カメラ22による撮像を開始
させる。これにより、撮像処理が開始される。
【0197】このとき、LCD28には、例えば、図54
に示されるような画像が表示されるものとする。即ち、
領域201には、カメラ22により撮像されたモニタ画
像が、その下方の領域202と、さらにその下方の画像
入力エリア29には、上述した各種の画像が、それぞれ
表示されるものとする。ただし、図54の例では、領域
201の範囲に、カメラ22の撮像範囲に対応する32
0×240ピクセルの画像が表示されている。
【0198】図53に戻り、ステップS61において、
CPU131は、後述するステップS64の処理で画像を
メモリスティック143に記憶させる場合のサイズ(記
録画像のサイズ)として、所定のサイズを指定し、バス
134、および、スロット64を介してメモリスティッ
ク143の所定の領域に記憶させる。
【0199】この例においては、ユーザにより、記録画
像のサイズとして、例えば、3つのサイズ(320×2
40ピクセル、160×120ピクセル、および、88
×88ピクセル)の中から任意の1つが選択され、CPU
131は、選択されたそのサイズを、これから利用する
ものとして指定するものとする。
【0200】なお、記録画像のサイズは、上述した例に
限定されず、カメラ22の撮像範囲に対応するサイズ
(この例では、320×240ピクセル)以内のサイズ
であれば、特に限定されない。
【0201】ステップS62において、CPU131は、表
示制御部136を制御して、ステップS61の処理でメ
モリスティック143に記憶させたサイズで、モニタ画
像をLCD28に表示させる。
【0202】例えば、320×240ピクセルのサイズ
が指定された場合、図54に示されるように、LCD28
の領域201の中の、領域201と同サイズ(320×
240ピクセルに対応する)の領域261に、モニタ画
像が表示される。
【0203】例えば、160×120ピクセルのサイズ
が指定された場合、図55に示されるように、LCD28
の領域201の中の、略中央の160×120ピクセル
に対応する領域262にモニタ画像が表示され(320
×240ピクセルのモニタ画像のうちの、160×12
0ピクセルの範囲のみが表示され)、かつ、領域262
を除く周囲の領域263には、その範囲の部分は、記録
画像として記録されないことを表す画像(この例では、
灰色の無模様のマスク画像)が表示される。
【0204】換言すると、CPU131は、カメラ22の
撮像範囲に対応する320×240ピクセルの領域20
1の中の、指定されたサイズ160×120ピクセルに
対応する範囲262に、カメラ22により撮像されたモ
ニタ画像を表示させ、かつ、領域262を除く周囲の領
域263には、カメラ22により撮像されたモニタ画像
を表示させることを禁止させる。
【0205】同様に、例えば、88×88ピクセルのサ
イズが指定された場合、図56に示されるように、LCD
28の領域201の中の、略中央の指定されたサイズ8
8×88ピクセルに対応する領域264にモニタ画像が
表示され(320×240ピクセルのモニタ画像のうち
の、88×88ピクセルの範囲のみが表示され)、か
つ、領域264を除く周囲の領域265には、灰色の無
模様のマスク画像が表示される。
【0206】図53に戻り、ステップS63において、
CPU131は、シャッターが押されたか否かを判定し、
シャッターが押されていないと判定した場合、ステップ
S65において、カメラ機能が解除されたか否かを判定
し、カメラ機能が解除されたと判定した場合、その処理
を終了する。
【0207】一方、CPU131は、ステップS63にお
いて、カメラ機能が解除されていないと判定した場合、
ステップS61に戻り、それ以降の処理を繰り返す。即
ち、カメラ機能が解除されるまで、CPU131は、カメ
ラ22により撮像されたモニタ画像を、指定されたサイ
ズで、LCD28に常時表示させる。
【0208】いま、ユーザが、図1のキャプチャーボタ
ン23を押下したものとする。このとき、CPU131
は、キャプチャーボタン23(入力部137)が押され
たことを表す情報を、入出力インタフェース135、お
よび、バス134を介して取得し、ステップS63にお
いて、シャッターが押されたと判定する。そして、CPU
131は、ステップS64において、ステップS61の
処理で指定されたサイズで、LCD28に表示されている
画像を、メモリスティック143等に記憶させる。その
後、ステップS65以降の処理が繰り返される。
【0209】このように、この例においては、記録画像
のサイズが指定されると、カメラ22により撮像された
モニタ画像が、指定されたサイズで、LCD28に表示さ
れるとともに、それが記録画像としてメモリスティック
143等に記憶される。
【0210】従って、ユーザは、被写体を撮影する場
合、シャッターを押下する前に、記録画像の出力サイズ
と同等のサイズの画像を、プレビュー画面で確認するこ
とができる。さらに、ユーザは、記録画像の出力サイズ
を可変することができ、この場合、プレビュー画面に
は、変更されたサイズに対応するサイズの画像が表示可
能になる。
【0211】次に、PDA1の表示形式について説明する。
【0212】例えば、いま、LCD28には、図57に示
されるように、図中上方に、320×320ピクセルの領域2
81が設けられ、その下方に、320×160ピクセルの領域
282が設けられている。即ち、LCD28は、320×480
ピクセルで構成されている。PDA1は、通常、320×480
ピクセルの表示(以下、ハイレゾ(高解像度表示)と称
する)を行っている。
【0213】具体的には、VRAM138には、通常、アプ
リケーションソフトウエア(以下、単にアプリケーショ
ンと称する)により描画される320×320ピクセルの画像
(以下、ハイレゾのアプリ画像と称する)271、およ
び、システムソフトウエアにより描画される320×160ピ
クセルの画像(以下、ハイレゾのシステム画像と称す
る)272が記憶されており、表示制御部136(図2
4)は、これらのハイレゾのアプリ画像271、およ
び、ハイレゾのシステム画像272をVRAM138より読出
し、そのままのサイズで、ハイレゾのアプリ画像271
を、LCD28の領域281に表示させるとともに、ハイ
レゾのシステム画像272を、LCD28の領域282に
表示させる。
【0214】なお、システム画像は、システムソフトウ
ェアで描画されるものであれば限定されず、例えば、上
述した図54の領域202または文字入力エリア29に
表示されるような画像とされる。
【0215】これに対して、従来より利用されているPa
lm OS(Palm Operating System)上で動作するアプリケ
ーションにより描画される画像は、320×320ピクセルの
半分の画素データである、160×160ピクセルで構成され
る。従って、PDA1において、これらのアプリケーション
により描画される、160×160ピクセルで構成される画像
データ(以下、ローレゾ(低解像度表示)のアプリ画像
と称する)がLCD28に表示される場合、所定の処理が
施される必要がある。
【0216】この処理を実行する表示制御部136の機
能的構成例が、図58に示されている。
【0217】即ち、図58に示されるように、表示制御
部136には、ローレゾのアプリ画像を表示させること
を指示する操作を検知し、それを合成部136−2に通
知する検知部136−1、検知部136−1によりその
操作が検知された場合(それが通知された場合)、ロー
レゾのアプリ画像と、ROM132等に予め記憶されてい
る、システムソフトウエアにより描画される160×80ピ
クセルの画像(以下、ローレゾのシステム画像と称す
る)とを合成し、VRAM138に記憶させる合成部136
−2、並びに、VRAM138に記憶されているローレゾの
合成画像を、ハイレゾに拡張して、LCD28に表示させ
る表示拡大部136−3が設けられている。
【0218】次に、図59のフローチャートを参照し
て、図58の表示制御部136を適用したPDA1の表示
処理例を説明する。
【0219】この例においては、ROM132には、シス
テム画像に対応する画像データとして、320×160ピクセ
ルのビットマップデータ(ハイレゾのシステム画像デー
タ)、および、160×80ピクセルのビットマップデータ
(ローレゾのシステム画像データ)の2つの画像データ
が、予め記憶されている。
【0220】なお、システム画像データの種類および数
は、上述した2つに限定されず、例えば、カラー、およ
び、白黒用のシステム画像データとされてもよい。この
場合、ハイレゾ用のカラーデータおよび白黒のデータ、
並びに、ローレゾ用のカラーデータおよび白黒のデータ
の、少なくとも4種類のシステム画像データが、ROM1
32に記憶される。
【0221】ステップS101において、検知部136
−1は、アプリケーションが起動されたか否かを判定
し、アプリケーションが起動されていないと判定した場
合、その処理を、ステップS101に戻し、アプリケー
ションが起動されたか否かを再度判定する。即ち、検知
部136−1は、アプリケーションが起動されたか否か
を常時監視している。
【0222】例えば、いま、CPU131が、所定のアプ
リケーションを起動させたものとすると、検知部136
−1は、バス134を介してそれを検知し、ステップS
101において、アプリケーションが起動されたと判定
し、ステップS102において、そのアプリケーション
が、ローレゾ用アプリケーションであるか否かを判定す
る。ここでは、上述したPalm OS上で動作するアプリケ
ーション等の、ローレゾのアプリ画像を利用するアプリ
ケーションを、ローレゾ用アプリケーションと称する。
【0223】ステップS102において、検知部136
−1は、アプリケーションが、ローレゾ用のアプリケー
ションではないと判定した場合(ハイレゾ用のアプリケ
ーション(ハイレゾのアプリ画像を利用するアプリケー
ション)であると判定した場合)、ハイレゾ用のアプリ
ケーションを検知したことを表す信号(以下、ハイレゾ
信号と称する)を生成し、合成部136−2に供給す
る。
【0224】合成部136−2は、供給されたハイレゾ
信号を取得すると、ステップS103において、上述し
た図57に示されるように、ROM132またはRAM133
に記憶されているハイレゾのアプリ画像(320×320ピク
セルの画像)271、および、ROM132に記憶されて
いるハイレゾのシステム画像(320×160ピクセルの画
像)272を、バス134を介して読出し、それらを合
成して、VRAM138に記憶させる。
【0225】ステップS104において、表示拡大部1
36−3は、VRAM138に記憶されている合成画像(ハ
イレゾのアプリ画像271とハイレゾのシステム画像2
72)を読出し、LCD28にそのまま拡大せずに表示さ
せる。
【0226】より具体的には、表示拡大部136−3
は、VRAM138に記憶された合成画像を、所定の4ビッ
トのデータバスLD0乃至LD3(図示せず)を利用して、VR
AM138より読み出し、そのまま、所定の4ビットのLC
DバスD0乃至D3(図示せず)を介してLCD28に出力す
る。
【0227】これにより、LCD28の領域281には、
ハイレゾのアプリ画像271が、それを構成する各画素
のそれぞれが、領域281の1ピクセル分とされるよう
に表示される。
【0228】同様に、LCD28の領域282には、ハイ
レゾのシステム画像272が、それを構成する各画素の
それぞれが、領域282の1ピクセル分とされるように
表示される。
【0229】これに対して、ステップS102におい
て、検知部136−1は、アプリケーションがローレゾ
用のアプリケーションであると判定した場合、ローレゾ
用のアプリケーションを検知したことを表す信号(以
下、ローレゾ信号と称する)を生成し、合成部136−
2に供給する。
【0230】合成部136−2は、供給されたローレゾ
信号を取得すると、ステップS105において、図60
に示されるように、ROM132若しくはRAM133に記憶
されているローレゾのアプリ画像(160×160ピクセルの
画像)291、および、ROM132に記憶されているロ
ーレゾのシステム画像(160×80ピクセルの画像)29
2を、バス134を介して読出し、それらを合成して、
VRAM138に記憶させる。
【0231】ステップS106において、表示拡大部1
36−3は、VRAM138に記憶されている合成画像(ロ
ーレゾのアプリ画像291とローレゾのシステム画像2
92)を読出し、そのサイズを(縦横とも)2倍にして
(ハイレゾに拡張して)、LCD28に表示させる。
【0232】より具体的には、表示拡大部136−3
は、VRAM138に記憶された合成画像データを、上述し
た4ビットのデータバスLD0乃至LD3のうち、2ビットの
データバスLD0,LD1を利用して、VRAM138より読み出
し、320×480ピクセルの画面サイズに合うように画素変
換処理し、上述した4ビットのLCDバスD0乃至D3を介し
てLCD28に出力する。
【0233】これにより、LCD28の領域281には、
ローレゾのアプリ画像291が、それを構成する各画素
のそれぞれが、領域281の2×2ピクセル分とされる
ように表示される。
【0234】同様に、LCD28の領域282には、ロー
レゾのシステム画像292が、それを構成する各画素の
それぞれが、領域282の2×2ピクセル分とされるよ
うに表示される。
【0235】このように、図58の表示制御部136を
有するPDA1は、表示形式の変更(ローレゾとハイレゾ
の両表示形式の変更)をスムーズに行うことができる。
【0236】次に、所定のメール機能アプリケーション
が起動された場合の表示について説明する。
【0237】PDA1は、所定の画像データを、例えば、電
子メールにて、他の電子機器に送信することが可能であ
る。電子メールとして送信される画像データは、PDA1
(図24)内のROM132、RAM133に、PDA1の固有の
データ形式である、第1の保存形式により保存されてい
る。
【0238】しかしながら、その第1の保存形式によっ
て保存されている画像データが、第1の保存形式のまま
PDA1とは異なる種類の他の電子機器(例えば、パーソナ
ルコンピュータ等)に送信された場合、ユーザは、他の
電子機器(画像を受信した電子機器)上で、その画像を
見ることはできない。
【0239】そこで、LCD28に表示される画像が、第1
の保存形式によりROM132、若しくは、RAM133に記
憶されている場合、その画像が他の電子機器に送信され
る前に、CPU131は、その画像の保存形式を、第1の
保存形式とは異なる第2の保存形式(送信相手の他の電
子機器で利用可能な保存形式)に変換し、RAM133に
保存し直す。そして、表示制御部136は、CPU136
の制御に基づいて、第2の保存形式で保存された画像の
送信を促すことを表す表示を、LCD28に表示させる。
【0240】例えば、第2の保存形式で保存された画像
の送信を促すことを表す表示として、図61の例では、
「選択された画像はPGP形式です。DCF形式に変換して送
りますか。」のメッセージ301が、LCD28に表示さ
れている。
【0241】これにより、第1の保存形式(PDA1に固有
のデータ形式)のままのデータが、他の電子機器に送信
されてしまうことを未然に防止することが可能になる。
【0242】なお、画像が電子メールにより送信される
場合、例えば、図24に示されるように、電子メール機
能を有する機能拡張モジュール121が、スロット64
に装着される。ただし、画像データが送信される媒体
は、電子メールに限定されず、画像データは、例えば、
クレードル91を介して他の外部装置(他の電子機器)
152に送信されてもよいし、赤外線通信ポート62に
より送信されてもよい。
【0243】また、第2の保存形式は、送信相手の他の
電子機器で利用可能な保存形式であれば限定されない
が、画像データの保存フォーマットとして業界標準とな
っているものが好適である。例えば、電子メールとして
送信される画像が静止画である場合、JPEG(Joint Phot
ographic Experts Group)等が好適であり、動画である
場合、MPEG(Moving Picture Experts Group)等が好適で
ある。
【0244】なお、上述した例においては、携帯型情報
処理装置は、PDAとされたが、上述した構成を有し上述
した一連の処理を実行できる携帯型情報処理装置であれ
ばその機種は限定されない。例えば、モバイル端末、ま
たは、携帯電話機でもよい。
【0245】また、上述した例においては、スロット6
4に装着されるメモリは、メモリスティックであった
が、スロット64が対応できる記録媒体であれば限定さ
れない。例えば、図示はしないが、その他の半導体メモ
リ、磁気ディスク、光ディスク、または光磁気ディスク
等でもよい。
【0246】なお、一連の処理をソフトウエアにより実
行させる場合には、そのソフトウエアを構成するプログ
ラムがPDA1に、ネットワークや記録媒体からインスト
ールされる。ただし、記録媒体は、PDA1に直接装着さ
れる場合のみならず、必要に応じて他の装置に装着され
る場合もある。この場合、他の装置とPDA1が相互に通
信を行うことで、プログラムがPDA1にインストールさ
れる。
【0247】この記録媒体は、図24に示されるよう
に、装置本体とは別に、ユーザにプログラムを供給する
ために配布される、プログラムが記憶されているメモリ
スティック143といった半導体メモリのみならず、図
示はしないが、例えば、磁気ディスク(フロッピディス
クを含む)、光ディスク(CD-ROM(Compact Disk-Read o
nly Memory),DVD(Digital Versatile Disk)を含む)、
もしくは光磁気ディスク(MD(Mini-Disk)を含む)
などよりなるパッケージメディアにより構成されること
ができる。さらに、装置本体に予め組み込まれた状態で
ユーザに供給される、プログラムが記憶されているROM
132や、ハードディスクとしての記憶部139などで
構成される。
【0248】なお、以上においては、各フローチャート
に示される処理は、図24のCPU131がソフトウエア
により実行するようにしたが、各処理を実行するハード
ウエアを用意するようにして、ハードウエアにより実行
されるようにすることも、もちろん可能である。
【0249】また、本明細書において、記録媒体に記録
されるプログラムを記述するステップは、記載された順
序に沿って時系列的に行われる処理はもちろん、必ずし
も時系列的に処理されなくとも、並列的あるいは個別に
実行される処理をも含むものである。
【0250】
【発明の効果】以上のごとく、第1の本発明によれば、
本体部に対して開閉かつ回動自在に支持された表示部を
有する携帯型情報処理装置を提供することができる。さ
らに、第1の本発明によれば、表示部の回動および開閉
の状態によらず、ユーザにとって適切な位置に画像を表
示させることができる。
【0251】第2の本発明によれば、画像を、表示面の
所定の方向に表示させることができる。さらに、第2の
本発明によれば、携帯型情報処理装置が、表示面に対し
て平行に回動されても、その回動の状態によらず、ユー
ザにとって適切な位置に画像を表示させることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明が適用されるPDAの正面の構成例を示す
斜視図である。
【図2】図1のPDAのLCDに表示される画像の第1の例を
示す斜視図である。
【図3】図1のPDAのLCDの文字入力エリアに表示される
画像の例を示す図である。
【図4】図1のPDAの裏面の構成例を示す斜視図であ
る。
【図5】図1のPDAの内部の構成例を示す斜視図であ
る。
【図6】図1のPDAの表示部の回動および開閉操作を説
明する斜視図である。
【図7】図1のPDAの表示部の回動および開閉操作を説
明する斜視図である。
【図8】図1のPDAの表示部の回動および開閉操作を説
明する斜視図である。
【図9】図8の状態のPDAの構成例を示す正面図であ
る。
【図10】図8の状態のPDAの構成例を示す裏面図であ
る。
【図11】図8の状態のPDAの構成例を示す左側面図で
ある。
【図12】図8の状態のPDAの構成例を示す右側面図で
ある。
【図13】図8の状態のPDAの構成例を示す上面図であ
る。
【図14】図8の状態のPDAの構成例を示す下面図であ
る。
【図15】図1のPDAの表示部の回動および開閉操作を
説明する斜視図である。
【図16】図1のPDAの表示部の回動および開閉操作を
説明する斜視図である。
【図17】図1のPDAの表示部の回動の範囲を説明する
側面図である。
【図18】図1のPDAの表示部の回動の範囲を説明する
側面図である。
【図19】図1のPDAに設けられるクレードルの構成例
を示す斜視図である。
【図20】図1のPDAを図19のクレードルに装着させ
た場合における構成例を示す斜視図である。
【図21】図1のPDAに設けられるリモートコントロー
ラの構成例を示す斜視図である。
【図22】図1のPDAに設けられる機能拡張モジュール
の構成例を示す正面図である。
【図23】図1のPDAに設けられる機能拡張モジュール
の構成例を示す右側面図である。
【図24】図1のPDAの内部の構成例を示すブロック図
である。
【図25】図24のPDAのカメラの内部の構成例を示す
ブロック図である。
【図26】図1のPDAの撮像処理を説明するフローチャ
ートである。
【図27】図1のPDAのカメラの回動の範囲を説明する
側面図である。
【図28】図1のPDAのカメラの回動の範囲を説明する
側面図である。
【図29】図1のPDAのカメラの回動の範囲を説明する
側面図である。
【図30】図1のPDAの表示部の回動の範囲を説明する
側面図である。
【図31】図1のPDAの使用状態を示す図である。
【図32】図1のPDAの使用状態を示す図である。
【図33】図1のPDAの使用状態を示す図である。
【図34】図1のPDAの使用状態を示す図である。
【図35】図1のPDAの使用状態を示す図である。
【図36】図1のPDAの使用状態を示す図である。
【図37】図1のPDAの使用状態を示す図である。
【図38】図1のPDAの使用状態を示す図である。
【図39】図1のPDAの使用状態を示す図である。
【図40】図1のPDAの使用状態を示す図である。
【図41】図1のPDAのカメラにより撮像された画像の
上下を反転させる場合の処理を説明する図である。
【図42】図1のPDAのカメラにより撮像された画像の
上下左右を反転させる場合の処理を説明する図である。
【図43】図1のPDAのカメラにより撮像された画像の
上下を反転させ、かつ、上下左右を反転させる場合の処
理を説明する図である。
【図44】図1のPDAの撮像処理の他の例を説明するフ
ローチャートである。
【図45】図1のPDAが標準位置に配置された場合の正
面の構成例を示す斜視図である。
【図46】図1のPDAが標準位置から90度回動された
位置に配置された場合の正面の構成例を示す斜視図であ
る。
【図47】図1のPDAのLCDに表示される画像の例を示す
図である。
【図48】図1のPDAのLCDに表示される画像の例を示す
図である。
【図49】図1のPDAのLCDに表示される画像の例を示す
図である。
【図50】図1のPDAのカメラにより撮像された画像を
90度回動させる場合の処理を説明する図である。
【図51】図1のPDAのカメラにより撮像された画像を
90度回動させる場合の処理を説明する図である。
【図52】図1のPDAのカメラにより撮像された画像を
90度回動させる場合の処理を説明する図である。
【図53】図1のPDAの撮像処理の他の例を説明するフ
ローチャートである。
【図54】図1のPDAのLCDに表示される画像の例を示す
図である。
【図55】図1のPDAのLCDに表示される画像の例を示す
図である。
【図56】図1のPDAのLCDに表示される画像の例を示す
図である。
【図57】図1のPDAのLCDの画面サイズの例を説明する
図である。
【図58】図24のPDAの表示制御部の構成例を示すブ
ロック図である。
【図59】図58の表示制御部を有するPDAの表示処理
例を説明するフローチャートである。
【図60】図1のPDAのLCDの画面サイズの他の例を説明
する図である。
【図61】図1のPDAが画像データを電子メールとして
送信する場合、LCDに表示される表示を説明する図であ
る。
【符号の説明】
1 PDA, 11 表示部,11−1乃至11−4
面, 11−5 辺,11−6 軸, 12 ヒンジ
部, 12−1, 13 本体部, 13−1面, 2
2 カメラ, 28 LCD, 29 文字入力エリア,
35 タッチペン, 50 ソフトキーボード, 1
31 CPU, 136 表示制御部,136−1 検知
部, 136−2 合成部, 136−3 表示拡大
部, 138 VRAM, 144 LCD開閉スイッチ,
145 LCD回転スイッチ, 146 カメラ回転スイ
ッチ, 161 レンズ, 162 CMOSセンサ, 1
63DSP, 164 EEPROM, 165 内蔵RAM, 1
71 法線, 172 撮像方向, 181 ユーザ,
182 他人, 201,202 領域, 211
モニタ画像, 212乃至216 ソフトボタン, 2
21 記録画像,261乃至265 領域, 271
ハイレゾのアプリ画像, 272 ハイレゾのシステム
画像, 291 ローレゾのアプリ画像, 292 ロ
ーレゾのシステム画像, 301 表示
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G09G 5/36 H04N 5/225 Z H04N 5/225 5/907 B G06F 1/00 312G // H04N 5/907 312F G09G 5/36 520K (72)発明者 淀 文武 東京都品川区北品川6丁目7番35号 ソニ ー株式会社内 (72)発明者 林 達雄 東京都品川区北品川6丁目7番35号 ソニ ー株式会社内 (72)発明者 猪野 高雄 東京都品川区北品川6丁目7番35号 ソニ ー株式会社内 (72)発明者 小林 尚正 東京都品川区北品川6丁目7番35号 ソニ ー株式会社内 (72)発明者 植村 真由美 東京都品川区北品川6丁目7番35号 ソニ ー株式会社内 (72)発明者 高嵜 三郎 東京都品川区北品川6丁目7番35号 ソニ ー株式会社内 Fターム(参考) 5C006 AF04 AF53 BF38 FA03 5C022 AA12 AC03 AC06 AC42 AC52 AC69 AC78 5C052 GA02 GA07 GA08 GB06 GC03 GC05 GD03 GD09 GE08 GF05 5C082 AA00 AA21 BA02 BA12 BD02 BD09 CA42 CA76 CA81 CB03 DA22 DA86 MM09 MM10 5E501 AA04 BA05 CB03 EA01 FB03 FB24 FB45

Claims (25)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 本体部、および、第1の軸を中心として
    回動して前記本体部に対して開閉自在とされるととも
    に、前記第1の軸に対して垂直な第2の軸を中心として
    前記本体部に対して回動自在に支持される表示部とを備
    える携帯型情報処理装置において、 前記表示部の前記第2の軸を中心とする第1の回動角度
    を検出する第1の検出手段と、 前記第1の検出手段により検出された前記第1の回動角
    度が、第1の範囲である場合、前記表示部に画像を第1
    の状態で表示させ、前記第1の範囲から外れた場合、前
    記表示部に前記画像を、前記第1の状態に対して、上下
    左右を反転させた第2の状態で表示させるように制御す
    る表示制御手段とを有することを特徴とする携帯型情報
    処理装置。
  2. 【請求項2】 前記第1の範囲は、略0度以上略180
    度未満までの範囲であることを特徴とする請求項1に記
    載の携帯型情報処理装置。
  3. 【請求項3】 前記第1の軸と略平行な第3の軸を中心
    として、前記本体部に対して回動自在に支持され、か
    つ、被写体を撮像する撮像手段と、 前記撮像手段の前記第3の軸を中心とする第2の回動角
    度を検出する第2の検出手段とをさらに備え、 前記表示制御手段は、さらに、前記第2の検出手段によ
    り検出された前記第2の回動角度が、第2の範囲である
    場合、前記表示部に、前記撮像手段により撮像された前
    記画像を第3の状態で表示させ、前記第2の範囲から外
    れた場合、前記撮像手段により撮像された前記画像を、
    前記第3の状態に対して、上下を反転させた第4の状態
    で表示させるように制御することを特徴とする請求項1
    に記載の携帯型情報処理装置。
  4. 【請求項4】 前記第3の軸は、前記第1の軸と略同軸
    であることを特徴とする請求項3に記載の携帯型情報処
    理装置。
  5. 【請求項5】 前記第2の範囲は、前記表示部が前記本
    体部に対して開閉可能な範囲に略対応する範囲であるこ
    とを特徴とする請求項3に記載の携帯型情報処理装置。
  6. 【請求項6】 前記表示部の前記本体部に対する開閉状
    態を検出する第3の検出手段をさらに備え、 前記表示制御手段は、さらに、前記第3の検出手段によ
    り前記表示部が閉状態であることが検出され、かつ、前
    記第1の検出手段により検出された前記第1の回動角度
    が前記第1の範囲である場合、前記画像の表示を禁止す
    ることを特徴とする請求項3に記載の携帯型情報処理装
    置。
  7. 【請求項7】 前記第3の検出手段は、前記表示部が、
    前記第1の軸を中心として回動して前記本体部に対して
    開閉される場合の、前記表示部の前記第1の軸を中心と
    する第3の回動角度をさらに検出し、 前記第3の検出手段により検出された前記第3の回動角
    度が、第3の範囲である場合、所定の機能の実行を禁止
    する実行禁止手段をさらに有することを特徴とする請求
    項6に記載の携帯型情報処理装置。
  8. 【請求項8】 前記第3の範囲は、略0度以上、略45
    度未満までの範囲であることを特徴とする請求項7に記
    載の携帯型情報処理装置。
  9. 【請求項9】 前記第3の範囲は、略0度であることを
    特徴とする請求項7に記載の携帯型情報処理装置。
  10. 【請求項10】 前記第3の範囲は、略0度以上、略3
    0度以下までの範囲であることを特徴とする請求項7に
    記載の携帯型情報処理装置。
  11. 【請求項11】 前記表示部は、前記画像を表示する表
    示面上に積層され、前記表示面に対する操作を検知する
    タッチパネルをさらに有し、 前記本体部は、前記タッチパネルにより検出された前記
    操作に対応する所定の情報を取得する取得手段をさらに
    有し、 前記表示制御手段は、前記表示部の前記表示面の所定の
    領域に、前記タッチパネルを利用して情報を入力するた
    めの情報入力用の前記画像を表示させるようにさらに制
    御することを特徴とする請求項1に記載の携帯型情報処
    理装置。
  12. 【請求項12】 前記表示制御手段は、前記情報入力用
    の画像として、所定の規則で規定されている文字群のう
    ちの任意の文字を入力するための文字入力エリアを表す
    前記画像を表示させ、 前記タッチパネルは、前記文字入力エリアに対する操作
    の軌跡を検知し、 前記取得手段は、前記文字群の中から、前記タッチパネ
    ルにより検知された前記軌跡に対応する文字を取得する
    ことを特徴とする請求項11に記載の携帯型情報処理装
    置。
  13. 【請求項13】 前記表示制御手段は、前記情報入力用
    の画像として、複数のキーから構成されるキーボードを
    表す前記画像を表示させ、 前記タッチパネルは、前記キーボードに対する操作に対
    応する座標を検知し、 前記取得手段は、前記キーボードの前記複数のキーの中
    から、前記タッチパネルにより検知された前記座標に対
    応する前記キーを認識し、認識した前記キーに割り当て
    られている情報を取得することを特徴とする請求項11
    に記載の携帯型情報処理装置。
  14. 【請求項14】 前記本体部の所定の位置であって、前
    記表示部が前記第2の軸を中心として前記本体部に対し
    て回動されても、前記表示部が接触しない前記位置に配
    置される、所定の情報を入力する入力手段をさらに有す
    ることを特徴とする請求項1に記載の携帯型情報処理装
    置。
  15. 【請求項15】 前記表示部に表示される前記画像を、
    第1の形式により記憶する記憶手段と、 前記記憶手段に記憶された前記画像の形式を、前記第1
    の形式から第2の形式に変換する変換手段と、 前記変換手段により前記第2の形式に変換された前記画
    像を、他の情報処理装置に提供する提供手段とをさらに
    有することを特徴とする請求項1に記載の携帯型情報処
    理装置。
  16. 【請求項16】 前記表示制御手段は、前記提供手段に
    より前記画像が前記他の情報処理装置に提供される前
    に、前記画像を前記第2の形式で提供することを表す情
    報を生成し、生成した前記情報を表示させるように制御
    することを特徴とする請求項15に記載の携帯型情報処
    理装置。
  17. 【請求項17】 本体部、および、第1の軸を中心とし
    て回動して前記本体部に対して開閉自在とされるととも
    に、前記第1の軸に対して垂直な第2の軸を中心として
    前記本体部に対して回動自在に支持される表示部とを備
    える携帯型情報処理装置の情報処理方法において、 前記表示部の前記第2の軸を中心とする回動角度を検出
    する検出ステップと、 前記第1の検出ステップの処理により検出された前記回
    動角度が、所定の範囲である場合、前記表示部に画像を
    第1の状態で表示させ、前記範囲から外れた場合、前記
    表示部に前記画像を、前記第1の状態に対して、上下左
    右を反転させた第2の状態で表示させるように制御する
    表示制御ステップとを含むことを特徴とする情報処理方
    法。
  18. 【請求項18】 本体部、および、第1の軸を中心とし
    て回動して前記本体部に対して開閉自在とされるととも
    に、前記第1の軸に対して垂直な第2の軸を中心として
    前記本体部に対して回動自在に支持される表示部とを備
    える携帯型情報処理装置を制御するコンピュータのプロ
    グラムであって、 前記表示部の前記第2の軸を中心とする回動角度を検出
    する検出ステップと、 前記第1の検出ステップの処理により検出された前記回
    動角度が、所定の範囲である場合、前記表示部に画像を
    第1の状態で表示させ、前記範囲から外れた場合、前記
    表示部に前記画像を、前記第1の状態に対して、上下左
    右を反転させた第2の状態で表示させるように制御する
    表示制御ステップとを含むことを特徴とするコンピュー
    タが読み取り可能なプログラムが記録されている記録媒
    体。
  19. 【請求項19】 本体部、および、第1の軸を中心とし
    て回動して前記本体部に対して開閉自在とされるととも
    に、前記第1の軸に対して垂直な第2の軸を中心として
    前記本体部に対して回動自在に支持される表示部とを備
    える携帯型情報処理装置を制御するコンピュータに、 前記表示部の前記第2の軸を中心とする回動角度を検出
    する検出ステップと、 前記第1の検出ステップの処理により検出された前記回
    動角度が、所定の範囲である場合、前記表示部に画像を
    第1の状態で表示させ、前記範囲から外れた場合、前記
    表示部に前記画像を、前記第1の状態に対して、上下左
    右を反転させた第2の状態で表示させるように制御する
    表示制御ステップとを実行させることを特徴とするプロ
    グラム。
  20. 【請求項20】 画像を表示する表示部を備える携帯型
    情報処理装置において、 所定の条件が満たされた場合、所定の前記画像を、前記
    表示部の表示面に対して平行に所定の角度だけ回動させ
    て、前記表示面に表示させるように制御する表示制御手
    段を備えることを特徴とする携帯型情報処理装置。
  21. 【請求項21】 前記携帯型情報処理装置が、前記表示
    面に対して平行に略90度だけ回動されたことを表す情
    報を入力する入力手段をさらに設け、 前記表示制御手段は、前記入力手段により前記情報が入
    力された場合、前記画像を、前記表示面に対して平行に
    略90度だけ回動させて、前記表示面に表示させるよう
    に制御することを特徴とする請求項20に記載の携帯型
    情報処理装置。
  22. 【請求項22】 被写体を撮像する撮像手段と、 前記撮像手段により撮像された前記被写体の前記画像を
    記憶する記憶手段と、 前記条件が満たされた場合、前記撮像手段により撮像さ
    れた前記被写体の前記画像を、前記表示面に対して前記
    角度だけ回動させて、前記記憶手段に記憶させるように
    制御する記憶制御手段とをさらに備えることを特徴とす
    る請求項20に記載の携帯型情報処理装置。
  23. 【請求項23】 画像を表示する表示部を備える携帯型
    情報処理装置の情報処理方法において、 所定の条件が満たされた場合、所定の前記画像を、前記
    表示部の表示面に対して平行に所定の角度だけ回動させ
    て、前記表示面に表示させるように制御する表示制御ス
    テップを含むことを特徴とする情報処理方法。
  24. 【請求項24】 画像を表示する表示部を備える携帯型
    情報処理装置を制御するコンピュータのプログラムであ
    って、 所定の条件が満たされた場合、所定の前記画像を、前記
    表示部の表示面に対して平行に所定の角度だけ回動させ
    て、前記表示面に表示させるように制御する表示制御ス
    テップを含むことを特徴とするコンピュータが読み取り
    可能なプログラムが記録されている記録媒体。
  25. 【請求項25】 画像を表示する表示部を備える携帯型
    情報処理装置を制御するコンピュータに、 所定の条件が満たされた場合、所定の前記画像を、前記
    表示部の表示面に対して平行に所定の角度だけ回動させ
    て、前記表示面に表示させるように制御する表示制御ス
    テップを実行させることを特徴とするプログラム。
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