JP2003310313A - 閉口ファスナーの上下止め発射成型機 - Google Patents

閉口ファスナーの上下止め発射成型機

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JP2003310313A JP2002116101A JP2002116101A JP2003310313A JP 2003310313 A JP2003310313 A JP 2003310313A JP 2002116101 A JP2002116101 A JP 2002116101A JP 2002116101 A JP2002116101 A JP 2002116101A JP 2003310313 A JP2003310313 A JP 2003310313A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 引き返し装置、定置装置、発射装置、送り出
し装置の改良。 【解決手段】 引き返し装置10に閉口ファスナーを周
回状に張架する機能を具備する。定置装置30に金属、
プラスティック及びナイロンエレメントのテープを定置
する機能を具備する。送り出し装置60にスライダー及
び引き手が引掛からない機能を具備する。定置装置30
の前にテープを平らで且つ緊張した状態に保持し、中心
に位置決めする引き入れ装置20を併設し、発射装置4
0に廃棄物を回収する機能を具備する材料排出装置50
を併設する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、閉口ファスナーの
上下止め発射成型に照準を絞った閉口ファスナーの上下
止め発射成型機に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の閉口ファスナーの上下止め発射成
形機は、(ファスナーの)スライダーの引き手をテープ
の上に導く引き返し装置と、ファスナーを定置する定置
装置と、テープの上に上下止めを発射する発射装置と、
ファスナーを送り出す送り出し装置とを備え、引き返し
装置でスライダーの引き手をテープの上に向けてからフ
ァスナーを定置装置により固定し、発射装置で上下止め
発射成形を行うようになっている。この種の上下止め発
射成形機は台湾公告第224198号「ファスナーテー
プ定置装置改良構造」、第227699号「プラスティ
ック閉口ファスナー上下止め発射定置元構造」、第25
9012号「半自動型プラスティックファスナー上下止
め発射成型機構」などに開示されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】(1)従来の閉口ファ
スナーの上下止め発射成型機では、ファスナーが発射装
置に入ると、テープを定置装置で固定している。この場
合、定置装置のブロックでテープの両側を挟み、ブロッ
クを中央のエレメントに向かって移動させている。この
ような固定方法では、ファスナーを固定することはでき
るが、同時にファスナーの中央を隆起(突起)させること
になり、下型上のファスナーを上下止め型の穴の位置に
正確に合わせることができず、発射成型後の上下止めが
ずれて不良品となっていた。このような欠点を解決する
為、本願発明者により新たな定置装置が提案され、これ
が台湾公告第459650号「プラスティック閉口ファ
スナー発射成型機の定置機構」に開示されている。しか
し、この技術には金属或いはプラスティックの2種類の
エレメントファスナーに照準を絞った定置及び上下止め
発射方式を採用しているため、ナイロンエレメントファ
スナーには適さない。これは、金属或いはプラスティッ
クエレメントには歯と歯の明らかな距離があり、定置装
置内の歯車が歯と歯の間に入る為、ファスナーがどの時
点で移動停止するのか、またテープが正確に下型の上に
位置して、上下止め型の穴と合わせられているかを正確
に計算することができるが、ナイロンエレメントの場
合、体積が小さく、エレメント間が相互に重なり、エレ
メント内が中心線に入り込んでいる為に、歯と歯の間に
明らかな距離が無く、定置装置の歯車が歯と歯の間に入
り込むことができないからである。したがって、この機
械では、ナイロンファスナーに上下止め発射成形を行う
ことができない。 (2)閉口ファスナーには予めスライダーをつけるが、
スライダーを簡単に定置装置、発射装置に通すために
は、スライダーの引き手がスライダーの下ではなく、必
ずスライダーの上に位置させる必要がある。このため、
従来は引き返し装置を使って引き手を正しい位置に戻し
ている。しかしながら、従来の引き返し装置では、如何
に引き手をスライダーの上に戻すかにのみ着目して、フ
ァスナーがしっかりと引っ張られている状態になってい
るか否かが見落とされていたため、定置装置前のファス
ナーはいつも緩んだ状態であった。 (3)また、従来は引き手を正確な位置に戻せば、直ち
にファスナーを定置装置内に入れていた。この時ファス
ナーは、必ずしも定置装置と同じ中心線を保持している
とは限らない為、傾いた状態を呈すこともある。これは
定置装置の定置作用に影響を及ぼすことになる。 (4)従来の送り出し装置では、エンジンがストップし
た時点で、発射装置と送り出し装置との間のファスナー
が、必ずしもしっかりと引っ張られた状態ではなく、緩
んで傾いている為、直接ファスナーの下型の位置に影響
がある。下型に入るファスナーが、定置装置でしっかり
と引っ張られていても、下型から出たファスナーがしっ
かりと引っ張られていないと、下型でファスナーの位置
に誤差が生じ、型の穴にファスナーを正確に合わせるこ
とができない。 (5)発射成型後のプラスティック廃棄物が機械の周り
に落ちる為、機械周り(の地面)はゴミだらけになり、
作業者はその掃除を行う必要があり、面倒であった。本
発明はこのような従来の問題を解決することを目的とす
る。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明の閉口ファスナー
の上下止め発射成型機は、閉口ファスナーのスライダー
の引き手をテープの上に導く引き返し装置と、閉口ファ
スナーを挟持し、定置する定置装置と、上下二つの型を
持ち、テープの上に上下止めを発射する発射装置と、閉
口ファスナーを誘導し、導き出す送り出し装置とを順次
備え、引き返し装置は、複数のガイドローラーと、その
支持手段とを具備し、各ガイドローラーが閉口ファスナ
ーを周回状に張架支持し、且つスライダーの下にある引
き手がスライダーの上に反転可能に配置されているもの
である。この引き返し装置により、閉口ファスナーを周
回状に張架するとともに、引き手をスライダーの下方よ
り上方に移すことができる。本発明の閉口ファスナーの
上下止め発射成型機は、閉口ファスナーのスライダーの
引き手をテープの上に導く引き返し装置と、閉口ファス
ナーを挟持し、定置する定置装置と、上下二つの型を持
ち、テープの上に上下止めを発射する発射装置と、閉口
ファスナーを誘導し、導き出す送り出し装置とを順次備
え、引き返し装置と定置装置との間にさらに引き入れ装
置を備え、引き入れ装置は、閉口ファスナーを巻き掛け
可能に水平方向に配列された複数のガイドローラーと、
閉口ファスナーを水平方向に案内可能なガイド溝とその
上から閉口ファスナーを押さえる蓋部材とを有するガイ
ド枕とを具備するものである。この引き入れ装置によ
り、テープを平らで且つぴんと張った状態に保持し、さ
らにテープを中心線に位置決めして、定置装置に導入す
ることができる。本発明の閉口ファスナーの上下止め発
射成型機は、閉口ファスナーのスライダーの引き手をテ
ープの上に導く引き返し装置と、閉口ファスナーを挟持
し、定置する定置装置と、上下二つの型を持ち、テープ
の上に上下止めを発射する発射装置と、閉口ファスナー
を誘導し、導き出す送り出し装置とを順次備え、定置装
置は、閉口ファスナーを水平方向に案内可能なガイド溝
とその上から閉口ファスナーを押さえるプレスボードと
を有する頂枕と、閉口ファスナーのテープ面の所定位置
を検出するセンサーと、頂枕の一端側でセンサーの検出
に基いて閉口ファスナーのエレメントを挟み押さえる挟
みブロックと挟みブロックを閉口ファスナーとともにそ
の送り方向に一定距離だけ移動する移動手段とを有する
制動器とを具備するものである。この場合、頂枕のガイ
ド溝上に横栓がスプリングを介して設置されることが好
ましい。また、挟みブロックに閉口ファスナーのエレメ
ントを挟持可能な2つの挟み口を設けることが好まし
い。この定置装置により、金属及びプラスティックエレ
メントのテープのほか、ナイロンエレメントのテープに
も使用でき、テープを定置する外、テープを正確に発射
装置に入れることができ、発射装置で上下止め発射成型
を容易に行うことができる。本発明の閉口ファスナーの
上下止め発射成型機は、閉口ファスナーのスライダーの
引き手をテープの上に導く引き返し装置と、閉口ファス
ナーを挟持し、定置する定置装置と、上下二つの型を持
ち、テープの上に上下止めを発射する発射装置と、閉口
ファスナーを誘導し、導き出す送り出し装置とを順次備
え、発射装置に材料排出装置が併設され、材料排出装置
は、発射装置の廃棄物を受け取り可能な材料受け取り台
と、材料受け取り台を発射装置の廃棄物発射位置に向け
て進退駆動する駆動部とを具備するものである。この材
料排出装置により、プラスティック廃棄物を発射装置の
中より取り出し、筒の中に集めることができ、プラステ
ィック廃棄物が成型機の周りに散乱することがない。本
発明の閉口ファスナーの上下止め発射成型機は、閉口フ
ァスナーのスライダーの引き手をテープの上に導く引き
返し装置と、閉口ファスナーを挟持し、定置する定置装
置と、上下二つの型を持ち、テープの上に上下止めを発
射する発射装置と、閉口ファスナーを誘導し、導き出す
送り出し装置とを順次備え、送り出し装置は、閉口ファ
スナーを案内する少なくとも1セットの弾力性プレスロ
ーラーを有するガイドローラーセットと、閉口ファスナ
ーを導き出す伝動ローラーと、伝動ローラーを駆動する
駆動部と、伝動ローラー上に昇降可能に配置された一対
のアーチ型ブロックと、一対のアーチ型ブロックを駆動
する駆動部とを具備するものである。この場合、伝動ロ
ーラーに対向配置されたガイドローラーが閉口ファスナ
ーを押さえ可能に定置手段に支持されていることが好ま
しい。また、伝動ローラーとガイドローラーとの間に伝
動ローラーに向けて傾斜状のガイド溝を有するガイドブ
ロックを具備することが好ましい。この送り出し装置に
より、スライダー上の大型引き手を順調に伝動ローラー
の上に引っ掛からずに、導き出すことができる。また、
弾力性プレスローラーセットにより、エンジンがストッ
プしたときでも、テープが緩まないように圧力を加える
ことができる。
【0005】
【発明の実施の形態】以下、図を用いて本発明の一実施
の形態について説明する。図1に閉口ファスナーの上下
止め発射成型機を示している。図1において、この上下
止め発射成形機は、スライダーの引き手をテープの上に
導く引き返し装置10と、ファスナーの送り方向を規制
し、真っ直ぐに導く引き入れ装置20と、ファスナーを
挟み、正確に定置する定置装置30と、上下二つの型を
持ち、テープの上に上下止めを発射する発射装置40
と、上下止め発射後の廃棄物を排出する材料排出装置5
0と、ファスナーを誘導し、導き出す送り出し装置60
とを備え、これらの装置が(図1中、右から左に)順
次、機械台70の上に固定され、ファスナー80が、図
1中、右から左へ、すなわち引き返し装置10、引き入
れ装置20、定置装置30、発射装置40、材料排出装
置50、送り出し装置60を通過するように構成され
る。なお、引き入れ装置20及び材料排出装置50は特
に必須の装置ではないが、引き入れ装置20を設置する
ことにより、ファスナー80が定置装置30に入った後
でも平らな状態を保ち、同一の中心線に位置することが
できるので、後続のファスナーの定置に非常に効果的で
ある。また、材料排出装置50を設置することにより、
上下止め発射後のプラスティック廃棄材料が発射装置4
0の中に落とされる為、この機械の周りに散乱すること
がない。以下、各装置について詳述していく。
【0006】図2に引き返し装置10を示している。図
2において、引き返し装置10は、機械台70の前部に
固定された縦棒101、縦棒101と直角にクロスして
結合された横棒102、横棒102の下に平行に、一端
を縦棒101に結合された短い横棒103、短い横棒1
03の他端、縦棒101の上端及び下方所定の高さ、横
棒102の両端にそれぞれ取り付けられた複数のガイド
ローラー104〜108によって組み立てられている。
この引き返し装置10によりファスナー80は、図1に
示すように、第1のガイドローラー104から反時計回
りで第2、第3及び第4のガイドローラー105〜10
7を通り、下方の第5のガイドローラー108を回って
方向転換し、引き入れ装置20に向けて直進される。こ
のようにしてファスナー80が一周する為、初めにスラ
イダー81の下にあった引き手82は、一周した後にス
ライダー81の上に位置することになる。また、ファス
ナー80は回転する際に、5つのローラーによって緊張
されるため、定置装置3と引き返し装置10との間のテ
ープはぴんと張った状態になる。これによって、ファス
ナー80は平らで且つぴんと張った状態を保つ為、後続
の工程が行いやすくなる。
【0007】図2に引き入れ装置20を示している。図
2において、引き入れ装置20は引き返し装置10と定
置装置30との間に設けられ、数個のガイドローラー2
2〜24とガイド枕21とによって組み立てられてい
る。機械台70の上に1つの横棒25が数本の縦棒26
で支えられて設置され、この横棒25に各ガイドローラ
ー22〜24及びガイド枕21が水平に設置される。フ
ァスナー80は各ガイドローラー22〜24間に掛け渡
されて、ガイド枕21に入る前に、平らで且つぴんと張
った状態が保持される。ガイドローラーの数が多い程、
反発力が大きい為、ベストな張り具合が得られるが、送
り出し装置60のエンジン61が運転する上でも反作用
効果をもたらす為、ガイドローラーは適切な数を設置す
ることでファスナーを正確な位置に導く補助になる。ガ
イド枕21は、図3に示すように、その上面中央にエレ
メント84及びスライダー81が通過可能な中央凹溝2
12とその左右両側にファスナー80の左右二本のテー
プ83を引き入れ可能な適切な浅い溝211とを有し、
左右の2つの溝21の上に2つの枕蓋27が組み付けら
れている。またさらに、ガイド枕21及び二つの枕蓋2
7の間のテープ83が浅い溝211の中で緩まないよう
に、各溝211の適切な位置に切り込み213が設けら
れ、この切り込み213の下に穴214が形成されて、
穴214にスプリング28が入れられ、切り込み213
に横栓29が入れられる。このようにスプリング28を
使って横栓29が上に押し上げられるので、この横栓2
9と枕蓋27とともにテープ83を挟むことができ、こ
れによりテープ83の緩みが防止される。このようにし
てファスナー80はガイド枕21に引き入れられて位置
規制され、真っ直ぐに定置装置30内に導かれると同時
に、中心線の上に位置決めされる。
【0008】図3乃至図30に定置装置を示している。
図3に示すように、定置装置30は上下2層構造になっ
ていて、発射装置40の下型41の前部に固定されてい
る。図4、図5において、下層定置装置30Aは、下型
底台43の前部に位置する底枕301、底枕301上の
前側(発射装置側)に3個(少なくとも2個以上が必
要)、適切な距離を保ち、設置された支えブロック30
2〜304、底枕301上の後側(引き入れ装置20
側)に設置された2本のメインシリンダーC1、各メイ
ンシリンダーC1の軸前部に設置された2つの押しブロ
ック309、これらの押しブロック309と結合された
左右対称の2つの挙げブロック305、2つの挙げブロ
ック305の間に設置され、底枕301の上に固定され
たサブシリンダーC2、2つの挙げブロック305の外
側に固定された2つのサイドブロック306、2つの挙
げブロック305の前部に固定された平台307などを
備える。なお、組み立て後の下層定置装置30Aを図6
に示す。メインシリンダーC1の軸前部の2つの押しブ
ロック309は平行ブロック308を介して平行を保た
れている。2つの押しブロック309は2個の支えブロ
ック302、303下部のガイド溝3021、3031
内に導入され、メインシリンダーC1の軸の動作によ
り、2つの押しブロック309が底枕301上で水平方
向に移動できるようになっている。2つの押しブロック
309先端は挙げブロック305下部の凹溝3051に
合わせ、挿し栓310が挙げブロック305に通される
とともに、押しブロック309前部の斜め溝3091内
に差し込まれて、両者が一つに結合される。2つの挙げ
ブロック305間のスペースの中にサブシリンダーC2
が入れられて、その軸の頂点に頂盤311が結合され、
頂盤311の上には滑り止め用の多くのゴムブロック3
12が設置される。挙げブロック305とサイドブロッ
ク306は定置栓324及び数本のねじ栓325によっ
て結合される(なお、この両者は一体化することがで
き、その一体構造は図18に示す通りである。この一体
構造により、下層定置装置30Aがさらに組み立てやす
くなる。)。平台307は、上方に突出された隔離ブロ
ック3071、隔離ブロック3071の前に結合された
平らブロック3072、平らブロック3072の左右両
側に伸ばされた2本の支え3073によって組み立てら
れ、各支え3073が挙げブロック305の前部に結合
される。底枕301の下に固定枕313が固定され、こ
の固定枕313が発射装置40の底台43の外縁に固定
されて(図3参照)、底枕301が水平に保たれる。
【0009】図6において、上層定置装置30Bは、既
述の3本の支えブロック302〜304上に固定された
頂枕314、頂枕314の上の左右両側に設置(固定)
された2つの長いプレスボード316、頂枕314の前
側の左右両側に配置され、サイドブロック306と結合
された2組の制動器33、2つのプレスボード316の
上に固定されたセンサー装置320Aなどにより組み立
てられている。頂枕314の先端側(発射装置側)に2
つの切り込み3141が設けられ、これにサブシリンダ
ーC2上の頂盤311が突出される。頂枕314の前側
(発射装置側)で、左右両側に切り込み3142が設け
られ、これがサイドブロック306の切り込み3061
と対照に組み合わされて、ここに制動器33が結合され
る(図8により後段で詳しく説明する)。頂枕314上に
所定幅の浅い溝3146が設けられていて、頂枕314
と2つの長いプレスボード316との間にテープ83を
導入することができるようになっている。2つのプレス
ボード316間は、ちょうどスライダー81及びエレメ
ント84が通過可能な距離になっている。プレスボード
316と頂枕314との間をテープ83が移動している
間でもテープが緩まないように、頂枕314上の左右両
側の適切な場所に切り込み3144が設けられ、その切
り込みの下に穴3145が形成されて、穴3145にス
プリング317、切り込み3144に横栓318がそれ
ぞれ配置される。このようにしてスプリング317で横
栓318が上に押し上げられ、この横栓318とプレス
ボード316とによりテープ83を挟むことができる。
2つのプレスボード316の上に固定されたセンサー装
置320Aは、図7に示すように、左右二つのプレスボ
ード316の上に固定されたサイド棒319、これらサ
イド棒319の間に設置されたセンサー器320、各サ
イド棒319内に巻かれているスプリング321、一方
のサイド棒319の後上方に固定された微動スイッチS
1などを備える。センサー器320は先端に下斜めの竿
3201を有し、後端に水平の竿3202を有し、その
両側が軸栓3203を介してサイド棒319の穴319
1内に入れて組み付けられ、穴319のスプリング32
1により竿3201、3202のつりあいが採られる。
すなわちスプリング321の収縮により、先端の竿32
01は下向きに回動付勢されて始終下方斜めに傾いてい
て、後端の竿3202は反対に上向きに回動付勢されて
水平方向に向けられている。これによって後端の竿32
02は一方のサイド棒319の後部上方にある微動スイ
ッチS1の下のセンサー接点と常に接触される。このセ
ンサー器320により閉口ファスナー80のエレメント
84とテープ83の区別を感知する。他方のサイド棒3
19の外側壁に近接スイッチS2(点線で示す通り)が固
定されている。この近接スイッチS2は制動器33の滑
りカバー333などが接近した時にそれを感知し、発射
装置40の上型に指令を出して、下降の動作を行わせ
る。この点については後段で詳しく説明する。
【0010】図8に示すように、上下二層の定置装置3
0A、30Bが組み合わせられ、さらに2組の制動器3
3が組み付けられる。制動器33は、図9に示すよう
に、基本ブロック331、基本ブロック331と一体化
された滑り枕332、滑り枕332の上に移動可能に配
置された滑りカバー333、滑りカバー333の前部に
固定された挟みブロック334(この挟みブロック33
4の下部に挟み口3341がある)、滑りカバー333
の一方の側面後端部に固定された微動スイッチS3(な
お、この微動スイッチ3には1枚の遮りシート335が
併せて結合されている)、基本ブロック331上に固定
され、微動スイッチS3及び遮りシート335の移動を
遮る遮りブロック336、滑りカバー333を滑り枕3
32の後部方向に押圧付勢する拡張スプリング337な
どによって組み立てられている。組み立て後の制動器3
3は、図10に示す通りであり、滑りカバー333が滑
り枕332上に形成された滑り溝3321に入れて組み
合わせられる。滑り溝3321の前部に遮りブロック3
322が突設されていて、この遮りブロック3322に
スプリング337の一端が固定される。このスプリング
337の他端で、滑りカバー333に形成された溝33
31の後壁が押され、滑り枕332上の滑りカバー33
3が後部方向へ押圧される。この押圧により、滑りカバ
ー333は前部の挟みブロック334が滑り枕332に
当接され、滑り枕332上に保持される。反対に、滑り
カバー333は、図11に示すように、スプリング33
7の付勢力に抗して前方へ滑動されると、滑りカバー3
33の一側面の微動スイッチS3及び遮りシート335
が前方の遮りブロック336に接触した時点で、滑りカ
バー333の前進は停止され、この時に微動スイッチS
3のセンサーポイントが押される。これにより送り出し
装置のエンジン61、メインシリンダーC1、サブシリ
ンダーC2に動作を起こす指令が出される。この動作の
過程は、後段で補充説明する。この制動器33は基本ブ
ロック331が、図8に示すように、頂枕314、サイ
ドブロック306の切り込み3142、3061に組み
合わせられる。基本ブロック331の下には二つの穴3
311、3312が形成されていて、その一方の穴33
11と切り込み3142の両側の穴3147とを合わせ
て軸栓322が通される。さらに他方の穴3312と切
り込み3061の両側の長穴3062とを合わせて軸栓
323が通される。このようにして基本ブロック331
は頂枕314及びサイドブロック306の上に傾動可能
に配置される。
【0011】ここで定置装置30の動作について説明す
る。図12に示すように、ファスナー80が図10中、
左から右へ送られ、定置装置30に入ると、エレメント
84は2つのプレスボード316間の隙間を直進する。
ファスナー80の上には、エレメントの無い部分80A
を残す為(この部分のエレメントは剥離機によって取り
除かれている。また、この部分の長さは一定である)、
センサー320の下斜めの竿3201の底辺がエレメン
トの無い部分80Aに接触した時に、図11に示すよう
に、エレメント84が無い分だけ、下斜めの竿3201
がスプリング321の作用により下降される。反対に、
後端の竿3202は上がり、この竿3202により微動
スイッチSの下のセンサーポイントS11が押される。
この時、メインシリンダーC1は、図14に示すよう
に、バック状態になり、挙げブロック305と結合する
挿し栓310は押しブロック309の斜め溝3091の
下に位置し、これにより、図15、図16に示すよう
に、制動器33は開いた(傾いた)状態になる。つま
り、図17に示すように、押しブロック309が後ろに
移動すると、挿し栓310が斜めの切り込み3091の
上から下に移動し、挙げブロック305が挙げブロック
305と結合されているサイドブロック306とともに
下降される為、一方の軸栓322と頂枕314は固定し
て動かないが、もう一方の軸栓323はサイドブロック
306の下降とともに長穴3062の中を、外から内側
へと移動し、この軸栓323の移動により制動器33の
基本ブロック331は軸栓322を軸として滑り枕33
2をともに上向きに回転され、制動器33は開いた状態
になる。また、このとき、図15、図16に示すよう
に、平台307の隔離ブロック3071は頂枕314の
前部切り込み3148の中に隠れていて、しかも隔離ブ
ロック3071と一体化した平らブロック3072は頂
枕314の下に位置している。これによって、ファスナ
ー80は、テープ83とエレメント84が隔離ブロック
3071と平らブロック3072の影響を受けることな
く、前進される。
【0012】なお、挙げブロック305とサイドブロッ
ク306を一体化した場合は図18に示すとおりであ
る。
【0013】図19に示すように、ファスナー80は送
り出し装置のエンジン61の誘導により引き続き前進さ
れ、既述のとおり、エレメントの無い部分80Aが下斜
めの竿3201に接触しながら通過していく。続いてエ
レメント84と下斜めの竿3201が接触すると、下斜
めの竿3201の底辺がエレメント84或いはスライダ
ー81に接触した時のみ、図20に示すように、エレメ
ント84とスライダー81がテープ83より高い分だ
け、下斜めの竿3201が上昇される。反対に後端の竿
3202は下降して、微動スイッチS1の下にあるセン
サーポイントS11から離される。この時、図21に示
すように、メインシリンダーC1は信号を受けて、前進
の動作を開始する。メインシリンダーC1の軸が押しブ
ロック309を前に押した後、挿し栓310が斜め溝3
091の下から上に移動される。これにより、挿し栓3
10と結合されている挙げブロック305がサイドブロ
ック306とともに上昇される。このときに上昇される
高さ33Aは、挿し栓310が移動した斜め溝3091
内の高さ33Bと同じである。この挙げブロック305
とサイドブロック306の上昇に連動して、制動器33
が、図22、図23に示すように、閉じた状態になる。
つまり、図24に示すように、押しブロック309が前
に移動すると、挿し栓310は斜め溝3091の下から
上へ移動し、挙げブロック305がサイドブロック30
6とともに上昇される為、一方の軸栓322と頂枕31
4は固定したまま動かないが、もう一方の軸栓323が
サイドブロック306の上昇とともに長穴3062の中
を外へ向けて移動し(最後に軸栓322と水平を保
つ)、この軸線323の移動により、制動器33の基本
ブロック331は軸栓322を軸として下向きに回転さ
れ、制動器33が閉じた状態になる。また、2つの挙げ
ブロック305の前部に平台270が固定されている
為、挙げブロック305が上昇すると同時に、平台27
0が上昇し、隔離ブロック3071が頂枕314前部の
切り込み3148から上方に突出し、隔離ブロック30
71と一体の平らブロック3072が上昇して頂枕31
46と水平を保つ。制動器33の中の滑り枕332が水
平状態になると、滑り枕332内側の底辺にある下止め
ポイント3323(図9参照)がエレメント84を抑える
為、頂枕314の溝3146上で、エレメント84の左
右両側がプレスボード316に遮られる。このように滑
り枕332の下止めポイント3323により抑えられる
為、エレメント84は規制を受けて、定められた方向へ
前進される。
【0014】図25に示すように、左右二つの制動器3
3が下降した後、先端にある二つの挟みブロック334
の挟み口3341(図9参照。滑り枕333の下止めポ
イント3323と前後対照を呈する。)で左右二列のエ
レメントが挟まれ、エレメント84が挟み口3341を
通過できない状態になる。これによって、ファスナー8
0が前進すると、二列のエレメント84が挟みブロック
334を引いて前進し、挟みブロック334と結合して
いる滑りカバー333とともに前進する。この状態は図
11に示す通りである。
【0015】図26に示すように、左右二つの滑りカバ
ー333が前へ移動した後、滑りカバー333後端の遮
りシート335が遮りブロック336によって阻まれる
と、滑りカバー333はストップする。挟みブロック3
34が移動する時、挟み口3341と平らブロック30
72が上下つりあっている為、エレメント84は平らブ
ロック2702の上を滑り、挟みブロック334が移動
を停止するまで移動される。この時、図25に示すよう
に、ファスナー80のエレメントが無い部分80Aはち
ょうど下型41の上に位置し、左右二本のテープ83の
内側が上止め穴411、412の真上に位置し、もう片
方の内側は下止め413の真上に位置する。
【0016】また、遮りシート335は遮りブロック3
36によって阻まれると同時に、滑りカバー333後端
の微動スイッチS3のセンサーポイントS31も遮りブ
ロック336に接触して、信号を発し、その指令によっ
て同時に3つの部品の動作が行われる。送り出し装置6
0の伝動エンジン61が直ちにストップされ、ファスナ
ー80は前進されない。サブシリンダーC2が上昇さ
れ、竿軸で頂盤311が上昇される。頂盤311の滑り
止めゴムブロック312とプレスボード316とにより
テープ80が抑えられ、ファスナー80が平らでぴんと
張った状態になる。メインシリンダーC1がバックさ
れ、挙げブロック305、サイドブロック306の下降
に連動して、制動器33は開いた状態になる。すなわ
ち、図15に示す状態に戻される。この時、挟みブロッ
ク334はエレメント84から離脱され、挟みブロック
334と滑りカバー335は内部スプリング337の弾
性復帰により、元の状態に戻される。滑りカバー33
3、遮りブロック335と微動スイッチS3はサイド棒
319の横にある近接スイッチS2に近づいていき、近
接スイッチS2により感知されると、発射装置40の上
型を下降させる。これにより上下の型が合わせられ、上
下止め発射成型が行われる。なお、図12、図19、図
25において、2つの制動器33の滑りカバー333及
び挟みブロック334がやや傾いた状態になっている。
これは滑り枕332の滑り溝3321が傾斜している設
計である為で、滑りカバー333は滑り溝3321に沿
って斜めに移動する。これにより2つの挟みブロック3
34がエレメント84を挟んだ後にファスナー83の傾
斜角度に沿って前進することができる。また、2つの制
動器33は同じ構造になっているが、これは主に2列の
エレメント84の移動に合わせる為で、2つの挟みブロ
ック334で2列のエレメント84を挟み、遮る必要が
あるからである。ただ、2つの挟みブロック334を一
つの挟みブロック334に代えることもできる。例えば
図27に示すように、右側の制動器33にのみ挟みブロ
ック334を設け、左の制動器33には挟みブロックを
設けていない。挟みブロック334の下の挟み口334
1は左右に2つ設けられている。図28に示すように、
一方の挟み口3341内のエレメント遮りブロック33
42の厚みが、他方の挟み口3341内のエレメント遮
りブロック3343より約エレメント半分の厚みである
為、2列のエレメントを噛みあわせる時に、その厚みの
分の差が生じる。このように2つの挟みブロックに代え
て1つの挟みブロックにすることにより、制動器33の
仕組みを減らすだけでなく、動作もより正確なものにな
り、コストも下がる。この場合の制動器33の動作も前
述の通りである。例えば図29に示すように、2組の制
動器33は回転下降され、図30に示すように、滑りカ
バー333は前に移動する。滑りカバー333とともに
挟みブロック334も前に移動し、最後は図27に示す
ように元の状態に戻される。
【0017】図31に発射装置に併設された材料排出装
置及び送り出し装置を示している。図28において、材
料排出装置50は、発射装置40のトップ台44のサイ
ド縁に固定され(従来の発射機には材料排出装置は無
い)、図32に示すように、支えボード51、支えボー
ド51とトップ台44との間にある繋ぎブロック52、
支えボード51の後ろに固定され、竿軸が支えボード5
1を突き抜けているシリンダーC3、シリンダーC3の
竿軸先端に固定された材料受け取り台53、支えボード
51の前に固定された楔ブロック54などによって組み
立てられている。楔ブロック54の安定性及び発射後の
廃棄物を遮る為に、楔ブロック54と支えボード51の
間に遮り台55が増設されている。廃棄物が楔ブロック
54に当たった後、上に飛ぶのを防止する為に、楔ブロ
ック54の上に一枚の遮りシート56が固定されてい
る。この遮りシートは図示の形がベストである。シリン
ダーC3が動く時でも材料受け取り台53は安定を保て
るように、材料受け取り台53の後端に1本或いは2本
の平行棒57が連結されている。この平行棒57は支え
ボード51を通り抜けた後、シリンダーC3と平行を保
つ。この他、発射した廃棄物がしっかりと材料受け取り
台53の上に落下するように、材料受け取り台53の両
側にサイドボード58が増設されている。このサイドボ
ード58と材料受け取り台53の間に突き抜け溝531
が形成される。さらにシリンダーC3の前後両端にはそ
れぞれ磁性センサースイッチS4・S5が設置されてい
る。
【0018】ここで材料排出装置50の動作について説
明する。図33に示すように、発射装置40で上下止め
発射成型完了後、プログラム可能式コントロール器(P
LC)により二層トップの型45、46が同時に上昇さ
れるが、上型42は尚も下型41と合わせた状態であ
る。この時、シリンダーC3はプログラム可能式コント
ロール器(PLC)の信号を受けてから竿軸C31を伸ば
し、材料受け取り台53がトップ型46の下まで移動さ
れる(なお、平行棒57は材料受け取り台53とともに
移動される)。この時の下層トップ型46はスプリング
47の拡張作用により下降され、且つ廃棄物100が発
射されてこの廃棄物100が材料受け取り台53の上に
落下される。また、廃棄物の両足はちょうど材料受け取
り台53の左右二つの溝531に入る為、廃棄物100
が入った後、再び外へは飛び出さない。シリンダーC3
の竿軸が端まで伸ばされた時、磁性センサースイッチS
4が反応し、シリンダーC3のバックにより、竿軸が回
収される。竿軸が最後まで回収されると、磁性センサー
スイッチS5が反応し、次の動作が並行して行われる。
定置装置30内のサブシリンダーC2の下降により、頂
盤311が下降され、テープ83から離される;送り出
し装置60のエンジン61が駆動され、ファスナー80
が前へ送り出される。また、図34に示すように、二層
トップ型45、46が上昇された後は、上型42も上昇
し、下型41から離される。この時、下型41の中の上
下止めは既に完成している為、ファスナー80とともに
前進される。この時、既にシリンダーC3が後退され、
図35に示すように、材料受け取り台53の上の廃棄物
100が楔ブロック54に接触した後、上へ上昇され、
これにより両足は材料受け取り台53の溝531から離
れ、遮りシート56の遮りにより廃棄物100が上から
飛び出るのを防止されて、最後に収集筒90へ落下され
る。
【0019】図36に送り出し装置を示している。図3
6において、送り出し装置60は、発射装置40の後ろ
に設置された平ボード62、平ボード62の後端に固定
されたローラー台631及びローラー台631の上に設
置された伝動ローラー63、平ボード62上のローラー
台631の前に固定された少なくとも2つのガイドロー
ラーセット66、67、ローラー台631の上に固定さ
れた支えボード64及び支えボード64の上に固定され
たシリンダーC4、シリンダーC4の竿軸の下に設置さ
れた導引器65、平ボード62の下に固定され、且つ歯
型の二つの革ベルトローラー681、682と歯型革ベ
ルト683とにより伝動ローラー63を回転駆動するエ
ンジン61などにより組み立てられている。ここで、革
ベルトローラー681とエンジン61は同軸、革ベルト
ローラー682と伝動ローラー63は同軸になってい
て、エンジン61で伝動軸63を駆動する。また、ガイ
ドローラーセット66は弾力性プレスローラーからな
り、ファスナー80を抑えることができるようになって
いる(なお、従来の発射機には弾力性プレスローラーが
無い)。ガイドローラーセット66のうち回転ローラー
666はエンジン61がストップしている間、ファスナ
ーが緩まないようにファスナー80を抑えるようになっ
ている。その構造を図37に示している。この構造は、
平ボード62の上に固定された固定ブロック661、固
定ブロック661のサイドに固定された筒662、筒6
62の中に入れられた四角柱形の定置棒663、定置棒
663の周りに装着され、定置棒663とともに筒66
2の中に入れられた4本のL形のゴム664、定置棒6
63の横端に付けられた支えボード665などにより組
み立てられていて、回転ローラー666が支えボード6
65の頂点に固定される。ここで、固定ブロック661
の上には、さらに一つの長いガイドブロック667が設
置される。このガイドブロック667はその表面が斜め
に形成され、その中央に深い狭い溝6672が形成され
るとともにその両側に浅く広い溝6671が形成され、
伝動ローラー63の前に配置される。このようにしてフ
ァスナー80及びスライダー81、エレメント84は二
つの溝に沿って伝動ローラー63の上に導入される。な
お、筒662と固定ブロック661の間が緩まないよう
に、波型のシート668が増設されている。この他、四
角柱形の定置棒663は支えボード665と一体化する
こともできる。図38に示すように、支えボード665
の上のガイドローラー666でファスナー80を上から
押し付ける為、ファスナー80は伝動ローラー63が動
く為に張った状態になる。このとき、ガイドローラー6
66と支えボード665はともに上に上がる。この場
合、定置棒663を包むゴム664は定置棒663の変
位により変形されている。エンジン61がストップした
時のみ、伝動ローラー63はファスナー80を引っ張ら
ない為、ファスナーは緩むが、ゴム664は応力解除さ
れた為、図39に示すように、直ちに元の状態に戻り、
これにより定置棒663が真っ直ぐになり、支えボード
665、ガイドローラー666がともに下降されて、フ
ァスナー80が平らでぴんと張った状態になる。
【0020】また、図36において、シリンダーC4の
竿軸の下に設置された導引器65は台651とその台6
51の中に設置された左右対称の二つのアーチ型ブロッ
ク652とによって組み立てられている。このアーチ型
ブロック652と伝動ローラー63は上下に少し距離を
設定して対向配置され、ファスナー80の2枚のテープ
83を導入し、再び伝動ローラー63によって引き出さ
れるようになっている。アーチ型ブロック652のアー
チ型底面の先端が平らな面653の場合、ファスナー8
0が導入される際に生じる摩擦を減らすことができる。
アーチ型ブロック652の後端が平らな面の場合も、同
じく引き出す時に便利である。
【0021】図40にその動作例を示している。ここで
は説明の便宜上、一方のアーチ型ブロック652のみを
図示している。アーチ型ブロック652と伝動ローラー
63とによりテープ83が適切に抑えられるので、伝動
ローラー63の回転により、テープ83を導き出すこと
ができる。この場合、エレメント84の上に結合されて
いるスライダー81は、伝動ローラー63の溝632の
中を通過する。大型引き手82の場合、図41に示すよ
うな従来のガイドローラー63とローラー69の溝では
引っ掛かってしまう可能性がある。つまり、大型引き手
が二つのローラー69間の溝を通過できないのは、大型
引き手82の幅がローラー69の溝幅より広い為であ
る。本発明ではアーチ型ブロック652を設計し、引き
手82がアーチ型ブロック652に接触した後は、スラ
イダー81を中心に、アーチ型ブロック652のアーチ
型頂点に沿って通過し、アーチ型ブロック652により
順調に大型引き手82を導き出すことができる。
【0022】このように上記実施の形態によれば、金属
・プラスティック及びナイロンの三種類のエレメントの
ファスナーの上下止め発射成型を行うことができ、一台
で三種類のファスナーに使用することができるので、経
済的な効果と利益を大きく引き上げることになり、産業
上の利用価値は大きい。なお、この特許願に添付した図
は本発明の具体的な一実施の形態を説明しているもので
あり、本発明の技術的思想の範囲内であれば、さらに実
施しやすいように、実施の形態は種々に変更され得るも
のである。このような均等効果と利益の下での変更は、
全て本願発明の特許請求の範囲内に含まれることとな
る。
【0023】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
次のような効果を奏する。 (1)引き返し装置により、テープを一回転させて、引
き手をスライダーの下方より上方に移すことができ、後
続の送り出し、定置及び発射工程を効果的に行うことが
できる。 (2)引き入れ装置により、テープを平らで且つぴんと
張った状態を保ち、さらに定置元装置内に導入しやすい
ように、テープを中心線に位置決めすることができる。 (3)定置装置により、テープを定置する外、発射装置
で上下止め発射成型しやすいように、テープを正確に発
射装置に入れることができる。特に金属及びプラスティ
ックエレメントのテープを使用できるほか、ナイロンエ
レメントのテープも使用することができる。 (4)材料排出装置により、プラスティック廃棄物を発
射装置の中より取り出し、筒の中に集めることができ、
プラスティック廃棄物が成型機の周りに散乱することが
ない。 (5)送り出し装置により、スライダー上の大型引き手
を順調に伝動ローラーの上に引っ掛からずに、導き出す
ことができる。また、弾力性プレスローラーセットによ
り、エンジンがストップしたときでも、テープが緩まな
いように圧力を加えることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態における閉口ファスナー
の上下止め発射成型機の側面図
【図2】同上下止め発射成形機の拡大斜視図
【図3】同上下止め発射成形機に備えたガイド枕、定置
装置、発射装置(の下型)を示す拡大斜視図
【図4】同上下止め発射成形機に備えた下層定置装置の
拡大分解斜視図
【図5】同上下止め発射成形機に備えた下層定置装置の
拡大分解斜視図
【図6】同上下止め発射成形機に備えた定置装置の上層
定置装置を分解して示す拡大斜視図
【図7】同上下止め発射成形機に備えた定置装置のセン
サー装置の拡大分解斜視図
【図8】同上下止め発射成形機に備えた定置装置の2組
の制動器を分解して示す拡大斜視図
【図9】同上下止め発射成形機に備えた定置装置の制動
器の拡大分解斜視図
【図10】同上下止め発射成形機に備えた定置装置の制
動器の動作前の斜視図
【図11】同上下止め発射成形機に備えた定置装置の制
動器の動作後の斜視図
【図12】同上下止め発射成形機の動作を示し、テープ
が定置装置に入った後、制動器が開いた状態を示す平面
【図13】同上下止め発射成形機の動作を示し、テープ
が定置装置に入った後、テープのエレメントの無い部分
がセンサー装置により検知されている状態を示す側面図
【図14】同上下止め発射成形機の動作を示し、定置装
置のセンサー装置の信号に基いてメインシリンダーがバ
ックし、制動器が開いた状態を示す側面図
【図15】同上下止め発射成形機の動作を示し、定置装
置の制動器が開いた状態を示す斜視図
【図16】同上下止め発射成形機の動作を示し、定置装
置の制動器が開いた状態を示す部分断面斜視図
【図17】同上下止め発射成形機の動作を示し、定置装
置の制動器が開いた状態を仮想線で示す断面図
【図18】同上下止め発射成形機の動作を示し、一部を
変更した定置装置の制動器が開いた状態を仮想線で示す
断面図
【図19】同上下止め発射成形機の動作を示し、テープ
が定置器に入った後、制動器が閉じた状態を示す平面図
【図20】同上下止め発射成形機の動作を示し、テープ
が定置装置に入った後、テープのエレメントがセンサー
装置により検知されている状態を示す側面図
【図21】同上下止め発射成形機の動作を示し、定置装
置のメインシリンダーの前進により制動器が閉じた状態
を示す側面図
【図22】同上下止め発射成形機の動作を示し、定置装
置の制動器が閉じた状態を示す斜視図
【図23】同上下止め発射成形機の動作を示し、定置装
置の制動器が閉じた状態を示す部分断面斜視図
【図24】同上下止め発射成形機の動作を示し、定置装
置の制動器が閉じた状態を仮想線で示す断面図
【図25】同上下止め発射成形機の動作を示し、テープ
が定置装置に入った後、制動器が閉じられ、テープが下
型まで移動して定置された状態を示す平面図
【図26】同上下止め発射成形機の動作を示し、テープ
が定置装置に入った後、制動器が閉じられて、テープが
下型まで移動して定置された状態を示す斜視図
【図27】同上下止め発射成形機に備えた定置装置(の
制動器)の変更例を示す斜視図
【図28】図27の要部を示す部分拡大平面断面図
【図29】同上下止め発射成形機に備えた定置装置の変
更例(図27に示す制動器)の動作を示し、制動器が閉
じた状態を示す斜視図
【図30】同上下止め発射成形機に備えた定置装置の変
更例(図27に示す制動器)の動作を示し、制動器が閉
じられ、テープが下型まで移動して定置された状態を示
す斜視図
【図31】同上下止め発射成形機に備えた発射装置、材
料排出装置、送り出し装置の拡大斜視図
【図32】同上下止め発射成形機に備えた材料排出装置
の拡大斜視図
【図33】同上下止め発射成形機の動作を示し、材料排
出装置で廃棄物を受け取る動作を示す斜視図
【図34】同上下止め発射成形機の動作を示し、材料排
出装置で集められた廃棄物が排出される状態を示す斜視
【図35】同上下止め発射成形機の動作を示し、材料排
出装置で集められた廃棄物が排出されている状態を示す
斜視図
【図36】同上下止め発射成形機に備えた送り出し装置
の拡大分解斜視図
【図37】同上下止め発射成形機に備えた送り出し装置
の弾力性プレスローラーセットの拡大分解斜視図
【図38】同上下止め発射成形機の動作を示し、送り出
し装置の動作中の状態を示す側面図
【図39】同上下止め発射成形機の動作を示し、送り出
し装置の動作を停止した状態を示す側面図
【図40】同上下止め発射成形機の送り出し装置の動作
を示し、スライダー及び引き手が伝動ローラー及びアー
チ型ブロックを通過する状態を示す部分斜視図
【図41】従来の上下止め発射成形機に用いる送り出し
装置の一部を示し、閉口ファスナーのスライダー及び引
き手が伝動ローラーとローラーとの間に引っ掛かった状
態を示す部分斜視図
【符号の説明】
10 引き返し装置 101 縦棒 102 横棒 103 横棒 104〜108 ガイドローラー 20 引き入れ装置 21 ガイド枕 211 浅い溝 212 中央凹溝 213 切り込み 22〜24 ガイドローラー 25 横棒 26 縦棒 27 枕蓋 28 スプリング 29 横栓 30 定置装置 30A 下層定置装置 301 底枕 302〜304 支えブロック 3021、3031 ガイド溝 3051 凹溝 306 サイドブロック 3061 切り込み 3062 長穴 307 平台 3071 隔離ブロック 3072 平らブロック 3073 支え 308 平行ブロック 309 押しブロック C1 メインシリンダ C2 サブシリンダーC2 311 頂盤 312 ゴムブロック 313 固定枕 324 定置栓 325 ねじ栓 30B 上層定置装置 314 頂枕 3141 切り込み 3142 切り込み 3144 切り込み 3145 穴 3146 浅い溝 316 プレスボード 317 スプリング 318 横栓 319 サイド棒 320A センサー装置 320 センサー器 3201 竿 3202 竿 3203 軸栓 321 スプリング S1 微動スイッチ S2 近接スイッチ 33 制動器 331 基本ブロック 3311、3312 穴 332 滑り枕 3321 滑り溝 3322 遮りブロック 333 滑りカバー 3331 溝 334 挟みブロック S3 微動スイッチ 335 遮りシート 336 遮りブロック 337 拡張スプリング 40 発射装置 41 下型 42 上型 43 底台 44 トップ台 45、46 トップの型 50 材料排出装置 51 支えボード 52 繋ぎブロック 53 材料受け取り台 531 突き抜け溝 C3 シリンダー C31 竿軸 54 楔ブロック 55 遮り台 57 平行棒 58 サイドボード S4、S5 磁性センサースイッチ 60 送り出し装置 61 エンジン 62 平ボード 631 ローラー台 63 伝動ローラー 64 支えボード64 C4 シリンダー 65 導引器 651 台 652 アーチ型ブロック 653 平らな面 66、67 ガイドローラーセット 661 固定ブロック 662 筒 663 定置棒 664 L形のゴム 665 支えボード 666 回転ローラー 667 ガイドブロック 6671 溝 6672 溝 668 波型のシート 681、682 革ベルトローラー 683 歯型革ベルト 70 機械台 80 ファスナー 81 スライダー 82 引き手 83 テープ 84 エレメント 90 収集筒 100 廃棄物

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 閉口ファスナーのスライダーの引き手を
    テープの上に導く引き返し装置と、閉口ファスナーを挟
    持し、定置する定置装置と、上下二つの型を持ち、テー
    プの上に上下止めを発射する発射装置と、閉口ファスナ
    ーを誘導し、導き出す送り出し装置とを順次備え、 引き返し装置は、複数のガイドローラーと、その支持手
    段とを具備し、各ガイドローラーが閉口ファスナーを周
    回状に張架支持し、且つスライダーの下にある引き手が
    スライダーの上に反転可能に配置されていることを特徴
    とする閉口ファスナーの上下止め発射成型機。
  2. 【請求項2】 閉口ファスナーのスライダーの引き手を
    テープの上に導く引き返し装置と、閉口ファスナーを挟
    持し、定置する定置装置と、上下二つの型を持ち、テー
    プの上に上下止めを発射する発射装置と、閉口ファスナ
    ーを誘導し、導き出す送り出し装置とを順次備え、 引き返し装置と定置装置との間にさらに引き入れ装置を
    備え、引き入れ装置は、閉口ファスナーを巻き掛け可能
    に水平方向に配列された複数のガイドローラーと、閉口
    ファスナーを水平方向に案内可能なガイド溝とその上か
    ら閉口ファスナーを押さえる蓋部材とを有するガイド枕
    とを具備することを特徴とする閉口ファスナーの上下止
    め発射成型機。
  3. 【請求項3】 閉口ファスナーのスライダーの引き手を
    テープの上に導く引き返し装置と、閉口ファスナーを挟
    持し、定置する定置装置と、上下二つの型を持ち、テー
    プの上に上下止めを発射する発射装置と、閉口ファスナ
    ーを誘導し、導き出す送り出し装置とを順次備え、 定置装置は、閉口ファスナーを水平方向に案内可能なガ
    イド溝とその上から閉口ファスナーを押さえるプレスボ
    ードとを有する頂枕と、閉口ファスナーのテープ面の所
    定位置を検出するセンサーと、頂枕の一端側でセンサー
    の検出に基いて閉口ファスナーのエレメントを挟み押さ
    える挟みブロックと挟みブロックを閉口ファスナーとと
    もにその送り方向に一定距離だけ移動する移動手段とを
    有する制動器とを具備することを特徴とする閉口ファス
    ナーの上下止め発射成型機。
  4. 【請求項4】 頂枕のガイド溝上に横栓がスプリングを
    介して設置される請求項3に記載の閉口ファスナーの上
    下止め発射成型機。
  5. 【請求項5】 挟みブロックに閉口ファスナーのエレメ
    ントを挟持可能な2つの挟み口を有する請求項3又は4
    に記載の閉口ファスナーの上下止め発射成型機。
  6. 【請求項6】 閉口ファスナーのスライダーの引き手を
    テープの上に導く引き返し装置と、閉口ファスナーを挟
    持し、定置する定置装置と、上下二つの型を持ち、テー
    プの上に上下止めを発射する発射装置と、閉口ファスナ
    ーを誘導し、導き出す送り出し装置とを順次備え、 発射装置に材料排出装置が併設され、材料排出装置は、
    発射装置の廃棄物を受け取り可能な材料受け取り台と、
    材料受け取り台を発射装置の廃棄物発射位置に向けて進
    退駆動する駆動部とを具備することを特徴とする閉口フ
    ァスナーの上下止め発射成型機。
  7. 【請求項7】 閉口ファスナーのスライダーの引き手を
    テープの上に導く引き返し装置と、閉口ファスナーを挟
    持し、定置する定置装置と、上下二つの型を持ち、テー
    プの上に上下止めを発射する発射装置と、閉口ファスナ
    ーを誘導し、導き出す送り出し装置とを順次備え、 送り出し装置は、閉口ファスナーを案内する少なくとも
    1セットの弾力性プレスローラーを有するガイドローラ
    ーセットと、閉口ファスナーを導き出す伝動ローラー
    と、伝動ローラーを駆動する駆動部と、伝動ローラー上
    に昇降可能に配置された一対のアーチ型ブロックと、一
    対のアーチ型ブロックを駆動する駆動部とを具備するこ
    とを特徴とする閉口ファスナーの上下止め発射成型機。
  8. 【請求項8】 伝動ローラーに対向配置されたガイドロ
    ーラーが閉口ファスナーを押さえ可能に定置手段に支持
    されている請求項7に記載の閉口ファスナーの上下止め
    発射成型機。
  9. 【請求項9】 伝動ローラーとガイドローラーとの間に
    伝動ローラーに向けて傾斜状のガイド溝を有するガイド
    ブロックを具備する請求項7又は8に記載の閉口ファス
    ナーの上下止め発射成型機。
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