JPH1073084A - オイルポンプ装置 - Google Patents

オイルポンプ装置

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JPH1073084A
JPH1073084A JP22898596A JP22898596A JPH1073084A JP H1073084 A JPH1073084 A JP H1073084A JP 22898596 A JP22898596 A JP 22898596A JP 22898596 A JP22898596 A JP 22898596A JP H1073084 A JPH1073084 A JP H1073084A
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F04POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
    • F04CROTARY-PISTON, OR OSCILLATING-PISTON, POSITIVE-DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; ROTARY-PISTON, OR OSCILLATING-PISTON, POSITIVE-DISPLACEMENT PUMPS
    • F04C2/00Rotary-piston machines or pumps
    • F04C2/08Rotary-piston machines or pumps of intermeshing-engagement type, i.e. with engagement of co-operating members similar to that of toothed gearing
    • F04C2/10Rotary-piston machines or pumps of intermeshing-engagement type, i.e. with engagement of co-operating members similar to that of toothed gearing of internal-axis type with the outer member having more teeth or tooth-equivalents, e.g. rollers, than the inner member
    • F04C2/102Rotary-piston machines or pumps of intermeshing-engagement type, i.e. with engagement of co-operating members similar to that of toothed gearing of internal-axis type with the outer member having more teeth or tooth-equivalents, e.g. rollers, than the inner member the two members rotating simultaneously around their respective axes

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 オイルポンプの駆動馬力を低減すると共に吸
込ポートでのキャビテーションを回避する。 【解決手段】 ポンプ室10に形成される空間群のうち
拡大側空間22g〜22i、22kに対応させる吸込ポ
ート31を複数設け、制御弁7によって、オイルポンプ
1の作業状態を、これらポートが互いに連通して拡大側
空間に吸込作業を行わせる第1状態と、これらポートの
うちのいずれかに吐出ポート33からの作動油を圧送し
て拡大側空間の一部の吸込作業を不要とする第2状態に
切換制御するに際して、複数の吸込ポートの内、互いに
隣り合う吸込ポートA及びBのロータ回転方向及びロー
タ反回転方向側端部31A1及び31B1のロータ室へ
の開口形状を空間22aが最大となるロータの回転位置
よりも所定量前の回転位置における、夫々の吸込ポート
A、Bのロータ回転方向側端部とロータ反回転方向側端
部の間に位置される空間22jの形状に沿うように形成
した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、オイルポンプ装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】オイルポンプ装置においては、インナー
ロータの回転数が増加すると、吐出ポートから吐出され
る作動油の吐出量が増加するため、オイルポンプ装置に
より生じる油圧が増大する。
【0003】ところで、従来、2台のギアポンプを一体
的に装備したオイルポンプ装置が知られている(実開昭
61ー23485号公報)。このものは、油圧が小さく
なりがちな低速回転領域では、2台のギアポンプを駆動
させて作動油の吐出量を確保し、これにより必要油圧を
確保する。一方、高速回転領域では、吐出量が増大して
油圧の増大が期待できるので、1台のギアポンプのみを
駆動させ、必要以上の油圧を回避し、仕事効率を向上さ
せている。 また、従来よりリリーフ弁を備えたオイル
ポンプ装置も知られている。このものでは、円筒形のロ
ータ室を有するハウジングと、該ロータ室内に回転可能
に嵌挿されると共にその内孔の周面に複数の内歯を有す
るアウターロータと、該アウターロータの内孔内に嵌挿
されると共に前記アウターロータの内孔に内接し、駆動
源により回転駆動されることにより容積を増減する複数
のポンプ室を前記アウターロータとの間に形成する複数
の外歯を有するインナーロータと、前記ハウジングに形
成され、前記アウターロータ及び前記インナーロータの
回転に伴い前記ポンプ室に作動油を吸い込む吸込みポー
トと、前記ハウジングに形成され、前記アウターロータ
及び前記インナーロータの回転に伴い前記ポンプ室から
作動油を吐出する吐出ポートと、吐出ポートからの作動
油の油圧に応答して作動するリリーフ弁とを有する。
【0004】このものにおいても、前述同様にインナー
ロータの回転数が増加すると、吐出ポートからの作動油
の吐出量が増加するので、オイルポンプ装置により生じ
る油圧が増大するものである。そして、インナーロータ
の回転数が増加して基準圧以上の油圧が生じた場合に
は、吐出ポートからの作動油の油圧がリリーフ弁のばね
の付勢力に打ち勝つので、リリーフ弁が開放作動し、こ
れにより余剰の作動油をリリーフ弁のリリーフポートか
ら外部に排出するようにしている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記した実
開昭61ー23485号公報に係わるオイルポンプ装置
によれば、ギアポンプを2台必要とするので、小型化の
面で不利であり、車体などの基体に搭載する場合には搭
載性の面で不利である。
【0006】また、吐出ポートからの作動油の油圧に応
答して作動するリリーフ弁とを有するオイルポンプ装置
によれば、前述した様に基準圧以上の油圧が生じた場合
には、余剰の作動油をリリーフポートから外部に排出す
るものであるため、外部に排出される余剰の作動油につ
いても、基準圧以上の大きな油圧が作用しているので、
オイルポンプ装置は余分の仕事をしていることになり、
オイルポンプ装置における仕事効率の面で好ましくな
い。
【0007】また、この種のオイルポンプ装置の吐出ポ
ート先端部のハウジングのロータ室への開口形状は、イ
ンナーロータの回転中心からの放射線に沿うように形成
されているため、4葉5節、5葉6節等のインナー及び
アウターローターの歯数が少ない小型のオイルポンプ装
置では、吐出ポートの有効面積を確保することが困難と
なり、その結果、圧力損失が増大し、ポンプ馬力が増大
する。
【0008】本発明は、上記した実情に鑑みなされたも
ので、その課題は、インナーロータの回転数が増加して
必要油圧が確保された場合において、排出される余剰の
作動油を複数ある吸込ポートの一部へ圧送帰還させる手
段及び、吸込ポートの形状を最適化して吸込流速増加・
吸込圧低下により生じるキャビテーションを回避する手
段を採用することにより、仕事効率の向上を図り得、こ
れによりオイルポンプの駆動馬力の低減に有利であり、
更に小型化の面で有利であり、車体等の基体に搭載する
場合において搭載性の向上を図り得るオイルポンプ装置
を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に講じた請求項1の発明の技術的手段は、当該オイルポ
ンプ装置を、円筒形のロータ室を有するハウジング、該
ロータ室内に回転可能に嵌挿されるアウターロータ及び
駆動源により回転駆動されることにより容積を増減する
複数の空間群を前記アウターロータとの間に形成するイ
ンナーロータを有し、該空間群のうち縮小側空間が吐出
ポートに連通し、拡大側空間が複数の吸込ポートに分れ
て連通して、該吐出ポートから吐出される作動油を被送
給部に送給するオイルポンプと、前記オイルポンプの動
作状態を、前記複数の吸込ポートを互いに連通して前記
拡大側空間に吸込を行わせる第1状態と、前記吐出ポー
トを前記複数の吸込ポートの少なくとも1つに連通さ
せ、該連通された吸込ポートに対応した一部の拡大側空
間に前記吐出ポートからの作動油を圧送する第2状態と
に切換可能な制御弁とを具備してなる構成とすると共
に、前記複数の吸込ポートの内、互いに隣り合う一方の
吸込ポートの前記インナーロータの回転方向側端部の前
記ロータ室への開口形状及び他方の吸込ポートの前記イ
ンナーロータの反回転方向側端部の前記ロータ室への開
口形状を、前記吐出ポートと隣り合う前記吸込ポートの
前記インナーロータの回転方向側端部と前記吐出ポート
の前記インナーロータの反回転方向側端部との間に位置
される前記複数の空間群の一つの容積が最大となる前記
インナー及びアウターロータの回転位置よりも所定量前
の回転位置における、前記一方の吸込ポートの前記イン
ナーロータの回転方向側端部と前記他方の吸込ポートの
前記インナーロータの反回転方向側端部の間に位置され
る前記空間の形状に沿うように形成したことである。
【0010】また、請求項2の発明の手段は、前記制御
弁を、前記吐出ポートの作動油圧に基づいて前記切換制
御を行い、該作動油圧が所定域よりも小さなときには、
前記第1状態に切換え、該作動油圧が所定域よりも大き
なときには、前記第2状態に切換えるようにしたことで
ある。
【0011】上記した手段によれば、駆動源の回転数及
びインナーロータの回転数が小さくて供給路の油圧が所
定域(Pm)よりも小さなときには、制御弁は第1状態
となり、複数の吸込ポートが一つの吸込ポートとなって
拡大側空間に作動油が吸込まれる。従って、オイルポン
プは、拡大側空間の全部が吸込を行い、よって、インナ
ーロータの回転数が小さくても、被送給部に送給される
必要油圧は確保される。
【0012】一方、インナーロータの回転が増して吐出
ポートからの吐出量が増し、供給路の油圧が所定域より
も大きくなったときには、制御弁はオイルポンプを第2
状態とし、拡大側空間の一部だけで吸込を行わせる。こ
れにより、ポンプの仕事が低減され、それにもかかわら
ず被送給部に送給される必要油圧は確保される。
【0013】換言すれば、駆動源及びロータの回転数が
増して吐出ポートからの吐出量が増し、供給路の油圧が
所定域よりも大きくなり、供給路のみで必要油圧が確保
される場合には、拡大側空間の一部だけで吸込をさせ、
残りの拡大側空間には余剰の作動油を圧送することで吸
込が行われなくなる。
【0014】また、隣り合う吸込ポートの端部を形状
が、吸込ポートと吐出ポート間に位置される空間(メイ
ン仕切り部)が最大容積となるロータの回転位置よりも
所定量前の回転位置における、前記隣り合う吸込ポート
間に形成される空間(サブ仕切り部)の形状に沿う形状
を呈しているので、微小回転時における瞬時の吸込面積
の縮小化を防止でき、吸込面積が瞬時に縮小することに
よる吸込流速増・吸込圧低下によってキャビテーション
が発生するのを適切に防止することが可能となる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明に従ったオイルポン
プ装置の第1実施形態を図面に基づき、説明する。この
実施形態は、車両に搭載して内燃機関のクランクシャフ
トにより回転して油圧を発生させるものである。
【0016】図1にオイルポンプ装置の概念構成図を示
す。図1に示すオイルポンプ装置に係わるオイルポンプ
1は金属製(例えば、アルミ系合金、鉄系合金)のハウ
ジング1aを備えている。ハウジング1aには円筒状の
ロータ室1a1が形成されており、該ロータ室1a1内
にはその内周に多数個の内歯11を備えたアウターロー
タ3が回転自在に嵌合されている。アウターロータ3内
には、アウターロータ3の軸心に対して所定量偏心した
軸心を有するインナーロータ2が同偏心軸を中心に回転
可能に配設されている。インナーロータ2は駆動源とし
ての内燃機関のクランクシャフトに接続され、クランク
シャフトと共に回転する。尚、インナーロータ2の回転
数は一般的には600〜7000rpm程度となるよう
に設計されている。
【0017】インナーロータ2には、その外周に多数個
の外歯21を備えている。この外歯21及び内歯11
は、トロコイド曲線又はサイクロイド曲線で規定されて
いる。
【0018】インナーロータ2の回転方向は、反時計方
向(矢示A1)方向であり、インナーロータ2の回転に
伴いインナーロータ2の外歯21が内歯11に次々と入
り込み、アウターロータ3も同方向に回転する。外歯2
1と内歯11とにより図1に示す空間22a〜22kに
分割されたポンプ室10が形成される。図1に示す空間
22aは最も容積が大きなものであり、空間22fは最
も容積が小さなものである。
【0019】空間22aよりも下流の空間22b〜22
f(縮小側空間)は、次第に容積が縮小するため吐出圧
が生成され、作動油の吐出作用が得られる。また、空間
22fよりも上流の空間22g〜22k(拡大側空間)
は、次第に容積が増大するため吸込圧が生成され、作動
油の吸込作用が得られる。
【0020】オイルポンプ1のハウジング1aには、上
記空間22b〜22fに連通した吐出ポート33が形成
されている。吐出ポート33は、インナーロータ2の回
転に伴いポンプ室10から作動油を吐出するポートであ
る。ハウジング1aには、また、吸込ポート31が吸込
ポートAと吸込ポートBとに分割されて形成されてい
る。吸込ポートAは、空間22g〜22iに連通し、吸
込ポートBは空間22kに連通している。
【0021】本実施形態では、矢印A1に示す回転方向
において、吸込ポートBは吸込ポートAよりも下流に位
置している。また吸込ポートAの開口面積は、吸込ポー
トBの開口面積に比して大きく設定されている。図1か
ら理解できるように、内歯11と外歯21との接触点E
1、E2によって規定されるサブ仕切り部(空間22
j)により、吸込ポートAと吸込ポートBを区分けして
いる。よって、吸込ポートAと吸込ポートBとは、ポン
プ室10の周方向において互いに連通しておらず、従っ
て、吸込ポートAと吸込ポートBとは互いに独立した吸
込機能を有する。また、吸込ポートAには、オイルパ
ン、リザーバ、オイルタンク等の油貯蔵部80に送給さ
れた作動油の一部が帰還されるようになっている。
【0022】吸込ポートAのロータ回転方向側端部31
(A)1と吸込ポートBのロータ反回転方向側端部31
(B)1の夫々のロータ室1a1への開口形状は、空間
22a(メイン仕切り部)の容積が最大となる各ロータ
2、3の回転位置よりも所定量前の回転位置(図1に示
す回転位置)における、サブ仕切り部(空間22j)の
形状に、沿うように形成されている。
【0023】吐出ポート33に連通した供給路5は、内
燃帰還の送給部80に作動油を導出する通路であり、途
中に分岐路6Aと分岐路6Bをもつ。分岐路6Aの先端
はスプール形の制御弁7の制御ポート71に接続され、
分岐路6Bの先端は、同制御弁7の第3中間ポート72
に接続されている。制御弁7は、オイルポンプ1のハウ
ジング1aに形成された弁室78内に軸方向に摺動可能
に配設された弁体77を有し、該弁体77は、制御ポー
ト71に常時連通されるヘッド室75を弁室78内に形
成する第1弁部77aと、弁体77を常時ヘッド室75
へ向けて付勢する伸縮スプリング79が収容された背面
室79aを弁室78内に形成する第2弁部77bとを備
えている。第1弁部77aと第2弁部77bの間は小径
の軸部で連結されており、これにより両弁部77a、7
7b間に弁通路76が形成される。弁室78には、吸込
ポートAに通路62を介して連通した第1中間ポート7
4と、吸込ポートBに通路63を介して連通した第2中
間ポート74と、分岐路6Bに連通した第3中間ポート
72とが形成されている。第1中間ポート73は、弁体
77がヘッド室75内の油圧により伸縮スプリング79
に抗して摺動することにより、第1弁部77aによって
制御ポート71及び第2中間ポート74とのヘッド室7
5及び弁通路76を介した連通を開閉制御されるよう
に、弁室78内に開口しており、第3中間ポート72
は、弁体77の上記摺動により第2弁部77bによって
弁通路76を介した第2中間ポート74との連通を連通
を開閉制御されるように弁室78内に開口している。
尚、第2中間ポート74は、弁通路76に常時開口して
いる。
【0024】従って、弁体77の位置によって、制御弁
7は、オイルポンプ1の動作状態を、第1状態(第1、
第2中間ポート73、74を弁通路76を介して連通
し、吸込ポートA、Bを互いに連通した状態)、第2状
態(第3中間ポート72、第2中間ポート74を弁通路
76を介して連通し、分岐路6Bを吸込ポートBに連通
した状態)及び第3状態(制御ポート71、第1中間ポ
ート73をヘッド室75を介して連通し、分岐路6Aを
吸込ポートAに連通した状態)に切換制御可能に構成さ
れる。第1状態は、図1に対応し、第2状態は図3
(A)に対応し、第3状態は図3(B)に夫々対応して
いる。尚、通路62、63、分岐路6A、6B、吸込管
路66の一部、供給路5の一部は制御弁7と同様にオイ
ルポンプ1のハウジング1aに形成されている。また、
背面室79aには圧力抜き孔79bga設けられてい
る。
【0025】上記した構成からなるオイルポンプ装置の
作用を説明する。
【0026】クランクシャフトの回転数が零から上昇す
る低回転域では、伸縮スプリング79の力が供給路5の
油圧より勝り、制御弁7は、図1のように各中間ポート
73、74を弁通路76で連通し、吸込ポートA及びB
を互いに連通する。両吸込ポートA及びBが連通するこ
とは、空間22g〜22kが吸込を行うことであり、オ
イルポンプ1は、油貯蔵部69の作動油を吸込通路66
を通して空間22g〜22kより吸込み、空間22b〜
22eより吐出ポート33に吐出する。吐出した作動油
は供給路5から内燃機関に送給される。
【0027】このとき、図4に示す低回転域(回転数<
N≦N1)の特性が得られる。図5において、特性α
は、吸込ポートA及びB共に吸込が行われる場合の吐出
特性であり、特性βは、吸込ポートA及びBのいずれか
一方の吸込が行われる場合の吐出特性である。低回転域
の特性は、上記特性αに一致したものとなる。このよう
に内燃機関の回転数が低回転域にあっては、通常の吸込
と吐出が行われ、必要油圧は充分確保される(第1状
態)。
【0028】一方、内燃機関の回転数が増加して低回転
域と中間回転域の境界値N1(内燃機関の回転数が例え
ば、1500rpm)を越えた場合には、インナーロー
タ2の回転数も増す。この場合には、吐出ポート33か
らの作動油の吐出量が増加するので、供給路5の作動油
の油圧も境界値N1に応じて上昇し、所定域(Pm)よ
りも大きくなる。この油圧により、弁体77が図1にお
いて伸縮スプリング79に抗して図示右方に摺動され、
図3(C)に示すように、中間回転域の前半では、制御
弁7は、弁体77の第1弁部77aが第1中間ポート7
3の一部を弁通路76に開口させ、第2弁部77bが第
2中間ポート74及び第3中間ポート72の一部を弁通
路76に開口させる過渡状態に位置される。この過渡状
態では、吸込ポートA(空間22g〜22i)で吸込が
なされると共に、吸込ポートB(空間22k)で通路6
2の一部が開口することにより絞られた第1中間ポート
73、弁通路76、第2中間ポート74及び通路63を
介して吸込みがなされる(吸込ポートBでは、制限され
た吸込がなされる)。これと同時に、吸込ポートBが、
通路63、第2中間ポート74、弁通路76及びその一
部が開口することにより絞られた第3中間ポート72を
介して分岐路6Bと連通し、これにより内燃機関の被送
給部80に送給されるべき作動油の一部が吸込ポートB
にて吸込まれる(圧送される)。このとき、図4に示す
中間回転域の前半(N1<N<N2)の特性が得られ
る。更に内燃機関の回転数が増加してN2以上になる
と、インナーロータ2の回転数も増加し、吐出ポート3
3からの作動油の吐出量が増加して供給路5の作動油の
油圧も更に上昇する。この油圧は、図3(A)から理解
できるように弁体77を図において右側に移動し、第2
中間ポート74を弁通路76に連通するが第1中間ポー
ト73を閉塞する。第1中間ポート73が閉塞される
と、油貯蔵部69の作動油を吸込むポンプ動作は、空間
22g〜22iで行われる(第2状態)。
【0029】また、上記中間回転域の後半においては、
第3中間ポート72が分岐路6Bと連通し、内燃機関に
送給されるべき作動油の一部が分岐路6B→弁通路76
→通路63を経て吸込ポートBに圧送される。従って、
吸込ポートBに連通した空間22kは吸込を行わず、吐
出圧で作動油が空間22kに圧送され、オイルポンプ1
の行う仕事は吸込ポートAに連通した22g〜22iだ
けで行われる。このときの吐出特性は、図4に示すよう
に、低回転域の増加特性より吸込ポートBの特性分が減
じられたものとなり、オイルポンプ1の吸込仕事を減じ
て内燃機関に必要な油圧を効率良く得ることができる
(中間回転域)。尚、本実施形態では、図4において、
中間回転域の前半の特性線が特性βと交差する回転数N
2にて上記した過渡状態から第2状態へと切替わるよう
にしたが、この切替わる回転数は、例えば第1中間ポー
ト73の位置を適宜変更することにより、高くしたり、
低くしたりすることが可能であり、内燃機関の仕様に応
じて変更することができる。尚、これらの場合、第2状
態に切替わった後、速やかに特性βに沿った吐出特性と
なる。
【0030】更に内燃機関の回転数が上昇し、中間回転
域と高回転域の境界値N3を越えると、供給路5の作動
油の油圧も上昇し、制御弁7の弁体77は更に右側に移
動され、分岐路6Aをも吸込ポートAに連通させる。こ
れにより、供給路5からの作動油の油圧により空間22
g〜22i、22kに作動油が圧送される(第3状
態)。即ち、供給路5に送給された作動油の一部がオイ
ルポンプ1で循環して、ポンプ仕事を低減する。
【0031】この時の吐出特性は、図4の回転数N3以
上の領域に示すように、その後の回転数の増加に応じて
中間回転域と同様の増加特性を呈する。
【0032】こうして本実施形態では、供給路の作動油
を複数の吸込ポートに回転数(油圧)に応じて段階的に
圧送しているので、内燃機関側で回転数に応じて必要な
だけの作動油を送給しつつオイルポンプの駆動馬力低減
を行うことができる。特に、高回転時には内燃機関側で
の必要な油量だけしか吸込まないので、吸込通路、例え
ば、ストレーナ等を大きくしたりする必要がない。ま
た、実開昭61−23485号公報のように2台のギヤ
ポンプを一体的に装備したオイルポンプに対して、1組
のロータにて設定できるので、オイルポンプの小型化ひ
いては軽量化に有利であり、オイルポンプの車体等への
搭載性が向上する。
【0033】更に本実施形態においては、複数の吸込ポ
ート31の内、互いに隣り合う一方の吸込ポートAのイ
ンナーロータ2の回転方向A1側端部31(A)1のロ
ータ室1a1への開口形状及び他方の吸込ポート(A)
のインナーロータ2の反回転方向側端部31(B)1の
ロータ室1a1への開口形状が、吐出ポート33と隣り
合う吸込ポートBのインナーロータ2の回転方向A1側
端部と吐出ポート33のインナーロータ2の反回転方向
側端部との間に位置される空間22a(メイン仕切り
部)の容積が最大となるインナー及びアウターロータ
2、3の回転位置よりも所定量前の回転位置(図1に示
す位置)における、一方の吸込ポートAのインナーロー
タ2の回転方向側端部31(A)1と他方の吸込ポート
Bのインナーロータ2の反回転方向側端部の間に位置さ
れる空間22j(サブ仕切り部)の形状に沿うように形
成されている。これにより、図1に示す各ロータ2、3
の回転位置から所定量前の位置を示す図2の状態から図
1へ微小角度回転する際、空間22j(サブ仕切り部)
の容積が増加するときに、大きな有効吸込面積Sを確保
することができる(図2)。よって、空間22jの容積
変化分に対する必要な有効吸込面積Sを確保でき、微小
回転時における瞬時の吸込面積の縮小化による吸込流速
の増加・吸込圧力低下により発生するキャビテーション
を防止することができる。また、本実施形態において
は、吸込ポートBのロータ回転方向側端部のロータ室へ
の開口形状が、空間22k(メイン仕切り部)が最大容
積となる位置における、空間22kの形状に沿う形状と
なるようにされており、空間22kの容積変化分に対す
る必要な有効吸込面積を確保している。
【0034】次に図5に示す第2実施形態を説明する。
図5の実施形態においては、低回転域において吸込ポー
トA、Bを連通させる構成は第1実施形態と同じである
が、中間回転域及び高回転域において制御弁9を駆動す
る分岐路&Aからの作動油をそのまま吸込ポートBに圧
送するようにして、第1実施形態の分岐路6Bを省略し
た構成としている。
【0035】即ち、制御弁9は、供給路5から分岐して
ハウジング1aに形成された分岐路6Aにヘッド室95
が連通され、弁体97を吐出圧をもつ作動油で伸縮スプ
リング99が収嵌された背面室99a側へ押すだけの構
成となっている。そして、弁室98には、通路62への
開口となる第1中間ポート93と、通路63への開口と
なる第2中間ポート94と、分岐路6Aへの開口となる
制御ポート91とが形成され、更に第2中間ポート94
を実質的に第2弁部97bのストローク方向長さより大
きくさせるサイド通路94aが形成される。尚、背面室
99aには圧力抜き孔99bが形成される。また、第1
弁部97aは常に背面室99aと第1中間ポート93と
を仕切っている。
【0036】上記構成によっても、第1実施形態と同様
に図4のような吐出特性を呈する。先ず、弁体97は、
低回転域の油圧では伸縮スプリング99の力が勝り、図
5(A)に示すように第1中間ポート93と第2中間ポ
ート94とを弁通路96を介して連通させた位置となり
(第1状態)、オイルポンプは、吸込ポートA、Bが互
いに連通して共に吸込動作をし、特性αで表される最大
のポンプ仕事を行う。中間回転域前半の油圧では、弁体
97は、図5(B)に示すように、第1中間ポート93
と第2中間ポート94とを弁通路96を介して連通さ
せ、且つサイド通路94aを介してヘッド室95と通路
63とを連通させた過渡状態の位置となる。この場合、
吸込ポートAは第1実施形態と同様にその拡大する空間
22g〜22iで吸込動作を行い、吸込ポートBには絞
られた第2中間ポート94より油貯蔵部69における作
動油が吸込まれると同時に、サイド通路94aを通して
供給路5からの吐出された作動油の一部が分岐路6Aよ
り圧送される。この過渡状態も吐出された作動油の一部
を吸込む経路が弁体97を移動させる分岐路6Aよりの
直接の作動油を吸込ポートBに圧送する経路に変わった
だけで、吐出特性としては図4の中間回転域の前半(N
1<N<N2)の特性と同じになり、吸込ポートBに分
岐路6Aよりの吐出圧を有する作動油が圧送される分、
ポンプ仕事は低減される。次に、中間回転域の後半の油
圧では、図5(C)に示すように、弁体97は第1中間
ポート93と第2中間ポート94とを第2弁部97bで
仕切る位置に移動し、分岐路6Aからの吐出圧を有する
作動油をサイド通路94aを通して吸込ポートBに圧送
する(第2状態)。この場合も、吐出圧の作動油を送る
経路が異なるだけで図4の中間回転域後半(N2<N<
N3)の特性と同じになり、吸込ポートBに分岐路6A
よりの吐出圧の作動油が圧送される分、ポンプ仕事は低
減される。更に回転数が増加し、高回転域の油圧となる
と、図5(D)に示すように、弁体97は第2弁部97
bが図中第1中間ポート93よりも左側となる位置に移
動し、分岐路6Aと通路62、63とを夫々連通した第
3状態となり、吐出圧の作動油を吸込ポートA、Bに圧
送する。これにより、吸込ポートA、B共に吐出圧の作
動油が圧送され、図4のN3以上の特性と同じになっ
て、ポンプ仕事を低減している。
【0037】このように、上記した第2実施形態によっ
ても中間回転域及び高回転域においてポンプ仕事の低減
を図ることができるが、この第2実施形態では、第1実
施形態の分岐路6Bを設ける必要がないため、ハウジン
グ1aがコンパクトになり、内燃機関への搭載性が良好
となる。
【0038】ところで、上記した各実施形態では、吸込
ポート31をA、Bに2分割したが、更に分割数を増加
しても良い。この場合、通路62、63を吸込ポートの
増加に対応して増加し、且つ、制御弁7、9のポート数
と弁部の数も変更すれば良い。
【0039】上記した実施形態では、制御弁を油圧で作
動されるタイプとしたが、本発明の実施にあたっては、
電気式、例えば、周知の比例式電磁制御手段を用いるよ
うにしても良い。この場合、電磁制御手段は、供給路5
の油圧、油温度、スロットル開度、内燃機関の回転数に
応じた出力信号を発生する電気制御装置の出力信号によ
り、制御される。これによると、供給路の油圧、油温
度、スロットル開度、内燃機関の回転数を直接又は間接
的に検出し、検出信号に基づき、図4の特性、特に境界
値N1、N2を制御して中間回転域の特性を容易に可変
とすることができる。
【0040】その他、本発明は車両以外に他の産業機器
に使用するオイルポンプ装置にも適用でき、更にポンプ
の駆動形態もクランクシャフト直結駆動式に限らず、例
えば、タイミングベルトによるプーリ駆動式等でも良い
等、適宜選択できるものである。
【0041】
【発明の効果】以上の如く、本発明によれば、駆動源及
びロータの回転数が増して吐出ポートからの吐出量が増
し、供給路の油圧が所定域よりも大きくなり、供給路の
みで必要油圧が確保される場合には、拡大側空間の一部
だけで吸込をさせ、残りの拡大側空間には余剰の作動油
を圧送することで吸込が行われなくなる。従って、内燃
機関側で回転数に応じて必要なだけの作動油を送給しつ
つオイルポンプの駆動馬力低減を行うことができる。特
に、高回転時には内燃機関側での必要な油量だけしか吸
込まないので、吸込通路、例えば、ストレーナ等を大き
くしたりする必要がなく、また、実開昭61−2348
5号公報のように2台のギヤポンプを一体的に装備した
オイルポンプに対して、1組のロータにて設定できるの
で、オイルポンプの小型化ひいては軽量化を図ることが
でき、オイルポンプの車体等への搭載性が向上すること
ができる。
【0042】また、隣り合う吸込ポートの端部を形状
が、吸込ポートと吐出ポート間に位置される空間(メイ
ン仕切り部)が最大容積となるロータの回転位置よりも
所定量前の回転位置における、前記隣り合う吸込ポート
間に形成される空間(サブ仕切り部)の形状に沿う形状
を呈しているので、微小回転時における瞬時の吸込面積
の縮小化を防止でき、吸込面積が瞬時に縮小することに
よる吸込流速増・吸込圧低下によってキャビテーション
が発生するのを適切に防止することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に従ったオイルポンプ装置の第1実施形
態の低回転域における状態を示す構成図である。
【図2】図1に示す一実施形態の空間22kが最大容積
となるロータ回転位置よりも所定量前の回転位置におけ
る、空間22jの部分の部分構成図である。
【図3】図1に示す第1実施形態の中間回転域後半
(A)、高回転域(B)、中間回転域前半(C)におけ
る動作説明図である。
【図4】図1に示す第1実施形態の吐出特性図である。
【図5】本発明に従ったオイルポンプ装置の第2実施形
態の低回転域(A)、中間回転域前半(B)、中間回転
域後半(C)、高回転域(D)における動作説明図であ
る。
【符号の説明】
1 オイルポンプ 1a ハウジング 1a1 ロータ室 2 インナーロータ 3 アウターロータ 5 供給路 6A、6B 分岐管 7、9 制御弁 31 吸込ポート 31A1 回転方向側端部 31B1 反回転方向側端部 A 一方の吸込ポート B 他方の吸込ポート

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 円筒形のロータ室を有するハウジング、
    該ロータ室内に回転可能に嵌挿されるアウターロータ及
    び駆動源により回転駆動されることにより容積を増減す
    る複数の空間群を前記アウターロータとの間に形成する
    インナーロータを有し、該空間群のうち縮小側空間が吐
    出ポートに連通し、拡大側空間が複数の吸込ポートに分
    れて連通して、該吐出ポートから吐出される作動油を被
    送給部に送給するオイルポンプと、 前記オイルポンプの動作状態を、前記複数の吸込ポート
    を互いに連通して前記拡大側空間に吸込を行わせる第1
    状態と、前記吐出ポートを前記複数の吸込ポートの少な
    くとも1つに連通させ、該連通された吸込ポートに対応
    した一部の拡大側空間に前記吐出ポートからの作動油を
    圧送する第2状態とに切換可能な制御弁とを具備し、 前記複数の吸込ポートの内、互いに隣り合う一方の吸込
    ポートの前記インナーロータの回転方向側端部の前記ロ
    ータ室への開口形状及び他方の吸込ポートの前記インナ
    ーロータの反回転方向側端部の前記ロータ室への開口形
    状を、前記吐出ポートと隣り合う前記吸込ポートの前記
    インナーロータの回転方向側端部と前記吐出ポートの前
    記インナーロータの反回転方向側端部との間に位置され
    る前記複数の空間群の一つの容積が最大となる前記イン
    ナー及びアウターロータの回転位置よりも所定量前の回
    転位置における、前記一方の吸込ポートの前記インナー
    ロータの回転方向側端部と前記他方の吸込ポートの前記
    インナーロータの反回転方向側端部の間に位置される前
    記空間の形状に沿うように形成したことを特徴とするオ
    イルポンプ装置。
  2. 【請求項2】 前記制御弁は、前記吐出ポートの作動油
    圧に基づいて前記切換制御を行い、該作動油圧が所定域
    よりも小さなときには前記第1状態に切換え、該作動油
    圧が所定域よりも大きなときには前記第2状態に切換え
    ることを特徴とする請求項1に記載のオイルポンプ装
    置。
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