JP5382808B2 - 端末装置及びプログラム - Google Patents

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Description

本発明は、撮影機能を有する端末装置及びプログラムに関する。
撮影機能を有する端末装置を使用して撮影を行う際に、自分にレンズを向けて自分自身を撮影するいわゆる「自分撮り」と呼ばれる撮影方法があり、自分撮りをよりきれいに撮影できるように、カメラが撮影者の方向に向けられ自分撮りをしていると判別されると自分撮り用の設定に制御する技術が開示されている。(特許文献1参照)。
特開2006−109352号公報
しかしながら、自分撮りはしたいが、自分撮りをしていることが周囲の他人に分かってしまうと恥ずかしいものであるため、その恥ずかしさを緩和したいという問題があった。
本発明の課題は、自分撮りをしていることが周囲の他人に気づかれにくくすることである。
上述した課題を解決するために請求項1記載の発明は、
撮像部と、前記撮像部により撮影された画像を表示する表示部を備える端末装置であって、
前記撮像部により当該端末装置の撮影者自身を撮影し、前記表示部に表示しているか否かを判別する撮影判別手段と、
前記撮影判別手段により当該端末装置の撮影者自身を撮影し前記表示部に表示していると判別された場合に、この撮影者自身を撮影し表示している表示部が周囲から覗かれる可能性が高いか否かを判別する覗き見判別手段と、
前記覗き見判別手段により当該端末装置の撮影者自身を撮影し表示している表示部が周囲から覗かれる可能性が高いと判別された場合に、前記表示部の表示を制限する制御を行う表示制御手段と、
を備えたことを特徴とする。
請求項1に従属する発明として、
前記覗き見判別手段が前記撮影者自身を撮影し表示している表示部が周囲から覗かれる可能性が低いと判別する条件は、前記表示部が前記撮像部の備える撮影レンズと同方向を向いている場合であることを特徴とする、請求項2記載の発明であってもよい。
請求項1に従属する発明として、
前記覗き見判別手段が前記撮影者自身を撮影し表示している表示部が周囲から覗かれる可能性が低いと判別する条件は、前記表示部が前記撮影者と同方向を向いている場合であることを特徴とする、請求項3記載の発明であってもよい。
請求項1に従属する発明として、
前記条件判別手段が前記撮影者自身を撮影し表示している表示部が周囲から覗かれる可能性が低いと判別する条件は、当該端末装置と前記撮影者が所定の距離以上離れている場合であることを特徴とする、請求項4記載の発明であってもよい。
請求項1に従属する発明として、
撮影された人物の顔を認識する顔認識手段を更に備え、
前記覗き見判別手段が前記撮影者自身を撮影し表示している表示部が周囲から覗かれる可能性が低いと判別する条件は、前記顔認識手段により認識され前記表示部に表示されている前記撮影者の顔が所定の大きさよりも小さい場合であることを特徴とする、請求項5記載の発明であってもよい。
請求項1に従属する発明として、
前記撮影者の視線を検出する視線検出手段を更に備え、
前記覗き見判別手段が前記撮影者自身を撮影し表示している表示部が周囲から覗かれる可能性が低いと判別する条件は、前記視線検出手段により前記撮影者の視線が前記撮像部の備える撮影レンズを向いていないことが検出された場合であることを特徴とする、請求項6記載の発明であってもよい。
請求項1に従属する発明として、
当該端末装置の保持者を判別する保持者判別手段を更に備え、
前記覗き見判別手段が前記撮影者自身を撮影し表示している表示部が周囲から覗かれる可能性が低いと判別する条件は、前記保持者判別手段により当該端末装置が前記撮影者以外により保持されていると判別された場合であることを特徴とする、請求項7記載の発明であってもよい。
請求項1に従属する発明として、
当該端末装置の周囲に人がいるか否かを判別する周囲判別手段を更に備え、
前記覗き見判別手段が前記撮影者自身を撮影し表示している表示部が周囲から覗かれる可能性が低いと判別する条件は、前記周囲判別手段により当該端末装置の周囲に人がいないと判別された場合であることを特徴とする、請求項8記載の発明であってもよい。
請求項1乃至8に従属する発明として、
撮影目的に応じて適切な撮影条件を設定する複数の撮影モードを更に備え、
前記複数の撮影モードのうち当該端末装置の撮影者自身を撮影する撮影モードが選択されている場合に、前記撮影判別手段は当該端末装置の撮影者自身を撮影し、当該端末装置の備える表示部に表示していると判別することを特徴とする、請求項9記載の発明であってもよい。
請求項5に従属する発明として、
前記顔認識手段により認識された人物の顔が当該端末装置に登録された画像と類似する場合に、前記撮影判別手段は当該端末装置の撮影者自身を撮影し、当該端末装置の備える表示部に表示していると判別することを特徴とする、請求項10記載の発明であってもよい。
請求項1乃至10に従属する発明として、
前記表示制御手段の行う前記表示部の表示の制限は、前記表示部の表示をオフすることを特徴とする、請求項11記載の発明であってもよい。
請求項1乃至10に従属する発明として、
前記表示制御手段の行う前記表示部の表示の制限は、前記表示部に表示されている前記撮影者を撮影している表示を小さくすることを特徴とする、請求項12記載の発明であってもよい。
また、上述した課題を解決するために請求項13記載の発明は、
撮像部と、前記撮像部により撮影された画像を表示する表示部を備えるコンピュータに、
前記撮像部により撮影者自身を撮影し、前記表示部に表示しているか否かを判別する機能、
この機能により撮影者自身を撮影し前記表示部に表示していると判別された場合に、この撮影者自身を撮影し表示している表示部が周囲から覗かれる可能性が高いか否かを判別する機能、
この機能により撮影者自身を撮影し表示している表示部が周囲から覗かれる可能性が高いと判別された場合に、前記表示部の表示を制限する制御を行う機能、
を実現させるためのプログラム、であることを特徴とする。
本発明によれば、自分撮りをしていることが周囲の他人に気づかれにくくすることで、気軽に自分撮りができるようになる。
端末装置の基本的な構成要素を示したブロック図。 2つの筐体(操作部筐体、表示部筐体)の向いている方向を示してスタイルを説明するための外観図。 撮影モードテーブルSTを説明するための図。 判定テーブルHTを説明するための図。 登録画像メモリGMを説明するための図。 登録生体情報メモリSMを説明するための図。 電源投入に応じて実行開始される端末装置の全体動作の概要を示したフローチャート。 図7に続くフローチャート。 自分撮り判別処理(A9)を詳述するフローチャート。 第1実施形態の変形例を示し、モニタ表示の違いを示した図。 第2実施形態における、自分撮り判別処理(A9)を詳述するフローチャート。
(第1実施形態)
図1〜図9を参照して本発明の第1実施形態を説明する。
本実施形態は、端末装置としてカメラ機能付き携帯電話機に適用した場合を例示したもので、図1は、カメラ機能付き携帯電話機の基本的な構成要素を示したブロック図である。
携帯電話機は、例えば、2つの筐体(操作部筐体、表示部筐体)を2軸ヒンジで折り畳み、回動自在に取り付けた折り畳みタイプの携帯電話機で、音声通話機能、テレビ電話機能、電子メール機能、インターネット接続機能(Webアクセス機能)のほか、カメラ機能などを備えている。
制御部1は、二次電池を備えた電源部2からの電力供給によって動作し、記憶部3内の各種のプログラムに応じてこの携帯電話機の全体動作を制御するもので、この制御部1には図示しないCPU(中央演算処理装置)やメモリなどが設けられている。
記憶部3は、ROM、RAMなどの内部メモリで、図示しないプログラム領域とデータ領域とを有し、この記憶部3内のプログラム領域には、後述する図7〜図9に示す動作手順に応じて本実施形態を実現するためのプログラムが格納されている。また、記憶部3内のデータ領域には、各種のフラグ情報、携帯電話機の動作に必要な各種の情報が記憶されているほか、後述する撮影モードテーブルST、判定テーブルHT、登録画像メモリGM、登録生体情報メモリSMが記憶されている。なお、記憶部3は、例えば、SDカード、ICカードなど、着脱自在な可搬型メモリ(記録メディア)を含む構成であってもよく、あるいは図示しない所定の外部サーバ上に記憶部3を有する構成であってもよい。
表示部4は、例えば、高精細液晶あるいは有機ELを使用し、例えば、待受画像、アイコン、日時情報のほか、テキストデータ、メール、Webページなどを表示するほか、カメラ機能の使用時にはライブビュー画像(モニタ画像)を表示するファインダ画面となる。
操作部5は、ダイヤル入力、文字入力、コマンド入力などを行うもので、この操作部5には、図示しないが、通話用のオフフックキー、オンフックキーのほか、カメラ機能をオン/オフさせるオン/オフキー、シャッタキーなどが設けられている。制御部1は、操作部5からの操作信号に応じた処理として、例えば、発信処理、テレビ電話処理、電子メール受信処理、カメラ処理など、各種の処理を行う。
無線通信部6は、図示しない無線部、ベースバンド部、多重分離部などを備え、例えば、音声通話機能、テレビ電話機能、電子メール機能、インターネット接続機能の動作時に最寄りの基地局との間でデータの送受信を行うもので、通話機能の動作時にはベースバンド部の受信側から信号を取り込んで受信ベースバンド信号に復調して制御部1に与え、制御部1は、電話部7を介して通話用スピーカSPから音声出力させ、また、通話用マイクMCからの入力音声データを電話部7から取り込み、送信ベースバンド信号に符号化した後、ベースバンド部の送信側に与えてアンテナATから発信出力させる。
第1の撮像部8は、デジタルカメラ機能を構成する構成要素で、静止画撮影のほかに動画撮影も可能なもので、カメラレンズ部8a、撮像素子(例えば、CCDあるいはCMOS)8b、画像信号処理部8c、アナログ処理部8d、圧縮伸張部8e、各種センサ部(測距センサ、光量センサなど)8fなどを有し、光学ズームを調整制御したり、オートフォーカス時の駆動制御、シャッタ駆動制御、露出、ホワイトバランスなどを制御したり、シャッタ速度(露光時間)を測定したりする。また、第1の撮像部8は、被写体に応じて望遠/広角の切り替えができる2焦点式レンズやズームレンズを備え、焦点距離を可変する画角変更機構を作動させて望遠/広角やズーム撮影を行うようにしている。視線検出部8gは、撮像素子8bにから撮り込まれた画像から視線の抽出を行うと共に、表示部4を見ているかを検出し、制御部1へ視線情報として渡す。顔認識部8hは、撮像素子8bにから撮り込まれた画像からユーザの顔面構造を認識して顔情報を取得し、制御部1へ顔情報として渡す。
スタイル検出部9は、機器本体を構成する可動自在な2つの筐体の位置関係に応じて変化する機器本体の形態(スタイル)を検出するもので、図1では図示省略したが、2つの磁気センサ(ホール素子)及び磁石と、地磁気センサ(電子コンパス)とを有する構成となっている。
生体情報取得部10は、例えば、指紋センサを備えた指紋情報取得部であり、指紋の凹凸に応じた電荷量を電圧値に変換したのち、この電圧値をデジタル画像(指紋画像データ)に変換すると共に、この指紋画像データを読み取り取得して制御部1に与える。ここで、制御部1は、生体情報取得部10から読み取られた入力指紋情報(入力生体情報)と後述する登録生体情報メモリSMに格納されている登録生体情報(登録指紋情報)とを照合し、その結果、これらの類似度が認証基準としての認証レベルに達しているか否かに応じてユーザ認証(指紋認証)を行う。なお、入力生体情報と登録生体情報とを照合する場合に、デジタル画像同士のパターン比較に限らず、指紋画像を解析して指紋特徴データ(指紋中心点、分岐点、端点、三角州など)を得て、それらの特徴同士を照合するようにしてもよい。
第2の撮像部11は、インカメラと呼ばれる表示部4の近くに設置される主にテレビ電話機能に使用されるデジタルカメラ機能を構成する構成要素で、第1の撮像部8と同等の構成となっているため、説明は省略する。
図2は、2つの筐体の向きによるスタイルの違いを示した外観図である。
2つの筐体、操作部筐体21、表示部筐体22は、2軸ヒンジ部23を介して折り畳み自在(開閉自在)、及び回動自在に連結されている。図2(1)(2)は、2つの筐体21、22を開いた状態を示し、(1)は正面、(2)は側面を示している。この状態では表示部4と第1の撮像部8のレンズ部8aは異なる方向を向いている。
図2(3)(4)は、図2(1)(2)の状態に対して操作部筐体21を180°反転、回動させた状態を示し、(3)は正面、(4)は側面を示している。この状態では表示部4と第1の撮像部のレンズ部8aは同じ方向を向いている。
図2(5)(6)は、図2(1)(2)と同じ状態で第2の撮像部11を備え、(5)は正面、(6)は側面を示している。この状態では表示部4と第2の撮影部11のレンズ部は同じ方向を向いている。
図3は、撮影モードテーブルSTを説明するための図である。
撮影モードテーブルSTは、撮影する目的に応じて、露出等の撮影条件を自動的に設定するためのテーブルで、“0”の場合は撮影条件の自動設定をオフし、“1”の場合は風景、“2”の場合は夜景、“3”の場合は人物、“4”の場合はパーティ、“5”の場合は自分撮り、“6”の場合は、花を撮影する目的として、撮影条件を自動的に設定する。
図4は、判定テーブルHTを説明するための図である。
判定テーブルHTは自分撮りをしていると判別された場合に、自分撮りをしている表示部4を覗き見される可能性が高いか否かを判別するためのテーブルで、“0”、“1”、“2”、“3”、“4”、“5”、“6”のいずれかの条件が満たされる場合は覗き見される可能性が低いと判定する。
“0”の場合は、スタイル検出部9により表示部4が第1の撮像部8のカメラレンズ8aと同方向を向いていることを検出した場合、或いは第2の撮像部11で撮影していることを検出した場合である。
“1”は、顔認識部8hにより自分撮り撮影者の顔が認識され、スタイル検出部9により表示部4が自分撮り撮影者と同方向を向いていることを検出した場合である。
“2”は、各種センサ部8fの測距センサにより端末装置と自分撮り撮影者が所定の距離以上離れていることを検出した場合である。
“3”は、顔認識部8hにより自分撮り撮影者の顔が認識され、顔の撮影サイズが所定の大きさよりも小さいことを検出した場合である。
“4”視線検出部8gにより撮影者の視線が検出されない場合である。
“5”生体情報取得部10により読み取られた生体情報が後述する登録生体情報メモリSMに類似することを検出した場合、すなわち携帯電話機が所有者以外により保持されていることを検出した場合である。
“6”は、第1の撮像部8或いは第2の撮像部11により周囲に人がいないことを検出した場合である。
図5は、登録画像メモリGMを説明するための図である。
登録画像メモリGMは、携帯電話機所有者の顔の画像を登録しておくためのメモリで、顔認識部8hで認識された顔画像が登録画像メモリGMに登録されている画像と類似しているか否かによって、自分撮りを行っている人物が携帯電話機の所有者であるか否か判別する。
図6は、登録生体情報メモリSMを説明するための図である。
登録生体情報メモリSMは携帯電話機所有者の生体情報を登録しておくためのメモリで、生体情報取得部10により取得された生体情報が登録生体情報メモリSMに登録されている情報と類似しているか否かによって、携帯電話機の所有者が携帯電話機を保持しているか否かを判別する。
次に、第1実施形態における端末装置の動作概念を図7〜図9に示すフローチャートを参照して説明する。ここで、このフローチャートに記述されている各機能は、読み取り可能なプログラムコードの形態で格納されており、このプログラムコードにしたがった動作が逐次実行される。また、ネットワークなどの伝送媒体を介して伝送されてきた上述のプログラムコードに従った動作を逐次実行することもできる。すなわち、伝送媒体を介して外部供給されたプログラム/データを利用して本実施形態特有の動作を実行することもできる。
図7は、電源投入に応じて実行開始される端末装置の全体動作の概要を示したフローチャートである。
先ず、制御部1は、電源投入に伴ってメモリなどを初期化する初期設定を行った後(ステップA1)、電話着信を検出したかを調べたり(ステップA2)、撮影操作が開始されたかを調べたり(ステップA7)、その他の操作が行われたかを調べたりする(ステップA15)。いま、電話着信を検出したときには(ステップA2でYES)、この着信に対する応答操作(オフフック操作)によって(ステップA3でYES)、通話可能状態とする通話処理を開始させる(ステップA4)。その後のオンフック操作によって(ステップA5でYES)、回線接続を遮断して通話を終了する終話処理を実行した後(ステップA6)、上述のステップA2に戻る。また、その他の操作が行われたときには(ステップA15でYES)、その操作に応じた処理として、例えば、発信処理、テレビ電話処理、メール送信処理、インターネット接続処理などを行った後(ステップA16)、上述のステップA2に戻る。
ここで、撮影操作が開始されたことが検出された場合は(ステップA7でYES)、表示部4に第1の撮像部8の撮像素子8bから撮り込まれるモニタ画像を表示し、各種センサ部8fによるAE(Automatic Exposure)、AF(Auto Focus)の動作を開始する(ステップA8)。
続いて自分撮りを行っているか否かの判別を行う後述する自分撮り判別処理(ステップA9)を行い、自分撮りを行っていると判別された場合(ステップA10でYES)は図4に示す判定テーブルHTを参照して(ステップA11)、撮影状態が該当するか否かを判定し(ステップA12)、判定テーブルHTの条件に合致する場合(ステップA12でYES)、すなわち表示部4が周囲の人から覗かれる可能性が低いと判断される場合は表示部4をオフしないで(ステップA13)、一方、判定テーブルHTの条件に合致しない場合(ステップA12でNO)、すなわち表示部4が周囲の人から覗かれる可能性が高いと判断される場合は表示部4をオフして(ステップA14)、シャッタ操作が行われたかを調べたり(図8のステップA17)、撮影終了処理が行われたかを調べたり(図8のステップA19)、露出設定やアングル変更といったその他の撮影操作が行われたかを調べたりする(図8のステップA23)処理に移行する。
自分撮りを行っていないと判別された場合(ステップA10でNO)は、表示の制御を行わず、シャッタ操作が行われたかを調べたり(図8のステップA17)、撮影終了処理が行われたかを調べたり(図8のステップA19)、その他の撮影操作が行われたかを調べたりする(図8のステップA23)処理に移行する。
ここでシャッタ操作が行われたことが判別された場合は(ステップA17でYES)、撮影処理として撮像素子8bから撮り込んだ撮影画像を適切なフォーマット(例えば、JPEG)に圧縮した画像ファイルを生成して記憶部3に記録保存させた後(ステップA18)、図7のステップA9の自分撮り判別処理に戻り、自分撮りをしているか否かの判別を行う。
また、撮影終了操作が行われたことが判別された場合は(ステップA19でYES)、表示部4がオフ状態であるか否かを判別し(ステップA20)、表示オフ状態であれば(ステップA20でYES)、表示部4をオンして(ステップA21)、一方、表示オン状態であれば(ステップA20でNO)そのままの状態で、モニタ表示、AE,AFの動作を終了する等の撮影終了処理を行い(ステップA22)、上述のステップA2に戻る。
またその他の撮影操作が行われた場合は(ステップA23でYES)は、操作に応じた処理を行い(ステップA24)、図7のステップA9の自分撮り判別処理に戻り、自分撮りをしているか否かの判別を行う。
次に図9のフローチャートを使用して自分撮り判別処理を説明する。
撮影モードが自分撮りモードであるか、すなわち図3に示す撮影モードテーブルSTの値が“5”であるか否かを判別し、自分撮りモードであると判別された場合は(ステップB1でYES)、自分撮りを行っていると判別し(ステップB2)、その他の撮影モードである場合と判別された場合は(ステップB1でNO)、自分撮りを行っていないと判別して(ステップB3)、自分撮り判別処理を終了し、次のステップに移る。
以上のように、第1実施形態において、撮像部と、前記撮像部により撮影された画像を表示する表示部を備え、当該端末装置の撮影者自身を撮影し、表示部に表示しているか否かを判別し、当該端末装置の撮影者自身を撮影し表示部に表示していると判別された場合に、この撮影者自身を撮影し表示している表示部が周囲から覗かれる可能性が高いか否かを判別し、当該端末装置の撮影者自身を撮影し表示している表示部が周囲から覗かれる可能性が高いと判別された場合に、表示部の表示を制限する制御を行うようにしたことで、いわゆる自分撮りをしている場合であって、周りの人から自分撮りをしていると分かってしまう場合に限り表示を制限して、自分撮りをしていることを人に知られることの恥ずかしさを緩和することができる。
また、撮影者自身を撮影し表示している表示部が周囲から覗かれる可能性が低いと判別する条件は、表示部が撮像部の備える撮影レンズと同方向を向いている場合であるようにしたことで、自分撮りをしていても表示部が周りに人に覗かれる可能性が低いので、表示部の表示を制限する必要がないと判断することができる。
更に、撮影者自身を撮影し表示している表示部が周囲から覗かれる可能性がないと判別する条件は、表示部が撮影者と同方向を向いている場合であるようにしたことで、自分撮りをしていても表示部が周りに人に覗かれる可能性が低いので、表示部の表示を制限する必要がないと判断することができる。
また、撮影者自身を撮影し表示している表示部が周囲から覗かれる可能性が低いと判別する条件は、当該端末装置と撮影者が所定の距離以上離れている場合であるようにしたことで、ズーム機能を搭載していないような場合に有効で、自分撮りをしていても周りの人に自分撮りをしていると分かりにくいので、表示部の表示を制限する必要がないと判断することができる。
更に、撮影された人物の顔を更に認識し、撮影者自身を撮影し表示している表示部が周囲から覗かれる可能性が低いと判別する条件は、認識され表示部に表示されている撮影者の顔が所定の大きさよりも小さい場合であるようにしたことで、ズーム機能を搭載している場合で、広角や望遠によって撮影距離が同じでも撮影される顔の大きさが異なる場合に有効で、自分撮りをしていても周りの人に自分撮りをしていると分かりにくいので、表示部の表示を制限する必要がないと判断することができる。
また、撮影者の視線を更に検出し、撮影者自身を撮影し表示している表示部が周囲から覗かれる可能性が低いと判別する条件は、撮影者の視線が前記撮像部の備える撮影レンズを向いていないことが検出された場合であるようにしたことで、いわゆるカメラ目線をしておらず、周りの人に自分撮りをしていると分かりにくいので、表示部を表示する必要がないと判断することができる。
更に、当該端末装置の保持者を更に判別し、撮影者自身を撮影し表示している表示部が周囲から覗かれる可能性が低いと判別する条件は、当該端末装置が前記撮影者以外により保持されていると判別された場合であるようにしたことで、自分撮りでないので、表示部の表示を制限する必要がないと判断することができる。
また、当該端末装置の周囲に人がいるか否かを更に判別し、撮影者自身を撮影し表示している表示部が周囲から覗かれる可能性が低いと判別する条件は、当該端末装置の周囲に人がいないと判別された場合であるようにしたことで、表示部を覗かれる心配がないと判断することができる。
更に、撮影目的に応じて適切な撮影条件を設定する複数の撮影モードを更に備え、複数の撮影モードのうち当該端末装置の撮影者自身を撮影する撮影モードが選択されている場合に、当該端末装置の撮影者自身を撮影し、当該端末装置の備える表示部に表示していると判別するようにしたことで、センサ等を搭載せずに簡易に自分撮りを判別することができる。
また、表示部の表示の制限を表示部の表示をオフするようにことで、自分撮りしている場合に周囲の人に覗きされることを防止することができる。また、不要な電池消耗を防止することができる。
図10は変形例を示す図である。
上述した第1実施形態においては、自分撮りを行っている状態で、図10(1)に示すように表示している表示部4をオフすることで周囲の人から覗かれることを防止しているが、図10(2)に示すように表示部4に表示するモニタ表示を小さく表示することで覗かれたとしても分かりにくい表示としてもよい。
以上のように表示部に表示されている撮影者を撮影している表示を小さくするようにしたことで、小さいながらもモニタ表示は行っているのでどのように撮影されているか自分撮りを行っている本人には確認することと、覗かれても分かりにくくすることを両立することが可能となる。
(第2実施形態)
以下、この発明の第2実施形態について図11を参照して説明する。
上述した第1実施形態においては、自分撮りを行っているか否かの判別を撮影モードが自分撮りモードであるか否か、すなわち図3に示す撮影モードテーブルSTの撮影モードが“5”であるか否かによって判別しているが、この第2実施形態においては、第1の撮像部8或いは第2の撮像部11により撮影されている人物が図4に示す登録画像メモリGMに登録されている画像と類似する場合に、自分撮りを行っていると判別するようにしている。
図11は、第2実施形態における自分撮り判別処理を説明するフローチャートである。
撮像素子8bから撮り込んだ撮影画像から顔認識部8hによる顔認識を行い(ステップC1)、登録画像メモリGMを参照して(ステップC2)、認識した顔画像を比較して、類似していると判別された場合は(ステップC3でYES)、自分撮りを行っていると判別し(ステップC4)、類似していないと判別された場合は(ステップC3でNO)、自分撮りを行っていないと判別して(ステップC5)、自分撮り判別処理を終了し、次のステップに移る。
以上のように、第2実施形態において、認識された人物の顔が当該端末装置に登録された画像と類似する場合に、当該端末装置の撮影者自身を撮影し、当該端末装置の備える表示部に表示していると判別するようにしたことで、より正確に自分撮りをしているか否かを判別することができる。
なお、上述の第1実施形態及び第2実施形態では、第1の撮像部8或いは第2の撮像部11による自分撮りを行っている際の表示の制御について説明したが、第2の撮像部11を使用したテレビ電話機能使用時に、自分の顔を表示部4に表示する場合に表示の制御を行ってもよい。
また、端末装置としては、折り畳みタイプ、ストレートタイプに限らず、例えば、スピントップタイプなど任意の筐体構造であってもよく、その他、端末装置は、携帯電話機に限らず、パーソナルコンピュータ、PDA、デジタルカメラ、音楽プレイヤーなどであってもよい。
また、上述した実施形態において示した“装置”や“機”とは、機能別に複数の筐体に分離されていてもよく、単一の筐体に限らない。また、上述したフローチャートに記述した各ステップSは、時系列的な処理に限らず、複数のステップSを並列的に処理したり、別個独立して処理したりするようにしてもよい。
1 制御部
2 電源部
3 記憶部
4 表示部
5 操作部
6 無線通信部
7 電話部
8 第1の撮像部
9 スタイル検出部
10 生体情報取得部
11 第2の撮像部
21 操作部筐体
22 表示部筐体
23 2軸ヒンジ部
ST 撮影モードテーブル
HT 判定テーブル
GM 登録画像メモリ
SM 登録生体情報メモリ

Claims (13)

  1. 撮像部と、前記撮像部により撮影された画像を表示する表示部を備える端末装置であって、
    前記撮像部により当該端末装置の撮影者自身を撮影し、前記表示部に表示しているか否かを判別する撮影判別手段と、
    前記撮影判別手段により当該端末装置の撮影者自身を撮影し前記表示部に表示していると判別された場合に、この撮影者自身を撮影し表示している表示部が周囲から覗かれる可能性が高いか否かを判別する覗き見判別手段と、
    前記覗き見判別手段により当該端末装置の撮影者自身を撮影し表示している表示部が周囲から覗かれる可能性が高いと判別された場合に、前記表示部の表示を制限する制御を行う表示制御手段と、
    を備えることを特徴とする端末装置。
  2. 前記覗き見判別手段が前記撮影者自身を撮影し表示している表示部が周囲から覗かれる可能性が低いと判別する条件は、前記表示部が前記撮像部の備える撮影レンズと同方向を向いている場合であることを特徴とする請求項1に記載の端末装置。
  3. 前記覗き見判別手段が前記撮影者自身を撮影し表示している表示部が周囲から覗かれる可能性がないと判別する条件は、前記表示部が前記撮影者と同方向を向いている場合であることを特徴とする請求項1に記載の端末装置。
  4. 前記覗き見判別手段が前記撮影者自身を撮影し表示している表示部が周囲から覗かれる可能性が低いと判別する条件は、当該端末装置と前記撮影者が所定の距離以上離れている場合であることを特徴とする請求項1に記載の端末装置。
  5. 撮影された人物の顔を認識する顔認識手段を更に備え、
    前記覗き見判別手段が前記撮影者自身を撮影し表示している表示部が周囲から覗かれる可能性が低いと判別する条件は、前記顔認識手段により認識され前記表示部に表示されている前記撮影者の顔が所定の大きさよりも小さい場合であることを特徴とする請求項1に記載の端末装置。
  6. 前記撮影者の視線を検出する視線検出手段を更に備え、
    前記覗き見判別手段が前記撮影者自身を撮影し表示している表示部が周囲から覗かれる可能性が低いと判別する条件は、前記視線検出手段により前記撮影者の視線が前記撮像部の備える撮影レンズを向いていないことが検出された場合であることを特徴とする請求項1に記載の端末装置。
  7. 当該端末装置の保持者を判別する保持者判別手段を更に備え、
    前記覗き見判別手段が前記撮影者自身を撮影し表示している表示部が周囲から覗かれる可能性が低いと判別する条件は、前記保持者判別手段により当該端末装置が前記撮影者以外により保持されていると判別された場合であることを特徴とする請求項1に記載の端末装置。
  8. 当該端末装置の周囲に人がいるか否かを判別する周囲判別手段を更に備え、
    前記覗き見判別手段が前記撮影者自身を撮影し表示している表示部が周囲から覗かれる可能性が低いと判別する条件は、前記周囲判別手段により当該端末装置の周囲に人がいないと判別された場合であることを特徴とする請求項1に記載の端末装置。
  9. 撮影目的に応じて適切な撮影条件を設定する複数の撮影モードを更に備え、
    前記複数の撮影モードのうち当該端末装置の撮影者自身を撮影する撮影モードが選択されている場合に、前記撮影判別手段は当該端末装置の撮影者自身を撮影し、当該端末装置の備える表示部に表示していると判別することを特徴とする請求項1乃至8に記載の端末装置。
  10. 前記顔認識手段により認識された人物の顔が当該端末装置に登録された画像と類似する場合に、前記撮影判別手段は当該端末装置の撮影者自身を撮影し、当該端末装置の備える表示部に表示していると判別することを特徴とする請求項5に記載の端末装置。
  11. 前記表示制御手段の行う前記表示部の表示の制限は、前記表示部の表示をオフすることを特徴とする請求項1乃至10に記載の端末装置。
  12. 前記表示制御手段の行う前記表示部の表示の制限は、前記表示部に表示されている前記撮影者を撮影している表示を小さくすることを特徴とする請求項1乃至10に記載の端末装置。
  13. 撮像部と、前記撮像部により撮影された画像を表示する表示部を備えるコンピュータに、
    前記撮像部により撮影者自身を撮影し、前記表示部に表示しているか否かを判別する機能、
    この機能により撮影者自身を撮影し前記表示部に表示していると判別された場合に、この撮影者自身を撮影し表示している表示部が周囲から覗かれる可能性が高いか否かを判別する機能、
    この機能により撮影者自身を撮影し表示している表示部が周囲から覗かれる可能性が高いと判別された場合に、前記表示部の表示を制限する制御を行う機能、
    を実現させるためのプログラム。
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