JP2003296780A - 回収装置、自動改札装置、及び改札方法 - Google Patents

回収装置、自動改札装置、及び改札方法

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JP2003296780A
JP2003296780A JP2002104386A JP2002104386A JP2003296780A JP 2003296780 A JP2003296780 A JP 2003296780A JP 2002104386 A JP2002104386 A JP 2002104386A JP 2002104386 A JP2002104386 A JP 2002104386A JP 2003296780 A JP2003296780 A JP 2003296780A
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wireless recording
wireless
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ticket gate
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Hisafumi Yumoto
尚史 湯本
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Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】使用済みの無線式記録媒体を一様な向きに揃え
て回収することが可能出るとともに、係員の負担を軽減
することが可能な回収装置、自動改札装置、及び改札方
法を提供することを目的とする。 【解決手段】自動改札装置は、回収すべき無線カードC
を受け取ったのに基づいて、無線カードCの表裏を検知
する表裏検知部70と、表裏検知部70による検知結果
に基づいて必要に応じて無線カードCの表裏を反転する
反転部80と、反転部80を介して表裏が揃えられた無
線カードCを回収する回収部60と、を備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、回収装置、自動
改札装置、及び、改札方法に係り、特に、鉄道などの交
通機関の駅に設置された自動改札装置であって、通行者
が提示する無線式記録媒体との間で無線通信を行なうこ
とにより改札処理を行う無線式記録媒体の回収装置及び
この回収装置を備えた自動改札装置に関する。
【0002】
【従来の技術】最近、例えば鉄道などの交通機関の駅
に、自動改札装置が設置されている。特に、改札処理の
高速化、および、サービスの向上を実現するために、磁
気式記録媒体からなる乗車券に代わって、無線式記録媒
体としての無線式1Cカードからなる乗車券(以降、無
線カードと呼称する)を処理する自動改札装置が開発さ
れている。
【0003】このような無線カードを処理する自動改札
装置は、通行者により提示される無線カードとの間で無
線による通信を行なうことにより、無線カードに記録さ
れている情報に基づいて、通行者の通行(駅構内への入
場または駅構外への出場)の可否を判定する。
【0004】また、無線カードは、磁気式乗車券に比べ
て1枚あたりのコストが高いため、リサイクルが原則と
なっている。このため、使用済みの無線カードをできる
限り回収できる自動改札装置が要望されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、従来の自動
改札装置では、通行可否の判定結果が許可となった場合
に、使用済みの無線カードを回収することが難しく、さ
らに、回収を可能にした場合においても、表裏の向きを
揃えずに煩雑に回収された無線カードを、再度使用する
ために、カード発行装置のカードユニットにセッティン
グする際に、すべての無線カードを一様な向きに揃え直
す必要ががある。このため、係員に大きな負担がかかる
といった問題がある。
【0006】そこで、この発明は、上述した問題点に鑑
みなされたものであって、その目的は、使用済みの無線
式記録媒体を一様な向きに揃えて回収することが可能出
るとともに、係員の負担を軽減することが可能な回収装
置、自動改札装置、及び改札方法を提供することにあ
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明の第1の様態に
よる回収装置は、無線式記録媒体を受け取る受取手段
と、前記受取手段により受け取られた前記無線式記録媒
体の表裏を検知する検知手段と、前記検知手段による検
知結果に基づいて前記無線式記録媒体の表裏を揃えて回
収する回収手段と、を具備したことを特徴とする。
【0008】この発明の第2の様態による自動改札装置
は、無線式記録媒体との間で無線による通信を行なう通
信手段と、前記通信手段により前記無線式記録媒体から
読み取られた情報に基づいて改札処理を行う改札手段
と、前記改札手段による改札処理が行われた前記無線式
記録媒体を受け取る受取手段と、前記受取手段により受
け取られた前記無線式記録媒体の表裏を検知する検知手
段と、前記検知手段による検知結果に基づいて前記無線
式記録媒体の表裏を揃えて回収する回収手段と、を具備
したことを特徴とする。
【0009】この発明の第3の様態による改札方法は、
無線式記録媒体との間で無線通信を行って改札処理を行
う改札方法において、無線式記録媒体を受け取り、受け
取られた前記無線式記録媒体の表裏を検知し、検知結果
に基づいて前記無線式記録媒体の表裏を揃えて回収す
る、ことを特徴とする。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、この発明の一実施の形態に
係る自動改札装置について図面を参照して説明する。な
お、この実施の形態に係る自動改札装置は、駅などの施
設内への入場の際の改札処理及び施設外への出場の際の
集札処理を行うものである。
【0011】まず、改集札処理の対象となる乗車券につ
いて説明する。
【0012】この自動改札装置で処理対象となる乗車券
は、無線式記録媒体としての無線カードである。この処
理対象となる無線カードには、たとえば、金額に応じた
距離において1回のみの乗降が許可される普通乗車券、
所定期間および所定区間において乗降が許可される定期
券、あるいは、あらかじめ記録された金額情報と引き換
えに乗降が許可されるストアードフェアカード(以降、
SFカードと略称する)などがあげられる。
【0013】普通乗車券は、通常、1回の乗降に限り有
効となる券(1回券)であり、降車時に使用済みとな
る。このように、降車時に使用済みとなる無線カード
は、降車時に回収すべき券(回収券)である。
【0014】また、定期券あるいはSFカードは、繰り
返し乗降可能な券である。すなわち、定期券は、記録さ
れている有効期間が満了するまで使用可能であり、SF
カードは、記録されている金額情報の残額がなくなるま
で使用可能である。このように、降車時に使用済みとな
ることなく繰り返し使用可能な無線カードは、降車時に
回収しない券(非回収券)である。 (第1の実施の形態)図1は、この第1の実施の形態に
係る自動改札装置の外観を概略的に示し、図2は、図1
に示した自動改札装置の一部の内部構造を模式的に示す
ものである。図1及び図2において、自動改札装置本体
0には、主制御部1、電源部2、ドア3、スピーカ4、
集札処理部10a、および、改札処理部10bなどがそ
れぞれ設けられている。
【0015】主制御部1は、本装置全体の制御を司る。
電源部2は、本装置の各部に電力を供給する。ドア3
は、閉じることにより通行者の通路を閉鎖する。スピー
カ4は、通行者に対して各種案内を音声により出力す
る。
【0016】集札処理部10aには、通路表示部12
a、無線カードCを受け取る受取手段としての投入口1
4、通信手段としての通信部16a、案内表示部18
a、券検知器22、返却手段としての返却口51、受取
手段及び返却手段としての分岐機構52、回収手段とし
ての回収部60、検知手段としての表裏検知部70、お
よび、反転手段としての反転部80が設けられている。
【0017】通路表示部12aは、駅構内側から本装置
に接近してきた通行者に対して各種案内を表示する。投
入口14は、通信部16aを構成するループ状アンテナ
の内側に設けられ、通行者により投入される無線カード
Cを受け取る。この投入口14には、開閉可能なシャッ
タ14aが設けられいる。通常、このシャッタ14a
は、投入口14を閉鎖しており、無線カードCの受け取
りが必要な場合に投入口14を開放する。
【0018】通信部16aは、無線カードCと無線によ
る通信を行なうためのループ状アンテナなどで構成さ
れ、通行者によりかざされる無線カードCと無線による
通信を行なう。これにより、通信部16aは、無線カー
ドCから送信されるデータを受信したり(すなわち、無
線カードCからデータを読取ったり)、無線カードCに
対してデータを送信したりする。
【0019】主制御部1は、この通信部16aにより読
み取られた記録内容に基づいて改札処理を行う改札手段
として機能する。また、主制御部1は、通信部16aに
より読み取られた記録内容に基づいて改札処理を行った
無線カードCを回収すべきであるか否かを判定する判定
手段として機能する。
【0020】案内表示部18aは、駅構内側から改札通
路を通行する通行者、つまり、降車客に対して各種案内
を表示する。券検知器22は、投入口14の近傍に設け
られ、投入口14から投入された無線カードCを検知す
る。この券検知器22は、例えば光学センサによって構
成され、無線カードCを光学的に検知する。
【0021】分岐機構52は、投入口14の下方に水平
状態に設置された無端の搬送ベルト52aなどにより構
成されている。投入口14から投入された無線カードC
は、搬送ベルト52a上に載置され、この状態で通信部
16aにより記録内容が読取られる。
【0022】主制御部1は、通信部16aにより読み取
られた記録内容に基づいて、搬送ベルト52a上に載置
された無線カードCと、投入口14のシャッタ14aを
開く前に提示された無線カードCとが同一であるか否か
を識別する識別手段として機能する。また、主制御部1
は、通信部16aを伴って、投入口14から受け取って
同一であると識別した無線カードCに記録されている記
録内容を無効化する無効化手段として機能する。
【0023】この識別結果により、同一の無線カードC
である場合、分岐機構52は、無線カードCを矢印a方
向に搬送する。これにより、無線カードCを回収部60
へ導く。また、同一の無線カードCではない場合、分岐
機構52は、無線カードCを矢印b方向に搬送する。こ
れにより、無線カードCを返却口51へ導く。すなわ
ち、投入された無線カードCの同一性を判定することに
より、無線カードCを回収部60に回収したり、返却口
51から通行者に返却したりすることができる。
【0024】回収部60は、無線カードCの表裏を揃え
て回収するよう構成されている。すなわち、この回収部
60は、回収箱5と、回収箱5に接続されたシュータ2
0とを備えている。
【0025】この回収箱5は、投入口14から投入され
た回収すべき無線カードを整列して回収するもので、自
動改札装置本体0に対して着脱自在に構成されている。
また、回収箱5は、たとえば、図3に示すように、縦長
な筐体で構成されていて、その上部には無線カードを受
入れる開口部6が設けられている。この開口部6は、回
収箱5が自動改札装置本体0に搭載された際にシュータ
20に接続される。
【0026】また、回収箱5の内部には、無線カードの
収納枚数に応じて、図示しない載置板移動機構により上
下動される載置板7が設けられており、この載置板7上
に、上部開口部6から受入れた無線カードが順番に積み
重ねて積載される。さらに、回収箱5の前面には、回収
箱5を持ち運ぶための取手8が取着されている。
【0027】そして、自動改札装置本体0から取り外し
た回収箱5は、回収した無線カードを再度使用するため
に、そのままの状態でカード発行装置に搭載が可能とな
っている。
【0028】シュータ20は、分岐機構52により受け
取った無線カードCを回収箱5へ案内する。シユータ2
0へ導びかれた無線カードCは、回収箱5の開口部6か
ら内部に投入され、載置板7上に順番に積み重ねて積載
される。
【0029】表裏検知部70は、分岐機構52の搬送ベ
ルト52a上に配置された無線カードCの表裏を検知す
る。すなわち、この表裏検知部70は、無線カードCの
特徴情報に基づいて、搬送ベルト52aにおいて無線カ
ードCが表面または裏面のいずれを上に向けて載置され
ているかを検知する。
【0030】例えば、表裏検知部70は、無線カードC
の表面または裏面のいずれか一方に配置された識別子と
してのバーコードを光学的に読み取るバーコードリーダ
によって構成されている。この場合、バーコードは、無
線カードCの所定位置に配置される。バーコードリーダ
は、搬送ベルト52aに対向する側、及び、搬送ベルト
52aの下方側の少なくとも一方に配置されていれば良
い。この表裏検知部70は、いずれのバーコードリーダ
によって無線カードCのバーコードを読み取ったか、ま
たはバーコードの有無によって表裏を検知する。
【0031】また、表裏検知部70は、無線カードCの
表面または裏面のいずれか一方に配置された識別子とし
てのマークを光学的に検知する反射型センサによって構
成されてもよい。この場合、マークは、比較的反射濃度
の低い色、例えば黒色によって形成される。反射型セン
サは、搬送ベルト52aに対向する側、及び、搬送ベル
ト52aの下方側の少なくとも一方に配置されていれば
良い。この表裏検知部70は、いずれの反射型センサに
よって無線カードCのマークを読み取ったか、またはマ
ークの有無によって表裏を検知する。
【0032】またさらに、表裏検知部70は、無線カー
ドCに形成された切欠部を光学的に検知するセンサによ
って構成されてもよい。この場合、切欠部は、無線カー
ドCのいずれかの辺のコーナ付近に形成される。表裏検
知部70は、搬送ベルト52a上の所定位置に配置され
た無線カードCから切欠部を検知し、この切欠部を検知
した位置に基づいて無線カードCの表裏を検知する。
【0033】さらに、表裏検知部70は、無線カードC
の光沢状態または印刷状態を光学的に検知するセンサに
よって構成されてもよい。この表裏検知部70は、これ
らの光沢状態や印刷状態に基づいて無線カードCの表裏
を検知する。
【0034】さらにまた、表裏検知部70は、無線カー
ドCからの出力値の差を検知するセンサによって構成さ
れても良い。この場合、無線カードCは、表面側及び裏
面側で通信可能範囲が異なる、すなわち表面側からの出
力値及び裏面側からの出力値との間に差があるように構
成されている。センサは、無線カードCから所定距離だ
け離れた位置に少なくとも1つ配置されている。表裏検
知部70は、無線カードCからの出力値の差に基づいて
無線カードCの表裏を検知する。
【0035】反転部80は、表裏検知部70において、
例えば表面を上に向けていると検知された無線カードC
をそのまま搬送して回収部60のシュータ20に導き、
裏面を上に向けていると検知された無線カードCの表裏
を反転して回収部60のシュータ20に導く。
【0036】この反転部80は、例えば無端の第1搬送
ベルト81及び第2搬送ベルト82などにより構成され
ている。これら第1搬送ベルト81及び第2搬送ベルト
82は、これらの間に分岐機構52から搬送された無線
カードCを挟持可能に構成されている。また、第1搬送
ベルト81及び第2搬送ベルト82は、無線カードCを
間に挟持した状態で、中心軸82を中心として180度
回動可能に構成されている。
【0037】つまり、表面を上に向けた(表向き)無線
カードCは、分岐機構52から第1搬送ベルト81及び
第2搬送ベルト82の間に搬送された後、そのままさら
に下流側、すなわちシュータ20に向けて搬送される。
【0038】これに対して、裏面を上に向けた(裏向
き)無線カードCは、分岐機構52から第1搬送ベルト
81及び第2搬送ベルト82の間に搬送されたのに基づ
いて、反転、すなわち、第1搬送ベルト81及び第2搬
送ベルト82とともに中心軸83を中心として180度
回動される。そして、無線カードCは、表面を上に向け
た状態でさらに下流側、すなわちシュータ20に向けて
搬送される。
【0039】このように集札処理部10aでは、回収す
べきと判定された無線カードCは、投入口14から投入
された後、表裏検知部70によりその表裏が検知され、
反転部80により必要に応じて反転され、回収部60の
シュータ20を介して回収箱5に回収される。これによ
り、無線カードCの表裏を揃えた状態で回収することが
可能となる。
【0040】改札処理部10bには、通路表示部12
b、通信手段としての通信部16b、および、案内表示
部18bが設けられている。通路表示部12bは、駅の
構外側から本装置に接近してきた通行者に対して各種案
内を表示する。
【0041】通信部16bは、集札処理部10aの通信
部16aと同様に、ループ状アンテナなどで構成され、
通行者によりかざされる無線カードCと無線による通信
を行なう。これにより、通信部16bは、無線カードC
から送信されるデータを受信したり(すなわち、無線カ
ードCからデータを読取ったり)、無線カードCに対し
てデータを送信したりする。案内表示部18bは、駅構
外側から改札通路を通行する通行者、つまり、乗車する
通行者に対して各種案内を表示する。
【0042】また、図1に示すように、集札処理部10
aは、トップカバー26aにより覆われていて、このト
ップカバー26aは、自動改札装置本体0に対して開閉
自在に設けられている。そして、トップカバー26aに
投入口14、通信部16a、および、案内表示部18a
がそれぞれ設けられている。同様に、改札処理部10b
は、トップカバー26bにより覆われていて、このトッ
プカバー26bは、自動改札装置本体0に対して開閉自
在に設けられている。そして、トップカバー26bに通
信部16b、および、案内表示部18bがそれぞれ設け
られている。
【0043】なお、トップカバー26aは、自動改札装
置本体0により隔てられた一方の改札通路側に開くよう
に構成されているとともに、トップカバー26bは、自
動改札装置本体0により隔てられた他方の改札通路側に
開くように構成されている。これにより、一方のトップ
カバーが開放され、一方の改札通路が使用不可となって
も、他方の改札通路まで使用不可となることはない。
【0044】図4は、上述したように構成された自動改
札装置の制御系統を概略的に示すものである。図4にお
いて、主制御部1には、ROM(リード・オンリ・メモ
リ)30、RAM(ランダム・アクセス・メモリ)3
2、運賃メモリ34、シャッタ制御部35、券検知器監
視部36、人検知器監視部37、ドア開閉制御部38、
表示制御部39、トップカバー開閉監視部41、電源制
御部42、無線通信制御部43、ネットワーク通信制御
部44、監視盤インタフェイス(I/F)45、分岐制
御部53、回収制御部54、表裏検知制御部55、およ
び、反転制御部56がそれぞれ接続されている。
【0045】主制御部1は、先に説明したように、本装
置全体の制御を司る。この主制御部1は、タイマ1aを
有し、種々の処理における時間監視を行なう。ROM3
0は、主制御部1の制御プログラムなどを記憶してい
る。RAM32は、主制御部1により本装置を制御する
際に発生するデータを一時的に記憶する。運賃メモリ3
4は、運賃データを記憶している。
【0046】シャッタ制御部35は、投入口14に設け
られているシャッタ14aの開閉駆動を制御する。券検
知器監視部36は、投入口14の近傍に設けられている
券検知器22からの券検知信号を監視する。人検知器監
視部37は、自動改札装置本体0の改札通路側に設けら
れる複数の人検知器37aからの検知信号をチェック
し、自動改札装置本体0に沿って通行する通行者を監視
する。
【0047】ドア開閉制御部38は、ドア開閉駆動部3
aによるドア3の開閉駆動を制御する。表示制御部39
は、通路表示部12a、案内表示部18a、通路表示部
12b、案内表示部18bなどの各種表示部の表示を制
御する。
【0048】トップカバー開閉監視部41は、トップカ
バー26aの開閉状態を検知するトップカバーセンサ4
1a、および、トップカバー26bの開閉状態を検知す
るトップカバーセンサ41bからの各検知信号をチェッ
クし、トップカバー26a,26bの開閉状態を監視す
る。電源制御部42は、電源部2による電源供給などを
制御する。
【0049】無線通信制御部43は、通信部16a,1
6bの送受信パワーなどを制御したり、通信部16a,
16bで受信されたデータを復調したり、通信部16
a,18bから送信されるデータを変調したりする。ネ
ットワーク通信制御部44は、外部ネットワークとの通
信を制御する。監視盤インタフェイス45は、外部に設
置される監視盤46と本装置とのインタフェイスとして
機能する。
【0050】分岐制御部53は、分岐機構52の駆動を
制御する。回収制御部54は、回収部60における回収
箱2の載置板移動機構の駆動を制御する。表裏検知制御
部55は、表裏検知部70からの出力信号に基づいて無
線カードが上に向けている面に対応した情報(表向き/
裏向きに対応した情報)を出力する。反転制御部56
は、反転部80の駆動を制御する。
【0051】次に、このように構成された自動改札装置
による降車時の動作について図5に示すフローチャート
を参照しつつ説明する。
【0052】まず、主制御部1は、図示しない近接セン
サによる検知結果に基づいて、通行者が駅構内側から本
装置に接近したのを検知した場合に、シャッタ制御部3
5を制御して投入口14のシャッタ14aを閉鎖する。
この際、主制御部1は、表示制御部39を制御して、案
内表示部18aに「乗車券をかざして下さい。」という
旨の案内を表示する。
【0053】この状態において、通行者が所持している
無線カードCを通信部16aの近傍にかざすと、主制御
部1は、無線通信制御部43を制御して、通信部16a
により無線カードCとの間で通信を開始し、その通信に
より無線カードCの記録内容(記録情報)を読み取る
(ステップS1)。主制御部1は、この読み取った記録
内容に基づいて、通行者の通行の可否を判定する(ステ
ップS2)。
【0054】主制御部1は、判定の結果、通行が許可で
あると判定した場合には(ステップS3、Y)、無線カ
ードCから読み取った記録内容に基づいて、提示された
無線カードCが回収券(たとえば、使用済みとなった乗
車券)であるか否かを判定する(ステップS4)。すな
わち、主制御部1は、提示された無線カードCが普通乗
車券などの1回券である場合は、回収券であると判定
し、定期券やSFカードなどの場合は、回収券でない
(非回収券)と判定する。
【0055】主制御部1は、この判定により、回収券で
ないと判定した場合(ステップS4、N)、つまり、定
期券あるいはSFカードなどの回収しない無線カードC
であると判定した場合、投入口14のシャッタ14aを
閉じたまま、表示制御部39を制御して案内表示部18
aに「どうぞお通り下さい。」という旨の案内を表示す
る(ステップS5)。そして、主制御部1は、ドア開閉
制御部38を制御してドア開閉駆動部3aにより、ドア
3を開放して通行者の通行を許可する(ステップS
6)。これにより、非回収券を回収せずに通行者の通行
を許可する。
【0056】一方、ステップS4において、主制御部1
は、回収券であると判定した場合(ステップS4、
Y)、つまり、普通乗車券などの回収すべき無線カード
Cであると判定した場合には、シャッタ制御部35を制
御して投入口14のシャッタ14aを開放する(ステッ
プS7)。
【0057】そして、主制御部1は、表示制御部39を
制御して、案内表示部18aに「投入口に券を投入して
下さい。」という旨の案内を表示する(ステップS
8)。そして、主制御部1は、タイマ1aにより時間監
視を開始し、券検知器22の検知結果に基づいて、所定
の時間内に無線カードCが投入されたか否かを判定する
(ステップS9)。
【0058】そして、主制御部1は、券検知器22の検
知結果に基づいて、所定時間内に無線カードCが投入さ
れたと判定した場合には(ステップS9、Y)、シャッ
タ制御部35を制御して、投入口14のシャッタ14a
を閉じる(ステップS10)。投入口14から投入され
た無線カードCは、一旦、分岐機構52の搬送ベルト5
2a上に載置される。
【0059】そして、主制御部1は、投入口14から投
入された無線カードCと投入する前に提示された無線カ
ードCとが同一のものであるか否かを判定する(ステッ
プS11)。すなわち、主制御部1は、無線通信制御部
43を制御して通信部16aにより、投入口14から投
入された無線カードCとの間で通信を行なうことによ
り、無線カードCの記録内容を読み取る。このとき、例
えば無線カードCにそれぞれ割り当てられた固有の識別
情報を読み取ることにより、投入する前に提示された無
線カードCとの同一性が判定される。
【0060】そして、主制御部1は、この判定により、
投入された無線カードCが提示された無線カードCと同
一のものであると判定した場合には(ステップS11、
Y)、表示制御部39を制御して、案内表示部18aに
「どうぞお通り下さい。」という旨の案内を表示する
(ステップS12)。
【0061】そして、主制御部1は、投入された無線カ
ードCを無効化する(ステップS13)。すなわち、主
制御部1は、無線通信制御部43を制御して通信部16
aにより、分岐機構52の搬送ベルト52a上に載置さ
れている無線カードCとの間で通信を行ない、無線カー
ドCの記録内容を無効券に書換えることにより、無線カ
ードCを無効化する。
【0062】そして、主制御部1は、表裏検知制御部5
5を制御して表裏検知部70からの出力信号に基づい
て、搬送ベルト52a上の無効化された無線カードCの
向きを判断する(ステップS31)。そして、主制御部
1は、分岐制御部53を制御して分岐機構52により、
搬送ベルト52aを矢印a方向に回転させることによ
り、搬送ベルト52a上の無効化された無線カードCを
反転部80に導く。
【0063】そして、主制御部1は、表裏検知部70に
よる検知結果に基づいて、表向き、すなわち無線カード
Cの表面が上向きであると判断した場合には(ステップ
S31、Y)、反転制御部56を制御して反転部80に
より無線カードCの表裏を反転することなく表向きの無
線カードCを回収部60に導く。
【0064】一方、主制御部1は、表裏検知部70によ
る検知結果に基づいて、裏向き、すなわち無線カードC
の裏面が上向きであると判断した場合には(ステップS
31、N)、反転制御部56を制御して反転部80によ
り、無線カードCの表裏を反転する(ステップS3
2)。そして、主制御部1は、再び反転制御部56を制
御して反転部80により表向きの無線カードCを回収部
60に導く。
【0065】そして、主制御部1は、回収制御部54を
制御して、無線カードCを回収箱5に回収する(ステッ
プS14)。このとき、回収箱5では、シュータ20を
介して導かれた無線カードCが上方から順番に積み重ね
て回収される。そして、回収制御部54の制御に基づい
て、1枚の無線カードCを積み重ねるごとに載置板7が
降下される。
【0066】そして、主制御部1は、ドア開閉制御部3
8を制御してドア開閉駆動部3aにより、ドア3を開放
して通行者の通行を許可する(ステップS6)。これに
より、回収券を分岐機構52により確実に回収箱5に整
列して回収しつつ、通行者の通行を許可することができ
る。
【0067】上述したステップS9において、主制御部
1は、券検知器22の検知結果に基づいて、所定時間内
に投入口14から無線カードCが投入されないと判定し
た場合には(ステップS9、N)、シャッタ制御部35
を制御して投入口14のシャッタ14aを閉じる(ステ
ップS15)。そして、主制御部1は、表示制御部39
を制御して、案内表示部18aに「もう一度やり直して
下さい。」という旨の案内を表示し(ステップS1
6)、ドア開閉制御部38を制御してドア開閉駆動部3
aにより、ドア3を閉鎖して通行者の通行を不許可とす
る(ステップS17)。
【0068】上述したステップS11において、主制御
部1は、投入された無線カードCが提示された無線カー
ドCと同一ものではないと判定した場合には(ステップ
S11、N)、表示制御部39を制御して、案内表示部
18aに「一旦下がってから、同一券を投入して下さ
い。」という旨の案内を表示する(ステップS18)。
【0069】そして、主制御部1は、分岐制御部53を
制御して分岐機構52により、搬送ベルト52aを矢印
b方向に回動させることにより、搬送ベル52a上に載
置された無線カードCを返却口51へ返却する(ステッ
プS19)。そして、主制御部1は、ドア開閉制御部3
8を制御してドア開閉駆動部3aにより、ドア3を閉鎖
して利用の通行を不許可とする(ステップS17)。
【0070】これにより、通行者が提示した無線カード
Cは、間違いなく回収されるとともに、通行者が誤って
投入口14に他の無線カードや他の媒体などを投入する
ことを防ぐことができ、判定結果に対する通行制御を正
確に行なうことができる。
【0071】また、上述したステップS3において、主
制御部1は、通行判定の結果、通行が不許可であると判
定した場合には(ステップS3、N)、通行が不許可と
なった要因が無線カードCの料金不足であるか否かを判
定する(ステップS20)。そして、主制御部1は、こ
の判定により、料金不足で不許可になったと判定した場
合には(ステップS20、Y)、表示制御部39を制御
して、案内表示部18aに「精算機にて精算して下さ
い。」という旨の案内を表示し(ステップS21)、ド
ア開閉制御部38を制御してドア開閉駆動部3aによ
り、ドア3を閉鎖して通行者の通行を阻止する(ステッ
プS17)。
【0072】上述したステップS20において、主制御
部1は、料金不足以外の要因で通行が不許可になったと
判定した場合(ステップS20、N)、表示制御部39
を制御して、案内表示部18aに「この券では通行でき
ません。」という旨の案内を表示し(ステップS2
2)、ドア開閉制御部38を制御してドア開閉駆動部3
aにより、ドア3を閉鎖して通行者の通行を阻止する
(ステップS17)。
【0073】上述したように、この第1の実施の形態に
係る自動改札装置によれば、回収すべきと判定された無
線カードの表裏の向きを検知する表裏検知部、及び、必
要に応じて無線カードを反転して表裏を揃えた状態で回
収部に導く反転部を備えている。このため、回収部に1
つの回収箱を設けるだけで、回収箱に回収されたすべて
の無線カードの向きを揃えることが可能となる。
【0074】このため、再度無線カードを使用するため
にカード発行装置のカードユニットに回収箱ごと無線カ
ードをセッティングする際、改めてすべての無線カード
を一様な向きに揃え直したり、一様な向きになっている
か確認するといった煩わしい作業を省略することが可能
となる。したがって、係員の負担を軽減することができ
る。 (第2の実施の形態)図6は、この第2の実施の形態に
係る自動改札装置の一部の内部構造を模式的に示すもの
である。なお、この第2の実施の形態においては、上述
した第1の実施の形態と同一の構成については同一の参
照符号を付して詳細な説明は省略する。
【0075】この第2の実施の形態では、集札処理部1
0aには、通路表示部12a、投入口14、通信部16
a、案内表示部18a、券検知器22、返却口51、分
岐機構52、回収手段としての回収部60、検知手段と
しての表裏検知部70、および、搬送部90が設けられ
ている。
【0076】集札処理部10aに設けられた回収部60
は、無線カードCの表裏を揃えて回収するよう構成され
ている。すなわち、この回収部60は、第1回収箱5A
と、第1回収箱5Aに接続された第1シュータ20A
と、第2回収箱5Bと、第2回収箱5Bに接続された第
2シュータ20Bとを備えている。
【0077】これら、第1回収箱5A及び第2回収箱5
Bは、図3に示した回収箱5と同一であり、自動改札装
置本体0に対して着脱自在に構成されているとともに、
カード発行装置に搭載可能である。このような回収部で
は、一方の回収箱、例えば第1回収箱5Aには、表向き
の無線カードCが回収されるとともに、他方の回収箱、
例えば第2回収箱5Bには、裏向きの無線カードCが回
収される。
【0078】搬送部90は、表裏検知部70において、
例えば表面を上に向けていると検知された無線カードC
を受け取らずに回収部60の第1シュータ20Aに導
き、裏面を上に向けていると検知された無線カードCを
受け取って搬送し回収部60の第2シュータ20Bに導
く。この搬送部90は、例えば無端の搬送ベルト91な
どにより構成されている。
【0079】つまり、主制御部1は、表裏検知制御部5
5を制御して表裏検知部70からの出力信号に基づい
て、搬送ベルト52a上の無効化された無線カードCの
向きを判断する。
【0080】そして、主制御部1は、無線カードCが表
向きであると判断した場合には、分岐制御部53を制御
して分岐機構52により搬送ベルト52aを矢印aの方
向に回転させることにより、搬送ベルト52a上の無効
化された表向きの無線カードCを回収部60の第1シュ
ータ20Aに導く。これにより、第1回収箱5Aには、
表向きの無線カードCのみが回収される。
【0081】一方、主制御部1は、無線カードCが裏向
きであると判断した場合には、分岐制御部53を制御し
て分岐機構52により搬送ベルト52aを矢印aの方向
に回転させ、搬送ベルト52a上の無効化された無線カ
ードCを搬送部90に搬送する。そして、主制御部1
は、搬送部90を制御して搬送ベルト91を駆動して搬
送ベルト91上の裏向きの無線カードCを回収部60の
第2シュータ20Bに導く。これにより、第2回収箱5
Bには、裏向きの無線カードCのみが回収される。
【0082】このように集札処理部10aでは、回収す
べきと判定された無線カードCは、投入口14から投入
された後、表裏検知部70によりその表裏が検知され
る。そして、一方の向きの無線カードCは、搬送部90
に導かれることなくそのまま回収部60の第1シュータ
20Aを介して第1回収箱5Aに回収される。また、他
方の向きの無線カードCは、搬送部90に導かれた後に
回収部60の第2シュータ20Bを介して第2回収箱5
Bに回収される。これにより、無線カードCの表裏を揃
えた状態で回収することが可能となる。
【0083】上述したように、この第2の実施の形態に
係る自動改札装置によれば、回収すべきと判定された無
線カードの表裏の向きを検知する表裏検知部、及び、必
要に応じて無線カードをさらに下流側に導く搬送部を備
えている。また、回収部は、表向き用及び裏向き用の2
つの回収箱を備えている。
【0084】そして、表向きと判断された無線カードを
一方の回収箱に回収し、また、裏向きと判断された無線
カードを他方の回収箱に回収することにより、回収箱に
回収されたすべての無線カードの向きを揃えることが可
能となる。
【0085】このため、再度無線カードを使用するため
にカード発行装置のカードユニットに回収箱ごと無線カ
ードをセッティングする際、改めてすべての無線カード
を一様な向きに揃え直したり、一様な向きになっている
か確認するといった煩わしい作業を省略することが可能
となる。したがって、係員の負担を軽減することができ
る。
【0086】以上説明したように、この実施の形態に係
る自動改札装置によれば、降車の際に、普通乗車券など
の回収すべき無線カードが提示された場合、投入口のシ
ャッタを開放して無線カードの回収を行ない、定期券や
SFカードなどの回収しない無線カードが提示された場
合、投入口のシャッタを閉じたままとして、無線カード
を回収しないようにしたものである。
【0087】これにより、回収すべき無線カードを確実
に回収するとともに、回収すべきでない無線カードを誤
って回収してしまうことを防止でき、各通行者に対する
処理を適切に行なうことができ、しかも、自動改札装置
を効率よく運用できるものである。
【0088】また、集札時に無線カードを回収する際
に、その無線カードの記録情報を無効券に書換えること
により、回収した無線カードを再度発行する際に、回収
した無線カードの不正使用を防止できる。
【0089】さらに、集札時に無線カードを回収する際
に、着脱自在な回収箱に無線カードの表裏を揃えて整列
して回収することにより、回収した無線カードを再度発
行する際に、無線カードの表裏を揃える作業を行うこと
なく、その回収箱をそのまま取り外してカード発行装置
に搭載することが可能となる。これにより、係員の負担
を軽減できるとともに、回収した無線カードCの入れ替
えなどを効率的に運用できる。
【0090】なお、この発明は上記各実施の形態に限定
されるものではなく、その実施の段階ではその要旨を逸
脱しない範囲で種々な変形・変更が可能である。また、
各実施の形態は可能な限り適宜組み合わせて実施されて
もよく、その場合組み合わせによる効果が得られる。
【0091】
【発明の効果】以上詳述したように、この発明によれ
ば、使用済みの無線式記録媒体を一様な向きに揃えて回
収することが可能出るとともに、係員の負担を軽減する
ことが可能な回収装置、自動改札装置、及び改札方法を
提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、この発明の一実施の形態に係る自動改
札装置の外観を概略的に示す斜視図である。
【図2】図2は、図1に示した第1の実施の形態に係る
自動改札装置の一部の内部構造を模式的に示す側面図で
ある。
【図3】図3は、図1に示した自動改札装置に搭載され
る回収箱の構成を概略的に示す斜視図である。
【図4】図4は、図1に示した自動改札装置の制御系統
を概略的に示すブロック図である。
【図5】図5は、図1に示した自動改札装置による降車
時の動作について説明するフローチャートである。
【図6】図6は、図1に示した第2の実施の形態に係る
自動改札装置の一部の内部構造を模式的に示す側面図で
ある。
【符号の説明】
C…無線カード(無線式記録媒体)、0…自動改札装置
本体、1…主制御部(改札手段、判定手段、識別手段、
無効化手段)、5…回収箱、10a…集札処理部、10
b…改札処理部、14…投入口(受取手段)、14a…
シャッタ、16a,16b…通信部(通信手段、無効化
手段)、20…シュータ、51…返却口(返却手段)、
52…分岐機構(受取手段、回収手段、返却手段)、6
0…回収部(回収手段)、70…表裏検知部(検知手
段)、80…反転部(反転手段)、90…搬送部。

Claims (17)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】無線式記録媒体を受け取る受取手段と、 前記受取手段により受け取られた前記無線式記録媒体の
    表裏を検知する検知手段と、 前記検知手段による検知結果に基づいて前記無線式記録
    媒体の表裏を揃えて回収する回収手段と、 を具備したことを特徴とする無線式記録媒体の回収装
    置。
  2. 【請求項2】無線式記録媒体を受け取る受取手段と、 前記受取手段により受け取られた前記無線式記録媒体の
    表裏を検知する検知手段と、 前記検知手段により裏が検知された前記無線式記録媒体
    を反転する反転手段と、 前記検知手段により表が検知された前記無線式記録媒
    体、及び、前記反転手段により反転された前記無線式記
    録媒体を回収する回収手段と、 を具備したことを特徴とする無線式記録媒体の回収装
    置。
  3. 【請求項3】無線式記録媒体を受け取る受取手段と、 前記受取手段により受け取られた前記無線式記録媒体の
    表裏を検知する検知手段と、 前記検知手段により表が検知された前記無線式記録媒体
    を回収する第1回収箱と、前記検知手段により表が検知
    された前記無線式記録媒体を回収する第2回収箱とを備
    えた回収手段と、 を具備したことを特徴とする無線式記録媒体の回収装
    置。
  4. 【請求項4】無線式記録媒体との間で無線による通信を
    行なう通信手段と、 前記通信手段により前記無線式記録媒体から読み取られ
    た情報に基づいて改札処理を行う改札手段と、 前記改札手段による改札処理が行われた前記無線式記録
    媒体を受け取る受取手段と、 前記受取手段により受け取られた前記無線式記録媒体の
    表裏を検知する検知手段と、 前記検知手段による検知結果に基づいて前記無線式記録
    媒体の表裏を揃えて回収する回収手段と、 を具備したことを特徴とする自動改札装置。
  5. 【請求項5】無線式記録媒体との間で無線による通信を
    行なう通信手段と、 前記通信手段により前記無線式記録媒体から読み取られ
    た情報に基づいて改札処理を行う改札手段と、 前記通信手段により前記無線式記録媒体から読み取られ
    た情報に基づいて回収すべきであるか否かを判定する判
    定手段と、 前記判定手段により回収すべきであると判定された前記
    無線式記録媒体を受け取る受取手段と、 前記受取手段により受け取られた前記無線式記録媒体の
    表裏を検知する検知手段と、 前記検知手段による検知結果に基づいて前記無線式記録
    媒体の表裏を揃えて回収する回収手段と、 を具備したことを特徴とする自動改札装置。
  6. 【請求項6】無線式記録媒体との間で無線による通信を
    行なう通信手段と、 前記通信手段により前記無線式記録媒体から読み取られ
    た情報に基づいて改札処理を行う改札手段と、 前記無線式記録媒体を受け取る受取手段と、 前記通信手段により情報を読み取られた前記無線式記録
    媒体と、前記受取手段により受け取られた前記無線式記
    録媒体とが同一であるか否かを識別する識別手段と、 前記識別手段により同一であると識別された前記無線式
    記録媒体の表裏を検知する検知手段と、 前記検知手段による検知結果に基づいて前記無線式記録
    媒体の表裏を揃えて回収する回収手段と、 前記識別手段により同一でないと識別された前記無線式
    記録媒体を返却する返却手段と、 を具備したことを特徴とする自動改札装置。
  7. 【請求項7】前記検知手段は、前記無線式記録媒体の表
    裏の一方に配置された識別子を検知することにより表裏
    を検知することを特徴とする請求項4乃至6のいずれか
    1項に記載の自動改札装置。
  8. 【請求項8】前記検知手段は、前記無線式記録媒体に形
    成された切欠部を検知した位置に基づいて表裏を検知す
    ることを特徴とする請求項4乃至6のいずれか1項に記
    載の自動改札装置。
  9. 【請求項9】前記検知手段は、前記無線式記録媒体から
    所定距離だけ離れた位置に配置された少なくとも1つの
    検知器を備え、前記検知器を介して検知される前記無線
    式記録媒体からの出力値の差に基づいて表裏を検知する
    ことを特徴とする請求項4乃至6のいずれか1項に記載
    の自動改札装置。
  10. 【請求項10】前記受取手段により受け取られた前記無
    線式記録媒体に記録されている情報を無効化する無効化
    手段を備えたことを特徴とする請求項4乃至6のいずれ
    か1項に記載の自動改札装置。
  11. 【請求項11】前記回収手段は、前記受取手段により受
    け取られた前記無線式記録媒体を積層して整列収納する
    とともに無線式記録媒体発行装置に対して搭載可能に構
    成された回収箱を備えたことを特徴とする請求項4乃至
    6のいずれか1項に記載の自動改札装置。
  12. 【請求項12】無線式記録媒体との間で無線通信を行っ
    て改札処理を行う改札方法において、 無線式記録媒体を受け取り、 受け取られた前記無線式記録媒体の表裏を検知し、 検知結果に基づいて前記無線式記録媒体の表裏を揃えて
    回収する、 ことを特徴とする改札方法。
  13. 【請求項13】無線式記録媒体との間で無線通信を行っ
    て改札処理を行う改札方法において、 無線式記録媒体を受け取り、 受け取られた前記無線式記録媒体の表裏を検知し、 裏が検知された前記無線式記録媒体を反転し、 表が検知された前記無線式記録媒体、及び、反転された
    前記無線式記録媒体を回収する、 ことを特徴とする改札方法。
  14. 【請求項14】無線式記録媒体との間で無線通信を行っ
    て改札処理を行う改札方法において、 無線式記録媒体を受け取り、 受け取られた前記無線式記録媒体の表裏を検知し、 表が検知された前記無線式記録媒体を第1回収箱に回収
    し、 表が検知された前記無線式記録媒体を第2回収箱に回収
    する、 ことを特徴とする改札方法。
  15. 【請求項15】無線式記録媒体との間で無線による通信
    を行ない、 前記無線式記録媒体から読み取られた情報に基づいて改
    札処理を行い、 改札処理が行われた前記無線式記録媒体を受け取り、 受け取られた前記無線式記録媒体の表裏を検知し、 検知結果に基づいて前記無線式記録媒体の表裏を揃えて
    回収する、 ことを特徴とする改札方法。
  16. 【請求項16】無線式記録媒体との間で無線による通信
    を行ない、 前記無線式記録媒体から読み取られた情報に基づいて改
    札処理を行い、 前記無線式記録媒体から読み取られた情報に基づいて回
    収すべきであるか否かを判定し、 回収すべきであると判定された前記無線式記録媒体を受
    け取り、 受け取られた前記無線式記録媒体の表裏を検知し、 検知結果に基づいて前記無線式記録媒体の表裏を揃えて
    回収する、 ことを特徴とする改札方法。
  17. 【請求項17】無線式記録媒体との間で無線による通信
    を行ない、 前記無線式記録媒体から読み取られた情報に基づいて改
    札処理を行い、 前記無線式記録媒体を受け取り、 情報を読み取られた前記無線式記録媒体と、受け取られ
    た前記無線式記録媒体とが同一であるか否かを識別し、 同一であると識別された前記無線式記録媒体の表裏を検
    知し、 検知結果に基づいて前記無線式記録媒体の表裏を揃えて
    回収し、 同一でないと識別された前記無線式記録媒体を返却す
    る、ことを特徴とする改札方法。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013186685A (ja) * 2012-03-08 2013-09-19 Omron Corp ゲート装置、ゲートシステム、およびゲート装置の通行制御方法
JP2016057686A (ja) * 2014-09-05 2016-04-21 株式会社東芝 処理装置、処理システム、icカード、および発券機

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