JP2003305637A - 脆性薄板の研磨用ホルダ - Google Patents

脆性薄板の研磨用ホルダ

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JP2003305637A
JP2003305637A JP2002111885A JP2002111885A JP2003305637A JP 2003305637 A JP2003305637 A JP 2003305637A JP 2002111885 A JP2002111885 A JP 2002111885A JP 2002111885 A JP2002111885 A JP 2002111885A JP 2003305637 A JP2003305637 A JP 2003305637A
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Susumu Shirasaki
将 白崎
Shinichi Kishida
信一 岸田
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SHIRASAKI SEISAKUSHO KK
Ishida Co Ltd
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SHIRASAKI SEISAKUSHO KK
Ishida Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】研磨の際には半導体ウエハ等の、研磨用ホルダ
との接触面が回転運動等による負荷を受ける。従って、
かかる負荷により研磨用ホルダに比べて脆い材料で形成
される半導体ウエハ等の周縁の端部が損傷するという問
題があった。本発明は半導体ウエハ等の脆性薄板の研磨
の際の周縁の損傷を防止することを主目的とする。 【解決手段】ホルダ本体と、ウエハ等の脆性薄板を保持
する脆性薄板保持部402とからなり、その脆性薄板保
持部が、保持すべき脆性薄板の端部との接触部がエラス
トマーを材料とするエラストマー部404を有する脆性
薄板の研磨用ホルダを利用する。つまり、エラストマー
部は緩衝材としての役割を果たす。また、エラストマー
部が研磨の際の負荷により変形して、脆性薄板に研磨ダ
レが生じないよう、断面の横の長さ/縦の長さが1以下
であるエラストマー部を利用する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、脆性薄板、例えば
半導体ウエハの研磨用ホルダの発明に関する。
【0002】
【従来技術及び発明が解決しようとする課題】半導体ウ
エハ等の脆性薄板を研磨する際に、半導体ウエハ等を保
持するキャリア等の研磨用ホルダが利用されている。
【0003】また研磨の際には、研磨用ホルダに半導体
ウエハ等を保持し、かつ、研磨剤などがある面に押し付
けた状態で研磨用ホルダを回転運動等させて研磨を行な
っていた。しかし、研磨の際には半導体ウエハ等の、研
磨用ホルダとの接触面が回転運動等による負荷を受け
る。従って、かかる負荷により研磨用ホルダに比べて脆
い材料で形成される半導体ウエハ等の周縁の端部が損傷
するという問題があった。
【0004】本発明は上記問題に鑑み、半導体ウエハ等
の脆性薄板の研磨の際に、脆性薄板の周縁の損傷を防止
すること、及び当該損傷により生じる脆性薄板の破片が
脆性薄板の被研磨面に与える損傷を防止することを目的
とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】そこで、本発明は、上記
課題を解決するために、ホルダ本体と、ウエハ等の脆性
薄板を保持する脆性薄板保持部とからなり、その脆性薄
板保持部が、保持すべき脆性薄板の端部との接触部がエ
ラストマーを材料とするエラストマー部を有する脆性薄
板の研磨用ホルダを利用する。つまり、エラストマー部
は緩衝材としての役割を果たす。
【0006】しかし、単に緩衝材を介するという手段で
は、研磨の際にかかる負荷により緩衝材が変形して、半
導体ウエハ等と研磨用ホルダの接合強度を維持できず、
結果として脆性薄板と研磨用ホルダの間に隙間を生じさ
せる等の原因により、研磨の際に脆性薄板に研磨ダレが
生じるという問題等があった。
【0007】本発明は、かかる問題点を解決するため
に、前記エラストマー部の断面の(横の長さ)/(縦の
長さ)の値が1以下であるエラストマー部を利用する。
【0008】
【発明の実施の形態】(研磨用ホルダの全体の構成)
【0009】以下、本発明の実施形態の一例を、図を用
いて説明する。
【0010】図1(a)、(b)、(c)は、それぞれ
本実施形態における脆性薄板の研磨用ホルダの、全体の
構成の一例を表す図である。同図(a)、(b)、
(c)それぞれに示すように、本実施形態における脆性
薄板の研磨用ホルダは、円盤状に形成される脆性薄板の
研磨用ホルダであり、ホルダ本体100脆性薄板を保持
する脆性薄板保持部101を一又は二以上有する。脆性
薄板保持部101は、保持すべき研磨の対象である脆性
薄板Zの端部との接触部102がエストラマーを材料と
するエストラマー部103を有する研磨用ホルダであ
る。
【0011】(脆性薄板)
【0012】「脆性薄板」とは、物体が外力による変形
を起こさないうちに、またはわずかに変形しただけで破
壊されてしまう性質を有する脆性材料により構成される
板状の構造体をいう。本実施形態では、半導体ウエハの
ように単結晶シリコンにより構成されるものの他、ガラ
ス、セラミック等により構成される構造体を含む。ま
た、脆性薄板の厚さは1cm以下のものを想定するが、
必ずしもこれに限定されない。またその形状は、矩形状
のもの、円盤状のもの等、様々な形状のものが含まれ
る。
【0013】例えば、半導体ウエハでは、その表面にト
ランジスタなどの素子や回路パターンが形成される。従
ってその表面を平坦に整える必要があり、研磨する対象
である当該半導体ウエハを保持する保持部を有するテン
プレート等に嵌合して、当該半導体ウエハを研磨面等に
接触させつつ、テンプレートを回転運動等させることで
当該半導体ウエハの表面を平坦に研磨する。
【0014】この際、テンプレート本体は研磨の対象で
ある半導体ウエハを保持し、回転運動を伝えるために一
定の強度が必要となるためエポキシガラス材料等により
構成されるが、回転の際に研磨の対象である当該半導体
ウエハの周縁が当該テンプレートの保持口に接触するこ
とで負荷がかかり損傷する場合がある。いわゆる、チッ
プ、クラックと呼ばれるものである。
【0015】(ホルダ本体)
【0016】「ホルダ本体100」は、前記脆性薄板の
研磨用ホルダの本体部分であって、脆性薄板を脆性薄板
保持部により保持しながら、相対的に研磨面に対して回
転又は往復運動させる。
【0017】また、ホルダ本体は、ガラスエポキシ材
料、SK鋼材料、ステンレス材料の等から構成される。
これらは、被研磨物である脆性薄板を研磨する際に、回
転運動や往復運動を脆性薄板に伝え、かつ、研磨面等と
の接触により容易に磨耗しない材料である。
【0018】図2(a)に示すように、ホルダ本体20
0は、周縁にギア部200aが構成されるものであって
もよい。回転盤Kを回転させることにより、回転盤Kの
ギア部K1とホルダ本体の周縁のギア部200aを噛み
合わせ、脆性薄板Zを脆性薄板保持部201により保持
しながら、相対的に研磨面に対して回転又は往復運動さ
せることができる。
【0019】また、同図(b)に示すように、ホルダ本
体210の央部に回転軸210aが構成されるものであ
ってもよい。ホルダ本体210の央部の回転軸210a
を回転させることにより、脆性薄板Zを脆性薄板保持部
211により保持しながら、相対的に研磨面に対して回
転又は往復運動させることができる。
【0020】(脆性薄板保持部の構成)
【0021】上述したように、脆性薄板保持部は脆性薄
板を保持する部分で、保持する脆性薄板の端部との接触
部がエラストマーを材料とするエラストマー部を有す
る。脆性薄板はエストラマー部を介して脆性薄板を囲む
ように構成される。
【0022】図3(a)、(b)、(c)は、脆性薄板
保持部の構成の一例をそれぞれ表した図である。なお、
同図のZは脆性薄板保持部が保持する脆性薄板を示して
いる。
【0023】同図(a)に示すように、脆性薄板保持部
300aは、全体がエラストマー部300bである場合
がある。
【0024】また、同図(b)に示すように脆性薄板保
持部301aは、エラストマー部301bを含み、かつ
ホルダ本体301の続きであって、ホルダ本体100と
一体に形成されている場合がある。
【0025】さらに、同図(c)に示すように脆性薄板
保持部302aは、エラストマー部302bを含み、か
つエラストマー部302bを保持する構造体302cか
らなる場合がある。かかる場合、当該構造体302cは
ホルダ本体302と同一の材料で形成されてもよく、ま
た別の材料により形成されてもよいが、エラストマー部
302bを保持できる強度を有する必要がある。
【0026】(脆性薄板保持部のエストラマー部のエラ
ストマー)
【0027】図4は、本実施形態の脆性薄板の研磨用ホ
ルダの断面の一例を表した斜視図である。同図に示すよ
うに、脆性薄板保持部402は、保持すべき脆性薄板Z
の端部Z1との接触部403がエストラマーを材料とす
るエストラマー部404を有する。
【0028】「エストラマー」とは、本明細書では、弾
性の顕著な高分子物質により構成される材料をいい、狭
義ではいわゆる樹脂を含まないが、広義では樹脂を含
む。本発明においては、狭義の意味のエラストマーにお
いて顕著な効果を有するが、広義の意味のエラストマー
であっても効果を有する場合がある。狭義の意味のエラ
ストマーには、具体的には、シリコーンゴム、ウレタン
ゴム、イソプレンゴム、ブタジエンゴム、スチレン‐ブ
タジエンゴム、エチレンプロピレンゴム、クロロプレン
ゴム、クロロスルフォン化ポリエチレン、エピクロルヒ
ドリンゴム、二トリルゴム、アクリルゴム、チオコール
(登録商標)、フッ素ゴム、天然ゴム等が含まれる。ま
たエラストマーの形体は、狭義・広義のいずれの場合も
発泡体として形成される場合がある。
【0029】「シリコーンゴム」とは、高重合度の線状
のポリジメチルシロキサンあるいはその共重合体を中程
度に橋かけしてゴム状弾性を示すようにしたものをいう
【0030】「ウレタンゴム」とは、ポリウレタンを、
さらに芳香族ジアミンや多価アルコールで処理するとこ
とで橋かけ構造をつくり,ゴム状弾性を示すようになっ
たものをいう。
【0031】「イソプレンゴム」とは、イソプレンの立
体特異性重合によって天然ゴムと同じ構造をもつ合成ゴ
ムをいう。
【0032】「ブタジエンゴム」とは、ブタジエンの重
合体を加硫して得られる合成ゴムをいう。
【0033】「スチレンーブタジエンゴム」とは、ブタ
ジエン(75質量%)とスチレン(25質量%)のラジカル
共重合で得られる合成ゴムをいう。
【0034】「ブチルゴム」とは、合成ゴムの1つでイ
ソブテン(イソブチレン)に少量のイソプレンを共重合
させてつくる。イソブチレン‐イソプレンゴムともい
う。
【0035】「エチレンプロピレンゴム」とは、合成ゴ
ムの1つでエチレンとプロピレンとの共重合体である。
ふつう40〜60%のエチレンを含む。チーグラー‐ナ
ッタ重合で得られる。過酸化物で加硫することもある
が,多くの場合,加硫性を高めるために,非共役ジエン
をごく少量加えて共重合する。このゴムには不飽和結合
が少ないので耐酸化性,耐老化性にすぐれ,また耐水性
や電気的性質もよい。
【0036】「クロロプレンゴム」とは、合成ゴムの1
つで,クロロプレンの重合体をいう。
【0037】「クロロスルフォン化ポリエチレン」と
は、ポリエチレンをクロロスルフォン化したゴムで、優
れた耐候、耐オゾン性、耐化学薬品性と、良好な耐熱
性、耐油性電気絶縁性を持っている。
【0038】「エピクロルヒドリンゴム」とは、合成ゴ
ムの1つで、エピクロルヒドリンの単独重合体、エチレ
ンオキサイド、アリルグリシジルエーテル等を共重合さ
せた共重合体をいう。
【0039】「二トリルゴム」とは、合成ゴムの1つ
で,ブタジエンとアクリロニトリルの共重合体をいう。
【0040】「アクリルゴム」とは、アクリル酸エステ
ルとアクリロニトリルの共重合物で、特に高温における
耐油性に優れる。
【0041】「チオコール(登録商標)」とは、アメリ
カのチオコールケミカル社の多硫化物系合成ゴムをい
う。
【0042】「フッ素ゴム」とは、フッ素を含む合成ゴ
ムの総称をいい、主なものには,フッ化ビニリデン(フ
ッ化エテニリデン)とヘキサフルオロプロピレンとの共
重合体がある。
【0043】「発泡体」とは、気泡剤を材料として形成
されるものをいい、ジアゾアメノベンゼン、炭酸水素ナ
トリウム、酢酸アルミニウム、酢酸アンモニウム等が用
いられたスポンジゴム、泡入り樹脂等が含まれる。
【0044】(エラストマー部の構成について)
【0045】「エラストマー部404」は、図4に示す
ように、脆性薄板保持部402が保持すべき脆性薄板Z
の端部Z1との接触部403がエラストマーを材料とす
る脆性薄板保持部の一部又は全部を成す部分である。エ
ラストマー部404は脆性薄板Zを囲むように配置さ
れ、その断面の横の長さ404b/縦の長さ404aは
1以下、又は0.5以下である。つまり、横の長さ40
4bは、縦の長さ404aと同じ長さ若しくは縦の長さ
404aより短く構成される。また、横の長さ404b
は、1ミリメートル以下であることが望ましい。
【0046】(本実施形態の脆性薄板の研磨ホルダによ
る研磨方法とその効果)
【0047】次に、本実施形態の脆性薄板の研磨ホルダ
を用いた脆性薄板の研磨方法ないし、研磨された脆性薄
板の製造方法の一例を説明する。
【0048】まず、脆性薄板の研磨用ホルダ(図1の1
00参照)の脆性薄板保持部(図1の101参照)に、
研磨の対象である脆性薄板(図1のZ参照)を保持す
る。さらに、前記工程で保持した脆性薄板の片面又は両
面に研磨装置の研磨面に接触させる。最後に、研磨面に
脆性薄板を接触させた状態で前記脆性薄板の研磨用ホル
ダを研磨面に対して相対的に回転又は往復運動させる。
以上の工程により、脆性薄板を脆性薄板保持部により保
持しながら、相対的に研磨面に対して回転又は往復運動
させて研磨を行い、又研磨された脆性薄板を製造する。
【0049】図5(a)に示すように、研磨用ホルダ5
00の、研磨の対象である脆性薄板Zと接触する部分5
01の材料が、脆性薄板Zに対して相対的に硬い材料、
例えばガラスエポキシ材料、SK鋼材、ステンレス材料
である場合は、研磨の際の負荷により脆性薄板Zの端部
Zaが損傷するという問題があった。また、同図(b)
に示すように、当該脆性薄板の端部Zaが損傷して破片
となり、研磨面503と研磨の対象である脆性薄板Zの
間に入り込み、脆性薄板の被研磨面を損傷させるという
問題もあった。
【0050】そこで、本実施形態の脆性薄板の研磨用ホ
ルダを利用する場合は、かかる501の部分にエラスト
マー部を有することから、エラストマー部の有する弾性
により、研磨の際の負荷による脆性薄板の端部の損傷を
防止できる。
【0051】また、上記のような弾性を有するエラスト
マー部を介して研磨の対象である脆性薄板に回転運動を
伝える場合には、エラストマー部が研磨の際にかかる負
荷により変形して脆性薄板の研磨面等との接触にかかる
圧力が不均衡となることで被研磨面の研磨ダレを生じる
場合がある。
【0052】図6は、エラストマー部が変形して、研磨
ダレを生じさせる一例を表した図である。
【0053】図6(a)に示すように、エラストマー部
601の断面の(横の長さW1)/(縦の長さH1)の
値が1より大きい場合を考えてみる。同図が示すよう
に、研磨の際にかかる負荷によりエラストマー部601
は押しつぶされるように横幅が縮小し、縦幅が拡張する
ように膨らむことが考えられ、かかる場合研磨面602
と研磨の対象である脆性薄板Zとの間に隙間が生じ、研
磨ダレDが生じることが考えられる。
【0054】そこで本実施形態を利用した場合を考えて
みる。図6(b)が示すように、エラストマー部602
の断面の(横の長さW2)/(縦の長さH2)の値が1
以下である。同図は、本実施形態の脆性薄板の研磨用ホ
ルダを利用した場合の一例を示している。同図が示すよ
うに、研磨の際に負荷がかかっても、横の長さW2が相
対的に縦の長さH2より短いため変形が生じにくいと考
えられ、同図(a)のように、研磨の対象である脆性薄
板Zと研磨面603との間に隙間は生じにくいことか
ら、研磨ダレも生じにくいと考えられる。例えば、脆性
薄板Zが半導体ウエハである場合は、強度等の関係から
大部分の半導体ウエハの断面の縦の長さは1ミリメート
ル以上であることから、半導体ウエハを保持する脆性薄
板保持部のエラストマー部の縦の長さも同様に1ミリメ
ートル以上であることが考えられる。この場合、エラス
トマー部の横の長さ/縦の長さの値が1以下となるよう
に、横の長さを1ミリメートル以下とすることで研磨の
際の負荷によるエラストマー部の変形を生じにくくし、
研磨の対象である半導体ウエハの研磨ダレを生じにくく
することができる。
【0055】(脆性薄板保持部はめ込み部)
【0056】図7は本実施形態の脆性薄板保持部を、ホ
ルダ本体に設けられた脆性薄板保持部と同形状の脆性薄
板はめ込み部にはめ込むことにより、脆性薄板保持部が
前記ホルダ本体に固定される構造の一例を表した図であ
る。
【0057】同図に示すように、「脆性薄板保持部70
1」は、ホルダ本体700とは別に形成され、ホルダ本
体に設けられた脆性薄板保持部と同形状の脆性薄板はめ
込み部700aにはめ込むことで構成する場合がある。
ホルダ本体は、脆性薄板の研磨用ホルダを利用すべき研
磨装置に応じて複数種類有り、各ホルダ本体に設けられ
た脆性薄板保持部はめ込み部は同一形状である。従っ
て、前記脆性薄板はめ込み部を有する複数のホルダ本体
と、脆性薄板保持部はめ込み部にはめ込むことができる
複数の脆性薄板保持部とを利用した研磨用ホルダセット
として本実施形態を構成することもできる。
【0058】脆性薄板保持部701をホルダ本体とは別
に形成することで、当該脆性薄板保持部をはめ込むこと
ができる脆性薄板はめ込み部を有する数の異なる複数の
ホルダ本体に対して使用することができる。
【0059】ホルダ本体は、研磨する対象である脆性薄
板とともに、研磨面等に接触するため磨耗するが、脆性
薄板保持部がホルダ本体とは別に形成されていれば、当
該脆性薄板保持部のみを交換することでホルダ本体は交
換することなく脆性薄板の研磨に使用することができ、
ホルダ本体と一体的に形成されている場合に比して磨耗
の際の交換に要する費用が安価で済む。交換に要する費
用が安価で済むのは、ホルダ本体の交換に要する費用が
削減されることに加え、ホルダ本体を、ホルダ本体が装
着される研磨装置から取り外すことなく脆性薄板保持部
のみをホルダ本体にはめ込みの形式で脱着できれば、そ
の脱着に要する工賃も削減することが考えられるからで
ある。
【0060】また、保持部は同図に示すように円形状で
構成されている場合の他、図示はしないが被研磨物であ
る脆性薄板の形状に応じて、四角形状、その他多角形状
により構成されていてもよい。
【0061】(脆性薄板保持部を生成する方法の一例)
【0062】図8は脆性薄板保持部を形成する方法の一
例を表す図である。
【0063】同図(a)が示すように、脆性薄板保持部
の一部801に、エラストマー部を構成する材料である
エラストマーEを貼付する。次に、同図(b)に示すよ
うに当該エラストマーEが貼付された状態で、脆性薄板
保持部の一部801を上下から型板802により挟み、
当該エラストマーEを押圧して脆性薄板保持部の縦の長
さHと同様の高さに形成する。最後に、同図(c)に示
すように脆性薄板保持部の縦の長さHと同様の高さに形
成したエラストマーEを型抜803により切断する。以
上の工程により、保持する脆性薄板の端部との接触面が
エラストマーを材料とするエラストマー部801aを有
する脆性薄板保持部を製造する。
【0064】図9は脆性薄板保持部の製造方法の別の一
例を表す図である。
【0065】同図(a)が示すように、脆性薄板保持部
の一部901のエラストマー部が形成される予定の空間
901aを、型板902、903で囲み、エラストマー
Eを型板902により囲まれた、前記空間901a上の
空間に用意する。さらに、同図(b)が示すように、器
具904を用いて前記エラストマーEを、エラストマー
部が形成される予定の空間901aに流入させる。最後
に同図(c)に示すように、前記工程で流入させたエラ
ストマーEを硬化させる。以上の工程により、保持する
脆性薄板の端部との接触面がエラストマーを材料とする
エラストマー部901bを有する脆性薄板保持部を製造
することもできる。
【0066】上記図8,9で示した脆性薄板保持部のい
ずれの製造方法においても、エラストマーを固着する際
に、摂氏100度ないし摂氏200度にエラストマーの
前記脆性薄板の一部に接触する部位を加熱する場合があ
る。これは、エラストマーを、形成するエラストマー部
の形状に調整しやすいようにするためであるとともに、
形成したエラストマー部を脆性薄板保持部に固着させる
ためである。また、かかる脆性薄板保持部全体がエラス
トマー部である場合は、前記脆性薄板保持部の一部は、
ホルダ本体の一部である。従来、かかるエラストマー部
に相当する緩衝材を用いる技術もあったが、これを固着
等させるために温度条件が摂氏200度ないし摂氏30
0度であることを要する場合があり、かかる場合固着さ
せるホルダ本体、または脆性薄板保持部に歪を生じさせ
る等の問題があったが、本実施形態の温度条件(摂氏1
00度ないし摂氏200度)ではそのような問題は生じ
にくい。
【0067】(エラストマー部の形成方法)
【0068】図10は本実施形態の脆性薄板保持部の断
面の一例を表す図である。
【0069】同図(a)に示すように、エラストマー部
1001と、ホルダ本体1000又は脆性薄板保持部の
一部の固着面1001aは平面である場合だけでなく、
同図(b)に示すように、固着面1002aを非平面と
することで、平面とする場合より固着面積を増加したも
のである場合もある。
【0070】同図(b)のように、固着面1002aを
非平面とし、平面とする場合より固着面積を増加させれ
ば、固着の強度が増し、エラストマー部がホルダ本体ま
たは脆性薄板保持部から容易に剥離することを防止する
ことができる。
【0071】かかる固着面1001a、1002aにお
ける固着は、エラストマー部がホルダ本体又は/及び脆
性薄板保持部に対してプライマーを介して行なわれる場
合がある。具体的には、エラストマー部とプライマー、
ホルダ本体又は/及び脆性薄板保持部とプライマーの相
互の作用により固着される場合である。また、接着剤に
よりエストラマー部とプライマー、ホルダ本体又は/及
び脆性薄板保持部とプライマーとを相互に固着させるも
のであってもよい。
【0072】「プライマー」とは、接着性及び/又はそ
の結合の耐久性の改善のために、接着剤を塗布する前
に、被着体の表面に塗布する塗膜、ないし、被着材と接
着剤又はシーリング材との接着性を向上させるために、
予め被着材表面に塗布する下地処理材料をいう。
【0073】(脆性薄板の研磨用ホルダの製造方法の一
例)
【0074】図11は、本実施形態の脆性薄板の研磨用
ホルダの製造方法の一例を示すフローチャート図であ
る。同図を用いて本実施形態の脆性薄板の研磨用ホルダ
の製造方法の一例を説明する。
【0075】まず、脆性薄板の研磨用ホルダのホルダ本
体を準備する(ホルダ本体準備工程1101)。そし
て、保持する脆性薄板の端部と接触すべき部分としての
エラストマー部を、前記ホルダ本体又は生成されるべき
脆性薄板保持部の一部にプライマーを介してエラストマ
ーを固着して、前記ホルダ本体準備工程にて準備された
ホルダ本体に脆性薄板保持部を生成する(脆性薄板保持
部を生成する工程1102)。また前記脆性薄板保持部
を生成する工程は、保持する脆性薄板の端部と接触すべ
き部分としてのエラストマー部を、前記ホルダ本体又は
生成されるべき脆性薄板保持部の一部にプライマーを介
してエラストマーを固着することにより形成する手順を
含む。
【0076】(研磨用ホルダのギア部がエストラマー材
料)
【0077】なお、エラストマー部に用いられる材料で
あるエラストマーを、図2(a)で示したホルダ本体2
00のギア部201の端部(ギアエラストマー部)にも
用いることで、当該ギア部201にかかる負荷によりギ
ア部201の端部の損傷を防止することも考えられる。
【0078】
【効果】以上、詳述したように、本実施形態の脆性薄板
の研磨用ホルダを利用すれば、半導体ウエハ等の脆性薄
板の研磨の際の、脆性薄板の端部にかかる負荷による端
部の損傷を防止し、かつ、脆性薄板に生じうる研磨ダレ
を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】脆性薄板の研磨用ホルダ全体の構成の一例を表
す図
【図2】ホルダ本体の構成の一例を表す図
【図3】脆性薄板保持部の構成の一例を表す図
【図4】脆性薄板の研磨用ホルダの断面の斜視図
【図5】研磨の際の負荷により脆性薄板の端部が損傷
し、端部の破片により脆性薄板の被研磨面が損傷する一
例を表した図。
【図6】エラストマー部が変形して脆性薄板が研磨ダレ
を生じさせる一例を表した図
【図7】脆性薄板保持部を、脆性薄板保持部はめ込み部
にはめ込むことにより、脆性薄板保持部がホルダ本体に
固定される構造の一例を表した図。
【図8】脆性薄板保持部を形成する方法の一例を表した
【図9】脆性薄板保持部を形成する方法の一例を表した
【図10】脆性薄板保持部の断面の一例を表した図。
【図11】脆性薄板の研磨用ホルダの製造方法の一例を
示すフローチャート図
【符号の説明】
100 ホルダ本体 101 脆性薄板保持部 102 接触部 103 エストラマー部 400 研磨用ホルダ 402 脆性薄板保持部 403 接触部 404 エストラマー部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 岸田 信一 神奈川県逗子市池子2−3−70 Fターム(参考) 3C058 AA07 AB04 AB08 CB01 CB03 DA06

Claims (17)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ホルダ本体と、脆性薄板を保持する脆性薄
    板保持部と、からなり、前記脆性薄板保持部は、保持す
    べき脆性薄板の端部との接触部がエラストマーを材料と
    するエラストマー部を有する脆性薄板の研磨用ホルダ。
  2. 【請求項2】前記エラストマー部は、前記脆性薄板を囲
    むように配置され、その断面の(横の長さ)/(縦の長
    さ)の値は、1以下である請求項1に記載の研磨用ホル
    ダ。
  3. 【請求項3】前記エラストマー部は、前記脆性薄板を囲
    むように配置され、その断面の(横の長さ)/(縦の長
    さ)の値は、0.5以下である請求項1に記載の研磨用
    ホルダ。
  4. 【請求項4】前記エラストマー部の横の長さは、1ミリ
    メートル以下である請求項1又は2に記載の研磨用ホル
    ダ。
  5. 【請求項5】前記エラストマーは、シリコーンゴム又は
    /及び、ウレタンゴムを材料とするものである請求項1
    に記載の脆性薄板の研磨用ホルダ。
  6. 【請求項6】前記エラストマー部と、前記ホルダ本体又
    は、前記脆性薄板保持部の一部との固着面は、非平面と
    することで、そこを平面とする場合より固着面積を増加
    したものであることを特徴とする請求項1に記載の脆性
    薄板の研磨用ホルダ。
  7. 【請求項7】前記ホルダ本体又は、前記脆性薄板保持部
    は、ガラスエポキシ材料、SK鋼材料、ステンレス材料
    のいずれか一又は二以上からなり、前記エラストマー部
    は、前記ホルダ本体又は/及び前記脆性薄板保持部に対
    して接着剤を利用せずに固着されたものである請求項1
    に記載の脆性薄板の研磨用ホルダ。
  8. 【請求項8】前記ホルダ本体又は、前記脆性薄板保持部
    は、ガラスエポキシ材料、SK鋼材料、ステンレス材料
    のいずれか一又は二以上からなり、前記エラストマー部
    は、前記ホルダ本体又は/及び前記脆性薄板保持部に対
    してプライマーを介して固着されたものである請求項1
    に記載の脆性薄板の研磨用ホルダ。
  9. 【請求項9】前記脆性薄板保持部は、前記ホルダ本体に
    設けられた脆性薄板保持部と同形状の脆性薄板保持部は
    め込み部にはめ込むことにより前記脆性薄板保持部が前
    記ホルダ本体に固定される構造である請求項1に記載の
    脆性薄板の研磨用ホルダ。
  10. 【請求項10】複数のホルダ本体からなる研磨用ホルダ
    セットであって、各ホルダ本体は、脆性薄板の研磨用ホ
    ルダを利用すべき研磨装置に応じて複数種類あり、各ホ
    ルダ本体に設けられた脆性薄板保持部はめ込み部は同一
    の形状である、請求項9に記載の脆性薄板の研磨用ホル
    ダを利用した研磨用ホルダセット。
  11. 【請求項11】前記脆性薄板の研磨用ホルダは、その脆
    性薄板の研磨用ホルダを利用すべき研磨装置のギアとの
    噛み合い部を有し、その噛み合い部の前記ギアとの接触
    面はエラストマーを材料とするギアエラストマー部を有
    する請求項1に記載の脆性薄板の研磨用ホルダ。
  12. 【請求項12】前記脆性薄板は、半導体ウエハである請
    求項1に記載の脆性薄板の研磨用ホルダ。
  13. 【請求項13】脆性薄板の研磨用ホルダの製造方法であ
    って、脆性薄板の研磨用ホルダのホルダ本体を準備する
    ホルダ本体準備工程と、前記ホルダ本体準備工程にて準
    備されたホルダ本体に脆性薄板保持部を生成する工程
    と、からなり、前記脆性薄板保持部を生成する工程は、
    保持する脆性薄板の端部と接触すべき部分としてのエラ
    ストマー部を、前記ホルダ本体又は生成されるべき脆性
    薄板保持部の一部にプライマーを介してエラストマーを
    固着することにより形成する手順を含む、脆性薄板の研
    磨用ホルダの製造方法。
  14. 【請求項14】前記ホルダ本体又は/及び脆性薄板の一
    部は、エポキシガラス、ステンレス、SK鋼材料のいず
    れか一又は二以上の材料からなり、前記脆性薄板保持部
    を生成する工程において、前記エラストマーは、シリコ
    ーンゴム又は/及びウレタンゴムであり、前記エラスト
    マーを固着する際に、摂氏100度ないし摂氏200度
    にエラストマーであるシリコーンゴム又は/及びウレタ
    ンゴムの前記ホルダ本体又は生成されるべき脆性薄板保
    持部の一部に接触する部位を加熱する請求項12記載の
    脆性薄板の研磨用ホルダの製造方法。
  15. 【請求項15】脆性薄板の研磨方法であって、前記請求
    項1から12のいずれかに記載の脆性薄板の研磨ホルダ
    に脆性薄板を保持する工程と、前記工程で脆性薄板保持
    部に保持した脆性薄板の片面又は両面に研磨面を接触さ
    せる工程と、前記脆性薄板の研磨ホルダを前記研磨面に
    対して、相対的に回転又は往復運動させる工程と、を含
    む脆性薄板の研磨方法。
  16. 【請求項16】研磨された脆性薄板の製造方法であっ
    て、前記請求項1から12のいずれかに記載の脆性薄板
    の研磨ホルダに脆性薄板を保持する工程と、前記工程で
    脆性薄板保持部に保持した脆性薄板の片面又は両面に研
    磨面を接触させる工程と、前記脆性薄板の研磨ホルダを
    前記研磨面に対して、相対的に回転又は往復運動させる
    工程と、を含む研磨された脆性薄板の製造方法。
  17. 【請求項17】請求項1から12のいずれか一に記載の
    脆性薄板の研磨ホルダを有する脆性薄板の研磨装置。
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