JP2003322947A - ハーフトーン型位相シフトマスクブランク及びハーフトーン型位相シフトマスク - Google Patents

ハーフトーン型位相シフトマスクブランク及びハーフトーン型位相シフトマスク

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JP2003322947A
JP2003322947A JP2002127454A JP2002127454A JP2003322947A JP 2003322947 A JP2003322947 A JP 2003322947A JP 2002127454 A JP2002127454 A JP 2002127454A JP 2002127454 A JP2002127454 A JP 2002127454A JP 2003322947 A JP2003322947 A JP 2003322947A
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halftone
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phase shifter
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English (en)
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Yuuki Shioda
勇樹 塩田
Jun Nozawa
順 野澤
Hideaki Mitsui
英明 三ッ井
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Hoya Corp
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Hoya Corp
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  • Preparing Plates And Mask In Photomechanical Process (AREA)
  • Exposure And Positioning Against Photoresist Photosensitive Materials (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 露光光の波長〜700nmという広波長範囲
で、反射率の変動を抑えることによって、所望の表面反
射率が得られるような、ハーフトーン型位相シフトマス
クブランク等を提供する。 【解決手段】 透明基板上に位相シフター部を形成する
ための位相シフター膜を有するハーフトーン型位相シフ
トマスクブランクにおいて、前記位相シフター膜の表面
反射率の変動幅が、露光光の波長〜700nmに亘って
20%以内であることを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、位相シフターによ
る光の干渉作用を利用して転写パターンの解像度を向上
できるようにした位相シフトマスク及びその素材として
の位相シフトマスクブランク等に関し、特にハーフトー
ン型の位相シフトマスク及びマスクブランク等に関す
る。
【0002】
【従来の技術】近年のフォトリソグラフフィーにおける
超解像技術を実現する1つとして、位相シフトマスクが
挙げられる。その中でも特にハーフトーン型の位相シフ
トマスクは、マスク作製時のパターン加工が比較的容易
であることから、コンタクトホール形成を主たる用途と
して広く用いられるようになった。さらに最近ではDR
AMなどにおけるラインアンドスペース(L&S)など
の繰り返しパターンや孤立パターンヘの適用が進んでい
る。ハーフトーン型位相シフトマスクは、図7に示すよ
うに、透明基板2上に、少なくとも、光透過部7及び、
光半透過性を有しかつ位相シフト機能を有するハーフト
ーン位相シフター部8を有し、そのハーフトーン位相シ
フター部8の構成の面から、単層型と多層型とに大別で
きる。単層型は、加工性の容易さから現在主流となって
おり、ハーフトーン位相シフター部がMoSiNあるい
はMoSiONからなる単層膜で構成されているものが
ほとんどである。一方多層型は、前記ハーフトーン位相
シフター部が、主に透過率を制御する層と、主に位相シ
フト量を制御する層との組み合わせからなり、透過率に
代表される分光特性と、位相シフト量(位相角)の制御
を独立して行うことが可能となる。一方、LSIパター
ンの微細化に伴い、露光光源の波長(露光光波長)は、
現行のKrFエキシマレーザ(248nm)から、Ar
Fエキシマレーザ(193nm)へ、さらに将来的には
2エキシマレーザ(157nm)へと短波長化が進む
と予想される。このような露光光源の短波長化に伴い、
所定の透過率及び位相シフト量を満足するようなハーフ
トーン位相シフター部の材料の選定の幅が狭まる方向に
ある。また、露光光源の短波長化に伴い、従前の波長で
みた場合に光透過性の高い材料が必要があり、その結
果、パターン加工の際に石英基板とのエッチング選択性
が小さくなるという問題がある。多層型(2層膜)のハ
ーフトーン位相シフターは、2層膜の組合せで位相差及
び透過率をコントロールでき材料選定が容易であるとい
う利点、及び上層のエッチングストッパーの役割を果た
すような材料を下層として選択できるという利点(特願
2001−174973)があることから、多層型(2
層型)のハーフトーン位相シフターについて開発が進め
られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、フォトマス
クにおいては、露光光に対する反射率をある程度まで抑
えることが要求されている。一方、マスクプロセスおけ
る種々の評価・測定装置のうち、マスクブランクおよび
マスクの欠陥・異物検査装置やフラットネス・応力の測
定装置などでは反射光学系が用いられているため、該装
置において検出・測定可能となるような反射率とするこ
とも要求される。このようなマスクプロセスおける種々
の評価・測定装置においては、光源の波長は評価・測定
装置ごとに異なり、さらに異物・欠陥検査等の検査波長
は、短波長化する方向で開発が進められているため、装
置の新旧などによっても変わってくる。代表的な光源波
長の例を示すと、 ブランクの異物・欠陥検査:488nm,364nmな
ど マスクの外観・異物・欠陥検査:257nm,266n
m,364nmなど フラットネス、応力:633nmなど となり、真空紫外域〜可視域までの幅広い波長範囲の光
源が用いられているといえる。そして、使用波長は、ユ
ーザーによって異なる場合があるのが実情である。しか
しながら、ハーフトーン型位相シフトマスクブランク
(マスク)における位相シフター膜の表面反射率は波長
に対して変動しており、上記のような複数の波長におい
て同時に所望の範囲の反射率を得ることが困難であっ
た。その結果、評価工程の一部において精度低下を招い
ていた。特に、上述のような上層に位相調整層、下層に
透過率調整層を備えた2層型ハーフトーン位相シフトマ
スクブランク(マスク)における位相シフター膜は、下
層の反射光と上層の反射光の干渉により、位相シフター
膜の反射率が波長に対し干渉波の曲線(反射スペクト
ル)を描くことから反射率の変動が大きく、上記のよう
な広い波長範囲で同時に所望の反射率を得ることが困難
であった。
【0004】本発明は、上述の課題を鑑みてなされたも
のであり、露光光の波長〜700nmという広波長範囲
で、反射率の変動を抑えることによって、所望の表面反
射率が得られるような、ハーフトーン型位相シフトマス
クブランク及びハーフトーン型位相シフトマスク、特に
真空紫外露光〜ArF(波長140nm〜200nm)
対応のハーフトーン型位相シフトマスクブランク及びハ
ーフトーン型位相シフトマスクにおいて、露光光よりも
長波長の複数の波長を使用した種々の測定、評価の装置
に対し、好適に使用できるハーフトーン型位相シフトマ
スクブランク及びハーフトーン型位相シフトマスクを提
供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は以下の構成を有
する。 (構成1) 透明基板上に、露光光を透過させる光透過
部と、露光光の一部を透過させると同時に透過した光の
位相を所定量シフトさせる位相シフター部を有し、前記
光透過部と位相シフター部の境界部近傍にて各々を透過
した光が互いに打ち消し合うように光学特性を設計する
ことで、被露光体表面に転写される露光パターン境界部
のコントラストを良好に保持、改善できるようにしたハ
ーフトーン型位相シフトマスクを製造するために用いる
ハーフトーン型位相シフトマスクブランクであり、透明
基板上に前記位相シフター部を形成するための位相シフ
ター膜を有するハーフトーン型位相シフトマスクブラン
クにおいて、前記位相シフター膜の表面反射率の変動幅
が、露光光の波長〜700nmに亘って20%以内であ
ることを特徴とするハーフトーン型位相シフトマスクブ
ランク。 (構成2) 前記位相シフター膜は、主に露光光の位相
を制御する位相調整層と、前記透明基板と位相調整層と
の間に形成され主に露光光の透過率を制御する機能を有
すると透過率調整層とを有することを特徴とする構成1
に記載のハーフトーン型位相シフトマスクブランク。 (構成3) 前記位相シフター膜は、さらに最上層に反
射調整層を有することを特徴とする構成1又は2に記載
のハーフトーン型位相シフトマスクブランク。 (構成4) 前記位相シフター膜は、位相調整層が、金
属、珪素、及び酸素及び/又は窒素を含有することを特
徴とする構成2に記載のハーフトーン型位相シフトマス
クブランク。 (構成5) 透明基板上に、露光光を透過させる光透過
部と、露光光の一部を透過させると同時に透過した光の
位相を所定量シフトさせる位相シフター部を有し、前記
光透過部と位相シフター部の境界部近傍にて各々を透過
した光が互いに打ち消し合うように光学特性を設計する
ことで、被露光体表面に転写される露光パターン境界部
のコントラストを良好に保持、改善できるようにしたハ
ーフトーン型位相シフトマスクを製造するために用いる
ハーフトーン型位相シフトマスクブランクであり、透明
基板上に前記位相シフター部を形成するための位相シフ
ター膜を有するハーフトーン型位相シフトマスクブラン
クにおいて、前記位相シフター膜は、主に露光光の位相
を制御する位相調整層と、前記透明基板と位相調整層と
の間に形成され主に露光光の透過率を制御する機能を有
すると透過率調整層とを有し、さらに最上層に反射調整
層を有することを特徴とするハーフトーン型位相シフト
マスクブランク。 (構成6) 構成1〜5にから選ばれる一項に記載のハ
ーフトーン型位相シフトマスクブランクを用いて製造さ
れたことを特徴とするハーフトーン型位相シフトマス
ク。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、本発明を詳細に説明する。
本発明は、位相シフトブランクにおける位相シフター膜
の表面反射率の変動幅が、露光光の波長〜700nmに
亘って20%以内であることを特徴とするものである。
従って、露光光の波長が157nmの場合は157nm
〜700nm、露光光の波長が193nmの場合は19
3nm〜700nmとなる。700nmとした理由は、
殆どの評価・検査装置において、700nm以下の波長
が用いられているからである。このような変動幅とする
ことによって、露光光、検査光及びフラットネス、応力
等他の検査に用いられる光、アライメント光等、複数の
照射光に対して適応範囲となる反射率を得ることができ
る。尚、位相シフター膜の露光光の波長〜700nmの
範囲における最低反射率は、5%以上、さらに好ましく
は8%以上とすることが、反射光の検出感度という観点
から好ましい。また、基板とのコントラストを考慮する
と、最低反射率は10%以上とすることが好ましい。ま
た、反射率が高すぎても検出感度が高すぎて好ましくな
く、同様の波長範囲における最大反射率は、実用性の観
点から、40%以下、さらには、30%以下であること
が好ましい。即ち、露光光の波長波長〜700nmの範
囲に亘って、反射率が8〜40%の範囲に納まることが
好ましく、最も、望ましいのは、10〜30%の範囲内
に納まることである。また、透過光を用いた検査を考慮
すると、透過光は、露光波長〜400nmに亘って40
%以下であることが好ましく、特に、マスクの外観・異
物・欠陥検査の波長を含む200nm〜370nmの範
囲で40%以下となることが好ましい。
【0007】また、本発明においては、位相シフター膜
は、主に露光光の位相を制御する位相調整層と、前記透
明基板と位相調整層との間に形成され主に露光光の透過
率を制御する機能を有すると透過率調整層とを有するも
のであることが、短波長化(140nm〜200n
m)、具体的には、ArFエキシマレーザの波長である
193nm及びF2エキシマレーザの波長である157
nmに好適に用いられるブランクを得る上で好ましい。
尚、位相調整層は、主に位相を調整する機能を有する
が、透過率を調整する機能も担うものである。一方、透
過率調整層は、主に透過率を調整する機能を有するが、
位相を調整する機能も担うものである。即ち、ハーフト
ーン型位相シフトマスクブランク(ハーフトーン型位相
シフトマスク)における位相シフター膜として要求され
る露光光の位相シフト角をA(deg)とした場合、位
相調整層による露光光の位相シフト量をφ1、透過率調
整層による露光光の位相シフト量をφ2とすると、 0<φ2<φ1<A(deg) …(式1) という関係となる。また、上層が主に位相シフト量を調
整する機能を果たす層(位相調整層)とし、下層が主に
透過率を調整する機能を果たす層(透過率調整層)とな
るようにする2層構造とする場合、例えば次のように膜
設計が行われる。即ち、上層(位相調整層)を通過す
る、波長λの露光光の位相シフト量φ(deg)をφ1
とすると、位相調整層の膜厚dは、 d=(φ1/360)×λ/(n−1) …(式2) で表される。ここで、nは波長λの光に対する位相調整
層の屈折率である。ハーフトーン位相シフター部の位相
シフト量Φは、下層(透過率調整層)の位相シフト量を
φ2としたときに、 Φ=φ1+φ2=A(deg) …(式3) となるように設計する必要がある。φ2の値は、概ね−
20°≦φ2≦20°の範囲である。すなわちこの範囲
の外だと下層の膜厚が厚すぎて、露光光の透過率を大き
くすることができない。したがって、上層の膜厚dは 0.44×λ/(n−1)≦d≦0.56×λ/(n−1) …(式4) の範囲で設計される。尚、ハーフトーン位相シフター膜
の位相シフト量は、理想的には180°であるが、実用
上は180°±5°の範囲に入ればよい。また、露光光
の透過率は、3〜20%、好ましくは6〜20%、露光
光反射率は30%、好ましくは20%とすることがパタ
ーン転写上好ましい。尚、本発明においては、検査波長
における上層の膜の屈折率が下層の膜の屈折率よりも小
さくすることによって、検査光に対する反射率を調整可
能とすることができる。また露光波長においても上層の
膜の屈折率が下層の膜の屈折率よりも小さくなる。その
ため、露光光に対する反射率も要求値以下となるように
調整可能とすることができる。
【0008】透過率調整層の材料としては、金属及びシ
リコンのうちから選ばれる一種又は二種以上からなる
膜、あるいはそれらの酸化物、窒化物、酸窒化物、炭化
物等を用いることができ、具体的には、アルミニウム、
チタン、バナジウム、クロム、ジルコニウム、ニオブ、
モリブデン、ランタン、タンタル、タングステン、シリ
コン、ハフニウムから選ばれる一種又は二種以上の材料
からなる膜あるいはこれらの窒化物、酸化物、酸窒化
物、炭化物なとが挙げられる。また、位相調整層として
は、酸化珪素、窒化珪素、酸窒化珪素など珪素を母体と
した薄膜が紫外領域での露光光に対して、比較的高い透
過率を得やすいという点から好ましい。さらにこれらの
材料は屈折率の制御も容易であるため、位相シフターの
要点である位相シフト角の制御性においても優れる。ま
た、膜材料としての主骨格が酸化珪素や窒化珪素である
ことから、化学的耐久性にも優れる。具体的には、珪
素、酸素及び/又は窒素を含む材料、又はこれらに燐、
ホウ素、炭素から選ばれる一種又は二種以上を含有して
もよい。このような位相調整層は、通常フッ素系ガスを
用いたドライエッチングによりエッチングすることがで
きる。フッ素系ガスとしては、例えばCxy(例えば、
CF4、C26、C38)、CHF3、SF6これらの混
合ガス又はこれらに添加ガスとしてO2、希ガス(H
e,Ar,Xe)を含むもの等が挙げられる。また、透
過率調整層は、位相調整層のエッチングの際のエッチン
グストッパーとして機能する膜であることが好ましい。
ここでいうエッチングストッパーとは、位相調整層のエ
ッチングの進行を阻止する機能を有する材料からなる
膜、もしくは位相シフター膜のエッチングの終点検出を
容易にする機能、もしくはその両方の機能を有する材料
からなる膜である。透過率調整層を前者のような位相調
整層のエッチングの進行を阻止する機能を有する材料か
らなる膜とした場合は、透過率調整層は、フッ素系ガス
に対して耐性を有しかつ前記フッ素系ガスと異なるガス
を用いてエッチング可能な膜とする必要がある。フッ素
系ガスと異なるガスとしては、塩素系ガスを用いること
が、透明基板へのダメージを小さく抑えることができる
という観点から好ましい。塩素系ガスとしては、C
2、BCl3、HCl、これらの混合ガス又はこれらに
添加ガスとして希ガス(He,Ar,Xe)を含むもの
等が挙げられる。尚、フッ素とフッ素以外のガスを同時
に含むガスを用いることもできるがその場合は、プラズ
マ中の活性種における励起種の割合が多い方を優位と
し、フッ素励起種が多い場合はフッ素系ガスと規定し、
塩素励起種が多い場合は塩素系ガスと規定する。また、
単体ガス組成においてフッ素とそれ以外のハロゲン元素
を含む場合(例えばClF 3等)については、フッ素系
ガスとする。尚、透過率調整層の透明基板に対するエッ
チング選択比が5以上であることが、位相調整層のエッ
チングによって実質的なCD制御を可能するる上で好ま
しい。即ち、下層のエッチングレートを速くすることに
よって、オーバーエッチング時間を短く抑えることがで
きることから、下層のエッチングによる位相調整層への
影響を極力抑えることができる。塩素系ガスを用いたド
ライエッチングを行う際の、透明基板に対するエッチン
グ選択比が5以上とすることができる材料としては、前
記下層の材料が、Al、Ga、Hf、Ti、V、及びZ
rからなる第1の群から選ばれる金属単体又はこれらの
金属を二種以上を含む材料(第1材料)からなる、又
は、前記下層の材料が、Cr、Ge、Pd、Si、T
a、Nb、Sb、Pt、Au、Po、Mo及びWからな
る第2の群から選ばれる一種の金属に、前記第1の群か
ら選ばれる少なくとも一種を添加した材料(第2材料)
からなる、あるいは,前記下層の材料が、前記金属単
体、前記第1材料又は前記第2材料に、窒素及び/又は
炭素を含有させた材料を挙げることができる。特に、塩
素ガスに対しては、Zr、Hf、TaZr、TaHf、
HfSiについては、エッチング選択比が5以上となる
ため、オーバーエッチング時間を短く抑えることができ
ることから好ましい。
【0009】本発明においては、位相シフター膜を、主
に露光光の位相を制御する位相調整層と、前記透明基板
と位相調整層との間に形成され主に露光光の透過率を制
御する機能を有すると透過率調整層ものとし、さらに最
上層に反射調整層を設ける態様を含むものである(態様
1)。このような構成とすることによって、位相シフタ
ー膜の反射スペクトルをブロード化(平坦化)すること
ができる。ここで、反射調整層とは、位相を調整する機
能及び透過率を調整する機能も担うものである。即ち、
反射調整層の位相差をφ3とすると、式3は、 Φ=φ1+φ2+φ3=A(deg) …(式5) に書きかえられる。また、反射調整層の透過率も考慮し
て膜設計を行う。反射調整層の材料としては、金属及び
シリコンのうちから選ばれる一種又は二種以上の元素か
らなる材料、又はその酸化物、窒化物が挙げられ、具体
的には、クロム、タンタル、シリコンから選ばれる一種
又は二種以上の元素からなる材料、又はその酸化物、窒
化物が挙げられる。尚、加工プロセスの煩雑化を防ぐた
め、材料選定は、例えば、位相調整層と共にエッチング
可能である、位相シフター膜上に通常形成する遮光膜と
共にエッチング可能である等のエッチング特性を考慮し
て選定することが好ましい。反射調整層の膜厚は、10
〜100オングストロームとすることが好ましい。10
オングストロームより薄いと、反射スペクトルのブロー
ド化効果が十分に得られず、100オングストロームよ
り厚いと反射率が高くなりすぎてしまう。
【0010】また、本発明においては、位相シフター膜
を、主に露光光の位相を制御する位相調整層と、前記透
明基板と位相調整層との間に形成され主に露光光の透過
率を制御する機能を有すると透過率調整層ものとし、位
相調整層が、金属、珪素、及び酸素及び/又は窒素を含
有するという態様を含むものである(態様2)。このよ
うな構成とすることによって、位相シフター膜の反射ス
ペクトルをブロード化(平坦化)することができる。金
属としては、モリブデン、タングステン、タンタル、チ
タン、クロム、あるいは他の遷移金属が挙げられる。ま
た、金属の含有量は、1原子%以上7原子%未満、さら
には2原子%以上5原子%未満とすることが好ましい。
前記下限を下回ると、反射スペクトルのブロード化の効
果が十分に得られず、上限を超えると、透過率が低下
し、露光光の透過率の制御が困難になる。尚、本発明
は、上記した態様1及び態様2に限定されるものではな
く、例えば、透過率調整層と位相調整層の膜厚や材料等
を調整することによって、位相シフター膜の表面反射率
の変動幅が、露光光の波長〜700nmに亘って20%
以内となるものは、本発明に含まれるものである。
【0011】尚、本発明における透明基板としては、合
成石英基板等を用いることができ、特にF2エキシマレ
ーザを露光光として用いる場合は、Fドープ合成石英基
板、フッ化カルシウム基板等を用いることができる。
【0012】
【実施例】以下、実施例を用いて、本発明を詳細に説明
する。 (実施例1)本実施例では、本発明におけるハーフトー
ン位相シフトマスクのうち、F2エキシマレーザ露光に
対応したマスクの作製方法を示す。フッ素ドープ石英基
板(CaF2基板でも可)上に、Ta−Hf合金ターゲ
ット(Ta:Hf=9:1(原子比))を用い、Arを
スパッタガスとして、Ta−Hfを35オングストロー
ム厚で成膜する。次にSiターゲットを用い、Ar,O
2,N2をスパッタガスとして、波長157nmにおける
屈折率n=2.0、消衰係数k=0.25となるように
ガス流量を調節して作製したSiON膜を780オング
ストローム厚で成膜する。最後に、Taターゲットを用
い、ArをスパッタガスとしてTaを35オングストロ
ーム厚で成膜し、位相シフター膜を得る。上記成膜方法
により形成された位相シフター膜の透過、反射スペクト
ルを図1に示す。140nm〜800nmの広い波長範
囲で反射率が10〜30%の範囲にあることが確認され
ることから、当然157nm〜700nmの範囲で反射
率が10〜30%の範囲にあることが確認される。ま
た、F2エキシマレーザの波長157.6nmにおける
光透過率は6.1%であった。上記位相シフター膜につ
いて、光源488nmでの欠陥・異物検査をおこなった
ところ、良好な測定感度および測定再現性が得られた。
次に、図5(1)に示すように、フッ素ドープ石英基板
からなる透明基板2上に、Ta−Hfからなる透過率調
整層3及びSiONからなる位相調整層4及びTaから
なる反射率調整層5で構成される位相シフター膜6の上
に、クロムを主成分とする遮光帯膜9、電子線描画レジ
スト10を順に積層する(図5(2))。そしてレジス
ト10上に電子線によるパターン描画をおこなった後、
現像液浸漬およびベークをおこなうことで、レジストパ
ターン10’を形成する(図5(3))。続いて、その
レジストパターン10’をマスクとし、Cl2+O2ガス
等でのドライエッチングにより、遮光帯膜9のパターン
形成をおこなう。さらに、ガスを変えて、遮光帯膜9を
マスクとして位相シフター膜6のパターン形成をおこな
う(図5(4))。本実施例ではまず反射率調整層5お
よび位相調整層4のエッチングをCF4+O2にておこな
い、続いて透過率調整層3のエッチングをCl2ガスに
ておこなった。エッチングの終点検出は反射光学式で行
い、各層の終点は、反射光強度プロファイルの変曲点で
判別した。パターニングされた位相シフター膜について
断面形状を観察したところ、垂直な断面が観察された。
次に、形成されたパターン上のレジストを剥離し(図6
(1))、再度全面にレジスト11を塗布した後(図6
(2))、描画・現像プロセスを経て、マスクパターン
周縁にレジストパターン11’を形成する(図6
(3))。そしてウエットエッチングあるいはドライエ
ッチングによりレジストパターン11’の下部を除くC
rを除去し、転写領域Iを除く非転写領域に遮光帯12
を形成して、ハーフトーン型位相シフトマスクを得る
(図6(4))。該マスクの光透過部とハーフトーン位
相シフター部の位相差を、位相差計を用いて測定したと
ころ、露光波長において180°であった。実施例1で
得られたハーフトーン位相シフトマスクについて、光源
波長257nm,364nmでの欠陥・異物検査(Star
light,Terascan等),光源波長633nmでのフラット
ネス測定(TROPEL)を実施したところ、いずれも
良好な測定感度および測定再現性が得られた。
【0013】(比較例)実施例1における反射率調整層
がなく、かつ透過率調整層の膜厚を70オングストロー
ムとした場合の位相シフター膜の透過・反射スペクトル
を図2に示す。F2エキシマレーザの波長157.6n
mでの透過率および位相角は変わらなかったが、反射率
の波長変動は大きく、488nmでの反射率はわずか
1.5%であった。上記位相シフター膜について、光源
488nmでの欠陥・異物検査を複数回おこなったとこ
ろ、検出感度が十分得られず、パーティクルサイズの分
布に再現性が見られなかった。
【0014】(実施例2)本実施例では、本発明におけ
るハーフトーン位相シフトマスクのうち、ArFエキシ
マレーザ露光に対応したマスクの作製方法を示す。合成
石英基板上に、実施例1と同様のTa−Hf合金ターゲ
ットを用い、Arをスパッタガスとして、Ta−Hfを
35オングストローム厚で成膜する。次にSiターゲッ
トを用い、Ar,O2,N2をスパッタガスとして、波長
193nmにおける屈折率n=2.1、消衰係数k=
0.12となるようにガス流量を調節して作製したSi
ON膜を840オングストローム厚で成膜する。最後
に、Taターゲットを用い、Arをスパッタガスとして
Taを30オングストローム厚で成膜し、位相シフター
膜を得る。上記成膜方法により形成された位相シフター
膜の透過・反射スペクトルを図3に示す。140nm〜
800nmの広い波長範囲で反射率が10〜30%の範
囲にあることが確認されることから、当然193nm〜
700nmの範囲で反射率が10〜30%の範囲にある
ことが確認される。また、ArFエキシマレーザの波長
193nmにおける光透過率は15.2%であった。そ
の後、実施例1と同様のマスクパターン形成および遮光
帯形成をおこない、ハーフトーン位相シフトマスクを得
る。該マスクの光透過部とハーフトーン位相シフター部
の位相差を、位相差計を用いて測定したところ、露光波
長において180°であった。実施例2で得られたハー
フトーン位相シフトマスクについて、光源波長257n
m,364nmでの欠陥・異物検査(Starlight,Terasc
an等),光源波長633nmでのフラットネス測定(T
ROPEL)を実施したところ、いずれも良好な測定感
度および測定再現性が得られた。
【0015】(実施例3)本実施例では、本発明におけ
るハーフトーン位相シフトマスクのうち、ArFエキシ
マレーザ露光に対応したマスクの作製方法を示す。合成
石英基板上に、Ta−Hf合金ターゲットを用い、Ar
をスパッタガスとして、Ta−Hfを35オングストロ
ーム厚で成膜する。次にMoSiターゲット(Mo:S
i=8:92(原子比))を用い、Ar,O2,N2をス
パッタガスとして、波長193nmにおける屈折率n=
2.04、消衰係数k=0.29となるようにガス流量
を調節して作製したMoSiON膜を900オングスト
ローム厚で成膜する。このときのMoSiON膜の膜組
成は、ESCAの分析によると、Mo:4.6原子%、
Si:29.9原子%、O:39.5%、N:26.0
%であった。上記成膜方法により形成された位相シフタ
ー膜の透過・反射スペクトルを図4に示す。180nm
〜900nmの広い波長範囲で反射率の変動率が20%
以内に納まっていることが確認されることから、当然1
93nm〜700nmの範囲で反射率の変動率が20%
以内に納まっていることが確認される。また、ArFエ
キシマレーザの波長193nmにおける光透過率は1
5.2%であった。その後、実施例1と同様のマスクパ
ターン形成および遮光帯形成をおこない、ハーフトーン
位相シフトマスクを得る。該マスクの光透過部とハーフ
トーン位相シフター部の位相差を、位相差計を用いて測
定したところ、露光波長において180°であった。実
施例3で得られたハーフトーン位相シフトマスクについ
て、光源波長257nm,364nmでの欠陥・異物検
査(Starlight,Terascan等),光源波長633nmでの
フラットネス測定(TROPEL)を実施したところ、
いずれも良好な測定感度および測定再現性が得られた。
【0016】
【発明の効果】本発明によれば、露光光の波長〜700
nmという広波長範囲で、反射率の変動を抑えることに
よって、所望の表面反射率が得られるような、ハーフト
ーン型位相シフトマスクブランク及びハーフトーン型位
相シフトマスクを得ることができ、特にArF〜真空紫
外露光(波長140nm〜200nm)対応のハーフト
ーン型位相シフトマスクブランク及びハーフトーン型位
相シフトマスクにおいて、露光光よりも長波長の複数の
波長を使用した装置に対し、好適に使用できるハーフト
ーン型位相シフトマスクブランク及びハーフトーン型位
相シフトマスクを得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例1で作成したハーフトーン型位相シフト
マスクブランクの透過・反射スペクトルを示す図であ
る。
【図2】比較例で作成したハーフトーン型位相シフトマ
スクブランクの透過・反射スペクトルを示す図である。
【図3】実施例2で作成したハーフトーン型位相シフト
マスクブランクの透過・反射スペクトルを示す図であ
る。
【図4】実施例3で作成したハーフトーン型位相シフト
マスクブランクの透過・反射スペクトルを示す図であ
る。
【図5】本発明の実施例に係るハーフトーン型位相シフ
トマスクブランク及びハーフトーン型位相シフトマスク
の製造工程図である。
【図6】本発明の実施例に係るハーフトーン型位相シフ
トマスクブランク及びハーフトーン型位相シフトマスク
の製造工程図(続き)である。
【図7】ハーフトーン型位相シフトマスクの一形態を示
す模式的断面図である。
【符号の説明】
1 ハーフトーン型位相シフトマスクブランク 1’ ハーフトーン型位相シフトマスク 2 透明基板 3 透過率調整層 4 位相調整層 5 反射率調整層 6 ハーフトーン位相シフター膜 7 光透過部 8 ハーフトーン位相シフター部 9 遮光膜
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 三ッ井 英明 東京都新宿区中落合2丁目7番5号 ホー ヤ株式会社内 Fターム(参考) 2H095 BB03 BB31 BC04 BC05 BC11 BC24

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 透明基板上に、露光光を透過させる光透
    過部と、露光光の一部を透過させると同時に透過した光
    の位相を所定量シフトさせる位相シフター部を有し、前
    記光透過部と位相シフター部の境界部近傍にて各々を透
    過した光が互いに打ち消し合うように光学特性を設計す
    ることで、被露光体表面に転写される露光パターン境界
    部のコントラストを良好に保持、改善できるようにした
    ハーフトーン型位相シフトマスクを製造するために用い
    るハーフトーン型位相シフトマスクブランクであり、透
    明基板上に前記位相シフター部を形成するための位相シ
    フター膜を有するハーフトーン型位相シフトマスクブラ
    ンクにおいて、前記位相シフター膜の表面反射率の変動
    幅が、露光光の波長〜700nmに亘って20%以内で
    あることを特徴とするハーフトーン型位相シフトマスク
    ブランク。
  2. 【請求項2】 前記位相シフター膜は、主に露光光の位
    相を制御する位相調整層と、前記透明基板と位相調整層
    との間に形成され主に露光光の透過率を制御する機能を
    有すると透過率調整層とを有することを特徴とする請求
    項1に記載のハーフトーン型位相シフトマスクブラン
    ク。
  3. 【請求項3】 前記位相シフター膜は、さらに最上層に
    反射調整層を有することを特徴とする請求項1又は2に
    記載のハーフトーン型位相シフトマスクブランク。
  4. 【請求項4】 前記位相シフター膜は、位相調整層が、
    金属、珪素、及び酸素及び/又は窒素を含有することを
    特徴とする請求項2に記載のハーフトーン型位相シフト
    マスクブランク。
  5. 【請求項5】 透明基板上に、露光光を透過させる光透
    過部と、露光光の一部を透過させると同時に透過した光
    の位相を所定量シフトさせる位相シフター部を有し、前
    記光透過部と位相シフター部の境界部近傍にて各々を透
    過した光が互いに打ち消し合うように光学特性を設計す
    ることで、被露光体表面に転写される露光パターン境界
    部のコントラストを良好に保持、改善できるようにした
    ハーフトーン型位相シフトマスクを製造するために用い
    るハーフトーン型位相シフトマスクブランクであり、透
    明基板上に前記位相シフター部を形成するための位相シ
    フター膜を有するハーフトーン型位相シフトマスクブラ
    ンクにおいて、前記位相シフター膜は、主に露光光の位
    相を制御する位相調整層と、前記透明基板と位相調整層
    との間に形成され主に露光光の透過率を制御する機能を
    有すると透過率調整層とを有し、さらに最上層に反射調
    整層を有することを特徴とするハーフトーン型位相シフ
    トマスクブランク。
  6. 【請求項6】 請求項1〜5にから選ばれる一項に記載
    のハーフトーン型位相シフトマスクブランクを用いて製
    造されたことを特徴とするハーフトーン型位相シフトマ
    スク。
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