JP2003314665A - カムフォロワ - Google Patents

カムフォロワ

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JP2003314665A
JP2003314665A JP2002124287A JP2002124287A JP2003314665A JP 2003314665 A JP2003314665 A JP 2003314665A JP 2002124287 A JP2002124287 A JP 2002124287A JP 2002124287 A JP2002124287 A JP 2002124287A JP 2003314665 A JP2003314665 A JP 2003314665A
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shaft
support shaft
mounting hole
peripheral surface
side wall
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JP2002124287A
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Shinpei Shudo
眞平 首藤
Kiyomitsu Okamoto
清充 岡本
Hiromi Kawanishi
博美 川西
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Koyo Seiko Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 内燃機関の動弁機構に組み込まれるカムフォ
ロワに関し、支軸に全面焼入が施されていても軌道面が
傷付くことなく取付けることができる。 【解決手段】 支軸3は、一端の支軸本体部31が第2
軸取付け孔13に圧入され、他端の第1支軸縮径部32
aが第1軸取付け孔12に挿入され、第1支軸縮径部3
2aの外周面と第1軸取付け孔12の内周面との間に形
成される環状空間Sに嵌入された環状の第1軸固定部材
14aが、第1支軸縮径部32aの外周面ならびに第1
軸取付け孔12の内周面にかしめ付けられ、一対の対向
側壁部7,8間に架設される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば内燃機関の
動弁機構に組み込まれるカムフォロワに関する。
【0002】
【従来の技術】従来からカムフォロワの1つとして、ロ
ッカアームと呼ばれるものがある。
【0003】ロッカアームは、例えば、胴体,支軸,ロ
ーラ,複数の針状ころを有している。
【0004】胴体は、一対の対向側壁部と、ラッシュア
ジャスタが当接されるピボット部と、バルブのステムエ
ンドが当接されるバルブ案内部とを有している。一対の
対向側壁部間には支軸が架け渡され、この支軸の外周に
複数の針状ころを介してカムが当接されるローラが回転
自在に支持されている。
【0005】両対向側壁部の同軸上には、支軸より大径
の軸取付け孔が形成されており、一方の対向側壁部の外
面から支軸が両軸取付け孔に挿入され、パンチング工具
などで支軸の両端が打刻かしめされて各々対向側壁部に
かしめ付けられることにより、支軸が両対向側壁部間に
架設される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】かしめによって支軸が
対向側壁部に固定される構造の場合、支軸の両端のかし
め部は硬化処理を施さず、軌道部にのみ高周波焼入を行
う必要がある。
【0007】支軸に部分的に硬化処理を施す高周波焼入
は、加工条件の設定等、製造に手間がかかり、コスト高
になる。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明のカムフォロワ
は、互いに対向する一対の対向側壁部を有する胴体と、
前記両対向側壁部間に架設されたローラ外装用支軸とを
含み、前記支軸は、支軸本体部と、前記支軸本体部の軸
方向一端に当該支軸本体部の直径よりも小さい直径に形
成された第1支軸縮径部とを備え、前記各対向側壁部
は、前記支軸の両端が各々取付けられるものでかつ互い
に同軸上に形成された第1および第2軸取付け孔を備
え、前記第1軸取付け孔の内径は前記支軸本体部の外径
より大きく形成され、かつ、軸方向内側が拡径されてお
り、前記第1支軸縮径部は、前記第1軸取付け孔に挿入
されており、前記第1支軸縮径部の外周面と前記第1軸
取付け孔の内周面との間に形成される環状空間に環状の
第1軸固定部材が嵌入されており、前記第1軸固定部材
が、前記第1支軸縮径部の外周面ならびに前記第1軸取
付け孔の内周面にかしめ付けられることにより、前記支
軸が前記両対向側壁部間に架設されているものである。
【0009】さらに、前記支軸本体部の軸方向他端に当
該支軸本体部の直径よりも小さい直径に形成された第2
支軸縮径部が設けられ、前記第2軸取付け孔の内径は前
記支軸本体部の外径より大きく形成され、かつ、軸方向
内側が拡径されており、前記第2支軸縮径部は、前記第
2軸取付け孔に挿入されており、前記第2支軸縮径部の
外周面と前記第2軸取付け孔の内周面との間に形成され
る環状空間に環状の第2軸固定部材が嵌入されており、
前記第2軸固定部材が、前記第2支軸縮径部の外周面な
らびに前記第2軸取付け孔の内周面にかしめ付けられて
いる。
【0010】カムフォロワとしては、ロッカアームやバ
ルブリフター等が挙げられる。
【0011】軸方向内側が拡径された軸取付け孔の内周
面は、嵌入した軸固定部材が抜止めされればよく、例え
ば、軸方向内側が拡径されたテーパ面や、軸方向内側が
大径となる段差面からなる。
【0012】軸固定部材は、かしめにより塑性変形可能
な材料にて形成されており、例えば、炭素鋼の生材や胴
等の軟鋼、アルミニウム等の軽金属などが挙げられる。
【0013】本発明のカムフォロワによると、支軸は、
内径が支軸本体部の外径より大きく形成された第1軸取
付け孔に挿通され、第1支軸縮径部の外周面と第1軸取
付け孔の内周面との間に形成される環状空間に第1軸固
定部材が嵌入されて、第1支軸縮径部の外周面ならびに
第1軸取付け孔の内周面にかしめ付けられていることに
より、両対向側壁部間に架設される。このように、支軸
は、支軸本体部の外径より大きな内径を有した第1軸取
付け孔に挿通して取付けられ、取付け時に支軸の軌道面
が第1軸取付け孔の内周面に擦れることがなく、支軸に
全面焼入が施されていても軌道面が傷付くことなく取付
けることができる。
【0014】
【発明の実施の形態】図1から図5に本発明の一実施の
形態を示す。この実施の形態では、カムフォロワとし
て、エンドピボッドタイプのロッカアームを例に挙げて
いる。
【0015】図1はロッカアームの側面図、図2はロッ
カアームの斜視図、図3はロッカアームの断面図、図4
はロッカアームの組立作業手順を示す斜視図、図5は軸
固定部材のかしめ工程を示す部分断面図である。
【0016】ロッカアーム1は、胴体2と、支軸3と、
ローラ4と、複数の針状ころ5とを有している。
【0017】胴体2は、鋼板をプレス成形して形成され
ており、互いに略並行に対向配置された一対の対向側壁
部7,8と、両対向側壁部7,8の長手方向一端におけ
る下側間に設けたピボット部9と、両対向側壁部7,8
の長手方向他端間に設けたバルブ案内部10とを有して
いる。
【0018】ピボット部9には、上向きに膨出する半球
形のピボット11が設けられている。
【0019】バルブ案内部10は、端面から見ると上下
逆さの凹形状になっており、その天井部分は下向きに膨
出させて反らせた形状になっている。
【0020】両対向側壁部7,8の長手方向中間には、
同軸上に第1および第2軸取付け孔12,13が設けら
れており、この第1および第2軸取付け孔12,13に
対して支軸3の両端が回り止め状態にて取付けられるこ
とにより、支軸3が両対向側壁部7,8間に架設されて
いる。両対向側壁部7,8間の領域において、支軸3の
外周に、複数の針状ころ5を介してローラ4が回転自在
に設けられている。
【0021】支軸3は、円柱状の支軸本体部31の軸方
向一端に第1支軸縮径部32aを有した形状に形成され
ている。第1支軸縮径部32aの外周に形成される段部
34aの軸方向深さは、対向側壁部7の肉圧とほぼ等し
く形成されている。支軸3の両端には、一般的な端面処
理のための面取り33が施されていてもよい。
【0022】支軸3は、例えば高炭素クロム軸受鋼を用
いて形成されており、その全体に熱硬化処理が施されて
いる。この熱硬化処理は、支軸3の表面硬度を、例えば
ロックウェル硬さ(HRC)で58以上に設定するよう
に、ずぶ焼入れ、浸炭焼入れなど、その他いろいろな周
知の技術で行うことができる。
【0023】第1軸取付け孔12の内周面は、軸方向内
側が拡径されたテーパ面となっている。第1軸取付け孔
12の内周面の軸方向外側における最小径部の内径A
は、支軸本体部31の外径Bより大径に形成されてい
る。これは、支軸3の挿通時に、支軸本体部31の表面
の軌道面が第1軸取付け孔12の内周面に擦れないよう
にするためである。
【0024】第2軸取付け孔13の内径は、支軸本体部
31の外径Bより若干小径に形成されている。これは、
支軸本体部31が第2軸取付け孔13に圧入されるよう
にするためである。
【0025】このようなロッカアーム1では、胴体2の
ピボット11が、図示しないシリンダヘッドに設置され
るラッシュアジャスタ20の上端に係合され、バルブ案
内部10が、シリンダヘッドに設置される動弁機構のバ
ルブ21のステムエンドに当接され、さらに、ローラ4
に対してシリンダヘッドに設置されるカム22が当接さ
れる。そして、カム22を回転させることにより、ピボ
ット11が支点となって胴体2が傾動させられるように
なり、バルブ案内部10が上下に所定ストロークで反復
変位させられることで、バルブ21を開閉動作させるよ
うになる。このように、ロッカアーム1は、胴体2の長
手方向一端側を支点として傾動させられる。
【0026】ここで、図4および図5を用いて、ロッカ
アーム1の製造手順を説明する。
【0027】上述したように、一対の対向側壁部7,
8、ピボット部9、およびバルブ案内部10からなる胴
体2がプレス成形される。バルブ案内部10は、対向側
壁部7,8に溶接されていてもよく、あるいは一体成形
されていてもよい。
【0028】内周に針状ころ5を配置したローラ4が、
一対の対向側壁部7,8間の領域において第1および第
2軸取付け孔12,13と同軸上に配置される。この
際、ばらつきを防止するために、針状ころ5は保持栓に
て保持される。
【0029】支軸3が、対向側壁部7の外側から第1軸
取付け孔12に挿入される。支軸3は、第1支軸縮径部
32aを形成した側と反対側から第1軸取付け孔12に
挿入される。第1軸取付け孔12の内径Aは、支軸本体
部31の外径Bより大径に形成されており、支軸3の軌
道面が第1軸取付け孔12の内周面にて傷付くことなく
挿入される。
【0030】支軸3はローラ4に貫通された後、支軸3
の挿入方向先端の支軸本体部31が対向側壁部8の第2
軸取付け孔13に圧入される。
【0031】図5に示すように、第1軸固定部材14a
が、挿入方向後端の第1支軸縮径部32aの外周に形成
される段部34aと、第1軸取付け孔12の内周面との
間に形成される環状空間Sに嵌入される。第1軸固定部
材14aの嵌入に際しては、段部34aが第1軸固定部
材14aの位置決めの役割を果たす。第1軸固定部材1
4aは、軟鋼等のかしめにより塑性変形可能な材料に
て、環状に形成されている。
【0032】環状空間Sに嵌入された第1軸固定部材1
4aは、パンチング工具16などで表面に環状の切り込
み15を入れて打刻かしめされる。この打刻かしめによ
り、第1軸固定部材14aが径方向に膨張し、第1支軸
縮径部32aの外周面ならびに第1軸取付け孔12の内
周面にかしめ付けられる。
【0033】かしめは、第1軸取付け孔12の軸方向内
側における拡径側の内周面にもかしめ付けられるよう
に、十分深く環状の切り込み15を入れて行う。
【0034】支軸3は、一端の支軸本体部31が第2軸
取付け孔13に圧入され、他端の第1支軸縮径部32a
が第1軸取付け孔12に第1軸固定部材14aを介して
圧入され、回り止めならびに抜け止めされた状態で一対
の対向側壁部7,8間に架設される。
【0035】このように構成されたカムフォロワによる
と、支軸3は、支軸本体部31の外径より大きな内径を
有した第1軸取付け孔12に挿通して、一対の対向側壁
部7,8間に架設され、取付け時に支軸3の軌道面が第
1軸取付け孔12の内周面に擦れることがなく、支軸3
に全面焼入が施されていても軌道面が傷付くことなく取
付けることができる。
【0036】第1軸取付け孔12の内周面は、軸方向内
側が拡径されたテーパ面となっており、第1軸固定部材
14aが環状空間Sから抜けるのを防止できる。しか
も、テーパ面であるため、一度のプレス工程にて簡単に
製造できる。
【0037】図6に本発明の他の実施の形態を示す。な
お、図1から図5に示した実施の形態と同一部分は、同
一符号を付してその説明を省略する。
【0038】本実施の形態は、軸方向内側が拡径された
第1軸取付け孔12の内周面は、軸方向内側が大径部1
2a、軸方向外側が小径部12bとなる段差面にて形成
されている。この段差面の形成に際しては、小径部12
bをプレス成形した後、大径部12aをプレス成形す
る。
【0039】支軸3の取付け工程は、図1から図5に示
した実施の形態と同一である。
【0040】第1軸固定部材14aのかしめは、第1軸
取付け孔12の大径部12aの内周面にもかしめ付けら
れるように、十分深く環状の切り込み15を入れて行
う。
【0041】第1軸固定部材14aは、軸方向内側が大
径部12aとなる段差面にて、抜け止め状態に嵌入さ
れ、支軸3は回り止めならびに抜け止めされた状態で一
対の対向側壁部7,8間に架設される。
【0042】段差面は、大径部12aと小径部12bの
2段に限らず、第1軸固定部材14aが抜け止め状態に
嵌入されるものであればよく、例えば、第1軸取付け孔
12の内周面の軸方向途中に溝部を形成したもの等であ
ってもよい。
【0043】図7に本発明の他の実施の形態を示す。
【0044】本実施の形態は、図1から図5に示した実
施の形態の軸方向内側が拡径されたテーパ面が、両対向
側壁部7,8の第1および第2軸取付け孔12,13に
形成されている。支軸本体部31の軸方向両端には第1
および第2支軸縮径部32a,32bが形成されてお
り、第1および第2支軸縮径部32a,32bの外周に
形成される段部34a,34bと、第1および第2軸取
付け孔12,13の内周面との間に形成される環状空間
Sに第1および第2軸固定部材14a,14bが嵌入さ
れてかしめ付けられる。
【0045】支軸3の取付けに際しては、対向側壁部
7,8のいずれの側からでも挿通して取付けることがで
きる。
【0046】図6に示した大径部12aと小径部12b
からなる段差面が、両対向側壁部7,8の第1および第
2軸取付け孔12,13に形成されていてもよい。
【0047】ピボット部9の代わりに、胴体2の対向側
壁部7,8間に架設した壁体に対してアジャストスクリ
ューが螺合装着され、当該アジャストスクリューの一端
がラッシュアジャスタ20に対して当接されるようにし
てもよい。
【0048】図8に示すようなセンタピボッドタイプの
ロッカアーム1にも本発明を適用できる。
【0049】図8に示すセンタピボッドタイプのロッカ
アーム1は、胴体2の長手方向中間を支点として傾動さ
せられるものである。具体的に、胴体2は、一対の対向
側壁部7,8と、バルブ案内部10とを有している。一
対の対向側壁部7,8の長手方向一端には、同軸状の軸
取付け孔12が設けられており、また、長手方向中間に
も同軸状の軸取付け孔40が設けられている。この長手
方向一端側の軸取付け孔12に対して支軸3が取り付け
られ、長手方向中間の軸取付け孔40には円筒形のブッ
シュ41が取り付けられている。このブッシュ41に対
して図示しないシリンダヘッドのロッカシャフト42が
摺動可能に挿通され、このロッカシャフト42を支点と
して胴体2が傾動するようになる。この実施形態でも、
支軸3の取付けは、上記実施形態と同様、軸固定部材1
4を介して行われ、その説明は省略する。
【0050】また、図8に示したロッカアーム1のバル
ブ案内部10の代わりに、胴体2の対向側壁部7,8間
に架設した壁体に対してアジャストスクリューが螺合装
着され、当該アジャストスクリューの一端がバルブ21
のステムエンドに当接されるようにしてもよい。
【0051】ローラ4が支軸3に対してすきま嵌めによ
り直接外嵌されたり、あるいは図示しないが、すべり軸
受を介して嵌合されるすべり接触構造としてもよい。
【0052】
【発明の効果】本発明のカムフォロワによると、支軸に
全面焼入が施されていても軌道面が傷付くことなく取付
けることができ、製造が容易で、低コスト化が図れると
いう効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態に係るロッカアームの側
面図である。
【図2】本発明の一実施の形態に係るロッカアームの斜
視図である。
【図3】本発明の一実施の形態に係るロッカアームの断
面図である。
【図4】本発明の一実施の形態に係るロッカアームの組
立作業手順を示す斜視図である。
【図5】本発明の一実施の形態に係るロッカアームにお
ける軸固定部材のかしめ工程を示す部分断面図である。
【図6】本発明の他の実施の形態に係るロッカアームの
断面図である。
【図7】本発明の他の実施の形態に係るロッカアームの
断面図である。
【図8】本発明の他の実施の形態に係るロッカアームの
側面図である。
【符号の説明】
1 ロッカアーム 2 胴体 3 支軸 4 ローラ 7,8 対向側壁部 9 ピボット部 10 バルブ案内部 12,13 第1および第2軸取付け孔 14a,14b 第1および第2軸固定部材 31 支軸本体部 32a,32b 第1および第2支軸縮径部 34a,34b 段部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 川西 博美 大阪市中央区南船場三丁目5番8号 光洋 精工株式会社内 Fターム(参考) 3G016 AA06 AA19 BA18 BB19 BB22 CA05 CA11 CA20 CA22 CA52 FA16 FA18 FA19 FA29 FA35 GA02 3J030 EA22

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 互いに対向する一対の対向側壁部を有す
    る胴体と、前記両対向側壁部間に架設されたローラ外装
    用支軸とを含み、 前記支軸は、支軸本体部と、前記支軸本体部の軸方向一
    端に当該支軸本体部の直径よりも小さい直径に形成され
    た第1支軸縮径部とを備え、 前記各対向側壁部は、前記支軸の両端が各々取付けられ
    るものでかつ互いに同軸上に形成された第1および第2
    軸取付け孔を備え、 前記第1軸取付け孔の内径は前記支軸本体部の外径より
    大きく形成され、かつ、軸方向内側が拡径されており、 前記第1支軸縮径部は、前記第1軸取付け孔に挿入され
    ており、 前記第1支軸縮径部の外周面と前記第1軸取付け孔の内
    周面との間に形成される環状空間に環状の第1軸固定部
    材が嵌入されており、 前記第1軸固定部材が、前記第1支軸縮径部の外周面な
    らびに前記第1軸取付け孔の内周面にかしめ付けられる
    ことにより、前記支軸が前記両対向側壁部間に架設され
    ている、ことを特徴とするカムフォロワ。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のカムフォロワにおいて、 前記支軸本体部の軸方向他端に当該支軸本体部の直径よ
    りも小さい直径に形成された第2支軸縮径部が設けら
    れ、 前記第2軸取付け孔の内径は前記支軸本体部の外径より
    大きく形成され、かつ、軸方向内側が拡径されており、 前記第2支軸縮径部は、前記第2軸取付け孔に挿入され
    ており、 前記第2支軸縮径部の外周面と前記第2軸取付け孔の内
    周面との間に形成される環状空間に環状の第2軸固定部
    材が嵌入されており、 前記第2軸固定部材が、前記第2支軸縮径部の外周面な
    らびに前記第2軸取付け孔の内周面にかしめ付けられて
    いる、ことを特徴とするカムフォロワ。
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