JP2003343693A - カムフォロワ - Google Patents

カムフォロワ

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JP2003343693A
JP2003343693A JP2002152330A JP2002152330A JP2003343693A JP 2003343693 A JP2003343693 A JP 2003343693A JP 2002152330 A JP2002152330 A JP 2002152330A JP 2002152330 A JP2002152330 A JP 2002152330A JP 2003343693 A JP2003343693 A JP 2003343693A
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shaft
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JP2002152330A
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元伸 ▲吉▼村
Motonobu Yoshimura
Shinichiro Kashiwagi
信一郎 柏木
真之介 ▲高▼崎
Shinnosuke Takasaki
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Koyo Seiko Co Ltd
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Koyo Seiko Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 内燃機関の動弁機構に組み込まれるカムフォ
ロワに関し、支軸に全面焼入が施されていても軌道面が
傷付くことなく取付けることができる。 【解決手段】 支軸3は全面焼入れが施された鋼製であ
り、支軸本体部31と、支軸本体部31の軸方向一端面
の外周縁に沿って軸方向に突設された環状の第1かしめ
部33aとを備え、第1支軸取付孔12の内径は支軸本
体部31の外径より大きく形成され、かつ、軸方向外側
の内周面に第1面取部14が形成されており、第1かし
め部33aは、軸方向内側端を第1面取部14の軸方向
内側端と面一あるいは軸方向内側に位置させて、第1支
軸取付孔12に挿入されており、第1かしめ部33a
が、第1面取部14の内周面にかしめ付けられることに
より、支軸3が両側壁部7,8間に架設される。

Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、例えば内燃機関の
動弁機構に組み込まれるカムフォロワに関する。 【0002】 【従来の技術】従来からカムフォロワの1つとして、胴
体、支軸、ローラ、および複数の針状ころからなるロッ
カアームが知られる。このロッカアームでは、胴体が、
一対の対向する側壁部と、ラッシュアジャスタが当接さ
れるピボット部と、バルブのステムエンドが当接される
バルブ案内部とからなる。両側壁部間に支軸が架け渡さ
れ、この支軸の外周に複数の針状ころを介してカムが当
接されるローラが回転自在に支持されている。 【0003】両側壁部の同軸上には、支軸より大径の支
軸取付孔が形成されており、一方の側壁部の外面から支
軸が両支軸取付孔に挿入され、パンチング工具などで支
軸の両端が打刻かしめされて各々側壁部にかしめ付けら
れることにより、支軸が両側壁部間に架設される。 【0004】 【発明が解決しようとする課題】かしめによって支軸が
側壁部に固定される構造の場合、支軸の両端のかしめ部
は硬化処理を施さず、軌道部にのみ高周波焼入を行う必
要がある。 【0005】支軸に部分的に硬化処理を施す高周波焼入
は、加工条件の設定等、製造に手間がかかり、コスト高
になる。 【0006】 【課題を解決するための手段】本発明のカムフォロワ
は、一対の対向する側壁部を有する胴体と、ローラ外装
用として前記両側壁部間に架設される支軸と、を含み、
前記各側壁部は、前記支軸の両端それぞれを取付けるた
めの支軸取付孔を有し、少なくとも一方の支軸取付孔
は、前記支軸の外径より大きい内径を有するとともに、
軸方向外側の内周面に面取部を有しており、前記支軸
は、全面焼入れ鋼からなり、前記一方の支軸取付孔に取
り付けられる側の軸方向端部の外周縁に対して環状のか
しめ部を有し、前記かしめ部は、軸方向内側端を前記面
取部の軸方向内側端と面一あるいは軸方向内側に位置さ
せて、前記支軸取付孔に挿入されており、前記かしめ部
が、前記支軸取付孔の前記面取部の内周面にかしめ付け
られることにより、前記支軸が前記両側壁部間に架設さ
れているものである。 【0007】カムフォロワとしては、ロッカアームやバ
ルブリフター等が挙げられる。 【0008】支軸の全面焼入れとは、支軸全体に焼入れ
・焼戻し処理を施し、支軸を所定の硬度に仕上げる作業
であり、ずぶ焼入れや浸炭焼入れにて行う。 【0009】ずぶ焼入れは、高炭素クロム鋼(SUJ2
等)を用いて、焼入れ・焼戻し処理を施し、57〜64
HRC(ロックウェル硬さ)の硬さにする。 【0010】浸炭焼入れは、クロム鋼やニッケルクロム
モリブテン鋼などを用いて、浸炭焼入れ・焼戻し処理を
施し、表面部を57〜64HRCの硬さにする。 【0011】環状のかしめ部の寸法は、全面焼入れであ
ってもかしめにて塑性変形可能な値とする。ずぶ焼入れ
の場合、軸方向長さを0.5〜3.0[mm]、径方向
厚みを0.5〜3.0[mm]とする。浸炭焼入れの場
合、軸方向長さを0.5〜3.0[mm]、径方向厚み
を1.0〜3.0[mm]とする。 【0012】本発明のカムフォロワによると、支軸は、
内径が支軸の外径より大きく形成された支軸取付孔に挿
通され、かしめ部が支軸取付孔の面取部にかしめ付けら
れることにより、両側壁部間に架設される。このよう
に、支軸は、支軸の外径より大きな内径を有した支軸取
付孔に挿通して取付けられ、取付け時に支軸の軌道面が
支軸取付孔の内周面に擦れることがなく、支軸に全面焼
入が施されていても軌道面が傷付くことなく取付けるこ
とができる。 【0013】 【発明の実施の形態】図1から図7に本発明の一実施の
形態を示す。この実施の形態では、カムフォロワとし
て、エンドピボッドタイプのロッカアームを例に挙げて
いる。 【0014】図1はロッカアームの側面図、図2はロッ
カアームの斜視図、図3はロッカアームの断面図、図4
は支軸の断面図、図5はロッカアームの組立作業手順を
示す斜視図、図6は支軸のかしめ工程を示す部分断面
図、図7は支軸のかしめ部分の拡大断面図である。 【0015】ロッカアーム1は、胴体2と、支軸3と、
ローラ4と、複数の針状ころ5とを有している。 【0016】胴体2は、鋼板をプレス成形して形成され
ており、互いに略並行に対向配置された一対の側壁部
7,8と、両側壁部7,8の長手方向一端における下側
間に設けたピボット部9と、両側壁部7,8の長手方向
他端間に設けたバルブ案内部10とを有している。 【0017】ピボット部9には、上向きに膨出する半球
形のピボット11が設けられている。 【0018】バルブ案内部10は、端面から見ると上下
逆さの凹形状になっており、その天井部分は下向きに膨
出させて反らせた形状になっている。 【0019】両側壁部7,8それぞれの長手方向中間に
は、同軸上に断面円形で軸方向に貫通した第1および第
2支軸取付孔12,13が設けられており、この第1お
よび第2支軸取付孔12,13に対して支軸3の両端が
回り止め状態にて取付けられることにより、支軸3が両
側壁部7,8間に架設されている。両側壁部7,8間の
領域において、支軸3の外周に、複数の針状ころ5を介
してローラ4が回転自在に設けられている。 【0020】第1および第2支軸取付孔12,13の内
径は、支軸3の支軸本体部31の外径より大きく形成さ
れている。これは、支軸3の挿通時に、支軸本体部31
の表面の軌道面が第1支軸取付孔12または第2支軸取
付孔13の内周面に擦れないようにするためである。 【0021】第1および第2支軸取付孔12,13の軸
方向外側の内周面には、第1および第2面取部14,1
5が形成されている。第1および第2面取部14,15
の面取角度φは、15〜60°である。 【0022】支軸3は、図4に示すように、円柱状の支
軸本体部31と、支軸本体部31の軸方向両端面の中央
に円形の第1および第2凹部32a,32bが形成さ
れ、第1および第2凹部32a,32bの外周には環状
の第1および第2かしめ部33a,33bが軸方向に突
設されている。 【0023】支軸3の製造手順について説明する。 【0024】円柱状の支軸本体部31の軸方向両端面の
中央に、円形の第1および第2凹部32a,32bが形
成される。第1および第2凹部32a,32bの形成
は、鍛造や切削にて行われる。素材の成形時に行われる
鍛造の場合、第1および第2かしめ部33a,33bの
内周面は、軸方向外側が拡径されたテーパ面34a,3
4bとなる。素材の成形後に行われる切削の場合、第1
および第2かしめ部33a,33bの内周面は、軸方向
外側が拡径されたテーパ面としてもよく、あるいは軸方
向にストレートな面としてもよい。また、焼入れ後に切
削によって第1および第2凹部32a,32bを形成し
てもよい。 【0025】なお、テーパ面34a,34bの軸方向に
対する傾斜角度θは、0〜45°であり、テーパ面を付
ける方がかしめに有する荷重は少なくなり、かしめ易く
なる。 【0026】第1および第2かしめ部33a,33bと
第1および第2面取部14,15の寸法関係は、支軸3
の両端を第1および第2支軸取付孔12,13に挿通さ
せた状態で、第1および第2かしめ部33a,33bの
軸方向内側端、すなわち第1および第2凹部32a,3
2bの底面が、第1および第2面取部14,15の軸方
向内側端と面一あるいは軸方向内側に位置するように設
定されている。本実施例では、第1および第2かしめ部
33a,33bの軸方向長さAを、第1および第2面取
部14,15の軸方向長さより大きくする。 【0027】第1および第2かしめ部33a,33bの
具体的な寸法は、後述する焼入れの種類毎に、かしめ易
さを考慮して決定される。例えば、ずぶ焼入れの場合、
軸方向長さAを0.5〜3.0[mm]、径方向厚みB
を0.5〜3.0[mm]とする。浸炭焼入れの場合、
軸方向長さAを0.5〜3.0[mm]、径方向厚みB
を1.0〜3.0[mm]とする。浸炭焼入れの場合の
径方向厚みBは、浸炭深さを考慮して、ずぶ焼入れの場
合の径方向厚みBより厚くしてある。 【0028】このように支軸3を成形加工した後、全面
焼入れを施す。 【0029】支軸3の全面焼入れは、ずぶ焼入れや浸炭
焼入れにて行う。 【0030】ずぶ焼入れは、支軸3が高炭素クロム鋼
(SUJ2等)にて形成されており、焼入れ・焼戻し処
理を施し、57〜64HRCの硬さにする。 【0031】浸炭焼入れは、支軸3がクロム鋼やニッケ
ルクロムモリブテン鋼などにて形成されており、浸炭焼
入れ・焼戻し処理を施し、表面部を57〜64HRCの
硬さにする。 【0032】全面焼入れ後、研磨加工を施し、針状ころ
5の軌道面を形成する。 【0033】なお、本実施例は、テーパ面34a,34
bを有する鍛造の場合を示している。 【0034】図5ないし図7を用いて、ロッカアーム1
の組立手順を説明する。 【0035】上述したように、一対の側壁部7,8、ピ
ボット部9、およびバルブ案内部10からなる胴体2が
プレス成形される。バルブ案内部10は、側壁部7,8
に溶接されていてもよく、あるいは一体成形されていて
もよい。 【0036】内周に針状ころ5を配置したローラ4が、
一対の側壁部7,8間の領域において第1および第2支
軸取付孔12,13と同軸上に配置される。この際、ば
らつきを防止するために、針状ころ5は保持栓にて保持
される。 【0037】支軸3が、側壁部7の外側から第1支軸取
付孔12に挿入される。なお、支軸3は、側壁部8の外
側から第2支軸取付孔13に挿入されるものであっても
よいが、本実施例では側壁部7側から挿入される例につ
いて説明する。 【0038】支軸3は、第2かしめ部33bを形成した
側から第1支軸取付孔12に挿入される。第1支軸取付
孔12の内径は、支軸本体部31の外径より大きく形成
されており、支軸3の軌道面が第1支軸取付孔12の内
周面にて傷付くことなく挿入される。 【0039】支軸3はローラ4に貫通された後、挿入方
向先端の支軸本体部31が側壁部8の第2支軸取付孔1
3に挿入される。 【0040】図6に示すように、側壁部8を下側にして
胴体2が保持され、支持台50に第2かしめ部33bの
端面を載置して、支軸3が所定の位置に支持される。こ
の状態にて、側壁部7の上方からパンチング工具51に
て、第1かしめ部33aを押圧する。パンチング工具5
1の外周にはパンチング用テーパ52が形成されてお
り、このパンチング用テーパ52にて、第1かしめ部3
3aが外側に押し広げられる。 【0041】パンチング用テーパ52の角度ψは、15
〜60°である。 【0042】すなわち、図7に示すように、第1面取部
14の軸方向内側端Cと、第1かしめ部33aの軸方向
内側端である第1凹部32aの底面との段差Dが、0≦
Dを満たしており、第1かしめ部33aが点Cより外側
に折り曲げられて、第1面取部14に隙間なくかしめ付
けられる。 【0043】胴体2が上下反転され、同様にして、第2
かしめ部33bをパンチング工具51にて外側に押し広
げられて、第2支軸取付孔13のテーパ面15にかしめ
付けられる。 【0044】支軸3は、第1および第2かしめ部33
a,33bが第1および第2面取部14,15にかしめ
付けられ、回り止めならびに抜け止めされた状態で一対
の側壁部7,8間に架設される。 【0045】このようなロッカアーム1では、胴体2の
ピボット11が、図示しないシリンダヘッドに設置され
るラッシュアジャスタ20の上端に係合され、バルブ案
内部10が、シリンダヘッドに設置される動弁機構のバ
ルブ21のステムエンドに当接され、さらに、ローラ4
に対してシリンダヘッドに設置されるカム22が当接さ
れる。そして、カム22を回転させることにより、ピボ
ット11が支点となって胴体2が傾動させられるように
なり、バルブ案内部10が上下に所定ストロークで反復
変位させられることで、バルブ21を開閉動作させるよ
うになる。このように、ロッカアーム1は、胴体2の長
手方向一端側を支点として傾動させられる。 【0046】このように構成されたカムフォロワによる
と、支軸3は、内径が支軸本体部31の外径より大きく
形成された第1支軸取付孔12に挿通され、第1かしめ
部33aが第1支軸取付孔12の第1面取部14にかし
め付けられ、かつ、第2かしめ部33bが第2支軸取付
孔13の第2面取部15にかしめ付けられることによ
り、両側壁部7,8間に架設される。 【0047】支軸3は全面焼入れされており、高硬度で
ある第1および第2かしめ部33a,33bが折り曲げ
られて、第1および第2面取部14,15にかしめ付け
られることにより、確実に回り止めならびに抜け止めさ
れた状態で胴体2に固定される。なお、第1および第2
かしめ部33a,33bは高硬度であるため、第1およ
び第2面取部14,15に隙間なくかしめ付けられるほ
ど折り曲げられていなくてもよく、単に、第1および第
2面取部14,15に引っ掛かる程度に折り曲げられる
ことにより、支軸3は回り止めならびに抜け止めされた
状態で固定される。 【0048】このように、支軸3は、支軸本体部31の
外径より大きな内径を有した第1支軸取付孔12に挿通
して取付けられ、取付け時に支軸3の軌道面が第1支軸
取付孔12の内周面に擦れることがなく、支軸3に全面
焼入が施されていても軌道面が傷付くことなく取付ける
ことができる。よって、部分的に硬化処理を施す高周波
焼入に比べ、製造が容易に行え、コストの低減が図れ
る。 【0049】支軸3の取付けに際しては、側壁部7,8
のいずれの側からでも挿通して取付けることができ、組
立性にも優れる。 【0050】図8に本発明の他の実施の形態を示す。 【0051】本実施の形態は、支軸3の一端がかしめ固
定で、他端が圧入にて固定されるものである。 【0052】側壁部7の第1支軸取付孔12の内径は、
支軸本体部31の外径より大きく形成されており、側壁
部8の第2支軸取付孔13の内径は、支軸本体部31の
外径より小さく形成されている。 【0053】支軸3は、支軸本体部31の軸方向一端面
の中央に円形の第1凹部32aが形成され、第1凹部3
2aの外周には環状の第1かしめ部33aが軸方向に突
設されている。 【0054】支軸3は、第1支軸取付孔12側から挿入
されてローラ4に貫通された後、第2支軸取付孔13に
圧入され、パンチング工具にて、第1かしめ部33aが
第1面取部14にかしめ付けられる。支軸3は、回り止
めならびに抜け止めされた状態で一対の側壁部7,8間
に架設される。 【0055】上記各実施の形態において、ピボット部9
の代わりに、胴体2の側壁部7,8間に架設した壁体に
対してアジャストスクリューが螺合装着され、当該アジ
ャストスクリューの一端がラッシュアジャスタ20に対
して当接されるようにしてもよい。 【0056】図9に示すようなセンタピボッドタイプの
ロッカアーム1にも本発明を適用できる。 【0057】図9に示すセンタピボッドタイプのロッカ
アーム1は、胴体2の長手方向中間を支点として傾動さ
せられるものである。具体的に、胴体2は、一対の側壁
部7,8と、バルブ案内部10とを有している。一対の
側壁部7,8の長手方向一端には、同軸状の支軸取付孔
12が設けられており、また、長手方向中間にも同軸状
の支軸取付孔40が設けられている。この長手方向一端
側の支軸取付孔12に対して支軸3が取り付けられ、長
手方向中間の支軸取付孔40には円筒形のブッシュ41
が取り付けられている。このブッシュ41に対して図示
しないシリンダヘッドのロッカシャフト42が摺動可能
に挿通され、このロッカシャフト42を支点として胴体
2が傾動するようになる。この実施形態でも、支軸3の
取付けは、上記実施形態と同様、かしめにて行われ、そ
の説明は省略する。 【0058】また、図9に示したロッカアーム1のバル
ブ案内部10の代わりに、胴体2の側壁部7,8間に架
設した壁体に対してアジャストスクリューが螺合装着さ
れ、当該アジャストスクリューの一端がバルブ21のス
テムエンドに当接されるようにしてもよい。 【0059】ローラ4が支軸3に対してすきま嵌めによ
り直接外嵌されたり、あるいは図示しないが、すべり軸
受を介して嵌合されるすべり接触構造としてもよい。 【0060】 【発明の効果】本発明のカムフォロワによると、支軸に
全面焼入が施されていても軌道面が傷付くことなく取付
けることができ、製造が容易で、低コスト化が図れると
いう効果が得られる。
【図面の簡単な説明】 【図1】本発明の一実施の形態に係るロッカアームの側
面図である。 【図2】本発明の一実施の形態に係るロッカアームの斜
視図である。 【図3】本発明の一実施の形態に係るロッカアームの断
面図である。 【図4】本発明の一実施の形態に係るロッカアームの支
軸の断面図である。 【図5】本発明の一実施の形態に係るロッカアームの組
立作業手順を示す斜視図である。 【図6】本発明の一実施の形態に係るロッカアームにお
ける軸固定部材のかしめ工程を示す部分断面図である。 【図7】本発明の一実施の形態に係るロッカアームのか
しめ部分の拡大断面図である。 【図8】本発明の他の実施の形態に係るロッカアームの
断面図である。 【図9】本発明の他の実施の形態に係るロッカアームの
側面図である。 【符号の説明】 1 ロッカアーム 2 胴体 3 支軸 4 ローラ 7,8 側壁部 9 ピボット部 10 バルブ案内部 12,13 第1および第2支軸取付孔 14,15 第1および第2面取部 31 支軸本体部 32a,32b 第1および第2凹部 33a,33b 第1および第2かしめ部 34a,34b テーパ面
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ▲高▼崎 真之介 大阪市中央区南船場三丁目5番8号 光洋 精工株式会社内 Fターム(参考) 3G016 AA19 BA18 BB22 CA05 CA07 CA10 CA11 CA12 CA21 CA22 CA26 CA34 CA35 CA45 CA50 CA52 EA03 EA04 EA24 FA06 FA16 FA17 FA29 FA35 FA37 FA38 GA01 GA02 3J030 EA22 EB09 EC07

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【請求項1】 一対の対向する側壁部を有する胴体と、 ローラ外装用として前記両側壁部間に架設される支軸
    と、 を含み、 前記各側壁部は、前記支軸の両端それぞれを取付けるた
    めの支軸取付孔を有し、少なくとも一方の支軸取付孔
    は、前記支軸の外径より大きい内径を有するとともに、
    軸方向外側の内周面に面取部を有しており、 前記支軸は、全面焼入れ鋼からなり、前記一方の支軸取
    付孔に取り付けられる側の軸方向端部の外周縁に対して
    環状のかしめ部を有し、 前記かしめ部は、軸方向内側端を前記面取部の軸方向内
    側端と面一あるいは軸方向内側に位置させて、前記支軸
    取付孔に挿入されており、 前記かしめ部が、前記支軸取付孔の前記面取部の内周面
    にかしめ付けられることにより、前記支軸が前記両側壁
    部間に架設されている、ことを特徴とするカムフォロ
    ワ。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008144964A (ja) * 2006-10-13 2008-06-26 Snecma ベルクランクフォーク上で首振りを行う装置からなるアセンブリ、このアセンブリを備える可変ピッチ整流器用制御システム、およびそれが設けられている航空機用エンジン

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2008144964A (ja) * 2006-10-13 2008-06-26 Snecma ベルクランクフォーク上で首振りを行う装置からなるアセンブリ、このアセンブリを備える可変ピッチ整流器用制御システム、およびそれが設けられている航空機用エンジン

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