JP3207470U - エレベーターの瞬時制動保護装置 - Google Patents

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【課題】ドアが開かれた後の予期しない変位による事故を防止するエレベーターの瞬時制動保護装置を提供する。【解決手段】エレベーターに予期しない変位が発生した時の瞬時制動保護装置は、かご室ロック感知器51と、着床感知器52と、少なくとも1つのレールクランプ60と、制御装置40とを備える。レールクランプ60は溝体72を有し、かご室レール13の外縁に覆設され、溝体72には内部に係止部材74が枢着される傾斜辺73が設けられ、駆動ユニット61の操作レバー613が係止部材74に枢接される。かご室11に予期しない変位が発生すると、係止部材74によりかご室レール13が挟まれて、かご室が即時制動される。【選択図】図3

Description

本考案は、ドアが開かれた後にエレベーターの予期しない変位を防止させる瞬時制動保護装置に関する。
エレベーターとは垂直昇降機であり、ビルの階と階の間を行き来する便利な輸送機能を提供する。エレベーターは垂直に運行されるため、エレベーターの昇降方式には主にトラクション式が採用される。垂直な昇降路内に上下に移動するかご室が設置され、昇降路の壁にはかご室レールが装設され、かご室のガイドシューと共にかご室の移動の制限に使用される。トラクション式の昇降機構は、主に巻上機により主ロープが引っ張られ、かご室は昇降路上部のプーリの下方に懸装される。主ロープの他端には平衡をとるためのおもり部材が懸装され、かご室が移動する際に、おもり部材が反対方向に移動する。おもり部材は一般的にはかご室に50%の負荷を加えた重量となっており、巻上機の負荷を減少させて、エレベーターが空であろうが満載であろうが、出力に大きな差が出ないようにすることを目的としている。
トラクション式エレベーターは様々な安全装置を有し、機械室に装設されるロープ速度制限器及びかご室に装設される安全クランプを備える。エレベーターの下降速度がある速度まで達すると、すなわち、エレベーターが失速すると、ロープ速度制限器により安全クランプが駆動されてかご室レールが挟まれ、かご室が停止される。エレベーターの安全装置は、エレベーターのかご室が階の床面に位置を合わせて停止されるとドアが開かれ、さらに、電磁ブレーキが巻上機の前端に位置され、かご室が目標階まで移動すると、ドアが開かれ、同時にブレーキ回路が断電され、電磁ブレーキによりドラムブレーキがきつく挟まれ、巻上機の回転が停止される。
しかしながら、前述した従来の技術では、すなわち、かご室が空或いは乗客人数が少ない場合、かご室の荷重がおもり部材の重量よりもずっと軽くなり、一旦かご室が目標階まで移動した後、電磁ブレーキが失効すると、おもり部材が地球の引力により落下してしまい、かご室が連動されて上に向けて急上昇した。この際、人がかご室に出入りしようとすると、重大な事故につながる。近年多くの国でエレベーターの急上昇による死傷事故が発生しており、このためUCMP(Unintended Car Movement Protection)が規定され、エレベーター業者に保護装置の設置が義務付けられた。これにより、ドアが開かれた後のエレベーターの予期しない変位による傷害を防止させている。
そこで、本考案者は上記の欠点が改善可能と考え、鋭意検討を重ねた結果、合理的設計で上記の課題を効果的に改善する本考案の提案に到った。
本考案は、以上の従来技術の課題を解決する為になされたものである。即ち、本考案の主な目的は、上述の問題を解決するために、エレベーターに予期しない変位が発生した時の瞬時制動保護装置を提供することにある。つまり、ドアが開かれた後にエレベーターの予期しない変位により乗客が傷害を負う事態を防止させるエレベーター瞬時制動保護装置を提供する。
上述した課題を解決し、上記目的を達成するための本考案は、トラクション式エレベーターに装設される瞬時制動保護装置であり、かご室の外側に設置されてかご室に追随して昇降を行い、かご室ロック感知器、着床感知器、少なくとも1つのレールクランプ及び制御装置を備える。前記制御装置内には、ドアロックスイッチ、着床スイッチ及び駆動スイッチを含む。前記レールクランプは駆動ユニットを有し、且つその本体には溝体が設けられ、前記かご室レールの外縁に覆設される。前記溝体は内部に係止部材が枢着される傾斜辺を有し、前記駆動ユニットは一端が前記係止部材に枢接される操作レバーを有する。また、前記かご室ロック感知器は前記制御装置内のドアロックスイッチ、前記着床感知器は前記制御装置内の着床スイッチ、及び前記駆動ユニットは前記制御装置内の駆動スイッチにそれぞれ電気的に接続される。
これにより、前記エレベーターが目標階で停止すると共にドアが開かれると、前記かご室ロック感知器により感知されてドアロックスイッチがON状態になり、一旦前記かご室に予期しない変位が発生すると、前記着床感知器により感知されて前記着床スイッチ及び前記駆動スイッチが同時にON状態になり、且つ前記駆動ユニットが更にトリガされて作動し、前記駆動ユニットの操作レバーにより前記係止部材が溝体内で前記傾斜辺に沿って押動され、且つ前記係止部材により前記かご室レールが挟まれ、前記瞬時制動保護装置に連結されるかご室が即時制動される効果を達成させる。
本考案のエレベーターに予期しない変位が発生した時の瞬時制動保護装置によれば、エレベーターが階と階の間で上昇または下降中に、一旦予期しない変位が発生すると、係止部材74は即時上か下に向けて運動してかご室レール13が挟まれ、かご室11が瞬時に制動される効果を達成させる。
本考案の第1実施形態による瞬時制動保護装置が牽引式エレベーターに装設される模式図である。 本考案の瞬時制動保護装置の電気的な接続を示す模式図である。 本考案の瞬時制動保護装置の構成を示す模式図である。 エレベーターに予期しない変位が発生した時のレールクランプによる制動模式図である。 本考案のレールクランプがかご室レールを挟持する断面図である。 エレベーターに発生した予期しない変位状態を解決した後のレールクランプの回帰の模式図である。 本考案の瞬時制動保護装置の作動フローチャートである。 本考案のかご室に変位が発生しない場合の制御装置作動状態を示す模式図である。 本考案のかご室に予期しない変位が発生した場合の制御装置作動状態を示す模式図である。 本考案のレールクランプがかご室に装設される模式図である。 エレベーターが降下する場合のかご室が予期しない変位を発生した場合の模式図である。 エレベーターが上昇する場合のかご室が予期しない変位を発生した場合の模式図である。
以下に図面を参照して、本考案を実施するための形態について、詳細に説明する。なお、本考案は、以下に説明する実施形態に限定されるものではない。
(第一実施形態)
以下、本考案の実施形態について、図面を参照しながら説明する。本考案のエレベーターに予期しない変位が発生した時の瞬時制動保護装置は、かご室11及び開閉可能なドア12を有し、主ロープ22により巻上機21の一側に吊設され、前記巻上機21は、モーター24と、プーリ23と、電磁ブレーキ33と、案内輪25とを備える。
前記主ロープ22の他端にはおもり部材15が連結され、前記かご室11及び前記おもり部材15は1組のかご室レール13及びおもりレール16にそれぞれ枢着されて昇降を行う。かご室11が目標階まで移動すると、前記電磁ブレーキ33によりドラムブレーキ(図示せず)がきつく挟まれ、前記かご室11の昇降が停止される。トラクション式エレベーターには前記かご室11に連結されるロープ速度制限器31が更に設置され、エレベーターの下降が失速すると、ロープ速度制限器31により安全クランプ32が駆動されてかご室レール13が挟まれ、かご室11が停止される(図1参照)。
本考案の瞬時制動保護装置は、前記かご室11の外側に設置されて前記かご室11に追随して昇降を行い、かご室ロック感知器51と、着床感知器52と、少なくとも1つのレールクランプ60と、制御装置40とを備える。前記制御装置40内には、ドアロックスイッチ41と、着床スイッチ42と、駆動スイッチ43とを含む。
前記レールクランプ60は駆動ユニット61を有し、且つ前記かご室ロック感知器51、着床感知器52、及び前記駆動ユニット61は前記制御装置40内のドアロックスイッチ41、着床スイッチ42、及び駆動スイッチ43にそれぞれ電気的に接続される。すなわち、前記制御装置40が前記かご室ロック感知器51及び着床感知器52の信号を受信した後、前記駆動ユニット61に対して駆動命令を発信する(図2参照)。さらに、前記レールクランプ60はレールクランプ本体71及び溝体72を更に有し、前記かご室レール13の外縁に覆設され、且つ前記溝体72は内部に係止部材74が枢着される傾斜辺73を有する。
なお、前記駆動ユニット61は一端が前記係止部材74に枢接される操作レバー613を有し、且つ前記駆動ユニット61は、固着部材610と、電磁吸引装置611と、その上に貫設されると共に往復運動を行う作動部材612と、前記作動部材612の末端に連結される操作レバー613と、前記操作レバー613に覆設される回帰バネ614とを有する。
前記レールクランプの溝体72の傾斜辺73の対向面は直線縁75であり、且つ前記溝体72の底縁には前記傾斜辺73と平行する滑り案内溝76(図示せず)が設けられる。位置決め部材77は前記直線縁75に隣接する箇所に設置されてレール案内溝78が形成され、且つこれにより前記かご室レール13の外縁に覆設される。前記係止部材74は、本実施形態においては円柱体形状として設けられ、その底端にはガイドポスト741が設置され、前記滑り案内溝76に嵌入される。前記駆動ユニット61の固着部材610はレールクランプ本体71の後側に固着され、且つ前記操作レバー613の末端は前記係止部材74の上縁に枢接される(図3参照)。
図4乃至図5は、瞬時制動保護装置の前記レールクランプ60の作動を示す概略図である。エレベーターに予期しない変位が発生し、且つ前記駆動ユニット61が前記制御装置40の駆動命令を受けて作動すると、前記電磁吸引装置611は磁力により前記作動部材612に吸着され、前記操作レバー613が連動されて前記係止部材74が前記滑り案内溝76で押動され、且つ前記係止部材74により前記かご室レール13が瞬間的に挟まれ、前記傾斜辺73の補助により緊結が強まってゆく効果を達成させる(図4及び図4A参照)。
エレベーターに予期しない変位が発生する原因が排除された後、メンテナンス要員が前記制御装置40内の着床スイッチ42及び駆動スイッチ43の閉路状態を解除させると共に前記駆動ユニット61を復帰させると、前記電磁吸引装置611が消磁し、前記回帰バネ614により前記作動部材612及び操作レバー613が押動されて復帰され、前記係止部材74が原位置に戻されてかご室レール13に対する挟持が解除される(図5参照)。この際、前記レールクランプ60はかご室レール13を挟持させなくなり、これによりかご室11が昇降機能を回復させる。
図6は本考案の瞬時制動保護装置を示す作動フローチャートである。初期状態ではエレベーターが階と階の間を昇降し、かご室11が各階を通過させる際に、前述の階が目標階であるかどうか検知を行い、目標階ではない場合、かご室11は継続して昇降を行う。乗客が乗り降りするエレベーターの目標階であると判定されると、前記着床感知器52により巻上機21のモーター24が減速されると共にかご室11の昇降が停止され、続いて電磁ブレーキ33によりドラムブレーキがきつく挟まれ、且つドア12が開かれる。この際、前記かご室ロック感知器51により感知されてドアロックスイッチ41がONになり、且つ前記着床感知器52により着床スイッチ42がOFFにされる。
かご室11に変位が発生せず、且つ乗客がエレベーターを降りると、ドア12が閉められてドアロックスイッチ41がOFFになり、かご室11が継続して昇降を行う。かご室11に予期しない変位が発生すると、着床感知器52により感知されて着床スイッチ42がONになり、前記制御装置40内の駆動スイッチ43により前記駆動ユニット61が駆動され、前記レールクランプ60によりかご室レール13が挟持されてかご室11の瞬時の停止効果を達成させる。かご室11に予期しない変位が発生する原因が排除され、前記駆動ユニット61の回帰バネ614により前記レールクランプ60が押動されて復帰されてかご室レール13に対する挟持が解除されると、前記着床スイッチ42がOFFになり、かご室11が正常な昇降状態を回復する。
図7Aはかご室に変位が発生しない場合の制御装置の作動状態図である。ドア12が開かれると、前記かご室ロック感知器51により感知されてドアロックスイッチ41がONになり、且つ前記着床感知器52により着床スイッチ42がOFFにされ、この際、駆動スイッチ43もOFF状態になる。制御回路81が開路状態であるため、前記レールクランプ60の駆動ユニット61が電源80の駆動回路82により駆動されることはなく、このため、レールクランプ60がかご室レール13を挟持させず、かご室11が昇降状態になる。
図7Bはかご室に予期しない変位が発生した場合の制御装置の作動状態図である。ドア12が開かれると、前記かご室ロック感知器51により感知されてドアロックスイッチ41がONになり、且つ前記着床感知器52は着床検知板が脱離されたのを感知させて、着床スイッチ42がONになる。この際、駆動スイッチ43がトリガされてON状態になり、制御回路81が閉路状態となるため、前記レールクランプ60の駆動ユニット61が電源80の駆動回路82により駆動され、レールクランプ60によりかご室レール13が挟持されてかご室11が瞬時に制動される。
さらに、図8乃至図10は、エレベーターの上昇または下降中にかご室11に予期しない変位が発生する模式図である。エレベーターの上昇中にかご室11に予期しない変位が発生するのを防止させるため、本考案のレールクランプ60は計2組あり、前記かご室11の外側の左右の上端に装設され、且つ溝体72の傾斜辺73が上に向けて傾斜される。なお、エレベーターの下降中にかご室11に予期しない変位が発生するのを防止させるため、本考案のレールクランプ60は計2組あり、前記かご室11の外側の左右の下端に装設され、且つ溝体72の傾斜辺73が下に向けて傾斜される。
その装設位置は図8に示す。かご室11が目標階まで移動して正常な位置で停止すると、前記着床感知器52により着床スイッチ42がOFF状態にされ、前記係止部材74が溝体72中の常態位置に位置される。係止部材74がかご室レール13に接触されないため、レールクランプ60によりかご室11が瞬時に制動されることはない。
下降中のエレベーターは図9に示し、上昇中のエレベーターは図10に示す。かご室11が目標階で停止すると、電磁ブレーキ33によりドラムブレーキがきつく挟まれ、且つドア12が開かれ、前記かご室ロック感知器51により感知されてドアロックスイッチ41がONになり、一旦前記電磁ブレーキ33が失効すると、かご室11が変位して前記着床感知器52により着床検知板53が脱離したことが感知され、着床スイッチ42がONになり、駆動スイッチ43がトリガされて前記駆動ユニット61が駆動されて作動する。前記操作レバー613により前記係止部材74が溝体72内で前記傾斜辺73に沿って押動され、且つ前記係止部材74により前記かご室レール13が挟まれ、前記瞬時制動保護装置のかご室11に連結されて即時の制動効果を達成させる。
現在多くのビルで使用されているエレベーター構造では、本考案の瞬時制動保護装置が装設され、かご室11の外側に前記かご室ロック感知器51、着床感知器52、レールクランプ60、及び制御装置40がそれぞれ装設され、且つ制御装置40の回路がエレベーターの駆動制御システムに連結され、エレベーターが予期しない変位をした際の瞬時制動保護機能を有する。
本考案のエレベーターに予期しない変位が発生した時の瞬時制動保護装置により、ドアロックスイッチ41及び着床スイッチ42の連鎖感知により駆動スイッチ43がトリガされて駆動ユニット61が押動され、レールクランプ60は溝体72内の傾斜辺73構造で運用され、係止部材74が前記傾斜辺73に沿って運動してかご室レール13が挟まれ、瞬時の係止並びに緊結が強まってゆく効果を達成させる。さらに、レールクランプ60は前記かご室11の外側の上下左右の端に装設され、溝体72内の傾斜辺73を下及び上に向けてそれぞれ傾斜させる。これにより、エレベーターが階と階の間で上昇または下降中に、一旦予期しない変位が発生すると、係止部材74が即時上または下に向けて運動してかご室レール13が挟まれ、かご室11の瞬時の制動効果を達成させる。
従って、本明細書に開示された実施例は、本考案を限定するものではなく、説明するためのものであり、このような実施例によって本考案の思想と範囲が限定されるものではない。本考案の範囲は実用新案登録請求の範囲により解釈すべきであり、それと同等の範囲内にある全ての技術は、実用新案登録請求の範囲に含まれるものと解釈すべきである。
11 かご室
12 ドア
13 かご室レール
15 おもり部材
16 おもりレール
21 巻上機
22 主ロープ
23 プーリ
24 モーター
25 案内輪
31 ロープ速度制限器
32 安全クランプ
33 電磁ブレーキ
40 制御装置
41 ドアロックスイッチ
42 着床スイッチ
43 駆動スイッチ
51 かご室ロック感知器
52 着床感知器
53 着床検知板
60 レールクランプ
61 駆動ユニット
610 固着部材
611 電磁吸引装置
612 作動部材
613 操作レバー
614 回帰バネ
71 レールクランプ本体
72 溝体
73 傾斜辺
74 係止部材
741 ガイドポスト
75 直線縁
76 滑り案内溝
77 位置決め部材
78 レール案内溝

Claims (6)

  1. トラクション式エレベーターに装設される予期しない変位が発生した時の瞬時制動保護装置であり、
    前記エレベーターはかご室及び開閉可能なドアを有し、主ロープが巻上機の一側に吊設され、
    前記巻上機は、モーター、プーリ及び電磁ブレーキを備え、
    前記主ロープの他端にはおもり部材が連結され、
    前記かご室は1組のかご室レールに、前記おもり部材はおもりレールにそれぞれ枢着されて昇降を行い、且つかご室が目標階まで移動すると、
    前記電磁ブレーキによりドラムブレーキがきつく挟まれて前記かご室の昇降が停止され、更に、前記かご室に連結される速度制限器が設置され、前記エレベーターの下降が失速した際にブレーキ作用を発生させる前記エレベーターの瞬時制動保護装置であって、
    前記瞬時制動保護装置は、かご室ロック感知器、着床感知器、少なくとも1つのレールクランプ及び制御装置を備え、前記かご室の外側に設置されて前記かご室に追随して昇降を行い、
    前記制御装置内には、ドアロックスイッチ、着床スイッチ及び駆動スイッチを含み、
    前記レールクランプは駆動ユニットを有し、且つ前記レールクランプ本体には溝体が設けられ、前記かご室レールの外縁に覆設され、
    且つ前記溝体は内部に係止部材が枢着される傾斜辺を有し、前記駆動ユニットはその一端が前記係止部材に枢接される操作レバーを有し、
    前記かご室ロック感知器は前記制御装置内の前記ドアロックスイッチ、前記着床感知器は前記制御装置内の前記着床スイッチ及び前記駆動ユニットは前記制御装置内の前記駆動スイッチにそれぞれ電気的に接続され、
    前記エレベーターが目標階で停止すると共にドアが開かれると、前記かご室ロック感知器により感知されて前記ドアロックスイッチがON状態になり、一旦前記かご室に予期しない変位が発生すると、前記着床感知器により感知されて前記着床スイッチ及び前記駆動スイッチが同時にON状態になり、
    且つ前記駆動ユニットが更にトリガされて作動し、前記駆動ユニットの前記操作レバーにより前記係止部材が前記溝体内で前記傾斜辺に沿って押動され、
    且つ前記係止部材により前記かご室レールが挟まれ、前記瞬時制動保護装置に連結される前記かご室が即時制動されることを特徴とするエレベーターの瞬時制動保護装置。
  2. 前記レールクランプは計2組あり、前記かご室の外側の左右両端に装設され、且つその前記溝体の前記傾斜辺は下に向けて傾斜し、下降中の前記かご室が目標階で停止すると共にドアが開かれた後、一旦前記かご室に予期しない変位が発生すると、前記係止部材が前記溝体内で下に向けて運動して前記かご室レールが挟まれることを特徴とする、請求項1に記載のエレベーターの瞬時制動保護装置。
  3. 前記レールクランプは計2組あり、前記かご室の外側の左右両端に装設され、且つその前記溝体の前記傾斜辺は上に向けて傾斜し、上昇中の前記かご室が目標階で停止すると共にドアが開かれた後、一旦前記かご室に予期しない変位が発生すると、前記係止部材が前記溝体内で上に向けて運動して前記かご室レールが挟まれることを特徴とする、請求項1に記載のエレベーターの瞬時制動保護装置。
  4. 前記係止部材は円柱体形状に設けられることを特徴とする、請求項1に記載のエレベーターの瞬時制動保護装置。
  5. 前記駆動ユニットの前記操作レバーには回帰機構が装設されることを特徴とする、請求項1〜請求項4のうちいずれか一項に記載のエレベーターの瞬時制動保護装置。
  6. 前記回帰機構が回帰バネであることを特徴とする、請求項5に記載のエレベーターの瞬時制動保護装置。
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