JPH09183414A - 圧縮型の荷造方法とその方法に使用する荷造装置 - Google Patents

圧縮型の荷造方法とその方法に使用する荷造装置

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JPH09183414A
JPH09183414A JP35383595A JP35383595A JPH09183414A JP H09183414 A JPH09183414 A JP H09183414A JP 35383595 A JP35383595 A JP 35383595A JP 35383595 A JP35383595 A JP 35383595A JP H09183414 A JPH09183414 A JP H09183414A
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JP
Japan
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binding band
press
insertion groove
back material
cushion
Prior art date
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JP35383595A
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English (en)
Inventor
Kazuaki Sagawa
和哲 寒川
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YAMAMOTO SEIKI KK
Original Assignee
YAMAMOTO SEIKI KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 結束バンドで簡単にプレスしたクッションバ
ック材を結束する。 【解決手段】 投入口11からクッションバック材2を
プレスケーシング1に供給し、プレス板3でプレスして
薄く圧縮し、結束バンド8で結束する。圧縮型の荷造方
法は、プレスする前に、プレスケーシング1の背面と底
面に結束バンド8を配設する。プレス板3でクッション
バック材2を圧縮した状態で、結束バンド8をプレスケ
ーシング1の背面に沿って押し出す。この状態で、押し
出される結束バンド8の先端を停止して、結束バンド8
の途中をプレスケーシング1の背面から前方に折曲状態
で突出させる。そして、突出部分を切断し、結束バンド
8の先端に連結して、圧縮されたクッションバック材2
を結束する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、たとえば、廃棄さ
れるプラスチック容器や種々の紐材等のように、圧縮す
ると小さくなるが、圧縮状態を解消するとクッションバ
ックで大きくなってしまうクッションバック材を小さく
結束して減容する圧縮型の荷造装置に関する。
【0002】
【従来の技術】廃棄されるプラスチックボトル等は、小
さく圧縮して結束することにより、相当に小さくなって
便利に廃棄できる。このことを実現する荷造装置は、プ
ラスチックボトル等のクッションバック材を、圧縮状態
で結束する必要がある。これ等のクッションバック材
は、圧縮すると小さくなるが、圧縮状態を開放すると、
もとの形状に戻り大きくなってしまうからである。クッ
ションバック材を圧縮状態で結束するのは簡単でない。
クッションバック材の周囲を開放できないからである。
【0003】このことを実現するために、クッションバ
ック材を圧縮状態で結束する荷造装置が特開昭55−1
26020号公報に記載されている。この公報に記載さ
れる装置は、図1に記載されるように、プレスケーシン
グ1に結束バンドを挿入する挿通溝6を設けている。挿
通溝6は、プレスケーシング1の底面と背面に設けられ
ている。図示しないが、プレス板には、結束バンドの途
中を引き出す引出し部材を設けている。この図の荷造装
置は、図2に示すようにして下記の工程でクッションバ
ック材2を結束して減容する。 クッションバック材2をプレスする前に、天井に設
けたリール9から結束バンド8を挿通溝6に通してお
く。挿通溝6は複数列あるので、天井には複数のリール
9を設けており、それぞれのリール9から結束バンド8
を挿通溝6に通しておく。 プレス板3を上昇させた状態で、プレスケーシング
1にプラスチックボトル等のクッションバック材2を供
給する。このとき、図示していないが、プレスケーシン
グの前面は、下部を閉塞して、上部に投入口を開口し、
投入口からクッションバック材を供給する。クッション
バック材を投入した後、投入口を扉で閉塞する。
【0004】 プレス板3を降下させて、プレスケー
シング1内のクッションバック材2を薄く押し潰す。 プラスチックボトル等をプレス板3で押圧する状態
に保持して、プレス板3に設けた結束バンド8の引出し
部材10で、結束バンド8の途中をプレス板3の前方に
引き出す。この状態で、結束バンド8は、圧縮状態のク
ッションバック材2の底面、背面、上面に位置する。
【0005】 プレスケーシング1の前面を開き、結
束バンド8をクッションバック材2の前面で連結する。
プレスケーシング1の前面を開いたときに、クッション
バック材2は多少前面に押し出されるが、前面を閉塞す
る状態でプレスしているので、開口部を開いてもクッシ
ョンバック材2はそれほど、前面に押し出されない。ク
ッションバック材2が、多少は前面に押し出されても、
結束バンド8で結束して小さくできる。 クッションバック材2を結束バンド8で結束した
後、結束バンド8を切断する。
【0006】 その後、プレス板3を上昇してプレス
状態を解除し、結束したクッションバック材2をプレス
ケーシング1から取り出す。クッションバック材2をプ
レスケーシング1から取り出すとき、結束バンド8は挿
通溝6から引き抜かれる。挿通溝6は、結束バンド8を
引き抜きできるようにプレスケーシング1の内面に開口
する溝形となっている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】図に示す圧縮型の荷造
装置は、以上の〜の工程を繰り返して、クッション
バック材を圧縮する状態で結束できる。しかしながら、
この構造の荷造装置は、挿通溝に結束バンドを簡単に挿
通できない欠点がある。とくに、プレスケーシングの背
面は奥まった部分に位置するので、ここに結束バンドを
挿入するのは簡単でない。
【0008】さらに、この構造の圧縮型の荷造装置は、
クッションバック材をプレスした状態で、結束バンドを
プレス板に沿って手前に引き出すのにも手間がかかる欠
点がある。
【0009】本発明者は、この欠点を解決することを目
的に、図3に示すようにして結束バンドを挿通溝に挿通
できる圧縮型の荷造装置を開発した。この荷造装置は、
図4と図5に示すように、下記の構成をしている。 (a) 挿通溝6に結束バンド8を通すために、バネ鋼
の金属線材7を使用する。 (b) プレスケーシング1は、背面に、金属線材7を
挿通する挿通溝6を設けている。 (c) 挿通溝6は、プレスケーシング1の内面に開口
し、あるいは図示しないが、挿通溝6は開口部に開口自
在な蓋を備える。 (d) 挿通溝6は、金属線材7を押し込んで挿通でき
るように、直線状をしており、プレスケーシング1の底
面と背面の境界は所定の曲率半径で湾曲させている。 (e) プレス板3は挿通溝6を配設している位置に対
向して、結束バンド8を挿通させるスリット3Aを有す
る。
【0010】この構造の圧縮型の荷造装置は、図3に示
すように、下記の工程で、プラスチックボトル等のクッ
ションバック材を圧縮して結束する。 (1) プレスケーシング1の底面と背面に設けた挿通溝
6に、バネ鋼である金属線材7を挿通する。投入口11
から、プレスケーシング1にクッションバック材2を供
給する。このとき、プレス板3は、クッションバック材
2の投入の邪魔にならないように、上昇位置に待機す
る。 (2) 投入口11を閉塞して、プレス板3を降下させ
る。 (3) プレス板3が所定の位置まで降下して、クッショ
ンバック材2を小さく圧縮する。
【0011】(4) プレス板3を降下位置に停止して、
プレスケーシング1の前面を開き、金属線材7の先端に
結束バンド8の先端を連結する。 (5) 金属線材7を引っ張って、挿通溝6に結束バンド
8を通す。 (6) 金属線材7と結束バンド8の連結部を挿通溝6か
ら引き出し、結束バンド8を金属線材7から外す。結束
バンド8は、金属線材7との連結を外した後に、挿通溝
6から引き出すこともできる。 (7) 挿通溝6から引き出した結束バンド8の先端を、
プレス板3に設けたスリット3Aに挿通する。この状態
で、結束バンド8は、圧縮状態にあるクッションバック
材2の底面、背面、上面に回される。
【0012】(8) 結束バンド8をクッションバック材
2の前面で連結し、結束バンド8で、圧縮状態のクッシ
ョンバック材2を結束する。結束バンド8は、現在すで
に使用されている連結具を使用して、金具等で挟着して
連結される。プレスケーシング1には複数の挿通溝6が
設けられているので、1列の挿通溝6に通した結束バン
ド8でクッションバック材2を結束した後、(4)〜(8)の
工程を繰り返して、全ての挿通溝6に結束バンド8を挿
通して、クッションバック材2を結束する。
【0013】(9) 全ての挿通溝6に結束バンド8を通
して、クッションバック材2を結束した後、プレス板3
を上昇し、プレスケーシング1から結束されたクッショ
ンバック材2を外部に取り出す。
【0014】このようにして、結束バンドを挿通溝に挿
通できる荷造装置は、結束バンドをスムーズに挿通でき
る特長がある。しかしながら、この構造の荷造装置は、
プレス板でクッションバック材をプレスした状態で、結
束バンドをプレス板に沿って引き出すのに手間がかかる
欠点がある。それは、プレス板を降下させた状態で、結
束バンドを金属線材から外し、結束バンドの先端をプレ
ス板のスリットに挿通して手前に引き出すからである。
結束バンドを金属線材から外して、プレス板のスリット
に挿通する作業は、プレスケーシングの内部に手を押し
込んで行われるので、簡単に楽にできない欠点がある。
さらに、クッションバック材を結束バンドで結束した
後、再び挿通溝に金属線材を挿通するのに手間がかかる
欠点もある。
【0015】本発明はさらにこれ等の欠点を解決するこ
とを目的に開発されたもので、本発明の重要な目的は、
結束バンドでプレスしたクッションバック材を簡単かつ
容易に結束できる圧縮型の荷造装置を提供することにあ
る。
【0016】
【課題を解決するための手段】本発明の圧縮型の荷造方
法は、前述の目的を達成するために下記のようにして圧
縮されたクッションバック材を結束バンドで結束する。
本発明は、投入口からクッションバック材をプレスケー
シングに供給し、供給されたクッションバック材をプレ
ス板でプレスして薄く圧縮し、圧縮状態のクッションバ
ック材を結束バンドで結束する荷造方法を改良したもの
である。圧縮型の荷造方法は、クッションバック材をプ
レスする前に、プレスケーシングの背面と底面に結束バ
ンドを配設する。さらに、プレス板でクッションバック
材を圧縮した状態で、結束バンドをプレスケーシングの
背面に沿って押し出す。この状態で、押し出される結束
バンドの先端を停止して、結束バンドの途中をプレスケ
ーシングの背面から前方に折曲状態で突出させる。そし
て、突出部分を切断し、結束バンドの先端に連結して、
圧縮されたクッションバック材を結束する。
【0017】さらに、本発明の請求項2に記載される圧
縮型の荷造方法に使用する荷造装置は、クッションバッ
ク材の投入口が開口されているプレスケーシングと、こ
のプレスケーシング内に上下方向に移動自在に配設され
ており、プレスケーシングに供給されたクッションバッ
ク材を降下してプレスするプレス板と、このプレス板を
上下に移動させる駆動機構とを備え、プレス板で押し潰
されたクッションバック材を結束バンドで結束するよう
に構成された荷造装置を改良したものである。
【0018】さらに、圧縮型の荷造装置は、下記の独特
の構成を有することを特徴とする。 (a) プレスケーシングの背面に、結束バンドを挿通
する直線状の挿通溝が設けられている。 (b) 挿通溝6の上端には、結束バンド8を強制的に
送り出しする送りローラー27を備えている。 (c) プレス板3は挿通溝6が配設されている位置に
対向して、結束バンド8を挿通できるスリット3Aを有
する。 (d) プレス板3を降下させてクッションバック材2
をプレスする状態で、送りローラー27が結束バンド8
を挿通溝6に送り出し、送り出された結束バンド8の途
中がプレス板3に設けたスリット3Aから押し出される
ように構成されている。
【0019】ところで、本明細書において上下方向は、
添付する図面において決定するものとする。図に示す荷
造装置は、水平にして使用することもできる。図に示す
装置を水平に倒して使用すると、明細書における上下方
向は水平方向となる。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。ただし、以下に示す実施の形態
は、本発明の技術思想を具体化するための圧縮型の荷造
方法とその方法に使用する荷造装置を例示するものであ
って、本発明は荷造方法と装置を下記のものに特定しな
い。
【0021】さらに、この明細書は、特許請求の範囲を
理解し易いように、実施の形態に示される部材に対応す
る番号を、「特許請求の範囲の欄」、および「課題を解
決するための手段の欄」に示される部材に付記してい
る。ただ、特許請求の範囲に示される部材を、実施の形
態の部材に特定するものでは決してない。
【0022】図6の断面図と、図7の正面図と、図8の
概略斜視図に示す圧縮型の荷造装置は、プレスケーシン
グ1と、プレス板3と、このプレス板3を押圧する駆動
機構4と、結束バンド8を供給するバンド供給部22と
を備える。
【0023】プレスケーシング1は、前面を開口してい
る箱形をしている。前面の開口部は、開き戸12で開閉
自在に閉塞されている。開き戸12は、上半分の開閉扉
12Aと、下半分の閉塞扉12Bとからなっている。開
閉扉12Aは、プレスケーシング1の投入口11を開閉
自在に閉塞している。閉塞扉12Bは、側縁を蝶番(図
示せず)を介してプレスケーシング1の開口部に開閉で
きるように装着している。開閉扉12Aは、蝶番を介し
て閉塞扉12Bの上縁に開閉できるように連結してい
る。開閉扉12Aと閉塞扉12Bはショックアブソーバ
ー13で連結されている。ショックアブソーバー13
は、開閉扉12Aを押し上げて、軽く開閉できるように
している。閉塞扉12Bと開閉扉12Aは、閉じた位置
に固定できるように、脱着連結具(図示せず)でプレス
ケーシング1に連結される。
【0024】図6、図7、図8に示すプレスケーシング
1は、クッションバック材2を圧縮する圧縮室1Aの外
側に、プレス板3を上下に移動させる駆動機構4を内蔵
する機械室1Bを区画している。機械室1Bと圧縮室1
Aとは側板14で区画されている。
【0025】プレス板3は、プレスケーシング1内に水
平の姿勢で、上下に移動できるように配設されており、
プレスケーシング1に供給されたクッションバック材2
をプレスして薄く押し潰す。プレス板3の外形は、プレ
スケーシング1の圧縮室1Aの内形よりも多少小さく設
計されている。プレスケーシング1の水平断面形状は長
方形であるから、プレス板3も長方形をしている。プレ
ス板3は両端に連結アーム15が突出している。連結ア
ーム15は、側板14を貫通して機械室1Bに突出して
いる。側板14は、連結アーム15を貫通させるため
に、上下に延長するスリット14Aがある。連結アーム
15は、スリット14Aに沿って上下に移動して、プレ
ス板3を上下に移動させる。
【0026】プレス板3は、駆動機構4で上下に移動さ
れる。図に示す荷造装置の駆動機構4は、圧縮室1Aの
両側にある機械室1Bに、垂直に配設されている2本の
ネジ棒16を備える。ネジ棒16にはナット17がねじ
込まれている。ナット17は連結アーム15を介してプ
レス板3に連結されており、ナット17がネジ棒16に
沿って移動されると、プレス板3は上下に移動される。
2本のネジ棒16を一緒に回転させるために、ネジ棒1
6の上端にはスプロケット18を固定している。スプロ
ケット18にはチェーン20が掛けられており、チェー
ン20はモーター19に駆動される減速歯車21に連結
されている。モーター19は、減速歯車21とチェーン
20とスプロケット18とを介して、2本のネジ棒16
を一緒に回転させる。モーター19は逆転できる反転モ
ーターである。モーター19が正転されると、プレス板
3は降下し、モーター19が逆転されると、プレス板3
は上昇される。
【0027】プレスケーシング1は、底面と背面に、結
束バンド8を挿通する挿通溝6を備える。結束バンド8
は、好ましくは所定の幅の帯状をしている。帯状の結束
バンド8は、スムーズにプレスケーシング1の挿通溝6
に挿通できる。挿通溝6は、上部挿通溝6A、開放挿通
溝6B、およびプレス挿通溝6Cからなる。
【0028】上部挿通溝6Aは、図7および図8の矢印
Aで示す区間である。これらの図に示す上部挿通溝6A
のA区間は、図9の断面図に示すように、結束バンド8
を抜け難くした構造をしている。上部挿通溝6Aの断面
形状は、コ字状の開口上面に突出部6aを設けて開口部
分で狭くなるような形状とし、またはC字状やアリ溝等
とする。
【0029】あるいは、図10の断面図に示すように、
結束バンド8を通すスリットを広く成形し、開口部を狭
くした構造も使用できる。この構造の上部挿通溝6A
は、開口部の一方の側壁をスリットと垂直に、他方の側
壁を開口部を狭くする方向に傾斜させ、開口部に突出部
6aを設けている。このため、結束バンド8をスリット
で保持でき、開口部から抜けないようにして結束バンド
8を送り出すことができる。
【0030】図9あるいは図10に示す上部挿通溝6A
は、開口部に突出部6aを設けて開口部の幅を多少狭く
している。これは、結束バンド8を挿通溝6に供給する
ときに、結束バンド8が上部挿通溝6Aからはみ出すの
を防止するためである。この構造の上部挿通溝6Aは、
バンド供給部22によってここに案内される結束バンド
8を摺動させて、溝から結束バンド8が抜けないように
保持できる。
【0031】また、開放挿通溝6Bは、図7および図8
の矢印Bで示す区間である。これらの図に示す開放挿通
溝6BのB区間は、図11の断面図に示すように、結束
バンド8がプレスケーシング1の内面に表出し、自由に
出入りできる構造となっている。開放挿通溝6Bは、プ
レス板3が降下した状態で、プレス板よりも上方に開放
挿通溝6Bの上端が位置するように設けられる。
【0032】プレス挿通溝6Cは、図7および図8の矢
印Cで示す区間である。これらの図に示すプレス挿通溝
6Cは、プレスケーシング1の底面と背面の境界におい
ても、結束バンド8をスムーズに挿入できるように、境
界部分を所定の曲率半径で湾曲させている。プレスケー
シング1の境界におけるプレス挿通溝6Cの曲率半径
は、たとえば、2〜15cm、好ましくは3〜10c
m、さらに好ましくは約5cmに設計される。
【0033】図7および図8に示すプレス挿通溝6C
は、プレスケーシング1の背面部分、いいかえると垂直
方向を上部挿通溝6Aと同じ構造としている。また、境
界部から底面、いいかえると湾曲部から水平部分では、
プレスケーシング1の内面に溝を設けないで、直接結束
バンド8を表面に沿わせる構造とすることもできる。こ
の構造のプレス挿通溝6Cは、クッションバック材2を
結束して取り出す際に、結束バンド8の引っかかり部分
を少なくして簡単に取り出せる特徴を実現する。ただ、
プレス挿通溝6Cは、全体を溝状にすることもでき、あ
るいは結束バンド8の両端部にガイド突起を設けたり、
全体を図9または図10のような上部挿通溝6Aと同様
の構造とすることもできる。これらの構造のプレス挿通
溝は、溝、ガイド突起、引掛部等により、結束バンド8
をスムーズに送り出すことができ、さらに多少強く引っ
張ることでプレス挿通溝6Cから結束バンド8を引き出
せるからである。
【0034】プレス挿通溝6Cの上端部、いいかえると
開放挿通溝6Bに続くプレス挿通溝6Cの境界部には、
上部挿通溝6Aと同様、突出部が設けられる。プレス挿
通溝6Cの上端部に設けられた突出部により、結束バン
ド8を引っかけて、結束バンド8がプレスケーシング1
の内面から離れないようにする。同時に、この構造のプ
レス挿通溝6Cは、開放挿通溝6Bから結束バンド8が
突出するとき、開放挿通溝6Bとプレス挿通溝6Cの境
界部で結束バンド8を引っかけて、結束バンド8の突出
部の下端を保持して突出しやすくする。
【0035】ただ、突出部はプレス挿通溝6Cの全長で
設ける必要はない。前述のとおり、プレス挿通溝6Cを
溝状にした場合、コ字状の溝の上部のみに突出部を設
け、中間部分に設けない構造とすることもできる。上部
に設けられた突出部が開放挿通溝6Bとの境界部分で結
束バンド8を突出し易くできるからである。
【0036】A区間を上部挿通溝6A、およびC区間を
プレス挿通溝6Cとして結束バンド8を保持し、B区間
で開放挿通溝6Bとして結束バンド8を表出させる構造
の挿通溝6は、結束バンド8がB区間でプレスケーシン
グ1の内面に突出可能となり、A区間、C区間で突出す
ることがない。
【0037】バンド供給部22は、図6ないし図8に示
すように、プレスケーシング1の上面に配設されてお
り、プレスケーシング1の挿通溝6に結束バンド8を供
給する。バンド供給部22は、バンドリール24と、バ
ンドリール固定バー25と、中間ローラー26と、結束
バンド8を挿通溝6に供給する送りローラー27と、結
束バンド8を送りローラー27に押圧する押さえローラ
ー28とからなる。
【0038】バンドリール24は、結束バンドを1巻に
しているリールであり、プレスケーシング1の上面に配
設されたバンドリール固定バー25に取り付けられてい
る。バンドリール固定バー25はT字状をしており、下
端をプレスケーシング1の上面に固定し、上部の両側に
バンドリール24を取り付けるシャフト25Aを有す
る。図6に示すバンドリール24は、このシャフト25
Aの片側に2個、他方に1個、計3個取り付けられてい
る。バンドリール24は、シャフト25Aが回転の軸と
なるように、バンドリール24の中心にシャフト25A
を挿入して取り付けている。バンドリール固定バー25
は、バンドリール24とシャフト25Aの境界部分にベ
アリング等を有し、バンドリール24がなめらかに回転
できるようになっている。
【0039】さらに、図6に示すバンドリール24は、
側面を側円板29により挟着されている。側円板29は
円形の平板で、結束バンド8がバンドリール24から外
れるのを防止している。したがって、側円板29の直径
は、バンドリール24の直径よりもやや大きく設計され
る。また、隣接するバンドリール24の境界面には、仕
切板30を配設し、2個のバンドリール24で仕切板3
0を挟着している。仕切板30も円形の平板で、隣接す
るバンドリール24の結束バンド8が絡み合うのを防止
している。仕切板30も、側円板29と同様にバンドリ
ール24よりもやや大きい直径に設計される。
【0040】バンドリール24から送り出される結束バ
ンド8は、2個の中間ローラー26を経て、送りローラ
ー27へ供給される。送りローラー27は、結束バンド
8を挿通溝6へ供給するローラーで、モーター31によ
り駆動される。プレスケーシング1の上面は、押さえロ
ーラー28の位置に開口部が設けられており、この開口
部を通って結束バンド8はプレスケーシング1の内部の
挿通溝6に供給される。
【0041】押さえローラー28は、結束バンド8を送
りローラー27に挟着するローラーで、傾動レバー32
に空転できるように固定されている。傾動レバー32
は、下端にバネ33を有し、中央部に押さえローラー2
8を備え、上部をハンドル32Aとしている。下端に装
備されたバネ33の一端は、プレスケーシング1の裏板
1Cに固定されている。傾動レバー32は、押さえロー
ラー28とバネ33の間に支点を設け、この点でプレス
ケーシング1本体に固定されている。傾動レバー32
は、この点を支点として、図の矢印Dで示す方向に傾動
可能となっている。傾動レバー32のハンドル32Aを
矢印Dの方向に傾動させると、押さえローラー28は送
りローラー27から離れた状態となり、このときにでき
る隙間から挿通溝6に結束バンド8を挿入することがで
きる。結束バンド8を挿通溝6に挿入した後、傾動レバ
ー32を元の位置に戻すと、押さえローラー28が結束
バンド8を送りローラー27に押圧する。
【0042】したがって、上記の構造を持つバンド供給
部22は、送りローラー27と押さえローラー28が結
束バンド8を挟着した状態で、送りローラー27を駆動
させると、結束バンド8を挿通溝6に強制的に供給し、
送りローラー27を逆転駆動させると、結束バンド8
は、後退する。送りローラー27により、挿通溝6に強
制的に供給される結束バンド8は、開閉扉7により開か
れた開放挿通溝6Bの下端の部分で膨らみ前面に押し出
される。
【0043】結束バンド8は、圧縮状態にあるクッショ
ンバック材2の上面にも通す必要がある。クッションバ
ック材2の上面に結束バンド8を挿通するために、プレ
ス板3は、結束バンド8を通すスリット3Aを設けてい
る。図6と図8に示すプレス板3は、H鋼3Cの下面に
格子状に押圧ロッド3Bを固定し、押圧ロッド3Bの間
にスリット3Aを設けている。スリット3Aは、挿通溝
6から結束バンドが挿入されるので、挿通溝6の配設位
置に対向して、プレス板3に設けている。プレス板3の
スリット3Aは、結束バンド8を挿通するので、結束バ
ンド8を通すことができる幅を有する。
【0044】さらに、プレス板3は、開放挿通溝6Bか
ら押し出される結束バンド8の中間部分を、プレス板3
のスリット3Aに導くためのガイド34を有する。ガイ
ド34は、たとえば、図12に示すように押圧ロッド3
BとH鋼3Cの境界部分からプレスケーシング1の背面
方向に、傾斜を付けて設けられた平板34Aであり、固
定板34Bを介してプレス板3に固定されている。固定
板34Bは、スリット3Aの位置に2枚を平行に取り付
けてあり、固定板34Bの間隔はスリット3Aの間隔と
等しくなっている。
【0045】さらに、ガイド34は、図13に示す構造
とすることもできる。この図に示すガイド34は、平板
を折曲あるいは溶着して断面形状をコの字状に加工した
ものである。このガイド34を、スリット3Aの位置
に、押圧ロッド3BとH鋼3Cの境界部分からプレスケ
ーシング1の背面方向に傾斜を設けて取り付けている。
ガイド34は、内面の幅をスリット3Aの間隔に等しく
している。これらの構造のガイド34は、結束バンド8
が開放挿通溝6Bから強制的に押し出されると、ガイド
34の傾斜に沿って結束バンド8の中間部が山型に盛り
上がり易くなり、折曲された結束バンド8をプレス板3
のスリット3Aを通じて装置本体の前面に導くことがで
きる。
【0046】また、ガイドは可動自在あるいは脱着自在
にプレス板に装着することによって、便利に使用でき
る。たとえば、図13において、ガイド34とプレス板
の連結部で、スリット3Aの上縁に沿った連結部を蝶番
等とすれば、ガイド34を側方に折曲して、スリット3
Aの上面を開口できる。スリット3Aは狭いので手が入
り難く、結束バンド8が引っかかった場合等に取り外す
のが困難であるが、スリット3Aの上方を開口できれ
ば、容易に取り外し等の作業を行うことができる。
【0047】プレス板の押圧ロッドの下面には、凸部3
bが設けられる。図12に示すように、凸部3bは押圧
ロッドの両端縁で、スリット3Aの両側に位置するよう
に設けられている。押圧ロッドの下面に凸部3bを有す
るプレス板は、降下してクッションバック材2を押圧す
るときに、スリット3Aの両脇部分を局部的に強い圧力
で押圧して、結束バンドを確実に結束しやすくする。そ
れは、結束バンドが挿入されたスリット3Aの両脇部分
でクッションバック材2は強く押圧されるので、スリッ
ト3Aの部分、すなわち結束バンドがクッションバック
材と接触する面でも強く圧縮されており、この強く圧縮
された部分を結束バンドで結束できるからである。した
がって、結束バンドを結束しながらクッションバック材
を圧縮するのでなく、すでに強く圧縮させた部分で結束
でき、容易にクッションバック材を薄く圧縮した状態に
結束できる。
【0048】さらに、プレス板のスリット3Aには弾性
板3aを備える。図12に示す弾性板3aは、スリット
3Aの幅、形状にほぼ等しい平板で、スプリング、ゴム
等の弾性部材によりスリット3Aの開口部付近に装着さ
れる。弾性板3aは凸部3bよりも若干奥まった位置に
装着され、弾性部材の作用により通常の状態でスリット
3Aの下面を閉塞するよう配設される。スリット3Aを
閉塞する弾性板3aは、内側から外側に開いてスリット
3Aを開口するよう構成される。このため、スリット3
A内に案内された結束バンドを、スリット3Aから外す
ことができる。また、弾性板3aは外側から内側には開
口しないので、クッションバック材2がスリット3A内
に侵入することが防止できる。この構造の弾性板3a
は、スリット3Aの背面から結束バンドを案内するとき
に、スリット3Aの下面を閉塞して、結束バンドの中間
部がスリット3Aの前面から折曲状態で突出しやすく
し、さらにクッションバック材2がスリット3A内に侵
入するのが防止でき、よりスムーズに結束バンドをスリ
ット3A内に案内できる。また、スリット3A内に案内
された結束バンドは、クッションバック材2を結束して
スリット3Aから外すことができ、スリット3Aから結
束バンドが出ると、弾性部材によって弾性板3aはスリ
ット3Aを閉塞する。
【0049】図6と図8に示す荷造装置は、プレスケー
シング1に挿通溝6を3列設けてあり、クッションバッ
ク材2を3本の結束バンド8で結束できる。ただ、本発
明の荷造装置は、挿通溝の数を3列に特定しない。挿通
溝の数は、2〜5列、好ましくは3〜4列とすることも
できる。大きなクッションバック材は、多くの結束バン
ドで結束し、小さいクッションバック材は少ない結束バ
ンドで結束する。したがって、挿通溝の数は、クッショ
ンバック材の大きさを考慮して、最適値に設計される。
また、挿通溝に対向する位置に設けられる部材の個数に
ついても、挿通溝の数に応じて決定される。
【0050】上記の構造の圧縮型の荷造方法とその方法
に使用する荷造装置は、図14に示すように、下記の工
程でプラスチックボトル等のクッションバック材を圧縮
して結束する。 (1) クッションバック材2をプレスする前に、プレス
ケーシング1の上面に設けたバンドリール24から結束
バンド8を、送りローラー27を通して挿通溝6に挿入
する。送りローラー27を駆動させ、結束バンド8を挿
通溝6に供給する。このとき、プレス板3は、上昇位置
に待機する。 (2) 結束バンド8の先端が、挿通溝6を通過して、プ
レスケーシング1の圧縮室1Aから外部に出ると、送り
ローラー27を停止させる。この状態で、開閉扉12A
を開放し、投入口11からプレスケーシング1の圧縮室
1Aにクッションバック材2を供給する。 (3) 開閉扉12Aを閉じて投入口11を閉塞し、プレ
ス板3を降下させる。プレス板3は所定の位置まで降下
して、クッションバック材2を薄く圧縮する。
【0051】(4) プレス板3でクッションバック材2
を圧縮した状態で、プレスケーシング1の前面の開き戸
12を開放する。その後、送りローラー27を駆動さ
せ、結束バンド8を挿通溝6へ強制的に供給する。この
とき、結束バンド8のうち、クッションバック材2の底
面および背面に接する部分はクッションバック材2に押
圧されて、移動しない。よって、前方が固定された状態
にある結束バンド8を強制的に後方から送り出すと、中
間部の開放状態にある開放挿通溝6Bの部分で折曲して
膨らみ、プレス板3のガイド34を通じて前方へ突出し
てくる。 (5) さらに、結束バンド8の中間部が折曲して、プレ
ス板3のスリット3Aを通って前面に出てくるまで送り
ローラー27を駆動する。プレスケーシング1の前面の
開き戸12は、送りローラー27を停止した後に開放す
ることもできる。
【0052】(6) 前方に突出した結束バンド8の中間
部を切断する。切断した結束バンド8のうち、下方の一
端、すなわちクッションバック材2の上面に接する結束
バンド8と、この結束バンド8と連続する他端、すなわ
ちクッションバック材2の背面をまわって底面から突出
する結束バンド8を、クッションバック材2の前面で連
結する。このとき、クッションバック材2の上面を結束
する結束バンド8は、プレス板3のスリット3Aで、弾
性板3aを上面から挟んだまま結束される。クッション
バック材2はプレス板3で圧縮され、特にスリット3A
の部分は凸部3bで強く押圧されているので、圧縮状態
のままクッションバック材2を結束バンド8で強固に結
束できる。結束バンド8は、現在すでに使用されている
連結具を使用して、プラスチック、金具等で挟着して連
結される。クッションバック材2を結束バンド8で結束
した後、送りローラー27を逆転して、切断された結束
バンド8を、挿通溝6の位置まで後退させる。あるいは
切断された結束バンド8はそのままの状態にしておき、
次の工程(7)でプレス板3が上昇するときに、上昇に伴
って自然にプレス板3のスリットから抜けるようにする
こともできる。
【0053】(7) プレス板3を上昇してプレス状態を
解除し、プレスケーシング1から結束されたクッション
バック材2を外部に取り出す。プレス板3が上昇する際
に、弾性板3aが外側に開くのでスリット3Aから結束
バンド8が外れる。 (8) プレスケーシング1の前面を開き戸12で閉塞す
る。この状態で送りローラー27を駆動して、結束バン
ド8を再び挿通溝6に送り出し、結束バンド8の先端を
圧縮室1Aから外部に出す。さらに別のクッションバッ
ク材2を圧縮する場合は、以下同様の手順で圧縮室1A
にクッションバック材2を供給する。圧縮しない場合
は、結束バンド8の先端を留具等でプレスケーシング1
の外部表面に係止しておくこともできる。
【0054】
【発明の効果】本発明の圧縮型の荷造方法は、クッショ
ンバック材を圧縮した状態で、簡単に結束することがで
きる。それは、本発明の圧縮型の荷造方法が、あらかじ
めクッションバック材の下面および背面に結束バンドを
配した状態でクッションバック材をプレスし、この状態
で結束バンドを強制的に送り出すことで、中間部分が折
曲してクッションバック材の背面から上面にかけて突出
してくるからである。この方法であれば、圧縮されたク
ッションバック材の底面、背面、上面の三面に結束バン
ドを配することができるので、あとは結束バンドを切断
して前面で結束するだけでよく、簡単にクッションバッ
ク材を圧縮して荷造りすることができる。このため、従
来のようにクッションバック材の周囲に結束バンドをか
けるための手順が大幅に省力化でき、半自動的に簡単に
圧縮したクッションバック材等の荷造方法が実現され
る。特に本発明の方法では、圧縮状態を保ったままで結
束バンドを送り出すので、強固に固定できると同時に、
結束バンドを送り出す量や切断位置を任意に変化できる
ので、クッションバック材等の圧縮する部材の大きさや
量に合わせて結束バンドの長さや結束位置を調整でき、
無駄のない最適な状態で荷造りできる特徴も実現され
る。
【0055】さらに、本発明の請求項2に記載される圧
縮型の荷造方法に使用する荷造装置は、クッションバッ
ク材を結束して減容する際に、面倒な準備や操作を必要
とせず、簡単に結束できる特長を実現できる。それは、
本発明の圧縮型の荷造装置が、クッションバック材を圧
縮した状態で結束バンドの中間部を突出させて切断する
ことで、結束バンドをクッションバック材に通した状態
に簡単にでき、この状態で結束できるよう構成されてい
るからである。圧縮型の荷造装置は、プレスケーシング
背面に結束バンドを配する直線状の挿通溝を有してい
る。挿通溝は、上端に、結束バンドを強制的に送り出し
する送りローラーを備えている。この構造の荷造装置
は、プレス板を降下させてクッションバック材をプレス
する状態で、送りローラーが結束バンドを通溝の上部に
強制的に供給することにより、挿通溝から結束バンドを
折曲して押し出すことができる。さらに、プレス板は挿
通溝が開放されている位置に対向して、結束バンドを挿
通できるスリットとガイドを有するので、開かれた挿通
溝から押し出される結束バンドは、プレス板のスリット
を通って荷造装置の前面に突出できる。したがって、本
発明の圧縮型の荷造装置は、クッションバック材をプレ
スした状態で、結束バンドを手前に引き出すための手間
をかけずに前面に突出させることができ、この状態から
結束バンドを切断して簡単にクッションバック材を結束
できる特長を実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来の圧縮型の荷造装置の斜視図
【図2】従来の圧縮型の荷造装置の概略断面図
【図3】本発明者が先に開発した圧縮型の荷造装置の結
束工程を示す断面図
【図4】本発明者が先に開発した圧縮型の荷造装置の概
略斜視図
【図5】本発明者が先に開発した圧縮型の荷造装置の断
面図
【図6】本発明の実施の形態の圧縮型の荷造装置の前面
を取り外した正面図
【図7】本発明の実施の形態の圧縮型の荷造装置の断面
【図8】本発明の実施の形態の圧縮型の荷造装置の一部
断面概略斜視図
【図9】本発明の実施の形態に係る上部挿通溝を示す拡
大断面図
【図10】本発明の他の実施の形態に係る上部挿通溝を
示す拡大断面図
【図11】本発明の実施の形態に係る開放挿通溝を示す
拡大断面図
【図12】本発明の実施の形態に係るガイドを備えるプ
レス板の斜視図
【図13】ガイドを備えるプレス板の他の具体例を示す
斜視図
【図14】本発明の実施の形態の圧縮型の荷造装置の結
束工程を示す断面図
【符号の説明】
1…プレスケーシング 1A…圧縮室
1B…機械室 1C…裏板 2…クッションバック材 3…プレス板 3A…スリット
3B…押圧ロッド 3C…H鋼 3a…弾性板 3b…凸部 4…駆動機構 6…挿通溝 6A…上部挿通溝
6B…開放挿通溝 6C…プレス挿通溝 6a…突出部 7…金属線材 8…結束バンド 9…リール 10…引出し部材 11…投入口 12…開き戸 12A…開閉扉
12B…閉塞扉 13…ショックアブソーバー 14…側板 14A…スリット 15…連結アーム 16…ネジ棒 17…ナット 18…スプロケット 19…モーター 20…チェーン 21…減速歯車 22…バンド供給部 24…バンドリール 25…バンドリール固定バー 25A…シャフト 26…中間ローラー 27…送りローラー 28…押さえローラー 29…側円板 30…仕切板 31…モーター 32…傾動レバー 32A…ハンドル 33…バネ 34…ガイド 34A…平板
34B…固定板 35…閉塞板

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 投入口(11)からクッションバック材(2)
    をプレスケーシング(1)に供給し、供給されたクッショ
    ンバック材(2)をプレス板(3)でプレスして薄く圧縮し、
    圧縮状態のクッションバック材(2)を結束バンド(8)で結
    束する荷造方法において、 クッションバック材(2)をプレスする前に、プレスケー
    シング(1)の背面と底面に結束バンド(8)を配設し、プレ
    ス板(3)でクッションバック材(2)を圧縮した状態で、結
    束バンド(8)をプレスケーシング(1)の背面に沿って押し
    出し、押し出される結束バンド(8)の先端を停止して、
    結束バンド(8)の途中をプレスケーシング(1)の背面から
    前方に折曲状態で突出させ、突出部分を切断して結束バ
    ンド(8)の先端に連結して、圧縮されたクッションバッ
    ク材(2)を結束することを特徴とする圧縮型の荷造方
    法。
  2. 【請求項2】 クッションバック材(2)の投入口(11)が
    開口されているプレスケーシング(1)と、このプレスケ
    ーシング(1)内に上下方向に移動自在に配設されてお
    り、プレスケーシング(1)に供給されたクッションバッ
    ク材(2)を降下してプレスするプレス板(3)と、このプレ
    ス板(3)を上下に移動させる駆動機構(4)とを備え、プレ
    ス板(3)で押し潰されたクッションバック材(2)を結束バ
    ンド(8)で結束するように構成された荷造装置におい
    て、下記の全ての構成を有することを特徴とする圧縮型
    の荷造装置。 (a) プレスケーシング(1)の背面に、結束バンド(8)
    を挿通する直線状の挿通溝(6)が設けられている。 (b) 挿通溝(6)の上端には、結束バンド(8)を強制的
    に送り出しする送りローラー(27)を備えている。 (c) プレス板(3)は挿通溝(6)が配設されている位置
    に対向して、結束バンド(8)を挿通できるスリット(3A)
    を有する。 (d) プレス板(3)を降下させてクッションバック材
    (2)をプレスする状態で、送りローラー(27)が結束バン
    ド(8)を挿通溝(6)に送り出し、送り出された結束バンド
    (8)の途中がプレス板(3)に設けたスリット(3A)から押し
    出されるように構成されている。
JP35383595A 1995-12-28 1995-12-28 圧縮型の荷造方法とその方法に使用する荷造装置 Pending JPH09183414A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001262579A (ja) * 2000-03-17 2001-09-26 Nisshoku Corp 伐採木や抜根,建設残土の処理方法及び圧縮ブロック
CN104477468A (zh) * 2014-12-17 2015-04-01 河北出入境检验检疫局检验检疫技术中心 一种棉花实验室样品自动压缩成型装置
CN108058855A (zh) * 2017-11-17 2018-05-22 莆田市海岛人家水产有限公司 一种海带包装装置

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