JP2000116655A - 診断装置 - Google Patents

診断装置

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JP2000116655A
JP2000116655A JP10292018A JP29201898A JP2000116655A JP 2000116655 A JP2000116655 A JP 2000116655A JP 10292018 A JP10292018 A JP 10292018A JP 29201898 A JP29201898 A JP 29201898A JP 2000116655 A JP2000116655 A JP 2000116655A
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一郎 大舘
Masahiro Ono
正弘 大野
Tomonao Kawashima
知直 川島
Toshiaki Ishimura
寿朗 石村
Hiroshige Kodama
啓成 児玉
Takeshi Kawabata
健 川端
Sumihiro Uchimura
澄洋 内村
Jun Hasegawa
潤 長谷川
Hideki Koyanagi
秀樹 小柳
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Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明は、装置のシステム全体の構成機器の数
を低減して装置全体を小型化することができるうえ、3
次元超音波画像上で選択した断層像とそれに対応する内
視鏡像を同時に表示することができ、体内の病変部を詳
細に診断することができる診断装置を提供することを最
も主要な特徴とする。 【解決手段】画像処理装置12の画像処理部12Bで構
築された3次元超音波画像45と超音波内視鏡2の観察
窓26から得られる内視鏡像44とを単一のモニター1
3の画面13A内に同時に並べて表示できるようにした
ものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は患者の体腔内の病変
部等の被検体の内視鏡像と被検体の3次元超音波画像と
を目視しながら診断する診断装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、生体内に超音波を照射し、その
エコー信号から体内の状態を抽出して病変部の発見、診
断を行う超音波診断装置が開発されている。この種の超
音波診断装置として例えば、特開平6−261900号
公報や、特願平9−59536号には超音波プローブを
体腔内に挿入し、この超音波プローブの超音波振動子か
ら超音波を照射し、そのエコー信号から体内の断層像を
得るとともに、この超音波プローブを挿入方向へ移動さ
せながら複数の移動場所毎の断層像を順次積み重ねて3
次元超音波画像を構築する技術が示されている。ここ
で、超音波プローブの超音波振動子によって得られた体
内の断層像や、3次元超音波画像はこの超音波プローブ
に接続された超音波診断装置のモニタに表示されるよう
になっている。
【0003】また、特開平7−194596号公報には
単一の表示モニタの画面上に、内視鏡画像と超音波画像
とを同時に表示する構成にした超音波診断装置が示され
ている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】特開平6−26190
0号公報や、特願平9−59536号に示されているよ
うな体内の3次元超音波画像は超音波診断装置の専用の
モニタに表示されるようになっている。そのため、例え
ば超音波プローブと内視鏡とを同時に使用して患者の体
内の診断を行う場合には内視鏡用の表示モニタと、超音
波診断装置のモニタとをそれぞれ別個に準備する必要が
あるので、診断装置のシステム全体の構成機器の数が多
くなり、装置全体が大型化する問題がある。
【0005】さらに、術者は診断中に必要に応じて内視
鏡用の表示モニタの画面に表示される内視鏡像と、超音
波診断装置のモニタに表示される3次元超音波画像とを
選択的に目視することになる。ここで、目視している画
像を内視鏡像と3次元超音波画像とに切換える場合には
各画像が表示されているモニタの方向に視線の方向を動
かす必要があるので、その作業が煩わしい問題がある。
【0006】また、内視鏡用の表示モニタに表示される
内視鏡像の表示内容と、超音波診断装置のモニタに表示
される3次元超音波画像の表示内容とは格別な関連性が
ないので、例えば3次元超音波画像上で選択した断層像
に対応する内視鏡像を表示することができず、不便であ
る。そのため、例えば内視鏡像によって確認できる体内
の病変部の色調の変化状態と、超音波診断装置のモニタ
に表示される病変部の断層像とを関連付けて診断するこ
とが難しく、体内の病変部を詳細に診断するうえで問題
がある。
【0007】また、特開平7−194596号公報の超
音波診断装置の表示モニタの画面上に表示される超音波
画像は2次元の断層像であるので、病変部の奥行きや、
広がり等の情報が得られない問題がある。
【0008】さらに、表示モニタの画面上に表示されて
いる内視鏡画像と2次元の断層像である超音波画像との
間には格別な関連性がないので、内視鏡画像の視野内の
上下方向と、超音波画像の上下方向とが必ずしも一致し
ていない問題がある。そのため、2次元の断層像の場所
が確認し難いので、体内の病変部の詳細な診断を行うう
えで不便である。
【0009】本発明は上記事情に着目してなされたもの
で、その目的は、装置のシステム全体の構成機器の数を
低減して装置全体を小型化することができるうえ、3次
元超音波画像上で選択した断層像とそれに対応する内視
鏡像を同時に表示することができ、体内の病変部を詳細
に診断することができる診断装置を提供することにあ
る。
【0010】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は体内に
挿入される挿入部の先端部に光学的な観察部を備えた内
視鏡と、前記観察部の近傍位置に配置され、超音波を体
内の被検体に照射し、この被検体からの反射波を受信す
る超音波送受信手段と、この超音波送受信手段の周囲に
その位置に固有な磁場を発生させる磁場発生手段と、こ
の磁場発生手段の磁場から前記磁場発生手段との相対的
位置座標および傾斜角を特定するための検出手段と、前
記磁場発生手段と前記検出手段のうち少なくともいずれ
か一方が前記内視鏡の先端部に配され、前記内視鏡の移
動に伴い前記検出手段より位置座標および傾斜角データ
を得るとともに、前記超音波送受信手段から得られる前
記被検体の断層画像から前記被検体の3次元超音波画像
を構築する3次元超音波画像構築手段と、この3次元超
音波画像構築手段で構築された3次元超音波画像と前記
内視鏡の観察部から得られる内視鏡像とを同時に表示す
る表示手段とを具備することを特徴とする診断装置であ
る。そして、本請求項1の発明では診断時には3次元超
音波画像構築手段で構築された3次元超音波画像と内視
鏡の観察部から得られる内視鏡像とを表示手段に同時に
表示することにより、内視鏡像の表示モニタと、超音波
画像のモニタとをそれぞれ別個に準備する必要がなく、
装置のシステム全体の構成機器の数を低減して装置全体
を小型化できるとともに、3次元超音波画像上で選択し
た断層像とそれに対応する内視鏡像を同時に表示するこ
とにより、体内の病変部を詳細に診断できるようにした
ものである。
【0011】請求項2の発明は体内に挿入される挿入部
の先端部に光学的な観察部を備え、かつ超音波を体内の
被検体に照射し、この被検体からの反射波を受信する超
音波送受信手段が前記観察部の近傍位置に配置された超
音波内視鏡と、この超音波内視鏡の前記観察部の周囲に
固有な磁場を発生させる磁場発生手段と、この磁場発生
手段の磁場から前記磁場発生手段との相対的位置座標お
よび傾斜角を特定するための検出手段と、前記磁場発生
手段と前記検出手段のうち少なくともいずれか一方が前
記超音波内視鏡の先端部に配され、この超音波内視鏡の
移動に伴い前記検出手段より位置座標および傾斜角デー
タを得るとともに、前記超音波送受信手段から得られる
前記被検体の断層画像から前記被検体の3次元超音波画
像を構築する3次元超音波画像構築手段と、この3次元
超音波画像構築手段で構築された3次元超音波画像と前
記内視鏡の観察部から得られる内視鏡像とを同時に表示
する表示手段とを具備することを特徴とする診断装置で
ある。そして、本請求項2の発明では診断時には患者の
体腔内に超音波内視鏡の挿入部を挿入する。このとき、
超音波内視鏡の3次元超音波画像構築手段で構築された
3次元超音波画像とこの超音波内視鏡の観察部から得ら
れる内視鏡像とを表示手段に同時に表示することによ
り、内視鏡像の表示モニタと、超音波画像のモニタとを
それぞれ別個に準備する必要がなく、装置のシステム全
体の構成機器の数を低減して装置全体を小型化できると
ともに、3次元超音波画像上で選択した断層像とそれに
対応する内視鏡像を同時に表示することにより、体内の
病変部を詳細に診断できるようにしたものである。
【0012】請求項3の発明は体内に挿入される挿入部
の先端部に光学的な観察部を備えた内視鏡と、この内視
鏡のチャンネル内を通して体内に挿入され、体内に挿入
される挿入部の先端部に超音波を体内の被検体に照射
し、この被検体からの反射波を受信する超音波送受信手
段が配設された超音波プローブと、これらの超音波プロ
ーブと内視鏡の周囲に固有な磁場を発生させる磁場発生
手段と、この磁場発生手段の磁場から前記磁場発生手段
との相対的位置座標および傾斜角を特定するための検出
手段と、前記磁場発生手段と前記検出手段のうち少なく
ともいずれか一方が前記超音波プローブの先端部および
内視鏡の先端部にそれぞれ配され、前記超音波プローブ
の移動に伴い前記検出手段より位置座標および傾斜角デ
ータを得るとともに、前記超音波送受信手段から得られ
る前記被検体の断層画像から前記被検体の3次元超音波
画像を構築する3次元超音波画像構築手段と、この3次
元超音波画像構築手段で構築された3次元超音波画像と
前記内視鏡の観察部から得られる内視鏡像とを同時に表
示する表示手段と、前記検出手段より得られた前記超音
波プローブの先端部と前記内視鏡の先端部の傾斜角デー
タから前記3次元超音波画像の表示時のUP位置を内視
鏡像のUP位置に合わせる表示位置補正手段とを具備す
ることを特徴とする診断装置である。そして、本請求項
3の発明では診断時には患者の体腔内に内視鏡の挿入部
を挿入し、さらにこの内視鏡のチャンネル内を通して超
音波プローブを体内に挿入する。このとき、3次元超音
波画像構築手段で構築された3次元超音波画像と内視鏡
の観察部から得られる内視鏡像とを表示手段に同時に表
示することにより、内視鏡像の表示モニタと、超音波画
像のモニタとをそれぞれ別個に準備する必要がなく、装
置のシステム全体の構成機器の数を低減して装置全体を
小型化できるとともに、3次元超音波画像上で選択した
断層像とそれに対応する内視鏡像を同時に表示すること
により、体内の病変部を詳細に診断できるようにしてい
る。さらに、検出手段より得られた超音波プローブの先
端部と内視鏡の先端部の傾斜角データから3次元超音波
画像の表示時のUP位置を表示位置補正手段によって内
視鏡像のUP位置に合わせることにより、表示手段の画
面上に表示されている内視鏡画像と超音波画像との間に
関連性を持たせて体内の病変部を詳細に診断しやすくす
るようにしたものである。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の第1の実施の形態
を図1乃至図7を参照して説明する。図1は本実施の形
態の診断装置1全体の概略構成を示すものである。図1
中で、参照符号2は超音波内視鏡である。この超音波内
視鏡2には体内に挿入される細長い挿入部3の基端部に
手元側の操作部4が連結されている。
【0014】この操作部4にはユニバーサルケーブル5
および超音波ケーブル6の各一端部が連結されている。
ここで、ユニバーサルケーブル5の他端部には光源コネ
クタ7が連結されている。この光源コネクタ7は光源装
置8に着脱可能に連結されている。
【0015】また、光源コネクタ7にはビデオケーブル
9の一端部が連結されている。このビデオケーブル9の
他端部はビデオ装置10に連結されている。さらに、ビ
デオ装置10はビデオ信号ケーブル11を介して画像処
理装置12に接続されている。この画像処理装置12に
は記録部12Aと、画像処理部(3次元超音波画像構築
手段)12Bとが設けられている。この画像処理装置1
2の画像処理部12Bはさらにモニター(表示手段)1
3に接続されている。
【0016】図5に示すようにこのモニター13の画面
13Aには後述する内視鏡像44を表示する第1の表示
領域13Bと、後述する3次元超音波画像45を表示す
る第2の表示領域13Cとが設けられている。そして、
このモニター13の画面13A内には内視鏡像44と3
次元超音波画像45とが同時に表示されるようになって
いる。
【0017】また、超音波ケーブル6の他端部には超音
波コネクタ14が連結されている。この超音波コネクタ
14は超音波観測装置15に着脱可能に連結されてい
る。この超音波観測装置15は信号ケーブル16を介し
て画像処理装置12に接続されている。
【0018】また、超音波コネクタ14にはさらに別の
2本の信号ケーブル17,18の各一端部が接続されて
いる。ここで、一方の信号ケーブル17は操作部4内に
配設されたエンコーダ19に接続されている。このエン
コーダ19はモニター13に表示される画像成形のタイ
ミングを取るZ相信号を出力するものである。なお、こ
のエンコーダ19は画像処理装置12にも接続されてい
る。さらに、他方の信号ケーブル18は位置検出装置2
0に接続されている。この位置検出装置20は画像処理
装置12にも接続されている。
【0019】また、挿入部3の先端部21には図2に示
すように硬質な例えばプラスチック材料で形成された先
端部本体22が設けられている。この先端部本体22の
先端には、例えばポリエチレン等の超音波透過性の良好
な材料によって形成された先端カバー23が液密的に取
り付けられている。この先端カバー23の基端縁は先端
部本体22の先端縁に嵌合されるとともに、シール用O
リング24を介挿して液密的に取り付けられている。さ
らに、この先端カバー23の基端縁は液密的な取付け強
度を高めるために糸25が巻き付けられるとともに接着
されている。
【0020】また、先端部本体22の外周部には、図3
および図4に示すように観察光学系の観察窓(光学的な
観察部)26と、照明光学系の照明窓27と、送気送水
ノズル28と、鉗子チャンネルに通じる鉗子口29と、
この鉗子口29に設けられた鉗子台30とが設けられて
いる。さらに、観察光学系の像結像位置には図示しない
固体撮像素子が設置され、これにより電気的に撮像する
ようになっている。なお、この固体撮像素子にはユニバ
ーサルケーブル5の光源コネクタ7まで達する複数の同
軸ケーブルが接続されている。さらに、鉗子口29に通
じる鉗子チャンネルの他端は挿入部3内を通じて操作部
4に設けた図示しない鉗子挿入口に接続されている。
【0021】また、先端カバー23の内部には、超音波
振動子(超音波送受信手段)31が収容されているとと
もに、例えば流動パラフィン等の超音波伝達媒体32が
封入されている。
【0022】また、先端カバー23の外側にはバルーン
33が装着されている。ここで、先端カバー23の先端
と後端にはそれぞれ周回する溝からなり、バルーン33
の前端と後端を係止するバルーン係止部34,35が設
けられている。そして、バルーン係止部34,35にバ
ルーン33の前端縁と後端縁をそれぞれ嵌め込み、締結
リング36,37によって締め付けて液密的に固定し、
先端カバー23の外周面を液密的に覆うようになってい
る。
【0023】このバルーン33の内部には、脱気水を給
排するための、図示しない給水管路と排水管路が連通し
て接続されている。これらの給水管路と排水管路は挿入
部3、操作部4、およびユニバーサルケーブル5の各内
部を通じて導かれ、光源コネクタ7を介して図示しない
給排装置に接続されるようになっている。また、バルー
ン33の内部の脱気水を給排する操作は操作部において
行うことができるようになっている。
【0024】また、超音波振動子31は振動子ホルダ3
8に保持されている。この振動子ホルダ38の軸部38
aは軸受39に回転自在に軸支されている。さらに、振
動子ホルダ38は操作部4側に設けたモータ等の駆動手
段により回転駆動される中空可撓性の駆動軸40の先端
に連結されている。この駆動軸40内には超音波振動子
31に接続される信号ケーブル41が挿通されている。
この信号ケーブル41は挿入部3の後端から操作部4お
よび超音波ケーブル6を通じて超音波コネクタ14に達
し、超音波観測装置15の送受信回路に接続されてい
る。
【0025】また、本実施の形態の診断装置には超音波
振動子31の周囲にその位置に固有な磁場を発生させる
磁気ソース(磁場発生手段)42が設けられている。さ
らに、先端カバー23の先端中央壁部にはこの磁気ソー
ス42の磁場から磁気ソース42との相対的位置座標お
よび傾斜角を特定するための磁気センサ(検出手段)4
3が取り付けられている。この磁気センサ43と磁気ソ
ース42は、それぞれ位置検出装置20に電気的に接続
されている。なお、この磁気ソース42は例えばプラス
チックやアクリル、又はアルミ等の磁場に影響を与えな
い非磁性体材料で作られた図示しないアーム上に設けら
れている。
【0026】次に、上記構成の作用について説明する。
本実施の形態の診断装置1の使用時には超音波内視鏡2
の挿入部3が患者の体腔内に挿入され、挿入部3の先端
部21が体内の目的部位に導かれた状態でセットされ
る。
【0027】また、超音波内視鏡2の使用中、光源装置
8から出射された照明光は先端部本体22の照明窓27
から外部に出射され、体内の病変部等の被検体が照明さ
れる。このとき、被検体の観察像は観察窓26に入射さ
れ、観察光学系によって固体撮像素子に結像される。さ
らに、被検体の観察像はこの固体撮像素子によって電気
信号に変換されたのち、同軸ケーブル、ユニバーサルケ
ーブル5、光源コネクタ7、ビデオケーブル9を介して
ビデオ装置10に入力される。このビデオ装置10では
固体撮像素子から送られる電気信号がビデオ(映像)信
号に変換される。そして、このビデオ装置10から出力
されるビデオ信号は画像処理装置12を介してモニター
13に供給され、モニター13の画面13A内における
第1の表示領域13Bに被検体の観察像である内視鏡像
44が表示される。このとき、被検体の内視鏡像44は
画像処理装置12の記録部12Aにも記録される。な
お、44aは内視鏡像44中の病変部を示すものであ
る。
【0028】また、超音波振動子31の駆動時には超音
波振動子31は駆動軸40の軸回り方向に回転駆動され
る。このとき、超音波振動子31は、超音波観測装置1
5からの電気的なパルス信号を受けとった後、これを超
音波パルスに電気−音響変換して体腔内に照射する。こ
の超音波パルスは、体腔内の被検体で反射した後、超音
波エコーとして再び超音波振動子31に戻される。
【0029】ここで超音波パルスは、音響−電気変換さ
れ、電気的な超音波エコー信号として超音波観測装置1
5へ送られる。この超音波エコー信号は超音波観測装置
15でデジタル化され、画像信号として画像処理装置1
2の記録部12Aに送られ、そこに貯えられる。
【0030】この間に超音波振動子31は駆動軸40の
軸回り方向に回転駆動されるため、超音波振動子31か
ら超音波パルス及びその超音波エコーが放射状に送受信
される、いわゆるラジアルスキャンが行われる。
【0031】術者は超音波振動子31がラジアルスキャ
ンをしている間、超音波内視鏡2を体腔内の前後いずれ
かに進退させることにより、三次元的なスパイラルスキ
ャンを行う。このため画像信号として画像処理装置12
の記録部12Aへ送られる超音波画像は図6に示したよ
うに何枚かの断層像46を含むものとなる。
【0032】また、磁気ソース42により、空間上には
位置に固有な磁場が張られており、磁気センサ43はこ
れを検知する。これによって、磁気センサ43は自身の
磁気ソース42に対する位置情報を磁場に対応する電流
として位置検出装置20へリアルタイムで送信する。こ
の電流は位置検出装置20でデジタル化される。
【0033】ここで、操作部4内のエンコーダ19から
は超音波振動子31のラジアル回転1回に対し、Z相信
号(位置信号送信命令信号)として位置検出装置20へ
パルスが1つ送信される。このとき、位置検出装置20
は、このZ相信号を受信するとデジタル化した位置信号
を画像処理装置12の記録部12Aへ送信する。こうし
て、このデジタル化された位置信号は、画像信号と併せ
て超音波振動子31のラジアル回転と同期して画像処理
装置12の記録部12Aへ取り込まれる。
【0034】また、磁気センサ43が検知した1セット
の位置情報(磁気センサ43の磁気ソース42に対する
空間中の位置座標(x,y,z)及び磁気ソース42に
対する傾きを表すオイラー角(ψ,θ,φ)が画像処理
装置12の記録部12Aへ取り込まれるものとする。こ
のとき、図6に示された超音波断層像46の1枚分の画
像信号が記録部12Aへ送信されると同時に、その時点
での超音波内視鏡2の先端部21の位置情報の1セット
が、位置信号として、記録部12Aへ送信されることに
なる。この動作をくり返すことにより記録部12Aに
は、複数枚の断層像46からなる一連の画像データと各
々の断層像46に対応した一連の位置データが格納され
る。
【0035】また、画像処理装置12の画像処理部12
Bではスパイラルスキャン終了後、記録部12Aからデ
ータを引き出し、位置データより各々の断層像46同士
の相対的な距離及び傾き、中心のずれを計算する。更
に、画像処理部12Bは、これらの計算された値をもと
に、画像データを補正する。こうして、補正された一連
の画像データは、図6に示されているような各断層像4
6の空間的な位置関係を含んだデータとなる。
【0036】この後、画像処理部12Bは、この補正さ
れた画像データをもとに断層像46の間を補間し、重複
部の平均化を行って、図7に太線で示したような三次元
画像47を構築する。なお、図7にはもとの断層面も示
してある。そして、三次元画像47を構築した後、画像
処理部12Bはこの画像47を、モニター13へ出力す
る。これにより、図5に示すようにモニター13の画面
13A内における第2の表示領域13Cには3次元超音
波画像45が表示される。なお、45aは3次元超音波
画像45中の病変部を示すものである。
【0037】そこで、上記構成のものにあっては次の効
果を奏する。すなわち、本実施の形態では患者の体腔内
に超音波内視鏡2を挿入し、この超音波内視鏡2の移動
に伴い磁気センサ43より位置座標および傾斜角データ
を得るとともに、超音波振動子31から得られる被検体
の断層像46から画像処理装置12の画像処理部12B
によって被検体の3次元超音波画像47を構築し、構築
された3次元超音波画像47と超音波内視鏡2の観察窓
26から得られる内視鏡像44とを同時にモニター13
に表示するようにしたので、従来のように内視鏡像の表
示モニタと、超音波画像のモニタとをそれぞれ別個に準
備する必要がなく、装置のシステム全体の構成機器の数
を低減して装置全体を小型化することができる。さら
に、3次元超音波画像45上で選択した断層像46とそ
れに対応する内視鏡像44を同時に表示することができ
るので、体内の病変部を詳細に診断できる効果がある。
【0038】なお、第1の実施の形態では超音波内視鏡
2の先端部に磁気センサ43、体外に磁気ソース42を
設置したが、この両者が逆に設置されても一向に差し支
えないことは明白である。
【0039】また、図8乃至図11は本発明の第2の実
施の形態を示すものである。本実施の形態は第1の実施
の形態(図1乃至図7参照)の診断装置1の構成を次の
通り変更したものである。なお、図8乃至図11中で、
第1の実施の形態と同一部分については同一の符号を付
して、その説明は省略する。
【0040】すなわち、本実施の形態では第1の実施の
形態の超音波内視鏡2に代えて超音波振動子31が内蔵
されていない内視鏡51を使用するとともに、この内視
鏡51とは別体の超音波プローブ52を使用したもので
ある。
【0041】本実施の形態の内視鏡51には体内に挿入
される細長い挿入部53の基端部に手元側の操作部54
が連結されている。この操作部54にはユニバーサルケ
ーブル55および位置検出ケーブル56の各一端部が連
結されている。ここで、ユニバーサルケーブル55の他
端部には第1の実施の形態と同様の光源コネクタ7が連
結されている。さらに、位置検出ケーブル56の他端部
は位置検出装置20に接続されている。
【0042】また、本実施の形態の内視鏡51には挿入
部53内に鉗子チャンネル57が形成されている。この
鉗子チャンネル57内には超音波プローブ52が挿脱可
能に挿入されている。
【0043】さらに、内視鏡51の挿入部53の先端部
には図9に示すように観察光学系の観察窓(光学的な観
察部)58と、照明光学系の照明窓59と、鉗子チャン
ネル57に通じる鉗子口60とが設けられている。
【0044】また、超音波プローブ52には内視鏡51
の鉗子チャンネル57内に挿入される細長い挿入部61
の先端部に超音波振動子62が内蔵されている。さら
に、この挿入部61の基端部には把持部63が連結され
ている。この把持部63には第1の実施の形態の超音波
ケーブル6と同様の超音波ケーブル6が連結されてい
る。
【0045】また、内視鏡51の挿入部53の先端部に
は第1の磁気センサ43A、超音波プローブ52の挿入
部61の先端部には第2の磁気センサ43Bがそれぞれ
装着されている。
【0046】また、第1の実施の形態の位置検出装置2
0と画像処理装置12との間には超音波画像表示位置補
正部(超音波画像表示位置補正手段)64が介設されて
いる。この超音波画像表示位置補正部64には信号ケー
ブル65を介して超音波観測装置15がさらに接続され
ている。そして、この超音波画像表示位置補正部64か
らは内視鏡51の第1の磁気センサ43Aおよび超音波
プローブ52の第2の磁気センサ43Bより得られた内
視鏡51の先端部と超音波プローブ52の先端部との傾
斜角データから3次元超音波画像の表示時のUP位置を
内視鏡像のUP位置に合わせる指示信号を出力するよう
になっている。
【0047】次に、上記構成の作用について説明する。
本実施の形態の診断装置1の使用時には内視鏡51の観
察窓26によって被検体の観察像が観察され、図10に
示すようにモニター13の画面13A内における第1の
表示領域13Bに被検体の観察像である内視鏡像44が
表示される。このとき、内視鏡像44内には超音波プロ
ーブ52の先端部も一緒に映し出される。
【0048】さらに、モニター13の画面13A内にお
ける第2の表示領域13Cには超音波プローブ52の超
音波振動子62の駆動にともない3次元超音波画像45
が表示される。
【0049】このとき、超音波画像表示位置補正部64
からは内視鏡51の第1の磁気センサ43Aおよび超音
波プローブ52の第2の磁気センサ43Bより得られた
内視鏡51の先端部と超音波プローブ52の先端部との
傾斜角データから3次元超音波画像45の表示時のUP
位置を内視鏡像44のUP位置に合わせる指示信号が出
力される。
【0050】次に、3次元超音波画像45の表示時のU
P位置を内視鏡像44のUP位置に合わせる位置合わせ
動作について図11のフローチャートにしたがって説明
する。この位置合わせ動作時には、まず内視鏡51の第
1の磁気センサ43Aおよび超音波プローブ52の第2
の磁気センサ43Bの位置情報が読み込まれる(ステッ
プS1)。
【0051】続いて、第1の磁気センサ43Aのオイラ
ー角(ψ,θ,φ)と第2の磁気センサ43Bのオイラ
ー角(ψ,θ,φ)とが等しいか否かが判断される(ス
テップS2)。そして、第1の磁気センサ43Aのオイ
ラー角(ψ,θ,φ)と第2の磁気センサ43Bのオイ
ラー角(ψ,θ,φ)とが等しくないと判断された場合
にはステップS1に戻される。ここで、第1の磁気セン
サ43Aのオイラー角(ψ,θ,φ)と第2の磁気セン
サ43Bのオイラー角(ψ,θ,φ)とが等しいと判断
された場合には次のステップS3に進む。
【0052】このステップS3では第1の磁気センサ4
3Aのオイラー角(ψ,θ,φ)と内視鏡51のUP方
向の関係から2次元Bモード超音波像のUP方向を判断
する。
【0053】さらに、次のステップS4では上記ステッ
プS1〜S3の動作の繰り返し数Xがカウントされる。
そして、次のステップS5で繰り返し数Xが予め設定さ
れた設定繰り返し数Nと等しい(N=X)か否かが判断
される。ここで、繰り返し数Xが設定繰り返し数Nと等
しくないと判断された場合にはステップS1に戻され
る。また、繰り返し数Xが設定繰り返し数Nと等しいと
判断された場合には次のステップS6に進む。
【0054】このステップS6では画像処理装置12の
画像処理部12Bで3次元超音波像45が構築される。
このとき、超音波像45のUP方向は記憶されている。
続いて、次のステップS7で3次元超音波像45のUP
方向を内視鏡像44のUP方向に合わせて表示する。
【0055】そこで、上記構成のものにあっては次の効
果を奏する。すなわち、本実施の形態では患者の体腔内
に内視鏡51の挿入部53を挿入し、さらにこの内視鏡
51のチャンネル57内を通して超音波プローブ52が
体内に挿入される。このとき、超音波振動子62から得
られる被検体の断層像46から画像処理装置12の画像
処理部12Bによって被検体の3次元超音波画像47を
構築し、構築された3次元超音波画像47と内視鏡51
の観察窓58から得られる内視鏡像44とを同時にモニ
ター13に表示するようにしたので、従来のように内視
鏡像の表示モニタと、超音波画像のモニタとをそれぞれ
別個に準備する必要がない。そのため、第1の実施の形
態と同様に装置のシステム全体の構成機器の数を低減し
て装置全体を小型化することができる。
【0056】さらに、さらに、3次元超音波画像45上
で選択した断層像46とそれに対応する内視鏡像44を
同時に表示することができるので、体内の病変部を詳細
に診断できる効果がある。
【0057】また、本実施の形態では特に、内視鏡51
の第1の磁気センサ43Aおよび超音波プローブ52の
第2の磁気センサ43Bより得られた内視鏡51の先端
部と超音波プローブ52の先端部との傾斜角データから
超音波画像表示位置補正部64によって3次元超音波画
像45の表示時のUP位置を内視鏡像44のUP位置に
合わせるようにしたので、モニター13の画面13A上
に同時に表示されている内視鏡像44と3次元超音波画
像45との間に関連性を持たせることができ、体内の病
変部を詳細に診断しやすくすることができる。
【0058】さらに、本発明は上記実施の形態に限定さ
れるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種
々変形実施できることは勿論である。次に、本出願の他
の特徴的な技術事項を下記の通り付記する。 記 (付記項1) 超音波内視鏡と、この超音波内視鏡の周
囲に固有な磁場を発生させる磁場発生手段と、この磁場
発生手段の磁場から前記磁場発生手段との相対的位置座
標および傾斜角を特定するための検出手段と、前記磁場
発生手段と前記検出手段のうち少なくとも一方が前記超
音波内視鏡の先端に配され、この超音波内視鏡の移動に
伴い前記検出手段より位置座標および傾斜角データを得
るとともに、断層画像から3次元画像を構築する3次元
画像構築手段と、構築された3次元超音波画像と内視鏡
像を同時に記録する記録手段と、3次元超音波画像と内
視鏡像を同時に表示する表示手段を有することを特徴と
する超音波診断装置。
【0059】(付記項2) 超音波プローブと、内視鏡
と、これらの超音波プローブと内視鏡の周囲に固有な磁
場を発生させる磁場発生手段と、この磁場発生手段の磁
場から前記磁場発生手段との相対的位置座標および傾斜
角を特定するための検出手段と、前記磁場発生手段と前
記検出手段のうち少なくとも一方が前記超音波プローブ
および内視鏡の先端に配され、この超音波プローブの移
動に伴い前記検出手段より位置座標および傾斜角データ
を得るとともに、断層画像から3次元画像を構築する3
次元画像構築手段と、前記検出手段より得られた超音波
プローブと内視鏡の傾斜角データから3次元超音波画像
の表示時のUP位置を内視鏡像のUP位置に合わせる表
示位置補正手段と、3次元超音波画像と内視鏡像を同時
に記録する記録手段と、3次元超音波画像と内視鏡像を
同時に表示する表示手段を有することを特徴とする超音
波診断装置。
【0060】(付記項1の従来技術) 従来、3次元超
音波画像上で選択した断層像に対応する内視鏡像を表示
する手段はなかった。 (付記項1が解決しようとする課題) 3次元超音波画
像上で選択した断層像とそれに対応する内視鏡像の対比
がつき難い。
【0061】(付記項1の目的) 3次元超音波画像上
で選択した断層像に対応する内視鏡像を同時に表示す
る。 (付記項1の課題を解決するための手段および作用)
超音波画像と内視鏡像を同時に記録する。3次元超音波
画像上で選択した超音波像(断面含む)と、その超音波
像と同時に記録した内視鏡像を同時に表示する。
【0062】(付記項1の効果) 同時に表示したこと
で、3次元超音波画像の設定された断面と同時に得られ
た内視鏡像との対比が検査後にも確認でき、3次元超音
波画像で全体の形状を、断面の病変の状態を、内視鏡画
像で表面の色調を対比でき、診断に大きく寄与する。
【0063】(付記項2の従来技術) 従来、3次元超
音波画像と内視鏡像は別々のモニターに表示され、互い
に方向等、関連付けられてはいなかった。 (付記項2の目的) 3次元超音波画像とそれに対応す
る内視鏡像を同時に表示する。
【0064】(付記項2の課題を解決するための手段お
よび作用) 1つのモニターに3次元超音波画像と、内
視鏡像を同時に表示した。3次元超音波画像と内視鏡像
の絵の向きを合わせて表示した。 (付記項2の効果) 超音波による断面のエコー情報
と、対応する内視鏡光学系による表面の色調情報を対比
しやすい。
【0065】
【発明の効果】請求項1の発明によれば3次元超音波画
像構築手段で構築された3次元超音波画像と内視鏡の観
察部から得られる内視鏡像とを表示手段に同時に表示す
るようにしたので、装置のシステム全体の構成機器の数
を低減して装置全体を小型化することができるうえ、3
次元超音波画像上で選択した断層像とそれに対応する内
視鏡像を同時に表示することができ、体内の病変部を詳
細に診断することができる。
【0066】請求項2の発明によれば診断時には患者の
体腔内に超音波内視鏡の挿入部を挿入し、超音波内視鏡
の3次元超音波画像構築手段で構築された3次元超音波
画像とこの超音波内視鏡の観察部から得られる内視鏡像
とを表示手段に同時に表示するようにしたので、内視鏡
像の表示モニタと、超音波画像のモニタとをそれぞれ別
個に準備する必要がなく、装置のシステム全体の構成機
器の数を低減して装置全体を小型化できるとともに、3
次元超音波画像上で選択した断層像とそれに対応する内
視鏡像を同時に表示することにより、体内の病変部を詳
細に診断することができる。
【0067】請求項3の発明によれば診断時には患者の
体腔内に内視鏡の挿入部を挿入し、さらにこの内視鏡の
チャンネル内を通して超音波プローブを体内に挿入した
状態で、3次元超音波画像構築手段で構築された3次元
超音波画像と内視鏡の観察部から得られる内視鏡像とを
表示手段に同時に表示するようにしたので、内視鏡像の
表示モニタと、超音波画像のモニタとをそれぞれ別個に
準備する必要がなく、装置のシステム全体の構成機器の
数を低減して装置全体を小型化できるとともに、3次元
超音波画像上で選択した断層像とそれに対応する内視鏡
像を同時に表示することにより、体内の病変部を詳細に
診断することができる。
【0068】さらに、検出手段より得られた超音波プロ
ーブの先端部と内視鏡の先端部の傾斜角データから3次
元超音波画像の表示時のUP位置を表示位置補正手段に
よって内視鏡像のUP位置に合わせるようにしたので、
表示手段の画面上に表示されている内視鏡画像と超音波
画像との間に関連性を持たせて体内の病変部を詳細に診
断しやすくすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1の実施の形態の診断装置全体の
概略構成図。
【図2】 第1の実施の形態の診断装置における超音波
内視鏡の先端部の内部構成を示す縦断面図。
【図3】 第1の実施の形態の診断装置における超音波
内視鏡の先端部を一部断面にして示す平面図。
【図4】 図2のA−A線断面図。
【図5】 第1の実施の形態の診断装置におけるモニタ
ーの画面を示す平面図。
【図6】 第1の実施の形態の診断装置における被検体
の超音波断層画像の説明図。
【図7】 第1の実施の形態の診断装置における被検体
の3次元超音波画像の説明図。
【図8】 本発明の第2の実施の形態の診断装置全体の
概略構成図。
【図9】 第2の実施の形態の診断装置における内視鏡
の先端部から超音波プローブを突出させた状態を示す要
部の概略構成図。
【図10】 第2の実施の形態の診断装置におけるモニ
ターの画面を示す平面図。
【図11】 第2の実施の形態の診断装置における3次
元超音波画像の表示時のUP位置を内視鏡像のUP位置
に合わせる表示位置の補正動作を説明するためのフロー
チャート。
【符号の説明】 2 超音波内視鏡 3 挿入部 12B 画像処理部(3次元超音波画像構築手段) 13 モニター(表示手段) 21 先端部 26 観察窓(光学的な観察部) 31 超音波振動子(超音波送受信手段) 42 磁気ソース(磁場発生手段) 43 磁気センサ(検出手段)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 川島 知直 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内 (72)発明者 石村 寿朗 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内 (72)発明者 児玉 啓成 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内 (72)発明者 川端 健 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内 (72)発明者 内村 澄洋 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内 (72)発明者 長谷川 潤 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内 (72)発明者 小柳 秀樹 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内 Fターム(参考) 2F063 AA04 AA37 BA30 BB01 BD01 DA05 GA52 4C061 AA00 BB00 CC06 DD03 FF35 LL01 WW16 XX01 4C301 EE20 FF05 GA20 GD01 GD16 KK19 5B057 AA07 BA05 BA06 BA12 CA12 CB13 5C054 AA01 AA05 CA07 CA08 CC07 CH02 FC12 FD05 GB01 GD03 HA12

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 体内に挿入される挿入部の先端部に光学
    的な観察部を備えた内視鏡と、 前記観察部の近傍位置に配置され、超音波を体内の被検
    体に照射し、この被検体からの反射波を受信する超音波
    送受信手段と、 この超音波送受信手段の周囲にその位置に固有な磁場を
    発生させる磁場発生手段と、 この磁場発生手段の磁場から前記磁場発生手段との相対
    的位置座標および傾斜角を特定するための検出手段と、 前記磁場発生手段と前記検出手段のうち少なくともいず
    れか一方が前記内視鏡の先端部に配され、前記内視鏡の
    移動に伴い前記検出手段より位置座標および傾斜角デー
    タを得るとともに、前記超音波送受信手段から得られる
    前記被検体の断層画像から前記被検体の3次元超音波画
    像を構築する3次元超音波画像構築手段と、 この3次元超音波画像構築手段で構築された3次元超音
    波画像と前記内視鏡の観察部から得られる内視鏡像とを
    同時に表示する表示手段とを具備することを特徴とする
    診断装置。
  2. 【請求項2】 体内に挿入される挿入部の先端部に光学
    的な観察部を備え、かつ超音波を体内の被検体に照射
    し、この被検体からの反射波を受信する超音波送受信手
    段が前記観察部の近傍位置に配置された超音波内視鏡
    と、 この超音波内視鏡の前記観察部の周囲に固有な磁場を発
    生させる磁場発生手段と、 この磁場発生手段の磁場から前記磁場発生手段との相対
    的位置座標および傾斜角を特定するための検出手段と、 前記磁場発生手段と前記検出手段のうち少なくともいず
    れか一方が前記超音波内視鏡の先端部に配され、この超
    音波内視鏡の移動に伴い前記検出手段より位置座標およ
    び傾斜角データを得るとともに、前記超音波送受信手段
    から得られる前記被検体の断層画像から前記被検体の3
    次元超音波画像を構築する3次元超音波画像構築手段
    と、 この3次元超音波画像構築手段で構築された3次元超音
    波画像と前記内視鏡の観察部から得られる内視鏡像とを
    同時に表示する表示手段とを具備することを特徴とする
    診断装置。
  3. 【請求項3】 体内に挿入される挿入部の先端部に光学
    的な観察部を備えた内視鏡と、 この内視鏡のチャンネル内を通して体内に挿入され、体
    内に挿入される挿入部の先端部に超音波を体内の被検体
    に照射し、この被検体からの反射波を受信する超音波送
    受信手段が配設された超音波プローブと、 これらの超音波プローブと内視鏡の周囲に固有な磁場を
    発生させる磁場発生手段と、 この磁場発生手段の磁場から前記磁場発生手段との相対
    的位置座標および傾斜角を特定するための検出手段と、 前記磁場発生手段と前記検出手段のうち少なくともいず
    れか一方が前記超音波プローブの先端部および内視鏡の
    先端部にそれぞれ配され、前記超音波プローブの移動に
    伴い前記検出手段より位置座標および傾斜角データを得
    るとともに、前記超音波送受信手段から得られる前記被
    検体の断層画像から前記被検体の3次元超音波画像を構
    築する3次元超音波画像構築手段と、 この3次元超音波画像構築手段で構築された3次元超音
    波画像と前記内視鏡の観察部から得られる内視鏡像とを
    同時に表示する表示手段と、 前記検出手段より得られた前記超音波プローブの先端部
    と前記内視鏡の先端部の傾斜角データから前記3次元超
    音波画像の表示時のUP位置を内視鏡像のUP位置に合
    わせる表示位置補正手段とを具備することを特徴とする
    診断装置。
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