JP2003303792A - 化学機械研磨用水系分散体と研磨方法 - Google Patents

化学機械研磨用水系分散体と研磨方法

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JP2003303792A
JP2003303792A JP2002107477A JP2002107477A JP2003303792A JP 2003303792 A JP2003303792 A JP 2003303792A JP 2002107477 A JP2002107477 A JP 2002107477A JP 2002107477 A JP2002107477 A JP 2002107477A JP 2003303792 A JP2003303792 A JP 2003303792A
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acid
chemical mechanical
unsaturated monomer
polishing
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JP2002107477A
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Shigeru Yamaguchi
繁 山口
Giichi Fujii
義一 藤井
Junro Yoneda
淳郎 米田
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Nippon Shokubai Co Ltd
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Nippon Shokubai Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、従来の化学機械研磨剤よりも研磨
速度を大きくすることができるとともに、特に、層間絶
縁膜が強度の小さいものであっても、スクラッチ及び断
線等の発生が抑えられる化学機械研磨用水系分散体を提
供する。 【解決手段】 炭素数3〜6のモノカルボン酸モノエチ
レン性不飽和単量体(a)由来の構造単位(I)と炭素
数3〜6のモノカルボン酸モノエチレン性不飽和単量体
(a)以外のモノエチレン性不飽和単量体(b)の共重
合体からなる水溶性アニオン性官能基含有重合体と微粒
子とからなる化学機械研磨用水系分散体が、従来の化学
機械研磨剤よりも研磨速度を大きくすることができると
ともに、特に、層間絶縁膜が強度の小さいものであって
も、スクラッチ及び断線等の発生が抑えられる化学機械
研磨用水系分散体を提供する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、炭素数3〜6のモ
ノカルボン酸モノエチレン性不飽和単量体(a)由来の
構造単位(I)と炭素数3〜6のモノカルボン酸モノエ
チレン性不飽和単量体(a)以外のモノエチレン性不飽
和単量体(b)の共重合体からなる水溶性アニオン性官
能基含有重合体と微粒子とからなる化学機械研磨用水系
分散体を提供する。
【0002】
【従来の技術】半導体装置における素子表面及び層間絶
縁膜等のCMPに用いられる研磨剤として、従来より、
コロイダルシリカ及びコロイダルアルミナ等の無機粒子
を含む水系分散体が多用されている。しかし、この無機
粒子を含む水系分散体は、分散安定性が低く、凝集し易
いため、凝集塊によって被研磨面に欠陥(以下、「スク
ラッチ」という。)が発生し、これが歩留まり低下の原
因になっている。この問題を解決するため、水系分散体
に界面活性剤を配合する、ホモジナイザ等により均一に
分散させる、及びフィルタによって凝集塊を除去する
等、各種の方法が提案されている。しかし、これらは研
磨速度の低下、金属イオンによる被研磨面の汚損等、新
たな問題が生ずることもある。また、近年、超LSIの
性能向上を目的とした層間絶縁膜の低誘電率化が注目さ
れている。この低誘電率化のため、誘電率の高いSiO
2膜に代わるものとして、フッ素添加SiO2(誘電率;
約3.3〜3.5)、ポリイミド系樹脂(誘電率;約
2.4〜3.6、日立化成工業株式会社製、商品名「P
IQ」、AlliedSignal 社製、商品名「FLARE」
等)、ベンゾシクロブテン(誘電率;約2.7、Dow Ch
emical社製、商品名「BCB」等)、水素含有SOG
(誘電率;約2.5〜3.5)及び有機SOG(誘電
率;約2.9、日立化成工業株式会社製、商品名「HS
GR7」等)などからなる層間絶縁膜が開発されてい
る。しかし、これらの絶縁膜はSiO2膜に比べて機械
的強度が小さく、柔らかくて脆いため、従来の水系分散
体では、スクラッチの発生等により配線の断線が生じ、
更なる歩留まりの低下を招くことがある。更に、特開平
7−86216号公報には、有機高分子化合物等を主成
分とする研磨粒子を含む研磨剤により半導体装置の被加
工膜を研磨する方法が開示されている。この方法によれ
ば、研磨後、被研磨面に残留する研磨粒子を燃焼させ、
除去することができ、残留する粒子による半導体装置
等、製品の不良の発生を抑えることができる。しかし、
有機高分子化合物からなる粒子は、研磨速度を十分に大
きくすることができないとの問題がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記の従来
の問題を解決するものであり、従来の化学機械研磨剤よ
りも研磨速度を大きくすることができるとともに、特
に、層間絶縁膜が強度の小さいものであっても、スクラ
ッチ及び断線等の発生が抑えられる化学機械研磨用水系
分散体を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】発明者等は、上記従来の
問題を解決すべく鋭意検討した結果、炭素数3〜6のモ
ノカルボン酸モノエチレン性不飽和単量体(a)由来の
構造単位(I)と炭素数3〜6のモノカルボン酸モノエ
チレン性不飽和単量体(a)以外のモノエチレン性不飽
和単量体(b)の共重合体からなる水溶性アニオン性官
能基含有重合体と微粒子とからなる化学機械研磨用水系
分散体が、従来の化学機械研磨剤よりも研磨速度を大き
くすることができるとともに、特に、層間絶縁膜が強度
の小さいものであっても、スクラッチ及び断線等の発生
が抑えられる化学機械研磨用水系分散体を提供すること
を見出し本発明を完成させるに至った。
【0005】即ち、本発明は炭素数3〜6のモノカルボ
ン酸モノエチレン性不飽和単量体(a)由来の構造単位
(I)と炭素数3〜6のモノカルボン酸モノエチレン性
不飽和単量体(a)以外のモノエチレン性不飽和単量体
(b)の共重合体からなる水溶性アニオン性官能基含有
重合体と微粒子とからなる化学機械研磨用水系分散体を
提供するものである。
【0006】
【発明の実施の形態】本発明で用いる炭素数3〜6のモ
ノカルボン酸モノエチレン性不飽和単量体(a)由来の
構造単位(I)と炭素数3〜6のモノカルボン酸モノエ
チレン性不飽和単量体(a)以外のモノエチレン性不飽
和単量体(b)の共重合体からなる水溶性アニオン性官
能基含有重合体は、特に制限はないが、分子量は、50
0以上である事が好ましく、1000以上1000万未
満がより好ましく、2000以上1万未満が、化学機械
研磨用水系分散体によるスクラッチの低減と研磨速度向
上の目的で最も好ましい。
【0007】また、本発明で使用する水溶性アニオン性
官能基含有重合体は、炭素数3〜6のモノカルボン酸モ
ノエチレン性不飽和単量体(a)由来の構造単位(I)
を含有する重合体を用いることが必要であるが、具体的
には、炭素数3〜6のモノカルボン酸モノエチレン性不
飽和単量体(a)由来の構造単位(I)99〜1mol%
及び炭素数3〜6のモノカルボン酸モノエチレン性不飽
和単量体(a)以外のモノエチレン性不飽和単量体
(b)由来の構造単位(II)1〜99 mol%(但
し、(I)と(II)の合計量は100mol%であ
る。)からなる重合体がスクラッチの低減と研磨速度向
上の目的で好ましい例として挙げられ、より好ましくは
炭素数3〜6のモノカルボン酸モノエチレン性不飽和単
量体(a)由来の構造単位(I)95〜10mol%及び炭
素数3〜6のモノカルボン酸モノエチレン性不飽和単量
体(a)以外のモノエチレン性不飽和単量体(b)由来
の構造単位(II)5〜90mol%からなる。さらに好
ましくは、炭素数3〜6のモノカルボン酸モノエチレン
性不飽和単量体(a)由来の構造単位(I)90〜 20
mol%及び炭素数3〜6のモノカルボン酸モノエチレ
ン性不飽和単量体(a)以外のモノエチレン性不飽和単
量体(b)由来の構造単位(II)10〜80mol%か
らなる重合体である。((I)と(II)の合計量は1
00mol%である。)。上記炭素数3〜6のモノカル
ボン酸モノエチレン性不飽和単量体(a)由来の構造単
位(I)は、アクリル酸(塩)、メタクリル酸(塩)、
クロトン酸(塩)由来の構造単位であり、好ましくはア
クリル酸(塩)、メタクリル酸(塩)由来の構成単位で
あり、より好ましくはアクリル酸(塩)由来の構成単位
である。これら単量体は1種または2種以上含んでもよ
い。
【0008】アクリル酸(塩)とは、アクリル酸及び/
またはアクリル酸塩である。アクリル酸塩としては特に
限定はされないが、アクリル酸ナトリウム、アクリル酸
カリウム等のアクリル酸アルカリ金属塩;アクリル酸ア
ンモニウム;アクリル酸有機アミン塩等を1種または2
種以上含んでいてもよい。
【0009】炭素数3〜6のモノカルボン酸モノエチレ
ン性不飽和単量体(a)以外のモノエチレン性不飽和単
量体(b)由来の構造単位(II)は、以下に記載する
ものを用いるのが好ましい。例えば、マレイン酸、フマ
ル酸、イタコン酸、シトラコン酸、アコニット酸等の不
飽和ジカルボン酸系単量体及び不飽和多価カルボン酸系
不飽和単量体;(メタ)アクリルアミド、t−ブチル
(メタ)アクリルアミド等のアミド系単量体;(メタ)
アクリル酸エステル、スチレン、2−メチルスチレン、
酢酸ビニル等の疎水性単量体;ビニルスルホン酸、アリ
ルスルホン酸、メタリルスルホン酸、スチレンスルホン
酸、2−アクリルアミド−2−メチルプロパンスルホン
酸、3−アリロキシ−2−ヒドロキシ−プロパンスルホ
ン酸、スルホエチル(メタ)アクリレート、スルホプロ
ピル(メタ)アクリレート、2−ヒドロキシスルホプロ
ピル(メタ)アクリレート、スルホエチルマレイミド等
の不飽和スルホン酸単量体;上記不飽和ジカルボン酸系
単量体、上記不飽和多価カルボン酸系単量体または上記
不飽和スルホン酸系単量体を、1価金属、2価金属、ア
ンモニア、有機アミン等で部分中和または完全中和して
なる中和物;2−ヒドキシエチル(メタ)アクリレー
ト、2−ヒドロキシプロピル(メタ)アクリレート、α
−ヒドロキシアクリル酸、ビニルアルコール等の水酸基
含有不飽和単量体;ジメチルアミノエチル(メタ)アク
リレート等のカチオン性単量体、(メタ)アクリロニト
リル等のニトリル系単量体、(メタ)アクリルアミドメ
タンホスホン酸等の含リン単量体、メチルビニルエーテ
ル、エチルビニルエーテル等のアルキルビニルエーテル
類、ビニルピロリドン、また(メタ)アリルアルコール
のエチレンオキシド付加物、イソプレノールのエチレン
オキシド付加物等を挙げる事が出来る。これらの単量体
は、1種のみを用いてもよいし、2種以上を併用しても
よい。
【0010】本発明の水溶性アニオン性官能基含有重合
体は、好ましくは水単独を溶媒として用いられるが、必
要に応じて親水性有機溶媒を水に適宜添加してもよい。
上記親水性有機溶媒としては、特に限定されないが、例
えば、メタノール、エタノール、2−プロパノール等の
低級アルコール;ジメチルホルムアミド等のアミド類;
アセトン等のケトン類;1,4−ジオキサン等のエーテ
ル類等が挙げられ、これらの中から1種または2種以上
適宜選んで使用できる。親水性有機溶媒の添加割合は、
水との混合溶媒全量に対し、好ましくは20重量%以
下、さらに好ましくは10重量%以下、よりさらに好ま
しくは5重量%以下、最も好ましくは1重量%以下であ
る。この割合が20重量%を超えると、該重合体が分離
及び/または沈殿する恐れがある。
【0011】本発明の水溶性アニオン性官能基含有重合
体は、ポリアルキレングリコールへのアクリル酸,マレ
イン酸等のカルボキシル基含有エチレン性単量体を用い
ることが出来、研磨時のスクラッチの減少の目的で好ま
しい。
【0012】本発明の水溶性アニオン性官基含有重合体
は、35%以上のより高濃度の微粒子スラリーを安定化
させる目的において、重合体の酸価が3以上が好まし
く、5以上がより好ましく、7以上が更に好ましい。こ
こでの酸価は、重合体1g当たりのアニオン性官能基の
ミリ当量で表わされる。
【0013】本発明の重合開始剤は特に限定されるもの
ではないが、過酸化物などを用いることができ、例え
ば、過酸化水素;過硫酸ナトリウム、過硫酸アンモニウ
ム、過硫酸カリウム等の過硫酸塩;2、2'−アゾビス
(2−アミノジプロパン)2塩酸塩、4,4’−アゾビ
ス(4−シアノバレリン酸)、アゾビスイソブチルニト
リル、2,2'−アゾビス(4−メトキシ−2,4−ジ
メチルバレロニトリル)等のアゾ系化合物;過酸化ベン
ゾイル、過酸化ラウロイル、過酢酸、過コハク酸、ジ−
t−ブチルパーオサイド、t−ブチルヒドロパーオサイ
ド、クメンヒドロパーオキサイド等の有機過酸化物等が
挙げられる。これらの1種類のみであっても2種類以上
含んでいてもよい。
【0014】本発明の化学機械研磨用水系分散体の分散
時に添加する水溶性アニオン性官能基含有重合体の添加
量は固形対固形の換算で、0.05重量%〜10重量%
が好ましく、0.1重量%〜5重量%がより好ましく
0.5重量%〜3重量%がさらにより好ましい。
【0015】本発明の化学機械研磨用水系分散体に用い
る微粒子としては、重合体微粒子、無機微粒子、複合体
微粒子等を用いることができる。上記「重合体微粒子」
としては、(1)ポリスチレン及びスチレン系共重合
体、(2)ポリメチルメタクリレート等の(メタ)アク
リル樹脂及びアクリル系共重合体、(3)ポリ塩化ビニ
ル、ポリアセタール、不飽和ポリエステル、ポリアミ
ド、ポリイミド、ポリカーボネート、フェノキシ樹脂、
並びに(4)ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリ−1
−ブテン、ポリ−4−メチル−1−ペンテン等のポリオ
レフィン及びオレフィン系共重合体などの熱可塑性樹脂
からなる重合体微粒子を使用することができる。更に、
この重合体微粒子として、スチレン、メチルメタクリレ
ート等と、ジビニルベンゼン、エチレングリコールジメ
タクリレート等とを共重合させて得られる、架橋構造を
有する重合体からなるものを使用することもできる。こ
の架橋の程度によって重合体微粒子の硬度を調整するこ
とができる。また、フェノール樹脂、ウレタン樹脂、尿
素樹脂、メラミン樹脂、エポキシ樹脂、アルキッド樹脂
及び不飽和ポリエステル樹脂等の熱硬化性樹脂からなる
重合体微粒子を用いることもできる。
【0016】重合体微粒子としては、各種の重合体にア
ルコキシシラン及び金属アルコキシドを重縮合させて得
られる変性重合体からなるものを使用することもでき
る。このアルコキシシランとしては、テトラメトキシシ
ラン、テトラエトキシシラン、メチルトリメトキシシラ
ン、メチルトリエトキシシラン、ジメチルジエトキシシ
ラン等を使用することができる。これら重合体粒子は、
1種のみを使用してもよいし、2種以上を併用すること
もできる。
【0017】上記「無機微粒子」としては、アルミナ、
チタニア、セリア、シリカ、ジルコニア、酸化鉄及び酸
マンガン等、ケイ素或いは金属元素の酸化物からなる無
機微粒子を使用することができる。これら無機微粒子
は、1種のみを使用してもよいし、2種以上を併用する
こともできる。
【0018】化学機械研磨用水系分散体に用いる微粒子
の含有量は、CMP用水系分散体を100部とした場合
に、0.05〜80部とすることができ、特に0.1〜
50部、更には0.1〜30部とすることが好ましい。
微粒子の含有量が0.05部未満である場合は、十分な
研磨速度を有する水系分散体とすることができず、好ま
しくない。一方、この含有量が80部を越える場合は、
流動性が低下し、安定な水系分散体とすることが容易で
はない。
【0019】化学機械研磨用水系分散体における、純
水:微粒子:水溶性アニオン性官能基含有重合体の重量
比率としては、10〜99:90〜1:0.01〜10
の範囲が好ましく、20〜98:80〜1.5:0.0
2〜5の範囲が、研磨速度向上の観点からより好まし
い。
【0020】このCMP用水系分散体は、半導体装置の
被加工膜等の研磨において特に有用である。半導体装置
の被加工膜としては、超LSI等の半導体装置の製造過
程において半導体基板上に設けられるシリコン酸化膜、
アモルファスシリコン膜、多結晶シリコン膜、単結晶シ
リコン膜、シリコン窒化膜、純タングステン膜、純アル
ミニウム膜、或いは純銅膜等の他、タングステン、アル
ミニウム、銅等と他の金属との合金からなる膜などが挙
げられる。また、タンタル、チタン等の金属の酸化物、
窒化物などからなるバリアメタル層も被加工膜として挙
げることができる。更に、半導体装置の被加工膜におい
て、被研磨面が金属である場合は、水系分散体に酸化剤
を配合することにより、研磨速度を大幅に向上させるこ
とができる。この酸化剤としては、被加工面の電気化学
的性質等により、例えば、Pourbaix線図により
適宜のものを選択して使用することができる。
【0021】酸化剤としては、過酸化水素、過酢酸、過
安息香酸、tert−ブチルハイドロパーオキサイド等
の有機過酸化物、過マンガン酸カリウム等の過マンガン
酸化合物、重クロム酸カリウム等の重クロム酸化合物、
ヨウ素酸カリウム等のハロゲン酸化合物、硝酸及び硝酸
鉄等の硝酸化合物、過塩素酸等の過ハロゲン酸化合物、
フェリシアン化カリウム等の遷移金属塩、過硫酸アンモ
ニウム等の過硫酸塩、並びにへテロポリ酸等が拳げられ
る。これらの酸化剤のうちでは、金属元素を含有せず、
分解生成物が無害である過酸化水素及び有機過酸化物が
特に好ましい。これらの酸化剤を含有させることによ
り、研磨速度をより大きく向上させることができる。
【0022】酸化剤の含有量は、水系分散体を100部
とした場合に、15部以下とすることができ、特に0.
1〜10部、更には0.1〜8部とすることが好まし
い。この酸化剤は、15部含有させれば研磨速度を十分
に向上させることができ、15部を超えて多量に含有さ
せる必要はない。
【0023】また、この水系分散体には、前記の酸化剤
の他、必要に応じて各種の添加剤を配合することができ
る。それによって分散状態の安定性を更に向上させた
り、研磨速度を高めたり、2種以上の被加工膜等、硬度
の異なる被研磨膜の研磨に用いた場合の研磨速度の差異
を調整したりすることができる。具体的には、有機酸若
しくは無機酸を配合することによって、より安定性の高
い水系分散体とすることができる。有機酸としてはギ
酸、酢酸、シュウ酸、マロン酸、コハク酸及び安息香酸
等を使用することができる。無機酸としては硝酸、硫酸
及びリン酸等を用いることができる。この安定性を高め
るために使用する酸としては、特に、有機酸が好まし
い。尚、これらの酸は研磨速度を高める作用をも併せ有
する。
【0024】これらの酸或いはアルカリ金属の水酸化物
及びアンモニア等を配合し、pHを調整することによっ
ても、水系分散体の分散性及び安定性を向上させること
ができる。アルカリ金属の水酸化物としては、水酸化ナ
トリウム、水酸化カリウム、水酸化ルビジウム及び水酸
化セシウム等を使用することができる。水系分散体のp
Hを調整することにより、研磨速度を高めることもで
き、被加工面の電気化学的性質、重合体粒子の分散性、
安定性、並びに研磨速度を勘案しつつ、複合粒子が安定
して存在し得る範囲内で適宜pHを設定することが好ま
しい。
【0025】更に、錯化剤を配合することにより研磨速
度を高めることもできる。この錯化剤としては、ベンゾ
トリアゾール、トリルトリアゾール、チオ尿素、ベンズ
イミダゾール、ベンゾフロキサン、2,1,3−ベンゾ
チアジアゾール、2−メルカプトベンゾチアゾール、2
−メルカプトベンゾチアジアゾール、2−メルカプトベ
ンゾオキサゾール、7−ヒドロキシ−5−メチル−1,
3,4−トリアザインダゾリン及びメラミン等の複素環
化合物を使用することができる。また、サリチルアルド
キシム、o−フェニレンジアミン、m−フェニレンジア
ミン、カテコール及びo−アミノフェノール等を用いる
こともできる。これらの錯化剤の含有量は、水系分散体
を100部とした場合に、0.001〜2部とすること
ができ、0.01〜1部、特に0.02〜0.5部とす
ることが好ましい。
【0026】また、酸化剤の機能を促進する作用を有
し、研磨速度をより向上させることができる多価金属イ
オンを含有させることもできる。この多価金属イオンと
しては、アルミニウム、チタン、バナジウム、クロム、
マンガン、鉄、コバルト、ニッケル、銅、亜鉛、ゲルマ
ニウム、ジルコニウム、モリブデン、錫、アンチモン、
タンタル、タングステン、鉛及びセリウム等の金属のイ
オンが挙げられる。これらは1種のみであってもよい
し、2種以上の多価金属イオンが併存していてもよい。
多価金属イオンの含有量は、水系分散体に対して3〜3
000ppm、特に10〜2000ppmとすることが
できる。
【0027】この多価金属イオンは、多価金属元素を含
む硝酸塩、硫酸塩、酢酸塩等の塩或いは錯体を水系媒体
に添加して生成させることができ、多価金属元素の酸化
物を添加して生成させることもできる。更に、水系媒体
に添加され、1価の金属イオンが生成する化合物であっ
ても、このイオンが酸化剤により多価金属イオンになる
ものを使用することもできる。この水系分散体には、重
合体粒子に吸着させる界面活性剤の他に、複合粒子を均
一に分散させるための界面活性剤を配合することもでき
る。しかし、この界面活性剤は研磨性能の面からは少量
であることが好ましい。界面活性剤の含有量は、水系分
散体を100部とした場合に、0.1部以下、特に0.
01部以下、更には0.001部以下であることが好ま
しく、まったく含有されていないことがより好ましい。
また、この界面活性剤は、複合粒子を100部とした場
合に、0.05部以下、特に0.025部以下であるこ
とが好ましく、まったく含有されていないことがより好
ましい。尚、界面活性剤の種類は特に限定されず、水系
分散体等の調製において一般に使用されるものを用いる
ことができる。
【0028】
【実施例】以下、実施例を挙げて本発明を具体的に説明
するが、本発明はこれらの実施例に限定されるものでは
ない。なお、「%」は「重量%」を示す。 −合成例1− 温度計、撹拌機、還流冷却器を備えたSUS316L製
反応器に、純水1800部を仕込み、攪拌下、沸騰温度
(100℃)まで昇温した。次いで攪拌下、沸騰状態の
重合反応系中に80%アクリル酸水溶液540、15%
過硫酸アンモニウム水溶液320部、無水マレイン酸
100部、35%過酸化水素水溶液80部、純水600
部をそれぞれ別個の滴下ノズルより滴下した。それぞれ
の滴下時間は、180分とした。滴下終了後、さらに3
0分に渡って反応液を沸騰状態に保持し重合を完結させ
た。得られた水溶性重合体の重量平均分子量は、480
0であり、分子量分布は、2.3であった。得られた水
溶性重合体から濃縮工程としてエバポレーターを用い
て、水分を留去し、固形分35%の水溶性アニオン性官
能基含有重合体(1)を得た。重量平均分子量および分
子量分布は、ゲルパーミエーションクロマトグラフィー
により測定した。カラムには、東ソー株式会社製のG-3
000PWXL(商品名)を用いた。移動相としては、りん酸
水素二ナトリウム12水和物34.5gおよびりん酸二
水素ナトリウム2水和物46.2gに純水を加えて全量
を5000gとし、その後0.45μmのメンブランフ
ィルターでろ過した水溶液を用いた。 −合成例2− 温度計、撹拌機、還流冷却器を備えたSUS316L製
反応器に、純水250部を仕込み、攪拌下、沸騰温度
(100℃)まで昇温した。次いで攪拌下、沸騰状態の
重合反応系中に80%アクリル酸水溶液540部、イソ
プレノールEO25モル付加物 100部、15%過硫
酸ナトリウム水溶液640部、、35%過酸化水素水溶
液80部をそれぞれ別個の滴下ノズルより滴下した。そ
れぞれの滴下時間は、180分とした。滴下終了後、さ
らに30分に渡って反応液を沸騰状態に保持し重合を完
結させ、固形分35%の水溶性アニオン性官能基含有重
合体(2)を得た。得られた水溶性重合体の重量平均分
子量は、5000であり、分子量分布は、2.5であっ
た。合成例1と同様に分析を行った。 −合成例3− 温度計、撹拌機、還流冷却器を備えたガラス製反応器
に、純水1800部を仕込み、攪拌下、沸騰温度(10
0℃)まで昇温した。次いで攪拌下、沸騰状態の重合反
応系中に80%アクリル酸水溶液540部、無水マレイ
ン酸 100部、イソプレノールEO 25モル付加物
100部、15%過硫酸アンモニウム水溶液320
部、35%過酸化水素水溶液80部、純水600部をそ
れぞれ別個の滴下ノズルより滴下した。それぞれの滴下
時間は、180分とした。滴下終了後、さらに30分に
渡って反応液を沸騰状態に保持し重合を完結させ水溶性
アニオン性官能基含有重合体(3)を得た。得られた水
溶性アニオン性官能基含有重合体(3)の重量平均分子
量は、4300であり、分子量分布は、2.3であっ
た。 −合成例4− 温度計、撹拌機、窒素導入管、還流冷却器を備えたガラ
ス製反応器に、平均分子量1000のポリエチレングリ
コール200重量部、マレイン酸44重量部を仕込ん
で、窒素気流下、加熱して溶融させ、撹拌下で145℃
まで昇温した。次に、温度を145〜147℃に保ちな
がら、アクリル酸100重量部、ジ−t−ブチルパ−オ
キサイド5.5重量部を別々に、1時間にわたって連続
的に滴下し、その後20分間撹拌を続けた。冷却後、投
入したアクリル酸およびマレイン酸の完全中和量の水酸
化ナトリウム水溶液(10%溶液)を加え、撹拌下還流
温度で1時間加熱して、水溶性アニオン性官能基含有重
合体(4)を得た。 −合成例5− 合成例4と同様の反応器に、平均分子量5000のモノ
メトキシポリエチレングリコール200重量部、マレイ
ン酸22重量部を仕込んで、窒素気流下、加熱して溶融
させ、撹拌下で130℃まで昇温した。次に、温度を1
30〜132℃に保ちながら、アクリル酸100重量
部、ジ−t−ブチルパ−オキサイド5重量部を別々に、
1時間にわたって連続的に滴下し、その後80分撹拌を
続けた。冷却後、投入したアクリル酸およびマレイン酸
の完全中和量の水酸化ナトリウム水溶液(10%溶液)
を加え、撹拌下還流温度で1時間加熱して、水溶性アニ
オン性官能基含有重合体(5)を得た。 −合成例6− 合成例4と同様の反応器に、平均分子量1000のフェ
ノキシポリエチレングリコール200重量部、マレイン
酸22重量部を仕込んで、窒素気流下、加熱して溶融さ
せ、撹拌下で145℃まで昇温した。次に、温度を14
5〜147℃に保ちながら、アクリル酸50重量部、ジ
−t−ブチルパ−オキサイド2.5重量部を別々に、1
時間にわたって連続的に滴下し、その後20分間撹拌を
続けた。冷却後、投入したアクリル酸およびマレイン酸
の完全中和量の水酸化ナトリウム水溶液(10%溶液)
を加え、撹拌下還流温度で1時間加熱して、水溶性アニ
オン性官能基含有重合体(6)を得た。
【0029】(実施例1)イオン交換水に、コロイダル
アルミナ(シーアイ化成株式会社製、商品名(ナノテッ
クA12O3)を10重量%含む水分散体を30重量%、合
成例1の水溶性アニオン性官能基含有重合体(1)を2
重量%、過酸化水素を1重量%、サリチルアルドキシム
を0.3重量%、及び乳酸アンモニウムを1重量%とな
るように配合した後、30%アンモニア水によりpHを
6に調整してCPM用水系分散体を得た。
【0030】このCMP用水系分散体を使用し、8イン
チ熱酸化膜付きシリコンウェハ上の銅膜(膜厚;150
00Å)を、CMP装置(ラップマスターSFT社製、
型式「LPG510」)にセットし、多孔質ポリウレタ
ン製の研磨パッド(ロデール・ニッタ社製、品番「IC
1000」)を用い、加重300g/cm2になるよう
にして1分間研磨を行った。研磨後の銅膜の厚さを電気
伝導式膜厚測定器によって測定し、研磨速度を算出した
結果、5500Å/分であった。また、シリコン基板上
に形成されたシリカ製の膜を同一条件で研磨し、洗浄
し、乾燥した後、KLA(KLAテンコール社製、型式
「サーフスキャンSP−1」)により確認したところ被
研磨面のスクラッチは30個以下であった。スラリーの
粘度をB型粘度計を用いて測定した。また、2日後の沈降
物の量と沈降物の硬さを観測した。結果を表1に記載し
た。
【0031】(実施例2〜6)水溶性アニオン性官能基
含有重合体の種類を表1に記載の通りとした以外は、実
施例1と同様にして実験を行った。結果は、表1にまと
めた通りとなった。
【0032】
【表1】
【0033】(比較例1)水溶性アニオン性官能基含有
重合体の種類を表2に記載の通りとした以外は、実施例
1と同様にして実験を行った。結果は、表2にまとめた
通りとなった。
【0034】
【表2】
【0035】
【発明の効果】従来の化学機械研磨剤よりも研磨速度を
大きくすることができるとともに、特に、層間絶縁膜が
強度の小さいものであっても、スクラッチ及び断線等の
発生が抑えられる化学機械研磨用水系分散体を提供する
ことができた。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 3C058 AA07 CB02 CB03 DA02 DA13 DA17

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】炭素数3〜6のモノカルボン酸モノエチレ
    ン性不飽和単量体(a)由来の構造単位(I)と炭素数
    3〜6のモノカルボン酸モノエチレン性不飽和単量体
    (a)以外のモノエチレン性不飽和単量体(b)の共重
    合体からなる水溶性アニオン性官能基含有重合体と微粒
    子とからなる化学機械研磨用水系分散体。
  2. 【請求項2】請求項1記載の化学機械研磨用水系分散体
    を用いる電子部品の研磨方法。
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