JP2003295542A - 画像形成装置 - Google Patents
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- G03G15/50—Machine control of apparatus for electrographic processes using a charge pattern, e.g. regulating differents parts of the machine, multimode copiers, microprocessor control
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- G03G15/5058—Machine control of apparatus for electrographic processes using a charge pattern, e.g. regulating differents parts of the machine, multimode copiers, microprocessor control by measuring the characteristics of an intermediate image carrying member or the characteristics of an image on an intermediate image carrying member, e.g. intermediate transfer belt or drum, conveyor belt using a test patch
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- G03G15/14—Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for transferring a pattern to a second base
- G03G15/16—Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for transferring a pattern to a second base of a toner pattern, e.g. a powder pattern, e.g. magnetic transfer
- G03G15/1605—Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for transferring a pattern to a second base of a toner pattern, e.g. a powder pattern, e.g. magnetic transfer using at least one intermediate support
- G03G15/161—Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for transferring a pattern to a second base of a toner pattern, e.g. a powder pattern, e.g. magnetic transfer using at least one intermediate support with means for handling the intermediate support, e.g. heating, cleaning, coating with a transfer agent
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- Dry Development In Electrophotography (AREA)
- Cleaning In Electrography (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 転写残トナーの発生をなくして構成の簡略化
を図ると共に、ユーザビリティの向上及びトナー利用率
の向上を図る。 【解決手段】 転写材Pを転写ニップ部70に搬送して
感光体1上のトナー像と接触させる転写ベルト71と、
この転写ベルト71の裏面からトナー像と逆極性の電荷
を付与し、感光体1上のトナー像を転写ニップ部70に
おいて転写材Pに転写する転写装置7とを備え、転写材
Pにトナー像を転写した後の感光体1上の転写残トナー
を現像装置4にて回収するクリーナレスシステムのレー
ザビームプリンタにおいて、転写ニップ部70を通過し
た後の転写ベルト71上の転写残トナーが、該転写ベル
ト71の移動に伴い再び前記転写ニップ部70に位置し
た際に、転写ブレード74は残トナーと同極性の電荷を
付与し、該残トナーを転写ニップ部70において感光体
1上に逆転写する。
を図ると共に、ユーザビリティの向上及びトナー利用率
の向上を図る。 【解決手段】 転写材Pを転写ニップ部70に搬送して
感光体1上のトナー像と接触させる転写ベルト71と、
この転写ベルト71の裏面からトナー像と逆極性の電荷
を付与し、感光体1上のトナー像を転写ニップ部70に
おいて転写材Pに転写する転写装置7とを備え、転写材
Pにトナー像を転写した後の感光体1上の転写残トナー
を現像装置4にて回収するクリーナレスシステムのレー
ザビームプリンタにおいて、転写ニップ部70を通過し
た後の転写ベルト71上の転写残トナーが、該転写ベル
ト71の移動に伴い再び前記転写ニップ部70に位置し
た際に、転写ブレード74は残トナーと同極性の電荷を
付与し、該残トナーを転写ニップ部70において感光体
1上に逆転写する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子写真方式を利
用して、画像を転写材(記録材と同じ。)上に形成して
ハードコピーを得る複写機、ファクシミリ、プリンタ等
の画像形成装置に関するものである。
用して、画像を転写材(記録材と同じ。)上に形成して
ハードコピーを得る複写機、ファクシミリ、プリンタ等
の画像形成装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】電子写真プロセスを利用した従来の画像
形成装置では、像担持体としてのドラム型電子写真感光
体(以下、「感光体」という)を帯電処理する手段とし
て、コロナ帯電器が多用されていた。これは、コロナ帯
電器を感光体に非接触に対向配置し、コロナ帯電器で発
生する放電コロナに感光体表面をさらすことで、感光体
表面を所定の極性、電位に帯電させるものである。
形成装置では、像担持体としてのドラム型電子写真感光
体(以下、「感光体」という)を帯電処理する手段とし
て、コロナ帯電器が多用されていた。これは、コロナ帯
電器を感光体に非接触に対向配置し、コロナ帯電器で発
生する放電コロナに感光体表面をさらすことで、感光体
表面を所定の極性、電位に帯電させるものである。
【0003】また、近年、コロナ帯電器よりも低オゾ
ン、低電力などの利点を有することから、接触帯電装置
(直接帯電装置)が実用化されている。これは、電圧を
印加した帯電部材を感光体に当接させて感光体表面を所
定の極性、電位に帯電させるものである。この帯電部材
として、磁気ブラシを用いる接触帯電装置は、帯電、接
触の安全性等の点から好ましいため多用されている。こ
の磁気ブラシ方式の接触帯電装置では、導電性の磁性粒
子を直接マグネット、或いはマグネットを内包するスリ
ーブ上に磁気ブラシとして磁気的に拘束保持させ、この
磁気ブラシを感光体表面に停止或いは回転させながら接
触させ、これに電圧を印加することによって感光体の帯
電が開始される。なお、導電性の繊維をブラシ状にした
もの(ファーブラシ)や導電性ゴムをロール状にした導
電ゴムロールも、接触帯電部材として用いることができ
る。
ン、低電力などの利点を有することから、接触帯電装置
(直接帯電装置)が実用化されている。これは、電圧を
印加した帯電部材を感光体に当接させて感光体表面を所
定の極性、電位に帯電させるものである。この帯電部材
として、磁気ブラシを用いる接触帯電装置は、帯電、接
触の安全性等の点から好ましいため多用されている。こ
の磁気ブラシ方式の接触帯電装置では、導電性の磁性粒
子を直接マグネット、或いはマグネットを内包するスリ
ーブ上に磁気ブラシとして磁気的に拘束保持させ、この
磁気ブラシを感光体表面に停止或いは回転させながら接
触させ、これに電圧を印加することによって感光体の帯
電が開始される。なお、導電性の繊維をブラシ状にした
もの(ファーブラシ)や導電性ゴムをロール状にした導
電ゴムロールも、接触帯電部材として用いることができ
る。
【0004】また、接触帯電において、感光体に電荷注
入層を設け、この感光体に電圧を印加した帯電部材を当
接させることで、電荷注入層に電荷を注入して感光体表
面を所定の極性、電位に帯電させる注入帯電方式も用い
られている。この注入帯電方式によれば、帯電部材に対
するAC電圧(交番バイアス)重畳の有無に関わらず、
印加したDC電圧(直流バイアス)とほぼ同等の感光体
の表面電位を得ることができる。このため、感光体への
帯電がコロナ帯電器を用いて行われるような放電現象を
利用しないので、オゾンの発生がなく、かつ低電力消費
型帯電が可能となる。
入層を設け、この感光体に電圧を印加した帯電部材を当
接させることで、電荷注入層に電荷を注入して感光体表
面を所定の極性、電位に帯電させる注入帯電方式も用い
られている。この注入帯電方式によれば、帯電部材に対
するAC電圧(交番バイアス)重畳の有無に関わらず、
印加したDC電圧(直流バイアス)とほぼ同等の感光体
の表面電位を得ることができる。このため、感光体への
帯電がコロナ帯電器を用いて行われるような放電現象を
利用しないので、オゾンの発生がなく、かつ低電力消費
型帯電が可能となる。
【0005】さらに、近年、装置の小型化、簡易化、或
いは環境保全の観点から廃トナーを出さない等の目的
で、いわゆるクリーナレスシステムも実用化されてい
る。これは、シート等の転写材(記録材)に対するトナ
ー画像転写後の感光体表面からの転写残トナーを除去す
るクリーニング装置を省略し、転写残トナーを接触帯電
装置で一度回収した後、非画像形成時に接触帯電装置か
ら吐き出して現像装置で回収するようにしたものであ
る。
いは環境保全の観点から廃トナーを出さない等の目的
で、いわゆるクリーナレスシステムも実用化されてい
る。これは、シート等の転写材(記録材)に対するトナ
ー画像転写後の感光体表面からの転写残トナーを除去す
るクリーニング装置を省略し、転写残トナーを接触帯電
装置で一度回収した後、非画像形成時に接触帯電装置か
ら吐き出して現像装置で回収するようにしたものであ
る。
【0006】このようなクリーナレスシステムや、上記
した接触帯電方式を採用することで、小型、簡易で、オ
ゾン発生がなく、低消費電力、残トナーの出ない画像形
成装置を得ることができる。
した接触帯電方式を採用することで、小型、簡易で、オ
ゾン発生がなく、低消費電力、残トナーの出ない画像形
成装置を得ることができる。
【0007】図12は、従来の画像形成装置としてのレ
ーザビームプリンタの概略図であり、このレーザビーム
プリンタは、像担持体としての感光体1と、該感光体1
の周囲にその回転方向に沿って接触帯電手段としての磁
気ブラシ3、露光装置100、現像装置4、転写手段と
しての転写装置7が配設されている。
ーザビームプリンタの概略図であり、このレーザビーム
プリンタは、像担持体としての感光体1と、該感光体1
の周囲にその回転方向に沿って接触帯電手段としての磁
気ブラシ3、露光装置100、現像装置4、転写手段と
しての転写装置7が配設されている。
【0008】画像形成時には、感光体1は、駆動手段
(不図示)により矢印A方向に回転駆動され、その回転
過程において接触帯電手段である磁気ブラシ3により表
面が均一に帯電(負極性)される。そして、一様帯電さ
れた感光体1上に、露光装置(レーザ走査装置)100
によりレーザビームによる画像露光が与えられて、該感
光体1上に画像情報に応じた静電潜像が形成され、この
静電潜像は現像装置4によりトナー像として反転現像さ
れる。
(不図示)により矢印A方向に回転駆動され、その回転
過程において接触帯電手段である磁気ブラシ3により表
面が均一に帯電(負極性)される。そして、一様帯電さ
れた感光体1上に、露光装置(レーザ走査装置)100
によりレーザビームによる画像露光が与えられて、該感
光体1上に画像情報に応じた静電潜像が形成され、この
静電潜像は現像装置4によりトナー像として反転現像さ
れる。
【0009】次いで、感光体1上のトナー画像が、転写
装置7の転写ベルト71との間の転写ニップ部70に到
達すると、このタイミングにあわせてカセット41内の
転写材Pが給紙ローラ42によって給紙されてレジスト
ローラ43により搬送される。そして、転写バイアスが
印加された転写帯電ブレード74により、転写材Pの裏
側にトナーと逆極性の電荷が付与されて、表面側に感光
体1上のトナー画像が転写される。トナー画像が転写さ
れた転写材Pは、分離帯電器15により転写ベルト71
表面から分離されて定着装置6へ搬送され、該定着装置
6により、トナー画像が表面に永久固着画像として定着
されて排出される。
装置7の転写ベルト71との間の転写ニップ部70に到
達すると、このタイミングにあわせてカセット41内の
転写材Pが給紙ローラ42によって給紙されてレジスト
ローラ43により搬送される。そして、転写バイアスが
印加された転写帯電ブレード74により、転写材Pの裏
側にトナーと逆極性の電荷が付与されて、表面側に感光
体1上のトナー画像が転写される。トナー画像が転写さ
れた転写材Pは、分離帯電器15により転写ベルト71
表面から分離されて定着装置6へ搬送され、該定着装置
6により、トナー画像が表面に永久固着画像として定着
されて排出される。
【0010】転写ニップ部70を通過した後の感光体1
上には、該転写ニップ70で転写材P上に転写しきれな
かったトナー(転写残トナー)が微量ながら存在してい
る。これら転写残トナーは、磁気ブラシ3によって静電
的に物理的に掻き取られ、一旦は磁気ブラシ3に吸収さ
れることになる。磁気ブラシ3内部では、転写残トナー
が累積してくると磁気ブラシ自身の抵抗が増大し、感光
体1を十分帯電できなくなる。この効果によって、磁気
ブラシ3と感光体1の表面に電位差が生じ、磁気ブラシ
3に含まれている転写残トナーは感光体1上に静電的に
転移する。感光体1上に転移した転写残トナーは、現像
装置4に静電的に取り込まれ、次の画像形成に消費され
ることになる。
上には、該転写ニップ70で転写材P上に転写しきれな
かったトナー(転写残トナー)が微量ながら存在してい
る。これら転写残トナーは、磁気ブラシ3によって静電
的に物理的に掻き取られ、一旦は磁気ブラシ3に吸収さ
れることになる。磁気ブラシ3内部では、転写残トナー
が累積してくると磁気ブラシ自身の抵抗が増大し、感光
体1を十分帯電できなくなる。この効果によって、磁気
ブラシ3と感光体1の表面に電位差が生じ、磁気ブラシ
3に含まれている転写残トナーは感光体1上に静電的に
転移する。感光体1上に転移した転写残トナーは、現像
装置4に静電的に取り込まれ、次の画像形成に消費され
ることになる。
【0011】一方で、転写材Pを剥離された転写ベルト
71は、ウレタンゴムブレードによって構成される転写
ベルトクリーナ92による表面の残トナーが排除され
て、次の画像形成に備える。
71は、ウレタンゴムブレードによって構成される転写
ベルトクリーナ92による表面の残トナーが排除され
て、次の画像形成に備える。
【0012】また、図13は、従来の4ドラムフルカラ
ーの画像形成装置としてのカラーレーザビームプリンタ
の概略図であり、このカラーレーザビームプリンタは、
各画像形成部に夫々像担持体としての回転ドラム型の感
光体1a〜1dが設置され、該感光体1a〜1dの周囲
には、接触帯電手段としての磁気ブラシ3a〜3d、露
光装置100a〜100d、現像装置4a〜4d、転写
装置7(転写ブレード74a〜74d)が夫々配設され
ている。
ーの画像形成装置としてのカラーレーザビームプリンタ
の概略図であり、このカラーレーザビームプリンタは、
各画像形成部に夫々像担持体としての回転ドラム型の感
光体1a〜1dが設置され、該感光体1a〜1dの周囲
には、接触帯電手段としての磁気ブラシ3a〜3d、露
光装置100a〜100d、現像装置4a〜4d、転写
装置7(転写ブレード74a〜74d)が夫々配設され
ている。
【0013】画像形成時には、感光体1a〜1dは、中
心支軸を中心に所定の周速度(プロセススピード)をも
って回転駆動され、その回転過程において接触帯電手段
である磁気ブラシ3a〜3dにより、負極性の一様な帯
電処理を受ける。
心支軸を中心に所定の周速度(プロセススピード)をも
って回転駆動され、その回転過程において接触帯電手段
である磁気ブラシ3a〜3dにより、負極性の一様な帯
電処理を受ける。
【0014】そして、感光体1a〜1dの一様帯電面に
対して露光装置(レーザ走査装置)100a〜100d
から出力される、各色(イエロー、マゼンタ、シアン、
ブラック)の画像信号に対応して変調されたレーザ光に
よる走査露光がなされることで、感光体1a〜1d上に
各色の画像情報に対応した静電潜像が順次形成される。
感光体1a〜1d上に形成された静電潜像は、それぞれ
現像装置4a〜4dにより、現像装置4aではイエロー
トナー像が、現像装置4bではマゼンタトナー像が、現
像装置4cではシアントナー像が、現像装置4dではブ
ラックトナー像が順次反転現像される。
対して露光装置(レーザ走査装置)100a〜100d
から出力される、各色(イエロー、マゼンタ、シアン、
ブラック)の画像信号に対応して変調されたレーザ光に
よる走査露光がなされることで、感光体1a〜1d上に
各色の画像情報に対応した静電潜像が順次形成される。
感光体1a〜1d上に形成された静電潜像は、それぞれ
現像装置4a〜4dにより、現像装置4aではイエロー
トナー像が、現像装置4bではマゼンタトナー像が、現
像装置4cではシアントナー像が、現像装置4dではブ
ラックトナー像が順次反転現像される。
【0015】一方、給紙カセット41内に収納された紙
などの転写材Pが給紙ローラ42により1杖ずつ給送さ
れ、レジストローラ43により所定のタイミングで、感
光体1と転写手段である転写装置7に給紙され、転写材
Pに感光体1上のトナー画像が転写される。
などの転写材Pが給紙ローラ42により1杖ずつ給送さ
れ、レジストローラ43により所定のタイミングで、感
光体1と転写手段である転写装置7に給紙され、転写材
Pに感光体1上のトナー画像が転写される。
【0016】最後に、トナー像が転写された転写材P
は、分離帯電器15により転写ベルト71表面から分離
されて定着器6を通過することにより、熱と圧力により
トナーを溶融定着し、定着画像として排出される。
は、分離帯電器15により転写ベルト71表面から分離
されて定着器6を通過することにより、熱と圧力により
トナーを溶融定着し、定着画像として排出される。
【0017】次に、トナー濃度検知・制御について説明
する。
する。
【0018】トナー濃度検知手段としては、トナーとキ
ャリアの混合物である現像剤の光反射率や、透磁率がト
ナー濃度によって変化することを利用した光検知方式
や、磁気検知方式などが知られているが、光検知方式で
は、現像剤を覗く透明窓の窓がトナーそのもので汚れた
り、また、磁気検知方式では、現像剤のカサ密度が温湿
度によって変化することにより透磁率に誤差が生じるな
どの問題もある。最終的に必要となる画像濃度へのフィ
ードバックを考慮すると、感光体1や帯電手段3の帯電
能劣化も併せて懸念される点である。然るに、これらト
ナー濃度や帯電性能を包含した最終画像濃度により近い
転写後の画像濃度測定を検知し、濃度制御にフィードバ
ックすることが望ましい。
ャリアの混合物である現像剤の光反射率や、透磁率がト
ナー濃度によって変化することを利用した光検知方式
や、磁気検知方式などが知られているが、光検知方式で
は、現像剤を覗く透明窓の窓がトナーそのもので汚れた
り、また、磁気検知方式では、現像剤のカサ密度が温湿
度によって変化することにより透磁率に誤差が生じるな
どの問題もある。最終的に必要となる画像濃度へのフィ
ードバックを考慮すると、感光体1や帯電手段3の帯電
能劣化も併せて懸念される点である。然るに、これらト
ナー濃度や帯電性能を包含した最終画像濃度により近い
転写後の画像濃度測定を検知し、濃度制御にフィードバ
ックすることが望ましい。
【0019】そこで、転写材Pに転写する画像域の領域
外で画像濃度測定用のテストパターンを感光体1上に形
成し、さらに、このテストパターンを転写ベルト71上
の画像領域外に転写することで、より最終濃度に近い画
像濃度を得、この画像の反射濃度を検知することによ
り、トナー濃度検知する手法を採っている。
外で画像濃度測定用のテストパターンを感光体1上に形
成し、さらに、このテストパターンを転写ベルト71上
の画像領域外に転写することで、より最終濃度に近い画
像濃度を得、この画像の反射濃度を検知することによ
り、トナー濃度検知する手法を採っている。
【0020】また、濃度制御以外に、複数の像担持体間
での画像の位置ずれを合わせるために、位置ずれ検出用
のテストパターンを転写ベルト71上に形成し、このパ
ターンを読み取ることで位置ずれを検出し、位置ずれ制
御にフィードバックを行う方法も用いられる。
での画像の位置ずれを合わせるために、位置ずれ検出用
のテストパターンを転写ベルト71上に形成し、このパ
ターンを読み取ることで位置ずれを検出し、位置ずれ制
御にフィードバックを行う方法も用いられる。
【0021】このように、転写ベルト71上に形成さ
れ、画像濃度を読みとったトナー像によるテストパター
ンは、やはり転写ベルトクリーナー92によって除去さ
れる。
れ、画像濃度を読みとったトナー像によるテストパター
ンは、やはり転写ベルトクリーナー92によって除去さ
れる。
【0022】
【発明が解決しようとする課題】上記したようなクリー
ナレスシステムの画像形成装置では、感光体上の転写残
トナーが再利用されるために、大幅なトナー利用率の向
上を望むことが期待されるが、トナー像によるテストパ
ターンによって、出力画像濃度の安定化のために、トナ
ー濃度などの制御にフィードバックしているがゆえ、少
ないとはいえ、残トナーが生じる。また、この残トナー
を処理するために、転写ベルトクリーナー92や、該転
写ベルトクリーナー92で回収された残トナーの回収容
器が必要になる。
ナレスシステムの画像形成装置では、感光体上の転写残
トナーが再利用されるために、大幅なトナー利用率の向
上を望むことが期待されるが、トナー像によるテストパ
ターンによって、出力画像濃度の安定化のために、トナ
ー濃度などの制御にフィードバックしているがゆえ、少
ないとはいえ、残トナーが生じる。また、この残トナー
を処理するために、転写ベルトクリーナー92や、該転
写ベルトクリーナー92で回収された残トナーの回収容
器が必要になる。
【0023】また、機械本体内部の構成配置上、転写ベ
ルトクリーナー92と回収容器の位置が遠い場合には、
残トナー搬送経路なども必要になる可能性がある。更に
は、残トナーが発生するが故に、ユーザーは回収容器を
交換するなどの手間がかかってくる。更には、トナー消
費量も多くなる。
ルトクリーナー92と回収容器の位置が遠い場合には、
残トナー搬送経路なども必要になる可能性がある。更に
は、残トナーが発生するが故に、ユーザーは回収容器を
交換するなどの手間がかかってくる。更には、トナー消
費量も多くなる。
【0024】本発明は斯かる課題を解決するためになさ
れたもので、その目的とするところは、簡単な装置構成
で、トナー利用率の向上を図り得る画像形成装置を提供
することにある。
れたもので、その目的とするところは、簡単な装置構成
で、トナー利用率の向上を図り得る画像形成装置を提供
することにある。
【0025】
【課題を解決するための手段】請求項1に係る発明は、
像担持体の表面に静電潜像を形成する静電潜像形成手段
と、前記静電潜像をトナーにより現像する現像手段と、
前記像担持体上のトナー像を、転写領域において転写媒
体に向けて転写する転写手段と、前記転写媒体上に、ト
ナーからなる画像制御用のテストパターンを形成するテ
ストパターン形成手段と、前記テストパターンを検出し
て、画像制御を行う制御手段とを備える画像形成装置に
おいて、前記転写手段は、前記転写媒体上の検出済のテ
ストパターンを、前記像担持体に転写し、前記現像手段
は、前記像担持体上に転写された前記テストパターンを
回収する、ことを特徴とする。
像担持体の表面に静電潜像を形成する静電潜像形成手段
と、前記静電潜像をトナーにより現像する現像手段と、
前記像担持体上のトナー像を、転写領域において転写媒
体に向けて転写する転写手段と、前記転写媒体上に、ト
ナーからなる画像制御用のテストパターンを形成するテ
ストパターン形成手段と、前記テストパターンを検出し
て、画像制御を行う制御手段とを備える画像形成装置に
おいて、前記転写手段は、前記転写媒体上の検出済のテ
ストパターンを、前記像担持体に転写し、前記現像手段
は、前記像担持体上に転写された前記テストパターンを
回収する、ことを特徴とする。
【0026】請求項2に係る本発明は、請求項1に記載
の画像形成装置において、前記静電潜像形成手段は、前
記像担持体の表面を帯電する帯電手段と、該帯電手段に
より帯電された前記像担持体面を露光する露光手段と、
を備える、ことを特徴とする。
の画像形成装置において、前記静電潜像形成手段は、前
記像担持体の表面を帯電する帯電手段と、該帯電手段に
より帯電された前記像担持体面を露光する露光手段と、
を備える、ことを特徴とする。
【0027】請求項3に係る発明は、請求項2に記載の
画像形成装置において、前記転写媒体から前記像担持体
上に転写されたテストパターンは、前記帯電手段に一旦
回収された後、再度、前記像担持体に転移してから、前
記現像手段に回収される、ことを特徴とする。
画像形成装置において、前記転写媒体から前記像担持体
上に転写されたテストパターンは、前記帯電手段に一旦
回収された後、再度、前記像担持体に転移してから、前
記現像手段に回収される、ことを特徴とする。
【0028】請求項4に係る発明は、請求項1ないし3
のいずれか1項に記載の画像形成装置において、前記転
写手段は、前記検出済のテストパターンを前記像担持体
に転写する際、前記トナーの極性と同極性の電荷を前記
転写媒体に付与する、ことを特徴とする。
のいずれか1項に記載の画像形成装置において、前記転
写手段は、前記検出済のテストパターンを前記像担持体
に転写する際、前記トナーの極性と同極性の電荷を前記
転写媒体に付与する、ことを特徴とする。
【0029】請求項5に係る発明は、請求項1ないし4
のいずれか1項に記載の画像形成装置において、前記転
写媒体の移動速度を制御する速度制御手段を備え、該速
度制御手段は、前記検出済のテストパターンを前記像担
持体に転写する時の前記転写媒体の移動速度と、画像形
成時の転写媒体の移動速度とを異ならせる、ことを特徴
とする。
のいずれか1項に記載の画像形成装置において、前記転
写媒体の移動速度を制御する速度制御手段を備え、該速
度制御手段は、前記検出済のテストパターンを前記像担
持体に転写する時の前記転写媒体の移動速度と、画像形
成時の転写媒体の移動速度とを異ならせる、ことを特徴
とする。
【0030】請求項6に係る発明は、請求項5に記載の
画像形成装置において、前記検出済のテストパターンを
前記像担持体に転写する時の前記転写媒体の移動速度
は、画像形成時の転写媒体の移動速度よりも速い、こと
を特徴とする。
画像形成装置において、前記検出済のテストパターンを
前記像担持体に転写する時の前記転写媒体の移動速度
は、画像形成時の転写媒体の移動速度よりも速い、こと
を特徴とする。
【0031】請求項7に係る発明は、請求項1ないし6
のいずれか1項に記載の画像形成装置において、前記転
写媒体上のテストパターンが、再び前記転写領域に搬送
される前に、前記テストパターンを形成するトナーの極
性を反転させるトナー極性反転手段を備える、ことを特
徴とする。
のいずれか1項に記載の画像形成装置において、前記転
写媒体上のテストパターンが、再び前記転写領域に搬送
される前に、前記テストパターンを形成するトナーの極
性を反転させるトナー極性反転手段を備える、ことを特
徴とする。
【0032】請求項8に係る発明は、請求項1ないし7
のいずれか1項に記載の画像形成装置において、前記現
像手段は、異なる色のトナーを備えた複数の現像手段を
備え、前記テストパターンはその回収時には、該テスト
パターンを形成するトナーの色と同じ色のトナーを備え
る現像手段に回収される、ことを特徴とする。
のいずれか1項に記載の画像形成装置において、前記現
像手段は、異なる色のトナーを備えた複数の現像手段を
備え、前記テストパターンはその回収時には、該テスト
パターンを形成するトナーの色と同じ色のトナーを備え
る現像手段に回収される、ことを特徴とする。
【0033】請求項9に係る発明は、請求項1ないし8
のいずれか1項に記載の画像形成装置において、前記転
写媒体に対して接離可能なクリーニング手段を備え、該
クリーニング手段は、前記検出済のテストパターンの通
過時には離間する、ことを特徴とする。
のいずれか1項に記載の画像形成装置において、前記転
写媒体に対して接離可能なクリーニング手段を備え、該
クリーニング手段は、前記検出済のテストパターンの通
過時には離間する、ことを特徴とする。
【0034】請求項10に係る発明は、請求項1ないし
9のいずれか1項に記載の画像形成装置において、前記
転写媒体は、転写材を担持搬送する転写材担持体であ
り、前記像担持体に形成された画像は、前記転写材に転
写される、ことを特徴とする。
9のいずれか1項に記載の画像形成装置において、前記
転写媒体は、転写材を担持搬送する転写材担持体であ
り、前記像担持体に形成された画像は、前記転写材に転
写される、ことを特徴とする。
【0035】請求項11に係る発明は、請求項1ないし
9のいずれか1項に記載の画像形成装置において、前記
転写媒体は、中間転写体であり、前記像担持体に形成さ
れた画像は、前記中間転写体に転写された後、転写材に
転写される、ことを特徴とする。
9のいずれか1項に記載の画像形成装置において、前記
転写媒体は、中間転写体であり、前記像担持体に形成さ
れた画像は、前記中間転写体に転写された後、転写材に
転写される、ことを特徴とする。
【0036】請求項12に係る発明は、複数の像担持体
の表面に静電潜像を形成する複数の静電潜像形成手段
と、前記複数の像担持体上の静電潜像を、異なる色のト
ナーで現像する複数の現像手段と、前記複数の像担持体
上のトナー像を、各転写領域において転写媒体に向けて
転写する複数の転写手段と、前記転写媒体上に、異なる
色のトナーからなる画像制御用のテストパターンを形成
するテストパターン形成手段と、前記テストパターンを
検出して、画像制御を行う制御手段とを備える画像形成
装置において、前記複数の転写手段は、前記転写媒体上
の検出済のテストパターンを、テストパターンを形成す
るトナーの色に応じた像担持体に転写し、前記テストパ
ターンが転写された像担持体に対応する現像手段は、前
記テストパターンを回収する、ことを特徴とする。
の表面に静電潜像を形成する複数の静電潜像形成手段
と、前記複数の像担持体上の静電潜像を、異なる色のト
ナーで現像する複数の現像手段と、前記複数の像担持体
上のトナー像を、各転写領域において転写媒体に向けて
転写する複数の転写手段と、前記転写媒体上に、異なる
色のトナーからなる画像制御用のテストパターンを形成
するテストパターン形成手段と、前記テストパターンを
検出して、画像制御を行う制御手段とを備える画像形成
装置において、前記複数の転写手段は、前記転写媒体上
の検出済のテストパターンを、テストパターンを形成す
るトナーの色に応じた像担持体に転写し、前記テストパ
ターンが転写された像担持体に対応する現像手段は、前
記テストパターンを回収する、ことを特徴とする。
【0037】請求項13に係る発明は、請求項12に記
載の画像形成装置において、前記静電潜像形成手段は、
前記像担持体の表面を帯電する帯電手段と、該帯電手段
により帯電された前記像担持体面を露光する露光手段と
を備える、ことを特徴とする。
載の画像形成装置において、前記静電潜像形成手段は、
前記像担持体の表面を帯電する帯電手段と、該帯電手段
により帯電された前記像担持体面を露光する露光手段と
を備える、ことを特徴とする。
【0038】請求項14に係る発明は、請求項13に記
載の画像形成装置において、前記転写媒体から前記像担
持体上に転写されたテストパターンは、前記帯電手段に
一旦回収された後、再度、前記像担持体に転移してか
ら、前記現像手段に回収される、ことを特徴とする。
載の画像形成装置において、前記転写媒体から前記像担
持体上に転写されたテストパターンは、前記帯電手段に
一旦回収された後、再度、前記像担持体に転移してか
ら、前記現像手段に回収される、ことを特徴とする。
【0039】請求項15に係る発明は、請求項12ない
し14のいずれか1項に記載の画像形成装置において、
前記転写手段は、前記検出済のテストパターンを前記像
担持体に転写する際、前記トナーの極性と同極性の電荷
を前記転写媒体に付与する、ことを特徴とする。
し14のいずれか1項に記載の画像形成装置において、
前記転写手段は、前記検出済のテストパターンを前記像
担持体に転写する際、前記トナーの極性と同極性の電荷
を前記転写媒体に付与する、ことを特徴とする。
【0040】請求項16に係る発明は、請求項12ない
し15のいずれか1項に記載の画像形成装置において、
前記転写媒体の移動速度を制御する速度制御手段を備
え、該速度制御手段は、前記検出済のテストパターンを
前記像担持体に転写する時の前記転写媒体の移動速度
と、画像形成時の転写媒体の移動速度と、を異ならせ
る、ことを特徴とする。
し15のいずれか1項に記載の画像形成装置において、
前記転写媒体の移動速度を制御する速度制御手段を備
え、該速度制御手段は、前記検出済のテストパターンを
前記像担持体に転写する時の前記転写媒体の移動速度
と、画像形成時の転写媒体の移動速度と、を異ならせ
る、ことを特徴とする。
【0041】請求項17に係る発明は、請求項16に記
載の画像形成装置において、前記検出済のテストパター
ンを前記像担持体に転写する時の前記転写媒体の移動速
度は、画像形成時の転写媒体の移動速度よりも速い、こ
とを特徴とする。
載の画像形成装置において、前記検出済のテストパター
ンを前記像担持体に転写する時の前記転写媒体の移動速
度は、画像形成時の転写媒体の移動速度よりも速い、こ
とを特徴とする。
【0042】請求項18に係る発明は、請求項12ない
し17のいずれか1項に記載の画像形成装置において、
前記転写媒体上のテストパターンが、前記各転写領域に
搬送される前に、前記テストパターンを形成するトナー
の極性を反転させるトナー極性反転手段、を備える、こ
とを特徴とする。
し17のいずれか1項に記載の画像形成装置において、
前記転写媒体上のテストパターンが、前記各転写領域に
搬送される前に、前記テストパターンを形成するトナー
の極性を反転させるトナー極性反転手段、を備える、こ
とを特徴とする。
【0043】請求項19に係る発明は、請求項12ない
し18のいずれか1項に記載の画像形成装置において、
前記テストパターンは、該テストパターンを形成するト
ナーの色と同じ色のトナー像が形成される像担持体に転
写される、ことを特徴とする。
し18のいずれか1項に記載の画像形成装置において、
前記テストパターンは、該テストパターンを形成するト
ナーの色と同じ色のトナー像が形成される像担持体に転
写される、ことを特徴とする。
【0044】請求項20に係る発明は、請求項12ない
し19のいずれか1項に記載の画像形成装置において、
異常状態の発生により画像形成動作が停止した後の復帰
動作において、前記転写媒体上のトナー像は、該トナー
像の状態に応じた像担持体に転写され、該トナー像が転
写された像担持体に対応する現像手段により回収され
る、ことを特徴とする。
し19のいずれか1項に記載の画像形成装置において、
異常状態の発生により画像形成動作が停止した後の復帰
動作において、前記転写媒体上のトナー像は、該トナー
像の状態に応じた像担持体に転写され、該トナー像が転
写された像担持体に対応する現像手段により回収され
る、ことを特徴とする。
【0045】請求項21に係る発明は、請求項20に記
載の画像形成装置において、前記トナー像の状態が、単
色のトナーで形成されている場合には、該単色の色のト
ナー像が形成される像担持体に転写され、前記トナー像
の状態が、複数の色のトナーで形成されている場合に
は、黒色のトナー像が形成される像担持体に転写され
る、ことを特徴とする。
載の画像形成装置において、前記トナー像の状態が、単
色のトナーで形成されている場合には、該単色の色のト
ナー像が形成される像担持体に転写され、前記トナー像
の状態が、複数の色のトナーで形成されている場合に
は、黒色のトナー像が形成される像担持体に転写され
る、ことを特徴とする。
【0046】請求項22に係る発明は、請求項12ない
し21のいずれか1項に記載の画像形成装置において、
前記転写媒体に対して接離可能なクリーニング手段を備
え、該クリーニング手段は、前記転写媒体上のトナー像
の状態に応じた接離動作を行い、前記クリーニング手段
が離間した状態において通過したトナー像は、該トナー
像の状態に応じた像担持体に転写され、該トナー像が転
写された像担持体に対応する現像手段により回収され
る、ことを特徴とする。
し21のいずれか1項に記載の画像形成装置において、
前記転写媒体に対して接離可能なクリーニング手段を備
え、該クリーニング手段は、前記転写媒体上のトナー像
の状態に応じた接離動作を行い、前記クリーニング手段
が離間した状態において通過したトナー像は、該トナー
像の状態に応じた像担持体に転写され、該トナー像が転
写された像担持体に対応する現像手段により回収され
る、ことを特徴とする。
【0047】請求項23に係る発明は、請求項22に記
載の画像形成装置において、前記トナー像の状態が、単
色のトナーで形成されている場合には、前記クリーニン
グ手段が離間し、前記単色の色のトナー像が形成される
像担持体に転写され、前記トナー像の状態が、複数の色
のトナー像で形成されている場合には、前記クリーニン
グ手段が当接して該クリーニング手段内に回収される、
ことを特徴とする。
載の画像形成装置において、前記トナー像の状態が、単
色のトナーで形成されている場合には、前記クリーニン
グ手段が離間し、前記単色の色のトナー像が形成される
像担持体に転写され、前記トナー像の状態が、複数の色
のトナー像で形成されている場合には、前記クリーニン
グ手段が当接して該クリーニング手段内に回収される、
ことを特徴とする。
【0048】請求項24に係る発明は、請求項22に記
載の画像形成装置において、前記トナー像の状態が、テ
ストパターンである場合に、前記クリーニング手段が離
間し、前記テストパターンの色のトナー像が形成される
像担持体に転写される、ことを特徴とする。
載の画像形成装置において、前記トナー像の状態が、テ
ストパターンである場合に、前記クリーニング手段が離
間し、前記テストパターンの色のトナー像が形成される
像担持体に転写される、ことを特徴とする。
【0049】請求項25に係る発明は、請求項12ない
し24のいずれか1項に記載の画像形成装置において、
前記転写媒体は、転写材を担持搬送する転写材担持体で
あり、前記像担持体に形成された画像は、前記転写材に
転写される、ことを特徴とする。
し24のいずれか1項に記載の画像形成装置において、
前記転写媒体は、転写材を担持搬送する転写材担持体で
あり、前記像担持体に形成された画像は、前記転写材に
転写される、ことを特徴とする。
【0050】請求項26に係る発明は、請求項12ない
し24のいずれか1項に記載の画像形成装置において、
前記転写媒体は、中間転写体であり、前記像担持体に形
成された画像は、前記中間転写体に転写された後、転写
材に転写される、ことを特徴とする。
し24のいずれか1項に記載の画像形成装置において、
前記転写媒体は、中間転写体であり、前記像担持体に形
成された画像は、前記中間転写体に転写された後、転写
材に転写される、ことを特徴とする。
【0051】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づき本発明の実施
の形態を説明する。
の形態を説明する。
【0052】〔第1の実施の形態〕図1は、本実施例に
係る画像形成装置を示す概略図である。この画像形成装
置は、電子写真プロセスを利用したレーザビームプリン
タであり、像担持体の帯電手段として磁気ブラシタイプ
の接触帯電装置を用い、また、クリーナレスシステムの
装置である。
係る画像形成装置を示す概略図である。この画像形成装
置は、電子写真プロセスを利用したレーザビームプリン
タであり、像担持体の帯電手段として磁気ブラシタイプ
の接触帯電装置を用い、また、クリーナレスシステムの
装置である。
【0053】前述したように、像担持体としての回転ド
ラム型の感光体1は、中心支軸を中心として所定の周速
度(プロセススピード)をもって回転駆動され、その回
転過程において接触帯電手段である磁気ブラシ3によ
り、負極性の一様な帯電処理を受ける。この感光体1の
一様帯電面に対して、露光装置(レーザ走査装置)10
0から出力される、画像信号に対応して変調されたレー
ザ光による走査露光がなされることで、感光体1上に画
像情報に対応した静電潜像が順次形成される。感光体1
上に形成された静電潜像は、現像装置4により順次トナ
ー像として反転現像される。
ラム型の感光体1は、中心支軸を中心として所定の周速
度(プロセススピード)をもって回転駆動され、その回
転過程において接触帯電手段である磁気ブラシ3によ
り、負極性の一様な帯電処理を受ける。この感光体1の
一様帯電面に対して、露光装置(レーザ走査装置)10
0から出力される、画像信号に対応して変調されたレー
ザ光による走査露光がなされることで、感光体1上に画
像情報に対応した静電潜像が順次形成される。感光体1
上に形成された静電潜像は、現像装置4により順次トナ
ー像として反転現像される。
【0054】一方、給紙カセット41内に収納された紙
などの転写材Pが、給紙ローラ42により1枚ずつ給送
され、レジストローラ43により所定のタイミングで、
感光体1と転写手段7との間の転写ニップ部70に給紙
され、転写帯電ブレード74に転写バイアス印加電源7
5から所定の転写バイアス(トナーの帯電極性とは逆極
性)が給電されることで、転写材Pの裏面からトナーと
逆極性の帯電がなされて、転写材Pに感光体1上のトナ
ー像が転写される。
などの転写材Pが、給紙ローラ42により1枚ずつ給送
され、レジストローラ43により所定のタイミングで、
感光体1と転写手段7との間の転写ニップ部70に給紙
され、転写帯電ブレード74に転写バイアス印加電源7
5から所定の転写バイアス(トナーの帯電極性とは逆極
性)が給電されることで、転写材Pの裏面からトナーと
逆極性の帯電がなされて、転写材Pに感光体1上のトナ
ー像が転写される。
【0055】最後に、トナー像が転写された転写材P
は、分離帯電器15により転写ベルト71表面から分離
されて定着器6へ搬送され、該定着器6を通過すること
により、熱と圧力によりトナーが溶融定着され、定着画
像として排出される。
は、分離帯電器15により転写ベルト71表面から分離
されて定着器6へ搬送され、該定着器6を通過すること
により、熱と圧力によりトナーが溶融定着され、定着画
像として排出される。
【0056】以上の様な装置の動作制御は、制御手段2
00により行われる。
00により行われる。
【0057】感光体1としては、通常用いられている有
機感光体等を用いることが出来るが、望ましくは、有機
感光体上にその抵抗が109〜1014Ω・cmの材質
を有する表面層を持つものや、アモルファスシリコン感
光体などを用いると、電荷注入帯電を実現でき、オゾン
発生の防止、ならびに消費電力の低減に効果がある。ま
た、帯電性についても向上させることが可能となる。
機感光体等を用いることが出来るが、望ましくは、有機
感光体上にその抵抗が109〜1014Ω・cmの材質
を有する表面層を持つものや、アモルファスシリコン感
光体などを用いると、電荷注入帯電を実現でき、オゾン
発生の防止、ならびに消費電力の低減に効果がある。ま
た、帯電性についても向上させることが可能となる。
【0058】図2に示すように、感光体1は、負帯電の
有機感光体で直径30mmのアルミニウム製のドラム基
体1A上に、下から順に第1から第5の、5つの層から
なる感光体層1Bを有しており、所定のプロセススピー
ド(例えば100mm/sec)で回転駆動される。
有機感光体で直径30mmのアルミニウム製のドラム基
体1A上に、下から順に第1から第5の、5つの層から
なる感光体層1Bを有しており、所定のプロセススピー
ド(例えば100mm/sec)で回転駆動される。
【0059】感光体層1Bの一番下の第1層は、下引き
層であり、ドラム基体1Aの欠陥等をならすために設け
られている厚さ20μmの導電層である。また、第2の
層は、正電荷注入防止層であり、ドラム基体1Aから注
入された正電荷が感光体1の表面に帯電された負電荷を
打ち消すのを防止する役目を果たし、アミラン樹脂とメ
トキシメチル化ナイロンによって、106Ω・cm程度
に抵抗調整された厚さ1μmの中抵抗層である。第3の
層は、電荷発生層であり、ジスアゾ系の顔料を樹脂に分
散した厚さ約0.3μmの層であり、露光を受けること
によって正負の電荷対を発生する。第4の層は、電荷輸
送層であり、ポリカーボネート樹脂にヒドラゾンを分散
したものであり、P型半導体である。従って、感光体1
表面に帯電された負電荷は、この層を移動することがで
きず、第3層(電荷発生層)で発生した正電荷のみを感
光体1表面に輸送することができる。
層であり、ドラム基体1Aの欠陥等をならすために設け
られている厚さ20μmの導電層である。また、第2の
層は、正電荷注入防止層であり、ドラム基体1Aから注
入された正電荷が感光体1の表面に帯電された負電荷を
打ち消すのを防止する役目を果たし、アミラン樹脂とメ
トキシメチル化ナイロンによって、106Ω・cm程度
に抵抗調整された厚さ1μmの中抵抗層である。第3の
層は、電荷発生層であり、ジスアゾ系の顔料を樹脂に分
散した厚さ約0.3μmの層であり、露光を受けること
によって正負の電荷対を発生する。第4の層は、電荷輸
送層であり、ポリカーボネート樹脂にヒドラゾンを分散
したものであり、P型半導体である。従って、感光体1
表面に帯電された負電荷は、この層を移動することがで
きず、第3層(電荷発生層)で発生した正電荷のみを感
光体1表面に輸送することができる。
【0060】最表面の第5層は、電荷注入層であり、絶
縁性樹脂のバインダーに導電性微粒子としてSnO2超
微粒子を分散した材料の塗工層である。具体的には、絶
縁性樹脂に光透過性の導電フィラーであるアンチモンを
ドーピングして低抵抗化(導電化)した粒径約0.03
μmのSnO2超微粒子を樹脂に対して70重量%分散
した材料の塗工層である。このようにして調合した塗工
液を、ディッピング塗工法、スプレー塗工法、ロールコ
ート塗工法、ビームコート塗工法等の適当な塗工法にて
厚さ約3μmに塗工して電荷注入層とした。
縁性樹脂のバインダーに導電性微粒子としてSnO2超
微粒子を分散した材料の塗工層である。具体的には、絶
縁性樹脂に光透過性の導電フィラーであるアンチモンを
ドーピングして低抵抗化(導電化)した粒径約0.03
μmのSnO2超微粒子を樹脂に対して70重量%分散
した材料の塗工層である。このようにして調合した塗工
液を、ディッピング塗工法、スプレー塗工法、ロールコ
ート塗工法、ビームコート塗工法等の適当な塗工法にて
厚さ約3μmに塗工して電荷注入層とした。
【0061】接触帯電手段は、磁気ブラシ帯電装置(以
下、磁気ブラシ)3であり、磁気ブラシ3は、直径16
mmの固定のマグネットローラ3Aと、このマグネット
ローラ3Aに回転自在に外嵌された非磁性のSUSスリ
ーブ3Bと、このスリーブ3Bの外周面に、マグネット
ローラ3Aの磁力で付着保持された磁性粒子(磁性キャ
リア)の磁気ブラシ層Cからなるスリーブ回転タイプの
ものである。
下、磁気ブラシ)3であり、磁気ブラシ3は、直径16
mmの固定のマグネットローラ3Aと、このマグネット
ローラ3Aに回転自在に外嵌された非磁性のSUSスリ
ーブ3Bと、このスリーブ3Bの外周面に、マグネット
ローラ3Aの磁力で付着保持された磁性粒子(磁性キャ
リア)の磁気ブラシ層Cからなるスリーブ回転タイプの
ものである。
【0062】磁気ブラシ層Cを構成する磁性粒子として
は、平均粒径10〜100μm、飽和磁化20〜250
emu/cm3、抵抗1×102〜1×1010Ω・c
mのものが好ましく、感光体1にピンホールのような絶
縁欠陥が存在することを考慮すると、抵抗が1×106
Ω・cm以上のものを用いることが好ましい。なお、磁
性粒子の抵抗値は、底面積が228cm2の金属セルに
磁性粒子を2g入れた後、6.6kgf/cm2で加重
し、100Vの電圧を印加して測定した。
は、平均粒径10〜100μm、飽和磁化20〜250
emu/cm3、抵抗1×102〜1×1010Ω・c
mのものが好ましく、感光体1にピンホールのような絶
縁欠陥が存在することを考慮すると、抵抗が1×106
Ω・cm以上のものを用いることが好ましい。なお、磁
性粒子の抵抗値は、底面積が228cm2の金属セルに
磁性粒子を2g入れた後、6.6kgf/cm2で加重
し、100Vの電圧を印加して測定した。
【0063】また、磁気ブラシ3の帯電性能をよくする
には、できるだけ抵抗の小さいものを用いるほうが良い
ので、本実施の形態では平均粒径25μm、飽和磁化2
00emu/cm3、抵抗5×106Ω・cmのものを
用い、これをスリーブ3Bの外周面に40g磁気付着さ
せて磁気ブラシ3を形成した。磁性粒子の構成として
は、樹脂中に磁性材料としてマグネットを分散し、導電
化及び抵抗調整のためにカーボンブラックを分散して形
成した樹脂キャリア、或いはフェライト等のマグネタイ
ト単体表面を樹脂でコーティングし、抵抗調整を行った
ものが用いられている。
には、できるだけ抵抗の小さいものを用いるほうが良い
ので、本実施の形態では平均粒径25μm、飽和磁化2
00emu/cm3、抵抗5×106Ω・cmのものを
用い、これをスリーブ3Bの外周面に40g磁気付着さ
せて磁気ブラシ3を形成した。磁性粒子の構成として
は、樹脂中に磁性材料としてマグネットを分散し、導電
化及び抵抗調整のためにカーボンブラックを分散して形
成した樹脂キャリア、或いはフェライト等のマグネタイ
ト単体表面を樹脂でコーティングし、抵抗調整を行った
ものが用いられている。
【0064】磁気ブラシ3の磁気ブラシ層Cは、感光体
1表面に接するようにして配設されており、磁気ブラシ
層Cと感光体1との間の接触ニップ部(帯電ニップ部)
nの幅を6mmとした。そして、スリーブ3Bに電源
(図示せず)より所定の帯電バイアス電圧を印加し、ス
リーブ3Bを感光体1との接触ニップ部nにおいて、感
光体1の回転方向Aとはカウンター方向(逆方向)とな
る矢印B方向に、例えば感光体1の回転速度100mm
/secに対して周速度150mm/secで回転駆動
させる。これにより、感光体1表面が帯電バイアスの印
加された磁気ブラシ層Cで摺擦され、感光体1の感光体
層1Bの表面が所望の電位に注入帯電方式で一様に一次
帯電処理される。この際、スリーブ3Bの回転速度を速
くすることで、感光体1上の転写残トナーと磁気ブラシ
3との接触機会が増えるので、転写残トナーの磁気ブラ
シ3への回収性も向上する。
1表面に接するようにして配設されており、磁気ブラシ
層Cと感光体1との間の接触ニップ部(帯電ニップ部)
nの幅を6mmとした。そして、スリーブ3Bに電源
(図示せず)より所定の帯電バイアス電圧を印加し、ス
リーブ3Bを感光体1との接触ニップ部nにおいて、感
光体1の回転方向Aとはカウンター方向(逆方向)とな
る矢印B方向に、例えば感光体1の回転速度100mm
/secに対して周速度150mm/secで回転駆動
させる。これにより、感光体1表面が帯電バイアスの印
加された磁気ブラシ層Cで摺擦され、感光体1の感光体
層1Bの表面が所望の電位に注入帯電方式で一様に一次
帯電処理される。この際、スリーブ3Bの回転速度を速
くすることで、感光体1上の転写残トナーと磁気ブラシ
3との接触機会が増えるので、転写残トナーの磁気ブラ
シ3への回収性も向上する。
【0065】図3は、2成分接触現像装置(2成分磁気
ブラシ現像装置)である現像装置4を示す概略構成図で
ある。同図において、この現像装置4は、矢印B方向に
回転駆動される現像スリーブ11、該現像スリーブ11
内に固定配置されたマグネットローラ12、攪拌スクリ
ュー13,14、現像剤Tを現像スリーブ11の表面に
薄層形成するために配置された規制ブレード15、現像
容器16を有している。なお、現像容器16の上方に
は、補給用のトナーを収容するトナー補給装置17が配
置されている。
ブラシ現像装置)である現像装置4を示す概略構成図で
ある。同図において、この現像装置4は、矢印B方向に
回転駆動される現像スリーブ11、該現像スリーブ11
内に固定配置されたマグネットローラ12、攪拌スクリ
ュー13,14、現像剤Tを現像スリーブ11の表面に
薄層形成するために配置された規制ブレード15、現像
容器16を有している。なお、現像容器16の上方に
は、補給用のトナーを収容するトナー補給装置17が配
置されている。
【0066】現像スリーブ11は、少なくとも現像時に
おいては、感光体1に対し最近接領域が約500μmに
なるように配置され、現像スリーブ11面に形成された
現像剤Tの薄層が感光体1に対して接触する状態で現像
できるように設定されている。現像剤Tは、トナーとキ
ャリアの混合粉を用い、トナーは、粉砕法によって製造
された平均粒径6μmのネガ帯電トナーに対して平均粒
径20nmの酸化チタンを重量比1%外添したものを用
い、キャリアとしては飽和磁化が205emu/cm3
の平均粒径35μmの磁性キャリアを用いた。また、ト
ナーとキャリアを重量比6:94で混合したものを現像
剤Tとして200g用いた。現像剤Tのトナー濃度6%
は画像が形成されると、トナーだけを消費するために減
少するが、トナー濃度制御によって、常にトナー濃度が
検知・制御されており、不足が生じるとトナー補給装置
17より不足分に対応した量のトナーが補給され、常に
6%のトナー濃度が維持されるようになっている。な
お、トナー濃度検知手段については後述する。
おいては、感光体1に対し最近接領域が約500μmに
なるように配置され、現像スリーブ11面に形成された
現像剤Tの薄層が感光体1に対して接触する状態で現像
できるように設定されている。現像剤Tは、トナーとキ
ャリアの混合粉を用い、トナーは、粉砕法によって製造
された平均粒径6μmのネガ帯電トナーに対して平均粒
径20nmの酸化チタンを重量比1%外添したものを用
い、キャリアとしては飽和磁化が205emu/cm3
の平均粒径35μmの磁性キャリアを用いた。また、ト
ナーとキャリアを重量比6:94で混合したものを現像
剤Tとして200g用いた。現像剤Tのトナー濃度6%
は画像が形成されると、トナーだけを消費するために減
少するが、トナー濃度制御によって、常にトナー濃度が
検知・制御されており、不足が生じるとトナー補給装置
17より不足分に対応した量のトナーが補給され、常に
6%のトナー濃度が維持されるようになっている。な
お、トナー濃度検知手段については後述する。
【0067】ここで、感光体1表面の静電潜像を、現像
装置4を用いて2成分磁気ブラシ法により顕像化する現
像工程と現像剤Tの循環系について説明する。
装置4を用いて2成分磁気ブラシ法により顕像化する現
像工程と現像剤Tの循環系について説明する。
【0068】まず、現像スリーブ11の回転に伴い、現
像容器16からN2極で汲み上げられた現像剤Tは、S
2極を搬送される過程において、現像スリーブ11に対
して略垂直に配置された規制ブレード15によって規制
され、現像スリーブ11上に現像剤Tの薄層が形成され
る。薄層が形成された現像剤TがN1極に搬送されてく
ると、磁気力によって穂立ち(マグネットブラシ)が形
成される。この穂状に形成された現像剤Tによって前記
静電潜像を現像し、その後、N3極、N2極の反発磁界
によって現像スリーブ11上の現像剤Tは、現像容器1
6内に戻される。
像容器16からN2極で汲み上げられた現像剤Tは、S
2極を搬送される過程において、現像スリーブ11に対
して略垂直に配置された規制ブレード15によって規制
され、現像スリーブ11上に現像剤Tの薄層が形成され
る。薄層が形成された現像剤TがN1極に搬送されてく
ると、磁気力によって穂立ち(マグネットブラシ)が形
成される。この穂状に形成された現像剤Tによって前記
静電潜像を現像し、その後、N3極、N2極の反発磁界
によって現像スリーブ11上の現像剤Tは、現像容器1
6内に戻される。
【0069】現像スリーブ11には、図示しない電源か
ら直流(DC)電圧及び交流(AC)電圧が印加され
る。本実施例では、−500Vの直流電圧と周波数20
00Hzで1500Vの交流電圧が印加される。
ら直流(DC)電圧及び交流(AC)電圧が印加され
る。本実施例では、−500Vの直流電圧と周波数20
00Hzで1500Vの交流電圧が印加される。
【0070】一般に2成分現像法においては、交流電圧
を印加すると現像効率が増し、画像は高品位になるが、
逆にかぶりが発生しやすくなるという不具合が生じる。
このため、通常は現像装置4に印加する直流電圧と感光
体1の表面電位間に電位差を設けることによって、かぶ
りを防止することを実現している。
を印加すると現像効率が増し、画像は高品位になるが、
逆にかぶりが発生しやすくなるという不具合が生じる。
このため、通常は現像装置4に印加する直流電圧と感光
体1の表面電位間に電位差を設けることによって、かぶ
りを防止することを実現している。
【0071】図1に示したように、転写手段7としては
ベルト転写装置が用いられ、転写媒体であるところの、
無端状の転写ベルト71を駆動ローラ72及び従動ロー
ラ73間に懸架し、矢印F方向に感光体1の回転周速度
と略同じ周速度で回転駆動させる。そして、転写ベルト
71の上行側ベルト部分を感光体1表面に接触させ、転
写材Pは、転写ベルト71の上行側ベルト部分の上面に
載って転写ニップ部(転写領域)70に搬送される。転
写帯電ブレード74に転写バイアス印加電源75から所
定の転写バイアス(トナーの帯電極性とは逆極性)が給
電されることで、転写材Pの裏面はトナーと逆極性の帯
電がなされ、感光体1表面のトナー画像が順次転写材P
の上面に転写されていく。
ベルト転写装置が用いられ、転写媒体であるところの、
無端状の転写ベルト71を駆動ローラ72及び従動ロー
ラ73間に懸架し、矢印F方向に感光体1の回転周速度
と略同じ周速度で回転駆動させる。そして、転写ベルト
71の上行側ベルト部分を感光体1表面に接触させ、転
写材Pは、転写ベルト71の上行側ベルト部分の上面に
載って転写ニップ部(転写領域)70に搬送される。転
写帯電ブレード74に転写バイアス印加電源75から所
定の転写バイアス(トナーの帯電極性とは逆極性)が給
電されることで、転写材Pの裏面はトナーと逆極性の帯
電がなされ、感光体1表面のトナー画像が順次転写材P
の上面に転写されていく。
【0072】本実施の形態では、転写ベルト71として
厚み100μmの白色化処理したポリフッ化ビニリデン
樹脂からなるものを用いた。なお、転写ベルト71の材
質としては、このポリフッ化ビニリデン樹脂に限定され
るものではなく、これ以外にも、例えばポリカーボネー
ト樹脂、ポリエチレンテレフタレート樹脂、ポリイミド
樹脂、ポリエチレンナフタレート樹脂、ポリエーテルエ
ーテルケトン樹脂、ポリエーテルサルフォン樹脂、ポリ
ウレタン樹脂などのプラスチックや、フッ素系、シリコ
ン系のゴムを好適に用いることができる。また、転写ベ
ルト71の厚みについても、100μmに限定されるわ
けではなく、例えば25〜2000μm、好ましくは5
0〜150μmのものが好適に用いられる。さらに、転
写帯電ブレード74としては、抵抗が1×105〜1×
107Ωで、板圧2mm、長さ306mmのものを用い
た。そして、転写バイアス印加電源75から、転写帯電
ブレード74に10μAのバイアスを定電流制御により
印加して転写を行った。
厚み100μmの白色化処理したポリフッ化ビニリデン
樹脂からなるものを用いた。なお、転写ベルト71の材
質としては、このポリフッ化ビニリデン樹脂に限定され
るものではなく、これ以外にも、例えばポリカーボネー
ト樹脂、ポリエチレンテレフタレート樹脂、ポリイミド
樹脂、ポリエチレンナフタレート樹脂、ポリエーテルエ
ーテルケトン樹脂、ポリエーテルサルフォン樹脂、ポリ
ウレタン樹脂などのプラスチックや、フッ素系、シリコ
ン系のゴムを好適に用いることができる。また、転写ベ
ルト71の厚みについても、100μmに限定されるわ
けではなく、例えば25〜2000μm、好ましくは5
0〜150μmのものが好適に用いられる。さらに、転
写帯電ブレード74としては、抵抗が1×105〜1×
107Ωで、板圧2mm、長さ306mmのものを用い
た。そして、転写バイアス印加電源75から、転写帯電
ブレード74に10μAのバイアスを定電流制御により
印加して転写を行った。
【0073】このようにして、感光体1表面に形成され
たトナー画像は、転写帯電ブレード74によって転写材
P上に転写される。また、転写ベルト71は、定着装置
6への転写材Pの搬送手段を兼ねており、転写材Pは感
光体1表面から分離されて転写ベルト71で定着装置6
へ搬送される。
たトナー画像は、転写帯電ブレード74によって転写材
P上に転写される。また、転写ベルト71は、定着装置
6への転写材Pの搬送手段を兼ねており、転写材Pは感
光体1表面から分離されて転写ベルト71で定着装置6
へ搬送される。
【0074】また、上記の転写後に感光体1上に残留し
ている転写残トナーは、磁気ブラシ3の磁気ブラシ層c
で静電的にかつ物理的に掻き取られて、磁気ブラシ層c
に一旦回収されることになる。そして、磁気ブラシ層c
内では、転写残トナーが累積してくると磁気ブラシ層c
の抵抗が増大し、感光体1を十分帯電できなくなる。こ
のため、磁気ブラシ層cと感光体1表面に電位差が生
じ、磁気ブラシ層cに含まれている転写残トナーは、感
光体1上に静電的に転移する。感光体1上に転移した転
写残トナーは、現像装置4に静電的に取り込まれ、次の
画像形成に消費されることになる。
ている転写残トナーは、磁気ブラシ3の磁気ブラシ層c
で静電的にかつ物理的に掻き取られて、磁気ブラシ層c
に一旦回収されることになる。そして、磁気ブラシ層c
内では、転写残トナーが累積してくると磁気ブラシ層c
の抵抗が増大し、感光体1を十分帯電できなくなる。こ
のため、磁気ブラシ層cと感光体1表面に電位差が生
じ、磁気ブラシ層cに含まれている転写残トナーは、感
光体1上に静電的に転移する。感光体1上に転移した転
写残トナーは、現像装置4に静電的に取り込まれ、次の
画像形成に消費されることになる。
【0075】ここで、本実施の形態では、トナー濃度検
知手段としては、転写材Pに転写する画像域の領域外で
画像濃度測定用のテストパターンを感光体1上に形成
し、さらに、転写ベルト71上の画像領域外に転写する
こととした。
知手段としては、転写材Pに転写する画像域の領域外で
画像濃度測定用のテストパターンを感光体1上に形成
し、さらに、転写ベルト71上の画像領域外に転写する
こととした。
【0076】これにより、最終濃度に近い画像濃度を
得、この画像の反射濃度を検知することにより、トナー
濃度を検知する手法を採っている。このとき形成される
テストパターンの濃度は、白色の転写ベルト71に対し
て良好なコントラストを得られるように、被覆率50%
の市松パターン(チェックパターン)とした。また、テ
ストパターンのサイズは、進行方向に30mmとした。
得、この画像の反射濃度を検知することにより、トナー
濃度を検知する手法を採っている。このとき形成される
テストパターンの濃度は、白色の転写ベルト71に対し
て良好なコントラストを得られるように、被覆率50%
の市松パターン(チェックパターン)とした。また、テ
ストパターンのサイズは、進行方向に30mmとした。
【0077】図4に示すように、画像濃度測定用のテス
トパターンは、通常の画像形成の合間に行われることで
画像形成装置本体のスループットを損なうことなく、ま
た画像濃度の安定性のため、画像出力10枚に一度の頻
度で生成される。画像濃度読み取り用のセンサーとして
は、駆動ローラ72の下部に設置される光反射型濃度セ
ンサー80が用いられる。本実施の形態では、この読み
取り用センサー80の出力に応じて、トナーを現像装置
4に補給することにより、該現像装置4内のトナーとキ
ャリアの比を一定に保ち、画像濃度を安定化している。
トパターンは、通常の画像形成の合間に行われることで
画像形成装置本体のスループットを損なうことなく、ま
た画像濃度の安定性のため、画像出力10枚に一度の頻
度で生成される。画像濃度読み取り用のセンサーとして
は、駆動ローラ72の下部に設置される光反射型濃度セ
ンサー80が用いられる。本実施の形態では、この読み
取り用センサー80の出力に応じて、トナーを現像装置
4に補給することにより、該現像装置4内のトナーとキ
ャリアの比を一定に保ち、画像濃度を安定化している。
【0078】画像濃度を読み取り終えたテストパターン
は、転写ベルト71の下行き側を通過し、再び転写領域
70へと搬送される。通常の画像形成時(転写材Pへの
トナー像転写時)には、トナー像帯電と逆極性の正バイ
アスが転写ブレード74により転写ベルト71の裏面側
から供給されることにより、負帯電極性のトナー像を転
写材Pへ転写しているが、テストパターンが再び転写ニ
ップ部70を通過するときには、トナー像帯電と同極性
の負バイアスが転写バイアス印加電源75から転写ブレ
ード74を介して転写ベルト71の裏面側から供給され
ることにより、負帯電極性のトナー像を転写ベルト71
から感光体1表面上へと逆転写する。
は、転写ベルト71の下行き側を通過し、再び転写領域
70へと搬送される。通常の画像形成時(転写材Pへの
トナー像転写時)には、トナー像帯電と逆極性の正バイ
アスが転写ブレード74により転写ベルト71の裏面側
から供給されることにより、負帯電極性のトナー像を転
写材Pへ転写しているが、テストパターンが再び転写ニ
ップ部70を通過するときには、トナー像帯電と同極性
の負バイアスが転写バイアス印加電源75から転写ブレ
ード74を介して転写ベルト71の裏面側から供給され
ることにより、負帯電極性のトナー像を転写ベルト71
から感光体1表面上へと逆転写する。
【0079】逆転写されたテストパターン・トナー像
は、既に説明されている磁気ブラシ帯電3と2成分現像
装置4により再利用される。
は、既に説明されている磁気ブラシ帯電3と2成分現像
装置4により再利用される。
【0080】ここで、連続画像形成中においては、上記
テストパターンが再び転写ベルト71の上行き部、すな
わち転写材担持部分を通過するため、テストパターンと
転写材Pが重ならないように考慮する必要がある。
テストパターンが再び転写ベルト71の上行き部、すな
わち転写材担持部分を通過するため、テストパターンと
転写材Pが重ならないように考慮する必要がある。
【0081】なお、この場合、図1に示すように、例え
ば、転写ベルト71上のトナー像によるテストパターン
の保持電荷の極性を反転させる、トナー極性反転手段1
50を備え、テストパターンが転写ニップ部70を再通
過する以前に、このトナー極性反転手段150によりト
ナー像の保持電荷を正極性に反転させておき、転写ニッ
プ部70を通過するときには、転写ブレード74を介し
て正バイアスを転写ベルト71の裏面側から供給するこ
とにより、トナー像を転写ベルト71から感光体1表面
上へと逆転写することもできる。この場合は、転写バイ
アス印加電源75による転写ブレード74の極性を反転
する制御は不要となる。
ば、転写ベルト71上のトナー像によるテストパターン
の保持電荷の極性を反転させる、トナー極性反転手段1
50を備え、テストパターンが転写ニップ部70を再通
過する以前に、このトナー極性反転手段150によりト
ナー像の保持電荷を正極性に反転させておき、転写ニッ
プ部70を通過するときには、転写ブレード74を介し
て正バイアスを転写ベルト71の裏面側から供給するこ
とにより、トナー像を転写ベルト71から感光体1表面
上へと逆転写することもできる。この場合は、転写バイ
アス印加電源75による転写ブレード74の極性を反転
する制御は不要となる。
【0082】トナー極性反転手段150としては、例え
ばコロナ帯電器が用いられるが、トナーの極性を変える
事が可能なものであれば、これに限定されるものではな
い。
ばコロナ帯電器が用いられるが、トナーの極性を変える
事が可能なものであれば、これに限定されるものではな
い。
【0083】〔第2の実施の形態〕本実施の形態では、
前述した転写ベルト71上の画像濃度測定用のテストパ
ターン(トナー像)の回収方法とは異なる手段を提案す
るものである。
前述した転写ベルト71上の画像濃度測定用のテストパ
ターン(トナー像)の回収方法とは異なる手段を提案す
るものである。
【0084】すなわち、図5(a)(b)は、転写ブレ
ード74による逆バイアスに伴って、図示しない速度制
御手段にて駆動ローラ72の回転速度を制御することに
より、転写ベルト71の送り速度を感光体1の表面速度
の1.5倍にする例を示している。通常の画像形成時の
転写ベルトの移動速度は、感光体1とほぼ等速である。
これに対し、逆バイアスによりテストパターンを感光体
に転写する際の転写ベルトの移動速度は、通常の画像形
成時の転写ベルトの移動速度よりも速くする。感光体1
に対して、転写ベルト71の速度が速いと、両者は摺擦
し、転写ベルト71上のトナー像は感光体1表面によっ
て堰き止められる。さらに、トナー像を、感光体1表面
上に向かわせる静電気的作用力が重ね合わされることに
より、より効果的にトナー像を感光体1表面へと逆転写
することが可能となる。
ード74による逆バイアスに伴って、図示しない速度制
御手段にて駆動ローラ72の回転速度を制御することに
より、転写ベルト71の送り速度を感光体1の表面速度
の1.5倍にする例を示している。通常の画像形成時の
転写ベルトの移動速度は、感光体1とほぼ等速である。
これに対し、逆バイアスによりテストパターンを感光体
に転写する際の転写ベルトの移動速度は、通常の画像形
成時の転写ベルトの移動速度よりも速くする。感光体1
に対して、転写ベルト71の速度が速いと、両者は摺擦
し、転写ベルト71上のトナー像は感光体1表面によっ
て堰き止められる。さらに、トナー像を、感光体1表面
上に向かわせる静電気的作用力が重ね合わされることに
より、より効果的にトナー像を感光体1表面へと逆転写
することが可能となる。
【0085】しかしながら、通常は、濃度50%のトナ
ー量であり、第1の実施の形態に用いられた思想で十分
であり、かつ、この思想は転写材Pの搬送速度まで変化
してしまうため、連続画像形成時の紙間では行うことは
難しい。したがって、この思想は、例えば転写材Pが何
らかの理由で正常に搬送されずに紙詰まり(ジャム(J
AM))が生じた場合等に用いるのが有効である。
ー量であり、第1の実施の形態に用いられた思想で十分
であり、かつ、この思想は転写材Pの搬送速度まで変化
してしまうため、連続画像形成時の紙間では行うことは
難しい。したがって、この思想は、例えば転写材Pが何
らかの理由で正常に搬送されずに紙詰まり(ジャム(J
AM))が生じた場合等に用いるのが有効である。
【0086】転写ベルト71にトナー像が載ることは、
上記した画像濃度制御用のテストパターンを生成するな
ど必要に応じたもの以外にも発生する。すなわち、転写
材Pが変形した場合や、何らかの給紙系の故障が発生し
て転写材Pが所定のタイミングで転写部70に供給され
ない場合である。このような場合でも、装置は動作を瞬
時には止められないため、小面積ではあるが転写ベルト
71上に画像トナー像が転写されてしまう。そのトナー
量は、画像濃度、面積とも装置が形成しようとした入力
画像に依るため、テストパターンよりも多いトナー量と
なる可能性がある。
上記した画像濃度制御用のテストパターンを生成するな
ど必要に応じたもの以外にも発生する。すなわち、転写
材Pが変形した場合や、何らかの給紙系の故障が発生し
て転写材Pが所定のタイミングで転写部70に供給され
ない場合である。このような場合でも、装置は動作を瞬
時には止められないため、小面積ではあるが転写ベルト
71上に画像トナー像が転写されてしまう。そのトナー
量は、画像濃度、面積とも装置が形成しようとした入力
画像に依るため、テストパターンよりも多いトナー量と
なる可能性がある。
【0087】このような場合には、オペレータが紙詰ま
りなどのJAM処理後に、装置が自動的に復帰シーケン
スを実行することが良く行われている。そして、本実施
の形態のように、感光体1と転写ベルト71に周速度差
を設ける思想は、このような場合に有効である。
りなどのJAM処理後に、装置が自動的に復帰シーケン
スを実行することが良く行われている。そして、本実施
の形態のように、感光体1と転写ベルト71に周速度差
を設ける思想は、このような場合に有効である。
【0088】〔第3の実施の形態〕次に、図6は、画像
形成装置としての電子写真プロセスを利用したカラーレ
ーザビームプリンタを示す概略図である。像担持体の帯
電手段としては、前記と同様に、磁気ブラシタイプの接
触帯電装置を用い、また、クリーナレスシステムであ
る。
形成装置としての電子写真プロセスを利用したカラーレ
ーザビームプリンタを示す概略図である。像担持体の帯
電手段としては、前記と同様に、磁気ブラシタイプの接
触帯電装置を用い、また、クリーナレスシステムであ
る。
【0089】前述したように、像担持体としての回転ド
ラム型の感光体1a〜1dは、中心支軸を中心に所定の
周速度(プロセススピード)をもって回転駆動され、そ
の回転過程において接触帯電手段である磁気ブラシ3a
〜3dにより、負極性の一様な帯電処理を受ける。
ラム型の感光体1a〜1dは、中心支軸を中心に所定の
周速度(プロセススピード)をもって回転駆動され、そ
の回転過程において接触帯電手段である磁気ブラシ3a
〜3dにより、負極性の一様な帯電処理を受ける。
【0090】そして、感光体1a〜1dの一様帯電面に
対して露光装置(レーザ走査装置)100a〜100d
から出力される、各色の画像信号に対応して変調された
レーザ光による走査露光がなされることで、感光体1a
〜1d上に各色の画像情報に対応した静電潜像が順次形
成される。感光体1a〜1d上に形成された静電潜像
は、各現像装置4a〜4dにより、現像装置4aではイ
エロートナー像が、現像装置4bではマゼンタトナー像
が、現像装置4cではシアントナー像が、現像装置4d
ではブラックトナー像が順次反転現像される。
対して露光装置(レーザ走査装置)100a〜100d
から出力される、各色の画像信号に対応して変調された
レーザ光による走査露光がなされることで、感光体1a
〜1d上に各色の画像情報に対応した静電潜像が順次形
成される。感光体1a〜1d上に形成された静電潜像
は、各現像装置4a〜4dにより、現像装置4aではイ
エロートナー像が、現像装置4bではマゼンタトナー像
が、現像装置4cではシアントナー像が、現像装置4d
ではブラックトナー像が順次反転現像される。
【0091】一方、給紙カセット41内に収納された紙
などの転写材Pが給紙ローラ42により1枚ずつ給送さ
れ、レジストローラ43により所定のタイミングで、感
光体1と転写手段である転写装置7に給紙され、転写材
Pに感光体1上のトナー画像が転写される。最後に、ト
ナー像を転写された転写材Pは、定着器6を通過するこ
とにより熱と圧力によりトナーを溶融定着し、定着画像
として排出される。
などの転写材Pが給紙ローラ42により1枚ずつ給送さ
れ、レジストローラ43により所定のタイミングで、感
光体1と転写手段である転写装置7に給紙され、転写材
Pに感光体1上のトナー画像が転写される。最後に、ト
ナー像を転写された転写材Pは、定着器6を通過するこ
とにより熱と圧力によりトナーを溶融定着し、定着画像
として排出される。
【0092】なお、第1〜第4の画像形成部の構成(感
光体、磁気ブラシ帯電部材、現像装置)は前述と同様で
あるので、ここでは説明を省略する。
光体、磁気ブラシ帯電部材、現像装置)は前述と同様で
あるので、ここでは説明を省略する。
【0093】転写装置7はベルト転写装置であり、無端
状の転写ベルト71を駆動ローラ72及び従動ローラ7
3間に懸架し、矢印方向に感光体1a〜1dの回転周速
度と同じ周速度で回転駆動させる。転写ベルト71の上
行側ベルト部分を感光体1a〜1d表面に接触させる。
転写材Pは、転写ベルト71の上行側ベルト部分の上面
に載って搬送される。転写帯電ブレード74a〜74d
に転写バイアス印加電源75a〜75dから所定の転写
バイアスが給電されることで、転写材Pの裏面からトナ
ーと逆極性の帯電がなされて感光体1a〜1d表面の各
色のトナー画像が順次転写材Pの上面に転写されてい
く。また、転写ベルト71としては、前述と同様のもの
を用いた。
状の転写ベルト71を駆動ローラ72及び従動ローラ7
3間に懸架し、矢印方向に感光体1a〜1dの回転周速
度と同じ周速度で回転駆動させる。転写ベルト71の上
行側ベルト部分を感光体1a〜1d表面に接触させる。
転写材Pは、転写ベルト71の上行側ベルト部分の上面
に載って搬送される。転写帯電ブレード74a〜74d
に転写バイアス印加電源75a〜75dから所定の転写
バイアスが給電されることで、転写材Pの裏面からトナ
ーと逆極性の帯電がなされて感光体1a〜1d表面の各
色のトナー画像が順次転写材Pの上面に転写されてい
く。また、転写ベルト71としては、前述と同様のもの
を用いた。
【0094】感光体1a〜1d表面に形成された各色の
トナー画像は、転写帯電ブレード74a〜74dによっ
て転写材P上に重ねて転写される。また、転写ベルト7
1は、定着装置6への転写材Pの搬送手段を兼ねてお
り、転写材Pは感光体1d表面から分離されて転写ベル
ト71で定着装置6へ搬送される。
トナー画像は、転写帯電ブレード74a〜74dによっ
て転写材P上に重ねて転写される。また、転写ベルト7
1は、定着装置6への転写材Pの搬送手段を兼ねてお
り、転写材Pは感光体1d表面から分離されて転写ベル
ト71で定着装置6へ搬送される。
【0095】本実施の形態では、トナー濃度検知手段と
しては、転写材Pに転写する画像域の領域外で画像濃度
測定用のテストパターンを感光体上に形成し、さらに、
転写ベルト71上の画像領域外に転写することとしてい
る。これにより、より最終濃度に近い画像濃度を得、こ
の画像の反射濃度を検知することにより、トナー濃度検
知する手法を探っている。
しては、転写材Pに転写する画像域の領域外で画像濃度
測定用のテストパターンを感光体上に形成し、さらに、
転写ベルト71上の画像領域外に転写することとしてい
る。これにより、より最終濃度に近い画像濃度を得、こ
の画像の反射濃度を検知することにより、トナー濃度検
知する手法を探っている。
【0096】カラー画像形成装置では、それぞれの現像
装置4a〜4dに一つずつ光反射型トナー濃度センサ
ー、又は透磁率センサーを配置するよりも、このよう
に、転写ベルト71上にテストパターンを形成すること
で、転写ベルト71上の光反射型センサーが一つで済む
ことにより、コストダウンを実現することができる。形
成されるテストパターンの濃度は、転写ベルト71に対
して良好なコントラストを得られるように、被覆率50
%の市松パターン(チェックパターン)とした。また、
テストパターンのサイズは、進行方向に30mmとし
た。
装置4a〜4dに一つずつ光反射型トナー濃度センサ
ー、又は透磁率センサーを配置するよりも、このよう
に、転写ベルト71上にテストパターンを形成すること
で、転写ベルト71上の光反射型センサーが一つで済む
ことにより、コストダウンを実現することができる。形
成されるテストパターンの濃度は、転写ベルト71に対
して良好なコントラストを得られるように、被覆率50
%の市松パターン(チェックパターン)とした。また、
テストパターンのサイズは、進行方向に30mmとし
た。
【0097】本実施の形態では、転写ベルト71上の1
つの光学センサーでテストパターンを読みとるために、
各色のテストパターンは幅方向に同じ場所に生成されな
ければならない。また、転写材Pと転写材Pの間隔はむ
やみに広げればスループットを犠牲にするため、各色の
テストパターンはそれぞれ別の紙間に生成するようにし
てもよい。
つの光学センサーでテストパターンを読みとるために、
各色のテストパターンは幅方向に同じ場所に生成されな
ければならない。また、転写材Pと転写材Pの間隔はむ
やみに広げればスループットを犠牲にするため、各色の
テストパターンはそれぞれ別の紙間に生成するようにし
てもよい。
【0098】図7(a)では、先頭の転写材P(説明上
1枚目とする)の画像直後の転写ベルト71上にブラッ
クテストパターンを、2枚目の転写材Pの画像直後の転
写ベルト71上にシアンテストパターンを、3枚目の転
写材Pの画像直後の転写ベルト71上にマゼンタテスト
パターンを、そして、4枚目の転写材Pの画像直後の転
写ベルト71上にイエローテストパターンを生成し、そ
れぞれを転写ベルト71上に転写している。なお、連続
画像形成でない場合には、図7(b)に示すように、紙
間を待たずに各色の間を詰めてテストパターンを生成す
ることもできる。
1枚目とする)の画像直後の転写ベルト71上にブラッ
クテストパターンを、2枚目の転写材Pの画像直後の転
写ベルト71上にシアンテストパターンを、3枚目の転
写材Pの画像直後の転写ベルト71上にマゼンタテスト
パターンを、そして、4枚目の転写材Pの画像直後の転
写ベルト71上にイエローテストパターンを生成し、そ
れぞれを転写ベルト71上に転写している。なお、連続
画像形成でない場合には、図7(b)に示すように、紙
間を待たずに各色の間を詰めてテストパターンを生成す
ることもできる。
【0099】このような各色のテストパターンは、画像
濃度の安定性のため、画像出力10枚に一度の頻度で生
成され、また、画像濃度読み取り用のセンサーとして
は、駆動ローラ72の下部に設置される光反射型濃度セ
ンサー80が用いられる。本実施の形態では、この読み
取り用センサー80の各色のテストパターンに対する出
力に応じて、各色のトナーを現像装置4a〜4dの夫々
に補給することにより、現像装置4a〜4d内のトナー
とキャリアの比を一定に保ち、画像濃度を安定化してい
る。
濃度の安定性のため、画像出力10枚に一度の頻度で生
成され、また、画像濃度読み取り用のセンサーとして
は、駆動ローラ72の下部に設置される光反射型濃度セ
ンサー80が用いられる。本実施の形態では、この読み
取り用センサー80の各色のテストパターンに対する出
力に応じて、各色のトナーを現像装置4a〜4dの夫々
に補給することにより、現像装置4a〜4d内のトナー
とキャリアの比を一定に保ち、画像濃度を安定化してい
る。
【0100】画像濃度を読み取り終えた各色のテストパ
ターンは、転写ベルト71の下行き側を通過し、再び転
写領域へと搬送される。通常の画像形成時(転写材Pへ
のトナー像転写時)やテストパターンの生成時には、ト
ナー像帯電と逆極性の正バイアスが夫々転写ブレード7
4a〜74dを介して、転写バイアス印加電源75a〜
75dにより転写ベルト71の裏面側から供給される。
これにより、負荷電極性の各色のトナー像を転写材Pへ
転写しているが、各色のテストパターンが転写部70を
通過するときには、トナー像帯電と同極性の負バイアス
が転写ブレード74a〜74dを介して、転写バイアス
印加電源75a〜75dにより転写ベルト71の裏面側
から供給される。これにより、正帯電極性の各色のトナ
ー像を転写ベルト71から感光体1a〜1d表面上へと
逆転写する。
ターンは、転写ベルト71の下行き側を通過し、再び転
写領域へと搬送される。通常の画像形成時(転写材Pへ
のトナー像転写時)やテストパターンの生成時には、ト
ナー像帯電と逆極性の正バイアスが夫々転写ブレード7
4a〜74dを介して、転写バイアス印加電源75a〜
75dにより転写ベルト71の裏面側から供給される。
これにより、負荷電極性の各色のトナー像を転写材Pへ
転写しているが、各色のテストパターンが転写部70を
通過するときには、トナー像帯電と同極性の負バイアス
が転写ブレード74a〜74dを介して、転写バイアス
印加電源75a〜75dにより転写ベルト71の裏面側
から供給される。これにより、正帯電極性の各色のトナ
ー像を転写ベルト71から感光体1a〜1d表面上へと
逆転写する。
【0101】逆転写された各色のテストパターン・トナ
ー像は、既に説明されている各色の画像形成部の磁気ブ
ラシ帯電3a〜3dと2成分現像装置4a〜4dにより
再利用される。
ー像は、既に説明されている各色の画像形成部の磁気ブ
ラシ帯電3a〜3dと2成分現像装置4a〜4dにより
再利用される。
【0102】各々の転写帯電ブレード74a〜74dの
バイアス印加は、各色のテストパターン・トナー像が夫
々各色の画像形成部に逆転写されるように、次のような
制御がなされている。
バイアス印加は、各色のテストパターン・トナー像が夫
々各色の画像形成部に逆転写されるように、次のような
制御がなされている。
【0103】ユーザが指定した転写材Pのサイズに応じ
て、転写ベルト71の1周は時間分割される。本実施例
では、転写ベルトの周長が1200mm、プロセス速度
が100mm/sである。ユーザがA4(297×21
0mm)サイズの紙を指定したときには、2.1秒の画
像域と0.9秒の紙間が転写ベルト71の1周あたり4
回と分割される。
て、転写ベルト71の1周は時間分割される。本実施例
では、転写ベルトの周長が1200mm、プロセス速度
が100mm/sである。ユーザがA4(297×21
0mm)サイズの紙を指定したときには、2.1秒の画
像域と0.9秒の紙間が転写ベルト71の1周あたり4
回と分割される。
【0104】ブラック画像形成部に対応する転写帯電ブ
レード74dの制御を例にすると、制御部によって10
枚に一度のテストパターンが形成されると、そのテスト
パターンが形成開始のタイミングからベルト1周分の時
刻が経過したときに、転写帯電ブレード74dは逆帯電
を0.3秒行う(テストパターンの長さが30mm=
0.3秒)。それ以外の紙間は、他の色のトナーが存存
する可能性があるため、正帯電バイアス(負トナーが転
写ベルト側に転写する方向のバイアス)を印加し続け
る。
レード74dの制御を例にすると、制御部によって10
枚に一度のテストパターンが形成されると、そのテスト
パターンが形成開始のタイミングからベルト1周分の時
刻が経過したときに、転写帯電ブレード74dは逆帯電
を0.3秒行う(テストパターンの長さが30mm=
0.3秒)。それ以外の紙間は、他の色のトナーが存存
する可能性があるため、正帯電バイアス(負トナーが転
写ベルト側に転写する方向のバイアス)を印加し続け
る。
【0105】なお、この場合、図6に示すように、例え
ば、転写ベルト71上のトナー像によるテストパターン
の保持電荷の極性を反転させる、トナー極性反転手段1
50を備え、テストパターンが転写ニップ部70を再通
過する以前に、このトナー極性反転手段150によりト
ナー像の保持電荷を正極性に反転させておき、転写ニッ
プ部70を通過するときには、転写ブレード74を介し
て正バイアスを転写ベルト71の裏面側から供給するこ
とにより、トナー像を転写ベルト71から感光体1a〜
1d表面上へと逆転写することもできる。
ば、転写ベルト71上のトナー像によるテストパターン
の保持電荷の極性を反転させる、トナー極性反転手段1
50を備え、テストパターンが転写ニップ部70を再通
過する以前に、このトナー極性反転手段150によりト
ナー像の保持電荷を正極性に反転させておき、転写ニッ
プ部70を通過するときには、転写ブレード74を介し
て正バイアスを転写ベルト71の裏面側から供給するこ
とにより、トナー像を転写ベルト71から感光体1a〜
1d表面上へと逆転写することもできる。
【0106】以上のような構成・制御を行うことによ
り、多色画像形成装置において、色が互いに混じること
なく、画像形成部においても、転写部においてもクリー
ナレスシステムが利用できるカラー画像形成装置が得ら
れる。
り、多色画像形成装置において、色が互いに混じること
なく、画像形成部においても、転写部においてもクリー
ナレスシステムが利用できるカラー画像形成装置が得ら
れる。
【0107】また、前述のように、転写ブレード74に
よる逆バイアスに伴って、図示しない速度制御手段にて
駆動ローラ72の回転速度を制御することにより、転写
ベルト71の送り速度を感光体1の表面速度の1.5倍
等に変化させるようにしても良い。感光体1に対して、
転写ベルト71の速度が速いと、両者は摺擦し、転写ベ
ルト71上のトナー像は感光体1表面によって堰き止め
られる。さらに、トナー像を、感光体1表面上に向かわ
せる静電気的作用力が重ね合わされることにより、より
効果的にトナー像を感光体1表面へと逆転写することが
可能となる。
よる逆バイアスに伴って、図示しない速度制御手段にて
駆動ローラ72の回転速度を制御することにより、転写
ベルト71の送り速度を感光体1の表面速度の1.5倍
等に変化させるようにしても良い。感光体1に対して、
転写ベルト71の速度が速いと、両者は摺擦し、転写ベ
ルト71上のトナー像は感光体1表面によって堰き止め
られる。さらに、トナー像を、感光体1表面上に向かわ
せる静電気的作用力が重ね合わされることにより、より
効果的にトナー像を感光体1表面へと逆転写することが
可能となる。
【0108】〔第4の実施の形態〕第3の実施の形態で
説明したカラーレーザープリンタでは、通常の画像形成
動作は問題なく実行することができる。しかしながら、
転写材Pの紙詰まりが発生して画像形成が中断した場合
には不都合が生じることがある。
説明したカラーレーザープリンタでは、通常の画像形成
動作は問題なく実行することができる。しかしながら、
転写材Pの紙詰まりが発生して画像形成が中断した場合
には不都合が生じることがある。
【0109】そこで、本実施の形態では、画像形成装置
の紙詰まり(JAM)検知方法と、発生する不都合、及
び不都合を解決する手段について述べる。
の紙詰まり(JAM)検知方法と、発生する不都合、及
び不都合を解決する手段について述べる。
【0110】図8は、連続画像形成中に各色がテストパ
ターンを形成しており、また、連続画像形成中に紙詰ま
りが発生し、自動停止した状態を示している。
ターンを形成しており、また、連続画像形成中に紙詰ま
りが発生し、自動停止した状態を示している。
【0111】前述した図6に示したように、装置本体を
小型化する目的で、各色の画像形成部は非常に密接して
配置される、もしくは、コスト削減の目的から、転写ベ
ルト71上で紙詰まりセンサーは配置せずに、転写ベル
ト71に給紙する箇所(不図示)と転写ベルト71から
の分離直後の箇所に、夫々フォトインタラプタによる紙
詰まりセンサーが配置されている。すなわち、転写ベル
ト入り口のセンサー部分を正常に通過した後に、紙詰ま
りを起こしたときでも、転写ベルト出口のセンサー部分
を正常に通過しないことが判断されるまで、装置の制御
装置は紙詰まりが発生したことを認識しない。
小型化する目的で、各色の画像形成部は非常に密接して
配置される、もしくは、コスト削減の目的から、転写ベ
ルト71上で紙詰まりセンサーは配置せずに、転写ベル
ト71に給紙する箇所(不図示)と転写ベルト71から
の分離直後の箇所に、夫々フォトインタラプタによる紙
詰まりセンサーが配置されている。すなわち、転写ベル
ト入り口のセンサー部分を正常に通過した後に、紙詰ま
りを起こしたときでも、転写ベルト出口のセンサー部分
を正常に通過しないことが判断されるまで、装置の制御
装置は紙詰まりが発生したことを認識しない。
【0112】すなわち、図8において、転写ベルト71
上では、イエロー画像形成部からマゼンタ画像形成部の
問には、紙上に転写されるはずであったイエロートナー
画像とイエローテストパターンが残トナーとして存在
し、また、マゼンタ画像形成部からシアン画像形成部の
間には、紙上に転写されるはずであったイエロートナー
とマゼンタトナーの混色画像とマゼンタテストパターン
が残トナーとして存在し、更に、シアン画像形成部から
ブラック画像形成部の問には、紙上に転写されるはずで
あったイエロートナーとマゼンタトナーとシアントナー
の混色画像とシアンテストパターンが残トナーとして存
在している。更にまた、ブラック画像形成部以降には、
紙上に転写されるはずであったイエロートナーとマゼン
タトナーとシアントナーとブラックトナーの混色画像と
ブラックテストパターンが残トナーとして存在してい
る。
上では、イエロー画像形成部からマゼンタ画像形成部の
問には、紙上に転写されるはずであったイエロートナー
画像とイエローテストパターンが残トナーとして存在
し、また、マゼンタ画像形成部からシアン画像形成部の
間には、紙上に転写されるはずであったイエロートナー
とマゼンタトナーの混色画像とマゼンタテストパターン
が残トナーとして存在し、更に、シアン画像形成部から
ブラック画像形成部の問には、紙上に転写されるはずで
あったイエロートナーとマゼンタトナーとシアントナー
の混色画像とシアンテストパターンが残トナーとして存
在している。更にまた、ブラック画像形成部以降には、
紙上に転写されるはずであったイエロートナーとマゼン
タトナーとシアントナーとブラックトナーの混色画像と
ブラックテストパターンが残トナーとして存在してい
る。
【0113】このように、例えば紙詰まりのような異常
事態で、紙のような転写材が不在で画像形成が中断され
た場合には、本例のような紙詰まりセンサー群の構成を
採用しなくても、転写ベルト71上には直接的に複数ト
ナーによる混色残トナーが発生する。そこで、ユーザは
装置本体表示部のような表示装置やマニュアルの指示に
したがい、詰まった紙を処理し、再び装置本体の紙詰ま
り処理用の窓・ドアなどを閉める、あるいは、電源を再
投入するなどの復帰処理して、装置本体の復帰を促す。
事態で、紙のような転写材が不在で画像形成が中断され
た場合には、本例のような紙詰まりセンサー群の構成を
採用しなくても、転写ベルト71上には直接的に複数ト
ナーによる混色残トナーが発生する。そこで、ユーザは
装置本体表示部のような表示装置やマニュアルの指示に
したがい、詰まった紙を処理し、再び装置本体の紙詰ま
り処理用の窓・ドアなどを閉める、あるいは、電源を再
投入するなどの復帰処理して、装置本体の復帰を促す。
【0114】本実施の形態の装置本体の制御装置(制御
手段200)は、紙詰まりが発生したことと、どのタイ
ミングで発生したかを記憶する記憶装置を具備し、ユー
ザによる復帰処理後に紙詰まり復帰動作を実行する。復
帰動作では、転写ベルト71上の混色残トナーおよび各
色単色のテストパターンを第3の実施の形態のように画
像形成部に回収する。
手段200)は、紙詰まりが発生したことと、どのタイ
ミングで発生したかを記憶する記憶装置を具備し、ユー
ザによる復帰処理後に紙詰まり復帰動作を実行する。復
帰動作では、転写ベルト71上の混色残トナーおよび各
色単色のテストパターンを第3の実施の形態のように画
像形成部に回収する。
【0115】このとき、各色のテストパターンについて
は、第3の実施の形態と全く同様に、その通過タイミン
グを転写帯電ブレード74a〜74dに印加するバイア
スをトナーと同極性の負バイアスとすることによって、
各色のテストパターンのトナー像、及び、イエロー画像
形成部からマゼンタ画像形成部の間に存在する、紙上に
転写されるはずであったイエロートナー画像は各々自分
の色の画像形成部へと回収される。
は、第3の実施の形態と全く同様に、その通過タイミン
グを転写帯電ブレード74a〜74dに印加するバイア
スをトナーと同極性の負バイアスとすることによって、
各色のテストパターンのトナー像、及び、イエロー画像
形成部からマゼンタ画像形成部の間に存在する、紙上に
転写されるはずであったイエロートナー画像は各々自分
の色の画像形成部へと回収される。
【0116】一方で、マゼンタ画像形成部からシアン画
像形成部の間に存在する、紙上に転写されるはずであっ
たイエロートナーとマゼンタトナーの混色トナー画像
や、シアン画像形成部からブラック画像形成部の間に存
在する、紙上に転写されるはずであったイエロートナー
とマゼンタトナーとシアントナーの混色トナー画像や、
ブラック画像形成部以降に存在する、紙上に転写される
はずであったイエロートナーとマゼンタトナーとシアン
トナーとブラックトナーの混色トナー画像については、
2つ以上の異なるトナーが混在しているトナー像である
ため、回収先の画像形成部を選択する必要がある。
像形成部の間に存在する、紙上に転写されるはずであっ
たイエロートナーとマゼンタトナーの混色トナー画像
や、シアン画像形成部からブラック画像形成部の間に存
在する、紙上に転写されるはずであったイエロートナー
とマゼンタトナーとシアントナーの混色トナー画像や、
ブラック画像形成部以降に存在する、紙上に転写される
はずであったイエロートナーとマゼンタトナーとシアン
トナーとブラックトナーの混色トナー画像については、
2つ以上の異なるトナーが混在しているトナー像である
ため、回収先の画像形成部を選択する必要がある。
【0117】すなわち、例えば、ブラック画像形成部以
降に存在するようなブラックトナーを含む混色トナー像
をマゼンタの画像形成部やシアンの画像形成部に回収す
ると、次なる画像形成時において、マゼンタトナー像や
シアントナー像にブラックトナーが混じった画像になっ
て色味が異なってしまう可能性がある。
降に存在するようなブラックトナーを含む混色トナー像
をマゼンタの画像形成部やシアンの画像形成部に回収す
ると、次なる画像形成時において、マゼンタトナー像や
シアントナー像にブラックトナーが混じった画像になっ
て色味が異なってしまう可能性がある。
【0118】そこで、本実施の形態では、このような混
色残トナー群はすべて最終画像形成部であるブラックの
画像形成部へと回収する(回収方法は、前記と同様に、
トナーと同じバイアスを転写帯電ブレード74a〜74
dに印加することによる)。なぜなら、ブラックは、理
想的にはイエロー、マゼンタ、シアンのトナーを混ぜた
ときに発する色と近くなるので(減法混色)、もっとも
色味変動の影響が少ないからである。
色残トナー群はすべて最終画像形成部であるブラックの
画像形成部へと回収する(回収方法は、前記と同様に、
トナーと同じバイアスを転写帯電ブレード74a〜74
dに印加することによる)。なぜなら、ブラックは、理
想的にはイエロー、マゼンタ、シアンのトナーを混ぜた
ときに発する色と近くなるので(減法混色)、もっとも
色味変動の影響が少ないからである。
【0119】以上の説明のように、本実施の形態の画像
形成装置によれば、紙詰まりなどで転写ベルト71上に
テストパターンなどの単色トナー像だけでなく、転写材
に転写するはずであった一般の画像、各色のトナー像が
混色したトナー像が残トナーとして発生した場合でも、
色味変動を最小限に抑えることができ、画像形成部、転
写ベルト周辺の双方ともクリーニングレス方式の画像形
成装置が得られる。
形成装置によれば、紙詰まりなどで転写ベルト71上に
テストパターンなどの単色トナー像だけでなく、転写材
に転写するはずであった一般の画像、各色のトナー像が
混色したトナー像が残トナーとして発生した場合でも、
色味変動を最小限に抑えることができ、画像形成部、転
写ベルト周辺の双方ともクリーニングレス方式の画像形
成装置が得られる。
【0120】〔第5の実施の形態〕図9は、画像形成装
置としての電子写真プロセスを利用したカラーレーザビ
ームプリンタを示す概略図である。像担持体の帯電手段
としては、前記と同様に、磁気ブラシタイプの接触帯電
装置を用い、また、クリーナレスシステムである。ま
た、各色の画像形成部である100a〜100dは「第
3の実施の形態」と同様の構成・動作である。
置としての電子写真プロセスを利用したカラーレーザビ
ームプリンタを示す概略図である。像担持体の帯電手段
としては、前記と同様に、磁気ブラシタイプの接触帯電
装置を用い、また、クリーナレスシステムである。ま
た、各色の画像形成部である100a〜100dは「第
3の実施の形態」と同様の構成・動作である。
【0121】一方で、本実施例では中間転写プロセスを
採用しており、転写媒体であるところの、中間転写体で
ある中間転写ベルト78が、該中間転写ベルト78を張
架する駆動ローラ72、従動ローラ73、2次転写内側
ローラ76によって回転自在に保持されている。中間転
写ベルト78の上行側ベルト部分を感光体1a〜1d表
面に接触させる。駆動ローラ72によって矢印F方向に
駆動される中間転写ベルト上に、1次転写帯電ブレード
74a〜74dから所定の1次転写バイアスが給電され
ることで、中間転写ベルト78の裏面からトナーと逆極
性の帯電がなされて、感光体1a〜1d表面の各色のト
ナー像が順次中間転写ベルト78の上面に1次転写され
ていく。また、中間転写ベルト78としては、前述の転
写ベルトと同様のものを用いた。
採用しており、転写媒体であるところの、中間転写体で
ある中間転写ベルト78が、該中間転写ベルト78を張
架する駆動ローラ72、従動ローラ73、2次転写内側
ローラ76によって回転自在に保持されている。中間転
写ベルト78の上行側ベルト部分を感光体1a〜1d表
面に接触させる。駆動ローラ72によって矢印F方向に
駆動される中間転写ベルト上に、1次転写帯電ブレード
74a〜74dから所定の1次転写バイアスが給電され
ることで、中間転写ベルト78の裏面からトナーと逆極
性の帯電がなされて、感光体1a〜1d表面の各色のト
ナー像が順次中間転写ベルト78の上面に1次転写され
ていく。また、中間転写ベルト78としては、前述の転
写ベルトと同様のものを用いた。
【0122】中間転写ベルト78上で各色トナーを色重
ねしたトナー像は、接地された2次転写内側ローラ76
と、やはりトナーと逆極性の所定バイアスを給電される
2次転写外側ローラ77を、トナー像とタイミングを合
わせて給紙される転写材Pとともに通過することで、転
写材P上にて2次転写される。
ねしたトナー像は、接地された2次転写内側ローラ76
と、やはりトナーと逆極性の所定バイアスを給電される
2次転写外側ローラ77を、トナー像とタイミングを合
わせて給紙される転写材Pとともに通過することで、転
写材P上にて2次転写される。
【0123】最後に、2次転写を完了した転写材Pは定
着装置6へと搬送される。
着装置6へと搬送される。
【0124】本実施の形態では、トナー濃度検知手段と
しては、転写材Pに転写する画像域の領域外で画像濃度
測定用のテストパターンを感光体上に形成し、さらに、
中間転写ベルト78上の画像領域外に転写することとし
ている。これにより、より最終濃度に近い画像濃度を
得、この画像の反射濃度を検知することにより、トナー
濃度を検知する手法を採っている。テストパターンのパ
ターン・タイミング・読み取り方法は前述(第2の実施
形態)と同様とした。
しては、転写材Pに転写する画像域の領域外で画像濃度
測定用のテストパターンを感光体上に形成し、さらに、
中間転写ベルト78上の画像領域外に転写することとし
ている。これにより、より最終濃度に近い画像濃度を
得、この画像の反射濃度を検知することにより、トナー
濃度を検知する手法を採っている。テストパターンのパ
ターン・タイミング・読み取り方法は前述(第2の実施
形態)と同様とした。
【0125】画像濃度を読み終えた各色のテストパター
ンは、2次転写部を通過し、再び中間転写ベルト78の
上行側の1次転写部へと搬送される。テストパターンが
2次転写部を通過するときには、2次転写バイアスの極
性を転写材Pへのトナー像の2次転写時のトナーと逆極
性から、トナーと同極性に変化させること、或いは、2
次転写外側ローラ77を離間することにより、2次転写
外ローラ77にテストパターンのトナー像が転移するこ
とを防いでいる。
ンは、2次転写部を通過し、再び中間転写ベルト78の
上行側の1次転写部へと搬送される。テストパターンが
2次転写部を通過するときには、2次転写バイアスの極
性を転写材Pへのトナー像の2次転写時のトナーと逆極
性から、トナーと同極性に変化させること、或いは、2
次転写外側ローラ77を離間することにより、2次転写
外ローラ77にテストパターンのトナー像が転移するこ
とを防いでいる。
【0126】再び1次転写部へと搬送されてきたテスト
パターンに対して、それぞれの色に対応する同色の画像
形成部では、トナーと同極性の1次転写バイアスが、ま
た、異なる色の画像形成部ではトナーと異極性の1次転
写バイアスが、それぞれの転写帯電ブレード74a〜7
4dから中間転写ベルト78裏面に供給される。これに
より、中間転写ベルト78上の各色のトナーパターンは
各色の感光体1a〜1dそれぞれに逆転写され、また、
各色の画像形成部の磁気ブラシ帯電3a〜3dと2成分
現像装置4a〜4dにより再利用される。
パターンに対して、それぞれの色に対応する同色の画像
形成部では、トナーと同極性の1次転写バイアスが、ま
た、異なる色の画像形成部ではトナーと異極性の1次転
写バイアスが、それぞれの転写帯電ブレード74a〜7
4dから中間転写ベルト78裏面に供給される。これに
より、中間転写ベルト78上の各色のトナーパターンは
各色の感光体1a〜1dそれぞれに逆転写され、また、
各色の画像形成部の磁気ブラシ帯電3a〜3dと2成分
現像装置4a〜4dにより再利用される。
【0127】〔第6の実施の形態〕図10は、本発明の
第6の実施の形態を表した図である。本実施形態の特徴
は、転写ベルト71に対して接離可能なクリーニング手
段160を備え、混色の可能性のある転写残トナー等は
このクリーニング手段160で回収し、単色であるテス
トパターン等は、クリーニング手段160での回収は行
わず、各色の像担持体にそれぞれ逆転写し再利用され
る。
第6の実施の形態を表した図である。本実施形態の特徴
は、転写ベルト71に対して接離可能なクリーニング手
段160を備え、混色の可能性のある転写残トナー等は
このクリーニング手段160で回収し、単色であるテス
トパターン等は、クリーニング手段160での回収は行
わず、各色の像担持体にそれぞれ逆転写し再利用され
る。
【0128】このような構成とすることで、テストパタ
ーンを形成したトナーを再利用することで、トナー利用
率を高め、かつ、混色の転写残トナーを黒画像形成部に
回収する必要がなくなり、混色による黒画像形成部での
画像劣化を防止することができる。
ーンを形成したトナーを再利用することで、トナー利用
率を高め、かつ、混色の転写残トナーを黒画像形成部に
回収する必要がなくなり、混色による黒画像形成部での
画像劣化を防止することができる。
【0129】以下、図10を用いて詳しく説明をしてい
く。図6と同じ符号のものは、同じ構成であるので説明
を省略する。
く。図6と同じ符号のものは、同じ構成であるので説明
を省略する。
【0130】クリーニング手段160は、クリーニング
する際には転写ベルト71に当接し、クリーニングを行
わない時には転写ベルト71から離れる構成となってい
る。クリーニング手段の構成としては、例えばウレタン
ゴム等からなるクリーニングブレードを用いた構成を用
いる事ができるが、クリーニングが行える構成であれ
ば、この構成に限定されるものではなく、ブラシ状のク
リーニング方式でも良い。
する際には転写ベルト71に当接し、クリーニングを行
わない時には転写ベルト71から離れる構成となってい
る。クリーニング手段の構成としては、例えばウレタン
ゴム等からなるクリーニングブレードを用いた構成を用
いる事ができるが、クリーニングが行える構成であれ
ば、この構成に限定されるものではなく、ブラシ状のク
リーニング方式でも良い。
【0131】このような構成において、例えば図8のよ
うな状況になった場合には、転写材に転写されるはずだ
った画像領域(図8中の星印領域)については、クリー
ニング手段160がベルトに接触してこれらのトナーを
回収する。そして画像領域の間のテストパターンがクリ
ーニング手段160を通過する時は、クリーニング手段
160はベルトから離れ、これらテストパターンを通過
させ、各々の色に対応する像担持体の所で、像担持体に
向けて逆転写される。
うな状況になった場合には、転写材に転写されるはずだ
った画像領域(図8中の星印領域)については、クリー
ニング手段160がベルトに接触してこれらのトナーを
回収する。そして画像領域の間のテストパターンがクリ
ーニング手段160を通過する時は、クリーニング手段
160はベルトから離れ、これらテストパターンを通過
させ、各々の色に対応する像担持体の所で、像担持体に
向けて逆転写される。
【0132】なお、前述の方法では、画像領域(図8中
の星印領域)に相当する箇所は、すべてクリーニング手
段160でクリーニングを行っていたが、画像領域の中
でも、例えばイエローのみの画像領域(図8中の☆領
域)は単色であるので、テストパターンと同様に、クリ
ーニング手段160でクリーニングされることなく通過
し、イエローの像担持体で逆転写されて回収しても良
い。
の星印領域)に相当する箇所は、すべてクリーニング手
段160でクリーニングを行っていたが、画像領域の中
でも、例えばイエローのみの画像領域(図8中の☆領
域)は単色であるので、テストパターンと同様に、クリ
ーニング手段160でクリーニングされることなく通過
し、イエローの像担持体で逆転写されて回収しても良
い。
【0133】本実施の形態は、図11のような中間転写
ベルト78を用いた画像形成装置においても採用するこ
とができる。すなわち、中間転写ベルト78に対して接
離可能なクリーニング手段160を備え、混色の可能性
のある転写残トナー等はこのクリーニング手段160で
回収し、単色であるテストパターン等は、クリーニング
手段160での回収は行わず、各色の像担持体にそれぞ
れ逆転写し再利用される。
ベルト78を用いた画像形成装置においても採用するこ
とができる。すなわち、中間転写ベルト78に対して接
離可能なクリーニング手段160を備え、混色の可能性
のある転写残トナー等はこのクリーニング手段160で
回収し、単色であるテストパターン等は、クリーニング
手段160での回収は行わず、各色の像担持体にそれぞ
れ逆転写し再利用される。
【0134】図9、図10と同じ符号のものは、同じ構
成であるので説明を省略する。
成であるので説明を省略する。
【0135】図11の構成において、例えば図7の
(a)のように、画像領域の間にテストパターンが形成
される場合、中間転写ベルト78から転写材Pに画像が
転写された後の転写残トナーは、混色の可能性が高い領
域なので、クリーニング手段160による回収を行う。
一方テストパターンについては、単色であるので、クリ
ーニング手段での回収は行わず、各色に対応する像担持
体の所で、像担持体に向けて逆転写される。
(a)のように、画像領域の間にテストパターンが形成
される場合、中間転写ベルト78から転写材Pに画像が
転写された後の転写残トナーは、混色の可能性が高い領
域なので、クリーニング手段160による回収を行う。
一方テストパターンについては、単色であるので、クリ
ーニング手段での回収は行わず、各色に対応する像担持
体の所で、像担持体に向けて逆転写される。
【0136】また、ジャム等が発生して画像形成過程の
途中で装置が停止し、図8のような状況になった場合に
は、ジャム処理後のリカバリー回転時において次のよう
なトナー回収を行う。
途中で装置が停止し、図8のような状況になった場合に
は、ジャム処理後のリカバリー回転時において次のよう
なトナー回収を行う。
【0137】転写材に転写されるはずだった画像領域
(図8中の星印領域)については、クリーニング手段1
60がベルトに接触してこれらのトナーを回収する。そ
して画像領域の間のテストパターンがクリーニング手段
160を通過する時は、クリーニング手段160はベル
トから離れ、これらテストパターンを通過させ、各々の
色に対応する像担持体の所で、像担持体に向けて逆転写
される。なお、転写残トナーやテストパターンが通過す
る際には、2次転写ローラは離間させておくか、また
は、トナーと逆極性バイアスを印加する等して、トナー
が付着しないようにしておくのが好ましい。
(図8中の星印領域)については、クリーニング手段1
60がベルトに接触してこれらのトナーを回収する。そ
して画像領域の間のテストパターンがクリーニング手段
160を通過する時は、クリーニング手段160はベル
トから離れ、これらテストパターンを通過させ、各々の
色に対応する像担持体の所で、像担持体に向けて逆転写
される。なお、転写残トナーやテストパターンが通過す
る際には、2次転写ローラは離間させておくか、また
は、トナーと逆極性バイアスを印加する等して、トナー
が付着しないようにしておくのが好ましい。
【0138】なお、前述の方法では、画像領域(図8中
の星印領域)に相当する箇所は、すべてクリーニング手
段160でクリーニングを行っていたが、画像領域の中
でも、例えばイエローのみの画像領域(図8中の☆領
域)は単色であるので、テストパターンと同様に、クリ
ーニング手段160でクリーニングされることなく通過
し、イエローの像担持体で逆転写されて回収しても良
い。
の星印領域)に相当する箇所は、すべてクリーニング手
段160でクリーニングを行っていたが、画像領域の中
でも、例えばイエローのみの画像領域(図8中の☆領
域)は単色であるので、テストパターンと同様に、クリ
ーニング手段160でクリーニングされることなく通過
し、イエローの像担持体で逆転写されて回収しても良
い。
【0139】なお、以上の実施の形態においては、濃度
検出用のテストパターンの回収について主に説明してき
たが、位置ずれ検出用のテストパターンの回収について
も、本発明を適用できることは勿論である。
検出用のテストパターンの回収について主に説明してき
たが、位置ずれ検出用のテストパターンの回収について
も、本発明を適用できることは勿論である。
【0140】
【発明の効果】本発明によれば、簡単な装置構成で、ト
ナー利用率の向上を図り得る画像形成装置を提供するこ
とができる。
ナー利用率の向上を図り得る画像形成装置を提供するこ
とができる。
【図1】本発明に係る画像形成装置を、電子写真プロセ
スを利用したレーザビームプリンタに適用した実施の形
態を示す概略図。
スを利用したレーザビームプリンタに適用した実施の形
態を示す概略図。
【図2】同上における磁気ブラシと感光体との位置関係
を示す図。
を示す図。
【図3】同上における現像装置の構成を示す図である。
【図4】転写ベルト上に転写された画像濃度測定用のテ
ストパターンを示す図。
ストパターンを示す図。
【図5】(a)(b)は、転写ベルトの送り速度を速く
した実施の形態を示す図。
した実施の形態を示す図。
【図6】画像形成装置を、電子写真プロセスを利用した
カラーレーザビームプリンタに適用した実施の形態を示
す概略図。
カラーレーザビームプリンタに適用した実施の形態を示
す概略図。
【図7】(a)(b)は、転写ベルト上の画像領域外に
テストパターンを転写した実施の形態を示す図。
テストパターンを転写した実施の形態を示す図。
【図8】連続画像形成中にテストパターンを形成し、紙
詰りが発生して自動停止した状態を示す図。
詰りが発生して自動停止した状態を示す図。
【図9】画像形成装置を、中間転写ベルトを用いたカラ
ーレーザビームプリンタに適用した実施の形態を示す概
略図。
ーレーザビームプリンタに適用した実施の形態を示す概
略図。
【図10】第6の実施形態に係る、転写ベルトを用いた
画像形成装置を表した図。
画像形成装置を表した図。
【図11】第6の実施形態に係る、中間転写ベルトを用
いた画像形成装置を表した図。
いた画像形成装置を表した図。
【図12】従来の画像形成装置の概略図。
【図13】従来のカラー画像形成装置の概略図。
1,1a〜1d 感光体(像担持体)
3,3a〜3d 磁気ブラシ(接触帯電手段)
4,4a〜4d 現像装置(現像手段)
6 定着装置
7 転写装置
70 転写ニップ部(転写領域)
71 転写ベルト(転写媒体、転写材担持体)
74 転写帯電ブレード(転写手段)
74a〜74d 1次転写帯電ブレード(1次転写手
段) 75 転写バイアス印加電源 75a〜75d 転写バイアス印加電源 76 2次転写内側ローラ(2次転写手段) 77 2次転写外側ローラ(2次転写手段) 78 中間転写ベルト(転写媒体、中間転写体) 80 光反射型濃度センサー 100,100a〜100d 露光装置 150 トナー極性反転手段 200 制御手段
段) 75 転写バイアス印加電源 75a〜75d 転写バイアス印加電源 76 2次転写内側ローラ(2次転写手段) 77 2次転写外側ローラ(2次転写手段) 78 中間転写ベルト(転写媒体、中間転写体) 80 光反射型濃度センサー 100,100a〜100d 露光装置 150 トナー極性反転手段 200 制御手段
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フロントページの続き
(51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考)
G03G 15/08 507 G03G 15/16
15/16 21/00
21/00 500
500 15/08 507B
Fターム(参考) 2H027 DA09 DA38 DE02 EA01 EA03
EA04 EA06 EA20 EB04 EC03
EC06 EC14 EC19 ED02 ED03
ED08 ED24 EE03 EE07 EE08
EF12 EK04
2H077 AA37 AB02 AC02 AD06 AD13
AD18 AD36 DA04 DA05 DA63
DB02 EA03 GA13
2H134 GA01 GA06 GA08 GA10 GB02
HF12 HF13 JA05 KG04 KH17
KJ02
2H200 FA14 FA20 GA12 GA14 GA16
GA18 GA23 GA33 GA45 GA47
GA53 GB25 GB36 GB37 GB50
HA02 HA21 HA28 HA29 HB12
HB14 HB17 HB22 HB45 HB46
HB48 JA02 JA28 JB06 JB42
JB45 JB46 JB49 JC03 JC12
JC15 JC16 JC19 LA19 LA24
LA40 LB02 LB03 LB09 LB13
LB17 LB18 LB39 MA01 MA03
MA04 MA14 MA20 MB06 MC13
MC15 NA02 NA08 PA02 PA10
PA11 PA12 PA28 PB20 PB26
PB39
2H300 EB02 EB04 EB07 EB12 EB18
EB19 EC02 EC05 EC09 EC13
EC16 EF02 EF03 EF06 EF07
EF10 EF14 EF17 EG02 EH16
EJ09 EJ23 EJ25 EJ30 EJ33
EJ35 EJ36 EJ47 EJ51 EJ52
EJ59 EK03 EL03 EL04 EL05
EL07 EL10 EM01 EM03 EM04
GG01 GG02 GG03 GG07 GG19
GG40 GG44 GG47 GG49 HH16
HH19 HH24 HH40 KK02 KK03
KK05 KK12 KK13 KK16 MM11
MM14 MM25 NN01 NN04 PP02
PP06 PP07 PP08 PP09 PP10
PP15 QQ02 QQ10 QQ12 QQ13
QQ35 RR17 RR34 RR37
Claims (26)
- 【請求項1】 像担持体の表面に静電潜像を形成する静
電潜像形成手段と、前記静電潜像をトナーにより現像す
る現像手段と、前記像担持体上のトナー像を、転写領域
において転写媒体に向けて転写する転写手段と、前記転
写媒体上に、トナーからなる画像制御用のテストパター
ンを形成するテストパターン形成手段と、前記テストパ
ターンを検出して、画像制御を行う制御手段とを備える
画像形成装置において、 前記転写手段は、前記転写媒体上の検出済のテストパタ
ーンを、前記像担持体に転写し、 前記現像手段は、前記像担持体上に転写された前記テス
トパターンを回収する、 ことを特徴とする画像形成装置。 - 【請求項2】 前記静電潜像形成手段は、 前記像担持体の表面を帯電する帯電手段と、 該帯電手段により帯電された前記像担持体面を露光する
露光手段と、を備える、 ことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。 - 【請求項3】 前記転写媒体から前記像担持体上に転写
されたテストパターンは、前記帯電手段に一旦回収され
た後、再度、前記像担持体に転移してから、前記現像手
段に回収される、 ことを特徴とする請求項2に記載の画像形成装置。 - 【請求項4】 前記転写手段は、前記検出済のテストパ
ターンを前記像担持体に転写する際、前記トナーの極性
と同極性の電荷を前記転写媒体に付与する、 ことを特徴とする請求項1ないし3のいずれか1項に記
載の画像形成装置。 - 【請求項5】 前記転写媒体の移動速度を制御する速度
制御手段を備え、 該速度制御手段は、前記検出済のテストパターンを前記
像担持体に転写する時の前記転写媒体の移動速度と、画
像形成時の転写媒体の移動速度とを異ならせる、 ことを特徴とする請求項1ないし4のいずれか1項に記
載の画像形成装置。 - 【請求項6】 前記検出済のテストパターンを前記像担
持体に転写する時の前記転写媒体の移動速度は、画像形
成時の転写媒体の移動速度よりも速い、 ことを特徴とする請求項5に記載の画像形成装置。 - 【請求項7】 前記転写媒体上のテストパターンが、再
び前記転写領域に搬送される前に、前記テストパターン
を形成するトナーの極性を反転させるトナー極性反転手
段を備える、 ことを特徴とする請求項1ないし6のいずれか1項に記
載の画像形成装置。 - 【請求項8】 前記現像手段は、異なる色のトナーを備
えた複数の現像手段を備え、 前記テストパターンはその回収時には、該テストパター
ンを形成するトナーの色と同じ色のトナーを備える現像
手段に回収される、 ことを特徴とする請求項1ないし7のいずれか1項に記
載の画像形成装置。 - 【請求項9】 前記転写媒体に対して接離可能なクリー
ニング手段を備え、 該クリーニング手段は、前記検出済のテストパターンの
通過時には離間する、 ことを特徴とする請求項1ないし8のいずれか1項に記
載の画像形成装置。 - 【請求項10】 前記転写媒体は、転写材を担持搬送す
る転写材担持体であり、 前記像担持体に形成された画像は、前記転写材に転写さ
れる、 ことを特徴とする請求項1ないし9のいずれか1項に記
載の画像形成装置。 - 【請求項11】 前記転写媒体は、中間転写体であり、 前記像担持体に形成された画像は、前記中間転写体に転
写された後、転写材に転写される、 ことを特徴とする請求項1ないし9のいずれか1項に記
載の画像形成装置。 - 【請求項12】 複数の像担持体の表面に静電潜像を形
成する複数の静電潜像形成手段と、前記複数の像担持体
上の静電潜像を、異なる色のトナーで現像する複数の現
像手段と、前記複数の像担持体上のトナー像を、各転写
領域において転写媒体に向けて転写する複数の転写手段
と、前記転写媒体上に、異なる色のトナーからなる画像
制御用のテストパターンを形成するテストパターン形成
手段と、前記テストパターンを検出して、画像制御を行
う制御手段とを備える画像形成装置において、 前記複数の転写手段は、前記転写媒体上の検出済のテス
トパターンを、テストパターンを形成するトナーの色に
応じた像担持体に転写し、 前記テストパターンが転写された像担持体に対応する現
像手段は、前記テストパターンを回収する、 ことを特徴とする画像形成装置。 - 【請求項13】 前記静電潜像形成手段は、 前記像担持体の表面を帯電する帯電手段と、 該帯電手段により帯電された前記像担持体面を露光する
露光手段とを備える、 ことを特徴とする請求項12に記載の画像形成装置。 - 【請求項14】 前記転写媒体から前記像担持体上に転
写されたテストパターンは、前記帯電手段に一旦回収さ
れた後、再度、前記像担持体に転移してから、前記現像
手段に回収される、 ことを特徴とする請求項13に記載の画像形成装置。 - 【請求項15】 前記転写手段は、前記検出済のテスト
パターンを前記像担持体に転写する際、前記トナーの極
性と同極性の電荷を前記転写媒体に付与する、 ことを特徴とする請求項12ないし14のいずれか1項
に記載の画像形成装置。 - 【請求項16】 前記転写媒体の移動速度を制御する速
度制御手段を備え、該速度制御手段は、前記検出済のテ
ストパターンを前記像担持体に転写する時の前記転写媒
体の移動速度と、画像形成時の転写媒体の移動速度と、
を異ならせる、 ことを特徴とする請求項12ないし15のいずれか1項
に記載の画像形成装置。 - 【請求項17】 前記検出済のテストパターンを前記像
担持体に転写する時の前記転写媒体の移動速度は、画像
形成時の転写媒体の移動速度よりも速い、 ことを特徴とする請求項16に記載の画像形成装置。 - 【請求項18】 前記転写媒体上のテストパターンが、
前記各転写領域に搬送される前に、前記テストパターン
を形成するトナーの極性を反転させるトナー極性反転手
段、を備える、 ことを特徴とする請求項12ないし17のいずれか1項
に記載の画像形成装置。 - 【請求項19】 前記テストパターンは、該テストパタ
ーンを形成するトナーの色と同じ色のトナー像が形成さ
れる像担持体に転写される、 ことを特徴とする請求項12ないし18のいずれか1項
に記載の画像形成装置。 - 【請求項20】 異常状態の発生により画像形成動作が
停止した後の復帰動作において、 前記転写媒体上のトナー像は、該トナー像の状態に応じ
た像担持体に転写され、該トナー像が転写された像担持
体に対応する現像手段により回収される、 ことを特徴とする請求項12ないし19のいずれか1項
に記載の画像形成装置。 - 【請求項21】 前記トナー像の状態が、単色のトナー
で形成されている場合には、該単色の色のトナー像が形
成される像担持体に転写され、 前記トナー像の状態が、複数の色のトナーで形成されて
いる場合には、黒色のトナー像が形成される像担持体に
転写される、 ことを特徴とする請求項20に記載の画像形成装置。 - 【請求項22】 前記転写媒体に対して接離可能なクリ
ーニング手段を備え、 該クリーニング手段は、前記転写媒体上のトナー像の状
態に応じた接離動作を行い、 前記クリーニング手段が離間した状態において通過した
トナー像は、該トナー像の状態に応じた像担持体に転写
され、該トナー像が転写された像担持体に対応する現像
手段により回収される、 ことを特徴とする請求項12ないし21のいずれか1項
に記載の画像形成装置。 - 【請求項23】 前記トナー像の状態が、単色のトナー
で形成されている場合には、前記クリーニング手段が離
間し、前記単色の色のトナー像が形成される像担持体に
転写され、 前記トナー像の状態が、複数の色のトナー像で形成され
ている場合には、前記クリーニング手段が当接して該ク
リーニング手段内に回収される、 ことを特徴とする請求項22に記載の画像形成装置。 - 【請求項24】 前記トナー像の状態が、テストパター
ンである場合に、前記クリーニング手段が離間し、前記
テストパターンの色のトナー像が形成される像担持体に
転写される、 ことを特徴とする請求項22に記載の画像形成装置。 - 【請求項25】 前記転写媒体は、転写材を担持搬送す
る転写材担持体であり、 前記像担持体に形成された画像は、前記転写材に転写さ
れる、 ことを特徴とする請求項12ないし24のいずれか1項
に記載の画像形成装置。 - 【請求項26】 前記転写媒体は、中間転写体であり、 前記像担持体に形成された画像は、前記中間転写体に転
写された後、転写材に転写される、 ことを特徴とする請求項12ないし24のいずれか1項
に記載の画像形成装置。
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