JP2707007B2 - スライドファスナー用スライダー組立機の引手供給装置 - Google Patents

スライドファスナー用スライダー組立機の引手供給装置

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JP2707007B2
JP2707007B2 JP3089544A JP8954491A JP2707007B2 JP 2707007 B2 JP2707007 B2 JP 2707007B2 JP 3089544 A JP3089544 A JP 3089544A JP 8954491 A JP8954491 A JP 8954491A JP 2707007 B2 JP2707007 B2 JP 2707007B2
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    • Y10T29/53291Slide fastener

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、スライドファスナー用
スライダーを連続して自動的に組み立てるスライダー組
立機の引手受入部に、連続して自動的に引手を供給する
装置の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】スライドファスナー用スライダーを連続
して自動的に組み立てるスライダー組立機に引手を供給
する従来の装置の一つとしては、米国特許第31388
52号明細書に示されるものがある。
【0003】この米国特許明細書に示されるものは、同
明細書の図面の第20図から第23図に示されるごと
く、引手の供給シュートが円弧形に湾曲し、かつ引手を
供給シュートの下流端から送り出す送り爪は、揺動と上
下動とを行う構造であって、平坦で長方形の引手の送り
出しが不円滑で不正確となり易く、構造も複雑で高速運
転に対応しにくい等の問題を有している。
【0004】また米国特許第2825126号明細書に
示される引手供給装置も知られているが、同明細書の図
面の第21図および第22図に示されるごとく、引手の
供給シュートは湾曲したものであり、引手を水平姿勢で
多数重積させ、最下部の引手を延長片で横方向へ押し出
す機構であるため、引手の供給が不円滑で、高速運転に
対応し難い問題を有する。
【0005】引手の供給シュートが直線状のものとして
は、特公昭57ー41243号公報に示されるものも存
し、平坦で長方形状の引手の供給は円滑であるものの、
最下位の引手の送り出し機構が複雑で高速運転に対応し
にくい問題を有している。
【0006】引手の供給シュートが直線状とされた引手
供給装置の別の例としては、特公平1−25563号公
報に示されるものも存するが引手供給シュートの下流端
に係止した引手をスライダー胴部の引手取付フックに直
接挿入し、加締加工を施して完成スライダーとして排出
する構造であるため、引手供給シュートの下流端に排出
用開閉バルブとこれを作動させるための掛合検出装置と
が付設され、さらには前記下流端より上方の引手供給シ
ュート内に引手を一時係止するストッパが付設される構
造であるため、構造が複雑となり、他の従来装置と同様
に高速運転には対応し得ないものである。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、平坦な細長
形状の引手を円滑かつ正確に供給でき、しかも機構が簡
単で高速運転時にも円滑かつ正確な引手供給を行いうる
スライドファスナー用スライダー組立機への引手供給装
置を提供することを課題としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】前述の課題を解決するた
め、本発明は、引手を、その長さ方向に1列に整列させ
て収容できるシュート溝を有する引手供給シュートが、
上流端から下流端に向って傾斜して配設され、該下流端
は、引手押送装置を介してスライダー組立機の引手受入
部に対峙させられており、該引手押送装置の基台には、
前記シュート溝の中心線の存する垂直面内に中心線を有
し、かつシュート溝の下流端に臨む水平配置の引手ガイ
ド溝が設けられ、引手ガイド溝内には、シュート溝の下
流端に臨む位置からスライダー組立機の引手受入部に向
って往復動する引手プッシャーが配設されており、引手
プッシャーの往復ストロークは、シュート溝から引手ガ
イド溝へ転位させられた引手を、スライダー組立機の引
手受入部に配置されたスライダー胴部の引手取付部へ移
行させうる長さとされていると共に、引手供給シュート
のシュート溝の下流端に近接している前記基台の上部に
は、該下流端から引手ガイド溝へ斜め姿勢で供給される
引手の上面に当接する回転自在の当接ピンが配設されて
いるという構成とすると共に、当接ピンを基台のU字溝
で支承し、常時下向き弾性を付与しているという構成も
採用している。
【0009】
【作用】本発明の構成によると、平坦で長方形状の引手
は、長さ方向に1列に整列されて引手供給シュートのシ
ュート溝内に収容されるので、先導端の引手がシュート
溝から排出されると、次位以後の引手群は、自重により
シュート溝に沿って上流端から下流端に向って円滑に移
行する。
【0010】シュート溝の下流端は、引手押送装置の基
台の引手ガイド溝に臨んで配置されているので、シュー
ト溝の先導端の引手は、シュート溝から滑落して引手ガ
イド溝に達し、斜め姿勢で両溝間に掛け渡された状態と
なる。
【0011】このとき、基台の当接ピンが前記斜め姿勢
の引手の上面に当接するので、当該引手は、引手ガイド
溝内に予め平伏姿勢で引手を配置しておけば、平伏して
いる引手の上面に押し付けられた状態となり、それ以上
の滑落を阻止される。
【0012】次いで引手プッシャーを往動させると、引
手ガイド溝内で平伏姿勢とされていた引手は、スライダ
ー組立機の引手受入部へ押送される。
【0013】スライドファスナー用スライダーの引手
は、自由端に摘み用の突起を有するものと、突起のない
ものとの2種に大別され、前者には2枚重ねとした下位
の引手のみを前進させたとき、その引手の突起が上位の
引手の取付孔縁に引っ掛からないものと、引っ掛かるも
のとの2種がある。本発明に係る装置では、単一基本構
造の引手押送装置の引手プッシャーの往復動のみによ
り、いずれの構造の引手であっても、次位の引手を引手
ガイド溝内で平伏姿勢となるようシュート溝から引手ガ
イド溝へ導入させることができる。
【0014】すなわち、引手の突起が、次位の引手の取
付孔に引っ掛からない引手の場合には、引手プッシャー
の往動時に、その上面と次位の引手の前端との間の擦過
摩擦により、次位の引手は平伏姿勢をとれる位置まで前
進させられ、シュート溝から外れて引手プッシャーの上
面に載る。この際、当接ピンは回転するので引手の変位
は円滑に行われる。突起が次位の引手の取付孔に引っ掛
かる引手の場合には、引手プッシャーの往動時に、先位
の引手の突起が、次位の引手の取付孔に引っ掛かって、
この引手を前方へ引張り、引手プッシャーの上面に載っ
て平伏姿勢をとれる位置まで前進させる。
【0015】突起のない引手の場合は、引手プッシャー
の往動により、先位の引手が前進させられた結果として
生じたガイド溝の上部余裕空間に、引手プッシャーが復
動し終わった時点で、シュート溝内の次位の引手を自重
で滑落させ、平伏姿勢をとらせることができる。
【0016】引手プッシャーの復動時には、プッシャー
上面に引手の下端縁が当接しているものの該引手は後続
の引手群重量による押圧を受けているので、引手プッシ
ャーの復動に帯同されることなく、該プッシャーの復動
完了と同時に、引手ガイド溝内へ落下し、平伏姿勢とな
る。
【0017】また前記引手ガイド溝内へ落下した引手の
次位に位置していた引手は、シュート溝から引手ガイド
溝内で平伏姿勢となっている引手の上面に達し、斜め姿
勢で両溝間に掛け渡され、当接ピンに当接する。
【0018】この状態で引手プッシャーが再び往動する
ことにより既述の作用が繰り返される。
【0019】以上の作用から明らかなごとく、本発明に
係る装置では、自重によってシュート溝から引手ガイド
溝へ引手を滑落させ、回転自在の当接ピンで滑落した引
手を斜め姿勢に保持し、引手プッシャーを往復動させる
という比較的簡単な動作で引手をスライダー組立機の引
手受入部へ供給できるので、高速運転に適確に対応でき
る。
【0020】
【実施例】図1ないし図6は第1の実施例を示してお
り、スライダー組立機1は、間欠回転する基盤2の外周
の符号4で示す位置に、スライダー胴部を別個に収納
する複数の収納溝を等間隔に形成され、1周回中に、胴
部素材からスライダーを完成するまでの諸加工が行われ
る。
【0021】前記スライダー組立機1の基盤2における
符号Xで示す引手受入部の外周域には、該受入部に対
峙して、引手供給シュート6と、該シュート6の下流端
7と引手受入部Xに配置されたスライダー胴部3の引手
取付部5とを接続する引手押送装置8とが配設されてい
る。
【0022】前述の引手供給シュート6は、引手9をそ
の長さ方向Lに1列に整列させて収容し、自重で順次滑
落させるシュート溝10を有し、図示を省略した上流端
から下流端7に向って傾斜させられている。
【0023】引手押送装置8の基台11には、前記シュ
ート溝10の中心線01−01の存する垂直面内に中心
線02−02を有し、かつシュート溝10の下流端7A
に臨む水平配置の引手ガイド溝12が設けらわ、該引手
ガイド溝12内には、引手プッシャー3が配設されて
いる。
【0024】引手プッシャー13は、図示を省略した流
体圧装置あるいは機械的リンク装置等の往復駆動装置に
連結されて、前記シュート溝10の下流端7Aに臨む位
置から、スライダー組立機1の引手受入部に向って往
復動するものであり、引手プッシャー13の往復ストロ
ークは、シュート溝10から引手ガイド溝12へ移行さ
れた引手9を、スライダー組立機1の引手受入部Xに配
置されたスライダー胴部3の引手取付部5へ移動させう
る長さとされている。
【0025】引手押送装置8の基台11には、前記引手
供給シュート6のシュート溝10の下流端7Aに近接し
た部分に当接ピン14が回動自在に配設され、この当接
ピン14は、シュート溝10の下流端7Aから引手ガイ
ド溝12へ斜め姿勢で供給される引手9の上面15に当
接する。
【0026】図示実施例においては、図2および図3に
示されるごとく、引手供給シュート6のシュート溝10
の下流端7Aは、基台11の引手ガイド溝12に対し、
段差16を形成されており、引手9が斜め姿勢から水平
に平伏した姿勢に短距離の移行で変化しうるように図ら
れている。
【0027】当接ピン14は、基台11の両側壁17に
形成されたU字溝18内に回転と上下移動できるよう支
承され、バネ材19で常時下向きに弾圧されており、引
手9の移行時に上向きの力の作用で容易に上動できる。
【0028】引手プッシャー13は、図示実施例では
1に示されるごとく、その長さ方向と直交する縦断面に
おいてT字形とされ、前記引手ガイド溝12は、この引
手プッシャー13を受け入れるため同じく長さ方向と直
交する縦断面においてT字形凹溝とされているが、この
構造に限定されるものではない。
【0029】前記当接ピン14よりスライダー組立機1
に寄った位置には、引手ガイド溝12を横切って規制壁
20が設けられており、シュート溝10から引手ガイド
溝12へ移行した引手9の位置の規制、すなわち引手ガ
イド溝12内で平伏姿勢にある引手9が引手プッシャー
13で前進させられる際の引手プッシャー13上の図2
に示される次位の引手9の停止位置の規制を行うもので
あり、規制壁20の下縁と引手ガイド溝12の底壁との
間に1個の引手9のみを通過させる高さの通路21が形
成されている。
【0030】前記通路21には、両側から引手ガイド溝
12内で平伏姿勢を採っている引手9を挟持する挟持片
22が配置されている。
【0031】この挟持片22は、外側端23にバネ24
の弾圧力を受けて引手9を押圧しており、シュート溝1
0から滑落した引手9が、既に引手ガイド溝12内で平
伏姿勢を採っている引手9の上面15に衝接した際に、
該先行した引手9が衝撃で前方へ変位するのを防止して
いるが、バネ24の弾力の強さは、引手プッシャー13
の往動時には容易に撓曲して引手9の通過を許容する強
さに選定されている。
【0032】既述のスライダー組立機1の基盤2の外周
部分は、環状ガイド部25とされ、前記引手押送装置8
の基台11における引手ガイド溝12の先端部から基盤
2における引手受入部に至る環状ガイド部25上の引
手の移行路の両側には、ガイド板26が図示を省略した
駆動装置に結合されて、図2中一点鎖線と実線とで示す
ごとく、昇降自在に配設されており、引手ガイド溝12
の先端部から引手受入部まで、引手9を正確に案内す
る。
【0033】前記ガイド板26は、基盤2の停止時に降
下し、引手9が引手受入部に導入された後、次の加工
のため基盤2が回転する前に上昇し、回転する基盤との
干渉を防止する。
【0034】前記ガイド板26間の上部には、引手ガイ
ド溝12の先端部上方から引手受入部へ向い、上方か
ら下方へ傾斜したガイド片27が配置され、引手ガイド
溝12から引手プッシャー13で押進された引手9を正
確かつ円滑にスライダー胴部3の引手取付部へ導入で
きるように意図されている。
【0035】図1,図2および図3に示されるごとく、
引手9の自由端に、摘み用の小突起が形成され、この小
突起が2枚重ねの下位の引手のみを前進させても、上位
の引手9の取付孔30(図7参照)に引っ掛からない大
きさの引手9の場合は、引手プッシャー13の往動時
に、その上面と次位の引手9の前端との間の擦過摩擦に
より、次位の引手9は、図2,図3に示される斜姿勢か
ら、引手プッシャー13の上面に載って平伏姿勢となる
まで移動させられる。
【0036】スライダー組立機1が回転型でなく、定位
置で組立加工を行う形式の場合には、前記ガイド板26
は固定構造とされる。
【0037】図7および図8は、図1ないし図6に示さ
れる実施例の装置で引手9を供給され組み立てられるオ
ートストッパー付のスライダー28を示しており、引手
9は、自由端に摘み用の突起29を有し、取付孔30部
分でスライダー胴部3の取付柱31,32間に供給さ
れ、基盤2の回転方向先方部位でロックメンバー33を
供給された後取付柱31,32の上端を加締めされ、ス
ライダー28とされるが、この発明の装置で引手を供給
されるスライダーは、図9に示すごとく、ロックメンバ
ーを持たない普通構造のものでもよいことは勿論であ
る。
【0038】図7,図8に示されるスライダー28の引
手9は、既述のように自由端に摘み用の突起29が形成
されているため、引手ガイド溝12内で平伏姿勢とされ
た先行の引手9を引手プッシャー13で前進させると
き、先行する引手9の突起29が次位の引手9の下面を
押圧するが、この押圧は、当接ピン14を弾圧している
バネ材19の撓曲により、該当接ピン14が上動させら
れることにより吸収、消去され、引手9の移行が阻害さ
れることはない。
【0039】図4に示すごとく、引手9の突起29が、
引手9の取付孔30に嵌まり込む形状の場合には、突起
29が上を向いた姿勢で引手ガイド溝12内で平伏して
いる引手9Aを引手プッシャー13で前進させると、当
該引手9Aの突起29は、シュート溝10の下流端7A
から、平伏姿勢の先行する引手9Aの上面15に当接
し、かつ当接ピン14にも当接している斜め姿勢の次位
の引手9Bの取付孔30に引っ掛かり、図4に示す状態
となる。
【0040】引手プッシャー13の往動が更に進行する
と、図5に示されるごとく、次位の引手9Bは徐々に上
向きに押され変位するが、既述のごとく当接ピン14が
上動させられて該引手9Bの上動を許容し、該当接ピン
14に作用しているバネ材19の弾性で、次位の引手9
Bは常に下向きの押圧力を受けているので、先行する引
手9Aの突起29次位の引手9Bの取付孔30から外
れると同時に、図6に示されるごとく、次位の引手9B
は引手プッシャー13の上面で平伏した姿勢を占めるこ
ととなる。
【0041】このとき、前記平伏姿勢となった次位の引
手9Bの位置は、図6に示すごとく、規制壁20と、シ
ュート溝10の下流端7Aの段差16部分とで規制さ
れ、また次位の引手9Bが平伏姿勢となったことによ
り、後続の引手9Cは、シュート溝10の下流端7Aか
ら滑落して図6に示されるごとく斜め姿勢を占める。
【0042】引手34が図9,図10に示されるごと
く、突起の無い平板状の形状の場合には、第2の実施例
として、図11および図12に示すごとく、引手ガイド
溝35と当接ピン36との間隔を高くして、引手ガイド
溝内で平伏姿勢とされている引手を、符号34A,34
Bで示すごとく複数枚とし、最下段の引手34Aのみを
引手プッシャー37で押進させるようにしてもよく、各
構造部材の構成 作用は、図1ないし図6に示す実施例
と同一である。
【0043】
【発明の効果】請求項1の発明では、引手供給シュート
が、引手を長さ方向に1列に整列して収容し、上流端か
ら下流端に向って傾斜したシュート溝を有するので、引
手は自重で円滑に滑落でき、高速供給に対応できる効果
がある。
【0044】また引手押送装置の基台の引手ガイド溝内
で平伏姿勢となった引手は、該ガイド溝内で往復動する
引手プッシャーの往復動でスライダー組立機の引手受入
部へ押送されるので、引手の押送機構と運動とが比較的
簡単となり、高速運転に対応できる効果を有する。
【0045】傾斜しているシュート溝から水平配置の引
手ガイド溝へ滑落する引手は、引手ガイド溝内で平伏姿
勢となっている先行の引手の上面と、当接ピンとシュー
ト溝の下流端とに当接させられ、斜め姿勢で一時的に保
持され、引手プッシャーの往動によって平伏姿勢の引手
を前進させる動作に伴ない水平姿勢に変位させられ、そ
の際、当接ピンは回転自在とされているのでシュート溝
から引手ガイド溝への引手の供給,引手ガイド溝内での
引手の平伏姿勢への変位に係わる機構が簡単となり、し
かも引手の同時滑落による詰まり等を生ずることなく高
速で、正確に引手ガイド溝内で平伏姿勢たらしめること
ができる効果がある。
【0046】請求項2の発明では、当接ピンが下向き弾
性を与えられた状態で上下動と回転とを行いうるので、
当接ピンの回転と上動とにより、シュート溝からの滑落
時、および引手プッシャーによる先行引手の前進時にお
ける衝撃,摩擦抵抗等を吸収,消去でき、円滑かつ高速
な引手の供給を可能とする効果を奏する。
【0047】本発明によると、引手プッシャーを有する
ところの、基本構造を同一とする引手押送装置により、
自由端に摘み用突起を有する引手であっても、該突起の
無い引手であっても、高速度で自動供給できる効果を奏
する。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施例の一部を断面として示した斜視図
である。
【図2】図1に示すものの要部の縦断面図で、引手プッ
シャーの作動前の状態を示す図である。
【図3】図2に示すものの引手プッシャーの作動時の状
態を示す図である
【図4】図2に示すものの要部の拡大図で引手プッシャ
ーの作動初期の状態を示す図である。
【図5】図4に示すものの引手プッシャー作動中期の状
態を示す図である。
【図6】図4に示すものの引手プッシャーの作動終期の
状態を示す図である。
【図7】図1に示す第1の実施例で引手を供給されたス
ライダーの一例の分解斜視図である。
【図8】図7に示すスライダーの組立て状態を示す斜視
図である。
【図9】ロックメンバーを持たないスライダーの斜視図
である。
【図10】第2の実施例で引手を供給されるところの図
9に示すスライダーの分解斜視図である。
【図11】第2の実施例の要部の拡大縦断面図で、引手
プッシャーの作動前の状態を示す図である。
【図12】図11に示すものの引手プッシャーの作動終
期の状態を示す図である。
【符号の説明】
1 スライダー組立機 5 引手取付部 6 引手供給シュート 7,7A 下流端 8 引手押送装置 9,34 引手 10 シュート溝 11 基台 12 引手ガイド溝 13,37 引手プッシャー 14,36 当接ピンX 引手受入部

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 引手(9),(34)をその長さ方向
    (L)に1列に整列させて収容できるシュート溝(1
    0)を有する引手供給シュート(6)が、上流端から下
    流端(7)に向って傾斜して配設され、該下流端(7)
    は、引手押送装置(8)を介してスライダー組立機
    (1)の引手受入部()に対峙させられており、該引
    手押送装置(8)の基台(11)には、前記シュート溝
    (10)の中心線01−01の存する垂直面内に中心線
    02−02を有し、かつシュート溝(10)の下流端
    (7A)に臨む水平配置の引手ガイド溝(12)が設け
    られ、該引手ガイド溝(12)内には、シュート溝(1
    0)の下流端(7A)に臨む位置からスライダー組立機
    (1)の引手受入部()に向って往復動する引手プッ
    シャー(13),(37)が配設されており、引手プッ
    シャー(13),(37)の往復ストロークは、シュー
    ト溝(10)から引手ガイド溝(12)へ移行された引
    手(9),(34)をスライダー組立機(1)の引手受
    入部(X)に配置されたスライダー胴部(3)の引手取
    付部(5)へ移動させうる長さとされていると共に、引
    手供給シュート(6)のシュート溝(10)の下流端
    (7A)に近接している前記基台(11)の上部には、
    該下流端(7A)から引手ガイド溝(12)へ斜め姿勢
    で供給される引手(9),(34)の上面(15)に当
    接する当接ピン(14),(36)が回転自在に配設さ
    れているスライドファスナー用スライダー組立機(1)
    の引手供給装置。
  2. 【請求項2】 当接ピン(14),(36)が基台(1
    1)のU字溝(18)に支承され、かつ常時下向き弾性
    を付与されている請求項1記載のスライドファスナー用
    スライダー組立機(1)の引手供給装置。
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