JP5023926B2 - カムフォロア装置 - Google Patents

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Description

この発明に係るカムフォロア装置は、自動車及び自動二輪車用エンジンの燃料噴射装置や吸排気弁用駆動装置等の被駆動部品として使用し、例えばカムシャフトの回転をロッカーアームの往復揺動運動に変換する為に利用する。
エンジン内部での摩擦低減を図り、燃料消費率を低減する事を目的として、クランクシャフトと同期したカムシャフトの回転を給気弁及び排気弁の往復運動に変換する部分に、タペットローラを組み込んだカムフォロア装置を利用する事が一般的に行なわれている。図7〜9は、特許文献1に記載された、従来から知られているカムフォロア装置の第1例を示している。
エンジンのクランクシャフトと同期して回転するカムシャフト1に固定された(一般的には一体に形成された)カム2に対向し、このカム2の動きを受けて往復揺動する揺動部材であるロッカーアーム3が設けられている。このロッカーアーム3の端部(後述する第2例の様に、中間部の場合もある)には1対の支持壁部4、4が、互いに間隔を開けて設けられている。そして、この1対の支持壁部4、4同士の間に、鋼製で中空又は中実の支持軸5を掛け渡している。この支持軸5は、タペットローラ6をラジアルニードル軸受7を介して回転自在に支承すべく、その両端部を上記1対の支持壁部4、4に固定している。又、上記タペットローラ6の外周面を、上記カム2の外周面に当接させている。この様に構成されるタペットローラ6を組み込んだエンジンの動弁機構によれば、ロッカーアーム3とカム2との間に働く摩擦力を低減し、エンジン運転時に於ける燃料消費率の低減を図れる。
又、特許文献2には、図10〜13に示す様に、ロッカーアームを鋼板等の金属板にプレス加工を施す事により造り、このロッカーアームの強度を確保しつつ軽量化を図る構造が記載されている。この従来構造の第2例のカムフォロア装置の場合、板金製のロッカーアーム3aにタペットローラ6aを、支持軸5aにより回転自在に支持している。
このうちのロッカーアーム3aは、例えば2〜4mm程度の厚さを有する鋼板等の金属板に、不要部分を除却する為の打ち抜き加工、並びに所望形状を得る為の、絞り加工等の塑性加工を施して成るもので、1対の支持壁部4a、4aと、これら両支持壁部4a、4a同士を連結する第一、第二の連結部8、9とを備える。これら両連結部8、9のうちの第一の連結部8は、弁体10の基端面を突き当ててこの弁体10を変位させる為の押圧部として、第二の連結部9は、ラッシュアジャスタを構成し、上記ロッカーアーム3aの揺動中心となるプランジャ11の先端面を突き当てる為の支点部として、それぞれ機能する。この為に図示の例では、上記第二の連結部9の片面(図12の下面)に、球状凹部を形成している。尚、図示の例とは異なり、第二の連結部に相当する部分にねじ孔を設け、このねじ孔部分に、端部に凸球面部を有するアジャストねじを螺合固定する構造も、従来から知られている。
一方、上記両連結部8、9同士の間部分はローラ設置部分となっており、この部分に、上記支持軸5aにより回転自在に支持した上記タペットローラ6aを配置している。当該部分にこのタペットローラ6aを支持する為に、上記1対の支持壁部4a、4aの互いに整合する位置に形成した支持孔に前記支持軸5aの両端部を内嵌し、更にこの支持軸5aの両端面外周縁部をこれら各支持孔の周縁部に向けかしめ広げている。この構成により、この支持軸5aの両端部を上記1対の支持壁部4a、4aに、これら両支持壁部4a、4a同士の間に掛け渡した状態で固定している。上記タペットローラ6aは、この様にしてこれら両支持壁部4a、4a同士の間に掛け渡された上記支持軸5aの中間部周囲に、直接或はラジアルニードル軸受を介して、回転自在に支持している。
エンジンへの組み付け状態では、図13に示す様に、上記第一の連結部8の片面(図13の下面)に上記弁体10の基端部を、上記第二の連結部9の片面に設けた球状凹部に上記プランジャ11の先端面を、それぞれ突き当てると共に、上記タペットローラ6aの外周面に、カムシャフト1aの中間部に固設したカム2aの外周面を当接させる。エンジンの運転時には、このカム2aの回転に伴って上記ロッカーアーム3aが、上記プランジャ11の先端面と上記球状凹部との当接部を中心(支点)として、図13に実線で示した状態と同じく鎖線で示した状態との間で揺動変位し、上記弁体10を、上記第一の連結部8の押圧力とリターンスプリング12の弾力とにより軸方向に往復移動させる。尚、図示は省略するが、特許文献3等にも、同様の構造を有する板金製ロッカーアームを備えたカムフォロア装置が記載されている。
何れの構造の場合でも、支持軸5、5aの両端部は1対の支持壁部4、4aに対し、がたつきなく、且つ、カム2、2aからタペットローラ6、6aを介して加えられるラジアル荷重を支承できる構造である必要がある。一方で、上記支持軸5、5aの中間部外周面は、タペットローラ6、6aを回転自在に支持する為のラジアルニードル軸受7の内輪軌道としての役目を有するので、上記中間部外周面に傷等が付く事は好ましくない。従って、上記支持軸5、5aを、上記各支持壁部4、4aに形成した支持孔に圧入する構造は、傷付き防止の面から採用できない。
この為に従来から、図14〜15に示す様な構造により、ロッカーアーム3bを構成する1対の支持壁部4b、4bに、タペットローラ6bを支持する為の支持軸5bの両端部を固定している。この従来構造で、上記両支持壁部4b、4bに互いに同心に形成した円形の支持孔13、13の内径は、上記支持軸5bの外径よりも僅かに大きい。又、この支持軸5bは、中間部外周面のみを高周波焼き入れにより硬化させており、両端部は焼き入れせずに軟らかい(生の)ままとしている。この様な支持軸5bを上記ロッカーアーム3bに対し固定する場合には、この支持軸5bの両端部を上記両支持孔13、13内に位置させた状態で、この支持軸5bの両端部を径方向外方に塑性変形させる。即ち、この支持軸5bの両端面にパンチの如き治具を押し当てて、この両端面に凹溝14を形成する。そして、この凹溝14の周囲部分を径方向外方に押し広げ(かしめ広げ)、この部分を上記両支持孔13、13の外端(支持孔13、13に関して「外」とは、タペットローラ6bに対向しない側を言う。本明細書及び特許請求の範囲全体で同じ。)側開口縁部に形成した面取り部に押し付ける。
この様な構成を有する従来構造の場合、上記支持軸5bの両端部に生の部分を残しつつ、中間部外周面のみを硬化する必要がある。この為、この支持軸5bの焼き入れ処理に、加工コストの嵩む高周波焼き入れを採用する必要があり、コストが嵩む原因となる。又、この支持軸5bの両端部をかしめ広げるべく、この支持軸5bの両端面に押し付けるパンチの如き治具は、先端部が尖った形状となる為、耐久性が限られ、頻繁に交換を要する。この為、やはりコストが嵩み、カムフォロア装置の製造コストの上昇を招く。
又、上記支持軸5bの両端部をかしめ広げる事に伴い、この支持軸5bの両端部外周面で、軸方向に関してこのかしめ広げた部分の内側部分が、上記各支持孔13、13の内周面から離隔する可能性がある。そして、この様に離隔した部分にラジアル荷重が加わると、上記かしめ広げた部分でラジアル荷重を支承する事になる。このかしめ広げた部分は、容積が小さいだけでなく、焼き入れ等の硬化処理を施す事なく生のままとしている。この為、上記かしめ広げた部分で上記ラジアル荷重を支承すると、この部分が径を小さくする方向に塑性変形し(へたり)、上記支持軸5bの端部が、上記各支持孔13、13内でがたつき易くなる。更に、上記かしめ広げた部分が径を小さくする方向に塑性変形した場合には、上記各支持孔13、13に対し上記支持軸5bが、前記タペットローラ6bと同方向に回転し易くなる。従って、この支持軸5bの両端部外周面と上記各支持孔13、13の内周面との当接部が摩耗し、カムフォロア装置の耐久性の低下を招く。
これに対し、特許文献4には、図16に示す様に、ロッカーアーム3cの端部に設けた支持壁部4cに、支持軸5cの中間部を回転自在に支持し、この支持軸5cの両端部に、それぞれタペットローラ6c、6cを圧入により固定する構造が記載されている。この様な構成によれば、上記支持軸5cの焼き入れ処理を、ズブ焼き入れ(全体を加熱してから焼き入れ用の油に浸漬する焼き入れ処理を言う。本明細書及び特許請求の範囲全体で同じ。)により行なえる。この為、高周波焼き入れを行なう場合に比べて、コストを抑えられる。又、かしめ部を形成する為の治具を使用しなくて済む為、この面からもコスト低減を図れる。
但し、上記特許文献4に記載された構造の場合には、上述の様に、上記両タペットローラ6c、6cを、圧入力のみによって、上記支持軸5cの両端部に支持固定している。この為、この支持軸5cが軸方向に変位し、上記各タペットローラ6c、6cの内側面と上記支持壁部4cの側面とが強く当接した場合には、これら各タペットローラ6c、6cが、上記支持軸5cの端部から抜け落ちる可能性がある。又、この支持軸5cに対するこれら各タペットローラ6c、6cの回り止めが不十分になり、これら両部材5c、6cが相対回転する可能性もある。この様に、上記特許文献4に記載されたカムフォロア装置の場合にも、耐久性を確保する事が難しくなる。
特開平3−78507号公報 米国特許第5048475号明細書 特公平6−81892号公報 特開平6−101424号公報
本発明のカムフォロア装置は、上述の様な事情に鑑み、コストの低廉化と、耐久性の確保とを図れる構造を実現すべく発明したものである。
本発明のカムフォロア装置は、前述した従来のカムフォロア装置と同様、ロッカーアームと、支持軸と、タペットローラとを備える。
このうちのロッカーアームは、エンジンのクランクシャフトと同期して回転するカムシャフトに固定されたカムに対向して設けられ、このカムの動きを受けて揺動変位するものである。
又、上記支持軸は、上記ロッカーアームに形成された支持孔に、その端部を支持固定されている。
又、上記タペットローラは、上記支持軸の周囲に、例えばラジアルニードル軸受、シングル滑り軸受又は(1対の滑り軸受を径方向に関して二重に設けた)ダブルのラジアル滑り軸受等のラジアル軸受を介して、回転自在に支持されている。
特に、本発明のカムフォロア装置に於いては、上記支持孔の内周面のうち、上記タペットローラと上記カムとの当接部側の一部に外径側凹部を、この支持孔の外端側開口縁部に開口した状態で形成している。又、上記支持軸の端部外周面のうち、上記タペットローラと上記カムとの当接部側の一部に内径側凹部を、この支持軸の端面に開口した状態で形成している。そして、上記外径側凹部とこの内径側凹部との間に、上記ロッカーアーム及び支持軸とは別体の連結部材を掛け渡す状態で圧入して、このロッカーアームに対するこの支持軸の回り止めを行なうと共に、この支持軸の直径方向に関して上記連結部材の配置位置と反対側部分で上記支持孔の内周面とこの支持軸の外周面とを密に当接させた状態で、この支持軸の端部をこの支持孔内に固定している。
、本発明のカムフォロア装置を実施する場合に好ましくは、例えば請求項2に記載した様に、上記連結部材を、円柱状若しくは球状とする。
、本発明のカムフォロア装置を実施する場合に好ましくは、請求項3に記載した様に、支持軸として、全体にズブ焼き入れによる硬化処理が施されたものを使用する。
更に、本発明のカムフォロア装置を実施する場合に好ましくは、請求項4に記載した様に、上記連結部材の挿入方向に関して後端部に、かしめ部を形成する。
上述の様に構成する本発明のカムフォロア装置の場合には、コストの低廉化と、耐久性の確保とを図れる。
即ち、本発明の場合には、支持軸の端部を塑性変形させてかしめ部を形成する必要がない。この為、この支持軸の焼き入れ処理を、全体を加熱してから焼き入れ用の油に浸漬する、所謂ズブ焼き入れにより行なえる。ズブ焼き入れによる焼き入れ処理は、高周波焼き入れよりも低コストで行なえる為、その分、カムフォロア装置の製造コストを低減できる。又、かしめ部を形成する為のパンチの如き治具を、必ずしも使用する必要がなく、使用しない場合には、この面からもコストの低減を図れる。
又、本発明の場合には、支持孔の内周面に形成された外径側凹部と、上記支持軸の端部外周面に形成された内径側凹部との間に、連結部材を圧入している為、ロッカーアームに対する上記支持軸のがたつき防止と、抜け止め防止とを有効に図れる。
又、本発明の場合には、支持孔の内周面に形成された外径側凹部と、上記支持軸の端部外周面に形成された内径側凹部との間に、連結部材を掛け渡す状態で組み込む(圧入する)為、ロッカーアームに対する上記支持軸の回り止めを確実に行なえる。この為、上記支持孔の内周面、及び、この支持軸の端部外周面が摩耗する事を防止できる。更に、ラジアル荷重を支承する部分に於いて、支持孔の内周面と支持軸の端部外周面とを、連結部材を介する事なく、密に当接させられる為、使用時に繰り返し加わるラジアル荷重を、接触面積を広く確保できる当該当接部分で安定して支承できる。従って、カムフォロア装置の耐久性の確保を図れる。
、上述した請求項3に記載した様に、支持軸全体に、ズブ焼き入れによる硬化処理を施せば、上述した様なコスト低減効果を得られると共に、タペットローラを介して加わるラジアル荷重に拘わらず、上記支持軸の端部が塑性変形する事を有効に防止できて、上記カムフォロア装置の耐久性の向上を図れる。
尚、本発明の場合には、従来構造に対して連結部材が新たに必要になるが、この連結部材は小型であり、低コストで得られる長尺な線材を切断する事により、容易に得られる為、この連結部材を使用する事によるコスト上昇は僅少である。更に、上記支持軸の端部外周面に形成する内径側凹部は、冷間鍛造加工により加工できる為、この内径側凹部を形成する事によるコスト上昇に就いても、僅かである。
[実施の形態の第1例]
図1〜3は、本発明の実施の形態の第1例を示している。本例のカムフォロア装置15は、ロッカーアーム3dと、支持軸5dと、タペットローラ6dとを備える。本例の場合、このうちのロッカーアーム3dは、低炭素肌焼鋼板等の1枚の金属板に、プレスに基づく打ち抜き加工及び曲げ加工を施す事により一体形成している。又、上記ロッカーアーム3dは、互いにほぼ平行な1対の支持壁部4d、4dと、これら両支持壁部4d、4dの幅方向一端縁同士を連結する第一、第二の連結部8a、9aと、これら両支持壁部4d、4dの中間部で互いに整合する位置に形成した1対の支持孔13a、13aとを備える。
又、上記両第一、第二の連結部8a、9aのうち、第一の連結部8aの片面(図1の下面)には、エンジンへの組み込み状態で弁体の基端部を突き当てる為の第一の係合部16を形成している。この第一の係合部16は、上記第一の連結部8aの幅方向(図1の左右方向、図2の表裏方向)中間部を、上記両支持壁部4d、4dの折れ曲がり方向(図1、2の上方)に凹ませる事により構成している。一方、上記第二の連結部9aの片面には、エンジンへの組み込み状態でラッシュアジャスタの先端部を突き当てる為の、第二の係合部17を形成している。この第二の係合部17は、上記第二の連結部9aの中央部を球面状に凹ませた曲面としている。更に、上記両支持壁部4d、4dの中間部で上記第一、第二の連結部8a、9aの間部分に、上記両支持孔13a、13aを互いに同心に形成している。これら両支持孔13a、13aは、円孔で、前記支持軸5dの外径D5dよりも僅かに大きな内径R13a (R13a >D5d)を有する。
又、上記各支持孔13a、13aの内周面のうち、前記タペットローラ6dとカムとの当接部側の一部(図1、2の上端部)には、径方向外方に凹んだ外径側凹部18、18をそれぞれ形成している。これら両外径側凹部18、18は、それぞれの内面を部分円柱状(半円筒状)の凹面としており、上記各支持孔13a、13aの外端開口縁部に開口している。又、上記両外径側凹部18、18は、互いに整合する位置に形成されており、上記各支持孔13a、13aの軸方向に関する深さd18(支持壁部4d、4dの外側面からの深さ)を、これら各支持壁部4d、4dの板厚T4dよりも小さくしている(d18<T4d)。尚、上記両外径側凹部18、18の加工は、切削加工の他、鍛造等の塑性加工によっても行なえる。
又、上記支持軸5dは、中炭素鋼、高炭素クロム軸受鋼等の硬質金属製で、ズブ焼き入れにより全体を熱処理硬化させている。この様な支持軸5dの両端部外周面には、径方向内方に凹んだ内径側凹部19、19を、それぞれ形成している。これら両内径側凹部19、19も、それぞれの内面を部分円柱状(半円筒状)の凹面としており、上記支持軸5dの端面に開口している。又、上記両内径側凹部19、19は、この支持軸5dの円周方向に関して同位置に形成されている。尚、本例の場合には、上記両内径側凹部19、19を、熱処理に先立ち、冷間鍛造加工により形成して、これら両内径側凹部19、19を形成する事による加工コストの上昇を抑えている。
又、本例の場合には、上記各支持孔13a、13a内に上記支持軸5dの端部を位置させた状態で、上記各外径側凹部18、18の内面と、上記各内径側凹部19、19の内面とを滑らかに連続させる(後述する円柱状凹部22を構成する)様にしている。この為に、上記各外径側凹部18、18の曲率半径r18と、上記各内径側凹部19、19の曲率半径r19とを互いに同じにしている(r18=r19)。更に、上記各支持孔13a、13a内に上記支持軸5dの端部を位置させた状態で、上記各外径側凹部18、18の曲率中心O18を通る仮想線(中心軸)と、上記各内径側凹部19、19の曲率中心O19を通る仮想線(中心軸)とを互いに一致させている。又、上記各外径側凹部18、18の深さd18と、上記支持軸5dの軸方向に関する上記各内径側凹部19、19の深さd19(支持軸5dの端面からの深さ)とに就いても、互いに同じとしている(d18=d19)。
本例の場合には、上述の様な支持軸5dの両端部を、前記ロッカーアーム3dを構成する支持壁部4d、4dに対して、円柱状の連結部材20、20を用いて支持固定している。具体的には、これら各連結部材20、20の一端部(後述する面取り部23、23を設けた側の端部)乃至他端寄り部分を、上記各外径側凹部18、18と上記各内径側凹部19、19との間に掛け渡す状態で圧入している。そして、上記各連結部材20、20の他端部を径方向外方に塑性変形させて、かしめ部21、21を形成している。
この為に本例の場合には、上記両連結部材20、20の外径D20を、上記外径側、内径側両凹部18、19の内面同士を連続させて成る円柱状凹部22、22の内径R22(=2r18=2r19)よりも僅かに大きくする(D20>R22)と共に、その軸方向長さL20を、上記外径側、内径側両凹部18、19の深さd18(=d19)と同じか、この深さよりも僅かに大きくしている(L20≧d18=d19)。又、この様な連結部材20、20は、炭素鋼(例えばSUJ2)等の金属材により形成し、焼き入れせずに軟らかい(生の)ままとしている。更に、本例の場合には、上記両連結部材20、20の外径D20を、上記支持軸5dの外径D5dの1/5以下に規制している(D20≦D5d/5)。尚、上述の様に支持固定される本例の支持軸5dの中間部周囲には、前記タペットローラ6dを、ラジアルニードル軸受7を介して、回転自在に支持している。
上述の様に構成する本例のカムフォロア装置15の場合には、前述の図8〜9或は図14〜15に示した従来構造とは異なり、上記支持軸5dの両端部を塑性変形させる必要がない。従って、この支持軸5dの焼き入れ処理を、全体を加熱してから焼き入れ油に浸漬する、所謂ズブ焼き入れにより行なえる。ズブ焼きによる焼き入れ処理は、高周波焼き入れ処理よりも低コストで行なえる為、その分、カムフォロア装置15の製造コストを低減できる。又、前述した従来構造の様に、支持軸の端部をかしめ広げる為のパンチの如き治具を使用しなくて済む為、この面からもコスト低減を図れる。
又、本例のカムフォロア装置15の場合には、上記各支持孔13a、13aに形成された外径側凹部18、18と、上記支持軸5dに形成された内径側凹部19、19との間に、上記各連結部材20、20を掛け渡す状態で組み込んでいる。従って、上記両支持壁部4d、4d(ロッカーアーム3d)に対する上記支持軸5dの回り止めを確実に行なえる。この為、上記両支持孔13a、13aの内周面、及び、上記支持軸5dの両端部外周面が摩耗する事を防止できて、カムフォロア装置15の耐久性を確保できる。
更に、本例の場合には、上記各連結部材20、20を、上記各外径側凹部18、18と上記各内径側凹部19、19との間に圧入している。この為、上記支持軸5dの直径方向に関して、上記各連結部材20、20の配置位置と反対側部分(図2、3の下側部分)で、上記各支持孔13a、13aの内周面と上記支持軸5dの両端部外周面とを密に当接させる事ができる。カムフォロア装置の使用時に前記タペットローラ6dから上記支持軸5dに加わるラジアル荷重は、この支持軸5dの径方向に関して、上記各凹部18、19と反対側で、上記各支持孔13a、13aの内周面に伝えられる。この為、上記支持軸5dの端部が、これら各支持孔13a、13a内でがたつく事を防止できると共に、これら各支持孔13a、13a内から上記支持軸5dの端部が抜け出る事を防止できる。又、本例の場合には、上記各連結部材20、20の他端部(挿入方向に関して後端部)をかしめ広げる事により、かしめ部21、21を形成している為、上記各連結部材20、20の抜け止め防止効果を、単なる圧入に比べて向上できる。
更に、本例のカムフォロア装置15の場合、前記第一、第二の係合部16、17に弁体の基端部又はラッシュアジャスタの先端部が、各図の下方から突き当てられ、上記タペットローラ6dの外周面とカムの外周面とは、各図の上部で互いに当接する。従って、上記カムフォロア装置15の使用時に上記支持軸5dには、各図の下向きのラジアル荷重が加わる。これに対し、本例の場合には、このラジアル荷重を支承する部分に於いて、上記各支持孔13a、13aの内周面と上記支持軸5dの両端部外周面とを、上記各連結部材20、20を介する事なく、密に当接させている。従って、使用時に繰り返し加わるラジアル荷重を、接触面積を広く確保できる当該当接部分で安定して支承できる。
しかも本例の場合には、上記支持軸5b全体に、ズブ焼き入れによる硬化処理を施すと共に、上記両連結部材20、20の外径D20を、上記支持軸5dの外径D5dの1/5以下に規制している。この為、この支持軸5dの両端部の強度及び剛性を十分に確保できて、この支持軸5bの両端部が、上記ラジアル荷重に基づき塑性変形する事を有効に防止できる。
以上の様に、本例のカムフォロア装置15の場合には、コストの低廉化を図れると共に、優れた耐久性を確保できる。
尚、前述の様に、上記両連結部材20、20を用いて、上記支持軸5dの両端部を前記両支持壁部4d、4dに対し支持固定する作業は、次の様にして行なう。
先ず、図1に示す様に、上記両支持壁部4d、4d同士の間に前記タペットローラ6d及びラジアルニードル軸受7(図3参照)を、上記両支持孔13a、13aとほぼ同心に配置する。そして、このラジアルニードル軸受7及びこれら両支持孔13a、13aに、上記支持軸5dを挿通する。本例の場合には、これら両支持孔13a、13aの内径R13a が、この支持軸5dの外径D5dよりも僅かに大きい為(R13a >D5d)、この挿通作業は、比較的容易に、且つ、この支持軸5dの外周面を傷める事なく行なえる。
次いで、上記各支持孔13a、13aの内周面に形成された前記各外径側凹部18、18と、上記支持軸5dの両端部外周面に形成された前記各内径側凹部19、19との円周方向位置を一致させる。具体的には、上記支持軸5dを回転させて、これら両内径側凹部19、19を、各図の上側部分に位置させる。これにより、上記外径側、内径側両凹部18、19の内面同士を連続させて、円柱状凹部22、22とする。
そして、この状態で、これら各円柱状凹部22、22内に、上記各連結部材20、20を押し込む。この押し込み作業は、これら各連結部材20、20の挿入方向に関して後端縁を、押し込み治具により上記各円柱状凹部22、22内に向け押圧する事により行なう。本例の場合には、この押し込み作業の容易化を図る為に、上記各連結部材20、20のうちで、挿入方向に関して先端部外周縁部分に、面取り部23、23を設けている。
この押圧作業により上記両連結部材20、20は、挿入方向に関して先端部乃至後端寄り部分(一端部乃至他端寄り部分)が、上記各円柱状凹部22、22内に押し込まれる。そして、これら各連結部材20、20が押し込まれた状態で、これら各連結部材20、20の外周面が、上記各外径側凹部18、18の内面、及び、上記各内径側凹部19、19の内面にそれぞれ強く当接する。又、図2、3の下側部分に於いては、上記両支持孔13a、13aの内周面と上記支持軸5dの両端部外周面とが、互いに密に当接する。
更に、上記各連結部材20、20の先端面を、上記各円柱状凹部22、22の奥端面に当接するまで押し込んだ後は、これら各連結部材20、20の後端部で、上記支持軸5dの端面及び上記両支持壁部4d、4dの外側面から突出した部分を、かしめ治具によりかしめ広げる。これにより、上記両連結部材20、20の後端部を径方向外方に塑性変形させて、かしめ部21、21とする。
尚、本例を実施する場合に、連結部材20、20としては、低コストで得られる長尺な線材を切断する事により容易に得られる。
[実施の形態の第2例]
次に図4、5は、本発明の実施の形態の第2例を示している。本例の場合には、連結部材20aを、球状(玉)としている。これに合わせて、支持孔13aの内周面に形成した外径側凹部18a、及び、支持軸5dの両端部外周面に形成した内径側凹部19a、19aの内面形状を、部分球状の凹面と部分円柱状の凹面とから構成している。そして、これら各内径側凹部19a(外径側凹部18aに就いても同じ)の軸方向に関する深さをd19a (部分球状の凹面部の曲率半径r19a1+部分円柱状の凹面部の軸方向深さd19a2)を、上記連結部材20aの直径D20a と同じか、この直径よりも僅かに大きくしている(d19a ≧D20a )。これにより、この連結部材20aを、上記各外径側凹部18aと上記各内径側凹部19aとの間に圧入した状態で、この連結部材20aの一部(挿入方向に関して後端縁部)が、上記支持軸5dの端面及び支持壁部4d、4dの外側面から突出しない様にしている。尚、本例の様に、上記連結部材20aを、上記各外径側凹部18aと上記各内径側凹部19aとの間に圧入する場合には、上記部分球状の凹面部の曲率半径r19a1を、上記連結部材20aの直径D20a の1/2よりも僅かに小さくすると共に、上記部分円柱状の凹面部の軸方向深さd19a2を、上記連結部材20aの直径D20a の1/2よりも僅かに大きくする(r19a1<D20a /2<d19a2)。これに対し、上記連結部材20aを、上記各外径側凹部18aと上記各内径側凹部19aとの間に圧入せずに、単に挿入する場合には、上記部分球状の凹面部の曲率半径r19a1及び、上記部分円柱状の凹面部の軸方向深さd19a2を、上記連結部材20aの直径D20a の1/2に等しくする事もできる(r19a1=d19a2=D20a /2)。連結部材20a、及び、外径側、内径側各凹部18a、19aの形状を異ならせた以外の構成及び作用は、上述した実施の形態の第1例の場合と同様である。
[実施の形態の第3例]
次に図6は、本発明の実施の形態の第3例を示している。本例は、片持ち式のカムフォロア装置15aに、本発明を適用した場合に就いて示している。即ち、ロッカーアーム3eを構成する1つの支持壁部4eに対して、支持軸5eの基端部を、連結部材20を用いて支持固定している。そして、この支持軸5eの先端部で、タペットローラ6dから突出した部分に、抜け止め部材24を係止している。この為に、本例の場合には、上記支持軸5eの中間部先端寄り部分に、この抜け止め部材24を係止する為の係止溝25を形成している。尚、この抜け止め部材24の外径は、上記タペットローラ6dの内径よりも大きく、このタペットローラ6dの外径よりも小さくして、このタペットローラ6dが上記支持軸5eから抜け出る事を防止している。上記連結部材20を用いた固定構造を含め、その他の構成及び作用は、前述した実施の形態の第1例の場合と同様である。
上述した実施の形態の各例に於いては、連結部材を、外径側凹部と内径側凹部との間に圧入により組み込む構造のみを示した。但し、本発明の技術的範囲からは外れるものの、上記連結部材を挿入した後、この連結部材の挿入方向に関して後端部外周縁部分と、上記外径側凹部及び上記内径側凹部の開口縁部とを、スポット溶接、ろう付け、接着等により固定する事もできる。尚、この様な構成を採用する場合には、上記連結部材の大きさ(外径、直径等)は、上記各外径側凹部と上記内径側凹部との間に挿入した状態で、がたつかない程度に小さくする。
支持軸の片側の端部のみを支持固定する事で、ロッカーアームに対して十分な支持強度を確保できる場合には、この支持軸の他側の端部は、単に支持孔内に内嵌するだけでも良い。
又、本発明に使用できる連結部材としては、前述した様な円柱状や球状以外にも、例えば外周面をテーパ面とした円すい状(部分円すい状を含む)のものを使用できる。この場合には、挿入方向に関して先端側部分の外径を、同じく後端側部分の外径よりも小さくする。この様な連結部材を使用すれば、挿入作業の容易化を図れると共に、支持軸の抜け止め防止を有効に図れる。更に、連結部材としては、中実体のもの以外に中空状のものも使用できるし、外周面に溝や皮膜を形成して、外周面の表面粗さを粗くしたものも使用できる。
本発明の実施の形態の第1例を示す分解斜視図。 同じく側面図。 図2の拡大A−A断面図。 本発明の実施の形態の第2例を示す、図1と同様の図。 同じく図4中の支持軸の端部に関する拡大B−B断面図。 本発明の実施の形態の第3例を示す、図9に相当する図。 カムフォロア装置を備えるエンジンの動弁機構の第1例を示す部分側面図。 図7の拡大C−C断面図。 同D−D断面図。 従来のカムフォロア装置の第2例を示す斜視図。 同じく平面図。 図11のE−E断面図。 従来の第2例のカムフォロア装置の組み付け状態を示す断面図。 従来のカムフォロア装置の第3例を示す側面図。 同じく平面図。 従来のカムフォロア装置の第4例を示す、図8に相当する図。
符号の説明
1、1a カムシャフト
2、2a カム
3、3a〜3e ロッカーアーム
4、4a〜4e 支持壁部
5、5a〜5e 支持軸
6、6a〜6d タペットローラ
7 ラジアルニードル軸受
8、8a 第一の連結部
9、9a 第二の連結部
10 弁体
11 プランジャ
12 リターンスプリング
13、13a 支持孔
14 凹溝
15、15a カムフォロア装置
16 第一の係合部
17 第二の係合部
18、18a 外径側凹部
19、19a 内径側凹部
20、20a 連結部材
21 かしめ部
22 円柱状凹部
23 面取り部
24 抜け止め部材
25 係止溝

Claims (4)

  1. エンジンのクランクシャフトと同期して回転するカムシャフトに固定されたカムに対向して設けられ、このカムの動きを受けて揺動変位するロッカーアームと、このロッカーアームに形成された支持孔にその端部を支持固定された支持軸と、この支持軸の周囲に回転自在に支持されたタペットローラとを備えたカムフォロア装置に於いて、
    上記支持孔の内周面のうち、上記タペットローラと上記カムとの当接部側の一部に形成され、この支持孔の外端側開口縁部に開口した外径側凹部と、上記支持軸の端部外周面のうち、上記タペットローラと上記カムとの当接部側の一部に形成され、この支持軸の端面に開口した内径側凹部との間に、上記ロッカーアーム及び支持軸とは別体の連結部材を掛け渡す状態で圧入して、このロッカーアームに対するこの支持軸の回り止めを行なうと共に、この支持軸の直径方向に関して上記連結部材の配置位置と反対側部分で上記支持孔の内周面とこの支持軸の外周面とを密に当接させた状態で、この支持軸の端部をこの支持孔内に固定した事を特徴とするカムフォロア装置。
  2. 連結部材が、円柱状若しくは球状である、請求項1に記載したカムフォロア装置。
  3. 支持軸全体に、ズブ焼き入れによる硬化処理が施されている、請求項1〜2のうちの何れか1項に記載したカムフォロア装置。
  4. 連結部材の挿入方向に関して後端部に、かしめ部が形成されている、請求項1〜3のうちの何れか1項に記載したカムフォロア装置。
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