JP2003328635A - 遮煙引き戸 - Google Patents

遮煙引き戸

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JP2003328635A
JP2003328635A JP2002141707A JP2002141707A JP2003328635A JP 2003328635 A JP2003328635 A JP 2003328635A JP 2002141707 A JP2002141707 A JP 2002141707A JP 2002141707 A JP2002141707 A JP 2002141707A JP 2003328635 A JP2003328635 A JP 2003328635A
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door plate
smoke
closing
plate
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JP2002141707A
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English (en)
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Shinichi Okabe
信一 岡部
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Hokuyo Automatic Co Ltd
Original Assignee
Hokuyo Automatic Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 閉止時に戸板のはね返りを防止可能な遮煙引
き戸を提供する。 【解決手段】 火災発生時に、戸板閉止駆動装置40の
定荷重ばね41の弾性力によって、スプロケットホイー
ル42およびガイドスプロケット43に掛け渡されたチ
ェーン44を介して戸板20,21を閉止動作開始させ
ると共に、戸板20,21の閉止動作開始によって発電
制動装置60の発電制動機65を動作開始させ、その発
電電力を負荷抵抗で消費させて、戸板20,21の閉止
動作に制動力を作用させる。戸板20,21の全閉時に
は、戸板20,21を固定部材に押付ける戸板押付け機
構部100を設けて、戸板20,21と固定部材との隙
間をなくす。また、戸板20,21の全閉時には、戸板
20,21内に設けられた遮煙幕板駆動機構部110の
遮煙幕板121を降下させて、戸板20,21と床面と
の隙間をなくす。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は遮煙引き戸に関し、
特に常時は開状態になっており、火災発生時に自動的に
閉止動作する遮煙引き戸に関するものである。
【0002】
【従来の技術】高層ビルでは、火災発生時に、階段部分
の煙突効果によって、火の回りが早くなることが知られ
ており、階段部分には既に防火扉が設置されている。し
かしながら、最近では、エレベータダクトの煙突効果も
問題になっており、特に、一般には火の回りよりも、煙
の回りの方が早く、しかも煙の中には有毒成分が含まれ
ていることが多いため、火災による火傷よりも煙中の有
毒成分の吸い込みによって死亡する場合や、意識が朦朧
となって逃げ遅れて焼死に至る場合が多い。そこで、火
災発生時に、火災発生フロアからエレベータダクトに煙
が流れ込まないように、あるいはエレベータダクトから
火災発生以外の他のフロアに煙が流れ込まないように、
各フロアにおけるエレベータへの乗降開口部に遮煙引き
戸を設けて、この遮煙引き戸を火災発生時に閉止するこ
とが要求されている。
【0003】このため、各種の遮煙引き戸が提案されて
いる(実公昭52−33722号公報、実公昭59−1
38692号公報、特公平6−84708号公報な
ど)。
【0004】このような遮煙引き戸においては、常時は
戸板閉止駆動装置の閉止用ばねの弾性力を利用した戸板
の閉止動作を、ロック装置によってロックしておき、火
災発生時に、火災報知器からの信号に基づいて、ロック
装置を解除して、閉止用ばねの弾性力により自動的に戸
板が閉止動作するようにしている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、ロック装置
を解除すると、戸板に作用する閉止用ばねの弾性力によ
って戸板が閉止動作を開始するが、戸板の閉止動作によ
る移動距離が大きくなると共に慣性による加速度がつい
て閉止速度が大きくなるため、両引き式の遮煙引き戸で
は戸板同士が閉止時に、また、片引き式の遮煙引き戸で
は戸板が固定部材との閉止時に激しく衝突するために、
戸板のはね返りが発生したり、衝撃によって戸板や固定
部材が変形したりすることがあるという問題点があっ
た。
【0006】また、引き戸の閉止動作時に、エレベータ
への乗降開口部を通過しようとしている人がいた場合
は、その加速された戸板の閉止動作によって、固定部材
あるいは相手方の戸板との間に挟まれて、ケガをする危
険性があった。
【0007】一方、戸板の閉止速度そのものを最初から
小さく設定すると、火災発生から戸板が閉止されるまで
の所要時間が長くなり、せっかく設けた遮煙引き戸の遮
煙動作が遅れるという問題点があった。
【0008】そこで、本発明は、戸板の閉止所要時間を
それほど犠牲にすることなく、戸板の閉止時における戸
板のはね返りの発生や、戸板および/または固定部材の
変形を防止できる遮煙引き戸を提供することを目的とす
るものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1に記載
された遮煙引き戸は、常時は戸板を戸板閉止駆動装置の
閉止用ばねの弾性力に抗して戸板ロック装置によってロ
ックして開状態に保持しており、火災発生時に戸板ロッ
ク装置によるロックを解除して閉止動作する遮煙引き戸
において、戸板の閉止動作に伴って回転されて発電し戸
板の閉止速度を低減する発電制動装置を具備することを
特徴とするものである。
【0010】上記の遮煙引き戸によれば、火災発生時に
戸板の閉止動作開始に伴って、発電制動装置が回転され
発電するが、その閉止速度が小さい間は発電電力も小さ
いため制動力は無視できるが、閉止速度が加速度的に増
加してあるレベルを超えると、その発電電力が大きくな
り、発電エネルギが負荷抵抗によって消費されることに
よって戸板の閉止動作に制動を掛けるので、戸板が相手
方の戸板や固定部材と当接して閉止する際に、戸板のは
ね返りが発生したり、戸板や固定部材が変形したりする
ことが防止できる。また、最初から戸板の閉止速度を小
さく設定する場合に比較して、全体としての戸板の閉止
速度がそれほど小さくならないので、戸板の閉止所要時
間が長くならず、火災発生後、早期に遮煙引き戸を閉止
状態にできる。
【0011】請求項2に記載された遮煙引き戸は、前記
戸板閉止駆動装置の閉止用ばねが、定荷重ばねであるこ
とを特徴とするものである。
【0012】上記の遮煙引き戸によれば、通常のばね材
の引き出し量に応じて弾性力が大きくなる渦巻ばねなど
と異なり、定荷重ばねによって、ばね材の引き出し量、
すなわち、戸板の閉止移動距離にかかわらず一定の弾性
力が作用し、しかも、この弾性力に抗して発電制動装置
の制動力を作用させるので、戸板の閉止時におけるはね
返りの発生や、戸板および/または固定枠の変形を確実
に防止することができる。
【0013】請求項3に記載された遮煙引き戸は、前記
発電制動装置が、戸板の閉止後は、実質的に非動作状態
になることを特徴とするものである。
【0014】上記の「実質的に」なる用語は、戸板の閉
止後は完全に発電制動装置を回路から切り離して非動作
状態にする場合はもちろん、仮に回路的には接続された
ままであっても、人が手で開ける程度の低速度の動作下
では、発電制動力が殆ど発生しない状態を含むことを意
味する。
【0015】上記の遮煙引き戸によれば、戸板を自動閉
止した後に、万一、火災フロアやエレベータ内に閉じ込
められた人が脱出しようとする場合に、戸板を手で簡単
に開けることができ、火災フロアやエレベータ内から安
全に脱出することができる。
【0016】請求項4に記載された遮煙引き戸は、前記
戸板を水平ピンによって戸板の厚さ方向に水平移動可能
に吊下げ、戸板を閉止時に固定部材に押付けて閉止する
戸板押付け機構部を具備することを特徴とするものであ
る。
【0017】上記の遮煙引き戸によれば、戸板の閉止状
態直前に、戸板を戸板押付け機構部によって戸板の厚さ
方向に水平移動させ固定部材に押付けて閉止状態にする
ことができ、戸板と固定部材との隙間をなくして、遮煙
効果を高めることができる。
【0018】請求項5に記載された遮煙引き戸は、前記
戸板押付け機構部が、戸板に取付けられた戸先側傾斜部
材および戸尻側傾斜部材と、固定部材に取付けられた前
記両傾斜部材を押圧する押付けローラとを具備すること
を特徴とするものである。
【0019】上記の遮煙引き戸によれば、戸板に取付け
られた押付け戸先側傾斜部材および押付け戸尻側傾斜部
材と、固定部材に取付けられた押付けローラとの協働作
用によって、閉止状態直前の戸板に固定部材の厚さ方向
への押付け力を作用させ、この押付け力によって水平ピ
ンによって水平移動可能に吊下げられた戸板を固定部材
に押付けて閉止するので、戸板の閉止状態において、戸
板と固定部材との間の隙間がなくなり、遮煙効果をより
一層高めることができる。
【0020】請求項6に記載された遮煙引き戸は、前記
戸板がその下方部に、戸板が開状態では上方に保持し、
戸板が閉止状態で下降させる昇降可能な遮煙幕板を有す
る遮煙幕板駆動機構部を具備することを特徴とするもの
である。
【0021】上記の遮煙引き戸によれば、戸板が開状態
では遮煙幕板が戸板の内部に収納されており、火災発生
時に戸板の閉止動作を阻害することがなく、また、火災
発生により戸板が閉止された状態時には遮煙幕板が下降
して、戸板と床面との間の隙間をなくすことができ、遮
煙効果をより一層高めることができる。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、本発明の遮煙引き戸の実施
形態について、図面を参照して説明する。まず、本発明
の実施形態における遮煙引き戸の全体構成について概略
説明し、次に構造の細部について説明する。
【0023】図1(A)は両引き型の遮煙引き戸1にお
ける正面図で、図1(B)は図1(A)におけるA−A
線に沿った縦断面図である。図2(A)は図1(A)の
遮煙引き戸1におけるB−B線に沿った要部拡大横断面
図、図2(B)は図1(A)の遮煙引き戸1におけるC
−C線に沿った要部拡大横断面図である。図3は図1の
遮煙引き戸1における戸板吊下げ部分の要部拡大縦断面
図である。図4は片引き式の遮煙引き戸における概略透
視斜視図、図5(A)は戸板閉止装置および発電制動装
置の拡大正面図、図5(B)はその拡大横断面図であ
る。
【0024】図1ないし図5において、2,3,4,5
は各フロアのエレベータ乗降口の上下左右に配置された
固定枠、6は上固定枠2の下に取付けられた上部ボック
スで、後述する戸板の吊下げ部、戸板閉止駆動装置、戸
板ロック装置、発電制動装置などを収納するものであ
る。7,8は後述する戸板を収納する戸袋で、上記固定
枠2,3,4,5および上部ボックス6によって囲まれ
た開口部の左約1/4および右約1/4部分に、左右固
定枠3,4、下固定枠5、上部ボックス6、戸袋柱部材
9,10および11,12によって所定間隔で平行状に
固定された戸袋部材13,14および15,16によっ
て構成されている。
【0025】前記上部ボックス6内には、レール取付け
部材17が設けられており、このレール取付け部材17
には、スペーサ18を介してハンガーレール19が水平
状に固定配置されており、このハンガーレール19に両
引き式の戸板20,21が吊下げられている。そして、
戸板20,21は、前記戸袋7,8内に水平移動によっ
て出入り可能に、すなわち、エレベータ乗降口を開閉可
能に設けられている。
【0026】前記戸板20,21は、鉄板により形成し
た三方枠によって構成されており、その上部枠の複数箇
所にU字型金具22,23が固定されており、このU字
型金具22,23に取付けた水平ピン24,25によっ
て、戸板20,21の厚さ方向に水平移動可能に構成さ
れている。26,27は水平ピン24,25に装着され
ている、戸板20,21を後述する押付け状態から復帰
させる戸板位置復帰用のコイルばねである。
【0027】前記水平ピン24,25は、ピン受部材2
8,29にスライド自在に挿通されており、このピン受
部材28,29は、L字状のアングル部材30,31の
下部水平部分に固定されている。このアングル部材3
0,31の上部垂直部分には、吊下げローラ32,33
が回転自在に取付けられている。そして、この吊下げロ
ーラ32,33が、前記ハンガーレール19上に回転移
動自在に載置されており、火災発生時にハンガーレール
19上を回転移動することによって、戸板20,21を
閉止動作するようになっている。
【0028】前記上部ボックス6内のハンガーレール1
9の上方には、火災発生時に戸板20,21を閉止動作
させる閉止用ばねを有する戸板閉止駆動装置40と、常
時はこの戸板閉止駆動装置40による戸板閉止駆動動作
をロックする戸板ロック装置55と、戸板20,21の
閉止動作開始に伴って回転されて戸板20,21の閉止
動作速度を低減する制動力を発生させる発電制動装置6
0が配置されている。
【0029】前記戸板閉止駆動装置40は、図4および
図5(A)(B)に示すように、火災発生信号によって
回転して戸板20,21の閉止動作を開始させる定荷重
ばね41と、この定荷重ばね41の回転に伴って回転動
作するスプロケットホイール42と、ガイドスプロケッ
ト43と、これらのスプロケットホイール42とガイド
スプロケット43とに掛け渡されたチェーン44とを有
し、チェーン44は、その一部が戸板20,21に連結
されている。
【0030】図5に示す定荷重ばね41は、2つの回転
軸45,46を有し、これらの回転軸45,46に跨っ
て板状またはワイヤ状のばね材47を8の字状に装着し
たもので、回転軸45,46は、それぞれに固着された
ギヤ48,49の噛み合いによって、互いに逆方向に回
転動作するようになっている。
【0031】前記定荷重ばね41の一方の回転軸45に
は、別の戸板駆動ギヤ50が固着されており、この戸板
駆動ギヤ50が伝達ギヤ51を介して前記スプロケット
ホイール42の回転軸52の従動ギヤ53と噛み合って
いる。したがって、定荷重ばね41の回転軸45がばね
材47の弾性力によって回転動作を開始すると、戸板駆
動ギヤ50,伝達ギヤ51および従動ギヤ53を介して
スプロケットホイール42が回転を開始し、スプロケッ
トホイール42の回転開始によって、前記ガイドスプロ
ケット43と協働してチェーン44を回転駆動する。こ
のチェーン44の回転駆動によって、戸板20,21が
閉止動作を開始するように構成されている。
【0032】前記上部ボックス6内には、上記定荷重ば
ね41の弾性力にも関わらず、常時は戸板20,21の
閉止駆動動作を阻止して戸袋7,8内に収納して、エレ
ベータ乗降口を開状態に維持する戸板ロック装置55
と、この戸板ロック装置55によってロックされるフッ
ク金具56とを有している。
【0033】前記上部ボックス6内にはまた、前記定荷
重ばね41の弾性力によって戸板20,21が閉止動作
するのに伴って、戸板20,21の閉止動作に制動を掛
ける発電制動装置60が設けられている。
【0034】この発電制動装置60は、図4および図5
(A)(B)に示すように、前記戸板閉止駆動装置40
の定荷重ばね41における他方の回転軸46のギヤ49
と噛み合う伝達部材61の回転軸62に固着された伝達
ギヤ63および駆動側プーリ64と、発電制動機65の
回転軸66に固定された従動側プーリ67と、前記駆動
側プーリ64および従動側プーリ67とに掛け渡された
ベルト68とを有する。したがって、定荷重ばね41が
回転動作を開始すると、伝達部材61を介して発電制動
機65が回転駆動され、その回転速度に応じた発電電力
を発生し、発電電力を後述する負荷抵抗で消費すること
によって、回転軸66に制動力を掛けて、戸板20,2
1の閉止動作速度を低減させる制動力を作用させる。
【0035】図6は、戸板閉止駆動装置40、戸板ロッ
ク装置55および発電制動装置60の電気回路70を示
す。図6において、71,72は火災報知器(図示省
略)の作動によって給電される直流24V電源端子で、
通電時に戸板ロック装置55によるロック金具56のロ
ック状態を解除するソレノイド73と、このソレノイド
73の通電時にオフ状態になるノーマルクローズ型のリ
ミットスイッチ74との直列回路が接続されている。ソ
レノイド73には、ソレノイド73への電流遮断時に発
生する所定レベル以上の誘起電圧を吸収するアレスタ7
5が並列接続されている。
【0036】前記電源端子71,72にはまた、フック
金具56がロック状態から外れるとオン状態になるノー
マルクローズ型のリミットスイッチ76とリレーコイル
77の直列回路が接続されている。また、前記リレーコ
イル77には、戸板20,21が全閉状態になる少し手
前位置でオン状態になる全閉リミットスイッチ78とリ
レーコイル79の直列回路が並列接続されている。この
リレーコイル79には、コンデンサ80と抵抗81の直
列回路が並列接続されている。
【0037】図6において、発電制動機65は、巻線6
5a,65b,65cを有する。巻線65aには負荷抵
抗82と前記リレーコイル77によって駆動されるリレ
ースイッチ77aとが直列接続され、巻線65bには負
荷抵抗83と前記リレーコイル77によって駆動される
リレースイッチ77bとが直列接続され、それぞれの直
列回路が巻線65cと並列接続されている。
【0038】また、前記リレーコイル79への通電によ
ってオン状態になるリレースイッチ79aが火災報知器
(図示省略)に接続されている。
【0039】次に、上記の遮煙引き戸1の動作について
説明する。まず、常時は戸板20,21が戸袋7,8内
に収納されて、エレベータ乗降口が開状態に保持されて
いる。この場合、火災報知器が作動しておらず、電源端
子71,72に給電されていないので、ノーマルクロー
ズ型のリミットスイッチ74,76を介して戸板ロック
装置55のソレノイド73およびリレーコイル77には
電流が流れない。したがって、戸板ロック装置55によ
ってフック金具56はロック状態になっており、定荷重
ばね41の弾性力にも関わらず、戸板20,21は開状
態を維持している。また、発電制動機65は動作してお
らず、制動力は発生していない。全閉リミットスイッチ
78もオフ状態である。
【0040】火災発生によって火災報知器が作動する
と、その給電電圧が電源端子71,72に与えられる。
すると、ノーマルクローズ型のリミットスイッチ74を
介してソレノイド73に電流が流れる。
【0041】ソレノイド73に電流が流れると、フック
金具56が戸板ロック装置55によるロック状態から解
除されて、戸板20,21がフリー状態になると共に、
定荷重ばね41の弾性力によって、戸板20,21が閉
止動作を開始する。同時に、ノーマルクローズ型のリミ
ットスイッチ76がオン状態に転じ、リレーコイル77
に電流が流れて、リレースイッチ77a,77bがオン
状態になる。なお、ソレノイド73への通電によって、
ノーマルクローズ型のリミットスイッチ76がオフ状態
に転じ、以後、ソレノイド73への通電を阻止する。
【0042】一方、戸板20,21の閉止動作開始と同
時に、発電制動機65の回転軸66が回転動作を開始し
て、巻線65a,65b,65cに発電電圧が発生し、
この発電電圧に基づく電流が負荷抵抗82,83を流れ
て発電電力を消費する結果、発電制動機65によって戸
板20,21の閉止動作に対する制動力が発生して、そ
の閉止速度が低減される。この制動力は、負荷抵抗8
2,83の抵抗値によって任意に調整することができ
る。
【0043】したがって、戸板閉止駆動装置40の定荷
重ばね41による弾性力にも関わらず、発電制動機65
の制動力によって、戸板20,21の閉止速度が閉止動
作と共に加速度的に大きくなることが防止され、戸板2
0,21が低減された閉止速度で閉止動作する。
【0044】戸板20,21が全閉状態の手前位置に達
すると、全閉リミットスイッチ78がオン状態になり、
リレーコイル79に電流が流れて、リレースイッチ79
aがオン状態になり、火災報知器に全閉止信号が送られ
て、例えば、ビル内の管理室の表示装置に、当該フロア
の遮煙引き戸1が閉止状態になったことを表示する。
【0045】このようにして、発電制動機65の制動力
によって、火災発生時の戸板20,21の閉止動作に伴
ってその閉止速度が加速度的に大きくなることが防止さ
れる結果、両引き式遮煙引き戸の場合は戸板20,21
同士が当接する際の、また片引き式遮煙引き戸の場合は
戸板20が固定枠3,4に当接する際の戸板20,21
のはね返りを防止することが出来る。
【0046】なお、戸板20,21の移動路の近傍に、
方向判別リードスイッチを配置しておいて、戸板20,
21が閉止動作時には、発電制動装置60を動作させ、
戸板20,21が開放動作時には、発電制動装置60を
動作させないようにしておけば、戸板20,21を開放
する際に、小さい力で軽く開くことが出来る。
【0047】ところで、戸板20,21が閉止された状
態においては、遮煙効果を高めるために、戸板20,2
1と左右固定枠3,4や上部ボックス6との間に隙間が
存在しないことが望ましい。
【0048】このような目的で、戸板の閉止時に、戸板
を固定部材側に移動させて押付ける機構として、例え
ば、特公平6−84708号公報に記載された構造があ
る。しかしながら、この公報記載のものは、戸板を傾動
自在の接続片によって吊下げており、接続片の傾動動作
によって戸板を押付け動作させるものであるため、その
機構上、戸板の押付け動作による接続片の傾動動作に伴
って、戸板が徐々に上昇することが避けられず、戸板と
床面との間の隙間が拡大するため、高い遮煙効果を得る
ことが出来なかった。
【0049】そこで、次に、戸板の押付け動作によっ
て、戸板と床面との間の隙間が増大しない、戸板押付け
機構部について説明する。
【0050】図2(A)(B)には、そのような戸板2
0,21の閉止状態時に、戸板20,21をや上部ボッ
クス6に押付ける戸板押付け機構部100が示されてい
る。すなわち、戸板20,21の上端部には、その進行
方向の前側に戸先側傾斜部材101が固定されていると
共に、その進行方向の後側に戸尻側傾斜部材102が固
定されている。それぞれの傾斜部材101,102は、
その前端部に傾斜面101a,102aを有する。
【0051】一方、上部ボックス6内の全閉止状態の少
し手前の戸板20,21に対応する位置には、前記戸先
側傾斜部材101および戸尻側傾斜部材102を、上部
ボックス6および戸袋用柱部材10の幅方向に押付ける
戸先側戸板押付けローラ103および戸尻側戸板押付け
ローラ104が回転自在に設けられている。
【0052】また、戸板20,21の下方戸尻部には、
下部傾斜部材105が固定されていると共に、戸袋7,
8内の入り口近い下固定枠5の上面には、下部戸板押付
けローラ106が回転自在に設けられている。前記下部
傾斜部材105の先端部も傾斜面105aを有する。
【0053】次に、上記戸板押付け機構部100の動作
について説明する。戸板20,21が全閉状態の少し手
前位置に達すると、戸先側傾斜部材101の傾斜面10
1aが、戸先側戸板押付けローラ103に案内されて、
戸板20,21を上部ボックス6および戸袋用柱部材1
0の奥側、すなわち、エレベータダクト側に押圧する押
圧力が作用する。同時に、戸尻側傾斜部材102の傾斜
面102aが、戸尻側戸板押付けローラ104に案内さ
れて、戸板20,21を上部ボックス6および戸袋用柱
部材10の奥側、すなわち、エレベータダクト側に押圧
する押圧力が作用する。さらに、戸板20,21の下部
傾斜部材105の傾斜面105aが、下部戸板押付けロ
ーラ106に案内されて、戸板20,21を下固定枠5
の奥側、すなわち、エレベータダクト側に押圧する押圧
力が作用する。
【0054】このような押付け力が作用すると、図3お
よび図7(A)に示すように、戸板20,21が水平ピ
ン24,25とピン受部材28,29とによって、戸板
20,21の厚さ方向にスライド自在に支持されている
ので、これらの押付け力によって水平ピン24,25に
装着されたコイルバネ26,27の弾性力に抗して、戸
板20,21をエレベータダクト側(図1の紙面奥側)
に向かって水平移動させて、上部ボックス6および戸袋
用柱部材10の奥側、すなわち、エレベータダクト側に
押付ける。
【0055】図2(A)(B)および図7(B)には、
閉止状態の戸板20,21がエレベータダクト側に押付
けられた状態が示されている。このような戸板20,2
1の押付け動作によって、戸板20,21と固定部材と
の間の隙間がなくなる。それによって遮煙効果が高ま
る。
【0056】しかも、特公平6−84708号公報に記
載の戸板押付け機構と異なり、戸板20,21を水平ピ
ン24,25と戸板押付け機構部100とにより、水平
移動させるものであるため、戸板20,21の閉止動作
に伴って戸板20,21が上昇することがなく、戸板2
0,21と床面との間の隙間が増大することがないとい
う優位性がある。
【0057】図2(B)および図3に示すように、戸板
20,21が押付けられる上部ボックス6や戸袋用柱部
材10に、シリコンゴム製などの耐熱性パッキン材10
7a,107bを配置したり、一方側の戸板20の先端
部を凸状部20aに形成すると共に、他方側の戸板21
の先端部を凹状部21aに形成して、前記凸状部20a
を凹状部21aに嵌まり込むようにしたり、あるいはさ
らに、少なくとも一方側の戸板20,21の先端部に、
耐熱性パッキン材108を配置したり、戸板20,21
の下端部に耐熱性スカート材109を配設したりするこ
とによって、微小な隙間も無くなって、より一層遮煙効
果を高めることが出来る。
【0058】なお、図2(A)(B)に示すように、前
記戸先側傾斜部材101および戸尻側傾斜部材102の
形状(幅寸法)を異ならせると共に、前記戸先側傾斜部
材101および戸先側戸板押付けローラ103の取付け
位置と、戸尻側傾斜部材102および戸尻側戸板押付け
ローラ104の取付け位置とを、戸板20,21の厚さ
方向で異ならせているのは、戸板20,21の閉止動作
開始によって、戸先側傾斜部材101が戸尻側戸板押付
けローラ104位置を通過する際に、戸先側傾斜部材1
01が戸尻側戸板押付けローラ104によって押圧され
ることを防ぐためである。
【0059】火災鎮火後、戸板20,21を手で開けれ
ば、前記戸先側傾斜部材101,戸先尻側傾斜部材10
2および下部傾斜部材105は、それぞれ戸先側戸板押
付けローラ103,戸尻側戸板押付けローラ104およ
び下部戸板押付けローラ106位置から外れるので、戸
板20,21の水平移動によって圧縮状態になっていた
戸板復帰用コイルばね26,27が弾性力によって復元
し、戸板20,21は、元の位置{図2(A)(B)の
20’位置参照}に復帰する。
【0060】なお、火災発生時に、戸板20,21を軽
く閉止動作できるように、戸板20,21と床面(下固
定枠5の上面)との間には、若干の隙間が設けられてい
る。したがって、戸板20,21の完全閉止状態におい
て、この戸板20,21と床面との間の隙間をなくすこ
とができれば、さらに遮煙効果を高めることが出来て有
利である。
【0061】図8、図9(A)(B)および図10
(A)(B)には、このような目的に適する遮煙幕板駆
動機構部110を内蔵する戸板20,21が示されてい
る。すなわち、戸板20,21の下方内部には、幕板取
付け部材111が固定されており、この幕板取付け部材
111のアーム112,113には、軸114,115
が固定されており、これらの軸114,115には、そ
れぞれ幕板駆動レバー116,117が揺動自在に取付
けられている。
【0062】これらの幕板駆動レバー116,117の
一端部は、軸118によって互いに回動自在に結合され
て、リンク機構を構成している。一方の幕板駆動レバー
116の他方端部は、幕板引上げローラ119の回転軸
120に回動自在に結合されており、他方の幕板駆動レ
バー117の他方端部は、遮煙幕板121に回動自在に
取付けられている。
【0063】前記幕板取付け部材111水平部分122
の2箇所に、ピン123,124が垂直状に固定されて
おり、このピン123,124に、遮煙幕板121が上
下方向にスライド自在に取付けられている。前記ピン1
23,124には、コイルばね125,126が装着さ
れており、このコイルばね125,126の弾性力によ
って、遮煙幕板121には常時下方に押圧する力が付与
されている。
【0064】前記幕板引上げローラ119の通過路に
は、幕板引上げ金具127が固定されている。戸板2
0,21が開状態および閉止動作途中においては、幕板
引上げローラ119が、図8に示すように、幕板引上げ
金具127上にあって、幕板駆動レバー116,117
は、図示するように、一直線状になっており、遮煙幕板
121は前記コイルばね125,126の弾性力に抗し
て、上昇した位置に保持されている。このため、戸板2
0,21の閉止動作には遮煙幕板121の存在は何ら障
害とならない。
【0065】戸板20,21が全閉状態になると、前記
引上げローラ48が、図9(A)(B)に示すように、
幕板引上げ金具127上から外れて降下するので、幕板
駆動レバー116,117は、図示するように、幕板駆
動レバー116は軸114を中心にして反時計方向に回
動し、他方の幕板駆動レバー117は軸115を中心に
して時計方向に回動するリンクモーションを行なう。こ
の結果、遮煙幕板121を支持する幕板駆動レバー11
7の他方端部(図示右側)が降下し、遮煙幕板121は
自重およびコイルばね125,126の弾性力によって
押下げられて、その下端部が、図9(B)および図10
(B)に示すように、床面(下固定枠5上面)に接触す
ることによって、戸板20,21と床面との間の隙間が
なくなる。このため、遮煙効果が一層高められる。
【0066】なお、上記実施形態は、特定の構造につい
て説明したが、本発明の精神を逸脱することなく、各種
の変形が可能であることはもちろんである。例えば、上
記実施形態では、両引き式の遮煙引き戸について説明し
たが、片引き式の遮煙引き戸についても同様に実施出来
る。
【0067】また、発電制動機65の巻線65a,65
bに接続する負荷抵抗82,83の抵抗値を調整するこ
とによって、発電制動機65の制動力を任意に調整する
ことが出来るので、遮煙引き戸の大きさ、重量などに応
じて、負荷抵抗82,83の抵抗値を調整すれば、最適
な制動力を得ることが出来る。この場合、負荷抵抗8
2,83は各用途に応じた抵抗値を有する固定抵抗を用
いてもよいし、可変抵抗を用いて各用途に応じてその抵
抗値を調整するようにしてもよい。
【0068】
【発明の効果】本発明の遮煙引き戸は、常時は戸板を戸
板閉止駆動装置の閉止用ばねの弾性力に抗して戸板ロッ
ク装置によってロックして開状態に保持しており、火災
発生時に戸板ロック装置によるロックを解除して閉止動
作する遮煙引き戸において、戸板の閉止動作に伴って回
転されて発電し戸板の閉止速度を低減する発電制動装置
を具備することを特徴とするものであるから、火災発生
時に戸板の閉止動作に発電制動装置によって制動力が掛
かり、戸板が相手側の戸板や固定部材に高速度で衝突す
ることが防止され、閉止時の戸板のはね返りが無くなる
し、戸板や固定部材の変形をなくすことができる。
【0069】また、戸板が完全閉止状態になった際に、
戸板を固定部材に押付ける戸板押付け機構部を設けるこ
とによって、戸板と固定部材との間の隙間をなくして、
遮煙効果を一層高めることが出来る。
【0070】さらに、戸板に、常時は戸板内に引上げら
れており、戸板が閉止状態になった際に降下する遮煙幕
板駆動機構部を設けることによって、戸板が閉止状態に
なった際に遮煙幕板を降下させて、戸板と床面との間の
隙間をなくすことができ、遮煙効果をより一層高めるこ
とが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】(A)は本発明の実施形態である両引き式遮煙
引き戸の正面図、(B)は(A)の遮煙引き戸における
A−A線に沿った縦断面図である。
【図2】(A)は図1の遮煙引き戸におけるB−B線に
沿った要部拡大横断面図、(B)は図1の遮煙引き戸に
おけるC−C線に沿った要部拡大横断面図である。
【図3】図1の遮煙引き戸の全閉状態における要部拡大
縦断面図である。
【図4】本発明の片引き式遮煙引き戸の概略構成を示す
透視斜視図である。
【図5】(A)は図1の遮煙引き戸における戸板閉止駆
動装置および発電制動装置部分の拡大正面図、(B)は
その拡大横断面図である。
【図6】図1の遮煙引き戸における電気回路図である。
【図7】(A)は図1の遮煙引き戸における戸板が開状
態時の戸板吊下げ部分の要部拡大側面図、(B)は戸板
が閉止状態時の要部拡大側面図である。
【図8】戸板が開状態(幕板上昇位置)時の幕板取付け
部の要部正面図である。
【図9】(A)は戸板が閉止状態(幕板降下位置)時の
幕板取付け部の要部平面図、(B)は戸板が閉止状態
(幕板降下位置)時の幕板取付け部の要部正面図であ
る。
【図10】(A)は戸板が開状態(幕板上昇位置)時の
幕板取付け部の要部側断面図、(B)は戸板が閉止状態
(幕板降下位置)時の幕板取付け部の要部側断面図であ
る。
【符号の説明】
1 遮煙引き戸 2,3,4,5 固定枠(固定部材) 6 上部ボックス(固定部材) 7,8 戸袋 9,10,11,12 戸袋柱部材(固定部材) 13,14,15,16 戸袋部材 17 レール取付け部材 19 ハンガーレール 20,21 戸板 24,25 水平ピン 26,27 コイルばね 28,29 ピン受部材 32,33 戸板吊下げローラ 40 戸板閉止駆動装置 41 定荷重ばね(閉止用ばね) 42 スプロケットローラ 43 ガイドスプロケット 44 チェーン 55 戸板ロック装置 56 ロック金具 60 発電制動装置 65 発電制動機 65a,65b,65c 巻線 70 制御部電気回路 73 ソレノイド 74,76 リミットスイッチ 77,79 リレーコイル 77a,77b,79a リレースイッチ 78 全閉リミットスイッチ 82,83 負荷抵抗 100 戸板押付け機構部 101 戸先側傾斜部材 102 戸尻側傾斜部材 103,104 戸板押付けローラ 105 下部傾斜部材 106 下部戸板押付けローラ 110 遮煙幕板駆動機構部 119 幕板引上げローラ 121 遮煙幕板 127 幕板引上げ金具

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 常時は戸板を戸板閉止駆動装置の閉止用
    ばねの弾性力に抗して戸板ロック装置によってロックし
    て開状態に保持しており、火災発生時に戸板ロック装置
    によるロックを解除して閉止動作する遮煙引き戸におい
    て、戸板の閉止動作に伴って回転されて発電し戸板の閉
    止速度を低減する発電制動装置を具備することを特徴と
    する遮煙引き戸。
  2. 【請求項2】 前記戸板閉止駆動装置の閉止用ばねが、
    定荷重ばねであることを特徴とする請求項1に記載の遮
    煙引き戸。
  3. 【請求項3】 前記発電制動装置が、戸板の閉止後は、
    実質的に非動作状態になることを特徴とする請求項1ま
    たは2に記載の遮煙引き戸。
  4. 【請求項4】 前記戸板を水平ピンによって戸板の厚さ
    方向に水平移動可能に吊下げ、戸板を閉止時に固定部材
    に押付けて閉止する戸板押付け機構部を具備することを
    特徴とする請求項1から3のいずれかに記載の遮煙引き
    戸。
  5. 【請求項5】 前記戸板押付け機構部が、戸板に取付け
    られた戸先側傾斜部材および戸尻側傾斜部材と、固定部
    材に取付けられ前記両傾斜部材を押圧する戸板押付けロ
    ーラとを具備することを特徴とする請求項4に記載の遮
    煙引き戸。
  6. 【請求項6】 前記戸板がその下方部に、戸板が開状態
    では上方に保持し、戸板が閉止状態で下降させる昇降可
    能な遮煙幕板を有する遮煙幕板駆動機構部を具備するこ
    とを特徴とする請求項1から5のいずれかに記載の遮煙
    引き戸。
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