JP4107879B2 - エレベータの乗場戸 - Google Patents

エレベータの乗場戸 Download PDF

Info

Publication number
JP4107879B2
JP4107879B2 JP2002143314A JP2002143314A JP4107879B2 JP 4107879 B2 JP4107879 B2 JP 4107879B2 JP 2002143314 A JP2002143314 A JP 2002143314A JP 2002143314 A JP2002143314 A JP 2002143314A JP 4107879 B2 JP4107879 B2 JP 4107879B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
door panel
hoistway
gap
way frame
mounting arm
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2002143314A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2003335485A5 (ja
JP2003335485A (ja
Inventor
稔也 鈴木
健二 野村
信寛 西村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Priority to JP2002143314A priority Critical patent/JP4107879B2/ja
Publication of JP2003335485A publication Critical patent/JP2003335485A/ja
Publication of JP2003335485A5 publication Critical patent/JP2003335485A5/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4107879B2 publication Critical patent/JP4107879B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Maintenance And Inspection Apparatuses For Elevators (AREA)
  • Elevator Door Apparatuses (AREA)

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、エレベータの乗場戸に関するものであって、特に遮煙性能の向上に係るものである。
【0002】
【従来の技術】
図9から図14は、従来のエレベータの乗場戸を示す。まず、図9〜11において、乗場1に設けられた出入口4は、竪枠5a及び上枠5bからなる三方枠5によって囲まれている。昇降路2の内壁3には出入口4の上部に取付腕10aが突設され、この取付腕10aにレール10が横設され、このレール10上を転動する吊り車11にドアハンガ12を介してドアパネル14が懸架されている。ドアパネル14はガイドシュー17を敷居16に係合させて出入口4を開閉する。
このようなエレベータの乗場戸には、機構上、ドアパネル14の下端と敷居16との間に下部空隙51が形成され、また、ドアパネル14と竪枠5aとの間に下部空隙52が形成され、更に、ドアパネル14と上枠5bとの間に上部空隙53が形成されている。
【0003】
ところで、エレベータの乗場戸は、昇降路2を防火区画する防火戸であって、建物内で火災が発生した場合に、昇降路2を介して他へ延焼するのを阻止する性能を具備するものでなければならない。
そこで、ドアパネル14と出入口4の周縁との間に形成された上記空隙は、所定の寸法以下となるように制限されている。
しかしながら、火災が発生すると、ドアパネル14と三方枠5の間に形成された空隙から煙が昇降路2内に流入して、かご内の乗客を煙に晒す、という不具合が考えられる。
【0004】
図12は、特開平9−267985号公報に開示されたものと同様の乗場戸で、火災が発生するとドアパネル14を三方枠5に押し付けて空隙を閉塞することにより、煙が昇降路2内へ流入するのを阻止するようにしたものである。
即ち、昇降路2の内壁3に基板60が取り付けられ、この基板60にリニア軸受62が固着されて段付ボルト61が挿通されている。更に、この段付ボルト61には圧縮コイルばね63が遊嵌されて昇降路2側の端部にレール10が取り付けられている。レール10は、平常時は圧縮コイルばね63に押圧されて昇降路2側へ変位している。
【0005】
ドアパネル14の開閉に支障とならない戸尻側の位置に、電動機64が設置されている。Vベルト65が電動機64とプーリ66に巻装され、このプーリ66から垂下されたウォーム軸67に上記電動機64の動力を伝達している。ウォーム軸67にはドアパネル14の最上部位にウォーム68が設けられてウォーム軸69と噛合している。同様にドアパネル14の最下部位には逆方向にねじ切られたウォームが取り付けられてウォーム軸71が噛合している。ウォーム軸69には駆動板70が固着されており、平常時は直立した状態に保持されている。また、ウォーム軸71には駆動板72が固着されており、平常時は垂下した状態に保持されている。
【0006】
火災感知信号が入力されると、電動機64が付勢されてウォーム軸67が回動する。この回動によってウォーム軸69は図面に矢示したとおり時計方向へ回動して駆動板70が符合70′で示したとおりドアパネル14の最上部を乗場1側へ押す。また、ウォーム軸71は図面に矢示したとおり反時計方向へ回動して駆動板72が符合72′で示したとおりドアパネル14の最下部を乗場1側へ押す。駆動板70及び72による押圧により、ドアパネル14は乗場1側へ変位し、レール10も圧縮コイルばね63を更に圧縮して乗場1側へ移動する。この移動によって、ドアパネル14の上縁部は上枠5bに添着されたクッション73に当接して上部空隙53を閉塞し、側縁部は竪枠5aに添着されたクッション74に当接して側部空隙52を閉塞し、下縁部はガイドシー17に添着されたクッション75が敷居16の溝内側面に当接して下部空隙51を閉塞する。各空隙の閉塞により、煙が昇降路2内へ浸入するのを阻止することができる。
【0007】
また、図13及び図14は、乗場1を防火区画する装置を示す斜視図で、実開平2−65947号公報に記載のものと同様の先行技術である。
即ち、エレベータの出入口4の両脇に設けられた収納庫82に、回動自在に枢着され、更にヒンジで連結された片側2枚戸の防煙扉81が折畳んで収納されている。また、出入口4上部の天井には防火区画の輪郭に対応させて防煙扉81の上端位置よりも若干垂下した周壁83が形成されている。
火災が発生すると、防煙扉81を回動させて左右の収納庫82から引き出し、周壁83を包囲するように防火扉81を展開して出入口4前の乗場1を区画するようにしたものである。この区画によって乗場1の防火性能を向上させて昇降路への煙の侵入を軽減するようにしたものである。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
上記のとおり構成された従来のエレベータの乗場戸によれば、図12に示した乗場戸においては、乗場戸毎に電動機64とウォーム軸67を設けなければならず、装置が複雑に過ぎる。しかも、狭い昇降路2内に装着しなければならないため、特に複数台が並設される場合は設置スペースの確保が容易ではない、という問題があった。
また、図13及び図14に示したものは、防煙扉81が、乗場1側から見えるため、乗場1の美観を損なう、という問題があった。更に、複数台が並設される場合は隣接号機の出入口4が近接するので、防煙扉81も多段折畳みとしなければならない。この多段化によって防火性能の低下が危惧され、また、防火区画も狭隘化せざるを得ない、という問題もあった。
【0009】
この発明は、上記問題点を解決するためになされたものであり、乗場の美観を損なうことなく、簡便に防煙性能を向上させることができるエレベータの乗場戸を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】
この発明に係る請求項1に記載のエレベータの乗場戸は、エレベータの乗場の出入口上部に昇降路内へ向けて突設された取付腕に取り付けられて横設されたレールに吊り車を介して懸架されたドアパネルによって出入口を開閉するエレベータの乗場戸において、出入口の三方枠との間に空隙を隔てた状態でドアパネルを係止する係止具と、火災検知信号によって係止を解いてドアパネルを三方枠に向けて突き出すにつれて下降させることにより三方枠に当接させて空隙を塞ぐ係止解除手段とを備え、レールの取付腕を、昇降路壁から昇降路内へ向けて上向きに傾斜させて突設し、係止具を、昇降路内へ向けて取付腕を上昇 移動させることによってレールを昇降路内側へ変位させてドアパネルと三方枠との間に空隙を隔てた状態で取付腕を昇降路壁に係止するものとし、係止解除手段を、火災検知信号によって係止具の係止を解いて取付腕を下降させると共に出入口側へ向けて変位させることによってレールに懸架されたドアパネルを三方枠に当接させるようにしたものである。
【0011】
この発明に係る請求項2に記載のエレベータの乗場戸は、エレベータの乗場の出入口上部に昇降路内へ向けて突設された取付腕に取り付けられて横設されたレールに吊り車を介して懸架されたドアパネルによって出入口を開閉するエレベータの乗場戸において、出入口の三方枠との間に空隙を隔てた状態でドアパネルを係止する係止具と、火災検知信号によって係止を解いてドアパネルを三方枠に向けて突き出すにつれて下降させることにより三方枠に当接させて空隙を塞ぐ係止解除手段とを備え、ドアパネルを、レールに吊り車を介して懸架されて出入口を開閉する内側ドアパネルと、この内側ドアパネルの外側に相対峙して設けられた外側ドアパネルと、他端が外側ドアパネルに、一端が内側ドアパネルにそれぞれ取り付けられて外側ドアパネルを内側ドアパネルに上下に揺動自在に連結する連結具とで構成されたものとし、係止具を、上端部に爪を備えたレバーと、このレバーを揺動自在に支持する支持腕と、常時付勢されてレバーを吸着し、火災検知信号によって消勢されて吸着を解く電磁石とで構成し、連結具の他端が一端よりも上位となるように外側ドアパネルを引き上げて三方枠との間に空隙を隔てた状態で、電磁石が付勢されてレバーを吸着して爪を内側ドアパネル側に係止させることによって、内側ドアパネル側に外側ドアパネルを係止し、係止解除手段を、電磁石の消勢によって吸着を解かれたレバーを揺動させて爪と内側ドアパネル側との係止を解く押ばねで構成し、この押ばねによって爪による係止が解かれた外側ドアパネルを下降させることによって、連結具を傾倒させて外側ドアパネルを三方枠に当接させるようにしたものである。
【0012】
この発明に係る請求項3に記載のエレベータの乗場戸は、エレベータの乗場の出入口上部に昇降路内へ向けて突設された取付腕に取り付けられて横設されたレールに吊り車を介して懸架されたドアパネルによって出入口を開閉するエレベータの乗場戸において、出入口の三方枠との間に空隙を隔てた状態でドアパネルを係止する係止具と、火災検知信号によって係止を解いてドアパネルを三方枠に向けて突き出すにつれて下降させることにより三方枠に当接させて空隙を塞ぐ係止解除手段とを備え、レールは、昇降路壁から昇降路内へ向けて上向きに傾斜させて突設された移動可能な取付腕の上位先端部に取り付けられるものとし、係止具を、常時付勢され火災検知信号によって消勢される電磁石と、取付腕に固着され、電磁石の付勢によって吸着されて取付腕を上昇変位させる可動鉄片とで構成し、取付腕の上昇変位によってレールを昇降路内側へ変位させてドアパネルと三方枠の間に空隙を隔てた状態で取付腕を昇降路壁に係止するものとし、係止解除手段を、電磁石の消勢によって吸着を解かれた可動鉄片を電磁石から離反させる押ばねで構成し、この押ばねによる可動鉄片の電磁石からの離反によってレールを下降させてドアパネルを三方枠に当接させるようにしたものである。
【0013】
【発明の実施の形態】
実施の形態1.
図1から図5は、この発明の実施の形態1に係るエレベータの乗場戸を示す。
図1は、エレベータの出入口部分の昇降路の縦断面図である。図において、1は乗場、2は昇降路、3は昇降路1の内壁、4は出入口、5は出入口4を縁取る三方枠で、竪枠5aと上枠5bとからなる。10は出入口4の上部に昇降路2内へ向けて突設された取付腕10aに取り付けられて横設されたレール、11はレール10上を転動する吊り車、12は吊り車11を介してレール10に懸架されたドアハンガ、13はドアハンガ12に添着された補助ドアハンガである。
【0014】
14は出入口4を開閉するドアパネルで、ドアハンガ12を介して懸架された内側ドアパネル14aと、補助ドアハンガ13を介して懸架されて内側ドアパネル14aの外側に相対峙して設けられた外側ドアパネル14bと、一端15aが内側ドアパネル14aに、他端15bが外側ドアパネル14bにそれぞれ取り付けられて外側ドアパネル14bを内側ドアパネル14aに上下に揺動自在に連結した連結具15とで構成されている。
【0015】
16は乗場1に取り付けられてドアパネル14を案内する敷居、17は内側ドアパネル14aの下端に垂下されて敷居16の溝に係合するガイドシューである。21は三方枠5との間に所定の空隙を隔てた状態で外側ドアパネル14bを補助ドアハンガ13へ係止する係止具、26は乗場1の天井に取り付けられた火災感知器、51はドアパネル14の下端と敷居16の間に形成された下部空隙、52はドアパネル14と竪枠5aの間に形成された側部空隙、53はドアパネル14と上枠5bの間に形成された上部空隙である。各空隙51、52及び53は所定の寸法以下であって、ドアパネル14は防火戸として機能するものである。
【0016】
図2は出入口4部分の昇降路2の横断面図、図3は図1のIII−III線断面を矢視した断面図、図4は内側ドアパネル14aの斜視図、図5はドアパネル14の上縁部の縦断面図である。各図中、図1と同符合は同一部分を示す。
22は外側ドアパネル14bを引き上げて三方枠5との間に所定の空隙51、52及び53を隔てた状態で爪22aを補助ドアハンガ13へ係止するレバー、23はレバー22を揺動自在に支持する支持腕、24は付勢によってレバー22を吸着して爪22aを補助ドアハンガ13へ係止する電磁石、25はレバー22を反時計方向へ押圧して電磁石24の消勢によって爪22aと補助ドアハンガ13との係止を解く押ばねで、係止解除手段を構成するものである。なお、レバー22、爪22a、支持腕23及び電磁石24は係止具21を構成する。
【0017】
次に、動作を述べる。
平常時は、電磁石24は常時付勢されており、外側ドアパネル14bは、他端15bが一端15aよりも上位となるように引き上げられた状態で、爪22aが補助ドアハンガ13へ係止されてレバー22によって吊持されている。外側ドアパネル14bの引上げによって連結具15の傾斜は増大し、外側ドアパネル14bは内側ドアパネル14a側へ引き寄せられる。この結果、外側ドアパネル14bと三方枠5との間には、それぞれ下部空隙51、側部空隙52及び上部空隙53が形成され、外側ドアパネル14bは内側ドアパネル14aと共に出入口4を開閉するようになっている。
【0018】
火災感知器26が作動すると、ドアパネル14が閉じられていることを条件に電磁石24が消勢される。この消勢によってレバー22は押ばね25に押され、図5に符号22′で示したとおり、反時計方向へ揺動して爪22aと補助ドアハンガ13との係止が解かれる。この係止解除によって外側ドアパネル14bは連結具15の一端15aを支点として円弧を描いて下降する。この結果、外側ドアパネル14bは符号14b′で示したとおり変位して前面端縁部は三方枠5の昇降路2側に当接し、下面は敷居16に当接して、それぞれ下部空隙51、側部空隙52及び上部空隙53を閉塞する。
なお、係止を解除された外側ドアパネル14bを補助ドアハンガ13に係止するには、外側ドアパネル14bを持ち上げた状態で電磁石24を付勢することにより行う。
【0019】
上記実施の形態1によれば、平常時は、外側ドアパネル14bは、引き上げられた状態でレバー22に吊持されているので、連結具15によって内側ドアパネル14a側へ引き寄せられて敷居16との間に下部隙間51が、三方枠5との間に側部空隙52及び上部空隙53が形成される。このため、外側ドアパネル14bは内側ドアパネル14aと共に移動して出入口4を開閉することができる。
【0020】
また、火災感知器26が作動すると、電磁石24が消勢されてレバー22は押ばね25に押されて反時計方向へ揺動し、爪22aと補助ドアハンガ13との係止が解かれるので、外側ドアパネル14bは連結具15の一端15aを支点として円弧を描いて下降と共に乗場1側へ変位して前面端縁部を三方枠5の昇降路2側に当接させ、下面は敷居16に当接させて、それぞれ下部空隙51、側部空隙52及び上部空隙53を閉塞する。この閉塞によって乗場1から昇降路2への煙の侵入を阻止することができる。
【0021】
実施の形態2.
図6はこの発明の実施の形態2に係るエレベータの乗場戸を示す。図中、図1から図5と同符合は同一部分を示し、31は昇降路1の内壁3に取り付けられた基板、32は基板31から昇降路2内へ向けて上向きに傾斜して突設されて上位先端部にレール10が取り付けられた取付腕、33は取付腕32が遊挿されて昇降路2内へ向けて突出させた状態で係止する係止具で、シリンダ33aと、シリンダ33aの外周に巻回されて電磁石を構成するコイル33bと、取付腕32の下降端部に固着された可動鉄片33cとからなる。34は可動鉄片33cをシリンダ33aから離反する方向へ押圧する押ばねで、係止解除手段を構成するものである。
【0022】
42は、ドアパネル14の下端部に装着されて、ガイドシュー17から昇降路2内へ向けて上向きに傾斜して突設されて上位先端部にドアパネル14の下端部が取り付けられた取付腕、43は取付腕42が遊挿されて昇降路2内へ向けて突出させた状態で係止する係止具で、シリンダ43aと、シリンダ43aの外周に巻回されて電磁石を構成するコイル43bと、取付腕42の下降端部に固着された可動鉄片43cとからなる。44は可動鉄片43cをシリンダ43aから離反する方向へ押圧する押ばねで、係止解除手段を構成するものである。
【0023】
次に動作を述べる。
平常時は、コイル33bは常時付勢され、可動鉄片33cはシリンダ33aに吸着されている。この吸着により取付腕32は昇降路2側へ向けて傾斜して突出している。この突出によりレール10は昇降路2側へ向けて常時上昇変位している。
また、ドアパネル14の下端部についても同様であって、コイル43bは常時付勢され、可動鉄片43cはシリンダ43aに吸着されている。この吸着により取付腕42は昇降路2側へ向けて傾斜して突出している。この突出によりドアパネル14の下端部は昇降路2側へ向けて常時上昇変位している。
【0024】
火災感知器26が作動すると、ドアパネル14が閉じられていることを条件にコイル33bが消勢される。この消勢によって可動鉄片33cは押ばね34による押圧とレール10の重量によってシリンダ33aから離脱し、符号22′で示したとおり、取付腕32はレール10を支持した状態で三方枠5に向けて突き出すにつれて下降する。この下降によってドアパネル14も符号14′で示したとおり三方枠5に向けて移動する。
また、ドアパネル14の下端部についても同様であって、火災感知器26が作動すると、コイル43bが消勢される。この消勢によって可動鉄片43cは押ばね44による押圧とドアパネル14の重量によってシリンダ43aから離脱し、取付腕42はドアパネル14の下端部を乗場1側へ下降移動させて上記レール10の下降によるドアパネル14の下降を助長する。
上記ドアパネル14の下降に伴う三方枠5側への突出により、下部空隙51、側部空隙52及び上部空隙53は閉塞されて乗場1から昇降路2への煙の侵入が阻止される。
【0025】
上記実施の形態2によっても、火災感知器26の作動により取付腕32がレール10を支持した状態で下降しながら乗場1側へ移動し、この移動によってドアパネル14も下降するにつれて移動して下部空隙51、側部空隙52及び上部空隙53が閉塞されて乗場1から昇降路2への煙の侵入を阻止することができる。
また、ドアパネル14の下端部についても同様に下降しながら移動させるようにしたので、下部空隙51、側部空隙52及び上部空隙53が閉塞され、乗場1から昇降路2への煙の侵入を一層確実に阻止することができる。
更に、ドアパネル14は一重となるので、奥行方向の寸法を薄くすることができ、昇降路2に収納できるかごのサイズを増大させることができる。
【0026】
実施の形態3.
図7はこの発明の実施の形態3に係るエレベータの乗場戸を示し、特に、実施の形態1で示した外側ドアパネル14bに実施した場合を示す。
図中、図1から図6と同符合は同一部分を示し、45は上枠5bと外側ドアパネル14bが当接する上枠5bの部位に添着されたシーリング材、46は竪枠5aと外側ドアパネル14bが当接する竪枠5aの部位に添着されたシーリング材、47は外側ドアパネル14bの下面に添着されたシーリング材である。なお、シーリング材としてはシリコンゴム又はブラシ等が考えられる。
上記実施の形態3によれば、シーリング材45、46及び47が添着されたので、外側ドアパネル14bが当接する部位の気密性をより一層向上させることができる。一重のドアパネル14についても同様である。
【0027】
実施の形態4.
図8はこの発明の実施の形態4に係るエレベータの乗場戸を示し、特に、実施の形態1で示した外側ドアパネル14bにシーリング材を添着した場合を示す。
図中、図1から図7と同符合は同一部分を示し、48は上枠5bと当接する外側ドアパネル14bの部位に添着されたシーリング材、49は竪枠5aと当接する外側ドアパネル14bの部位に添着されたシーリング材である。
上記実施の形態4によっても、シーリング材48及び49が添着されたので、外側ドアパネル14bと三方枠5の当接部位の気密性をより一層向上させることができる。一重のドアパネル14についても同様である。
【0028】
【発明の効果】
この発明は上記のとおり構成されているので、以下の効果を奏する。
この発明に係る請求項1に記載のエレベータの乗場戸は、エレベータの乗場の出入口上部に昇降路内へ向けて突設された取付腕に取り付けられて横設されたレールに吊り車を介して懸架されたドアパネルによって出入口を開閉するエレベータの乗場戸において、出入口の三方枠との間に空隙を隔てた状態でドアパネルを係止する係止具と、火災検知信号によって係止を解いてドアパネルを三方枠に向けて突き出すにつれて下降させることにより三方枠に当接させて空隙を塞ぐ係止解除手段とを備え、レールの取付腕を、昇降路壁から昇降路内へ向けて上向きに傾斜させて突設し、係止具を、昇降路内へ向けて取付腕を上昇移動させることによってレールを昇降路内側へ変位させてドアパネルと三方枠との間に空隙を隔てた状態で取付腕を昇降路壁に係止するものとし、係止解除手段を、火災検知信号によって係止具の係止を解いて取付腕を下降させると共に出入口側へ向けて変位させることによってレールに懸架されたドアパネルを三方枠に当接させるようにしたものである
このため、建物内で火災が発生したとしても、ドアパネルと三方枠及び敷居の間の空隙が塞がれるので、煙が昇降路内へ浸入するのを阻止することができ、ドアパネルの美観を損なうこともない、という効果を奏する。
特に、ドアパネルを三方枠に向けて突き出すにつれて下降させるようにしたので、重力を駆動源として利用することができ、構造が簡便である、という効果も併せて奏する。
また、ドアパネルを一重にするこができるので、奥行方向の寸法を薄くすることができ、かごのサイズを増大させて昇降路の有効活用が可能となる、という効果も併せて奏する。
【0029】
この発明に係る請求項2に記載のエレベータの乗場戸は、エレベータの乗場の出入口上部に昇降路内へ向けて突設された取付腕に取り付けられて横設されたレールに吊り車を介して懸架されたドアパネルによって出入口を開閉するエレベータの乗場戸において、出入口の三方枠との間に空隙を隔てた状態でドアパネルを係止する係止具と、火災検知信号によって係止を解いてドアパネルを三方枠に向けて突き出すにつれて下降させることにより三方枠に当接させて空隙を塞ぐ係止解除手段とを備え、ドアパネルを、レールに吊り車を介して懸架されて出入口を開閉する内側ドアパネルと、この内側ドアパネルの外側に相対峙して設けられた外側ドアパネルと、他端が外側ドアパネルに、一端が内側ドアパネルにそれぞれ取り付けられて外側ドアパネルを内側ドアパネルに上下に揺動自在に連結する連結具とで構成されたものとし、係止具を、上端部に爪を備えたレバーと、このレバーを揺動自在に支持する支持腕と、常時付勢されてレバーを吸着し、火災検知信号によって消勢されて吸着を解く電磁石とで構成し、連結具の他端が一端よりも上位となるように外側ドアパネルを引き上げて三方枠との間に空隙を隔てた状態で、電磁石が付勢されてレバーを吸着して爪を内側ドアパネル側に係止させることによって、内側ドアパネル側に外側ドアパネルを係止し、係止解除手段を、電磁石の消勢によって吸着を解かれたレバーを揺動させて爪と内側ドアパネル側との係止を解く押ばねで構成し、この押ばねによって爪による係止が解かれた外側ドアパネルを下降させることによって、連結具を傾倒させて外側ドアパネルを三方枠に当接させるようにしたものである。
従って、このものにあっても、請求項1と同様に、建物内で火災が発生すると、ドアパネルと三方枠及び敷居の間の空隙が塞がれて、煙が昇降路内へ浸入するのを阻止することができる、という効果を奏する。
【0030】
この発明に係る請求項3に記載のエレベータの乗場戸は、エレベータの乗場の出入口上部に昇降路内へ向けて突設された取付腕に取り付けられて横設されたレールに吊り車を介して懸架されたドアパネルによって出入口を開閉するエレベータの乗場戸において、出入口の三方枠との間に空隙を隔てた状態でドアパネルを係止する係止具と、火災検知信号によって係止を解いてドアパネルを三方枠に向けて突き出すにつれて下降させることにより三方枠に当接させて空隙を塞ぐ係止解除手段とを備え、レールは、昇降路壁から昇降路内へ向けて上向きに傾斜させて突設された移動可能な取付腕の上位先端部に取り付けられるものとし、係止具を、常時付勢され火災検知信号によって消勢される電磁石と、取付腕に固着され、電磁石の付勢によって吸着されて取付腕を上昇変位させる可動鉄片とで構成し、取付腕の上昇変位によってレールを昇降路内側へ変位させてドアパネルと三方枠の間に空隙を隔てた状態で取付腕を昇降路壁に係止するものとし、係止解除手段を、電磁石の消勢によって吸着を解かれた可動鉄片を電磁石から離反させる押ばねで構成し、この押ばねによる可動鉄片の電磁石からの離反によってレールを下降させてドアパネルを三方枠に当接させるようにしたものである。
従って、このものにあっても、請求項1と同様に、建物内で火災が発生すると、ドアパネルと三方枠及び敷居の間の空隙が塞がれて、煙が昇降路内へ浸入するのを阻止することができる、という効果を奏する。
【0031】
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1におけるエレベータの乗場戸が設置された出入口部分の昇降路の縦断面図。
【図2】 この発明の実施の形態1におけるエレベータの乗場戸が設置された出入口部分の昇降路の横断面図。
【図3】 図1のIII−III線断面を矢視した断面図。
【図4】 内側ドアパネル14aの斜視図。
【図5】 ドアパネル14の上縁部の縦断面図。
【図6】 この発明の実施の形態2に係るエレベータの乗場戸が設置された出入口部分の昇降路の縦断面図。
【図7】 この発明の実施の形態3に係るエレベータの乗場戸が設置された出入口部分の昇降路の縦断面図。
【図8】 この発明の実施の形態4に係るエレベータの乗場戸が設置された出入口部分の昇降路の縦断面図。
【図9】 従来のエレベータの乗場戸が設置された出入口部分の乗場の正面図。
【図10】 従来のエレベータの乗場戸が設置された出入口部分の乗場の横断面図。
【図11】 従来のエレベータの乗場戸が設置された出入口部分の乗場の縦断面図。
【図12】 他の従来のエレベータの乗場戸が設置された出入口部分の乗場の縦断面図。
【図13】 従来のエレベータ乗場の防火区画装置の斜視図。
【図14】 従来のエレベータ乗場の防火区画装置の斜視図。
【符号の説明】
1 乗場、 2 昇降路、 3 内壁、 4 出入口、 5 三方枠、 5a 竪枠、 5b 上枠、 10 レール、 10a 取付腕、 11 吊り車、 12 ドアハンガ、 13 補助ドアハンガ、 14 ドアパネル、 14a 内側ドアパネル、 14b 外側ドアパネル、 15 連結具、 15a 一端、 15b 他端、 16 敷居、 17 ガイドシュー、 21 係止具、 22 レバー、 22a 爪、 23 支持腕、 24 電磁石、 25 押ばね、 26 火災感知器、 31 基板、 32 取付腕、 33 係止具、 33a シリンダ、 33b コイル、 33c 可動鉄片、 34 押ばね、 42 取付腕、 43 係止具、 43a シリンダ、 43b コイル、 43c 可動鉄片、 44 押ばね、 45 シーリング材、 46 シーリング材、 47 シーリング材、 48 シーリング材、 49 シーリング材、 51 下部空隙、 52 側部空隙、 53 上部空隙。

Claims (3)

  1. エレベータの乗場の出入口上部に昇降路内へ向けて突設された取付腕に取り付けられて横設されたレールに吊り車を介して懸架されたドアパネルによって上記出入口を開閉するエレベータの乗場戸において、
    上記出入口の三方枠との間に空隙を隔てた状態で上記ドアパネルを係止する係止具と、
    火災検知信号によって上記係止を解いて上記ドアパネルを上記三方枠に向けて突き出すにつれて下降させることにより上記三方枠に当接させて上記空隙を塞ぐ係止解除手段と
    を備え、
    上記レールの上記取付腕を、昇降路壁から昇降路内へ向けて上向きに傾斜させて突設し、
    上記係止具を、昇降路内へ向けて上記取付腕を上昇移動させることによって上記レールを昇降路内側へ変位させて上記ドアパネルと上記三方枠との間に上記空隙を隔てた状態で上記取付腕を上記昇降路壁に係止するものとし、
    上記係止解除手段を、火災検知信号によって上記係止具の係止を解いて上記取付腕を下降させると共に上記出入口側へ向けて変位させることによって上記レールに懸架された上記ドアパネルを上記三方枠に当接させるものとしたエレベータの乗場戸。
  2. エレベータの乗場の出入口上部に昇降路内へ向けて突設された取付腕に取り付けられて横設されたレールに吊り車を介して懸架されたドアパネルによって上記出入口を開閉するエレベータの乗場戸において、
    上記出入口の三方枠との間に空隙を隔てた状態で上記ドアパネルを係止する係止具と、
    火災検知信号によって上記係止を解いて上記ドアパネルを上記三方枠に向けて突き出すにつれて下降させることにより上記三方枠に当接させて上記空隙を塞ぐ係止解除手段と
    を備え、
    上記ドアパネルを、上記レールに上記吊り車を介して懸架されて上記出入口を開閉する内側ドアパネルと、この内側ドアパネルの外側に相対峙して設けられた外側ドアパネルと、他端が上記外側ドアパネルに、一端が上記内側ドアパネルにそれぞれ取り付けられて上記外側ドアパネルを上記内側ドアパネルに上下に揺動自在に連結する連結具とで構成されたものとし、
    上記係止具を、上端部に爪を備えたレバーと、このレバーを揺動自在に支持する支持腕と、常時付勢されて上記レバーを吸着し、火災検知信号によって消勢されて上記吸着を解く電磁石とで構成し、上記連結具の上記他端が上記一端よりも上位となるように上記外側ドアパネルを引き上げて上記三方枠との間に上記空隙を隔てた状態で、上記電磁石が付勢されて上記レバーを吸着して上記爪を上記内側ドアパネル側に係止させることによって、上記内側ドアパネル側に上記外側ドアパネルを係止し、
    上記係止解除手段を、上記電磁石の消勢によって吸着を解かれた上記レバーを揺動させて上記爪と上記内側ドアパネル側との係止を解く押ばねで構成し、この押ばねによって上記爪による上記係止が解かれた上記外側ドアパネルを下降させることによって、上記連結具を傾倒させて上記外側ドアパネルを上記三方枠に当接させるようにしたエレベータの乗場戸。
  3. エレベータの乗場の出入口上部に昇降路内へ向けて突設された取付腕に取り付けられて横設されたレールに吊り車を介して懸架されたドアパネルによって上記出入口を開閉するエレベータの乗場戸において、
    上記出入口の三方枠との間に空隙を隔てた状態で上記ドアパネルを係止する係止具と、
    火災検知信号によって上記係止を解いて上記ドアパネルを上記三方枠に向けて突き出すにつれて下降させることにより上記三方枠に当接させて上記空隙を塞ぐ係止解除手段と
    を備え、
    上記レールは、昇降路壁から昇降路内へ向けて上向きに傾斜させて突設された移動可能な上記取付腕の上位先端部に取り付けられるものとし、
    上記係止具を、常時付勢され火災検知信号によって消勢される電磁石と、上記取付腕に固着され、上記電磁石の付勢によって吸着されて上記取付腕を上昇変位させる可動鉄片とで構成し、上記取付腕の上昇変位によって上記レールを昇降路内側へ変位させて上記ドアパネルと上記三方枠の間に上記空隙を隔てた状態で上記取付腕を上記昇降路壁に係止するものとし、
    上記係止解除手段を、上記電磁石の消勢によって吸着を解かれた上記可動鉄片を上記電磁石から離反させる押ばねで構成し、この押ばねによる上記可動鉄片の上記電磁石からの離反によって上記レールを下降させて上記ドアパネルを上記三方枠に当接させるようにしたエレベータの乗場戸。
JP2002143314A 2002-05-17 2002-05-17 エレベータの乗場戸 Expired - Fee Related JP4107879B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002143314A JP4107879B2 (ja) 2002-05-17 2002-05-17 エレベータの乗場戸

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002143314A JP4107879B2 (ja) 2002-05-17 2002-05-17 エレベータの乗場戸

Publications (3)

Publication Number Publication Date
JP2003335485A JP2003335485A (ja) 2003-11-25
JP2003335485A5 JP2003335485A5 (ja) 2005-09-29
JP4107879B2 true JP4107879B2 (ja) 2008-06-25

Family

ID=29703375

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2002143314A Expired - Fee Related JP4107879B2 (ja) 2002-05-17 2002-05-17 エレベータの乗場戸

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4107879B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US11148907B2 (en) * 2019-02-14 2021-10-19 Otis Elevator Company Elevator entryway with magnetic guidance for controlling door panel motion

Also Published As

Publication number Publication date
JP2003335485A (ja) 2003-11-25

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4871982B2 (ja) エレベータ換気装置
JPH08245143A (ja) エレベータ出入口戸の開閉装置
CA2176911A1 (en) Apparatus for preventing drift of an elevator car stopped at a floor
JP4107879B2 (ja) エレベータの乗場戸
JP4245371B2 (ja) エレベータのドア装置
JP4896924B2 (ja) シャッター装置のシャッターカーテン停止装置
JP5436680B2 (ja) エレベータ装置
JP3207470U (ja) エレベーターの瞬時制動保護装置
JPH0812228A (ja) エレベーター装置
WO2004106213A1 (ja) エレベータのドア装置
JP4346743B2 (ja) エレベーター装置
JP3014862B2 (ja) エレベーターかご戸ロツク装置
JPH0687588A (ja) ホームエレベーター用ドアロック装置
JP5138240B2 (ja) エレベータ装置
JP2003292273A (ja) ロック装置を有するエレベーターのかご室ドア装置
JP2005104668A (ja) エレベータのドア装置
JPH05132272A (ja) エレベータ
JP4221997B2 (ja) エレベーターの扉開閉装置
JP4020605B2 (ja) エレベーター装置
JP4245932B2 (ja) エレベータの乗場ドア装置
JP2005162437A (ja) エレベータ装置
JP4445333B2 (ja) エレベーターのドアー装置
JP4163089B2 (ja) シャッター装置のシャッターカーテン停止装置
JP2006062860A (ja) エレベータかご室の救出装置
JP3994813B2 (ja) エレベータ乗場装置

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20050425

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20050425

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20071126

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20080219

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20080310

RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20080310

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20080401

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20080401

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110411

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Ref document number: 4107879

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120411

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120411

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130411

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130411

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140411

Year of fee payment: 6

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees