JP2009153085A - 携帯端末装置及びプログラム - Google Patents
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Abstract
【課題】特殊撮影を行わせるための特定機能を制御する場合に、撮影手段から取り込んだ撮影画像の内容に基づいて制御できるようにする。
【解決手段】CPU11は、インカメラ18から取り込んだ画像を解析してその画像内に所定状態の顔画像が存在しているか否かの顔認識(簡易認識)を行い、顔画像が存在していれば、アウトカメラ17に対する特定機能を制御する。
【選択図】図2
【解決手段】CPU11は、インカメラ18から取り込んだ画像を解析してその画像内に所定状態の顔画像が存在しているか否かの顔認識(簡易認識)を行い、顔画像が存在していれば、アウトカメラ17に対する特定機能を制御する。
【選択図】図2
Description
この発明は、被写体を撮影してその撮影画像を取り込む撮影手段を有した携帯端末装置及びプログラムに関する。
一般に、遠距離の被写体を撮影しようとした場合に、多少の手振れが生じても大きな問題となるケースは少ないが、近くにいる人を撮影しようとした場合に手振れが生じると、作品としても意味を持たなくなる可能性がある。例えば、撮影者が自分の顔を撮影しようとした場合に、不安定な持ち方となって手振れが発生してしまうことが多い。このような場合に手振れ補正機能がオフされたままであると、せっかくの機能が有効に活用されないことになり、また、手振れ補正機能を常にオンしておくことは、撮影時の処理負荷が増大して消費電力の点でも好ましい方法とは言えない。そこで、従来では、シャッタの半押し操作で手振れ補正機能を自動的にオンするようにした技術が存在している(特許文献1参照)。
しかしながら、上述した先行技術は、シャッタを半押しするという特殊な操作を行った場合に手振れ補正機能をオンするものであって、その半押し操作自体が手振れ補正機能のオン操作に過ぎないと言える。
このことは、手振れ補正に限らず、カメラ撮影で顔認証(本人確認)を行う場合についても同様であり、カメラ撮影時に顔認識機能を常にオンしておくことは、処理負荷の増大などで好まし方法とは言えない。
このことは、手振れ補正に限らず、カメラ撮影で顔認証(本人確認)を行う場合についても同様であり、カメラ撮影時に顔認識機能を常にオンしておくことは、処理負荷の増大などで好まし方法とは言えない。
この発明の課題は、特殊撮影を行わせるための特定機能を制御する場合に、撮影手段から取り込んだ撮影画像の内容に基づいて制御できるようにすることである。
請求項1記載の発明は、被写体を撮影してその撮影画像を取り込む撮影手段を有した携帯端末装置であって、前記画像撮影手段によって得られた撮影画像を解析してその画像内に所定状態の顔画像が存在しているか否かを判別する判別手段と、この判別手段による判別結果に応じて前記撮影手段に対して特殊撮影を行わせるための特定機能を制御する制御手段と、を具備したことを特徴とする。
更に、コンピュータに対して、上述した請求項1記載の発明に示した主要機能を実現させるためのプログラムを提供する(請求項10記載の発明)。
更に、コンピュータに対して、上述した請求項1記載の発明に示した主要機能を実現させるためのプログラムを提供する(請求項10記載の発明)。
なお、上述した請求項1記載の発明は次のようなものであってもよい。
前記撮影手段は、第1撮影手段と第2撮影手段とを含み、前記判別手段は、前記第2撮影手段によって得られた撮影画像を解析し、前記制御手段は、前記第1撮影手段に対する特定機能を制御する(請求項2記載の発明)。
前記撮影手段は、第1撮影手段と第2撮影手段とを含み、前記判別手段は、前記第2撮影手段によって得られた撮影画像を解析し、前記制御手段は、前記第1撮影手段に対する特定機能を制御する(請求項2記載の発明)。
請求項2記載の発明は、請求項3記載の発明であってもよい。すなわち、装置本体の同一面側に表示部と共に前記第2撮影手段が配置され、前記表示部の反対面側に前記第1撮影手段が配置されている状態において、前記第2撮影手段によって得られた撮影画像内に所定状態の顔画像が存在していなければ、前記制御手段は、前記第1撮影手段が撮影者側に向けられていると判断して前記第1撮影手段に対する特定機能をオンするようにしてもよい(請求項3記載の発明)。
また、請求項2記載の発明は請求項4記載の発明であってもよい。すなわち、装置本体を構成する複数の筐体をヒンジ部を介して連結することによって当該装置本体の形態を複数のスタイルに変更可能な携帯端末装置であって、装置本体の同一面側に表示部と共に前記第2撮影手段が配置され、前記表示部の反対面側に前記第1撮影手段が配置されている状態において、装置本体のスタイルが前記第1及び第2撮影手段の撮影方向が同一方向となるスタイルの場合に、前記第2撮影手段によって得られた撮影画像内に所定状態の顔画像が存在していれば、前記第1撮影手段が撮影者側に向けられていると判断して前記第1撮影手段に対する特定機能をオンするようにしてもよい(請求項4記載の発明)。
装置本体に設けられている表示部の反対面側に前記撮影手段が配置されている状態において、前記撮影手段によって得られた撮影画像内に所定状態の顔画像が存在していれば、前記制御手段は、前記撮影手段が撮影者側に向けられていると判断して当該撮影手段に対する特定機能をオンする(請求項5記載の発明)。
前記特定機能は、前記撮影手段に対する手振れ補正機能であり、前記制御手段は、前記判別手段によって撮影画像内に所定状態の顔画像が存在しているか否かの判別結果に応じて前記手振れ補正機能を制御する(請求項6記載の発明)。
前記特定機能は、前記撮影手段で撮影された画像内の顔画像が予め登録されている顔画像に近似しているか否かを判定する顔認識機能であり、前記制御手段は、前記判別手段によって撮影画像内に所定状態の顔画像が存在しているか否かの判別結果に応じて前記顔認識機能を制御する(請求項7記載の発明)。
前記特定機能は、前記撮影手段における顔撮影機能であり、前記制御手段は、前記判別手段によって撮影画像内に所定状態の顔画像が存在しているか否かの判別結果に応じて前記顔撮影機能を制御する(請求項8記載の発明)。
前記判別手段は、前記撮影手段の起動時、動作中のうち、少なくとも何れか一方のタイミングで所定状態の顔画像が存在しているか否かを判別する(請求項9記載の発明)。
この発明によれば、特殊撮影を行わせるための特定機能を制御する場合に、カメラ撮影された画像内容に基づいて制御することができ、特定機能を必要に応じて確実に制御することができ、ユーザ操作が不要となり、ユーザの負担を軽減することが可能となる。
(実施形態1)
以下、図1〜図4を参照して本発明の第1実施形態を説明する。
この実施形態は携帯端末装置として携帯電話装置に適用したもので、図1は、携帯電話装置の外観図である。
携帯電話装置は、その装置本体を構成する操作部筐体1と表示部筐体2とを折り畳み開閉自在及び回動自在にヒンジ部3で連結した2軸ヒンジタイプの電話機である。すなわち、ヒンジ部3には操作部筐体1と表示部筐体2とを折り畳み開閉するための開閉用ヒンジ軸と、この開閉用ヒンジ軸とほぼ直交し、一方の筐体を他方の筐体に対して回動するための回動用ヒンジ軸とが設けられており、このヒンジ部3を介して操作部筐体1と表示部筐体2とは折り畳み開閉自在及び回動自在に連結されている。
以下、図1〜図4を参照して本発明の第1実施形態を説明する。
この実施形態は携帯端末装置として携帯電話装置に適用したもので、図1は、携帯電話装置の外観図である。
携帯電話装置は、その装置本体を構成する操作部筐体1と表示部筐体2とを折り畳み開閉自在及び回動自在にヒンジ部3で連結した2軸ヒンジタイプの電話機である。すなわち、ヒンジ部3には操作部筐体1と表示部筐体2とを折り畳み開閉するための開閉用ヒンジ軸と、この開閉用ヒンジ軸とほぼ直交し、一方の筐体を他方の筐体に対して回動するための回動用ヒンジ軸とが設けられており、このヒンジ部3を介して操作部筐体1と表示部筐体2とは折り畳み開閉自在及び回動自在に連結されている。
図1(A)は、装置本体を構成する操作部筐体1と表示部筐体2との折り畳みを開いて操作部4と表示部5とを露出させた状態のオープンスタイルを示し、(B)は、このオープンスタイルを反対側から見た状態(オープンスタイルから装置本体全体を180度回転させた状態)を示した図である。このように構成された2軸ヒンジタイプの携帯電話装置は、操作部筐体1と表示部筐体2との連結状態に応じてその装置本体の形態を複数のスタイル、つまり、上述したオープンスタイルのほか、クローズスタイル、反転オープンスタイル、ビュースタイルに変更可能となっている。
この装置本体には2種類のカメラが搭載されている。すなわち、操作部筐体1の内面側(正面側)には操作部4が配置され、その反対面側(外面側)にはアウトカメラを構成する撮影レンズ部6が設けられている。また、表示部筐体2の内面側(正面側)には表示部5が配置されていると共に、その表示部5の近傍にはインカメラ(テレビ電話用などに使用される簡易カメラ)を構成する撮影レンズ部7が設けられている。言い換えれば、表示部5と共にインカメラ用の撮影レンズ部7は、装置本体の同一面側に配置され、アウトカメラ用の撮影レンズ部6は、表示部5の反対面側に配置されている。
図2は、携帯電話装置の基本的な構成要素を示したブロック図である。
この携帯電話装置には、通話機能(音声電話機能)、電子メール機能、インターネット接続機能(Webアクセス機能)、カメラ機能など、各種の機能が備えられている。CPU11は、記憶部12内の各種のプログラムに応じてこの携帯電話装置1の全体動作を制御する中央演算処理装置である。記憶部12は、プログラム領域とデータ領域とを有し、このプログラム領域には、後述する図4に示す動作手順に応じて本実施例を実現するためのプログラムが格納されている。記録メディア13は、着脱自在な可搬型メモリで、各種のデータ・プログラムを外部供給するもので、例えば、スマートメディア、ICカードなどによって構成されている。メモリ14は、ワーク領域を有する内部メモリである。
この携帯電話装置には、通話機能(音声電話機能)、電子メール機能、インターネット接続機能(Webアクセス機能)、カメラ機能など、各種の機能が備えられている。CPU11は、記憶部12内の各種のプログラムに応じてこの携帯電話装置1の全体動作を制御する中央演算処理装置である。記憶部12は、プログラム領域とデータ領域とを有し、このプログラム領域には、後述する図4に示す動作手順に応じて本実施例を実現するためのプログラムが格納されている。記録メディア13は、着脱自在な可搬型メモリで、各種のデータ・プログラムを外部供給するもので、例えば、スマートメディア、ICカードなどによって構成されている。メモリ14は、ワーク領域を有する内部メモリである。
無線通信部15は、無線部、ベースバンド部、多重分離部などを備え、例えば、音声電話機能、TV電話機能、電子メール機能、インターネット接続機能、データ通信機能の動作時に最寄りの基地局との間でデータの送受信を行うもので、通話機能の動作時にはベースバンド部の受信側から信号を取り込んで受信ベースバンド信号に復調したのち、音声信号処理部16を介して通話用スピーカSPから音声出力させ、また、通話用マイクMCからの入力音声データを音声信号処理部16から取り込み、送信ベースバンド信号に符号化したのち、ベースバンド部の送信側に与えてアンテナから発信出力させる。
アウトカメラ17は、高画素数の撮像素子(例えば、CCD)を有するメインカメラで、手振れ補正機能など各種の付加機能が装備され、高品質画像の撮影時などで利用される。なお、手振れ補正機能は、手振れを画像処理によって補正する機能であるが、機構的に手振れ補正を行う機能であってもよい。インカメラ18は、アウトカメラ17に比べて低画素数の撮像素子を有するサブカメラで、テレビ電話用のほか、簡易撮影機能として利用される。このアウトカメラ17、インカメラ18は、対応する撮影レンズ部6、7のほか、撮像素子、その駆動系のほか、測距センサ、光量センサ、アナログ処理回路、信号処理回路、圧縮伸張回路などを備え、光学ズームを調整制御したり、オートフォーカス時の駆動制御、シャッタ駆動制御、露出、ホワイトバランスなどを制御したりする。
操作部4は、ダイヤル入力、文字入力、コマンド入力などを行うもので、カメラ機能のON/OFF(オン/オフ)を指示するカメラボタン、シャッタボタンなどを有し、CPU11は、操作部4からの入力信号に応じた処理を実行する。なお、操作部4のカメラボタンは、操作部筐体1と表示部筐体2との折り畳みを開いた状態、つまり、オープンスタイル/反転オープンスタイルにおいて操作可能なボタンである。なお、表示部5に透明のタッチパネルが積層配置されている場合、カメラボタンは、このタッチパネル上のタッチボタンであってもよい。
報知部19は、着信報知などの報知用のスピーカ、LED(発光ダイオード)、振動モータなどを備え、電話、メール着信時に駆動されて着信報知を行うほか、アラーム報知時にも駆動される。表示部5は、高精細液晶あるいは有機ELなどを使用したもので、TV電話画面が表示されている状態では、TV電話機能の動作時に無線通信部15から取得した相手画像とインカメラ18によって撮影された自分画像とが並列表示される。RTC(リアルタイムクロックモジュール)20は、時計部を構成するもので、CPU11は、RTC20から現在日時を取得する。
スタイル検出部21は、装置本体の現在のスタイルを検出するもので、操作部筐体1に対して表示部筐体2が開閉された際に、その開閉角度が0度か180度かを検出し、0度であれば、クローズスタイル/ビュースタイルとなり、180度であれば、オープンスタイル/反転オープンスタイルとなる。また、操作部筐体1に対して表示部筐体2が回動された際に、その回動角度が0度か180度かを検出し、0度であれば、オープンスタイルとなり、180度であれば、反転オープンスタイルとなる。スタイル検出部21はスタイル変化を検出すると、スタイル有り信号をCPU11に与える。
図3は、オープンスタイルから反転オープンスタイルに変更した場合の外観図である。
図3(A)は、オープンスタイルから操作部筐体1に対して表示部筐体2を180度回転させた状態の反転オープンスタイルを示したもので、アウトカメラ17用の撮影レンズ部6とインカメラ18用の撮影レンズ部7とは、操作部4に対してそれぞれ反対側に向いた状態となっている。図3(B)は、この状態において、表示部5、アウトカメラ17、インカメラ18がユーザ(撮影者)側に向くように、装置本体全体を180度回転させた状態を示している。
図3(A)は、オープンスタイルから操作部筐体1に対して表示部筐体2を180度回転させた状態の反転オープンスタイルを示したもので、アウトカメラ17用の撮影レンズ部6とインカメラ18用の撮影レンズ部7とは、操作部4に対してそれぞれ反対側に向いた状態となっている。図3(B)は、この状態において、表示部5、アウトカメラ17、インカメラ18がユーザ(撮影者)側に向くように、装置本体全体を180度回転させた状態を示している。
ここで、アウトカメラ17で自分の顔を高画質で撮影する場合(高画質の自分撮りを行う場合)、CPU11は、インカメラ18から取り込んだ画像(スルー画像)内に所定状態の顔画像が存在しているかを検出する顔認識(簡易認識)を行うようにしている。この場合、ユーザ個人を特定するような厳密な顔認識は必要ではなく、人の顔が存在しているかを粗く認識できればよく、正面向きの顔輪郭の有無、肌色などの色具合、顔輪郭の大きさ(被写体までの距離)などを総合的に判断して顔画像の有無を判別するようにしている。なお、この顔認識の結果に応じてアウトカメラ17の手振れ補正機能を制御するようにしている。
すなわち、顔認識の結果、インカメラ18から取り込んだ画像内に所定状態の顔画像が存在していなければ、図1(B)に示すようにオープンスタイルから装置本体の全体を180度回転させた状態にあると判断し、つまり、アウトカメラ17が撮影者側に向けられている状態にあると判断して、アウトカメラ17の手振れ補正機能をオンするようにしている。逆に、インカメラ18から取り込んだ画像内に顔画像が存在していれば、図3(B)に示すように、反転オープンスタイルから装置本体全体を180度回転させた状態、つまり、アウトカメラ17が撮影者側に向けられている状態であると判断して、アウトカメラ17の手振れ補正機能をオンするようにしている。
次に、この第1実施形態における携帯電話装置の動作概念を図4に示すフローチャートを参照して説明する。ここで、このフローチャートに記述されている各機能は、読み取り可能なプログラムコードの形態で格納されており、このプログラムコードにしたがった動作が逐次実行される。また、伝送媒体を介して伝送されてきた上述のプログラムコードに従った動作を逐次実行することもできる。このことは後述する他の実施形態においても同様であり、記録媒体のほかに、伝送媒体を介して外部供給されたプログラム/データを利用してこの実施形態特有の動作を実行することもできる。
図4は、第1実施形態において電源投入に伴って実行開始される携帯電話装置の全体動作を示したフローチャートである。
先ず、CPU11は、電源を投入する電源オン操作が行われると、無線通信部14を作動させて現在位置を登録する待受処理を行うと共に、所定の待受画像を読み出して表示させながら待受状態となる(ステップA1)。この待受状態において無線通信部15を介して着信を検出すると(ステップA2でYES)、通可能状態とする着信処理に移る(ステップA3)。
先ず、CPU11は、電源を投入する電源オン操作が行われると、無線通信部14を作動させて現在位置を登録する待受処理を行うと共に、所定の待受画像を読み出して表示させながら待受状態となる(ステップA1)。この待受状態において無線通信部15を介して着信を検出すると(ステップA2でYES)、通可能状態とする着信処理に移る(ステップA3)。
また、待受状態においてスタイル検出部21からスタイル変化有り信号を受け取ると(ステップA4でYES)、検出された現在のスタイルを一時記憶したのち(ステップA5)、上述のステップA1に戻る。また、待受状態において操作部4で何らかの操作が行われると(ステップA6でYES)、カメラボタンが操作されてカメラ起動(カメラON)が指示されたのかを調べ(ステップA7)、カメラONが指示されなければ、その操作に対応する処理として、例えば、発信処理、メール作成処理などを行う(ステップA8)。
いま、カメラONが指示された場合には(ステップA7でYES)、アウトカメラ17及びインカメラ18を起動させたのち(ステップA9)、インカメラ18から取り込んだ画像内に所定状態の顔画像が存在しているかを検出する顔認識(簡易認識)を行う(ステップA10)。すなわち、上述のように、正面向きの顔輪郭の有無、肌色などの色具合、顔輪郭の大きさなど、人の顔を粗く認識する。そして、上述のように一時記憶した現在のスタイルは、反転オープンスタイルであるかを調べ(ステップA11)、反転オープンスタイルであれば、上述した顔認識(簡易認識)の結果、インカメラ18から取り込んだ画像内に顔画像が存在しているかを調べる(ステップA12)。いま、顔画像が存在していれば、反転オープンスタイルから装置本体全体を180度回転させた状態(図3(B)参照)、つまり、インカメラ18及びアウトカメラ17が撮影者側に向けられている状態であると判断して、アウトカメラ17の手振れ補正機能をオンする(ステップA15)。
また、反転オープンスタイルにおいて顔画像が存在していなければ(ステップA12でNO)、図3(A)に示すようにインカメラ18及びアウトカメラ17が外側(撮影者の反対側)に向いている状態であると判断してステップA13に移り、手振れ補正機能がオンされていることを条件に(ステップA13でNO)、それをオフする(ステップA14)。一方、現在のスタイルが反転オープンスタイルでなければ(ステップA11でNO)、オープンスタイルであると判断する。すなわち、操作部4のカメラボタンは、操作部筐体1と表示部筐体2との折り畳みを開いた状態(オープンスタイル/反転オープンスタイル)において操作されるもので、反転オープンスタイルでなければ、オープンスタイルであると判断する。この場合においても、次のステップA16ではインカメラ18から取り込んだ画像内に所定状態の顔画像が存在しているかを検出する。
いま、オープンスタイルにおいて顔画像が存在していなければ(ステップA16でNO)、オープンスタイルから装置本体全体を180度回転させた状態(図1(B)参照)、つまり、アウトカメラ17が撮影者側に向けられている状態であると判断して、アウトカメラ17の手振れ補正機能をオンする(ステップA15)。また、オープンスタイルにおいて顔画像が存在していれば(ステップA16でYES)、図1(A)に示すようにアウトカメラ17が外側(撮影者の反対側)に向いている状態であると判断して、ステップA17に移り、手振れ補正機能がオンされていることを条件に(ステップA17でNO)、それをオフする(ステップA18)。
そして、アウトカメラ17から取り込んだ画像(スルー画像)を表示部5からモニタ表示させたのち(ステップA19)、シャッタボタンが操作されたか(ステップA20)、カメラボタン操作によってカメラ機能のオフ(カメラOFF)が指示されたかを調べ(ステップA22)、それらの操作が無ければ(ステップA22でNO)、上述のステップA10に戻るが、シャッタ操作が行われたときには(ステップA20でYES)、アウトカメラ17の画像を記録メディア13などに記録保存させたのち(ステップA21)、上述のステップA10に戻る。また、カメラOFFの操作が行われたときには(ステップA22でYES)、上述のステップA1に戻る。
以上のように、この第1実施形態においてCPU11は、特殊撮影を行わせるための特定機能を制御する場合に、カメラ撮影された画像内容に応じて制御することができ、特定機能を必要に応じて確実に制御することができ、ユーザ操作が不要となり、ユーザの負担を軽減することが可能となる。
CPU11は、インカメラ18から取り込んだ画像を解析してその画像内に所定状態の顔画像が存在しているか否かの顔認識(簡易認識)を行い、顔画像が存在していれば、アウトカメラ17に対する特定機能を制御するようにしたので、インカメラ18で撮影された粗い画像を簡易認識するだけで、高画質撮影用のアウトカメラ17に対する特定機能を制御することができる。
オープンスタイルにおいて、インカメラ18から取り込んだ画像内に所定状態の顔画像が存在していなければ、アウトカメラ17がユーザ(撮影者)側に向けられている状態、つまり、オープンスタイルから装置本体全体を180度回転させた状態(図1(B)参照)であると判断することができる。
反転オープンスタイルにおいて、インカメラ18から取り込んだ画像内に顔画像が存在していれば、図3(B)に示すように、反転オープンスタイルから装置本体全体を180度回転させた状態、つまり、アウトカメラ17が撮影者側に向けられている状態であると判断することができる。
アウトカメラ17に対する特定機能は、手振れ補正機能であり、インカメラ18から取り込んだ画像内に所定状態の顔画像が存在していなければ、アウトカメラ17の手振れ補正機能をオフするようにしたので、アウトカメラ17で高画質の自分撮りを行う場合に、自動的な手振れ補正によって鮮明なカメラ撮影が可能となる。
CPU11は、カメラ起動時、カメラ動作中のタイミングで、インカメラ18から取り込んだ画像内に所定状態の顔画像が存在しているか否かを判別するようにしたので、カメラを起動するだけでカメラ動作中、顔検出を行うことができる。
なお、上述した第1実施形態においては、装置本体を構成する操作部筐体1と表示部筐体2とを折り畳み開閉自在及び回動自在にヒンジ部3で連結した2軸ヒンジタイプの携帯電話装置を例示したが、折り畳み型などであってもよい。
また、上述した第1実施形態においては、カメラON操作でアウトカメラ17及びインカメラ18を起動したが、インカメラ18から取り込んだ画像内に顔画像が存在していることを条件にアウトカメラ17を起動するようにしてもよい。
また、上述した第1実施形態においては、カメラON操作でアウトカメラ17及びインカメラ18を起動したが、インカメラ18から取り込んだ画像内に顔画像が存在していることを条件にアウトカメラ17を起動するようにしてもよい。
上述した第1実施形態においては、操作部筐体1と表示部筐体2との折り畳みを開いた状態(オープンスタイル/反転オープンスタイル)において、カメラボタンを操作可能としたが、装置本体の側部にサイドキーとしてカメラボタンを設けることによって、例えば、反転オープンスタイルから表示部筐体2を折り畳んだ状態(表示部5が表向きの状態)のビュースタイルでもカメラボタンを操作可能としてもよい。このビュースタイルにおいては、インカメラ18から取り込んだ画像内に所定状態の顔画像が存在していなければ、アウトカメラ17がユーザ(撮影者)側に向けられている状態と判断すればよい。
(実施形態2)
以下、この発明の第2実施形態について図5〜図7を参照して説明する。
なお、上述した第1実施形態においては、2台のカメラ(アウトカメラ17、インカメラ18)を設けた構成とし、特殊撮影を行わせるための特定機能として手振れ補正機能に適用し、現在のスタイルを考慮して特定機能を制御するようにしたが、この第2実施形態においては、1台のカメラ(アウトカメラ17)を使用し、特殊撮影を行わせるための特定機能として被写体照明機能、手振れ補正機能、連写機能、本人の顔認識機能に適用し、スタイルを考慮せずに特定機能を制御するようにしたものである。ここで、両実施形態において基本的あるいは名称的に同一のものは、同一符号を付して示し、その説明を省略すると共に、以下、第2実施形態の特徴部分を中心に説明するものとする。
以下、この発明の第2実施形態について図5〜図7を参照して説明する。
なお、上述した第1実施形態においては、2台のカメラ(アウトカメラ17、インカメラ18)を設けた構成とし、特殊撮影を行わせるための特定機能として手振れ補正機能に適用し、現在のスタイルを考慮して特定機能を制御するようにしたが、この第2実施形態においては、1台のカメラ(アウトカメラ17)を使用し、特殊撮影を行わせるための特定機能として被写体照明機能、手振れ補正機能、連写機能、本人の顔認識機能に適用し、スタイルを考慮せずに特定機能を制御するようにしたものである。ここで、両実施形態において基本的あるいは名称的に同一のものは、同一符号を付して示し、その説明を省略すると共に、以下、第2実施形態の特徴部分を中心に説明するものとする。
図5は、第2実施形態における携帯電話装置の外観図である。
携帯電話装置は、その装置本体を構成する操作部筐体1と表示部筐体2とを折り畳み開閉自在にヒンジ部3を介して連結した折り畳みタイプの電話機であり、図5(A)は、操作部筐体1と表示部筐体2との折り畳みを開いたオープンスタイルを示し、(B)は、このオープンスタイルを反対側から見た状態を示した図である。この表示部筐体2に設けられている表示部5の反対面側にはアウトカメラ17が配置されている。CPU11は、このアウトカメラ17から取り込んだ画像内に所定状態の顔画像が存在しているかを判別し、顔画像が存在していれば、アウトカメラ17が撮影者側に向けられていると判断してアウトカメラ17に対する特定機能をオンするようにしている。
携帯電話装置は、その装置本体を構成する操作部筐体1と表示部筐体2とを折り畳み開閉自在にヒンジ部3を介して連結した折り畳みタイプの電話機であり、図5(A)は、操作部筐体1と表示部筐体2との折り畳みを開いたオープンスタイルを示し、(B)は、このオープンスタイルを反対側から見た状態を示した図である。この表示部筐体2に設けられている表示部5の反対面側にはアウトカメラ17が配置されている。CPU11は、このアウトカメラ17から取り込んだ画像内に所定状態の顔画像が存在しているかを判別し、顔画像が存在していれば、アウトカメラ17が撮影者側に向けられていると判断してアウトカメラ17に対する特定機能をオンするようにしている。
このアウトカメラ17に対する特定機能は、特殊撮影を行わせるための機能であり、第1実施形態と同様の手振れ補正機能のほか、顔認識機能、顔撮影機能、連写機能、顔照明機能である。なお、顔認識機能は被写体として人の顔を撮影し、この顔画像と予め登録されている顔画像と照合して本人確認を行う機能であり、顔撮影機能の一部である。顔認識機能は、人の顔を鮮明に撮影するための機能で、顔を複数コマ連写する連写機能、顔を照明する照明機能は、顔撮影機能の一部である。
図6及び図7は、第2実施形態において電源投入に伴って実行開始される携帯電話装置の全体動作を示したフローチャートである。
先ず、CPU11は、本人の顔認識機能を使用して本人確認を行う設定の有無を調べ(ステップB1)、本人確認を行う設定が無ければ(ステップB1でNO)、図7のフローに移り、無線通信部14を作動させて現在位置を登録する待受処理を行うと共に、所定の待受画像を読み出して表示させながら待受状態となる(ステップB12)。この待受状態において無線通信部15を介して着信を検出すると(ステップB13でYES)、通可能状態とする着信処理に移る(ステップB14)。
先ず、CPU11は、本人の顔認識機能を使用して本人確認を行う設定の有無を調べ(ステップB1)、本人確認を行う設定が無ければ(ステップB1でNO)、図7のフローに移り、無線通信部14を作動させて現在位置を登録する待受処理を行うと共に、所定の待受画像を読み出して表示させながら待受状態となる(ステップB12)。この待受状態において無線通信部15を介して着信を検出すると(ステップB13でYES)、通可能状態とする着信処理に移る(ステップB14)。
また、本人確認を行う設定が有れば(ステップB1でYES)、アウトカメラ17を起動したのち(ステップB2)、アウトカメラ17から取り込んだ画像内に所定状態の顔画像が存在しているかを検出する顔認識(簡易認識)を行う(ステップB3)。すなわち、上述のように、正面向きの顔輪郭の有無、肌色などの色具合、顔輪郭の大きさなど、人の顔を粗く認識した結果、顔画像が存在していなければ(ステップB4でNO)、タイムオーバーとなるまで(ステップB5でNO)、つまり、アウトカメラ17をオンしてから所定時間(例えば、3秒)が経過するまで顔認識(簡易認識)を行いながら上述の動作を繰り返す(ステップB3)。その結果、タイムオーバーとなった場合には(ステップB5でYES)、電源を強制的にオフする。
また、タイムオーバーとなる前に顔画像を検出したときには(ステップB4でYES)、顔画像によって本人確認を行う処理に移る(ステップB6〜B11)。すなわち、高精細な撮影を可能とするために、撮影照明機能をオン、つまり、撮影者を照明するライト(図示せず)をオンして照明を開始すると共に、アウトカメラ17の手振れ補正機能及び顔認識機能(顔撮影機能)をオンする(ステップB6)。そして、アウトカメラ17から取り込んだ画像に含まれている顔画像の特徴を抽出し(ステップB7)、予め登録されている本人の顔データとの特徴比較を行って、両者が特徴的に近似しているか否かを判定する(ステップB8)。
その結果、両者が特徴的に不一致であれば(ステップB9でNO)、顔認識を開始してから所定時間(例えば、3秒)が経過してタイムオーバーとなるまで(ステップB10でNO)、上述のステップB7に戻って特徴比較を行う。その結果、タイムオーバーとなると(ステップB10でYES)、電源を強制的にオフするが、タイムオーバーとなる前に顔画像の特徴的な一致が検出されると(ステップB9でYES)、上述した照明ライトをオフすると共に、手振れ補正機能及び顔認識機能をオフしたのち(ステップB11)、待受状態に戻る(図7のステップB)。
待受状態において何らかの操作が行われると(図7のステップB15でYES)、カメラボタンが操作されてカメラ起動(カメラON)が指示されたかを調べ(ステップB16)、カメラONが指示されなければ、その操作に対応する処理として、例えば、発信処理、メール作成処理などに移る(ステップB17)。いま、カメラONが指示されたときには(ステップB16でYES)、アウトカメラ17を起動させたのち(ステップB18)、上述と同様にアウトカメラ17からの画像内に所定状態の顔画像が存在しているかを検出する顔認識(簡易認識)を行う(ステップB19)。その結果、顔画像が存在していなければ(ステップB20でNO)、通常と同様、シャッタ操作が行われる毎に(ステップB26でYES)、アウトカメラ17の画像を記録メディア13などに記録保存させたのち(ステップB27)、上述のステップB19に戻る。また、カメラボタンの操作でカメラ機能のオフ(カメラOFF)が指示されたときには(ステップB28でYES)、上述のステップB12に戻る。
一方、顔認識(簡易認識)を行った結果、顔画像が存在していれば(ステップB20でYES)、連写機能をオンして、例えば、秒7コマの撮影を行ったのち(ステップB21)、各撮影画像を確認表示させる(ステップB22)。この表示内容を確認しながら所望する画像(鮮明画像)を選択する操作を行うと(ステップB23でYES)、この選択画像を記録メディア13などに記録保存させたのち(ステップB24)、連写撮影された各画像を削除する(ステップB25)。以下、ステップB26に移り、上述と同様に、シャッタ操作が行われる毎に(ステップB26でYES)、アウトカメラ17からの画像を記録メディア13などに記録保存させる(ステップB27)。
以上のように、この第2実施形態は、折り畳みタイプの携帯電話装置において、この表示部筐体2に設けられている表示部5の反対面側にアウトカメラ17が配置されている状態において、アウトカメラ17から取り込んだ画像内に所定状態の顔画像が存在していれば、アウトカメラ17が撮影者側に向けられていると判断してアウトカメラ17に対する特定機能をオンするようにしたので、上述した第1実施形態と同様に、特殊撮影を行わせるための特定機能を制御する場合に、カメラ撮影された画像内容に応じて制御することができ、特定機能を必要に応じて確実に制御することができ、ユーザ操作が不要となり、ユーザの負担を軽減することが可能となる。この場合、アウトカメラ17で撮影された粗い画像を簡易認識するだけで、高画質撮影に対応するための特定機能を制御することができる。
アウトカメラ17に対する特定機能は、手振れ補正機能であり、アウトカメラ17から取り込んだ画像内に所定状態の顔画像が存在していれば、アウトカメラ17の手振れ補正機能をオンするようにしたので、アウトカメラ17で高画質の自分撮りを行う場合に、自動的な手振れ補正によって鮮明なカメラ撮影が可能となる。
アウトカメラ17に対する特定機能は、アウトカメラ17から取り込んだ画面内の顔画像が予め登録されている顔データとの特徴が近似しているか否かを判定する顔認識機能であり、アウトカメラ17から取り込んだ画像内に所定状態の顔画像が存在していれば、顔認識機能のオンするようにしたので、必要なときに顔認識による本人確認を行うことができる。
アウトカメラ17に対する特定機能は、顔撮影機能(顔認識機能、連写機能、顔照明機能)であり、アウトカメラ17から取り込んだ画像内に所定状態の顔画像が存在していれば、顔撮影機能のオンするようにしたので、必要なときに顔撮影を行うことができる。
なお、上述した第2実施形態においては、折り畳み型の携帯電話装置に適用した場合を例示したが、ストレート型、スライド型の携帯電話装置であってもよい。
その他、携帯電話装置に限らず、例えば、PDA、デジタルカメラ、電子腕時計、音楽再生機などの携帯端末装置であっても同様に適用可能である。
その他、携帯電話装置に限らず、例えば、PDA、デジタルカメラ、電子腕時計、音楽再生機などの携帯端末装置であっても同様に適用可能である。
1 操作部筐体
2 表示部筐体
4 操作部
5 表示部
6 アウトカメラの撮影レンズ部
7 インカメラの撮影レンズ部
11 CPU
12 記憶部
17 アウトカメラ
18 インカメラ
21 スタイル検出部
2 表示部筐体
4 操作部
5 表示部
6 アウトカメラの撮影レンズ部
7 インカメラの撮影レンズ部
11 CPU
12 記憶部
17 アウトカメラ
18 インカメラ
21 スタイル検出部
Claims (10)
- 被写体を撮影してその撮影画像を取り込む撮影手段を有した携帯端末装置であって、
前記画像撮影手段によって得られた撮影画像を解析してその画像内に所定状態の顔画像が存在しているか否かを判別する判別手段と、
この判別手段による判別結果に応じて前記撮影手段に対して特殊撮影を行わせるための特定機能を制御する制御手段と、
を具備したことを特徴とする携帯端末装置。 - 前記撮影手段は、第1撮影手段と第2撮影手段とを含み、
前記判別手段は、前記第2撮影手段によって得られた撮影画像を解析し、
前記制御手段は、前記第1撮影手段に対する特定機能を制御する、
ようにしたことを特徴とする請求項1記載の携帯端末装置。 - 装置本体の同一面側に表示部と共に前記第2撮影手段が配置され、前記表示部の反対面側に前記第1撮影手段が配置されている状態において、前記第2撮影手段によって得られた撮影画像内に所定状態の顔画像が存在していなければ、前記制御手段は、前記第1撮影手段が撮影者側に向けられていると判断して前記第1撮影手段に対する特定機能をオンする、
ようにしたことを特徴とする請求項2記載の携帯端末装置。 - 装置本体を構成する複数の筐体をヒンジ部を介して連結することによって当該装置本体の形態を複数のスタイルに変更可能な携帯端末装置であって、
装置本体の同一面側に表示部と共に前記第2撮影手段が配置され、前記表示部の反対面側に前記第1撮影手段が配置されている状態において、装置本体のスタイルが前記第1及び第2撮影手段の撮影方向が同一方向となるスタイルの場合に、前記第2撮影手段によって得られた撮影画像内に所定状態の顔画像が存在していれば、前記第1撮影手段が撮影者側に向けられていると判断して前記第1撮影手段に対する特定機能をオンする、
ようにしたことを特徴とする請求項2記載の携帯端末装置。 - 装置本体に設けられている表示部の反対面側に前記撮影手段が配置されている状態において、前記撮影手段によって得られた撮影画像内に所定状態の顔画像が存在していれば、前記制御手段は、前記撮影手段が撮影者側に向けられていると判断して当該撮影手段に対する特定機能をオンする、
ようにしたことを特徴とする請求項1記載の携帯端末装置。 - 前記特定機能は、前記撮影手段に対する手振れ補正機能であり、
前記制御手段は、前記判別手段によって撮影画像内に所定状態の顔画像が存在しているか否かの判別結果に応じて前記手振れ補正機能を制御する、
ようにしたことを特徴とする請求項1記載の携帯端末装置。 - 前記特定機能は、前記撮影手段で撮影された画像内の顔画像が予め登録されている顔画像に近似しているか否かを判定する顔認識機能であり、
前記制御手段は、前記判別手段によって撮影画像内に所定状態の顔画像が存在しているか否かの判別結果に応じて前記顔認識機能を制御する、
ようにしたことを特徴とする請求項1記載の携帯端末装置。 - 前記特定機能は、前記撮影手段における顔撮影機能であり、
前記制御手段は、前記判別手段によって撮影画像内に所定状態の顔画像が存在しているか否かの判別結果に応じて前記顔撮影機能を制御する、
ようにしたことを特徴とする請求項1記載の携帯端末装置。 - 前記判別手段は、前記撮影手段の起動時、動作中のうち、少なくとも何れか一方のタイミングで所定状態の顔画像が存在しているか否かを判別する、
ようにしたことを特徴とする請求項1記載の携帯端末装置。 - コンピュータに対して、
被写体を撮影してその撮影画像を取り込む撮影手段によって得られた撮影画像を解析してその画像内に所定状態の顔画像が存在しているか否かを判別する機能と、
この判別結果に応じて前記撮影手段に対して特殊撮影を行わせるための特定機能を制御する機能と、
を実現させるためのプログラム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007331294A JP2009153085A (ja) | 2007-12-25 | 2007-12-25 | 携帯端末装置及びプログラム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007331294A JP2009153085A (ja) | 2007-12-25 | 2007-12-25 | 携帯端末装置及びプログラム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2009153085A true JP2009153085A (ja) | 2009-07-09 |
Family
ID=40921633
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2007331294A Pending JP2009153085A (ja) | 2007-12-25 | 2007-12-25 | 携帯端末装置及びプログラム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2009153085A (ja) |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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-
2007
- 2007-12-25 JP JP2007331294A patent/JP2009153085A/ja active Pending
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