JPH1199155A - 超音波内視鏡 - Google Patents
超音波内視鏡Info
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- JPH1199155A JPH1199155A JP9264703A JP26470397A JPH1199155A JP H1199155 A JPH1199155 A JP H1199155A JP 9264703 A JP9264703 A JP 9264703A JP 26470397 A JP26470397 A JP 26470397A JP H1199155 A JPH1199155 A JP H1199155A
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- ultrasonic
- tip
- magnetic sensor
- endoscope
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Abstract
(57)【要約】
【課題】磁界中で発生した渦電流による位置データの測
定誤差を少なくし、検査、診断の向上を図る磁界を利用
した位置センサ付きの超音波内視鏡を提供する。 【解決手段】超音波内視鏡の先端構成部２０において、
超音波振動子７と信号線１４、磁気センサ９と信号線１
６以外の部材、すなわち対物窓２５を設けた先端部本体
２２や超音波振動子７及び磁気センサ９を収容するハウ
ジング２３等を非導電体で構成した。
定誤差を少なくし、検査、診断の向上を図る磁界を利用
した位置センサ付きの超音波内視鏡を提供する。 【解決手段】超音波内視鏡の先端構成部２０において、
超音波振動子７と信号線１４、磁気センサ９と信号線１
６以外の部材、すなわち対物窓２５を設けた先端部本体
２２や超音波振動子７及び磁気センサ９を収容するハウ
ジング２３等を非導電体で構成した。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、生体に超音波を照
射し、その反射波を受信して超音波断像を得る超音波診
断装置、特に超音波内視鏡に関する。
射し、その反射波を受信して超音波断像を得る超音波診
断装置、特に超音波内視鏡に関する。
【０００２】
【従来の技術】近年、生体内に超音波を照射し、そのエ
コー信号から体内の状態を抽出して病変部の発見、診断
を行う方法が広く普及している。中でも、超音波内視鏡
を用いて体内から超音波を照射する方法は、体外式に比
べて超音波の減衰が少なく、分解能の高い高周波の超音
波を使用することができる。そして、特開平６−２６１
９００号公報に示されるように、超音波振動子をスパイ
ラル走査させると共に磁場を利用して超音波振動子の位
置を検出し、３次元画像を構築する技術が注目されてい
る。
コー信号から体内の状態を抽出して病変部の発見、診断
を行う方法が広く普及している。中でも、超音波内視鏡
を用いて体内から超音波を照射する方法は、体外式に比
べて超音波の減衰が少なく、分解能の高い高周波の超音
波を使用することができる。そして、特開平６−２６１
９００号公報に示されるように、超音波振動子をスパイ
ラル走査させると共に磁場を利用して超音波振動子の位
置を検出し、３次元画像を構築する技術が注目されてい
る。
【０００３】図４は超音波内視鏡１０１の先端構成部１
０２の構造を示す。先端構成部１０２は、挿入部１０３
を構成する外皮１０４の先端に設けられた先端部本体１
０５とハウジング１０６からなる。先端部本体１０５の
中央付近に形成された斜面には照明窓１０７と対物窓１
０８が並設されている。そして、先端部本体１０５内に
はフレキシブルシャフト１０９を挿通する挿通孔１１０
が形成されている。また、先端部本体１０５の先端には
挿通孔１１０に連通するハウジング１０６が装着されて
いる。
０２の構造を示す。先端構成部１０２は、挿入部１０３
を構成する外皮１０４の先端に設けられた先端部本体１
０５とハウジング１０６からなる。先端部本体１０５の
中央付近に形成された斜面には照明窓１０７と対物窓１
０８が並設されている。そして、先端部本体１０５内に
はフレキシブルシャフト１０９を挿通する挿通孔１１０
が形成されている。また、先端部本体１０５の先端には
挿通孔１１０に連通するハウジング１０６が装着されて
いる。
【０００４】フレキシブルシャフト１０９の先端には超
音波振動子１１１を備えたホルダ１１２が設けられ、超
音波振動子１１１はハウジング１０６内に配置される。
ホルダ１１２の基端にはハウジング１０６内を密封する
シール部材１１３が設けられている。そして、ハウジン
グ１０６内には超音波伝搬液体（例えば水）１１４が充
填されている。ハウジング１０６の先端には位置センサ
として磁気センサ１１５が設けられている。
音波振動子１１１を備えたホルダ１１２が設けられ、超
音波振動子１１１はハウジング１０６内に配置される。
ホルダ１１２の基端にはハウジング１０６内を密封する
シール部材１１３が設けられている。そして、ハウジン
グ１０６内には超音波伝搬液体（例えば水）１１４が充
填されている。ハウジング１０６の先端には位置センサ
として磁気センサ１１５が設けられている。
【０００５】この構成により図示しない回転操作ユニッ
トによりフレキシブルシャフト１０９が回転送されラジ
アル走査が行われる。そして、挿入部１０３を進退操
作、すなわち超音波振動子１１１を進退させることによ
りスパイラル走査が行われる。体外には磁界発生器が設
けられ、磁気センサ１１５より磁界を検出し、外部装置
の位置検出器に送信される。外部装置でスパイラル走査
で得られた多数の２次元画像を位置検出器を介して演算
された位置データを基に３次元画像が構築されモニタに
表示される。
トによりフレキシブルシャフト１０９が回転送されラジ
アル走査が行われる。そして、挿入部１０３を進退操
作、すなわち超音波振動子１１１を進退させることによ
りスパイラル走査が行われる。体外には磁界発生器が設
けられ、磁気センサ１１５より磁界を検出し、外部装置
の位置検出器に送信される。外部装置でスパイラル走査
で得られた多数の２次元画像を位置検出器を介して演算
された位置データを基に３次元画像が構築されモニタに
表示される。
【０００６】
【発明が解決しようとする課題】このような位置センサ
付き超音波内視鏡は、先端部本体を初め金属等の導電体
で形成されている。そのため、磁界発生器で発生された
磁界中では導電体上で渦電流が発生し、磁気エネルギー
を消費するために、磁気センサ１１５に達する磁界が撹
乱され、正しい位置検出が行われず測定誤差が生じると
いう現象が発生していた。そこで、本発明は、磁界中で
発生した渦電流による位置データの測定誤差を少なく
し、検査、診断の向上を図る磁界を利用した位置センサ
付きの超音波内視鏡を提供することを目的とする。
付き超音波内視鏡は、先端部本体を初め金属等の導電体
で形成されている。そのため、磁界発生器で発生された
磁界中では導電体上で渦電流が発生し、磁気エネルギー
を消費するために、磁気センサ１１５に達する磁界が撹
乱され、正しい位置検出が行われず測定誤差が生じると
いう現象が発生していた。そこで、本発明は、磁界中で
発生した渦電流による位置データの測定誤差を少なく
し、検査、診断の向上を図る磁界を利用した位置センサ
付きの超音波内視鏡を提供することを目的とする。
【０００７】
【課題を解決するための手段】その解決手段として本発
明は、内視鏡先端側に超音波断像を得る超音波振動子及
び超音波受信部の位置を検出する磁気センサを備えた超
音波内視鏡において、前記超音波振動子及び前記磁気セ
ンサ周辺の先端構成部を非導電体で構成している。これ
により、磁界発生器（磁界送信器）から発せられる磁界
は非導電体の先端構成部上で渦電流が発生し撹乱される
ことがないので、磁気センサにより正確な超音波受信部
の位置検出が行える。
明は、内視鏡先端側に超音波断像を得る超音波振動子及
び超音波受信部の位置を検出する磁気センサを備えた超
音波内視鏡において、前記超音波振動子及び前記磁気セ
ンサ周辺の先端構成部を非導電体で構成している。これ
により、磁界発生器（磁界送信器）から発せられる磁界
は非導電体の先端構成部上で渦電流が発生し撹乱される
ことがないので、磁気センサにより正確な超音波受信部
の位置検出が行える。
【０００８】本発明の先端構成部は、導電体でなる超音
波画像信号伝送体及び磁気センサ信号伝送体を収容する
ものであり、先端構成部全てを非導電体に構成するのが
望ましい。しかしながら、超音波振動子の接地のために
先端構成部の一部を導電体に形成しても良い。先端構成
部の材料としては、樹脂やセラミック等の非導電体材料
が好ましい。また、本発明では、超音波内視鏡以外の周
辺部品、すなわち患者用ベッド、マウスピース、磁界送
信器マウンタ等をも、非導電体で構成することが望まし
い。
波画像信号伝送体及び磁気センサ信号伝送体を収容する
ものであり、先端構成部全てを非導電体に構成するのが
望ましい。しかしながら、超音波振動子の接地のために
先端構成部の一部を導電体に形成しても良い。先端構成
部の材料としては、樹脂やセラミック等の非導電体材料
が好ましい。また、本発明では、超音波内視鏡以外の周
辺部品、すなわち患者用ベッド、マウスピース、磁界送
信器マウンタ等をも、非導電体で構成することが望まし
い。
【０００９】
【発明の実施の形態】図１及び図２は本発明の第１の実
施形態を示し、図１は超音波内視鏡を用いた超音波診断
装置の概略図を示す図、図２は超音波内視鏡の先端構成
部を示す図である。
施形態を示し、図１は超音波内視鏡を用いた超音波診断
装置の概略図を示す図、図２は超音波内視鏡の先端構成
部を示す図である。
【００１０】図１に超音波診断装置１が示されている。
超音波診断装置１は、超音波内視鏡２とホストプロセッ
サ３とモニタ４、磁界発生器である磁界送信器５から構
成される。超音波内視鏡２は体腔内に挿入される細長の
挿入部６の先端に超音波振動子７を備えた超音波送受信
部８と、超音波送受信部８の位置を検出する磁気センサ
９を備えた位置検出部１０が設けられている。
超音波診断装置１は、超音波内視鏡２とホストプロセッ
サ３とモニタ４、磁界発生器である磁界送信器５から構
成される。超音波内視鏡２は体腔内に挿入される細長の
挿入部６の先端に超音波振動子７を備えた超音波送受信
部８と、超音波送受信部８の位置を検出する磁気センサ
９を備えた位置検出部１０が設けられている。
【００１１】超音波内視鏡２を接続するホストプロセッ
サ３は、画像検出器１１と位置検出器１２、画像処理器
１３から構成される。画像検出器１１は信号線１４を介
して超音波振動子７を駆動する信号及び超音波振動子７
からの画像データを送受信し、画像データとして蓄積す
る。位置検出器１２は信号線１５を介して磁界送信器５
から参照信号を受信し、また、信号線１６を介して磁界
送信器５からの磁界を検出する磁気センサ９から検出信
号を受信する。画像処理器１３は画像検出器１１からの
２次元の超音波画像データと位置検出器１２からの２次
元の超音波画像がどの位置にあるものか示す位置データ
を同時に取り込み、２次元の超音波画像を３次元の超音
波画像に構築する。これらの画像処理は特開平６−２６
１９００号公報に示される。そして、この３次元の超音
波画像をモニタ４に表示する。
サ３は、画像検出器１１と位置検出器１２、画像処理器
１３から構成される。画像検出器１１は信号線１４を介
して超音波振動子７を駆動する信号及び超音波振動子７
からの画像データを送受信し、画像データとして蓄積す
る。位置検出器１２は信号線１５を介して磁界送信器５
から参照信号を受信し、また、信号線１６を介して磁界
送信器５からの磁界を検出する磁気センサ９から検出信
号を受信する。画像処理器１３は画像検出器１１からの
２次元の超音波画像データと位置検出器１２からの２次
元の超音波画像がどの位置にあるものか示す位置データ
を同時に取り込み、２次元の超音波画像を３次元の超音
波画像に構築する。これらの画像処理は特開平６−２６
１９００号公報に示される。そして、この３次元の超音
波画像をモニタ４に表示する。
【００１２】図２は超音波内視鏡２の先端構成部２０を
示した図である。先端構成部２０は挿入部３を構成する
外皮２１の先端に設けられた非導電体の先端部本体２２
と非導電体のハウジング２３からなる。先端部本体２２
の斜面には照明窓２４と対物窓２５が並設し斜視型を構
成している。照明窓２４は図示しないライトガイドファ
イバを介して光源からの光を体腔内に照射する。対物窓
は図示しない固体撮像素子を有する撮像装置を介して光
像を電気信号に変換し映像処理回路を介してモニタに画
像を表示する。なお、撮像装置の代わりにイメージガイ
ドファイバを介してモニタを用いず直接光像を観察する
ようにしてもよい。
示した図である。先端構成部２０は挿入部３を構成する
外皮２１の先端に設けられた非導電体の先端部本体２２
と非導電体のハウジング２３からなる。先端部本体２２
の斜面には照明窓２４と対物窓２５が並設し斜視型を構
成している。照明窓２４は図示しないライトガイドファ
イバを介して光源からの光を体腔内に照射する。対物窓
は図示しない固体撮像素子を有する撮像装置を介して光
像を電気信号に変換し映像処理回路を介してモニタに画
像を表示する。なお、撮像装置の代わりにイメージガイ
ドファイバを介してモニタを用いず直接光像を観察する
ようにしてもよい。
【００１３】先端部本体２２内にはフレキシブルシャフ
ト２６を挿通する挿通孔２７と磁気センサ９からの信号
線１６を挿通する挿通孔２８が設けられている。先端部
本体２２の先端には挿通孔２７，２８に連通するハウジ
ング２３が液密に装着されている。フレキシブルシャフ
ト２６は先端に超音波振動子７を設けたホルダ２９が設
けられ、超音波振動子７からの信号線１４が内部に配設
されている。超音波振動子７はハウジング２３内に位置
している。ホルダ２９の基端にはハウジング２３内を密
封するシール部材３０が設けられている。フレキシブル
シャフト２６の手元側基端は操作部内に図示しないモー
タにより回転操作される。これにより、超音波振動子７
がラジアル走査され回転軸に直交する面内の超音波断層
像が得られる。
ト２６を挿通する挿通孔２７と磁気センサ９からの信号
線１６を挿通する挿通孔２８が設けられている。先端部
本体２２の先端には挿通孔２７，２８に連通するハウジ
ング２３が液密に装着されている。フレキシブルシャフ
ト２６は先端に超音波振動子７を設けたホルダ２９が設
けられ、超音波振動子７からの信号線１４が内部に配設
されている。超音波振動子７はハウジング２３内に位置
している。ホルダ２９の基端にはハウジング２３内を密
封するシール部材３０が設けられている。フレキシブル
シャフト２６の手元側基端は操作部内に図示しないモー
タにより回転操作される。これにより、超音波振動子７
がラジアル走査され回転軸に直交する面内の超音波断層
像が得られる。
【００１４】ハウジング２３内における超音波振動子７
の前方には、磁気センサ９を保持する保持部材３１が設
けられている。磁気センサ９は例えば直交する３つの軸
を持つコイルで構成される。そして、磁気センサ９から
の信号線１６はハウジング２３内、挿通孔２８を介して
挿入部３内へ配設されている。挿通孔２８は図示しない
がハウジング２３内を密封するためのシール部材が設け
られている。ハウジング２３先端には内部に超音波伝搬
液体（例えば水）３２を充填するための非導電体の蓋体
３３が設けられている。そして、ハウジング２３は超音
波透過部３４から超音波が外部に透過するように、樹脂
などの超音波透過部材で作られている。
の前方には、磁気センサ９を保持する保持部材３１が設
けられている。磁気センサ９は例えば直交する３つの軸
を持つコイルで構成される。そして、磁気センサ９から
の信号線１６はハウジング２３内、挿通孔２８を介して
挿入部３内へ配設されている。挿通孔２８は図示しない
がハウジング２３内を密封するためのシール部材が設け
られている。ハウジング２３先端には内部に超音波伝搬
液体（例えば水）３２を充填するための非導電体の蓋体
３３が設けられている。そして、ハウジング２３は超音
波透過部３４から超音波が外部に透過するように、樹脂
などの超音波透過部材で作られている。
【００１５】この第１の実施形態の先端構成部２０は、
超音波振動子７と信号線１４、磁気センサ９と信号線１
６以外の部材を非導電体で構成している。非導電体の材
質としてはプラスチック樹脂やセラミック等があげられ
る。
超音波振動子７と信号線１４、磁気センサ９と信号線１
６以外の部材を非導電体で構成している。非導電体の材
質としてはプラスチック樹脂やセラミック等があげられ
る。
【００１６】次に、第１の実施形態の作用を説明する。
被検体（人体）３５の体腔内、例えば胃腔内に超音波内
視鏡２の挿入部６を挿入し、所望する部位まで先端構成
部２０を誘導し、超音波診断を行う。磁界送信器５を駆
動し先端構成部２０に向けて参照信号を発信させる。一
方、超音波内視鏡２は図示しないモータによりフレキシ
ブルシャフト２６を回転させ超音波振動子７を回転させ
る。そして、挿入部６を軸方向に徐々に移動させスパイ
ラル走査を行う。超音波振動子７からの画像データは信
号線１４を介してホストプロセッサ３内の画像検出器１
１に入力され、２次元の超音波画像データとして蓄積さ
れる。
被検体（人体）３５の体腔内、例えば胃腔内に超音波内
視鏡２の挿入部６を挿入し、所望する部位まで先端構成
部２０を誘導し、超音波診断を行う。磁界送信器５を駆
動し先端構成部２０に向けて参照信号を発信させる。一
方、超音波内視鏡２は図示しないモータによりフレキシ
ブルシャフト２６を回転させ超音波振動子７を回転させ
る。そして、挿入部６を軸方向に徐々に移動させスパイ
ラル走査を行う。超音波振動子７からの画像データは信
号線１４を介してホストプロセッサ３内の画像検出器１
１に入力され、２次元の超音波画像データとして蓄積さ
れる。
【００１７】一方、磁気センサ９は磁界送信器５からの
磁界を検出し、検出した検出信号を信号線１６を介して
位置検出器１２に入力する。そして画像処理器１３は、
画像検出器１１からの２次元の超音波画像データと位置
検出器１２からの２次元の超音波画像がどの位置にある
ものか示す位置データを同時に取り込み、２次元の超音
波画像を３次元の超音波画像に構築し、モニタ４に３次
元の超音波画像を表示する。磁気センサ９の近傍では超
音波振動子７とその信号線１４、磁気センサ９の信号線
１６の導電体があるだけで、先端構成部２０を構成する
他の部材は非導電体で構成されているため、渦電流の発
生は最小限に抑えられている。これにより、磁気センサ
９の位置データは撹乱されず位置検出器１２に入力され
る。
磁界を検出し、検出した検出信号を信号線１６を介して
位置検出器１２に入力する。そして画像処理器１３は、
画像検出器１１からの２次元の超音波画像データと位置
検出器１２からの２次元の超音波画像がどの位置にある
ものか示す位置データを同時に取り込み、２次元の超音
波画像を３次元の超音波画像に構築し、モニタ４に３次
元の超音波画像を表示する。磁気センサ９の近傍では超
音波振動子７とその信号線１４、磁気センサ９の信号線
１６の導電体があるだけで、先端構成部２０を構成する
他の部材は非導電体で構成されているため、渦電流の発
生は最小限に抑えられている。これにより、磁気センサ
９の位置データは撹乱されず位置検出器１２に入力され
る。
【００１８】この第１の実施形態によれば、先端構成部
２０における渦電流の発生を極力抑えることができるの
で、位置データの測定誤差を少なくし精度の良い３次元
の超音波画像を得ることができる。これにより、検査、
診断の向上を図ることができる。
２０における渦電流の発生を極力抑えることができるの
で、位置データの測定誤差を少なくし精度の良い３次元
の超音波画像を得ることができる。これにより、検査、
診断の向上を図ることができる。
【００１９】図３は本発明の第２の実施形態を示し、使
用状態を示す図である。第２の実施形態は、超音波内視
鏡２だけでなくその周辺機器あるいはアクセサリーをも
非導電体で構成したものである。具体的には、被検体
（人体）３５の検査用ベッド４０、磁界送信器５のハウ
ジング、磁界送信器５を被検体３５に固定する磁界送信
器固定ベルト４１、超音波内視鏡２を被検体３５内に案
内するマウスピース４２を非導電体で構成する。
用状態を示す図である。第２の実施形態は、超音波内視
鏡２だけでなくその周辺機器あるいはアクセサリーをも
非導電体で構成したものである。具体的には、被検体
（人体）３５の検査用ベッド４０、磁界送信器５のハウ
ジング、磁界送信器５を被検体３５に固定する磁界送信
器固定ベルト４１、超音波内視鏡２を被検体３５内に案
内するマウスピース４２を非導電体で構成する。
【００２０】この構成により、磁界送信器５からの発せ
られる磁界によって周辺機器を含めて渦電流が発生する
ことなく、超音波内視鏡先端部の位置検出精度が向上す
る。以上、本発明について詳述したが、上述した実施形
態に限定されることなく、本発明の主旨のものであれば
種々変形したものも含むものである。
られる磁界によって周辺機器を含めて渦電流が発生する
ことなく、超音波内視鏡先端部の位置検出精度が向上す
る。以上、本発明について詳述したが、上述した実施形
態に限定されることなく、本発明の主旨のものであれば
種々変形したものも含むものである。
【００２１】以下、本発明の技術思想を付記項にて示
す。 （付記項１）内視鏡先端側に超音波断像を得る超音波振
動子及び超音波受信部の位置を検出する磁気センサを備
えた超音波内視鏡において、前記超音波振動子及び前記
磁気センサ周辺の先端構成部を非導電体で構成すること
を特徴とする超音波内視鏡。 （付記項２）前記先端構成部は、観察光学系を保持する
非導電体の先端部本体と、超音波振動子を収納する非導
電体のハウジングからなることを特徴とする付記項１の
超音波内視鏡。
す。 （付記項１）内視鏡先端側に超音波断像を得る超音波振
動子及び超音波受信部の位置を検出する磁気センサを備
えた超音波内視鏡において、前記超音波振動子及び前記
磁気センサ周辺の先端構成部を非導電体で構成すること
を特徴とする超音波内視鏡。 （付記項２）前記先端構成部は、観察光学系を保持する
非導電体の先端部本体と、超音波振動子を収納する非導
電体のハウジングからなることを特徴とする付記項１の
超音波内視鏡。
【００２２】（付記項３）導電体は、超音波振動子、超
音波振動子に接続された信号線、磁気センサ、磁気セン
サに接続された信号線からなることを特徴とする付記項
１の超音波内視鏡。
音波振動子に接続された信号線、磁気センサ、磁気セン
サに接続された信号線からなることを特徴とする付記項
１の超音波内視鏡。
【００２３】（付記項４）超音波を送受信して超音波断
像を得る機能を持ち、かつ超音波送受信部の位置を検出
するための位置センサを具備する超音波内視鏡におい
て、位置センサが磁界を用いるものであり、かつ超音波
内視鏡構成部品のうち電気伝導に無関係な部材を非導電
体で構成することを特徴とする超音波内視鏡。
像を得る機能を持ち、かつ超音波送受信部の位置を検出
するための位置センサを具備する超音波内視鏡におい
て、位置センサが磁界を用いるものであり、かつ超音波
内視鏡構成部品のうち電気伝導に無関係な部材を非導電
体で構成することを特徴とする超音波内視鏡。
【００２４】（付記項５）磁気センサを備えた超音波内
視鏡を用いて磁界送信器からの参照信号を検出して３次
元の超音波画像を得る超音波診断装置において、超音波
内視鏡の周辺機器を非導電体で構成することを特徴とす
る超音波診断装置。 （付記項５の作用効果）付記項５によれば、磁気センサ
付近に渦電流が発生するのを極力抑えられ、磁気センサ
の位置データが撹乱されることがない。よって、超音波
内視鏡の先端部の位置検出精度を向上できる超音波診断
装置を提供できる。
視鏡を用いて磁界送信器からの参照信号を検出して３次
元の超音波画像を得る超音波診断装置において、超音波
内視鏡の周辺機器を非導電体で構成することを特徴とす
る超音波診断装置。 （付記項５の作用効果）付記項５によれば、磁気センサ
付近に渦電流が発生するのを極力抑えられ、磁気センサ
の位置データが撹乱されることがない。よって、超音波
内視鏡の先端部の位置検出精度を向上できる超音波診断
装置を提供できる。
【００２５】（付記項６）前記周辺機器は、超音波内視
鏡を挿入案内する非導電体からなるマウスピースである
ことを特徴とする付記項６の超音波診断装置。 （付記項７）前記周辺機器は、前記磁界送信器のハウジ
ングであることを特徴とする付記項６の超音波診断装
置。
鏡を挿入案内する非導電体からなるマウスピースである
ことを特徴とする付記項６の超音波診断装置。 （付記項７）前記周辺機器は、前記磁界送信器のハウジ
ングであることを特徴とする付記項６の超音波診断装
置。
【００２６】（付記項８）前記周辺機器は、前記磁界送
信器を被検体に固定する固定ベルトであることを特徴と
する付記項６の超音波診断装置。 （付記項９）前記周辺機器は、被検体の検査用ベッドで
あることを特徴とする付記項６の超音波診断装置。
信器を被検体に固定する固定ベルトであることを特徴と
する付記項６の超音波診断装置。 （付記項９）前記周辺機器は、被検体の検査用ベッドで
あることを特徴とする付記項６の超音波診断装置。
【００２７】
【発明の効果】以上述べた通り、本発明は、超音波振動
子及び磁気センサ周辺の先端構成部を非導電体で構成し
たので、磁界送信器から発せられる磁界は非導電体の先
端構成部上で渦電流が発生し撹乱されることがないの
で、磁気センサから位置データの撹乱が極力抑えられ正
確な超音波受信部の位置検出が行える。これにより、従
来品に比べて精度の高い位置データが得られ、精度良く
３次元画像の構成などが行える。
子及び磁気センサ周辺の先端構成部を非導電体で構成し
たので、磁界送信器から発せられる磁界は非導電体の先
端構成部上で渦電流が発生し撹乱されることがないの
で、磁気センサから位置データの撹乱が極力抑えられ正
確な超音波受信部の位置検出が行える。これにより、従
来品に比べて精度の高い位置データが得られ、精度良く
３次元画像の構成などが行える。
【図１】図１は本発明の第１の実施形態を示し、超音波
内視鏡を用いた超音波診断装置の概略図を示す図。
内視鏡を用いた超音波診断装置の概略図を示す図。
【図２】図２は本発明の第１の実施形態を示し、超音波
内視鏡の先端構成部を示す図。
内視鏡の先端構成部を示す図。
【図３】図３は本発明の第２の実施形態を示し、使用状
態を示す図。
態を示す図。
【図４】図４は従来技術を示し、超音波内視鏡の先端構
成部を示す図。
成部を示す図。
２ 超音波内視鏡 ７ 超音波振動子 ９ 磁気センサ ２０ 先端構成部 ２２ 先端部本体 ２３ ハウジング
Claims (1)
- 【請求項１】内視鏡先端側に超音波断像を得る超音波振
動子及び超音波受信部の位置を検出する磁気センサを備
えた超音波内視鏡において、前記超音波振動子及び前記
磁気センサ周辺の先端構成部を非導電体で構成すること
を特徴とする超音波内視鏡。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9264703A JPH1199155A (ja) | 1997-09-30 | 1997-09-30 | 超音波内視鏡 |
| US09/164,053 US6248074B1 (en) | 1997-09-30 | 1998-09-30 | Ultrasonic diagnosis system in which periphery of magnetic sensor included in distal part of ultrasonic endoscope is made of non-conductive material |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9264703A JPH1199155A (ja) | 1997-09-30 | 1997-09-30 | 超音波内視鏡 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1199155A true JPH1199155A (ja) | 1999-04-13 |
Family
ID=17407016
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9264703A Pending JPH1199155A (ja) | 1997-09-30 | 1997-09-30 | 超音波内視鏡 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH1199155A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2003305044A (ja) * | 2002-04-17 | 2003-10-28 | Olympus Optical Co Ltd | 超音波診断装置 |
| JP2006081900A (ja) * | 2004-08-26 | 2006-03-30 | C2Cure Inc | 内視鏡方向の無線式判定 |
| JP2013019901A (ja) * | 2011-07-13 | 2013-01-31 | Biosense Webster (Israel) Ltd | 歪み相殺を備えた磁界発生器パッチ |
-
1997
- 1997-09-30 JP JP9264703A patent/JPH1199155A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2003305044A (ja) * | 2002-04-17 | 2003-10-28 | Olympus Optical Co Ltd | 超音波診断装置 |
| JP2006081900A (ja) * | 2004-08-26 | 2006-03-30 | C2Cure Inc | 内視鏡方向の無線式判定 |
| JP2013019901A (ja) * | 2011-07-13 | 2013-01-31 | Biosense Webster (Israel) Ltd | 歪み相殺を備えた磁界発生器パッチ |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20040804 |
|
| A621 | Written request for application examination |
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|
| A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20060113 |
|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20060124 |
|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20060613 |