JP2003305044A - 超音波診断装置 - Google Patents

超音波診断装置

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 体腔内に挿入し、観察しようとしている超音
波の断層像が体腔内のどの辺の画像なのか分かりやすく
表示できる超音波診断装置を提供する。 【解決手段】 超音波内視鏡2の内視鏡挿入部9の長手
方向に送信コイル31を、先端部には超音波振動子18
による断層像を構築する場合の断層面の位置及び方向を
検出する位置方向検出用送信コイル32を設け、コイル
31、32にコイル励起信号を印加して磁場を発生さ
せ、受信コイル群37で磁場を検出し位置方向算出回路
36でコイル31の位置データ、コイル32の位置及び
方向データを算出し、補助像作成回路38に送り、挿入
形状の像と断層面の位置及び方向を示す補助像を作成
し、断層像と共に補助像を表示し、観察しようとしてい
る断層像が体腔内のどの辺の画像なのか分かりやすく表
示する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は超音波による診断を
行う超音波診断装置に関する。
【0002】
【従来の技術】超音波内視鏡を含め、細長の超音波プロ
ーブを体腔内に挿入して診断する超音波診断装置が周知
である。これらの装置では、特に超音波内視鏡のように
体腔内超音波プローブに光学観察窓が設けられている場
合、通常、術者は光学像をガイドとして観察しながら体
腔内超音波プローブ先端を腫瘍等の関心領域近傍まで挿
入する。
【0003】次にモニタに表示されている超音波断層像
上に映し出された臓器の位置関係によって断層面の位置
/方向を解剖学的位置関係から判断し、体腔内超音波プ
ローブの先端を動かすことで関心領域をモニタ上に表示
させている。
【0004】しかし、この方法では超音波断層像と解剖
学との関係についてのかなりの知識と、体腔内超音波プ
ローブ操作経験および超音波断層像の読影経験が無い
と、観察しようとしている超音波断層像が体腔内のどの
辺の画像なのかわからないという問題があった。
【0005】さらに、光学像の撮像手段が設けられない
ほど細径の体腔内超音波プローブを用いた場合には、光
学像をガイドとして使うことができず、この問題はます
ます大きくなっていた。さらに、体腔内超音波プローブ
を膵臓や胆道など直接光学像で観察できない深部臓器に
用いる場合には、光学像をガイドとして使うことができ
ないため、この問題は一層深刻となり、この分野での体
腔内超音波検査の普及を大きく阻害していた。
【0006】このため、たとえば特開平11−1231
87号公報では、生体内に挿入する超音波内視鏡の超音
波断層像の位置・方向を磁場を用いて検出し、胃などの
ボディーマーク上にこの位置・方向を超音波断層面マー
クとして表示する装置が開示されている。このように構
成・作用することで、観察しようとしている超音波断層
像が体腔内のどの辺の画像なのかわかりやすいという効
果を得ることができる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかし、胃など臓器の
ボディーマーク上で、超音波断層像の位置・方向を正確
な位置に表示させることは極めて難しい。何故なら、特
開平11−123187号公報に開示されている装置で
は、超音波断層像の位置・方向を超音波プローブ先端に
設けた磁場発生手段もしくは磁場検出手段を用いて検出
している。
【0008】その一方、臓器の位置については、たとえ
ば磁場発生手段もしくは磁場検出手段を超音波プローブ
とは別に対象臓器の近傍の体表に設置して臓器の位置を
推測するしか良い方法がない。この方法では臓器の位置
や向きの検出は極めて不正確である。結局、この装置で
は表示されている画像が体腔内のどの辺の画像なのかわ
かりにくいという当初の問題が完全に解決できてはいな
かった。
【0009】(発明の目的)本発明は、上述した点に鑑
みてなされたもので、体腔内に挿入した超音波内視鏡を
含む体腔内超音波プローブを用いて、観察しようとして
いる超音波断層像が体腔内のどの辺の画像なのか分かり
やすく表示できる超音波診断装置を提供することを目的
とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】体腔内に挿入され先端に
超音波振動子を備えた超音波プローブから出力する超音
波エコー信号を基に超音波断層像を構築する超音波診断
装置において、前記超音波プローブの挿入形状を検出す
る挿入形状検出手段と、該挿入形状から挿入形状を含む
補助像を作成する補助像作成手段と、該超音波断層像と
前記挿入形状を含む補助像とを比較可能に表示する表示
手段と、を設けたことにより、挿入形状を含む補助像が
表示されることにより、超音波プローブの形状がどうな
っていて、超音波プローブの形状に対してどういう方向
で超音波断層像を観察しているのか等がわかりやすく認
識できるようにしている。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態を説明する。 (第1の実施の形態)図1ないし図4は本発明の第1の
実施の形態に係り、図1は第1の実施の形態の超音波診
断装置の全体構成を示し、図2は超音波内視鏡の構成を
示し、図3は補助像作成回路の作用説明図を示し、図4
はモニタでの表示画面を示す。
【0012】図1に示すように本発明の第1の実施の形
態の超音波診断装置1は、体腔内超音波プローブとして
のラジアル走査型超音波内視鏡(以下、単に超音波内視
鏡)2と、この超音波内視鏡2で得られた超音波エコー
信号に所定の信号処理を施し、ラジアル走査面(以下、
単に断層面)の超音波断層像を構築する超音波観測部3
と、磁場を用いて超音波内視鏡2の挿入形状及び断層面
の位置と方向とを検出する位置方向検出部4と、挿入形
状と断層面の位置と方向から超音波断層像が体腔内のど
の辺の画像なのか分かるような補助像を作成し、超音波
断層像と補助像とを同時若しくは切り替えて表示するた
めのビデオ信号を生成する超音波画像処理部5と、超音
波断層像と補助像とを表示するモニタ6と、超音波内視
鏡2による光学的な観察を行う照明光を発生する光源装
置7とを備えている。
【0013】超音波内視鏡2は、被検体8に挿入される
内視鏡挿入部9と、この内視鏡挿入部9の後端に設けら
れ、把持操作される内視鏡操作部10とに大別される。
超音波内視鏡2の内視鏡挿入部9は被検体8内における
胃、食道、大腸のように湾曲の多い体腔内管路の中に挿
入されることから、可撓性のある材質で構成されてい
る。
【0014】具体的には、内視鏡挿入部9は、図2に示
すように先端に設けられて硬質の先端部11と、この先
端部11の後端に設けられ、湾曲自在の湾曲部12と、
この湾曲部12の後端から内視鏡操作部10の前端まで
の長尺で可撓性を有する可撓部13とから構成される。
この湾曲部12は内視鏡操作部10に設けた湾曲ノブ1
4を回動する操作を行うことにより、内視鏡挿入部9内
に挿通された図示しないワイヤが進退移動し、図1の符
号Aに示す湾曲方向等に湾曲して、先端部11の方向を
ユーザは遠隔制御できるようにしている。
【0015】先端部11には、円柱を斜めに切り欠いた
ようにして形成した斜面部に照明窓15と光学観察窓1
6とが形成され、光学的に観察する手段を形成してい
る。
【0016】照明窓15の内側には内視鏡挿入部9等を
挿通された図示しないライトガイドが挿痛され、外部の
光源装置7からの照明光を伝送して、この照明窓15か
ら照明光を出射し、体腔内を照明する。
【0017】そして、光学観察窓16に取り付けた対物
光学系により体腔内の照明された患部等の関心部位等の
光学像を結像し、その光学像をイメージガイドにより伝
送し、内視鏡操作部10の後端に設けた図示しない接眼
部を介して光学的に観察できるようにしている。なお、
対物光学系の結像位置にCCDなどの撮像素子を配置し
たものでは、その撮像素子で撮像された信号は外部のビ
デオプロセッサに接続され、映像信号に変換されて図示
しないモニタに表示される。
【0018】また、この先端部11におけるその前方側
には円筒形状の先端キャップ17が設けてあり、その内
部には例えば円板形状の超音波振動子18が収納されて
いる。この超音波振動子18は先端キャップ17の基端
側の図示しない軸受け部で回転自在に支持され、その軸
受け部分はその後方側の内視鏡挿入部9内に挿通された
フレキシブルシャフト19と連結され、このフレキシブ
ルシャフト19は内視鏡操作部10内部でローラ21を
介して回転駆動用のモータ22の回転軸22aに連結さ
れている。
【0019】そして、このモータ22が回転されること
により、図2の符号Bで示すようにフレキシブルシャフ
ト19も回転され、その先端側に取り付けた超音波振動
子18を回転し、図2に示す内視鏡挿入部9の軸に垂直
な断層面23の面内で超音波ビーム24を放射状に出射
する、つまりメカラジアル走査を行うことができるよう
にしている。
【0020】上記ローラ21は回転ベルト25により他
方のローラ26と接続され、この他方のローラ26の回
転軸に取り付けたロータリエンコーダ27により、モー
タ22による回転量を検出できるようにしている。
【0021】具体的には、モータ22が1回転すると、
ローラ21及びこのローラ21と同じ半径で作られた他
方のローラ26も1回転し、その回転を検出するロータ
リエンコーダ27により、モータ22による回転角を検
出し、その回転角の検出により、超音波振動子18の回
転角を検出できるようにしている。このロータリエンコ
ーダ27による検出信号は超音波振動子18の回転角信
号として信号線28aにより超音波観測部3に送られ
る。
【0022】また、超音波振動子18はフレキシブルシ
ャフト19内を挿通された信号線と接続され、この信号
線はモータ22付近から外部に延出された信号線28b
となり、超音波観測部3と接続される。そして、この信
号線28bにより超音波振動子18に送信駆動信号を印
加したり、超音波振動子18で受信して電気信号に変換
した超音波エコー信号を超音波観測部3に送る。
【0023】また、モータ22も信号線28cにより超
音波観測部3と接続され、回転駆動B、回転停止の制御
を行うことができる。また、本実施の形態では、内視鏡
挿入部9の挿入形状を検出できるように、内視鏡挿入部
9の軸方向に一定の間隔をおいて挿入形状検出用送信コ
イル(以下、単に送信コイル)31が複数設けられてい
る。
【0024】各送信コイル31は1軸の回りに導線が巻
かれたソレノイドコイルであり、そのコイルが巻かれて
いる向きは例えば内視鏡挿入部9の軸に平行となるよう
に設けている。そして、内視鏡挿入部9が被検体8に挿
入されている時には、その内視鏡挿入部9と一体となっ
て動くように内視鏡挿入部9内に固定されている。
【0025】また、本実施の形態では、先端キャップ1
7の先端位置に断層面23の位置及び方向を検出するた
めの断層面位置方向検出用送信コイル(以下、位置方向
検出用送信コイル)32が取り付けられている。
【0026】この位置方向検出用送信コイル32は、直
交する2軸の回りに導線が巻かれた2つのソレノイドコ
イルが一体となった構造であり、便宜上、内視鏡挿入部
9の挿入軸(図2のz′方向)に垂直な2方向(図2の
x′とy′の方向)と、コイルが巻かれている向きとが
一致するように固定されており、このうち、x′が超音
波断層像の3時方向、y′が超音波断層像の12時方向
であるものとする。
【0027】上記送信コイル31及び位置方向検出用送
信コイル32は、内視鏡挿入部9内に挿通された信号線
と接続され、これらの信号線は内視鏡操作部10内部で
束ねられてケーブル33となり、位置検出部4と接続さ
れる。
【0028】図1に示すように位置方向検出部4には、
送信コイル31及び位置方向検出用送信コイル32にコ
イル励起信号を送信するコイル駆動回路35と、送信コ
イル31及び位置方向検出用送信コイル32が空間的に
張る磁場を検出するために、例えば導線が巻かれている
向きが互いに異なる複数個の受信用コイル(以下、受信
コイル群)37と、受信コイル群37からの磁場検出信
号から複数個の送信コイル31の位置データ(x、y、
z)と、位置方向検出用送信コイル32の位置データ
(x、y、z)及び方向データ(ψ、θ、φ)とを算出
する位置方向算出回路36とを設けている。なお、受信
コイル群37は空間的に固定されている。また、図1に
示すように超音波画像処理部5は、送信コイル31の位
置データと、位置方向検出用送信コイル32の位置デー
タ及び方向データとから、補助像を作成する補助像作成
回路38と、超音波観測部3からの超音波断層像とを同
一画面上に表示するために混合する混合回路39と、こ
の混合回路39からの混合出力をビデオ信号に変換し
て、そのビデオ信号をモニタ6に出力する表示回路40
とを備えている。
【0029】なお、図1では超音波断層像に関わるデー
タ、位置方向の情報、補助像に関わる信号/データ、表
示画面に関わる信号/データの送受を線の太さ等を変え
て示している。また、受信コイル群37に固定された座
標系O−xyzは図2で示している。
【0030】本実施の形態では、以下に説明するように
内視鏡挿入部9の挿入形状を検出すると共に、先端部1
1に設けた超音波振動子18による走査により得られる
断層面の23の位置と方向とを検出して、図4に示すよ
うに超音波断層像41と共に補助像42として表示する
構成にしていることが特徴となっている。
【0031】次に本実施の形態の作用を説明する。ま
ず、超音波断層像に関わる信号及びデータについて説明
する。被検体8の体腔内に挿入された超音波振動子18
は、超音波観測部3内の図示しない送信回路から送信さ
れるパルス状の送信駆動信号を電気音響変換して超音波
に変換する。
【0032】そして、超音波振動子18は超音波を送受
波しながらラジアル走査して断層面23の超音波エコー
を電気信号に変換し、超音波エコー信号として超音波観
測部3に出力する。また、ロータリエンコーダ27は超
音波振動子18の回転角度を逐次、回転角度信号として
超音波観測部3に出力する。
【0033】超音波観測部3は、得られた超音波エコー
信号に対して、包絡線検波、対数増幅、A/D変換等、
公知の各種処理を施し、さらに回転角度信号を基に極座
標系のデジタルエコーデータをモニタ6に出力できるよ
うな直交座標系に変換するデジタルスキャンコンバート
処理を施し、超音波断層像の画像データを作成し、超音
波画像処理部5内の混合回路39に出力する。そして、
混合回路39からさらに表示回路40を経てモニタ6に
出力され、モニタ6には図4に示すように超音波断層像
41が表示される。
【0034】なお、後述するように(補助像42で表示
するUP方向マーカ44を)図4の超音波断層像41に
もそのUP方向マーカ44を表示し、超音波断層像を表
示する際のUP方向の基準方位をユーザに分かり易く表
示するようにしている。
【0035】次に、位置方向の情報及び補助像42に関
わる信号及びデータについて説明する。位置方向検出部
4内のコイル駆動回路35は、送信コイル31と位置方
向検出用送信コイル32とに交流信号であるコイル励起
信号を出力する。
【0036】このコイル励起信号の周波数は、各送信コ
イル31毎に異なるものとされている。また、位置方向
検出用送信コイル32では、導線が巻かれている方向別
に異なる周波数に設定されている。このようにして、被
検体8に挿入される内視鏡挿入部8の周囲には、各送信
コイル31等によりそれぞれ異なる周波数で励起された
交番磁場が張られる。
【0037】一方、位置方向検出部4に設けた受信コイ
ル群37は、送信コイル31等により励起された磁場を
受信し、電気信号である磁場検出信号を位置方向検出部
4の位置方向算出回路36に出力する。
【0038】位置方向算出回路36は磁場検出信号を周
波数分解することで、送信コイル31各々間での周波数
の違い、及び位置方向検出用送信コイル32における導
線の巻かれている方向の違いも分解し、受信コイル群3
7に固定されたO−xyzで表現される以下のデータを
算出する。そして、それらのデータを位置方向データと
して、超音波画像処理部5の補助像作成回路38に出力
する。
【0039】位置方向データ; 位置方向検出用送信コイル32の位置データ:(X,
Y,Z) 位置方向検出用送信コイル32の方向データ:(ψ、
θ、φ) [ψ、θ、φは位置方向検出用送信コイル32に固定さ
れた座標系O−x′y′z′の傾きを示すオイラー角
で、以下の意味がある。受信コイル群37に固定された
座標系O−xyzを、x軸の周りに角度ψだけ回転さ
せ、次にy軸の周りにさらに角度θだけ回転させ、最後
にz軸の周りに角度φだけ回転させた時に、図2の位置
方向検出用送信コイル32に固定された座標系O′−
x′y′z′に一致するよう、位置方向算出回路36は
ψ、θ、φを算出するものとする。] 送信コイル31の位置データ:(xi,yi,zi) [iはコイルの番号、内視鏡挿入部9の先端に一番近い
コイルが1番。] この後、補助像作成回路38は、位置方向データ(X,
Y,Z)、(ψ、θ、φ)、(xi,yi,zi)を基
にして内視鏡挿入部9の挿入形状と、断層面23の位置
と方向とを合成した補助像を作成し、補助像の画像デー
タを混合回路39に出力する。
【0040】混合回路39は、超音波断層像の画像デー
タを右側に、補助像の画像データを左側に並べて表示回
路40に出力する。表示回路40は並べられた画像デー
タを、ビデオ信号に変換し、モニタ6に出力する。モニ
タ6には図4のように超音波断層像41と補助像42と
を並べて表示する。
【0041】次に、図3を参照して補助像作成回路38
の作用を詳細に説明する。まず、挿入形状の算出: 補助像作成回路38に設けられた図示しないメモリを
用いて、受信コイル群37に固定された座標系O−xy
zをアドレスに持つセルからなるメモリ空間を設定す
る。このメモリ空間上のデータの初期値は全てのセルで
0とする。 送信コイル31の位置データ(xi,yi,zi)と、
位置方向検出用コイル32の位置データ(X,Y,Z)
をアドレスに持つセルのデータを1とする。
【0042】上記のセルをiの若い順番に線分で結
び、この線分上のアドレスを持つセルのデータを1とす
る。このとき結び方は直線状の線分でもよく、またスプ
ライン曲線でも良い。
【0043】1番コイル[内視鏡挿入部9先端に一番
近い送信コイル31]の位置データ(xi,yi,zi)
をアドレスに持つセルと、位置方向検出用コイル32の
位置データ(X,Y,Z)をアドレスに持つセルとを、
と同様に線分で結び、この線分上のアドレスを持つセ
ルのデータを1とする。
【0044】断層面位置方向の算出: 図2のx′が超音波断層像の3時方向、y′が超音波
断層像の12時方向(表示の際にUP方向として表示す
る基準方位として)である。このx′の方向単位ベクト
ルをV3、y′の方向単位ベクトルをV12として、受信
コイル群37に固定された座標系O−xyzでのV3と
V12の成分をそれぞれ以下の式で求める。
【0045】 ここで、Tx(ψ)はx軸の周りの回転行列、Ty(θ)
はy軸の周りの回転行列、Tz(φ)はz軸の周りの回
転行列で、以下のように定義される。
【0046】 受信コイル群37に固定された座標系O−xyzでの
V3とV12の成分から、超音波断層像の3時方向、12
時方向が座標系O−xyzの中で求められる。ここか
ら、位置方向検出用コイル32の位置データ(X,Y,
Z)をアドレスに持つセルを中心とし、V3とV12とを
2辺の方向とする断層面23(の位置及び方向)を決定
する図3のような平行四辺形の指標(以下、断層面マー
カ)43が生成される。
【0047】この断層面マーカ43の内部にあたるアド
レスを持つセルのデータを0.5とする。この断層面マ
ーカ43は超音波断層像の断層面の位置と方向を表すこ
とに他ならない。
【0048】さらにこの平行四辺形の12時方向に図
3のような三角形の指標(以下、UP方向マーカ)44
を設け、このUP方向マーカ44の内部にあたるアドレ
スを持つセルのデータを2とする。
【0049】補助像の完成: このように、挿入形状と断層面位置方向とを示す補助
像がモデリングされる。このメモリ空間で0の部分は非
表示(透過表示)、1は表示、0.5は透過させて表
示、2は2倍濃く表示させるようにして、このモデルを
立体的に表現した補助像を作成する。この補助像42が
図4の左側に示されている。
【0050】本実施の形態は以下の効果を有する。本実
施の形態の構成作用によれば、上述した作用を、逐次繰
り返すことにより、超音波振動子18のラジアル走査の
たびに超音波断層像41が順次更新されつつ表示され、
そのときの挿入形状と、断層面23の位置と方向とが合
成されて補助像42の中で表示される。
【0051】術者は、例えば膵臓を観察する場合には、
胃体部や十二指腸に挿入してそこから胃壁や腸壁越しに
膵臓を観察するのが通例であるが、本実施の形態で術者
が手動で内視鏡挿入部9の先端を動かしたり、湾曲ノブ
14を介して湾曲させて先端の向きを変えたりすると、
挿入形状と断層面マーカ43とが自動的に追従して変
形、移動するようになり、超音波内視鏡2の形状がどう
なっていて、さらにその上で超音波内視鏡2の形状に対
してどういう方向で超音波断層像41を観察しているの
か、分かり易く認識することができる。
【0052】即ち、補助像42により、観察しようとし
ている超音波断層像41が体腔内のどの辺の画像なのか
わかりやすいという当初の目的を達成することができ
る。
【0053】また、補助像42上に超音波断層像41が
V3(3時方向)、V12(12時方向)の方向を辺の方
向とする平行四辺形(断層面マーカ43)で表示される
よう構成したため、術者には超音波断層像41の断層面
23が現在どの方向に向いているか一層わかりやすい。
【0054】そのため、この平行四辺形が適切な方向に
向くように内視鏡挿入部9をねじったり湾曲ノブ14を
介して内視鏡挿入部9を湾曲させて先端の向きを変える
ことで、関心領域を描出することが一層簡単になるとい
う効果を得られる。
【0055】また、超音波断層像の12時方向を示すマ
ーカ(UP方向マーカ44)を設けた構成としたため、
術者には超音波断層像41の断層面23が現在どの方向
に向いているかさらに一層わかりやすい。
【0056】そのため、UP方向マーカ44が関心領域
の方向に向くように内視鏡挿入部9をねじったり湾曲ノ
ブ14を介して内視鏡挿入部9を湾曲させて先端の向き
を変えることで、関心領域を描出することが一層簡単に
なるという効果を得ることができる。
【0057】(変形例)上述した本実施の形態では補助
像42と超音波断層像41とを同時に同一画面に表示し
て比較し易いように構成したが、これは切り替えて表示
するような構成にしたり、選択により同時に表示した
り、切り替えて表示したりできるようにしても良い。ま
た別体に設けたモニタに別々に表示するよう構成しても
良い。
【0058】例えば、補助像42と超音波断層像41と
を同時に同一画面に表示して、超音波断層像41の観察
位置及び方向が明確に分かるようになった状態の場合に
は、超音波断層像41のみを大きく表示させるように設
定しても良い。
【0059】また、本実施の形態では位置方向検出部
4、超音波観測部3、超音波画像処理部5、モニタ6と
を別体にして設けたが、このうちのいくつか、もしくは
全てを一体にして構成しても良い。
【0060】また、本実施の形態では送信コイル31の
間隔を一定としたが、湾曲の激しい場所、特に湾曲ノブ
14に連動して湾曲する湾曲部9の中や周辺では間隔を
密にするなど、一定でなくとも良い。
【0061】また、本実施の形態では超音波内視鏡2を
メカニカルラジアル走査を行うラジアル走査型超音波内
視鏡としたが、これはセクタ走査やリニア走査など他の
走査でも良い。
【0062】さらに内視鏡挿入軸に垂直でなく平行なリ
ニア走査など、超音波の走査方法に限定されない。光学
観察窓16を搭載しないような超音波プローブでも良
い。また、走査面としてラジアル走査型超音波内視鏡の
ラジアル走査の断層面23を考えたが、様々な走査の形
態に応じ、種々の形状の平面や曲面でも良い。
【0063】本実施の形態では、UP方向マーカを12
時方向(即ちV12の方向)のマーカとしたが、これはこ
の方向によらない。特定の方向ならば、例えば3時方向
(即ちV3の方向)でも良い。また、複数の方向を同時
にマーカとして表示しても良い。例えば、3時方向と1
2時方向の両方を同時に表示しても良い。
【0064】また、湾曲ノブ14で湾曲する超音波断層
像の方向としても良い。例えば、位置方向検出用送信コ
イル32が巻かれている向きを湾曲の方向と一致するよ
う位置方向検出用送信コイル32を固定するよう構成し
ても良い。このように構成することで、術者が湾曲ノブ
14を介して湾曲させて内視鏡挿入部9の先端の向きを
変えるときに、どちらの方向に湾曲させれば関心領域が
見えるのかわかりやすい。
【0065】そのため、例えば関心領域として膵臓が見
たければ補助像上の指標を見ながら、膵臓の向きに湾曲
ノブを介して湾曲させて先端の向きを変れば、関心領域
を描出することが簡単になるという効果を得ることがで
きる。
【0066】本実施の形態では、断層面マーカとして平
行四辺形を用い、V3,V12がわかりやすいように構成
したが、これは例えば円盤形の指標でもよく、方形の指
標でも良い。
【0067】本実施の形態では、位置方向検出用送信コ
イル32は直交する2軸の周りに導線が巻かれた2つの
ソレノイドコイルが一体になった構造としたが、これは
それぞれの軸に別体のコイルでも良い。この際、位置方
向検出用送信コイル32の位置データ(X,Y、Z)は
超音波内視鏡2の先端の適当な場所のデータになるよ
う、位置方向算出回路36が適当な補正回路を搭載して
補正するようにしても良い。また、受信コイル群37は
向きの異なるソレノイドコイルを別々に設ける構成とし
たが、これは逆に一体のコイルでも良い。
【0068】(第2の実施の形態)次に本発明の第2の
実施の形態を図5及び図6を参照して説明する。図5は
第2の実施の形態の全体構成を示し、図6は超音波内視
鏡の構成を示す。図5に示すように本発明の第2の実施
の形態の超音波診断装置1Bは図1に示す第1の実施の
形態において、磁場の送信(発生)と受信の関係を逆に
したものである。以下、異なる箇所のみを説明する。
【0069】図5に示す超音波診断装置1Bでは第1の
実施の形態における送信側と受信側とが逆となってい
る。具体的には、本実施の形態における超音波内視鏡2
Bでは図6に示すように第1の実施の形態における内視
鏡挿入部9内部に配置された複数の送信コイル31の代
わりに複数の挿入形状検出用受信コイル(以下、単に受
信コイル)51が配置され、また先端部には(断層面)
位置方向検出用送信コイル32の代わりに断層面位置方
向検出用受信コイル(以下、位置方向検出用受信コイ
ル)52が取り付けてある。
【0070】そして、受信コイル51及び位置方向検出
用受信コイル52に接続されたケーブル33により磁場
を検出した磁場検出信号を図5に示す位置方向検出部4
Bにおける位置方向算出回路36に出力する。
【0071】また、本実施の形態では、図5に示すよう
に位置方向検出部4Bは受信コイル群37の代わりに送
信コイル群53が設けてあり、送信コイル群53にはコ
イル駆動回路35によりコイル駆動信号が印加される。
そして、上記のように受信コイル51及び位置方向検出
用受信コイル52にてその磁場を検出するようにしてい
る。
【0072】なお、本実施の形態では、図6の照明窓1
5の内側には白色LEDが配置され、この白色LEDを
発光させて照明窓15から白色の照明光を出射するよう
にしている。このため、本実施の形態では外部の光源装
置7を不要にしている。その他の構成は第1の実施の形
態と同様である。
【0073】次に本実施の形態の作用を説明する。位置
方向検出部4B内のコイル駆動回路35は、送信コイル
群53へ交流信号であるコイル励起信号を出力する。こ
のようにして、被検体8と内視鏡挿入部9の先端の間に
は交番磁場が張られる。
【0074】位置方向検出用受信コイル52と受信コイ
ル51は、送信コイル群53により励起された磁場を受
信し、電気信号である磁場検出信号を位置方向算出回路
36へ出力する。
【0075】位置方向算出回路36は、位置方向検出用
受信コイル52と受信コイル51の送信コイル群53に
固定された座標系O−xyzで表現される位置方向デー
タを算出する。データは第1の実施形態と同じである。
その他の作用は、第1の実施の形態と同じである。
【0076】本実施の形態は以下の効果を有する。本実
施の形態の構成作用によれば、磁場を送信するコイルを
被検体8の外へ出す構成であるため、第1の実施の形態
と比べて、磁場の出力を大きくすることができ、受信の
S/N比を上げて、位置方向データの精度を上げること
ができるという効果がある。その他の効果は、第1の実
施の形態と同じである。
【0077】(変形例)第1の実施の形態において説明
した変形例を本実施の形態に対しても同様に適用するこ
とができる。
【0078】(第3の実施の形態)次に本発明の第3の
実施の形態を図7及び図8を参照して説明する。図7は
第3の実施の形態における超音波内視鏡の構成を示し、
図8は検出用カテーテルの構成を示す。本発明の第3の
実施の形態の超音波診断装置は、図1に示す第1の実施
の形態において、超音波内視鏡2とは構成が異なり、図
7に示す超音波内視鏡2Cを採用している。
【0079】基本的には、この超音波内視鏡2Cは超音
波内視鏡本体61に対して、その鉗子チャンネル62に
図8に示す検出用カテーテル63を挿通して取り付ける
ことにより、図2に示す超音波内視鏡2と殆ど同じ機能
を備えたものを実現できるようにしたものである。以
下、異なる箇所のみを説明する。
【0080】図7に示すように超音波内視鏡本体61に
おける内視鏡操作部10の前端付近には、鉗子挿入口6
4が設けてあり、この鉗子挿入口64の奥は内視鏡挿入
部9の長手方向に沿って中空チューブによりトンネル状
に形成され、鉗子等を挿通可能とする鉗子チャンネル6
2と連通している。この鉗子チャンネル62は先端部1
1における照明窓15等が形成された斜面部に設けた突
出口65で開口している。
【0081】本実施の形態におけるこの超音波内視鏡本
体61は汎用の超音波内視鏡と同様の構成であり、従っ
てこの超音波内視鏡本体61には、図2の超音波内視鏡
2における送信コイル31及び位置方向検出用受信コイ
ル32は設けられていない。その代わりに、この超音波
内視鏡本体61の鉗子チャンネル62に、図8に示す検
出用カテーテル63を挿通して取り付けることにより、
図2に示す超音波内視鏡2と殆ど同じ機能を備えたもの
にできるようにしている。
【0082】図8に示す超音波内視鏡本体61の鉗子チ
ャンネル62に着脱自在となる検出用カテーテル63
は、シリコンチューブ等の可撓性を有する材質で形成さ
れた中空のチューブ66で形成され、そのチューブ66
の先端には硬質の先端ハウジング67を設けている。
【0083】先端ハウジング67の内部に断層面位置方
向検出用送信コイル(以下、位置方向検出用送信コイ
ル)68が収納固定されている。また、チューブ66の
先端から根元にかけて、一定の間隔で挿入形状検出用送
信コイル(以下、送信コイル)69が複数配置して固定
されている。
【0084】位置方向検出用コイル68,送信コイル6
9はそれぞれ信号線と接続され、信号線はチューブ66
の根元から細径にされたケーブル部70を挿通され、こ
のケーブル部70の後端のコネクタ71に接続されてい
る。このコネクタ71は位置方向検出部4(図1参照)
と着脱自在に接続され、位置方向検出部4内部のコイル
駆動回路35と電気的に接続され、使用時にはコイル駆
動回路35からコイル励起信号が供給されるようにな
る。
【0085】なお、この検出用カテーテル63は、超音
波内視鏡本体61の鉗子挿入口64から鉗子チャンネル
62内に挿入され、図7に示すように検出用カテーテル
63の先端の先端ハウジング67のみが突出口65から
突出させた状態に位置決めして、鉗子挿入口64におい
て図示しない留め具で固定される。その他の構成は、第
1の実施の形態と同様である。
【0086】次に本実施の形態の作用を説明する。超音
波内視鏡2Cによる検査時には、検出用カテーテル63
は超音波内視鏡本体61の鉗子挿入口64から鉗子チャ
ンネル62へ挿入され、突出口65で先端ハウジング6
7のみを突出させて、鉗子挿入口64で図示しない留め
具により固定される。
【0087】(図1に示す)位置方向検出部4内のコイ
ル駆動回路35は、位置方向検出用送信コイル32と各
送信コイル31とへ交流信号であるコイル励起信号を出
力する。
【0088】このコイル励起信号の周波数は、位置方向
検出用送信コイル32では導線が巻かれている方向別
に、送信コイル31では各コイル別に異なるものとす
る。このようにして、被検体8と内視鏡挿入部9の先端
の間には各送信コイル31の各方向別に異なる周波数で
励起した交番磁場が張られる。
【0089】このように構成作用した場合には、位置方
向検出用送信コイル32の2つの各ソレノイドコイルの
向きは完全には超音波断層像の3時方向(x′軸)、1
2時方向(y′軸)とは一致しないが、位置方向算出回
路36は位置方向検出用送信コイル32の向きを示す磁
場検出信号とあらかじめ決っている挿入口64での留め
具での固定方法とから、超音波断層像の3時方向(x′
軸)、12時方向(y軸)を推定、補正して、方向デー
タ(ψ,θ、φ)を算出するものとする。その他の作用
は、第1の実施の形態と同じである。
【0090】本実施の形態は以下の効果を有する。本実
施の形態の構成作用によれば、位置方向検出用送信コイ
ル32と送信コイル31を検出用カテーテル63に設け
て超音波内視鏡本体61と別体に設けるよう構成したた
め、関心領域の描出の際には検出用カテーテル63を鉗
子チャンネル62に挿通して補助像を参照することによ
り関心領域を超音波断層像内に描出して診断を行い、診
断後の処置時には検出用カテーテル63を抜去後に鉗子
等の処置具を挿通し、各種の処置を行うことができる。
そのため、一本の超音波内視鏡本体61で診断から処置
までをスムーズに実施することができる。
【0091】本実施の形態の構成作用によれば、位置方
向検出用送信コイル32と送信コイル31を検出用カテ
ーテル63に(超音波内視鏡本体61と別体に)設ける
よう構成したため、超音波内視鏡本体61としては汎用
の超音波内視鏡を用いることができ、位置方向検出用送
信コイル32と送信コイル31とを固定的に設けた専用
の超音波内視鏡を購入しなくとも良い。その他の効果
は、第1の実施の形態と同じである。
【0092】(変形例)本実施の形態では位置方向検出
用送信コイル32と送信コイル31を検出用カテーテル
63として別体に設ける構成を第1の実施の形態に適用
したが、磁場の送受信を逆にした第2の実施の形態に適
用しても良い。つまり、本実施の形態は磁場の送受信の
関係に限定されない。その他の変形例は、第1の実施の
形態の変形例として説明したものと同様に適用できる。
【0093】(第4の実施の形態)次に本発明の第4の
実施の形態を図9及び図10を参照して説明する。図9
は第4の実施の形態における超音波内視鏡の構成を示
し、図10は超音波観測部の構成を示す。
【0094】本発明の第4の実施の形態の超音波診断装
置は、図1に示す第1の実施の形態において、超音波内
視鏡2とは構成が異なり、図9に示す電子走査型の超音
波内視鏡2Dを採用していると共に、超音波観測部3と
は構成が異なる図10に示す超音波観測部3Dを採用し
ている。以下、異なる箇所のみを説明する。
【0095】図9に示すように、本実施の形態に採用さ
れる超音波内視鏡2Dは、内視鏡挿入部9の先端の先端
部11における照明窓15及び観察窓16が設けられた
斜面部の直前部分に円筒面状(環状)に超音波振動子ア
レイ部71を設けている。
【0096】この超音波振動子アレイ部71は多数の短
冊状の超音波振動子72をその部分の円筒面に沿って配
置して形成されている。この超音波振動子アレイ部71
を形成する各超音波振動子72はそれぞれ信号線73に
接続され、各信号線73は束ねられたケーブル74にさ
れて内視鏡挿入部9内、内視鏡操作部10内を挿通さ
れ、その後端は超音波観測部3Dに接続される。そし
て、各超音波振動子72には超音波観測部3Dからパル
ス状の送信駆動電圧(駆動信号)が印加されると共に、
各超音波振動子72で受信して電気信号に変換された超
音波エコー信号が超音波観測部3Dに伝送される。
【0097】また、先端部11におけるこの超音波振動
子アレイ部71の前端には位置方向検出用送信コイル3
2が取り付けられている。また、内視鏡挿入部9内には
その長手方向に送信コイル31が一定の間隔で配置され
ている。送信コイル31及び位置方向検出用送信コイル
32は第1の実施の形態で説明したようにケーブル33
により位置方向検出部4よりコイル励起信号が印加され
る。
【0098】本実施の形態では、超音波振動子アレイ部
71の各超音波振動子72を時経列的に駆動することに
より、出射される超音波ビーム23を電子的にラジアル
走査する。このラジアル走査する方向を図9では符号C
で示している。
【0099】図10に示すように本実施の形態における
超音波観測部3Dは、その内部にパルス状の送信駆動電
圧(駆動信号)を発生する送信回路80と、この送信駆
動電圧の各信号線毎に異なった遅延をかける送信遅延回
路81と、超音波の送信ビームの形成に関与する超音波
振動子72を複数個毎に順次選択して送信駆動電圧を出
力する送信切換回路82と、送信ビームの形成に関与し
た複数の超音波振動子72からの超音波エコー信号を順
次選択して後段の増幅回路に出力する受信切換回路83
と、この受信切換回路83からの各超音波エコー信号を
増幅する増幅回路84と、増幅された各超音波エコー信
号を送信遅延回路での送信駆動電圧に対する遅延と同様
に遅延をかける受信遅延回路85と、遅延のかかった各
超音波エコー信号を加算して1本の音線に相当する受信
ビーム信号を形成する加算回路86と、受信ビーム信号
を対数増幅すると共に受信ビーム信号の包絡線を検波す
る包絡線検波回路87と、受信ビーム信号の包絡線をA
/D変換して受信ビームデータに変換するA/D変換回
路88と、極座標系の受信ビームデータをモニタ6に出
力できるような直交座標系に変換するデジタルスキャン
コンバータ(以下、単にDSC)89と、これら超音波
観測部3D内部の各回路を制御する送受信コントローラ
90とを有する。
【0100】なお、DSC89は送受信コントローラ9
0から回転角度データにより、極座標系の受信ビームデ
ータを直交座標系の受信データに変換して超音波画像処
理部5の混合回路39に出力する。その他の構成は第1
の実施の形態と同様である。
【0101】次に本実施の形態の作用を説明する。超音
波断層像に関わる信号およびデータについて説明する。
送信回路80で発生した送信駆動電圧は送信遅延回路8
1で適当な遅延をかけられ、送信切換回路82により選
択された複数の超音波振動子72に入力する。このと
き、送信切換回路82は送受信コントローラ90からの
切換制御信号により連続して配列された複数の超音波振
動子72を選択する。
【0102】また、送信遅延回路81は配列の中央の超
音波振動子72の送信駆動電圧には大きな遅延を、超音
波振動子72が配列の中央から離れるにつれ送信駆動電
圧に小さな遅延をかける。これらの超音波振動子72は
それぞれ送信駆動電圧を電気音響変換により超音波に変
換するが、この遅延により各超音波は1本の送信ビ−ム
を形成する。
【0103】送受信コントローラ90が切換制御信号を
介して、順次、超音波ビームが図9のラジアル走査Cと
書かれた矢印の向きに旋回するよう送信切換回路82に
超音波振動子72を選択させることで、超音波内視鏡2
Dの挿入軸に垂直な断面を走査する、いわゆる電子式の
ラジアル走査を行うことができる。
【0104】超音波振動子アレイ71は超音波を送受波
しつつラジアル走査して断層面の超音波エコーを電気信
号に変換し、超音波エコー信号として超音波観測部3D
内の受信切換回路83へ出力する。
【0105】この受信切換回路83では送受信コントロ
ーラ90からの切換制御信号により送信切換回路82で
選択されたのと同じ複数の超音波振動子72を選択し、
選択された超音波振動子72からの各超音波エコー信号
を増幅回路84に出力する。各超音波エコー信号は増幅
回路84で増幅され、受信遅延回路85で適当な遅延を
かけられ、加算回路86で加算されることにより、超音
波の1本の受信ビーム信号を形成する。
【0106】受信ビーム信号は包絡線検波回路87で対
数増幅されるとともに自身の包絡線が検波され、A/D
変換回路88でデジタルの受信ビームデータに変換され
た後、DSC89に出力される。
【0107】送受信コントローラ90は送信切換回路8
2、受信切換回路83にどの超音波振動子72を切り換
えさせるかの情報を基に切換制御信号を両回路に出力す
る一方、超音波振動子アレイ71によるラジアル走査の
回転角度を回転角度データとしてDSC89に出力す
る。
【0108】DSC89は回転角度データを基に極座標
系の受信ビームデータをモニタに出力できるような直交
座標系に変換して、超音波断層像の画像データを作成
し、超音波画像処理部5内の混合回路39へ出力する。
その他の作用は、第1の実施の形態と同じである。
【0109】本実施の形態は以下の効果を有する。以上
説明した第4の実施の形態では、先端に超音波振動子ア
レイ71を配し電子的にラジアル走査する超音波内視鏡
2Dを用い、送受信コントローラ90からの回転角度デ
ータを基にして超音波断層像を作成する構成にしたた
め、第1の実施の形態のようにフレキシブルシャフト1
9を介して機械的にラジアル走査する超音波内視鏡2を
用い、超音波振動子18から離れた内視鏡操作部10内
のロータリエンコーダ27で検出した回転角度信号を用
いて超音波断層像を作成する構成よりも、フレキシブル
シャフト19両端でのねじれによる回転角度ずれや、内
視鏡挿入部9の先端に取り付けられた位置方向検出用送
信コイル32とフレキシブルシャフト19間の角度ずれ
に起因した角度検出誤差等の影響がなく超音波断層像の
12時方向の角度を一層正確に得やすい。
【0110】さらに、第1の実施の形態のようにフレキ
シブルシャフト19を介して機械的にラジアル走査する
超音波内視鏡2を用い、超音波振動子18から離れた内
視鏡操作部10内のロータリエンコーダ19で検出した
回転角度信号を用いて超音波断層像を作成する構成より
も、挿入部9内部のフレキシブルシャフト19や超音波
振動子18の回転による金属部分の配置の変化に起因す
るような磁場の擾乱の影響を受けることが無い。そのた
め、位置方向検出部4から得られる位置や配向のデータ
の精度が狂うことがなく、超音波断層像の12時方向の
角度を一層正確に得やすい。
【0111】このことは、得られる超音波断層像の12
時方向の向きと、位置方向検出用送信コイル32から得
られるV12の向きとの一致性が一層高まることになり、
平行四辺形で示される断層面マーカやUP方向マーカの
ねじれ方向(内視鏡挿入軸の周りに回転する方向)の角
度を一層正確に表示することができるという効果を得る
ことができる。その他の効果は、第1の実施の形態と同
じである。
【0112】(変形例)本実施の形態では電子走査を行
う超音波内視鏡2Dを用いる構成を第1の実施の形態に
適用したが、磁場の送受信を逆にした第2の実施の形態
に適用しても良い。また、位置方向検出用送信コイル3
2と送信コイル31を検出用カテーテル63に別体に設
けた第3の実施の形態に適用しても良い。
【0113】本実施の形態では超音波内視鏡2Dを電子
ラジアル走査を行うラジアル走査型超音波内視鏡とした
が、これはセクタ走査やリニア走査など他の走査でも良
い。さらに内視鏡挿入軸に垂直でなく平行なリニア走査
やコンベックス走査など、超音波の走査方法に限定され
ない。さらに、環状の超音波振動子アレイ71は360
°全周に設けられている必ずしも必要はなく、270°
でも180°でも、いかなる角度でも良い。
【0114】また、光学観察窓16を搭載しないような
超音波プローブでも良い。走査面としてラジアル走査型
超音波内視鏡のラジアル走査の断層面を考えたが、様々
な走査の形態に応じ、種々の形状の平面や曲面でも良
い。その他、第1の実施の形態の変形例で説明したのと
同様な変形例を適用することができる。
【0115】[付記] 1.体腔内に挿入され先端に超音波振動子を備えた超音
波プローブから出力する超音波エコー信号を基に超音波
断層像を構築する超音波診断装置において、前記超音波
プローブの挿入形状を検出する挿入形状検出手段と、該
挿入形状から補助像を作成する補助像作成手段と、該超
音波断層像と該補助像とを比較可能に表示する表示手段
と、を設けたことを特徴とする超音波診断装置。
【0116】(付記1の効果)体腔内に挿入され先端に
超音波振動子を備えた超音波プローブから出力する超音
波エコー信号を基に超音波断層像を構築する超音波診断
装置において、超音波プローブの挿入形状を検出する挿
入形状検出手段と、挿入形状から補助像を作成する補助
像作成手段と、超音波断層像と補助像とを比較可能に表
示する表示手段と、を設けた構成としたため、術者は、
例えば膵臓を観察する場合には、胃体部や十二指腸に挿
入してそこから胃壁や腸壁越しに膵臓を観察するのが通
例であるが、本実施形態で術者が手動で超音波プローブ
挿入部先端を動かしたり湾曲ノブを介して湾曲させて先
端の向きを変えたりすると、挿入形状が自動的に追従し
て変形、移動するようになり、超音波プローブの形状が
どうなっていて、さらにその上で超音波プローブの形状
に対してどういう方向で超音波断層像を観察しているの
か、わかりやすく認識することができる。
【0117】即ち、観察しようとしている超音波断層像
が体腔内のどの辺の画像なのかわかりやすいという当初
の目的を達成することができる。
【0118】2.前記請求項1記載の超音波診断装置で
あって、断層面の位置と方向とを検出する断層面位置方
向検出手段と、を設け、前記補助像作成手段が該断層面
の該位置と該方向とを示す断層面マーカを作成し、該断
層面マーカと該挿入形状とを合成して該補助像を作成し
たことを特徴とする超音波診断装置。
【0119】(付記2の効果)断層面の位置と方向とを
検出する断層面位置方向検出手段とを設け、補助像作成
手段が断層面の位置と方向とを示す断層面マーカを作成
し、断層面マーカと挿入形状とを合成して補助像を作成
した構成としたため、術者には超音波断層像の断層面が
現在どの方向に向いているか一層わかりやすい。そのた
め、この断層面マーカが適切な方向に向くように超音波
プローブ挿入部をねじったり湾曲ノブを介して超音波プ
ローブ挿入部を湾曲させて先端の向きを変えることで、
関心領域を描出することが一層簡単になるという効果を
得ることができる。
【0120】3.請求項2記載の超音波診断装置であっ
て、前記補助像作成手段が該断層面の特定の方向を示す
方向マーカを作成し、該方向マーカと該断層面マーカと
該挿入形状とを合成して該補助像を作成したことを特徴
とする超音波診断装置。
【0121】(付記3の効果)補助像作成手段が断層面
の特定の方向を示す方向マーカを作成し、方向マーカと
断層面マーカと挿入形状とを合成して補助像を作成した
構成としたため、また、術者には超音波断層像の断層面
が現在どの方向に向いているかさらに一層わかりやす
い。そのため、方向マーカが関心領域の方向に向くよう
に超音波プローブ挿入部をねじったり湾曲ノブを介して
超音波プローブ挿入部を湾曲させて先端の向きを変える
ことで、関心領域を描出することが一層簡単になるとい
う効果を得ることができる。
【0122】4.前記請求項2の超音波診断装置であっ
て、前記挿入形状検出手段および前記断層面位置方向検
出手段が前記超音波プローブとは別体の検出用カテーテ
ルに設けられ、前記検出用カテーテルが前記超音波プロ
ーブに挿通するよう構成されていることを特徴とする超
音波診断装置。
【0123】(付記4の効果)挿入形状検出手段および
断層面位置方向検出手段が超音波プローブとは別体の検
出用カテーテルに設けられ、検出用カテーテルが超音波
プローブに挿通するよう構成したため、関心領域の描出
の際には検出用カテーテルを超音波プローブに挿通して
補助像を参照することにより関心領域を超音波断層像内
に描出して診断を行い、診断後の処置時には検出用カテ
ーテルを抜去後に鉗子等の処置具を挿通し、各種の処置
を行うことができる。そのため、一本の超音波プローブ
で診断から処置までをスムーズに実施することができ
る。
【0124】また、超音波プローブ自体も汎用の超音波
プローブを用いることができ、断層面位置方向検出用送
信コイルと挿入形状検出用送信コイルとを固定的に設け
た専用の超音波プローブを購入しなくとも良い。
【0125】5.前記請求項1ないし4の超音波診断装
置であって、前記超音波プローブが先端に超音波振動子
アレイを搭載した電子走査型超音波プローブであること
を特徴とする超音波診断装置。
【0126】(付記5の効果)超音波プローブが先端に
超音波振動子アレイを搭載した電子走査型超音波プロー
ブであるよう構成したため、第1の実施の形態のように
フレキシブルシャフトを介して機械的にラジアル走査す
る超音波プローブを用い、超音波振動子から離れた超音
波プローブ操作部内のロータリーエンコーダで検出した
回転角度信号を用いて超音波断層像を作成する構成より
も、フレキシブルシャフト両端でのねじれによる回転角
度ずれや、超音波プローブ挿入部先端に取り付けられた
断層面位置方向検出用送信コイルとフレキシブルシャフ
ト間の角度ずれに起因した角度検出誤差等の影響がな
く、超音波断層像の12時方向の角度を一層正確に得や
すい。
【0127】さらに、第1の実施の形態のようにフレキ
シブルシャフトを介して機械的にラジアル走査する超音
波プローブを用い、超音波振動子から離れた超音波プロ
ーブ操作部内のロータリーエンコーダで検出した回転角
度信号を用いて超音波断層像を作成する構成よりも、超
音波プローブ挿入部内部のフレキシブルシャフトや超音
波振動子の回転による金属部分の配置の変化に起因する
ような磁場の擾乱の影響を受けることが無い。そのた
め、位置検出器から得られる位置や配向のデータの精度
が狂うことがなく、超音波断層像の12時方向の角度を
一層正確に得やすい。
【0128】このことは、得られる超音波断層像の12
時方向の向きと、断層面位置方向検出用送信コイルから
得られるV12の向きとの一致性が一層高まることにな
り、断層面マーカや方向マーカのねじれ方向(超音波プ
ローブ挿入軸の周りに回転する方向)の角度を一層正確
に表示することができるという効果を得ることができ
る。
【0129】6.付記1の超音波診断装置であって、前
記挿入形状検出手段が磁場を用いて該挿入形状を検出し
た。 2.付記2の超音波診断装置であって、前記断層面位置
方向検出手段が磁場を用いて該断層面の該位置と該方向
とを検出した。
【0130】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、体
腔内に挿入され先端に超音波振動子を備えた超音波プロ
ーブから出力する超音波エコー信号を基に超音波断層像
を構築する超音波診断装置において、前記超音波プロー
ブの挿入形状を検出する挿入形状検出手段と、該挿入形
状から挿入形状を含む補助像を作成する補助像作成手段
と、該超音波断層像と前記挿入形状を含む補助像とを比
較可能に表示する表示手段と、を設けているので、挿入
形状を含む補助像が表示されることにより、超音波プロ
ーブの形状がどうなっていて、プローブの形状に対して
どういう方向で超音波断層像を観察しているのか等がわ
かりやすく認識できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態の超音波診断装置の
全体構成図。
【図2】超音波内視鏡の構成を示す図。
【図3】補助像作成回路の作用説明図。
【図4】モニタ上での超音波断層像と補助像との表示画
面例を示す図。
【図5】本発明の第2の実施の形態の超音波診断装置の
全体構成図。
【図6】超音波内視鏡の構成を示す図。
【図7】本発明の第3の実施の形態における超音波内視
鏡の構成を示す図。
【図8】検出用カテーテルの構成を示す図。
【図9】本発明の第4の実施の形態における超音波内視
鏡の構成を示す図。
【図10】超音波観測部の構成を示すブロック図。
【符号の説明】
1…超音波診断装置 2…超音波内視鏡 3…超音波観測部 4…位置方向検出部 5…超音波画像処理部 6…モニタ 8…被検体 9…内視鏡挿入部 10…内視鏡操作部 11…先端部 12…湾曲部 14…湾曲ノブ 15…照明窓 16…光学観察窓 17…先端キャップ 18…超音波振動子 19…フレキシブルシャフト 22…モータ 23…断層面 24…超音波ビーム 27…ロータリエンコーダ 31…(挿入形状検出用)送信コイル 32…(断層面)位置方向検出用送信コイル 35…コイル駆動回路 36…位置方向算出回路 37…受信コイル群 38…補助像作成回路 39…混合回路 41…超音波断層像 42…補助像 43…断層面マーカ 44…UP方向マーカ

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 体腔内に挿入され先端に超音波振動子を
    備えた超音波プローブから出力する超音波エコー信号を
    基に超音波断層像を構築する超音波診断装置において、 前記超音波プローブの挿入形状を検出する挿入形状検出
    手段と、 該挿入形状から補助像を作成する補助像作成手段と、 該超音波断層像と該補助像とを比較可能に表示する表示
    手段と、 を設けたことを特徴とする超音波診断装置。
  2. 【請求項2】 断層面の位置と方向とを検出する断層面
    位置方向検出手段を設け、 前記補助像作成手段が該断層面の該位置と該方向とを示
    す断層面マーカを作成し、該断層面マーカと該挿入形状
    とを合成して該補助像を作成することを特徴とする請求
    項1記載の超音波診断装置。
  3. 【請求項3】 前記補助像作成手段が該断層面の特定の
    方向を示す方向マーカを作成し、該方向マーカと該断層
    面マーカと該挿入形状とを合成して該補助像を作成する
    ことを特徴とする請求項2記載の超音波診断装置。
  4. 【請求項4】 前記挿入形状検出手段および前記断層面
    位置方向検出手段が前記超音波プローブとは別体の検出
    用カテーテルに設けられ、 前記検出用カテーテルが前記超音波プローブに挿通する
    よう構成されていることを特徴とする請求項2記載の超
    音波診断装置。
  5. 【請求項5】 前記超音波プローブが先端に超音波振動
    子アレイを搭載した電子走査型超音波プローブであるこ
    とを特徴とする請求項1ないし4のいずれかに記載の超
    音波診断装置。
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