JP2003290457A - 弾球遊技機 - Google Patents

弾球遊技機

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JP2003290457A
JP2003290457A JP2002099269A JP2002099269A JP2003290457A JP 2003290457 A JP2003290457 A JP 2003290457A JP 2002099269 A JP2002099269 A JP 2002099269A JP 2002099269 A JP2002099269 A JP 2002099269A JP 2003290457 A JP2003290457 A JP 2003290457A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 遊技盤を複数の分割盤部により構成し、ま
た、これらを交換可能に設けることにより、遊技盤の反
りが抑えられ、経済的であるばかりかリデュース等が十
分に行なえ、更には、ルーター加工が少なくて済み作業
環境が改善され、ゴミとしての切削屑の発生も減少させ
ることができる弾球遊技機を提供する。 【解決手段】 中央装置26等の盤面部品が装着される
遊技盤5を備えた弾球遊技機Pであって、前記遊技盤5
は、複数の分割盤部5A,5B,5Cにより構成され、
また、該各分割盤部5A,5B,5Cは交換可能に設け
られる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、中央装置等の盤面
部品が装着される遊技盤を複数の分割盤部により構成す
るようにした弾球遊技機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】弾球遊技機の一つであるパチンコ遊技機
は、縦長方形枠状の機枠の前面に前面枠が装着されてお
り、この前面枠に遊技盤が取り付けられる。また、前記
前面枠の前面には、打球供給皿が設けられる前面板と共
にその上方に位置して遊技盤の前面を覆うガラス扉枠が
装着される。更に、前記前面枠の下部前面には、その中
央に余剰球貯留皿及びその一側に位置して打球の打球力
を調節するための操作ハンドルが設けられている。
【0003】一般に、前記遊技盤は、ベニヤ板を重合さ
せてほぼ正方形または円形に成形される。そして、その
前面に接着剤を介して化粧板である合成樹脂製の所謂セ
ル板が貼着され、その前面に多くの盤面部品が装着され
ることとなる。その盤面部品としては、例えば、遊技盤
の前面に渦巻状に敷設される内・外側ガイドレールを始
め、そのほぼ中央に配置される可変表示装置や大型の入
賞装置といった中央装置、入賞口、入賞装置、風車、障
害釘などが有る。
【0004】そこで、前記遊技盤には、中央装置、入賞
口等の盤面部品を装着する関係上、初期の段階で、その
ための取付穴を開けるべくルーター加工が施される。更
に詳しくは、表面に所定のデザイン図が描かれた遊技盤
をテーブル上に配置固定し、このテーブル及びテーブル
の上方に設置された刃物を機械的に制御して平面内で縦
横に相対的に移動させると共にそれら刃物を回転駆動さ
せて切削し、遊技盤に取付穴を成形するようにしてい
る。
【0005】ところで、従来のルーター加工装置で遊技
盤に取付穴をあける場合は、その取付穴の内周縁に沿っ
て刃物を回転駆動させるが、中身をそのまま残すような
ことはせず、前記刃物を平面内で縦横に相対的に移動さ
せて取付穴で囲まれる部分全体を削り取るようにしてい
る。このように、取付穴内を総て切削し切削屑として廃
棄処理するのは、切削屑が粉体である方が迅速な焼却処
理ができるからである。また、加工に際しては多くの切
削屑が空中に舞うため、集塵ダクトで浮遊する切削屑を
吸引するようにしている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記遊
技盤は所定の大きさを有し、成形後はセル板を貼着する
まで保管されるので、その間に時間が経つと空気中の湿
気を吸収するなどして遊技盤が反ることがある。このよ
うに遊技盤が反ると、盤面部品を装着するための穴加工
や障害釘の取付位置などの精度が狂い易く、また、前面
枠の所定位置に遊技盤を取付ける際にも、遊技盤が歪ん
で取付けにくいといった課題が有る。
【0007】また、例えば、入賞装置等の盤面部品であ
って、その一部に古くて交換すべき時期の来たものがあ
るときは、他に、未だ使用可能な盤面部品が有るとして
も、これらのみを取り外すには面倒な作業を強いられる
ことから、やむなく遊技盤全体をそのまま廃棄してお
り、リデュース、リユースまたはリサイクルが十分にな
されてないのが現状であり、ゴミの増量も招いている。
しかも、前記遊技盤を分別処理する場合は、これに多く
の盤面部品が装着されていることから、それらを取外し
て分別する作業が非常に面倒であるという課題が有る。
【0008】ところで、近時、前記遊技盤のほぼ中央に
装着される中央装置、すなわち可変表示装置が非常に大
型化する傾向にあり、このため、その取付穴をルーター
加工するに、多くの時間が掛かり作業能率を向上させる
ことができず、また、集塵ダクトが作動するも切削屑が
粉塵として作業部屋内に飛散することとなり作業環境が
非常に悪く、しかも、前記排出される切削屑の量も多く
なりゴミとしての処理量も増加してゴミ問題に繋がるば
かりか、前記接着剤やセル板にはダイオキシンが含有さ
れ、焼却した場合の環境汚染が懸念されるという課題が
有る。因みに、パチンコ遊技機全体の60パーセント重
量はリサイクルとして再利用することが義務づけられる
ようになっている。
【0009】そこで、本発明は上記課題に鑑みてなされ
たもので、遊技盤を複数の分割盤部により構成し、ま
た、これらを交換可能に設けることにより、遊技盤の反
りが抑えられ、経済的であるばかりかリデュース等が十
分に行なえ、更には、ルーター加工が少なくて済み作業
環境が改善され、ゴミとしての切削屑の発生も減少させ
ることができる弾球遊技機を提供することを目的とする
ものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成するた
め、本発明に係る弾球遊技機は、中央装置等の盤面部品
が装着される遊技盤を備えた弾球遊技機であって、前記
遊技盤は、複数の分割盤部により構成される。ここで、
各分割盤部はいずれもベニヤ板を重合させたものまたは
合成樹脂材であっても良く、更にはこれらの組合わせで
あっても良い。
【0011】このように、遊技盤を複数の分割板部によ
り構成するようにしたので、個々の分割盤部では反りが
少なく、このため、遊技盤全体の反りが抑えられて穴加
工等の精度に狂いが生じにくく、前面枠の所定位置にも
取り付け易い。
【0012】また、中央装置等の盤面部品が装着される
遊技盤を備えた弾球遊技機であって、前記遊技盤は、複
数の分割盤部により構成されると共に該各分割盤部は交
換可能に設けられる。
【0013】各分割盤部が交換可能に設けられるとは、
パチンコメーカーにあって、各分割盤部が一定の組合わ
せであったものを、その内一部のものについて例えばデ
ザインの異なる分割盤部と入れ替えることをいい、ま
た、パチンコホールにあって、前記以外に入賞装置等の
盤面部品が古くなってその一部の分割盤部を交換するよ
うなときに、新しい入賞装置等が装着された分割盤部と
交換することをいう。
【0014】そして、各分割盤部を交換可能に設けるこ
とにより、パチンコメーカーにあって、種々のデザイン
の分割盤部を揃えておき、それらを適宜交換することに
より新しいデザインの遊技盤が構成され、新機種の弾球
遊技機に適用可能となる。また、パチンコホールにあっ
ては、前記のように一部の分割盤部のみ交換すればよい
ことから、新しいデザインの遊技盤が構成でき、経済的
であるばかりかリデュース等が有効的に行なわれること
となる。しかも、最終的な廃棄分別処理が簡単になり、
ゴミとしての量も減少させることができる。
【0015】具体的には、例えば、中央装置等の盤面部
品が装着される遊技盤を備えた弾球遊技機であって、前
記遊技盤は、上下に配置される上の分割盤部及び下の分
割盤部とその間に配置される中間の分割盤部とからな
り、前記上下の分割盤部はベニヤ板を重合して成形さ
れ、前記中間の分割盤部は合成樹脂材からなると共に該
中間の分割盤部に前記中央装置が設けられ、前記上下及
び中間の分割盤部の当接面がそれぞれ互いに突き合わさ
るようにした構成が採られる。例えば、前記当接面はい
ずれも全体に亘り直線的に成形されている構成が好まし
い。
【0016】この場合、中間の盤面部品が合成樹脂材に
より成形され、しかも、前記中間の盤面部品に中央装置
が設けられることから、前記作用・効果に加え、ルータ
ー加工が少なくて済み、遊技盤の製作時間が短縮できて
作業能率の向上が図られる。また、排出される切削屑の
量が減少されるので、作業環境が改善できるばかりか、
ゴミとしての処理量も減少させることができゴミ問題に
寄与する。更には、排出される切削屑を焼却したときの
環境汚染も抑制される。
【0017】複数の分割盤部が連結される係合手段と
は、例えば、係合片と該係合片が係合する係合孔、ダボ
と該ダボが嵌入するダボ孔などが有る。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る弾球遊技機の
実施の形態を図面に基づき説明する。なお、弾球遊技機
には、例えばパチンコ遊技機、アレンジボール機または
雀球遊技機があるが、本発明にあっては、一例としてパ
チンコ遊技機について説明する。
【0019】図1は、本発明が適用されるパチンコ遊技
機の正面図、図2は同前から見た分解斜視図である。図
において、1はパチンコ遊技機Pの機枠であって縦長方
形枠状に形成されており、その前面に額縁状の前面枠2
が、その右側上下部を前記機枠1の同側上下部に設けた
軸支部3によって軸支され、回動自在に装着されてい
る。そして、前記機枠1と前面枠2とにより遊技機本体
が構成される。前記前面枠2の上部中央には窓開口4が
開設される。前面枠2の裏面には本発明に係る遊技盤5
が配置され、その前面の遊技部5aが前記窓開口4に臨
むようになっている。
【0020】前記前面枠2の前面に、遊技盤5の前面の
遊技部5aを覆う透明な二枚のガラス板6を備えたガラ
ス扉枠7及び遊技盤5の下部を覆う前面板8が装着され
ている。前記前面板8の前面に、貯留された弾球である
パチンコ球を打球発射部(図示せず。)に供給するため
の打球供給皿9が装着されている。また、前記前面枠2
の下部に位置する下部前板10の前面には、前記打球供
給皿9から溢れるパチンコ球を貯留する余剰球貯留皿1
1が装着されている。12は、下部前板10前面の左側
に設けられ、打ち出されるパチンコ球の打球力の強弱を
調節する操作ハンドルである。
【0021】前記前面枠2は合成樹脂材により縦長方形
状に形成され、周縁には枠部13が設けられている。そ
して、その内側に覆板部14が張設され、この覆板部1
4に前記窓開口4が開設されることとなる。前記覆板部
14の前面下部には、その平坦な取付面15に発射レー
ル16と前記操作ハンドル12の操作により該発射レー
ル16の打球発射部17に供給されるパチンコ球を発射
させるための発射装置18が取り付けられる。
【0022】前記前面枠2の裏面に、図3に示すように
窓開口4を囲うようにして方形枠状の取付枠部19が一
体に設けられ、下部の棚部20上面に遊技盤5を載置し
て嵌め込まれるようになっている。前記取付枠部19の
内側であって覆板部14裏面の所定位置に、遊技盤5を
位置決めするため後方へ突出するボス21が複数設けら
れている。また、取付枠部19の両側上下位置に、嵌め
込まれた遊技盤5が取付枠部19から脱落しないように
固定するための固定具22が設けられている。この固定
具22は、鉛直面内で自在に回転するように軸支され、
一側面に突設された押え片23が前記遊技盤5の裏面に
当接するようになっており、これにより遊技盤5がしっ
かりと固定されることになる。
【0023】前記窓開口4は略円形状をなしており、そ
の内周面に外側ガイドレール24が装着される。そし
て、その表面が所定の弾道軌跡を形成するような弧面を
なす。また、外側ガイドレール24は、一旦発射される
も飛走力が弱い等の理由により戻ってくる所謂戻り球を
前記余剰球貯留皿11に導くため、窓開口4の下方に設
けられた戻り球排出口25を介して前記発射レール16
の先端部と連なることとなる。
【0024】次に、本発明に係る遊技盤について説明す
る。この遊技盤5は、図4、図5に示すように上の分割
盤部5A及び下の分割盤部5Bとその間に配置される中
間の分割盤部5Cとの三部材からなる。このうち、上下
の分割盤部5A,5Bはベニヤ板を重合して横長長方形
状に成形され、また中間の分割盤部5Cは合成樹脂材に
より同じく横長長方形状に成形されている。上下の分割
盤部5A,5Bと中間の分割盤部5Cとを上下に並べた
状態では、中間の分割盤部5Cの横幅が上・下の分割盤
部5A,5Bの横幅と同じ寸法にしてあり、全体に本来
の遊技盤の縦・横幅と同じ寸法になる。そして、中間の
分割盤部5Cの中央に可変表示装置26が一体に設けら
れる。
【0025】前記可変表示装置26は、中間の分割盤部
5Cの中央部に装置本体28が一体に成形され、その前
面に文字、数字、図形等の表示が変動表示される表示部
29が設けられ、その表示部29が前側から視認できる
ようになっている。また、表示部29の上縁には上方へ
張り出される装飾板30が一体に設けられ、その前面に
電飾効果を上げるために各種のランプ31が装着されて
いる。前記中間の分割盤部5Cの前面両側には装飾を兼
ねた略円弧状の飾り部材32が設けられている。この飾
り部材32の外周面は、後記する内側ガイドレール42
と同じ曲率半径の円弧面に成形されている。更に、各飾
り部材32には、前記中間の分割盤部5Cの上・下端縁
から突出する部分の裏面にそれぞれ上下の分割盤部5
A,5Bに対し中間の分割盤部5Cを位置決めし連結す
るための係合手段としてのボス33が突設されている。
34は、前記装置本体28と飾り部材32との間に位置
して中間の分割盤部5Cの前面に装着される盤面部品と
しての風車である。
【0026】前記中間の分割盤部5Cの上端面5dと下
端面5eは、全体に亘り凹凸がなく直線的でありかつ平
行であって、上下端面5d,5eとこれらに当接する前
記上下の分割盤部5A,5Bの下端面5bまたは上端面
5cとが当接面となる。また、上の分割盤部5Aの下端
面5bと下の分割板部5Bの上端面5cも、前記中間の
分割盤部5Cの上下端面5d,5eに対応位置して全体
に亘り凹凸がなく直線的である。更に、上下の分割盤部
5A,5Bの両側前面には、飾り部材32に設けられた
ボス33に対応位置する係合手段としてのボス孔35a
と前記前面枠2に設けられたボス21と対応位置するボ
ス孔35bが上下一対開設されている。なお、前記係合
手段としてのボス33、ボス孔35aは、上下の分割盤
部5A,5Bと中間の分割盤部5Cがしっかりと位置決
めされれば設けなくても良い。
【0027】そして、中間の分割板部5Cの上下に上下
の分割盤部5A,5Bをそれぞれ配置し、上の分割盤部
5Aの下端面5bを中間の分割板部5Cの上端面5dに
突き合わすと共に下の各ボス孔35aに飾り部材32の
上のボス33を嵌入する。また、下の分割盤部5Bの上
端面5cを中間の分割板部5Cの下端面5eに突き合わ
すと共に上の各ボス孔35aに飾り部材32の下のボス
33を嵌入する。これにより、上下の分割盤部5A,5
Bが中間の分割盤部5Cに連結され、しかも、上下の分
割盤部5A,5Bの前面と中間の分割盤部5Cの前面と
が面一となる。
【0028】前記上の分割盤部5Aの前面であって外側
ガイドレール14で囲われる部分と下の分割盤部5Bの
前面であって内側ガイドレール42で囲われる部分が遊
技部5aとなる。そして、上の分割盤部5Aの前面に
は、その遊技部5aに盤面部品である複数の障害釘36
が植設されている。27は、一方の飾り部材32の上方
に配置され、遊技部5aに打ち込まれても逆に戻ってし
まう戻り球が発生しないようにその戻り球を止める戻球
防止装置である。
【0029】また、下の分割盤部5Bの前面には、その
遊技部5aの中央上部にパチンコ球の入賞により前記表
示部29の文字、数字、図形等の表示を変動表示させる
始動入賞口37が配設され、その下方に前記変動した表
示が一定の時間経過後に停止して特定の表示(例えば
「777」)を示し、遊技者にとって有利な特別遊技状
態になったとき、一定の条件の下で開閉扉39を所定回
数開成させ一度に多くの入賞球が得られる入賞装置38
が配設されている。前記始動入賞口37は、パチンコ球
が入賞し難い起立またはパチンコ球が入賞し易い傾動位
置に自在に変換可能な一対の可動翼片40,40を有し
ている。更に、前記始動入賞口37の両側に一般入賞口
41が配設される。
【0030】そして、下の分割盤部5Bの前面に前記始
動入賞口37等の盤面部品の下方を囲うように下方に窪
む円弧状の内側ガイドレール42が敷設されている。こ
の内側ガイドレール42の両端部は、前記両側の飾り部
材32の外側面に連なるようになっている。内側ガイド
レール42の下部には、遊技部5aを流下して前記始動
入賞口37、一般入賞口41などに入賞しなかったパチ
ンコ球をアウト球として遊技盤5の後方へ回収するアウ
ト球口43が開設されている。この下の分割盤部5Bに
も所定位置に複数の障害釘36が植設されている。
【0031】このようにして、構成された遊技盤5は前
面枠2の裏側から取付枠部19内に嵌め込まれ、上の分
割盤部5Aの上のボス孔35bに上のボス21を嵌入さ
せ、下の分割盤部5Bの下のボス孔35bに下のボス2
1を嵌入する。この状態で、各固定具22の押え片23
を回動させ遊技盤5の裏面に当接させる。これにより、
遊技盤5がしっかりと固定される。前記内・外側ガイド
レール24,42は、渦巻き状に配設され、その間に球
飛走通路44が形成されると共に内側ガイドレール42
の終端位置に前記遊技部5aと連なる球放出口45が形
成される。なお、取付枠部19に対しては、上下の分割
盤部5A,5Bと中間の分割盤部5Cを共に連結した遊
技盤5を嵌め込むようにしたが、可能であれば、これら
分割盤部5A,5B,5Cを別々に嵌め込むようにして
も良い。
【0032】本発明は上記構成からなり、遊技盤5を中
間の分割盤部5Cとこれを挟んで上下に位置する上下の
分割盤部5A,5Bとから構成し、また、これらを交換
可能に設けるようにすれば、個々の分割盤部5A,5
B,5Cでは反りが少なく、このため、遊技盤5全体の
反りが抑えられて穴加工等の精度に狂いが生じにくく、
前面枠2の所定位置にも取り付け易い。
【0033】また、パチンコメーカーにあっては、種々
のデザインの上下及び中間の分割盤部5A,5B,5C
を多数揃えておき、それらを適宜交換することにより図
6に示すように新しいデザインの遊技盤51が構成され
るようにすれば、新機種の弾球遊技機に適用可能とな
る。すなわち、この遊技盤51では、上の分割盤部5A
は本実施の形態と共通し、中間の分割盤部5Dと下の分
割盤部5Eが他のデザインのものに入れ替えられてい
る。なお、本実施の形態とほぼ同じ構成からなるので、
同一部位は同一番号を付すことにより説明は省略する。
更に詳しくは、この実施の形態では、中間の分割盤部5
Dの前面に横並びに設けられた三個の表示部29と両側
の飾り部材32aとのデザインが本実施の形態と異な
る。また、下の分割盤部5Eにあっては、入賞装置38
と一般入賞口41のデザインが本実施の形態と異なる。
【0034】更に、パチンコホールにあっては、いずれ
かの分割盤部5A,5B,5Cに装着される盤面部品が
古くなったときは、その分割盤部5A,5B,5Cのみ
を同種の新しいものと交換すればよく、また、パチンコ
メーカーのように新機種とするため一部の分割盤部、例
えば中間の分割盤部5Cのみを交換するようにしても良
く、このようにすれば経済的である。
【0035】更にまた、中間の分割盤部5Cを合成樹脂
材により成形すると共にこの中間の分割盤部5Cに可変
表示装置26を設けるようにすれば、この分、ルーター
加工も少なくて済む。また、これにより排出される切削
屑の量が減少されることから、作業環境の改善が図ら
れ、遊技盤5の製作時間も短縮できる。この場合、上の
分割盤部5Aの下端面5bと下の分割板部5Bの上端面
5cとを、前記中間の分割盤部5Cの各上下端面5d,
5eと同じく全体に亘り直線的にして互いに突き合わせ
るようにすれば、各上下の分割盤部5A,5Bに可変表
示装置26を取り付けるための取付穴を設ける必要がな
く、ルーター加工が最小限で済む。
【0036】両実施の形態では、遊技盤5を上下の分割
盤部5A,5B,5Eと中間の分割盤部5C,5Dとの
三部材により構成したが、これに限定されるものではな
く、二部材、四部材または五部材等であっても良い。ま
た、上下の分割盤部5A,5B,5Eをベニヤ板を重合
して成形し、中間の分割盤部5Cを合成樹脂材により成
形したが、これに限られることはなく、前記部材数と合
わせて材質は自由に決定される。
【0037】ただ、ルーター加工を少なくしようとすれ
ば、前記両実施の形態で説明したような構成とする必要
性がある。また、上下の分割盤部5A,5B,5Eと中
間の分割盤部5C,5Dとを連結する係合手段は前記ボ
ス33とボス孔35aに限られることはなく、図示は省
略するが、係合片とこれが係合する係合孔等であっても
良い。
【0038】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る弾球
遊技機は、盤面部品が装着される遊技盤を備えた弾球遊
技機であって、前記遊技盤は複数の分割盤部により構成
されているので、個々の分割盤部では反りが少なく、こ
のため、遊技盤全体の反りが抑えられて穴加工等の精度
に狂いが生じにくく、前面枠の所定位置にも取り付け易
いという効果がある。
【0039】また、遊技盤が、複数の分割盤部により構
成されると共に該各分割盤部は交換可能に設けられるよ
うにすれば、各分割盤部の一部のみの交換が可能とな
り、種々のデザインの分割盤部を揃えておけば、それら
を交換することにより新しいデザインの遊技盤が構成さ
れ、新機種の弾球遊技機に適用可能であり、しかも、そ
こに装着される盤面部品が古くなったときは、それのみ
を交換すればよく、経済的であるばかりかリデュース等
が有効的に行なわれる。更に、分別処理が簡単になり、
ゴミとしての量を減少させることができるという効果が
ある。
【0040】更に、遊技盤は、上下に配置される上の分
割盤部及び下の分割盤部とその間に配置される中間の分
割盤部とからなり、前記上下の分割盤部はベニヤ板を重
合して成形され、前記中間の分割盤部は合成樹脂材から
なると共に該中間の分割盤部に中央装置が設けられ、前
記上下及び中間の分割盤部の当接面がそれぞれ互いに突
き合わさるようにすれば、その分、ルーター加工が少な
くて済み、遊技盤の製作時間が短縮でき作業能率の向上
が図られる。また、排出される切削屑の量が減少される
ので、作業環境が改善できるばかりか、ゴミとしての処
理量も減少させることができゴミ問題に寄与する。更に
は、排出される切削屑を焼却したときの環境汚染も抑制
されるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明が適用されるパチンコ遊技機の正面図。
【図2】前から見たパチンコ遊技機の分解斜視図。
【図3】遊技盤を分解して示す後から見た前面枠の分解
斜視図。
【図4】遊技盤の正面図。
【図5】遊技盤の正面分解図。
【図6】他の実施の形態に係る遊技盤の正面分解図。
【符号の説明】
5 遊技盤 5A 上の分割盤部 5B 下の分割盤部 5C 中間の分割盤部 5b 下端面 5c 上端面 5d 上端面 5e 下端面 26 可変表示装置 51 遊技盤 P パチンコ遊技機

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 中央装置等の盤面部品が装着される遊技
    盤を備えた弾球遊技機であって、前記遊技盤は、複数の
    分割盤部により構成されることを特徴とする弾球遊技
    機。
  2. 【請求項2】 中央装置等の盤面部品が装着される遊技
    盤を備えた弾球遊技機であって、前記遊技盤は、複数の
    分割盤部により構成されると共に該各分割盤部は交換可
    能に設けられることを特徴とする弾球遊技機。
  3. 【請求項3】 中央装置等の盤面部品が装着される遊技
    盤を備えた弾球遊技機であって、前記遊技盤は、上下に
    配置される上の分割盤部及び下の分割盤部とその間に配
    置される中間の分割盤部とからなり、前記上下の分割盤
    部はベニヤ板を重合して成形され、前記中間の分割盤部
    は合成樹脂材からなると共に該中間の分割盤部に前記中
    央装置が設けられ、前記上下及び中間の分割盤部の当接
    面がそれぞれ互いに突き合わさるようにしたことを特徴
    とする弾球遊技機。
  4. 【請求項4】 前記複数の分割盤部は、それぞれ係合手
    段により連結される請求項1又は2又は3記載の弾球遊
    技機。
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