JP2009077872A - 装飾プレート取付け構造及び遊技機 - Google Patents

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武史 桶谷
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Abstract

【課題】遊技者よる取外しの虞を低減して不正行為を有効に防止することができる上にメンテナンスの際には簡単な手順で着脱を行うことができ、幕板へのスピーカ配置の有無の両方の場合に対応することができる装飾プレートの取付け構造を提供する。
【解決手段】この装飾プレート取付け構造19は、パチンコ機2下部の幕板前面17aに、装飾面18aを有する装飾プレート18を取り付ける構造19であって、前面17a又は装飾プレート裏面18bの一方に突設配置されて上下に延び、その根元部17eよりも先端部17fが幅広の突状レール部17dと、他方に形成されて上下に延び、その開口部18dよりも座面部18eが幅広のレール溝部18cとを幕板17の左右両端部17b,17cの内側の対応位置に有し、突状レール部17dとレール溝部18cとの係合状態において、両者が上下方向に摺動可能でありかつ前後方向に分離不可能とされている。
【選択図】図2

Description

本発明は、装飾プレート取付け構造及び遊技機に係り、特に遊技機の下部に配置された幕板の前面に、様々なデザインを施すことによる遊技演出機能や取扱い説明等の情報を記載することによる情報表示機能を発揮する装飾プレートを着脱容易に取り付ける装飾プレート取付け構造等に関する。
パチンコ機においては、弾球された球が遊技領域(遊技盤面上又はその近傍に形成された領域であって、球の流下による遊技や演出を実現するための領域。)を流下して、その流下の過程で球が遊技領域内のゲージ(障害釘ともいう。)や羽根車に衝突しつつ転回して流下方向が変化する。その結果、遊技領域上に配置された各種入賞口に球が入賞すれば所定の景品球払出しがされ、一方いずれの入賞口にも入賞せずアウト口に球が流入すれば景品球払出しはされない。遊技者は、弾球における自らの技量を発揮して、又は球の流下における偶然性を利用しつつ球の入賞及び景品球払出しを期待し、遊技を楽しむのである。
このパチンコ機の前面下方には、一般に、球を貯留するための貯留皿が配置されている。そして、遊技者の持ち球や景品球として払い出された球が、その貯留皿に貯留されるようになっている。遊技者が遊技を終了する際には、貯留皿の更に下方に位置するドル箱へと球を落下排出させる。そのドル箱を載置するためのドル箱載置台が、パチンコ機を設置するための島設備に設けられている。
貯留皿からその下方に位置するドル箱に球を落下排出するために、貯留皿の下方からドル箱載置台までの寸法は概ねドル箱の高さ分以上の寸法が必要となる。したがって、パチンコ機においては貯留皿の更に下方に幕板が配置されている。
この幕板は、上記のように球の落下排出のためのスペーサとしての機能を有している。更に加えて、最近ではこの幕板部分に装飾的なデザインを施したり、音声演出のためのスピーカを配置したりしている。そして、その装飾性を更に向上させるべく、幕板前面の装飾を簡単に変更可能とするために、幕板前面の装飾部材を交換可能とする提案がされている(例えば、特許文献1,2を参照。)。
特開2001−152235号公報 特開2003−340078号公報
しかしながら、上記特許文献1に開示のものは、単に孔と軸とによる前後方向の嵌合を利用して幕板前面の装飾部材を取り付けているので、遊技者が前方(すなわち、遊技者にとって手前方向。)に引っ張ると簡単に装飾部材が外れてしまう。装飾部材がそのまま持ち去られてしまったり、装飾部材の奥の幕板からパチンコ機内部に不正な異物が侵入されたりする可能性があり、不正行為を有効に防止することが難しい。また、装飾部材の奥の幕板にスピーカが配置されている場合には、そのスピーカが破壊されてしまう場合もある。
他方、特許文献2に開示のものは、装飾部材を周囲の張り出し部やフランジ部で押さえているが、これによれば、装飾部材を手前方向に撓ませつつ着脱するので、遊技者によって取り外される可能性を排除できないだけでなく、ホール員が装飾部材を取り外す際の手順も煩雑となる。
本発明は、上記の事情に鑑みて為されたもので、幕板の前面に装飾プレートを取り付ける構造であって、遊技者による取外しの虞を低減して不正行為を有効に防止することができるにも拘わらず、メンテナンスの際に簡単な手順で着脱を行うことができ、しかも、幕板へのスピーカ配置の有無の両方の場合に対応することができる装飾プレートの取付け構造を提供することを例示的課題とする。
上記の課題を解決するために、本発明の例示的側面としての装飾プレート取付け構造は、正面視略長方形とされた遊技機の下部に配置された幕板の前面に、遊技者から視認可能とされた装飾面を有する装飾プレートを取り付ける装飾プレート取付け構造であって、幕板前面又は装飾プレート裏面の一方に突設配置されて上下に延び、その根元部よりも幅広とされた幅広凸部を有する突状レール部と、幕板前面又は装飾プレート裏面の他方に形成されて上下に延び、その開口部よりも幅広とされた幅広凹部を有して突状レール部に係合可能なレール溝部と、を幕板の左右両端部の内側であって各々対応する位置に有し、突状レール部とレール溝部との係合状態において、両者が上下方向に移動可能でありかつ前後方向に分離不可能であることを特徴とする。
幕板前面に装飾面を有する装飾プレートを取り付けるので、遊技機に対して装飾的な遊技演出を付加することができる。この装飾面に、例えば遊技方法の手順や遊技演出の説明等を記載しておけば、装飾面を情報表示面として機能させることもできる。その装飾プレートを上下方向にスライド移動させるだけで簡単に着脱することができるので、装飾面の変更を簡単な作業により行うことができる。
装飾プレートの着脱交換により装飾面の変更を簡単に行うことができるので、特定の遊技機に取り付けられた装飾プレートを他の遊技機へと流用したり、特定の遊技機における装飾プレートを他の装飾プレートに変更したりすることができる。例えば、遊技盤を交換して遊技機の装飾態様を変更するいわゆる模様替えを行う際に、幕板ごと枠全体を交換しなくとも、遊技盤と共に装飾プレートを交換すれば遊技機全体の装飾態様を変更することができる。したがって、模様替えの度に遊技機本体の枠体を交換する必要がなくなり、枠体の流用化によって枠体の長期利用を可能とすることができ、リサイクル適性の向上を図って省資源化に寄与することができる。
上下方向へのスライド移動によって着脱することができるが、装飾プレートを前方に取り外すことができないようになっているので、遊技者が不用意に装飾プレートを取り外してしまうことがない。したがって、装飾プレートの盗難や幕板からの異物侵入等の不正行為を有効に防止することができる。
突状レール部とレール溝部とが、装飾プレートの左右両端部(左右両辺部)近傍でなくその内側に位置しているので、幕板と装飾プレートとの係合をより確実かつ強固に行うことができる。幕板前面と装飾プレートとの係合を適宜間隔の複数箇所行うことにより、装飾プレートの浮きや変形を防止して見栄えを向上させることができる。
例えば、装飾プレートの両端をガイドレールに挿入する取付け構造では、ガイドレールの挿入幅寸法によって装飾プレートの厚さが制約され、異なる厚さの装飾プレートを使用すると、ガイドレールに入らなかったりガタツキが生じてしまう等の問題が発生する。特に幕板にスピーカが配置されている場合は、そのガタツキがビビリ音となってしまい、音質劣化の原因となる。
しかし、本取付け構造によれば、装飾プレートの厚さに影響されないので、種々の厚さの装飾プレートを取り付けることができる。例えば、幕板にスピーカを取り付ける場合と取り付けない場合とで異なる装飾プレート厚さとする必要がある場合であっても、本取付け構造によれば、両方の厚さの装飾プレートを問題なく取り付けることができるので、スピーカの有無の両方の場合に対応することができる。
なお、ここで「前」は遊技ホール等に設置された状態における遊技機から遊技者に向かう方向を意味し、「後」は逆に遊技者から遊技機に向かう方向を意味する。したがって、「前方」は遊技者にとって「手前側」であり、「後方」は遊技者にとって「奥側」である。また、「上」「下」は同状態における「上」「下」を意味する。
遊技機の前面枠が、幕板の上方において遊技機本体に対して揺動開閉可能とされ、かつ前面枠の開状態では装飾プレートの上方移動が許容されて装飾プレートが幕板から取外し可能であり、前面枠の閉状態では装飾プレートの上方移動が前面枠により規制されて装飾プレートを幕板から取外し不可能であってもよい。
遊技機の前面枠が閉状態のときには前面枠によって装飾プレートの上方移動が規制されるので、通常の使用状態、すなわち遊技状態では装飾プレートを幕板から取り外すことができない。したがって、遊技者によって装飾プレートが取り外されてしまう虞がない。一方、前面枠が開状態のときには前面枠が邪魔にならずに装飾プレートの上方移動が許容されるので、ホール員等によるメンテナンスの際には装飾プレートを簡単に上方へスライド移動させて取り外すことができる。
遊技機の前面枠が幕板の上方に配置されるとともに幕板及び装飾プレートが遊技機本体に対して揺動開閉可能とされ、かつ幕板及び装飾プレートの開状態で装飾プレートの上方移動が許容されて装飾プレートが幕板から取外し可能であり、幕板及び装飾プレートの閉状態で装飾プレートの上方移動が前面枠により規制されて装飾プレートを幕板から取外し不可能であってもよい。
揺動開閉可能とされた幕板及び装飾プレートが閉状態のときには前面枠によって装飾プレートの上方移動が規制されるので、通常の使用状態、すなわち遊技状態では装飾プレートを幕板から取り外すことができない。したがって、遊技者によって装飾プレートが取り外されてしまう虞がない。一方、幕板及び装飾プレートが開状態のときには前面枠が邪魔にならずに装飾プレートの上方移動が許容されるので、ホール員等によるメンテナンスの際には装飾プレートを簡単に上方へスライド移動させて取り外すことができる。
なお、幕板及び装飾プレートの揺動開閉は、遊技機本体に対する揺動開閉を実現するための軸支部が幕板側に設けられていてもよいし、装飾プレート側に設けられていてもよい。軸支部が幕板側に設けられていれば装飾プレートを種々交換する作業を簡単に行うことができ、装飾プレート側に設けられていれば幕板を例えばスピーカ無しのものからスピーカ有りのものに変更する作業を簡単に行うことができる。
幕板の前面に突状レール部又はレール溝部のいずれか一方が複数配置されるとともに装飾プレートの裏面に突状レール部又はレール溝部のいずれか他方が1つ配置され、かつ幕板前面の面積よりも装飾プレートの装飾面の面積が小面積とされ、幕板前面に複数の装飾プレートが取付け可能であってもよい。
この構成により、複数に分割された装飾プレートが幕板前面に取り付けられることとなる。そして、その各々の装飾プレートがこの取付け構造を有して幕板前面に確実に取り付けられている。これにより、幕板前面のデザインを部分的に交換することができ、新たな遊技演出性を付加することができる。また、幕板前面の全体を装飾プレートで覆うのでなく幕板前面の一部のみに装飾プレートを取り付けることもできる。それにより、遊技者が見易い位置に遊技方法の手順等を情報表示させ、それ以外の部分に装飾プレートを取り付けないようにすることができ、効果的な情報表示と部品コストの低減を両立させることができる。
また、幕板にスピーカが配置されていない場合に幕板前面の全体に装飾プレートを取り付け、幕板にスピーカが配置されている場合にスピーカに対応する部分の装飾プレートのみを取り外すことができる。したがって、スピーカ有りの幕板用及びスピーカ無しの幕板用にそれぞれ対応する別々の装飾プレートを準備する必要がない。
幕板の前面にスピーカ取付け用開口及びスピーカ取付け部が形成され、かつスピーカ取付け用開口に対応してその前方に配置される装飾プレートにスピーカ用開口が形成されていてもよい。
幕板にスピーカが配置されている場合に、そのスピーカに対応する部分にスピーカ用開口が形成された装飾プレートを使用することができるので、スピーカからの音声が装飾プレートによって殆ど遮断されることがなく、音量や音質の劣化を最小限に抑えることができる。スピーカ有りの幕板の場合にスピーカ位置に対応する部分にのみこのスピーカ用開口が形成された装飾プレートを使用し、スピーカ無しの幕板の場合に同部分に開口形成のない装飾プレートを使用することができる。このスピーカ用開口は、もちろん、スピーカの振動板全体の面積に対応する大きさの開口であってもよいし、振動板保護のために多数形成された小径の孔であってもよい。
更に、スピーカに対応して幕板にバスレフレックス(バスレフ)用の空気孔が形成されている場合に、その空気孔に対応する部分にもスピーカ用開口が形成された装飾プレートを使用することもできる。それにより、バスレフにより強化された重低音を殆ど劣化させることなく、迫力のある音質を実現することができる。
装飾プレートがスピーカ取付け部の前方を覆うことにより、装飾プレートの前方からのスピーカ取付け部への接触を遮断していてもよい。
スピーカ取付け部の前方が装飾プレートによって覆われているので、遊技者が前方からこのスピーカ取付け部にアクセスすることができない。したがって、幕板へのスピーカの取付けを前方からの取付けとしても、遊技者によるスピーカの取外し等の不正行為を有効に防止することができるので、スピーカの取付け作業が簡単になり、取付け作業効率が向上する。
本発明の他の例示的側面としての遊技機は、遊技媒体を用いた遊技を実現する遊技装置体と、遊技装置体が遊技者にとって視認可能となるように保持する枠体と、前面枠と、遊技装置体に対して一定距離以上離間して配置された前面透明板と、遊技媒体を貯留するための貯留皿と、遊技機の下方に配置される幕板と、幕板の前面に取り付けられる装飾プレートと、上記の装飾プレート取付け構造と、を有することを特徴とする。
この遊技機は、上記の装飾プレート取付け構造を有しているので、貯留皿下方の幕板の前面のデザインを様々に簡単に変更することができる。したがって、同一の遊技機においてもその装飾的演出を変更することができ、遊技者に対する印象を様々に変えることができる。また、遊技装置体の交換に合わせて装飾プレートを交換することにより、両者のデザインの統一感を維持することができる。
幕板前面のデザイン交換を装飾プレートの簡単な着脱により実現することができ、かつ遊技者による装飾プレートの取外しを困難にすることができるので、交換作業性の向上と不正防止効果の向上を両立させることができる。また、装飾プレートと幕板前面との確実かつ強固な係合により装飾プレートの浮き等を防止し、見栄えを向上させることができる。さらに、幕板へのスピーカの設置の有無に拘わらず、装飾プレートの着脱を簡単に行うことができる。
本発明の更なる目的又はその他の特徴は、以下添付図面を参照して説明される好ましい実施の形態によって明らかにされるであろう。
本発明によれば、遊技機の下方に位置する幕板の前面において、デザインによる遊技演出機能や情報表示機能を発揮する装飾面を有する装飾プレートを、遊技者による取外しを防止しつつ、簡単な手順で着脱することができる。しかも、幕板におけるスピーカ配置の有無の双方の場合に対応することができる。
[実施の形態1]
以下、本発明の実施の形態1について図面を用いて説明する。図1は、本発明の実施の形態1に係る遊技機としてのパチンコ機2の外観斜視図である。このパチンコ機2は、枠体3、遊技盤(遊技装置体)6、図柄表示装置7、装飾枠(前面枠)12、前面ガラス(前面透明板)10、発射ユニット(不図示)、貯留皿14、幕板ユニット16を有している。
なお、遊技機は、パチンコ機2の他にパチスロ機、パロット機、スロットマシン、アーケードマシン、各種ゲーム機を概念することができ、要するに、正面視略長方形状とされてその下部に幕板が配置されるあらゆる遊技機が含まれる。パチンコ機2においても、アレンジボール機、雀球機等の組合せ式パチンコ機、いわゆるセブン機等の景品球払出し式パチンコ機等のあらゆるパチンコ機が概念できるが、本実施の形態1においては、景品球払出し式のいわゆるセブン機について例示説明する。
ただし、例えばパチスロ機の場合は回胴体が遊技装置体に該当し、機枠や図柄表示装置を有さない等、遊技機がパチンコ機2以外の場合は、全体構成が本実施の形態1で説明するものと若干異なる。
パチンコ機2の枠体3は、遊技装置体としての遊技盤6を保持するためのもので、このパチンコ機2の周囲又は周囲及び後方を囲むように構成される。枠体3の内部には、遊技盤6の他にも各種電子基板や遊技媒体用の経路等各種機構部品が配置され、枠体3によって周囲側面、又は周囲側面及び後方面からのパチンコ機2内部への不正アクセスが防止されるようになっている。
例えば、最後方に配置されてパチンコ機2の周囲を囲む筐体枠4、その前方にヒンジ部(揺動支持部)22によって前方開閉可能に揺動支持されて遊技者にとって視認可能となるように遊技盤6を保持する機枠9とを有して枠体3が構成される。なお、パチスロ機等の遊技機の場合においては、筐体枠4と機枠9との2つによって枠体3が構成されるのでなく筐体枠4のみによって枠体3が構成され、その筐体枠4が遊技装置体としての回胴装置を保持してその周囲、又は周囲及び後方を囲んでいる。
なお、装飾枠12は、パチンコ機2の前方を囲んでいる。その中央近傍に後述する前面ガラス10が取り付けられる中央開口を有し、その中央開口を通して遊技者が遊技盤6を視認することができるようになっている。装飾枠12は、機枠9とともにヒンジ部22によって揺動支持され、機枠9に対して前方開閉可能とされている。その閉鎖状態において、前面ガラス10と協働してパチンコ機2の前方を塞ぎ、前方からのパチンコ機2の内部への不正アクセスを防止している。
遊技盤6は、このパチンコ機2において、遊技媒体としての球(パチンコ球)23の流下による遊技を実現するためのものである。遊技盤6の表面(遊技盤面)6aには、遊技盤面6aを略円形状に囲み、かつその内側面(内周面)26aによって遊技領域6bを画定するレール飾り26が取り付けられている。そして、その遊技領域6b内には、遊技に一層の演出性を付加するための図柄表示装置7、ゲージ27、普通入賞口28、特別入賞口28a、始動入賞口29、大入賞口29a、アウト口30、その他の各種役物(例えば、羽根車等。)等が配置されている。
図柄表示装置7は、例えば、液晶表示装置・有機ELディスプレイ・LED等により構成されてパチンコ機2の前方から視認可能に設けられ、その表示画面(映像表示面)7a上に映像表示を行う。この表示画面7a上には、例えば、3桁の数字又は文字等により構成される表示図柄7bが回転又は停止するように映像として表示される。また、例えば、キャラクター等によるストーリー仕立ての映像としての演出映像7cも表示画面7a上に表示されるようになっている。球23の始動入賞口29への入賞に起因して、図柄表示装置7の表示図柄7bが回転表示を開始し、その表示図柄7bが所定の図柄(例えば、大当たりに対応する「7・7・7」。)で停止表示すれば、大入賞口29aが開放して多量の入賞球の受入れ及び多量の景品球の払出しが行われるようになっている。
前面ガラス10は、遊技盤6に対して一定距離以上離間して配置された透明板である。前面ガラス10は透明平板ガラスで形成されて装飾枠12に保持され、遊技盤6との間に球23が流下する流下空間を形成する機能、遊技者が前面ガラス10を通して遊技盤6を視認できるように視認性を確保する機能、遊技者が遊技盤6に不正にアクセス(接触)できないように不正アクセスを防止する機能、を発揮する。
発射ユニットは、球供給装置(不図示)によって貯留皿14の一部としての上皿14aから発射位置に送り出された球23を遊技領域6bの上部に向けて発射(弾球)するためのものである。発射ユニットは、例えば発射位置の球23を弾球する発射杆、その発射杆を駆動する発射モータ、発射杆を付勢して弾球力を発生させる発射バネ等を有してユニット構成され、機枠9に取り付けられている。その発射ユニットによる球発射のため、遊技者の操作に基づいて球発射のオンオフ及びその発射強度調整を実現する発射ハンドル15がパチンコ機2の前面右側に設けられている。
貯留皿14は、遊技者の持ち球を貯留するためにパチンコ機2の前面に配置された皿部材であって、本実施の形態1においては上皿14aと下皿14bとを有している。上皿14aは、球排出ボタン14cを有してパチンコ機2の前面側であって遊技盤6の下方に配置され、下皿14bは、その上皿14aの更に下方に球排出ボタン14dを有して配置されている。
本実施の形態1においては、上皿14a及び下皿14bは装飾枠12の前面側下方部分に取り付けられている。しかしながら、上皿14a及び下皿14bが、装飾枠12の下方に独立して揺動可能に配置され、装飾枠12とは別体とされた皿枠(不図示)に取り付けられていてもよい。
図2は、このパチンコ機2における幕板ユニット16の概略構成を説明するための説明図である。この図2においては、筐体枠4の前方に配置される機枠9及び装飾枠12の図示を省略しているが、機枠9及び装飾枠12は、上下のヒンジ部22によって挟持され、前方に揺動可能に支持されている。また、説明を省略する他の構成についても図示を省略している。筐体枠4の上下方向寸法は、機枠9や装飾枠12の上下方向寸法よりも下方側に延長して形成されている。その装飾枠12の下方、すなわち、筐体枠4の下方延長部分に幕板ユニット16が配置されている。
幕板ユニット16は、図2に分解して示すように、幕板17と装飾プレート18とを有している。図3は、この幕板ユニット16を水平面で切断して示す水平断面図である。
幕板17は、例えば木製、樹脂製又は金属製の板状部材であり、その幅が筐体枠4の幅と大略同寸法とされて正面視略長方形状とされ、筐体枠4の下方に取り付けられている。そして、筐体枠4の前面下部、すなわち装飾枠12の下方部分を遮蔽する。この幕板17の前方にドル箱(不図示)を位置させることにより、上方の下皿14bから球排出ボタン14dによって排出された球23をドル箱内に落下させることができるようになっている。
幕板17の前面17aの左右両端部17b,17cより内側には、2箇所に突状レール部17dが配置されている。この突状レール部17dは、前面17aに突設配置されており、上下方向(図2中X方向)に延びるように形成されている。そして、その根元部17eよりも先端部(幅広凸部)17fが幅広とされている。
なお、本実施の形態1においては、幕板17の左右方向(幅方向)寸法は、ヒンジ部22を考慮して筐体枠4の左右方向(幅方向)寸法よりも若干短縮されている。すなわち、幕板17は、ヒンジ部22を回避してその左端部17bが若干内側にオフセットされており、装飾枠12開放時の装飾プレート18の交換性向上に寄与している。
一方、装飾プレート18は、遊技者に対して装飾的演出を行ったり、情報表示を行ったりするための板状部材であり、例えば、木製、樹脂製又は金属製である。その装飾機能や情報表示機能を発揮する装飾面(表面)18aを遊技者から視認可能な位置に有して、装飾プレート18は幕板17の前面17aに取り付けられている。本実施の形態1においては、装飾プレート18は正面視略長方形状とされ、幕板17と略同形状かつ略同面積とされている。
装飾プレート18の裏面18bには、突状レール部17dに対応する位置に各々レール溝部18cが形成されている。このレール溝部18cは上下方向(図2中X方向)に延びるように裏面18bから溝状に座ぐり形成され、その裏面18b上の開口部18dよりも座面部(幅広凹部)18eが幅広とされている。このレール溝部18cと突状レール部17dとを有して、装飾プレート取付け構造19が構成されている。
このレール溝部18cを突状レール部17dに嵌合させつつ装飾プレート18を幕板17の上方から下方に向けてスライドさせることにより、装飾プレート18と幕板17とが確実に係合される。この状態において、装飾プレート18を前方(図2中Y方向)に引き出そうとしても、幕板17の前面17aから装飾プレート18が分離されることはない。
なお、装飾枠12の閉鎖時(閉状態)においては、装飾枠12の下端部分が装飾プレート18の上方移動を規制しているので、装飾プレート18を上方にスライド移動させることができない。したがって、通常遊技時には遊技者等が装飾プレート18を幕板17から取り外すことができない構成となっている。
また、本実施の形態1においては、幅広凸部が先端部17fとされ、幅広凹部が座面部18eとされているが、もちろん、幅広凸部が突状レール部17dの先端部分に形成され、幅広凹部がレール溝部18cの座面部分に形成されている場合に限られない。幅広凸部が突状レール部17dの根元部分でなく、かつ、幅広凹部がレール溝部18cの先端部分でなければ、両者は互いに対応する位置に形成されていればよく、突状レール部17及びレール溝部18eの各々の前後方向における中間的な位置であってもよい。
一方、装飾枠12の開放時(開状態)においては、図4にその上面図を示すように装飾枠12が装飾プレート18の上方から退避した位置に移動するので、装飾プレート18の上方への移動が許容されることとなる。したがって、メンテナンス時にはホール員等が装飾枠12を開放し、装飾プレート18を上方にスライド移動させて簡単に幕板17から取り外すことができる構成となっている。
この装飾プレート取付け構造19によれば、装飾プレート18の厚さ寸法(Y方向寸法)に影響を受けることなく、装飾プレート18を幕板17に取り付けることができる。したがって、様々な厚さの装飾プレート18を使用することができる。例えば、幕板17の前面17aにスピーカ等の構成部材が取り付けられる場合には、前面17aから突出するスピーカ部分の厚さ寸法を考慮して厚さの薄い装飾プレート18を使用し、スピーカが取り付けられない場合には、上記の突出部分の厚さ寸法に相当する分だけ厚さの厚い装飾プレート18を使用することにより、スピーカの有無に拘わらず装飾プレート18の装飾面18aの前後位置を一定にすることができる。
[実施の形態2]
図5は、本発明の実施の形態2に係る装飾プレート取付け構造19の概略構成を説明する説明図である。図5は、この装飾プレート取付け構造19を有するパチンコ機2の幕板ユニット16部分を上方から拡大して示す部分拡大上面図である。
この装飾プレート取付け構造19においては、幕板17が軸支部17gによって遊技機本体に対して揺動支持されており、軸支部17gを中心として幕板ユニット16全体が前方に揺動開閉可能とされている。ここで、遊技機本体は、例えば筐体枠4であってもよいし、機枠9であってもよいが、本実施の形態2においては、筐体枠4に対して幕板17が軸支されている場合について説明する。
この実施の形態2においては、幕板ユニット16の閉鎖時(閉状態)に装飾枠12の下端部分が装飾プレート18の上方移動を規制し、装飾プレート18を上方にスライド移動させることができない。したがって、通常遊技時には遊技者等が装飾プレート18を幕板17から取り外すことができない。
しかしながら、図5中二点鎖線で示すように、幕板ユニット16の開放時(開状態)に、幕板ユニット16が装飾枠12から退避した位置に移動するので、装飾プレート18の上方への移動が許容されることとなる。したがって、メンテナンス時にはホール員等が装飾枠12を開放し、装飾プレート18を上方にスライド移動させて簡単に幕板17から取り外すことができる構成となっている。
なお、軸支部17gの位置とヒンジ部22の位置とは上下に重複する位置であってももちろんよいが、この実施の形態2においては、軸支部17gが例えばヒンジ部22よりも前方に配置されている。そのため、幕板ユニット16の開放時に幕板ユニット16の幅方向の略すべての部分が装飾枠12から退避した位置に移動することができるようになっている。したがって、幕板17及び装飾プレート18の幅方向の寸法を筐体枠4の幅方向の寸法よりも若干短縮する必要がなく、略一致する程度にまで拡大することができる。
[実施の形態3]
図6は、本発明の実施の形態3に係る装飾プレート取付け構造119の概略構成を説明する説明図である。図6は、装飾プレート取付け構造119を有するパチンコ機の幕板ユニット116部分の分解斜視図である。
この幕板ユニット116において、幕板117は中空構造とされた略直方体形状の部材であり、その前面117aには正面視左側にスピーカ孔(スピーカ取付け用開口)103及び正面視右側にバスレフ用の空気孔104が形成されている。そのスピーカ孔103の周囲にはスピーカ取付け用のネジ孔(スピーカ取付け部)105が形成されており、スピーカ106のボイスコイル部106aが前方からスピーカ孔103に挿入されつつそのケース部106bが前方からネジ105aによってネジ孔105に取り付けられている。
幕板117の前面117aにはスピーカ孔103に対応して正面視左側に左装飾プレート110、空気孔104に対応して正面視右側に右装飾プレート112が取り付けられ、中央には中央装飾プレート111が取り付けられている。各々の装飾プレート110〜112は各々1つずつのレール溝部110c〜112cが形成され、各レール溝部110c〜112cに対応して前面117aには3箇所の突状レール部117dが配置されている。
各装飾プレート110〜112の装飾面110a〜112aはいずれも前面117aよりも小面積とされており、3つの装飾面110a〜112aの合計面積が略前面117aの面積とされている。すなわち、3つの装飾プレート110〜112が横一列に略隙間なく並んで前面117aを覆っている。
左装飾プレート110には、多数の孔110fが形成されており、スピーカグリルとしての機能を発揮している。したがって、スピーカ106の振動板106cから発生する音声は音量や音質の劣化を最小限に抑えられて遊技者に至るようになっている。また、右装飾プレート112にも、多数の孔112fが形成されており、空気孔104からの空気振動を殆ど劣化させずに遊技者に伝達することができるようになっている。したがって、このパチンコ機102は、迫力のある音声や効果音を発生させることができる。
左装飾プレート110の孔110fは、振動板106cに対応する領域にのみ形成されている。ネジ孔105に対応する部分には孔110fが形成されておらず、ネジ孔105は左装飾プレート110によって前方から覆われており、その前方からの接触が遮断されている。したがって、スピーカ106が前方からネジ105aによって幕板117に取り付けられる構成であっても、左装飾プレート110が幕板117に取り付けられている限り、遊技者によるスピーカ106の取外しは不可能とされている。
左装飾プレート110と右装飾プレート112とには、振動によるビビリ音の発生を防止するために、各裏面110b,112b側の周囲に沿って防振部材113が設けられている。そのため、左右装飾プレート110,113の厚さは、防振部材113の分だけ中央装飾プレート111の厚さよりも薄く形成されている。それにより、3つの装飾面110a〜112aは略面一となっている。なお、この防振部材113は、例えば、ゴム、スポンジ、フェルト等の弾性材料(高分子材料、繊維材料を含む。)によって構成されており、振動を低減したりその伝達を抑制したりする効果を発揮するものである。
[変形例]
なお、この実施の形態3においては、幕板117にスピーカ106が取り付けられている場合について説明した。しかしながら、この幕板117にスピーカ106が取り付けられない場合には、左右装飾プレート110,112を、中央装飾プレート11と同様のもの、すなわち孔110f,112fが形成されておらず、防振部材113が取り付けられておらず、かつ、その厚さが中央装飾プレート111と同等の厚さのものに交換すればよい。
この場合においては、状況に応じて左右又は中央装飾プレート110〜112のうちのいずれかを遊技方法説明用プレートとして利用することができる。例えば、発射ハンドルに最も近い位置にある右装飾プレート112の装飾面112aを情報表示面として利用し、そこに遊技方法の手順や遊技演出の説明を記載することにより、遊技者に利便性向上に資することができる。
このとき、左装飾プレート110や中央装飾プレート111の装飾面110a,111aにも説明等の情報表示を行うことも可能であり、これらには遊技演出のための装飾デザインを施すことも可能であるが、これらの装飾プレート110,111を取り外して右装飾プレート112のみとし、前面117aの一部にのみ装飾プレートが取り付けられている状態としてもよい。幕板117の前面117aスペースを利用して必要な情報表示を行いつつ余分な装飾プレートを排除することにより、部品点数やコストの低減に寄与することができる。
以上、本発明の好ましい実施の形態を説明したが、本発明はこれらに限定されるものではなく、その要旨の範囲内で様々な変形や変更が可能である。
本発明の実施の形態1に係るパチンコ機の外観斜視図である。 図1に示すパチンコ機における幕板ユニットの概略構成を説明するための説明図であって、筐体枠の前方に配置される機枠と装飾枠とを開放状態で図示したものである。 図2に示す幕板ユニットを水平面で切断して示す水平断面図である。 図1に示すパチンコ機の幕板ユニット部分を上方から見た上面図であって、装飾枠の開状態を示す図である。 本発明の実施の形態2に係る装飾プレート取付け構造の概略構成を説明する説明図であって、この装飾プレート取付け構造を有するパチンコ機の幕板ユニット部分を上方から拡大して示す部分拡大上面図である。 本発明の実施の形態3に係る装飾プレート取付け構造の概略構成を説明する説明図であって、この装飾プレート取付け構造を有するパチンコ機の幕板ユニット部分の分解斜視図である。
符号の説明
X,Y:方向
2:パチンコ機(遊技機)
3:枠体
4:筐体枠(枠体の一部)
6:遊技盤(遊技装置体)
6a:遊技盤面
6b:遊技領域
7:図柄表示装置
7a:表示画面(映像表示面)
7b:表示図柄
7c:演出映像
9:機枠(枠体の一部)
10:前面ガラス(前面透明板)
12:装飾枠(前面枠)
14:貯留皿
14a:上皿
14b:下皿
14c,14d:球排出ボタン
15:発射ハンドル
16,116:幕板ユニット
17,117:幕板(幕板ユニットの一部)
17a:前面
17b:左端部
17c:右端部
17d,117d:突状レール部(装飾プレート取付け構造の一部)
17e:根元部
17f:先端部(幅広凸部)
17g:軸支部
18:装飾プレート(幕板ユニットの一部)
18a,110a〜112a:装飾面(表面)
18b,110b〜112b:裏面
18c,110c〜112c:レール溝部(装飾プレート取付け構造の一部)
18d:開口部
18e:座面部(幅広凹部)
19,119:装飾プレート取付け構造
22:ヒンジ部(揺動支持部)
23:球(パチンコ球)
26:レール飾り
26a:内側面(内周面)
27:ゲージ
28:普通入賞口
28a:特別入賞口
29:始動入賞口
29a:大入賞口
30:アウト口
32:装飾部材
103:スピーカ孔(スピーカ取付け用開口)
104:空気孔
105:ネジ孔(スピーカ取付け部)
105a:ネジ
106:スピーカ
106a:ボイスコイル部
106b:ケース部
106c:振動板
110:左装飾プレート
110f,112f:孔
111:中央装飾プレート
112:右装飾プレート
113:防振部材

Claims (7)

  1. 正面視略長方形とされた遊技機の下部に配置された幕板の前面に、遊技者から視認可能とされた装飾面を有する装飾プレートを取り付ける装飾プレート取付け構造であって、
    前記幕板前面又は前記装飾プレート裏面の一方に突設配置されて上下に延び、その根元部よりも幅広とされた幅広凸部を有する突状レール部と、
    前記幕板前面又は前記装飾プレート裏面の他方に形成されて上下に延び、その開口部よりも幅広とされた幅広凹部を有して前記突状レール部に係合可能なレール溝部と、を前記幕板の左右両端部の内側であって各々対応する位置に有し、
    前記突状レール部と前記レール溝部との係合状態において、両者が上下方向に移動可能でありかつ前後方向に分離不可能である装飾プレート取付け構造。
  2. 前記遊技機の前面枠が、前記幕板の上方において前記遊技機本体に対して揺動開閉可能とされ、かつ該前面枠の開状態では前記装飾プレートの上方移動が許容されて前記装飾プレートが前記幕板から取外し可能であり、前記前面枠の閉状態では前記装飾プレートの上方移動が該前面枠により規制されて該装飾プレートを前記幕板から取外し不可能である請求項1に記載の装飾プレート取付け構造。
  3. 前記遊技機の前面枠が前記幕板の上方に配置されるとともに前記幕板及び前記装飾プレートが前記遊技機本体に対して揺動開閉可能とされ、かつ前記幕板及び前記装飾プレートの開状態では前記装飾プレートの上方移動が許容されて前記装飾プレートを前記幕板から取外し可能であり、前記幕板及び前記装飾プレートの閉状態では前記装飾プレートの上方移動が該前面枠により規制されて該装飾プレートを前記幕板から取外し不可能である請求項1に記載の装飾プレート取付け構造。
  4. 前記幕板の前面に前記突状レール部又は前記レール溝部のいずれか一方が複数配置されるとともに前記装飾プレートの裏面に前記突状レール部又は前記レール溝部のいずれか他方が1つ配置され、かつ前記幕板前面の面積よりも前記装飾プレートの装飾面の面積が小面積とされ、前記幕板前面に複数の前記装飾プレートが取付け可能である請求項1から請求項3のうちいずれか1項に記載の装飾プレート取付け構造。
  5. 前記幕板の前面にスピーカ取付け用開口及びスピーカ取付け部が形成され、かつ該スピーカ取付け用開口に対応してその前方に配置される装飾プレートにスピーカ用開口が形成されている請求項4に記載の装飾プレート取付け構造。
  6. 前記装飾プレートが前記スピーカ取付け部の前方を覆うことにより、前記装飾プレートの前方からの前記スピーカ取付け部への接触を遮断している請求項5に記載の装飾プレート取付け構造。
  7. 遊技媒体を用いた遊技を実現する遊技装置体と、
    該遊技装置体が遊技者にとって視認可能となるように保持する枠体と、
    前記前面枠と、
    前記遊技装置体に対して一定距離以上離間して配置された前面透明板と、
    前記遊技媒体を貯留するための貯留皿と、
    前記遊技機の下方に配置される前記幕板と、
    該幕板の前面に取り付けられる前記装飾プレートと、
    請求項2から請求項6のうちいずれか1項に記載の装飾プレート取付け構造と、を有する遊技機。
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