JP2003307186A - ポンプ装置 - Google Patents

ポンプ装置

Info

Publication number
JP2003307186A
JP2003307186A JP2002110129A JP2002110129A JP2003307186A JP 2003307186 A JP2003307186 A JP 2003307186A JP 2002110129 A JP2002110129 A JP 2002110129A JP 2002110129 A JP2002110129 A JP 2002110129A JP 2003307186 A JP2003307186 A JP 2003307186A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pump
vane
discharge
oil
vane pump
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2002110129A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshiharu Inaguma
義治 稲熊
Toshiya Kato
豪哉 加藤
Hideji Takagi
秀司 高木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyoda Koki KK
Original Assignee
Toyoda Koki KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toyoda Koki KK filed Critical Toyoda Koki KK
Priority to JP2002110129A priority Critical patent/JP2003307186A/ja
Publication of JP2003307186A publication Critical patent/JP2003307186A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Rotary Pumps (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 特性の異なる二つの油圧ポンプを設け、ポン
プ装置全体の損失エネルギーを低減化するとともに、一
方のポンプの作動立上がり時における作動油の吐出量不
足を補うようにする。 【解決手段】 一方のポンプを可変容量型ベーンポンプ
1からなるようにするとともに、もう一方のポンプを初
期吐出性に優れたギヤポンプ2からなるようにし、これ
ら可変容量型ベーンポンプ1の吐出ポート11とギヤポ
ンプ2の吐出ポート21との間にシャトル弁3を設け
る。上記可変容量型ベーンポンプ1の作動立上がり時
に、ギヤポンプ2からの吐出油の一部をシャトル弁3を
介して上記可変容量型ベーンポンプ1の背圧溝13内へ
導入させるとともに、当該背圧溝13内に導入された圧
油をベーン15の収容されるスリット底部153へ導入
させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動変速機等の油
圧式アクチュエータに用いられる油圧ポンプ装置に関す
るものであり、特に、特性の異なる2つのポンプを用意
し、一方のものはメインポンプとしてアクチュエータ作
動用に作動油を供給するようにし、他方のものはサブポ
ンプとして潤滑油供給等のために比較的低圧の作動油を
供給するようにした2ポンプ式のポンプ装置に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】従来の油圧式アクチュエータ、例えば自
動変速機における変速作動用のものである場合、油圧供
給システムとしては、一般に、一つの油圧ポンプ装置が
用いられるようになっている。そして、ここから吐出さ
れる高圧の作動油が、まず、変速操作を担うアクチュエ
ータに供給されるとともに、上記油圧ポンプから吐出さ
れた高圧の作動油の一部が分流され、この分流された作
動油が減圧された状態で潤滑油として用られるようにな
っているものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記のよう
な1ポンプ方式のものにおいては、ポンプにて高圧の作
動油を生成させ、更に、これを減圧して潤滑油に用いる
ようにしているものであり、全体としては無駄な仕事を
していることとなる。このような点に鑑みて、アクチュ
エータ作動用の圧油を供給するための油圧ポンプと、潤
滑油を供給するための油圧ポンプとを、別個に設けるよ
うにした2ポンプ方式のものが、既に存在する。しかし
ながら、このような2ポンプ方式のものにおいても、高
速回転時におけるトルク損失が懸念される。そこで、上
記2ポンプ方式のものにおいて、一方のポンプにベーン
ポンプを用いるとともに、当該ベーンポンプを可変容量
型のベーンポンプからなるようにし、これによって、全
体として消費エネルギーの低減化を図るようにした油圧
式アクチュエータ作動用のポンプ装置を提供しようとす
るのが、本発明の目的(課題)である。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明においては次のような手段を講ずることとし
た。すなわち、請求項1記載の発明においては、油圧式
アクチュエータに用いられるものであって二つの油圧ポ
ンプを有するポンプ装置に関して、一方のポンプをベー
ンポンプからなるようにするとともに、もう一方のポン
プを初期吐出性に優れたポンプからなるようにし、この
初期吐出性に優れたもう一方側のポンプからの吐出油の
一部を、上記ベーンポンプのベーン保持用スリットの、
その底部に設けられたスリット底部につながる背圧溝内
へ導入させるようにした構成を採ることとした。
【0005】このような構成を採ることにより、本発明
のものにおいては、ベーンポンプ固有の欠点である作動
初期時におけるベーンのカムリング内周面への飛出し不
良を、もう一方側のポンプからのスリット底部への吐出
油の供給によって補い、作動初期時の低速回転時におい
ても、ベーンのカムリング内周面への十分な飛出し作動
を行わせるようにすることができるようになる。これに
よって、ベーンポンプ装置における迅速な作動立上がり
を得ることができるようになる。
【0006】次に、請求項2記載の発明について説明す
る。このものも、その基本的な点は上記請求項1記載の
ものと同じである。すなわち、本発明においては、請求
項1記載のポンプ装置に関して、ベーンポンプの吐出側
と初期吐出性に優れたもう一方側のポンプの吐出側との
間にシャトル弁を設けるとともに、上記ベーンポンプの
作動立上がり時に、上記シャトル弁を介して上記もう一
方側のポンプからの吐出油の一部を、上記ベーンポンプ
の上記背圧溝内へ導入させるようにした構成を採ること
とした。このような構成を採ることにより、本発明のも
のにおいては、本ポンプ装置の作動立上がり時、すなわ
ち、低速回転時において、立上がり特性に優れたポンプ
側からの吐出油を、上記ベーンポンプの背圧溝内へ供給
して、上記ベーンポンプのベーン飛出し作動を迅速に行
わせるようにするとともに、当該ベーンポンプの回転速
度が上昇して、上記ベーンが十分にカムリング内周面に
向かって突出するようになった時点においては、ベーン
ポンプからの吐出油の一部を上記背圧溝内に還流させる
ようにする。このように、シャトル弁を用いることによ
って、簡単な構成にてベーンの飛出しに必要な背圧溝へ
の作動油導入を、選択的に、かつ、自動的に行わせるこ
とができるようになる。
【0007】次に、請求項3記載の発明について説明す
る。このものも、その基本的な点は上記請求項1または
請求項2記載のものと同じである。すなわち、本発明に
おいては、請求項1または請求項2記載のポンプ装置に
関して、一方の油圧ポンプを可変容量型ベーンポンプか
らなるようにした構成を採ることとした。このような構
成を採ることにより、本発明のものにおいては、高速回
転時における損失エネルギーの低減化を図ることができ
るようになり、ポンプ装置全体の消費エネルギーの低減
化を図ることができるようになる。すなわち、可変容量
型ベーンポンプをメインポンプとして作動させることに
よって、高速回転時における余分な吐出流量の制御をす
ることができるようになる。
【0008】次に、請求項4記載の発明について説明す
る。このものも、その基本的な点は上記請求項1ないし
請求項3記載のものと同じである。すなわち、本発明に
おいては、請求項1ないし請求項3のいずれかに記載の
ポンプ装置に関して、もう一方側の油圧ポンプをギヤポ
ンプからなるようにした構成を採ることとした。このよ
うな構成を採ることにより、本発明のものにおいては、
上記請求項1ないし請求項3記載のものと同様、本ポン
プ装置の作動初期時の低速回転時においても、十分な作
動油の吐出作動を行わせることができるようになる。す
なわち、上記ギヤポンプは、低速回転時においても、迅
速に所定量の作動油を吐出することができるようになっ
ているので、ベーンポンプの背圧溝内へ迅速に作動油を
供給することができるようになる。その結果、上記ベー
ンポンプを形成するベーンは、その作動立上がり時にお
いてもカムリング内周面側へ機敏に飛出すようになり、
低速回転時においても、作動油の吐出作動を迅速に開始
することができるようになる。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態について、図
1及び図2を基に説明する、本実施の形態にかかるもの
は、図1に示す如く、自動変速機に用いられるものであ
って、主に自動変速機における変速操作用アクチュエー
タの作動用圧油を供給するメインポンプ1と、主に潤滑
油の供給用として設けられるサブポンプ2と、からなる
二つの油圧ポンプを有するポンプ装置に関するものであ
る。そして、このような二つのポンプ間、具体的には、
図1に示す如く、メインポンプ1の吐出側と初期吐出性
に優れたもう一方側のポンプ2の吐出側との間にシャト
ル弁3が設けられるようになっているものである。
【0010】このような構成からなるものにおいて、上
記メインポンプ1は、図1及び図2に示す如く、可変容
量型のベーンポンプからなるものであって、この可変容
量型ベーンポンプは、従来から在る通常のベーンポンプ
を基礎に形成されるものである。この可変容量型ベーン
ポンプは、具体的には、所定の動力源からの駆動力にて
回転駆動されるシャフト4にロータ5が連結されるとと
もに、当該ロータ5のスリット155には複数のベーン
15が径方向に突出可能なように設置されるようになっ
ているものである。そして、ベーン15はロータ5の回
転運動によりカムリング12の内周面125と摺接する
ようになっているものである。また、カムリング12は
ハウジング10との間に設けられた支持ピン6を支点と
して揺動運動が可能なように設置されるようになってい
る。そして、上記支持ピン6と対向する位置のカムリン
グ12とハウジング10との間には、シール部材7が設
けられ、カムリング12とハウジング10との間に、第
1油圧室8及び第2油圧室9が形成されるようになって
いる。また、カムリング12の当接部121は、初期状
態ではスプリング16のばね反力によって第1油圧室8
側のハウジング10に押圧されるようになっている。ま
た、第1油圧室8には、吐出流量制御用の圧油が導入さ
れるようになっているとともに、第2油圧室9はリザー
バ17につながるようになっているものである。これに
よって、第1油圧室8に導入される吐出流量制御油圧の
変化に伴い、上記カムリング12はスプリング16のば
ね反力に抗して支持ピン6を支点として移動するように
なる。その結果、1回転当たりの吐出量が制御されるよ
うになる。すなわち、必要に応じて油圧が制御され、吐
出量が変更されるようになっている。具体的には、高速
回転時には、1回転当たりの吐出流量が低減化されるよ
うになっており、これによって、高速回転時における損
失エネルギーの低減化が図られるようになる。また、サ
ブポンプ2としては、本実施の形態においては、初期吐
出性に優れたものとしてギヤポンプが採用されるように
なっている。なお、このサブポンプ2としては、ギヤポ
ンプに限定されるものではなく、例えば、ばね等により
強制的にベーンが飛び出すように形成された機構を有す
るベーンポンプや、ルーツ式ポンプ等の初期吐出性に優
れたものでも良い。このようなポンプ構成からなるもの
において、上記可変容量型ベーンポンプ1の吐出ポート
11とギヤポンプ2の吐出ポート21との間には、シャ
トル弁3が設けられ、いずれか一方側の油圧ポンプ1、
2からの吐出油が、上記シャトル弁3を介して上記可変
容量型ベーンポンプ1の背圧溝13に供給されるように
なっているものである。なお、上記背圧溝13は、図1
及び図2に示す如く、ベーン15を保持するスリット1
55の、その底部(スリット底部)153につながるよ
うになっており、上記背圧溝13内に供給された吐出油
(圧油)は、上記スリット底部153内へ導入されるよ
うになっているものである。そして、このスリット底部
153内に導入された圧油の圧力によって、上記ベーン
15は、上方へと押し上げられ、カムリング12の内周
面125へ押し付けられるようになる。
【0011】このような構成からなる本実施の形態のも
のについての、その作動態様について、図1及び図2を
基に説明する。まず、図1に示す如く、両ポンプ1、2
が作動を開始すると、ギヤポンプ2は、初期吐出性に優
れているので、その吐出ポート21からは所定の吐出油
(圧油)が吐出される。そして、その一部はシャトル弁
3へと供給される。一方、可変容量型ベーンポンプ1に
おいては、作動初期、すなわち、回転速度が低速の状態
においては、ベーン15は十分な遠心力を受けておら
ず、カムリング12の内周面125方向への吐出作動が
十分ではない。そこで、この場合においては、上記ギヤ
ポンプ2から吐出された吐出油(圧油)の一部をシャト
ル弁3を介して背圧溝13内へ導入させるとともに、こ
の圧油を、更にスリット底部153へと導入させる。こ
のスリット底部153内に導入された圧油の圧力にて、
上記ベーン15は上方に押し上げられ、その先端部はカ
ムリング12の内周面125側へ押し付けられるように
なる。その結果、本可変容量型ベーンポンプ1からの圧
油の吐出作動は迅速に開始されることとなる。
【0012】このように、本実施の形態のものにおいて
は、上記ギヤポンプ2からの圧油の導入によって、可変
容量型ベーンポンプの初期作動遅れを補うようにしてい
るものである。そして、一旦立上がってポンプ回転速度
が十分に上昇した時点においては、上記可変容量型ベー
ンポンプ1側からは圧油が十分に吐出されるようになる
ので、この時点においては、本可変容量型ベーンポンプ
1側の吐出油の一部を上記シャトル弁3を介して背圧溝
13、更にはスリット底部153内へと導入させるよう
にする。このような状態において、ポンプ回転速度が更
に上昇した場合には、メインポンプ1を形成する可変容
量型ベーンポンプ側の吐出流量、具体的には一回転当た
りの吐出量が低減化され、高速回転時の損失エネルギー
が低減化されるようになる。これによって、本ポンプ装
置全体の回転運動によって生ずる損失エネルギーを低減
化することができるようになる。また、本実施の形態の
ものにおいては、可変容量型ベーンポンプの吐出量はア
クチュエータ側の制御油圧によって制御されるようにな
っているので、所望する様々な特性に対応させることが
できるようになる。
【0013】
【発明の効果】本発明によれば、油圧式アクチュエータ
に用いられるものであって二つの油圧ポンプを有するポ
ンプ装置に関して、一方のポンプをベーンポンプからな
るようにするとともに、もう一方のポンプを初期吐出性
に優れたポンプからなるようにし、この初期吐出性に優
れたもう一方側のポンプからの吐出油の一部を、上記ベ
ーンポンプのベーン保持用スリットの、その底部に設け
られたスリット底部につながる背圧溝内へ導入させるよ
うにした構成を採ることとしたので、ベーンポンプ固有
の欠点である作動初期時におけるベーンのカムリング内
周面への飛出し不良を、もう一方側のポンプからのスリ
ット底部への吐出油の供給によって補い、作動初期時の
低速回転時においても、ベーンのカムリング内周面への
十分な飛出し作動を行わせるようにすることができるよ
うになり、これによって、ベーンポンプ装置における迅
速な作動立上がりを得ることができるようになった。
【0014】また、ベーンポンプの吐出側と初期吐出性
に優れたもう一方側のポンプの吐出側との間にシャトル
弁を設けるとともに、上記ベーンポンプの作動立上がり
時に、上記シャトル弁を介して上記もう一方側のポンプ
からの吐出油の一部を、上記ベーンポンプの上記背圧溝
内へ導入させるようにしたものにおいては、本ポンプ装
置の作動立上がり時、すなわち、低速回転時において、
立上がり特性に優れたポンプ側からの吐出油を、上記ベ
ーンポンプの背圧溝内へ供給して、上記ベーンポンプの
ベーン飛出し作動を迅速に行わせるようにするととも
に、当該ベーンポンプの回転速度が上昇して、上記ベー
ンが十分にカムリング内周面に向かって飛出すようにな
った時点においては、シャトル弁によって導入圧が自動
的に切換わり、ベーンポンプからの吐出油の一部を上記
背圧溝内に還流させることができるようになった。この
ように、シャトル弁を用いることによって、簡単な構成
にてベーンの飛び出しに必要な背圧溝への圧油導入を自
動的に切り替えることができるようになった。また、一
方の油圧ポンプを可変容量型ベーンポンプからなるよう
にした構成を採ることにより、高速回転時における損失
エネルギーを低減化することができるようになり、ポン
プ装置全体の消費エネルギーの低減化を図ることができ
るようになった。すなわち、可変容量型ベーンポンプを
メインポンプとして作動させることによって、高速回転
時における余分な吐出流量の制御をすることができるよ
うになった。
【0015】また、本発明においては、もう一方側の油
圧ポンプをギヤポンプからなるようにした構成を採るこ
ととしたので、本ポンプ装置の低速回転時においても、
迅速に所定量の作動油を吐出することができるようにな
り、ベーンポンプの背圧溝内へ迅速に作動油を供給する
ことができるようになった。その結果、上記ベーンポン
プを形成するベーンは、その作動立上がり時においても
カムリング内周面側へ迅速に押し付けられるようにな
り、低速回転時においても、作動油の吐出作動を迅速に
開始することができるようになった。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の全体構成を示すスケルトン図である。
【図2】本発明の主要部を成す可変容量型ベーンポンプ
の全体構成を示す横断面図である。
【符号の説明】
1 メーンポンプ(可変容量型ベーンポンプ) 11 吐出ポート 12 カムリング 125 内周面 13 背圧溝 15 ベーン 153 スリット底部 155 スリット 2 サブポンプ(ギヤポンプ) 21 吐出ポート 3 シャトル弁
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 高木 秀司 愛知県刈谷市朝日町1丁目1番地 豊田工 機株式会社内 Fターム(参考) 3H040 AA03 BB05 BB11 CC01 CC05 CC09 CC22 DD03 DD08 DD11 DD18 DD19

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 油圧式アクチュエータに用いられるもの
    であって2つの油圧ポンプを有するポンプ装置におい
    て、一方のポンプをベーンポンプからなるようにすると
    ともに、もう一方のポンプを初期吐出性に優れたポンプ
    からなるようにし、この初期吐出性に優れたもう一方側
    のポンプからの吐出油の一部を、上記ベーンポンプのベ
    ーン保持用スリットの、その底部に設けられたスリット
    底部につながる背圧溝内へ導入させるようにしたことを
    特徴とするポンプ装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のポンプ装置において、ベ
    ーンポンプの吐出側と初期吐出性に優れたもう一方のポ
    ンプの吐出側との間にシャトル弁を設けるとともに、上
    記ベーンポンプの作動立上がり時に、上記シャトル弁を
    介して上記もう一方側のポンプからの吐出油の一部を、
    上記ベーンポンプの上記背圧溝内へ導入させるようにし
    たことを特徴とするポンプ装置。
  3. 【請求項3】 請求項1または請求項2記載のポンプ装
    置において、上記ベーンポンプを可変容量型ベーンポン
    プからなるようにしたことを特徴とするポンプ装置。
  4. 【請求項4】 請求項1ないし請求項3のいずれかに記
    載のポンプ装置において、もう一方側の油圧ポンプをギ
    ヤポンプからなるようにしたことを特徴とするポンプ装
    置。
JP2002110129A 2002-04-12 2002-04-12 ポンプ装置 Pending JP2003307186A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002110129A JP2003307186A (ja) 2002-04-12 2002-04-12 ポンプ装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002110129A JP2003307186A (ja) 2002-04-12 2002-04-12 ポンプ装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2003307186A true JP2003307186A (ja) 2003-10-31

Family

ID=29393368

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2002110129A Pending JP2003307186A (ja) 2002-04-12 2002-04-12 ポンプ装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2003307186A (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017057738A (ja) * 2015-09-14 2017-03-23 トヨタ自動車株式会社 車両用油圧装置
DE102016209909A1 (de) * 2016-06-06 2017-12-07 Zf Friedrichshafen Ag Vorrichtung zum Bereitstellen einer Hydraulikflüssigkeit für eine bedarfsorientierte Ölversorgung, Verfahren zum Betreiben und Verwendung einer derartigen Vorrichtung
JP2018048621A (ja) * 2016-09-23 2018-03-29 ダイキン工業株式会社 ベーンポンプ装置
CN111561446A (zh) * 2019-02-13 2020-08-21 翰昂汽车零部件德国有限公司 具有干式油底壳的冷却润滑系统
JP2020133632A (ja) * 2019-02-13 2020-08-31 ハンオン システムズ バート ホンブルク ゲーエムベーハー 乾式サンプを備える冷却潤滑システム

Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017057738A (ja) * 2015-09-14 2017-03-23 トヨタ自動車株式会社 車両用油圧装置
CN107035684A (zh) * 2015-09-14 2017-08-11 丰田自动车株式会社 车辆液压装置
DE102016209909A1 (de) * 2016-06-06 2017-12-07 Zf Friedrichshafen Ag Vorrichtung zum Bereitstellen einer Hydraulikflüssigkeit für eine bedarfsorientierte Ölversorgung, Verfahren zum Betreiben und Verwendung einer derartigen Vorrichtung
JP2018048621A (ja) * 2016-09-23 2018-03-29 ダイキン工業株式会社 ベーンポンプ装置
CN111561446A (zh) * 2019-02-13 2020-08-21 翰昂汽车零部件德国有限公司 具有干式油底壳的冷却润滑系统
JP2020133632A (ja) * 2019-02-13 2020-08-31 ハンオン システムズ バート ホンブルク ゲーエムベーハー 乾式サンプを備える冷却潤滑システム
JP7071419B2 (ja) 2019-02-13 2022-05-18 ハンオン システムズ バート ホンブルク ゲーエムベーハー 乾式サンプを備える冷却潤滑システム
US11384663B2 (en) 2019-02-13 2022-07-12 Hanon Systems Bad Homburg GmbH Cooling lubrication system comprising a dry sump
US11401843B2 (en) 2019-02-13 2022-08-02 Hanon Systems Bad Homburg GmbH Cooling lubrication system comprising a dry sump

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5395221B2 (ja) 複制御チャンバ付き可変容量形ベーンポンプ
JP5345093B2 (ja) ベーンポンプ
JP5897943B2 (ja) ベーンポンプ
JP2003172272A (ja) オイルポンプ
JP2004092494A (ja) 気体圧縮機
JP2010014101A (ja) 多連式ベーンポンプ
JP2009041470A (ja) ベーン形圧縮機
JP2011149334A (ja) 車両の油圧制御装置
JP2003307186A (ja) ポンプ装置
KR101509994B1 (ko) 오일압력 연동형 가변오일펌프
JP2010156321A (ja) ベーンポンプ
JP2007009695A (ja) 可変容量型ベーンポンプ
WO2013058078A1 (ja) ベーンポンプ
JPH04237675A (ja) パワーステアリングシステム
CA2762453A1 (en) Concentric multi-stage centrifugal pump with start stage
JP5540925B2 (ja) ベーンポンプ
JP6641848B2 (ja) 油圧ユニット
JP2018048621A (ja) ベーンポンプ装置
JP5050902B2 (ja) 自動変速機におけるオイルポンプ装置
JP6491305B1 (ja) 2段可変オイルポンプ
JP2005233165A (ja) 吐出量可変式ベーンポンプ
KR101405608B1 (ko) 유압펌프의 동력단속장치
JPH1073084A (ja) オイルポンプ装置
JP2010090807A (ja) 二連式ベーンポンプ
JP2006336592A (ja) ベーンポンプ

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Effective date: 20040804

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

A711 Notification of change in applicant

Effective date: 20060301

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A712

A977 Report on retrieval

Effective date: 20061120

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20061121

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20070109

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20070220