JP4041236B2 - 半導体装置の製造に用いる化学機械研磨用複合粒子及びその製造方法並びにそれを用いる化学機械研磨方法 - Google Patents

半導体装置の製造に用いる化学機械研磨用複合粒子及びその製造方法並びにそれを用いる化学機械研磨方法 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、半導体装置の製造に用いる化学機械研磨用複合粒子(以下、「複合粒子」という。)及びその製造方法並びにそれを用いる化学機械研磨方法に関する。本発明の複合粒子は、十分な強度及び硬度を有し、耐熱性に優れ、特に、水を分散媒とする水系分散体とすることにより、半導体装置の製造における化学機械研磨用の研磨剤として有用である。
【0002】
【従来の技術】
半導体装置における半導体素子表面及び半導体素子層間絶縁膜等の化学機械研磨用の研磨剤として、従来より、コロイダルシリカ或いはコロイダルアルミナ等の酸化物粒子の水分散体が多用されている。しかし、この酸化物粒子の水分散体は、分散安定性が低いため凝集し易く、凝集塊によって被研磨面に表面欠陥(以下、「スクラッチ」という。)が発生し、これが半導体製品の歩留まり低下の原因になっている。これを改善する手法として、酸化物粒子の水分散体に界面活性剤を添加する方法、ホモジナイザ等により均一に分散させる方法、及びフィルタによって凝集塊を除去する方法などが提案されている。しかし、これらは研磨剤そのものを改良するものではないうえ、研磨速度の低下、金属イオンによる被研磨面の汚染等、新たな問題を引き起こすこともある。
【0003】
また、特開平7−86216号公報には、有機高分子化合物からなる粒子等を用いて化学機械研磨を行うことにより半導体装置を製造する方法が開示されている。この方法では、研磨後、残留する研磨粒子を燃焼させ、除去することができるため、残留粒子による半導体装置の不良の発生を抑えることができる。しかし、有機高分子化合物の粒子は、シリカ、アルミナ等の粒子に比べて硬度が低いため、研磨速度を大きくすることができないとの問題がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、上記の従来の問題を解決するものであり、重合体粒子にシロキサン結合含有部を設けることにより、その表面が十分な強度及び硬度を有し、耐熱性に優れ、適度に柔軟であって、研磨速度を大きくすることができるとともにスクラッチの発生も抑えられる半導体装置の製造に用いる化学機械研磨用複合粒子及びその製造方法を提供することを目的とする。更に、本発明は、化学機械研磨用複合粒子を用いる化学機械研磨方法を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
第1発明の半導体装置の製造に用いる化学機械研磨用複合粒子は、重合体粒子と、シロキサン結合含有部と、を有する半導体装置の製造に用いる化学機械研磨用複合粒子であって、
上記重合体粒子と、上記シロキサン結合含有部とは、シランカップリング剤によって、連結されていることを特徴とする。
第2発明の半導体装置の製造に用いる化学機械研磨用複合粒子は、上記シランカップリング剤は、γ−グリシドキシプロピルトリメトキシシラン又はN−β(アミノエチル)γ−アミノプロピルトリメトキシシランである第1発明記載の半導体装置の製造に用いる化学機械研磨用複合粒子である。
第3発明の化学機械研磨方法は、第1発明又は第2発明に記載の化学機械研磨用複合粒子を用いることを特徴とする。
【0006】
また、第発明の半導体装置の製造に用いる化学機械研磨用複合粒子の製造方法は、重合体粒子の分散体に、シランカップリング剤を添加し、その後、オルトケイ酸テトラエチルを添加することを特徴とする。
【0007】
更に、第発明の半導体装置の製造に用いる化学機械研磨用複合粒子の製造方法は、上記シランカップリング剤は、γ−グリシドキシプロピルトリメトキシシラン又はN−β(アミノエチル)γ−アミノプロピルトリメトキシシランである第4発明に記載の半導体装置の製造に用いる化学機械研磨用複合粒子の製造方法である。
【0008】
上記「重合体粒子」は、各種の単量体を重合させて得られる重合体からなる粒子である。単量体としては、スチレン、α−メチルスチレン、ハロゲン化スチレン及びジビニルベンゼン等の不飽和芳香族化合物類、酢酸ビニル、プロピオン酸ビニル等の不飽和エステル類、並びにアクリロニトリル等の不飽和ニトリル類などを使用することができる。更に、メチルアクリレート、メチルメタクリレート、エチルアクリレート、エチルメタクリレート、2−エチルヘキシルアクリレート、2−エチルヘキシルメタクリレート、ラウリルアクリレート、ラウリルメタクリレート、エチレングリコールジアクリレート、エチレングリコールジメタクリレート、グリシジルアクリレート、グリシジルメタクリレート、2−ヒドロキシエチルアクリレート、アクリルアクリレート及びアリルメタクリレート等のアクリル酸エステル類或いはメタクリル酸エステル類を用いることもできる。
【0009】
また、ブタジエン、イソプレン、アクリル酸、メタクリル酸、アクリルアミド、メタクリルアミド、N−メチロールアクリルアミド及びN−メチロールメタクリルアミド等を使用することもできる。これらの単量体は1種のみを使用してもよいし、2種以上を併用してもよい。また、この重合体粒子に水酸基、エポキシ基、カルボキシル基等の官能基を導入することもできる。
【0010】
重合体粒子は、これら単量体を乳化重合、懸濁重合及び分散重合等、各種の方法によって重合することによって得ることができる。これらの重合方法によれば、重合条件等によって重合体粒子の粒径を適宜調整することもできる。更に、塊状等の重合体を粉砕し、所要の粒径の重合体粒子とすることもできる。また、特に、強度等が大きく、耐熱性に優れる重合体粒子を必要とする場合は、重合体粒子を製造するに際し、多官能の単量体を併用し、分子内に架橋構造を導入することもできる。この架橋構造は、重合体粒子の製造過程において、又は重合体粒子を製造した後、化学架橋、電子線架橋等の方法によって導入することもできる。
【0011】
重合体粒子としては、上記の他、ポリアミド、ポリエステル、ポリカーボネート及びポリオレフィン等の各種の重合体からなる粒子を用いることもでき、これらの重合体粒子においても、上記と同様に官能基を導入することができ、更に、分子内に架橋構造を導入することもできる。
【0012】
重合体粒子の形状は特に限定されないが、より球形に近いものが好ましい。そのLASER PARTICLE ANALYZER PAR−III(大塚電子株式会社製)によって測定した平均粒径は0.02〜50μmであることが好ましく、特に0.05〜20μm、更には0.05〜1.0μmであることがより好ましい。この平均粒径が0.02μm未満であると、粒子が凝集し易く、50μmを越えると、水系分散体とした場合に、分散安定性に劣り、半導体装置の製造における化学機械研磨に用いられる複合粒子としては好ましくない。
【0013】
シロキサン結合含有部は、重合体粒子の内部及びその全表面に渡って形成されていてもよいし、それらの一部に形成されていてもよい。また、シロキサン結合含有部は、単分子によって構成されていてもよいが、2分子以上の連鎖構造であることが好ましい。連鎖構造である場合、線状であってもよいが、3次元構造であればより好ましい。
【0014】
シロキサン結合含有部は、連結用化合物としてのシランカップリング剤を介して結合され、形成されていている。このシランカップリング剤としては、下記の(イ)、(ロ)及び(ハ)が挙げられる。
【0015】
(イ)ビニルトリクロルシラン、ビニルトリス(β−メトキシエトキシ)シラン、ビニルトリエトキシシラン、ビニルトリメトキシシラン、γ−メタクリロキシプロピルトリメトキシシラン、γ−メルカプトプロピルトリメトキシシラン及びγ−クロロプロピルトリメトキシシラン等、
(ロ)γ−グリシドキシプロピルトリメトキシシラン及びγ−グリシドキシプロピルメチルジエトキシシラン等、
(ハ)N−β(アミノエチル)γ−アミノプロピルトリメトキシシラン、N−β(アミノエチル)γ−アミノプロピルメチルジメトキシシラン及びγ−アミノプロピルトリエトキシシラン等。
【0016】
これらのシランカップリング剤としては、重合体粒子に導入される水酸基、エポキシ基、カルボキシル基等の官能基と容易に反応し得る官能基を分子内に有するものが好ましい。例えば、その表面にカルボキシル基が導入された重合体粒子の場合には、エポキシ基、アミノ基を有する上記(ロ)及び(ハ)のシランカップリング剤が好ましい。これらのうちでも、γ−グリシドキシプロピルトリメトキシシラン及びN−β(アミノエチル)γ−アミノプロピルトリメトキシシランが特に好ましい。
【0017】
カップリング剤の使用量は、重合体粒子が有する、或いはこの粒子に導入される官能基1モルに対して、好ましくは0.1〜50モルである。この使用量は特に0.5〜30モル、更には1.0〜20モルとすることがより好ましい。このカップリング剤の使用量が0.1モル未満であると、シロキサン結合含有部が重合体粒子に十分に強固に結合されず、研磨時、重合体粒子から脱落し易くなるため好ましくない。また、使用量が50モルを越えると、カップリング剤分子の縮合反応が進行し、重合体粒子を構成する分子との反応以外に新たな重合体が生成し、シロキサン結合含有部の重合体粒子への結合が妨げられることがある。尚、このカップリング剤を重合体粒子に化学結合させる際に、反応を促進するため酸及び塩基等の触媒を用いることもできる。また、反応系を昇温させて反応を促進させることもできる。
【0018】
重合体粒子への各種カップリング剤の結合は、水或いはアルコール等の各種の有機溶媒を分散媒とする分散系において行うことができる。これら分散媒は1種のみであってもよいし、水とアルコール等、適宜の2種以上の分散媒を併用することもできる。尚、水を含む分散媒である場合は、重合体粒子を分散系に安定に、且つ均一に分散させるために、重合体粒子に水酸基、エポキシ基及びカルボキシル基等の親水性の官能基を導入しておくことが好ましい。また、これらの官能基を導入することによって、重合体粒子に各種カップリング剤を、より容易に化学結合させることもできる。
【0019】
アルコールとしては、メタノール、エタノール、1−プロパノール、2−プロパノール、1−ブタノール、2−ブタノール、tert−ブタノール等、低級飽和脂肪族アルコールを使用することが好ましい。これらのアルコールは1種のみを使用してもよいし、2種以上を併用してもよい。更に、アルコール以外の有機溶媒としては、メチルエチルケトン、ジメチルホルムアミド等を用いることができ、これらの有機溶媒、水及びアルコールを適宜の量比で併用することもできる。
【0020】
また、この反応において、分散媒中の重合体粒子の含有量は、0.001〜70重量%(以下、「%」は重量%である。)、特に0.01〜50%、更には0.1〜25%とすることが好ましい。この含有量が0.001%未満であると、複合粒子の収量が少なく、一方、70%を越えると、重合体粒子の分散安定性が低下し、複合化の段階でゲルが発生し易くなるため好ましくない。
【0021】
更に、シロキサン結合含有部を形成させるための反応は、加熱し、或いは触媒を用いることにより促進させることができる。加熱する場合、反応系の温度を40〜100℃とすることが好ましい。また、触媒としては、酸、塩基、アルミニウム化合物及びスズ化合物等を用いることができる。特に、酸触媒及びアルミニウム触媒は反応促進の効果が大きい。更に、この製造方法においては、シロキサン結合含有部を形成させた後、水又はアルカリ性水溶液によって分散体を希釈し、必要に応じてアルコール等の有機溶媒をエバポレータ等を用いて除去することが好ましい。
【0022】
希釈は、水又はアンモニア水溶液及び水酸化カリウム水溶液等のアルカリ性水溶液を使用して行うことができる。このアルカリ性水溶液の濃度は、0.001〜10%、特に0.01〜1%であることが好ましい。尚、希釈操作は、分注機、ピペット等で複合粒子を含有する分散体を希釈液に少量ずつ滴下して行うことが好ましいが、複合粒子を含有する分散体を攪拌しながら水又はアルカリ性水溶液を添加してもよい。
【0023】
上記「複合粒子」の形状は特に限定されないが、より球形に近いものが好ましい。その平均粒径(球相当径として)は0.03〜100μmであることが好ましく、特に0.05〜20μm、更には0.05〜1.0μmであることがより好ましい。この平均粒径が0.03μm未満であると、粒径が小さすぎて十分な研磨性能が得られず、平均粒径が100μmを越える場合は、複合粒子を含有する分散体の保存安定性が著しく低下するため好ましくない。尚、この複合粒子の平均粒径は重合体粒子の場合と同様の装置によって測定することができる。
【0024】
この複合粒子は半導体装置の製造に用いる化学機械研磨に有用であり、複合粒子と水とを含有する水系分散体とし、半導体装置の製造に用いる研磨剤とすることができる。また、この水系分散体の他、アルコール分散体等、重合体粒子を溶解することのない他の適宜の有機溶媒を分散媒として、半導体装置の製造に用いる研磨剤とすることもできる。水系分散体である場合、複合粒子の含有量は0.001〜70%であることが好ましい。複合粒子の含有量は、特に0.01〜50%、更には0.1〜20%とすることがより好ましい。この含有量が0.001%未満であると、所要の研磨性能を得ることができず、70%を越える場合は、複合粒子を含有する分散体の保存安定性が著しく低下するため好ましくない。
【0025】
【発明の実施の形態】
以下、実施例によって本発明をより具体的に説明する。
(1)重合体粒子の水分散体の調製
合成例1(ジビニルベンゼン重合体粒子の水分散体の調製例)
容量7リットルの4つ口フラスコに、イオン交換水を3353g及びアニオン系界面活性剤(三洋化成工業株式会社製、商品名「MON−7」)の15%水溶液を7.4g投入し、10分間攪拌した。その後、球状スチレン重合体(平均粒径;0.15μm)の32%水分散体を343g添加し、窒素ガスを吹き込みながら5分間攪拌した。次いで、フラスコをウォーターバスに浸漬し、温度が80℃に達した時点で過硫酸ソーダの2%水溶液を110g添加した。
【0026】
その後、このフラスコに、イオン交換水344g、MON−7の15%水溶液147g、ノニオン系界面活性剤(花王株式会社製、商品名「E920」)の25%水溶液35g、及びジビニルベンゼン1100gを予め混合したものを3時間かけて連続的に投入した。次いで、フラスコの内容物を80℃で2時間反応させた後、メタクリル酸55g、イオン交換水550g、及び過硫酸ソーダの1%水溶液55gを更に添加し、80℃の温度を維持しつつ、2時間反応させた。その後、室温にまで冷却し、フィルタによって凝集物を除去し、ジビニルベンゼン重合体粒子の水分散体を得た。この水分散体の固形分濃度は19.8%であった。また、重合体粒子の平均粒径は0.33μmであった。
【0027】
合成例2(ジビニルベンゼン重合体粒子の水分散体の他の調製例)
合成例1におけるメタクリル酸に代えて、アクリル酸55gを使用した他は合成例1の場合と同様にしてジビニルベンゼン重合体粒子の水分散体を得た。この水分散体の固形分濃度は19.7%であった。また、重合体粒子の平均粒径は0.31μmであった。
【0028】
合成例3(スチレン−メタクリル酸共重合体粒子の水分散体の調製例)
容量7リットルの4つ口フラスコに、イオン交換水を5078g、アニオン系界面活性剤(花王株式会社製、商品名「エマールAD−25R」)の1%水溶液を112g、スチレンを119g、及びメタクリル酸を21g投入し、窒素ガスによってパージしながら5分間攪拌した。その後、フラスコをウォーターバスに浸漬し、温度が75℃に達した時点で過硫酸アンモニウムの5%水溶液を140g添加した。
【0029】
次いで、75℃の温度で1時間反応させた後、このフラスコに、1232gのスチレンと28gのメタクリル酸との混合物を、4時間かけて連続的に投入し、75℃で3時間反応させた後、室温にまで冷却し、スチレン−メタクリル酸共重合体粒子の水分散体を得た。この水分散体の固形分濃度は20%であった。また、重合体粒子の平均粒径は0.19μmであった。
【0030】
(2)複合粒子を含む水系分散体の製造
例1(合成例1の重合体粒子を用いて得られる複合粒子の水系分散体の製造例)
合成例1で得られたジビニルベンゼン重合体粒子の水分散体の固形分が40%になるまで加熱、濃縮し、冷却後、2−プロパノールを添加して固形分が15%になるまで希釈した後、10分間攪拌し、ジビニルベンゼン重合体粒子の水/2−プロパノール混合分散体を調製した。その後、容量2リットルの3つ口フラスコに、この水/2−プロパノール混合分散体を533g投入し、60℃に調温されたウォーターバスに浸漬し、攪拌した。次いで、シランカップリング剤であるγ−グリシドキシプロピルトリメトキシシラン(以下、「GPTS」と略記する。)11gを2時間かけて連続的に添加し、60℃で3時間反応させた後、室温にまで冷却した。
【0031】
その後、オルトケイ酸テトラエチル(以下、「TEOS」と略記する。)200gを2時間かけて連続的に添加し、2時間反応させた。次いで、イオン交換水を1000g投入して1時間攪拌し、更に水酸化カリウムの1%水溶液を50g添加して1時間攪拌を続けた後、室温にまで冷却した。その後、2−プロパノールを除去し、固形分濃度が12%である複合粒子の水系分散体を得た。また、複合粒子の平均粒径は0.43μmであった。
【0032】
例2(合成例1の重合体粒子を用いて得られる複合粒子の水系分散体の他の製造例)
例1における水酸化カリウム水溶液の添加を省略した他は、実例1と同様にして、固形分濃度が11%である複合粒子の水系分散体を得た。また、複合粒子の平均粒径は0.45μmであった。
【0033】
例3(合成例1の重合体粒子を用いて得られる複合粒子の水系分散体の他の製造例)
合成例1で得られたジビニルベンゼン重合体粒子の水分散体の固形分が40%になるまで加熱、濃縮し、冷却後、2−プロパノールを添加して固形分が24%になるまで希釈し、その後、10分間攪拌し、ジビニルベンゼン重合体粒子の水/2−プロパノール混合分散体を調製した。その後、容量300ミリリットルの3つ口フラスコに、この水/2−プロパノール混合分散体を170g投入し、60℃に調温されたウォーターバスに浸漬し、攪拌した。次いで、GPTS10gを2時間かけて連続的に添加し、60℃で3時間反応させた後、室温にまで冷却した。
【0034】
その後、このGPTSが結合された重合体粒子の水/2−プロパノール混合分散体(固形分;22%)36gを、容量300ミリリットルの他のフラスコに投入し、これに2−プロパノールを39g添加し、45℃に調温されたウォーターバスに浸漬し、攪拌した。次いで、TEOS79gを2時間かけて連続的に添加し、2時間反応させた。反応終了後、冷却し、反応液150gを水酸化カリウムの0.01%水溶液3リットル中に連続的に滴下し、その後、2−プロパノールを除去し、固形分濃度が8%である複合粒子の水系分散体を得た。また、複合粒子の平均粒径は0.43μmであった。
【0035】
例4(合成例2の重合体粒子を用いて得られる複合粒子の水系分散体の製造例)
合成例2で得られたジビニルベンゼン重合体粒子の水分散体の固形分が37%になるまで加熱、濃縮し、冷却後、2−プロパノールを添加して固形分が15%になるまで希釈し、その後、10分間攪拌し、ジビニルベンゼン重合体粒子の水/2−プロパノール混合分散体を調製した。
【0036】
次いで、実例1における合成例1で得られたジビニルベンゼン重合体粒子の水/2−プロパノール混合分散体を、上記の水/2−プロパノール混合分散体に代え、シランカップリング剤をGPTSからN−β(アミノエチル)γ−アミノプロピルトリメトキシシラン9gに代えた他は、実例1と同様にして、固形分濃度が12%である複合粒子の水系分散体を得た。また、複合粒子の平均粒径は0.48μmであった。
【0037】
例5(合成例3の重合体粒子を用いて得られる複合粒子の水系分散体の製造例)
合成例3で得られたスチレン−メタクリル酸共重合体粒子の水分散体の固形分が36%になるまで加熱、濃縮し、冷却後、2−プロパノールを添加して固形分が15%になるまで希釈し、その後、10分間攪拌し、スチレン−メタクリル酸共重合体粒子の水/2−プロパノール混合分散体を調製した。
【0038】
次いで、実例1における合成例1において得られたジビニルベンゼン重合体粒子の水/2−プロパノール混合分散体を、上記の水/2−プロパノール混合分散体に代え、GPTSを10g、TEOSを100g、更に水酸化カリウム水溶液を10%のアンモニア水5gとした他は、実例1と同様にして、固形分濃度が10%である複合粒子の水系分散体を得た。また、複合粒子の平均粒径は0.26μmであった。
【0039】
例6(合成例3の重合体粒子を用いて得られる複合粒子の水系分散体の他の製造例)
合成例3で得られたスチレン−メタクリル酸共重合体粒子の水分散体の固形分が40%になるまで加熱、濃縮し、冷却後、2−プロパノールを添加して固形分が15%になるまで希釈し、その後、10分間攪拌し、スチレン−メタクリル酸共重合体粒子の水/2−プロパノール混合分散体を調製した。
【0040】
次いで、容量2リットルの3つ口フラスコに、この水/2−プロパノール混合分散体を533g投入し、60℃に調温されたウォーターバスに浸漬し、攪拌した。その後、GPTS11gを2時間かけて連続的に添加し、60℃で3時間反応させた。次いで、このフラスコにTEOS100g及び気相法シリカの30%2−プロパノール分散体120gを2時間かけて連続的に添加し、2時間反応させた。その後、水酸化カリウムの1%水溶液を50g添加して1時間攪拌を続けた後、イオン交換水を1000g投入して室温まで冷却した。次いで、2−プロパノールを除去し、固形分濃度が9%である複合粒子の水系分散体を得た。また、複合粒子の平均粒径は0.24μmであった。
【0041】
例7(合成例3の重合体粒子を用いて得られる複合粒子の水系分散体のその他の製造例)
例1において用いた合成例1のジビニルベンゼン重合体粒子の水分散体を、合成例3のスチレン−メタクリル酸共重合体粒子の水分散体に代え、TEOS200gをメチルトリメトキシシラン160gに代えた他は、実例1と同様にして、固形分濃度が10%である複合粒子の水系分散体を得た。また、複合粒子の平均粒径は0.22μmであった。
【0042】
例8(合成例3の重合体粒子を用いて得られる複合粒子の水系分散体のその他の製造例)
容量2リットルの3つ口フラスコに、合成例3で得られたスチレン−メタクリル酸共重合体粒子の水分散体(固形分;20重量%)を421g投入し、60℃に調温されたウォーターバスに浸漬し、攪拌した。その後、GPTS10gを2時間かけて連続的に添加し、60℃で3時間反応させた。次いで、このフラスコにTEOS15gを2時間かけて連続的に添加して1時間攪拌を続けた後、イオン交換水を1000g投入して室温にまで冷却した。その後、2−プロパノールを除去し、固形分濃度が11%である複合粒子の水系分散体を得た。また、複合粒子の平均粒径は0.19μmであった。
【0043】
例9(合成例3の重合体粒子を用いて得られる複合粒子の水系分散体のその他の製造例)
合成例3で得られたスチレン−メタクリル酸共重合体粒子の水分散体の固形分が39%になるまで加熱、濃縮し、冷却後、2−プロパノールを添加して固形分が15%になるまで希釈し、その後、10分間攪拌し、スチレン−メタクリル酸共重合体粒子の水/2−プロパノール混合分散体を調製した。
【0044】
次いで、実例1における合成例1において得られたジビニルベンゼン重合体粒子の水/2−プロパノール混合分散体を、上記の水/2−プロパノール混合分散体に代え、GPTSの添加を省略した他は、実例1と同様にして、固形分濃度が9%である複合粒子の水系分散体を得た。また、複合粒子の平均粒径は0.25μmであった。
【0045】
例10(合成例3の重合体粒子を用いて得られる複合粒子の水系分散体のその他の製造例)
GPTSの添加を省略した他は実例8と同様にして、固形分濃度が10%である複合粒子の水系分散体を得た。また、複合粒子の平均粒径は0.20μmであった。
【0046】
(3)複合粒子を含む水系分散体の化学機械研磨性能の評価
試験例1〜5
ポアサイズ5μmのフィルタを使用し、実例1、3、5、6及び9において得られた水系分散体から凝集物等を除去した後、イオン交換水及び水酸化カリウムの1%水溶液を徐々に加えて、固形分濃度が5%、pHが10.5になるように調整し、この水系分散体を用いてシリコン酸化膜付きウェハを研磨した。
【0047】
研磨機としてラップマスターSFT社製の定盤径380mmの装置(型式「LM−15」)を用い、この定盤にロデール・ニッタ社製のパッド(品番「IC1000」)を貼り付け、このパッドにシリコン酸化膜付きウェハを装着して20分間研磨した。研磨条件は、加工圧力100g/cm、定盤回転数30rpm及び研磨剤供給量100cc/秒とした。研磨後、ウェハを洗浄し、乾燥して、研磨速度及びスクラッチの有無を評価した。
【0048】
研磨速度は以下の式によって求めた。
研磨速度(Å/分)=(研磨前のシリコン酸化膜の厚さ−研磨後のシリコン酸化膜の厚さ)/研磨時間
尚、シリコン酸化膜の厚さは、SENTECH社製の干渉式膜厚プローブ、型式「FTP500−5」を用いて測定した。
また、スクラッチの有無は微分干渉顕微鏡によって研磨面を観察し、確認した。結果を表1に示す。
【0049】
試験例6〜10
ポアサイズ5μmのフィルタを使用し、実例2、4、7、8及び10において得られた水系分散体から凝集物等を除去した後、イオン交換水及び0.1モル/リットル濃度の硝酸水溶液を徐々に加えて、固形分濃度6%、pH3.5になるように調整した。この調整液に過酸化水素及びイオン交換水を添加し、固形分濃度が5%、過酸化水素濃度が5%になるように更に調整した。その後、この水系分散体を用いてタングステン膜付きウェハを研磨した。研磨時間は5分間とした。タングステン膜の厚さは、NPS社製の抵抗率測定器(型式「Σ10」)によって測定した抵抗と、抵抗率(文献値)から求めた。その他は、験例1〜5と同様にして研磨速度及びスクラッチの有無を評価した。結果を表1に併記する。
【0050】
比較試験例1
合成例1において得られた水分散体を、イオン交換水及び水酸化カリウムの1%水溶液によって固形分濃度5%、pH10.5になるように調整し、試験例1と同様にしてシリコン酸化膜付きウェハを研磨した。
【0051】
比較試験例2
合成例3において得られた水分散体を、イオン交換水及び0.1モル/リットル濃度の硝酸によって固形分濃度6%、pH3.5になるように調整した。この調整液に過酸化水素及びイオン交換水を添加し、固形分濃度が5%、過酸化水素濃度が5%になるように更に調整した。その後、試験例2と同様にしてタングステン膜付きウェハを研磨した。
以上、比較試験例1〜2の結果を表1に併記する。
【0052】
【表1】
Figure 0004041236
【0053】
表1の結果によれば、被研磨材がシリコン酸化膜である験例1〜5では、GPTSを用いず、重合体粒子の表面にTEOSを直接結合させた実例9の水系分散体を使用した験例5の場合であっても、研磨速度が750Å/分と十分に大きいことが分かる。また、被研磨材がタングステン膜である験例6〜10では、GPTSを用いず、重合体粒子の表面にTEOSを直接結合させた実施例10の水系分散体を使用した試験例10の場合であっても、研磨速度は600Å/分と十分に大きいことが分かる。また、験例1〜10のいずれにおいてもスクラッチはまったくなく、第1乃至4発明の複合粒子を含有する第8発明の水系分散体は優れた研磨性能を有するものであることが分かる。一方、比較試験例1では、スクラッチは認められなかったものの、研磨速度は100Å/分と小さく、比較試験例2では、まったく研磨することができなかった。
【0054】
【発明の効果】
第1,2発明によれば、十分な強度と硬度とを有し、耐熱性に優れ、半導体装置の製造における化学機械研磨に有用な複合粒子を得ることができる。また、第4,5発明によれば、第1,2発明の特定の複合粒子を容易に製造することができる。

Claims (5)

  1. 重合体粒子と、シロキサン結合含有部と、を有する半導体装置の製造に用いる化学機械研磨用複合粒子であって、
    上記重合体粒子と、上記シロキサン結合含有部とは、シランカップリング剤によって、連結されていることを特徴とする、半導体装置の製造に用いる化学機械研磨用複合粒子。
  2. 上記シランカップリング剤は、γ−グリシドキシプロピルトリメトキシシラン又はN−β(アミノエチル)γ−アミノプロピルトリメトキシシランである請求項1記載の半導体装置の製造に用いる化学機械研磨用複合粒子。
  3. 請求項1又は2に記載の化学機械研磨用複合粒子を用いることを特徴とする化学機械研磨方法。
  4. 重合体粒子の分散体に、シランカップリング剤を添加し、その後、オルトケイ酸テトラエチルを添加することを特徴とする、半導体装置の製造に用いる化学機械研磨用複合粒子の製造方法。
  5. 上記シランカップリング剤は、γ−グリシドキシプロピルトリメトキシシラン又はN−β(アミノエチル)γ−アミノプロピルトリメトキシシランである
    請求項4に記載の半導体装置の製造に用いる化学機械研磨用複合粒子の製造方法。
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