JP4440221B2 - 光モジュール - Google Patents

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Description

本発明は,光モジュールに関し,より詳細には,単一の光ファイバを伝搬する,2以上の異なる波長の光信号の送受信に好適な光モジュールの構造に関する。
光通信の分野,特にファイバトゥザホーム(FTTH)において,1本の光ファイバに波長の異なる2種の光信号を双方向に伝搬させて通信を行う一芯双方向通信方式が普及してきている。例えば,異なる2種の波長の光を1本の光ファイバに入射させて双方向通信を行う方式がある(例えば,非特許文献1)。
図6は,従来の一芯双方向光通信用の送受信モジュールの構成を示す説明図である。図6に示すように,従来の送受信モジュールは,略直方体のハウジング10の内部に,波長選択性を有する波長フィルタ11が配設されている。また,ハウジング10の外壁には,光ファイバ17,発光素子(以下,「LD」とする。)12および受光素子(以下,「PD」とする。)13が配設されており,光ファイバ17,LD12およびPD13それぞれに対して光ファイバ用レンズ14,LD用レンズ15およびPD用レンズ16が設けられている。
LD12から出射された波長λ1の光信号は,LD用レンズ15により平行ビームに変換されて,波長フィルタ11によって約90°反射された後,光ファイバ用レンズ14により光ファイバ17へ集光されて伝搬される。一方,光ファイバ17を伝搬してきた波長λ2の光信号は,光ファイバ用レンズ14により平行ビームに変換されて,波長フィルタ11を透過した後,PD用レンズ16によってPD13に集光される。
特開平6−160674号公報 「レセプタクル形双方向波長多重光モジュールI」,小楠正大,他2名,1996年電子情報通信学会エレクトロニクスソサイエティ大会,C−208,p208
このような一芯双方向光通信モジュールにおいて,迷光と呼ばれる正規の屈折や反射以外の要因で生じる結像に望ましくない光がPDに入射することが問題になっている。例えば,図6に示すように,LDからの出射光が直接PDに入射するPのような光は迷光とよばれ,ノイズとなってデータが劣化してしまい,信号の判別が付き難くなったり,エラーが増大するなどの問題が生じる原因と考えられている。このような問題に対し,例えば特許文献1には,LDからの光路を曲げることによりPDへの迷光を妨げる方法が提案されているが,設計が複雑であるため,更なる改善が求められている。
また,1つの基板にLD,PDを集積化した一芯双方向光通信モジュールの場合,さらに,光路からの迷光以外にパッケージ内部で反射する迷光も問題になる。かかる迷光を防止するためにPDの周囲を樹脂で覆う方法も提案されているが,樹脂の応力によってPDが基板から剥離してしまう恐れがある。
そこで,本発明は,上記問題に鑑みてなされたものであり,本発明の目的とするところは,受光素子に入射する迷光を低減させることの可能な,新規かつ改良された光モジュールを提供することにある。
上記課題を解決するために,本発明のある観点によれば,第1の基板と,該第1の基板上に載置される発光素子と,波長分波器と,受光素子と,レンズ素子とを備え,受光素子を載置すると共に該受光素子の少なくとも一部を金属膜により包囲可能に形成された第2の基板を具備してなる光モジュールが提供される。
かかる構成によれば,受光素子は,少なくともその周囲の一部を金属膜により包囲可能に設けられる。かかる金属膜は,発光素子から直接受光素子に入射しようとする光を遮断するために設けられ,これにより受光素子の周囲から入射する迷光の量を低減することができる。したがって,受光素子の性能を劣化させる要因となる迷光が受光素子に入射するのを低減させることができる。そして,好ましくは,第2の基板に設けられた金属膜の高さを,第2の基板に載置された受光素子側面の高さ以上に形成することにより,受光素子の側面を金属膜によって覆うことができる。これにより,迷光をより確実に遮断することができる上,従来と比較して極めて簡単な方法で上記課題を解決できる。
上記光モジュールを構成する第2の基板は,例えばシリコンを含む材料から形成することができる。このとき,第1の基板と第2の基板とを同一材質から形成すれば,第1の基板と第2の基板とを接合させても,これらの間に歪みが生じることを抑制できる。また,金属膜は,迷光を遮断するのに優れ,薄膜形成に優れた金を含む材料から形成することができる。
また,上記課題を解決するために,本発明の別の観点によれば,第1の方向にエッチング形成された第1の溝構造と第1の方向と90度をなす第2の方向にエッチング形成された第2の溝構造とを有する第1の基板と,第1の基板上に配置され,波長に応じて光を透過または90度反射する,キューブ型の波長分波器と,第1の溝構造に配置された発光素子側レンズ素子と,第2の溝構造に配置された受光素子側レンズ素子と,第1の溝構造の端部近傍に配置され,光を発光し,発光素子側レンズ素子および波長分波器を介して外部への出射光とするための発光素子と,第2の溝構造の端部近傍に載置され,凹部が形成された第2の基板と,第2の基板の凹部に配置され,外部からの入射光を波長分波器および受光素子側レンズ素子を介して受光する受光素子と,を備える光モジュールが提供される。第2の基板に形成された凹部の高さは,受光素子の高さ以上であり,凹部の少なくとも内側面には,金属膜が設けられていることを特徴とする。
かかる光モジュールも,第1の基板と別基板である第2の基板が設けられ,第2の基板には受光素子が収容される凹部が形成される。この際,第2の基板に形成された凹部の高さを受光素子の高さ以上とすることにより,受光素子の側面から入射する迷光の量を低減することができる。また,凹部の少なくとも内側面に赤外光を遮断するための金属膜を設けることにより,さらに受光素子の側面方向から入射する迷光の量を低減することができる。このように構成することにより,受光素子の性能を劣化させる要因となる迷光が受光素子に入射するのを低減させることができる。
以上説明したように本発明によれば,受光素子に入射する迷光を低減させることができるので,極めて精度の高い光モジュールを提供することができる。
以下に添付図面を参照しながら,本発明の好適な実施の形態について詳細に説明する。なお,本明細書及び図面において,実質的に同一の機能構成を有する構成要素については,同一の符号を付することにより重複説明を省略する。
まず,本発明の実施形態にかかる光モジュールについて説明する。ここで,図1は,本実施形態にかかる光モジュールの概略構成を示す概略斜視図である。
本実施形態にかかる光モジュール100は,図1に示すように,V溝112a,112bを有する第1の基板110と,発光素子の一例としてレーザダイオード(Laser Diode,以下,「LD」という。)120と,受光素子の一例としてフォトダイオード(Photo Diode,以下,「PD」という。)130と,波長分波器140と,レンズ素子150a,150bと,第1の基板110上に載置された第2の基板160とを有して構成されている。以下,各構成要素について詳細に説明する。
第1の基板110は,光モジュール100を構成する各構成要素が配置される基板であり,例えばシリコン基板からなる。第1の基板110は,略直交する2つの溝が形成されており,かかる溝によって3つの段差部110a,110b,110cと,平面部110dからなる4つの領域に分けて配置が行われる。段差部110aおよび110bの上面には,横断面形状が例えばV字形状であるV溝112a,112bが形成されている。また,段差部110aには,後述するLD120およびレンズ素子150aが配置され,段差部110bには,後述する第2の基板160,PD130およびレンズ素子150bが配置される。そして,第1の基板110の平面部110dには,波長分波器140が載置される。
V溝112a,112bは,第1の基板110をエッチングすることにより形成され,シリコンの(111)面群を斜面に持つような構成で精密に作製されている。V溝112aはLD120側に形成され,V溝112bはPD130側に形成されている。V溝112aの延在する方向とV溝112bの延在する方向とは,90度をなすように形成されている。
LD120は,光を出射する発光素子であり,例えば略直方体形状からなる。LD120は,V溝112aの端部近傍に配置されており,光を発光し,発光素子側レンズ素子150aおよび波長分波器140を介して外部への出射光とする。
PD130は,光を面で受光する受光素子であり,例えば略直方体形状からなる。PD130は,V溝112bの端部近傍に配置されており,外部からの入射光を,波長分波器140および受光素子側レンズ素子150bを介して受光する。PD130は,後述する第2の基板160上に設けられている。PD130の上面には,上方から入射する迷光を遮断するために,例えば金属膜(図示せず。)が設けられている。この金属膜は,赤外光を透過しない材質であればよく,例えば金,アルミニウム,白金,ニッケル,銅,銀等からなり,特に金が好ましい。
波長分波器140は,波長に応じて,光を透過または90度反射する分波器であり,例えばキューブ型の誘電体フィルタを用いることができる。キューブ型の誘電体フィルタを採用することにより,図6に示す従来の波長フィルタ11と比べて,位置合わせが容易であるという利点がある。波長分波器140は,第1の基板110の平面部110d上に載置されており,波長分波器140は,LD120から発光する光(例えば,波長1.3μmの光)を透過し,外部から入射される光(例えば,波長1.49μmの光)を90度反射してPD130に入射する。なお,入射光の波長や角度は仕様により適宜調整されるものであるため,本発明は上記波長,角度等に限定されるものではない。
レンズ素子150a,150bは,光を集光するまたは光を平行光に変換するレンズであり,例えばシリコン製マイクロレンズを用いることができる。レンズ素子150a,150bは,一方の面に,回折光学素子が形成されたレンズ部が形成されている。レンズ部に回折光学素子を用いることにより,レンズ素子150a,150bはマスクパターンの変更で,光を任意の方向へ容易に曲げることができる。また,レンズ素子の縁部は,V溝112a,112bに適合する形状として例えば略円弧状に形成されている。
レンズ素子150aは,LD120側に設けられている。レンズ素子150aのレンズ部は,LD120からの出射光を平行光に変換し,波長分波器140に入射するコリメータレンズとしての機能を有する。一方,レンズ素子150bは,PD130側に設けられている。レンズ素子150bのレンズ部は,波長分波器140により分波された光を集光し,PD130へ入射する集光用レンズとしての機能を有する。
第2の基板160は,本実施形態の特徴的部分であり,PD130を載置して,PD130に入射する迷光を遮断するための基板であり,例えば,第1の基板110と同一材質であるシリコン基板から形成される。第2の基板160は,必ずしも第1の基板110と同一材質から形成しなくともよいが,第1の基板110と同一材質から形成することにより,第1の基板110と第2の基板160とを,例えば半田等により接合させたときに,熱膨張係数の違いにより歪みが生じることを防止できる。なお,かかる第2の基板160の詳細については後述する。
以上,本実施形態にかかる光モジュール100の構成について説明した。次に,図2〜4に基づいて,本実施形態の特徴的部分である第2の基板160の構成について説明する。ここで,図2は,PD130が載置された本実施形態にかかる第2の基板160を示す斜視図である。また,図3は,図2のPD130を取り除いた状態を示す,第2の基板160の斜視図である。さらに,図4は,第2の基板160の正面図である。
まず,第2の基板160の構成について説明する。第2の基板160は,図2および図3に示すように,一対の腕部162,163と,一対の腕部162,163を連結する連結部164とから略コの字形状に形成されている。一対の腕部162,163の互いに対向する側には,傾斜面162a,163aおよびPD130が載置される載置面162b,163bが形成されている。傾斜面162a,163aの傾斜角度は,例えば,54.7°とすることができる。また,第2の基板160には,レンズ素子150bと対向する側(Y軸正方向側)の面が開口した凹部165が形成されている。すなわち,凹部165は,傾斜面162a,163aと,連結部164の内側面164aと,載置面162b,163bとにより形成される。
また,第2の基板160の底面側(Z軸負方向側)は,Y軸方向に沿って開口された開口部166が形成されている。ここで,開口部166は,一対の腕部162,163の内側面162c,163cとによって囲まれる空間をさす。第2の基板160の載置面162b,163bに載置されたPD130は,波長分波器140および受光素子側レンズ素子150bを介した外部からの入射光を,開口部166側から受光する。本実施形態にかかる第2の基板160が例えばシリコン基板から形成されている場合,PD130は,開口部166を形成しなくとも,第2の基板160を介して外部からの光を受光することができるが,PD130の受光面側を開口させることにより,受光効率を高めることができる。
第2の基板160の凹部165は,PD130が迷光を受光しにくくするために形成される。上述したように,PD130は,第2の基板160の開口部166側から外部からの入射光を受光するが,かかる光以外に,PD130の性能を劣化させる原因となる迷光を受光してしまう。そこで,PD130が受光する迷光を低減させるために,PD130を第2の基板160の凹部165内に配置する。このとき,図4に示すように,第2の基板160の凹部165の高さHはPD130の高さh以上となるように(すなわち,H≧hとなるように)形成される。このように,PD130が凹部165から突出しないようにして,迷光のPD130への入射を低減させることができる。
さらに,第2の基板160の凹部165の内面には,金属膜170a,170bおよび170cが設けられている。かかる金属膜170a,170bおよび170cは,第2の基板160が例えばシリコン等の赤外光を透過する材質から形成されている場合,外部からPD130に入射する迷光を遮断するために設けられる。このため,金属膜170a,170bおよび170cは,赤外光を透過しない材質から形成され,例えば金,アルミニウム,白金,ニッケル,銅,銀等からなる。金属膜170a,170bおよび170cは,例えば蒸着器により金属を蒸着させることにより設けることができる。
迷光を遮断する方法としては,従来のようにPD130を樹脂で被覆し,赤外光を吸収させることが考えられる。しかし,上述したように,かかる方法では樹脂の応力によってPD130が基板から剥離してしまう恐れがある。また,赤外光を十分に吸収させるためにはPD130を厚く覆う必要があり,光モジュールのサイズ上の問題も生じる。これに対し,本実施形態にかかる光モジュール100では,迷光遮断のために金属膜170a,170bおよび170cを設けるので,PD130が基板から剥離することもなく,光モジュール100のサイズにもほとんど影響がないという利点がある。
また,凹部165の載置面162b,163bにも金属膜170a,170bを設けることにより,金属膜170a,170bを介してPD130の電流を導く導線としても機能する。PD130の電極(図示せず。)と金属膜170a,170bとが接するようにPD130を配置することにより,PD130から出力される電流を容易に取り出すことができる。この際,PD130の電極(図示せず。)と金属膜170a,170bとは,例えば半田などにより接合される。
このように,光モジュール100に,内部に金属膜170a,170bおよび170cが設けられた凹部165を有する第2の基板160を設け,第2の基板160の凹部165内にPD130を配置する。PD130を凹部165の内部に配置することにより,PD130は迷光を受光しにくくなる。さらに,凹部165の内部に金属膜170a,170bおよび170cを設けることにより,第2の基板160を介して傾斜面162a,163aおよび内側面164a側からPD130へ入射する迷光を金属膜170a,170bおよび170cにより遮断することができる。したがって,PD130が受光する迷光の量を低減されるので,迷光によりデータが劣化することを防止することができ,PD130の性能劣化を防止することができる。
本実施形態にかかる光モジュール100の構成による効果を検証するために,本実施形態にかかる光モジュール100に対して光ファイバを調芯し,LD120を発光させたときのPD130の電流値を測定した。また,比較対象として,第2の基板160を設けず,第1の基板110上にPD130が配置された従来の光モジュールについて,同様に光ファイバを調芯し,LD120を発光させたときのPD130の電流値を測定した。このとき,本実施形態にかかる光モジュール100のPD130の電流値は,従来の光モジュールに搭載されたPDの電流値と比較してほぼ半減した。これは,PD130が発生する電流量は受光量に比例することから,PD130が受光する迷光の量が低減されたことによると考えられる。これにより,PD130の性能劣化が防止され,エラーやノイズが低減されたと考えられる。
以上,本発明の実施形態にかかる光モジュール100について説明した。かかる光モジュール100は,第1の基板110上に,凹部165が形成された第2の基板160を設け,凹部165の内部にPD130を配置することを特徴とする。このとき,凹部165の高さHをPD130の高さh以上とし,凹部165の少なくとも内側面に金属膜170a,170bおよび170cを設けることにより,PD130が受光する迷光の量を低減することができる。
以上,添付図面を参照しながら本発明の好適な実施形態について説明したが,本発明は係る例に限定されないことは言うまでもない。当業者であれば,特許請求の範囲に記載された範疇内において,各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり,それらについても当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。
例えば,上記本実施形態では,第2の基板160の上面および凹部165の内部に金属膜170a,170bおよび170cが設けられているが,本発明はかかる例に限定されず,少なくとも凹部165の傾斜面162a,163aおよび内側面164aに金属膜170a,170bおよび170cが設けられていれば,迷光の入射を低減させることができる。
また,上記実施形態にかかる第2の基板160に設けられた金属膜170a,170bおよび170cは,3つに分離して設けられていたが,本発明はかかる例に限定されず,例えば,図5に示すように,連続したひとつの金属膜170として形成してもよい。この場合,金属膜170は,図2に示す金属膜170a,170bのように異なる極性を有することはできないため,金属膜170を利用して受光素子の電極を引き出す必要のない場合にかかる構成を適用するのがよい。
さらに,上記実施形態にかかる第2の基板160の形状は,略コの字形状であったが,本発明はかかる例に限定されず,第2の基板160にPD130が収容可能な凹部が形成されており,凹部の高さがPD130の高さ以上であればよい。例えば,PD130を第2の基板160の凹部に収容した際に,PD130の側面すべてが囲まれるような凹部が形成された略直方体形状の基板であってもよい。
また,上記実施形態では,第2の基板160に形成された凹部165の内側面は,傾斜を有していたが,本発明はかかる例に限定されず,例えばPD130の載置面162b,163bに対して略垂直となるように形成してもよい。ただし,凹部165の内側面に金属膜170a,170bおよび170cを設ける際,上記実施形態のように凹部165の内側面に傾斜を設ける方が,内側面に金属膜170a,170bおよび170cを蒸着させやすいので,製造上有利である。
本発明の実施形態にかかる光モジュールの概略構成を示す概略斜視図である。 PDが載置された,本発明の実施形態にかかる第2の基板を示す斜視図である。 図2のPDを取り除いた状態を示す,第2の基板の斜視図である。 本発明の実施形態にかかる第2の基板の正面図である。 第2の基板に設けられた金属膜の変形例を示す斜視図である。 従来の一芯双方向光通信用の送受信モジュールの構成を示す説明図である。
符号の説明
100 光モジュール
110 第1の基板
120 発光素子(LD)
130 受光素子(PD)
140 波長分波器
150a,150b レンズ素子
160 第2の基板
165 凹部
166 開口部
170,170a,170b,170c 金属膜

Claims (3)

  1. 第1の基板と,該第1の基板上に載置される発光素子と,波長分波器と,受光素子と,レンズ素子とを備え,
    前記受光素子を載置すると共に該受光素子の少なくとも一部を金属膜により包囲可能に形成された第2の基板を備え,
    前記第2の基板には,前記受光素子を収納するための凹部が形成されており,
    前記第2の基板に設けられた前記金属膜の高さは,前記第2の基板上に載置された前記受光素子の側面の高さ以上に形成され,
    前記第2の基板の前記凹部の内側面には分離された2つの金属膜が形成され,
    前記受光素子は,当該受光素子の各電極が,分離して異なる前記金属膜に接触するように設けられることを特徴とする,光モジュール。
  2. 前記第2の基板は,シリコンを含む材料からなる請求項に記載の光モジュール。
  3. 前記金属膜は,金を含む材料からなる請求項1または2に記載の光モジュール。
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