JP2009094985A - 端末装置及びプログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】新たなスタイル検出手段を設けることなく、筐体の回動に応じて表示の回転を適切に制御できるようにする。
【解決手段】中央制御部21は、回動状況検出部30によって検出された表示部筐体の回動に応じて表示部の内容を回転制御する。例えば、オープンスタイルから反オープンスタイルに変更した際に表示内容を180度回転するため、反オープンスタイルで表示部筐体を開閉してスタンドスタイルに変更したとしても、反オープンスタイルと同じ表示内容となり、スタンドスタイルでの表示の上下の向きが正しい向きとなる。
【選択図】 図1

Description

この発明は、第1筐体に対して第2筐体を折り畳み開閉自在及び回動自在に連結するヒンジ部を備えた端末装置及びプログラムに関する。
従来、操作部筐体と表示部筐体とを折り畳み開閉自在及び回動自在にヒンジ部で連結した筐体構造を有する端末装置としては、所謂、2軸ヒンジタイプの携帯電話機が知られている(特許文献1参照)。この携帯電話機は、主操作部を有する操作部筐体と主表示部を有する表示部筐体との連結状態に応じて装置本体の形態を複数のスタイルに変更可能となっている。すなわち、主操作部と主表示部とが対面するように操作部筐体と表示部筐体とを内側に折り畳んで閉じた状態(以下、クローズスタイルと称する)と、このクローズタイルから折り畳みを開いた状態(以下、オープンスタイルと称する)のほか、このオープンスタイルから何れか一方の筐体を開閉軸とほぼ直交する軸で180度回動させた状態(以下、反オープンスタイルと称する)と、この反オープンスタイルから折り畳んで閉じて表示部筐体に設けられている主表示部を外側に向けた状態(以下、ビュースタイルと称する)とを有している。
また、各スタイルにおける主表示部の上下の向きは、ユーザが操作部筐体を手に持った状態を考慮して、オープンスタイルにおいては、ヒンジ部側を下とする向きとなる。反オープンスタイルになってもその向きは変わらず、ビュースタイルになるときに上下方向が切り替わって(180度回転して)、ヒンジ部側を上とする向きとなる。このようにビュースタイルでの表示部の上下の向きを、ヒンジ部側を上とする向きとすることで、ユーザは、オープンスタイルの状態とビュースタイルの状態とで操作部筐体を持ち直さずに、この端末装置を使用することができるようになる。また、反対にビュースタイルから反オープンスタイルにする際には、ビュースタイルから少し折り畳みを開いたときに(ビュースタイルをやめたときに)、上下方向が切り替わって(180度回転して)、ヒンジ部側を下とする向きとなる。言い換えると、ビュースタイルか否かに基づいて表示の回転を制御している。
特開2005−318164号公報
しかしながら、上述のようにビュースタイルになるとき(あるいはビュースタイルをやめるとき)に表示の回転を制御すると、以下の問題を生じる。すなわち、ビュースタイルから操作部筐体と表示部筐体とを所定の折り畳み角度だけ開き、ヒンジ部とは反対側の両筐体の端部を接地させることで端末装置を立てた状態(以下、この状態をスタンドスタイルと称する)として端末装置を使用する場合に、表示が回転してしまい(ヒンジ部側を下とする向きで表示されてしまい)、正しい向きで表示されなくなってしまう(天地が逆の倒立した状態で表示されてしまう)。このように従来ではスタンドスタイルでの使用は想定されていなかった。
そこで、スタンドスタイルで正しい向きで表示されるようにすることも考えられるが、そのためには、スタンドスタイルになったことを検出するための手段が必要になる。例えば、折り畳みを最大に開いたとき、閉じたときの検出に加えて、新たにスタンドスタイルの角度になったときを検出することが必要になるが、携帯電話機などの端末装置にあっては、近年、小型化することが求められているため、そのような検出手段を設けることは、新たな部品点数の増加や部品構造の複雑化の要因となり、小型化の阻害要因ともなる。
この発明の課題は、新たなスタイル検出手段を設けることなく、筐体の回動に応じて表示の回転を適切に制御できるようにすることである。
請求項1記載の発明は、第1筐体と、第2筐体と、前記第1筐体に対して前記第2筐体を折り畳み開閉自在及び回動自在に連結するヒンジ部とを備えた端末装置であって、前記第2筐体に設けられた表示部と、前記ヒンジ部による前記第1筐体に対する前記第2筐体の回動を検出する検出手段と、この検出手段による回動検出に応じて前記表示部の内容を回転する表示制御を行う表示制御手段とを具備したことを特徴とする。
更に、コンピュータに対して、上述した請求項1記載の発明に示した主要機能を実現させるためのプログラムを提供する(請求項7記載の発明)。
なお、上述した請求項1記載の発明は次のようなものであってもよい。
前記表示制御手段は、前記第2筐体の回動開始が前記検出手段によって検出された場合に、前記表示部の内容を回転する表示制御を行う(請求項2記載の発明)。
前記表示制御手段は、前記第2筐体の回動終了が前記検出手段によって検出された場合に、前記表示部の内容を回転する表示制御を行う(請求項3記載の発明)。
カメラ部で撮影される画像を前記表示部に表示させる撮像手段と、この撮像手段が動作中であるか否かを判別する判別手段とを更に備え、前記表示制御手段は、前記検出手段による検出結果と前記判別手段による判別結果とに基づいて、前記表示部の内容を回転する表示制御を行うと共に鏡面反転する表示制御を行う(請求項4記載の発明)。
請求項4記載の発明において、前記表示制御手段は、前記第2筐体の回動開始、回動終了の何れか一方が前記検出手段によって検出され、かつ、前記判別手段によって撮像手段が動作中であることが判別された場合に、前記表示部の内容を鏡面反転する表示制御を行うようにしてもよい(請求項5記載の発明)。
請求項4記載の発明において、前記表示制御手段は、前記第2筐体の回動開始、回動終了の何れか一方が前記検出手段によって検出され、かつ、前記判別手段によって撮像手段が動作中でないと判別された場合に、前記表示部の内容を回転する表示制御を行うようにしてもよい(請求項6記載の発明)。
この発明によれば、筐体の回動に応じて表示の回転を適切に制御することができ、新たなスタイル検出手段を設けることがなく、しかも、使い易い端末装置を提供することができる。
以下、図1〜図15を参照して本発明の実施例を説明する。
図1は、端末装置として適用した携帯電話機が利用可能な通信ネットワークシステムを示したブロック図である。
携帯電話機1は、通話機能(電話機能)、電子メール機能、インターネット接続機能(Webアクセス機能)、データ通信機能、カメラ機能などが備えられており、最寄りの基地局2A、交換機2Bから無線通信網(移動体通信網)2に接続されると、移動体通信網2を介して他の携帯電話機1との間で通話可能状態となり、また、移動体通信網2、メールサーバ(図示せず)を介して電子メールの送受信が可能となる。また、移動体通信網2を介して他の携帯電話機1との間でメールアドレス、ファイルなどのデータをデータ通信によって送受信可能となっている。
図2は、携帯電話機1の外観図である。
携帯電話機1は、主操作部11を備えた操作部筐体12と主表示部13を備えた表示部筐体14とを折り畳み開閉自在及び回動自在にヒンジ部15で連結した2軸ヒンジタイプの電話機である。すなわち、ヒンジ部15には操作部筐体12と表示部筐体14とを折り畳み開閉するための開閉用ヒンジ軸と、この開閉用ヒンジ軸とほぼ直交し、一方の筐体を他方の筐体に対して回動するための回動用ヒンジ軸とが設けられており、このヒンジ部15を介して操作部筐体12と表示部筐体14とは折り畳み開閉自在及び回動自在に連結されている。
図2(A)は、装置本体を構成する操作部筐体12と表示部筐体14との折り畳みを開いて主操作部11と主表示部13とを露出させた状態のオープンスタイル、つまり、主表示部13が主操作部11の所定の面(主操作部11が配置されている面)とほぼ同一の向きとなるオープンスタイルを示している。(B)は、このオープンスタイルの状態においてその反対側から見た図であり、操作部筐体12における主操作部11の反対側の面には、カメラ機能を構成する撮影レンズ部16が設けられている。
このように構成された2軸ヒンジタイプの携帯電話機1は、操作部筐体12と表示部筐体14との連結状態に応じて携帯電話機1の形態を複数のスタイルに変更可能なものであり、上述したクローズスタイル、オープンスタイル、反オープンスタイル、ビュースタイルのほか、反オープンスタイルとビュースタイルとの途中において、操作部筐体12と表示部筐体14を両脚として携帯電話機1を立てたスタンドスタイルを有している。なお、クローズスタイルからビュースタイルあるいはスタンドスタイルに変更する場合には、オープンスタイル、反オープンスタイルを経由して行われる。
図3は、携帯電話機1の基本的な構成要素を示したブロック図である。
中央制御部21は、ROM22内の各種のプログラムに応じてこの携帯電話機1の全体動作を制御する中央演算処理装置を有している。ROM22は、プログラム領域とデータ領域とを有し、このプログラム領域には、後述する図12〜図15に示す動作手順に応じて本実施例を実現するためのプログラムが格納されている。RAM23は、ワーク領域を有する内部メモリで、後述する表示制御テーブルHTなどを有している。
無線通信部24は、無線部、ベースバンド部、多重分離部などを備え、例えば、通話機能、電子メール機能、インターネット接続機能、データ通信機能の動作時に、最寄りの基地局2Aとの間でデータの送受信を行うもので、通話機能の動作時にはベースバンド部の受信側から信号を取り込んで受信ベースバンド信号に復調したのち、音声信号処理部25を介して送話スピーカSPから音声出力させ、また、受話マイクMCからの入力音声データを音声信号処理部25から取り込み、送信ベースバンド信号に符号化したのち、ベースバンド部の送信側に与えてアンテナから発信出力させる。
表示部26は、高精細液晶あるいは有機ELなどを使用した主表示部13のほか、副表示部(図示せず)を含むもので、中央制御部21による制御下で主表示部13に対する表示制御を行う。操作部27は、ダイヤル入力、文字入力、コマンド入力などを行うもので、中央制御部21は、操作部27からの入力信号に応じた処理を実行する。カメラ撮像部28は、静止画撮影のほかに動画撮影も可能なもので、撮影レンズ、ミラー等のレンズ・ミラーブロック、撮像素子、その駆動系のほか、測距センサ、光量センサ、アナログ処理回路、信号処理回路、圧縮伸張回路等を備え、光学ズームの調整制御、オートフォーカス時の駆動制御、シャッター駆動制御、露出、ホワイトバランスなどを制御する。このカメラ撮像部28によって撮影された画像は、表示部26の主表示部13に表示される。RTC(リアルタイムクロックモジュール)29は、時計部を構成するもので、中央制御部11は、RTC29から現在日時を取得する。
回動状況検出部30は、オープンスタイルから反オープンスタイルに変更したり、反オープンスタイルからオープンスタイルに変更したりするために、操作部筐体12に対して表示部筐体14が回動された際に、その回動状況(回動開始、回動途中、回動終了)を検出するほか、回動の角度を検出する。すなわち、回動状況検出部30は、回動の角度が0度あるいは180度から外れたときを回動開始として検出し、0度あるいは180度になったときを回動終了として検出し、その間を回動途中として検出するほか、回動角度0度あるいは180度を検出するようにしている。この場合、中央制御部21は、回動状況検出部30によって検出された回動角度が0度の場合にはオープンスタイルであると判別し、180度の場合には反オープンスタイルであると判別する。
開閉状況検出部31は、クローズスタイルからオープンスタイルに変更したり、オープンスタイルからクローズスタイルに変更したり、反オープンスタイルからビュースタイルに変更したり、ビュースタイルから反オープンスタイルに変更したりするために、操作部筐体12に対して表示部筐体14が開閉された際に、その開閉状況(開閉開始、開閉途中、開閉終了)を検出するほか、開閉の角度を検出する。すなわち、開閉状況検出部31は、開閉の角度が0度あるいは180度から外れたときを開閉開始として検出し、0度あるいは180度になったときを開閉終了として検出し、その間を開閉途中として検出するほか、開閉角度の0度あるいは180度を検出するようにしている。この場合、中央制御部21は、開閉状況検出部31によって検出された開閉角度が0度の場合にはクローズスタイルあるいはビュースタイルであると判別し、180度の場合にはオープンスタイルあるいは反オープンスタイルであると判別する。
図4は、回動状況検出部30の機構部分を説明するための図である。
図4(A)、(B)は、ヒンジ部15を構成する回動用ヒンジ軸の概要を説明するもので、操作部筐体12側に固定されている回動用ヒンジ軸15aと、表示部筐体14側に固定されている回動用ヒンジ軸15bとの接合面(端面)において、ヒンジ軸15aの端面には、図中、黒丸を付して示した2つの凹部15cが設けられ、また、反対側のヒンジ軸15bの端面には、図中、白抜きの丸で示した1つの凸部15dが設けられている。この2つの凹部15cは、ヒンジ軸15aの端面縁部にその軸心を挟んで対称位置に配置されたもので、凸部15dが何れかの凹部15cに入ったか、出始めたかによって回動状況検出部30は、各凹部15cに対応するマイクロスイッチからのスイッチ信号に基づいて表示部筐体14の回動終了、回動開始を検出する。図4(C)は、凸部15dが回動角度0度用の凹部15cに入っている状態(回動角度0度検出時)を示し、(D)は、凸部15dが何れの凹部15cにも入っていない状態(回動途中検出時)を示し、(E)は、凸部15dが回動角度180度用の凹部15cに入っている状態(回動角度180度検出時)を示している。
図5は、開閉状況検出部31の機構部分を説明するための図である。
この開閉状況検出部31は上述した回動状況検出部30と基本的に同様で、図5(A)、(B)に示すように、操作部筐体12側に固定されている開閉用ヒンジ軸15eと、表示部筐体14側に固定されている開閉用ヒンジ軸15fとの接合面(端面)において、ヒンジ軸15eの端面には2つの凹部15gが設けられ、反対側のヒンジ軸15fの端面には1つの凸部15hが設けられている。この2つの凹部15gは、ヒンジ軸15eの端面縁部にその軸心を挟んで対称位置に配置されたもので、凸部15hが何れかの凹部15gに入ったか、出始めたかによって開閉状況検出部31は、各凹部15gに対応するマイクロスイッチからのスイッチ信号に基づいて表示部筐体14の開閉終了、開閉開始を検出する。図5(C)は、凸部15hが開閉角度0度用の凹部15gに入っている状態(開閉角度0度検出時)を示し、(D)は、凸部15hが何れの凹部15gにも入っていない状態(開閉途中検出時)を示し、(E)は、凸部15hが開閉角度180度用の凹部15gに入っている状態(開閉角度180度検出時)を示している。
図6は、表示制御テーブルHTを説明するための図である。
表示制御テーブルHTは、現在のスタイルに応じてどのような表示制御を行うかを示す表示制御内容を記憶するもので、表示制御内容は「カメラ機能のモニタ表示中」の場合の表示制御と「それ以外表示中」の場合の表示制御とに分かれている。「カメラ機能のモニタ表示中」はカメラ機能が起動してこれから撮影される画像を主表示部13に表示させている場合の表示制御を示したもので、「上下方向」、「画像の正/鏡」を有している。
「上下方向」は、スタイルに応じて変化する携帯電話機1の上下の向き、つまり、ヒンジ部15が下に位置する向きか上に位置する向きかに応じてヒンジ部方向を下にした表示あるいはヒンジ部方向を上にした表示を行うかを示したもので、中央制御部21は、この「上下方向」に応じて主表示部13の内容を上下方向に180度回転する表示制御を行うようにしている。「画像の正/鏡」は、これから撮影される画像をそのままの正像として、主表示部13に表示させるのか、その左右を反転した鏡像として表示させるのかを示したもので、中央制御部21は、「画像の正/鏡」に応じて正像、鏡像を切り替える表示制御を行うようにしている。なお、「それ以外表示中」は、上述した「カメラ機能のモニタ表示中」以外での表示制御を示したもので、上述した「上下方向」を有している。
このように構成された表示制御テーブルHTにおいて、「クローズスタイル」に対応する「カメラ機能のモニタ表示中」、「それ以外表示中」には、非表示状態であることを示す“表示オフ”が設定されている。図7は、クローズスタイルでの外観図であり、図中、点線は開閉用ヒンジ軸(開閉軸)を示し、矢印は表示部筐体14の開方向を示している。このクローズスタイルでは主表示部13の内容を消去する表示制御が行われる。
また、「オープンスタイル」に対応する「カメラ機能のモニタ表示中」の「上下方向」には、“ヒンジ部方向を下”が設定され、「画像の正/鏡」には、“正像”が設定され、「それ以外表示中」には、“ヒンジ部方向を下”が設定されている。図8(A)はオープンスタイルでの外観図であり、図中、点線は回動用ヒンジ軸(回動軸)を示し、矢印は表示部筐体14の回動方向を示している。このオープンスタイルでの表示制御も従来と同様で、「それ以外表示中」の場合に、従来のメニュー画面(図8(B)参照)に対して本実施例のメニュー画面も同様の表示内容となり(図8(C)参照)、ヒンジ部15を下にした表示制御が行われる。また、「カメラ機能のモニタ表示中」の場合も従来と同様に、ヒンジ部15を下にして正像を表示する表示制御が行われる(図8(D)参照)。
また、「反オープンスタイル」に対応する「カメラ機能のモニタ表示中」の「上下方向」には、“ヒンジ部方向を下”が設定され、「画像の正/鏡」には、“鏡像”が設定され、「それ以外表示中」には、“ヒンジ部方向を上”が設定されている。図9(A)は反オープンスタイルでの外観図であり、(B)は、反オープンスタイルを反対側から見た外観図である。この反オープンスタイルにおいては、「それ以外表示中」の場合、従来のメニュー画面(図9(C)参照)に対して本実施例のメニュー画面は、その表示内容を180度回転して上下逆向きとすることによってヒンジ部15を上にした表示制御が行われる(図9(D)参照)。また、「カメラ機能のモニタ表示中」の場合、ヒンジ部15を下にして鏡像を表示する表示制御が行われる(図9(E)参照)。
「スタンドスタイル」に対応する「カメラ機能のモニタ表示中」の「上下方向」には、“ヒンジ部方向を上”が設定され、「画像の正/鏡」には、“正像”が設定され、「それ以外表示中」には、“ヒンジ部方向を上”が設定されている。図10(A)はスタンドスタイルでの外観図である。このスタンドスタイルにおいては、「それ以外表示中」の場合、従来のメニュー画面はその表示内容が上下逆となるが(図10(B)参照)、本実施例のメニュー画面は、「反オープンスタイル」に引き続いてヒンジ部15を上にした表示内容となる(図10(C)参照)。また、「カメラ機能のモニタ表示中」の場合、ヒンジ部15を上にして正像を表示する表示制御が行われる(図10(D)参照)。
「ビュースタイル」に対応する「カメラ機能のモニタ表示中」の「上下方向」には、“ヒンジ部方向を上”が設定され、「画像の正/鏡」には、“正像”が設定され、「それ以外表示中」には、“ヒンジ部方向を上”が設定されている。図11(A)はビュースタイルでの外観図である。このビュースタイルスタイルにおいては、「それ以外表示中」の場合、従来と同様であり、例えば、従来のメニュー画面(図11(B)参照)に対して本実施例のメニュー画面も同様の表示内容となる(図11(C)参照)。また、「カメラ機能のモニタ表示中」の場合、ヒンジ部15を上にして正像を表示する表示制御が行わせる(図11(D)参照)。
次に、この実施例における携帯電話機1の動作概念を図12〜図15に示すフローチャートを参照して説明する。ここで、これらのフローチャートに記述されている各機能は、読み取り可能なプログラムコードの形態で格納されており、このプログラムコードにしたがった動作が逐次実行される。また、伝送媒体を介して伝送されてきた上述のプログラムコードに従った動作を逐次実行することもできる。すなわち、記録媒体のほかに、伝送媒体を介して外部供給されたプログラム/データを利用してこの実施例特有の動作を実行することもできる。
図12は、電源投入に伴って実行開始される携帯電話機1の全体動作を示したフローチャートである。なお、電源投入時には、主操作部11に設けられている電源キーを操作する場合に限らず、操作部筐体12あるいは表示部筐体14の側面部に設けられている電源キー(サイドキー、不図示)を操作してもよい。先ず、中央制御部21は、電源を投入する電源オン操作が行われると(ステップA1でYES)、電源オンに応じた表示制御処理を実行する(ステップA2)。
図13は、電源オン操作に応じた表示制御処理(図12のステップA2)を詳述するためのフローチャートである。先ず、中央制御部21は、開閉状況検出部31によって検出された開閉角度を取得し(ステップB1)、凸部15hが開閉角度0度用の凹部15gに入っているか、つまり、開閉角度は0度であるかを調べ(ステップB2)、開閉角度が0度であれば、回動状況検出部30によって検出された回動角度を取得し(ステップB3)、凸部15dが回動角度0度用の凹部15cに入っているか、つまり、回動角度は0度 であるかを調べる(ステップB4)。
いま、開閉角度及び回動角度が0度であれば(ステップB4でYES)、中央制御部21は、クローズスタイルであると判断し、各検出結果に基づいて表示制御テーブルHTの「それ以外表示中」を参照して、主表示部13などの表示を消去する表示オフ処理を実行する(ステップB5)。また、回動角度が0度でなければ(ステップB4でNO)、つまり、回動途中あるいは回動角度が180度の場合には、ヒンジ部方向を上にした表示となるように主表示部13に対する表示制御を行う(ステップB6)。ここで、開閉角度が0度で回動角度が180度の場合とはビュースタイルの状態であり、主表示部13にはメニュー画面などがヒンジ部方向を上にした状態で表示される(図11(C)参照)。また、開閉角度が0度で回動途中の場合にもビュースタイルと同じ状態で表示される。
開閉角度が0度でない場合には(ステップB2でNO)、凸部15hが何れの凹部15gにも入っていないか(開閉途中か)を調べ(ステップB7)、開閉途中であれば、回動角度を検出し(ステップB8)、凸部15dが回動角度0度用の凹部15cに入っているか(回動角度0度か)あるいは何れの凹部15cにも入っていないか(回動途中か)を調べる(ステップB9)。いま、開閉途中において回動角度が0度あるいは回動途中であれば(ステップB9でYES)、ヒンジ部方向を下にした表示となるように主表示部13に対する表示制御を行う(ステップB10)。ここで、開閉途中で回動角度が0度の場合とはクローズスタイルからオープンスタイル、逆にオープンスタイルからクローズスタイルへの変更途中の状態であり、主表示部13にはメニュー画面などがオープンスタイルと同じ状態で表示される(図8(C)参照)。また、開閉途中で回動途中の場合にもオープンスタイルと同じ状態で表示される。
開閉途中において回動角度が0度あるいは回動途中でなければ(ステップB9でNO)、つまり、回動角度が180度の場合には、ヒンジ部方向を上にした表示となるように主表示部13に対する表示制御を行う(ステップB11)。ここで、開閉途中において回動角度が180度の場合とは、反オープンスタイルからビュースタイルへの変更途中、逆にビュースタイルから反オープンスタイルへの変更途中の状態であり、図10(A)のスタンドスタイルに相当している。この場合、主表示部13にはメニュー画面などがスタンドスタイルと同じ状態で表示される(図10(C)参照)。
一方、開閉角度が0度ではなく(ステップB2でNO)、開閉途中でもない場合(ステップB7でNO)、つまり、開閉角度が180度の場合には、ステップB12に移り、回動角度を検出して回動角度は0度あるいは回動途中かを調べる(ステップB13)。いま、回動角度が0度あるいは回動途中であれば(ステップB13でYES)、ヒンジ部方向を下にした表示となるように主表示部13に対する表示制御を行うが(ステップB14)、回動角度が0度あるいは回動途中でなければ(ステップB13でNO)、つまり、回動角度が180度の場合には、ヒンジ部方向を上にした表示となるように主表示部13に対する表示制御を行う(ステップB15)。
ここで、開閉角度が180度で回動角度が0度の場合とは、オープンスタイルの状態であり、主表示部13にはメニュー画面などがヒンジ部方向を下にした状態で表示される(図8(C)参照)。また、開閉角度が180度で回動途中の場合とは、オープンスタイルから反オープンスタイルへの変更途中、逆に反オープンスタイルからオープンスタイルへの変更途中の状態であり、メニュー画面などがオープンスタイルと同じ状態で表示される。また、開閉角度が180度で回動角度が180度の場合とは、反オープンスタイルの状態であり、メニュー画面などがヒンジ部方向を上にした状態で表示される(図9(D)参照)。つまり、反オープンスタイルでは、メニュー画面などが倒立した状態で表示される。
このようにして電源オン操作に応じた表示制御処理を実行したのち(図12のステップA2)、中央制御部21は、無線通信部24を作動させて現在位置を登録すると共に所定の待受画像を読み出して表示させながら電話/メールの待受状態となる待受処理を実行する(ステップA3)。この待受状態において無線通信部24を介して着信を検出すると(ステップA4でYES)、通話処理を実行して通話可能状態とする(ステップA5)。また、カメラ機能を起動させる起動操作が行われると(ステップA6でYES)、カメラ起動に応じた表示制御処理を実行する(ステップA7)。
図14は、カメラ起動に応じた表示制御処理(図12のステップA7)を詳述するためのフローチャートである。なお、カメラ起動に応じた表示制御処理は、上述した電源オン操作に応じた表示制御処理と基本的には同様であるため、それを簡単に説明するものとする。すなわち、開閉角度、回動角度に応じてヒンジ部方向を上あるいは下とする表示制御は、開閉角度が180度で回動角度が180度の場合には、ヒンジ部方向を下にした状態で表示される(ステップC19)が、それ以外の場合には、電源オン操作の場合と同様である。カメラ起動に応じた表示制御処理の場合には、このような上下方向の切り替え制御のほか、正像あるいは鏡像の切り替え制御が追加される。
先ず、中央制御部21は、開閉角度を検出し(ステップC1)、開閉角度0度であれば(ステップC2でYES)、回動角度を検出し(ステップC3)、回動角度が0度であれば(ステップC4でYES)、クローズスタイルであると判断し、中央制御部21は、各検出結果に基づいて表示制御テーブルHTの「カメラ機能のモニタ表示中」を参照して、主表示部13などの表示を消去する表示オフ処理を実行する(ステップC5)。また、回動角度が0度ではなく、回動途中あるいは回動角度が180度の場合には(ステップC4でNO)、ヒンジ部方向を上にした表示となるように主表示部13に対する表示制御を行うほか(ステップC6)、画像を正像表示するための表示制御を行う(ステップC7)。
開閉角度が0度でない場合には(ステップC2でNO)、開閉途中かを調べ(ステップC8)、開閉途中であれば、回動角度を検出し(ステップC9)、回動角度は0度あるいは回動途中かを調べる(ステップC10)。ここで、回動角度が0度あるいは回動途中であれば、ヒンジ部方向を下にした表示となるように主表示部13に対する表示制御を行うほか(ステップC11)、画像を正像表示するための表示制御を行うが(ステップC12)、回動角度が0度あるいは回動途中ではなく、180度の場合には(ステップC10でNO)、ヒンジ部方向を上にした表示となるように主表示部13に対する表示制御を行うほか(ステップC13)、画像を正像表示するための表示制御を行う(ステップC14)。
開閉角度が0度ではなく(ステップC2でNO)、開閉途中でもない場合(ステップC8でNO)、つまり、開閉角度が180度の場合には、回動角度を検出し(ステップC15)、回動角度が0度あるいは回動途中であれば(ステップC16でYES)、ヒンジ部方向を下にした表示となるように主表示部13に対する表示制御を行うほか(ステップC17)、画像を正像表示するための表示制御を行う(ステップC18)。また、回動角度が0度あるいは回動途中ではなく、回動角度が180度の場合には(ステップC16でNO)、ヒンジ部方向を下にした表示となるように主表示部13に対する表示制御を行うほか(ステップC19)、画像を鏡像表示するための表示制御を行う(ステップC20)。
このようにしてカメラ起動に応じた表示制御処理(図12のステップA7)を実行したのち、中央制御部21は、カメラ撮像部28を作動させてこれから撮影される画像を取り込みながら現在のスタイルに応じた表示制御を行うカメラ機能起動処理に移る(ステップA8)。このようにしてカメラ機能を起動した状態において、カメラ機能終了操作が行われると(ステップA9でYES)、カメラ撮像部28を停止させて撮影画像の表示を消去するカメラ機能終了処理に移る(ステップA10)。
一方、中央制御部21は、回動状況検出部30をアクセスしてその回動状況を監視している状態において、表示部筐体14の回動を検出すると(ステップA11でYES)、回動検出に応じた表示制御処理に移る(ステップA12)。なお、電源オフ操作が行われると(ステップA13でYES)、表示内容を消去するなどの電源オフ処理を実行する(ステップA14)。また、その他の操作として、例えば、発信操作、カメラ機能以外の機能を起動操作、その終了操作などが行われると(ステップA15でYES)、その操作に応じた発信処理、機能動処理・終了処理などを実行する(ステップA16)。
図15は、回動検出に応じた表示制御処理(図12のステップA12)を詳述するためのフローチャートである。先ず、中央制御部21は、回動状況検出部30の検出結果に基づいて180度への回動終了(オープンスタイルから反オープンスタイルへの変更時点)あるいは180度からの回動開始(反オープンスタイルから少し回し始めた時点)であるかを調べる(ステップD1)。すなわち、凸部15dが180度用の凹部15cに入ったか、あるいはその凹部15cから出始めたかによって回動状況検出部30は、表示部筐体14の回動終了あるいは回動開始を検出する。いま、回動終了時点あるいは回動開始時点ではなく、回動途中であれば(ステップD1でNO)、この図15のフローから抜けるが、回動終了時点あるいは回動開始時点であれば(ステップD1でYES)、カメラ機能での撮影画像を主表示部13に表示しているか、つまり、カメラ機能のモニタ表示中であるかを調べる(ステップD2)。
いま、カメラ機能のモニタ表示中でなければ(ステップD2でNO)、例えば、主表示部13にメニュー画面などが表示されている場合には、この主表示部13の内容を180度回転してその表示内容を切り替える表示制御を行う(ステップD3)。その際、回動終了あるいは回動開始の前に、主表示部13の内容がヒンジ部方向を上にした表示であれば、ヒンジ部方向を下にした表示に切り替え制御され、逆にヒンジ部方向を下にした表示であれば、ヒンジ部方向を上にした表示に切り替え制御される。
従って、例えば、オープンスタイルから反オープンスタイルに変更した時点(変更した直後)で、主表示部13の内容は、図8(C)の状態から図9(D)の状態に変更される。そして、この反オープンスタイルにおいて、操作部筐体12に対して表示部筐体14を開閉して、図10(A)のスタンドスタイルに変更したとしても、反オープンスタイルと同じ表示内容のままとなっているので、スタンドスタイルでは図10(C)に示すように主表示部13内のメニュー画面などは正立した状態で表示される。同様に、反オープンスタイルあるいはスタンドスタイルから表示部筐体14を少し回し始めた時点(回動開始時点)で、主表示部13の内容は、図9(D)の状態から図8(C)の状態に変更される。すなわち、反オープンスタイルあるいはスタンドスタイルで回動を開始した時点で反オープンスタイルでの表示状態が解除されてオープンスタイルの表示状態に変更される。
また、回動終了あるいは回動開始時にカメラ機能のモニタ画像が主表示部13に表示されている状態(カメラ機能のモニタ表示中)であれば(ステップD2でYES)、開閉角度を検出し(ステップD4)、この開閉角度に応じてモニタ画像の表示制御を行う。すなわち、開閉角度が180度であれば(ステップD5でYES)、つまり、オープンスタイルあるいは反オープンスタイルにおいて回動終了あるいは回動開始時点を検出すると、主表示部13の内容(モニタ画像)を上述した回動軸を軸として鏡面反転する表示制御を行う(ステップD6)。その際、回動終了あるいは回動開始の前に、主表示部13に表示されているモニタ画像が正像表示であれば、鏡像表示に切り替え、逆に鏡像表示であれば、正像表示に切り替える。
従って、例えば、オープンスタイルから反オープンスタイルに変更した時点(変更した直後)で、主表示部13内のモニタ画像は、図8(D)に示す正像表示から図9(E)に示す鏡像表示に変更される。同様に、例えば、反オープンスタイルから表示部筐体14を少し回し始めた時点(回動開始時点)でモニタ画像は、図9(E)の鏡像表示の状態から図8(C)の正像表示の状態に変更される。すなわち、反オープンスタイルで回動を開始した時点で反オープンスタイルの表示状態が解除されてオープンスタイルの表示状態に変更される。
一方、カメラ機能のモニタ表示中において、開閉角度が180度でなければ(ステップD5でNO)、すなわち、開閉角度が0度あるいは開閉途中であれば、この主表示部13の内容(モニタ画像)を180度回転してその表示内容を切り替える表示制御を行う(ステップD7)。この場合、回動終了あるいは回動開始の前に、主表示部13の内容がヒンジ部方向を上にした表示であれば、ヒンジ部方向を下にした表示に切り替え制御され、逆にヒンジ部方向を下にした表示であれば、ヒンジ部方向を上にした表示に切り替え制御される。従って、スタンドスタイルのように操作部筐体12と表示部筐体14とが開いている開閉途中の状態において、表示部筐体14を回動して凸部15dが180度用の凹部15cに入った場合(回動終了)あるいはその凹部15cから出始めた場合(回動開始)を検出した場合に、カメラ機能のモニタ表示中であれば、モニタ画像を180度回転してヒンジ部方向を上にした表示に切り替える。なお、スタンドスタイルのように操作部筐体12と表示部筐体14とが開いている開閉途中の状態においては、回動終了の前、回動開始の前の何れの場合もモニタ画像は正像表示となっている。
以上のように、この実施例において中央制御部21は、回動状況検出部30によって検出された表示部筐体14の回動に応じて主表示部13の内容を回転制御するようにしたので、筐体の回動に応じて主表示部13の内容を適切に制御することができ、新たなスタイル検出手段を設けることがなく、しかも、使い易い携帯電話機を提供することが可能となる。
また、表示部筐体14の回動開始が回動状況検出部30によって検出された場合に、主表示部13の内容を180度回転する表示制御を行うようにしたので、例えば、反オープンスタイルから表示部筐体14を少し回し始めた時点(回動開始時点)で、表示内容を180度回転することができる。従って、反オープンスタイルでの回動開始時点で反オープンスタイルの表示状態を解除してオープンスタイルの表示状態に変更することができる。
中央制御部21は、表示部筐体14の回動終了が回動状況検出部30によって検出された場合に、主表示部13の内容を180度回転する表示制御を行うようにしたので、例えば、オープンスタイルから反オープンスタイルに変更した時点(変更した直後)で、表示内容を180度回転することができる。従って、反オープンスタイルで表示部筐体14を開閉してスタンドスタイルに変更したとしても、反オープンスタイルと同じ表示内容を見ることができ、スタンドスタイルでの表示の上下の向きが正しい向きとなり、スタンドスタイルが使用し易くなる。
カメラ機能のモニタ表示中においては、表示部筐体14の回動に応じて表示内容を180度回転する表示制御を行うと共に鏡面反転する表示制御を行うようにしたので、各スタイルでカメラ機能を使用する際にも使用し易くなる。
カメラ機能が動作中(カメラモニタ表示中)であるか否かを判別し、カメラ機能のモニタ表示中であれば、鏡面反転する表示制御を行い、モニタ表示中でなければ、表示内容を180度回転する表示制御を行うようにしたので、カメラ機能を使用する場合、使用しない場合でも使い易い携帯電話機を提供することが可能となる。
なお、上述した実施例において、電源オン操作に応じた表示制御処理(図13のフローチャート)では、開閉途中での回動角度が0度あるいは回動途中であれば(ステップB9でYES)、オープンスタイルと同じ表示状態となるようにヒンジ部方向を下にする表示制御を行い(ステップB10)、回動角度が180度であれば(ステップB9でNO)、スタンドスタイルと同じ表示状態となるようにヒンジ部方向を上にする表示制御を行うようにしたが(ステップB11)、図13のステップB9では、回動角度0度のみを判別するようにしてもよい。これによって開閉途中において回動角度が0度の場合には、オープンスタイルと同じ表示状態となり、回動角度が180度の場合と回動途中の場合には、スタンドスタイルと同じ表示状態となる。このことは、カメラ起動に応じた表示制御処理(図14のフローチャート)でも同様であり、図14のステップC10では回動角度0度であるかを判別すればよい。
また、電源オン操作に応じた表示制御処理(図13のフローチャート)において、開閉角度が180度の場合に、回動角度が0度あるいは回動途中であれば(ステップB13でYES)、オープンスタイルと同じ表示状態となるようにヒンジ部方向を下にする表示制御を行い(ステップB14)、回動角度が180度であれば(ステップB13でNO)、反オープンスタイルと同じ表示状態となるようにヒンジ部方向を上にする表示制御を行うようにしたが(ステップB15)、図13のステップB13は、回動角度0度を判別するようにしてもよい。これによって開閉角度が180度の場合において、回動角度が0度であれば、オープンスタイルと同じ表示状態となり、回動角度が180度の場合と回動途中の場合には、反オープンスタイルと同じ表示状態となる。このことは、カメラ起動に応じた表示制御処理(図14のフローチャート)でも同様であり、図14のステップC16では回動角度0度であるかを判別すればよい。
また、回動検出に応じた表示制御処理(図15のフローチャート)において、180度への回動終了あるいは180度からの回動開始をチェックするようにしたが(ステップD1)、このステップD1では、0度からの回動開始あるいは0度への回動終了をチェックするようにしてもよい。すなわち、凸部15dが0度用の凹部15cから出始めたか、あるいはその凹部15cに入ったかによって回動状況検出部30は、表示部筐体14の回動開始あるいは回動終了を検出するようにしてもよい。
また、オープンスタイルあるいは反オープンスタイルとなる開閉角度を180度としたが、これに限らず、例えば、150度など、筐体構造に応じた角度であってもよい。このことは回動角度であっても同様である。また、回動状況検出部30、開閉状況検出部31は、加速度センサ、磁気センサなどによって構成したものであってもよい。その他、携帯電話機に限らず、例えば、PDA、電子カメラ、電子腕時計、音楽再生機などの端末装置であっても同様に適用可能である。
端末装置として適用した携帯電話機が利用可能な通信ネットワークシステムを示したブロック図。 携帯電話機1の外観図で、(A)はオープンスタイル、(B)はオープンスタイルの状態においてその反対側から見た図。 携帯電話機1の基本的な構成要素を示したブロック図。 回動状況検出部30の機構部分を説明するための図で、(A)、(B)は、ヒンジ部15を構成する回動用ヒンジ軸の接合部分を示した図、(C)は、回動角度0度の状態、(D)は、回動途中の状態、(E)は、回動角度180度の状態を示した図。 開閉状況検出部31の機構部分を説明するための図で、(A)、(B)は、ヒンジ部15を構成する開閉用ヒンジ軸の接合部分を示した図、(C)は、開閉角度0度の状態、(D)は、開閉途中の状態、(E)は、開閉角度180度の状態を示した図。 表示制御テーブルHTを説明するための図。 クローズスタイルでの外観図。 (A)はオープンスタイルでの外観図、(B)はオープンスタイルでの従来のメニュー画面、(C)は本実施例のメニュー画面、(D)はカメラ機能のモニタ画面を示した図。 (A)は反オープンスタイルでの外観図、(B)は反オープンスタイルを反対側から見た図、(C)は反オープンスタイルでの従来のメニュー画面、(D)は本実施例のメニュー画面、(E)はカメラ機能のモニタ画面を示した図。 (A)はスタンドスタイルでの外観図、(B)はスタンドスタイルでの従来のメニュー画面、(C)は本実施例のメニュー画面、(D)はカメラ機能のモニタ画面を示した図。 (A)はビュースタイルでの外観図、(B)はビュースタイルでの従来のメニュー画面、(C)は本実施例のメニュー画面、(D)はカメラ機能のモニタ画面を示した図。 電源投入に伴って実行開始される携帯電話機1の全体動作を示したフローチャート。 電源オン操作に応じた表示制御処理(図12のステップA2)を詳述するためのフローチャート。 カメラ起動に応じた表示制御処理(図12のステップA7)を詳述するためのフローチャート。 回動検出に応じた表示制御処理(図12のステップA12)を詳述するためのフローチャート。
符号の説明
1 携帯電話機
11 主操作部
12 操作部筐体
13 主表示部
14 表示部筐体
15 ヒンジ部
16 カメラレンズ部
21 中央制御部
22 ROM
23 RAM
24 無線通信部
26 表示部
27 操作部
28 カメラ撮像部
30 回動状況検出部
31 開閉状況検出部
HT 表示制御テーブル

Claims (7)

  1. 第1筐体と、第2筐体と、前記第1筐体に対して前記第2筐体を折り畳み開閉自在及び回動自在に連結するヒンジ部とを備えた端末装置であって、
    前記第2筐体に設けられた表示部と、
    前記ヒンジ部による前記第1筐体に対する前記第2筐体の回動を検出する検出手段と、
    この検出手段による回動検出に応じて前記表示部の内容を回転する表示制御を行う表示制御手段と、
    を具備したことを特徴とする端末装置。
  2. 前記表示制御手段は、前記第2筐体の回動開始が前記検出手段によって検出された場合に、前記表示部の内容を回転する表示制御を行う、
    ようにしたことを特徴とする請求項1記載の端末装置。
  3. 前記表示制御手段は、前記第2筐体の回動終了が前記検出手段によって検出された場合に、前記表示部の内容を回転する表示制御を行う、
    ようにしたことを特徴とする請求項1記載の端末装置。
  4. カメラ部で撮影される画像を前記表示部に表示させる撮像手段と、
    この撮像手段が動作中であるか否かを判別する判別手段と、
    を更に備え、
    前記表示制御手段は、前記検出手段による検出結果と前記判別手段による判別結果とに基づいて、前記表示部の内容を回転する表示制御を行うと共に鏡面反転する表示制御を行う、
    ようにしたことを特徴とする請求項1記載の端末装置。
  5. 前記表示制御手段は、前記第2筐体の回動開始、回動終了の何れか一方が前記検出手段によって検出され、かつ、前記判別手段によって撮像手段が動作中であることが判別された場合に、前記表示部の内容を鏡面反転する表示制御を行う、
    ようにしたことを特徴とする請求項4記載の端末装置。
  6. 前記表示制御手段は、前記第2筐体の回動開始、回動終了の何れか一方が前記検出手段によって検出され、かつ、前記判別手段によって撮像手段が動作中でないと判別された場合に、前記表示部の内容を回転する表示制御を行う、
    ようにしたことを特徴とする請求項4記載の端末装置。
  7. コンピュータに対して、
    第1筐体に対して第2筐体を折り畳み開閉自在及び回動自在に連結するヒンジ部による前記第1筐体に対する前記第2筐体の回動を検出する機能と、
    前記回動検出に応じて、前記第2筐体に設けられた表示部の内容を回転する表示制御を行う機能と、
    を実現させるためのプログラム。
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