JP2003306430A - 皮膚外用剤組成物 - Google Patents

皮膚外用剤組成物

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JP2003306430A
JP2003306430A JP2002113156A JP2002113156A JP2003306430A JP 2003306430 A JP2003306430 A JP 2003306430A JP 2002113156 A JP2002113156 A JP 2002113156A JP 2002113156 A JP2002113156 A JP 2002113156A JP 2003306430 A JP2003306430 A JP 2003306430A
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ketoprofen
alcohol
acid
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Hisahiro Sugafuji
寿裕 菅藤
Sonoko Miyamoto
園子 宮本
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Lion Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明は、ケトプロフェンを含有する水性皮膚
外用剤に関し、ケトプロフェンの溶解性と安定性が良好
で、しかも保存による着色がない、使用感も良好な皮膚
外用剤を提供することを目的とする。 【解決手段】(A)ケトプロフェン (B)低級アルコールおよび/または多価アルコール (C)少なくとも3級アミンを組成物中に0.2質量%
以上含有する有機アミンの総量1.0〜10質量%を含
有し、かつpHが4〜8であることを特徴とする、外用
剤組成物とする。本発明は、好ましくはさらに、(D)
アニオン性高分子を含有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】本発明は、ケトプロフェンを
含有する皮膚外用剤組成物に関する。
【0002】
【従来技術】筋肉や関節等の痛みに対して、ケトプロフ
ェン、インドメタシンなどのカルボン酸を有する酸性抗
炎症剤が知られている。こられの薬物の多くは水難溶性
であり、水性製剤とする場合は溶解性を向上させること
が課題となり、種々検討がなされている。ケトプロフェ
ンはエタノールやメタノールなどの低級アルコールやグ
リセリンなどの多価アルコールに溶解し、これらを使用
することで水性製剤中の溶解性をあげることができ、優
れた薬効を付与することができる。一方、酸性薬物であ
るケトプロフェンを含有する液体組成物は、pH4〜8
に調整することが安定性上好ましい。しかし、前記pH
範囲で低級アルコールや多価アルコールをケトプロフェ
ンと共に配合すると、保存により製剤が着色するという
問題があった。さらに、皮膚への塗布性を向上させるた
めに増粘剤としてカルボキシビニルポリマーなどの水溶
性高分子を添加すると、さらに着色が促進される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、ケトプロフ
ェンの溶解性と安定性が良好で、しかも保存による着色
がない、使用感も良好な水性皮膚外用剤組成物を提供す
る。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、検討の結
果、トリイソプロパノールアミンなどの3級アミンを使
用することで、上記ケトプロフェン含有外用剤の着色を
抑制できることを見出し、本発明を完成するに至った。
すなわち、本発明は
【0005】<1>(A)ケトプロフェン (B)低級アルコールおよび/または多価アルコール (C)少なくとも3級アミンを0.2質量%以上含有
(組成物中)する有機アミンの総量1.0〜10質量% を含有し、かつpHが4〜8であることを特徴とする、
皮膚外用剤組成物を提供する。また、本発明は、
【0006】<2>さらに(D)アニオン性高分子を含
有する<1>に記載の皮膚外用剤組成物 を提供する。
【0007】
【発明の実施の形態】本発明の皮膚外用剤組成物は、有
効成分として(A)ケトプロフェンを含有する。ケトプ
ロフェンの含有量は、好ましくは組成物中0.1〜10
質量%、より好ましくは0.5〜5質量%、特に好まし
くは1〜3質量%である。この範囲で、特に良好な鎮痛
効果と組成物の物理的安定性が得られる。
【0008】本発明に使用する(B)低級アルコール、
多価アルコールは、水難溶性のケトプロフェンを溶解す
ることが可能で、安定な水性製剤を得ることができる。
本発明における低級アルコールは、炭素数1〜4の一級
アルコールである。具体的には、メタノール、エタノー
ル、各種変性アルコール(メタノール、ゲラニオール、
八アセチルしょ糖、10%安息香酸デナトリウムアルコー
ル溶液等の変性アルコール)、n−プロパノール、イソ
プロパノール、n−ブタノール、イソブタノールがあげ
られる。 好ましくはエタノール、八アセチルしょ糖変
性アルコール、イソプロパノールである。これらは1種
または2種以上組み合せて配合することができる。好ま
しくは、エタノールとイソプロパノールを100/0〜
30/70(質量比)、さらに95/5〜30/70で
組み合わせると、 塗布時の使用感が特に良好であり好
ましい。
【0009】低級アルコールの組成物中の含有量は、好
ましくは5〜80質量%、より好ましくは10〜70質
量%、特に好ましくは20〜60質量%である。この範
囲で、ケトプロフェンの水性製剤中の溶解性が特に良好
で、しかも皮膚刺激がなく好ましい。
【0010】本発明に使用する多価アルコールは、水酸
基を2〜3個有する炭素数2〜8のアルコールである。
具体的にはエチレングリコール、ジエチレングリコー
ル、トリエチレングリコール、プロピレングリコール、
グリセリン、1,3−ブチレングリコールなどがあげら
れる。好ましくはグリセリン、1,3−ブチレングリコ
ールである。これらは1種または2種以上組み合せて使
用することができる。
【0011】多価アルコールの組成物中の含有量は、好
ましくは1〜60質量%、より好ましくは3〜40質量
%、特に好ましくは5〜30質量%である。この範囲で
ケトプロフェンの水性製剤中の溶解性が特に良好で、し
かもケトプロフェンの経皮吸収が高いため好ましい。
【0012】本発明の皮膚外用剤組成物に含有する
(C)アミンは、少なくとも3級アミンを組成物中に
0.2質量%以上含有し、かつ組成物中のアミンの総量
が0.2〜1.0質量%である。
【0013】3級アミンは、アンモニアの水素3原子を
炭素数1以上のアルキル基またはアリール基で置換して
生ずるアミンであり、アルキル基、アリール基は水酸基
などの置換基を含んでもよい。また、窒素原子が環内に
含まれる環状アミンも、本発明における第3級アミンに
含まれる。具体的にはトリエチルアミン、トリプロピル
アミン、トリラウリルアミンなどの脂肪属アミン、トリ
エタノールアミン、トリプロパノールアミン、トリイソ
プロパノールアミン、エチルジエタノールアミンなどの
アルカノールアミン、N−メチルピペリジンなどの環状
アミンである。好ましくは脂肪属アミンとアルカノール
アミンであり、特にトリエチルアミン、トリエタノール
アミン、トリプロパノールアミン、トリイソプロパノー
ルアミンが好ましい。
【0014】3級アミンと組み合わせて使用する他のア
ミンは1級アミン、2級アミンであり、好ましくは脂肪
属アミン、アルカノールアミンである。具体的にはモノ
エタノールアミン、ジエタノールアミン、ジイソプロパ
ノールアミン、ジエチルアミンなどがあげられる。好ま
しくはモノエタノールアミン、ジエタノールアミン、ジ
イソプロパノールアミンである。特に好ましいのはジエ
タノールアミン、ジイソプロパノールアミンなどの2級
アミンである。
【0015】本発明の皮膚外用剤組成物中における
(C)アミンの総量は1.0〜10質量%、好ましくは
1.2〜5質量%、特に好ましくは1.2〜3質量%で
ある。前記アミンは少なくとも0.2質量%(組成物
中)の3級アミンを含み、より好ましくは0.2〜10
質量%、さらに好ましくは0.5〜5質量%、特に好ま
しくは0.5〜3質量%である。この範囲で、ケトプロ
フェン含有水性外用剤の経時による着色が特に良好に抑
制され、しかもケトプロフェンの安定性が良好であり、
好ましい。
【0016】本発明のケトプロフェン含有の皮膚外用剤
組成物には、上記成分の他、アニオン性高分子を配合す
ることが好ましい。アニオン性高分子としては、具体的
にはカルボキシメチルセルロース、ヒアルロン酸、アル
ギン酸、キサンタンガム、カラギーナン、アラビアゴ
ム、グアーガム、カルボキシビニルポリマー、アクリル
酸・メタクリル酸アルキル共重合体、ポリアクリル酸ナ
トリウム等があげられる。好ましくはカルボキシビニル
ポリマー、アクリル酸・メタクリル酸アルキル共重合
体、ポリアクリル酸ナトリウムである。これらは、単独
または2種類以上組み合わせて用いることができる。
【0017】アニオン性高分子の含有量は、好ましくは
組成物中に0.01〜5質量%、より好ましくは0.0
5〜3質量%である。この範囲で、使用感に優れた外用
剤組成物が得られる。
【0018】本発明の皮膚外用剤組成物は、pH4〜
8、より好ましくは5〜7に調整される。この範囲で、
ケトプロフェンの経時安定性が良好で好ましい。pH調
整剤としては、塩酸、リン酸、ホウ酸等の無機酸、乳
酸、酒石酸、クエン酸等の有機酸、またはそれらの塩な
どの酸性物質があげられる。塩基性物質としては、上記
アミン混合物を使用するが、上記の他、水酸化ナトリウ
ム、水酸化カリウム、炭酸ナトリウムなどの塩基性無機
塩と組み合わせて使用することもできるが、水酸化ナト
リウム、水酸化カリウムなどの無機強塩基を多量使用す
ると組成物の安定性が損なわれるので、含有量は0.5
質量%以下とすることが好ましく、さらに好ましくは無
配合とする。
【0019】本発明の皮膚外用剤組成物の好ましい他の
成分として、ケトプロフェン以外の生理活性成分、高級
脂肪酸、高級脂肪酸エステル、高級アルコールなどの経
皮吸収促進剤、油剤、アニオン性高分子以外の増粘剤、
界面活性剤などがあげられる。
【0020】ケトプロフェン以外の生理活性成分として
は、消炎鎮痛剤、抗炎症剤、角質溶解剤、鎮痒剤、抗ヒ
スタミン剤、局所麻酔剤、殺菌剤、抗菌剤、抗真菌剤、
血行促進剤等の皮膚疾患治療及び/又はケアに有効な成
分があげられる。抗炎症剤としては、例えばアラントイ
ン、アルミニウム・クロロヒドロキシアラントイネー
ト、イクタモール、グアイアズレン、グリチルリチン酸
ニカリウム、グリチルレチン酸ステアリル、サリチル酸
メチル、サリチル酸グリコール、サリチル酸ナトリウ
ム、イヌザンショウ、シコン、トウキ、スリンダク、フ
ェンチアザク、ジフルニサル、オキサプロジン、ジクロ
フェナックナトリウム、オキシフェンブタゾン、ピロキ
シカム、フェルビナク、ブフェキサマク、サリチル酸グ
リコール、フェナセチンフェニルブタゾン、トルメチン
ナトリウム等が挙げられる。
【0021】鎮痒剤としては、例えばクロタミトン、塩
酸イソチペンジル、塩酸ジフェニルピラリン、ジフェン
ヒドラミンおよびその塩、塩酸トリペレナミン、クロル
フェニラミンおよびその塩、ジフェニルイミダゾール等
が挙げられる。局所麻酔剤としては、例えばアミノ安息
香酸エチル、リドカインおよびその塩、ジブカインおよ
びその塩、塩酸パラブチルアミノ安息香酸ジエチルアミ
ノエチル、オキシポリエトキシドデカン等が挙げられ
る。
【0022】殺菌剤としては、例えばアクリノール、ア
ルキルポリアミノエチルグリシン、塩化セチルピリジニ
ウム、塩化デカリニウム、塩化ベンザルコニウム、塩化
ベンゼトニウム、イソプロピルメチルフェノール、グル
コン酸クロルヘキシジン、塩酸クロルヘキシジン、セト
リミド、トリクロロカルバニリド、ベンジルアルコー
ル、ポピドンヨード、フェノール、レゾルシン、過酸化
水素、クレゾール、マーキュロクロム、ヨードチンキ、
イオウ等が挙げられる。
【0023】サルファ剤としては、例えばスルファジア
ジン、スルファイソミジン、ホモスルファミン等が挙げ
られる。抗生物質としては、例えばバシトラシン、硫酸
コリスチン、硫酸フラジオマイシン等が挙げられる。ス
テロイド剤としては、例えば酢酸デキサメタゾン、酢酸
ヒドロコルチゾン、酢酸プレドニゾロン、デキサメタゾ
ン、プレドニゾロン等が挙げられる。抗真菌剤として
は、例えば硝酸ミコナゾール、硝酸エコナゾール、シク
ロピロックス、オラミン、クロトリマゾール、ピロルニ
トリン等が挙げられる。鎮痛剤としては、例えばアセト
アミノフェン、エテンザミド等が挙げられる。
【0024】保湿剤としては、例えば尿素、ショ糖、乳
糖、マルトース、マンニトール、エリスリトール、キシ
リトール、グルコース、ソルビトール等が挙げられる。
美白剤としては、例えば過酸化亜鉛、過酸化マグネシウ
ムなどの過酸化物、アスコルビン酸、ハイドロキノン、
ビタミンC類、エラグ酸、コウジ酸、プラセンタエキ
ス、甘草エキス等が挙げられる。ビタミン類としては、
例えば塩酸ピリドキシン、レチノール、ビタミンA、ト
コフェロール、酢酸トコフェロール等が挙げられる。ム
コ多糖類としては、例えばコンドロイチン硫酸ナトリウ
ム、ヘパリンおよびヘパリン類似物質等が挙げられる。
【0025】血行促進剤としてはノニル酸ワニリルアミ
ド、ニコチン酸ベンジル、ニコチン酸アミド、ニコチン
酸メチル、バニリルブチルエーテル等のカプサイシン誘
導体、カプサイシン、トウガラシ、トウガラシエキス、
トウガラシ末、加工大蒜、ニンジンチンキ、メントー
ル、メントール誘導体、カンフル、ハッカ油、ユーカリ
油、ケイヒ油、ルネオール、ウイキョウ油、ミント等が
挙げられる。
【0026】また、コレウス、アルニカ、メリッサ、シ
ョウキョウ、センブリ、ケイヒ、チョウジ、スペアミン
ト、カルダモン、ユーカリ、トウキ、芍薬、桔梗、オウ
ゴン、サンシチソウ、ローズマリー、サンザシ、ラベン
ダー、ニンニク、ベニバナ、ウイキョウ、朝鮮ニンジ
ン、チクセツニンジン、オウレン、オウバク、セイヨウ
トチノキ、シコン、ジオウ、ボタンピ、カミツレ、サン
ショウ、海藻等の植物の原末、エキスや精油等の抽出物
等も含まれる。
【0027】保護剤としては、例えばカラミン、酸化亜
鉛等が挙げられる。これらの中でも特に、が好適に使用
される。
【0028】これらの薬物はその1種を単独で、又は2
種以上を組み合わせて使用される。生理活性成分の含有
量は、各薬物の有効量及び安定性、安全性を考慮し決定
されるが、好ましくは製剤全体の0.01〜20質量
%、より好ましくは0.1〜10質量%配合される。
【0029】高級脂肪酸としては、炭素数10〜20、
好ましくは12〜18の飽和または不飽和の炭化水素基
を有する脂肪酸があげられる。これらは分岐鎖を有して
もよいが、好ましくは直鎖脂肪酸である。具体的には、
ラウリン酸、ミリスチン酸、パルミチン酸、ステアリン
酸等の飽和脂肪酸、オレイン酸、リノール酸、リノレン
酸、アラキドン酸、ウンデシレン酸等の不飽和脂肪酸が
好ましく使用される。好ましくは、不飽和脂肪酸を使用
する。高級脂肪酸の含有量は、好ましくは組成物中に
0.05〜50質量%、より好ましくは0.1〜30質
量%である。
【0030】脂肪酸エステルとしては、炭素数10〜2
0、好ましくは12〜18の脂肪酸と炭素数1〜5のア
ルコールとのエステル化合物が使用される。具体的に
は、オレイン酸オクチルドデシル、オレイン酸オレイ
ル、オクタン酸セチル、オレイン酸イソプロピル、グリ
セリンモノオレイン酸エステル、ジオレイン酸エステ
ル、オレイン酸オクチルドデシル、パルミチン酸イソプ
ロピル、ミリスチン酸イソプロピル、ミリスチン酸ミリ
スチル、オクタン酸セチル、アジピン酸ジイソプロピ
ル、イソステアリン酸2−ヘキシルデシル、ラウリン酸
ヘキシル等があげられる。脂肪酸エステルの含有量は、
好ましくは組成物中に0.05〜〜50質量%、より好
ましくは0.1〜30質量%である。
【0031】高級アルコールとしては、炭素数10〜2
0、好ましくは12〜18 の飽和または不飽和アルコー
ルがあげられる。これらは分岐鎖を有してもよいが、好
ましくは直鎖脂肪アルコールである。具体的には、ラウ
リルアルコール、セチルアルコール、セトステアリルア
ルコール、ステアリルアルコール、オレイルアルコー
ル、ベヘニルアルコール、エイコソニルアルコール、エ
ライジルアルコール、リノレイルアルコールなどの直鎖
脂肪アルコール、コレステロール、ジヒドロコレステロ
ール、フィトステロール、ラノリンアルコール等の環状
脂肪アルコール、オクチルドデカノール、ヘキシルデカ
ノール、イソステアリルアルコール等の合成脂肪アルコ
ールがあげられる。最も好ましくは、直鎖の不飽和脂肪
属アルコールを使用する。高級アルコールの含有量は、
組成物中、好ましくは0.01〜10質量%、好ましく
は0.1〜5質量%である。
【0032】油剤としては、スクワラン、植物性スクワ
ラン、流動パラフィン、ワセリン、マイクロクリスタリ
ンワックス等の炭化水素類、オリーブ油、ヒマシ油、ヤ
シ油、パーム油、サフラワー油、ツバキ油、大豆油、ナ
タネ油等の植物油、メチルポリシロキサン、メチルフェ
ニルポリシロキン、ジメチルシクロポリシロキサン等の
シリコン油類、ラノリン、ラノリン誘導体、卵黄油、ミ
ツロウ等の動物油などがあげられる。油剤の含有量は、
組成物中、好ましくは0.05〜50質量%、好ましく
は0.1〜30質量%である。
【0033】界面活性剤としては、アニオン界面活性
剤、カチオン界面活性剤、ノニオン界面活性剤、両性界
面活性のいずれも使用できるが、ノニオン界面活性剤、
両性界面活性剤が好ましい。ノニオン界面活性剤として
は、ポリオキシエチレンアルキルエーテル、ポリオキシ
エチレンポリプロピレンアルキルエーテル等のエーテル
系化合物、ソルビタン脂肪酸エステル、ポリオキシエチ
レンソルビタン脂肪酸エステル、グリセリン脂肪酸エス
テル、ポリグリセリン脂肪酸エステル、ポリオキシエチ
レングリセリン脂肪酸エステル、ポリエチレングリコー
ル脂肪酸エステル、ショ糖脂肪酸エステル等のエステル
系化合物、ポリオキシエチレンヒマシ油、ポリオキシエ
チレン硬化ヒマシ油、ポリオキシエチレンポリオキシプ
ロピレン重合体等があげられる。
【0034】両性界面活性剤としては、ラウリルジメチ
ルベタインなどのアルキルベタイン、ヤシ油脂肪酸アミ
ドプロピルベタインなどのアルキルアミドベタイン、ア
ルキルスルホベタイン、イミダゾリン等があげられる。
アニオン界面活性剤としては、飽和高級脂肪酸塩、アル
キルスルホン酸塩、アルキルエーテルスルホン酸塩、ア
ルキルエーテルスルホン酸塩等があげられる。カチオン
界面活性剤としては、塩化トリメチルアルキルアンモニ
ウムなどの4級アンモニウム塩、ジメチルアルキルアミ
ン塩酸塩などのアルキルアミン塩等があげられる。上記
界面活性剤は、1種または2種類以上組み合わせて用い
ることができる。
【0035】界面活性剤の含有量は、組成物中に好まし
くは0.01〜10質量%、より好ましくは0.05〜
5質量%含有される。
【0036】増粘剤としては、上記アニオン性高分子以
外の水溶性または水膨潤性高分子化合物、多価金属石鹸
などを用いることができる。高分子化合物としては、ヒ
ドロキシプロピルセルロース、ヒドロキシプロピルメチ
ルセルロース、ヒドロキシエチルセルロース、メチルセ
ルロース、カチオン化セルロース、ニトロセルロース等
のセルロース誘導体、部分α化澱粉などの加工澱粉、ポ
リビニルアルコール、ポリビニルピロリドン、クロスポ
ピドン、ポリエチレングリコール、ローカストビーンガ
ム、プルラン、ゼラチン等があげられる。これらは、単
独または2種類以上組み合わせて用いることができる。
上記高分子化合物は、組成物中に好ましくは0.01〜
5質量%、より好ましくは0.05〜2質量%含有され
る。
【0037】多価金属石鹸としては、ステアリン酸アル
ミニウム、ステアリン酸マグネシウム等があげられる。
これらは、組成物中に、好ましくは0.01〜3質量%
含有される。
【0038】本発明の皮膚外用剤組成物は、好ましくは
含水系ゲル製剤とすることが好ましく、組成物の含水率
は、1〜90質量%、好ましくは10〜60質量%に調
整される。
【0039】本発明の皮膚外用剤組成物の粘度は、好ま
しくは1〜100000mPa・s、より好ましくは10
〜100000mPa・s、特に好ましくは100〜10
0000mPa・sである。
【0040】本発明の皮膚外用剤組成物は、他に、有機
・無機粉体、キレート剤、色素、香料、防腐剤など、外
用剤に通常配合可能な成分を、本発明の効果を損なわな
い範囲で配合することができる。それらの化合物を、以
下に例示する。
【0041】無機紛体として、タルク、カオリン、ベン
トナイト及びケイ酸アルミニウムマグネシウム等の層状
珪酸塩鉱物、酸化チタン、酸化亜鉛、炭酸カルシウムな
ど。有機粉体として、ナイロン、シリカ、ポリメタクリ
ル酸メチル等の球状粉体、ポリエチレンビーズ、セルロ
ース粉末、スターチなど。キレート剤としては、エデト
酸類、ピロリン酸塩、ヘキサメタリン酸塩、グルコン酸
塩等。好ましくはエデト酸ナトリウムなど。色素として
は、酸性染料、塩基性染料、酸化染料など。
【0042】香料としては、ペパーミント油、スペアミ
ント油、ジャスミン油、レモン油、オレンジ油、ライム
油、マンダリン油、ローズ油、ローズマリー油などの植
物性香料、モノテルペン類、ジテルペン類、セスキテル
ペン類等の合成香料があげられる。具体的には、ゲラニ
オール、リナロール、シトロネロール、ネロール、リモ
ネン、ピネン、カンフェン、シトラール、シトロネラー
ル、シネオール、クルクメン、ヒノキ酸、ヒノキオー
ル、フィト−ルなどを主成分とした香料が好ましくあげ
られる。
【0043】防腐剤としては、ジブチルヒドロキシトル
エン、安息香酸類、パラベン類、、塩化ベンザルコニウ
ム、塩化ベンゼトニウム、ソルビン酸及びその塩類、ホ
ウ酸、ホウ砂、サリチル酸及びその塩類等。好ましくは
ジブチルヒドロキシトルエン、エデト酸ナトリウム、ク
エン酸及びその塩類である。配合量は、製剤全体の0.
01〜50質量%、好ましくは0.02〜30質量%、
特に好ましくは0.05〜10質量%である。
【0044】本発明の皮膚外用剤は、水性のゲル剤、軟
膏剤、ローション剤、乳液剤、クリーム剤、エアゾール
剤等とすることができるが、好ましくは水性のゲル剤、
エアゾール剤、ローション剤である。本発明の製剤は、
剤型によってチューブ、ボトル、缶、ジャー等、各々適
切な容器に収納される。容器の材質は、PET、ポリプ
ロピレン(PP)、ポリエチレン(高密度ポリエチレ
ン:HDPE、低密度ポリエチレン:LDPE)、ガラ
ス、ポリスチレン、エバール、アルミ等の金属類等が好
ましい。これらの容器は、紫外線防止剤等の、内容物の
劣化を抑制するための安定化剤が含有されることが好ま
しい。さらに、容器の内壁はポリアミドイミド樹脂など
の表面処理が施されていることが好ましい。
【0045】
【実施例】以下、本発明の皮膚外用剤組成物を具体的な
実施例を示して説明する。 <調製方法>常法に従い皮膚外用剤組成物を製造し、ア
ルミニウム製チューブに充てんした。実施例の皮膚外用
剤組成物は、いずれもケトプロフェンの溶解性が良好で
あった。
【0046】<安定性>各試料を40℃で6ヵ月間保存
し、ケトプロフェンの残存量(wt%)を 測定した。
【0047】<外観変化>各試料を40℃で6ヵ月間保
存し、外観変化を観察した。 ○:黄変(褐)なし △:やや黄(褐)変あり ×:かなり黄(褐)変あり
【0048】
【表1】
【0049】これらの皮膚外用剤組成物は、ケトプロフ
ェンの溶解性、ケトプロフェンの安定性、外観変化とも
に良好で、しかも使用感も優れていた。
【0050】(実施例6)筋肉痛用ゲル 下記組成の消炎鎮痛ゲル(粘度18000cp)を、アルミ
ニウムチューブに収納した。 (単位;g/100g) ケトプロフェン 3.0 l-メントール 3.0 オレイン酸 0.8 ヒドロキシプロピルセルロース 0.4 (日本曹達社製HPC H) 1、3-ブチレングリコール 10.0 イソプロパノール 15.0 エタノール 24.0 トリイソプロパノールアミン 1.6 ジイソプロパノールアミン 0.8 アクリル酸・メタクリル酸アルキル共重合体 2.0 (Noveon社製Carbopol 1382) 精製水 残部
【0051】(実施例7)肩こり用ゲル 下記組成のゲル(粘度13000cp)を、アルミラミネー
トチューブに収納した。 (単位;g/100g) ケトプロフェン 3.0 アジピン酸ジイソプロピル 3.0 l-メントール 3.0 オレイン酸 0.5 プロピレングリコール 5.0 日局エタノール 30.0 イソプロパノール 10.0 ジブチルヒドロキシトルエン 0.05 トリイソプロパノールアミン 1.4 カルボキシビニルポリマー 1.5 (Noveon社製Carbopol 981) 精製水 残部
【0052】(実施例8)関節痛用ゲルローション 下記組成の消炎鎮痛ゲル(粘度5000cp)を、ポリプロ
ピレン製ボトルに収納した。 (単位;g/100g) ケトプロフェン 3.0 l-メントール 1.0 オレイン酸 0.3 プロピレングリコール 5.0 エタノール 30.0 イソプロピルアルコール 15.0 ヒドロキシプロピルメチルセルロース 0.2 (信越化学社製メトローズ 65SH-1500) ジブチルヒドロキシトルエン 0.05 トリエタノールアミン 0.4 ジイソプロパノールアミン 1.0 アクリル酸・メタクリル酸アルキル共重合体 0.8 (住友精化社製 HV501ER) 精製水 残部
【0053】(実施例9)消炎鎮痛ローション 下記組成の消炎鎮痛ローションを、ウレタン製のスポン
ジ塗布部を有するポリプロピレン製容器に収納した(ヘ
ッドスペース10%)。塗布部が発泡ゴム製の同様の容
器にも収納した。 ケトプロフェン 3.0 オレイン酸 0.8 オレイルアルコール 0.2 l-メントール 3.0 グリセリン 5.0 日局エタノール 40.0 イソプロパノール 10.0 ポリアクリル酸 0.4 (日本純薬製 ジュリマー) ジブチルヒドロキシトルエン 0.05 トリエチルアミン 1.0 精製水 残部
【0054】(実施例10)消炎鎮痛スプレー 下記組成の消炎鎮痛液剤を、口径0.45mmの吐出口
を有する手動性スプレー容器に収納した(ヘッドスペー
ス10%)。 ケトプロフェン 3.0 カンフル 1.0 オレイン酸 0.8 オレイルアルコール 0.2 l−メントール 3.0 1,3−ブチレングリコール 5.0 オレンジ変性アルコール 35.0 イソプロパノール 10.0 カルボキシビニルポリマー 0.4 (Noveon社製Carbopol 980) ジブチルヒドロキシトルエン 0.05 トリエタノールアミン 1.2 ジエタノールアミン 0.4 レモン油 0.1 ローズマリー油 0.1 精製水 残部
【0055】(実施例11)消炎鎮痛エアゾール 下記の消炎鎮痛液剤をポリスチレンノズル付きアルミニ
ウム製エアゾール缶に収納し、エアゾールとした。
【0056】 (実施例12)腰痛用ゲル (容器:ポリチレン中栓付きポリプロピレン容器、口径5mm) ケトプロフェン 3.0 l-メント−ル 3.0 オレイルアルコール 0.2 カルボキシビニルポリマー 2.0 (Noveon社製Carbopol 981) ヒドロキシプロピルセルロース 0.5 (Hercules社製 HPC HXF) 日局エタノール 25.0 イソプロパノール 15.0 トリイソプロパノ−ルアミン 1.2 ジイソプロパノールアミン 0.6 精製水 残部 実施例6〜12において、実施例1〜5と同様、ケトプ
ロフェンの溶解性、安定性、外観変化、使用感共に良好
であった。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) A61K 47/32 A61K 47/32 47/36 47/36 47/38 47/38 A61P 29/00 A61P 29/00 Fターム(参考) 4C076 AA06 AA24 BB31 CC05 DD37E DD38E DD49Q DD50Q EE09G EE12G EE30G EE32G EE36G EE37G FF15 FF17 FF63 GG45 GG46 4C206 AA01 AA02 DA25 KA01 MA03 MA05 MA33 MA48 MA83 NA03 NA11 ZA08 ZB11

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】(A)ケトプロフェン (B)低級アルコールおよび/または多価アルコール (C)少なくとも3級アミンを組成物中に0.2質量%
    以上含有する有機アミンの総量1.0〜10質量%を含
    有し、かつpHが4〜8であることを特徴とする、皮膚
    外用剤組成物。
  2. 【請求項2】さらに、(D)アニオン性高分子を含有す
    ることを特徴とする、請求項1に記載の皮膚外用剤組成
    物。
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