JP2003318733A - A/d変換器 - Google Patents

A/d変換器

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JP2003318733A JP2002124722A JP2002124722A JP2003318733A JP 2003318733 A JP2003318733 A JP 2003318733A JP 2002124722 A JP2002124722 A JP 2002124722A JP 2002124722 A JP2002124722 A JP 2002124722A JP 2003318733 A JP2003318733 A JP 2003318733A
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輝之 向後
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 回路規模をそれほど大きくすることなく、A
/D変換基準電圧にノイズが発生しても信頼性のあるA
/D変換データが得られるA/D変換器を得る。 【解決手段】 A/D変換基準電圧Vrefにノイズを
検出した場合にノイズ検出信号14を発生するノイズ検
出回路11と、ノイズ検出信号14に応じてビットシフ
ト信号16を発生するA/D動作制御回路15と、ビッ
トシフト信号16に応じてノイズの影響を受けているA
/D変換結果ビットを捨てると共にその残りのA/D変
換結果ビットを保持し、その捨てられたA/D変換結果
ビットからA/D変換を再開するA/D変換モジュール
17とを備えた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、半導体装置にお
けるノイズ除去機能付きのA/D変換器に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】図10は従来のA/D変換器を示す構成
図であり、図において、1はA/D変換基準電圧Vre
f、2はそのA/D変換基準電圧Vref1のノイズを
除去するノイズフィルタモジュール、3はA/D変換基
準電圧Vref1に基づいてアナログ入力Ainをディ
ジタル出力に変換するA/D変換モジュール、4はその
A/D変換モジュール3を制御するA/D制御回路であ
る。図11はA/D変換器のA/D変換基準電圧の設定
を示す説明図である。
【0003】次に動作について説明する。図10におい
て、ノイズフィルタモジュール2は、A/D変換基準電
圧Vref1のノイズを除去し、A/D変換モジュール
3に供給する。図11(a)はA/D変換基準電圧Vr
ef1と、A/D変換モジュール3内の基準電圧VRE
Fの関係式を、図11(b)はA/D変換中のA/D変
換モジュール3内のA/D変換レジスタの変化を示した
ものである。A/D変換が開始されると、A/D変換レ
ジスタは“0・・・0”になる。次に、A/D変換レジ
スタの最上位ビットが“1”になり、A/D変換基準電
圧Vref1がA/D変換モジュール3内のコンパレー
タに入力され、ここで、A/D変換基準電圧Vref1
とアナログ入力Ainとが比較される。比較の結果、V
ref<Ainならば、A/D変換レジスタの最上位ビ
ットを“1”の状態で保持し、Vref>Ainなら
ば、A/D変換レジスタの最上位ビットを“0”にす
る。A/D変換モジュール3では、以上の動作をA/D
変換レジスタの最下位ビットまで行うことによって、ア
ナログ入力Ainをディジタルに変換した値をA/D変
換レジスタに格納する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来のA/D変換器は
以上のように構成されているので、A/D変換基準電圧
Vref1にノイズが発生した場合には、正確なA/D
変換データが得られなくなるので、ノイズフィルタモジ
ュール2を設けることによって、A/D変換基準電圧V
ref1からノイズを除去し、そのノイズを除去したA
/D変換基準電圧Vref1をA/D変換モジュール3
に供給している。しかしながら、A/D変換基準電圧V
ref1にノイズフィルタモジュール2では除去しきれ
ないノイズが発生した場合には、正確なA/D変換デー
タが得られなくなってしまう課題があった。また、ノイ
ズフィルタモジュール2を設けることで回路規模が大き
くなってしまう課題があった。
【0005】この発明は上記のような課題を解決するた
めになされたもので、回路規模をそれほど大きくするこ
となく、A/D変換基準電圧にノイズが発生しても信頼
性のあるA/D変換データが得られるA/D変換器を得
ることを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明に係るA/D変
換器は、A/D変換基準電圧にノイズを検出した場合に
ノイズ検出信号を発生するノイズ検出回路と、ノイズ検
出信号に応じてビットシフト信号を発生するA/D動作
制御回路と、ビットシフト信号に応じてノイズの影響を
受けているA/D変換結果ビットを捨てると共にその残
りのA/D変換結果ビットを保持し、その捨てられたA
/D変換結果ビットからA/D変換を再開するA/D変
換モジュールとを備えたものである。
【0007】この発明に係るA/D変換器は、汎用カウ
ンタを備え、A/D動作制御回路は、ノイズ検出信号に
応じてスタート信号を発生すると共に、そのスタート信
号の発生から汎用カウンタからのエンド信号の受信まで
の間に有意なA/Dストップ_ビットシフト信号を発生
し、汎用カウンタは、スタート信号に応じて一定時間の
カウントを開始し、カウント終了後にエンド信号を発生
し、A/D変換モジュールは、有意なA/Dストップ_
ビットシフト信号に応じてノイズの影響を受けているA
/D変換結果ビットを捨てると共にその残りのA/D変
換結果ビットを保持し、そのA/D動作制御回路からの
無意なA/Dストップ_ビットシフト信号に応じてその
捨てられたA/D変換結果ビットからA/D変換を再開
するようにしたものである。
【0008】この発明に係るA/D変換器は、CPUを
備え、A/D動作制御回路は、ノイズ検出信号に応じて
スタート信号を発生すると共に、そのスタート信号の発
生からCPUからのエンド信号の受信までの間に有意な
A/Dストップ_ビットシフト信号を発生し、CPU
は、スタート信号に応じて一定時間のカウントを開始
し、カウント終了後にエンド信号を発生し、A/D変換
モジュールは、有意なA/Dストップ_ビットシフト信
号に応じてノイズの影響を受けているA/D変換結果ビ
ットを捨てると共にその残りのA/D変換結果ビットを
保持し、そのA/D動作制御回路からの無意なA/Dス
トップ_ビットシフト信号に応じてその捨てられたA/
D変換結果ビットからA/D変換を再開するようにした
ものである。
【0009】この発明に係るA/D変換器は、A/D変
換基準電圧にノイズを検出した場合にノイズ検出信号を
発生するノイズ検出回路と、A/D変換基準電圧に基づ
いてA/D変換し、A/D変換結果データを出力するA
/D変換モジュールと、ノイズ検出信号およびA/D変
換結果データに応じて、ノイズの影響を受けたA/D変
換結果ビットを判定し、A/D変換結果データと共にそ
の信頼度情報を出力するA/D動作制御回路とを備えた
ものである。
【0010】この発明に係るA/D変換器は、USB通
信の発生を検出した場合にエッジ検出信号を発生するエ
ッジ検出回路と、エッジ検出信号に応じてビットシフト
信号を発生するA/D動作制御回路と、USB通信され
たA/D変換基準電圧に基づいてA/D変換し、ビット
シフト信号に応じてノイズの影響を受けているA/D変
換結果ビットを捨てると共にその残りのA/D変換結果
ビットを保持し、その捨てられたA/D変換結果ビット
からA/D変換を再開するA/D変換モジュールとを備
えたものである。
【0011】この発明に係るA/D変換器は、汎用カウ
ンタを備え、A/D動作制御回路は、エッジ検出信号に
応じてスタート信号を発生すると共に、そのスタート信
号の発生から汎用カウンタからのエンド信号の受信まで
の間に有意なA/Dストップ_ビットシフト信号を発生
し、汎用カウンタは、スタート信号に応じて一定時間の
カウントを開始し、カウント終了後にエンド信号を発生
し、A/D変換モジュールは、有意なA/Dストップ_
ビットシフト信号に応じてノイズの影響を受けているA
/D変換結果ビットを捨てると共にその残りのA/D変
換結果ビットを保持し、そのA/D動作制御回路からの
無意なA/Dストップ_ビットシフト信号に応じてその
捨てられたA/D変換結果ビットからA/D変換を再開
するようにしたものである。
【0012】この発明に係るA/D変換器は、CPUを
備え、A/D動作制御回路は、エッジ検出信号に応じて
スタート信号を発生すると共に、そのスタート信号の発
生からCPUからのエンド信号の受信までの間に有意な
A/Dストップ_ビットシフト信号を発生し、CPU
は、スタート信号に応じて一定時間のカウントを開始
し、カウント終了後にエンド信号を発生し、A/D変換
モジュールは、有意なA/Dストップ_ビットシフト信
号に応じてノイズの影響を受けているA/D変換結果ビ
ットを捨てると共にその残りのA/D変換結果ビットを
保持し、そのA/D動作制御回路からの無意なA/Dス
トップ_ビットシフト信号に応じてその捨てられたA/
D変換結果ビットからA/D変換を再開するようにした
ものである。
【0013】この発明に係るA/D変換器は、USB通
信信号のエッジを検出し、USB通信の発生を検出した
場合にエッジ検出信号を発生するエッジ検出回路と、U
SB通信されたA/D変換基準電圧に基づいてA/D変
換し、A/D変換結果データを出力するA/D変換モジ
ュールと、エッジ検出信号およびA/D変換結果データ
に応じて、ノイズの影響を受けたA/D変換結果ビット
を判定し、A/D変換結果データと共にその信頼度情報
を出力するA/D動作制御回路とを備えたものである。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の一形態を
説明する。 実施の形態1.図1はこの発明の実施の形態1によるA
/D変換器を示す構成図であり、図において、1はA/
D変換基準電圧Vrefである。11はA/D変換基準
電圧Vref1にノイズを検出した場合にノイズ検出信
号14を発生するノイズ検出回路であり、定電圧源12
およびコンパレータ13からなる。15はSRフリップ
フロップ等から構成され、ノイズ検出回路11からのノ
イズ検出信号14に応じてビットシフト信号16を発生
するA/D動作制御回路である。17はA/D変換基準
電圧Vref1に基づいてアナログ入力Ainをディジ
タル出力に変換するA/D変換モジュール、18はA/
D動作制御回路15からのビットシフト信号16に応じ
てノイズの影響を受けているA/D変換結果ビットを捨
てると共にその残りのA/D変換結果ビットを保持し、
その捨てられたA/D変換結果ビットからA/D変換を
再開するA/D制御回路である。
【0015】次に動作について説明する。図1におい
て、A/D変換基準電圧Vref1にノイズが発生した
場合に、ノイズ検出回路11がそのノイズを検出し、ノ
イズ検出信号14をA/D動作制御回路15に発生す
る。A/D動作制御回路15では、ノイズ検出信号14
に応じてSRフリップフロップ等を利用してノイズの影
響を受けたA/D変換結果ビットを削除させるビットシ
フト信号16を発生する。A/D変換モジュール17で
は、A/D変換基準電圧Vref1に基づいてアナログ
入力AinをA/D変換しているが、A/D制御回路1
8では、A/D動作制御回路15からのビットシフト信
号16に応じてノイズの影響を受けているA/D変換結
果ビットを捨てる。そして、その残りのA/D変換結果
ビットを保持し、その捨てられたA/D変換結果ビット
からA/D変換を再開する。
【0016】以上のように、この実施の形態1によれ
ば、突発的に発生したノイズに影響されたA/D変換結
果ビットを捨てることで、A/D変換データの信頼性を
向上させることができる。また、汎用カウンタが不必要
であり、A/D変換を中断させないことで、より単純な
動作によりA/D変換を行うことができる。さらに、ノ
イズ検出回路11およびA/D動作制御回路15という
簡単な回路により、回路規模を増大することなく、A/
D変換データの信頼性を向上させることができる。
【0017】実施の形態2.図2はこの発明の実施の形
態2によるA/D変換器を示す構成図であり、図におい
て、21はSRフリップフロップ等から構成され、ノイ
ズ検出回路11からのノイズ検出信号14に応じてスタ
ート信号22を発生すると共に、そのスタート信号22
の発生から汎用カウンタ23からのエンド信号24の受
信までの間に有意なA/Dストップ_ビットシフト信号
25を発生するA/D動作制御回路である。23はA/
D動作制御回路21からのスタート信号22に応じて一
定時間のカウントを開始し、カウント終了後にエンド信
号24を発生する汎用カウンタである。26はA/D動
作制御回路21からの有意なA/Dストップ_ビットシ
フト信号25に応じてノイズの影響を受けているA/D
変換結果ビットを捨てると共にその残りのA/D変換結
果ビットを保持し、そのA/D動作制御回路21からの
無意なA/Dストップ_ビットシフト信号25に応じて
その捨てられたA/D変換結果ビットからA/D変換を
再開するA/D制御回路である。その他の構成について
は図1と同一である。
【0018】次に動作について説明する。図2におい
て、A/D動作制御回路21では、ノイズ検出信号14
に応じてSRフリップフロップ等を利用して、A/D変
換を中断させると共にノイズの影響を受けたA/D変換
結果ビットを削除させる有意なA/Dストップ_ビット
シフト信号25をA/D制御回路26に発生する。ま
た、スタート信号22を汎用カウンタ23に発生する。
A/D変換モジュール17では、A/D変換基準電圧V
ref1に基づいてアナログ入力AinをA/D変換し
ているが、A/D制御回路26では、A/D動作制御回
路21からの有意なA/Dストップ_ビットシフト信号
25に応じてノイズの影響を受けているA/D変換結果
ビットを捨てる。そして、その残りのA/D変換結果ビ
ットを保持する。一方、汎用カウンタ23では、スター
ト信号22に応じて一定時間のカウントを開始し、カウ
ント終了後にエンド信号24をA/D動作制御回路21
に発生する。ここで、汎用カウンタ23での一定時間
は、ノイズのパルス幅等を考慮して、ノイズによるA/
D変換への影響を回避できる時間に設定されている。A
/D動作制御回路21では、エンド信号24の入力に応
じて、ノイズ検出信号14がノイズ検出回路11から発
生されていないことを確認後、A/Dストップ_ビット
シフト信号25を有意から無意に変更してA/D制御回
路26に供給する。A/D制御回路26では、その無意
のA/Dストップ_ビットシフト信号25により、捨て
られたA/D変換結果ビットからA/D変換を再開す
る。
【0019】以上のように、この実施の形態2によれ
ば、突発的に発生したノイズに影響されたA/D変換結
果ビットを捨てることで、A/D変換データの信頼性を
向上させることができる。また、A/D変換モジュール
17では、ノイズが検出されてから汎用カウンタ23に
よる一定時間だけ、A/D変換を停止するので、ノイズ
によるA/D変換データへの影響を防止することができ
る。
【0020】実施の形態3.図3はこの発明の実施の形
態3によるA/D変換器を示す構成図であり、図におい
て、27はA/D動作制御回路21からのスタート信号
22に応じてソフトウェア上で一定時間のカウントを開
始し、カウント終了後にエンド信号24を発生するCP
Uである。その他の構成については図2と同一である。
【0021】次に動作について説明する。この実施の形
態3では、上記実施の形態2における汎用カウンタ23
を、CPU27に置き換えたものである。図3におい
て、CPU27では、スタート信号22に応じてソフト
ウェア上で一定時間のカウントを開始し、カウント終了
後にエンド信号24をA/D動作制御回路21に発生す
る。その他の動作については、上記実施の形態2と同様
である。
【0022】以上のように、この実施の形態3によれ
ば、突発的に発生したノイズに影響されたA/D変換結
果ビットを捨てることで、A/D変換データの信頼性を
向上させることができる。また、A/D変換モジュール
17では、ノイズが検出されてからCPU27による一
定時間だけ、A/D変換を停止するので、ノイズによる
A/D変換データへの影響を防止することができる。さ
らに、CPU27を用いることによって、汎用カウンタ
23を不要にすることができる。
【0023】実施の形態4.図4はこの発明の実施の形
態4によるA/D変換器を示す構成図であり、図におい
て、3はA/D変換基準電圧Vref1に基づいてアナ
ログ入力Ainをディジタル出力に変換するA/D変換
モジュール、4はそのA/D変換モジュール3を制御す
るA/D制御回路である。28はA/D変換モジュール
3から出力されるA/D変換結果データである。29は
ノイズ検出回路11からのノイズ検出信号14、および
A/D変換モジュール3からのA/D変換結果データ2
8に応じて、ノイズの影響を受けたA/D変換結果ビッ
トを判定し、A/D変換結果データ28と共にその信頼
度情報からなるA/Dデータ30を出力するA/D動作
制御回路、31はそのA/Dデータ30から信頼度情報
に応じてA/D変換結果データ28を採用するか不採用
にするか判断するCPUである。その他の構成について
は図1と同一である。
【0024】次に動作について説明する。A/D変換モ
ジュール3では、A/D変換基準電圧Vref1に基づ
いてアナログ入力Ainをディジタル出力に変換し、A
/D変換結果データ28を出力する。A/D動作制御回
路29では、ノイズ検出回路11からのノイズ検出信号
14、およびA/D変換モジュール3からのA/D変換
結果データ28に応じて、ノイズの影響を受けたA/D
変換結果ビットを判定し、A/D変換結果データ28の
信頼度を判定する。そして、A/D変換結果データ28
と共にその信頼度情報からなるA/Dデータ30を出力
する。CPU31では、そのA/Dデータ30から信頼
度情報に応じてA/D変換結果データ28を採用するか
不採用にするか判断する。
【0025】以上のように、この実施の形態4によれ
ば、突発的に発生したノイズに影響されたA/D変換結
果データ28に対する信頼度を把握することができる。
この信頼度情報を用いた例として、ある一定の信頼度を
下回るA/D変換結果データ28を採用しない等があ
り、この採用または不採用によりA/D変換データの信
頼性を向上させることができる。
【0026】実施の形態5.図5はこの発明の実施の形
態5によるUSB機能を有する半導体装置を示す構成図
であり、図において、41は電源Vcc、A/D変換基
準電圧Vref、USB通信信号D+,D−、グランド
GNDの各端子を有するUSBデバイス、42はUSB
ケーブル、43は電源Vcc、USB通信信号D+,D
−、グランドGNDの各端子を有するUSBホストであ
る。図6はこの発明の実施の形態5によるA/D変換器
を示す構成図であり、図において、51はUSB通信信
号D−、52はUSB通信信号D−のエッジを検出し、
USB通信の発生を検出した場合にエッジ検出信号55
を発生するエッジ検出回路であり、定電圧源53および
コンパレータ54からなる。15はSRフリップフロッ
プ等から構成され、エッジ検出回路52からのエッジ検
出信号55に応じてビットシフト信号16を発生するA
/D動作制御回路である。56はUSB通信されたA/
D変換基準電圧Vrefである。17はUSB通信され
たA/D変換基準電圧Vref56に基づいてアナログ
入力Ainをディジタル出力に変換するA/D変換モジ
ュール、18はA/D動作制御回路15からのビットシ
フト信号16に応じてノイズの影響を受けているA/D
変換結果ビットを捨てると共にその残りのA/D変換結
果ビットを保持し、その捨てられたA/D変換結果ビッ
トからA/D変換を再開するA/D制御回路である。
【0027】次に動作について説明する。図5におい
て、この実施の形態5によるUSB(Universa
l Serial Bus)機能としては、USBデバ
イス41、USBケーブル42、USBホスト43があ
り、USBケーブル42を通じて、USBホスト43か
ら電源VccおよびA/D変換基準電圧VrefをUS
Bデバイス41に供給するモードがある。そして、US
B通信信号D+,D−を利用したUSB通信中では、U
SBケーブル42にクロストークノイズが発生するの
で、USB通信されたA/D変換基準電圧Vrefに基
づいてA/D変換を行った場合には、A/D変換精度が
低下してしまう。この実施の形態5では、このA/D変
換精度の低下を回避させるものである。図6において、
USB通信信号D−でUSB通信が発生した場合に、エ
ッジ検出回路52がそのUSB通信信号D−のエッジを
検出し、エッジ検出信号55を発生する。A/D動作制
御回路15では、エッジ検出信号55に応じてSRフリ
ップフロップ等を利用してノイズの影響を受けたA/D
変換結果ビットを削除させるビットシフト信号16を発
生する。A/D変換モジュール17では、USB通信さ
れたA/D変換基準電圧Vref56に基づいてアナロ
グ入力AinをA/D変換しているが、A/D制御回路
18では、A/D動作制御回路15からのビットシフト
信号16に応じてノイズの影響を受けているA/D変換
結果ビットを捨てる。そして、その残りのA/D変換結
果ビットを保持し、その捨てられたA/D変換結果ビッ
トからA/D変換を再開する。
【0028】以上のように、この実施の形態5によれ
ば、USB通信中に発生したクロストークノイズに影響
されたA/D変換結果ビットを捨てることで、A/D変
換データの信頼性を向上させることができる。また、汎
用カウンタが不必要であり、A/D変換を中断させない
ことで、より単純な動作によりA/D変換を行うことが
できる。さらに、ノイズ検出回路11およびA/D動作
制御回路15という簡単な回路により、回路規模を増大
することなく、A/D変換データの信頼性を向上させる
ことができる。
【0029】実施の形態6.図7はこの発明の実施の形
態6によるA/D変換器を示す構成図であり、図におい
て、21はSRフリップフロップ等から構成され、エッ
ジ検出回路52からのエッジ検出信号55に応じてスタ
ート信号22を発生すると共に、そのスタート信号22
の発生から汎用カウンタ23からのエンド信号24の受
信までの間に有意なA/Dストップ_ビットシフト信号
25を発生するA/D動作制御回路である。23はA/
D動作制御回路21からのスタート信号22に応じて一
定時間のカウントを開始し、カウント終了後にエンド信
号24を発生する汎用カウンタである。26はA/D動
作制御回路21からの有意なA/Dストップ_ビットシ
フト信号25に応じてノイズの影響を受けているA/D
変換結果ビットを捨てると共にその残りのA/D変換結
果ビットを保持し、そのA/D動作制御回路21からの
無意なA/Dストップ_ビットシフト信号25に応じて
その捨てられたA/D変換結果ビットからA/D変換を
再開するA/D制御回路である。その他の構成について
は図6と同一である。
【0030】次に動作について説明する。図7におい
て、A/D動作制御回路21では、エッジ検出信号55
に応じてSRフリップフロップ等を利用して、A/D変
換を中断させると共にノイズの影響を受けたA/D変換
結果ビットを削除させる有意なA/Dストップ_ビット
シフト信号25をA/D制御回路26に発生する。ま
た、スタート信号22を汎用カウンタ23に発生する。
A/D変換モジュール17では、USB通信されたA/
D変換基準電圧Vref56に基づいてアナログ入力A
inをA/D変換しているが、A/D制御回路26で
は、A/D動作制御回路21からの有意なA/Dストッ
_ビットシフト信号25に応じてノイズの影響を受け
ているA/D変換結果ビットを捨てる。そして、その残
りのA/D変換結果ビットを保持する。一方、汎用カウ
ンタ23では、スタート信号22に応じて一定時間のカ
ウントを開始し、カウント終了後にエンド信号24をA
/D動作制御回路21に発生する。ここで、汎用カウン
タ23での一定時間は、ノイズのパルス幅等を考慮し
て、ノイズによるA/D変換への影響を回避できる時間
に設定されている。A/D動作制御回路21では、エン
ド信号24の入力に応じて、エッジ検出信号55がエッ
ジ検出回路52から発生されていないことを確認後、A
/Dストップ_ビットシフト信号25を有意から無意に
変更してA/D制御回路26に供給する。A/D制御回
路26では、その無意のA/Dストップ_ビットシフト
信号25により、捨てられたA/D変換結果ビットから
A/D変換を再開する。
【0031】以上のように、この実施の形態6によれ
ば、USB通信中に発生したクロストークノイズに影響
されたA/D変換結果ビットを捨てることで、A/D変
換データの信頼性を向上させることができる。また、A
/D変換モジュール17では、USB通信が検出されて
から汎用カウンタ23による一定時間だけ、A/D変換
を停止するので、クロストークノイズによるA/D変換
データへの影響を防止することができる。
【0032】実施の形態7.図8はこの発明の実施の形
態7によるA/D変換器を示す構成図であり、図におい
て、27はA/D動作制御回路21からのスタート信号
22に応じてソフトウェア上で一定時間のカウントを開
始し、カウント終了後にエンド信号24を発生するCP
Uである。その他の構成については図7と同一である。
【0033】次に動作について説明する。この実施の形
態7では、上記実施の形態6における汎用カウンタ23
を、CPU27に置き換えたものである。図8におい
て、CPU27では、スタート信号22に応じてソフト
ウェア上で一定時間のカウントを開始し、カウント終了
後にエンド信号24をA/D動作制御回路21に発生す
る。その他の動作については、上記実施の形態6と同様
である。
【0034】以上のように、この実施の形態7によれ
ば、USB通信中に発生したクロストークノイズに影響
されたA/D変換結果ビットを捨てることで、A/D変
換データの信頼性を向上させることができる。また、A
/D変換モジュール17では、USB通信が検出されて
からCPU27による一定時間だけ、A/D変換を停止
するので、クロストークノイズによるA/D変換データ
への影響を防止することができる。さらに、CPU27
を用いることによって、汎用カウンタ23を不要にする
ことができる。
【0035】実施の形態8.図9はこの発明の実施の形
態8によるA/D変換器を示す構成図であり、図におい
て、3はUSB通信されたA/D変換基準電圧Vref
56に基づいてアナログ入力Ainをディジタル出力に
変換するA/D変換モジュール、4はそのA/D変換モ
ジュール3を制御するA/D制御回路である。28はA
/D変換モジュール3から出力されるA/D変換結果デ
ータである。29はエッジ検出回路52からのエッジ検
出信号55、およびA/D変換モジュール3からのA/
D変換結果データ28に応じて、ノイズの影響を受けた
A/D変換結果ビットを判定し、A/D変換結果データ
28と共にその信頼度情報からなるA/Dデータ30を
出力するA/D動作制御回路、31はそのA/Dデータ
30から信頼度情報に応じてA/D変換結果データ28
を採用するか不採用にするか判断するCPUである。そ
の他の構成については図6と同一である。
【0036】次に動作について説明する。A/D変換モ
ジュール3では、USB通信されたA/D変換基準電圧
Vref56に基づいてアナログ入力Ainをディジタ
ル出力に変換し、A/D変換結果データ28を出力す
る。A/D動作制御回路29では、エッジ検出回路52
からのエッジ検出信号55、およびA/D変換モジュー
ル3からのA/D変換結果データ28に応じて、ノイズ
の影響を受けたA/D変換結果ビットを判定し、A/D
変換結果データ28の信頼度を判定する。そして、A/
D変換結果データ28と共にその信頼度情報からなるA
/Dデータ30を出力する。CPU31では、そのA/
Dデータ30から信頼度情報に応じてA/D変換結果デ
ータ28を採用するか不採用にするか判断する。
【0037】以上のように、この実施の形態8によれ
ば、USB通信中に発生したクロストークノイズに影響
されたA/D変換結果データ28に対する信頼度を把握
することができる。この信頼度情報を用いた例として、
ある一定の信頼度を下回るA/D変換結果データ28を
採用しない等があり、この採用または不採用によりA/
D変換データの信頼性を向上させることができる。
【0038】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば、A/
D変換基準電圧にノイズを検出した場合にノイズ検出信
号を発生するノイズ検出回路と、ノイズ検出信号に応じ
てビットシフト信号を発生するA/D動作制御回路と、
ビットシフト信号に応じてノイズの影響を受けているA
/D変換結果ビットを捨てると共にその残りのA/D変
換結果ビットを保持し、その捨てられたA/D変換結果
ビットからA/D変換を再開するA/D変換モジュール
とを備えるように構成したので、突発的に発生したノイ
ズに影響されたA/D変換結果ビットを捨てることで、
A/D変換データの信頼性を向上させることができる効
果がある。
【0039】この発明によれば、汎用カウンタを備え、
A/D動作制御回路は、ノイズ検出信号に応じてスター
ト信号を発生すると共に、そのスタート信号の発生から
汎用カウンタからのエンド信号の受信までの間に有意な
A/Dストップ_ビットシフト信号を発生し、汎用カウ
ンタは、スタート信号に応じて一定時間のカウントを開
始し、カウント終了後にエンド信号を発生し、A/D変
換モジュールは、有意なA/Dストップ_ビットシフト
信号に応じてノイズの影響を受けているA/D変換結果
ビットを捨てると共にその残りのA/D変換結果ビット
を保持し、そのA/D動作制御回路からの無意なA/D
ストップ_ビットシフト信号に応じてその捨てられたA
/D変換結果ビットからA/D変換を再開するように構
成したので、突発的に発生したノイズに影響されたA/
D変換結果ビットを捨てることで、A/D変換データの
信頼性を向上させることができる。また、A/D変換モ
ジュールでは、ノイズが検出されてから汎用カウンタに
よる一定時間だけ、A/D変換を停止するので、ノイズ
によるA/D変換データへの影響を防止することができ
る効果がある。
【0040】この発明によれば、CPUを備え、A/D
動作制御回路は、ノイズ検出信号に応じてスタート信号
を発生すると共に、そのスタート信号の発生からCPU
からのエンド信号の受信までの間に有意なA/Dストッ
_ビットシフト信号を発生し、CPUは、スタート信
号に応じて一定時間のカウントを開始し、カウント終了
後にエンド信号を発生し、A/D変換モジュールは、有
意なA/Dストップ_ビットシフト信号に応じてノイズ
の影響を受けているA/D変換結果ビットを捨てると共
にその残りのA/D変換結果ビットを保持し、そのA/
D動作制御回路からの無意なA/Dストップ_ビットシ
フト信号に応じてその捨てられたA/D変換結果ビット
からA/D変換を再開するように構成したので、突発的
に発生したノイズに影響されたA/D変換結果ビットを
捨てることで、A/D変換データの信頼性を向上させる
ことができる。また、A/D変換モジュールでは、ノイ
ズが検出されてからCPUによる一定時間だけ、A/D
変換を停止するので、ノイズによるA/D変換データへ
の影響を防止することができる。さらに、CPUを用い
ることによって、汎用カウンタを不要にすることができ
る効果がある。
【0041】この発明によれば、A/D変換基準電圧に
ノイズを検出した場合にノイズ検出信号を発生するノイ
ズ検出回路と、A/D変換基準電圧に基づいてA/D変
換し、A/D変換結果データを出力するA/D変換モジ
ュールと、ノイズ検出信号およびA/D変換結果データ
に応じて、ノイズの影響を受けたA/D変換結果ビット
を判定し、A/D変換結果データと共にその信頼度情報
を出力するA/D動作制御回路とを備えるように構成し
たので、突発的に発生したノイズに影響されたA/D変
換結果データに対する信頼度を把握することができる。
この信頼度情報を用いた例として、ある一定の信頼度を
下回るA/D変換結果データを採用しない等があり、こ
の採用または不採用によりA/D変換データの信頼性を
向上させることができる効果がある。
【0042】この発明によれば、USB通信の発生を検
出した場合にエッジ検出信号を発生するエッジ検出回路
と、エッジ検出信号に応じてビットシフト信号を発生す
るA/D動作制御回路と、USB通信されたA/D変換
基準電圧に基づいてA/D変換し、ビットシフト信号に
応じてノイズの影響を受けているA/D変換結果ビット
を捨てると共にその残りのA/D変換結果ビットを保持
し、その捨てられたA/D変換結果ビットからA/D変
換を再開するA/D変換モジュールとを備えるように構
成したので、USB通信中に発生したクロストークノイ
ズに影響されたA/D変換結果ビットを捨てることで、
A/D変換データの信頼性を向上させることができる効
果がある。
【0043】この発明によれば、汎用カウンタを備え、
A/D動作制御回路は、エッジ検出信号に応じてスター
ト信号を発生すると共に、そのスタート信号の発生から
汎用カウンタからのエンド信号の受信までの間に有意な
A/Dストップ_ビットシフト信号を発生し、汎用カウ
ンタは、スタート信号に応じて一定時間のカウントを開
始し、カウント終了後にエンド信号を発生し、A/D変
換モジュールは、有意なA/Dストップ_ビットシフト
信号に応じてノイズの影響を受けているA/D変換結果
ビットを捨てると共にその残りのA/D変換結果ビット
を保持し、そのA/D動作制御回路からの無意なA/D
ストップ_ビットシフト信号に応じてその捨てられたA
/D変換結果ビットからA/D変換を再開するように構
成したので、USB通信中に発生したクロストークノイ
ズに影響されたA/D変換結果ビットを捨てることで、
A/D変換データの信頼性を向上させることができる。
また、A/D変換モジュールでは、USB通信が検出さ
れてから汎用カウンタによる一定時間だけ、A/D変換
を停止するので、クロストークノイズによるA/D変換
データへの影響を防止することができる効果がある。
【0044】この発明によれば、CPUを備え、A/D
動作制御回路は、エッジ検出信号に応じてスタート信号
を発生すると共に、そのスタート信号の発生からCPU
からのエンド信号の受信までの間に有意なA/Dストッ
_ビットシフト信号を発生し、CPUは、スタート信
号に応じて一定時間のカウントを開始し、カウント終了
後にエンド信号を発生し、A/D変換モジュールは、有
意なA/Dストップ_ビットシフト信号に応じてノイズ
の影響を受けているA/D変換結果ビットを捨てると共
にその残りのA/D変換結果ビットを保持し、そのA/
D動作制御回路からの無意なA/Dストップ_ビットシ
フト信号に応じてその捨てられたA/D変換結果ビット
からA/D変換を再開するように構成したので、USB
通信中に発生したクロストークノイズに影響されたA/
D変換結果ビットを捨てることで、A/D変換データの
信頼性を向上させることができる。また、A/D変換モ
ジュールでは、USB通信が検出されてからCPUによ
る一定時間だけ、A/D変換を停止するので、クロスト
ークノイズによるA/D変換データへの影響を防止する
ことができる。さらに、CPUを用いることによって、
汎用カウンタを不要にすることができる効果がある。
【0045】この発明によれば、USB通信信号のエッ
ジを検出し、USB通信の発生を検出した場合にエッジ
検出信号を発生するエッジ検出回路と、USB通信され
たA/D変換基準電圧に基づいてA/D変換し、A/D
変換結果データを出力するA/D変換モジュールと、エ
ッジ検出信号およびA/D変換結果データに応じて、ノ
イズの影響を受けたA/D変換結果ビットを判定し、A
/D変換結果データと共にその信頼度情報を出力するA
/D動作制御回路とを備えるように構成したので、US
B通信中に発生したクロストークノイズに影響されたA
/D変換結果データに対する信頼度を把握することがで
きる。この信頼度情報を用いた例として、ある一定の信
頼度を下回るA/D変換結果データを採用しない等があ
り、この採用または不採用によりA/D変換データの信
頼性を向上させることができる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1によるA/D変換器
を示す構成図である。
【図2】 この発明の実施の形態2によるA/D変換器
を示す構成図である。
【図3】 この発明の実施の形態3によるA/D変換器
を示す構成図である。
【図4】 この発明の実施の形態4によるA/D変換器
を示す構成図である。
【図5】 この発明の実施の形態5によるUSB機能を
有する半導体装置を示す構成図である。
【図6】 この発明の実施の形態5によるA/D変換器
を示す構成図である。
【図7】 この発明の実施の形態6によるA/D変換器
を示す構成図である。
【図8】 この発明の実施の形態7によるA/D変換器
を示す構成図である。
【図9】 この発明の実施の形態8によるA/D変換器
を示す構成図である。
【図10】 従来のA/D変換器を示す構成図である。
【図11】 A/D変換器のA/D変換基準電圧の設定
を示す説明図である。
【符号の説明】
1,56 A/D変換基準電圧Vref、3,17 A
/D変換モジュール、4,18,26 A/D制御回
路、11 ノイズ検出回路、12,53 定電圧源、1
3,54 コンパレータ、14 ノイズ検出信号、1
5,21,29 A/D動作制御回路、16 ビットシ
フト信号、22 スタート信号、23 汎用カウンタ、
24 エンド信号、25 A/Dストップ_ビットシフ
ト信号、27,31 CPU、28 A/D変換結果デ
ータ、41 USBデバイス、42USBケーブル、4
3 USBホスト、51 USB通信信号D−、52
エッジ検出回路、55 エッジ検出信号。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 久保 憲司 兵庫県伊丹市中央3丁目1番17号 三菱電 機システムエル・エス・アイ・デザイン株 式会社内 Fターム(参考) 5J022 AA01 BA02 BA06 CE05 CF01

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 A/D変換基準電圧にノイズを検出した
    場合にノイズ検出信号を発生するノイズ検出回路と、 上記ノイズ検出回路からのノイズ検出信号に応じてビッ
    トシフト信号を発生するA/D動作制御回路と、 A/D変換基準電圧に基づいてA/D変換し、上記A/
    D動作制御回路からのビットシフト信号に応じてノイズ
    の影響を受けているA/D変換結果ビットを捨てると共
    にその残りのA/D変換結果ビットを保持し、その捨て
    られたA/D変換結果ビットからA/D変換を再開する
    A/D変換モジュールとを備えたA/D変換器。
  2. 【請求項2】 汎用カウンタを備え、 A/D動作制御回路は、ノイズ検出回路からのノイズ検
    出信号に応じてスタート信号を発生すると共に、そのス
    タート信号の発生から上記汎用カウンタからのエンド信
    号の受信までの間に有意なA/Dストップ_ビットシフ
    ト信号を発生し、 上記汎用カウンタは、上記A/D動作制御回路からのス
    タート信号に応じて一定時間のカウントを開始し、カウ
    ント終了後にエンド信号を発生し、 A/D変換モジュールは、上記A/D動作制御回路から
    の有意なA/Dストップ_ビットシフト信号に応じてノ
    イズの影響を受けているA/D変換結果ビットを捨てる
    と共にその残りのA/D変換結果ビットを保持し、その
    A/D動作制御回路からの無意なA/Dストップ_ビッ
    トシフト信号に応じてその捨てられたA/D変換結果ビ
    ットからA/D変換を再開することを特徴とする請求項
    1記載のA/D変換器。
  3. 【請求項3】 CPUを備え、 A/D動作制御回路は、ノイズ検出回路からのノイズ検
    出信号に応じてスタート信号を発生すると共に、そのス
    タート信号の発生から上記CPUからのエンド信号の受
    信までの間に有意なA/Dストップ_ビットシフト信号
    を発生し、上記CPUは、上記A/D動作制御回路から
    のスタート信号に応じてソフトウェア上で一定時間のカ
    ウントを開始し、カウント終了後にエンド信号を発生
    し、 A/D変換モジュールは、上記A/D動作制御回路から
    の有意なA/Dストップ_ビットシフト信号に応じてノ
    イズの影響を受けているA/D変換結果ビットを捨てる
    と共にその残りのA/D変換結果ビットを保持し、その
    A/D動作制御回路からの無意なA/Dストップ_ビッ
    トシフト信号に応じてその捨てられたA/D変換結果ビ
    ットからA/D変換を再開することを特徴とする請求項
    1記載のA/D変換器。
  4. 【請求項4】 A/D変換基準電圧にノイズを検出した
    場合にノイズ検出信号を発生するノイズ検出回路と、 A/D変換基準電圧に基づいてA/D変換し、A/D変
    換結果データを出力するA/D変換モジュールと、 上記ノイズ検出回路からのノイズ検出信号、および上記
    A/D変換モジュールからのA/D変換結果データに応
    じて、ノイズの影響を受けたA/D変換結果ビットを判
    定し、A/D変換結果データと共にその信頼度情報を出
    力するA/D動作制御回路とを備えたA/D変換器。
  5. 【請求項5】 USB通信信号のエッジを検出し、US
    B通信の発生を検出した場合にエッジ検出信号を発生す
    るエッジ検出回路と、 上記エッジ検出回路からのエッジ検出信号に応じてビッ
    トシフト信号を発生するA/D動作制御回路と、 USB通信されたA/D変換基準電圧に基づいてA/D
    変換し、上記A/D動作制御回路からのビットシフト信
    号に応じてノイズの影響を受けているA/D変換結果ビ
    ットを捨てると共にその残りのA/D変換結果ビットを
    保持し、その捨てられたA/D変換結果ビットからA/
    D変換を再開するA/D変換モジュールとを備えたA/
    D変換器。
  6. 【請求項6】 汎用カウンタを備え、 A/D動作制御回路は、エッジ検出回路からのエッジ検
    出信号に応じてスタート信号を発生すると共に、そのス
    タート信号の発生から上記汎用カウンタからのエンド信
    号の受信までの間に有意なA/Dストップ_ビットシフ
    ト信号を発生し、 上記汎用カウンタは、上記A/D動作制御回路からのス
    タート信号に応じて一定時間のカウントを開始し、カウ
    ント終了後にエンド信号を発生し、 A/D変換モジュールは、上記A/D動作制御回路から
    の有意なA/Dストップ_ビットシフト信号に応じてノ
    イズの影響を受けているA/D変換結果ビットを捨てる
    と共にその残りのA/D変換結果ビットを保持し、その
    A/D動作制御回路からの無意なA/Dストップ_ビッ
    トシフト信号に応じてその捨てられたA/D変換結果ビ
    ットからA/D変換を再開することを特徴とする請求項
    5記載のA/D変換器。
  7. 【請求項7】 CPUを備え、 A/D動作制御回路は、エッジ検出回路からのエッジ検
    出信号に応じてスタート信号を発生すると共に、そのス
    タート信号の発生から上記CPUからのエンド信号の受
    信までの間に有意なA/Dストップ_ビットシフト信号
    を発生し、 上記CPUは、上記A/D動作制御回路からのスタート
    信号に応じてソフトウェア上で一定時間のカウントを開
    始し、カウント終了後にエンド信号を発生し、 A/D変換モジュールは、上記A/D動作制御回路から
    の有意なA/Dストップ_ビットシフト信号に応じてノ
    イズの影響を受けているA/D変換結果ビットを捨てる
    と共にその残りのA/D変換結果ビットを保持し、その
    A/D動作制御回路からの無意なA/Dストップ_ビッ
    トシフト信号に応じてその捨てられたA/D変換結果ビ
    ットからA/D変換を再開することを特徴とする請求項
    5記載のA/D変換器。
  8. 【請求項8】 USB通信信号のエッジを検出し、US
    B通信の発生を検出した場合にエッジ検出信号を発生す
    るエッジ検出回路と、 USB通信されたA/D変換基準電圧に基づいてA/D
    変換し、A/D変換結果データを出力するA/D変換モ
    ジュールと、 上記エッジ検出回路からのエッジ検出信号、および上記
    A/D変換モジュールからのA/D変換結果データに応
    じて、ノイズの影響を受けたA/D変換結果ビットを判
    定し、A/D変換結果データと共にその信頼度情報を出
    力するA/D動作制御回路とを備えたA/D変換器。
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