JP2000090309A - 情報記録媒体及びその処理装置 - Google Patents

情報記録媒体及びその処理装置

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JP2000090309A
JP2000090309A JP26005898A JP26005898A JP2000090309A JP 2000090309 A JP2000090309 A JP 2000090309A JP 26005898 A JP26005898 A JP 26005898A JP 26005898 A JP26005898 A JP 26005898A JP 2000090309 A JP2000090309 A JP 2000090309A
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Shigeru Ikezawa
茂 池沢
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 磁気券と非接触券との両方が処理可能な自動
改札機において、非接触券が投入口に投入されても、磁
気券と同様に改札処理できるようにする。 【解決手段】 投入された磁気券の処理を行う磁気券処
理部、及び通信エリアに接近された非接触券の処理を行
う非接触券処理部を備えた情報記録媒体処理装置(自動
改札機)において、前記情報記録媒体処理装置の本体の
投入口に投入された前記非接触券の厚さを検出する検出
手段と、前記情報記録媒体処理装置の本体の投入口に投
入された前記非接触券と交信する交信手段と、前記非接
触券の厚さが所定値以下のとき、その非接触券を前記磁
気券と同様の搬送処理を行う搬送制御手段とからなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、非接触式自動改札
機又は非接触式自動精算機等の情報記録媒体処理装置で
使用される非接触式の情報記録媒体及びその処理装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】現在、多用されている自動改札機は、自
動改札機の本体(以下、「改札機本体」という)に所定
の出改札デ−タが磁気的に記録されている乗車券や定期
券等の磁気券が投入されると、その磁気券に記録されて
いる出改札デ−タが読取られる。そして、改札機本体で
は、その読取られた出改札デ−タを基に演算処理し、そ
の演算結果に基づいて入場又は出場処理するとともに、
磁気券にその演算結果である入場又は出場デ−タを書込
むようにしている。
【0003】また、近年、上述の磁気券投入型の自動改
札機は、定期券利用者が改札口を通過するたびに、定期
券を定期券入れから出し入れしなければならないという
不便があるので、これを解決するために、定期券を通信
機能を備えたICカ−ド型の非接触式の情報記録媒体
(以下、「非接触券」という)とし、その非接触券と改
札機本体との間で非接触的に出改札デ−タの授受を行な
い、改札機本体に定期券を挿入することなく自動改札を
行なう非接触型の自動改札機が提案されている(例え
ば、特開平1−246687号公報)。
【0004】しかしながら、上記従来の磁気券投入型の
自動改札機が、将来、非接触型の自動改札機に変換され
たとしても、その変換を一度に行うことは不可能であ
り、また、一回限りの普通乗車券等は、コストの安い磁
気券が有利であるので、自動改札機を磁気券投入型と非
接触型の2種類設置しなければならず、設置面積を広く
必要とするとともに、設備コストが高くなる欠点が生ず
る。このような欠点を解決するために、例えば、特開昭
61−25288号公報に示されるように、一つの改札
機本体で磁気券も非接触券も処理できる自動改札機が提
案されている。
【0005】また、乗車券として非接触券が用いられる
ようになると、その非接触券を精算原券とする必要が生
じてくるので、非接触券を精算原券とすることのできる
非接触式の自動精算機も提案されている(例えば、特開
平5−28355号公報)。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、磁気券と非
接触券とを一つの改札機本体、あるいは、一つの自動精
算機機の本体(以下、「精算機本体」という)で処理で
きるようにした場合は、磁気券の投入口に誤って非接触
券が投入されることが考えられる。
【0007】仮に、誤って非接触券が改札機本体又は精
算機本体内に投入(挿入)されると、当然、その非接触
券による改札処理又は精算処理が拒否されて改札処理や
精算処理が滞るとともに、非接触券は、磁気券よりも厚
みがあり、磁気ヘッド等からなる磁気券処理部を損傷さ
せたり、また、非接触券がその磁気券処理部を無理に通
過することにより、非接触券自体も損傷を受けるおそれ
がある。
【0008】また、非接触式の自動改札機の設置されて
いない駅では、非接触券を用いた自動改札処理ができな
い不便があるとともに、非接触式の自動精算機が設置さ
れていない駅では、非接触券を精算原券として自動精算
処理ができないという不便があった。
【0009】そこで、本発明は、上述の懸念を解消する
ためになされたものであって、その目的は、非接触券が
磁気券の投入口に投入されても、磁気券処理部及び非接
触券を損傷させることのない非接触券及びその処理装置
を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明に係る情報記録媒
体は、上記目的を達成するために、情報記録媒体処理装
置の本体と非接触でデータ授受を行って改札処理等の所
定の処理を行うことのできる非接触券であって、前記非
接触券の本体には、その非接触券の本体の厚さを示すデ
ータが記録されていることを特徴としている。
【0011】本発明に係る情報記録媒体は、上記目的を
達成するために、情報記録媒体処理装置の本体と非接触
でデータ授受を行って改札処理等の所定の処理を行うこ
とのできる非接触式の情報記録媒体であって、前記非接
触式の情報記録媒体の本体には、磁気データ記録部を有
することを特徴としている。
【0012】本発明に係る情報記録媒体処理装置は、上
記目的を達成するために、情報記録媒体処理装置の本体
の投入口に投入された磁気券に記録されているデータを
基に改札処理等の所定の処理を行う磁気券処理部、及び
その情報記録媒体処理装置の本体に設けられている通信
エリアに接近されたときの交信により得られた非接触券
に記録されているデータを基に改札処理等の所定の処理
を行う非接触券処理部を備えた情報記録媒体処理装置に
おいて、前記情報記録媒体処理装置の本体の投入口に投
入された前記非接触券の本体の厚さを検出する検出手段
と、前記情報記録媒体処理装置の本体の投入口に投入さ
れた前記非接触券と交信する交信手段と、前記非接触券
の本体の厚さが所定値以下のとき、その非接触券を前記
磁気券と同様の搬送処理を行う搬送制御手段と、を有す
ることを特徴としている。また、前記非接触券の本体の
厚さが所定値を越えるとき、前記搬送制御手段に代えて
その非接触券を前記投入口に返送する返送手段を設けた
ことを特徴としている。さらに、前記非接触券の本体の
厚さが所定値を越えるとき、磁気券処理部の磁気ヘッド
の間隙を大きく調整する調整手段を設けたことを特徴と
している。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。図1は、一実施の形態に係る処理
装置を非接触式の自動改札機としたときの概略構成図で
あって、その改札機本体aの投入口1と排出口2の間に
は、順に、投入口1に投入された磁気券C1 を取込むと
ともに、その取込んだ磁気券C1 の搬送姿勢を整える投
入口側搬送路L1 と、磁気券C1 に記録されている磁気
データを読取るための磁気ヘッドH1 、この磁気ヘッド
H1 で読取った磁気データをマイクロコンピュータを中
心に構成された制御器bで演算処理し、その演算結果を
書込むための磁気ヘッドH2 、及びそのデータの書込み
が正常に行なわれたか否かを読取るためのベリファイ用
の磁気ヘッドH3 を有する主搬送路L2 と、磁気券C1
を排出口2aに排出させる排出搬送路L3 とが設けられ
ている。
【0014】上記各搬送路L1 ,L2 ,L3 は、モータ
Mにより駆動される一対の無端ベルトを対設して構成さ
れ、投入口1に投入された磁気券C1 だけでなく、その
投入口1に誤って投入された非接触券C2 をも搬送でき
るように構成されている。
【0015】なお、改札機本体a内には、投入された磁
気券C1 を図示しない回収箱に回収する回収搬送路が主
搬送路L2 と排出搬送路L3 との間に設けられている
が、ここでは省略されている。また、主搬送路L2 に設
けられている各磁気ヘッドH1,H2 ,H3 は、投入口
1に磁気券C1 が表面(乗車区間等の印字されている
面)を上にして投入されたときの分しか示されていない
が、裏面を上にして投入された磁気券C1 を処理する分
の磁気ヘッドも設けられているが、ここでは省略されて
いる。
【0016】各磁気ヘッドH1 〜H3 は、図2に示され
るように、磁気ヘッドH1 (図2では読取用の磁気ヘッ
ドH1 が例示されている)は、ソレノイド5で稼動でき
るように構成されて居る。すなわち、磁気ヘッドH1
は、ソレノイド5により移動されたときに、ピンローラ
Pとの間隙、すなわち、磁気ヘッドH1 のギャップを非
接触券C2 に押圧力を与えないように大きく調整できる
ように構成されている(図2の二点鎖線位置参照)。な
お、この調整は、ピンチローラPを可動型とし、又は両
者を可動型としても実現することができる。
【0017】図中、Dは、改札機本体aの側面に設けら
れ、制御器bの演算結果に基づいて改札通路Pの通過を
許可したり、阻止したりするように開閉されるドアであ
り、また、図示しないが、改札機本体a内には、改札機
本体a内に取込まれた磁気券C1 にパンチングするパン
チングユニットや、磁気券C1 に所定の内容を印字する
印字ユニットが設けられているが、ここでは、図面を簡
略化するために省略されている。
【0018】改札機本体aの上面の手前側(利用者の進
入側)には、利用者が所持する非接触券C2 との間で無
線通信によりデータの授受を行うためのアンテナ3が設
けられている。このアンテナ3を中心にして、本体aと
非接触券C2 との間でデータ授受が行われる所定範囲が
通信エリアに形成されている。この通信エリアの範囲
は、投入口1に誤って投入された非接触券C2 が投入口
側搬送路L1 で搬送される途中、その通信エリア内を通
過できるように決められている。
【0019】図中、S,S…は、隣接する改札機本体
(図示せず)との間に形成される改札通路Pにおける利
用者位置、つまり改札通路Pへの利用者の進入又は改札
通路Pからの退出、あるいは通過を検知するための人間
位置検知器であり、改札機本体aの側面及びアームa′
に取付けられている。また、改札機本体aの両側の側面
には、利用者に対して所定の案内を放送するためのスピ
ーカ4が取付けられている。
【0020】図3は、改札機本体a及び非接触券C2 の
電気的構成である。先ず、改札機本体a側から説明する
と、制御器bの中央処理部(CPU)10は、ROM1
1に格納されているプログラムデータとRAM12に格
納されているワ−キングデータとを用いて演算制御処理
を行もので、このCPU10には、I/Oユニット13
を介して各磁気ヘッドH1 〜H3 を制御する磁気ヘッド
制御部hと、ドアDを駆動するドアドライバ16と、改
札機本体aの上面後部(利用者の進出側の上面)に設け
られた表示器(図1には図示せず)17に利用者への伝
言を表示するための表示ドライバ18と、人間検知器
S,Sからの検出信号を取り入れるセンサドライバ19
と、スピーカ9を駆動する音声ドライバ20と、モータ
Mを回転駆動するモータドライバ21と、非接触券C2
との間でデータ送受を行う通信制御部(トランスミッ
タ)22とが接続されている。
【0021】通信制御部22は、制御器bからの制御に
基づき、周知の非接触型の自動改札機と同じく、アンテ
ナ3を介して改札機本体aから非接触券C2 に駅名及び
当日日付等のデータを送信するとともに、非接触券C2
から送信されてくる電波を受信する機能を有している。
なお、改札機本体aと非接触券C2 との間の通信方式に
は、上述の電波方式に限らず、光通信方式、電磁結合方
式あるいは電磁誘導方式等を採用することもできる。
【0022】次に、非接触券C2 の電気的構成を説明す
る。この非接触券C2 は、通信機能を有する通常のIC
カードと同様に、アンテナ30と、改札機本体aの通信
制御部22と同様の機能を有する通信制御部31と、I
/Oユニット32と、CPU33と、ROM及びRAM
からなるメモリ34と、電源35とを有している。な
お、電源35は、非接触券C2 の内部に持たずに、改札
機本体aから供給される電力波を受信して電源とするよ
うにしてもよい。
【0023】メモリ34には、定期券の乗車区間等の定
期券データ以外に、非接触券の本体(以下、この本体も
含めて「非接触券」という)C2 の厚さデータ、すなわ
ち、カードの厚みを示すデータが記録されている。
【0024】上記構成の自動改札機において、投入口1
に磁気券C1 が投入されたときは、従来の磁気券投入型
の自動改札機と同様の改札処理が行われる。
【0025】すなわち、投入された磁気券C1 に記録さ
れているデータが磁気ヘッドH1 を介して読取られ、そ
の読取られたデータを基にした演算処理がCPU10に
より行われる。そして、その演算処理の結果、入出場を
許可できるときは、磁気ヘッドH2 を介して入出場デー
タが磁気券C1 に書込まれたのち、磁気ヘッドH3 を介
してチェックされて排出口2aに排出されて返却され
る。また、その磁気券C1 が返却の必要がないときは、
改札機本体a内に回収される。このように、入出場が許
可されたときは、ドアDが開かれる(改札機本体aがノ
ーマルオープン型のときはそのまま)が、入出場を許可
できないときは、ドアDが閉じられて磁気券C1 は排出
口2に排出されて返却される。
【0026】利用者が非接触券C2 を所持しているとき
は、その非接触券C2 がアンテナ3にかざされることに
より、従来の非接触型の自動改札機と同様に改札処理が
行われる。
【0027】すなわち、非接触券C2 がアンテナ3にか
ざされると、改札機本体aと非接触券C2 との間でデー
タの授受が行われ、CPU10では、非接触券C2 から
得たデータを基に入出場の演算処理が行われる。そし
て、その演算処理の結果、入出場を許可できるときは、
その入出場データが非接触券C2 のメモリ34に書込ま
れるとともに、ドアDが開かれる。もちろん、上述の演
算処理の結果が入出場を許可できないときは、ドアDは
閉じられる。
【0028】さて、非接触券C2 が誤って投入口1に投
入される場合がある。この場合の制御動作を図4のフロ
ーチャートを用いて説明する。
【0029】投入口1に非接触券C2 が誤って投入され
ると(ステップ100肯定、ステップ102肯定。以
下、ステップを「S」とする。)、その非接触券C2
は、投入口側搬送路L1 を介して改札機本体a内に取込
まれて排出口2側に向けて搬送される。この搬送の途中
において、非接触券C2 は、アンテナ3の通信エリアを
通過し、非接触券C2 と改札機本体aとの間でデータ授
受が行われ、そのデータ授受に基づいて上述と同様の改
札処理が行われる(S104)。
【0030】すなわち、改札機本体aは、非接触券C2
から得た乗車区間等のカードデータに基づいて入出場の
演算処理を行い、その演算結果が入出場を許可できると
きは、ドアDを開いて、入出場を許可し、また、非接触
券C2 には、入出場データが書込まれる。もちろん、上
述の演算処理結果が入出場を許可できないときは、ドア
Dが閉じられて入出場は拒否される。
【0031】改札機本体aには、非接触券C2 との間の
データ授受において、入出場処理に必要なデータ以外
に、非接触券C2 の厚さ(カード厚さ)データが取込ま
れる。
【0032】非接触券C2 は、その非接触券C2 の発行
会社(鉄道会社)によって、あるいは、発行時期によっ
て相違する性質を有している。一般に、近年のものほど
技術の進歩によって薄く(例えば、0.3mm)、ま
た、可撓性を有するようになってきているが、従来のも
のは、厚く(例えば、0.7mm)、また、硬質であ
る。
【0033】改札機本体aは、非接触券C2 の厚さが所
定値以下であれば(S106否定)、投入口1に磁気券
C1 を投入したと同様に、主搬送路L2 及び排出搬送路
L3を介して排出口2に非接触券C2 を排出して利用者
へ返却される(S108)。例えば、非接触券C2 の厚
さが0.3mm程度であれば、各磁気ヘッドH1 〜H3
を損傷させることなく、また、非接触券C2 自身も損傷
を受けることがないので、排出口2に排出される。
【0034】他方、非接触券C2 の厚さが所定値を越え
る場合、改札機本体aは、非接触券C2 をそのまま排出
口2側に搬送すると、磁気ヘッドH1 〜H3 を損傷させ
たり、あるいは、非接触券C2 自身が損傷を受けるおそ
れがあるので、図2に示されるように、ソレノイド5が
駆動して磁気ヘッドH1 〜H3 のギャップが大きく調整
される(S106肯定、S110)。したがって、非接
触券C2 を排出口2へ円滑に排出することができる。
【0035】上述のように、投入口に非接触券C2 が誤
って投入された場合であっても、磁気券C1 と同様に非
接触券C2 が排出されて改札処理が行われるので、改札
通路イの渋滞を未然に防止することができる。
【0036】上述の例は、非接触券C2 の厚さが所定値
を越えるとき、磁気ヘッドH1 〜H3 のギャップを大き
くなるように調整したが、磁気ヘッドH1 〜H3 は、従
来と同様にし、モータMをそれまでとは逆に回転させて
改札機本体a内に投入された非接触券C2 を投入口1に
返却するようにしてもよい(S106肯定、S112、
S114)。このようにすると、磁気ヘッドH1 〜H3
の構造をそのままにでき、低コストに実施できる特長が
ある。
【0037】なお、上述の例は、非接触券C2 が改札機
本体aに投入されて改札処理を行う場合であるが、非接
触券C2 を図示しない精算機本体の磁気券C1 の挿入口
に誤って挿入した場合も同様に処理される。すなわち、
非接触券C2 が磁気券C1 の挿入口に挿入されると、精
算機本体内を搬送する途中において、その精算機本体と
の間でデータ授受が行われ、その非接触券C2 を精算原
券とする精算処理が行われる。
【0038】また、上述の例では、情報記録媒体処理装
置として非接触型の自動改札機及び非接触型の自動精算
機を示したが、磁気券及び非接触券の両券を処理できる
各種のカード処理機に適用することができる。
【0039】さらに、上述の例では、非接触券C2 の厚
さを示すデータを非接触券C2 のメモリ34に記憶させ
るようにしたが、非接触券C2 の発行会社(鉄道会社)
を示すデータによって、あるいは、発行時期を示すデー
タによって、あるいは、その他の特定のデータによって
非接触券C2 の厚さを間接的に特定できるときは、これ
らのデータを非接触券C2 の厚さを示すデータとするこ
とができる。したがって、本発明の非接触券の厚さを示
すデータには、上述のように、間接的に示すデータをも
含んでいる。
【0040】本願発明で用いられる非接触券のうち、磁
気ヘッドH1 〜H3 をそのまま通過させることのできる
薄型の非接触券C2 は、その非接触券C2 に磁気券C1
と同様の磁気データを記録することのできる磁気データ
記録部を持たせることができる。このように非接触券C
2 に磁気券C1 と同様の磁気データを記録したときは、
その磁気データを用いて、より高級な処理ができるだけ
でなく、非接触式の自動改札機の設置されていない磁気
券投入型の自動改札機を用いて入出場することができる
とともに、磁気券挿入型の自動精算機で精算処理するこ
とができる特長がある。
【0041】
【発明の効果】本発明に係る情報記録媒体は、厚さを示
すデータが記録されているので、このデータを基に情報
記録媒体処理装置を制御することができる。
【0042】本発明に係る情報記録媒体は、非接触券に
磁気データ記録部を有しているので、その磁気データを
用いて、より高級な処理ができるだけでなく、非接触式
の自動改札機の設置されていない磁気券投入型の自動改
札機を用いて入出場することができるとともに、磁気券
挿入型の自動精算機で精算処理することができる特長が
ある。
【0043】本発明に係る情報記録媒体処理装置は、情
報記録媒体処理装置の本体の投入口に投入された非接触
券の本体の厚さを検出する検出手段と、前記情報記録媒
体処理装置の本体の投入口に投入された前記非接触券と
交信する交信手段と、前記非接触券の厚さが所定値以下
のとき、その非接触券を前記磁気券と同様の搬送処理を
行う搬送制御手段とからなるので、投入口に投入された
非接触券を磁気券と同様に処理することができる。ま
た、非接触券の厚さが所定値を越えるとき、上記の搬送
制御手段に代えてその非接触券を投入口に返送する返送
手段を設けたときは、磁気券処理部の磁気ヘッド及び非
接触券を保護することができる。さらに、非接触券の厚
さが所定値を越えるとき、磁気券処理部の磁気ヘッドの
間隙を大きく調整する調整手段を設けたときは、磁気券
処理部の磁気ヘッド及び非接触券を保護することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態に係る改札機本体の概略
構成図である。
【図2】磁気ヘッドの詳細図である。
【図3】改札機本体及び非接触券の磁気的構成を示すブ
ロック図である。
【図4】制御動作を示すフローチャートである。
【符号の説明】
a 自動改札機の本体(改札機本体) C1 磁気券 C2 非接触券(非接触券の本体) b 制御器 H1 〜H3 磁気ヘッド L1 投入口側搬送路 L2 主搬送路 L3 排出搬送路 D ドア M モータ 1 投入口 2 排出口

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 情報記録媒体処理装置の本体と非接触で
    データ授受を行って改札処理等の所定の処理を行うこと
    のできる非接触式の情報記録媒体であって、 前記非接触式の情報記録媒体の本体には、その非接触式
    の情報記録媒体の本体の厚さを示すデータが記録されて
    いることを特徴とする情報記録媒体。
  2. 【請求項2】 情報記録媒体処理装置の本体と非接触で
    データ授受を行って改札処理等の所定の処理を行うこと
    のできる非接触式の情報記録媒体であって、 前記非接触式の情報記録媒体の本体には、磁気データ記
    録部を有することを特徴とする情報記録媒体。
  3. 【請求項3】 情報記録媒体処理装置の本体の投入口に
    投入された磁気券に記録されているデータを基に改札処
    理等の所定の処理を行う磁気券処理部、及びその情報記
    録媒体処理装置の本体に設けられている通信エリアに接
    近されたときの交信により得られた非接触式の情報記録
    媒体に記録されているデータを基に改札処理等の所定の
    処理を行う非接触券処理部を備えた情報記録媒体処理装
    置において、 前記情報記録媒体処理装置の本体の投入口に投入された
    前記非接触式の情報記録媒体の本体の厚さを検出する検
    出手段と、 前記情報記録媒体処理装置の本体の投入口に投入された
    前記非接触式の情報記録媒体と交信する交信手段と、 前記非接触式の情報記録媒体の本体の厚さが所定値以下
    のとき、その非接触式の情報記録媒体を前記磁気券と同
    様の搬送処理を行う搬送制御手段と、 を有することを特徴とする情報記録媒体処理装置。
  4. 【請求項4】 前記非接触式の情報記録媒体の本体の厚
    さが所定値を越えるとき、前記搬送制御手段に代えてそ
    の非接触式の情報記録媒体を前記投入口に返送する返送
    手段を設けたことを特徴とする請求項3記載の情報記録
    媒体処理装置。
  5. 【請求項5】 前記非接触式の情報記録媒体の本体の厚
    さが所定値を越えるとき、磁気券処理部の磁気ヘッドの
    間隙を大きく調整する調整手段を設けたことを特徴とす
    る請求項3記載の情報記録媒体処理装置。
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JP (1) JP2000090309A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009104364A (ja) * 2007-10-23 2009-05-14 Omron Corp 自動改札装置

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JP2009104364A (ja) * 2007-10-23 2009-05-14 Omron Corp 自動改札装置

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