JP2564240B2 - 係止片取付機 - Google Patents

係止片取付機

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JP2564240B2
JP2564240B2 JP5047970A JP4797093A JP2564240B2 JP 2564240 B2 JP2564240 B2 JP 2564240B2 JP 5047970 A JP5047970 A JP 5047970A JP 4797093 A JP4797093 A JP 4797093A JP 2564240 B2 JP2564240 B2 JP 2564240B2
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JP
Japan
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locking piece
lever
tooth
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head portion
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JP5047970A
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JPH06263127A (ja
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幹雄 久保田
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Toska Co Ltd
Original Assignee
Toska Co Ltd
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Publication date
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65CLABELLING OR TAGGING MACHINES, APPARATUS, OR PROCESSES
    • B65C7/00Affixing tags
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65CLABELLING OR TAGGING MACHINES, APPARATUS, OR PROCESSES
    • B65C7/00Affixing tags
    • B65C7/003Affixing tags using paddle-shaped plastic pins
    • B65C7/005Portable tools

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は値札(タグ)を衣類等の
商品に取付ける係止片取付機(タグガン)の改良に関す
る。
【0002】
【従来の技術】商品に値札を取付ける際には、高価な衣
類等のように繊細な商品の場合には値札を糸で取付ける
方法が行なわれているが、一般には多数の商品に値札を
効率的に取付けるために合成樹脂製の係止片、即ちタグ
ピンが使用されいる。この係止片はナイロンやポリプロ
ピレン等の延伸と共に強度が上昇する合成樹脂で一体的
に成形したものであって、偏平な頭部とこれの中央部か
ら直交して延長されたフイラメント部と、このフイラメ
ント部の端部に直交して固定された横棒部を略H形に配
列して構成したものであり、これらの係止片は効率的に
成形するためと取付機への装填の便利のために1本の連
結棒上に30〜100本を櫛形に植立した状態で係止片
群として成形されている。
【0003】この係止片群は、例えば頭部の厚さが1m
m程度のものの場合には2mmピッチの間隔をあけて連
結棒上に植立したものが一般に使用されている。このピ
ッチの係止片群の場合には係止片と係止片との間に1m
m程度の空間が形成されているために複数の係止片群を
1個の箱の中に収納した場合や、多数の係止片群を取出
して使用し、その後に残りの係止片群を元の箱の中に入
れて収納する場合のように多数本の係止片群が集合させ
られると、互いに入り込んでもつれを発生するという問
題がある。
【0004】このもつれを防止するために頭部の間を使
用時に切断可能な連結体で連結したいわゆる「連結ピ
ン」も提案されている。この構造の係止片群の場合には
横棒部は連結棒で、また頭部は頭部どうしで連結される
ために1個のブロックとして取扱いをすることができ、
頭部の間に他の頭部が入り込んでもつれを発生するよう
なことがないので使用に便利である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】前記のように2mmピ
ッチの係止片群はかなり長いものであり、これを取付機
に装填した場合には、取付機の前部上方より動揺し易い
状態で保持されており、そのために値札の取付時に係止
片群が邪魔になったり、また、取付機の前部の下方より
突出する連結棒が商品に引掛かる等の色々な問題が発生
した。
【0006】この問題を解決するために1mm前後のピ
ッチとして密接状態とした、いわゆる密接ピンを本出願
人が開発して販売しているが、この密接ピンは2mmピ
ッチのものに比較して著しくコンパクトであり、材料費
が減少し、包装が小型化されるか、同一の箱の場合には
大量に収納することができ、輸送し易い上に取扱性に優
れている。
【0007】この係止片の取付機には各種のものが提案
されているが、その一例をあげれば特公昭61−350
51号公報がある。この取付機は特に密接ピンを打込む
ために開発されたものであり、従来にない優れた機能を
持つものとして賞用されている。しかし、この取付機は
従来にない繊細な係止片群を移送しなければならないた
めに、その送り機構に精密な部品を多数使用しなければ
ならないという弱点がなり、そのためにコストが高いも
のとなっている。
【0008】具体的には、中間レバー12で駆動される
スライドバー19、このスライドバー19で揺動される
支持板21、この支持板21上に載置される係合爪22
aを有する送り片22、この係合爪22aが係止片群の
横棒の上段のものに係合するために上昇する際に係止片
群が上方に連れ移動しないように停止される戻り防止部
材25、この戻り防止部材25を前方に弾圧するスプリ
ング26等、各種の精密が部材を必要とする精密機械を
構成している。
【0009】このように係止片の送り機構に多数の部品
を組合せた取付機は、製造コストの上昇もさることなが
ら、精密の装置であるから、その取扱いにも十分に注意
しなければならない上に、使用中に多数の部品が摩耗す
る各部の動きに誤差が発生すると共に動きに円滑さを欠
き、これが打込みミスとなる場合がある。本発明は、前
記のような従来の係止片取付機、即ちタグガンの持つ欠
点を解消し、極めて単純化された送り機構を使用するこ
とによって打込みミスがない係止片取付機を提供するこ
とを目的とするものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
の本発明に係る係止片取付機は、頭部とフィラメント部
と横棒部からとなる複数の係止片を連結部を介して連結
棒上に植設した係止片群を本体1の前方上下方向に設け
た案内溝14に充填し、本体1の下方に延長された握り
部2の前方に出入りする如く枢支持されたレバー3によ
って揺動する中間レバー5で、前方にピストン11を有
する移動部材9を前進させてこのピストン11で前記案
内溝14内に送られてきた前記係止片の横棒部を中空針
12中に打ち込み進入させるように構成した係止片取付
機において、係止片の連結部に噛合する歯18fを突出
させた送り部材18と、前記歯18fに横方向に並行し
て前記連結部に噛合する歯19cを突出させたストッパ
ー部材19を並行して設けており、前記送り部材18は
前記歯18fを設けた頭部18aとこの頭部18aより
後方に延長されたレバー部18bを有しかつ前記頭部1
8aとレバー部18bは合成樹脂で一体的に形成され、
往復運動する前記移動部材9の前記レバー部18bへの
当接によって送り部材18を直接に揺動させて係止片を
所定位置に移送し、更に前記ストッパー部材19は前
歯19cを案内溝14内に突出するように弾撥材19a
で前方に付勢されると共に、後方に後退可能である如く
構成されている。
【0011】更に具体的には、前記本体1の前部に設け
た案内溝14内に、係止片の連結部に噛合する歯18f
を突出させた送り部材18と、前記歯18fに並行して
前記連結部に噛合する歯19cを突出させたストッパー
部材19を並行して設け、前記送り部材18は頭部18
aより延長されたレバー部18bと、この頭部18aを
本体1に枢支する軸部18dと、更に、この軸部18d
より離れた位置に受け部18jを有し、前記ストッパー
部材19は突起19bで本体1に枢支持されており、前
記移動部材9が前進して前記受け部18jを押圧して歯
18fを上段の連結部に噛合するように上昇させ、後退
して前記レバー部18bを押上げて前記歯18fに噛合
した係止片群を1本の連結部分だけ押下げるように構成
されている。
【0012】
【作 用】レバー3の把握によって移動部材9を前進さ
せて送り部材18の頭部18aを上方に揺動させ、レバ
ー3の把握の解除と共に移動部材を後退させてレバー部
18bを押上げて頭部18aを下降させ、その際に頭部
18aに突出させた歯18fを係止片の連結部に噛合さ
せながら1本分移送する。送り部材18を移動部材9の
往復運動で揺動させて係止片を送るように構成している
ので、送り機構が著しく簡略化される。
【0013】
【実 施 例】次に、図面を参照して本発明の実施例を
説明する。図1は係止片取付機の概略を示す側断面図、
図2は同要部の拡大図であり、本体1はピストル型に形
成され、その握り部2の前方にはレバー3が軸4で枢支
され、図示しないバネによって前方に突出するようにな
っている。そしてこのレバー3の背後に中間レバー5が
軸6で枢支され、更にこの中間レバー5の下部に設けた
長孔7にレバー3側に設けた突起8を係合させて連動す
る。
【0014】前記中間レバー5の頭部5aに本体1の内
面に形成された案内溝10に嵌合された移動部材9が係
合しており、この移動部材9の前方に金属棒で構成され
たピストン11が設けられ、このピストン11は本体1
の前方に設けた中空針12の内部に進入するようになっ
ている。また、本体1の前部には縦方向に係止片群を装
填する案内溝14(係止片群の連結棒と連結部と横棒部
とフイラメント部の根本部を案内する)が設けられ、こ
の案内溝14の反対側には前記ピストン11が通過する
部分を避けて切断刃15が着脱自在に設けられている。
【0015】なお、この切断刃15は連結棒と係止片の
横棒部とを結ぶ連結部を、1本の係止片がピストン11
で押されて中空針12の中に押込まれる際に切断するた
めのものであり、通常の取付機に使用されている。次
に、本発明の取付機において採用した係止片の送り機構
について説明する。この送り機構は図2にも示すように
合成樹脂で成形された主要部分と金属板からなる歯板と
で構成される送り部材18と、合成樹脂で成形されたス
トッパー部材19で構成されている。
【0016】この送り部材18は頭部18aと、この頭
部18aより後方に延長された細く形成されたレバー部
18bとからなり、図3(図2のA−A矢視断面図)に
示す如く頭部18aの前方に向けて穴18cが開口さ
れ、側面に軸部18dが突出されて本体1に設けた軸受
1aに嵌合している。また、図1に示す如く本体1にス
トッパー1dと1eが設けられ、このストッパー1dで
レバー部18bの下方への移動を停止させ、ストッパー
1eで頭部18aの下方への移動を停止させるようにな
っており、このストッパー1dと1eとの間で送り部材
18が揺動運動するように規制されている。
【0017】頭部18aの側面に沿い、前方に突出し、
その先端に歯18fを有する歯板18eが設けられ、こ
の歯板18eの裏面と前記穴18cとの間にはコイルス
プリング18gが圧縮状態で設けられている。また、こ
の頭部18aの後方の、軸部18dより距離rをもって
受け部18jが設けられており、これに移動部材9の前
方に設けた押圧体9aが当接してこの頭部18aを軸部
18dを中心として上下に揺動させるようになってい
る。
【0018】なお、この歯板18eは図8のように金属
板をコ字形に成形し、前部に歯18fを、後方に突起部
18hをそれぞれ突出させたもので、図2及び図7のよ
うに頭部18aの側面に上下に設けた2個の突起部18
kの間に挿入され、後方の突部18mが前記突起部18
kの後端部に係合して位置決めされ、係止片の連結部c
に歯18fが係合するようになっている。
【0019】ストッパー部材19は合成樹脂で成形され
ており、上部に薄肉のバネ部19aが延長され、このバ
ネ部19aの根元部に設けた突起19b(軸)を本体1
に設けた軸受に嵌合して揺動自在にしている。そしてス
トッパー部材19の前部下方には歯19cが突出されて
おり、図2の如く係止片を移送しない、レバー3を把握
しない状態では前記歯板18eの先端に設けた歯18f
と重なっており、両者は連結部c1 とc2 との間に噛合
している。
【0020】図3に示す如く、このストッパー部材19
の側面には突起19dが設けられ、この突起19dに本
体1の側面から操作できるノブ20の凹部20aに嵌合
されている。このノブ20は図2及び図9に示すように
幅の狭い横辺20bと幅の広い縦辺20cとから形成さ
れており、本体1に設けた案内部1cに嵌合し、更に突
起部分が孔1bから突出し、間隙Hの範囲で後方に移動
することができるようになっている。そしてこの間隙H
分だけノブ20を後退させることによって歯板18eの
後方に一体的に形成した突起部18hと、凹部20aの
内部に収容されているストッパー部材19の突起19d
を同時に係合させ、このストッパー部材19の前部に設
けた歯19cと、歯板18eの前部に設けた歯18fを
共に後退させて係止片の連結部cより外し、係止片を本
体1から自由にして案内溝14の上方より抜き出すこと
ができるようになっている。
【0021】次に、係止片を商品に打込む操作について
説明する。図1と図2とは係止片の打込み前の状態、あ
るいは打込みが終了した状態を示しており、この状態で
案内溝14内に係止片群が装填されているものとする。
なお、図2においては係止片の連結部cのみが図示され
ている。そして歯板18eの前方に形成されている歯1
8fが最先端(最下部)の係止片の連結部c1 と次の打
込む係止片の連結部c2 との間に噛合している。なお、
紙面においてこの連結部cの前側に横棒部が、また、奥
側に連結棒がそれぞれ配置され、そして横棒部の前半分
が中空針12内に挿入されている。この状態においては
図1のようにピストン11は中空針12の後方で待機し
ている。
【0022】図4と図5とは1本の係止片を打込んだ状
態を示しており、レバー3を把握してこのレバー3の一
部が握り部2内に没入されると、このレバー3の運動で
中間レバー5が前傾し、その頭部5aに係合している移
動部材9が前進し、その前部に突出して設けられている
ピストン11を中空針12中に進入させ、この中空針1
2の入口で待機していた係止片の横棒部を中空針12中
に押込み、先端部から突出させる。
【0023】なお、この状態では商品の表側に置かれた
値札の孔を中空針12が挿通し、前記レバー3の把握操
作と共に係止片群から最先の1本の係止片の連結部cが
切断され、横棒部が中空針12をピストン11によって
押圧され、そして商品の裏側から突出して値札を商品に
取付けることになる。この場合、横棒部に接続されてい
るフイラメント部は中空針12の側方に延長されている
スリットより突出した状態でひきずられながら前進す
る。
【0024】前記のようにして移動部材9が前進してこ
の移動部材9の前端に設けてある押圧体9aによって送
り部材18の受け部18jが押圧され、軸部18dで揺
動可能に支持されている頭部18aは図5の如く回転モ
ーメントMによって傾斜し、頭部18aの先端に突出し
ている歯18fは案内溝14から後退しながら上昇して
3本目の連結部c3 より上方に上昇する。この場合、レ
バー部18bはストッパー1dに係合してその下降位置
が規制される。
【0025】一方、ストッパー部材19の先端に形成さ
れている歯19cは、1本目と2本目の連結部c1 とc
2 との間に噛合したままであり、前記のように歯18f
が上昇する際に係止片群が連れて移動しないように押さ
えている。図4と図5に示すように1本の係止片を商品
に打込んた状態では送り部材18の頭部18aの前方が
軸部18dを支点として上方に回動するが、レバー部1
8bはストッパー1dに係合して必要以上に傾斜しない
ようになっている。
【0026】次にレバー3の把握力を解除すると図1と
図2の状態に復元するが、この場合には移動部材9がレ
バー部18bの先端部に接触してこれを押上げるので、
頭部18aは軸部18dを支点として左回転しながら案
内溝14内に歯18fを突出させながら下降させ、この
歯18fは3番目の連結部c3 (従来のピッチの係止片
群の場合には、2番目の連結部c2 )と噛合しながら下
方に移動する。
【0027】この時、ストッパー部材19の歯19cと
噛合していた連結部c1 が前記歯18fの下降動作に伴
なって下方に押圧され、次の連結部c2 と歯19cとが
噛合することになる。また、頭部18aの下部を支持す
るように本体1にストッパー1eが設けられており、図
2のように頭部18aが所定の位置に降下した状態でこ
のストッパー1eでその移動が規制される。
【0028】この動作においてストッパー部材19は突
起19bを支点として左回転し、バネ部19aの弾性力
によって歯19cは連結部cに噛合しながら、あたかも
ラチエットのように連結部cを1本だけ送り、次の打込
み位置に最先端の係止片を移動させることになる。図1
と図4の状態、即ち図2と図5の待機状態と打込状態と
を繰返して係止片はつぎつぎと商品に打込まれるが、こ
の係止片を送込む動作は、移動部材9によって送り部材
18の頭部18aを上方に傾斜させ、この移動部材9の
復帰の際に送り部材18の後方に延長したレバー部18
bを押圧してこの頭部18aが自動的に下方に傾斜する
ことによって行なわれるものである。
【0029】次に、打込み途中の係止片群を取付機より
外す場合について説明する。図3と図6とを参照して、
ノブ20を矢印B方向に後退させると、このノブ20に
係合されている歯板18eがコイルスプリング18gに
抗して後退して突部18kと突部18mとの間に間隙L
をあける。一方、ストッパー部材19は突起19bを支
点として後方に傾斜して歯19cを後退させる。この状
態になると、案内溝14より歯18fと19cとが外れ
た状態となり、連結部cとの係合が解除されることにな
り、係止片群を案内溝14に沿って上方に抜き取ること
ができる。
【0030】なお、送り部材18の上下運動を規制する
ストッパー1d,1eの位置と、移動部材9で操作され
るレバー部18bの形状を適正に設計することによって
各種のピッチの係止片群を打込むことができるので、各
種のピッチの係止片群に対応した係止片取付機を提供す
ることができる。
【0031】
【発明の効果】本発明に係る係止片取付機においては、
送り部材18は、頭部18aと、この頭部18aの後方
に延長されたレバー部18bとを有して合成樹脂で一体
的に形成され、中間レバー5の揺動で往復運動する移動
部材9のレバー部18bへの当接によって、この送り部
材18を直接に天秤の如く揺動させるようにしたから、
送り機構が単純化されて部品点数が少なく、部品の組み
立てやメンテナンスが簡単である。また、送り機構の動
きが単純かつ円滑であるから、部品の磨耗や故障がなく
て耐久性に富み、誤差の発生とそれに伴う係止片の打ち
込みミスがなくすることができる。かつ、部品を成形す
る金型が少数ですむ上に、材料の節約にもなるために安
価な装置を提供できる。次に、送り部材18の頭部18
aに突出した歯18fは、ストッパー部材19の歯19
cと横方向に並行して案内溝10内に突出するから、係
止片群の最後の係止片の連結部を、送り部材18の歯1
8fでストッパー部材19の歯19cとの係合位置に送
って、ピストン11で中空針12に打ち込むことがで
き、係止片群の係止片を全部使用しきることができる。
【0032】更に、ストッパー部材19は、案内溝10
に出入りするように横方向に移動可能で殆ど上下運動せ
ず、その歯19cの高さは常にほぼ一定であり、係止片
の連結部が歯19cを通過する時も殆ど下降運動しない
ので、歯19cの係合面以下の係止片の位置決めスペー
スには、歯19cの下降分の距離を含めず係止片分一本
のスペースを設けるだけで済み、そのスペース内に係止
片の横棒部を位置決めし、これに中空針とピストン11
の中心軸を合わせて配置し、横棒部を正確に打ち込むこ
とができて、係止片の打込み不良又は空打ちが発生する
ことはない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例に係る係止片取付機の要部を示
す側面図である。
【図2】図1の要部の拡大図である。
【図3】図2のA−A矢視断面図である。
【図4】図1に対応する作動状態の側面図である。
【図5】図2に対応する作動状態の拡大図である。
【図6】係止片群を自由な状態にした係止片取付機の要
部の拡大図である。
【図7】送り部材の頭部の斜視図である。
【図8】送り部材の先端に設ける歯板の斜視図である。
【図9】係止片群解除用のノブの斜視図である。
【符号の説明】
1 本体 1a 軸受 1b 孔 1c 案内部
1d ストッパー 1e ストッパー 5 中間レバー 9 移動部材 9a 押圧体 10 案内溝 1
1 ピストン 18 送り部材 18a 頭部 18b レバー部
18c 穴 18d 軸部 18e 歯板 18f 歯 18
g スプリング 18h 突起部 18j 受部 18k 突起部
18m 突部 19 ストッパー部材 19a バネ部 19b
突起 19c 歯 19d 突起 20 ノブ

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 頭部とフィラメント部と横棒部からとな
    る複数の係止片を連結部を介して連結棒上に植設した係
    止片群を本体1の前方上下方向に設けた案内溝14に充
    填し、本体1の下方に延長された握り部2の前方に出入
    りする如く枢支持されたレバー3によって揺動する中間
    レバー5で、前方にピストン11を有する移動部材9を
    前進させてこのピストン11で前記案内溝14内に送ら
    れてきた前記係止片の横棒部を中空針12中に打ち込み
    進入させるように構成した係止片取付機において、係止
    片の連結部に噛合する歯18fを突出させた送り部材1
    8と、前記歯18fに横方向に並行して前記連結部に噛
    合する歯19cを突出させたストッパー部材19を並行
    して設けており、前記送り部材18は前記歯18fを設
    けた頭部18aとこの頭部18aより後方に延長された
    レバー部18bを有しかつ前記頭部18aとレバー部1
    8bは合成樹脂で一体的に形成され、往復運動する前記
    移動部材9の前記レバー部18bへの当接によって送り
    部材18を直接に揺動させて係止片を所定位置に移送
    し、更に前記ストッパー部材19は前記歯19cを案内
    溝14内に突出するように弾撥材19aで前方に付勢さ
    れると共に、後方に後退可能であるように構成してなる
    係止片取付機。
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