JP2003287636A - 光機能デバイスおよびその製造方法 - Google Patents
光機能デバイスおよびその製造方法Info
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Abstract
くても、光クロストークを減少させることのできる光機
能デバイスおよびその製造方法を得ること。 【解決手段】 導波路基板201には、第1〜第Nの導
波路コア2021、2022、……202Nが配置されて
おり、これらの端部には第1〜第Nの受光素子20
31、2032、……203Nとこれらに光を反射させる
ための第1〜第Nのミラー収容室2041、2042、…
…204Nとが配置されている。ミラー収容室2041、
2042、……204Nは導波路端面の露出している面を
除いて金属でコートされている。第1〜第Nの導波路コ
ア2021、2022、……202Nとそれぞれ並行に遮
蔽溝2051〜205N+1が配置されており、これらの内
面も金属でコートされている。このようなコートによっ
て迷光対策が図られている。
Description
びその製造方法に係わり、特に迷光の影響を除去あるい
は低減するようにした光機能デバイスおよびその製造方
法に関する。
進展している。これと共に、光機能デバイスの高機能化
および小型化が急速に図られている。また、このために
光機能デバイスのハイブリッド実装が盛んに行われるよ
うになってきている。一例を挙げると、石英導波路(P
LC)チップにレーザダイオード(LD)、フォトダイ
オードあるいは受信用アンプをハイブリッド実装して光
機能デバイスを作製することが行われている。
路基板の端面あるいは上面に、光機能デバイスを構成す
る機能部品を半田または接着剤を使用して固定してい
る。また、近年の通信容量の大容量化の要求に応じたW
DM(wavelength division multiplexing:波長分割多
重伝送方式)通信の発展に伴って、1つの光導波路基板
に複数チャネル分の部品を実装することも頻繁に行われ
るようになっている。一例としては、アレイ導波路格子
(AWG)に受光素子をハイブリッド実装した試作が報
告されている(OECC2000 Tech Dige
st,Jul.2000,12C2−2)。
ように個々の部品を光導波路基板の端面あるいは上面に
配置することが多い。そこで、これら配置された部品を
通じてチャネル間で迷光による光クロストークが発生す
るという問題がある。このような光クロストークを軽減
する対策が従来から採られている。たとえば各チャネル
の導波路の間隔を広げたり(ファンナウト)、それぞれ
のチャネルに属する部品の間の距離を広げることが一般
に行われている。
を軽減する対策を施した光機能デバイスの一例を示した
ものである。光機能デバイス100の導波路基板101
には、複数の導波路1021、1022、……102Nが
形成されている。これらの導波路1021、1022、…
…102Nの終端部には、受光素子1031、1032、
……103Nがそれぞれ1つ1つのチャネルに対応して
配置されており、伝搬した光が受光されるようになって
いる。この提案の導波路基板101では、各導波路10
21、1022、……102Nを一定間隔で並設するので
はなく、基板上面に一列に配置された受光素子10
31、1032、……103Nに近づくに連れてこれらの
間隔を放射状に広げるようにしている。これにより、一
列に配置された受光素子1031、1032、……103
N同士の間隔を従来よりも広げることにし、迷光が別の
チャネルに混入する光クロストークの軽減を図ってい
る。
した従来の導波路基板101では、チャネル数が多くな
るに連れて受光素子1031、1032、……103Nの
配置される箇所に必要とされる幅が広くなり、基板の面
積の増加を招くことになった。このため、光機能デバイ
スの収量の減少と光機能デバイスをパッケージ化した際
のパッケージのサイズの小型化に障害となるという問題
があった。
機能デバイスにおける光クロストークの対策について説
明したが、光機能デバイスのハイブリッド実装には各種
の態様が存在している。このため、この例に示すように
部品同士の間隔を単純に広げるだけでは十分な効果を得
ることができない場合も多い。
部品同士の間隔を特に広げなくても、光クロストークを
減少させることのできる光機能デバイスおよびその製造
方法を提供することにある。
は、(イ)基板と、(ロ)この基板上の少なくとも一部
の領域に形成した金属層と、(ハ)この金属層の上に形
成したクラッド層と、(ニ)このクラッド層中に間隔を
置いて配置された複数の導波路コアと、(ホ)これら複
数の導波路コアそれぞれの中間位置に設けられた細長い
窪みであって、内面が光を反射または吸収する物質で被
覆され、クラッド層の上面から金属層または基板に至る
溝と、(へ)クラッド層の上を被覆した遮光性の樹脂と
を光機能デバイスに具備させる。
上の少なくとも一部の領域に金属層を形成し、複数の導
波路コアを間隔を置いては位置したクラッド層を、この
金属層の上に形成する。このようにすると、導波路コア
から漏れ出した光が基板を通して他の導波路コアに混入
するのを金属層が阻止する。また、複数の導波路コアそ
れぞれの中間位置に、クラッド層の上面から金属層また
は基板に至る溝を設け、溝の内面は光を反射または吸収
する物質で被覆して光が溝を通して他のチャネルに透過
することを有効に防止する。更にクラッド層の上には遮
光性の樹脂を被覆してクラッド層の上面から光が外部に
漏れ出すのを防止する。このようにして、光クロストー
クの軽減を図っている。
光機能デバイスで、遮光性の樹脂は、クラッド層との境
界面で導波路から放射された光を反射しにくい特性を持
つことを特徴としている。
から放射された光を反射しないで吸収する特性を有する
ことで不要である放射光が元の導波路に戻ることを防い
でいる。
光機能デバイスで、遮光性の樹脂は、導波路の等価屈折
率に近い屈折率を持つことを特徴としている。
より遮光性の樹脂が導波路側からの光を効果的に吸収す
ることができる。
光機能デバイスで、遮光性の樹脂は、電気的絶縁性があ
ることを特徴としている。
ド層の上の遮光性の樹脂が電気的絶縁性を持つことで、
その上または下に電極パターンを配置してもこれが短絡
するといった不都合を回避することができる。
(ロ)この基板上に間隔を置いて形成された複数の導波
路と、(ハ)基板にそれぞれ配置され、それらの一方の
側面に前記した複数の導波路のうちの対応する1本の端
面を露出させた窪みと、(ニ)これらの窪みに配置され
導波路端面から出射する光の少なくとも一部を受光する
受光手段と、(ホ)窪みの内面のうち導波路の端面を少
なくとも除く部位に光を反射または吸収する物質で被覆
された被覆部材とを光機能デバイスに具備させる。
上に間隔を置いて形成された複数の導波路を伝搬する光
をそれぞれ対応する受光手段で受光するようにしてい
る。このとき、受光手段はそれぞれの導波路の一方の端
面を露出した窪みに配置されているが、これらの端面を
少なくとも除く窪みの部位には光を反射または吸収する
物質で被覆されている。これにより、光が窪みの内面か
ら他のチャネルに漏れ出すことを抑制すると共に外部か
らの迷光の侵入を防ぐことができる。導波路の端面を少
なくとも被覆しないことにしたのは、この端面から光が
射出されるからである。
光機能デバイスで、窪みには、導波路端面から出射する
光の少なくとも一部を反射させる反射部材が設けられて
おり、この反射部材によって反射された光が受光手段で
受光されることを特徴としている。
段が光を効率的に受光するようにしている。
光機能デバイスで、反射部材は反射ミラーであることを
特徴としている。
材を反射ミラーで構成する例を示している。
光機能デバイスで、被覆部材は導波路の端面を露出させ
た面を除く他の面を被覆していることを特徴としてい
る。
の端面と同一面を構成する面を除いて残りの面を被覆す
ることにしている。請求項5では導波路の端面を少なく
とも除くことにしており、導波路の端面と同一面でも導
波路の端面そのものでなければ被覆することが可能であ
る点で請求項8記載の発明と相違する。請求項8記載の
発明とすることで、被覆工程が簡略化する。
光機能デバイスで、前記した複数の導波路のうちの奇数
番目に対応する窪みを結ぶ第1の列と偶数番目に対応す
る窪みを結ぶ第2の列とは導波路の長手方向に所定の間
隔を置いていることを特徴としている。
目の受光素子と偶数番目の受光素子が導波路の長手方向
に互い違いに配置されることで、隣接する受光素子の実
質的な間隔を倍にして、光クロストークの軽減を図って
いる。
の光機能デバイスで、導波路基板の第1の列と第2の列
との間には、光を反射または吸収する物質による帯状の
壁が形成されていることを特徴としている。
の導波路の間にそれぞれ光を反射または吸収する物質に
よる帯状の壁を形成することで、各導波路に混入する迷
光の軽減を図っている。
の光機能デバイスで、窪みはそれぞれ光を透過する物質
で充填されていることを特徴としている。
透過する物質を窪みに充填することで受光面を保護し、
その上に光を吸収あるいは反射する物質を被覆しても受
光素子への光の伝達を妨げない。
の光機能デバイスで、受光手段のそれぞれは光を吸収あ
るいは反射する物質で被覆されていることを特徴として
いる。
手段のそれぞれを光を吸収あるいは反射する物質で被覆
することで、外部への光の漏れ出しや外部から受光素子
への光の侵入を防止することができる。
載の光機能デバイスで、光を吸収あるいは反射する物質
は、クラッド層との境界面で導波路から放射された光を
反射しにくい特性を持つことを特徴としている。
路から放射された光を反射しないで吸収する特性を有す
ることで光が外部に漏れ出すのを防いでいる。
載の光機能デバイスで、光を吸収あるいは反射する物質
は、導波路の等価屈折率に近い屈折率を持つことを特徴
としている。
路の等価屈折率に近くすることで、導波路側からの光を
効果的に吸収することができる。
載の光機能デバイスで、光を吸収あるいは反射する物質
は、電気的絶縁性があることを特徴としている。
吸収あるいは反射する物質が電気的絶縁性を持つこと
で、その上または下に電極パターンを配置してもこれが
短絡するといった不都合を回避することができる。
の少なくとも一部の領域に金属層を形成する金属層形成
ステップと、(ロ)この金属層形成ステップで形成した
金属層の上に間隔を置いて複数の導波路を形成する導波
路形成ステップと、(ハ)クラッド層の上面から金属層
または基板に至り、前記した複数の導波路コアそれぞれ
の中間位置に設けられた細長い窪みとしての溝を形成す
る溝形成ステップと、(ニ)この溝形成ステップで形成
された溝の内面を、光を反射または吸収する物質で被覆
する溝内面被覆ステップと、(ホ)クラッド層の上を遮
光性の樹脂で被覆する遮光性樹脂被覆ステップとを光機
能デバイスの製造方法に具備させる。
上の少なくとも一部の領域に金属層を形成し、金属層の
上に間隔を置いて複数の導波路を形成することで、導波
路から基板に漏れ出した光が他の導波路に入り込むこと
を防止し、光クロストークの軽減を図っている。また、
形成した導波路の各コアとコアの間のクラッドに金属層
または基板に至る溝を形成する溝形成ステップと、この
溝形成ステップで形成した溝の内面に光を反射または吸
収する物質を被覆する遮光性樹脂被覆ステップを備えて
いるので、導波路の各コアとコアの間に溝を形成して溝
の内面に光を反射または吸収する物質を被覆すること
で、光クロストークの更なる軽減を達成することができ
る。
を形成する基板層形成ステップと、(ロ)この基板層形
成ステップで形成された基板層上に互いに間隔を置いて
複数の導波路を形成する導波路形成ステップと、(ハ)
この導波路形成ステップで形成された導波路の端面を1
つの面に露出させるようにそれぞれの導波路に対応した
窪みを形成する窪み形成ステップと、(ニ)この窪み形
成ステップで形成した窪みに導波路の端面から出射する
光を反射する反射部材を配置する反射部材配置ステップ
と、(ホ)窪み形成ステップで形成した窪みにおける導
波路の端面を少なくとも除くその他の部位に光を反射ま
たは吸収する物質を被覆する被覆ステップとを光機能デ
バイスの製造方法に具備させる。
項5記載の発明としての光機能デバイスの製造方法を示
している。これにより、光が窪みの内面から他のチャネ
ルに漏れ出すことを抑制すると共に外部からの迷光の侵
入を防ぐ事ができる。
バイスの基板構造を表わしたものである。本実施例の光
機能デバイス200の導波路基板201には、所定の間
隔を置いて互いに並行に第1〜第Nの導波路コア202
1、2022、……202Nが形成されている。これら第
1〜第Nの導波路コア2021、2022、……202 N
の図で右側の端部には、破線で示した第1〜第Nの受光
素子2031、2032、……203Nとこれらに光を反
射させるための第1〜第Nのミラー収容室2041、2
042、……204Nとがそれぞれ配置されるようになっ
ている。また、第1〜第Nの導波路コア2021、20
22、……202Nの中間位置と第1および第Nの導波路
コア2021、202Nの更に外側の箇所には、第1〜第
Nの導波路コア2021、2022、……202Nとそれ
ぞれ並行に遮蔽溝2051〜205 N+1が順に配置されて
いる。
子が取り付けられる箇所の周辺を具体的に表わしたもの
であり、図3はこの箇所をA−A方向に切断したもので
ある。図1に破線で示した第2〜第Nの受光素子203
2……203Nの取り付けられる箇所も、第1の受光素子
2031の取り付けられる箇所と同一の構造となってい
るので、それらの箇所の説明は省略する。また、図2で
は第1の受光素子2031を破線で示している。
ける第1の受光素子2031に対応する位置の四隅に
は、それぞれ台座211〜214が形成されている。こ
れらの台座211〜214は図3に示すように導波路基
板201の上面に凸状になるように形成されており、こ
れらの上に更に第1の受光素子2031が固定されてい
る。台座211〜214の一部または全部は、第1の受
光素子2031から電気信号を取り出す端子としても使
用される。第1の導波路コア2021の端面221は、
ミラー収容室2041の壁面227に露出している。ミ
ラー収容室2041は全体として直方体形状の窪みとな
っており、その底部中央に反射ミラー222が固設され
ている。ミラー収容室2041の図で右側の部分には、
この空間を延長させるように溝224が形成されてい
る。溝224の右端部分225は、その上部を覆う第1
の受光素子2031の右端から若干、食み出す位置まで
伸びている。また、ミラー収容室2041の内壁には、
壁面227を除いて、反射膜226が形成されている。
溝224の内壁にも同様に反射膜226が形成されてい
る。なお、台座211〜214は、導波路基板201の
上に別の工程で形成することも可能であるが、本実施例
では第1の導波路コア2021と同じ層を台座211〜
214に相当する場所に形成しておくことで、基板表面
がこれらの厚さだけ凸状に出っ張ることを利用して形成
している。
て残りの面に反射膜を形成するプロセスを示したもので
ある。ここでは図を煩雑にしないために図2および図3
に示したミラー収容室2041を簡略化して図示してい
る。
室2041の断面を表わしたものである。壁面227に
は第1の導波路コア2021の端面が露出している。こ
の状態で同図(b)に示すように金等の金属を、矢印2
31で示す角度でミラー収容室2041に向けて蒸着す
る。矢印231が導波路基板201の上面と垂直方向と
なす角度θは15度とした。但しこの角度θは0度(垂
直)から90度(水平)まで任意に調整可能である。こ
れにより、壁面227を除くミラー収容室2041の全
面に金属膜が蒸着される。スパッタリングによって金属
膜を同様に形成することも可能である。
のは、第1の導波路コア2021から光が出力されるの
を妨害しないようにするためである。また、壁面227
を除いた残りの面に反射膜を形成することにしたのは、
第1の導波路コア2021の端面からミラー収容室20
41に入射した光のうち図3に示した第1の受光素子2
031に入射する以外の光が導波路基板201の内部に
透過し、迷光として他のチャネルに影響を及ぼすことを
防止するためである。したがって、ミラー収容室204
1に形成する膜は反射膜226に限る必要はなく、光を
吸収する物質であってもよい。
等を形成する他の手法を示したものである。図4では斜
め方向から金属を蒸着する斜め成膜について説明した
が、このように成膜する方向を斜めにする必要は必ずし
もない。この図5に示すようにミラー収容室2041の
手前に所定の形状のマスク部材241を配置して、第1
の導波路コア2021の端面を少なくとも除くようにし
て残りの面に反射用あるいは吸収用の物質を付着あるい
は形成するようにしてもよい。
室2041および溝224の部分に金で蒸着を行い、そ
の後に図3に示した反射ミラー222をミラー収容室2
04 1の底部に固設する。なお、本実施例では反射ミラ
ー222を金で成形することにしたが、反射ミラー22
2と同一形状の部品をミラー収容室2041に予め形成
あるいは固設しておき、この後に金等の金属を蒸着し、
ミラー面の形成とミラー収容室2041の反射膜等の形
成を同時に行うことも可能である。
成し、また反射ミラー222を固設したら、図3に示し
たように第1の受光素子2031を台座211〜214
に固定する。台座211〜214のうち所定のものは導
波路基板201の上の図示しない電極パターンに接続さ
れており、第1の受光素子2031の受光出力がこの電
極パターンを通じて図示しない回路部分に供給可能とな
る。
第1の受光素子2031の取り付けが終了したら、図2
および図3に示した溝224から信号光を通過させる樹
脂をミラー収容室2041内に注入すると共に、第1の
受光素子2031の上を遮光性樹脂で覆う。この遮光性
樹脂は、図示しない電極パターンと接触しても短絡しな
いように絶縁性能を持つ。
周辺を断面で示したものである。ミラー222の配置さ
れたミラー収容室2041の内部ならびに第1の受光素
子2031の僅か上部までを覆う形で信号光の波長域で
透過性のある樹脂242が充填あるいは被覆されてい
る。この樹脂242は、図1に示した第1〜第Nの受光
素子2031、2032、……203Nごとに独立したア
イランド状態で配置され、これらの更に上部を覆うよう
に、各信号光の波長域で共に透過性のない遮光性あるい
は光吸収性の樹脂243が被覆されている。これによ
り、チャネル間での迷光による光クロストークを効果的
に減少させることができる。
ロストークの発生を防止する他の手法を表わしたもので
ある。実施例ではミラー収容室2041の内部を含めて
各受光素子203を樹脂で覆うことにしたが、図7に示
すように導波路基板201の上面における各受光素子2
031、2032、……の間に遮光性あるいは光を吸収す
る性質の樹脂からなる光ブロック材251を配置しても
よい。これにより、受光素子2031、2032、……と
導波路基板201の隙間から外部に漏れ出した光が他の
チャネルにまで迷い込む割合を大幅に減少させることが
できる。
囲の遮蔽溝の部分を導波路の長手方向と直角方向に切断
したものである。本実施例の光機能デバイス200は、
図1に示した第1〜第Nの導波路コア2021、20
22、……202Nを挟むように遮蔽溝2051、20
52、2053……を順に配置した構造となっており、更
にこれら遮蔽溝2051、2052、2053……の壁面
は金属コートされている。また、導波路基板201を構
成する基板層271の上面には金属層272が形成され
ており、各導波路コア2021、2022、……の上面に
は遮光樹脂からなる光ブロック材273が堆積されてい
る。この光ブロック材273は、図示しない電極パター
ンと接触しても短絡しないように絶縁性能を持ち、導波
路側からの光を効果的に吸収するために導波路の等価屈
折率と近い屈折率を持つ材料を選定した。これにより、
コア(導波路コア)202からクラッド262に漏れ出
した光が外部に漏洩することがなくなり、迷光として他
のチャネルに影響を与えたり、基板層271側に漏れ出
した光が他のチャネルに混入して同様に他のチャネルに
影響を与えることを効果的に防止することができる。
とその周囲の遮蔽溝の部分の製造プロセスの要部を表わ
したものである。このうち同図(a)は、基板層271
の上面に金属層272を形成し、更にその上に各導波路
コア2021、2022、……ならびにクラッド262を
形成した後の状態を表わしたものである。この状態で、
各導波路コア2021、2022、……を含んだ所定幅の
領域に金属またはレジストからなるマスク材281を配
置する。
置(RIE)を使用してエッチングを行い、遮蔽溝20
51、2052、……を形成した状態を表わしたものであ
る。この後に、同図(c)に示すように蒸着あるいはス
パッタリング等によってクロム等の金属を成膜して金属
コート層291を形成する。そして、マスク材281を
除去した後に同図(d)に示すように遮光性の樹脂から
なる光ブロック材273を付着させる。これにより、図
8に示した構造が実現する。
同図(b)に示した工程の後にマスク材281を除去
し、クラッド262の上面も金属で成膜するようにして
もよい。
1〜第Nの受光素子2031、2032、……203Nの
部分での迷光への対策だけでなく、これら受光素子20
31、2032、……203Nに至る第1〜第Nの導波路
コア2021、2022、……202Nの部分でも迷光へ
の対策を行った。このため、光機能デバイス200の集
積度が高まっても各波長あるいはチャネル間の光クロス
トークを効果的に軽減させることができる。したがっ
て、光機能デバイス200の小型化と高集積化によるコ
ストダウンを図ることが可能になる。
光機能デバイスを示したものである。図10で先の実施
例の図1と同一部分には同一の符号を付しており、これ
らの説明を適宜省略する。この変形例の光機能デバイス
200Aは、導波路基板201A上の第1、第3等の奇
数番目の受光素子2031、2033、……が1つの列上
に配置されており、第2、第4等の偶数番目の受光素子
2032、2034、……が他の列上に配置されている。
これら2つの列は所定の間隔Lだけ離れている。このよ
うに第1〜第8の受光素子2031、2032、……20
38を交互に千鳥状に配置することで、同一列で見ると
これらの受光素子203の配置間隔が2倍に広がり、光
クロストークを軽減させることができる。
に、アレイ型の受光機能付き多チャネル光導波路で、光
クロストークを減少させる場合、図14に示したように
曲がり導波路を用いて導波路をファンナウトする。この
ときの導波路基板101(図14)の面積増加分を考え
る。今、ファンナウト前の導波路間隔をP1とし、ファ
ンナウト後の導波路間隔をP0とする。また、導波路本
数をNとし、最小曲げ半径をRとする。
をh101とすると、これは次の(1)式で表わすことが
できる。 h101=(P0−P1)*(N−1) ……(1)
w101とすると、これは次の(2)式で表わすことがで
きる。 w101=√(h101R/2−(h101 2/8) ……(2)
状に配置するものとする。この場合の列間の距離をLと
し、導波路基板201Aの千鳥状配置による幅をh201
とし、長さの増加分をw201とする。幅h201は次の
(3)式で、また長さの増加分w 201は次の(4)式で
表わすことができる。 h201=P1*(N−1) ……(3) w201=(N−1)*P1*L ……(4)
間隔(P0、L)を所望の距離まで離したとき、本発明
の千鳥状の配置による導波路基板201Aの面積の増加
分(L*h201)は、ファンナウトの面積増加分((h
201+h101)*w101)よりも小さくなる条件で千鳥状
の配置を採用することで、導波路基板201Aの面積を
導波路基板101のそれよりも縮小することが可能にな
る。
子2032、2034、……の列と、奇数番目の受光素子
2031、2033、……の列の間の導波路基板201A
上面に、遮光部材301を帯状に塗布している。これに
より、一方の列の2032、2034、……から出た光が
他方の列の受光素子2031、2033、……に影響する
可能性を大幅に低減することができる。したがって、先
の実施例で説明した各種の迷光への対策の一部または全
部を更に採用することで、光機能デバイス200Aの光
クロストークを効果的に軽減させ、その小型化を図ると
共に高集積化によるコストダウンを図ることが可能にな
る。更に、列数を増やすことによって、さらなる高集積
化も可能になる。
ミラー収容室を表わしたものである。この第2の変形例
のミラー収容室204Aは、導波路コア202の端面が
位置する壁面227Aが反射ミラー222に向けてV字
状に突出するような形状となっている。このような折れ
曲がった形状の壁面227Aに対して、図4で説明した
ような斜め成膜を行うと、この壁面227Aにおける金
属の蒸着される側の2つの面227AA、227ABに
金属の層が形成される。これにより2つの面227A
A、227ABは、他から迷光401、402がミラー
収容室204Aに入射しようとしたとき、これらを外部
に反射する。この結果、他のチャネル等から到来した迷
光によって、この図に示していない受光素子203の検
出出力が影響を受けることを軽減させることができる。
ミラー収容室を表わしたものである。この第3の変形例
のミラー収容室204Bは、導波路コア202の端面が
位置する壁面227と反射ミラー222の中間的な位置
で、かつ導波路コア202の端面以外から入射する光を
避けるべき位置に、壁面227とほぼ並行に反射用突片
411、412を配置している。これらの反射用突片4
11、412も、図4で説明したような斜め成膜によっ
て、導波路コア202の端面が位置する壁面227と対
向する側に金属膜が形成される。したがって、導波路コ
ア202による光の入射経路からずれてミラー収容室2
04Bに入射しようとする迷光が、第2の変形例の場合
と同様にこれらの金属膜によって反射され、この図に示
していない受光素子203の検出出力に悪影響を与える
ことを抑制することができる。
を示したものである。図13で図3と同一部分には同一
の符号を付しており、これらの説明を適宜省略する。こ
の第4の変形例における窪み501は先の実施例のミラ
ー収容室2041(図3参照)と同様に形成されるが、ミ
ラーは収容されていない。窪み501の底面には受光素
子としてのフォトダイオード502が固着されており、
第1の導波路コア2021の端面221からの出射光を
受光するようになっている。フォトダイオード502か
らの出力電流は、フォトダイオード502の上面に接続
したワイヤ503、504によって、導波路基板の表面
の図示しない電極パターンと接続されている。
る第1の導波路コア2021の端面221を含む面以外
の面には、反射膜226が形成されている。これは、先
の実施例と同様に斜め方向から金属を蒸着する斜め成膜
で簡単に形成することができる。
なくとも1極を、窪みの底面の金属からなる反射膜22
6を経由して接続することも可能である。また、サブキ
ャリアに固定したフォトダイオード(図示せず)を実装
することによって、導波路基板表面の電極パタンを不要
とすることも可能である。
路コア2021等の導波路コアの端面221を含む壁面
227の全面に反射膜226を形成しなかったが、導波
路コアの端面221のみを除外して壁面227の残りの
面に対しても反射膜226を形成することは自由であ
る。これにより、光クロストークの一層の軽減を図るこ
とができる。
の材料について特に言及しなかったが、次のような金属
をコートすることが好適である。コートの安定性の観点
からは、Au、Pt、Cr。コートする厚さに対する透
過率の低さからは、Ti、Pt、Ni、W。もちろん、
これらの金属は例示であり、これら以外の材料でコート
する場合も本発明が適用されることは当然である。
項16記載の発明によれば、導波路コアから漏れ出した
光が基板を通して他の導波路コアに混入するのを金属層
が阻止するので、光クロストークを減少させることがで
きる。また、複数の導波路コアそれぞれの中間位置に、
クラッド層の上面から金属層または基板に至る溝を設け
ることにしたので、チャネル間の信号光の分離を行うこ
とができ、この点でも光クロストークを減少させること
ができる。更に、溝の内面が光を反射または吸収する物
質で被覆されていることで、光が溝を通して他のチャネ
ルに透過することを有効に防止することができる。ま
た、クラッド層の上には光を吸収あるいは反射する物質
を被覆することができる。
脂は、電気的絶縁性があるので、電極線や電子部に塗布
しても問題ないため、部品の集積度を挙げることで光機
能デバイスの小型化を図ることができる。
7記載の発明によれば、窪みを設けて光を受光すること
にしたので、光機能デバイスの小型化を図ることがで
き、しかも窪みの内面のうち導波路の端面を少なくとも
除く部位を、光を反射または吸収する物質で被覆してい
るので、光が窪みの内面から基板内部を通って他のチャ
ネルに漏れ出すことを抑制することができる。
面と同一面を構成する面を除いて残りの面を被覆するこ
とにしているので、被覆工程が簡略化する。
路のうちの奇数番目に対応する窪みを結ぶ第1の列と偶
数番目に対応する窪みを結ぶ第2の列とは導波路の長手
方向に所定の間隔を置いているので、隣接する受光素子
の実質的な間隔を倍にすることができ、光クロストーク
の軽減を図ることができる。
板の第1の列と第2の列との間には、光を反射または吸
収する物質による帯状の壁が形成されているので、各導
波路に基板を介して混入する光の軽減を図っている。
を透過する物質を窪みに充填することで受光面を保護
し、その上に光を吸収あるいは反射する物質を被覆して
も受光素子への光の伝達を妨げない。これにより、部品
の集積度を上げることができる。
手段のそれぞれを光を吸収あるいは反射する物質で被覆
することで、外部への光の漏れ出しや外部から受光素子
への光の侵入を防止することができる。
収あるいは反射する物質は、電気的絶縁性があるので、
その上に電極パターンを配置してもこれが短絡するとい
った不都合を回避することができ、部品の集積度を上げ
ることができる。
板構造を表わした平面図である。
が取り付けられる箇所の周辺を具体的に表わした平面図
である。
残りの面に反射膜を形成するプロセスを示した断面図で
ある。
示した断面図である。
容室周辺を表わした断面図である。
防止する他の手法を表わした断面図である。
遮蔽溝の部分を導波路の長手方向と直角方向に切断した
断面図である。
遮蔽溝の部分の製造プロセスの要部を表わした断面図で
ある。
スを示した平面図である。
を表わした平面図である。
を表わした平面図である。
ードを収容した窪みの周囲を表わした断面図である。
策を施した光機能デバイスの平面図である。
Claims (17)
- 【請求項1】 基板と、この基板上の少なくとも一部の
領域に形成した金属層と、 この金属層の上に形成したクラッド層と、 このクラッド層中に間隔を置いて配置された複数の導波
路コアと、 これら複数の導波路コアそれぞれの中間位置に設けられ
た細長い窪みであって、内面が光を反射または吸収する
物質で被覆され、前記クラッド層の上面から前記金属層
または前記基板に至る溝と、 前記クラッド層の上を被覆した遮光性の樹脂とを具備す
ることを特徴とする光機能デバイス。 - 【請求項2】 前記遮光性の樹脂は、前記クラッド層と
の境界面で導波路から放射された光を反射しにくい特性
を持つことを特徴とする請求項1記載の光機能デバイ
ス。 - 【請求項3】 前記遮光性の樹脂は、導波路の等価屈折
率に近い屈折率を持つことを特徴とする請求項1記載の
光機能デバイス。 - 【請求項4】 前記遮光性の樹脂は、電気的絶縁性があ
ることを特徴とする請求項1記載の光機能デバイス。 - 【請求項5】 基板と、 この基板上に間隔を置いて形成された複数の導波路と、 前記基板にそれぞれ配置され、それらの一方の側面に前
記複数の導波路のうちの対応する1本の端面を露出させ
た窪みと、 これらの窪みに配置され導波路端面から出射する光の少
なくとも一部を受光する受光手段と、 前記窪みの内面のうち前記導波路の端面を少なくとも除
く部位に光を反射または吸収する物質で被覆された被覆
部材とを具備することを特徴とする光機能デバイス。 - 【請求項6】前記窪みには、前記導波路端面から出射す
る光の少なくとも一部を反射させる反射部材が設けられ
ており、この反射部材によって反射された光が前記受光
手段で受光されることを特徴とする請求項5記載の光機
能デバイス。 - 【請求項7】 前記反射部材は反射ミラーであることを
特徴とする請求項6記載の光機能デバイス。 - 【請求項8】 前記被覆部材は前記導波路の端面を露出
させた面を除く他の面を被覆していることを特徴とする
請求項5記載の光機能デバイス。 - 【請求項9】 前記複数の導波路のうちの奇数番目に対
応する前記窪みを結ぶ第1の列と偶数番目に対応する前
記窪みを結ぶ第2の列とは導波路の長手方向に所定の間
隔を置いていることを特徴とする請求項5記載の光機能
デバイス。 - 【請求項10】 前記導波路基板の前記第1の列と第2
の列との間には、光を反射または吸収する物質による帯
状の壁が形成されていることを特徴とする請求項9記載
の光機能デバイス。 - 【請求項11】 前記窪みはそれぞれ光を透過する物質
で充填されていることを特徴とする請求項5記載の光機
能デバイス。 - 【請求項12】 前記受光手段のそれぞれは光を吸収あ
るいは反射する物質で被覆されていることを特徴とする
請求項5記載の光機能デバイス。 - 【請求項13】 前記光を吸収あるいは反射する物質
は、前記クラッド層との境界面で導波路から放射された
光を反射しにくい特性を持つことを特徴とする請求項1
2記載の光機能デバイス。 - 【請求項14】 前記光を吸収あるいは反射する物質
は、導波路の等価屈折率に近い屈折率を持つことを特徴
とする請求項12記載の光機能デバイス。 - 【請求項15】 前記光を吸収あるいは反射する物質
は、電気的絶縁性があることを特徴とする請求項12記
載の光機能デバイス。 - 【請求項16】 基板上の少なくとも一部の領域に金属
層を形成する金属層形成ステップと、 この金属層形成ステップで形成した金属層の上に間隔を
置いて複数の導波路を形成する導波路形成ステップと、 前記クラッド層の上面から前記金属層または前記基板に
至り、前記複数の導波路コアそれぞれの中間位置に設け
られた細長い窪みとしての溝を形成する溝形成ステップ
と、 この溝形成ステップで形成された溝の内面を、光を反射
または吸収する物質で被覆する溝内面被覆ステップと、 前記クラッド層の上を遮光性の樹脂で被覆する遮光性樹
脂被覆ステップとを具備することを特徴とする光機能デ
バイスの製造方法。 - 【請求項17】 基板層を形成する基板層形成ステップ
と、 この基板層形成ステップで形成された基板層上に互いに
間隔を置いて複数の導波路を形成する導波路形成ステッ
プと、 この導波路形成ステップで形成された導波路の端面を1
つの面に露出させるようにそれぞれの導波路に対応した
窪みを形成する窪み形成ステップと、 この窪み形成ステップで形成した窪みに前記導波路の端
面から出射する光を反射する反射部材を配置する反射部
材配置ステップと、 前記窪み形成ステップで形成した窪みにおける前記導波
路の端面を少なくとも除くその他の部位に光を反射また
は吸収する物質を被覆する被覆ステップとを具備するこ
とを特徴とする光機能デバイスの製造方法。
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