JP2003311848A - タイヤ成形機におけるビードのセッティング位置判定方法及びその装置 - Google Patents

タイヤ成形機におけるビードのセッティング位置判定方法及びその装置

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Abstract

(57)【要約】 【課題】タイヤの成形工程中にビードのセット状態が正
常であるか否かを判断し、正常状態のビードのみをタイ
ヤにセットすることで、完成タイヤの品質を低下させ
ず、またタイヤの品質不良も未然に防止できるタイヤ成
形機におけるビードのセッティング位置判定方法及びそ
の装置を提供する。 【解決手段】ビードローダ4a,4bの十字状の旋回フ
レーム6のそれぞれ側面には、各ビード保持部8に保持
されたビードW間の距離及び後述する基準リング5とビ
ードWとの間の距離を測定する複数個(この実施形態は
90度間隔で4個、両面で8個)の光学的な距離センサ
ー13がそれぞれ設けてあり、この複数の距離センサー
13のセンサーヘッドは、センサーヘッド検出面とビー
ド面とが平行になるように取付け、更に左右一対のビー
ドローダ4a,4bに対して左右対称位置となるような
位置関係に配置する。また図6に示すように、演算装置
14を備えた制御装置15に接続されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、タイヤ成形機に
おけるビードのセッティング位置判定方法及びその装置
に係わり、更に詳しくは成形ドラムに対して供給する一
対のビードの供給状態が正常であるか否かを判定し、成
形後のタイヤの品質を向上させるビードのセッティング
位置判定方法及びその装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、タイヤ成形工程の第1段階グリー
ンタイヤ(未加硫タイヤ)の成形工程において、成形ド
ラム(バンド成形ドラム)上のグリーンタイヤに左右一
対のビードを供給してセットする場合、左右のビード間
の距離、平行度及び成形ドラムのドラム軸に対して直角
度がずれた状態でビードを組付けると、左右が非対称で
変形したタイヤができてしまい、完成タイヤの品質に大
きな影響を与えると言う問題があった。
【0003】従って、ビードセット時の上記のようなビ
ード間の距離、平行度及び成形ドラムに対する直角度の
管理は非常に重要である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】然しながら、従来のビ
ードセット時の管理方法は、特殊な治具を用い、しかも
タイヤ成形機を停止させて行っており、タイヤの生産性
を向上させることが出来ないばかりか、作業の安全上か
らも成形作業中での測定や確認作業は非常に難しいと言
うのが現状である。更に、何らかの異常が発生した時点
で直ちに処置することは不可能に近い。
【0005】この発明はかかる従来の問題点に着目し、
タイヤの成形工程中にビードのセット状態が正常である
か否かを判断し、正常状態のビードのみをタイヤにセッ
トすることで、完成タイヤの品質を低下させず、またタ
イヤの品質不良も未然に防止でき、更にビードのセット
状態が容易で、しかも正確に判断することが出来るタイ
ヤ成形機におけるビードのセッティング位置判定方法及
びその装置を提供することを目的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明は上記目的を達
成するため、この発明のビードのセッティング位置判定
方法は、左右一対のビードローダの複数箇所に配設した
ビード保持部にそれぞれビードをセットし、該ビードロ
ーダをトランスファー装置の受渡し位置まで旋回させた
後、前記ビード保持部に保持されているビードを受渡し
位置まで移動させたトランスファー装置のビード把持手
段により移載保持させ、トランスファー装置を元の位置
まで移動させて位置決めが完了した際、左右一対のビー
ドローダの相対向する複数箇所に取付けた距離センサー
によりビード間の複数箇所の距離を測定して左右一対の
ビードが平行であるか否かを判定し、更に成形ドラムの
中心軸と直交する向き配設する基準リングを基準とし
て、前記左右一対のビードの向きが成形ドラムの中心軸
と直交するか否かを判定し、前記左右一対のビードの平
行度の判定結果と前記ビードの直角度の判定結果に基づ
き、成形ドラムに対してビード供給状態が正常であるか
否かを判定することを要旨とするものである。
【0007】前記左右一対のビードローダに取付けた距
離センサーは、ビードローダの相対向する周方向の少な
くとも3ヵ所以上に設けて測定を行い、また左右一対の
ビードの平行度の判定及び左右一対のビードの向きが成
形ドラムの中心軸と直交するか否かの判定結果は、制御
装置により演算処理して行うものである。
【0008】このように、左右一対のビードをトランス
ファー装置へ移載し、位置決めが完了した時、ビードロ
ーダの相対向する周方向の複数箇所に取付けた距離セン
サーによりビード間の複数箇所の距離を測定して左右一
対のビードが平行であるか否か、また成形ドラムの中心
軸と直交するか否かを測定して判定し、正常状態のビー
ドのみを成形ドラムに供給してセットするので、完成タ
イヤの品質を低下させず、またタイヤの品質不良も未然
に防止できるものである。
【0009】また、この発明のタイヤ成形機におけるビ
ードのセッティング位置判定装置は、成形ドラムの軸線
方向に対して移動可能で、かつビード把持手段を備えた
左右一対のトランスファー装置と、このトランスファー
装置のビード受渡し位置に旋回可能な左右一対のビード
ローダと、成形ドラムの中心軸と直交する向き配設する
基準リングとから成り、前記左右一対のビードローダ
に、周方向の複数箇所に拡縮可能なビード保持部をぞれ
ぞれ設けると共に、該ビードローダの相対向する周方向
の複数箇所にビード間の距離及び基準リングとビードと
の間の距離を測定する距離センサーを設け、この複数の
距離センサーを演算装置を備えた制御装置に接続したこ
とを要旨とするものである。
【0010】前記距離センサーは、左右一対のビードロ
ーダの相対向する3ヵ所以上に設けるものである。
【0011】このように、トランスファー装置のビード
受渡し位置に旋回可能な左右一対のビードローダに、ビ
ード間の距離及び基準リングとビードとの間の距離を測
定する距離センサーを設け、この複数の距離センサーを
演算装置を備えた制御装置に接続したことで、ビードの
セット状態を簡単な装置により容易に判断することが出
来ると共に、常に正確に判断することが出来るものであ
る。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、添付図面に基づき、この発
明の実施形態を説明する。
【0013】図1は、この発明を実施した第1段階のタ
イヤ成形機におけるビードのセッティング位置判定装置
の概略正面図を示し、1は片持ち状態で設置された成形
ドラム(バンド成形ドラム)、2a,2bは成形ドラム
1に対して移動可能な左右一対のトランスファー装置
(バンドトランスファー装置)を示し、このトランスフ
ァー装置2a,2bの側面にはビード把持手段3が取付
けられ、また前記トランスファー装置2a,2bの側部
には、該トランスファー装置2a,2bのビード受渡し
位置Zに対して旋回可能な左右一対のビードローダ4
a,4bが設置されている。
【0014】前記左右一対のビードローダ4a,4b
は、図2及び図3に示すように、十字状の旋回フレーム
6の表面に、シリンダー7を介して放射方向に拡縮可能
なローラ状のビード保持部8が取付けられ、また旋回フ
レーム6は、ベースフレーム9に架設した支持軸10に
旋回可能に支持された旋回アーム11の先端に取付けら
れている。
【0015】前記旋回アーム11には、ベースフレーム
9に取付けられた旋回シリンダー12のロッド12aが
連結され、旋回シリンダー12を伸縮作動させると、前
記ビード保持部8を備えた十字状の旋回フレーム6は、
ビードローダ4a,4bの待機位置S1と、トランスフ
ァー装置2a,2bのビード受渡し位置Zとの間を旋回
するように構成されている。
【0016】前記ビードローダ4a,4bの十字状の旋
回フレーム6のそれぞれ側面には、各ビード保持部8に
保持されたビードW(ビードリングにフィラーを貼付け
た完成ビードを言う)間の距離及び後述する基準リング
5とビードWとの間の距離を測定する複数個(この実施
形態は90度間隔で4個、両面で8個)の光学的な距離
センサー13がそれぞれ設けてあり、この複数の距離セ
ンサー13のセンサーヘッドは、センサーヘッド検出面
とビード面とが平行になるように取付け、更に左右一対
のビードローダ4a,4bに対して左右対称位置となる
ような位置関係に配置する。また図6に示すように、演
算装置14を備えた制御装置15に接続されている。
【0017】なおこの実施形態では、ビードローダ4
a,4bとして、十字状の旋回フレーム6を使用し、こ
の旋回フレーム6に設けた4箇所のビード保持部8によ
りビードWの内径を保持するように構成しているが、こ
の実施形態に限定されず、少なくとも3ヵ所以上でビー
ドWの内径を保持してセンターリング出来るものであれ
ば、特に数には限定しない。
【0018】また、前記距離センサー13の数も、3ヵ
所以上に設けてビード間の距離及び基準リング5とビー
ドWとの間の距離を測定するのが望ましい。
【0019】前記左右一対のトランスファー装置2a,
2bは、図4〜図6に示すように、成形ドラム1のドラ
ム軸線XーX(ドラム回転軸1aの中心線)と平行に敷
設されたガイドレール16上にリング状に形成されたト
ランスファー装置2a,2bのフレーム17が移動可能
に載置され、このフレーム17の内周面の数箇所(この
実施形態では4箇所であるが数は限定されない)に、前
記ビードローダ4a,4bのビード保持部8から移載さ
れるビードWの表裏面を保持するビードクランプユニッ
トを構成する前記ビード把持手段3が取付けられてい
る。
【0020】ビード把持手段3は、ビードWの表裏面を
挟持する開閉可能な把持爪18と、該把持爪18を開閉
するシリンダー19とで構成されている。
【0021】次に、タイヤ成形機におけるビードのセッ
ティング位置判定方法を、図6(a)〜(d)の作動説
明図を参照しながら説明する。
【0022】まず、左右一対のビードローダ4a,4b
の複数箇所に配設したビード保持部8に作業者がそれぞ
れビードWをセットし、該ビードローダ4a,4bを待
機位置S1からトランスファー装置2a,2bの受渡し
位置Zまで旋回させた後、トランスファー装置2a,2
bをビードを受渡し位置Zまで内側に移動させてビード
保持部8からトランスファー装置2a,2bのビード把
持手段3に移載させて保持させる。
【0023】そして、トランスファー装置2a,2bを
元の位置まで外側移動させて位置決めが完了した際、左
右一対のビードローダ4a,4bの相対向する複数箇所
に取付けた距離センサー13により測定光Pを照射させ
てビードW間の複数箇所の距離Lを測定して左右一対の
ビードが平行であるか否かを判定する。
【0024】即ち、トランスファー装置2a,2bを元
の位置まで外側移動させて位置決めが完了した位置は、
成形ドラム1にビードWをセットするビード間隔Lと同
じであり、距離センサー13の測定開始は、トランスフ
ァー装置2a,2bを元の位置まで外側移動して位置決
めが完了したタイミングを成形ドラム1からの信号を受
信すると直ちに測定を開始する。
【0025】左右一対のビードローダ4a,4bの複数
箇所に配設した距離センサー13からビードWの周方向
側面の数カ所(この実施形態では90度間隔で4か所)
にスポット光(測定光P)を照射し、距離センサー13
のセンサーヘッド(発光面)とビード測定面と距離をそ
れぞれ測定し、その測定値を制御装置15に入力して演
算装置14により演算する。
【0026】そして、図6(b)に示すように、ビード
Wの複数箇所で測定したビード間隔Lの距離がそれぞれ
演算結果により基準値の範囲内であると判定した場合に
は、左右のビードWは平行であると判断し、また測定値
の一か所以上がズレており、そのビード間隔L1が基準
値の範囲外である場合には、図6(c)に示すように、
左右一対のビードWは平行状態でないと判定する。
【0027】また、左右一対のビードWの平行度の判定
と同時に、左右一対のビードWの向きが成形ドラム1の
ドラム軸線XーXと直交するか否かを判定する。
【0028】即ち、図6(d)に示すように、トランス
ファー装置2a,2bのビード把持手段3に保持されて
いるビードWと左右一対のビードローダ4a,4bの複
数箇所に配設した距離センサー13との間に、ビード把
持手段3からビードWを取外した後、成形ドラム1のド
ラム軸線XーXと直交する向きの基準リング5を挿入し
て把持させ、この基準リング5の位置を演算装置14が
記憶する。そして、この演算装置14に記憶したデータ
をもとに、左右一対のビードWのみを交換しながら、ビ
ードWの向きが成形ドラム1のドラム軸線XーXと直交
するか否かを判定するものである。
【0029】即ち、基準リング5とセットされたビード
Wとの距離をビードローダ4a,4bの複数箇所に配設
した距離センサー13により測定光Pを照射して測定
し、成形ドラム1とビードWの角度θを制御装置15に
入力して演算装置14により演算し、その結果が90度
(直角度)であると判定した場合には、ビードWが成形
ドラム1のドラム軸線XーXに対して直角であると判定
する。
【0030】このようにして、ビードWの平行度の判定
結果と前記ビードWの直角度の判定結果に基づき、成形
ドラムに対してビード供給状態が正常であるか否かを判
定し、ビードWが平行状態でなかったり、直角ではない
と判定した場合には、ビードWのセットをやり直す作業
を行うものである。
【0031】このような方法により、左右一対のビード
Wが平行であるか否か、また成形ドラム1のドラム軸線
XーXと直交するか否かを測定して判定し、正常状態の
ビードWのみを成形ドラム1に供給してセットすること
で、完成タイヤの品質を低下させず、またタイヤの品質
不良も未然に防止できるものである。
【0032】
【発明の効果】この発明は、上記のようにタイヤの成形
工程中にビードのセット状態が正常であるか否かを判断
し、正常状態のビードのみをタイヤにセットすること
で、完成タイヤの品質を低下させず、またタイヤの品質
不良も未然に防止でき、更にビードのセット状態が容易
で、しかも正確に判断することが出来る効果がある。
【0033】また、トランスファー装置のビード受渡し
位置に旋回可能な左右一対のビードローダに、ビード間
の距離及び基準リングとビードとの間の距離を測定する
距離センサーを設け、この複数の距離センサーを演算装
置を備えた制御装置に接続したことで、ビードのセット
状態を簡単な装置により容易に判断することが出来ると
共に、常に正確に判断することが出来る効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明を実施した第1段階のタイヤ成形機に
おけるビードのセッティング位置判定装置の概略正面図
である。
【図2】左右一対のビードローダの側面図である。
【図3】図2の正面図である。
【図4】トランスファー装置のビードクランプユニット
の側面図である。
【図5】図4の正面図である。
【図6】(a)〜(d)は、ビードのセッティング位置
判定方法の説明図であり、(a)はビードと距離センサ
ーとの位置関係の説明図、(b)は左右一対のビードが
平行である状態の説明図、(c)は左右一対のビードが
平行でない状態の説明図、(d)は、ビードの直角度の
測定方法の説明図である。
【符号の説明】
1 成形ドラム(バンド成形ドラム) 2a,2b トランスファー装置(バンドトランスファ
ー装置) 3 ビード把持手段 4a,4b ビードローダ 5 基準リング 6 旋回フレーム 7 シリンダー 8 ビード保持部 9 ベースフレーム 10 支持軸 11 旋回アーム 12 旋回シリンダー 12a ロッド 13 距離センサー 14 演算装置 15 制御装置 16 ガイドレール 17 フレーム 18 把持爪 19 シリンダー 20 バキュームカップ W ビード Z ビードを受渡し位置 L ビードW間の距離 XーX ドラム軸線 P 測定光
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 野田 雄一 神奈川県平塚市追分2番1号 横浜ゴム株 式会社平塚製造所内 (72)発明者 浅野 睦喜 神奈川県平塚市追分2番1号 横浜ゴム株 式会社平塚製造所内 (72)発明者 畠山 拓未 神奈川県平塚市追分2番1号 横浜ゴム株 式会社平塚製造所内 Fターム(参考) 4F212 AH20 AP06 VA02 VA12 VD12 VK13 VL13 VL14 VP23 VP28 VQ02 VQ08

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 左右一対のビードローダの複数箇所に配
    設したビード保持部にそれぞれビードをセットし、該ビ
    ードローダをトランスファー装置の受渡し位置まで旋回
    させた後、前記ビード保持部に保持されているビードを
    受渡し位置まで移動させたトランスファー装置のビード
    把持手段により移載保持させ、トランスファー装置を元
    の位置まで移動させて位置決めが完了した際、左右一対
    のビードローダの相対向する複数箇所に取付けた距離セ
    ンサーによりビード間の複数箇所の距離を測定して左右
    一対のビードが平行であるか否かを判定し、更に成形ド
    ラムの中心軸と直交する向き配設する基準リングを基準
    として、前記左右一対のビードの向きが成形ドラムの中
    心軸と直交するか否かを判定し、前記左右一対のビード
    の平行度の判定結果と前記ビードの直角度の判定結果に
    基づき、成形ドラムに対してビード供給状態が正常であ
    るか否かを判定するタイヤ成形機におけるビードのセッ
    ティング位置判定方法。
  2. 【請求項2】 前記左右一対のビードローダに取付けた
    距離センサーは、ビードローダの周方向の少なくとも3
    ヵ所以上に設けて測定を行う請求項1に記載のタイヤ成
    形機におけるビードのセッティング位置判定方法。
  3. 【請求項3】 前記左右一対のビードの平行度の判定及
    び左右一対のビードの向きが成形ドラムの中心軸と直交
    するか否かの判定結果は、制御装置により演算処理して
    行う請求項1または2に記載のタイヤ成形機におけるビ
    ードのセッティング位置判定方法。
  4. 【請求項4】 成形ドラムの軸線方向に対して移動可能
    で、かつビード把持手段を備えた左右一対のトランスフ
    ァー装置と、このトランスファー装置のビード受渡し位
    置に旋回可能な左右一対のビードローダと、成形ドラム
    の中心軸と直交する向き配設する基準リングとから成
    り、前記左右一対のビードローダに、周方向の複数箇所
    に拡縮可能なビード保持部をぞれぞれ設けると共に、該
    ビードローダの相対向する周方向の複数箇所にビード間
    の距離及び基準リングとビードとの間の距離を測定する
    距離センサーを設け、この複数の距離センサーを演算装
    置を備えた制御装置に接続して成るタイヤ成形機におけ
    るビードのセッティング位置判定装置。
  5. 【請求項5】 前記距離センサーは、ビードローダの周
    方向の少なくとも3ヵ所以上に設けた請求項4に記載の
    タイヤ成形機におけるビードのセッティング位置判定装
    置。
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