JP2003326732A - インク供給装置 - Google Patents

インク供給装置

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JP2003326732A
JP2003326732A JP2002141203A JP2002141203A JP2003326732A JP 2003326732 A JP2003326732 A JP 2003326732A JP 2002141203 A JP2002141203 A JP 2002141203A JP 2002141203 A JP2002141203 A JP 2002141203A JP 2003326732 A JP2003326732 A JP 2003326732A
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ink
tank
supply device
recording head
tube
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Takeshi Kono
健 河野
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 既存のオンキャリッジインクカートリッジタ
イプのIJプリンタに対して、容易にインク供給オプシ
ョンユニットを取り付け、インクのランニングコスト低
減を目的とする。 【解決手段】 インクタンク、チューブ、アタッチメン
トから成り、インクを水頭差方式で供給するインク供給
オプションユニットで、アタッチメント形状をキャリッ
ジに搭載するインクカートリッジと取付形状をコンパチ
とすることによって、既存のプリンタに対して容易に取
付可能とする構成。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、インクジェット記
録装置のオプション装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、記録装置(プリンタ)の分野にお
いてはインクジェット記録方式が主流となりつつある。
インクジェット記録方式は、記録のための機構が小型で
低コスト化が可能であり、カラー化も容易であることか
らプリンタ以外にも複写機やファクシミリなどにも利用
されている。
【0003】一般的なインクジェットプリンタの構成
は、インクを選択的に吐出するインクジェット記録ヘッ
ドと、前記記録ヘッドと搭載したキャリッジと、キャリ
ッジを往復移動する主走査駆動手段と、記録紙を搬送す
る副走査駆動手段とを持ち、主走査及び副走査、記録ヘ
ッドの吐出を同期させて画像を形成するものである。
【0004】インク供給手段としては、インクカートリ
ッジより、インクカートリッジと記録ヘッドとを連通さ
せるジョイントを通じて記録ヘッドヘと供給される。
【0005】インクジェット記録方式の記録ヘッドは、
ヘッドに供給されるインクを微細なノズルより噴射し画
像を形成していくものである。ノズルの穴は径70μm
程度の筒状の構造を持ち、筒内部にCPUの指令により
選択的に発熱するヒータを持つ、ヒータを加熱するとヒ
ータに接しているインクの溶存空気が膨張し発泡し、ノ
ズル内のインクを押し出し、噴射する構造である。通常
このインク噴射のサイクルを10KHz以上の高速で繰
り返し、微細で高速な画像形成を行っている。
【0006】記録ヘッドはインク内の泡がノズルに入り
込むと噴射不良を起こすため、インクを保持するインク
タンクを上にして記録ヘッドを下向きに配置することが
一般的な構成である。
【0007】しかし、前述のようにインクの噴射ノズル
は特に弁機構がなく、ノズルの穴に対するインクの表面
張力のみでインクが漏れないように保っているだけであ
る。ノズルに供給されるインクに正圧がかかっていると
ノズルからインクが漏れ出していまう。インクが大気圧
程度であっても、ノズル先端に汚れやインク滴が付着す
ると、表面張力で保っているオリフィスが崩れインクが
漏れ出してしまう。
【0008】よって、記録ヘッドに供給されるインクに
は負圧がかかっている必要があり、多孔質体を圧縮した
ものにインクをしみ込ませることにより、多孔質体の毛
細管力でインクに負圧を発生させる負圧機構を、インク
カートリッジ内に内蔵させている。
【0009】インクカートリッジはキャリッジに直接又
は記録ヘッドユニットを介してキャリッジに搭載されて
おり、インクがなくなるとインクカートリッジごと新し
いカートリッジに交換できるようにカートリッジが着脱
可能に、ロック機構、ジョイント機構が構成されてい
る。
【0010】上記のようにカートリッジをキャリッジ上
に搭載するオンキャリッジ型インクカートリッジ方式に
することで、インクまわりの機構をキャリッジ上にまと
めることができ、プリンタ本体の構成を単純化、低価格
化、小型化を実現している。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
例において、インクカートリッジに収容されるインク量
は、多くすると重量が重くなってしまい、キャリッジが
高速で移動する際の障害となってしまう。また、カート
リッジ内に負圧発生機構を持つためインクの量に対して
体積が大きくなってしまうために、カートリッジの重量
の増加、移動スペースを確保するために本体サイズが大
きくなるなどの障害が発生する。そのためカートリッジ
のインク容量をあまり大きくできず、最大インク量が限
られてしまうという短所がある。
【0012】現状のカートリッジの容量はおよそ1色あ
たり2〜10cc程度、比較的濃度の薄い5%原稿1枚
を印字するのに使用するインク量はおよそ0.05cc
弱で、1カートリッジあたり200〜300枚程度の印
字しかできない。従来はこうした濃度の薄い文字原稿が
主流であったが、近年では、パソコンの高性能化、低価
格により、手軽に図形の作成、写真画像の編集が可能に
なり、加えて、インターネットの普及により、高濃度の
印刷の割合が急増している。そのため、オンキャリッジ
型カートリッジでは頻繁にカートリッジの交換が必要と
なり煩わしく、かつランニングコストのかさむ結果とな
っている。
【0013】よって、本発明は、低価格、小型化を維持
した従来通りのプリンタ本体に対して、簡単なオプショ
ンユニットを装着するだけで、インクの交換頻度を減少
させ、かつ、ランニングコストを抑えることを目的とす
る。
【0014】
【課題を解決するための手段】前記問題を解決する手段
として、大容量のインクを貯蔵する据え置き型インクタ
ンクとインクタンクからヘッドへインクを送る流路を構
成するチューブとチューブからのインク流路をヘッドの
供給ジョイントに接続するアタッチメントとからなり、
前記インクカートリッジの取り付け部に前記アタッチメ
ントが装着可能なことを特徴とする。
【0015】(作用)請求項1の発明によれば、プリン
タ本体のインクカートリッジとアタッチメントの形状を
合わせることにより、既存のプリンタに対して、インク
タンクとチューブとアタッチメントとからなる簡単なイ
ンク供給装置を容易に付加することができ、インクタン
クの大容量化が可能となる。
【0016】請求項2では、タンクとヘッドの水頭差に
より負圧を発生させ、最もシンプルな構成を実現でき
る。請求項3では、タンクに負圧機能を追加すること
で、タンクとヘッドの位置関係に自由度を持たせること
ができる。
【0017】請求項4では、インク供給装置装着当初や
インクタンク交換時にチューブ、アタッチメント内が空
の時に容易にインクを充填することができる。
【0018】請求項5では、請求項4の構成において、
ポンプからのインク漏れを防止できる。
【0019】請求項6では、チューブ内に空気の泡が溜
まりインクの流れを阻害する場合にインクを循環させ、
泡を除去することができる。
【0020】請求項7では手動駆動させることで、より
シンプルな構成を実現できる。
【0021】請求項8では、インク供給装置を本体から
取り外す際に弁を開くことにより、インクが負圧により
インクタンクヘと戻り、サブタンク内のインクを除去す
ることができ、アタッチメントを外す際のインク漏れを
防止する。
【0022】
【発明の実施の形態】(第1の実施形態)本実施形態
を、全体構成図 図1、インク流路の説明図 図2から
図5を用いて説明する。
【0023】まず、プリンタ本体の構成の説明をする。
【0024】図中Aがプリンタ本体であり、一般的なイ
ンクジェットプリンタの一例である。
【0025】記録紙Sは一枚ずつASFユニット1によ
り分離搬送され、搬送ローラ2、排紙ローラ3により排
紙口4へと搬送される。インクジェット記録ヘッド5は
前記記録シートSと対向する位置に、キャリッジ6に支
持されている。記録ヘッド5の上には各色のインクカー
トリッジ7が各々着脱可能に取り付けられている。記録
ヘッドは多数の吐出ノズル5aを持ち記録データに従い
選択的に各ノズルよりインクを吐出するものである。キ
ャリッジ6はシャフト8により摺動可能に支持され、記
録シートSの搬送方向に対して直角に往復動作を行う。
【0026】記録シートSの搬送量とキャリッジの移動
と記録ヘッドの吐出を同期制御することにより記録シー
トS上に画像を形成していくものである。
【0027】図2に示すように、インクカートリッジ7
内には圧縮された多孔質体7aが詰め込まれ、その多孔
質体7aに10ccのインクをしみ込ませている。多孔
質体7aを圧縮することで多孔質体の各セルがつぶれ毛
細管力が高まり、インクを吸い上げる力が働き負圧を発
生させる仕組みになっている。インクカートリッジ7の
上部にはカートリッジ内の負圧が高くなりすぎないよう
に大気連通口7bが設けられ、インクカートリッジ7の
下部開口部7cと記録ヘッド5の間はパッキン5eによ
り気密密閉されている。多孔質体7aにしみこんだイン
クは、多孔質体7aに当接するヘッド供給口5bによっ
て吸い出される。ヘッド供給口5bの先端には、吐出ノ
ズル5aの目詰まりを保護する目的の微細な穴径のフィ
ルタ5cがあり、インクはフィルタ5cを通過し、流路
5dを経て、吐出ノズル5aへと至る。上記多孔質体7
aにしみこんだインクを吸い出す力は吐出ノズル5aが
インクを吐出するエネルギによるものであり、画像の形
成に伴い、随時インクカートリッジ7よりインクが供給
されるものである。
【0028】インクがなくなり新しいインクカートリッ
ジを装着した際には、インクの吐出エネルギにたよるこ
とができないので、初期充填動作を行う。記録ヘッドと
対向し、必要な時にヘッド表面に密着する吸引キャップ
9、キャップに連通した吸引ポンプ10により吐出ノズ
ル5aより吸引し、カートリッジのインクをヘッドのノ
ズル内に導くものである。この動作が完了すると、画像
の形成に伴い、随時インクカートリッジ7よりインクが
供給されるようになる。
【0029】また、図3に示すように、インクカートリ
ッジ7はストッパ7dを指で押すことにより簡単に記録
ヘッド5から取りはずすことが可能であり、インクが空
になれば新しいインクカートリッジに交換することがで
きる。なお、上記パッキン5eは記録ヘッド5側に固定
された状態となる。
【0030】次に、インク供給ユニットBについて説明
する。
【0031】ユニット本体11はプリンタ本体Aの全面
に取付可能となっており、大容量の各色のインクタンク
13、各色のインクを各色の記録ヘッド5へと送るチュ
ーブ14を支持するものである。チューブ14の先には
アタッチメント12が接続されている、アタッチメント
12は前記インクカートリッジ7と記録ヘッド5に対す
る取付形状がコンパチであり、インクカートリッジ7と
同様に、記録ヘッド5のヘッド供給口5bに接続でき
る。図1においては、アタッチメント12はインクカー
トリッジ7を4つつなげた例を示す。各々個別の構成で
あっても支障ないが、図のように連結することで操作性
を向上させている。
【0032】1色分のアタッチメント12の内部及びイ
ンクの流路について図4、図5に示す。まずアタッチメ
ント12の内部は空洞状のサブタンク12bとなってお
り、チューブ14がサブタンク内に連通されている。サ
ブタンク下部には下部開口部12aがあり、前記インク
カートリッジ7と同様にアタッチメント12を取り付け
ることで、下部開口部12aと記録ヘッド5のパッキン
5eが当接し、記録ヘッド5に対して気密接続ができ
る。サブタンク12bの上部には、サブタンク12b内
の空気を排出するポンプ12cがあり、ポンプ吸引口1
2dから排気口12eへと空気を排出する。吸引口12
d、排気口12eともに一方向弁が設けられ、空気の逆
流はしない構造である。チューブ14のサブタンクとは
逆の端部は針状のジョイント14aとなっており、ユニ
ット本体11に固定されている。そのジョイント14a
に対してインクタンク13を差し込むと、インクタンク
13のゴム栓13aにジョイント14aが突き刺さり、
インクタンク13とチューブ14は流体的に連通する。
インクタンク13の上部には大気を取り込む大気連通口
13bを有し、内部にはインクカートリッジ7のインク
量の10倍にあたる大容量のインク約100ccを収容
する。インクタンク13内のインクの液面高さは、吐出
ノズル5aとの高さ関係を一定の範囲とするように考慮
され、ここでは吐出ノズル5aより−40mmから−1
00mmの間に設定されている。
【0033】アタッチメント12を記録ヘッド5に装着
したのち、インクの初期充填を行う。ポンプ12cをユ
ーザが手動で操作させると、サブタンク12b内が負圧
となり、インクタンク13内のインクがチューブ14を
通ってサブタンク12bへと汲み上げられる。図5に示
すような水位までインクを汲み上げたところで、サブタ
ンクのポンプ12cを止め、プリンタ本体Aの吸引キャ
ップ9を記録ヘッドに密着させポンプ10により吸引
し、インクを吐出ノズル5a内に充填され初期充填は完
了となる。前述のとおり、吐出ノズル5aの高さに対し
インクタンク13のインク液面を−40mmから−10
0mmの間に設定しているので、吐出ノズル5a内のイ
ンクに対して、負圧が−40〜−100mmHOかか
ることとなる。負圧の強さはこのように高さ関係の設定
により調整可能である。前記インクカートリッジの場合
同様に、吐出ノズル5aがインクを吐出するエネルギに
より、画像の形成に伴い、随時インクタンク13よりイ
ンクが吐出ノズル5aへと供給される。このようにイン
ク供給ユニットBを容易の追加しただけで、インクイン
クタンク13内の大容量のインクを連続して使用するこ
とができる。
【0034】尚、サブタンクのポンプ12cを手動とし
たが、より簡素な構成をしめしたものであり、モータ等
駆動源利用することも考えられる。
【0035】(第2の実施形態)第2の実施形態につい
て、図6を用いて説明する。
【0036】第1の実施形態に対して、インクタンク1
3、及びチューブ14の配置のみ異なる。
【0037】インクタンク13には変形容易な蛇腹13
cと蛇腹を支持する支持板13e、支持板を押し上げ、
インクタンク13の体積を拡張しようとさせるバネ13
dで構成され、チューブ14、サブタンク12bと連通
し、かつ大気に対して気密な構成である。この構成では
バネ13dでインクタンク13の体積を拡張させ、負圧
を発生させる。第1の実施形態では、負圧をインク水頭
の高さの差、つまり水頭差によりのみインクの負圧を発
生させるため、インクタンクの位置が限られてしまう
が、この方式のインクタンク13を利用することによ
り、図6に示すように、バネ13dの強さを調整するこ
とにより、吐出ノズル5aよりもインクタンク13を高
い位置に設置することが可能となり、装置の配置の自由
度を広げることができる。
【0038】(第3の実施形態)第3の実施形態につい
て、図7を用いて説明する。
【0039】第1の実施形態に対して、サブタンク12
bのポンプ12のみ異なる。
【0040】ポンプの吸引口12dの先端に疎水膜12
fを配置する。疎水膜12fは、日本ゴアテックス社製
「ゴアテックス」に代表される材料であって、テフロン
(R)系樹脂を微細繊維としたものを不織布状にした膜
体であり、繊維間にできる微細な穴径と材質の撥水力の
設定により、気体を透過し液体を通さない性質を持たせ
たものである。
【0041】前記疎水膜12fを設置することにより、
サブタンク12b内のインク量に係わらず、ポンプを連
続的に操作することで、サブタンク内の空気は排出さ
れ、インクが疎水膜12fに達した時点で、ポンプ吸引
口12dは閉じられた状態となるため、インクがポンプ
排気口12eからあふれだすことはない。
【0042】図7に示すような蛇腹式の手動ポンプで
は、ポンプ吸引口12d閉塞することで、蛇腹部が縮ま
った状態のままとなることで、ユーザにインク充填が完
了したことを認識させることができる。また、電動駆動
ポンプの場合は吸引時間を長めに設定することで、毎回
適正なインク充填を行うことができる。
【0043】なお、疎水膜12fの設置高さを図7に示
すように、サブタンク12b内のインク設定高さに配置
することで、インクの液面高さを設定することができ
る。
【0044】(第4の実施形態)第4の実施形態につい
て、図8を用いて説明する。第1の実施形態に対して、
サブタンク12bのポンプ排気口12eからインクタン
ク13へ循環チューブ15を接続したことを特徴とする
構成である。
【0045】この構成により、インクはインクタンク1
3からチューブ14、サブタンク13b、ポンプ13
c、循環チューブ15を経てインクタンク13へ戻る経
路を持つ。
【0046】インクの初期充填は第1の実施形態と同様
にポンプ12cを駆動してサブタンク12b内の空気を
排出し、サブタンク内にインクを充填する。インクの液
面がポンプ吸引口12dに達するとインクはポンプ12
c、排気口12e、循環チューブ15へまわりインクタ
ンクヘと戻る。第3の実施形態と同様にインクのあふれ
出しの危険性なしに、容易にインク充填が完了できる。
また、コストや機構上の都合により、チューブ14に分
子最の低い樹脂材質のチューブを使用する場合はガスバ
リア性が劣り、インクを充填したまま長時間放置してお
くと、チューブ内に泡が溜まってしまう現象が発生する
ことがある。この泡が成長するとチューブ内の壁面にメ
ニスカスを張り、インクの流れの抵抗となってしまう。
この状況に対しても、本実施形態では、長期使用しなか
った場合にポンプ12cを駆動してインクを循環するこ
とで、チューブ内の泡を一掃することができる。
【0047】(第5の実施形態)第5の実施形態につい
て、図9を用いて説明する。第1の実施形態に対して、
サブタンク12bの上部に大気連通弁12gを、チュー
ブ14をサブタンク12bの下部近傍に設けたことを特
徴とする構成である。
【0048】インク充填時および使用中は大気連通弁1
2gは気密状態とし、インク供給ユニットBをプリンタ
本体Aから取りはずす前にサブタンク12b内のインク
を抜く時に大気連通弁12gは大気連通状態とする。サ
ブタンク12bを大気連通状態とすることで、インクは
チューブ14のサイフォン効果によりインクタンク13
へと戻る。チューブ14に先端をサブタンク12bの下
部近傍に接続することで、サブタンク12b内のインク
をほとんど戻すことができる。サブタンク12b内のイ
ンクが抜ければアタッチメント12を安全に取り外すこ
とができる。
【0049】
【発明の効果】請求項1の発明によれば、プリンタ本体
のインクカートリッジとアタッチメントの形状を合わせ
ることにより、既存のプリンタに対して、インクタンク
とチューブとアタッチメントとからなる簡単なインク供
給装置を容易に付加することができ、インクタンクの大
容量化が可能となる。これにより、低価格、小型で、多
量の印刷に対応出来ないプリンタを所有しているユーザ
であっても、オプションユニットを付加するだけで、カ
ートリッジ交換の頻度が減り、ランニングコストを下げ
る事が出来る。
【0050】請求項2では、タンクとヘッドの水頭差に
より負圧を発生させ、最もシンプルな構成を実現でき
る。
【0051】請求項3では、タンクに負圧機構を追加す
ることで、タンクとヘッドの位置関係に自由度を持たせ
ることができる。
【0052】請求項4では、インク供給装置装着当初や
インクタンク交換時にチューブ、アタッチメント内が空
の時に容易にインクを充填することができる。
【0053】請求項5では、請求項4の構成において、
ポンプからのインク漏れを防止できる。
【0054】請求項6では、チューブ内に空気の泡が溜
まりインクの流れを阻害する場合にインクを循環させ、
泡を除去することができる。
【0055】請求項7では手動駆動させることで、より
シンプルな構成を実現できる。
【0056】識求項8では、インク供給装置を本体から
取り外す際に弁を開くことにより、インクが負圧により
インクタンクヘと戻り、サブタンク内のインクを除去す
ることができ、アタッチメントを外す際のインク漏れを
防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施形態の説明図。
【図2】第1の実施形態の説明図。
【図3】第1の実施形態の説明図。
【図4】第1の実施形態の説明図。
【図5】第1の実施形態の説明図。
【図6】第2の実施形態の説明図。
【図7】第3の実施形態の説明図。
【図8】第4の実施形態の説明図。
【図9】第5の実施形態の説明図。
【符号の説明】
A プリンタ本体 B インク供給ユニット 1 ASF 2 搬送ローラ 3 排紙ローラ 4 排紙口 5 記録ヘッド 6 キャリッジ 7 インクカートリッジ 8 シャフト 9 吸引キャップ 10 吸引ポンプ 11 ユニット本体 12 アタッチメント 13 インクタンク 14 チューブ

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 インクを選択的に吐出するインクジェッ
    ト記録ヘッドと、 前記記録ヘッドと搭載したキャリッジと、キャリッジ又
    は記録ヘッドに着脱可能に搭載され、インクを所定量収
    容し、前記ヘッドにインク供給ジョイントを介してイン
    クを供給するオンキャリッジ型インクカートリッジと、 キャリッジを往復移動する主走査駆動手段と、記録紙を
    搬送する副走査駆動手段とを有し、主走査及び副走査、
    記録ヘッドの吐出を同期させて画像を形成するインクジ
    ェット記録装置において、 インクを貯蔵する据え置きインクタンクと、 インクタンクからヘッドへインクを送る流路を構成する
    チューブと、 チューブからのインク流路をヘッドへの供給ジョイント
    に接統するアタッチメントとからなり、前記インクカー
    トリッジの取り付け部に前記アタッチメントが装着可能
    なことを特徴とするインク供給装置。
  2. 【請求項2】 前記請求項1において、記録ヘッドに対
    して、据え置きインクタンクの位置を下げて水頭差によ
    り記録ヘッドに供給されるインクに負圧を生じさせるこ
    とを特徴とするインク供給装置。
  3. 【請求項3】 前記請求項1において、据え置きインク
    タンク容積を拡張するバネ機構を有し、前記バネ力によ
    りインクタンク内のインク及び、記録ヘッドに供給され
    るインクに負圧を生じさせることを特徴とするインク供
    給装置。
  4. 【請求項4】 前記請求項1から3において、前記アタ
    ッチメント内の前記インク供給ジョイントとチューブの
    間にサブタンクを有し、サブタンク上部よりサブタンク
    内の空気を排気するポンプを有することを特徴とするイ
    ンク供給装置。
  5. 【請求項5】 前記請求項4において、サブタンクとポ
    ンプの間に、気体を通し液体を通さない疎水膜を配置す
    ることを特徴とするインク供給装置。
  6. 【請求項6】 前記請求項4において、ポンプ排気口を
    据え置きインクタンクに接続することを特徴とするイン
    ク供給装置。
  7. 【請求項7】 前記請求項4から6において、ポンプを
    手動駆動とすることを特徴とするインク供給装置。
  8. 【請求項8】 前記請求項1から7において、サブタン
    クに大気と連通させる弁と、サブタンク下部近傍にチュ
    ーブを接続することを特徴とするインク供給装置。
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